ハルカ (アニメポケットモンスター)

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ハルカ
ポケットモンスターのキャラクター
登場とうじょう最初さいしょ AG1あらたなる大地だいちあらたなる冒険ぼうけん!!」
声優せいゆう KAORI
ヴェロニカ・タイラー英語えいごばん
プロフィール
別名べつめい ホウエンの舞姫まいひめ
年齢ねんれい 10さい
性別せいべつ 女性じょせい
肩書かたが ポケモンコーディネーター
家族かぞく センリちち
ミツコはは
マサトおとうと
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ハルカは、任天堂にんてんどうのゲームソフト『ポケットモンスター』を原作げんさくとするアニメ『ポケットモンスターシリーズ』に登場とうじょうする架空かくう人物じんぶつ声優せいゆうKAORI[ちゅう 1]

概要がいよう[編集へんしゅう]

おとうとのマサトとともたびくわわる経緯けいいもあり、あねのように面倒めんどうがよく母性ぼせいあふれる前向まえむきでやさしく、無邪気むじゃき天真爛漫てんしんらんまんおんなとしてえがかれている[1]どうさく女性じょせいキャラクターとしては非常ひじょう人気にんきたかふくすうかい立体りったいされているほか[2][3][4][5][6]のポケットモンスター関連かんれん作品さくひん出演しゅつえんするとう作品さくひん以外いがいでの展開てんかいおおいキャラクターである[7][8]

プロフィール[編集へんしゅう]

  • 出身しゅっしんホウエン地方ちほう・トウカシティ
  • 職業しょくぎょうポケモンコーディネーター
  • 年齢ねんれい:10さい
  • 登場とうじょう時期じき[ちゅう 2]:AG・DP・DA・PM2・SS・MV
  • おも経歴けいれき
    • ポケリンガクロスゲート大会たいかい:1回戦かいせん敗退はいたい
    • ポプリとう・ポケモンオリエンテーリング大会たいかい:出場しゅつじょう
  • グランドフェスティバルでの戦績せんせき
    • ホウエン:ベスト8
    • カントー:ベスト4

かく言語げんごばんでの名前なまえ[編集へんしゅう]

  • 英語えいごMay
  • フランス語ふらんすごFlora
  • スペインAura
  • ドイツMaike
  • イタリアVera
  • 朝鮮ちょうせん봄이(ボミ)
  • 中国ちゅうごく
    • 普通ふつうばなし中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく):しょうはるか拼音:xiao3yao2ちゅう音符おんぷごう:ㄒㄧㄠㄧㄠ)
    • 広東かんとん(香港ほんこん):しょうはるか拼音:siu2 yiu4)

人物じんぶつ[編集へんしゅう]

AG[ちゅう 3]ヒロインけんじゅん主人公しゅじんこう[ちゅう 4]。トウカジムのジムリーダーセンリと、そのつまであるミツコむすめ兄弟きょうだいには、おとうとマサトがいる[ちゅう 5]

容姿ようしのモデルはゲーム『ポケットモンスター ルビー・サファイア』のおんな主人公しゅじんこうである[ちゅう 6]

サトシとはAGだい1ピカチュウ自転車じてんしゃこわされたことでった[ちゅう 7]当初とうしょ幼少ようしょう出来事できごと原因げんいんでポケモンにたい若干じゃっかん苦手にがて意識いしきっていたが、徐々じょじょ克服こくふくしていく。基本きほんてきにはサトシやタケシ後輩こうはいトレーナーとして、マサトにとっては「たよ不満ふまんおおいが包容ほうようりょくのあるおとうとおもいなあね」として描写びょうしゃされている。

一人称いちにんしょうは「わたし」。文末ぶんまつ度々どど「〜かも」とけてはなくせがある[ちゅう 8]身内みうちであるマサトをのぞき、他人たにんやポケモンを名前なまえ以外いがいさいはほぼかなら[ちゅう 9]「あなた(たち)」とぶ。

身長しんちょうはサトシよりもわずかにひくい。

性格せいかく特徴とくちょう[編集へんしゅう]

とし相応そうおう短所たんしょ色々いろいろとあるが、基本きほんてきには前向まえむきで屈託くったくのないだいらかでしんやさしい性格せいかく普段ふだん無邪気むじゃきかつ天真爛漫てんしんらんまんだが感情かんじょう起伏きふくはげしく、若干じゃっかんオーバーリアクション気味ぎみ言動げんどうおおい。そのためコミカルな表情ひょうじょう動作どうさなどギャグチックな描写びょうしゃ比較的ひかくてきおおいほか、少々しょうしょう涙脆なみだもろめん散見さんけんする[ちゅう 10]みずかだれかに喧嘩けんかるようなことはしないが、けんつよくかつ単純たんじゅんで、だれかに馬鹿ばかにされたり挑発ちょうはつされたりした場合ばあいはむきになりやすく、マサトなどにからかわれることもしばしば[ちゅう 11]。また、問題もんだいこし周囲しゅうい迷惑めいわくをかけるようなことはしないが、AG初期しょき周囲しゅうい少々しょうしょうあまえているような描写びょうしゃがなされていた[ちゅう 12][ちゅう 13]のキャラクター同様どうよう常識じょうしきわせているが、なにかと勘違かんちがいをしがちなうえ少々しょうしょう呑気のんきえるめんもあり[ちゅう 14]あいだけたずれた言動げんどう無自覚むじかくにとぼけるような言動げんどうおおく、サトシたち周囲しゅういわらわれたり、困惑こんわくされてまれたりすることおおい。

おさなえるてん多々たたある反面はんめん母性ぼせいつよ世話好せわずきで、劇場げきじょうばんふくめその性質せいしつ描写びょうしゃ比較的ひかくてきおおい。一部いちぶのゲストキャラクターや年下としした相手あいてなどにたいし、おだやかな物腰ものごしせっする場面ばめんとうおおく(AGだい49だい95だい138だい166など)、病気びょうきのマサトや怪我けがをしたチルットみずかすすんでりで看病かんびょうしたこともある[ちゅう 15]。また、自身じしんつら状況じょうきょうであっても、サトシたちや周囲しゅうい心配しんぱいをかけまいと気丈きじょう振舞ふるま場面ばめん[ちゅう 16]、サトシ同様どうようにポケモンをつよおも場面ばめん、ポケモンのためなら後先あとさきかんがえない場面ばめんもある[ちゅう 17]

少々しょうしょうけた言動げんどうおおうえに、表面ひょうめんじょう印象いんしょうふくおとうとであるマサトのほうがしっかりしているところもあるなど一見いっけんたよりなく、マサトにも度々たびたびたよりないとわれているが、しんつよ[ちゅう 18]基本きほんてき礼儀れいぎただしく、責任せきにんかんあねである自覚じかくつよいため[ちゅう 19]あねとしての言動げんどうおおく、マサトをたしなめることも間々ままある(AGだい15だい49だい55だい69だい133など)。少々しょうしょうこわがりなめんがあり[ちゅう 20]、サトシに「臆病おくびょうだな」とからかわれたこともある。その反面はんめんだれかが危機ききおちいったさい悪人あくにんたいしてはみずか果敢かかんかう[ちゅう 21]

サトシと同様どうようっからのお人好ひとよしで、えばやさぎるゆえにひとしんじやすく、わるえばあまいためにだまされやすいめんがあり、ハルカをうらんでいるハーリーにも度々たびたびほだされてわなめられている(AGだい103だい121だい122だい143など。[ちゅう 22][ちゅう 23]参照さんしょう)。また、その素直すなおとも単純たんじゅんともえる他人たにんうことをしんけやすい性格せいかくゆえか、おだてられることやめられることには非常ひじょうよわい。基本きほんてきには謙虚けんきょであるもののかなりせられやすく、おだてられたさいなどに調子ちょうしり、暴走ぼうそうしたりなにかに失敗しっぱいすることもあった(AGだい68だい77だい78など)。

基本きほんてきに「〜だよ」「〜だよね」などを使用しようしないじょ口調くちょうしゃべる。こわがりなめん乙女おとめチックつロマンチストな言動げんどう度々たびたびめんなど、くもわるくも全体ぜんたいてきおんならしさがつよい。蟹股がにまたになる、胡坐こざをかくなどの動作どうさ一切いっさいく、咄嗟とっさのしぐさや態度たいどもかなり乙女おとめチックである。

運動うんどう神経しんけいかんしてもわるくはないが、転倒てんとうする描写びょうしゃ散見さんけんされ、サトシやタケシにはおおきくおとる。

嗜好しこう[編集へんしゅう]

