チューリングしょう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ACMチューリングしょう
くにアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
主催しゅさいAssociation for Computing Machinery (ACM)
報酬ほうしゅう100まんUSドル[1]
初回しょかい1966ねん (58ねんまえ) (1966)
最新さいしんかい2023ねん
公式こうしきサイトamturing.acm.org

ACM A・M・チューリングしょう(ACM A.M. Turing Award)、通称つうしょうチューリングしょう(Turing Award)は、計算けいさん科学かがく分野ぶんや国際こくさいてき学会がっかいであるACMが、計算けいさん科学かがく分野ぶんやにおける「永続えいぞくてき重要じゅうようせい主要しゅよう業績ぎょうせき」にたいして毎年まいとし授与じゅよしているしょうである[2]

しょう名称めいしょうは、アラン・チューリング由来ゆらいする。チューリングは、理論りろん計算けいさん科学かがく人工じんこう知能ちのう重要じゅうよう創始そうししゃとしてしばしば言及げんきゅうされる[3]

このしょうは、計算けいさん科学かがく分野ぶんやにおける最高さいこう栄誉えいよとされ、「計算けいさん科学かがくのノーベルしょう」とひろ認識にんしきされている[4][5][6][7]受賞じゅしょうしゃにはハーバート・サイモンなどノーベルしょう受賞じゅしょうしゃ存在そんざいしている。

しょう授与じゅよ毎年まいとし1かいおこなわれる。2007ねんから2013ねんまでは、インテルグーグルからの支援しえんにより25まんドル賞金しょうきん追加ついかされた[2]。2014ねんからは、グーグルからの支援しえんにより100まんドルの賞金しょうきん追加ついかされている[1][8]

1966ねん最初さいしょ受賞じゅしょうしゃカーネギーメロン大学だいがくアラン・パリスだった。はつ女性じょせい受賞じゅしょうしゃは、2006ねんフランシス・E・アレン(IBM)だった[9]

受賞じゅしょうしゃ[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃめい 写真しゃしん 受賞じゅしょう理由りゆう
1966 アラン・パリス 高度こうどなコンピュータプログラミング技法ぎほうコンパイラ構築こうちく分野ぶんやへの貢献こうけんたいして。[10]
1967 モーリス・ウィルクス 世界せかいはつプログラム内蔵ないぞう方式ほうしきのコンピュータである EDSAC開発かいはつしゃとしてもっともよくられている。1949ねんつくられたとき、EDSAC は水銀すいぎん遅延ちえん記憶きおく装置そうち使用しようしていた。さらに、1951ねんに Wheeler, Gill とともに出版しゅっぱんした "Preparation of Programs for Electronic Digital Computers" の著者ちょしゃとしてもられており、プログラムライブラリ効果こうかてき紹介しょうかいした。[11]
1968 リチャード・ハミング 数値すうち解析かいせき自動じどうプログラミングあやま検出けんしゅつあやま訂正ていせい符号ふごうにおける業績ぎょうせきたいして[12]
1969 マービン・ミンスキー 人工じんこう知能ちのう分野ぶんや創造そうぞう形成けいせい促進そくしん発展はってんにおける中心ちゅうしんてき役割やくわりたいして[13]
1970 ジェームズ・H・ウィルキンソン 高速こうそくなデジタルコンピュータを利用りようした数値すうち解析かいせきかんする研究けんきゅう線形せんけい代数だいすう誤差ごさ解析かいせき処理しょりかんするふか洞察どうさつたいして。[14]
