十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ

十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ株式会社かぶしきがいしゃ
Towada-Kanko Electric Railway Co.,ltd.

種類しゅるい	株式会社かぶしきがいしゃ
略称りゃくしょう	十じゅう鉄てつ（とうてつ）
本社ほんしゃ所在地しょざいち	日本にっぽん 〒034-0011 青森あおもり県けん十和田とわだ市し稲生いなおい町まち17-3 （旧きゅう 十和田とわだ市し中央ちゅうおうBT 内うち）
設立せつりつ	2007年ねん（平成へいせい19年ねん）12月16日にち 創業そうぎょう：1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）6月26日にち（旧きゅう法人ほうじんとして）
業種ぎょうしゅ	陸運りくうん業ぎょう
法人ほうじん番号ばんごう	3420001012049
事業じぎょう内容ないよう	乗合のりあいバス事業じぎょう 貸切かしきりバス事業じぎょう 他た
代表だいひょう者しゃ	代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう 佐藤さとう行こう洋よう
資本しほん金きん	9,600万まん円えん
売上うりあげ高だか	21億おく9,700万まん円えん （2018年ねん3月がつ期き）
従業じゅうぎょう員数いんずう	238名めい （2019年ねん2月がつ現在げんざい）
主要しゅよう株主かぶぬし	国際こくさい東北とうほく（株）かぶしきがいしゃ 100.00% （2013年ねん現在げんざい）
主要しゅよう子会社こがいしゃ	十和田とわだ電鉄でんてつ観光かんこう社しゃ
外部がいぶリンク	toutetsu.co.jp
特記とっき事項じこう：2008年ねん3月がつ1日にちに現げん法人ほうじんは（旧きゅう）十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ（現げん：十和田とわだ管理かんり）および（旧きゅう）十和田とわだ富士屋ふじやホテル（現げん：みちのく管理かんり）の全ぜん事業じぎょうを継承けいしょう。現げん法人ほうじんの設立せつりつ時じの社名しゃめいは「とうてつ」。

十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ株式会社かぶしきがいしゃ（とわだかんこうでんてつ）は、青森あおもり県けん南東なんとう部ぶを中心ちゅうしんにバス事業じぎょうを運営うんえいしている会社かいしゃである。

2008年ねん3月1日にち、経営けいえい悪化あっかによりいわゆる新旧しんきゅう分離ぶんり方式ほうしきでの事業じぎょう再建さいけんを図はかるため、すべての事業じぎょうを新しん会社かいしゃに譲渡じょうとした。新旧しんきゅう2つの会社かいしゃは、法人ほうじんとしては別べつの存在そんざいであるが、会社かいしゃ名称めいしょう（商号しょうごう）や事業じぎょうとしては継承けいしょう関係かんけいにあるため、本ほん記事きじにおいては一括いっかつして取とり扱あつかう。

概要がいよう

愛称あいしょうは十じゅう鉄てつ（とうてつ）。バスは十じゅう鉄てつバスと呼よばれることも多おおいが、会社かいしゃコマーシャルでは十和田とわだ観光かんこうバス（とわだかんこうバス）と称しょうしている。

1913年ねん8月がつに遠藤えんどう忠次ただつぐ右みぎ衛門えもんなど9名めいが軌道きどう特許とっきょを取得しゅとくし、古間木ふるまき - 三本木さんぼんぎ間あいだの鉄道てつどうの開設かいせつを目的もくてきとした十和田とわだ軌道きどう（資本しほん金きん10万まん円えん）を翌年よくねん6月がつに設立せつりつしたのが始はじまりである。1920年ねん10月、十和田とわだ鉄道てつどうに改称かいしょう。

1951年ねん6月がつ、鉄道てつどう軌間きかん拡張かくちょう・電化でんかし、同年どうねん12月がつに十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつに社名しゃめいを改あらためた。1954年ねん4月がつ、十和田湖とわだこ畔ほとりに位置いちした旅館りょかん太陽たいようを買収ばいしゅう。翌年よくねん9月がつ、湖上こじょう遊覧ゆうらん船せんの営業えいぎょうを始はじめ、十和田湖とわだこを中心ちゅうしんとした観光かんこう事業じぎょうに本格ほんかく的てきに着手ちゃくしゅした。

国際こくさい興業こうぎょう傘下さんかに

1957年ねん4月がつ、古こ牧まき温泉おんせん「古こ牧まきグランドホテル」の前身ぜんしんであるホテル祭さい魚ぎょ洞ほらや小川原湖おがはちこ民俗みんぞく博物館はくぶつかん（2007年ねん休館きゅうかん後ご、閉館へいかん）等とうを設立せつりつし、観光かんこう施設しせつを整備せいびしていた十和田とわだ開発かいはつ社長しゃちょうの杉本すぎもと行雄ゆきおが、事業じぎょう拡大かくだいの一ひとつとして、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつの株式かぶしきを買かい増まして社長しゃちょうに就任しゅうにんした。しかし、その後ごのバス事業じぎょうの経営けいえい悪化あっかや同社どうしゃ労働ろうどう組合くみあいが私鉄総連してつそうれんへの加盟かめいを巡めぐって、約やく70日間にちかんの長期ちょうきストライキを打うつなどしたため、経営けいえい難なんに陥おちいった。このため、杉本すぎもとが秋北しゅうほくバス（秋田あきた県けん大館おおだて市し）の再建さいけんで力量りきりょうを発揮はっきした国際こくさい興業こうぎょうに中央ちゅうおうの大手おおて資本しほんの力ちからで再建さいけんしてほしいと要請ようせい。その要請ようせいを国際こくさい興業こうぎょうが快諾かいだくし、1969年ねん10月、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつは国際こくさい興業こうぎょうの傘下さんかに入はいった。

新しん会社かいしゃへの事業じぎょう譲渡じょうと

十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつは電車でんしゃ・バス事業じぎょうにおける利用りよう客きゃくの減少げんしょうや近年きんねんの燃料ねんりょう費ひの高騰こうとう、さらにはスーパー事業じぎょうの不振ふしんから経営けいえいの継続けいぞくが困難こんなんとなった。このため、経営けいえいを抜本ばっぽん的てきに立たて直なおすため、親会社おやがいしゃであった国際こくさい興業こうぎょうが関連かんれん会社かいしゃ分ぶんも含ふくめて計けい78億おく円えんの債務さいむを引ひき受うけ、2007年ねん11月16日にちに事業じぎょう譲渡じょうとを目的もくてきとした新しん会社かいしゃ「とうてつ」を設立せつりつ。2008年ねん3月がつ1日にち付づけで、すべての事業じぎょうを新しん会社かいしゃに譲渡じょうとした上うえで「（新しん）十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ」に商号しょうごう変更へんこうし、新あらたなスタートを切きった。これと同時どうじに、関連かんれん会社かいしゃである十和田とわだ富士屋ふじやホテルの事業じぎょうも新しん会社かいしゃへ譲渡じょうとした。

譲渡じょうと後ごの「（旧きゅう）十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ」は「十和田とわだ管理かんり」、「（旧きゅう）十和田とわだ富士屋ふじやホテル」は「みちのく管理かんり」にそれぞれ社名しゃめい変更へんこうの後のち、3月19日にち開催かいさいの株主かぶぬし総会そうかいで解散かいさんを決議けつぎ、続つづいて、3月25日にちに青森あおもり地方裁判所ちほうさいばんしょから特別とくべつ清算せいさん開始かいしが決定けっていされ、清算せいさん手続てつづきに入はいった。

鉄道てつどう廃はい線せん

鉄道てつどう路線ろせんの十和田観光電鉄線とわだかんこうでんてつせんは、1970年度ねんどに年間ねんかん利用りよう者しゃが165万まん人にんに達たっしピークを迎むかえるが、その後ごは減少げんしょうの一途いっとを辿たどった。2010年ねん12月に東北新幹線とうほくしんかんせんが全線ぜんせん開業かいぎょうし、十和田湖とわだこ観光かんこうの表玄関おもてげんかんとして七なな戸こ十和田とわだ駅えきが誕生たんじょうすると客きゃく離ばなれに拍車はくしゃがかかり、そこに東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいよう沖おき地震じしん（東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい）が発生はっせい。鉄道てつどう事業じぎょうの赤字あかじを補おぎなっていたホテルやバス事業じぎょうも不振ふしんとなった。

このため、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつが沿線えんせんの3市町しちょうに約やく5億おく2000万まん円えんの財政ざいせい支援しえんを求もとめるが、沿線えんせん自治体じちたいは財政ざいせい支援しえんの泥沼どろぬま化かを懸念けねんし、支援しえん要請ようせいを拒否きょひした。これによって、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつは鉄道てつどうの廃止はいしとバス転換てんかんを決定けってい。2012年ねん3月がつ31日にちで鉄道てつどう運行うんこうは終了しゅうりょうし、翌日よくじつから路線ろせんは鉄道てつどう代替だいたいバス「十和田とわだ三沢みさわ線せん」に置換おきかえられた。