べることが人一倍ひといちばい大好だいすき。なにかをべている場面ばめん人物じんぶつよりおおいが、「だいい」であるようなめん基本きほんてきにはられない。しかし、タケシいわく「グルメ関係かんけい情報じょうほうにはむかしから素早すばやい」「もののことになるとテンションががる」とのことで、あたらしいまち道中どうちゅう有名ゆうめい飲食いんしょくてんなどはつね雑誌ざっし事前じぜんにチェックしており、美味おいしいものをべるためにはサトシ以上いじょうすさまじい気迫きはくせることもあるなど、べることへの執着心しゅうちゃくしんはかなりつよ[ちゅう 24][ちゅう 25]ケーキなどあまいものをべることをたのしみにしている描写びょうしゃ比較的ひかくてきおお[ちゅう 26]ほか、ラーメンも好物こうぶつであるかのような描写びょうしゃもいくつか存在そんざいする[ちゅう 27]。ちなみにAGだい24でのマサトの発言はつげんから、料理りょうり出来できない、またはしたこと模様もよう(AGだい90などで包丁ほうちょうあつか描写びょうしゃはある)。料理りょうりかんして一人ひとりたびをしているDPにおいては言及げんきゅうされていない。

好奇心こうきしん旺盛おうせいめんもあり探検たんけんたいごっこがきで、いちぎょう先頭せんとうって「ハルカ探検たんけんたい」または「ハルカ救助きゅうじょたい」としょうすることがある。また、サトシやゲストキャラクターを青春せいしゅんかんじたさいに「これって青春せいしゅん(してる)かも!」とうことがある。

はなつよこの描写びょうしゃもいくつかあり、ロマンス恋愛れんあいもののドラマや映画えいがなどをこのむ、まち名物めいぶつ以外いがいでもやウィンドウショッピングやアクセサリーショップ、ケーキバイキングとうたのしみにしている、うつくしいいずみさい夢見ゆめみがちな発言はつげんをする、ウィッシュメーカーの「ななばんねがいをこめてっていくとねがいがかなう」という効力こうりょく説明せつめいされると即座そくざ実践じっせんする、『ミュウとなみしるべ勇者ゆうしゃルカリオ』で女王じょおうアイリーンのうるわしさにほおめうっとりと見惚みほれるなど、このむものもおんならしさがほとんどである。身嗜みだしなみにったり[ちゅう 28]幽霊ゆうれい雷鳴らいめいおびえるといった場面ばめん所々ところどころられる。また、AGだい60には「月刊げっかんコーディネーター」という雑誌ざっし購読こうどくしているらしい描写びょうしゃがある。

AGだい103にて、「おさなころていたあお水着みずぎのせいでメノクラゲ大群たいぐんかこまれ、母親ははおやにメノクラゲと間違まちがえられゲットされそうになったことがある」という過去かこが、ハーリーとかれだまされたマサトによってあきらかになる[ちゅう 29]。この過去かこ原因げんいん当初とうしょはポケモンを苦手にがてとしていたが、嫌悪けんおかんなどはまったいておらず、最初さいしょのポケモンであるアチャモともすぐに仲良なかよくなっている。自身じしん自転車じてんしゃ破壊はかいしたサトシのピカチュウにたいしても、直後ちょくご容態ようだい心配しんぱいするなど嫌悪けんおする様子ようすく、そのサトシとピカチュウのきずなたりにしたこともあり、ピカチュウが回復かいふくしたのちすぐにけている。その様々さまざまなポケモンとい、元来がんらいきらってはいなかったためか、AGだい16ではすでにポケモンについて「いま大好だいすき」とかたっている。

AGだい1オダマキ博士はかせけようとげたモンスターボールからてきたミズゴロウたいし、みずでっぽうを指示しじしたが自分じぶん自身じしんけられてしまったため、AGだい25でマサトに「ミズゴロウとは相性あいしょうわるい」とわれるなどミズゴロウにたいして少々しょうしょう苦手にがて意識いしきがあったような描写びょうしゃがなされていたが、タケシのミズゴロウにたいしてはそのような様子ようすい。

対人たいじん関係かんけい[編集へんしゅう]

仲間なかま家族かぞく[編集へんしゅう]

サトシとは対照たいしょうてきめん共通きょうつうてん多々たたあり、タケシを尊敬そんけいしているのとおなじように、基本きほんてき先輩せんぱいトレーナーとして内心ないしん尊敬そんけいしつつたよりにしている[ちゅう 30]。サトシの柔軟じゅうなんかつ変幻へんげん自在じざいなバトルスタイルに「サトシってばすごいかも」と度々たびたび発言はつげんしたり、四天王してんのうゲンジとバトルしているさいに「やっぱりサトシってすごいのね」とうなど、感心かんしんする場面ばめんおおい。また、サトシがトウカジムに挑戦ちょうせんすることにかんしては「パパにはもちろんってほしいけど、サトシがけるのもたくない」といった台詞せりふ時折ときおり赤面せきめんしつつなんくちにしており、複雑ふくざつ心境しんきょうだった様子ようす前述ぜんじゅつのように、おたがいポケモンのことになると後先あとさきかんがえない性格せいかくのため、野生やせいのポケモンに協力きょうりょくしてあげることもしばしばで、そのさいには抜群ばつぐん呼吸こきゅうせる。一方いっぽうで、かれどもっぽい行動こうどう恋愛れんあいうとめんなどには苦笑くしょうしたりあきれたり、どもあつかいすることもしばしば。時折ときおりかるいさめたりすることもあり、劇場げきじょうばんではサトシがトオイ(こえ - にち髙のり)につかみかかったさい[ちゅう 31]やアーロンに見捨みすてられたと誤解ごかいをしているルカリオ衝突しょうとつするうえったさいに「喧嘩けんかはだめ」とサトシを直接ちょくせつ制止せいしする場面ばめんもある。ごくまれカスミのように「おちゃま」ばわりすることもあり、恋愛れんあいについては「サトシには当分とうぶん(あるいは「一生いっしょう」)わからないかも」などと発言はつげんすることもあるが、どもあつかいすることはそれほどおおくないためか、喧嘩けんかかる口論こうろんとうもほとんど[ちゅう 32]会話かいわいており、基本きほんてきにはなかい。

実弟じっていであるマサトからは、ハルカ自身じしん少々しょうしょうゆるくなにかとうっかりしていることもあり、あねであるにもかかわらず普段ふだんたよおもわれている。かれ色々いろいろまれることがおおく、よくバカにされてもいるが、ハルカのほう生意気なまいき言動げんどうるマサトにたいし、度々たびたびたしなめたりとあねとしてせっしつつも「生意気なまいきおとうと」としてあつかうこともおおく、時折ときおりからかったり嫌味いやみかるながしたりすることもある。これらのことからときにはどうレベルで喧嘩けんかをしたり[ちゅう 33]かるくいいあったりすることもあるが、本質ほんしつなかあねおとうと基本きほんてき和気藹々わきあいあいとしており、2人ふたりのやりりがなごませることもおおい。とうのマサトはかれ自身じしんのませた性格せいかくなどもありなかなか素直すなおみとめたがらないが、あらゆるめんでマサトのことをとても大切たいせつにしており、危険きけん状況じょうきょうでは度々たびたびからだってマサトをまもろうと奮闘ふんとうし、自分じぶんゆめなどをいてもマサト自身じしん心配しんぱい優先ゆうせんしたこともある。ははのミツコからもマサトのことをまかされており、おさないマサトがたびることをゆるされたのもハルカを信頼しんらいしてのことである。劇場げきじょうばんふくめ、実際じっさいはとてもおとうとおもいであることをしめ場面ばめんおおく、なんだかんだでマサトからもたびたびあまえられたりしており、「ぼくにとっては最高さいこうのおねえちゃんだよ」とわれたこともある。

ジムリーダーであるちちセンリのことは、トレーナーになるつもりがかったとはいえつよ尊敬そんけいしており、絶対ぜったいってみせると闘志とうしやすサトシにたいしマサトが父親ちちおや支持しじする発言はつげんをしたさいには、ひかえめながらも度々たびたび同意どういしている。ハルカがトウカジム・ジムリーダーのむすめだとはまだらなかったサトシが、トウカジムのジムリーダーはどんな人物じんぶつなのだろうかとくちにしたさいは、おもわず「よくらないけど、とってもつよくて、とってもやさしくて、とってもハンサムで、とっても素敵すてきひと」だと返答へんとうしてしまい、「よくってるじゃないか」とサトシにまれる場面ばめんもある(AG3)。

