「Microsoft Windows XP」のはんあいだ差分さぶん

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: [[2005ねん]]10がつにリリースされたUpdate Rollup2では、[[Xbox 360]]をクライアントとして使用しようすることが可能かのうとなった。
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: なお、AV機能きのう充実じゅうじつしたPCは日本にっぽんでも多数たすうリリースされているものの、それらへのMCE採用さいようれいすくない。日本にっぽん大手おおてPCメーカーはAV機能きのうとくした製品せいひん提供ていきょうするさい、ハードウェア・ソフトウェア(ドライバ、アプリケーション)を独自どくじ開発かいはつ機能きのう拡張かくちょうすることがおおく、結果けっか、Home EditionまたはProfessionalでも事足ことたりるからである。この理由りゆうとして、それら大手おおてPCメーカーのほとんどは大手おおて家電かでんメーカーでありAV製品せいひんかんする技術ぎじゅつ潤沢じゅんたくであること、MCEのリリース以前いぜんからおおくのAV機能きのうとくPCを製造せいぞう販売はんばいしていたこと、そういった製品せいひんおおくは家庭かていけであるため、MCEよりもコストがひくいHome Editionを採用さいようしたいこと、などがげられる。
: なお、AV機能きのう充実じゅうじつしたPCは日本にっぽんでも多数たすうリリースされているものの、それらへのMCE採用さいようれいすくない。日本にっぽん大手おおてPCメーカーはAV機能きのうとくした製品せいひん提供ていきょうするさい、ハードウェア・ソフトウェア(ドライバ、アプリケーション)を独自どくじ開発かいはつ機能きのう拡張かくちょうすることがおおく、結果けっか、Home EditionまたはProfessionalでも事足ことたりるからである。この理由りゆうとして、それら大手おおてPCメーカーのほとんどは大手おおて家電かでんメーカーでありAV製品せいひんかんする技術ぎじゅつ潤沢じゅんたくであること、MCEのリリース以前いぜんからおおくのAV機能きのうとくPCを製造せいぞう販売はんばいしていたこと、そういった製品せいひんおおくは家庭かていけであるため、MCEよりもコストがひくいHome Editionを採用さいようしたいこと、などがげられる。


=== Tablet PC Edition===
=== Tablet PC Edition===
: Professionalの機能きのうくわえ、ペンタッチ機能きのう付加ふかさせたエディション。このエディションが搭載とうさいされたPCにはかなら専用せんようのペンが付属ふぞくする。また[[タブレットPC]]での操作そうさ想定そうていしたエディションであるため、[[Windows Journal]]とばれるツールでメモきができたり付箋ふせんや[[Microsoft Office]]など一部いちぶのアプリケーションの付加ふか機能きのう利用りようできる場合ばあいもある。Tablet PC Edition (2002) (日本語にほんごばんは2002ねん11月7にち発売はつばい)とTablet PC Edition 2005(日本語にほんごばんは2005ねん11月22にち発売はつばい)の2種類しゅるいのバージョンが存在そんざいし、2002ユーザーはService Pack2をインストールすることにより2005へとアップグレードできる。OEMばんとDSPばん(2005のみ)での提供ていきょうで、市販しはんパッケージばん存在そんざいしない。
: Professionalの機能きのうくわえ、ペンタッチ機能きのう付加ふかさせたエディション。このエディションが搭載とうさいされたPCにはかなら専用せんようのペンが付属ふぞくする。また[[タブレットPC]]での操作そうさ想定そうていしたエディションであるため、[[Windows Journal]]とばれるツールでメモきができたり付箋ふせんや[[Microsoft Office]]など一部いちぶのアプリケーションの付加ふか機能きのう利用りようできる場合ばあいもある。Tablet PC Edition (2002) (日本語にほんごばんは2002ねん11月7にち発売はつばい)とTablet PC Edition 2005(日本語にほんごばんは2005ねん11月22にち発売はつばい)の2種類しゅるいのバージョンが存在そんざいし、2002ユーザーはService Pack2をインストールすることにより2005へとアップグレードできる。OEMばんとDSPばん(2005のみ)での提供ていきょうで、市販しはんパッケージばん存在そんざいしない。
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; Windows Embedded POSReady 2009
; Windows Embedded POSReady 2009
: Windows XPベースの[[販売はんばい時点じてん情報じょうほう管理かんり|POSシステム]]け[[みオペレーティングシステム|OS]]。Windows Embedded for Point of Services (WEPOS) の後継こうけいにあたる。
: Windows XPベースの[[販売はんばい時点じてん情報じょうほう管理かんり|POSシステム]]け[[みオペレーティングシステム|OS]]。Windows Embedded for Point of Services (WEPOS) の後継こうけいにあたる。

{| class="wikitable"
|+Windows XP エディションあいだ比較ひかくひょう
!rowspan="2" width=16%|提供ていきょう方法ほうほう !! width=8% style="background:#218A4F; color:white"|Home Edition !! width="8%" style="background:#36C719 |Media Center Edition !! width="8%" style="background:#1989E5; color:white" |Professional
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|align="center"|小売こうり、OEM、[[ボリュームライセンス]]
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|メインストリーム サポート終了しゅうりょう
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|{{No|{{start date and age|2009|04|14|br=yes}}}}
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|延長えんちょうサポート終了しゅうりょう
|{{No|{{start date and age|2014|04|08|br=yes}}}}
|{{No|{{start date and age|2014|04|08|br=yes}}}}
|{{No|{{start date and age|2014|04|08|br=yes}}}}
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|32ビット・64ビットの存在そんざい
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|{{Partial failure|32ビットのみ}}
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|-
|CPUソケット(最大さいだい物理ぶつりプロセッサすう
|{{Partial|1}}
|{{Yes|2}}
|{{Yes|2}}
|}


== 特徴とくちょう ==
== 特徴とくちょう ==

2024ねん4がつ27にち (土) 11:23時点じてんにおけるはん

Windows XP
Microsoft Windows ファミリー
開発かいはつしゃ
Microsoft
リリース情報じょうほう
RTMリリース 2001ねん8がつ24にち (2001-08-24)英語えいごばん[1]
2001ねん9がつ6にち (2001-09-06)日本語にほんごばん[2]
一般いっぱんリリース 2001ねん10がつ25にち (2001-10-25)OEMDSP[3]
2001ねん11月16にち (2001-11-16)リテール[2]
最新さいしん安定あんていばん 5.1 Service Pack 3(Build 2600) - 2008ねん4がつ21にち[4]
ソースモデル シェアードソース
ライセンス Microsoft EULA
カーネルかた ハイブリッドカーネル
プラットフォーム IA-32
先行せんこうひん

Windows 2000

Windows Me
後続こうぞくひん Windows Vista
サポート状態じょうたい
サポート終了しゅうりょう
メインストリーム サポート終了しゅうりょう2009ねん4がつ15にち
米国べいこく日時にちじ4がつ14にち終了しゅうりょうみ)
延長えんちょうサポート終了しゅうりょう2014ねん4がつ9にち
米国べいこく日時にちじ4がつ8にち終了しゅうりょうみ)[5][6]
Windows XP 64-bit Itanium Edition
Microsoft Windows ファミリー
開発かいはつしゃ
マイクロソフト
リリース情報じょうほう
最新さいしん安定あんていばん 2003 - 2003ねん3月28にち [info]
ソースモデル クローズドソース
ライセンス Microsoft EULA
カーネルかた ハイブリッドカーネル
プラットフォーム IA-64
サポート状態じょうたい
サポート終了しゅうりょう
メインストリーム サポート終了しゅうりょう しょう
延長えんちょうサポート終了しゅうりょう:2014ねん4がつ9にち
米国べいこく日時にちじ4がつ8にち終了しゅうりょうみ)
出荷しゅっか本数ほんすう推移すいい
本数ほんすう 日付ひづけ
700まんほん 2001ねん11月12にち発表はっぴょう[7]
1700まんほん以上いじょう 2002ねん1がつ18にち発表はっぴょう[8]
4600まんほん 2002ねん6がつ発表はっぴょう
1おく3000まんほん 2003ねん7がつ発表はっぴょう[9]
2おく1000まんほん 2004ねん5月3にち発表はっぴょう[9]

