サンフランシスコ国際こくさい空港くうこう

サンフランシスコ国際こくさい空港くうこう San Francisco International Airport
国際線こくさいせんターミナル
連邦れんぽう航空局こうくうきょく・空港くうこう図ず
IATA: SFO - ICAO: KSFO
概要がいよう
国くに・地域ちいき	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
所在地しょざいち	カリフォルニア州しゅうサンマテオ郡ぐん
母はは都市とし	サンフランシスコ
種類しゅるい	公共こうきょう
所有しょゆう者しゃ	サンフランシスコ空港くうこう委員いいん会かい
拠点きょてん航空こうくう会社かいしゃ	ユナイテッド航空こうくう アラスカ航空こうくう
敷地しきち面積めんせき	2107 ha
標高ひょうこう	4 m (13 ft)
座標ざひょう	北緯ほくい37度ど37分ふん08秒びょう 西経せいけい122度ど22分ふん30秒びょう
公式こうしきサイト	公式こうしきウェブサイト
地図ちず
SFO/KSFO SFO/KSFO SFO/KSFO 空港くうこうの位置いち
滑走かっそう路ろ
方向ほうこう ILS 長ながさ×幅はば (m) 表面ひょうめん 10L/28R 有ゆう 3,618×61 アスファルト 10R/28L 有ゆう 3,469×61 アスファルト 1R/19L 有ゆう 2,637×61 アスファルト 1L/19R 無む 2,332×61 アスファルト
統計とうけい（2019年ねん）
旅客りょかく数すう	57,488,023人にん
連邦れんぽう航空局こうくうきょく
リスト
空港くうこうの一覧いちらん

サンフランシスコ国際こくさい空港くうこう（サンフランシスコこくさいくうこう、英語えいご: San Francisco International Airport） (IATA: SFO, ICAO: KSFO, FAA LID: SFO) は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのカリフォルニア州しゅうサンフランシスコから約やく20km南みなみに位置いちする国際こくさい空港くうこうである。

アメリカ西海岸にしかいがんにおける主要しゅよう空港くうこうの1つで、ユナイテッド航空こうくうとアラスカ航空こうくうのハブ空港くうこうである。西海岸にしかいがんの玄関げんかん口こうの1つとして、アメリカ国内こくないのみならず、アジア・ヨーロッパ・南みなみアメリカ・オセアニアへの路線ろせんが就航しゅうこうしている。 サンフランシスコ国際こくさい空港くうこうはベイエリア最大さいだいの空港くうこうであり、西海岸にしかいがんにおいてロサンゼルス国際こくさい空港くうこう（LAX）に次ついで2番目ばんめに利用りよう者しゃの多おおい空港くうこうである。2017年ねんの旅客りょかく数すうはアメリカの空港くうこうで7位いであり、世界中せかいじゅうで24位いだった。

歴史れきし

サンフランシスコは1927年ねんに現在げんざいの空港くうこうの敷地しきちで150エーカーをリースし、実験じっけん的てきな空港くうこうプロジェクトのためにそれを公式こうしきにミルズフィールド市営しえい空港くうこうと名付なづけた。空港くうこうのための150エーカーの土地とちは、D.O.ミルズの遺産いさんから購入こうにゅうされた。土地とちの残のこりの部分ぶぶんはミルブレー町まちとなった。1931年ねん6月がつ9日にちに名前なまえがサンフランシスコ空港くうこうに変更へんこうされ、その半年はんとし後ごには急速きゅうそくに成長せいちょうする空港くうこうの管理かんりが公共こうきょう事業じぎょう委員いいん会かいに移うつされた。1932年ねん11月17日にち、サンフランシスコの市民しみんは空港くうこうの開発かいはつのために26万まんドルの債券さいけんを承認しょうにんした。第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん中なかに近ちかくのオークランド空港くうこうに軍ぐんが基地きちを置おいていたため、空港くうこうは急速きゅうそくに成長せいちょうした。

