(Translated by https://www.hiragana.jp/)
トヨタ・スープラ - Wikipedia

トヨタ・スープラ

トヨタ自動車とよたじどうしゃのスポーツカー
JZAから転送てんそう

スープラSUPRA)は、トヨタ自動車とよたじどうしゃ製造せいぞう販売はんばいしている上級じょうきゅうスポーツカー登場とうじょう当初とうしょ上級じょうきゅうスペシャルティカー)である。

トヨタ・スープラ
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 1978ねん - 1986ねん
(セリカXXとしての販売はんばい期間きかん)
1986ねん - 2002ねん
2019ねん -
ボディ
ボディタイプ 3ドアクーペ
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき こう駆動くどう
その
別名べつめい トヨタ・セリカXX (2代目だいめまで)
テンプレートを表示ひょうじ

概要がいよう

編集へんしゅう

1970年代ねんだい北米ほくべい人気にんきはくしていたダットサン・280Z対抗たいこうとして、現地げんちのトヨタディーラーから直列ちょくれつ6気筒きとう搭載とうさいしたクーペがた車種しゃしゅもとめる要望ようぼうけて開発かいはつされた。当初とうしょスペシャルティカーグランツーリスモ位置いちづけであったが、だいかさねるごとにスポーティ路線ろせんへとかじり、トヨタブランドのフラッグシップスポーツカーにまで成長せいちょうした。

初代しょだいおよび2代目だいめセリカ直列ちょくれつ6気筒きとうエンジンに対応たいおうさせた派生はせい車種しゃしゅのような存在そんざいで、北米ほくべいでは「セリカ・スープラ」を名乗なのっていた。日本にっぽん国内こくないにおいてはスープラを名乗なのらず、「セリカXX(ダブルエックス)」という名称めいしょうトヨタカローラてんから販売はんばいされていた[1]が、3代目だいめ以降いこう日本にっぽん国内こくないにおいてもスープラの名称めいしょう統一とういつされた。

2002ねんの4代目だいめ販売はんばい終了しゅうりょうをもってラインナップから消滅しょうめつしていたが、2019ねんGRブランドの専用せんよう車種しゃしゅ「GRスープラ」として復活ふっかつした(通算つうさん5代目だいめ)。

3代目だいめおよび4代目だいめソアラ、5代目だいめBMW・Z4プラットフォーム共有きょうゆうしている。エンジンは初代しょだいから一貫いっかんして直列ちょくれつ6気筒きとうのみが搭載とうさいされていたが、5代目だいめでは直列ちょくれつ4気筒きとう設定せっていされている。

初代しょだい A40がた/50がた(1978ねん-1981ねん

編集へんしゅう
 
北米ほくべい仕様しよう

セリカXX/北米ほくべいスープラの初代しょだいモデル。

当時とうじのアメリカでは「Xの列記れっき」が映画えいが成人せいじん指定してい度合どあいをしめすため、北米ほくべいふくめたすべての輸出ゆしゅつしゃは「Xの列記れっき」をスープラ命名めいめい発売はつばいされた。

2代目だいめ A60がた(1981ねん-1986ねん

編集へんしゅう
 
北米ほくべい仕様しよう
 
セリカスープラ 初期しょきがた 北米ほくべい仕様しよう

セリカXX/北米ほくべいスープラの2代目だいめモデル。

日本にっぽん国内こくない仕様しよう1983ねんからドアミラー認可にんかされた。

3代目だいめ A70がた(1986ねん-1993ねん

編集へんしゅう
トヨタ・スープラ(日本にっぽん国内こくない初代しょだい
GA70/GA70H/JZA70/MA70がた
 
日本にっぽん仕様しよう1986ねん登場とうじょうがた 2.0GTツインターボ
 
 
日本にっぽん仕様しよう1990ねん8がつ改良かいりょうがた 2.5GTツインターボR
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 1986ねん2がつ - 1993ねん4がつ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ 3ドアファストバッククーペ
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき こう駆動くどう
パワートレイン
エンジン 2.0L ちょく6 1G-EUかた
2.0L ちょく6 1G-FEかた
2.0L ちょく6 1G-GEUかた
2.0L ちょく6 1G-GTEUかた
2.5L ちょく6 1JZ-GTEかた
3.0L ちょく6 7M-GTEUかた
最高さいこう出力しゅつりょく 105PS(1G-EUがた)
135PS(1G-FEがた)
140PS(1G-GEUがた:1986ねん)
150PS(1G-GEUがた:1988ねん)
185PS(1G-GTEUがた:1986ねん)
210PS(1G-GTEUがた:1989ねん)
240PS(7M-GTEUがた)
270PS(7M-GTEUがた:ターボA)
280PS(1JZ-GTEがた)
変速へんそく 4そくAT/5そくMT
まえ 4りんダブルウィッシュボーン
のち 4りんダブルウィッシュボーン
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,595mm
全長ぜんちょう 4,620mm
全幅ぜんぷく 1,745mm
ぜんこう 1,300mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,500kg
その
ブレーキ 4りんベンチレーテッドディスク
データモデル 2.0GT ツインターボ 5そくMT(後期こうきがた
系譜けいふ
先代せんだい トヨタ・セリカXX日本にっぽん国内こくない
テンプレートを表示ひょうじ

このだいから日本にっぽん国内こくないでも北米ほくべい仕様しようおなじ「スープラ」のくるまめい変更へんこうされ、セリカから独立どくりつした。発売はつばい当時とうじのキャッチコピーは「TOYOTA 3000GT」であり、1960年代ねんだい名車めいしゃ2000GT」をイメージしていた[1]ソアラ共通きょうつうのプラットフォーム(ただし補強ほきょうすくない)を使用しようした兄弟きょうだいしゃ[2]で、当初とうしょおもなエンジンは、2Lは1G-EU、1G-GEU、そのツインターボはん1G-GTEU、3Lターボの7M-GTEUであった。

1986ねん6がつにはエアロトップ発売はつばいされた。1987ねん1がつにはソアラと同時どうじに7M-GTEUにも5そくMT設定せっていされ、それまで輸出ゆしゅつ仕様しようのみに採用さいようされていたブリスターフェンダーの3ナンバー仕様しようボディをつ「3.0GTターボ リミテッド」が追加ついかされた。

1988ねん8がつにはマイナーチェンジおこなわれ、フロントマスクおよびテールランプのデザインが変更へんこうされた。1G-GTEU、7M-GTEUはハイオク仕様しよう改良かいりょうされパワーアップした。また、3Lエンジン搭載とうさいしゃはすべて輸出ゆしゅつ仕様しようしゃ同様どうようのワイドボディとなった。

同時どうじ全日本ぜんにほんツーリングカー選手権せんしゅけんグループA)のホモロゲーション取得しゅとくようモデルとして、7M-GTEに専用せんよう開発かいはつのターボAタービン(CT26がたベース)を搭載とうさいした3.0Lターボしゃ「3.0GTターボA」が500だい限定げんてい販売はんばいされ、価格かかくは405まん1,000えんであった[3]特徴とくちょうはフロントバンパーセンターの3れんダクトで、このダクトのかたちは「ターボAダクト」とばれた。その特徴とくちょうとして、ボディカラー、ホイールもくろ内装ないそうほんかわシートを採用さいようし5そくマニュアルのみの設定せっていでメーターるいはアナログのみとなる。吸入きゅうにゅう空気くうきりょう測定そくてい方式ほうしき従来じゅうらいのLジェトロからDジェトロとした。インタークーラーも大型おおがたもの装着そうちゃくされ、最高さいこう出力しゅつりょく量産りょうさんがたの240PSから270PSにまでパワーアップされた。サスペンションはバネ定数ていすうダンパー減衰げんすいりょくたかめ、前後ぜんごスタビみち拡大かくだいした専用せんようのものに変更へんこうされている。

1989ねん8がつ一部いちぶ変更へんこうツインターボはん1G-GTE仕様しようにワイドボディが追加ついかされ、さらにE仕様しようもワイドボディ。また3.0Lターボ仕様しようにTEMS、パワーシート、デジタルメーターを省略しょうりゃくして価格かかくおさえた廉価れんか仕様しようの「3.0GTターボS」が追加ついかされた。

モデル末期まっき1990ねん8がつ最後さいごのマイナーチェンジ。エンジンの変更へんこうやサスペンションの設定せってい見直みなおとう主体しゅたいとなる。これまでの最上級さいじょうきゅうグレード「3.0GT」けいのエンジンにわり、あらたにX80けいマークIIのスポーツグレードに採用さいようされた2.5Lツインターボ 1JZ-GTE搭載とうさいし、サスペンションにはドイツのビルシュタインしゃ共同きょうどう開発かいはつした専用せんようダンパーを採用さいよう[ちゅう 1]。タイヤもインチアップされ、スポーツカーとしての性能せいのう大幅おおはばげた。あわせてグレードめいは「2.5GTツインターボ」に改称かいしょうされた。外観がいかんでは、フロントノーズのエンブレムが縦長たてながのスープラ独自どくじのものから1989ねん発表はっぴょうされた初代しょだいセルシオより採用さいようされているしんトヨタCIマークに変更へんこうされている。なお「2.5GTツインターボ」は、トヨタしゃとしてははじめて280PSの5そくMT設定せっていしゃであり、当時とうじ日本にっぽんせい市販しはんしゃの280PSクラスのレシプロエンジンくるまでは最小さいしょう排気はいきりょうでもあった。2.5L仕様しよう日本にっぽん市場いちば専用せんようであり、北米ほくべいおよび欧州おうしゅう市場いちばでは従来じゅうらいの3Lターボ仕様しよう販売はんばい継続けいぞくされた。

1991ねん8がつにはボディカラーの見直みなおしがおこなわれ、安全あんぜん装備そうび拡充かくじゅうとしてリア3てんしきシートベルトやサイドドアビームを標準ひょうじゅん装備そうび、SRSエアバックシステムを全車ぜんしゃメーカーオプションとした。

1993ねん4がつ[4]生産せいさん終了しゅうりょう在庫ざいこ対応たいおうぶんのみの販売はんばいとなる。

1993ねん5月、4代目だいめわって販売はんばい終了しゅうりょう販売はんばい終了しゅうりょう前月ぜんげつまでの新車しんしゃ登録とうろく台数だいすう累計るいけいは9まん385だい[5]