国際こくさい東北とうほく傘下さんかに

2013年ねん傘下さんかが国際こくさい興業こうぎょうグループから、国際こくさい東北とうほくグループに変更へんこうとなった。

歴史れきし

年表ねんぴょう

• 1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）8月がつ22日にち - 古間木ふるまき - 三本木さんぼんぎ間あいだの軌道きどう敷設ふせつの特許とっきょを取得しゅとく
• 1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）6月26日にち - 十和田とわだ軌道きどう株式会社かぶしきがいしゃとして設立せつりつ。
• 1918年ねん（大正たいしょう7年ねん） - 個人こじん経営けいえいの古間木ふるまき - 三本木さんぼんぎ - 子こノ口くち間あいだの乗合のりあい自動車じどうしゃ運行うんこう開始かいし（のち世界せかい公園こうえん館かん自動車じどうしゃ部ぶ）。
• 1920年ねん（大正たいしょう9年ねん）
  • 9月27日にち - 古間木ふるまき - 三本木さんぼんぎ間あいだの地方ちほう鉄道てつどう敷設ふせつの免許めんきょを取得しゅとく。
  • 10月30日にち - 十和田とわだ鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃに改称かいしょう。
• 1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）9月4日にち - 軌間きかん762mmの鉄道てつどう線せんとして古間木ふるまき - 三本木さんぼんぎ間あいだを開業かいぎょう（営業えいぎょうは翌日よくじつから）。
• 1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）
  • 5月31日にち - 三本木さんぼんぎ - 焼山やけやま間あいだの地方ちほう鉄道てつどう免許めんきょ取得しゅとく（1930年ねん1月失効しっこう）。
  • 8月がつ1日にち - 古間木ふるまき駅えきを約やく120m移設いせつ。乗合のりあいバス事業じぎょう開始かいし。
• 1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）9月がつ - 世界せかい公園こうえん館かん自動車じどうしゃ部ぶ、安野やすの自動車じどうしゃ、小笠原おがさわら自動車じどうしゃを買収ばいしゅう（三本木さんぼんぎ - 子こノ口くち、三本木さんぼんぎ - 古間木ふるまき間あいだの路線ろせんを買収ばいしゅう）。
• 1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）9月がつ - 陸運りくうん統制とうせい令れいにより南部なんぶ乗合のりあい自動車じどうしゃ（七なな戸こ）、南部なんぶ貸切かしきり自動車じどうしゃ、木村きむら自動車じどうしゃ（百ひゃく石せき）を合併がっぺい（国くに側がわは当初とうしょ、三さん八はち上北かみきた地方ちほうを1社しゃに統合とうごうしようと五ご戸こ鉄道てつどう（現在げんざいの南部なんぶバス）との統合とうごうを促うながしたが両者りょうしゃの反対はんたいで、最終さいしゅう的てきには上北かみきた地方ちほうのみの自動車じどうしゃ事業じぎょう統合とうごうのみとなった）。
• 1951年ねん（昭和しょうわ26年ねん）
  • 6月がつ20日はつか - 鉄道てつどう線せん電化でんか（直流ちょくりゅう1500V）、改あらため軌（762mm→1067mm）完成かんせい
  • 12月30日にち - 十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつに社名しゃめい改称かいしょう。
• 1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）4月がつ - 旅館りょかん太陽たいようを買収ばいしゅうし、観光かんこう事業じぎょうに進出しんしゅつ。
• 1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）9月がつ - 十和田湖とわだこ観光かんこう遊覧ゆうらん船せん事業じぎょう開始かいし。
• 1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）4月がつ - 十和田とわだ開発かいはつ社長しゃちょうの杉本すぎもと行雄ゆきおが社長しゃちょうに就任しゅうにん。
• 1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）
  • 6月がつ - 十和田とわだ電鉄でんてつ観光かんこう社しゃが発足ほっそく。
  • 12月 - 小川原湖おがはちこ観光かんこう開発かいはつを設立せつりつ。
• 1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）
  • 1月がつ - 浅虫あさむし海上かいじょう観光かんこうを買収ばいしゅうして陸奥湾むつわん海上かいじょう観光かんこうに改称かいしょう。陸奥湾むつわんでの遊覧ゆうらん船せんの運航うんこうを開始かいし。
  • 2月がつ - まかど温泉おんせんホテル（後ごのまかど温泉おんせん富士屋ふじやホテル、現げん：まかど観光かんこうホテル）が開業かいぎょう。
  • 8月がつ - 薬研やげん温泉おんせんホテルを設立せつりつ。
• 1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）8月がつ - 十和田とわだ観光かんこうタクシー（後ごのとうてつ交通こうつう）が発足ほっそく。
• 1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）7月がつ - 東京とうきょうタワー観光かんこうバスを子会社こがいしゃ化か。
• 1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）
  • 5月16日にち - 鉄道てつどう線せんが十勝とかち沖おき地震じしんによる被災ひさいで全線ぜんせんで運休うんきゅう。
  • 7月がつ1日にち - 鉄道てつどう線せんが地震じしんによる被災ひさいから復旧ふっきゅうし、全線ぜんせんで運転うんてんを再開さいかい。
• 1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）10月がつ - 国際こくさい興業こうぎょうに経営けいえい権けんを譲渡じょうと。杉本すぎもと行雄ゆきおが社長しゃちょうを退任たいにん。東京とうきょうタワー観光かんこうバスが国際こくさい興業こうぎょうの子会社こがいしゃになる（その後ご1972年ねん4月がつに国際こくさい興業こうぎょうと合併がっぺい）。
• 1984年ねん（昭和しょうわ50年ねん）10月がつ - ホテルサンプラザ（1977年ねん4月がつ開業かいぎょう、後ごの十和田とわだ富士屋ふじやホテル）を子会社こがいしゃ化か。
• 1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）
  • 3月 - 十じゅう鉄てつターミナルビルが発足ほっそく。
  • 10月28日にち - とうてつ駅えきビル（ダイエーのフランチャイズ店てん「とうてつ」）オープン。十和田とわだ市し駅えき・鉄道てつどう部ぶ事務所じむしょを駅えきビル内ないに移転いてん。
• 1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）11月1日にち - 鉄道てつどう線せんの貨物かもつ営業えいぎょうを廃止はいし。
• 1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）
  • 7月がつ26日にち - 高速こうそくバス八戸はちのへ - 東京とうきょう線せん「シリウス号ごう」運行うんこう開始かいし。
  • 9月27日にち - 高速こうそくバス八戸はちのへ - 仙台せんだい線せん「うみねこ号ごう」運行うんこう開始かいし。
  • 10月2日にち - 高速こうそくバス青森あおもり - 仙台せんだい線せん「ブルーシティ号ごう」運行うんこう開始かいし。
• 1997年ねん（平成へいせい9年ねん）9月がつ - 系列けいれつ会社かいしゃであった十和田とわだリゾート開発かいはつの運営うんえいによるみちのく国際こくさいゴルフ倶楽部くらぶがオープン。
• 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）12月1日にち - 八戸はちのへ市営しえいバス・南部なんぶバスと3事業じぎょう者しゃによる回数かいすう券けん相互そうご乗車じょうしゃ制度せいどを開始かいし。
• 2001年ねん（平成へいせい13年ねん） - この頃ころから乗合のりあいバスの国際こくさい興業こうぎょうから譲渡じょうとされた中古ちゅうこ車しゃ、および新車しんしゃの塗装とそうが国際こくさい興業こうぎょうカラーとなる。
• 2002年ねん（平成へいせい14年ねん）
  • 10月 - 鉄道てつどう線せんに自動じどう列車れっしゃ停止ていし装置そうち (ATS) 導入どうにゅう。
  • 12月1日にち - 十和田とわだ市し - 八戸はちのへ線せんが八戸はちのへ駅えき前まえに乗のり入いれ。定期ていき観光かんこうバス活かつ彩あやとわだこ号ごう運行うんこう開始かいし。
  • 12月27日にち - 高速こうそくバス青森あおもり - 池袋いけぶくろ線せん「ブルースター号ごう」運行うんこう開始かいし。
• 2003年ねん（平成へいせい15年ねん）5月1日にち - 急行きゅうこう八はち戸こ - 泊とまり（上北かみきた郡ぐん六ろくヶ所かしょ村むら）線せん廃止はいし。
• 2004年ねん（平成へいせい16年ねん）4月がつ20日はつか - 急行きゅうこう青森あおもり - 十和田とわだ市し線せん（野辺地のへじ経由けいゆ）廃止はいし。
• 2005年ねん（平成へいせい17年ねん）8月がつ1日にち - 本社ほんしゃを青森あおもり県けん十和田とわだ市し稲生いなおい町まちに移転いてん。
• 2006年ねん（平成へいせい18年ねん）
  • 3月31日にち - スーパーマーケット事業じぎょう「とうてつ」がダイエーとの商品しょうひん供給きょうきゅう契約けいやくを解消かいしょう。同どう事業じぎょうは十じゅう鉄てつによる自主じしゅ供給きょうきゅうに変更へんこう。
  • 12月31日にち - スーパーマーケット事業じぎょう「とうてつ 三沢みさわ店てん」閉店へいてん。
• 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）
  • 3月31日にち - スーパーマーケット事業じぎょう「とうてつ 駅えきビル店てん」閉店へいてん。同どう事業じぎょうから撤退てったい。
  • 10月1日にち - 利用りよう客きゃくの減少げんしょうによる赤字あかじ路線ろせんの整理せいり及および減げん便びんなどによるバス事業じぎょうの大だい規模きぼな再編さいへんを実施じっし、七なな戸こ案内あんない所しょ・野辺地のへじ案内あんない所しょの車庫しゃこ機能きのうを三本木さんぼんぎ営業えいぎょう所しょへ集約しゅうやく・統廃合とうはいごう。
  • 11月16日にち - 十じゅう鉄てつの全ぜん事業じぎょう譲渡じょうとに向むけての受うけ皿ざら会社かいしゃ「とうてつ」を設立せつりつ。資本しほん金きん：9,600万まん円えん。
• 2008年ねん（平成へいせい20年ねん）
  • 3月1日にち - 同社どうしゃおよび、十和田とわだ富士屋ふじやホテル株式会社かぶしきがいしゃの全ぜん事業じぎょうを新しん会社かいしゃ「とうてつ」へ譲渡じょうとし、「とうてつ」を（新しん）十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつに商号しょうごう変更へんこう。
  • 4月がつ20日はつか - 高速こうそくバス青森あおもり - 池袋いけぶくろ線せん「ブルースター号ごう」廃止はいし。
• 2010年ねん（平成へいせい22年ねん）
  • 08月がつ16日にち - 岩手いわて県けん軽米かるまい町まちに岩手いわて営業えいぎょう所しょ（貸切かしきりのみ）を開設かいせつ（東北とうほく運輸うんゆ局きょくより同年どうねん7月がつ29日にち付づけで認可にんか）。
  • 09月15日にち - 青森あおもり駅前えきまえ案内あんない所しょを閉鎖へいさ。
  • 12月04日にち - 東北新幹線とうほくしんかんせん全線ぜんせん開業かいぎょうにより、下北しもきた交通こうつうと共同きょうどうで七なな戸こ十和田とわだ駅えき - むつバスターミナル間あいだ直通ちょくつう特急とっきゅうバスの運行うんこうを開始かいし。
• 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）
  • 05月16日にち - 路線ろせんバス事業じぎょうの赤字あかじを補填ほてんしてきた観光かんこう・レジャー部門ぶもんの利益りえきが東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいよう沖おき地震じしん（東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい）の影響えいきょうによって悪化あっかしたことや、東北新幹線とうほくしんかんせん全線ぜんせん開業かいぎょうによる十じゅう鉄てつ電車でんしゃ線せんへの利用りよう客きゃく減少げんしょうに鑑かんがみ、この日ひのダイヤ改正かいせいにて同社どうしゃ路線ろせんバスの運行うんこう本数ほんすうを土曜どよう・日曜にちよう・休日きゅうじつを中心ちゅうしんに大幅おおはば削減さくげんを実施じっし（電車でんしゃ線せんは同年どうねん5月がつ21日にちに実施じっし）。
  • 06月23日にち - 十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ株主かぶぬし総会そうかいで澤頭さわがしら隆夫たかお社長しゃちょうの退任たいにんと白石しらいし鉄てつ右みぎエ門もん営業えいぎょう担当たんとう取締役とりしまりやくの社長しゃちょう昇格しょうかくが決定けってい。
  • 08月がつ18日にち - 白石しらいし鉄てつ右みぎエ門もん社長しゃちょうが「十和田とわだ観光かんこう鉄道てつどう活性かっせい化か協議きょうぎ会かい」で、鉄道てつどう事業じぎょうについて「財政ざいせい支援しえんがなければ存続そんぞくは難むずかしい」として、沿線えんせん2市し1町まちの首長しゅちょうらに対たいして本年度ほんねんどから10年間ねんかんで約やく5億おく2千せん万まん円えんの財政ざいせい支援しえんを要請ようせい。10月3日にち、2市し1町まちは財政ざいせい支援しえん要請ようせいについて「応おうじられない」と回答かいとう。
  • 10月01日にち - 十じゅう鉄てつ・八戸はちのへ市し交通こうつう部ぶ・南部なんぶバスの3事業じぎょう者しゃ共同きょうどうで「八戸はちのへ圏けん域いき定住ていじゅう自立じりつ圏けん路線ろせんバス上限じょうげん運賃うんちん化か実証じっしょう実験じっけん」（初乗はつのり：150円えん、上限じょうげん：300円えん（市内しない区間くかんのみを利用りようする場合ばあい）/500円えん（八戸はちのへ市内しない - 周辺しゅうへん町村ちょうそん相互そうご間あいだと跨またがって利用りようする場合ばあい・7町村ちょうそん内ないのみを利用りようする場合ばあい））を2年間ねんかんの予定よていで実施じっし（十じゅう鉄てつでは「八戸はちのへ - 十和田とわだ線せん」系統けいとうの「十じゅう鉄てつ八戸はちのへ営業えいぎょう所しょ・中心ちゅうしん街がい - 洗平あらいだい」相互そうご間あいだにて実施じっし）。
  • 10月11日にち - 沿線えんせん自治体じちたいの支援しえんが受うけられなかったことを理由りゆうに十和田観光電鉄線とわだかんこうでんてつせんを2012年ねん3月がつ末まつで廃止はいしすることを正式せいしき発表はっぴょう。
  • 11月30日にち - この日ひをもって七なな戸こ十和田とわだ駅えき - むつ間あいだの直通ちょくつう特急とっきゅうバスの運行うんこうを終了しゅうりょう。
  • 12月01日にち - 野辺地のへじ町まちにあるまかど温泉おんせん富士屋ふじやホテルを、元もと町長ちょうちょう・小坂こさか郁夫いくおらが設立せつりつした新しん会社かいしゃ「まかど温泉おんせんホテル」に譲渡じょうと。
• 2012年ねん（平成へいせい24年ねん）
  • 01月がつ24日にち - 国土こくど交通省こうつうしょうに同年どうねん4月がつ1日にち以降いこうの鉄道てつどう事業じぎょう休止きゅうし届とどけおよび翌年よくねん1月がつ31日にち付づけの同どう廃止はいし届とどけを提出ていしゅつ。即日そくじつ受理じゅりされ、十和田観光電鉄線とわだかんこうでんてつせんの廃止はいしが正式せいしきに決きまる。
  • 03月14日にち - 廃止はいし日びを同年どうねん4月がつ1日にちに繰くり上あげる届出とどけでが出だされ、休止きゅうし届とどけが取とり下さげられる。
  • 04月がつ01日にち - 十和田観光電鉄線とわだかんこうでんてつせんが廃止はいし。
• 2015年ねん（平成へいせい27年ねん）04月がつ22日にち - とうてつ交通こうつうが解散かいさん。
• 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）
  • 03月26日にち - 鉄道てつどう線せん廃止はいし後ごも仮設かせつバス停ばすていで存続そんぞくしていた十和田とわだ市し駅えきバス停ばすていが廃止はいしされ、十和田とわだ市し駅えき発着はっちゃくの路線ろせんと系統けいとうは近隣きんりんの元もと町東まちひがしバス停ばすていが起おこり終点しゅうてんとなった。
  • 11月07日にち - むつ市し大畑おおはた町まちのホテルニュー薬研やげんを閉館へいかん。
• 2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）06月24日にち - この日ひに開催かいさいされた定時ていじ株主かぶぬし総会そうかいで、代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう・白石しらいし鉄てつ右みぎエ門もんが退任たいにんし、総務そうむ部長ぶちょうを務つとめていた佐藤さとう行こう洋ようが代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょうとして就任しゅうにんすることが決定けってい。
• 2020年ねん（令れい和わ02年ねん）
  • 08月がつ01日にち - 奥おく入にゅう瀬せ渓流けいりゅうホテルの宿泊しゅくはく者しゃ向むけに運行うんこうする「渓流けいりゅうオープンバスツアー」を受託じゅたく、日ひの丸まる自動車じどうしゃ興業こうぎょうよりスカイバス東京とうきょうのネオプラン・スカイライナーを借かり入いれ（10月がつ31日にちまで、2021年ねんも実施じっし）。
  • 09月30日にち - ホテル事業じぎょう「十和田とわだ富士屋ふじやホテル」および「富士屋ふじやグランドホール」閉館へいかん。ホテル事業じぎょうから撤退てったい。
  • 10月31日にち - 高速こうそくバス「十和田とわだ・三沢みさわ・八戸はちのへ - 盛岡もりおか線せん」の運行うんこうを開始かいし。
• 2022年ねん（令れい和わ4年ねん）
  • 03月がつ05日にち - 一部いちぶの路線ろせんバスで、交通こうつう系けいICカードでの乗車じょうしゃを開始かいし。
  • 04月がつ29日にち - 十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ発行はっこうの地域ちいき連携れんけいカードである「Towada SkyBlue Pass（トワダスカイブルーパス）」の運用うんよう開始かいし
• 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）
  • 03月がつ01日にち - 全ぜん路線ろせんバス(高速こうそくバス・スクールバス・十和田とわだ市街地しがいち循環じゅんかんバスを除のぞく)で、交通こうつう系けいICカードでの乗車じょうしゃを開始かいし。これに伴ともない、Towada SkyBlue Passによる定期ていき券けんの発売はつばい範囲はんいを拡大かくだい。
  • 03月31日にち - この日ひの18時じをもって各種かくしゅ回数かいすう券けんの販売はんばいを終了しゅうりょう。また、八戸はちのへ市営しえいバス・南部なんぶバスで回数かいすう券けんの取とり扱あつかいを終了しゅうりょうすることに伴ともない、3社しゃ間あいだでの回数かいすう券けん相互そうご乗車じょうしゃ制度せいどを終了しゅうりょう。
• 2024年ねん（令れい和わ6年ねん）
  • 03月31日にち - この日ひをもって各種かくしゅ回数かいすう券けんの取とり扱あつかいを終了しゅうりょう。

