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クレディセゾン

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株式会社かぶしきがいしゃクレディセゾン
Credit Saison Co., Ltd.
logo
クレディセゾン ユビキタス
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう
略称りゃくしょう セゾン、クレセゾン
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
170-6052
東京とうきょう豊島としま東池袋ひがしいけぶくろさん丁目ちょうめ1ばん1ごう
サンシャイン60・52F
設立せつりつ 1951ねん昭和しょうわ26ねん5月1にち
株式会社かぶしきがいしゃみどり
業種ぎょうしゅ その金融きんゆうぎょう
法人ほうじん番号ばんごう 2013301002884 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう クレジットカード金融きんゆうほか
代表だいひょうしゃ 林野りんやひろし代表だいひょう取締役とりしまりやく会長かいちょうCEO)
山下やました昌宏まさひろ代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょうCOO)
髙橋直樹なおき代表だいひょう取締役とりしまりやくふく社長しゃちょう
資本しほんきん 759おく29ひゃくまんえん
2019ねん3月31にち現在げんざい
発行済はっこうずみ株式かぶしき総数そうすう 185,444,772かぶ
(2019ねん3がつ31にち現在げんざい
売上うりあげだか 連結れんけつ:3718おく42ひゃくまんえん
単体たんたい:2590おく18ひゃくまんえん
(2019ねん3がつ
じゅん利益りえき 連結れんけつ:340おく16ひゃくまんえん
単体たんたい:258おく75ひゃくまんえん
(2019ねん3がつ
純資産じゅんしさん 連結れんけつ:4978おく55ひゃくまんえん
単体たんたい:4075おく33ひゃくまんえん
(2019ねん3がつ31にち現在げんざい
そう資産しさん 連結れんけつ:3ちょう2174おく88ひゃくまんえん
単体たんたい:3ちょう1072おく84ひゃくまんえん
(2019ねん3がつ31にち現在げんざい
従業じゅうぎょう員数いんずう 連結れんけつ:5,366めい
単体たんたい:3,239めい
(2019ねん3がつ31にち現在げんざい
決算けっさん 3月31にち
主要しゅよう株主かぶぬし 日本にっぽんマスタートラスト信託しんたく銀行ぎんこう信託しんたくこう)17.63%
日本にっぽんトラスティ・サービス信託しんたく銀行ぎんこう信託しんたくこう)9.10%
BNYMSANV AS AGENT/CLIENTS LUX UCITSNON TREATY 1 5.21%
(2019ねん3がつ31にち現在げんざい
主要しゅよう子会社こがいしゃ #グループ企業きぎょう参照さんしょう
関係かんけいする人物じんぶつ つつみ清二せいじ
外部がいぶリンク https://www.saisoncard.co.jp/
特記とっき事項じこう市場いちば情報じょうほう年月日ねんがっぴは、東京とうきょう証券しょうけん取引とりひきしょ市場いちばだい上場じょうじょうした年月日ねんがっぴであり、東京とうきょう証券しょうけん取引とりひきしょ市場いちばだい一部いちぶ指定していされた年月日ねんがっぴではない。
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株式会社かぶしきがいしゃクレディセゾン英語えいご: Credit Saison Co., Ltd.)は、日本にっぽんクレジットカード会社かいしゃである。 かつては西武百貨店せいぶひゃっかてん西友せいゆうなどとともにきゅうセゾングループ西武せいぶ流通りゅうつうグループ)の中核ちゅうかくてき存在そんざいであった。セゾンまたはセゾンカードともしょうされ、ほん項目こうもくでもそのように表記ひょうきする箇所かしょがある。日経にっけい平均へいきん株価かぶか構成こうせい銘柄めいがらひと[1]

概要がいよう

もともと、月賦げっぷ百貨店ひゃっかてんであったみどり西武百貨店せいぶひゃっかてん資本しほん提携ていけいしたことによりかつて巨大きょだい流通りゅうつうグループであったセゾングループのち縮小しゅくしょう解体かいたい)にはいり、業態ぎょうたい百貨店ひゃっかてんから転換てんかん現在げんざいのクレジットカード会社かいしゃいたる。「セゾン」は、フランス語ふらんすごで「ぶし」を意味いみする。きゅう西武せいぶクレジット[2]