Microsoft Windows XP(マイクロソフト ウィンドウズ エックスピー)は、マイクロソフト2001ねん発表はっぴょうしたWindowsシリーズぞくするオペレーティングシステム (OS) である[10][11]

概要がいよう

開発かいはつ経緯けいい

Windows XPの発売はつばい以前いぜん、Windowsは一般いっぱん家庭かていけでWindows 3.1由来ゆらいMS-DOS前提ぜんていとしたふる構造こうぞう機能きのう拡張かくちょうして開発かいはつされたWindows 95Windows 98Windows MeなどのWindows 9xけいと、サーバ用途ようとえる安定あんていしたOSとして新規しんき開発かいはつされたWindows NTなどのWindows NTけい並行へいこう開発かいはつ販売はんばいされている状態じょうたいながらくつづいていた。

その状況じょうきょうはマイクロソフトにとっては開発かいはつリソースが2つの製品せいひんけて分散ぶんさんされるとうおおきな課題かだいとなり、9xけいではマルチメディア機能きのう拡張かくちょうともにシステムリソースに余裕よゆうくなりクラッシュが多発たはつするようになる(とくにWindows Meで顕著けんちょ)など、構造こうぞうめんでも限界げんかいたっしており、開発かいはつ負荷ふか軽減けいげんと、マルチメディア対応たいおう安定あんていしたOSをつく目的もくてきで、一般いっぱん家庭かていけの9xけいをNTけい統合とうごうすることを目標もくひょう開発かいはつされた。XP以前いぜん同様どうよう統合とうごうこころみたWindows 2000基本きほんに、そのさい統合とうごう成功せいこういたらなかった機能きのうふくめて開発かいはつされている。この機能きのう統合とうごう成功せいこうにより、XPはNTの安定あんていせい堅牢けんろうせいと9xけいマルチメディア機能きのう使つかいやすさをあわった汎用はんようOSとなった。NTカーネル採用さいようした一般いっぱん家庭かていけのWindowsはXPがはつであり、XPのリリースによって、一般いっぱん市民しみんはじめて安定あんてい動作どうさするOSを手軽てがる入手にゅうしゅ利用りようすることができるようになった。XPの開発かいはつ成功せいこうけ、マイクロソフトは長年ながねん懸案けんあんであった9xけい終息しゅうそくすことができた。

開発かいはつコードネームはWhistler(ウィスラー)とばれていた[12][11]

2008ねん以降いこう状態じょうたい

ながきにわたって販売はんばいされていたが、ネットブックなどちょうてい価格かかくけなどの一部いちぶ用途ようとのぞき、2008ねん6月30にちをもってマイクロソフトからの出荷しゅっか終了しゅうりょうした[13][14]。2008ねん7がつ以降いこう入手にゅうしゅ方法ほうほうは、流通りゅうつう在庫ざいこひんのほかに後継こうけい製品せいひんとなるWindows VistaのBusinessかUltimateエディション[15]Windows 7のProfessionalかUltimateエディションからのダウングレードけん[16][ちゅう 1]利用りようするかたちのみになった。一部いちぶ直販ちょくはん (BTO) メーカーでは、この仕組しくみを利用りようして業務ぎょうむようけオプションとしてつづきWindows XP ProfessionalをプリインストールしたPCが出荷しゅっかされていたが、2010ねん10月22にち販売はんばい終了しゅうりょうした[17][18]。また、べいMicrosoftのDSPばん2009ねん6月30にち販売はんばい終了しゅうりょうとなり、店舗てんぽ在庫ざいこかぎりとなった[19]

OSはコンピュータが導入どうにゅうされたときのものが使つかわれしょ事情じじょうにより後続こうぞくのOSにえができない場合ばあいがある(たとえば工場こうじょう生産せいさんラインのマシンぐんのひとつとしてまれてしまっていて仕様しよう変更へんこうするわけにはいかないコンピュータや、発展はってん途上とじょうこく慈善じぜん活動かつどうフィランソロピーなどでおくられたもので使用しようしゃがわ予算よさんめないコンピュータなど)。米国べいこく調査ちょうさ会社かいしゃNet Applicationsによると、2018ねん12月時点じてんにおける世界せかいのOSシェアはWindows XPが4.54%であり、首位しゅいWindows 10 (39.22%) にわたしている。NetMarketShareの調査ちょうさでは2020ねん時点じてんで、シェアが1.26%であり、この数字すうじはWindows 8 のシェア(0.57%)、ChromeOS (0.42%)、Windows Vista (0.12%)よりもおおきい[20]。2020ねん時点じてんでXPは、後続こうぞくのWindows 8やVistaよりもおお使つかわれているのである。StatCounterによる2020ねん3がつべつ調査ちょうさでは、Windows XPのシェアが増加ぞうかし0.24ポイントぞうの1.39%となったといい、中国ちゅうごくでの急増きゅうぞう(13.32%、+9.13)がおおきいらしいが、先進せんしんこくでもフランス(1.11%、+0.23)・カナダ(1.13%、+0.22)・アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく(0.92%、+0.14)など微増びぞうしているくに数多かずおお[20]

これにはそれなりの理由りゆうがある。XPが要求ようきゅうするハードウェア要件ようけんがWindows 2000のつぎくらいにひくく(後述こうじゅつ参照さんしょう)、ていスペックのマシンでうごかすことができ、また使用しようしているアプリケーションソフトによっては後継こうけいのWindowsに対応たいおうしていないなどの理由りゆうからXPが必要ひつようであるユーザがいるなどといった事情じじょう依然いぜんとして根強ねづよいシェアがあるのである。その結果けっか一部いちぶのインターネットオークションや中古ちゅうこ販売はんばいにおいてWindows XPリテールパッケージばんとくにクリーンインストールばんのProfessional)は後発こうはつのWindows Vista、およびWindows 7、Windows 8Windows 8.1Windows 10、そして2023ねん6がつ現在げんざい最新さいしんのWindowsであるWindows 11より高額こうがく取引とりひきされることもけっしてすくなくない。

名称めいしょう意味いみ

XPは「「経験けいけん体験たいけん」を意味いみするeXPerienceに由来ゆらいする」と公式こうしきには解説かいせつされている。

エディション

Home Edition

 おも家庭かてい使用しようされることを前提ぜんてい開発かいはつされたエディション。Windows XPの基本きほんてき機能きのう搭載とうさいされており、ドメイン参加さんかといったビジネスけの機能きのう搭載とうさい。Professionalエディションにして、1つの物理ぶつりCPUのみの対応たいおう(ただしハイパースレッディング・テクノロジーマルチコアプロセッサはサポートする)といくつか拡張かくちょうせい制限せいげんがある。

Professional

個人こじんの)上級じょうきゅうユーザー、あるいはビジネスでの利用りよう想定そうていした、Home Editionにたいする上位じょういエディション。マルチプロセッサへの対応たいおうドメインへの参加さんかリモートデスクトップのホスト機能きのうダイナミックディスクのサポートなどに対応たいおうするほか、IISやファイルシステム暗号あんごうなどセキュリティ保護ほご関連かんれん機能きのう搭載とうさいする。

