1989年ねんの映画えいが

1989年ねんの映画えいが（1989ねんのえいが）では、1989年ねん（昭和しょうわ64年ねん/平成へいせい元年がんねん）の映画えいが分野ぶんやの動向どうこうについてまとめる。

出来事できごと

世界せかい

「1989年ねん#できごと」も参照さんしょう

• 3月3日にち - 米国べいこく・ロサンゼルス、日本にっぽん映画えいが見本市みほんいち開幕かいまく。
• 4月がつ1日にち - 『火垂ほたるの墓はか』（高畑たかはた勲いさお監督かんとく）が第だい1回かいモスクワ青少年せいしょうねん映画えいが祭さいグランプリ受賞じゅしょう。
• 4月がつ3日にち - 米べいメジャースタジオのMGM/UAがUAスタジオ部門ぶもんを売却ばいきゃく。
• 4月がつ30日にち - イタリアの映画えいが監督かんとくセルジオ・レオーネ死去しきょ。
• 5月23日にち - 『黒くろい雨あめ』（今村いまむら昌平しょうへい監督かんとく）、第だい42回かいカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさいで、高等こうとう技術ぎじゅつ委員いいん会かい賞しょうグランプリ、および、全ぜんキリスト教会きょうかい審査しんさ委員いいん会かい優秀ゆうしゅう作品さくひん賞しょう受賞じゅしょう。
• 7月がつ24日にち - 米べい出版しゅっぱん大手おおてタイムによるワーナー・コミュニケーションズ買収ばいしゅう決定けってい。新しん会社かいしゃ「タイム・ワーナー」発足ほっそく。
• 8月がつ9日にち - 日本にほんビクター、ロサンゼルスにラルゴ・エンタテイメント社しゃを設立せつりつ。
• 9月15日にち - 『千利休せんのりきゅう 本もと覺さとし坊ぼう遺文いぶん』（熊井くまい啓あきら監督かんとく）、第だい46回かいヴェネツィア国際こくさい映画えいが祭さい銀ぎん獅子しし賞しょう（監督かんとく賞しょう）受賞じゅしょう。
• 9月27日にち - ソニー、米べいコロンビア映画えいが買収ばいしゅう。翌よく28日にちには映画えいが・テレビ製作せいさく会社かいしゃグーパー・ピータースエンターティンメント社しゃ買収ばいしゅう。
• 11月1日にち - 東映とうえい国際こくさい部ぶ、『黒くろい雨あめ』（今村いまむら昌平しょうへい監督かんとく）をパリで拡大かくだい公開こうかい。世界せかい24か国こくとMG〔ミニマム・ギャランティ=最低さいてい保証ほしょう金きん〕付づけ歩合ぶあいで成約せいやく、総額そうがく120万まんUSドルと海外かいがいセールス好調こうちょう。
• 11月21日にち - 『あ・うん』（降旗ふるはた康男やすお監督かんとく）、第だい34回かいアジア太平洋たいへいよう映画えいが祭さい作品さくひん賞しょう受賞じゅしょう。
• 11月30日にち - 俳優はいゆう・三船みふね敏郎としおが仏ふつ芸術げいじゅつ文化ぶんか勲章くんしょう受章じゅしょう。