バス事業じぎょう

十じゅう鉄てつバス一般いっぱん路線ろせん塗ぬり色しょく 六ろく日にち町まちバス停ばすてい（八戸はちのへ市し）にて

国際こくさい興業こうぎょうグループ路線ろせん塗ぬり色しょく 八はち日にち町まち（終点しゅうてん）（八戸はちのへ市し）にて

国際こくさい興業こうぎょうグループ観光かんこう貸切かしきり塗ぬり色しょく 十じゅう三さん日にち町まち（八戸はちのへ市し）付近ふきんにて

三沢みさわ空港くうこう連絡れんらくバス 三沢みさわ空港くうこうにて

乗合のりあい自動車じどうしゃ課か

• 十和田とわだ市し三本木さんぼんぎ野崎のさき260-1

バス営業えいぎょう所しょ

車両しゃりょう・運転うんてん手しゅ配置はいち

• 三本木さんぼんぎ営業えいぎょう所しょ（八戸はちのへナンバー）
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん十和田とわだ市し三本木さんぼんぎ野崎のさき260-1
  • 「シリウス号ごう」担当たんとう営業えいぎょう所しょ
• 八戸はちのへ営業えいぎょう所しょ（八戸はちのへナンバー）
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん八戸はちのへ市し江陽こうよう4丁目ちょうめ13-34
  • 「うみねこ号ごう」担当たんとう営業えいぎょう所しょ
• 三沢みさわ営業えいぎょう所しょ（八戸はちのへナンバー）
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん上北かみきた郡ぐん六戸ろくのへ町まち小松こまつヶ丘おか1丁目ちょうめ77-419
  • 2019年ねん3月がつ11日にち - 2020年ねん4月がつ3日にちの期間きかん中ちゅうは三沢みさわ駅えき案内あんない所しょの代替だいたいとして乗車じょうしゃ券けんの販売はんばいも行おこなっていた。
• 野辺地のへじ案内あんない所しょ（旧きゅう・野辺地のへじ営業えいぎょう所しょ）（青森あおもりナンバー）
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん上北かみきた郡ぐん野辺地のへじ町まち下御手洗瀬しもみたらせ1-1
• 青森あおもり総合そうごう営業えいぎょう所しょ（青森あおもりナンバー）
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん青森あおもり市し油川あぶらかわ岡田おかだ145-3
  • 「ブルーシティ号ごう」担当たんとう営業えいぎょう所しょ
• 岩手いわて営業えいぎょう所しょ（貸切かしきり専門せんもん）（岩手いわてナンバー）
  • 所在地しょざいち:岩手いわて県けん九戸くのへ郡ぐん軽米かるまい町まち軽米かるまい第だい15地割じわり駒木こまき1-40