最初さいしょは空港くうこうの成長せいちょうについての懸念けねんがあったが、湿地しっちの海岸かいがん部ぶ350エーカーを埋うめ立たてることで問題もんだいが解決かいけつされた。そして1935年ねん11月、空港くうこうの滑走かっそう路ろCが1,900フィートから3,000フィートに延長えんちょうされ、空港くうこうは急速きゅうそくに成長せいちょうを続つづけた。パンアメリカン航空こうくうは、最初さいしょの定期ていき的てきな大洋たいよう間あいだ航空こうくうサービスを行おこなう場所ばしょとしてサンフランシスコ空港くうこうを選えらんだ。飛行機ひこうきはサンフランシスコ空港くうこうから離陸りりくし、4回かいの停留ていりゅう地ちを経へて59時じ間あいだ後ごにフィリピンのマニラに着陸ちゃくりくした。その飛行機ひこうき、チャイナ・クリッパーは瞬またたく間まに有名ゆうめいになった。

1959年ねん7月がつ29日にち、アメリカで最初さいしょのボーディング・ブリッジがサンフランシスコ国際こくさい空港くうこうに設置せっちされた。

滑走かっそう路ろ

クロース・パラレル方式ほうしきで2本ほん×2組くみ、計けい4本ほんの滑走かっそう路ろが配置はいちされているが、この近接きんせつした滑走かっそう路ろでの同時どうじ離着陸りちゃくりくが行おこなわれている世界せかいでも珍めずらしい空港くうこうである。 その理由りゆうはこの空港くうこうが一いち日にち1000を超こえる航空機こうくうきの往来おうらいがあるためで、同時どうじ着陸ちゃくりくを行おこなう際さいは接近せっきんを告つげる機内きないアナウンスが放送ほうそうされる事ことが有ある。並行へいこうする二に本ほんの滑走かっそう路ろが近接きんせつしているため、名物めいぶつの霧きりがかかるなど気象きしょう条件じょうけんが悪化あっかすると片方かたがたの滑走かっそう路ろが閉鎖へいさされ到着とうちゃく遅おくれの原因げんいんとなっている。

ターミナル

夜よるのターミナル

ターミナル1・2・3・国際線こくさいせんターミナルの4つに分わかれており、7つのボーディング・エリアがある。それぞれのターミナルは環状かんじょうに配置はいちされていて、ターミナル間あいだの移動いどうは徒歩とほで可能かのうな他ほか、ターミナル間あいだを結むすぶエアトレインが24時じ間あいだ運行うんこうしており、無料むりょうで利用りようできる。

2019年ねん8月がつ20日はつかより、ターミナルビル内ないで使つかい捨すてペットボトル入はいり飲料いんりょう水すいの販売はんばいを禁止きんしした。ゴミの最終さいしゅう処分しょぶん場じょうの残ざん容量ようりょうが逼迫ひっぱくしていることから取とられた措置そち。

ターミナル配置はいち図ず

ターミナル1（ハーヴェイ・ミルク）

旧きゅうサウス・ターミナルとして知しられるターミナル1はボーディング・エリアB&Cから成なり立たっている。当初とうしょのターミナル（現在げんざいのボーディング・エリアB&C）は1963年ねんに開業かいぎょうし、ボーディング・エリアAは1974年ねんに開業かいぎょうした。ターミナルの改修かいしゅう工事こうじは1988年ねんに完了かんりょうした。国際線こくさいせんターミナルに新しんボーディング・エリアAが設置せっちされたため、旧きゅうAは2007年ねんに取とり壊こわされた。