ライバル[編集へんしゅう]

コーディネーターとして未熟みじゅくころ出会であったシュウには、とくにこれといった理由りゆうたび馬鹿ばかにされており[ちゅう 34]、そのためけんつよいハルカははじめから対抗心たいこうしんやしていたが、当初とうしょ圧倒的あっとうてき実力じつりょくゆえか、かれにはライバルとしてはられていなかった。しかし、徐々じょじょ実力じつりょくみとめられていきたがいをたかなかとなり、カントーグランドフェスティバルのころにはライバルとして意識いしきされるようになる。なお、ハルカはシュウにたい当初とうしょから基本きほんてきには友好ゆうこうてきせっしているが[ちゅう 35]かれほうはそれでも嫌味いやみ態度たいどるため、いいになることがおおく、バトルに発展はってんしたこともある。基本きほんてきには最大さいだいのライバルとして描写びょうしゃされているが、しばしばハーリーをはじめとした第三者だいさんしゃにシュウとのなか雰囲気ふんいきなどについて「あやしい」などとからかわれ指摘してきされることもある[ちゅう 36]。ハルカ本人ほんにんはシュウのことをどうおもっているのかとかれたさいに「ライバルでいつか絶対ぜったいちたい相手あいて」だと即答そくとうしているが、その直後ちょくごに「そうではなくきなのかどうか」と直接ちょくせつかれたこともある。そのことについては、かれたいするライバル意識いしきつよいこともあり自分じぶんでもよくわからなかったようで、赤面せきめんしつつ「意識いしきしたこといし、きゅうかれても」と単純たんじゅん動揺どうようした様子ようすせたのみでまともに返答へんとうできず、自分じぶん自身じしん恋愛れんあいについてはうとようにも見受みうけられる[ちゅう 37]。この(言及げんきゅうされた)こともあり1だけシュウ本人ほんにんたい赤面せきめんしたこともあるが、そういった描写びょうしゃとは対照たいしょうてき描写びょうしゃおおいほか[ちゅう 38]、そのはなし以降いこうはまったくそういった描写びょうしゃがなかった。そのためかれにライバル以上いじょうおもいがあるかどうかは、シュウ同様どうようげきちゅうでは明確めいかくにされていない。

ライバルの一人ひとりであるコーディネーターのハーリーにはかれなりの理由りゆうはあったものの一方いっぽうてきうらまれており、AGだい103はつ対決たいけつ以降いこうはその口癖くちぐせから「かもちゃん」とばれることがおおくなる。かれかして以降いこうたがいの人柄ひとがらわざわいし(ハルカの性格せいかくについてハーリーは「いいちゃんぶってる」とひょうしている)、ますますふかうらまれていき様々さまざま方法ほうほうねらわれるが、サトシたちやシュウなどのたすけもありなにとかけている。基本きほんてきにはライバルとしての対抗心たいこうしん一方いっぽうでコーディネーターとしての実力じつりょくみとめており、かれのポケモンの演技えんぎいきんだり賞賛しょうさんしたりすることもおおい。なんもハーリーに裏切うらぎられおとしめられているが、ハーリーのみょうなテンションとハルカ自身じしん性格せいかくゆえか、かれたいし「やっぱりへんひとつかれる)かも」と困惑こんわくしつつも悪感情あくかんじょうをまったくいておらず、ハーリーからの仕打しうちの数々かずかずかかわ様子ようすまったく、基本きほんてきには友好ゆうこうてきせっしており[ちゅう 39]、DPだい76台詞せりふからジョウト地方ちほうのコンテストでもきライバルとしてていることがうかがえる。

略歴りゃくれき[編集へんしゅう]

旅立たびださい家族かぞくにはトレーナーになるとったようだが、ポケモンを苦手にがてとしていたため元々もともとトレーナーになりたいとはおもっておらず、ただたびあこがれていただけであった。そのせいか当初とうしょはじめてたびころのサトシとどう程度ていどかそれ以上いじょうにポケモンにかんする知識ちしきかった[ちゅう 40][ちゅう 41]。ジムせん挑戦ちょうせんするつもりでポケモントレーナーとしてたびはじめたが[ちゅう 42]、カナズミシティでポケモンコンテストとポケモンコーディネーターの存在そんざいり、その姿すがたあこが自分じぶんおなじようにポケモンコーディネーターになる。ホウエン各地かくち様々さまざまなコーディネーターとたたかい、ホウエングランドフェスティバル本格ほんかくてきにトップコーディネーターを目指めざすようになる。なお、各地かくちたたかったコーディネーターたちとは交流こうりゅうつづけており、AG121ではハルカのグランドフェスティバル出場しゅつじょう祝福しゅくふく応援おうえんのメッセージがおおとどいていた。

当初とうしょ苦手にがてとしていたポケモンについても、トレーナーになりすこしずつポケモンと経験けいけんをしたことで徐々じょじょれていき、AG16にて「いま大好だいすき」「ポケモントレーナーになれて本当ほんとうかったとおもっている」とかたっている。

ホウエンへん中盤ちゅうばん以降いこう、ポケモンコンテストに参加さんかすると優勝ゆうしょうすることがおおくなるが、受付うけつけ時間じかん調しらべていなかったり(AG35)、好調こうちょうなために自分じぶんへの言葉ことばをそのまま言葉ことばどおりにり、調子ちょうしったせいで敗北はいぼくしたり[ちゅう 43]、ハーリーのうそにより3かい窮地きゅうちおちいったりと、迂闊うかつところはあまりわっていないようであった。バトルフロンティアへん中盤ちゅうばん以降いこうはそういっためんうすれていき、終盤しゅうばんにて一部いちぶで「ホウエンの舞姫まいひめ」とばれるほどの実力じつりょくにつけている。DP76ではヒカリからも「ホウエンの舞姫まいひめ[10]ばれ尊敬そんけいされていたが、のちにレストランで料理りょうりうばわれていかりにえている姿すがたられたことでヒカリのなか舞姫まいひめのイメージがくずれていった。 カントーのグランドフェスティバルでは、シュウとの3かいのバトルにしてはじめてシュウにつものの、たびなかでサトシのバトルをずっとていたことにより、徐々じょじょかれ攻撃こうげき重視じゅうし戦法せんぽうていき、その攻撃こうげき重視じゅうし戦法せんぽう通用つうようしないサオリにまったたずに敗北はいぼくする。その、スランプにおちい自分じぶん目標もくひょう見失みうしないかけるが、サトシたちやシュウとハーリーのはげましをて、AG192自立じりつするためにジョウト地方ちほう一人ひとりたびすることを決意けついする。

サトシたちとのたびわる直前ちょくぜん出場しゅつじょうしたトネリコタウンのおまつりコンテストでは、サトシとダブル優勝ゆうしょうたした。優勝ゆうしょう賞品しょうひん1個いっこのトネリコメダル(DP登場とうじょうは「リボン」とっている)をサトシと半分はんぶんにしたものは、「サトシたちとたびをしてたものがたくさんある」「これのおかげでずっとたすけられてる」と大切たいせつなおりにしている。

ダイヤモンド&パール』にはゲームの『エメラルド』仕様しよう服装ふくそうでDP75から登場とうじょう。ミクリカップへの参加さんかとイーブイの進化しんかのためシンオウ地方ちほうおとずれる[ちゅう 44]。リッシポートにてサトシたち再会さいかいしたさいヒカリ対面たいめん。3にんへの土産みやげ持参じさんしていたが、サトシとタケシにわたした土産みやげはそれぞれヒメグマ[ちゅう 45]リングマものであり、タケシに「これをどうしろと…」とまれる。しかし、おんな同士どうし感覚かんかくゆえかヒカリへの土産みやげであるポッチャマのネックレスはヒカリによろこばれている。ヒカリについてはサトシとタケシからはなしいていたらしく、ヒカリがスランプにおちいっていたこともっていた。そのことにたいして「自分じぶん一人ひとりたびはじめて以来いらいうまくいかないことがおおい」「ミクリカップが自分じぶんだけでなくヒカリにとっても復活ふっかつせんになればいい」と元気げんきづけるなど、みずか好意こういてきせっしていたこともあってかヒカリとはすぐに仲良なかよくなり、「レストランななぼし」でのタッグバトルのさいにもヒカリから即座そくざに「ハルカとみたい」とわれている。大会たいかい前日ぜんじつ出会であったノゾミともすぐにけ、大会たいかいちゅうもサトシたちともにスランプからせていないヒカリにたい所々しょしょ世話ぜわきつつはげましつづける。