1983ねんみどり再建さいけんから西武百貨店せいぶひゃっかてん西武せいぶクレジット社長しゃちょう兼任けんにんしていた坂倉さかくら芳明よしあきから、竹内たけうち敏雄としお社長しゃちょう交代こうたいしたことを契機けいき[3]西武百貨店せいぶひゃっかてんのカードである西武せいぶカスタマーズカード、西武百貨店せいぶひゃっかてん西友せいゆう共用きょうようカードである西武せいぶニューカスタマーズカードおよび、きゅうみどりのグリーンカードを統合とうごうしたうえ西武せいぶ流通りゅうつうグループの統合とうごうカードとして前年ぜんねんから試行しこう発行はっこうしていた西武せいぶカードを改称かいしょうして、セゾンカード(改称かいしょう当初とうしょはカードフェイスに『SEIBU CARD』の表記ひょうきもあった)の発行はっこう開始かいしした[4]よく1984ねんからセゾンカードはグループ以外いがい加盟かめいてん開拓かいたくにも注力ちゅうりょくし、ハウスカードからナショナルカードへの拡大かくだいはかった[5]。また1988ねんにはVisaカードマスターカードといった国際こくさいブランドとの提携ていけい開始かいしくわえて、付帯ふたい業務ぎょうむとしてリース事業じぎょう融資ゆうし事業じぎょう生命せいめい保険ほけん損害そんがい保険ほけんあつかい、信用しんよう保証ほしょう業務ぎょうむなども順次じゅんじ開始かいしした。1989ねん社名しゃめい現在げんざいの「クレディセゾン」へ変更へんこうし、定款ていかん金融きんゆうぎょう中心ちゅうしん改定かいていした[6]1997ねんにはアメリカン・エキスプレス(アメックス)と提携ていけいして「《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カード」を発行はっこうした(2010ねんにはアメックスとの提携ていけい関係かんけい強化きょうかし、カードラインナップを拡大かくだい)。国内こくないのアメックス提携ていけいカードで唯一ゆいいつ券面けんめんにアメックスの象徴しょうちょうであるセンチュリオンひゃくにん隊長たいちょう)がデザインされている[7]2002ねんには有効ゆうこう期限きげんのない「永久えいきゅう不滅ふめつポイント」を導入どうにゅうした[8][9]2006ねんには同業どうぎょうUCカード合併がっぺいした。

2001ねん巨大きょだい流通りゅうつう不動産ふどうさんグループであったセゾングループが解体かいたいした現在げんざいにおいても、きゅうセゾングループ各社かくしゃおよ西武鉄道せいぶてつどう中心ちゅうしんとした西武せいぶグループ結節けっせつてんともえる存在そんざいである。これは、きゅうセゾングループ各社かくしゃ提携ていけいした提携ていけいカード発行はっこうし、きゅうセゾングループと兄弟きょうだい関係かんけいにあった西武せいぶグループとの提携ていけいカードも発行はっこうしていることに起因きいんしている[ちゅう 1]2002ねん西武百貨店せいぶひゃっかてんにおいて累積るいせき欠損けっそん存在そんざい再建さいけん処理しょり必要ひつようせまられたさいには、私的してき整理せいりにあたってやく100おくえん[ちゅう 2]債務さいむ株式かぶしき要請ようせいされるなど再建さいけんささえた[10][11]

2010ねん3月17にち、かつて西武百貨店せいぶひゃっかてん傘下さんかセゾングループ企業きぎょうであった経緯けいいから発行はっこうしてきたそごう・西武せいぶとの提携ていけいカード「ミレニアム/クラブ・オン カード《セゾン》」事業じぎょうが、セブン&アイグループによるそごう・西武せいぶ買収ばいしゅうセブン・カードサービスとのあいだでねじれがしょうじた状態じょうたいになっていたため、セブン&アイグループと包括ほうかつ提携ていけいむすんで本体ほんたいから分離ぶんりすることとし、9月にセゾン100%出資しゅっししん会社かいしゃ セブンCSカードサービス設立せつりつし、2011ねん4がつにセブンCSカードサービスにどう事業じぎょう分割ぶんかつ吸収きゅうしゅうさせ、さらにセブン&アイ・フィナンシャル・グループ(げんセブン・フィナンシャルサービス)がセブンCSカードサービスかぶ過半数かはんすう取得しゅとく合弁ごうべん事業じぎょうした。2013ねん3がつまでにセブンCSカードサービスは、セブン・フィナンシャルサービス傘下さんかセブン・カードサービスとの統合とうごう予定よていされていた[12]

メインバンクは、月賦げっぷ百貨店ひゃっかてんみどり時代じだいからの富士銀行ふじぎんこう系譜けいふ[13]みずほ銀行ぎんこうであり、同行どうこうがかつて筆頭ひっとう株主かぶぬしであったことからみずほけいかいされることがおお[14]みずほフィナンシャルグループ資本しほん業務ぎょうむ提携ていけいおこなっていたが、2019ねん提携ていけい解消かいしょうした。

2022ねん4がつ株式会社かぶしきがいしゃUPSIDER提携ていけい銀行ぎんこう振込ふりこみ請求せいきゅうしょをカードばらいにするBPSPサービス「支払しはらい.com」の共同きょうどう提供ていきょう開始かいし[15]

2023ねん5がつ18にち静岡しずおかけん地方銀行ちほうぎんこうである「スルガ銀行するがぎんこう」とのあいだ資本しほん業務ぎょうむ提携ていけいすることを発表はっぴょうした。クレディセゾンは同年どうねん9がつまでにスルガ銀行するがぎんこう株式かぶしきの15.12%を取得しゅとくし、同行どうこう持分もちぶんほう適用てきよう会社かいしゃにする予定よていとしている[16][17]

カード会員かいいん総数そうすうは2,679まんにん稼動かどう会員かいいんすう1,490まんにん(2019ねん3がつまつ現在げんざい[18]

