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グルメシティ

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ダイエー > グルメシティ
グルメシティ都島本通みやこじまほんどおりてん
大阪おおさか大阪おおさか都島みやこじま

グルメシティgourmet city)は、ダイエーグループのスーパーマーケット。

2024ねんれい6ねん)3がつ時点じてんで66店舗てんぽ関東かんとう地方ちほう23店舗てんぽ近畿きんき地方ちほう43店舗てんぽ近畿きんき地方ちほう屋号やごうが「ダイエーグルメシティ」の店舗てんぽふくむ)を展開てんかいしている。

概要がいよう

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食品しょくひんさけふくむ)と日用にちようひんとくした形態けいたいではあるが、衣料いりょうひんくすりあつかっている店舗てんぽもある。おもにダイエーが設置せっちし、1990年代ねんだい以降いこうにダイエー店舗てんぽから転換てんかんされた店舗てんぽがこれに該当がいとうする。なお、食品しょくひんにち用品ようひんとくてんは、マルエツ閉鎖へいさした店舗てんぽをダイエーまたかくグルメシティ地域ちいき法人ほうじん売却ばいきゃくするかたち開店かいてんしたグルメシティ店舗てんぽ存在そんざいする[よう出典しゅってん]。また、食品しょくひんさけふくむ)と日用にちようひんとくした小規模しょうきぼ店舗てんぽであることをかして、24あいだ営業えいぎょうおこなっている店舗てんぽもある。

設置せっち法人ほうじんおよび店名てんめい

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現在げんざいはすべて株式会社かぶしきがいしゃダイエー運営うんえいしている(きゅうポイントカードは「グルメシティ倶楽部くらぶ」)。

かつて子会社こがいしゃであったつぎの4法人ほうじん設置せっちしていた。

当時とうじ[いつ?]、SM(スーパーマーケット)は、大型おおがたてん(GMS)とおなじダイエーを名乗なのっていたため、ミニGMS(総合そうごうスーパー)状態じょうたいとなってしまった反省はんせいから、グルメシティが誕生たんじょうした。

グルメシティのコンセプトは「HMR」(ホーム・ミール・リプレイスメント)。1998ねん1がつ新規しんき開業かいぎょうした諏訪すわインターてんからグルメシティの名称めいしょう使用しよう開始かいしし、同年どうねん3がつ1にちから順次じゅんじ小型こがたSMはグルメシティに改称かいしょうしていった[1]

店名てんめいは「グルメシティ○○てん」。ただし一部いちぶ店舗てんぽについては「ダイエーグルメシティ○○てん」となっている(新規しんき開店かいてんでは新長田しんながたてん豊中とよなか駅前えきまえてんなかもずみせ住道すみのどうてんが、ダイエー店舗てんぽからの転換てんかんでは庄内しょうないてん・くずはモールてん四条畷しじょうなわててん松原まつばらてん津久野つくのてん夙川しゅくがわてんが、イタリアーノ店舗てんぽからの転換てんかんでは東芦屋ひがしあしやてんが、店名てんめい変更へんこうでは住吉すみよしてん[注釈ちゅうしゃく 1]該当がいとうする。いずれも近畿きんき地区ちくで2003ねんから2005ねん新規しんき開店かいてん転換てんかん改称かいしょうした店舗てんぽばかりである[注釈ちゅうしゃく 2])。

これらの店舗てんぽ(ダイエー・トポスなど業態ぎょうたいふくむ)あいだで、店名てんめい重複じゅうふく存在そんざいしない。また、業態ぎょうたいめいのぞいた所在地しょざいちめいレベルでも重複じゅうふくしないように配慮はいりょされているが、過去かこ唯一ゆいいつ例外れいがいとして京橋きょうばしてんがあった(マルエー→サカエ→グルメシティ京橋きょうばしてんと、ダイエー京橋きょうばしてん。ダイエー京橋きょうばしてん大阪おおさか都島みやこじま京橋きょうばしえきまえ立地りっち。グルメシティ京橋きょうばしてん大阪おおさか城東じょうとう立地りっちするが、最寄もよえき京橋きょうばしえきから地下鉄ちかてつ長堀ながほり鶴見緑地線つるみりょくちせんひと手前てまえ蒲生がもうよん丁目ちょうめえき。グルメシティ京橋きょうばしてんは2011ねん10がつ31にち閉店へいてん)。