日本にっぽん

「1989年ねんの日本にっぽん#できごと」も参照さんしょう

• 1月がつ
  • 1月がつ7日にち
    • 昭和しょうわ天皇てんのう崩御ほうぎょ。
    • 映画えいが館かんは半旗はんき掲出けいしゅつ、一部いちぶでは興行こうぎょうを自粛じしゅくしたところも。
    • 東宝とうほうの対応たいおうは、弔旗ちょうきの掲揚けいよう、弔辞ちょうじの掲出けいしゅつ、従業じゅうぎょう員いんの喪章もしょう着用ちゃくよう、弔意ちょういの場内じょうない放送ほうそう、休憩きゅうけい時間じかんの音楽おんがく・CFの中止ちゅうし、呼よび込こみ・場外じょうがい放送ほうそうの中止ちゅうし、華美かびなネオンサインの消灯しょうとうなど、2日間にちかん弔意ちょういを示しめした。
  • 1月がつ14日にち - 『将軍家しょうぐんけ光こうの乱心らんしん・激突げきとつ』（降旗ふるはた康男やすお監督かんとく）、ヒット。
  • 1月がつ16日にち - 新宿しんじゅくロマン劇場げきじょう、64年ねんの歴史れきしを終おえ閉館へいかん。
• 2月がつ
  • 2月がつ1日にち - 東映とうえい、オリジナル・ムービー・シネマの先駆さきがけとなる「東映とうえいVシネマ」の製作せいさく発表はっぴょう。3月10日にち、東映とうえいと東映とうえいビデオ共同きょうどうで「Vシネマ」を発売はつばい、のちにブームに。
  • 2月がつ9日にち - 漫画まんが家か・手塚てづか治虫おさむ死去しきょ。
  • 2月がつ10日とおか - 東京とうきょう調布ちょうふ市し・にっかつ撮影さつえい所しょ、第だい5スタジオで東北新社とうほくしんしゃ使用しようの撮影さつえい機材きざいから出火しゅっか、1人ひとり死亡しぼう。
  • 2月がつ26日にち - 渋谷しぶや東宝とうほう劇場げきじょう、渋谷しぶやスカラ座すからざ、渋谷しぶや文化ぶんか劇場げきじょうの3館かんが再さい開発かいはつのため閉館へいかん。
• 3月がつ
  • 3月11日にち
    • 映画えいが「ドラえもん」シリーズ10作さく目め、『ドラえもん のび太たの日本にっぽん誕生たんじょう』/『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』公開こうかい、大だいヒット。
    • 『オルゴール』（黒土こくど三さん男なん監督かんとく）、東映とうえい洋画ようが系けいで封切ふうきり、ヒット。
    • 東京とうきょう・丸まるの内うち東映とうえいパラスが「丸まるの内うちシャンゼリゼ」と改称かいしょう。
  • 3月17日にち - 東宝とうほう映像えいぞう美術びじゅつ、東宝とうほうアド・センターが参加さんかした『アジア太平洋たいへいよう博覧はくらん会かい』が開幕かいまく（9月がつ3日にちまで）。
  • 3月18日にち - 脚本きゃくほん家か・菊きく島しま隆三りゅうぞう死去しきょ。
  • 3月がつ20日はつか
    • 松竹しょうちく・東映とうえい相談役そうだんやく、東京急行電鉄とうきょうきゅうこうでんてつ会長かいちょう五島ごしま昇のぼる死去しきょ。
    • 赤坂あかさかプリンスホテルで東映とうえい配給はいきゅう、スタジオジブリ制作せいさくの長編ちょうへんアニメーション映画えいが・「魔女まじょの宅急便たっきゅうびん」の製作せいさく発表はっぴょう会かいが開ひらかれ、宮崎駿みやざきはやお（プロデューサー、脚本きゃくほん、監督かんとく）、角野かくの栄子えいこ（童話どうわ絵本えほん作家さっか）、徳間とくま康やすし快かい（徳間書店とくましょてん代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう）、都築つづき幹彦みきひこ（ヤマト運輸やまとうんゆ代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう）、高木たかぎ盛もり久ひさ（日本にほんテレビ代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう）が出席しゅっせき。