みずほフィナンシャルグループと包括ほうかつ提携ていけい

2004ねんみずほフィナンシャルグループとのあいだ資本しほん第三者だいさんしゃ割当わりあて増資ぞうし)・業務ぎょうむ提携ていけいすることが発表はっぴょうされ[19]2006ねん1がつにみずほ銀行ぎんこう傘下さんかのクレジットカード会社かいしゃであるユーシーカード(←第一勧銀だいいちかんぎんカード富士銀ふじぎんクレジット興銀こうぎんカード3しゃのUCカード部門ぶもん再編さいへんして発足ほっそく)をクレディセゾンは吸収きゅうしゅう合併がっぺい[20]、クレディセゾン発行はっこうのUCカードとして事業じぎょう継続けいぞくしている。これは銀行ぎんこうけい流通りゅうつうけいというカード会社かいしゃ設立せつりつ母体ぼたいちが垣根かきねえた最初さいしょ再編さいへんとなり、2004ねん8がつにスクープしたNHKニュースでは衝撃しょうげきてき事例じれいとしてほうじられている。

2007ねん4がつに、カードや融資ゆうし(ローン)の審査しんさ信用しんよう管理かんりかかわるプロセシング業務ぎょうむは、UCグループのどう業務ぎょうむになキュービタス事業じぎょう分割ぶんかつ譲渡じょうとうえ業務ぎょうむ委託いたくした。

提携ていけい解消かいしょう

クレディセゾンとみずほ銀行ぎんこうは、2019ねん2がつ22にち、2004ねんむすんだ包括ほうかつ提携ていけいを10月で解消かいしょうすると発表はっぴょうした。これにともない、クレディセゾンはみずほFG傘下さんかのユーシーカード(UC)への31%の出資しゅっし解消かいしょうする。また、キュービタスは会社かいしゃ分割ぶんかつしてUCにかかわる事業じぎょうはなす。なお、クレディセゾンとみずほ銀行ぎんこうかかわるみずほマイレージクラブカード事業じぎょうつづけるとしている[21][22]

沿革えんかく

  • 1946ねん昭和しょうわ21ねん) - 岡本おかもと商店しょうてんとして創業そうぎょう
  • 1951ねん昭和しょうわ26ねん)5がつ - 株式会社かぶしきがいしゃみどり設立せつりつ
  • 1968ねん昭和しょうわ43ねん
  • 1980ねん昭和しょうわ55ねん)8がつ - 商号しょうごう株式会社かぶしきがいしゃ西武せいぶクレジット変更へんこう
  • 1983ねん昭和しょうわ58ねん)3がつ - 「西武せいぶカード」から名称めいしょう変更へんこうし、《セゾン》カード発行はっこう
  • 1988ねん昭和しょうわ63ねん)7がつ - VISAおよMasterCardとの提携ていけいにより「《セゾン》カードVISA」、「《セゾン》カードMasterCard」を発行はっこう
  • 1989ねん平成へいせい元年がんねん)10がつ - 商号しょうごう株式会社かぶしきがいしゃクレディセゾン変更へんこう
  • 1991ねん平成へいせい3ねん)1がつ - 提携ていけいカード発行はっこう開始かいし
  • 1995ねん平成へいせい7ねん)6がつ - ジェーシービーとの提携ていけいにより「《セゾン》カードJCB」を発行はっこう
  • 1997ねん平成へいせい9ねん)10がつ - AMERICAN EXPRESS との提携ていけいにより「《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カード」を発行はっこう[ちゅう 3]
  • 1999ねん平成へいせい11ねん)3がつ - 国内外こくないがいで、クレジット、キャッシュ、デビットの3つのカード機能きのうそなえた「《セゾン》郵貯ゆうちょグローバルサービス」を開始かいし
  • 2001ねん平成へいせい13ねん)4がつ - セゾン証券しょうけん株式かぶしきマネックス証券しょうけんげん:マネックスグループ)に株式かぶしき交換こうかん
  • 2002ねん平成へいせい14ねん)2がつ - セゾン生命保険せぞんせいめいほけん株式かぶしきAIGエジソン生命せいめい保険ほけんげん:ジブラルタ生命せいめい保険ほけん)に譲渡じょうとしんポイントプログラム「《セゾン》ドリーム」(げん「《セゾン》永久えいきゅう不滅ふめつポイント」)を開始かいし
  • 2005ねん平成へいせい17ねん)10がつ - 「《セゾン》プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」を発行はっこう
  • 2006ねん平成へいせい18ねん
  • 2007ねん平成へいせい19ねん)11月 - AMERICAN EXPRESSとの提携ていけいにより、「《セゾン》ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」と、国内こくないはつ年会ねんかい無料むりょうの「《セゾン》カード・アメリカン・エキスプレスカード」を発行はっこう
  • 2008ねん平成へいせい20ねん)9がつ - 株式会社かぶしきがいしゃローソン・シーエス・カード吸収きゅうしゅう合併がっぺい
  • 2010ねん平成へいせい22ねん)6がつ - クレディセゾンとアメリカン・エキスプレス、提携ていけい関係かんけい強化きょうか発表はっぴょう。7月にしんカード「《セゾン》パール・アメリカン・エキスプレス・カード」発行はっこうともない、年会ねんかい無料むりょうの「《セゾン》カード・アメリカン・エキスプレスカード」の新規しんき受付うけつけ終了しゅうりょう
  • 2013ねん平成へいせい25ねん
  • 2014ねん平成へいせい26ねん
    • 5月 - シンガポール現地げんち法人ほうじんCredit Saison Asia Pacific Pte. Ltd.を設立せつりつ[25]
    • 11月 - バーチャルブランドプリペイドカード事業じぎょう展開てんかいするシンガポールのMatchmove Pay Pte. Ltd.と資本しほん業務ぎょうむ提携ていけい締結ていけつ[26]
  • 2015ねん平成へいせい27ねん
    • 5月 - ベトナムにおいてHD Finance Company Ltd.に資本しほん参加さんかあらたにHD SAISON Finance Company Ltd.として合弁ごうべん事業じぎょう開始かいし[27]
    • 6がつ - 株式かぶしき交換こうかんによりJPNホールディングス株式会社かぶしきがいしゃげん連結れんけつ子会社こがいしゃ)を完全かんぜん子会社こがいしゃ
    • 12月9にち - みずほ銀行ぎんこう保有ほゆうしていたクレセゾンかぶ大半たいはんる。これによって同行どうこうだい7株主かぶぬしとなる[28]。この方針ほうしんによって銀行ぎんこう資本しほんから分離ぶんりした独立どくりつけいカード会社かいしゃとしての地位ちい確立かくりつすると同時どうじに、みずほFG親密しんみつのカード会社かいしゃ地位ちいオリエントコーポレーションゆずる。
  • 2017ねん平成へいせい29ねん
    • 1がつ26にち - みずほ銀行ぎんこうと「包括ほうかつてき業務ぎょうむ提携ていけい基本きほん契約けいやくとう変更へんこう契約けいやく」を締結ていけつ[29]
  • 2019ねん平成へいせい31ねん/れい元年がんねん
    • 9月5にち - 大和証券だいわしょうけんグループ本社ほんしゃとの資本しほん業務ぎょうむ提携ていけい発表はっぴょう[30]
    • 10月1にち - みずほ銀行ぎんこうと「包括ほうかつてき業務ぎょうむ提携ていけい基本きほん契約けいやくとう変更へんこう契約けいやく」を終了しゅうりょう[31]。みずほ銀行ぎんこう保有ほゆうキュービタス株式かぶしきをクレディセゾンへゆずり、クレディセゾンが保有ほゆうするユーシーカード株式かぶしきのユーシーカードへゆずる。
  • 2020ねんれい2ねん
    • 4がつ1にち - 完全かんぜん子会社こがいしゃのキュービタスを吸収きゅうしゅう合併がっぺい[32]
  • 2022ねんれい4ねん
  • 2023ねんれい5ねん
    • 2がつ1にち - Japan Culture and Technology(J-CAT)と資本しほん業務ぎょうむ提携ていけい
    • 5月18にち - スルガ銀行するがぎんこうとのあいだ資本しほん業務ぎょうむ提携ていけい締結ていけつ発表はっぴょう[17]
    • 7がつ3にち - スルガ銀行するがぎんこう持分もちぶんほう適用てきよう会社かいしゃとする。