1971 ジョン・マッカーシー マッカーシーの講演こうえん "The Present State of Research on Artificial Intelligence" (人工じんこう知能ちのう研究けんきゅう現状げんじょう) は、かれ業績ぎょうせきたか評価ひょうか[15]
1972 エドガー・ダイクストラ 明快めいかいさと数学すうがくてき厳密げんみつさのモデルとなったこうレベルのプログラミング言語げんご ALGOL の開発かいはつへの貢献こうけん、およびプログラミング言語げんご全般ぜんぱん構造こうぞう表現ひょうげん実装じっそう理解りかいへの多大ただい貢献こうけんたいして。[16]
1973 チャールズ・バックマン データベース技術ぎじゅつへの多大ただいなる貢献こうけんたいして。[17]
1974 ドナルド・クヌース アルゴリズムの解析かいせきやプログラミング言語げんご設計せっけいおおきく貢献こうけんし、とくに ”The Art of Computer Programming” に貢献こうけんしたことにたいして。[18]
1975 アレン・ニューウェル RAND しゃの J. C. Shaw との共同きょうどう研究けんきゅう皮切かわきりに、カーネギーメロン大学だいがくおおくの教員きょういん学生がくせいとの共同きょうどう研究けんきゅうで、人工じんこう知能ちのう人間にんげん認知にんち心理しんりがく、リスト処理しょり分野ぶんやでの基礎きそてき貢献こうけんたいして。[19]
ハーバート・サイモン
1976 マイケル・ラビン かれらのともさく論文ろんぶん "Finite Automata and Their Decision Problem" (有限ゆうげん状態じょうたい機械きかいとその決定けっていせい問題もんだい) にたいして。[20] その論文ろんぶん決定けっていせいマシンという非常ひじょう貴重きちょう概念がいねん導入どうにゅうし、この分野ぶんや後続こうぞくものたちにえずインスピレーションをあたえた。[21][22]
デイナ・スコット
1977 ジョン・バッカス とくFORTRAN研究けんきゅうによっておこなわれた、実用じつようてき高水準こうすいじゅんプログラミングシステムの設計せっけいへのふか影響えいきょうりょくのある恒久こうきゅうてき貢献こうけん、およびプログラミング言語げんご仕様しよう形式けいしきてき手法しゅほうかんする画期的かっきてき出版しゅっぱんたいして。[23]
1978 ロバート・フロイド 効率こうりつてき信頼しんらいせいたかいソフトウェアを方法ほうほうろん明確めいかく影響えいきょうあたえたこと、また、解析かいせき理論りろん、プログラミング言語げんご意味いみろん、プログラムの自動じどう検証けんしょう、プログラムの自動じどう合成ごうせい、アルゴリズムの解析かいせきなど、コンピュータサイエンスの重要じゅうよう分野ぶんや発見はっけんへの貢献こうけんたいして。[24]
1979 ケネス・アイバーソン
APL代表だいひょうされる数学すうがくてき記法きほうとプログラミング言語げんご理論りろんへの貢献こうけんたいして。[25]
1980 アントニー・ホーア プログラミング言語げんご定義ていぎ設計せっけいたいする基礎きそてき貢献こうけんたいして。[26]
1981 エドガー・F・コッド データベース管理かんりシステムとく関係かんけいデータベース理論りろん実用じつようにおける基本きほんてき貢献こうけんたいして。[27]
1982 スティーブン・クック 重要じゅうようかつ意義いぎふか方法ほうほう我々われわれ計算けいさん複雑ふくざつせいへの理解りかいたかめさせた貢献こうけんたいして。[28]
1983 ケン・トンプソン 汎用はんようオペレーティングシステム理論りろん発展はってんへの貢献こうけんとくUNIXオペレーティングシステムの実装じっそうたいして。[29][30]
デニス・リッチー
1984 ニクラウス・ヴィルト EULER, ALGOL-W, MODULA, Pascalといった革新かくしんてきなコンピュータ言語げんご開発かいはつたいして。