窓口まどぐちのみ

• 十和田とわだ市し中央ちゅうおう案内あんない所しょ
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん十和田とわだ市し稲生いなおい町まち17-3
  • かつては同所どうしょにバスターミナルが設置せっちされていたが、現在げんざいは構内こうないへのバス乗のり入いれが中止ちゅうしされ、建物たてものには十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつの本社ほんしゃおよび直営ちょくえいの売店ばいてん・そば屋やが入居にゅうきょしている。
  • バスターミナル廃止はいし後ごは直営ちょくえいの案内あんない所しょも閉鎖へいさされバス停留所ていりゅうじょのみ存続そんぞくしていたが、2012年ねん4月がつに旧きゅう十和田とわだ市し駅えき構内こうないでバス出札しゅっさつを行おこなっていた十和田とわだ電鉄でんてつ観光かんこう社しゃが同どう停留所ていりゅうじょ付近ふきんに移転いてんし、十和田とわだ市し中心ちゅうしん街がいにバス案内あんない所しょが再さい設置せっちされた。
  • 2013年ねん7月がつ1日にちに十和田とわだ電鉄でんてつ観光かんこう社しゃへのバス出札しゅっさつ業務ぎょうむの委託いたくを廃止はいしし、売店ばいてん内ないに直営ちょくえいの案内あんない所しょを設置せっち。同地どうちでの直営ちょくえいの案内あんない所しょは実質じっしつ2代目だいめとなる。
  • 旧きゅう十和田とわだ市し駅えきバスターミナル同様どうよう、自動じどう券売けんばい機きにて十和田とわだ - 青森あおもり線せん・十和田とわだ - 八戸はちのへ線せんの往復おうふく割引わりびき乗車じょうしゃ券けん・特殊とくしゅ回数かいすう券けん(一部いちぶ区間くかんのみ)・通学つうがく回数かいすう券けん(主要しゅよう区間くかんのみ)および、十和田とわだ市し中央ちゅうおう停留所ていりゅうじょから有効ゆうこうのバス乗車じょうしゃ券けんの販売はんばいを行おこなっている。特殊とくしゅ回数かいすう券けんと通学つうがく回数かいすう券けんを除のぞき、南部なんぶバスの路線ろせんには使用しよう不可ふか。
• 三沢みさわ駅えき案内あんない所しょ
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん三沢みさわ市し犬落瀬いぬおとせ字じ古間木ふるまき51-7（三沢みさわ駅前えきまえ交流こうりゅうプラザ「みーくる」内ない）
  • 十じゅう鉄てつ三沢みさわ駅えきに電車でんしゃ窓口まどぐちとは別べつに設置せっちされており、鉄道てつどう線せん廃止はいし後ごもバス出札しゅっさつとして営業えいぎょうしていたが、三沢みさわ駅えき周辺しゅうへんの整備せいびに伴ともない2019年ねん3月がつ11日にちをもって閉鎖へいさし、三沢みさわ営業えいぎょう所内しょないに仮かり移転いてん。
  • 2020年ねん4月がつ4日にちに三沢みさわ駅えきに併設へいせつされた「三沢みさわ駅前えきまえ交流こうりゅうプラザみーくる」内ないに移転いてん。
• 八戸はちのへ八日ようか町まち案内あんない所しょ
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん八戸はちのへ市し八日ようか町まち2
  • 三さん八はち五ご観光かんこうに委託いたく。
• 七なな戸こ案内あんない所しょ（旧きゅう・七なな戸こ営業えいぎょう所しょ）
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん上北かみきた郡ぐん七戸しちのへ町まち影津内かげつない29-2
  • 2007年ねん10月1日にち車庫しゃこ機能きのう廃止はいし（ただし車両しゃりょう待機たいき・出札しゅっさつ業務ぎょうむについては継続けいぞく）。
  • 出札しゅっさつ業務ぎょうむは2023年ねん9月がつをもって終了しゅうりょう。末期まっきは月つき1回かい程度ていどかしか営業えいぎょうしておらず、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつのホームページに営業えいぎょう日びの案内あんないがあった。
• 石沢いしざわ待合まちあい所しょ
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん上北かみきた郡ぐん七戸しちのへ町まち舟場ふなば川向かわむかい久保ひさやす
• 十和田湖とわだこ案内あんない所しょ（十和田湖とわだこバスターミナル内ない・遊覧ゆうらん船せん案内あんない）
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん十和田とわだ市し 奥瀬おくせ十和田とわだ湖畔こはん休きゅう屋や486

委託いたく販売はんばい

• 八戸はちのへポータルミュージアム「はっち」
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん八戸はちのへ市し三日みっか町まち11-1
  • 2012年ねん7月がつ17日にちより回数かいすう券けん・シリウス号ごう乗車じょうしゃ券けんの販売はんばいを開始かいしした。
• 八戸はちのへ駅えき「はちのへ総合そうごう観光かんこうプラザ」
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん八戸はちのへ市し尻内しりうち町まち館田たちた1-1 JR八戸はちのへ駅えきビル内ない
  • それまでは回数かいすう券けんのみの販売はんばいだったが、2012年ねん7月がつ17日にちよりシリウス号ごう乗車じょうしゃ券けんの販売はんばいを開始かいしした。
• イオンモール下田しもだ　総合そうごうインフォメーション
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん上北かみきた郡ぐんおいらせ町まち中野平なかのたい40-1
  • 回数かいすう券けんのみ

廃止はいし営業えいぎょう所しょ・案内あんない所しょ

• 八戸はちのへ十一日じゅういちにち町まち待合まちあい所しょ
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん八戸はちのへ市し
  • 南部なんぶバス十じゅう一いち日にち町まち待合まちあい所しょ（廃止はいし）とは別べつ位置いち。
• 上北町かみきたちょう駅えき前ぜん案内あんない所しょ
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん上北かみきた郡ぐん東北とうほく町まち
  • 現在げんざいも建物たてものは残のこっているが、待合室まちあいしつは閉鎖へいさ。
• 青森あおもり駅えき前ぜん案内あんない所しょ（十和田電鉄観光社青森営業所）
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん青森あおもり市し安方やすかた一いち丁目ちょうめ3-25
  • 青森あおもり駅えき東口ひがしぐち。十和田とわだ電鉄でんてつ観光かんこう社しゃに委託いたく。
  • 2010年ねん9月15日にちをもって閉鎖へいさ。なお、跡地あとちには弘ひろ南みなみバス青森あおもり総合そうごう案内あんない所しょが入はいった。
• 十和田とわだ電鉄でんてつ観光かんこう社しゃツーリストサロン
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん十和田とわだ市し稲生いなおい町まち17-2
  • 市民しみんふれあいホール跡地あとち（さらにそれ以前いぜんは家電かでん販売はんばい店てんが入居にゅうきょしていた）。十和田とわだ電鉄でんてつ観光かんこう社しゃに委託いたく。
  • 2012年ねん4月がつ13日にちまでは十和田とわだ市し駅えき隣接りんせつのとうてつ駅えきビル内ないで営業えいぎょうしていたが、4月がつ14日にちより現在地げんざいちに移転いてん。
  • 2013年ねん6月30日にちをもって十和田とわだ電鉄でんてつ観光かんこう社しゃへの委託いたくを廃止はいし。翌よく7月がつ1日にちより直営ちょくえいの案内あんない所しょを十和田とわだ市し中央ちゅうおうバス停ばすてい内ないに設置せっち。
• 百石ももいし販売はんばい所しょ（旧きゅう・百石ももいし営業えいぎょう所しょ→百石ももいし案内あんない所しょ）
  • 所在地しょざいち:青森あおもり県けん上北かみきた郡ぐんおいらせ町まち下明堂しもあけどう18
  • 2018年ねん6月21日にちをもって営業えいぎょう終了しゅうりょう。

路線ろせんバス

十和田とわだ市し、三沢みさわ市し、八戸はちのへ市し、上北かみきた郡ぐんの各かく町村ちょうそん（横浜よこはま町まちを除のぞく）を中心ちゅうしんとして路線ろせんがある。

前ぜん乗のり前ぜん降ふりを基本きほんとし、後こう扉とびらは基本きほん的てきに使用しようされる事ことはない。車椅子くるまいす・ベビーカーは折おりたたんでから乗降じょうこうすることになっているが、後こう扉とびら設置せっち車しゃは後こう扉とびらを車椅子くるまいす専用せんよう乗降じょうこう口こうとしている事ことがある。

過去かこに導入どうにゅうされた車両しゃりょうはオリジナルの塗装とそうを施ほどこされているが、コスト削減さくげんのため、2001年ねん以降いこう、路線ろせん車両しゃりょうの新車しんしゃ及および中古ちゅうこ車しゃ投入とうにゅうの際さいには、親会社おやがいしゃだった国際こくさい興業こうぎょうと同おなじく、緑みどりを基調きちょうとしたものが導入どうにゅうされている（「国際こくさい興業こうぎょうバス#廃車はいしゃ車両しゃりょうの譲渡じょうと」も参照さんしょう）。ただし、2012年ねんの鉄道てつどう線せん廃止はいし以降いこうは国際こくさい興業こうぎょう以外いがいの事業じぎょう者しゃからも中古ちゅうこ車しゃを導入どうにゅうしており、オリジナル塗装とそうの車両しゃりょうも増加ぞうかしている。

各かくバス路線ろせんの詳細しょうさいについては各かく営業えいぎょう所しょの記事きじを参照さんしょう

（2022年ねん12月26日にち現在げんざい）

主要しゅよう路線ろせん

• 十和田とわだ市し - 七なな戸こ - 青森あおもり線せん
• 十和田とわだ市し - 七なな戸こ - 野辺地のへじ - まかど温泉おんせん線せん
• 十和田とわだ市し - 八戸はちのへ線せん
• 十和田とわだ市し - 三沢みさわ線せん(鉄道てつどう代替だいたいバス)
• 八戸はちのへ - 三沢みさわ空港くうこう間あいだ路線ろせんバス
• 七なな戸こ - 東北とうほく町まち（旧きゅう上北かみきた町まち） - 三沢みさわ線せん

十和田とわだ市内しないのみを運行うんこうする路線ろせん

• 十和田とわだ市し - 奥おく入にゅう瀬せ渓流けいりゅう温泉おんせん - 焼山やけやま線せん
• 十和田とわだ市し - 指ゆび久保くぼ線せん
• イオンスーパーセンター十和田とわだ線せん

十和田とわだ市し - 上北かみきた郡ぐんを運行うんこうする路線ろせん

• 七なな戸こ - 芋いも久保くぼ - 十和田とわだ市し線せん
• 十和田とわだ市し - 東北とうほく町まち - 中村なかむら線せん
• 十和田とわだ市し - 中央ちゅうおう病院びょういん - 洞内ほらない - 立崎たちざき - 上北かみきた町まち線せん