関係かんけい会社かいしゃ

連結れんけつ子会社こがいしゃ

など

持分もちぶんほう適用てきよう会社かいしゃ

など

ネット決済けっさいをめぐる訴訟そしょう

長崎ながさきけん佐世保させぼ在住ざいじゅう男性だんせい長男ちょうなんが、2005ねん平成へいせい17ねん)1がつから2がつにかけて、携帯けいたい電話でんわインターネットうえ有料ゆうりょうアダルトサイトふくすうかい閲覧えつらんし、その料金りょうきんやく285まんえん男性だんせいのクレジットカードで無断むだん決済けっさいした。これをめぐり、クレディセゾン(当時とうじはユーシーカード)は男性だんせいたいし、カード管理かんりがあったとして代金だいきん支払しはらいをもとめたが、拒否きょひされたため提訴ていそいちしん長崎ながさき地裁ちさい佐世保させぼ支部しぶ2008ねん平成へいせい20ねん4がつ24にち、ネット決済けっさいについて「決済けっさい暗証あんしょう番号ばんごうなどの本人ほんにん確認かくにん入力にゅうりょくする必要ひつようかったため、会員かいいんりすまして利用りようすることは容易よういだった」と指摘してき決済けっさい安全あんぜん管理かんりについて「可能かのうかぎ会員かいいん以外いがい不正ふせい使用しよう阻止そしするための対策たいさく不十分ふじゅうぶんだった」として、同社どうしゃうったえを棄却ききゃくする判決はんけつした[34]。この判決はんけつたい同社どうしゃ福岡ふくおか高裁こうさい控訴こうそ。2008ねん平成へいせい20ねん)12月2にち男性だんせい長男ちょうなん解決かいけつきんやく380まんえん支払しはらうことで和解わかいした[35]

クレジットカード

セゾンカードのロゴ

《セゾン》カードおよUCカードの2つの種類しゅるいのクレジットカードを発行はっこうしている。《セゾン》カード従来じゅうらいから発行はっこうしていた西武せいぶカードの名称めいしょうあらた1983ねん昭和しょうわ58ねん)から発行はっこうしている。UCカードはユーシーカード株式会社かぶしきがいしゃ初代しょだい現存げんそんするユーシーカード株式会社かぶしきがいしゃは2代目だいめ)を吸収きゅうしゅう合併がっぺいし、2006ねん平成へいせい18ねん)から発行はっこうしていたが、2017ねん業務ぎょうむ提携ていけい見直みなおしでユーシーカード(2代目だいめ)とクレディセゾンで発行はっこう分担ぶんたんするかたち変更へんこうし、同時どうじにユーシーカードがおこなっていた《セゾン》カードの加盟かめいてん事業じぎょう再度さいど自社じしゃ移管いかんした。その2019ねん提携ていけい解消かいしょうしている。