ターミナル2

旧きゅうセントラル・ターミナルとして知しられるターミナル2は、1954年ねんに開業かいぎょうした。現在げんざいの国際線こくさいせんターミナルがオープンする前まえの国際線こくさいせんターミナルとして知しられている。このターミナルは2008年ねんから2011年ねんに改修かいしゅう工事こうじが行おこなわれた。ボーディング・エリアDのみを有ゆうする。管制塔かんせいとうはターミナル2の上層じょうそう階かいに位置いちしている。出発しゅっぱつ・到着とうちゃくエリアはターミナル1とターミナル3を結むすぶ通路つうろとしても機能きのうしている。

ターミナル3

旧きゅうノース・ターミナルとして知しられるターミナル3は、1981年ねん開業かいぎょうのボーディングエリアEと 1979年ねん開業かいぎょうのボーディング・エリアFを有ゆうする。ユナイテッド航空こうくうの国内線こくないせんはターミナル3を使用しようし、国際線こくさいせんは国際線こくさいせんターミナルを使用しようする。一部いちぶの国内線こくないせんはターミナル1を使用しようする。

国際線こくさいせんターミナル

2000年ねんにオープンしたこのターミナルは、北米ほくべい最大さいだい級きゅうの国際線こくさいせんターミナルであり、耐震たいしん基礎きそ絶縁ぜつえん体たい（免めん震ふるえ構造こうぞう）で建設けんせつされた世界せかいの中なかで最もっとも大おおきな構造こうぞう物ぶつである。このターミナルの完成かんせい前まえは、ターミナル2が国際線こくさいせんターミナルであった。ボーディングエリアは上層じょうそう部ぶに商業しょうぎょう施設しせつ、下層かそう部ぶに出発しゅっぱつロビーを配置はいちした2層そう構造こうぞうである。またボーディング・エリアG側がわの駐車ちゅうしゃ場じょうはバートの駅えきにつながっている。