搭載とうさいエンジンについて詳細しょうさい以下いか

形式けいしき 項目こうもく年代ねんだい 1986ねん2がつ - 1987ねん1がつ - 1988ねん8がつ - 1990ねん8がつ -
1G-EU 排気はいきりょう
形式けいしき
最高さいこう出力しゅつりょく
最大さいだいトルク
1,988cc
OHC-自然しぜん吸気きゅうき
105PS/5,200rpm
16.0kgf·m/4,000rpm



   
1G-FE 排気はいきりょう
形式けいしき
最高さいこう出力しゅつりょく
最大さいだいトルク
    1,988cc
DOHC-自然しぜん吸気きゅうき
135PS/5,600rpm
18.0kgf·m/4,400rpm
 
1G-GEU 排気はいきりょう
形式けいしき
最高さいこう出力しゅつりょく
最大さいだいトルク
1,988cc
DOHC-自然しぜん吸気きゅうき
140PS/6,400rpm
16.5kgf·m/4,600rpm



17.6kgf·m/4,000rpm


150PS/6,400rpm
18.6kgf·m/5,600rpm



1G-GTEU 排気はいきりょう
形式けいしき
最高さいこう出力しゅつりょく
最大さいだいトルク
1,988cc
DOHC-ツインターボ
185PS/6,200rpm
24.5kgf·m/3,200rpm





210PS/6,200rpm
28.0kgf·m/3,800rpm



7M-GTEU 排気はいきりょう
形式けいしき
最高さいこう出力しゅつりょく
最大さいだいトルク
 
2,954cc
DOHC-ターボ
230PS/5,600rpm
33.0kgf·m/4,000rpm
 




 


240PS/5,600rpm
35.0kgf·m/3,200rpm
(※1)
 
1JZ-GTE 排気はいきりょう
形式けいしき
最高さいこう出力しゅつりょく
最大さいだいトルク
      2,491cc
DOHC-ツインターボ
280PS/6,200rpm
37.0kgf·m/4,800rpm

(※1)最高さいこう出力しゅつりょく270PS/5,600rpm/最大さいだいトルク36.5kgf·m/4,400rpmのターボA仕様しよう

4代目だいめ A80がた(1993ねん-2002ねん

編集へんしゅう
トヨタ・スープラ(日本にっぽん国内こくない2代目だいめ
JZA80がた
 
1993ねんしきRZ、フロント
 
1993ねんしきRZ、リア
 
1995ねんしきRZ、インテリア
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 1993ねん5月 - 2002ねん8がつ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 4めい
ボディタイプ 3ドアクーペ
駆動くどう方式ほうしき こう駆動くどう
パワートレイン
エンジン 2JZ-GEかた
2,997cc 直列ちょくれつ6気筒きとうDOHC
2JZ-GTEかた
2,997cc 直列ちょくれつ6気筒きとうDOHCツインターボ
最高さいこう出力しゅつりょく 2JZ-GEかた
165kW (225PS)/6,000rpm
2JZ-GTEかた
206kW (280PS)/5,600rpm
最大さいだいトルク 2JZ-GEかた
284N・m (29.0kgf・m)/
4,800rpm
2JZ-GTEかた
431N・m (44.0kgf・m)/
3,600rpm
1993ねん5がつ-1997ねん8がつ
451N・m (46.0kgf・m)/
3,600rpm
1997ねん8がつ-2002ねん8がつ
変速へんそく 5そく/6そくMT
4そくAT
サスペンション
まえ ダブルウィッシュボーンしきコイルスプリング
のち ダブルウィッシュボーンしきコイルスプリング
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,550mm
全長ぜんちょう 4,520mm
全幅ぜんぷく 1,810mm
ぜんこう 1,275mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,410-1,570kg
1993ねん5がつ-1995ねん5がつ
1,410-1,540kg
1995ねん5がつ-1996ねん4がつ
1,430-1,510kg
1996ねん4がつ-2002ねん8がつ
その
ブレーキ まえ:ベンチレーテッドディスク
:ベンチレーテッドディスク
姉妹しまいしゃ トヨタ・ソアラ(3代目だいめ)[2]
テンプレートを表示ひょうじ

THE SPORTS OF TOYOTA」をキャッチコピーに、A80けいスープラは1993ねんにデトロイトモーターショーにて公開こうかいされ、同年どうねん5がつ24にち販売はんばい開始かいしされた[6]日本にっぽんでは2代目だいめにあたる。エクステリアデザインは先代せんだいまでつづいた直線ちょくせん基調きちょうのデザインから一転いってんし、曲線きょくせん多用たようしたグラマラスで筋肉質きんにくしつなスタイルにまれわった。またヘッドライトがリトラクタブルライトから固定こていしきライトに変更へんこうされた。

シャシーはスポーツラグジュアリークーペのソアラ(Z30けい)に採用さいようされた、前後ぜんごサスペンションがダブルウィッシュボーン方式ほうしき(フロントアッパーアームがアルミ鍛造たんぞうのローマウントしき)で、A70けいより改良かいりょうおこなわれている。Z30けいソアラとのシャシーのおおきなちがいは燃料ねんりょうタンクの位置いちで、ソアラがリアシート背後はいごなのにたいし、より全長ぜんちょうみじかいスープラでは重量じゅうりょう配分はいぶん前後ぜんごオーバーハングながさを適正てきせいすべくトランク移設いせつされている。

エンジンはちょく6 3L 2JZけい変更へんこうされ、しん開発かいはつ電子でんし制御せいぎょサブスロットルシステム「ETCS」がはつ搭載とうさいされた(このETCSはのち改良かいりょうがた1JZ-GTE技術ぎじゅつ転用てんようされている)[6]

NA仕様しよう(クラウンなどと同一どういつ型式けいしきのエンジン)で225PS、ターボ仕様しようアリスト(JZS147けい)に搭載とうさいされていたシーケンシャル方式ほうしきツインターボ(トヨタは「2ウェイツインターボ」と呼称こしょう)で、最高さいこう出力しゅつりょくが280PS、最大さいだいトルクは44kgf·m(1993ねん - 1996ねん)を発生はっせいした[6]

またRZグレードには、当時とうじ日本にっぽんさん国内こくない乗用車じょうようしゃとしてははつとなる6そくMT(ドイツ・ゲトラグしゃとトヨタとの共同きょうどう開発かいはつ型式けいしきはV160がた)を搭載とうさいした[6]。ATについてはインテリジェントスポーツ オートマチックトランスミッション(ECT-iS)をターボ仕様しようしゃ設定せっていした[6]。なお上級じょうきゅうモデルには17インチタイヤ・ホイールとそれに対応たいおうした大型おおがたブレーキキャリパーまえ対向たいこう4ポット 対向たいこう2ポット)とだいみちローターを装備そうびするものの、発売はつばい当初とうしょはアメリカ専売せんばいモデルのみの採用さいようで、日本にっぽん国内こくないモデルへは当時とうじ運輸省うんゆしょう認可にんかりなかったために翌年よくねんまでされた。

1994ねん8がつにマイナーチェンジ。先述せんじゅつの17インチタイヤ・ホイール&だいみちブレーキ(ABSも専用せんようのスポーツABSとなる)装着そうちゃくしゃ追加ついか発売はつばい当初とうしょ、ホイールのいろがターボしゃがガンメタリック、NAはシルバーだったが、のちすべてシルバーに統一とういつ)、グレード体系たいけい一部いちぶ見直みなおし(RZ-SとSZ-Rの追加ついか)がおこなわれた。RZは6そくMTのみの設定せっていと17インチが標準ひょうじゅん、RZ-SはATと6そくMTの設定せっていで17インチはオプション、SZ-RはATの設定せっていく、前期ぜんきがアイシンせい5そくMTのみで後期こうきよりSZ-R専用せんようギアのゲトラグせい6そくMTが標準ひょうじゅんとなった。ちなみにGZとSZは変更へんこうなし。

1995ねん5月、一部いちぶ改良かいりょう。ボディカラーの見直みなおし。

1996ねん4がつふたたびマイナーチェンジ。うち外装がいそうしょう変更へんこうおこなわれ、最上級さいじょうきゅうグレードのGZはカタログから消滅しょうめつ。それにともないターボのエアロトップ仕様しようもラインナップよりえている。NAエンジンのSZ-RにもRZとおなじゲトラグしゃせい6そくMTが改良かいりょうされ搭載とうさいされた(型式けいしきはV161がた、RZとRZ-SはV160がた変更へんこうなし)。RZのフロントシートにレカロしゃせいSR-2が標準ひょうじゅん装着そうちゃく(SZ-Rにオプション)となり、また全車ぜんしゃにABS、デュアルエアバッグが標準ひょうじゅん装備そうびされた。

1997ねん8がつ最後さいごのマイナーチェンジ。どういち型式けいしきのエンジンをアリストが2代目だいめ(JZS16#けい)へとフルモデルチェンジし、それにともないA80けいスープラもエンジンをVVT-iされた(NAの2JZ-GEは変更へんこうなし)。これにより最高さいこう出力しゅつりょくはそのままながら、最大さいだいトルクは46kg-mへ増加ぞうか燃費ねんぴあつかいやすさも向上こうじょうしている。同時どうじ電子でんし制御せいぎょスロットルも「ETCS-i」へと変更へんこうされている。また、サスペンションに「REAS(Relative Absorber System, リアス、相互そうご連携れんけいアブソーバーシステム)」を採用さいよう。これは左右さゆうダンパーをオイルラインでむすび、走行そうこうじょうきょうおうじてオイルを左右さゆう循環じゅんかんさせ、左右さゆう減衰げんすいりょく発生はっせいさせるもので、ヤマハ発動機やまははつどうきとトヨタが共同きょうどう開発かいはつしたものである。このREASは、のち進化しんかばんおなじトヨタのハイラックスサーフクラウンアスリートVX(特別とくべつ限定げんていしゃ)に「X-REAS」として搭載とうさいされている。にはRZとRZ-Sのマニュアルトランスミッションが、V160がたから先立さきだってSZ-Rに搭載とうさいされたV161がた変更へんこうされた。これ以外いがいにも運転うんてんせきエアバッグのインフレーターが小型こがたされ3ほんスポークステアリングとなり、RZおよびSZ-Rはドライカーボンせいステアリングが装備そうびされたほか、ボディ補強ほきょうなどのしょう変更へんこうおこなわれた。