ミクリカップではセミファイナルでノゾミ勝利しょうりするも、いち審査しんさにて復活ふっかつしたヒカリにごく僅差きんさやぶれて優勝ゆうしょうのがす。DP79にて大会たいかい終了しゅうりょう、ヒカリがスランプからなお優勝ゆうしょうしたことを祝福しゅくふくしつつ、つぎったとき絶対ぜったいけないとつたえ、ジョウト地方ちほうもどる。なおかえぎわに、ジョウト地方ちほう美味おいしいものべすぎないかタケシに心配しんぱいされている。その、DP特別とくべつへんには一緒いっしょたびをした仲間なかまとして、サトシ、ハルカ、マサトとともに4にんうつっている写真しゃしんもタケシの部屋へやかざられている場面ばめんがある。

デコロラアドベンチャーのエンディングではタケシやマサトとつないでいたほかどうさく最終さいしゅうかいサトシのイメージシーンに登場とうじょう

PM2の105ではミクリとサトシの会話かいわなかでミクリカップの回想かいそうシーンで久々ひさびさ登場とうじょう。132ではポケモンワールドチャンピオンシップ・マスターズトーナメント決勝けっしょうせんのサトシとダンデの試合しあいをマサト・セレナ・ルチアとともにテレビで観戦かんせんしていた。

ハルカのポケモン[編集へんしゅう]

るいともぶのか、ゴンベ以外いがいのハルカのポケモンはどこかしらおんならしいめんつ。また、ゴンベもふく性格せいかく行動こうどう似通にかよったところおおい。ゲットするタイプは様々さまざまで、はつゲットがむしタイプ、フシギダネやゼニガメ、カビゴンの進化しんかまえであるゴンベなど、サトシと似通にかよったてんおおい。カントーグランドフェスティバルのたいシュウせん使用しようした、バトルドームのフロンティアブレーン・ヒースわざである「ほのおみずのフュージョン」は、一人ひとりたびするようになって以降いこうさらにみがきをかけている。また、なんひきかはコンテストのいち審査しんさで、ハルカとのいきったコンビネーションでフリスビーやボールなどを使用しようした演技えんぎせることがある。ジョウト地方ちほう旅立たびだってから進化しんかしているポケモンはいるものの、あらたにゲットしたポケモンはいない。

バシャーモ[編集へんしゅう]

アチャモワカシャモバシャーモ
AG1から登場とうじょう。オダマキ博士はかせからもらったハルカの最初さいしょのポケモン[11]、。モンスターボールからるなり一目いちもくでハルカになついたため、ポケモンが苦手にがてであったハルカに「可愛かわいい」とられえらばれている。AG82でワカシャモに、AG191でバシャーモに進化しんかする。
アチャモであったころはなき、少々しょうしょうこわがり、もののことであつくなる、人懐ひとなつこいがすぐにいたりハルカにあまえたりする、頑張がんばだがきが空回からまわりしがちであるなど、全体ぜんたいてきにどこかしらハルカにたようなところおおかった(マサトには「トレーナーにたんじゃないの」とわれている)。しばらくのあいだはバトルでの本格ほんかくてき活躍かつやくやコンテストでの出番でばんく、基本きほんてきにはまもられやくであったが、多数たすう野生やせいキノココキノガッサとの騒動そうどうなかからだって自身じしんまもってくれたサトシのヘイガニけようとワカシャモに進化しんかする。
アチャモのころはサトシのヘイガニにポケモンフーズを一方いっぽうてきられることもあったが、ワカシャモに進化しんかしてからは人懐ひとなつこさをのこしつつも強気つよきかつ好戦こうせんてき性格せいかくになり、かるにらんだだけでサトシのヘイガニはたじろいでいた。コンテストもふくめハルカの主戦しゅせんりょくとして活躍かつやくするようになり、ハルカのはじめてのポケモンかつ一番いちばんのパートナーらしく、重要じゅうよう場面ばめんでは大抵たいてい活躍かつやく機会きかいあたえられ、そのさいはハルカとの信頼しんらい関係かんけいつよさがおお描写びょうしゃされている。一時期いちじきハルカはコンテストはつ出場しゅつじょうけアゲハントとの練習れんしゅうごす時間じかんおおく、AG34にて「みんなとあそんでてね」とサトシたちあづけられたさいさびしがっていたため、マサトに「最近さいきんねえちゃんはアゲハントにばかりかまっていてアチャモが可哀想かわいそう」とわれたこともあったが、実際じっさいには練習れんしゅうむかえにったり、挙動きょどう不審ふしんなマサトにたいしアチャモになにかあったのかとったり、アチャモをある事情じじょうから一時いちじてきとはいえ身代みがわりにしたサトシにおこったりと大切たいせつおもわれており、AG81でも「わたし大切たいせつ大切たいせつなアチャモ」と発言はつげんする場面ばめん(マサトの回想かいそう)もある。
ホウエン地方ちほうではワカシャモに進化しんかするまでは日常にちじょう場面ばめんでの登場とうじょうおおいが、野生やせいポケモンとのバトルなどでも度々たびたび活躍かつやくしている(AG14、37、58、73など)。また、初期しょきはバトルにれないハルカ共々ともどもそらまわるギャグチックな描写びょうしゃおおく、しばしばトレーナーとおなじくサトシたちやマサトにまれていた(AG3、4、5など)。進化しんかしてからは、デビューせんであるミナモ大会たいかいで「ほのおのうず」がいきおいをしてハルカにかったさい瞬時しゅんじにかばいにったり、グランドフェスティバルでシュウのフライゴンの「かえんほうしゃ」を利用りようした攻撃こうげきおこなったりと、コンテストバトルでも本格ほんかくてき活躍かつやくするようになる。カントー地方ちほうではホウエンへん初期しょきくらべギャグチックな描写びょうしゃったものの、暴走ぼうそうするダツラのメカをサトシのジュプトル・タケシのミズゴロウめにはいる、ジルバ大会たいかいではオガタのフシギバナだい苦戦くせんするもすきをついてのスカイアッパーでたおす、ユズリハ大会たいかいでは相性あいしょうわるビブラーバ相手あいてに、ハルカのおもいにこたえ「メガトンキック」をおぼ勝利しょうりするなど、重要じゅうよう場面ばめんでの活躍かつやくもコンテスト出場しゅつじょう回数かいすう格段かくだんえている。グランドフェスティバルでは、シュウのアブソルだい苦戦くせんしピンチにおちいったが、からだ異変いへんきた結果けっかあらたなわざ「オーバーヒート」をおぼえ、逆転ぎゃくてんちした。
トネリコタウンのおまつりコンテストにてバシャーモに進化しんかし、サトシのジュカインと対決たいけつ俊敏しゅんびんうごきで会場かいじょう魅了みりょう。ジュカインにスピードではおとるがパワーは互角ごかくで、特性とくせい「しんりょく」を発動はつどうしたジュカインの「ソーラービーム」と特性とくせい「もうか」を発動はつどうしたバシャーモの「オーバーヒート」の激突げきとつにタイムアップとなり、ダブル優勝ゆうしょうとなった。DPでの「レストランななぼし」のオーナーたちとのバトルではヒカリのポッチャマとのタッグで、ほのおみずのフュージョンをせてヒカリをおどろかせた。また、バシャーモを久々ひさびさたサトシとタケシが、よりたくましくなったとかんじている。
  • コンテスト出場しゅつじょう経験けいけん
    ホウエン地方ちほうではワカシャモのデビューせんとなる[AG90、91]ミナモ大会たいかいのみ。カントー地方ちほうでは[AG143、144]ヤマブキ大会たいかいいち審査しんさ、[AG151]ジルバ大会たいかい審査しんさ、[AG162]ユズリハ大会たいかい審査しんさ、[AG174、175]カジノキ大会たいかいいち審査しんさにて活躍かつやくする。グランドフェスティバルはホウエン・カントーのりょう大会たいかい出場しゅつじょうしている。バシャーモへの進化しんかはAG191、192のトネリコタウンのおまつりコンテスト審査しんさ出場しゅつじょう。ミクリカップはみずのバトルフィールドであるせいか、出場しゅつじょうせず。
  • 現在げんざい使用しようわざは「ほのおのうず」、「スカイアッパー」、「オーバーヒート」、「ブレイズキック」。進化しんかまえは「つつく」、「ひのこ」、「メガトンキック」、「でんこうせっか」、「かえんほうしゃ」も使用しよう

アゲハント[編集へんしゅう]