Media Center Edition

MCEとりゃくされる。バージョンは2002(コードネーム:eHome、2002ねん10がつ米国べいこく、カナダ、韓国かんこく先行せんこう発売はつばい日本語にほんごばん存在そんざいしない)、2003(コードネーム:Freestyle、開発かいはつ中止ちゅうし)、2004(コードネーム:Harmony、2003ねん10がつ日本にっぽん中国ちゅうごく、フランス、ドイツ、英国えいこくでも発売はつばい日本語にほんごばんは2003ねん10がつ15にち発売はつばい)、2005(コードネーム:Symphony、2004ねん10がつDSPばん米国べいこくでは当初とうしょ発表はっぴょう日本にっぽんでのみ先行せんこう発売はつばいされた)とそのマイナーアップデートばんUpdate Rollup2(コードネーム:Emerald)の4種類しゅるいがある。Professionalエディションの機能きのう基本きほんに、テレビジョン放送ほうそうやデジタルオーディオ機器ききなどのAV機能きのう付加ふかしたエディションである。MCEにのみ、Windows Media Centerばれるテレビ視聴しちょう録画ろくが音楽おんがく再生さいせい録音ろくおん、ビデオ・DVD鑑賞かんしょうなどを専門せんもんてきおこなうツールが収録しゅうろくされており、付属ふぞくする専用せんようリモコンで遠隔えんかく操作そうさおこなうことが可能かのうである。ただし、Media Center EditionはOEM供給きょうきゅうかたちでのみ提供ていきょうされるため、プリインストールPCを購入こうにゅうする必要ひつようがある(2005についてはDSPばん提供ていきょうされ、一部いちぶのハードウェアとセットで入手にゅうしゅ可能かのうとなった)。
2004ではドメインへの参加さんか可能かのうであったが、2005ではさいインストール(OEMばんはインストールふくむ)のみにしかドメインへの参加さんかはできなくなった。マイクロソフトも公式こうしきにはドメイン参加さんか不可能ふかのうであるとアナウンスしている。そのりょうバージョンのとして、サポートTVチューナーすうが1から2に増加ぞうか導入どうにゅうみService PackがSP1からSP2になったほか、2004では対応たいおうだったPortable Media CenterやデータCD/DVDの作成さくせいについて、2005で対応たいおうした。
2005ねん10月にリリースされたUpdate Rollup2では、Xbox 360をクライアントとして使用しようすることが可能かのうとなった。
なお、AV機能きのう充実じゅうじつしたPCは日本にっぽんでも多数たすうリリースされているものの、それらへのMCE採用さいようれいすくない。日本にっぽん大手おおてPCメーカーはAV機能きのうとくした製品せいひん提供ていきょうするさい、ハードウェア・ソフトウェア(ドライバ、アプリケーション)を独自どくじ開発かいはつ機能きのう拡張かくちょうすることがおおく、結果けっか、Home EditionまたはProfessionalでも事足ことたりるからである。この理由りゆうとして、それら大手おおてPCメーカーのほとんどは大手おおて家電かでんメーカーでありAV製品せいひんかんする技術ぎじゅつ潤沢じゅんたくであること、MCEのリリース以前いぜんからおおくのAV機能きのうとくPCを製造せいぞう販売はんばいしていたこと、そういった製品せいひんおおくは家庭かていけであるため、MCEよりもコストがひくいHome Editionを採用さいようしたいこと、などがげられる。


Tablet PC Edition

Professionalの機能きのうくわえ、ペンタッチ機能きのう付加ふかさせたエディション。このエディションが搭載とうさいされたPCにはかなら専用せんようのペンが付属ふぞくする。またタブレットPCでの操作そうさ想定そうていしたエディションであるため、Windows Journalばれるツールでメモきができたり付箋ふせんMicrosoft Officeなど一部いちぶのアプリケーションの付加ふか機能きのう利用りようできる場合ばあいもある。Tablet PC Edition (2002) (日本語にほんごばんは2002ねん11月7にち発売はつばい)とTablet PC Edition 2005(日本語にほんごばんは2005ねん11月22にち発売はつばい)の2種類しゅるいのバージョンが存在そんざいし、2002ユーザーはService Pack2をインストールすることにより2005へとアップグレードできる。OEMばんとDSPばん(2005のみ)での提供ていきょうで、市販しはんパッケージばん存在そんざいしない。
64ビットばん
64-bit Itanium Edition
Itanium 環境かんきょうのワークステーションけのエディション。Windows XPをもと開発かいはつされ2002ねん公開こうかいされたVersion 2002と、Windows Server 2003もと開発かいはつされ2003ねん公開こうかいされたVersion 2003がある。16GBまでのじつメモリと8TBまでの仮想かそうメモリをサポート。IA-32けアプリケーションソフトウェアがそのまま動作どうさするという機構きこうWOW64)をそなえている。OEM供給きょうきゅうかたちでのみ提供ていきょうされた。後述こうじゅつするProfessional x64 Editionが発売はつばいされるまえの2005ねん1がつ4にち販売はんばい終了しゅうりょうとなった。
Professional x64 Edition
AMDによるx86アーキテクチャの64ビット拡張かくちょうAMD64対応たいおうしたWindows Server 2003 Service Pack 1 x64 Editionsをもと開発かいはつされたクライアントけのエディション。機能きのうおおくとそれをあらわすバージョン番号ばんごうはWindows Server 2003 Service Pack 1とおなじ。2005ねん4がつ23にちから販売はんばい開始かいしされ、OEMばんとDSPばんのみが提供ていきょうされた。

市場いちば限定げんていばん

Starter Edition

開発途上国かいはつとじょうこくけのエディションで、2004ねん10がつごろから各国かっこくばん段階だんかいてき試験しけん発売はつばいされた。日本語にほんごばん提供ていきょうされていない。対象たいしょうこくてい国民こくみん所得しょとくがゆえに海賊版かいぞくばん横行おうこうしており、その対抗たいこうさくとして廉価れんか提供ていきょうされている。主要しゅようエディションにして廉価れんか提供ていきょうしている理由りゆうとして、同時どうじけるウィンドウすうが3つまでであることや、画面がめん解像度かいぞうどSVGA(800×600)までであること、ネットワーク共有きょうゆう機能きのう制限せいげんやマルチアカウントが使用しようできないなどの大幅おおはば制限せいげんくわえられている。Home Editionなどへのアップグレードは提供ていきょうされていない。ポルトガルブラジル)、タイなどの言語げんごばんをはじめ複数ふくすうのローカライズばんがリリースされており、それぞれことなった壁紙かべがみやスクリーン セーバーなどが収録しゅうろくされている。
Edition N
欧州おうしゅう委員いいんかい要求ようきゅうけて用意よういされたエディション。Home EditionとProfessionalからWindows Media Playerがのぞかれている。主要しゅようエディションはメディアプレーヤーかんする消費しょうひしゃ選択せんたくけんせばめるとして、競争きょうそうほう違反いはんわれたため。
Edition KおよびEdition KN
韓国かんこく公正こうせい取引とりひき委員いいんかい要求ようきゅうけて用意よういされたエディション。KはHome EditionとProfessionalに他社たしゃせいインスタント メッセンジャーへのリンクを追加ついかしたもの。KNはHome Edition KとProfessional KからWindows Media PlayerおよびWindows Messengerがのぞかれているもの。欧州おうしゅう連合れんごう域内いきないにおけるメディア プレーヤーにくわえて、インスタント メッセンジャーについても消費しょうひしゃ選択せんたくけんせばめるとして、独占どくせん禁止きんしほう違反いはんわれたため。