1998ねん8がつそといたしょく スーパーブライトイエローを追加ついか

1999ねん8がつ、SZののちに245タイヤを採用さいよう(フロントは225のままで前後ぜんごサイズとなった)[7]

2002ねん7がつ[8]、「平成へいせい12年度ねんど自動車じどうしゃ排出はいしゅつガス規制きせい」に対応たいおうできなかったため(ターボはどういち型式けいしきでNAにも可変かへんバルタイ装備そうびされたエンジンを搭載とうさいするアリストはターボ・NAともに対応たいおう)生産せいさん終了しゅうりょう在庫ざいこ対応たいおうぶんのみの販売はんばいとなる。

2002ねん8がつ在庫ざいこ対応たいおうぶん完売かんばい販売はんばい終了しゅうりょう販売はんばい期間きかんちゅう新車しんしゃ登録とうろく台数だいすう累計るいけいは3まん1372だい[9]

こう剛性ごうせいのボディや頑丈がんじょう強力きょうりょくなエンジンにくわえ、トヨタしゃにおけるスポーツフラッグシップしゃであったことから、TRDとうのメーカー直系ちょっけいだけでなく、他社たしゃからもおおくのアフターパーツが発売はつばいされた。チューニングの度合どあいによっては1000馬力ばりきえるほどのパワーをすことすら可能かのうであるため、2017ねん現在げんざいでもチューニングベースとして使用しようされることがおおい。

また映画えいがワイルド・スピードシリーズでは主役しゅやく・サブキャラきゅうのマシンとして度々どど登場とうじょうした(とくだいいちさくでは主人公しゅじんこうのブライアン・オコナ―がタルガトップくるまをメインに使つかっており、だい7さくエンディングでのブライアンがドミニクとわかれるシーンでもべつの80スープラにっていた)ことから、北米ほくべいではカルトてき人気にんきがある[10]

5代目だいめ DBがた(2019ねん-)

編集へんしゅう
トヨタ・スープラ(日本にっぽん国内こくない3代目だいめ
DB82/DB22/DB42/DB02/DB06がた
 
 
 
GRスープラ RZ
概要がいよう
製造せいぞうこく   オーストリア
販売はんばい期間きかん 2019ねん5がつ17にち -
設計せっけい統括とうかつ 多田ただ哲哉てつや
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 2めい
ボディタイプ 3ドアクーペ
駆動くどう方式ほうしき こう駆動くどう
パワートレイン
エンジン B48かた[ちゅう 2]
1,998cc 直列ちょくれつ4気筒きとう ちょくDOHCターボ
B58かた[ちゅう 3]
2,997cc 直列ちょくれつ6気筒きとう ちょく噴DOHCターボ
最高さいこう出力しゅつりょく B48がた[ちゅう 4]
145kW (197PS)/4,500rpm
B48がた[ちゅう 5]
190kW (258PS)/5,000rpm
B58がた[ちゅう 6]
250kW (340PS)/5,000rpm
B58がた[ちゅう 6]
280kW (387PS)/5,800rpm
最大さいだいトルク B48がた[ちゅう 4]
320N・m (32.7kgf・m)/
1,450-4,200rpm
B48がた[ちゅう 5]
400N・m (40.8kgf・m)/
1,550-4,400rpm
B58がた[ちゅう 6]
500N・m (51.0kgf・m)/
1,600-4,500rpm
B58がた[ちゅう 6]
500N・m (51.0kgf・m)/
1,800-5,000rpm
変速へんそく 8そくスポーツAT
6そくMT
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしきコイルスプリング
のち マルチリンクしきコイルスプリング
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,470mm
全長ぜんちょう 4,380mm
全幅ぜんぷく 1,865mm
ぜんこう 1,295mm[ちゅう 7]
1,290mm[ちゅう 8]
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,410-1,530kg
その
ブレーキ まえ:ベンチレーテッドディスク
:ベンチレーテッドディスク
製造せいぞう事業じぎょうしゃ BMWマグナ・シュタイア
テンプレートを表示ひょうじ

開発かいはつコード「J29」[11]。2002ねん生産せいさん終了しゅうりょうしてから17ねん復活ふっかつした5代目だいめは、トヨタが2011ねんから技術ぎじゅつ提携ていけいむすんでいるBMWとの共同きょうどう開発かいはつとなる。開発かいはつ責任せきにんしゃ多田ただ哲哉てつや担当たんとうした。車両しゃりょうのチューニングは成瀬なるせひろし最後さいごの(日本人にっぽんじん以外いがいの)直弟子じきでしであるベルギーじんテストドライバーのヘルフィ・ダーネンスに一任いちにんされている[12]

BMWとの協業きょうぎょうは、歴代れきだいモデルからの伝統でんとうとなる「直列ちょくれつ6気筒きとうエンジン+こう駆動くどう(FR方式ほうしき)」というパッケージングを実現じつげんするためであった。また、開発かいはつはじまった2012ねん当時とうじ直列ちょくれつ6気筒きとうエンジンを世界せかい唯一ゆいいつ製造せいぞうしていた自動車じどうしゃメーカーがBMWであったこともおおきな要因よういんとなった。

開発かいはつコストの低減ていげん考慮こうりょした結果けっか車両しゃりょう構成こうせい基礎きそとなるエンジンやシャシーなどのプラットフォームBMW・Z4だい3世代せだいモデル(G29がた)と共有きょうゆうし、車両しゃりょう製造せいぞうかんしてもZ4とおなじくオーストリアの自動車じどうしゃ製造せいぞう会社かいしゃであるマグナ・シュタイア担当たんとうする[13]。このため製造せいぞう事業じぎょうしゃはBMW(Bayerische Motoren Werke AG)名義めいぎで、トヨタは輸入ゆにゅう販売元はんばいもととして位置付いちづけられている。

開発かいはつ経緯けいいから「Z4の姉妹しまいしゃ」となされることがおおいが、実際じっさい開発かいはつ初期しょき段階だんかいでエンジンやプラットフォームを共通きょうつうにすることをめたのちは、りょうくるまとも完全かんぜん別々べつべつ開発かいはつおこなっている[14]

トヨタのスポーツモデル専用せんようブランド「GRはつ専売せんばい車種しゃしゅであり、『TOYOTA GR SUPRA』(トヨタ・ジーアール スープラ)の別名べつめいあたえられている。ただし国土こくど交通省こうつうしょうとど車種しゃしゅめいはこれまでとおりの『トヨタ・スープラ』であり、『GR SUPRA』はあくまで商品しょうひんめいとなっている[15]ため、カタログにも車両しゃりょう名称めいしょうではないことが明記めいきされている。のGRブランドの車種しゃしゅは「くるまめい+GR」というネーミングであるが、ほんしゃはGRブランドでの専売せんばい車種しゃしゅとなるため、「GR+くるまめい」のネーミングがもちいられ差別さべつされている。またGRスープラは、GRシリーズはつのグローバルモデルでもある。

正式せいしき車両しゃりょう型式けいしきは「DB」であるが、開発かいはつ当時とうじから先代せんだいぞくばんである「A90」ともばれており、トヨタがわ後述こうじゅつするモータースポーツのエントリーやカタログとうでその呼称こしょうもちいている。日本にっぽん市場いちばでの販売はんばいはトヨタディーラーの4チャネル(トヨタてんトヨペットてんカローラてんネッツてん)すべてで展開てんかいされる。なお2021ねんモデルの呼称こしょうは「A91」となっている。

BMWの「CLAR」プラットフォームを基礎きそとしてBMWが設計せっけいおこない、各々おのおの区切くぎりごとにトヨタが目標もくひょうらしわせながら設計せっけい確認かくにん技術ぎじゅつてき提案ていあんおこなうという手法しゅほう開発かいはつすすめられた。シャシは「はしりの黄金おうごん」ともばれるホイールベーストレッド比率ひりつを1.6以下いかにすることを目標もくひょう開発かいはつおこなわれた結果けっか目標もくひょうおおきく下回したまわる1.55を実現じつげんした。そして4代目だいめよりも旋回せんかい性能せいのう向上こうじょうさせるべく、歴代れきだいモデルとしてははつとなるじゅん2シーターった。これによってホイールベースは86(2+2シーター)よりも100mmみじかい2,470mmとなり、直列ちょくれつ4気筒きとうエンジン搭載とうさいしゃでは車両しゃりょう前後ぜんご重量じゅうりょう配分はいぶん比率ひりつが50:50となった。さらに、水平すいへい対向たいこうエンジンによっててい重心じゅうしん実現じつげんした86よりも一層いっそうてい重心じゅうしんはかられている。これらにくわえ86と比較ひかくしてやく2.5ばい向上こうじょうさせた車体しゃたい剛性ごうせいは、高価こうかなCFRP(カーボンファイバー)素材そざいもちいたレクサス・LFAをも凌駕りょうがする[16]。また、車両しゃりょう乾燥かんそう重量じゅうりょうは1,410 - 1,530kgと、先代せんだい(A80がた)とほぼどう数値すうちとなっている。

 
B58エンジン

エンジンはBMWせい採用さいようすることになり、歴代れきだいモデルからの伝統でんとうとなる直列ちょくれつ6気筒きとうエンジンにくわえて(市販しはんモデルとしては)はつ直列ちょくれつ4気筒きとうエンジンも設定せっていされる。6気筒きとうエンジンは排気はいきりょう2,998ccのDOHCちょくツインスクロールターボエンジンの「B58」シリーズで、日本にっぽん仕様しようしゃの2019ねんがた北米ほくべい仕様しようしゃの2020ねんモデル、そしてヨーロッパ仕様しようしゃでは最高さいこう出力しゅつりょく250kW(340PS)で最大さいだいトルクが500N·m(51Kgf·m)となる「B58B30-M1」がた採用さいようされた。その年次ねんじ改良かいりょうで、排出はいしゅつガス基準きじゅんきびしいヨーロッパ市場いちば以外いがい最高さいこう出力しゅつりょくが280kW(387PS)へ向上こうじょうした「B58B30-O1」が搭載とうさいされている。