  • 3月25日にち - 東宝とうほう映像えいぞう美術びじゅつ、東宝とうほう企画きかく、東宝とうほうアド・センターが参加さんかした『横浜よこはま博覧はくらん会かい』が開幕かいまく（10月がつ1日にちまで）。
• 4月がつ
  • 4月がつ1日にち
    • 消費しょうひ税ぜい（3%）導入どうにゅうに伴ともない、入場にゅうじょう税ぜい廃止はいし。
    • ジョイパックフィルムが「ヒューマックスピクチャーズ」、ジョイパックシネマが「ヒューマックスシネマ」と改称かいしょう。
  • 4月がつ17日にち - サンリオ、毎年まいとし夏休なつやすみに東宝とうほう系けいで「サンリオアニメフェスティバル」を公開こうかいすると発表はっぴょう。
  • 4月がつ22日にち - 『もっともあぶない刑事けいじ』（村川むらかわ透とおる監督かんとく）、東映とうえい洋画ようが系けいで封切ふうきり、連続れんぞくヒット。
• 5月
  • 5月13日にち - 『黒くろい雨あめ』（今村いまむら昌平しょうへい監督かんとく）、東京とうきょう・丸まるの内うちシャンゼリゼで先行せんこうロードショー。
  • 5月24日にち - にっかつ社長しゃちょうに若松わかまつ正雄まさお就任しゅうにん。
• 6月がつ
  • 6月1日にち - NHK衛星えいせい放送ほうそう、本ほん放送ほうそう開始かいし。8月1日にち、有料ゆうりょう化か。
  • 6月がつ10日とおか - 『社葬しゃそう』（舛田ますだ利雄としお監督かんとく）封切ふうきり、好調こうちょうなスタート。
  • 6月24日にち - 美空みそらひばり（歌手かしゅ・俳優はいゆう）死去しきょ。7月6日にち、女性じょせい初はつの国民こくみん栄誉えいよ賞しょう追贈ついぞう。7月22日にち、東宝とうほう、日本にほんコロムビア、コマ・スタジアムの3社しゃによる合同ごうどう葬そう。
• 7月がつ
  • 7月がつ6日にち - 角川かどかわ春樹はるき事務所じむしょ作品さくひん『天てんと地ちと』、東宝とうほうから東映とうえいに配給はいきゅうを変更へんこう。
  • 7月がつ17日にち - 脚本きゃくほん家か・井手いで雅人まさと死去しきょ。
  • 7月がつ29日にち - 『魔女まじょの宅急便たっきゅうびん』（宮崎駿みやざきはやお監督かんとく）、東映とうえい洋画ようが系けいで封切ふうきり、ヒット。
• 8月がつ
  • 8月がつ3日にち - 成人せいじん映画えいが配給はいきゅう・新しん日本にっぽん映像えいぞう設立せつりつ。
  • 8月がつ29日にち - 総務庁そうむちょう、連続れんぞく幼女ようじょ誘拐ゆうかい殺人さつじん事件じけんに関連かんれんして社会しゃかい問題もんだい化かした残酷ざんこくホラー・ビデオの規制きせい強化きょうかを提唱ていしょう。
  • 8月がつ30日にち - 統括とうかつ・東宝とうほう、制作せいさく・東宝とうほう映像えいぞう美術びじゅつの「東武とうぶワールドスクウェア」のミニチュア建築けんちく物ぶつ展示てんじのデモンストレーションを東宝とうほうスタジオで開催かいさい。
• 9月
  • 9月3日にち - 東京とうきょう・渋谷しぶやに「Bunkamura」オープン。ル・シネマ1・2開場かいじょう。
  • 9月22日にち - 映うつ団だん連れん、映画えいが館かんに対たいする公的こうてき規制きせい緩和かんわを関係かんけい省庁しょうちょうに陳情ちんじょう。
• 10月
  • 10月7日にち - 渋谷しぶやジョイシネマ1.2開場かいじょう。
• 11月
  • 11月6日にち - 俳優はいゆう・松田まつだ優作ゆうさく死去しきょ。
  • 11月16日にち - 東宝とうほう日比谷ひびやビル（日比谷ひびやシャンテ）建築けんちく業ぎょう協会きょうかい賞しょう受賞じゅしょう。
• 12月
  • 12月23日にち - 東京とうきょう・丸まるの内うち東映とうえい劇場げきじょう、大だい改装かいそうしリニューアル・オープン。