主おもな就航しゅうこう路線ろせん

FAAのSFO滑走かっそう路ろ図ず（ターミナルと滑走かっそう路ろに色いろを追加ついかした）

航空こうくう会社かいしゃ	就航しゅうこう地ち
ユナイテッド航空こうくう	オースティン、ボルチモア、ボストン、シカゴ/ORD、クリーブランド、ダラス、デンバー、フォートローダーデール、ヒロ、ホノルル、ヒューストン、インディアナポリス、カフルイ、コナ、ラスベガス、リフエ、ロサンゼルス/LAX、ロサンゼルス/サンタアナ、ミネアポリス=セントポール、ニューオーリンズ、ニューヨーク/JFK、ニューアーク、オーランド/サンフォード、フィラデルフィア、フェニックス、ピッツバーグ、ポートランド(OR)、ローリー/ダーラム、サンディエゴ、セントルイス、シアトル、ワシントン/ダレス、ワシントン/レーガン 季き節ぶし就航しゅうこう: アンカレッジ
ユナイテッド航空こうくう（国際こくさい）	北米ほくべい線せん: メキシコシティ、カンクン、グアダラハラ カナダ線せん: バンクーバー、ビクトリア、カルガリー、エドモントン ヨーロッパ線せん: ロンドン/LHR、パリ/CDG、フランクフルト、ミュンヘン、パペーテ 中東ちゅうとう線せん: テルアビブ 東ひがしアジア線せん: 東京とうきょう/羽田はた、東京とうきょう/成田なりた、大阪おおさか/関西かんさい、ソウル/仁川にがわ、北京ぺきん/首都しゅと、上海しゃんはい/浦東ほとう、成都せいと、杭州こうしゅう、香港ほんこん、台北たいぺい/桃園ももぞの、シンガポール 太平洋たいへいよう・オセアニア線せん: シドニー、オークランド(NZL) 季き節ぶし就航しゅうこう: 西安しーあん、プエルト・バヤルタ
ユナイテッド・エクスプレス	アルバカーキ、オースティン、ベーカーズフィールド 、ボイシ、ボーズマン（イエローストーン）、チコ、コロラドスプリングス、クレセント・シティ、ダラス/フォートワース、ユージーン、ユーリカ、フレズノ、アイダホフォールス、カンザスシティ、クラマスフォールス、ラスベガス、メドフォード、モデスト、モントレー、ノースベンド、オクラホマシティ、オンタリオ(CA)、ロサンゼルス/バーバンク、ロサンゼルス/サンタアナ、パームスプリングス、パスコ、フェニックス、ポートランド(OR)、レディング、レドモンド/ベンド、リノ、サクラメント、ソルトレークシティ、サンアントニオ、サンディエゴ、サン・ルイ・オビスポ、サンタバーバラ、シアトル、スポケーン、ツーソン 季き節ぶし就航しゅうこう: アスペン、ジャクソンホール、マンモスレイクス、ミズーラ、サンバレー
アラスカ航空こうくう	パームスプリングス、ポートランド、オースティン、ボストン、シカゴ/ORD、ダラス/フォートワース、フォートローダーデール、ラスベガス、ロサンゼルス/LAX、ニューヨーク/JFK、ニューアーク、フィラデルフィア、サンディエゴ、シアトル、ワシントン/ダレス、ワシントン/ナショナル 季き節ぶし就航しゅうこう: アンカレッジ、カンクン、プエルト・バヤルタ、ロス・カボス
デルタ航空こうくう	アトランタ、シンシナティ、デトロイト、ホノルル、ロサンゼルス/LAX、ミネアポリス=セントポール、ニューヨーク/JFK、ソルトレイクシティ、シアトル
アメリカン航空こうくう	シャーロット、シカゴ/ORD、ダラス/フォートワース、ロサンゼルス/LAX、マイアミ、ニューヨーク/JFK、フィラデルフィア、フェニックス
サウスウエスト航空こうくう	アトランタ、シカゴ/MDW、デンバー、ラスベガス、ロサンゼルス/LAX、ロサンゼルス/サンタアナ、ミルウォーキー、フェニックス、サンディエゴ
ジェットブルー航空こうくう	オースティン、マイアミ/フォートローダーデール、ボストン、ロサンゼルス/ロングビーチ、ニューヨーク/JFK、ラスベガス
ハワイアン航空こうくう	ホノルル、カフルイ
フロンティア航空こうくう	デンバー、ダラス、アトランタ
サンカントリー航空こうくう	ミネアポリス=セントポール
エア・カナダ	モントリオール、トロント、バンクーバー
ウエストジェット航空こうくう	カルガリー、バンクーバー
アエロメヒコ航空こうくう	メキシコシティ、グアダラハラ
コパ航空こうくう	パナマシティ
LATAM ペルー	リマ
アビアンカ・エルサルバドル	サンサルバドル
ブリティッシュ・エアウェイズ	ロンドン/LHR
ヴァージン・アトランティック航空こうくう	ロンドン/LHR
KLMオランダ航空こうくう	アムステルダム
エールフランス	パリ/CDG
フレンチ・ビー	パリ/ORY
ルフトハンザドイツ航空こうくう	フランクフルト、ミュンヘン
スイス国際こくさい航空こうくう	チューリッヒ
スカンジナビア航空こうくう	コペンハーゲン
エアリンガス	ダブリン
イベリア航空こうくう	マドリッド
全日本空輸ぜんにほんくうゆ	東京とうきょう/羽田はた、東京とうきょう/成田なりた
日本航空にほんこうくう	東京とうきょう/羽田はた、東京とうきょう/成田なりた
ZIPAIR Tokyo	東京とうきょう/成田なりた
大韓航空だいかんこうくう	ソウル/仁川にがわ
アシアナ航空こうくう	ソウル/仁川にがわ
チャイナエアライン	台北たいぺい/桃園ももぞの
エバー航空こうくう	台北たいぺい/桃園ももぞの
キャセイパシフィック航空こうくう	香港ほんこん
中国ちゅうごく国際こくさい航空こうくう	北京ぺきん/首都しゅと、上海しゃんはい/浦東ほとう、重慶たーちん
中国ちゅうごく東方とうほう航空こうくう	上海しゃんはい/浦東ほとう
中国ちゅうごく南方なんぽう航空こうくう	広州こうしゅう、武漢ぶかん
シンガポール航空こうくう	香港ほんこん、シンガポール
ベトナム航空こうくう	ホーチミン
フィリピン航空こうくう	マニラ
ターキッシュ エアラインズ	イスタンブール
エミレーツ航空こうくう	ドバイ
カタール航空こうくう	ドーハ
カンタス航空かんたすこうくう	シドニー
ニュージーランド航空こうくう	オークランド(NZL)