4気筒きとうエンジンは、排気はいきりょうが1,998ccのDOHCちょく噴ツインスクロールターボエンジン「B48B20がた標準ひょうじゅんがた145kW(197PS)・320N·mとこう出力しゅつりょくがた190kW(258PS)・400N·mの2種類しゅるい仕様しよう用意よういされている[17]。なお4気筒きとうエンジン搭載とうさいしゃは、日本にっぽんのように排気はいきりょう自動車じどうしゃぜい税額ぜいがく決定けっていされる地域ちいき仕向しむけたものであり、そのような制度せいど存在そんざいしない北米ほくべいにおいては展開てんかいされない[18]。トランスミッションは6気筒きとう、4気筒きとうエンジン搭載とうさいしゃともにZFせいの8だん変速へんそくATである「8HP」がたわされる。当初とうしょ、MTはトルク容量ようりょう増大ぞうだいともなうシフトフィールの悪化あっか懸念けねんした多田ただ意向いこうにより設定せっていされず[19]、MTの需要じゅよう既存きそんの86で吸収きゅうしゅうするかたちとしていた[20]が、2022ねんモデルからは一部いちぶグレードにおいてMTが設定せっていされている。

マフラーは騒音そうおん規制きせいわせて仕向しむけごとにわせて開発かいはつされており、BMWからも評判ひょうばんかったことから兄弟きょうだいしゃのZ4にもトヨタがスープラけに開発かいはつしたマフラーが採用さいようされている[20]。また、トヨタはてい燃費ねんぴしゃおおくラインナップにつため、CAFE(メーカーべつ平均へいきん燃費ねんぴ規制きせい余裕よゆうでクリアしているため、販売はんばい台数だいすうがトヨタ全体ぜんたいのそれから僅少きんしょうとなるGRスープラでは燃費ねんぴ目標もくひょうには言及げんきゅうされていない。そのため、ガソリンを無駄むだ過激かげきアフターファイアーをGRスープラだけが実現じつげんできており、BMWからはうらやましがられているという[21]

正式せいしき開発かいはつはじまってから最初さいしょの2年間ねんかんは、車体しゃたい構成こうせい不可欠ふかけつ主要しゅよう部品ぶひんをBMWと共同きょうどう開発かいはつしたうえで、トヨタがわは5代目だいめスープラ、BMWがわでは3代目だいめZ4を開発かいはつするチームが別個べっこげられ、たがいの車両しゃりょう構想こうそうったのち共有きょうゆうできるものはりょう車種しゃしゅ共有きょうゆうするという、通常つうじょう自動車じどうしゃ開発かいはつにおける手順てじゅんとはことなる手法しゅほうられた[22]。そのため、外装がいそうデザインやサスペンションのセッティングとうがわずかにことなる程度ていど差異さいであった86とスバル・BRZたいして、各々おのおの開発かいはつ目標もくひょうことなるGRスープラとZ4(G29がた)では車体しゃたい形状けいじょう(GRスープラはクーペ、Z4はオープンカー)からしてことなっている。

デザイン・パッケージング

編集へんしゅう

初代しょだい(A40/50がた)よりつづく「ロングノーズ・ショートデッキ」とばれるパッケージングを踏襲とうしゅうした。これは車体しゃたい前方ぜんぽうながくるま室内しつない部分ぶぶんみじか構成こうせいするというFRの2ドアクーペ特有とくゆうのもので、トヨタしゃでは1967ねん発売はつばいされた2000GTから伝統でんとうてきにFRの2ドアクーペしゃ採用さいようされてきたものである。また、キャビンのまど、ダブルバブルルーフとう意匠いしょうは2000GTを彷彿ほうふつとさせるものになっている。全長ぜんちょうは2シーターによって先代せんだい(A80がた)から140mm短縮たんしゅくされ、それにともないホイールベースも80mm短縮たんしゅくされた。しかし全幅ぜんぷくは55mmひろくなり、ぜんこうは15mm - 20mmたかくなっている。

安全あんぜん性能せいのうにおいてはミリレーダー+単眼たんがんカメラ方式ほうしきプリクラッシュセーフティ、ブラインドスポットモニター、レーダークルーズコントロールぜん車速しゃそく追従ついしょう機能きのうづけ)、レーンディパーチャーアラート、リアフォグランプが全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびされている。

またBMW純正じゅんせい車載しゃさい通信つうしん全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん搭載とうさいされており、iPhone専用せんようアプリや専用せんようユーザーサイトを利用りようして車両しゃりょう遠隔えんかく操作そうさ確認かくにん可能かのうな「リモートサービス」、バッテリー電圧でんあつ低下ていか自動的じどうてきにメールで通知つうちする「バッテリーガード」といった専用せんようコネクティッドサービス「Toyota Supra Connect」[ちゅう 9]提供ていきょうされるほか、CarPlay対応たいおうしている。

さらに販売はんばいてん装着そうちゃくオプションとして、車両しゃりょう情報じょうほう記録きろく装置そうち「Toyota GAZOO Racing Recorder」が用意よういされている。この装置そうちはドライバーの操作そうさ情報じょうほう(アクセル・ブレーキ・ステアリング・シフトポジションなど)、車速しゃそく、エンジン回転かいてんすう加速度かそくどなど各種かくしゅセンサーの、および車両しゃりょう位置いち方位ほうい情報じょうほうSDメモリーカード記録きろくするデータロガーとなっており、SDメモリーカードに記録きろくされた情報じょうほう専用せんようアプリをもちいて表示ひょうじすることが可能かのうなほか、トヨタが奨励しょうれいする別売べつうりのソニーせいアクションカムの動画どうが場合ばあい記録きろくした情報じょうほう自動じどう時間じかん同期どうきして再生さいせいされるほか、Bing Mapsうえ走行そうこう軌跡きせき表示ひょうじ再生さいせいすることも可能かのうである。

純正じゅんせいホーンは渦巻うずまがた装着そうちゃくされているが、500Hzへるつ高音こうおんがわのみとなっている。

ウインカーレバー一般いっぱんてき欧州おうしゅうしゃおなじくステアリングコラムの左側ひだりがわについている[23]

 
GRスープラのロゴ。「Supra」のフォントは先代せんだいおなじ。

グレード体系たいけいうえから、3.0L・B58エンジン搭載とうさいしゃの「RZ」、2.0L・B48がたエンジン搭載とうさいしゃの「SZ-R」と「SZ」の3グレードである。後述こうじゅつするとおり、2023ねんモデル以降いこうは「RZ」のみ6そくマニュアルトランスミッションが選択せんたく可能かのうである[24]

外観がいかんちがいは、つぎ部分ぶぶんである。

  • 純正じゅんせいホイール - 「RZ」には19インチ鍛造たんぞうアルミホイールが採用さいようされている。「SZ-R」には18インチのアルミホイールが採用さいようされている。「SZ」には17インチのアルミホイールにランフラットタイヤを装着そうちゃくしている。
    • 「RZ」のみ、2023ねんモデル以降いこうGR86GRヤリスのそれとおなじデザインになった。スポーク形状けいじょう断面だんめん形状けいじょう見直みなおすことより軽量けいりょうこう剛性ごうせい両立りょうりつした[24]つやしダークメタリック塗装とそう仕上しあげられている。
  • ブレーキ - 「RZ」のみフロントに348mm、リアに345mmのbremboせいディスクブレーキを装着そうちゃく。「SZ-R」と「SZ」にはよんりんすべてに330mmみちディスクブレーキが装着そうちゃくされる。
  • ドアミラー - 「RZ」はマットブラック塗装とそう、「SZ-R」と「SZ」はピアノブラック塗装とそう
  • マフラー - デュアルテールパイプになっており、「RZ」は直径ちょっけい100mm・ヘアライン仕上しあげ、「SZ-R」と「SZ」は直径ちょっけい90mm・クロームメッキ仕上しあげ。

また、内装ないそう仕上しあげもそれぞれことなる。

  • シート - 「RZ」と「SZ-R」はアルカンターラ+ほんかわ生地きじである。RZはイグニッションレッド、「SZ-R」はブラックで仕上しあげられる。また、「SZ-R」はアルカンターラ+ほんかわのみだが、「RZ」はほんかわ(ブラック)をメーカーオプションで選択せんたくできる。「SZ」はブラックのファブリック生地きじのみである。
    • 2023ねんモデル以降いこう、「RZ」のみタンのほんかわ生地きじ選択せんたくできるようになった[24]
  • オーナメントパネル - 「RZ」と「SZ-R」はカーボン、「SZ」はダークシルバー塗装とそう
  • ペダル - ぜんグレードにオルガンしきペダルが採用さいようされている。「RZ」と「SZ-R」はスポーティーな印象いんしょう金属きんぞくせいペダルになっている。

年表ねんぴょう

編集へんしゅう
2011ねん12月1にち
BMWグループとトヨタ自動車とよたじどうしゃは、次世代じせだい環境かんきょうしゃ環境かんきょう技術ぎじゅつにおける中長期ちゅうちょうきてき協力きょうりょく関係かんけい構築こうちくけた覚書おぼえがき調印ちょういんしたと発表はっぴょう[25]
2012ねん6月29にち
BMWグループとトヨタ自動車とよたじどうしゃは、2012ねん12月に締結ていけつした両社りょうしゃ戦略せんりゃくてき協力きょうりょく関係かんけい強化きょうかすることを発表はっぴょう[26]
「FCシステムの共同きょうどう開発かいはつ」「スポーツカーの共同きょうどう開発かいはつ」「電動でんどうかんする協業きょうぎょう」「軽量けいりょう技術ぎじゅつ共同きょうどう研究けんきゅう開発かいはつ」という4つのテーマで、長期ちょうきてき戦略せんりゃくてき協業きょうぎょう関係かんけい構築こうちく目指めざしていく覚書おぼえがき調印ちょういんした。
2013ねん1がつ24にち
BMWグループとトヨタ自動車とよたじどうしゃ協業きょうぎょうかんする正式せいしき契約けいやく締結ていけつ[27]
契約けいやく内容ないようのうち「スポーツカーの共同きょうどう開発かいはつ」においては、ミッドサイズのスポーツカーに搭載とうさいする共通きょうつうのプラットフォームのコンセプトを決定けっていするための検討けんとう開始かいしすることで合意ごうい
2014ねん1がつ13にち
 