三沢みさわ市しとその周辺しゅうへんを運行うんこうする路線ろせん

• 三沢みさわ - 百ひゃく石せき線せん
• 三沢みさわ - イオンモール下田しもだ線せん

上北かみきた郡ぐん内ないの路線ろせん

• 七なな戸こ - 七なな戸こ十和田とわだ駅えき・東榎ひがしえのき林りん - 乙供おっとも線せん
• 七なな戸こ - 上北かみきた町まち - 三沢みさわ線せん
• 七なな戸こ十和田とわだ駅えき - 上北かみきた町まち線せん
• 七なな戸こ官庁かんちょう街がい回まわり市内しない線せん
• 野辺地のへじ - 平沼ひらぬま - 六ろくヶ所かしょ線せん
• 野辺地のへじ市内しない線せん

運行うんこう受託じゅたく

• 三沢みさわ市しコミュニティバス みーばす
• 十和田とわだ市街地しがいち循環じゅんかんバス北きた線せん・南みなみ線せん

高速こうそくバス

• 夜行やこう
  • シリウス号ごう（七なな戸こ・十和田とわだ市し・八戸はちのへ - 池袋いけぶくろ・東京とうきょう）

• 昼ひる行ぎょう
  • うみねこ号ごう（八戸はちのへ - 仙台せんだい）
  • ブルーシティ号ごう（青森あおもり - 仙台せんだい）
  • 十和田とわだ・三沢みさわ・八戸はちのへ - 盛岡もりおか線せん（2020年ねん10月がつ31日にち運行うんこう開始かいし）

各種かくしゅ乗車じょうしゃ券けん

バス回数かいすう券けん

交通こうつう系けいICカードの全線ぜんせん導入どうにゅうに伴ともない、2022年ねん3月がつ31日にち18時じで回数かいすう券けんの販売はんばいを終了しゅうりょうした。回数かいすう券けんについては2024年ねん3月がつ31日にちまで利用りよう可能かのう。

• 2023年ねん3月がつ31日にちの時点じてんで金券きんけん回数かいすう券けん（10枚まい分ぶんの金額きんがくで11枚まい綴つづり）・通学つうがく回数かいすう券けん（10枚まい分ぶんの金額きんがくで13枚まい綴つづり）・特殊とくしゅ回数かいすう券けん（5枚まい分ぶんの金額きんがくで6枚まい綴つづり・片道かたみち運賃うんちんが1,000円えん以上いじょうの区間くかんのみ発売はつばい）の3種類しゅるいを発売はつばいしていた。
• 2004年ねん4月がつ20日はつかからセット回数かいすう券けんも発売はつばいされていたが、2008年ねん9月がつ30日にちをもって発売はつばいを終了しゅうりょうした。
• 三沢みさわ市しコミュニティバスの100円えん均一きんいつ運賃うんちん区間くかん、イオンスーパーセンター十和田とわだ店てんシャトルバス、三沢みさわ-イオンモール下田しもだシャトルバス、高速こうそくバスは使用しようできない。
  • おいらせ町民ちょうみんバスは2016年ねん10月がつから使用しよう可能かのうとなったが、おいらせ町民ちょうみんバスの運行うんこう委託いたく者しゃ変更へんこうに伴ともない2022年ねん3月がつ31日にちをもって利用りようできなくなった。
• 八戸はちのへ市営しえいバス・南部なんぶバスと回数かいすう券けんの相互そうご利用りようを行おこなっていたが、下記かきの通とおり八戸はちのへ市営しえいバスと南部なんぶバスではICカード乗車じょうしゃ券けんの導入どうにゅうにあたり回数かいすう券けんの販売はんばいを2022年ねん2月がつ25日にちをもって終了しゅうりょうしており、2023年ねん3月がつ31日にちをもって利用りようも終了しゅうりょうする事ことが発表はっぴょうされている。これに伴ともない、3社しゃ間あいだの相互そうご利用りようについても2023年ねん3月がつ31日にちをもって終了しゅうりょう。
• 十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ鉄道てつどう線せんの指定していされた鉄道てつどう駅えきからバス一いち丁目ちょうめ停留所ていりゅうじょ間あいだ（十和田とわだ市し駅えきからバス140円えん区間くかん）を利用りようできる電車でんしゃ・バス乗のり継つぎ回数かいすう券けんが11枚まい綴つづりで発売はつばいされていた。発売はつばい日びから3か月げつ間あいだ有効ゆうこう。鉄道てつどう線せん廃止はいしに伴ともない、販売はんばいを終了しゅうりょうした。
• 工業こうぎょう高校こうこう前まえ駅えき・ひがし野の団地だんち駅えき - 十和田とわだ市し駅えき - 一いち丁目ちょうめ間あいだ 1,700円えん
• 三沢みさわ駅えき - 十和田とわだ市し駅えき - 一いち丁目ちょうめ間あいだ 6,100円えん

ICカード乗車じょうしゃ券けん

• 2022年ねん、青森あおもり県内けんないの一部いちぶバス事業じぎょう者しゃにおいて地域ちいき連携れんけいICカードが導入どうにゅうされる（青森あおもり市営しえいバスなどの「AOPASS」、八戸はちのへ市営しえいバス・南部なんぶバスの「ハチカ」）ことに伴ともない、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつで3月がつ5日にちより以下いかの路線ろせんで交通こうつう系けいICカード対応たいおうを開始かいし。
  • 十和田とわだ - 七なな戸こ - 青森あおもり線せん(みちのく経由けいゆ青森あおもり線せん)
  • 十和田とわだ市し - 七なな戸こ - 野辺地のへじ - まかど温泉おんせん線せん(野辺地のへじ線せん)
• 2022年ねん04月がつ29日にち - 十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ発行はっこうの地域ちいき連携れんけいカードであるTowada SkyBlue Pass（トワダスカイブルーパス）]の運用うんよう開始かいし。
  • 国際こくさい東北とうほくグループ3社しゃでシステムを統一とういつしたことによるコストダウンを実現じつげんしている。
• 2023年ねん03月がつ01日にち - 全ぜん路線ろせん(高速こうそくバスやスクールバス、十和田とわだ市街地しがいち循環じゅんかんバスを除のぞく)での利用りようを拡大かくだいした。
  • Towada SkyBlue Passの発行はっこうは十和田とわだ市し中央ちゅうおうバス案内あんない所しょ・三沢みさわ駅えきバス案内あんない所しょ・八戸はちのへ営業えいぎょう所しょ・青森あおもり総合そうごう営業えいぎょう所しょ・野辺地のへじ営業えいぎょう所しょの各かく窓口まどぐちで行おこなっており、バス車内しゃないでの販売はんばいはない。
  • 十和田とわだ市し中央ちゅうおうバス案内あんない所しょ・三沢みさわ駅えきバス案内あんない所しょ・八戸はちのへ営業えいぎょう所しょで記名きめい式しきカードの発行はっこう・再さい発行はっこうの受付うけつけ・無む記名きめい式しきカードの発行はっこうを行おこなっており、その他たの窓口まどぐちでは無む記名きめい式しきカードの発行はっこうのみとなっている。

一いち日にち乗車じょうしゃ券けん等とう

• 十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつの鉄道てつどう・バスの定期ていき券けん所有しょゆう者しゃおよび同行どうこうする家族かぞくを対象たいしょうに土日どにち祝日しゅくじつ・年末年始ねんまつねんし（12月30日にち - 1月がつ3日にち）・お盆ぼん休やすみ（8月がつ13日にち - 8月がつ16日にち）限定げんていで鉄道てつどう・バス（一部いちぶ系統けいとうを除のぞく）に自由じゆうに乗のり降おりできるフリー乗車じょうしゃ券けんを発売はつばいしていた。
  • 1日にち券けんの発売はつばい額がくは大人おとな1,000円えん・子供こども500円えん。2日にち券けんはその倍額ばいがく。
• 2010年ねん9月がつ16日にち - 2011年ねん6月がつ30日にちの期間きかんでコロプラ「日本にっぽん縦断じゅうだん！花はないっぱい位置いちゲーの旅たび」とコラボレーションした鉄道てつどう線せんの一いち日にち乗車じょうしゃ券けんを発売はつばいした。
  • 発売はつばい額がくは1,500円えん。
• 定期ていき券けんを所有しょゆうしていない一般いっぱん客きゃくに対たいする一いち日にち乗車じょうしゃ券けん類るいは通年つうねんでは発売はつばいされていなかった。
• 2021年ねん4月がつ25日にちをもって販売はんばい終了しゅうりょう

船舶せんぱく事業じぎょう

十和田湖とわだこ遊覧ゆうらん船せん「第だい二に八甲田はっこうだ」

十和田湖とわだこ遊覧ゆうらん船せん「第だい三さん八甲田はっこうだ」

• 十和田湖とわだこ遊覧ゆうらん船せん

1955年ねん9月から湖上こじょう遊覧ゆうらん船せんの営業えいぎょうを開始かいし。1959年ねん5月、同業どうぎょうの柳沢やなぎさわ汽船きせんを買収ばいしゅうして統合とうごうした。双そう胴どう船せんが就航しゅうこうし、2018年ねんは、4月がつ - 11月の期間きかんで2航路こうろを4隻せきの遊覧ゆうらん船せんで運航うんこう。2017年度ねんどの利用りよう客きゃくは前年度ぜんねんどより5,158人にん多おおい11万まん9,331人にんであった。

かつては、十和田湖とわだこ観光かんこう汽船きせんとの共同きょうどう運航うんこうであったが、同社どうしゃは2013年ねん11月に民事みんじ再生さいせい手続てつづきが廃止はいし。破産はさんしている。

航路こうろ

• 休きゅう屋や - 子こノ口くち航路こうろ
• 中なかの湖みずうみ航路こうろ（休きゅう屋や - 休きゅう屋や）

船舶せんぱく

運航うんこう中ちゅうの船舶せんぱく

• 第だい一いち祭さい魚ぎょ洞ほら → 第だい一いち八甲田はっこうだ

日本鋼管にほんこうかん建造けんぞう、1967年ねん8月がつ竣工しゅんこう。双そう胴どう船せん。1970年ねん頃ごろ改名かいめい。

288.02総そうトン、全長ぜんちょう26.00m、幅はば11.60m、深ふかさ3.10m、ディーゼル2基き、機関きかん出力しゅつりょく640ps、航海こうかい速力そくりょく10ノット、旅客りょかく定員ていいん781名めい。