その

Home Edition ULCPC
2008ねん4がつ3にちにマイクロソフトがULCPCようとしてメーカー販売はんばい開始かいしすると発表はっぴょうしたもの[21]。なおマイクロソフトでうところのULCPCは一般いっぱんにおいてネットブックやネットトップばれるちょう廉価れんかばんPCに合致がっちしており、これらの市場いちば製品せいひん利用りようされている。
Windows Fundamentals for Legacy PCs
コードネーム"Eiger"とばれたもので、2006ねん7がつシンクライアントはんとしてソフトウェア アシュアランス契約けいやくしゃけに登場とうじょうした[22]
Windows XP Embedded
Windows XPベースのみシステムOS専用せんよう構築こうちくツールを使用しようしてOSの機能きのうをカスタマイズし、搭載とうさい製品せいひん構成こうせい用途ようとおうじたOSパッケージを作成さくせいすることができる。POSシステムATMカーナビゲーションアーケードゲーム基板きばん、シンクライアントなどに使つかわれているほか、大手おおてメーカーせいPCでTV視聴しちょう録画ろくが専用せんようモードのOSとして採用さいようされているれいもある。
Windows Embedded Standard 2009
Windows XPベースのみシステムOS。Windows XP Embeddedの後継こうけいにあたる。
Windows Embedded POSReady 2009
Windows XPベースのPOSシステムOS。Windows Embedded for Point of Services (WEPOS) の後継こうけいにあたる。
Windows XP エディションあいだ比較ひかくひょう
提供ていきょう方法ほうほう Home Edition Media Center Edition Professional
小売こうりまたはOEM OEM 小売こうり、OEM、ボリュームライセンス
メインストリーム サポート終了しゅうりょう 2009ねん4がつ14にち
(15ねんまえ)
 (2009-04-14)
しょう 2009ねん4がつ14にち
(15ねんまえ)
 (2009-04-14)
延長えんちょうサポート終了しゅうりょう 2014ねん4がつ8にち
(10ねんまえ)
 (2014-04-08)
2014ねん4がつ8にち
(10ねんまえ)
 (2014-04-08)
2014ねん4がつ8にち
(10ねんまえ)
 (2014-04-08)
最大さいだい物理ぶつりメモリ容量ようりょう (RAM) (64ビット) N/A N/A 128GB
最大さいだい物理ぶつりメモリ容量ようりょう (RAM) (32ビット) 4GB 4GB 4GB
32ビット・64ビットの存在そんざい 32ビットのみ 32ビットのみ ともにあり(64ビットばんのディスクはどうこりせず)
CPUソケット(最大さいだい物理ぶつりプロセッサすう 1 2 2

特徴とくちょう

ユーザーインターフェイスと外観がいかん

ビジュアルスタイル
おおきな特徴とくちょうは、GUIのデザインを変更へんこうすることのできるテーマの概念がいねんれたことである。Windows XP以降いこうでは、ボタンやウィンドウ・そのGUIの外観がいかんをまとめてビジュアル スタイルとしょうする。Windows XPでは標準ひょうじゅんとして「Luna」(Windows XP スタイル)が採用さいようされた。Lunaのほかにマイクロソフトやそのサードパーティーがリリースしているビジュアル スタイルが多数たすう存在そんざいするが、標準ひょうじゅんではマイクロソフト公式こうしきのものにしか変更へんこうできない。
またデスクトップアイコン利用りようをスタートボタンへ集約しゅうやく、コントロール パネルなどといった設定せってい項目こうもくウィザードれ、初心者しょしんしゃでも直感ちょっかんてき操作そうさできるユーザー インターフェースとなっている。
なお、処理しょり能力のうりょくひく環境かんきょうでの使用しようや、Windows 2000やWindows 98以前いぜん旧来きゅうらい操作性そうさせいわる継承けいしょうしたい場合ばあい画面がめんのプロパティの設定せっていで「クラシック スタイル」を選択せんたくすることで、「Luna」を使つかわない以前いぜんのバージョンにたスタイルを設定せっていすることも可能かのうである。

システム管理かんり

ユーザーの簡易かんい
これまでのWindowsはログオンしているユーザーをえる場合ばあいかならずファイルを保存ほぞんさせてログオフする必要ひつようがあったが、この機能きのうによりログオフすることなくユーザーをえられるようになった。このときえるまえのユーザーによって実行じっこう開始かいししたプロセスはバックグラウンドで動作どうさしたままの状態じょうたいとなる。これはサーバOSでつちかわれたターミナル サービス技術ぎじゅつ利用りようしたものである。ただし、Windows Serverドメインに参加さんかしているコンピュータはこの機能きのう使用しようすることができない。
システムの復元ふくげん
システムの環境かんきょうをある時点じてん状態じょうたいもどすことが可能かのうとなった。もともとは Windows Meからふくまれた機能きのうで、Windows XPは市販しはんされたNTベースのOSではじめてふくまれた。
開発かいはつ中止ちゅうしになったWindows Neptuneには搭載とうさいされた。

ハードウェアとデバイスドライバ

CD-R/RW の
これまでのWindowsでは別途べっとライティングソフトウェアみソフト)が必要ひつようだったが、Windows XPではRoxioのライティングエンジンが搭載とうさいされており、CD-RCD-RW機能きのう標準ひょうじゅん対応たいおうした。フォルダにファイルをうつ感覚かんかく記録きろくしたいファイルを選択せんたくできるので利便りべんせいがあり、直感ちょっかんてき操作そうさ可能かのうである。Windows Media Playerで音楽おんがくCDの記録きろくもできるので、大半たいはん環境かんきょうではみソフトの必要ひつようせいはなくなった。ただし、ISOイメージ ファイルからのCD作成さくせいはできない、DAO(Disk at Once)でのみができない、パケットライト方式ほうしきみができないなど、ライティング ソフトウェアを別途べっともちいる場合ばあいしてなんてん制約せいやくがある。
ClearType
アンチエイリアシング発展はってんさせたClearType採用さいようにより液晶えきしょうディスプレイ環境かんきょうで、より鮮明せんめい文字もじ表示ひょうじ可能かのうとなった。

Windows 9xけいとの互換ごかんせい

Windowsアプリケーション互換ごかんモード
過去かこのWindowsバージョンに依存いぞんしたアプリケーションを動作どうささせるモード。SP2以降いこうのWindows 2000にも搭載とうさいされ、さらに改良かいりょうくわえられた。Windows NTけいであるほん製品せいひんは、Windows 9xけい設計せっけい思想しそうことなる。そのため、そのままでは動作どうさしないアプリケーションがすくなくなく、サポート終了しゅうりょうしたWindows 9xけいからの移行いこうのために用意よういされたモードである。また、過去かこのWindows NTけいとくしたアプリケーション動作どうさにも使つかわれる。該当がいとうするプログラムのプロパティから「互換ごかんせい」タブをえらぶことで、互換ごかんせいたせるバージョンをWindows 95、Windows 98/Me、Windows NT 4.0、Windows 2000から選択せんたくできる。マイクロソフトが公表こうひょうした、ライオン株式会社かぶしきがいしゃのWindows 98から Windows XPへの移行いこう事例じれいによると、自社じしゃ開発かいはつした12のアプリケーションで、そのまま動作どうさしたのは8、表示ひょうじ問題もんだいはあるが動作どうさしたのは2、ソースのえが必要ひつようだったのは2で、80%以上いじょう動作どうさしたという[23]
また、互換ごかんせいたかめるためのツールとして、Application Compatibility Toolkit配布はいふされている。これは現在げんざい環境かんきょう利用りようしているソフトの互換ごかんせい調査ちょうさや、マイクロソフトへの報告ほうこく互換ごかんのために用意よういされたShim設定せってい)をわせ、自力じりき動作どうささせることなどが可能かのうになっている。さらに、互換ごかん対応たいおうしたアプリケーションのデータベースを利用りようできる。これは、本来ほんらい仕様しようでは動作どうさしなかったアプリケーションに、追加ついか互換ごかんせいたせたことを意味いみする[24]

ネットワーク

リモートデスクトップ
PCをネットワークかいして操作そうさできるリモートデスクトップ機能きのうである。ホストがわのPCはProfessionalまたはTablet PC Editionである必要ひつようがある。RDP利用りようしているのでUnixけいOSでも接続せつぞく可能かのうとなっており、大半たいはんのコンピュータがクライアントとなることが可能かのう。ローカルユーザがログオンちゅう場合ばあいには強制きょうせいてきにログオフされる。
リモートアシスタンス
操作そうさされるPCから操作そうさするPCへWindows Messenger電子でんしメール遠隔えんかく操作そうさ通知つうちし、許可きょかりれば遠隔えんかく操作そうさできる機能きのう。PCにくわしくないひと遠隔えんかくにいるPCにくわしい知人ちじんからサポートをける用途ようと用意よういされている。リモートデスクトップを応用おうようした機能きのうで、この機能きのう利用りようには、双方そうほうがWindows XP以降いこう利用りようしている必要ひつようがある。
IPv6
当初とうしょ開発かいはつしゃけとして、一般いっぱんユーザーにたいするサポートの対象たいしょうがいとなっていたが、Service Pack 1で正式せいしきにサポートされた。ただし、実装じっそうされているIPv6の仕様しよう初期しょきのものであり、ふるくなっているため、実際じっさい使用しようするには問題もんだいがあることがある。
また、ホストめい解決かいけつおこなDNSクライアントサービス(リゾルバ)の実装じっそうがWindows Vista以降いこうとはことなっており、互換ごかん仕様しようがある。Windows XPでは、IPv6を有効ゆうこうにすると、IPv4でのホストめい解決かいけつ時間じかんがかかるようになり、IPv4での性能せいのう低下ていかする。
この性能せいのう低下ていかについては、Windows Vista以降いこう改善かいぜんされたが、副作用ふくさようとして、ホストにリンクローカルアドレスまたはTeredoアドレスしかてられていない場合ばあい、ホストめいからIPv6のIPアドレスを取得しゅとくできなくなるため、IPv6で通信つうしんすることが困難こんなんになっている。