FT-1コンセプト
2014ねん北米ほくべい国際こくさい自動車じどうしゃショー(デトロイトモーターショー)にクーペデザインコンセプト「TOYOTA FT-1」を出展しゅってん[28]
設立せつりつ40周年しゅうねんむかえたトヨタ自動車とよたじどうしゃ米国べいこくデザイン拠点きょてん「Calty Design Research, Inc.」(CALTY)がデザインを担当たんとう。フロント・サイドガラスのカーブ形状けいじょうなどに「トヨタ 2000GT」を彷彿ほうふつとさせるデザインをれた。
「FT-1」のネーミングは「FT」が「Future Toyota」を、「1」は「頂点ちょうてん」をあらわしている。
2018ねん3月6にち
だい88かいジュネーブ国際こくさいモーターショーにおいて「GR Supra Racing Concept」を世界せかいはつ公開こうかい[29]
「GR Supra Racing Concept」は、TOYOTA GAZOO Racingががけるスポーツカーシリーズ「GR」のスタディモデルとして製作せいさくされた。開発かいはつは、欧州おうしゅうのモータースポーツ活動かつどう拠点きょてんであるトヨタモータースポーツ有限ゆうげん会社かいしゃ(Toyota Motorsport GmbH)が担当たんとうした。
2018ねん7がつ6にち
市販しはんモデルを2019ねん前半ぜんはん発売はつばいすると発表はっぴょう[30]
2018ねん7がつ25にち
イギリスで開催かいさいされた「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて開発かいはつちゅう試作しさくしゃ走行そうこう披露ひろう[31]
2019ねん1がつ14にち
2019ねん北米ほくべい国際こくさい自動車じどうしゃショー(デトロイトモーターショー)において、新型しんがたスープラを世界せかいはつ披露ひろう[32]
記者きしゃ発表はっぴょう壇上だんじょうには、トヨタ自動車とよたじどうしゃ代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう豊田とよだ章男あきおあかF1もと世界せかい王者おうじゃで2018ねんTOYOTA GAZOO Racingドライバーとしてル・マン24あいだレース制覇せいはしたフェルナンド・アロンソがグレーのスープラで登場とうじょうした[33]
2019ねん2がつ9にち
 
GR SUPRA Performance Line CONCEPT"TRD"
大阪おおさかオートメッセ2019にて、トヨタカスタマイジング&ディベロップメントのブランド、TRDよりコンセプトカー「GR SUPRA Performance Line CONCEPT」がはつ公開こうかいされた[34]。より操縦そうじゅうしやすくするために安定あんていかん向上こうじょう目指めざし、空気くうき力学りきがくもとづいて独自どくじ設計せっけいされたカーボンせいのフロントスポイラー、リアスパッツ、サイドスカート、ドアガーニッシュ、トランクスポイラー、アルミニウムせいの19インチホイールが装着そうちゃくされた[35]
2019ねん3がつ25にち
同年どうねん3がつ初旬しょじゅん新型しんがたスープラが、オーストリアマグナ・シュタイア グラーツ工場こうじょう(Magna Steyr Graz Plant)でラインオフした、と発表はっぴょう[36]
量産りょうさんだいいち号車ごうしゃは、車両しゃりょう識別しきべつ番号ばんごうが「20201」(スープラのモデルイヤー「2020」と量産りょうさんだいいち号車ごうしゃしめす「1」)で、エンジンカバーに豊田とよだ章男あきお社長しゃちょう直筆じきひつサインがはいった特別とくべつなモデルである。エクステリアはマットグレーのボディカラーにあかいドアミラーカバー、ツヤしブラックのホイールを採用さいよう。インテリアはレッドのかわシートで、ダッシュボードにカーボン装飾そうしょくほどこされた。ほん車両しゃりょうは、世界せかい最大さいだいきゅう名車めいしゃオークションである「バレットジャクソン・オークション」に出品しゅっぴんされ、同年どうねん1がつ19にちに210まんドル(やく2おく3,000まんえん)で落札らくさつされた。収益しゅうえききん全額ぜんがくアメリカ心臓しんぞう協会きょうかいなどに寄付きふされる予定よていである、と公表こうひょうされた。
2019ねん5がつ17にち
日本にっぽん正式せいしきにフルモデルチェンジを発表はっぴょう発売はつばい[37]。ちなみに、このGRスープラが日本にっぽん市場いちばでのれい最初さいしょ新型しんがたしゃとなった[ちゅう 10]。キャッチコピーは『Supra is Back.』。
日本にっぽん仕様しようしゃはマグナ・シュタイア グラーツ工場こうじょう生産せいさんされた車両しゃりょう海路かいろにてはこばれたのち元町もとまち工場こうじょう経由けいゆしユーザーにとどけられる。取扱とりあつかいてんはトヨタ販売はんばいてんぜんチャネル(東京とうきょうトヨタモビリティ東京とうきょうおよびトヨタ西東京カロとよたにしとうきょうかろ、ネッツトヨタ多摩たま、ネッツトヨタ東都とうと)となる。
なお、「RZ」のうち、ボディカラーの「マットストームグレーメタリック」については、2019年度ねんどぶん生産せいさんが24だいとなることから、発売はつばいから6がつ14にちまでのやく1ヶ月かげつあいだ限定げんてい専用せんようWebサイトにて商談しょうだんもうみの受付うけつけおこない、抽選ちゅうせんて、6月22にち - 23にちおこなわれるだい47かいニュルブルクリンク24あいだ耐久たいきゅうレースの決勝けっしょう当日とうじつ商談しょうだんじゅん発表はっぴょうされる。
2019ねん11月14にち
SEMAショー2019にてトヨタが公式こうしきにカスタマイズした4だいのコンセプトカーが発表はっぴょうされた。このほか、GT4仕様しようやNASCAR仕様しようといったレーシングモデルも展示てんじされた[38]
  • トヨタからは「GR SUPRA Heritage Edition」が発表はっぴょうされた[38]。JZA80がたスープラを彷彿ほうふつとさせる仕上しあがっており、「Re-entry Red」とばれる外装がいそうしょく塗装とそうされた。ヘッドライトおよびテールライトはまるのLEDにえられているほか、HREせいの19インチホイール、オーバーフェンダーにフロント、サイド、リアディフューザー、JZA80がたスープラのそれとたようなデザインの大型おおがたリアウィングが装着そうちゃくされている。さらにサスペンションは調整ちょうせいしき変更へんこうされており、リアサスペンションはインボードマウントされている[39]
  • トヨタの純正じゅんせいアクセサリーチームであるFive Axisからは「GR SUPRA Wasabi Concept」が発表はっぴょうされた[38]名前なまえとおり、外装がいそう全体ぜんたいをライムグリーン、ミラーやボンネットなどアクセントはホワイトで塗装とそうされ、20インチのホイールにブレンボせいのハイパフォーマンスタイプのブレーキキットとオーリンズせいくるま高調こうちょうサスペンションが装着そうちゃくされた。また、エンジンルームにはブレースバーが装着そうちゃくされ、2ほんのマフラーはセンターしになっている[39]
  • TRDからは「GR SUPRA Performance Line CONCEPT」と「GR SUPRA 3000GT Concept」が発表はっぴょうされた[38]。「GR SUPRA 3000GT Concept」はかつてTRDが手掛てがけたJZA80がたスープラをベースとしたコンプリートカー「3000GT」がモデルとなっており、それを彷彿ほうふつとさせるダクトづけボンネットや大型おおがたリアウィングが装着そうちゃくされていた。ほかにもリアディフューザー、専用せんようデザインのドアミラー、大型おおがたのワイドフェンダー、フロントスポイラー、サイドスポイラーが装着そうちゃくされている。また、ブレンボせいブレーキキット、ブライドせいバケットシート、HKSせいマフラー、テインせいサスペンション、TWSせいホイールがけられている[40]
2020ねん2がつ13にち米国べいこく東部とうぶ時間じかん日本にっぽん時間じかん2020ねん2がつ14にちごろ
アメリカにて2021ねんモデルが発表はっぴょうされた[41]今回こんかい年次ねんじ改良かいりょうでは、3.0Lモデル(日本にっぽん仕様しようしゃの「RZ」)のエンジンを後述こうじゅつする出力しゅつりょく向上こうじょうがた機種きしゅへと変更へんこう(ヨーロッパ仕様しようしゃでは従来じゅうらいがたエンジンを継続けいぞく採用さいよう)。同時どうじ米国べいこく市場いちば専用せんよう特別とくべつ仕様しようしゃA91 Edition」を発表はっぴょうした。
A91 Edition」の外装がいそうは「リフラクション(refraction)」とばれるブルーの専用せんようボディカラーをまとい、マットブラック塗装とそうの19インチ鍛造たんぞうアルミホイールに専用せんようのリアスポイラー、Cピラーのグラフィックスや専用せんようドアミラーカバーを装備そうびする。そして内装ないそう各部かくぶにブルーのステッチがはいされ、シートにも専用せんよう表皮ひょうひもちいられる。限定げんてい1000だい販売はんばいされた。
2020ねん4がつ28にち
日本にっぽん仕様しようしゃ一部いちぶ改良かいりょうならびに特別とくべつ仕様しようしゃ「RZ"Horizon blue edition"」が発表はっぴょうされた(同年どうねん10がつ発売はつばい[42]
「RZ」はアメリカで先行せんこう発表はっぴょうされた同国どうこく仕様しようの3.0Lモデル同様どうように、エンジンを従来じゅうらいの「B58B30-M1」がたからエキゾーストマニホールド構造こうぞう変更へんこうしんピストン採用さいようにより圧縮あっしゅく変更へんこうされ出力しゅつりょく増大ぞうだいした「B58B30-O1」がたかわそうされ、最高さいこう出力しゅつりょくが340馬力ばりきから387馬力ばりきヘと向上こうじょうした(最大さいだいトルクはおなじ)。これに対応たいおうするため、ボディ剛性ごうせい向上こうじょう(エンジンルームないにフロントストラットバーを追加ついか)とサスペンションのリセッティング、各種かくしゅ制御せいぎょ装置そうちのプログラム変更へんこうなどが実施じっしされた。これらの改良かいりょうによって「RZ」はくるまじゅうが10Kg増加ぞうかして1,530Kgとなり、同時どうじ型式けいしき変更へんこう(DB42がた → DB02がた)されている。
ボディカラーはディープブルーメタリックが廃止はいしされ、標準ひょうじゅん設定せっていしょくは6しょくへと変更へんこうされた(「SZ」は従来じゅうらい同様どうよう)。また、ペダル間違まちがきゅう発進はっしん抑制よくせい機能きのう全車ぜんしゃ搭載とうさいされた。
特別とくべつ仕様しようしゃの「RZ"Horizon blue edition"」は米国べいこく市場いちば先行せんこう発表はっぴょうされた特別とくべつ仕様しようしゃ「A91 Edition」にじゅんずるもので、「RZ」をベースにボディカラーを特別とくべつ設定せっていしょくの「ホライズンブルー」とし、マットブラック塗装とそうの19インチ鍛造たんぞうアルミホイールを装備そうびする。内装ないそう表皮ひょうひアルカンターラとブラックのほんかわわせたシートが採用さいようされ、シート表皮ひょうひ・インストルメントパネル・ドアトリム・ステアリングホイールなど各部かくぶにブルーのステッチがほどこされ、販売はんばい台数だいすうは100だい限定げんていであった。なお、「A91 Edition」に装備そうびされている専用せんようリアスポイラー・専用せんようドアミラーカバー・Cピラーのグラフィックスは採用さいようとなっている。
「RZ」に設定せってい限定げんていボディカラーであるマットストームグレーメタリックは2019ねんがたの24だいから27だいへと販売はんばい台数だいすうやされた。なお、2020ねんがたでは「RZ"Horizon blue edition"」とおなじマットブラック塗装とそうの19インチ鍛造たんぞうアルミホイールが装備そうびされる。
2021ねん8がつ6にち
日本にっぽんでの初代しょだい発売はつばいから35周年しゅうねん記念きねんした特別とくべつ仕様しようしゃ「RZ"35th Anniversary Edition"」・「SZ-R"35th Anniversary Edition"」が発表はっぴょうされた[43]
「RZ」・「SZ-R」をベースに、共通きょうつうで、マットブラック塗装とそうの19インチ鍛造たんぞうアルミホイール、35周年しゅうねん記念きねんカーボンオーナメント(助手じょしゅせきがわインストルメントパネル)が装備そうびされるほか、「RZ"35th Anniversary Edition"」はほんかわシートとおくだけ充電じゅうでんを、「SZ-R"35th Anniversary Edition"」はキャリパーをレッド塗装とそうとしたスポーツブレーキ、マットブラック塗装とそうのドアミラー、「アルカンターラ」+ほんかわシート表皮ひょうひ、スポーツペダル(アクセルペダル・ブレーキペダル)がそれぞれ特別とくべつ装備そうびされる。
ボディカラーは「RZ"35th Anniversary Edition"」は特別とくべつ設定せっていしょくのマットストームグレーメタリックを設定せってい、「SZ-R"35th Anniversary Edition"」はライトニングイエロー(メーカーオプション)をふくむ5しょく設定せっていされる。内装ないそうしょく特別とくべつ設定せっていとなり、「RZ"35th Anniversary Edition"」はレッド、「SZ-R"35th Anniversary Edition"」はイグニッションレッドとなる。
かく仕様しようどもに35だい限定げんてい販売はんばいとなるため、発表はっぴょう当日とうじつから8がつ31にちまでWeb限定げんてい商談しょうだん申込もうしこみけをおこない、同年どうねん9がつ7にち抽選ちゅうせんうえ順次じゅんじ商談しょうだん開始かいしし、12月ごろ発売はつばいされる計画けいかくとなる。
2022ねん4がつ28にち
日本にっぽん仕様しようしゃ一部いちぶ改良かいりょうモデルの概要がいよう発表はっぴょう従来じゅうらい設定せっていされていなかったマニュアルトランスミッションくるまを「RZ」に追加ついか設定せっていされることとなった。同年どうねんなつごろから商談しょうだん受付うけつけ同年どうねんあきごろから日本にっぽんへのデリバリーが順次じゅんじ開始かいしされる予定よていである[24]
これにともない、RZグレードの形式けいしき番号ばんごうが「DB02→DB06」へふたた変更へんこうされた。
2022ねん7がつ20日はつか
日本にっぽん仕様しようしゃ特別とくべつ仕様しようしゃ「RZ"Matte White Edition"」を設定せっていすることが発表はっぴょうされた[44]
専用せんようボディカラー「マットアバランチホワイトメタリック」を採用さいようするとともに、タンの内装ないそうしょくほんかわシート表皮ひょうひ採用さいよう助手じょしゅせきまえに"Matte White Edition"専用せんようカーボンオーナメントを装着そうちゃくし、おくだけ充電じゅうでん充電じゅうでんようUSB端子たんし(2.1A)も特別とくべつ装備そうびされた。ほん仕様しようしゃは50だい限定げんてい抽選ちゅうせん販売はんばい形態けいたいり、専用せんようWebサイトから発表はっぴょうからやく1かげつあいだ期間きかん限定げんてい抽選ちゅうせんもうみをけ、9月より順次じゅんじ商談しょうだん開始かいしされる。
また、前述ぜんじゅつした一部いちぶ改良かいりょうモデルの店頭てんとうでの商談しょうだん受付うけつけ開始かいししたこともあわせて発表はっぴょうされた。発売はつばい特別とくべつ仕様しようしゃふくめ、10がつごろからの予定よていであることがアナウンスされた。
2022ねん10がつ28にち
 