ダイエーグループでは、再建さいけん支援しえんしているイオングループともに、店舗てんぽもうさい構築こうちく作業さぎょうすすめており、2009ねん4がつ10日とおか完全かんぜん子会社こがいしゃとなっている北海道ほっかいどう九州きゅうしゅう両社りょうしゃ分割ぶんかつし、店舗てんぽもういで直営ちょくえいすることを発表はっぴょうした。[2]

2009ねん9がつ1にち北海道ほっかいどう九州きゅうしゅう地区ちくのグルメシティはほぼすべてがダイエーの直営ちょくえい店舗てんぽ転換てんかんしたが、店名てんめいはグルメシティのまま継承けいしょうしている。

また2015ねん3がつ1にちには、ダイエーがグルメシティ関東かんとうとグルメシティ近畿きんき吸収きゅうしゅう合併がっぺいしたことにより、運営うんえい会社かいしゃはダイエー本体ほんたい一本いっぽんされた。

運営うんえい委託いたく

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近畿きんき地区ちくでは、店舗てんぽ運営うんえい一部いちぶ商品しょうひん調達ちょうたつおよび販売はんばい展開てんかい)について、株式会社かぶしきがいしゃダイエーが設置せっちするすべてのグルメシティについても子会社こがいしゃ株式会社かぶしきがいしゃグルメシティ近畿きんき委託いたくしていた。グルメシティ近畿きんき設置せっちするグルメシティにもハートポイントが導入どうにゅうされたいま株式会社かぶしきがいしゃダイエーの設置せっちするグルメシティとはほぼなくなりつつあるが[注釈ちゅうしゃく 3]、レジぶくろについては両社りょうしゃそれぞれで調製ちょうせいされたものが使用しようされているてんちがいもあった。

ポイントシステム

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かつては設置せっち法人ほうじんによってポイントシステムや買物かいものぶくろスタンプカードがことなっていたが、2006ねんから株式会社かぶしきがいしゃダイエーの店舗てんぽ(グルメシティ・トポスふくむ)に順次じゅんじ導入どうにゅうされていた「ハートポイント」(しんPOSシステム)が2007ねん3がつからグルメシティ地域ちいき法人ほうじん店舗てんぽにも順次じゅんじ導入どうにゅうされる[注釈ちゅうしゃく 4]のをまえに、お買物かいものぶくろスタンプカードおよびレジぶくろについてはダイエーのものに統一とういつされたほか、しんPOSシステム導入どうにゅう店舗てんぽでは設置せっち法人ほうじんえてポイントが共通きょうつうされる。

なお、きゅうPOSシステム時代じだい株式会社かぶしきがいしゃダイエーのグルメシティ店舗てんぽ導入どうにゅうされていたポイントカード「グルメシティ倶楽部くらぶ」は、ダイエー店舗てんぽ導入どうにゅうされていた「DonDonたま〜るポイントカード」よりもさき誕生たんじょうしている。

2015ねん以降いこう再編さいへん

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グルメシティから屋号やごう変更へんこうした
マックスバリュエクスプレス博多はかた祇園ぎおんてん
福岡ふくおかけん福岡ふくおか博多はかた

2014ねん5月28にち、イオン社長しゃちょう岡田おかだ元也もとなり同社どうしゃ株主かぶぬし総会そうかい席上せきじょうで、「ダイエーの事業じぎょう関東かんとう関西かんさいのグルメシティにとくし、それ以外いがい地域ちいきについてはイオングループとの統合とうごう再編さいへんすすめる」との方針ほうしんしめした。

ダイエーはイオングループりにさい北海道ほっかいどう九州きゅうしゅう事業じぎょうせい移行いこうしており、関東かんとう関西かんさい以外いがいのグルメシティはマックスバリュ地域ちいき子会社こがいしゃ移管いかんうえ店舗てんぽもう抜本ばっぽんてき見直みなお方針ほうしんとみられている[3]

またこの前日ぜんじつ日本経済新聞にほんけいざいしんぶん掲載けいさいしたインタビューおよび9がつ24にち記者きしゃ会見かいけんいて岡田おかだは、関西かんさいのマックスバリュやKOHYO・ピーコックストア[注釈ちゅうしゃく 5]ひとし店舗てんぽぎゃくにダイエーへ移管いかんして「グルメシティ」または「イオンフードスタイル(仮称かしょう[注釈ちゅうしゃく 6]」などのすうブランドに再編さいへんすることも選択肢せんたくしはいっていることをあきらかにした[4]