ケムッソカラサリスアゲハント
AG14から登場とうじょう。ハルカがはじめてゲットし、また最初さいしょのコンテストリボンをもたらしたポケモン。AG24でカラサリスに、AG28でアゲハントに進化しんかする。はじめてゲットしたポケモンということもあるのか、ケムッソのころからハルカにはかなり大事だいじにされている描写びょうしゃ多々たた存在そんざいする。度々どどムサシたがいに自身じしんのケムッソ(両者りょうしゃとも進化しんかふくむ)をめそやしったりと、おやバカてき言動げんどうせている。AG21ではロケットだんとの騒動そうどうなか偶然ぐうぜんムサシのケムッソとわってしまうが、ハルカいわく「毎日まいにちそだてているから」とのことで、騒動そうどうのちにごく微妙びみょう違和感いわかんからすぐさま自身じしんのケムッソではないと見抜みぬく。ケムッソ食欲しょくよく旺盛おうせいかつマイペースで、なにかんがえているかさっつら雰囲気ふんいきだったが、AG21などでの描写びょうしゃからハルカのことをしたっている様子ようす見受みうけられる。ケムッソ前述ぜんじゅつどおりの性格せいかくだったが、アゲハントへの進化しんか頑張がんば素直すなおいた性格せいかくになる。アゲハントへの進化しんかはサトシのスバメオオスバメ)とともにロケットだんなどを捜索そうさくすることもある。また、AG90にてハルカがはじめてつくったうすあじのポロックを1ひきだけこのんでべており、うすあじこのみである様子ようす。ハルカのあたまうえることがおお[ちゅう 46]
ホウエンのたびわったのちははのミツコにられたためトウカジムにあづけられる。トウカジムにいるあいだに「サイコキネシス」をおぼえたため、AG187にてフェンネルだにのポケモンセンターで一時いちじてきされる。DP登場とうじょうにはふたた手持てもちにくわえられており、ミクリカップでノゾミのニャルマーをやぶる。
  • コンテスト出場しゅつじょう経験けいけん
    ハルカにとってもアゲハントにとってもコンテストデビューとなる[AG35]カイナ大会たいかい、2かいのコンテスト参加さんかとなる[AG50、51]ハジツゲ大会たいかい、[AG77、78]ルイボス大会たいかい1審査しんさ(78)にて活躍かつやく。グランドフェスティバルはホウエン地方ちほうでのカイナ大会たいかい出場しゅつじょうしている。
  • 現在げんざい使用しようわざは「たいあたり」、「いとをはく」、「かぜおこし」、「ぎんいろのかぜ」、「あさのひざし」、「サイコキネシス」、「つばめがえし」。進化しんかまえは「かたくなる」も使用しよう

エネコ[編集へんしゅう]

エネコ
AG47から登場とうじょう可愛かわいらしい外見がいけん態度たいどなどをハルカにられ、47終盤しゅうばんにてゲットしようとハルカがしたモンスターボールにうっかり自分じぶんはいりゲットされる(そのさいタケシは「さっき1バトルしたからかな」と発言はつげん)。きがくマイペースで、非常ひじょう無邪気むじゃきかつまぐれな性格せいかく。AG62でハルカがエネコのコンテストデビューに緊張きんちょうしているさいや、AG122でミツコに「責任せきにん重大じゅうだいね」とわれたさいたのしそうにしていたりと、これらをふく無邪気むじゃきにはしゃいでいる場面ばめんおおく、なにかに動揺どうようする場面ばめんはほとんどない。しかし、しげみのなかにいるなにかに反応はんのうしてき、そのおびえてもどりハルカにくという場面ばめんや(AG79)、ムサシに尻尾しっぽまれ、ふぶきを連発れんぱつするといった場面ばめん(AG72)もある。しばしばモンスターボールから勝手かってては自身じしん尻尾しっぽなどをいかけたり(AG49ではそれをねこじゃらしのようなものでめようとする描写びょうしゃもある)、バトルがきなため野生やせいポケモンに攻撃こうげきすることもあったり、ハルカになんもたしなめられてもあまり理解りかいしていなかったりと、そのやんちゃぶりからハルカには「元気げんきぎる」とひょうされており、度々たびたびかるいトラブルをこしている(AG49、53、73、115など)。「ねこのて」で仲間なかまわざ使つかいこなしアピールに利用りようしたり、「ふぶき」で巨大きょだいこおりとうつくるなど、実力じつりょくはなかなかのもの。
ホウエンでのたびわったのち、トウカジムの温室おんしつったためあづけられる。その、アゲハント同様どうようフェンネルだにのポケモンセンターで一時いちじてきされ、DP登場とうじょうにはふたた手持てもちにくわえられる。
性別せいべつについてはげきちゅうはなこの描写びょうしゃやしぐさが度々たびたびられており、またはつ登場とうじょうかいであるAG47では、ロケットだんのニャースがそのあいらしさに一目惚ひとめぼれし「エネコちゃん」とばれているため状況じょうきょうてきに♀とおもわれる描写びょうしゃがされているがメロメロの効果こうか外見がいけんてき特徴とくちょうなどの明確めいかく性別せいべつしめ物的ぶってき描写びょうしゃげきちゅう確認かくにんされていない。
  • コンテスト出場しゅつじょう経験けいけん
    エネコのデビューせんとなる[AG61、62]シダケ大会たいかい、ホウエン地方ちほうにて最後さいご開催かいさいされた[AG115、116]キナギ大会たいかいにて活躍かつやく。グランドフェスティバルはカイナ大会たいかい出場しゅつじょう
  • 使用しようわざは「たいあたり」、「おうふくビンタ」[ちゅう 47]、「ねこのて」、「ふぶき」。
    前述ぜんじゅつとおり「ねこのて」は手持てもちポケモンのちわざをランダムにわざであり、それが裏目うらめることも度々たびたびあるが、ハルカは基本きほんてきには「このわざたらこう使つかう」といったように、咄嗟とっさ判断はんだん臨機応変りんきおうへん対応たいおうすることでアピールに利用りようしたり、仲間なかまちわざのうち相手あいて有利ゆうりなわざがることをねらって使つかつづけたりと、状況じょうきょうによりちが使つかかたをしている。

フシギバナ[編集へんしゅう]

フシギダネ→(フシギソウ)→フシギバナ
AG73から登場とうじょうがくにハートがた模様もようがある。また、サトシのフシギダネにくらべると少々しょうしょう小柄こがら禁断きんだんもりむフシギバナの仲間なかまくわしい関係かんけい不明ふめい)であったが、がけから転落てんらくしかけたところをハルカにたすけられたことをきっかけにしんかよわせ、もり仲間なかまたちわか自分じぶんからハルカについてく。AGからの登場とうじょうながらもだいいち世代せだいのポケモンであるが当時とうじは『ファイアレッド・リーフグリーン』が発売はつばいしていた時期じきである。どこかマイペースではあるもののおっとりとしたこころやさしい性格せいかく一方いっぽうでゲットしたしばらくのあいだ境遇きょうぐうからか世間せけんらずで、周囲しゅういまわ場面ばめんもあった。はなこのむなどのメンバー同様どうようおんならしいめんつよい。もりそとたことがかったせいか大勢おおぜい人前ひとまえることにれておらず、はじめてコンテストにさい緊張きんちょうして実力じつりょくせなかったが、たびつづけるうちにたくましくなっていく。
サトシのフシギダネとはAG74対面たいめんしており、双方そうほうのトレーナー同様どうよう先輩せんぱい後輩こうはい関係かんけいになっている。このこともあり、AG133でサトシのフシギダネと一緒いっしょにいれば勉強べんきょうになるとかんがえたハルカにより、オーキド研究所けんきゅうじょあづけられる。
  • コンテスト出場しゅつじょう経験けいけん
    フシギダネのデビューせんとなる[AG77、78]ルイボス大会たいかいでは前述ぜんじゅつとお緊張きんちょうして実力じつりょくせず、ツキコのコドラ一方いっぽうてきにやられてしまった。そのの[AG103]プリカ大会たいかいではハーリーの2妨害ぼうがいにもめげずに実力じつりょく発揮はっきし、「はっぱカッター」と「はなびらのまい」で華麗かれいノクタスかした。グランドフェスティバルはカイナ大会たいかい出場しゅつじょう
  • DP78ではハルカがフシギバナを使用しようマリルたおしている。がくがハートがた模様もようえている。イーブイやゼニガメが進化しんかしたことにかんしてはげきちゅう説明せつめいされているが、フシギバナだけは説明せつめいがなく、登場とうじょうも1シーンの静止せいしのみである。「ポケットモンスターダイヤモンド・パール アニメポケモンおもしろクイズブック」のハルカの紹介しょうかいページにはフシギバナをふくむハルカのポケモンが全員ぜんいんっているがフシギダネだけがっていないことから、ジョウト地方ちほう旅立たびだったのちにオーキド研究所けんきゅうじょからフシギダネをもどしフシギバナまで進化しんかしたとかんがえられる。
  • 使用しようわざは「たいあたり」、「つるのムチ」、「はっぱカッター」、「はなびらのまい」。