• 第だい二に祭さい魚ぎょ洞ほら → 第だい二に八甲田はっこうだ

日本にっぽん鋼管こうかん建造けんぞう、1967年ねん9月がつ竣工しゅんこう。双そう胴どう船せん。1970年ねん頃ごろ改名かいめい。

288.53総そうトン、全長ぜんちょう26.00m、幅はば11.60m、深ふかさ3.10m、ディーゼル2基き、機関きかん出力しゅつりょく640ps、航海こうかい速力そくりょく10ノット、旅客りょかく定員ていいん781名めい。

• 第だい三さん八甲田はっこうだ

横浜よこはまヨット建造けんぞう、1973年ねん6月がつ竣工しゅんこう。双そう胴どう船せん。

325.91総そうトン、全長ぜんちょう25.94m、幅はば11.57m、深ふかさ3.10m、ディーゼル2基き、機関きかん出力しゅつりょく640ps、航海こうかい速力そくりょく11ノット、旅客りょかく定員ていいん804名めい。

• 第だい一いち観光かんこう丸まる

墨田すみだ川がわ造船ぞうせん建造けんぞう、1970年ねん9月がつ竣工しゅんこう、もと秋田あきた県けん観光かんこう開発かいはつ公社こうしゃ→秋北しゅうほくバス、同社どうしゃの撤退てったいに伴ともない譲受じょうじゅ。

117.38総そうトン、全長ぜんちょう22.50m、幅はば5.30m、深ふかさ1.95m、ディーゼル2基き、機関きかん出力しゅつりょく340ps、航海こうかい速力そくりょく9.5ノット、旅客りょかく定員ていいん220名めい。

過去かこの船舶せんぱく

• 太陽たいよう丸まる

1954年ねん10月がつ進水しんすい。木造もくぞう。

35.82総そうトン、ディーゼル1基き、機関きかん出力しゅつりょく85ps、航海こうかい速力そくりょく7.0ノット、旅客りょかく定員ていいん101名めい。

• 電鉄でんてつ丸まる

1955年ねん9月がつ進水しんすい。木造もくぞう。

32.47総そうトン、ディーゼル1基き、機関きかん出力しゅつりょく85ps、航海こうかい速力そくりょく7.0ノット、旅客りょかく定員ていいん102名めい。

1969年ねん、十和田とわだ遊覧ゆうらん船せんに売うれ船せん。

• 泰平たいへい丸まる

1956年ねん6月がつ進水しんすい。木造もくぞう。

18.09総そうトン、ディーゼル1基き、機関きかん出力しゅつりょく85ps、航海こうかい速力そくりょく7.0ノット、旅客りょかく定員ていいん60名めい。

• 第だい二黒じこく石丸いしまる

1951年ねん10月がつ進水しんすい。木造もくぞう。十和田とわだ遊覧ゆうらん船せんより用船ようせん。

30.35総そうトン、ディーゼル1基き、機関きかん出力しゅつりょく60ps、航海こうかい速力そくりょく8.0ノット、旅客りょかく定員ていいん90名めい。

• 弘ひろ南丸みなみまる

1965年ねん6月がつ進水しんすい。木造もくぞう。もと十じゅう和田わだ遊覧ゆうらん船せん。

56.00総そうトン、ディーゼル1基き、機関きかん出力しゅつりょく60ps、航海こうかい速力そくりょく7.0ノット、旅客りょかく定員ていいん140名めい。

鉄道てつどう事業じぎょう（廃止はいし）

十和田観光電鉄線とわだかんこうでんてつせんを走はしる7700系けい電車でんしゃ。
（2009年ねん撮影さつえい）

2012年ねん3月31日にちまで鉄道てつどう事業じぎょうも行おこなっていた。以下いかの記事きじを参照さんしょう。

路線ろせん

• 十和田観光電鉄線とわだかんこうでんてつせん：三沢みさわ - 十和田とわだ市し 14.7km（第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ）

車両しゃりょう

「十和田観光電鉄線とわだかんこうでんてつせん#車両しゃりょう」を参照さんしょう

子会社こがいしゃ

リゾート事業じぎょう

• 国くに設しつらえ野辺地のへじまかど温泉おんせんスキー場じょう

  まかど観光かんこうホテルに近接きんせつ。十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつが索道さくどう、ロッジ運営うんえい等とうを手掛てがける。

  2022年ねん8月がつの豪雨ごううでリフトが倒壊とうかいするなど大おおきな被害ひがいを受うけたため、2022年ねんの冬季とうき以降いこう営業えいぎょうを全面ぜんめん休止きゅうし。

• みちのく国際こくさいゴルフクラブ（国際こくさい興業こうぎょうの完全かんぜん子会社こがいしゃに移行いこう）

  十和田とわだ市し洞内ほらないのゴルフ場じょう。十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつの子会社こがいしゃであった十和田とわだリゾート開発かいはつが運営うんえいし、1997年ねんにオープンする。しかし、会員かいいん権けんの販売はんばいが当初とうしょ予定よていの半分はんぶんにとどまり、財務ざいむ状況じょうきょうが悪化あっかした。このため、十和田とわだリゾート開発かいはつが2007年ねん2月がつ、民事みんじ再生さいせい手続てつづきの申もうし立たてを東京とうきょう地裁ちさいに行おこない、保全ほぜん処分しょぶんと監督かんとく命令めいれいを受うけた。債権さいけん者しゃ集会しゅうかいにおける再生さいせい計画けいかく案あんの可決かけつを経へて、ゴルフ場じょう施設しせつを保有ほゆうする十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつが新設しんせつ分割ぶんかつで設立せつりつした「みちのく国際こくさいゴルフ倶楽部くらぶ」にゴルフ場じょうを営業えいぎょう譲渡じょうとして、同年どうねん10月がつ1日にちから新しん会社かいしゃがゴルフ場じょうの運営うんえいを始はじめた。

旅行りょこう業ぎょう

• 十和田とわだ電鉄でんてつ観光かんこう社しゃ

  十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ100%出資しゅっしによる系列けいれつ会社かいしゃとして、同社どうしゃ観光かんこう課かを分離ぶんりして1959年ねん6月がつに設立せつりつ。十和田とわだ市しの本社ほんしゃのほか、青森あおもり市し、八戸はちのへ市しにも案内あんない所しょ（営業えいぎょう所しょ）を設置せっちしていた。後年こうねん、両りょう案内あんない所しょは廃止はいしされ、2023年ねん2月がつ現在げんざい、十和田とわだ市し三本木さんぼんぎ野崎のさきに本社ほんしゃ営業えいぎょう所しょを置おく。

飲食いんしょく・売店ばいてん業ぎょう

• とうてつ駅えきそば(三沢みさわ駅前えきまえ店てん・十和田とわだ店てん)、とうてつ30番ばん

  十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ鉄道てつどう線せん開業かいぎょう時じの十じゅう鉄てつ三沢みさわ駅えきと十和田とわだ市し駅えきに併設へいせつされていた飲食いんしょく店てん(立たちそば店てん)が前身ぜんしん。

  • とうてつ駅えきそば三沢みさわ駅前えきまえ店てんは、2012年ねん3月がつに十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ鉄道てつどう線せんが廃止はいしになっても、2019年ねん3月がつまで約やく50年ねん旧きゅう三沢みさわ駅舎えきしゃ内ないで営業えいぎょうしていたが、三沢みさわ駅えきと周辺しゅうへんの再さい開発かいはつ事業じぎょうに伴ともない旧きゅう駅舎えきしゃ解体かいたいされて、三沢みさわ市し古間木山ふるまきやまで移転いてん営業えいぎょうをし、2020年ねん8月がつに新あたらしい三沢みさわ駅えき開業かいぎょうに伴ともない、三沢みさわ駅えき併設へいせつの「駅前えきまえ交流こうりゅうプラザ「みーくる」1階かい」に開店かいてんをした。古間木山ふるまきやまの店舗てんぽも「三沢みさわ店てん」として営業えいぎょうしていたが、2022年ねん1月がつ末まつで閉店へいてんをした。
  • とうてつ駅えきそば十和田とわだ店てんは、2012年ねん3月がつに十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ鉄道てつどう線せんが廃止はいしになったことで、十和田とわだ市し駅えきから十和田とわだ市し稲生いなおい町まちの十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつバスの十和田とわだ中央ちゅうおうバス停ばすていの前まえの店舗てんぽに入居にゅうきょして営業えいぎょうをしている。のちに売店ばいてんのとうてつ30番ばんも移転いてんしている。

タクシー事業じぎょう（廃止はいし）

• とうてつ交通こうつう（十和田とわだ観光かんこうタクシー）

  2015年ねん4月がつ22日にちに会社かいしゃ解散かいさん。

バス事業じぎょう（譲渡じょうと）

• 東京とうきょうタワー観光かんこうバス

  1967年ねん7月がつ、観光かんこう部門ぶもんの拡充かくじゅうを狙ねらい、全ぜん株かぶを取得しゅとくして子会社こがいしゃ化か。東京とうきょうへ進出しんしゅつする。同社どうしゃは1969年ねん、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつが国際こくさい興業こうぎょう傘下さんかに入はいった際さいに国際こくさい興業こうぎょうの直接ちょくせつの子会社こがいしゃとなり、1972年ねん4月がつに国際こくさい興業こうぎょうに吸収きゅうしゅう合併がっぺいされた。

船舶せんぱく事業じぎょう（廃止はいし）

• 小川原湖おがはちこ観光かんこう開発かいはつ

  1959年ねん12月、小川原湖おがはちこ観光かんこう開発かいはつを設立せつりつし、小川原湖おがはちこにおいて遊覧ゆうらん船せんの運航うんこうを開始かいし。

• 陸奥湾むつわん海上かいじょう観光かんこう

  1964年ねん1月がつ、浅虫あさむし海上かいじょう観光かんこうを買収ばいしゅうして陸奥湾むつわん海上かいじょう観光かんこうに改称かいしょう。陸奥湾むつわんでの遊覧ゆうらん船せんの運航うんこうを開始かいしした。なお、同社どうしゃは1971年ねん12月、解散かいさんしている。

ホテル事業じぎょう

• 旅館りょかん太陽たいよう（休館きゅうかん）

  1954年ねん4月がつ、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつが十和田湖とわだこ畔ほとり休きゅう屋やにあった旅館りょかん太陽たいようを買収ばいしゅう。 1990年ねん、営業えいぎょうを休止きゅうし。