GRスープラ GT4 EVO
GT4の性能せいのうをさらに向上こうじょうさせたGRスープラ GT4 EVOを発表はっぴょうした[45]。 ABSセッティングの変更へんこう、KWのアブソーバーとスタビライザーバーの仕様しよう変更へんこうしている。 2023ねん1がつ、IMSAミシュラン・パイロット・チャレンジのだい1せんでデビューする予定よてい
2023ねん4がつ28にち
 
RZ"Plasma Orange 100 Edition"
日本にっぽん仕様しようしゃ特別とくべつ仕様しようしゃ「RZ"Plasma Orange 100 Edition"」が発表はっぴょうされた[46]
カスタマーモータースポーツ専用せんようモデル「GR Supra GT4」の生産せいさん100だい到達とうたつ[47]記念きねんしたモデルで、「RZ」のATしゃをベースに、ボディカラーに特別とくべつ設定せっていのプラズマオレンジが採用さいようされたほか、シートをブラックのアルカンターラほんかわ、アルミホイールをマットブラック塗装とそう鍛造たんぞう、フロントのブレーキキャリパーをGRロゴりのブラック塗装とそうにそれぞれえ、助手じょしゅせき前方ぜんぽうにカーボンオーナメントの装飾そうしょく装着そうちゃくされる。
100だい限定げんてい販売はんばいとなるため、同年どうねん5がつ8にちから6がつ4にちまで「GR Garage」店頭てんとう中古ちゅうこしゃ専門せんもんてん袋井ふくろいてんのぞく)で抽選ちゅうせん申込もうしこみ受付うけつけおこない、抽選ちゅうせん同年どうねん6がつ下旬げじゅんより順次じゅんじ商談しょうだん開始かいしあき以降いこう販売はんばい計画けいかくされている。
2023ねん6がつ21にち現地げんち時間じかん
 
45th Anniversary Edition
トヨタの北米ほくべい法人ほうじんによって特別とくべつ仕様しようしゃ「45th Anniversary Edition」が発表はっぴょうされた[48]北米ほくべい市場いちばでのA40がたセリカスープラ発売はつばいから45周年しゅうねん記念きねんしたモデルである。「RZ」をベースにしており、専用せんよう塗装とそうしょく「ミカン ブラスト」とサイドに専用せんようのデカールでいろどられる。また、「RZ」には純正じゅんせい装着そうちゃくされる10ほんスポークホイールと、ダウンフォースが調節ちょうせつ可能かのう専用せんようデザインの大型おおがたリアウィングが装着そうちゃくされる。北米ほくべいでは900だい限定げんてい販売はんばいされる予定よていである。
2023ねん12月2にち
トヨタのドイツ法人ほうじんによって、エッセンモーターショー2023で特別とくべつ仕様しようしゃ「GT4 100th Edition Tribute」がはつ公開こうかいされた[49]。これは「GR Supra GT4」の欧州おうしゅう生産せいさん100だい記念きねんしたモデルである。「GR Supra GT4」をベースに、グレーやゴールド、オレンジ、レッドをわせた専用せんようのボディカラーが採用さいようされており、ボディに「100th」とかれた専用せんようリバリーがプリントされている。

モータースポーツ活動かつどう

編集へんしゅう

世界せかいラリー選手権せんしゅけん(WRC)でグループB規定きていおよびグループS構想こうそう急遽きゅうきょ廃止はいしされたさいグループA規定きていST165がたセリカGT-FOUR登場とうじょうするまでのつなぎとして、1987ねんと1988ねんにスープラが参戦さんせんした。FRレイアウトであることから元来がんらいラリーきの車両しゃりょうではなく、マシン熟成じゅくせい時間じかんれないという苦境くきょうなかサファリラリーでは3表彰台ひょうしょうだい獲得かくとくした。

WRC以外いがいのラリーイベントも参戦さんせんし、1987ねんビョルン・ワルデガルド香港ほんこん北京ぺきんラリーで総合そうごう優勝ゆうしょうかざっている[50]

全日本ぜんにほんツーリングカー選手権せんしゅけん(JTC)には1987ねんから参戦さんせん開始かいしした。デビューせんでは優勝ゆうしょうかざったが、そのはレギュレーション変更へんこうによって重量じゅうりょう増加ぞうかがなされたため、フォード・シエラ日産にっさん・スカイライン対抗たいこうできず、1990ねんかぎりで撤退てったいした。

北米ほくべいIMSAではトヨタのセミワークスであったオール・アメリカン・レーサーズ(AAR)が採用さいようし、GTUクラスで10しょうげている[51]。1991ねんにはオーストラリアはつ開催かいさいされたバサースト12あいだ耐久たいきゅうレースに参戦さんせんし、フォード・レーザー三菱みつびし・ギャランなどをやぶって初代しょだい優勝ゆうしょうしゃとなった。