日本にっぽんの映画えいが興行こうぎょう

• 入場にゅうじょう料金りょうきん（大人おとな）
  • 1,600円えん
  • 映画えいが館かん・映画えいが別べつ
    • 1,500円えん（松竹しょうちく、正月しょうがつ映画えいが『男おとこはつらいよ 寅次郎とらじろうサラダ記念きねん日び』）
    • 1,500円えん（松竹しょうちく、8月公開こうかい『男おとこはつらいよ 寅次郎とらじろう心しんの旅路たびじ』）
  • 1,585円えん（統計とうけい局きょく『小売こうり物価ぶっか統計とうけい調査ちょうさ（動向どうこう編へん） 調査ちょうさ結果けっか』 銘柄めいがら符号ふごう 9341「映画えいが観覧かんらん料りょう」）
• 入場にゅうじょう者しゃ数すう 1億おく4357万まん人にん - 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）の1億おく4393万まん人にんを下回したまわるワースト記録きろく。〔ただし、1991年ねんにはワースト記録きろくを更新こうしんする。〕レンタルビデオの影響えいきょうが大おおきく、また、前年ぜんねんからの昭和しょうわ天皇てんのうのご闘病とうびょうでの自粛じしゅくムード、消費しょうひ税ぜい導入どうにゅうなど、映画えいがが一般いっぱんの話題わだいになる余地よちがなかった。ただし、入場にゅうじょう料金りょうきんの値上ねあげがあったため興行こうぎょう収入しゅうにゅうは約やく3%のアップ。
• 興行こうぎょう収入しゅうにゅう 1666億おく8100万まん円えん
• 家庭かてい用ようビデオテープレコーダ(VTR)の普及ふきゅう率りつ 63.7% (内閣ないかく府ふ「消費しょうひ動向どうこう調査ちょうさ」)

配給はいきゅう会社かいしゃ別べつ年間ねんかん配給はいきゅう収入しゅうにゅう

配給はいきゅう会社かいしゃ	配給はいきゅう本数ほんすう			年間ねんかん配給はいきゅう収入しゅうにゅう	概要がいよう
	新作しんさく	再さい映うつ	洋画ようが	前年ぜんねん対比たいひ
松竹しょうちく	19			64億おく7658万まん円えん	正月しょうがつ映画えいが『男おとこはつらいよ 寅次郎とらじろうサラダ記念きねん日び』（12.5億おく円えん）、第だい2弾だん『座頭市ざとういち』（11億おく円えん）とヒットが続つづき、秋あきの勝負しょうぶ作さく『利休りきゅう』（12.7億おく円えん）は作品さくひんの高こう評価ひょうかも伴ともなうヒット。これらのヒットは若手わかてプロデューサー奥山おくやま和由かずよしを抜擢ばってきした映像えいぞう渉外しょうがい室しつの貢献こうけんが大おおきい。山城やましろ新伍しんご監督かんとくの『せんせい』、ジェームス三木みき監督かんとくの『善人ぜんにんの条件じょうけん』（3億おく円えん）、和田わだ勉つとむ監督かんとくの『ハリマオ』の3本ほんは失敗しっぱい。初はつの海外かいがいロケをした『男おとこはつらいよ 寅次郎とらじろう心しんの旅路たびじ』（8.6億おく円えん）は不本意ふほんいな成績せいせき。松竹しょうちく富士ふじ配給はいきゅうの『226』は配はい収おさむ11.5億おく円えん。
	19	0	0	168.2%
東宝とうほう	24			105億おく7727万まん円えん	5年ねん連続れんぞくの年間ねんかん配給はいきゅう収入しゅうにゅう100億おく円えん突破とっぱ。配給はいきゅう収入しゅうにゅう10億おく円えんの大台おおだいを突破とっぱした作品さくひんは『ドラえもん のび太たの日本にっぽん誕生たんじょう』（20.2億おく円えん）と『…これから物語ものがたり 〜少年しょうねんたちのブルース〜』 / 『ふ・し・ぎ・なBABY』（10億おく円えん）の2番組ばんぐみのみという寂さびしい一いち年ねんとなった。『彼女かのじょが水着みずぎにきがえたら』（8億おく円えん）、『どっちにするの。』（8億おく円えん）、『千利休せんのりきゅう 本もと覺さとし坊ぼう遺文いぶん』（7.5億おく円えん）、『君きみは僕ぼくをスキになる』（8億おく円えん）はクリーンヒット。夏なつの『ガンヘッド』の失敗しっぱいが大おおきかった。
	24	0	0	66.6%
東映とうえい	30			99億おく7941万まん円えん	洋画ようが部ぶ扱あつかいの『魔女まじょの宅急便たっきゅうびん』（21.5億おく円えん）、『オルゴール』（14億おく円えん）が高配こうはい収おさむ番組ばんぐみとなった。東映とうえい本体ほんたいの映画えいがは『夏なつのまんがまつり』（7.2億おく円えん）がトップという寂さびしさ。同おなじ洋画ようが部ぶ扱あつかいでも『悲かなしい色いろやねん』、『ガラスの中なかの少女しょうじょ』は失敗しっぱい。一時いちじは隆盛りゅうせいしたアダルト路線ろせんもピークを過すぎた。
	27	0	3	109.9%