• まかど温泉おんせん富士屋ふじやホテル（譲渡じょうと）

  十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつが1964年ねんに近代きんだい的てきなホテルを野辺地のへじ町まち湯沢ゆざわに建設けんせつして開業かいぎょう。1967年ねんに増築ぞうちくし、客室きゃくしつ百ひゃく八はち室しつ、六ろく百ひゃく人にん収容しゅうようの県内けんないでも有数ゆうすう規模きぼのホテルとなる。平成へいせい年代ねんだいに入はいり、ホテル棟とうの老朽ろうきゅう化かが顕著けんちょとなったため、60億おく円えんを投とうじ、ホテル棟とうの隣地りんちに新館しんかんを建設けんせつ。1992年ねん春はるに改築かいちくオープンした。新館しんかんがオープン後ご、旧館きゅうかんは解体かいたいされた。
  2011年ねん12月、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつが小坂こさか郁夫いくお・元もと野辺地のへじ町まちらが設立せつりつした「まかど温泉おんせんホテル」に「まかど温泉おんせん富士屋ふじやホテル」の経営けいえい権けんを譲渡じょうと。しかし、2013年ねん9月がつに「まかど温泉おんせんホテル」は、景気けいきの低迷ていめいによる観光かんこう客きゃくの減少げんしょうと東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいよう沖おき地震じしん（東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい）からの影響えいきょうもあり、資金繰しきんぐりが悪化あっか。自力じりき再建さいけんを断念だんねんし、青森あおもり地裁ちさいに民事みんじ再生さいせい法ほうの適用てきようを申請しんせいした。これによって、秋田あきた県けん仙北せんぼく市しに本社ほんしゃを置おき北きた東北とうほくでプラザホテル山麓さんろく荘そうグループを運営うんえいする、秋田あきた共栄きょうえい観光かんこうが「まかど温泉おんせんホテル」のスポンサーとなり、2014年ねん1月がつ、商号しょうごうを「まかど観光かんこうホテル」に改あらため、営業えいぎょうを始はじめた。
  2020年ねん1月がつ30日にち付づけでソフトバンクグループ傘下さんかで米べい投資とうしファンドのフォートレス・インベストメント・グループが秋田あきた共栄きょうえい観光かんこうの全ぜん株式かぶしきを取得しゅとくした。これに伴ともない、4月がつ1日にちからまかど観光かんこうホテルはフォートレス社しゃの子会社こがいしゃであるマイステイズ・ホテル・マネジメントが経営けいえいにあたっている。

• 十和田とわだ富士屋ふじやホテル（2020年ねん9月がつ末まつで閉館へいかん）

  地元じもと資本しほんが地上ちじょう7階かい・地下ちか1階かい建だて、客室きゃくしつ50室しつのホテルを十和田とわだ市し東三番ひがしさんばん町まちに建設けんせつし、1977年ねん4月がつにホテルサンプラザとして開業かいぎょう。ホテル近ちかくに経営けいえい多角たかく化かの一環いっかんとして、1984年ねん2月がつ、総合そうごう宴会えんかい結婚式けっこんしき場じょうウェディングプラザ日本にっぽん閣かくも開業かいぎょうする。1980年代ねんだい、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつがホテルを併設へいせつする十和田とわだ市し駅えきの建設けんせつを計画けいかくしていることが明あきらかとなる。

  詳細しょうさいは「過去かこに存在そんざいしたダイエーのフランチャイズ店舗てんぽ#青森あおもり県けん」を参照さんしょう

  これを知しったホテルサンプラザ側がわがホテル経営けいえいの競合きょうごうを避さけるため、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつの親会社おやがいしゃであった国際こくさい興業こうぎょうに経営けいえい権けんの譲渡じょうとを申もうし入いれ、国際こくさい興業こうぎょうが申もうし出でを受諾じゅだく。1984年ねん10月がつ、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつと国際こくさい興業こうぎょうエンタープライズがホテルサンプラザの全ぜん株かぶを取得しゅとくし、ホテルサンプラザは国際こくさい興業こうぎょうグループ入いりした。同時どうじに、ホテルサンプラザが運営うんえいしていたウェディングプラザ日本にっぽん閣かくおよび百貨店ひゃっかてんの十和田とわだ松木屋まつきやで営業えいぎょうしていたレストランワルツもグループ入いりした。これに伴ともない、駅えきビル計画けいかくはショッピングセンター中心ちゅうしんに変更へんこうされ、1985年ねん10月がつ、とうてつ駅えきビル店てんがオープンした。また、1986年ねん4月がつにホテルサンプラザは十和田とわだ富士屋ふじやホテルに、後年こうねん、ウェディングプラザ日本にっぽん閣かくは富士屋ふじやグランドホールにそれぞれ商号しょうごうを変更へんこうした。なお、2008年ねん3月がつの新しん社しゃへの事業じぎょう譲渡じょうとに伴ともない、十和田とわだ富士屋ふじやホテルは十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつが直接ちょくせつ運営うんえいを手掛てがける体制たいせいに移行いこうした。
  グランドホールを休館きゅうかんしてホテルを改修かいしゅうする方針ほうしんを掲かかげていたが、宴会えんかいを含ふくむホテル部門ぶもんは2019年度ねんどまで7年ねん連続れんぞく赤字あかじであることや、COVID-19拡大かくだいに伴ともなう需要じゅよう低迷ていめいのため、2020年ねん9月がつ末まつで閉館へいかんした。富士屋ふじやグランドホールも2020年ねん4月がつに休業きゅうぎょうしたまま営業えいぎょう再開さいかいをせずに閉館へいかんとなった。富士屋ふじやホテルの建物たてものと土地とちは2021年ねん1月がつに地元じもとの社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんに300万まん円えんで売却ばいきゃくしている。

• ホテルニュー薬研やげん（閉館へいかん）

  むつ市し大畑おおはた町まちの薬研やげん温泉おんせん郷さとで営業えいぎょうしていたホテル。十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつが1964年ねん8月がつ、薬研やげん温泉おんせんホテルを設立せつりつし、1966年ねん9月がつ「薬研やげん清滝きよたき館かん」を買収ばいしゅう。1970年ねんに「ホテルニュー薬研やげん」を新築しんちく。同どうホテルは地上ちじょう5階かい、地下ちか1階かい建だてで、客室きゃくしつは75室しつを有ゆうした。同どう温泉おんせんにおける最大さいだい規模きぼの宿泊しゅくはく施設しせつであったが、耐震たいしん基準きじゅんを満みたしていないため、2016年ねん11月7日にちを以って閉館へいかん。

スーパーマーケット事業じぎょう

• 十じゅう鉄てつターミナルビル（廃止はいし）

スーパーマーケット事業じぎょうのほか、貸かし店舗てんぽの経営けいえい等とうを目的もくてきに1985年ねん3月がつ、十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ100%出資しゅっしの系列けいれつ会社かいしゃとして設立せつりつ。ダイエーとのフランチャイズ契約けいやくを下したに、「ダイエーとうてつ」として駅えきビル店みせ（1985年ねん10月がつ開業かいぎょう）・三沢みさわ店てん（ビートルプラザ 1996年ねん7月がつ開業かいぎょう）の2店舗てんぽの運営うんえいを行おこなう。ダイエーとうてつ時代じだいのキャッチコピーは「くらし一新いっしん!快適かいてきショッピング」であった。駅えきビル店てんでは、1990年代ねんだいに青森放送あおもりほうそう（RABラジオ）制作せいさくで、ゲストを迎むかえてのコンサートやトークを中心ちゅうしんとした構成こうせいによる公開こうかい生放送なまほうそう番組ばんぐみ『月刊げっかんラジオ わくわくサンデー』が放送ほうそうされていた（放送ほうそうは最終さいしゅう日曜日にちようびの16:00-17:00、番組ばんぐみ表ひょうでの表記ひょうきは『サンデースペシャル』）。

ダイエーの経営けいえい再建さいけんで、2003年ねんには商品しょうひん供給きょうきゅう契約けいやくが変更へんこう。2005年ねん末まつには産業さんぎょう再生さいせい機構きこうの支援しえんによる経営けいえい改革かいかくの一環いっかんで提携ていけい解消かいしょうが通告つうこくされ、2006年ねん3月がつをもってダイエーとの商品しょうひん供給きょうきゅう契約けいやくは解消かいしょうとなった。同社どうしゃとの契約けいやく解消かいしょう後ごは他たのスーパーマーケットとのフランチャイズ契約けいやくを行おこなわずに「とうてつ」として営業えいぎょうを続つづけたが、さらなる競争きょうそう激化げきかにより同年どうねん10月がつ2日にちにスーパーマーケット事業じぎょうからの撤退てったいを発表はっぴょう。三沢みさわ店てんを同年どうねん12月がつ31日にちに、駅えきビル店てんを2007年ねん3月がつ31日にちにそれぞれ閉店へいてんした。

詳細しょうさいは「過去かこに存在そんざいしたダイエーのフランチャイズ店舗てんぽ#青森あおもり県けん」、および「十和田とわだ市し駅えき#駅えきビル再さい開発かいはつ計画けいかく」を参照さんしょう

旧きゅう店舗てんぽの帰趨きすう

三沢みさわ店てんは、同店どうてん以外いがいのテナント15店舗てんぽの経営けいえい者しゃで組織そしきする協同きょうどう組合くみあい「三沢みさわショッピングセンター」は営業えいぎょうを継続けいぞくし、店舗てんぽ跡あとには、2007年ねん（平成へいせい19年ねん）3月がつ22日にちに地場じば衣料いりょう品ひんチェーン店てんのトマト衣料いりょう館かんが開店かいてんし、同月どうげつ31日にちにドラッグストアチェーンの横浜よこはまファーマシーが運営うんえいする食品しょくひんも扱あつかう『スーパーシティアサヒ ビートルプラザ店てん』が開店かいてんして取扱とりあつかい品目ひんもく面めんも含ふくめた後継こうけい店舗てんぽとなった。