サポート

Service Pack

ここでは、32ビットバージョンのService Packについてべる。なお、SP2以降いこうでは起動きどう画面がめんでエディションめい表示ひょうじされなくなった[25]

Service Pack 1
2002ねん9月19にち公開こうかいされた。既存きそん不具合ふぐあい修正しゅうせいくわえてUSB 2.0への対応たいおう、およびDVD-Audioのサポート対応たいおうプログラムの追加ついか削除さくじょうちにウェブブラウザやメーラーなどの特定とくていのアプリケーションについて、サードパーティーせいアプリケーションを標準ひょうじゅん使用しようするように設定せっていできる「プログラムのアクセスと既定きてい設定せってい」がくわえられている。このうち、「プログラムのアクセスと既定きてい設定せってい」にかんしてははんトラスト訴訟そしょうもとづく。2003ねん2がつ3にちにマイクロソフトせいJava VM(Microsoft VM)を削除さくじょしたService Pack 1aが公開こうかいされた[26]。2006ねん10月11にちにサポートが終了しゅうりょうした[27]
Service Pack 2
2004ねん9月2にち公開こうかいされた。当初とうしょ従来じゅうらいどおりのService Packの予定よていであったが、計画けいかく段階だんかい相次あいついでMSBlasterなどのセキュリティホールねらった悪意あくいのあるソフトウェアの出現しゅつげん不正ふせいアクセス事件じけん多発たはつしたことをけ、セキュリティの強化きょうかさい重点じゅうてん項目こうもくとなっている。名称めいしょう従来じゅうらいではたんにService Pack 2となるところが「Service Pack 2 セキュリティ強化きょうか機能きのう搭載とうさい」と“副題ふくだい”がけられている。このサービスパックでは、OS の構成こうせい根本こんぽんから見直みなおしてセキュリティの強化きょうかはかったことにより、単純たんじゅんなアップデートの範疇はんちゅうではなくなった。そのため、マイクロソフトの内部ないぶではXP SP2としてリリースするのではなく、「XP Release 2」という名称めいしょうで、さいパッケージして販売はんばいしようという計画けいかくもあった。入手にゅうしゅ方法ほうほう従来じゅうらいどおりマイクロソフトのサイトからのダウンロードとWindows Updateおこなわれたほか、PC販売はんばいてん一部いちぶ家電かでん量販りょうはんてん郵便ゆうびんきょくにてしょう冊子さっしづけCD-ROM配布はいふおこなわれた、2004ねん以降いこうのXPはSP2が標準ひょうじゅん適用てきようされている。2010ねん7がつ13にちにサポートが終了しゅうりょうした[28]
Service Pack 2b
2006ねん7がつ22にちに、一部いちぶ店舗てんぽ販売はんばいされた。内容ないようはSP2に一部いちぶ修正しゅうせいプログラムを適用てきようしたものである[29]
Service Pack 2c
2007ねん米国べいこくでは8がつ日本にっぽんでは不明ふめい)から販売はんばいされた[30]。SP2cではプロダクトキーの不足ふそく対応たいおうするためプロダクトキーの系統けいとうわった。この変更へんこうによりSP2b以前いぜんのインストールメディアではSP2cのプロダクトキーが使用しようできない。ただし、参照さんしょうリンクさきの「SP2c 付属ふぞくのインストール メディアでインストールをおこなさい従来じゅうらい(SP2bまで)のプロダクト キーをれてしまうと“無効むこうなプロダクト キー”と判定はんていされてしまう」という記述きじゅつあやまりであり、実際じっさいにはSP2c付属ふぞくインストール メディアではSP2b以前いぜんのプロダクトキーを使用しようすることはできる。
Service Pack 3
2008ねん4がつ21にち完成かんせいし、2008ねん5月6にちにMicrosoftダウンロードセンターおよびWindows Updateで公開こうかいされた。Network Access Protection、ブラックホールルーター検出けんしゅつ、カーネルレベルでのFIPS 140-1 Level 1準拠じゅんきょ暗号あんごうサポートがサポートされ、プロダクト アクティベーション システムが変更へんこうされた。すでにインストールみの環境かんきょうに SP3を適用てきようする場合ばあい、SP1もしくはSP2が適用てきようされている必要ひつようがある。SPが適用てきよう初期しょきバージョンには、直接ちょくせつSP3を適用てきようすることはできない。また、SP3を適用てきようしたメディアはOEMけにのみ提供ていきょうされリテールパッケージは販売はんばいされていない。2014ねん4がつ9にち、サポートを終了しゅうりょうした。

サポート ライフサイクル

従来じゅうらいのマイクロソフトの方針ほうしんでは、家庭かていけのエディションではメインストリーム サポート フェーズつぎのバージョンのWindows発売はつばいから2ねんまで)しか提供ていきょうせず、ビジネス・開発かいはつけのエディションのみ延長えんちょうサポート フェーズ(メインストリーム サポート終了しゅうりょう5年間ねんかん)を提供ていきょうしてきた。しかし、Windows XP Home Editionは市場いちば非常ひじょうおお使つかわれていたため、メインストリーム サポート期間きかんをもってサポートをると、重大じゅうだい脆弱ぜいじゃくせい発見はっけんされてもセキュリティ アップデートが提供ていきょうされず、無防備むぼうび状態じょうたいのPCがちまたにあふれることが懸念けねんされた[31]2007ねん1がつ25にち、マイクロソフトは市場いちば状況じょうきょうかんがみ、「Windows XP Home EditionおよびMedia Center Editionについても、(家庭かていけのエディションであるが)5年間ねんかん延長えんちょうサポートフェーズを提供ていきょうする」と発表はっぴょうした[32]。これにより、Home EditionおよびMedia Center Editionはサポート期限きげん2009ねん4がつ14にちから2014ねん4がつ8にち延長えんちょうされた[ちゅう 2]発売はつばい開始かいしよりやく12ねんはんにもおよぶという、PCようソフトとしてはかなりの長期ちょうきサポートとなる[ちゅう 3]

なお、ProfessionalとTablet PC Editionにかんしてはビジネス・開発かいはつよう製品せいひんあつかいのため、従前じゅうぜんどおり延長えんちょうサポート フェーズが提供ていきょうされる。また、Windows XPベースのみシステムOSであるWindows XP Embeddedは2016ねん1がつ12にちを以って延長えんちょうサポートが終了しゅうりょうした[33]。このほか、Windows Embedded Standard 2009は2019ねん1がつ8にちまで[34]、Windows Embedded POSReady 2009は2019ねん4がつ9にちまでそれぞれ延長えんちょうサポートとなる予定よていである[35]