《セゾン》カード

年会ねんかい

《セゾン》カードは基本きほんてき一般いっぱんカードが一部いちぶのぞいて年会ねんかい永久えいきゅう無料むりょうであることなどを強調きょうちょうしている。一般いっぱんてき年会ねんかい有料ゆうりょうのカードはそのもとるために使つかわれ、年会ねんかい無料むりょうのカードは使つかわなくてもそんをしないことから稼働かどうりつひくくなる傾向けいこうにある。セゾンカードは、銀行ぎんこうけいのようなかたさやステータスはいものの、流通りゅうつうけい親近しんきんかん、おしゃれなイメージ、日本にっぽん国内こくないでのウォルマートグループ店舗てんぽ西友せいゆうなど)での特定とくてい利用りよう5%割引わりびきなども手伝てつだって、カード稼働かどうりつはトップとなっている[よう出典しゅってん]

年会ねんかい無料むりょうであるもう1つの理由りゆうは、他社たしゃちがってカード盗難とうなん保険ほけん契約けいやくをせずにコストをおさえていることである(年会ねんかい有料ゆうりょうの《セゾン》カードの場合ばあいはショッピング保険ほけんやカード盗難とうなん保険ほけんなどの契約けいやく損害そんがい保険ほけん会社かいしゃ契約けいやくしているものも存在そんざいする)。カードが不正ふせい使用しようされた場合ばあいはセゾン自社じしゃ損害そんがい損失そんしつ)となるため慎重しんちょう調査ちょうさおこなわれる。損害そんがい保険ほけん会社かいしゃ契約けいやくしているカード会社かいしゃ場合ばあい不正ふせい使用しようされたときは、会員かいいん過失かしつによる場合ばあいのぞ損害そんがい保険ほけん会社かいしゃから補填ほてんされるものの、近年きんねん偽造ぎぞうカード事件じけんなどをもとに損保そんぽ会社かいしゃ調査ちょうさ時間じかんがかかるようになってきていることから、セゾンの対応たいおう会員かいいんから一概いちがいわるいとはいえない状況じょうきょうになっている[よう出典しゅってん]

のクレジットカード会社かいしゃ[どこ?]比較ひかくして[よう出典しゅってん]女性じょせい会員かいいん比率ひりつたか[36]

国際こくさいブランド

《セゾン》カードは、VISAMasterCardJCBおよAMERICAN EXPRESSの4つの国際こくさいブランドを発行はっこうしている(UCカードは、MasterCardおよびVISAの2つである)。このうちAMERICAN EXPRESSブランドおよびマイレージ・プラス提携ていけいカード(VISAおよびAMERICAN EXPRESS)はプラチナカード発行はっこうしており(国際こくさいブランドはゴールドカードまで)、《セゾン》永久えいきゅう不滅ふめつポイントにおいても国際こくさいブランドにくらべて有利ゆうりまるように設計せっけいされている(マイレージ・プラス提携ていけい永久えいきゅう不滅ふめつポイントの対象たいしょうがい)。

セゾンカードの種類しゅるいとグレード

VISA, MasterCard, JCB
《セゾン》カードインターナショナル
年会ねんかい無料むりょうただし、入会にゅうかいがつから翌年よくねん同月どうげつまでにカードの利用りようがない場合ばあいには、カードサービス手数料てすうりょうがかかる。国際こくさいブランドはVISA・MasterCard・JCBのいずれかをえらぶことができる。
またセゾンカウンターでのりであれば即日そくじつ発行はっこう可能かのうであり、ETCカードまであわせて即日そくじつ発行はっこう可能かのう数少かずすくないクレジットカードである[37]
《セゾン》インターナショナルとETCカードの同時どうじ即日そくじつ発行はっこうについては、もうに「ETCカード」の ”もうむ” をチェックされるとETCカードが郵送ゆうそうされてしまい、セゾンカウンターでることができないので注意ちゅうい必要ひつようである[38]
ゴールドカード《セゾン》
ゴールドカードであり、年会ねんかいぜい抜10,000えん国際こくさいブランドはVISA・MasterCard・JCBのいずれかをえらぶことができる。リボルビングばらいの金利きんり一般いっぱんカードより優遇ゆうぐうされている。特定とくてい加盟かめいてん西友せいゆう西武百貨店せいぶひゃっかてんなど)での利用りようぶん永久えいきゅう不滅ふめつポイントが2ばい積算せきさんとなる。
《セゾン》ゲーミングカード
「ゲーミングコイン(GC)」がまるゲーマーけクレジットカード。セゾンゲーミングカード専用せんようアプリからゲーミングコインの所持しょじすう確認かくにんや、ゲーミングアイテムの交換こうかんができる。年会ねんかい永年えいねん無料むりょう国際こくさいブランドはMasterCardのみ。おなじゲーミングクレジットカードのRazerCardとちがい、クレジットカード自体じたいひからない[39]。2023ねん3がつ27にちをもってカードのサービスが終了しゅうりょう
《セゾン》NEXTカード
提携ていけいカード終了しゅうりょうともな代替だいたいのプロパーカードとして発行はっこうされる《セゾン》カードで、ゆうちょキャッシュカード機能きのうとセゾンカード(クレジットカード機能きのうそなえた「郵貯ゆうちょカード《セゾン》」が郵政ゆうせい民営みんえいにより取扱とりあつかい終了しゅうりょうしたことにともない、2007ねん平成へいせい19ねん)11月にどう会員かいいんけに発行はっこうされた。その同様どうよう提携ていけいカードの取扱とりあつかい終了しゅうりょうしたカード会員かいいんたいしても発行はっこうされている(2008ねん終了しゅうりょう西友せいゆう株主かぶぬし優待ゆうたい《セゾン》カードとう)。
年会ねんかいは《セゾン》カードインターナショナルと同様どうよう無料むりょうで、入会にゅうかいがつから翌年よくねん同月どうげつまでにカードの利用りようがない場合ばあいには、カードサービス手数料てすうりょうがかかる。サービスとうおなじである。当初とうしょ同居どうきょする家族かぞくほん会員かいいんとなっているほかのセゾンカードの「《セゾン》永久えいきゅう不滅ふめつポイント」をまとめることが可能かのうという独自どくじ特典とくてんがあったが、現在げんざいほんカードにかぎらず永久えいきゅう不滅ふめつポイント対象たいしょうカードであれば可能かのうとなった。いわゆる代替だいたいサービスのため、新規しんき入会にゅうかいすることは不可ふか
《セゾン》NEXTゴールドカード
郵貯ゆうちょカード《セゾン》ゴールド」会員かいいんけに発行はっこうされたセゾンNEXTカードのゴールドカード。NEXTカードの特典とくてんくわえ、年間ねんかん50まんえん以上いじょうショッピング利用りようがあると年会ねんかい無料むりょうとなる。ゴールドカード《セゾン》とは細部さいぶ特典とくてんことなる。
セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード

国際こくさいブランドはカードの名称めいしょうとおAMERICAN EXPRESS(AMEXあめっくすである。AMEXあめっくすとはライセンス提携ていけい(いわゆる加盟かめいてん開放かいほう)によってセゾンが自社じしゃでカードの発行はっこうおこなっており、与信よしん請求せいきゅう(プロセシング)についてはのセゾンカードと同様どうようあつかいとなる。したがってAMEXあめっくす独自どくじ提供ていきょうしているサービスは利用りようできない。ただし、日本にっぽん以外いがいでのカード緊急きんきゅうさい発行はっこうサービスなど、海外かいがいけを中心ちゅうしんAMEXあめっくすとしてのサービスの一部いちぶけることが出来できる。券面けんめんセンチュリオンがデザインされているが、日本にっぽん国内こくないAMEXあめっくす提携ていけいカードでは唯一ゆいいつ採用さいようである[40]

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
年会ねんかい初年度しょねんど無料むりょうつぎ年度ねんど以降いこうぜい抜1,000えんであるが、前年度ぜんねんどに1でもショッピングもしくはキャッシング利用りようがある場合ばあい無料むりょうとなる。
位置いちづけとしては、《セゾン》カードインターナショナル アメリカン・エキスプレス・カードのマイナーチェンジであり、年会ねんかい有料ゆうりょうされるわりにオンライン・プロテクションが補償ほしょうありとなり、きゅう《セゾン》・アメリカン・エキスプレス・カード(現在げんざいのセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード)と同一どういつ内容ないようとなった。
このカードの発行はっこうともない、2010ねん平成へいせい22ねん)6がつをもって年会ねんかい永久えいきゅう無料むりょうの「《セゾン》カードインターナショナル アメリカン・エキスプレス・カード」の新規しんき受付うけつけ終了しゅうりょうした。きゅう《セゾン》カードインターナショナル アメリカン・エキスプレス・カードは、Netアンサーじょうではこのカードに自動的じどうてき移行いこうされており、更新こうしんさいはこのカードが発行はっこうされるが、つづ年会ねんかい永久えいきゅう無料むりょうとされている[41]
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
年会ねんかいぜい抜3,000えん
きゅう《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カードからのマイナーチェンジで、あらたに手荷物てにもつ無料むりょう宅配たくはい復路ふくろサービスが追加ついかされた。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
「ゴールドカードセゾン」とおなじくゴールドカードであり、年会ねんかいも「ゴールドカードセゾン」とおなじくぜい抜10,000えん
永久えいきゅう不滅ふめつポイントが国内こくない利用りようぶんでは1.5ばい海外かいがいでは2ばい積算せきさんとなる。コナミスポーツクラブ法人ほうじん会員かいいん都度つど利用りよう)の利用りようサービスが付帯ふたいされるとう、ゴールドカード《セゾン》とは特典とくてんことなる。プラチナよりもの2007ねん11月より発行はっこう開始かいしされた。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
プラチナカードであり、年会ねんかいぜい抜20,000えん前年度ぜんねんどのショッピング利用りようが200まんえん以上いじょうつぎ年度ねんどねん会費かいひ半額はんがくの10,000えんとなる。
ビジネスサービスとして、とし口座こうざえらべたり、利用りよう明細めいさいデータのダウンロード、ビジネス・アドバンテージが利用りようできる。後述こうじゅつするセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード同様どうよう申込もうしこみせいのカードとなっている。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
プラチナカードであり、年会ねんかいも「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」とおなじく税込ぜいこみ21,000えん
ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードの特典とくてんくわえ、プライオリティ・パス利用りよう専用せんようデスクとう利用りようができる。
2006ねん発行はっこう開始かいしされた当初とうしょ#セゾンカウンターなどで申込もうしこみしょ常備じょうびされ、だれでも申込もうしこみすることが出来できたが、2009ねんごろより招待しょうたいせいとなり、セゾンからのインビテーションがないと入会にゅうかい申込もうしこみができなくなった。
2019ねん10がつより、招待しょうたいせいから申込もうしこみせいもどされている。
セゾンNEXT アメリカン・エキスプレスカード
上記じょうきNEXTカード会員かいいん入会にゅうかい申込もうしこみすることが出来できる。サービス内容ないようきゅう《セゾン》アメリカン・エキスプレスカードにじゅんじているが、年間ねんかん30まんえん以上いじょうショッピング利用りようがあると年会ねんかい無料むりょうとなる。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
2019ねん12月24にち発表はっぴょうされたあたらしいアメリカン・エキスプレスブランドのビジネスカードである。中小ちゅうしょう企業きぎょう小規模しょうきぼ事業じぎょうしゃ個人こじん事業じぎょうぬしをはじめ、スタートアップ企業きぎょう、フリーランスとうの ビジネスオーナーにご活用かつよういただける、B2B決済けっさい優遇ゆうぐうサービスを付帯ふたいしたビジネスカードとなっており、ビジネスカードとしては年会ねんかいが1,000えんぜい抜)とひくおさえられている。