出典しゅってん:「1989年度ねんど日本にっぽん映画えいが・外国がいこく映画えいが業界ぎょうかい総決算そうけっさん 日本にっぽん映画えいが」『キネマ旬報きねまじゅんぽう』1990年ねん（平成へいせい2年ねん）2月がつ下旬げじゅん号ごう、キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ、1990年ねん、174 - 176頁ぺーじ。 

各国かっこくランキング

日本にっぽん配給はいきゅう収入しゅうにゅうランキング

1989年ねん日本にっぽん配給はいきゅう収入しゅうにゅうトップ10

順位じゅんい	題名だいめい	製作せいさく国こく	配給はいきゅう	配給はいきゅう収入しゅうにゅう
1	インディ・ジョーンズ/最後さいごの聖戦せいせん		UIP	44.0億おく円えん
2	レインマン		UIP	33.0億おく円えん
3	魔女まじょの宅急便たっきゅうびん		東映とうえい	21.5億おく円えん
4	ドラえもん のび太たの日本にっぽん誕生たんじょう		東宝とうほう	20.2億おく円えん
5	カクテル		ワーナー・ブラザース	17.0億おく円えん
6	ロジャー・ラビット		ワーナー・ブラザース	14.4億おく円えん
7	オルゴール		東映とうえい	14.0億おく円えん
8	ブラック・レイン		UIP	13.5億おく円えん
9	利休りきゅう		松竹しょうちく	12.7億おく円えん
10	男おとこはつらいよ 寅次郎とらじろうサラダ記念きねん日び 釣つりバカ日誌にっし		松竹しょうちく	12.5億おく円えん

出典しゅってん:1989年ねん配給はいきゅう収入しゅうにゅう10億おく円えん以上いじょう番組ばんぐみ - 日本にっぽん映画えいが製作せいさく者しゃ連盟れんめい

全ぜん世界せかい興行こうぎょう収入しゅうにゅうランキング

1989年ねん全ぜん世界せかい興行こうぎょう収入しゅうにゅうトップ10

順位じゅんい	題名だいめい	スタジオ	興行こうぎょう収入しゅうにゅう
1	インディ・ジョーンズ/最後さいごの聖戦せいせん	パラマウント映画えいが	$474,171,806
2	バットマン	ワーナー・ブラザース	$411,348,924
3	バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2	ユニバーサル・スタジオ	$331,950,002
4	ベイビー・トーク	トライスター ピクチャーズ	$296,999,813
5	いまを生いきる	ブエナ・ビスタ	$235,860,116
6	リーサル・ウェポン2/炎ほのおの約束やくそく	ワーナー・ブラザース	$227,853,986
7	ミクロキッズ	ブエナ・ビスタ	$222,724,172
8	ゴーストバスターズ2	コロンビア ピクチャーズ	$215,394,738
9	リトル・マーメイド	ブエナ・ビスタ	$211,343,479
10	7月がつ4日にちに生うまれて	ユニバーサル・スタジオ	$161,001,698

出典しゅってん:“1989 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年ねん12月12日にち閲覧えつらん。

北米ほくべい興行こうぎょう収入しゅうにゅうランキング

1989年ねん北米ほくべい興行こうぎょう収入しゅうにゅうトップ10

順位じゅんい	題名だいめい	スタジオ	興行こうぎょう収入しゅうにゅう
1.	バットマン	ワーナー・ブラザース	$251,188,924
2.	インディ・ジョーンズ/最後さいごの聖戦せいせん	パラマウント	$197,171,806
3.	リーサル・ウェポン2	ワーナー・ブラザース	$147,253,986
4.	ベイビー・トーク	トライスター	$140,088,813
5.	ミクロキッズ	ディズニー	$130,724,172
6.	バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2	ユニバーサル	$118,450,002
7.	リトル・マーメイド	ディズニー	$111,494,738
8.	ドライビング Miss デイジー	ワーナー・ブラザース	$106,593,296
9.	バックマン家かの人々ひとびと	ユニバーサル	$100,047,830
10.	いまを生いきる	タッチストーン	$95,860,116