2014ねん4がつ9にち日本にっぽん標準時ひょうじゅんじ)を以って延長えんちょうサポートがれ、更新こうしんプログラムの提供ていきょうすべ終了しゅうりょうした。マイクロソフトはWindows 7以降いこう最新さいしんのWindowsへのはやめの移行いこうけている。しかし、中小ちゅうしょう企業きぎょうなどでは会社かいしゃないのネットワークシステムをデファクトスタンダードだったXPけに構築こうちくしている会社かいしゃ非常ひじょうおおく、予算よさん不足ふそくなどからおもいのほか移行いこうすすめられていない会社かいしゃすくなくない。さらに東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいによって被災ひさいした福島ふくしまけん、および宮城みやぎけん岩手いわてけん一部いちぶ関東かんとう地方ちほうかく学校がっこうかく企業きぎょうなどでは、建物たてもの耐震たいしん改修かいしゅうやパソコンより重要じゅうよう業務ぎょうむ機材きざいなどの購入こうにゅう予算よさんられ、期限切きげんぎれまでにパソコンを更新こうしんできない自治体じちたい企業きぎょう学校がっこう続出ぞくしゅつしており、こちらもおおきな問題もんだいとなっている。家庭かてい企業きぎょうのPCに大量たいりょう導入どうにゅうされたWindows XPの延長えんちょうサポートれにともなしょ問題もんだいについて2014ねん問題もんだいばれることがある[36]

また、独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん情報処理じょうほうしょり推進すいしん機構きこう(IPA)は、すで延長えんちょうサポートがすべ終了しゅうりょうしたWindows XPのセキュリティじょう危険きけんせい指摘してきしており[37]なるべく、ネットワークに接続せつぞくしない単独たんどく専用せんようシステム(スタンドアローン)にしたうえでUSBメモリFDMOそとHDDなどの外部がいぶ補助ほじょ記憶きおく装置そうちでデータ交換こうかんしないことをびかけている。このほか、VMwareVirtualBox、Pro以上いじょうのバージョンに搭載とうさいされている64ビットばんWindows 8/8.1/10専用せんようクライアントHyper-V、Professional以上いじょうのバージョンに搭載とうさいされているWindows 7のXP Modeなどの仮想かそうデスクトップ(ハイパーバイザじょう稼働かどうしているWindows XPであってもセキュリティじょう危険きけんせい指摘してきしている[38]

その一方いっぽうで、一部いちぶ法人ほうじんセキュリティソフトについては、マイクロソフトのサポートも、2018ねん7がつ5にちまでWindows XPのサポートを継続けいぞくする製品せいひん存在そんざいしている[39]キヤノンITソリューションズESET Endpoint Securityをふくめた製品せいひんは2018ねん1がつ31にちまで[40]べいシマンテックSymantec Endpoint Protection 12.xは2018ねん7がつ5にち→2021ねん4がつ3にちまで[41]トレンドマイクロウイルスバスター コーポレートエディション 10.6は有償ゆうしょう延長えんちょうサポートは2019ねん1がつ30にちまででその製品せいひんすくなくとも2021ねん1がつ31にちまで利用りよう可能かのうのものもある[42]カスペルスキーのKaspersky Endpoint Security 10 for Windowsなどは最短さいたんでも2016ねん1がつ末日まつじつまで[43]べいマカフィーのMcAfee Endpoint Protection Suiteは2015ねん12月31にちでサポート終了しゅうりょう[44]、フォティーンフォティ技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょ(FFRI)のFFRI yaraiは2017ねん12月31にちまで[45]

政府せいふ機関きかん企業きぎょうけの有償ゆうしょうカスタムサポートは、2014ねん4がつ9にち以降いこう提供ていきょうされる。実際じっさい英国えいこくやオランダの政府せいふ契約けいやくしている[46]

マイクロソフトはXPからの移行いこうキャンペーンとして、XPの各種かくしゅ要素ようそをモチーフにしたてきたおすブラウザゲーム「Escape from XP」を公開こうかいしている[47]。ゲームの最後さいごはXPが爆破ばくはされるという演出えんしゅつになっている[48]

なお、2014ねん4がつ8にち日本にっぽん時間じかん4がつ9にち)をもってWindows XPの延長えんちょうサポートがすべ終了しゅうりょうとなった直後ちょくご、マイクロソフトは米国べいこく時間じかん2014ねん4がつ26にちInternet Explorer更新こうしんプログラムが配布はいふされたさい、Internet Explorer6から11までのバージョンに脆弱ぜいじゃくせいがあると発表はっぴょうし、「サポートれからまだあいだもない」という理由りゆうで「特例とくれい」としてXPも更新こうしんプログラムの対象たいしょうとなりIE6けにも例外れいがいてきに2014ねん5がつ2にちセキュリティ更新こうしんプログラム(パッチ)を公開こうかいした(KB2964358)[49][50]

また、2017ねん5月15にち日本にっぽん時間じかん)には同年どうねん5がつ12にち米国べいこく時間じかん)よりぜん世界せかい各国かっこく流行りゅうこう発生はっせいしている新型しんがたランサムウェア ("WannaCry") によるサイバー攻撃こうげき被害ひがい深刻しんこくであったがこれについての対策たいさくじょうきょう告知こくち。このランサムウェアが悪用あくようしているセキュリティーホールがもはやアップデートパッチの提供ていきょうされていない(またはパッチをてていない)システムのみに存在そんざいするため、サポートちゅうのVista以降いこうのOSにくわえて本来ほんらいは3ねんまえにサポート終了しゅうりょうずみのXPや2ねんまえにサポート終了しゅうりょうみのServer 2003もふたた例外れいがいてきにセキュリティ更新こうしんプログラム(パッチ)が特例とくれいとして公開こうかい (KB4012598) 配布はいふされた(すでに淘汰とうたすすんだWindows 2000などは対象たいしょうがい[51]

現地げんち時間じかん2019ねん5月14にちに、リモート デスクトップ サービス(Remote Desktop Services、かつてはTerminal Servicesとも)に重大じゅうだいなリモートコード実行じっこう脆弱ぜいじゃくせい (CVE-2019-0708) が存在そんざいするので、Windows 7とWindows Server 2008およびWindows Server 2008 R2などにWindows Updateをかいしたパッチの提供ていきょうおこなっている。Windows XPとWindows Server 2003にたいしても修正しゅうせいプログラム「KB4500331」をMicrosoft Update カタログで提供ていきょう。Windows 8.1やWindows 10などはセキュリティ強化きょうかほどこされているので提供ていきょうされない[52]

システム要件ようけん

Windows XP システム要件ようけん (x86)
CPU 300MHz以上いじょうのIntel Pentium/Celeronファミリー、AMD K6/Athlon/Duronファミリー(いずれも600MHz以上いじょう推奨すいしょう)または互換ごかんせいのあるCPU(Professionalでは2物理ぶつりCPUまで対応たいおう
PC-9800/9821シリーズには対応たいおうしない
メモリ 128MB以上いじょう(96MB以下いか場合ばあい一部いちぶ機能きのう制限せいげんくわわる。384MB以上いじょう推奨すいしょう[53]
ハードディスク 1.5GB以上いじょう容量ようりょう(ネットワーク経由けいゆのインストールではそれ以上いじょう必要ひつよう場合ばあいがある。SP2では2.1GB以上いじょう容量ようりょう)また最初さいしょのXPにのみ137GB以上いじょう容量ようりょう認識にんしきできないバグがあり(BIGドライブ問題もんだい初期しょきばん場合ばあい対策たいさくをする必要ひつよう場合ばあいがある、SP1以降いこうのXPであれば基本きほんてき発生はっせいしない。
ディスプレイ Super VGA(800x600)以上いじょうこう解像度かいぞうどディスプレイアダプタを推奨すいしょう
ディスク装置そうち CD-ROMまたはDVD-ROMドライブ
その Microsoft Mouse、Microsoft IntelliMouseまたは互換ごかんせいのあるポインティングデバイス
Windows XP Professional x64 Edition システム要件ようけん
CPU AMD Athlon 64、AMD Opteron、Intel EM64Tに対応たいおうしたIntel XeonおよびIntel Pentium 4
メモリ 256MB以上いじょう(512MB以上いじょう推奨すいしょう
ハードディスク 1.5GB以上いじょう領域りょういき(ネットワーク経由けいゆのインストールではそれ以上いじょう必要ひつよう場合ばあいがある)
ディスプレイ Super VGA(800x600)以上いじょうこう解像度かいぞうどディスプレイアダプタとモニター
ディスク装置そうち CD-ROMまたはDVD-ROM ドライブ
その Microsoft Mouse、Microsoft IntelliMouseまたは互換ごかんせいのあるポインティング デバイス