2015ねん9がつ1にち北海道ほっかいどうの6店舗てんぽ[注釈ちゅうしゃく 7]マックスバリュ北海道ほっかいどう株式会社かぶしきがいしゃげんイオン北海道ほっかいどう株式会社かぶしきがいしゃ)へ、九州きゅうしゅう地区ちくの13店舗てんぽマックスバリュ九州きゅうしゅう株式会社かぶしきがいしゃげんイオン九州きゅうしゅう株式会社かぶしきがいしゃ)へそれぞれ移管いかんした。大半たいはん店舗てんぽ店舗てんぽブランドを「マックスバリュ」へ屋号やごう変更へんこうすることとなっており、継承けいしょう当日とうじつにリニューアルオープンする店舗てんぽ北海道ほっかいどう1店舗てんぽ九州きゅうしゅう地区ちく11店舗てんぽ)を皮切かわきりに、順次じゅんじしん店舗てんぽブランドでリニューアルオープンがおこなわれた[5]。また、九州きゅうしゅう地区ちく一部いちぶ店舗てんぽはフードディスカウントストア業態ぎょうたいの「ザ・ビッグ」へ業態ぎょうたい転換てんかんされるれいもあり、南福岡みなみふくおかてん近隣きんりん雑餉隈ざつしょのくまてんがあるために業態ぎょうたい転換てんかんして新規しんき開業かいぎょうしたのを皮切かわきりに、一旦いったん「マックスバリュ」に屋号やごう変更へんこうした店舗てんぽについても、小倉こくら足立あだちてんは2015ねん10がつ3にちに、土井どいてん同年どうねん11がつ9にちにそれぞれ「ザ・ビッグ(小倉こくら足立あだちてん派生はせい業態ぎょうたいの「ザ・ビッグエクスプレス」)」に業態ぎょうたい転換てんかんされている。

さらに、ダイエーが運営うんえいしていた「グルメシティ」をグループ会社かいしゃ株式会社かぶしきがいしゃビッグ・エー移管いかんし、同社どうしゃ運営うんえいするディスカウントストアである「Big-A」へ業態ぎょうたい転換てんかんした店舗てんぽられるようになり、2016ねん3がつ26にちに2店舗てんぽ[6]同年どうねん4がつ23にちに2店舗てんぽ[7]順次じゅんじ「Big-A」に業態ぎょうたい転換てんかんした。

また、2015ねん3がつ21にち西にし八王子はちおうじてん改装かいそううえ「ダイエー」に屋号やごう変更へんこうしたのを皮切かわきりに[8]改装かいそうのタイミングで「グルメシティ」から「ダイエー」に転換てんかんされる店舗てんぽ増加ぞうかしている。

2017ねん8がつ10日とおか、2019年度ねんどちゅうに「グルメシティ」ぜん店舗てんぽを「ダイエー」に統一とういつすることが発表はっぴょうされたが[9]前述ぜんじゅつとおり、2024ねん3がつ時点じてんで「ダイエー」に屋号やごう変更へんこうされずに「グルメシティ」の屋号やごう営業えいぎょうしている店舗てんぽが66店舗てんぽ存在そんざいする。