出典しゅってん:“1989 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年ねん12月13日にち閲覧えつらん。

日本にっぽん公開こうかい映画えいが

1989年ねんの日本にっぽん公開こうかい映画えいがを参照さんしょう。

受賞じゅしょう

• 第だい62回かいアカデミー賞しょう
  • 作品さくひん賞しょう - 『ドライビング MISS デイジー』
  • 監督かんとく賞しょう - オリバー・ストーン（『7月がつ4日にちに生うまれて』）
  • 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう - ダニエル・デイ＝ルイス（『マイ・レフトフット』）
  • 主演しゅえん女優じょゆう賞しょう - ジェシカ・タンディ（『ドライビング Miss デイジー』）

• 第だい47回かいゴールデングローブ賞しょう
  • 作品さくひん賞しょう (ドラマ部門ぶもん) - 『7月がつ4日にちに生うまれて』
  • 主演しゅえん女優じょゆう賞しょう (ドラマ部門ぶもん) - ミシェル・ファイファー（『恋こいのゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』）
  • 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう (ドラマ部門ぶもん) - トム・クルーズ（『7月がつ4日にちに生うまれて』）
  • 作品さくひん賞しょう (ミュージカル・コメディ部門ぶもん) - 『ドライビング Miss デイジー』
  • 主演しゅえん女優じょゆう賞しょう (ミュージカル・コメディ部門ぶもん) - ジェシカ・タンディ（『ドライビング Miss デイジー』）
  • 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう (ミュージカル・コメディ部門ぶもん) - モーガン・フリーマン（『ドライビング Miss デイジー』）
  • 監督かんとく賞しょう - オリヴァー・ストーン（『7月がつ4日にちに生うまれて』）

• 第だい55回かいニューヨーク映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう - 『マイ・レフトフット』

• 第だい42回かいカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい
  • パルム・ドール - 『セックスと嘘うそとビデオテープ』（スティーヴン・ソダーバーグ）
  • 監督かんとく賞しょう - エミール・クストリッツァ（『ジプシーのとき』）
  • 男優だんゆう賞しょう - ジェームズ・スペイダー（『セックスと嘘うそとビデオテープ』）
  • 女優じょゆう賞しょう - メリル・ストリープ（『A Cry In the Dark』）

• 第だい46回かいヴェネツィア国際こくさい映画えいが祭さい
  • 金きむ獅子しし賞しょう - 『悲情城市ひじょうじょうし』（侯孝賢ほうしゃおしえん)

• 第だい39回かいベルリン国際こくさい映画えいが祭さい
  • 金きむ熊くま賞しょう - 『レインマン』 (バリー・レヴィンソン)

• 第だい13回かい日本にっぽんアカデミー賞しょう
  • 最優秀さいゆうしゅう作品さくひん賞しょう - 『黒くろい雨あめ』（今村いまむら昌平しょうへい）
  • 最優秀さいゆうしゅう主演しゅえん男優だんゆう賞しょう - 三さん國連こくれん太郎たろう（『釣つりバカ日誌にっし』『利休りきゅう』）
  • 最優秀さいゆうしゅう主演しゅえん女優じょゆう賞しょう - 田中たなか好子よしこ（『黒くろい雨あめ』）

• 第だい32回かいブルーリボン賞しょう
  • 作品さくひん賞しょう - 『どついたるねん』
  • 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう - 三さん國連こくれん太郎たろう（『利休りきゅう』）
  • 主演しゅえん女優じょゆう賞しょう - 田中たなか好子よしこ（『黒くろい雨あめ』）
  • 監督かんとく賞しょう - 舛田ますだ利雄としお（『社葬しゃそう』）

• 第だい63回かいキネマ旬報きねまじゅんぽうベスト・テン
  • 外国がいこく映画えいが第だい1位い - 『ダイ・ハード』
  • 日本にっぽん映画えいが第だい1位い - 『黒くろい雨あめ』