1985 リチャード・カープ ネットワークフローや組合くみあわ最適さいてき問題もんだいかんする効率こうりつてきアルゴリズムの開発かいはつ、アルゴリズムの効率こうりつ判断はんだんする基準きじゅんとなる多項式たこうしき時間じかん識別しきべつなど計算けいさん理論りろんかんする長年ながねん貢献こうけんと、とくNP完全かんぜん理論りろんへの貢献こうけんたいして。理論りろんじょうでも実際じっさいじょうでもあたえられた問題もんだい計算けいさん複雑ふくざつ識別しきべつしてNP完全かんぜんかどうかを証明しょうめいするための方法ほうほうろんはカープが導入どうにゅうし、今日きょうでは一般いっぱんしている。
1986 ジョン・ホップクロフト アルゴリズムデータ構造こうぞう設計せっけい分析ぶんせきにおける基本きほんてき貢献こうけんたいして。
ロバート・タージャン
1987 ジョン・コック コンパイラの開発かいはつ理論りろんだい規模きぼシステムのアーキテクチャ、RISC開発かいはつにおける多大ただいなる貢献こうけんたいして。
1988 アイバン・サザランド Sketchpadはじまり、そのつづいた、コンピュータグラフィックスにおける先駆せんくてき先見せんけんせいのある貢献こうけんたいして。
1989 ウィリアム・カハン 数値すうち解析かいせきへの基礎きそてき貢献こうけんたいして。浮動ふどう小数点しょうすうてん計算けいさんにおける最前線さいぜんせん専門せんもんであり、カハンは「数値すうち計算けいさんにとって安全あんぜん世界せかいつくること」に専念せんねんした。
1990 フェルナンド・J・コルバト CTSSMulticsといった汎用はんようだい規模きぼタイムシェアリング・リソース共有きょうゆうがたコンピュータシステムの概念がいねん構築こうちくし、開発かいはつみちびいた先駆せんくてき業績ぎょうせきたいして
1991 ロビン・ミルナー 3つの明確めいかく完全かんぜん業績ぎょうせきたいして。1) LCF、Scottの計算けいさん可能かのう関数かんすう論理ろんり機械きかい機械きかい支援しえん証明しょうめい構築こうちくのためのおそらく最初さいしょ理論りろんもとづいた実用じつようてきなツール、2) ML、しょうがた推論すいろんかた安全あんぜん例外れいがい処理しょり機構きこうふく最初さいしょ言語げんご、3) CCS、同時どうじ実行じっこう一般いっぱんてき理論りろん。さらに、完全かんぜん抽象ちゅうしょう、すなわち、操作そうさてき意味いみろん叙述じょじゅつてき意味いみろん関係かんけい研究けんきゅう定式ていしきし、強力きょうりょく推進すいしんした。[31]
1992 バトラー・ランプソン 分散ぶんさんがたのパーソナルコンピューティングの環境かんきょう発展はってんとそれを実装じっそうするための技術ぎじゅつ(ワークステーションネットワークオペレーティングシステム、プログラミングシステム、ディスプレイセキュリティ文書ぶんしょ作成さくせい)への貢献こうけんたいして。
1993 ユリス・ハルトマニス 計算けいさん複雑ふくざつせい理論りろん分野ぶんや確立かくりつした独創どくそうてき論文ろんぶんたいして。[32]
リチャード・スターンズ
1994 エドワード・ファイゲンバウム 先駆せんくてきだい規模きぼ人工じんこう知能ちのうシステムの設計せっけい開発かいはつおよび、人工じんこう知能ちのう技術ぎじゅつ実用じつようせい潜在せんざいてき価値かちひろらしめたことにたいして。[33]
ラジ・レディ
1995 マヌエル・ブラム 計算けいさん複雑ふくざつせい理論りろん基礎きそてき研究けんきゅうとその暗号あんごうおよびプログラム検証けんしょうへの応用おうようかんする貢献こうけんたいして。[34]
1996 アミール・プヌーリ 計算けいさん科学かがくどきしょう論理ろんり導入どうにゅうした独創どくそうてき業績ぎょうせきとプログラムやシステムの検証けんしょうへの多大ただい貢献こうけんたいして。[35]
1997 ダグラス・エンゲルバート 対話たいわがたコンピューティングの未来みらいひらき、それを現実げんじつするのにかぎとなる技術ぎじゅつ発明はつめいしたことにたいして。[36]