ゴンベ[編集へんしゅう]

ゴンベ
AG117から登場とうじょう。ハルカがゲットしようとげたモンスターボールをくちなかれてしまうが、そのままゲットできてサトシやハルカもおどろく。
進化しんかまえながらサトシのカビゴンけないほどの大食漢たいしょくかんで、ていることもおおい。その食欲しょくよくによるトラブルのほとんどはオーキド博士はかせからアドバイスをもらってつくった「ハルカデリシャス2」というゴンベ専用せんようポロックにより解消かいしょうする[ちゅう 49]非常ひじょう呑気のんきかつマイペースで、誤解ごかいから泥棒どろぼうあつかいされ周囲しゅういから非難ひなんされても平然へいぜんとしているなどかなり図太ずぶとところもある。しかし意外いがいせられやすく単純たんじゅんで、コンテストデビューのさいはハルカになんめられテンションががっていた。パワーがあり強力きょうりょくわざ使つかえるため、はんしてあなどれない実力じつりょくつ。ゲットする以前いぜんにハルカがつくったあじわるすぎるポロック「ハルカデリシャス[ちゅう 50]」をべまくったことから、たくさんべられればあまりあじにしないようではあるが、それでも極端きょくたんあじわるいと駄目だめなようである。ハルカのポケモンとしては唯一ゆいいつの♂である[ちゅう 51]。またハルカのポケモンのなかではもっともマサトとなかがいいようで、一緒いっしょにいる場面ばめんおおい。なお、ホウエングランドフェスティバル直前ちょくぜんにゲットされ、ゲットされてからもまともなバトルをなかなか経験けいけんせず、コンテスト演技えんぎ練習れんしゅうもしていない状態じょうたいつづいていたためか、コンテスト出場しゅつじょうはAG160からである。
DP76さい登場とうじょうし、ものにおいを辿たどってロケットだんつけ活躍かつやくせる。
  • コンテスト出場しゅつじょう経験けいけん
    ゴンベのデビューせんとなるAG160のモダマ大会たいかいでは、審査しんさ出場しゅつじょう(ハルカとハーリーの通算つうさん4度目どめたたかいである)。そのはAG162開催かいさいされたユズリハ大会たいかいいち審査しんさにて活躍かつやくする。グランドフェスティバルはセキエイ大会たいかい出場しゅつじょう
  • 使用しようわざは「ソーラービーム」、「ゆびをふる」、「きあいパンチ」、「たいあたり」。

カメール[編集へんしゅう]

ゼニガメカメール
AG133から登場とうじょう元々もともとはオーキド研究所けんきゅうじょ新人しんじんトレーナーようとして管理かんりされていたポケモンだったが、ハルカになついて自分じぶんでトレーナーをめたため、オーキド博士はかせからゆずられハルカのポケモンとなる。AGからの登場とうじょうだがだいいち世代せだいのポケモンである。普通ふつうのゼニガメより体格たいかくいちまわちいさく(イーブイおおきさ)、アチャモ以上いじょうむし非常ひじょう臆病おくびょう性格せいかくだが、たびをするうちにかなくなり、カントーのコンテストで活躍かつやくする。ハルカのことが大好だいすきで、ときには実力じつりょく以上いじょう頑張がんばりをせることもある。臆病おくびょうわり好奇心こうきしんつよく、勝手かって出歩である時折ときおりハルカをこまらせることもある。また、『ピカチュウのおばけカーニバル』ではつかれてあるけなくなったさい駄々だだをこね、ピカチュウに背負せおってもらうなど少々しょうしょうわがままなめんもある。しかし、「そんなことしなくてもあなたは十分じゅうぶん可愛かわいいんだから」というハルカの言葉ことば躊躇ためらいもうなずくなど、基本きほんてき素直すなおはなこのみ、リリアンのエーフィ華麗かれいわざにうっとりとほおひとみかがやかすなど、ハルカやのポケモン同様どうようどこかしら乙女おとめチックである。サトシのゼニガメとは、AG189対面たいめんしており、そのさいたがいに「みずでっぽう」で挨拶あいさつわし、じゃれひとしすぐにけていた。
DPではカメールとしてすでに進化しんかした状態じょうたい登場とうじょうし、ミクリカップいち審査しんさ活躍かつやくする。
  • コンテスト出場しゅつじょう経験けいけん
    ゼニガメのデビューせんとなるカントーはつのコンテスト[AG143、144]ヤマブキ大会たいかい審査しんさ、[AG151]ジルバ大会たいかいいち審査しんさ、[AG160]モダマ大会たいかいいち審査しんさ、[AG167]アベリア大会たいかいいち審査しんさ、[AG174、175]カジノキ大会たいかい審査しんさと、出場しゅつじょう大会たいかいおおい。グランドフェスティバルはセキエイ大会たいかい出場しゅつじょう
  • 使用しようわざは「あわ」、「れいとうビーム」、「たいあたり」、「こうそくスピン」、「からにこもる」、「アクアテール」。「あわ」と「れいとうビーム」を使用しようした演技えんぎとく評価ひょうかたかく、いち審査しんさ結果けっか発表はっぴょうでも上位じょういはいることがおおい。

グレイシア[編集へんしゅう]

イーブイグレイシア
  • こえ - 林原はやしばらめぐみ
  • 性別せいべつ:♀
  • 登場とうじょう時期じき:BF・DP・PM2・OA・MV
AG150でハルカがそだからもらったタマゴとして登場とうじょうし、AG157にてキキョウシティのとあるろう夫婦ふうふ[ちゅう 53]診断しんだんけて無事ぶじにタマゴからかえった。AGからの登場とうじょうだがだいいち世代せだいのポケモンである。個性こせいてき面子めんつのハルカのポケモンのなかではアゲハントとなら比較的ひかくてきいており、おなじく気品きひんのある雰囲気ふんいきつが、しんわざとして「あなをほる」をおぼえたさいにはしゃぎまわったり、『ポケモンレンジャーと蒼海そうかい王子おうじ マナフィ』の冒頭ぼうとうでゼニガメをあやすハルカにあまえたりと、どこか無邪気むじゃきめんもある。ハルカからはたびたびはなしかけられたりみがかれたりと、タマゴのころからかなり大事だいじにされており、まれてからも「べる姿すがた優雅ゆうが」とわれるほどられている。まれたてではあるが、ハルカになついている描写びょうしゃ随所ずいしょ存在そんざいする。また、短編たんぺんピカチュウのわんぱくアイランド』では、ヘイガニのバトル対応たいおう指摘してきをするなどしっかりしためんつ。
まれて以降いこうはハルカからしばしば「一緒いっしょにコンテストにようね」などとわれていたためか、ゴンベのデビューせんさい自分じぶんたいとハルカにねだったり、自身じしんのコンテストデビューのさいはかなりうれしそうにはしゃいでいたりするなど、コンテストへの出場しゅつじょうたのしみにしていたふしがある。ハルカの手持てもちで唯一ゆいいつ、ハルカのかたることがしばしばある。
登場とうじょう時期じきおそいためコンテストでの出番でばんすくないものの、パワーでは不利ふり相手あいてのタケシのヌマクローにポイントったり、「シャドーボール」を花火はなびにするなど実力じつりょくはある。DPでは本編ほんぺんの3にちまえにキッサキシティ付近ふきんの「こおりおおわれたいわ」にれて進化しんかして登場とうじょう進化しんか進化しんかまえよりもさらにいた雰囲気ふんいきになっている。PM2の132久々ひさびさ登場とうじょうしている。
  • コンテスト出場しゅつじょう経験けいけん
    イーブイ自身じしんはモダマ大会たいかい時点じてんたがっていたが、まだまれたばかりであるためなのかハルカはゴンベ同様どうよう、しばらく見学けんがくをさせてからデビューさせるとめており、登場とうじょう時期じきおそかったこともかさなり、公式こうしきせんではデビューせんとなる[AG167]アベリア大会たいかいとグランドフェスティバルセキエイ大会たいかい、シンオウ地方ちほう開催かいさいされたミクリカップで出場しゅつじょうしている。公式こうしきせん以外いがいではAG191、192のトネリコタウンでのおまつりコンテストいち審査しんさ出場しゅつじょう
  • 現在げんざい使用しようわざは「シャドーボール」、「れいとうビーム」、「アイアンテール」、「ひみつのちから」、「こおりのつぶて」、「ミラーコート」。進化しんかまえは「たいあたり」や「あなをほる」も使用しよう