一方いっぽう、駅えきビル店てんは、デベロッパーのサンシティ（宮城みやぎ県けん仙台せんだい市し）が同どう駅舎えきしゃを兼かねた現在げんざいの建物たてものを解体かいたい・更地さらちにした後のちに、駅舎えきしゃを含ふくんだ複ふく合ごう型がたショッピングセンターを建設けんせつするなどの再さい開発かいはつを計画けいかくしていたが、十じゅう鉄てつの親会社おやがいしゃである国際こくさい興業こうぎょうやアメリカの投資とうしファンドであるサーベラスの意向いこうもあって交渉こうしょうが難航なんこう。2007年ねん（平成へいせい19年ねん）3月がつ30日にちにサンシティは土地とち・建物たてものの価格かかく面めんで折おり合あいが付つかず、再さい開発かいはつ計画けいかくを断念だんねんした。 しかし、当社とうしゃ直営ちょくえいのスーパーが閉店へいてんしたことからほとんどのテナントに対たいして撤退てったいを余儀よぎなくされ、駅えきやターミナル機能きのう以外いがいでは銀行ぎんこうと郵便ゆうびん局きょくなど一部いちぶのみが営業えいぎょうする状況じょうきょうとなった。その後ご、同年どうねん10月がつ30日にちには新あらたな再さい開発かいはつ構想こうそうが浮上ふじょうし、十じゅう鉄てつの親会社おやがいしゃであった国際こくさい興業こうぎょうが新あらたな開発かいはつ業者ぎょうしゃとして大和やまとシステム（大阪おおさか府ふ大阪おおさか市し）と交渉こうしょうし土地とちと建物たてものの売却ばいきゃく契約けいやくを結むすばれて同社どうしゃに譲渡ゆずりわたされた。

大和やまとシステムは2008年ねん（平成へいせい20年ねん）末まつ開業かいぎょうの予定よていで新あらたな複ふく合ごう型がたショッピングセンターを建設けんせつする構想こうそうを進すすめていたが、テナント募集ぼしゅうが進すすまなかったことから開業かいぎょう予定よていを一旦いったん2009年ねん（平成へいせい21年ねん）下半期しもはんきに先送さきおくりし、その後ご2010年ねん（平成へいせい22年ねん）下半期しもはんきに再度さいど先送さきおくりすることを十和田とわだ市し側がわに申もうし入いれたのち、2009年ねん（平成へいせい21年ねん）5月がつ15日にちに再さい開発かいはつ計画けいかくを凍結とうけつする方針ほうしんを固かためたことが表面ひょうめん化かした。 そして、2010年ねん（平成へいせい22年ねん）10月がつに大和やまとシステムが民事みんじ再生さいせい法ほうの適用てきようを申請しんせいしてその手続てつづきに入はいったことから、この再開さいかい計画けいかくは事実じじつ上白じょうはく紙し撤回てっかいされた。

そこで、地元じもとの不動産ふどうさん業者ぎょうしゃが受うけ皿ざらとなる不動産ふどうさん開発かいはつ会社かいしゃを設立せつりつして、2011年ねん（平成へいせい23年ねん）3月がつまでに買収ばいしゅう交渉こうしょうを終おえて取得しゅとくし、地場じば資本しほんによる再さい開発かいはつを行おこなう構想こうそうを発表はっぴょうした。そして、2012年ねん（平成へいせい24年ねん）1月がつにスーパーマーケットを核かく店舗てんぽとして物販ぶっぱん・飲食いんしょくや銀行ぎんこうなどのテナントが入居にゅうきょする約やく8,000m²の商業しょうぎょう施設しせつにアートやイベントなどで活用かつようできる公益こうえき的てき機能きのうを持もたせた約やく1,000m²の広場ひろばを併設へいせつした新あらたな複ふく合あい商業しょうぎょう施設しせつを建設けんせつする構想こうそうが浮上ふじょうした。 ところが、この不動産ふどうさん開発かいはつ会社かいしゃは建物たてものの解体かいたいを行おこなったものの新あらたな施設しせつを建設けんせつする前まえの段階だんかいに留とどまった状態じょうたいで、2014年ねん（平成へいせい26年ねん）4月がつまでにスーパーマーケットをチェーン展開てんかいしているユニバースに会社かいしゃごと売却ばいきゃくされたため、同社どうしゃに開発かいはつの主体しゅたいが移うつる形かたちとなり、2016年ねん11月に近隣きんりんのユニバース東一番ひがしいちばん町まち店てんを移転いてんする形かたちでユニバース十じゅう和田東わだひがしショッピングセンターを開設かいせつした。

2009年ねん秋あきには十じゅう鉄てつ主催しゅさいのイベントでとうてつ店舗てんぽ跡あとが会場かいじょうとして使用しようされ、2010年ねん、2011年ねんの同どうイベントも同おなじ会場かいじょうで開催かいさいされた（同どうイベントはそのほかに、十じゅう鉄てつに関連かんれんした施設しせつを中心ちゅうしんに開催かいさいしている）。

十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ事件じけん

要旨ようし

• 会社かいしゃの承認しょうにんを得えないで公職こうしょくに就任しゅうにんしたものを懲戒ちょうかい解雇かいこに附ふする旨むねの就業しゅうぎょう規則きそくの条項じょうこうは労働ろうどう基準きじゅん法ほうの規定きていの趣旨しゅしに反はんし、無効むこう。したがって公職こうしょくに就任しゅうにんすることが会社かいしゃ業務ぎょうむの遂行すいこうを著いちじるしく阻害そがいする場合ばあいにおいても、普通ふつう解雇かいことすることは別べつとして、従業じゅうぎょう員いんを制裁せいさい罰ばつとしての懲戒ちょうかい解雇かいことすることは許ゆるされない。

本ほん事件じけんのポイント

• 労働ろうどう基準きじゅん法ほう第だい7条じょうに規定きていする「公民こうみん権けん行使こうしの保障ほしょう（使用しよう者しゃは、労働ろうどう者しゃが労働ろうどう時間じかん中ちゅうに、選挙せんきょ権けんその他た公民こうみんとしての権利けんりを行使こうしし、又または公おおやけの職務しょくむを執行しっこうするために必要ひつような時間じかんを請求せいきゅうした場合ばあいにおいては、拒こばんではならない。但ただし、権利けんりの行使こうし又または公おおやけの職務しょくむの執行しっこうに妨さまたげがない限かぎり、請求せいきゅうされた時刻じこくを変更へんこうすることができる）」に関かんし、労働ろうどう者しゃ（＝従業じゅうぎょう員いん）がその権利けんりを行使こうしすることにより実際じっさいに議員ぎいんとなった場合ばあい、議員ぎいん活動かつどう故ゆえに労働ろうどう契約けいやく上うえの義務ぎむを履行りこう（＝会社かいしゃで働はたらくこと）できなくなる（あるいは制限せいげんされる）。使用しよう者しゃ（＝会社かいしゃ）はそのような労働ろうどう者しゃを解雇かいこ、あるいは休職きゅうしょくとすることができるのか否ひかという問題もんだいが生しょうじてくる。

経緯けいいと判はん旨むね

• 原告げんこくは十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつの従業じゅうぎょう員いんであったが、1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）、市議会しぎかい議員ぎいんとして立候補りっこうほ、当選とうせんした。原告げんこくは当選とうせん後ご、会社かいしゃに議員ぎいん就任しゅうにん中ちゅうは休職きゅうしょく扱あつかいとしてもらいたいことを申もうし出でたが、会社かいしゃは従業じゅうぎょう員いんが会社かいしゃの承認しょうにんを得えずに公職こうしょくに就任しゅうにんした場合ばあいは懲戒ちょうかい解雇かいこする旨むねの就業しゅうぎょう規則きそくに該当がいとうするとして、原告げんこくを懲戒ちょうかい解雇かいことした。
• 原告げんこくはこのような就業しゅうぎょう規則きそくの規定きていは労働ろうどう基準きじゅん法ほう7条じょう等とうに反はんし無効むこうであって、それゆえ懲戒ちょうかい解雇かいこも無効むこうであると主張しゅちょうして訴うったえを提起ていきした。第だい一いち審しん（青森あおもり地裁ちさい）、第だい二に審しん（仙台せんだい高裁こうさい）ともこの懲戒ちょうかい解雇かいこを無効むこうとし、会社かいしゃ側がわは上告じょうこく、最高裁さいこうさい第だい二に小しょう法廷ほうていも1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）「労働ろうどう基準きじゅん法ほう第だい7条じょうが、特とくに、労働ろうどう者しゃに対たいし労働ろうどう時間じかん中ちゅうにおける公民こうみんとしての権利けんりの行使こうし及および公おおやけの職務しょくむの執行しっこうを保証ほしょうしていることにかんがみるときは公職こうしょくの就任しゅうにんを使用しよう者しゃの承認しょうにんにかからしめ、その承認しょうにんを得えずして公職こうしょくに就任しゅうにんしたものを懲戒ちょうかい解雇かいこに附ふする旨むねの就業しゅうぎょう規則きそくの条項じょうこうは労働ろうどう基準きじゅん法ほうの規定きていの趣旨しゅしに反はんし、無効むこうと解かいすべきである。したがって公職こうしょくに就任しゅうにんすることが会社かいしゃ業務ぎょうむの遂行すいこうを著いちじるしく阻害そがいする場合ばあいにおいても、普通ふつう解雇かいこに附ふするは格別かくべつとして、就業しゅうぎょう規則きそくの同どう条項じょうこうを適用てきようして従業じゅうぎょう員いんを懲戒ちょうかい解雇かいこに附ふすることは許ゆるされないものといわなければならない。」とした。

参考さんこう文献ぶんけん

• 岸きし由ゆかり一郎いちろう『十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつの80年ねん―軽便けいべんから釣つり掛かけ電車でんしゃまで (RM LIBRARY (51)) 』 ネコ・パブリッシング、2003年ねん。ISBN 4-7770-5024-6
• 独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん労働ろうどう政策せいさく研究けんきゅう・研修けんしゅう機構きこう『個別こべつ労働ろうどう関係かんけい紛争ふんそう判例はんれい集しゅう　3．公民こうみん権けん・労働ろうどう憲章けんしょう』http://www.jil.go.jp/hanrei/conts/012.htm
• 国際こくさい興業こうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ社しゃ史し編纂へんさん室しつ編へん『国際こくさい興業こうぎょう五ご十じゅう年ねん史し』 国際こくさい興業こうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、1990年ねん。

外部がいぶリンク

• 十和田とわだ観光かんこう電鉄でんてつ
• 十和田とわだ富士屋ふじやホテル・富士屋ふじやグランドホール
• 十和田とわだ電鉄でんてつ観光かんこう社しゃ
• まかど温泉おんせんスキー場じょう
• 十和田湖とわだこ遊覧ゆうらん船せん
• とうてつ交通こうつう
• 国際こくさい興業こうぎょうグループ青森あおもり