全日本ぜんにほんGT選手権せんしゅけんおよびSUPER GTのGT500クラスで、日産にっさん・スカイラインGT-Rホンダ・NSXながきにわたるたたかいをひろげた。2002ねん市販しはんしゃ生産せいさん終了しゅうりょうしたのちも、2006ねんレクサス・SC交代こうたいするまで活躍かつやくし、1997ねんトムスミハエル・クルム/ペドロ・デ・ラ・ロサくみ、2001ねんセルモ竹内たけうちひろしてん/立川たちかわゆうくみ、2002ねんチームルマン飯田いいだあきら/わきばん寿一ひさいちくみ、2005ねんセルモの立川たちかわゆう/高木たかぎとらかいくみと4チャンピオンにかがやいている。エンジンは1994ねんのデビュー2せんのみ市販しはんしゃ同様どうようの2JZ-GTEがたであったが、よく1995ねんからは直列ちょくれつ4気筒きとうターボ3S-GTEかたに、2003ねんからはVがた8気筒きとう自然しぜん吸気きゅうきエンジンの3UZ-FE排気はいきりょう参戦さんせん年度ねんどによりことなる)に変更へんこうされた。またサスペンションなどは参戦さんせん当初とうしょにおいて、トヨタ・TS010のパーツを流用りゅうようしたものに変更へんこうされた。

耐久たいきゅうレースでは1995ねんと1996ねんに、SARDスープラLM-GTル・マン24あいだレース参戦さんせんした。2000ねんにはタイヤメーカーのFALKENニュルブルクリンク24あいだ参戦さんせんし、一時いちじ総合そうごう3走行そうこうしたがクラッシュによりリタイアをきっした。2007ねんスーパー耐久たいきゅうだい3せん十勝とかち24あいだレースでは、2005ねんのSUPER GTで使用しようされた車両しゃりょうをベースにレースようハイブリッドシステムを搭載とうさいしたスープラHV-Rが参戦さんせんし、総合そうごう優勝ゆうしょうたした。これはトヨタ史上しじょうはつのハイブリッドレーシングカーによるレース優勝ゆうしょうでもあった。

また、本来ほんらいはフロントヘビーでドリフト走行そうこうにはかない車両しゃりょうであるが、A80けいスープラの愛好あいこうとしてられる織戸おりどまなぶのRS☆Rスープラが2005ねんから2011ねんにかけて全日本ぜんにほんプロドリフト選手権せんしゅけん(D1GP)に参戦さんせんし、2011ねんには唯一ゆいいつとなる勝利しょうりげた。2020ねん現在げんざい玉川たまがわつやがA80けいスープラで参戦さんせんしている。わったところでは、2008ねんD1ストリートリーガルセリカのフロント移植いしょくしたA80けいスープラが、松井まつい有紀ゆきおっとのドライブで参戦さんせんしている。

DBがたGRスープラ

編集へんしゅう

市販しはんしゃ発表はっぴょうまえからモータースポーツにからめたプロモーションが積極せっきょくてきおこなわれており、2018ねんにはTMGがデザインしたLM-GTE仕様しよう[52]NASCARエクスフィニティ・シリーズ仕様しよう、2019ねん初頭しょとうにはGT500仕様しようグループGT4仕様しようD1グランプリ仕様しようと、市販しはんしゃ発売はつばいまえに5種類しゅるいのレーシングカー仕様しようやそのコンセプトカーが公式こうしき発表はっぴょうされた。また市販しはんしゃのプロトタイプも、2018ねん10がつのVLN(ニュル耐久たいきゅうシリーズ)に「スープラA90」としてエントリーし、モリゾウ(豊田とよだ章男あきお)をふくむ3にんのテストドライバーがドライブしクラス2完走かんそうした[53]

市販しはん直後ちょくごの2019ねん6がつには、TOYOTA GAZOO Racingがニュルブルクリンク24あいだのSP8Tクラスに投入とうにゅうした。ドライバーはモリゾウをふくむテストドライバー中心ちゅうしんかおぶれだったが、総合そうごう41、クラス3完走かんそうたしている[54]。このとしフォーミュラ・ドリフトにも参戦さんせんしている。

また近年きんねん発展はってんげているe-Motorsportにも公式こうしき参入さんにゅうし、グランツーリスモシリーズとの提携ていけいで『GR Supra GT Cup』を開催かいさいしている。

2020ねんからはSUPER GTやスーパー耐久たいきゅうへの参戦さんせん開始かいしし、韓国かんこくSUPERRACE CHAMPIONSHIPさい上位じょういクラスであるSAMSUNG FIRE & MARINE INSUREANCE 6000(SUPER6000)のカウルモチーフに指定していされた。さらにTMGせいグループGT4仕様しよう販売はんばい開始かいしされるなど、本格ほんかくてきにTOYOTA GAZOO Racingのアイコンとしての活動かつどう開始かいしした。

GT500仕様しようではレギュレーションの都合つごうじょう、2019ねんまでレクサス・LC500搭載とうさいされていたRI4AGかたエンジンをいで搭載とうさいしていたが(2023ねんまで)、どう規定きてい指定していされているFR+直列ちょくれつ4気筒きとうターボというレイアウトを市販しはんしゃでももちいているのは3車中しゃちゅうGRスープラのみである。トムスにより2023ねんまでに2王座おうざ獲得かくとくしている。なお2024ねんからは改良かいりょうがたのRI4BGにわっている。

GT300クラスではaprがJAF-GT規定きていしたかくチームと共同きょうどう開発かいはつした、Vがた8気筒きとう自然しぜん吸気きゅうき2UR-Gかたエンジンを搭載とうさいするGRスープラが複数ふくすう参戦さんせんし、2023ねん埼玉さいたまトヨペット Green Braveがタイトルを獲得かくとくしている。

A80がたまで

編集へんしゅう

くるまめい由来ゆらい

編集へんしゅう

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう

注釈ちゅうしゃく

編集へんしゅう
  1. ^ ビルシュタインせいショックアブソーバーが装着そうちゃくされていたグレードは2.5ターボRのみ、そのはTEMSき、またはスタンダードショックアブソーバが装着そうちゃくされていた。また、2.5ターボRにはレカロしゃせいシート、MOMOしゃせいステアリングが装着そうちゃくされていた。
  2. ^ 「SZ」・「SZ-R」に搭載とうさい
  3. ^ 「RZ」に搭載とうさい
  4. ^ a b 「SZ」
  5. ^ a b 「SZーR」
  6. ^ a b c d 「RZ」
  7. ^ 「SZ」・「SZ-R」
  8. ^ 「RZ」
  9. ^ サービスはBMWから提供ていきょうされる。
  10. ^ ただし、純粋じゅんすい国産こくさんしゃ限定げんていした場合ばあいでは5月24にち発売はつばいされたマツダ・MAZDA3れい最初さいしょ新型しんがたしゃとなる。
  11. ^ 英語えいごのsuperに相当そうとうする。