• 第だい44回かい毎日まいにち映画えいがコンクール
  • 日本にっぽん映画えいが大賞たいしょう - 『黒くろい雨あめ』

誕生たんじょう

• 1月がつ10日とおか - 石黒いしぐろ英雄ひでお、日本にっぽんの俳優はいゆう
• 1月がつ25日にち - 多た部ぶ未み華子はなこ、日本にっぽんの女優じょゆう
• 2月がつ25日にち - 花澤はなざわ香菜かな、日本にっぽんの声優せいゆう
• 3月6日にち - 岩田いわた剛つよし典てん、日本にっぽんの俳優はいゆう
• 3月7日にち - 永山ながやま絢あや斗と、日本にっぽんの俳優はいゆう
• 3月9日にち - 千葉ちば雄大たけひろ、日本にっぽんの俳優はいゆう
• 3月21日にち - 佐藤さとう健けん、日本にっぽんの俳優はいゆう
• 4月がつ1日にち - 杉本すぎもと有美ゆみ、日本にっぽんの女優じょゆう
• 4月がつ26日にち - 水崎みずさき綾あや女おんな、日本にっぽんの女優じょゆう
• 4月がつ28日にち - 佐野さの和かず真しん、日本にっぽんの俳優はいゆう
• 5月19日にち - 久保くぼユリカ、日本にっぽんの声優せいゆう
• 5月23日にち - 夏なつ菜さい、日本にっぽんの女優じょゆう
• 5月30日にち - 満島みつしま真之まさゆき介かい、日本にっぽんの俳優はいゆう
• 6月3日にち - 潘はんめぐみ、日本にっぽんの声優せいゆう
• 6月5日にち - 中島なかじま愛あい、日本にっぽんの声優せいゆう
• 6月14日にち - 溝みぞ端はし淳じゅん平ひらた、日本にっぽんの俳優はいゆう
• 6月23日にち - 竹たけ達たち彩いろどり奈、日本にっぽんの声優せいゆう
• 7月がつ3日にち - 賀来かく賢人けんじん、日本にっぽんの俳優はいゆう
• 7月がつ23日にち - ダニエル・ラドクリフ、イギリスの俳優はいゆう
• 8月がつ1日にち - 黒川くろかわ智さとし花はな、日本にっぽんの女優じょゆう
• 8月がつ15日にち - 岡田おかだ将すすむ生せい、日本にっぽんの俳優はいゆう
• 9月27日にち - 大久保おおくぼ瑠美るみ、日本にっぽんの声優せいゆう
• 10月16日にち - 柄本えもと時じ生せい、日本にっぽんの俳優はいゆう
• 10月18日にち - 仲なか里依りえ紗しゃ、日本にっぽんの女優じょゆう
• 11月8日にち - 小林こばやし涼子りょうこ、日本にっぽんの女優じょゆう
• 12月16日にち - 桐谷きりたに美玲みれい、日本にっぽんの女優じょゆう
• 12月27日にち - 内田うちだ真しん礼れい、日本にっぽんの声優せいゆう