1998 ジム・グレイ データベースおよびトランザクション処理しょりかんする独創どくそうてき研究けんきゅうとシステム実装じっそうについての技術ぎじゅつてきリーダーシップにたいして。
1999 フレデリック・ブルックス コンピュータ・アーキテクチャオペレーティングシステムソフトウェア工学こうがくたいする貢献こうけんたいして。
2000 アンドリュー・チーチー・ヤオ 計算けいさん複雑ふくざつせい理論りろんもとづく擬似ぎじ乱数らんすう暗号あんごう理論りろん通信つうしん複雑ふくざつせいなどの計算けいさん理論りろんへの基本きほんてき貢献こうけんたいして。
2001 オルヨハン・ダール プログラミング言語げんご Simula I と Simula 67 の設計せっけいとおしてオブジェクト指向しこうプログラミング基本きほんてきなアイデアをしたことにたいして。
クリステン・ニガード
2002 ロナルド・リベスト 公開こうかいかぎ暗号あんごう実用じつよう(RSA暗号あんごう)における独創どくそうてき貢献こうけんたいして。
アディ・シャミア
レオナルド・エーデルマン
2003 アラン・ケイ Smalltalk開発かいはつチームを指導しどうし、現代げんだいオブジェクト指向しこうプログラミングもととなるおおくのかんがえを開拓かいたくしたことにたいして、また、パーソナルコンピューティングへの基礎きそてき貢献こうけんたいして。
2004 ヴィントン・サーフ インターネットの基本きほん通信つうしんプロトコルである TCP/IP開発かいはつ実装じっそうふくインターネットワーキングにおける先駆せんくてき貢献こうけんとネットワーク全般ぜんぱんでのリーダーシップにたいして。
ロバート・カーン
2005 ピーター・ナウア プログラミング言語げんご設計せっけいとALGOL 60の定義ていぎ、コンパイラの設計せっけい、コンピュータプログラミングの技術ぎじゅつ実践じっせんへの基礎きそてき貢献こうけんたいして。
2006 フランシス・E・アレン 現代げんだい最適さいてきコンパイラ (en:Optimizing compiler) と自動じどう並列へいれつ実行じっこう (en:Automatic parallelization) の基礎きそきずいた最適さいてきコンパイラ技術ぎじゅつ理論りろん実践じっせんへの先駆せんくてき貢献こうけんたいして。
2007 エドムンド・クラーク ハードウェア・ソフトウェア産業さんぎょうにおいてひろ採用さいようされているモデル検査けんさきわめて効果こうかてき検査けんさ技術ぎじゅつ発達はったつさせた役割やくわりたいして。[37]
アレン・エマーソン
ジョセフ・シファキス
2008 バーバラ・リスコフ プログラミング言語げんごとシステム設計せっけい実用じつようてき理論りろんてき基礎きそとくデータ抽象ちゅうしょうフォールトトレランス分散ぶんさんコンピューティングへの貢献こうけんたいして。
2009 チャック・サッカー 最初さいしょ近代きんだいてきなパーソナルコンピュータであるXerox Alto先駆せんくてき設計せっけい実現じつげん、さらにイーサネットタブレットPCへの貢献こうけんたいして。
2010 レスリー・ヴァリアント probably approximately correct (PAC) 学習がくしゅう理論りろん列挙れっきょ代数だいすう計算けいさん複雑ふくざつさ、並列へいれつ分散ぶんさんコンピューティングの理論りろんなど、計算けいさん理論りろんへの革新かくしんてき貢献こうけんたいして。
2011 ジューディア・パール[38] かくりつてきおよび因果いんがてき推論すいろん算法さんぽう発展はってんさせたことによる人工じんこう知能ちのうへの基礎きそてき貢献こうけんたいして。[39]
2012 シルビオ・ミカリ 暗号あんごう科学かがくのために複雑ふくざつせい理論りろん基礎きそきずき、その過程かてい複雑ふくざつせい理論りろんにおける数学すうがくてき証明しょうめい効率こうりつてき検証けんしょうするためのあたらしい方法ほうほう開拓かいたくした変革へんかくてき業績ぎょうせきたいして。[40]