2019ねん8がつ24にちには、東浦ひがしうらかずてんが「ダイエー」のしん店舗てんぽ分類ぶんるいひとつである「イオンフードスタイル」に転換てんかんされている。

ギャラリー

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脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 「グルメシティ生鮮せいせん市場いちば住吉すみよしてん」→「ダイエーグルメシティ住吉すみよしてん
  2. ^ ただしなかもずみせについては2005ねん開店かいてん予定よていが2007ねんにずれんだ。
  3. ^ ハートポイント移行いこうまえは、店舗てんぽによってポイントシステムを導入どうにゅうしていない店舗てんぽもあった(南方なんぽうてん東心斎橋ひがししんさいばしてん京橋きょうばしてんなど)。
  4. ^ ただし、グルメシティ九州きゅうしゅうのグルメシティ野多目のためてん(2006ねん7がつ7にち開店かいてん)とグルメシティ近畿きんきのグルメシティじょうかつらてん(2006ねん11月22にち開店かいてん)には2006ねん12月からしんPOSならびにハートポイントが導入どうにゅうされていた。
  5. ^ 関西かんさいの「ピーコックストア」の店舗てんぽについては2016ねん3がつ1にちイオンマーケットから光洋こうよう運営うんえい移管いかんされており、一部いちぶ店舗てんぽ改装かいそうのタイミングで「KOHYO」や「マックスバリュ」に屋号やごう変更へんこうされている
  6. ^ フードスタイルはその「ダイエー」の業態ぎょうたいひとつとして看板かんばんるいに「AEON FOOD STYLE」または「AEON FOOD STYLE by daiei」をかかげて展開てんかいしてきたが、2018ねん4がつ21にちにオープンした東向日ひがしむこうてん以降いこう新規しんき開店かいてんあるいは「ダイエー」から改装かいそうした店舗てんぽでは、当時とうじ仮称かしょうとなっていた「イオンフードスタイル」が正式せいしき店舗てんぽブランドとなっている
  7. ^ 北海道ほっかいどうのグルメシティのうち、ぼう森屋もりやみせ函館はこだて)は他社たしゃ移管いかんされず2015ねん8がつ31にち閉店へいてん。また北海道ほっかいどうのグルメシティの移管いかんされた6店舗てんぽのうち深堀ふかほりてん函館はこだて)は一時いちじ休業きゅうぎょうちゅうのまま移管いかんされており、えのうえ2019ねん7がつ26にちより「マックスバリュ」として営業えいぎょう再開さいかいしている。

出典しゅってん

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  1. ^ 日経にっけい流通りゅうつう新聞しんぶん 1998ねん1がつ13にち ダイエー、食品しょくひんスーパーを改革かいかく 店名てんめいを「グルメシティ」により
  2. ^ ニュースリリース”. ダイエー (2009ねん4がつ10日とおか). 2009ねん4がつ29にち閲覧えつらんなお、同日どうじつべつ発表はっぴょうにおいては、『ダイエー』店舗てんぽさらなる閉鎖へいさについてもしめされた。
  3. ^ “イオン社長しゃちょう「ダイエーは首都しゅとけん京阪神けいはんしん再編さいへん」”. 産業さんぎょう経済けいざい新聞しんぶん (MSN産經さんけいニュース). (2014ねん5がつ28にち). https://web.archive.org/web/20140528135639/http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140528/biz14052812500039-n1.htm 2014ねん5がつ28にち閲覧えつらん 
  4. ^ 「ダイエー」消滅しょうめつへ…創業そうぎょうはん世紀せいき再建さいけんえがけず(2014ねん9がつ25にち読売新聞よみうりしんぶん 9月30にち閲覧えつらん
  5. ^ 店舗てんぽ移管いかんについてのおらせ - 株式会社かぶしきがいしゃダイエー おらせ 2015ねん9がつ1にち
  6. ^ ~2018年度ねんどに『ビッグ・エー』500店舗てんぽ体制たいせい計画けいかく ~『グルメシティ』2店舗てんぽを『ビッグ・エー』へ業態ぎょうたい転換てんかん』(プレスリリース)株式会社かぶしきがいしゃダイエー、2016ねん3がつ24にちhttp://www.daiei.co.jp/corporate/index.php/release/lists/detail/11972016ねん4がつ2にち閲覧えつらん 
  7. ^ 4がつ23にち)に『ビッグ・エー横浜よこはま本郷台ほんごうだいてん』と『ビッグ・エー江東こうとう大島おおしま団地だんちてん』が同時どうじオープン』(プレスリリース)株式会社かぶしきがいしゃダイエー、2016ねん4がつ19にちhttp://www.daiei.co.jp/corporate/index.php/release/lists/detail/12002016ねん6がつ27にち閲覧えつらん 
  8. ^ やく12ねんぶりにだい規模きぼリニューアル おいもののたのしさ、ワクワク、あらたな発見はっけんのある都市としがたスーパーマーケット『ダイエー西にし八王子はちおうじてん改装かいそうオープンについて』(プレスリリース)株式会社かぶしきがいしゃダイエー、2015ねん3がつ18にちhttp://www.daiei.co.jp/corporate/index.php/release/lists/detail/11152016ねん12月6にち閲覧えつらん 
  9. ^ ダイエー 19年度ねんどちゅう店名てんめい統一とういつ グルメシティ順次じゅんじ改装かいそう毎日新聞まいにちしんぶん(2017ねん8がつ10日とおか)2017ねん8がつ16にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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