アップグレード、新規しんきインストール、拡張かくちょうキット、アンインストールなど

きゅうバージョンからのアップグレードおよびアンインストール

Windows XPは、Windows NTけいれつのOSとして開発かいはつされているため、本来ほんらいならWindows NT 4.0(SP5以降いこう)やWindows 2000からのアップグレードを想定そうていしているが、Windows NT系列けいれつのOSとWindows 9xけいれつのOSはWin32という共通きょうつうAPIそなえているうえ、Windows XPは前述ぜんじゅつとおりWindows NT系列けいれつとWindows 9x系列けいれつ統合とうごう目的もくてきとして開発かいはつされているため、Windows 9x系列けいれつのOSの基本きほんてき機能きのうふくまれている。そのためWindows 98(SEもふくむ。以下いかおなじ)やWindows Meからでもアップグレード可能かのうとくに、Windows XP Home Editionへは、Windows 9x系列けいれつであるWindows 98とWindows Meからしかアップグレードできない。また、これらがインストールされた環境かんきょうでは、アップグレードのほか新規しんきインストールもおこなえる。Windows 95やWindows NT 3.51やWindows 2000からはセットアッププログラムを起動きどうさせるとエラーメッセージが表示ひょうじしてしまい、さきすすまない(そのため新規しんきインストールもおこなえない)。Windows 98とWindows Meのどちらからアップグレードしてもそのシステムファイルが保存ほぞんされれば、あとでWindows XPをアンインストールしてきゅうバージョンへもどすことは可能かのう。ただし、きゅうバージョンのシステムファイルの保存ほぞんはWindows XPをインストールするパーティションに十分じゅうぶん容量ようりょうのこっている必要ひつようがある。Windows XPをインストールできる容量ようりょうはあってもきゅうバージョンのシステムファイルを保存ほぞんする容量ようりょうまではない場合ばあいは、そのむねつたえるメッセージが表示ひょうじされ、きゅうバージョンのシステムファイルは保存ほぞんされない。この場合ばあいは、たとえWindows 98やWindows Meからアップグレードした場合ばあいでもあとでWindows XPをアンインストールすることはできない。

一方いっぽうWindows XP Professionalへは、Windows 98、Windows Me、Windows NT 4.0 Workstation、Windows 2000 Professional、Windows XP Home Editionのいずれかからアップグレード可能かのう。Home Edition同様どうよう、Windows 95やNT 3.51からはアップグレードできない(セットアップ開始かいし強制きょうせい終了しゅうりょうしてしまうため、基本きほんてきには新規しんきインストールもおこなえないが、パッケージによってはアップグレードができないだけで、Windows 95からセットアップを起動きどうし、Windows XP Professionalの新規しんきインストールをおこなえるものはある。MSDNなどで配布はいふされるWindows XP Professionalがこれにあたる。Home Editionも同様どうよう)。また、アンインストールはWindows 98とWindows Meからアップグレードした場合ばあいかぎ可能かのう(Windows NT Workstation 4.0、Windows 2000 Professional、Windows XP Home Editionからアップグレードした場合ばあいはアンインストールできない)。ちなみに、通常つうじょうのXP Professionalへのアップグレードばんは、SP適用てきようRTMはXP Home Editionからはアップグレードの対象たいしょうとはなっていなかったが、SP1以降いこう対象たいしょうとなった。なお、日本語にほんごばんのみWindows 2000 Professionalのみからアップグレード可能かのうWindows XP Professional 期間きかん限定げんてい特別とくべつアップグレードばんもあった。

また、Windows XP Media Center EditionとWindows XP Tablet PC Editionにはアップグレードばん存在そんざいしないが、基本きほんてきにWindows XP Professionalとおなじセットアッププログラムでインストールが進行しんこうし、途中とちゅう該当がいとうバージョンに分岐ぶんきする(これらのバージョンにはインストールCDが2つあり、1つのインストールCDからセットアップを開始かいしすると最初さいしょに「Windows XP Professional セットアップ」と表示ひょうじされ、使用しよう許諾きょだく契約けいやくしょ一番いちばんじょうくだりにも「Microsoft Windows XP Professional」と表示ひょうじされる)。ただし、Windows XPのOEMばんCD-ROMはアップグレードインストールをサポートせず、アップグレードアナライザも実行じっこうできないように制限せいげんされているため、きゅうバージョンからアップグレードするには特殊とくしゅ手順てじゅん必要ひつようがある。ちなみにこれらのバージョンにアップグレードした場合ばあいでも、アップグレードもとがWindows 98かWindows Meならば、これらのバージョンをアンインストールしてもとのバージョンにもどすことができる。

あたらしいバージョンへのアップグレードおよびアンインストール

Windows XPからはWindows VistaWindows 7Windows 8にアップグレードすることができる。しかし、Windows 7へは直接ちょくせつアップグレードすることはできず、新規しんきインストールをおこなうか、あいだにWindows Vistaをはさ必要ひつようがある。Windows Vistaにアップグレードする場合ばあい、アップグレードもとのWindows XPにはService Pack 2以上いじょうあらかじ適用てきようされている必要ひつようがある。Windows 7に新規しんきインストールというかたちでアップグレードする場合ばあい同様どうよう。Windows 8にアップグレードする場合ばあいは、Service Pack 3があらかじ適用てきようされている必要ひつようがある。また、Windows XP Home Editionからは、Windows Vistaのすべてのエディションにアップグレード可能かのうであるが(StarterとEnterpriseをのぞく)、Windows XP ProfessionalとWindows XP Tablet PC EditionからはWindows VistaのBusinessかUltimateにしかすることができない(Professional x64からは直接ちょくせつアップグレードすることができず、新規しんきインストールをおこな必要ひつようがある)。Windows XP Media Center EditionからはHome PremiumかUltimateにのみアップグレード可能かのう

また、Windows XPのどのバージョンからWindows Vistaのすべてのエディションにアップグレードしても、それらをアンインストールしてWindows XPにもどすことはできない。これは、Windows XPからWindows Vistaにアップグレードするまえに、システムパーティションを強制きょうせいてきにFAT32からNTFSに変換へんかんしなければならないためである。NTFSは通常つうじょうWindows 98Windows MeのようなWindows 9xけいのOSには対応たいおうしておらず、インストール・アンインストールどもにできない。Windows 98かWindows MeをWindows XPのインストールさきおなじパーティションにきゅうバージョンのシステムファイルを保存ほぞんするかたちWindows XPにアップグレードした環境かんきょうをさらにWindows Vistaにアップグレードすると、Windows XPにアップグレードするさい保存ほぞんされたきゅうバージョンのシステムファイルは強制きょうせいてきに(システムパーティションをNTFSに変換へんかんした段階だんかいで)削除さくじょされる。また、Windows 95Windows 3.1からWindows 98にアップグレードし、それをさらに(Windows XPをインストールするパーティションとはべつのパーティションにきゅうバージョンのシステムファイルを保存ほぞんするというかたちで)Windows XPにアップグレードした環境かんきょうや、Windows 98をWindows Meにアップグレードし、それをさらにWindows XPにアップグレードした環境かんきょうをWindows Vistaにアップグレードすると、Windows XPにアップグレードするまえのアップグレードによって保存ほぞんされたきゅうバージョンのシステムファイルは使用しよう不能ふのうになる(そのきゅうシステムファイルのデータにアクセスすること自体じたいはできるが、アンインストール機能きのうがなくなるため、そのままでは使つかみちはほぼい)。最初さいしょからNTFSパーティションにインストールされたWindows XPをWindows Vistaにアップグレードした場合ばあいでも、アンインストールは基本きほんてきにできない。