シャフィ・ゴールドワッサー
2013 レスリー・ランポート とくに、因果いんが関係かんけい論理ろんりクロック、安全あんぜんせい活性かっせい複製ふくせいされたステートマシン、逐次ちくじ一貫いっかんせいなどの概念がいねん発明はつめいなど、分散ぶんさんシステムや並行へいこうシステムの理論りろん実践じっせんへの基礎きそてき貢献こうけんたいして。[41][42]
2014 マイケル・ストーンブレーカー 現代げんだいのデータベースシステムの基本きほんとなる概念がいねん実用じつようたいする基礎きそてき貢献こうけんたいして。[43]
2015 マーティン・ヘルマン 現代げんだい暗号あんごう技術ぎじゅつへの基本きほんてき貢献こうけんについて。Diffie と Hellman の画期的かっきてきな 1976 ねん論文ろんぶん "New Directions in Cryptography" は、公開こうかいかぎ暗号あんごうとデジタル署名しょめいのアイデアを紹介しょうかいしたもので、今日きょうのインターネットじょうもっと一般いっぱんてき使用しようされているセキュリティプロトコルの基礎きそとなっている。[44]
ホイットフィールド・ディフィー
2016 ティム・バーナーズ=リー World Wide Web最初さいしょのWebブラウザ、そして Web がいま規模きぼとなるための基本きほんてきなプロトコルとアルゴリズムを発明はつめいしたことにたいして。[45]
2017 ジョン・ヘネシー マイクロプロセッサ産業さんぎょう衝撃しょうげきえられるように、組織そしきてき定量ていりょうてき方法ほうほうもちいてコンピュータ・アーキテクチャ設計せっけい評価ひょうかおこなったことにたいして。[46]
デイビッド・パターソン
2018 ヨシュア・ベンジオ ディープニューラルネットワークをコンピューティングにおける重要じゅうよう要素ようそにした概念的がいねんてきおよび技術ぎじゅつてき躍進やくしんたいして。[47]
ジェフリー・ヒントン
ヤン・ルカン
2019 エドウィン・キャットマル 3次元じげんコンピュータグラフィックスへの基礎きそてき貢献こうけんと、この技術ぎじゅつ映画えいが製作せいさくやそののアプリケーションにおける Computer Generated Imagery (CGI) に革命かくめいてき影響えいきょうあたえたことにたいして。[48]
パット・ハンラハン
2020 アルフレッド・エイホ

プログラミング言語げんご実装じっそうのアルゴリズムと理論りろん基礎きそ構築こうちくし、なに世代せだいにもわたってコンピュータ科学かがくしゃ教育きょういくしたおおきな影響えいきょうりょく書籍しょせき出版しゅっぱんにおいて、これらの成果せいかなどを統合とうごうしたことにたいして[49]

ジェフリー・ウルマン
2021 ジャック・ドンガラ 直近ちょっきん40年間ねんかんにおけるハードウェアの指数しすう関数かんすうてき進歩しんぽ対応たいおうするための高性能こうせいのう計算けいさんソフトウェアを可能かのうにした数値すうちアルゴリズムとライブラリにたいして[50]
2022 ロバート・メトカーフ イーサネット発明はつめい標準ひょうじゅん実用じつようたいして[51]
2023 アヴィ・ヴィグダーソン 計算けいさんにおけるランダムせい役割やくわりについての理解りかいさい構築こうちく、および理論りろんコンピューターサイエンスにおけるすうじゅうねんにわたる知的ちてきリーダーシップにたいして[52]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ a b Cacm Staff (2014). “ACM's Turing Award prize raised to $1 million”. Communications of the ACM 57 (12): 20. doi:10.1145/2685372. 