UCカード

2017ねん提携ていけい内容ないよう変更へんこうから2019ねん提携ていけい解消かいしょうにかけて、ユーシーカードも再度さいど発行はっこうするようになったが、つづきFCとしてクレディセゾンもUCカードの発行はっこう継続けいぞくしている(とく提携ていけいカードの新規しんき発行はっこうは2020ねんまでけていたJRカードのぞいてクレディセゾンがいちけている)。

《セゾン》カードのサービスとう

追加ついかカード

追加ついかカードとしてETCカードおよ家族かぞくカードをそれぞれ発行はっこうしている。

totoの購入こうにゅう

スポーツ振興しんこうくじtoto公式こうしきサイトのClubtoto会員かいいん加入かにゅうにすることにより、ネットじょうでtotoの購入こうにゅうができる(利用りようはNetアンサーの加入かにゅうおよび3Dセキュアもうみが必要ひつよう)。他社たしゃカード会社かいしゃは、つき購入こうにゅう上限じょうげん枠内わくないもしくはカード会社かいしゃ所定しょてい金額きんがくのいずれかひくがくまでの購入こうにゅう可能かのうであるが、《セゾン》カードでは利用りようわく範囲はんいないであれば購入こうにゅう金額きんがく制限せいげんはない。totoモバイル公式こうしきサイトでのtoto購入こうにゅうにカード会社かいしゃ唯一ゆいいつ対応たいおうしている。

接触せっしょく決済けっさい

ポストペイ電子でんしマネー

株式会社かぶしきがいしゃNTTドコモiDおよモバイル決済けっさい推進すいしん協議きょうぎかい推奨すいしょうするQUICPayにそれぞれ対応たいおうしている。利用りようするにはそれぞれのサービスに対応たいおうする携帯けいたい電話でんわおサイフケータイ)が必要ひつようであり、カード種別しゅべつによってはいずれか一方いっぽう対応たいおうのみ、しくはいずれにも対応たいおうしない場合ばあいがある。

プリペイド電子でんしマネー

ぜんカード共通きょうつう楽天らくてんEdy株式会社かぶしきがいしゃ楽天らくてんEdy株式会社かぶしきがいしゃセブン・カードサービスnanacoにそれぞれ対応たいおうしている。おサイフケータイでの利用りよう以外いがいに、独立どくりつしたカードがた存在そんざいする。

ICカード乗車じょうしゃけん

つぎひょう提携ていけいカードがICカード乗車じょうしゃけん搭載とうさいまたはオートチャージに対応たいおうしている。

名称めいしょう 国際こくさいブランド 提携ていけいさき 乗車じょうしゃけん
みずほマイレージクラブカード《セゾン》Suica VISA 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどうおよみずほ銀行ぎんこう Suica
SEIBU PRINCE CLUBカードセゾン VISA 西武せいぶホールディングス PASMO
MasterCard
JCB
AMERICAN EXPRESS
nimoca《セゾン》カード VISA ニモカ nimoca
JQカードセゾン VISA 九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう SUGOCA
MasterCard
JCB
AMERICAN EXPRESS

なおべつカード(しくは対応たいおうするおサイフケータイ)を必要ひつようとするが、上表じょうひょう以外いがいふくめたぜんカードで東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどうモバイルSuica株式会社かぶしきがいしゃパスモのモバイルPASMO西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう(JR西日本にしにほん)のSMART ICOCA札幌さっぽろ交通こうつうきょく発行はっこう札幌さっぽろ総合そうごう情報じょうほうセンター)のSAPICA利用りよう可能かのう