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 【ポケモン】アニメ「ポケットモンスター」ヒロイン人気にんきランキング! だい1は「セレナ」【2021ねん最新さいしん投票とうひょう結果けっか”. ねとらぼ (2021ねん5がつ6にち). 2022ねん4がつ27にち閲覧えつらん
  2. ^ あたしたちだってけてないよ! 『ポケモンAG』ヒロイン・ハルカが立体りったい”. マイナビニュース (2016ねん10がつ26にち). 2022ねん4がつ27にち閲覧えつらん
  3. ^ 『ポケモン』元気げんきいっぱい!ハルカがアチャモと一緒いっしょ登場とうじょう”. アニメージュプラス編集へんしゅう (2021ねん10がつ22にち). 2022ねん4がつ27にち閲覧えつらん
  4. ^ 『ポケットモンスター ルビー・サファイア』ハルカがコトブキヤからフィギュア!キリッとした表情ひょうじょうほのおくアチャモにも注目ちゅうもく”. 電撃でんげきホビーウェブ (2021ねん10がつ19にち). 2022ねん4がつ27にち閲覧えつらん
  5. ^ 食玩しょくがん「ポケモンスケールワールド ホウエン地方ちほう」から新作しんさく登場とうじょう!『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』衣装いしょうのハルカとユウキにくわえて、アチャモ、キモリ、ミズゴロウなど9種類しゅるいのポケモンがラインナップ!”. 電撃でんげきホビーウェブ (2021ねん7がつ12にち). 2022ねん4がつ27にち閲覧えつらん
  6. ^ 『ポケットモンスター ルビー・サファイア』衣装いしょう主人公しゅじんこうハルカ・ユウキやポケモンたち9しゅあつめた食玩しょくがん「ポケモンスケールワールド ホウエン地方ちほう2 セット」が登場とうじょう”. 電撃でんげきホビーウェブ (2021ねん4がつ20日はつか). 2022ねん4がつ27にち閲覧えつらん
  7. ^ 『ポケモンマスターズEX』2.5周年しゅうねん記念きねんキャンペーン実施じっしちゅう!「ハルカ」「フウロ」「キバナ」が特別とくべつ衣装いしょう登場とうじょう”. ファミ通ふぁみつうApp (2022ねん2がつ28にち). 2022ねん4がつ27にち閲覧えつらん
  8. ^ 『ポケモンマスターズ EX』ハルカ・フウロ・キバナが特別とくべつ衣装いしょう登場とうじょう。ダイヤ3,000配布はいふも!”. 電撃でんげきオンライン (2022ねん2がつ27にち). 2022ねん4がつ27にち閲覧えつらん
  9. ^ ここでいうシリーズ番号ばんごうは、日本語にほんごオリジナルばん番組ばんぐみめいちがい(リコとロイへんはひとシリーズとする)でかぞえた通称つうしょうであり、言語げんごばんのシリーズ/シーズン番号ばんごうとはことなる場合ばあいがある。
  10. ^ PM2の105でセレナから彼女かのじょ異名いみょうかたられていた
  11. ^ 『ポケモン』ハルカがアチャモ、エネコとともにG.E.M.シリーズから立体りったい”. 電撃でんげきホビーウェブ (2016ねん10がつ4にち). 2022ねん4がつ27にち閲覧えつらん