出典しゅってん

編集へんしゅう
  1. ^ a b 昭和しょうわ55ねん 写真しゃしん生活せいかつ』(2017ねん、ダイアプレス)p86
  2. ^ a b デアゴスティーニジャパン 週刊しゅうかん日本にっぽん名車めいしゃだい19ごう27ページより。
  3. ^ 「500だい限定げんていのスープラ」レースのためのホモロゲモデルとしてまれ、国産こくさん最強さいきょうパワーをほこった3.0GTターボA”. ドライバーWeb (2019ねん7がつ26にち). 2021ねん2がつ26にち閲覧えつらん
  4. ^ スープラ(トヨタ)1986ねん2がつ~1993ねん4がつ生産せいさんモデルのカタログ”. リクルート株式会社かぶしきがいしゃ (2020ねん1がつ12にち). 2020ねん1がつ12にち閲覧えつらん
  5. ^ デアゴスティーニジャパン週刊しゅうかん日本にっぽん名車めいしゃだい19ごう3ページより。
  6. ^ a b c d e トヨタ、スープラをフルモデルチェンジ -あやつたのしさと安全あんぜん環境かんきょうへの徹底てっていしたみ-』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、24 May 1993https://global.toyota/pages/news/older/images/1993/05/24/19930524_01_jp.pdf8 July 2024閲覧えつらん 
  7. ^ トヨタ、スープラの装備そうび充実じゅうじつ』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、6 August 1999https://global.toyota/jp/detail/12347525?_ga=2.77319957.1681717138.1720397085-820571015.1720397085&_gl=1*1l3r8mi*_ga*ODIwNTcxMDE1LjE3MjAzOTcwODU.*_ga_FW87SM9FNZ*MTcyMDM5NzA4NS4xLjEuMTcyMDM5NzA5MC41NS4wLjA.8 July 2024閲覧えつらん 
  8. ^ スープラ(1993ねん5がつ~2002ねん7がつ)”. トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ (2020ねん1がつ12にち). 2020ねん1がつ12にち閲覧えつらん
  9. ^ デアゴスティーニジャパン週刊しゅうかん日本にっぽん名車めいしゃだい75ごう5ページより。
  10. ^ 世界せかいはつ公開こうかい新型しんがたスープラ、伝統でんとうまもった部分ぶぶん変革へんかくした部分ぶぶん 山本やまもとすすむ Car Me 2019ねん1がつ15にち
  11. ^ スクープ!:ジュネーブショー2018】トヨタの出展しゅってん情報じょうほうをキャッチ 目玉めだまはGRスープラとカローラスポーツ!(2がつ9にち更新こうしん Web モーターマガジン 2018ねん2がつ9にち
  12. ^ GRスープラがついに日本にっぽん発売はつばい! 「ちょく6」、「FR」で歴代れきだいのDNAを クルマ グーネット 2019ねん5がつ17にち
  13. ^ トヨタ スープラ 新型しんがた欧州おうしゅうせい、BMW Z4 とおな工場こうじょう生産せいさんへ…マグナが生産せいさん受託じゅたく Response.jp 2019ねん1がつ17にち
  14. ^ スープラはBMW Z4なのか? (1/6)”. ITmedia ビジネスオンライン. 2019ねん7がつ1にち閲覧えつらん
  15. ^ 復活ふっかつしたスープラはなぜ「トヨタ・スープラ」ではなく「GRスープラ」なのか? (1/2ページ) WEB CARTOP 2019ねん6がつ17にち
  16. ^ トヨタ新型しんがたスープラ(日本にっぽん仕様しよう)国内こくない最速さいそく試乗しじょうレポート!【レーシングドライバー飯田いいだ あきら × モータージャーナリストかつら 伸一しんいち web option 2018ねん12月8にち
  17. ^ トヨタ、新型しんがた「スープラ」(日本にっぽん仕様しよう詳細しょうさいちょく6エンジンは340PS/500Nm、ちょく4エンジンは258PS/400Nmと197PS/320Nm Car watch 2019ねん1がつ15にち
  18. ^ Toyota Won’t Offer Four-Cylinder Supra In The U.S. Toyota Won’t Offer Four-Cylinder Supra In The U.S. motor1.com 2019ねん1がつ15にち
  19. ^ 「スポーツカーにMTって、まだ必要ひつようですか?」スープラ開発かいはつ責任せきにんしゃ多田ただ哲哉てつやく(後編こうへん 藤野ふじの ふとしいち 2018ねん3がつ29にち
  20. ^ a b 【トヨタ スープラ 新型しんがた】「最短さいたんでスープラをすには、BMWのちょく6しかなかった」多田ただ哲哉てつやCEインタビュー[後編こうへん RESPONCE.JP 2019ねん6がつ7にち
  21. ^ くるまだかひくくしたらアゴをこする? それならこうして解決かいけつ! トヨタ・スープラ開発かいはつ責任せきにんしゃ多田ただ哲哉てつやさんがげきしろ「BMW Z4とはこんなにちがう」 MotorFan 2019ねん5がつ31にち
  22. ^ トヨタ「スープラ」とBMW「Z4」、りょう開発かいはつチームの協力きょうりょく関係かんけいは2014ねんから途切とぎれていたことがあきらかに! Autoblog.jp 2018.10.01
  23. ^ トヨタ新型しんがた「スープラ」は輸入ゆにゅうしゃあつかい!?ウインカーレバーが国産こくさんしゃぎゃく理由りゆうとは”. くるまのニュース. 2024ねん6がつ22にち閲覧えつらん
  24. ^ a b c d スープラ、一部いちぶ改良かいりょう概要がいよう発表はっぴょう』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2022ねん4がつ28にちhttps://global.toyota/jp/newsroom/toyota/37239595.html2022ねん4がつ28にち閲覧えつらん 
  25. ^ BMWグループとトヨタ、環境かんきょう技術ぎじゅつにおける中長期ちゅうちょうきてき協力きょうりょく関係かんけい構築こうちく合意ごうい』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2011ねん12月1にちhttps://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/1492823 
  26. ^ BMWグループとトヨタ、協力きょうりょく関係かんけい強化きょうか合意ごうい― FCシステム、スポーツカー分野ぶんやでの協業きょうぎょうけた覚書おぼえがき調印ちょういん』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2012ねん6がつ29にちhttps://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/1606850 
  27. ^ BMWグループとトヨタ、協業きょうぎょうかんする正式せいしき契約けいやく締結ていけつ― FCシステム、スポーツカー、軽量けいりょう分野ぶんやでの協業きょうぎょう着手ちゃくしゅ、リチウム空気くうき電池でんち技術ぎじゅつ共同きょうどう研究けんきゅう開始かいし』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2013ねん1がつ24にちhttps://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/1786531 
  28. ^ トヨタ自動車とよたじどうしゃ、2014ねん北米ほくべい国際こくさい自動車じどうしゃショーにクーペデザインコンセプト「TOYOTA FT-1」を出展しゅってん』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2014ねん1がつ13にちhttps://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/1024325 
  29. ^ TOYOTA、ジュネーブモーターショーで「GR Supra Racing Concept」を世界せかいはつ公開こうかい-「スープラ」が16ねんぶりにレーシングカーコンセプトとして復活ふっかつ』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2018ねん3がつ6にちhttps://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/21234911.html 
  30. ^ TOYOTA、「スープラ」で2019ねんのNASCARエクスフィニティ・シリーズに参戦さんせん市販しはんモデルは2019ねん前半ぜんはん販売はんばい開始かいし』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2018ねん7がつ6にちhttps://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/23283971.html 
  31. ^ TOYOTA、「スープラ」試作しさくしゃ走行そうこう英国えいこくはつ披露ひろう-「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で直列ちょくれつ6気筒きとうのサウンドがひびく-』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2018ねん7がつ25にちhttps://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/23596679.html 
  32. ^ TOYOTA、デトロイトモーターショーで新型しんがたスープラを世界せかいはつ披露ひろう-「GR」シリーズはつのグローバルモデル-』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2019ねん1がつ14にちhttps://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/26144305.html 
  33. ^ TOYOTA、デトロイトモーターショーで新型しんがたスープラを世界せかいはつ披露ひろう』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2019ねん1がつ14にちhttps://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/26144305.html?padid=ag478_from_kv 
  34. ^ 大阪おおさかオートメッセ 2019】TRD、新型しんがた「スープラ」のカスタムモデル「GR Supra Performance Line CONCEPT“TRD”」世界せかいはつ公開こうかい”. Car Watch (2019ねん2がつ9にち). 2023ねん12月18にち閲覧えつらん
  35. ^ GR SUPRA Performance Line CONCEPT OSAKA AUTO MESSE 2019”. TRD (TOYOTA CUSTOMIZING & DEVELOPMENT Co., Ltd.). 2023ねん12月18にち閲覧えつらん
  36. ^ 新型しんがたスープラ ラインオフ』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2019ねん3がつ25にちhttps://global.toyota/jp/newsroom/toyota/27289530.html 
  37. ^ TOYOTA、新型しんがたスープラを発売はつばい』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2019ねん5がつ17にちhttps://global.toyota/jp/newsroom/toyota/28086838.html 
  38. ^ a b c d 真鍋まなべ裕行ひろゆき (2019ねん11月14にち). “SEMA SHOW 2019のトヨタブースはまるで“スープラまつり”。スープラの本格ほんかくてきなチューンドカーも展示てんじ”. Car Watch. 2023ねん12月18にち閲覧えつらん
  39. ^ a b トヨタ社内しゃないにて「公式こうしき」にカスタムされたGRスープラ3だい公開こうかい。トヨタ重役じゅうやくによって前後ぜんごランプまで「80スープラ」ふうに、ピリリとつらい「ワサビ」グリーンなど”スープラあい”あふれるカスタムをてみよう”. Life in the FAST LANE. (2019ねん11月6にち). 2023ねん12月18にち閲覧えつらん
  40. ^ GR SUPRA 3000GT CONCEPT SEMA Show2019”. TRD (TOYOTA CUSTOMIZING & DEVELOPMENT Co., Ltd.). 2023ねん12月18にち閲覧えつらん
  41. ^ TOYOTA、GRスープラ(3.0L)のエンジン改良かいりょうがた発表はっぴょう』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2020ねん2がつ14にちhttps://global.toyota/jp/newsroom/toyota/31587374.html2020ねん2がつ17にち閲覧えつらん 
  42. ^ TOYOTA、スープラ RZのエンジン改良かいりょうがた発売はつばい』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2020ねん4がつ28にちhttps://global.toyota/jp/newsroom/toyota/32335627.html2020ねん4がつ28にち閲覧えつらん 
  43. ^ スープラ35周年しゅうねん記念きねん特別とくべつ仕様しようしゃ限定げんてい発売はつばい』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2021ねん8がつ6にちhttps://global.toyota/jp/newsroom/toyota/35805712.html2021ねん8がつ6にち閲覧えつらん 
  44. ^ スープラ、マットホワイトカラーの50だい限定げんていモデルを設定せってい』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2022ねん7がつ20日はつかhttps://global.toyota/jp/newsroom/toyota/37543732.html2022ねん7がつ20日はつか閲覧えつらん 
  45. ^ CORPORATION, TOYOTA MOTOR. “2023ねんシーズン GR Supra GT4 EVOモデルを発売はつばい | 2022ねん | プレスリリース”. TOYOTA GAZOO Racing. 2022ねん10がつ30にち閲覧えつらん
  46. ^ スープラ 特別とくべつ仕様しようしゃ「Plasma Orange 100 Edition」を発売はつばい-GR Supra GT4の生産せいさん100だい到達とうたつ記念きねん』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2023ねん4がつ28にちhttps://global.toyota/jp/newsroom/toyota/39128264.html2023ねん5がつ8にち閲覧えつらん 
  47. ^ GR Supra GT4、生産せいさん100だい到達とうたつ』(プレスリリース)トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2023ねん4がつ28にちhttps://global.toyota/jp/newsroom/toyota/39128463.html2023ねん5がつ8にち閲覧えつらん 
  48. ^ トヨタしん「GRスープラ」登場とうじょう鮮烈せんれつ「ミカン オレンジ」と迫力はくりょくスポイラーがイカす「45周年しゅうねん記念きねんモデル」がべい発売はつばい”. くるまのニュース (2023ねん6がつ23にち). 2023ねん12月18にち閲覧えつらん
  49. ^ トヨタが“6そくMT”搭載とうさいの「FRスポーツカー」はつ公開こうかいちょう過激かげきな「専用せんようデザイン」採用さいようした“特別とくべつモデル”にねつ視線しせんどくでの披露ひろう反響はんきょうあり”. くるまのニュース (2023ねん12月17にち). 2023ねん12月18にち閲覧えつらん
  50. ^ 『RALLY CARS ― TOYOTA CELICA GT-FOUR』三栄書房さんえいしょぼう刊行かんこう 2018ねん5がつ27にち 8 - 10ページ
  51. ^ "The Angriest Celicas by Matthew Hayashibara, Sports Compact Car, September 1999".
  52. ^ スープラ、来年らいねん復活ふっかつへ トヨタ、欧州おうしゅうのディーゼルは撤退てったい
  53. ^ トヨタ新型しんがたスープラ、レースデビュー Response 2018ねん10がつ23にち
  54. ^ ニュル24あいだ:トヨタ、GRスープラとLCがダブル完走かんそう豊田とよだ代表だいひょう「すべてのくやしさが、ずっとわたしのブレないじく今日きょうくやなみだながした」 AS-web 2019ねん6がつ24にち

関連かんれん項目こうもく

編集へんしゅう

外部がいぶリンク

編集へんしゅう