  2. ^ a b A. M. Turing Award”. ACM. 2009ねん12月12にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2007ねん11月5にち閲覧えつらん
  3. ^ Homer, Steven and Alan L.. Computability and Complexity Theory. p. 35. ISBN 978-0-387-95055-6. https://books.google.com/books?id=r5kOgS1IB-8C&pg=PA35 2007ねん11月5にち閲覧えつらん 
  4. ^ Dasgupta, Sanjoy; Papadimitriou, Christos; Vazirani, Umesh (2008). Algorithms. McGraw-Hill. p. 317. ISBN 978-0-07-352340-8. https://archive.org/details/algorithms00dasg_934 
  5. ^ Bibliography of Turing Award lectures, DBLP
  6. ^ Geringer, Steven (2007ねん7がつ27にち). “ACM'S Turing Award Prize Raised To $250,000”. ACM press release. 2008ねん12月30にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2008ねん10がつ16にち閲覧えつらん
  7. ^ See also: Brown, Bob (2011ねん6がつ6にち). “Why there's no Nobel Prize in Computing”. Network World. 2015ねん6がつ3にち閲覧えつらん
  8. ^ ACM's Turing Award Prize Raised to $1 Million”. ACM. 2015ねん11月23にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2014ねん11月13にち閲覧えつらん
  9. ^ "First Woman to Receive ACM Turing Award" (Press release). The Association for Computing Machinery. 21 February 2007. 2007ねん7がつ2にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2007ねん11月5にち閲覧えつらん
  10. ^ Perlis, A. J. (1967). “The Synthesis of Algorithmic Systems”. Journal of the ACM 14: 1–9. doi:10.1145/321371.321372. 
  11. ^ Wilkes, M. V. (1968). “Computers then and Now”. Journal of the ACM 15: 1–7. doi:10.1145/321439.321440. 
  12. ^ Hamming, R. W. (1969). “One Man's View of Computer Science”. Journal of the ACM 16: 3–12. doi:10.1145/321495.321497. 
  13. ^ Minsky, M. (1970). “Form and Content in Computer Science (1970 ACM turing lecture)”. Journal of the ACM 17 (2): 197–215. doi:10.1145/321574.321575. 
  14. ^ Wilkinson, J. H. (1971). “Some Comments from a Numerical Analyst”. Journal of the ACM 18 (2): 137–147. doi:10.1145/321637.321638. 
  15. ^ McCarthy, J. (1987). “Generality in artificial intelligence”. Communications of the ACM 30 (12): 1030–1035. doi:10.1145/33447.33448. http://www-formal.stanford.edu/jmc/generality.ps. 
  16. ^ Dijkstra, E. W. (1972). “The humble programmer”. Communications of the ACM 15 (10): 859–866. doi:10.1145/355604.361591. 
  17. ^ Bachman, C. W. (1973). “The programmer as navigator”. Communications of the ACM 16 (11): 653–658. doi:10.1145/355611.362534. 
  18. ^ Knuth, D. E. (1974). “Computer programming as an art”. Communications of the ACM 17 (12): 667–673. doi:10.1145/361604.361612. 
  19. ^ Newell, A.; Simon, H. A. (1976). “Computer science as empirical inquiry: Symbols and search”. Communications of the ACM 19 (3): 113. doi:10.1145/360018.360022. 
  20. ^ Rabin, M. O.; Scott, D. (1959). “Finite Automata and Their Decision Problems”. IBM Journal of Research and Development 3 (2): 114. doi:10.1147/rd.32.0114. 
  21. ^ Rabin, M. O. (1977). “Complexity of computations”. Communications of the ACM 20 (9): 625–633. doi:10.1145/359810.359816. 
  22. ^ Scott, D. S. (1977). “Logic and programming languages”. Communications of the ACM 20 (9): 634–641. doi:10.1145/359810.359826. 
  23. ^ Backus, J. (1978). “Can programming be liberated from the von Neumann style?: A functional style and its algebra of programs”. Communications of the ACM 21 (8): 613–641. doi:10.1145/359576.359579. 
  24. ^ Floyd, R. W. (1979). “The paradigms of programming”. Communications of the ACM 22 (8): 455–460. doi:10.1145/359138.359140. http://dl.acm.org/ft_gateway.cfm?id=359140&ftid=289772&dwn=1&CFID=285645736&CFTOKEN=55009136. 
  25. ^ Iverson, K. E. (1980). “Notation as a tool of thought”. Communications of the ACM 23 (8): 444–465. doi:10.1145/358896.358899. 