死去しきょ

日付ひづけ		名前なまえ	国籍こくせき	年齢ねんれい	職業しょくぎょう
1月がつ	3日にち	才ざい賀が明あきら		56	脚本きゃくほん家か
	8日にち	ケネス・マクミラン		56	俳優はいゆう
	23日にち	高橋たかはし良明よしあき		16	俳優はいゆう
	31日にち	芥川あくたがわ也寸志やすし		63	作曲さっきょく家か
2月がつ	3日にち	ジョン・カサヴェテス		60	映画えいが監督かんとく・俳優はいゆう
	4日にち	岡島おかじま艶子つやこ		80	女優じょゆう
	9日にち	手塚てづか治虫おさむ		60	漫画まんが家か
3月がつ	3日にち	大坂おおさか志郎しろう		69	俳優はいゆう
	4日にち	南みなみ廣ひろ		60	俳優はいゆう
	13日にち	嵯峨さが善よし兵へい		79	俳優はいゆう
	18日にち	菊きく島しま隆三りゅうぞう		75	脚本きゃくほん家か
	24日にち	荒木あらき道子みちこ		72	女優じょゆう
4月がつ	24日にち	クライド・ジェロニミ		87	映画えいが監督かんとく
	26日にち	ルシル・ボール		77	女優じょゆう
	30日にち	殿山とのやま泰司やすじ		73	俳優はいゆう
		セルジオ・レオーネ		60	映画えいが監督かんとく
5月	9日にち	吉田よしだ義昭よしあき		57	脚本きゃくほん家か
	19日にち	アントン・ディフリング		70	俳優はいゆう
	21日にち	原泉げんせん		84	女優じょゆう
	25日にち	増田ますだ順じゅん司し		73	俳優はいゆう
6月がつ	2日にち	渡辺わたなべ岳夫たけお		56	作曲さっきょく家か
	9日にち	大塚おおつか国夫くにお		55	俳優はいゆう、声優せいゆう
	15日にち	レイ・マカナリー		63	俳優はいゆう
	24日にち	美空みそらひばり		52	歌手かしゅ
	28日にち	ヨリス・イヴェンス		90	映画えいが監督かんとく
7月がつ	2日にち	フランクリン・J・シャフナー		69	映画えいが監督かんとく
	10日とおか	メル・ブランク		81	声優せいゆう
	11日にち	ローレンス・オリヴィエ		82	俳優はいゆう・映画えいが監督かんとく
	17日にち	井手いで雅人まさと		69	脚本きゃくほん家か
	18日にち	レベッカ・シェイファー		21	女優じょゆう
	25日にち	小山こやまいと子こ		88	作家さっか
	29日にち	辰巳たつみ柳太郎りゅうたろう		84	俳優はいゆう
8月がつ	1日にち	松井まつい潤子じゅんこ		82	女優じょゆう
	16日にち	アマンダ・ブレイク		60	女優じょゆう
	18日にち	古関こせき裕ひろし而		80	作曲さっきょく家か
9月	20日はつか	大橋おおはし史ふみ典てん		74	俳優はいゆう、彫刻ちょうこく家か
10月	4日にち	グレアム・チャップマン		48	コメディアン・俳優はいゆう
	6日にち	ベティ・デイヴィス		81	女優じょゆう
	16日にち	コーネル・ワイルド		74	俳優はいゆう
	20日はつか	アンソニー・クエイル		76	俳優はいゆう
	26日にち	浦辺うらべ粂子くめこ		87	女優じょゆう
11月	4日にち	隆りゅう慶一郎けいいちろう		66	脚本きゃくほん家か
	6日にち	松田まつだ優作ゆうさく		40	俳優はいゆう
	22日にち	丸山まるやま誠治せいじ		77	映画えいが監督かんとく
12月
	6日にち	岩間いわま鶴夫つるお		76	映画えいが監督かんとく
		中村なかむら是ただし好このみ		89	俳優はいゆう
		ジョン・ペイン		77	俳優はいゆう
	11日にち	森川もりかわ公也きみや		57	俳優はいゆう、声優せいゆう
	16日にち	シルヴァーナ・マンガーノ		59	女優じょゆう
		リー・ヴァン・クリーフ		64	俳優はいゆう
	19日にち	ジョルジュ・ルーキエ		80	映画えいが監督かんとく

脚注きゃくちゅう

参考さんこう文献ぶんけん

• 斉藤さいとう守彦もりひこ『映画えいが館かんの入場にゅうじょう料金りょうきんは、なぜ1800円えんなのか?』ダイヤモンド社だいやもんどしゃ、2009年ねん11月27日にち。ISBN 978-4-478-01134-8。 
• 東映とうえい『クロニクル東映とうえい-II 1947-1991』東映とうえい、1992年ねん10月がつ。全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:93017746。 
• 東宝とうほう 編へん『東宝とうほう75年ねんのあゆみ ビジュアルで綴つづる3/4世紀せいき 1932 - 2007』東宝とうほう、2010年ねん4月がつ。 
  • 東宝とうほう 編へん『東宝とうほう75年ねんのあゆみ 1932 - 2007 資料しりょう編へん』（PDF）東宝とうほう、2010年ねん4月がつ。