アップグレードばん使用しようしての新規しんきインストール

Windows XPのアップグレードばん使つかって新規しんきインストールを開始かいしした場合ばあい、セットアップの途中とちゅうでアップグレード認証にんしょうおこなわなければならない(ハードディスクにWindows 2000がインストールされている場合ばあいのぞく)。これはふるいバージョンのWindowsを所持しょじしているかどうかを確認かくにんするためにおこなわれるが、上述じょうじゅつのアップグレード対象たいしょう製品せいひんちがい、以下いかのバージョンのWindows CDのいずれかを1まいっていれば、りあえずアップグレード認証にんしょう通過つうかできる。ただし、購入こうにゅうしたアップグレードパッケージに記載きさいされているアップグレード対象たいしょう製品せいひんのCDとそのライセンスが手元てもとにない場合ばあい、Microsoftの使用しよう許諾きょだく契約けいやくしょ条項じょうこう違反いはんすることになる(正規せいきライセンスからのアップグレードとなされないため)。たとえば、手元てもとにWindows 95のCDとライセンスしかないにもかかわらず、Windows XP Home EditionのアップグレードばんCD-ROMを使つかって新規しんきインストールを開始かいしし、アップグレード認証にんしょうにそのWindows 95のCD(Companion CDでも可能かのう)を使用しようした場合ばあいや、Windows XP Professionalの「ステップアップグレードパッケージ」(後日ごじつ期間きかん限定げんてい発売はつばいされたHome EditionからProfessionalへの専用せんようアップグレードパッケージ)を使つかってWindows XP Home Edition以外いがいのバージョン(Windows 98など)からWindows XP Professionalにアップグレードした場合ばあいなどがこれにてはまる(Windows 95はWindows XPのどのバージョンのアップグレード対象たいしょう製品せいひんにもなっておらず、「Windows XP Professional ステップアップグレードパッケージ」もWindows XP Home Edition以外いがいのバージョンがアップグレード対象たいしょう製品せいひんになっていないため)。

  • Windows XP Home Editionの場合ばあい:Windows 95(Companion CDでも可能かのう)、Windows 98(Second Edition アップデートCDでも可能かのう)、Windows Me、Windows 2000 Professional
  • Windows XP Professionalの場合ばあい:Windows 95(Companion CDでも可能かのう)、Windows 98(Second Edition アップデートCDでも可能かのう)、Windows Me、Windows NT Workstation 3.51Windows NT Workstation 4.0、Windows 2000 Professional、Windows XP Home Edition(通常つうじょうばん)、Windows XP Professional(通常つうじょうばん

上記じょうきのうち、通常つうじょうばん要求ようきゅうされるWindows XP以外いがいのバージョンのCDを挿入そうにゅうする場合ばあい、それがアップグレードばんだったとしても認証にんしょうすることができる。

追加ついかライセンスパック

すでにWindows XPのパッケージ製品せいひんつユーザーが、2だい以降いこうのPCへ、おなじWindows XPのエディションを追加ついかするさい必要ひつようとなる、プロダクトキーのみのパッケージでCD-ROMは付属ふぞくしていない。

Microsoft Plus! for Windows XP

Professionalに拡張かくちょうキットのMicrosoft Plus!がセット。

Windows 20周年しゅうねん記念きねんパッケージ

2005ねん11月に日本にっぽん限定げんていおこなわれた企画きかくで、Windows誕生たんじょう20周年しゅうねん記念きねんしWindows XP Professionalアップグレードばん(SP2適用てきよう)の特別とくべつパッケージが 9999ほん限定げんてい販売はんばいされた[54]。パッケージは専用せんようの「20」とおおきくかれたものを採用さいようし、Windowsの20年間ねんかんあゆみがかれた年表ねんぴょうがパッケージに印刷いんさつされている。その通常つうじょうパッケージとの以下いかとおり。

  • Windows 95、98、Me、2000のレプリカCDが付属ふぞく(OSが記録きろくされていないラベルだけのディスク。インストールはできない)
  • Windows 95 - XP(Professional)のパッケージのクラフトモデルが付属ふぞく
  • Windows 20周年しゅうねん記念きねん切手きって通用つうようする)・記念きねんステッカーがどうこりされている
  • 購入こうにゅうしゃ全員ぜんいんにWindows Vistaの早期そうきプレビューばん・Windows 20周年しゅうねん記念きねんビデオ クリップとデスクトップテーマの収録しゅうろくされたCD-ROMがおくられるクーポンが付属ふぞく
  • 上記じょうき申込もうしこみしゃなかから抽選ちゅうせんビル・ゲイツのサインりWindows Vistaパッケージがプレゼントされる企画きかく

Windows XP Ready PCs

Windows XPが使用しようできることをPCメーカーやマイクロソフトから保証ほしょうされたPCで、おもに2001ねんなつモデルが対象たいしょうとなっていた。このグループに認定にんていされたPCは、Windows XP発売はつばい同時どうじ専用せんようのアップグレードプログラムにより、既存きそんのWindowsをWindows XPにえられるのはもちろん、プレインストールされているアプリケーションやハードウエアデバイスドライバをWindows XP対応たいおうずみのバージョンに修正しゅうせいえて、アプリケーションソフトウェアや周辺しゅうへん機器ききをWindows XPで使つかえるようになっていた。

なお、プレインストールのWindows Meの場合ばあいはWindows XP Home Editionへの、Windows 2000の場合ばあいはWindows XP Professionalへのアップグレードとなっていた。

正規せいきWindowsの特典とくてん

2005ねん以降いこうWindows Genuine Advantageにより正規せいきのWindowsであることが認証にんしょうされた場合ばあい特典とくてんとして、LZH(LHA圧縮あっしゅくファイルの展開てんかい機能きのうをサポートするプラグインである「Microsoft 圧縮あっしゅく(LZH形式けいしき)フォルダ」や、フォトアルバムソフトの「Microsoft Photo Story 3」、神経しんけい衰弱すいじゃくゲームの「Microsoft Match-Up!」などが用意よういされ配布はいふされた[55][56]

草原そうげん壁紙かべがみ

草原そうげん場所ばしょ

Windows XPをインストールしたさいにデフォルトで設定せっていされている壁紙かべがみの「草原そうげん」(英語えいごめい「Bliss」)は、カリフォルニアしゅうソノマぐんの、カリフォルニアワイン産地さんちとしてもられるソノマ・ヴァレー。実在じつざいする風景ふうけいである。マイクロソフトでは撮影さつえいしゃ非公開ひこうかいとしているが、チャールズ・オレアというカメラマン撮影さつえいしたというせつ有力ゆうりょくとされている。なお、マイクロソフトは採用さいようされる壁紙かべがみについて「壁紙かべがみはプロの写真しゃしん社内しゃない公募こうぼから候補こうほげて製品せいひんコンセプトにうイメージのものを採用さいようしている。候補こうほにはがったものの採用さいようされないものが大量たいりょうにあり、製品せいひん出荷しゅっかまえのベータばんにはことなった壁紙かべがみ採用さいようされていることもあるのでそちらが話題わだいになることもある。」と回答かいとうしている[57]

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ ただし、Windows 7のダウングレードにかんしては「Windows 7発売はつばいから18かげつ」あるいは「SP1のリリース」のいずれかはやいほうまでという条件じょうけんきであったが、のちにWindows 7のサポートライフサイクル終了しゅうりょうまでダウングレードけん行使こうし可能かのうとなった。しかしこれは、ダウングレードさきのOSのサポート期間きかんのさらなる延長えんちょうがなされることを意味いみしていない。あくまでもダウングレードけん行使こうし期間きかん延長えんちょうぎないというてん留意りゅういする必要ひつようがある。
  2. ^ 一時いちじてき後継こうけいOSのWindows Vistaの家庭かていけエディションぐん(BusinessとEnterpriseをのぞくエディション)のサポート期限きげん2012ねん4がつ10日とおか」との逆転ぎゃくてん現象げんしょう発生はっせいしたが、2012ねん2がつ20日はつかにWindows Vistaのサポート期間きかん改訂かいていにより、解消かいしょうされた。
  3. ^ ただし、Windows 1.0発売はつばいからやく16ねんWindows 2.0発売はつばいからやく14ねんと、Windows XPよりもなが期間きかんサポートされていた。

出典しゅってん

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