  26. ^ Hoare, C. A. R. (1981). “The emperor's old clothes”. Communications of the ACM 24 (2): 75–83. doi:10.1145/358549.358561. 
  27. ^ Codd, E. F. (1982). “Relational database: A practical foundation for productivity”. Communications of the ACM 25 (2): 109–117. doi:10.1145/358396.358400. 
  28. ^ Cook, S. A. (1983). “An overview of computational complexity”. Communications of the ACM 26 (6): 400–408. doi:10.1145/358141.358144. 
  29. ^ A.M. Turing Award Laureate - Kenneth Lane Thompson”. amturing.acm.org. 2018ねん11月4にち閲覧えつらん
  30. ^ A.M. Turing Award Laureate - Dennis M. Ritchie”. amturing.acm.org. 2018ねん11月4にち閲覧えつらん
  31. ^ Milner, R. (1993). “Elements of interaction: Turing award lecture”. Communications of the ACM 36: 78–89. doi:10.1145/151233.151240. 
  32. ^ Stearns, R. E. (1994). “Turing Award lecture: It's time to reconsider time”. Communications of the ACM 37 (11): 95–99. doi:10.1145/188280.188379. 
  33. ^ Reddy, R. (1996). “To dream the possible dream”. Communications of the ACM 39 (5): 105–112. doi:10.1145/229459.233436. 
  34. ^ A.M. Turing Award Laureate - Manuel Blum”. amturing.acm.org. 2018ねん11月4にち閲覧えつらん
  35. ^ A.M. Turing Award Laureate - Amir Pnueli”. amturing.acm.org. 2018ねん11月4にち閲覧えつらん
  36. ^ A.M. Turing Award Laureate - Douglas Engelbart”. amturing.acm.org. 2018ねん11月4にち閲覧えつらん
  37. ^ 2007 Turing Award Winners Announced
  38. ^ Pearl, Judea (2011) (mp4). The Mechanization of Causal Inference: A "mini" Turing Test and Beyond. doi:10.1145/1283920.2351636. ISBN 978-1-4503-1049-9. http://dl.acm.org/citation.cfm?id=1283920.2351636 
  39. ^ Judea Pearl”. ACM. 2012ねん3がつ15にち閲覧えつらん
  40. ^ Turing award 2012”. ACM. 2013ねん3がつ18にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2013ねん3がつ13にち閲覧えつらん
  41. ^ Turing award 2013”. ACM. 2014ねん3がつ18にち閲覧えつらん
  42. ^ Lamport, L. (1978). “Time, clocks, and the ordering of events in a distributed system”. Communications of the ACM 21 (7): 558–565. doi:10.1145/359545.359563. http://research.microsoft.com/users/lamport/pubs/time-clocks.pdf. 
  43. ^ Turing award 2014”. ACM. 2015ねん3がつ25にち閲覧えつらん
  44. ^ Cryptography Pioneers Receive 2015 ACM A.M. Turing Award”. ACM. 2016ねん3がつ1にち閲覧えつらん
  45. ^ Turing award 2016”. ACM. 2017ねん4がつ4にち閲覧えつらん
  46. ^ Pioneers of Modern Computer Architecture Receive ACM A.M. Turing Award”. ACM. 2018ねん3がつ21にち閲覧えつらん
  47. ^ Fathers of the Deep Learning Revolution Receive ACM A.M. Turing Award
  48. ^ Pioneers of Modern Computer Graphics Recognized with ACM A.M. Turing Award
  49. ^ ACM Turing Award Honors Innovators Who Shaped the Foundations of Programming Language Compilers and Algorithms. Retrieved March 31, 2021.
  50. ^ ACM Turing Award Honors Jack Dongarra for Pioneering Concepts and Methods Which Resulted in World-Changing Computations
  51. ^ ACM A.M. Turing Award Honors Bob Metcalfe for Invention, Standardization, and Commercialization of Ethernet
  52. ^ ACM A.M. Turing Award Honors Avi Wigderson for Foundational Contributions to the Theory of Computation

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]