地上ちじょうアクセス

鉄道てつどう

2003年ねん6月22日にちにバート(BART)がSFO駅えきおよびミルブレー駅えき(Millbrae)まで延伸えんしんされたため、サンフランシスコ市しの中心ちゅうしん部ぶまで鉄道てつどうで行いけるようになった。

また、ミルブレー駅えきではカルトレインに接続せつぞくしており、サンノゼ(San Jose)・ギルロイ(Gilroy)方面ほうめんへも行いくことが可能かのうとなった。ただし、SFO駅えき - ミルブレー駅えき間あいだはバートの利用りようが必要ひつようである。バートのSFO駅えき - ミルブレー駅えき間あいだの直通ちょくつう運転うんてんは平日へいじつ夕方ゆうがた以降いこう、週末しゅうまつおよび祝日しゅくじつのみであり、平日へいじつの日にち中ちゅうはサンブルーノ駅えき(San Bruno)での乗のり換かえが必要ひつようとなる。

バス

サムトランスが以下いかの5路線ろせんを運行うんこうしている。

• ルート140：サンブルーノ(San Bruno)、サウス・サンフランシスコ(South San Francisco)、パシフィカ(Pacifica)方面ほうめん
• ルート292：サンマテオ(San Mateo)、ヒルズデール・モール(Hillsdale Mall)方面ほうめん
• ルート398：サンブルーノ駅えき（バート）(San Bruno BART Station)方面ほうめん、およびレッドウッド・シティ駅えき（カルトレイン）(Redwood City Caltrain Station)方面ほうめん
• ルート397：シビック・センター駅えき（バート）(Civic Center BART Station)方面ほうめん、およびミルブレー駅えき、パロアルト駅えき（カルトレイン）(Palo Alto Caltrain Station)方面ほうめん
• ルートKX：速達そくたつタイプの路線ろせんであり、午前ごぜんは北きた行いき、午後ごごは南みなみ行いきのみ。レッドウッド・シティ方面ほうめんおよびサンフランシスコ方面ほうめん

自動車じどうしゃ

国道こくどう101号線ごうせんに隣接りんせつしている他ほか、付近ふきんにある州しゅう間あいだ高速こうそく道どう380号線ごうせんとのジャンクションから州しゅう間あいだ高速こうそく道どう280号線ごうせんに接続せつぞくされている。

空港くうこうの敷地しきち内ないに短期たんき用ようの駐車ちゅうしゃ場じょうがある他ほか、敷地しきち外がいには長期ちょうき用ようの駐車ちゅうしゃ場じょうがある。また、各かくバート駅えきの駐車ちゅうしゃ場じょうは事前じぜんにオンラインで許可きょか証しょうを購入こうにゅうすることで長期ちょうき用ようの駐車ちゅうしゃ場じょうとして利用りようできる。