セゾンカウンター

ららぽーとロフトパルコなどセゾンとふか提携ていけいしている店舗てんぽ一部いちぶではセゾンカウンターというセゾンカードの対面たいめん窓口まどぐちもうけられている(ほとんどが郵便ゆうびんきょく窓口まどぐちようなオープンカウンターで、係員かかりいんが10すうめいいる百貨店ひゃっかてんないだい規模きぼなものから西友せいゆうなどに設置せっちされている係員かかりいんが2~3めい常駐じょうちゅう小規模しょうきぼなものまで全国ぜんこくに150ヶ所かしょ以上いじょう)。このカウンターではカード入会にゅうかい一部いちぶカウンターでは当日とうじつちゅうにカードを発行はっこうすることが可能かのう[42])・メンバーズローン(証書しょうしょ貸付かしつけ)の申込もうしこみ、カード利用りよう相談そうだんとう受付うけつけ業務ぎょうむおこなっている。2010ねん8がつまでは利用りよう代金だいきん返済へんさいけていた。

《セゾン》永久えいきゅう不滅ふめつポイント

《セゾン》カードのポイントサービスが《セゾン》永久えいきゅう不滅ふめつポイントである(一部いちぶ提携ていけいカードをのぞく)。文字通もじどおり「永久えいきゅう不滅ふめつ」であり、解約かいやく退会たいかい[ちゅう 4]しないかぎりポイントに有効ゆうこう期限きげんはない[43]。ポイントはクレジットカード会社かいしゃにとって特典とくてん経費けいひ損失そんしつ)が発生はっせい負債ふさいにもなるため、有効ゆうこう期限きげんのないこのポイントは業界ぎょうかいでは異例いれいであった。

基本きほんてきに、ショッピング利用りよう1,000えんごとに1ポイントまるがアメリカン・エキスプレス・カードの場合ばあい海外かいがいで2ばい、「《セゾン》ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」および「 《セゾン》プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」はこれにくわえて国内こくないで1.5ばい小数点しょうすうてん以下いか切上きりあげ)それぞれまる。

UCカードは「UC永久えいきゅう不滅ふめつポイント」の名称めいしょうで《セゾン》永久えいきゅう不滅ふめつポイントと同様どうようのサービスを提供ていきょうしているが、両者りょうしゃ合算がっさんすることはできなかった。しかし、システムが移行いこうされ、2017ねん11月26にちにそれまで別々べつべつめていた永久えいきゅう不滅ふめつポイントが自動的じどうてき合算がっさんされた。

セゾン・UC空港くうこうラウンジサービス

空港くうこうラウンジ無料むりょう利用りようできるサービスであり、利用りようできるのは以下いかのカード会員かいいんである。
なお以前いぜんはセゾンカードとUCカード、付帯ふたいする国際こくさいブランドとう利用りよう可能かのう空港くうこう・ラウンジが一部いちぶことなっていたが、2023ねん8がつ現在げんざいはセゾンカード・UCカードとも以下いか条件じょうけん統一とういつされている。

  • UCゴールドカード
  • 「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード1
  • 「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード1
  • 「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード2
  • その、ゴールド以上いじょうのセゾンカード(ただし、一部いちぶ利用りようできないゴールドカードあり)

1 プライオリティ・パス無料むりょう登録とうろくすることができる。
2 プライオリティ・パスに優遇ゆうぐうねん会費かいひ登録とうろくすることができる。

利用りようできる空港くうこう [44]

SAISON DESK HAWAII(セゾンデスクハワイ)

ハワイ所在しょざいするデスクであり、《セゾン》カードの会員かいいん利用りようすることができる。UCカードの会員かいいん(UCカードグループが発行はっこうするUCカードの会員かいいんふくむ)は「UCデスクハワイ supported by セゾンデスクハワイ」として利用りようすることができる。

おも提携ていけいカード

括弧かっこない提携ていけいさきしめす。※はきゅうセゾングループ

金融きんゆう機関きかん

流通りゅうつう

鉄道てつどう

航空こうくう

通信つうしん

放送ほうそう

その

CMキャラクター

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ 西武せいぶ信用金庫しんようきんこのキャッシュカードを一体化いったいかした提携ていけいカードがあるが、どう信用金庫しんようきんこ西武せいぶグループとは無関係むかんけいである。
  2. ^ 正確せいかくには98おくえん
  3. ^ 過去かこにオリエントファイナンス(げん:オリエントコーポレーション)がVISA、MasterCard、JCBにくわえてDiners Clubカードの取扱とりあつかいをしたことはあったが、この発行はっこう主体しゅたい当時とうじ日本にほんダイナースクラブであった(提携ていけいカードのあつかい)ためいちしゃ完全かんぜん自社じしゃ発行はっこうによるクァッドブランド日本にっぽんはつとなる。
  4. ^ 合併がっぺい提携ていけい終了しゅうりょうなど、カード会社かいしゃ都合つごうによる自動じどう解約かいやくふくむ。
  5. ^ UCカードでは「みずほマイレージクラブカード」を発行はっこうしている。
  6. ^ UCカードでは「マイレージ・プラスカード」を発行はっこうしている。

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参考さんこう文献ぶんけん

  • 由井ゆい常彦つねひこ田付たつき茉莉子まりこ伊藤いとうおさむ 『セゾンの挫折ざせつ再生さいせい Series SAISON 2』 やま愛書あいしょいん、2010ねんISBN 4434143131

関連かんれん項目こうもく

外部がいぶリンク