事故じこ

• 1968年ねん11月22日にち、羽田空港はねだくうこう（東京とうきょう国際こくさい空港くうこう）発はつ日本航空にほんこうくう002便びん（ダグラス DC-8-62 機体きたい記号きごう:JA8032、愛称あいしょう:志賀しが "SHIGA"）が、サンフランシスコ国際こくさい空港くうこうへの着陸ちゃくりく操作そうさを誤あやまったために、滑走かっそう路ろから5キロメートル、サンマテオ市しコヨーテ岬みさきヨットハーバーから500メートル沖合おきあいのサンフランシスコ湾わんの海面かいめんに着水ちゃくすいした。機体きたいの損壊そんかいが少すくなく、また浅瀬あさせであったために機体きたいが完全かんぜんに水没すいぼつしなかったことから、乗員じょういん乗客じょうきゃく107名めい全員ぜんいんが無傷むきずで救助きゅうじょされた。

詳細しょうさいは「日本航空にほんこうくうサンフランシスコ湾わん着水ちゃくすい事故じこ」を参照さんしょう

• 1971年ねん7月がつ30日にち、ロサンゼルス国際こくさい空港くうこう発はつ羽田空港はねだくうこう行いきパンアメリカン航空こうくう845便びん（ボーイング747-100 機体きたい記号きごう:N747PA、愛称あいしょう:" Clipper America")が途中とちゅう経由けいゆ地ちのサンフランシスコ国際こくさい空港くうこうで、地上ちじょうの運航うんこう管理かんり者しゃの勘違かんちがいや機長きちょうの錯誤さくごからB747の離陸りりくには短みじかすぎる滑走かっそう路ろから離陸りりくしてしまったために、主しゅ脚あしを進入しんにゅう灯とうに衝突しょうとつさせた。機体きたいが破損はそんしたものの引ひき返かえして緊急きんきゅう着陸ちゃくりくすることに成功せいこうし、死者ししゃは出でなかったものの、重軽傷じゅうけいしょう者しゃが29人にん発生はっせいし、ボーイング747としては初はじめての人身じんしん事故じことなった。

詳細しょうさいは「パンアメリカン航空こうくう845便びん離陸りりく衝突しょうとつ事故じこ」を参照さんしょう

• 2013年ねん7月がつ6日にち午前ごぜん11時じ36頃ごろ（日本にっぽん時間じかん午前ごぜん3時じごろ）、仁川にがわ国際こくさい空港くうこう発はつアシアナ航空こうくう214便びん（ボーイング777-200ER、機体きたい番号ばんごう：HL7742）が当とう空港くうこうへの着陸ちゃくりくに失敗しっぱいし炎上えんじょうした。搭乗とうじょうしていた乗員じょういん乗客じょうきゃく307人にんのうち3人にんが死亡しぼう、日本人にっぽんじん1人にんを含ふくむ130人にん以上いじょうが病院びょういんに運はこばれた。この事故じこの影響えいきょうで、当とう空港くうこうの滑走かっそう路ろは一時いちじ閉鎖へいさとなり、ロサンゼルス国際こくさい空港くうこうなど他た空港くうこうへの着陸ちゃくりくや欠航けっこう・遅延ちえんが発生はっせいした。2014年ねん6月がつ15日にちに米べい運輸うんゆ安全あんぜん委員いいん会かい (NTSB) は、事故じこ調査ちょうさの公聴こうちょう会かいを行おこない、操縦そうじゅうミスを第だい一いちの原因げんいんにあげた。

詳細しょうさいは「アシアナ航空こうくう214便びん着陸ちゃくりく失敗しっぱい事故じこ」を参照さんしょう

サンフランシスコ・ベイエリアの空港くうこうの位置いち関係かんけい

オークランド国際こくさい空港くうこうやノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際こくさい空港くうこうと共ともにサンフランシスコ・ベイエリアの主要しゅよう路線ろせんの空そらの玄関げんかん口こうとして機能きのうしている。

サンフランシスコ・ベイエリアの空港くうこうの位置いち関係かんけい

関連かんれん項目こうもく

• アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの空港くうこうの一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 公式こうしきウェブサイト （英語えいご）
• サンフランシスコ観光かんこう局きょく/国際こくさい空港くうこう （日本語にほんご）
• 地図ちず - Google マップ