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ DPは鈴木すずきカオリ名義めいぎ
  2. ^ 記載きさいされている略号りゃくごう
  3. ^ シリーズ全体ぜんたいでは2さく
  4. ^ 無印むじるしへんだい190(2001ねん放送ほうそう)に登場とうじょうする同名どうめい女性じょせいとは無関係むかんけいである。なお、そちらの担当たんとう声優せいゆうのちに「ダイヤモンド&パール」のヒロイン・ヒカリやくえんじる豊口とよぐちめぐみであった。
  5. ^ アニメシリーズにおいて、かく家族かぞく単位たんい家族かぞく構成こうせい明確めいかくになっている数少かずすくないキャラクターで、歴代れきだいのヒロインでも唯一ゆいいつである。
  6. ^ AGだい1のオダマキ博士はかせからは「ミツコさんに美人びじんになった」とわれている。
  7. ^ こわされたこと自体じたいはAG1にて文句もんくおうとした直後ちょくごにサトシとピカチュウのきずなたことでっており、弁償べんしょうもとめる場面ばめんい。ただし2でどんどんさきすすんでいくサトシにうことをかせるため、「自転車じてんしゃさえあれば…」自転車じてんしゃのことをちかけたりしている。
  8. ^ 「こんにちは」「ありがとう」「ごめん」などの挨拶あいさつとうのちけることはない。基本きほんてき人物じんぶつが「〜かもね」「〜かもしれない」とところを、「〜かも」と区切くぎ使つかかたをすることがおおい。
  9. ^ ホウエンへん初期しょきにてまれにロケットだんたいし「あんたたち」とび、映画えいがきれそら訪問ほうもんしゃ デオキシス』にて野生やせいのゴンベにたいし1「あんた」とんだ程度ていどで、基本きほんてきにはロケットだんふくめ「あなた」で一貫いっかんしている。AG49で「マサトくん」にたいし「きみ」とったこともある。
  10. ^ AGだい4だい21だい35だい45だい50とう
  11. ^ いかりはしても、相手あいて悪口わるぐちをいいかえすことは基本きほんてきいが、AG72でサトシと喧嘩けんかになったさいは、めずらしく悪口わるぐちをいいあっていた。
  12. ^ さきくサトシにたいすすむのがはやいとうったえる(AGだい2だい3)、疲労ひろう空腹くうふくからなんまる、食事しょくじめん先輩せんぱいであるサトシやタケシにたよっている(だい4)など、マサトども々サトシやタケシにあまえるような描写びょうしゃ所々ところどころあった。そのはこのような描写びょうしゃはほぼくなっており、ハルカ本人ほんにんはタクマ(こえ - 津村つむらまこと)という少年しょうねんに「たくましいんだね」とわれたさいに、サトシたちたびをしているうちれたのかもしれないとっている(AGだい14)。だいAG137では自身じしんおなじくあるつかれているサトシに「サトシはうえってればかったのに」とタケシ共々ともども場面ばめんもある。
  13. ^ 実弟じっていであるマサトとは唯一ゆいいつ自分じぶんたち希望きぼうするさきについてかるめることがあるが(AGだい4だい88など)、AGだい55たのしみにしていた砂風呂すなぶろよりも本来ほんらい目的もくてきであるジムせんさきだと主張しゅちょうするサトシたちには気落きおちしつつもしたがっている。
  14. ^ AGだい49だい54ではマサトに直接ちょくせつ呑気のんき」だとわれる場面ばめんがある。
  15. ^ AGだい64だい81だい81はマサトの回想かいそうのみ。AGだい64での発言はつげん関係かんけいがあるのかは不明ふめい)より。AGだい64ではチルットの看病かんびょうをしようと意気込いきごみ、マサトに「こうなったらもうかないが、無理むりをしてぎゃく本人ほんにんたおれる」「風邪かぜいたマサトを看病かんびょうしたさい無理むりをしてたおれた」とかたられている。そのサトシにも無理むりをするなとわれるが、ハルカ本人ほんにん無理むりをしているわけではなくきでやっているとあかるくかえしている。
  16. ^ グランドフェスティバル出場しゅつじょうがかかった最後さいごのコンテスト会場かいじょうきのふね見送みおくさいにはなみだながしていたが、サトシとピカチュウの視線しせん気付きづくと即座そくざなみだぬぐい、「ありがとう。自分じぶん大丈夫だいじょうぶだからマサトとタケシをさがそう」とあかるくげる(AG114)など。
  17. ^ シュウに自身じしんとアゲハントを侮辱ぶじょくされたさい即座そくざに「わたしのことならともかくわたしのポケモンをバカにするのはゆるさない」と激怒げきどする(AGだい33)、はじめてのコンテストバトルで惨敗ざんぱいしたのちに、「アゲハントはあんなに頑張がんばってくれていたのに自分じぶんなに出来できなかったことがくやしい」とくやなみだながす(AGだい35)、勝手かってしたために危険きけんうエネコをからだってかばう(AGだい53だい73)、だいいだという理由りゆうだけで証拠しょうこもなしにポロック泥棒どろぼうだとめられるゴンベを、ずっと自分じぶんのそばにいたのだから犯人はんにんであるはずがないとかばい、自分じぶんがゴンベをゲットししつけけると提案ていあんしポロックのぬしたちを説得せっとくする(AGだい117)など。
  18. ^ ポケモンコンテストいち審査しんさ転倒てんとうしてもほとんど動揺どうようせずなおる(AGだい35だい174後者こうしゃはハーリーとロケットだんにより転倒てんとうさせられ、演技えんぎそのものも妨害ぼうがいされている)、手持てもちポケモンやマサトが心配しんぱいさい不安ふあんになりながらもおのれ鼓舞こぶする(AGだい21だい134など)、周囲しゅういおもいやり、感情かんじょうおさえることが出来できるなど(AGだい64だい114など)、こういったことで周囲しゅういまわすようなことは基本きほんてきい。
  19. ^ 自身じしん不注意ふちゅういなどでだれかに迷惑めいわくかったさいなにとかつぐなおうとする(AGだい18だい33)、のこり1つのリボンで出場しゅつじょうできるグランドフェスティバルをみずかあきらめ、母親ははおやとの約束やくそくとタケシとマサトの捜索そうさく優先ゆうせんさせる(AGだい114)など。
  20. ^ 野生やせいポケモンにおそわれたさいなどに度々たびたびひるみ、おもわず悲鳴ひめいげる(AGだい4だい22だい23だい58だい114など)、マグマだんおどされたさいにもマサト共々ともどもおびえる(AG97)、『ポケモンレンジャーと蒼海そうかい王子おうじ マナフィ』でマナフィのタマゴをねら海賊かいぞくファントムにめられたさいおびえたような反応はんのうせる、雷鳴らいめい悲鳴ひめいげる、幽霊ゆうれいかげおびねむれないなどの描写びょうしゃ比較的ひかくてきおおい。
  21. ^ マサトやポケモンが危機ききおちいったさいには度々たびたびからだってすくおうとする、マナフィのタマゴをねらうファントムにたいおびえながらもいいかえし、タマゴをまもろうと奮闘ふんとうするなど。
  22. ^ AGだい103でのハーリーとのはつ対決たいけつではあねおとうと共々ともどもだまされたり、自身じしんられたくない過去かこ試合しあいちゅう暴露ばくろされ、かれからのみならず観客かんきゃくにもわらいものにされるなど散々さんざんわされている。にもかかわらず、再会さいかい(AGだい121)には多少たしょう戸惑とまどいはせてもかえして非難ひなんするような反応はんのうはしない、そのうらみにおもうような様子ようす一切いっさいくむしろ好意こういてきせっする、ハーリーが自身じしんのハルカにたいする仕打しうちを謝罪しゃざい反省はんせいしている様子ようすせ、「今回こんかいはハルカの応援おうえんまわってもいいとおもっている」とったさい即座そくざかれ自身じしんのことを心配しんぱいする、その内心ないしんすこうたがっていたことをあやまり、かれ改心かいしんしたとおもよろこんでいるなどの描写びょうしゃがある。ちなみに、だい121でサトシもハルカ同様どうようにハーリーのいいぶん容易ようい信用しんようしており、「ほら、やっぱりハーリーさんていいじんじゃないか」と発言はつげんしている。
  23. ^ だい122では1審査しんさにて、ハーリーの助言じょげんせかけた陰謀いんぼうにより窮地きゅうちおちいなか過去かこ一度いちどかれ助言じょげんだまされているにもかかわらず「せっかくハーリーさんにアドバイスをもらったのに」とかれ厚意こうい無駄むだにしたくないおもいにれている。結局けっきょく胸中きょうちゅうかれ謝罪しゃざいしつつその助言じょげんはんしているが、その直接ちょくせつ謝罪しゃざいしている。わなめられたことでいきどおることはあっても、ハーリーが卑怯ひきょうなだけの相手あいてではなくなっていったこともあり、そのかえしたり罵倒ばとうすることはいちいなど、かれとは対照たいしょうてき描写びょうしゃおおい。
  24. ^ DPだい76にてさい登場とうじょうしたさいにも、サトシたちをもてなすため予約よやくしていたシンオウ地方ちほういちばん人気にんきのレストランにれてく、コジロウには「あいつ、コンテストよりレストランのためにてたりして」とかげまれる、そのロケットだんにレストランの料理りょうりうばわれたさいいかりにえ、それをたサトシとタケシはひるみ、ヒカリは「ホウエンの舞姫まいひめのイメージが…」と少々しょうしょうショックをけるなどの描写びょうしゃがなされている。
  25. ^ DPだい76のほか、『きれそら訪問ほうもんしゃ デオキシス』にて野生やせいのゴンベに昼食ちゅうしょくのパンをすべべられたさいや、AGだい4にてその時点じてん唯一ゆいいつ食料しょくりょうであるチョコレートうばっていったスバメたいしていかりをせており、べられてしまったさいにはなみだぐみ「いいな、スバメ」とつぶやいていた。AGだい14ではゲットした直後ちょくごのケムッソに、AGだい65では野生やせいゴクリン自分じぶんたち昼食ちゅうしょくすべ勝手かってべられたが、おこらずに「可愛かわいい」とうなど、状況じょうきょうによって反応はんのうはまちまちである。
  26. ^ AGだい88だい125だい139だい166など。
  27. ^ AGだい145ではラーメンことあつくなったり、だい7エンディング(AGだい173~)ではラーメンを大量たいりょうたいらげている場面ばめんがあるなど。
  28. ^ AGだい72冒頭ぼうとうでは、ウエストポーチ化粧けしょうひんらしきものれている描写びょうしゃ存在そんざいする。
  29. ^ これにちなみ、ハーリーはこのAGだい103でのみ皮肉ひにくめて「メノクラゲちゃん」「メノちゃん」とんでいる。
  30. ^ バトルに不慣ふなれであったAG初期しょきとくにその描写びょうしゃおおく、危険きけん場面ばめんひるんではサトシやタケシの背後はいごかくれるなどの場面ばめんもたびたびあった。AG146幽霊ゆうれいがいるのではないかとおびえてねむれなかったところにみょう物音ものおとがしたさいにも、さきにサトシをこそうとしている。また、AG114回想かいそうでは、まだおさないマサトが旅立たびだこと不安ふあんおも母親ははおや(ミツコ)にたいし、「たびれたサトシも一緒いっしょだから平気へいき」と発言はつげんする場面ばめんもある。
  31. ^ トオイに偶然ぐうぜんばされたさいにわざとばされたものと誤解ごかいしたため。
  32. ^ 作中さくちゅうでまともに喧嘩けんかしたのはAG72のみ。最終さいしゅうてきには協力きょうりょくしたことでサトシに謝罪しゃざいし、和解わかいした。
  33. ^ 作中さくちゅうかれ本格ほんかくてき喧嘩けんかしたのはAG81のみ。最終さいしゅうてきにはマサトにひどいことった罪悪ざいあくかんから「おねえちゃん失格しっかく」と猛省もうせいした。
  34. ^ 当初とうしょから、出会であさいかれほうから挑発ちょうはつ気味ぎみはなしかけたりする場合ばあいがほとんどである。
  35. ^ 出会であさいなどでもハルカからシュウにはなしかけること自体じたいすくないものの、ほとんどの場合ばあい友好ゆうこうてきはなしかけている。また、シュウになにかしら馬鹿ばかにされたことでいかりはしてもかれわる場面ばめんなどは一切いっさいく、かれ演技えんぎやポケモンを他意たい好意こういてきめたりすることも度々たびたびある。
  36. ^ げきちゅうではAG121にてシュウがハルカにあかバラわたしたことではじめてハーリーに指摘してきされている。
  37. ^ ポケモンをふく他人たにんこいには大抵たいてい場合ばあいすぐさまき、応援おうえんしたりはしゃいだりするなど興味きょうみしめすが、自分じぶん自身じしんのことについてはいち発言はつげんしたことい。
  38. ^ 自分じぶん自身じしんからはシュウとのことでそういったるい話題わだい意識いしきする場面ばめん一切いっさいうえに、嫉妬しっとするようなそぶりとうまったせずシュウのファンであるワカナ(こえ - 吉田よしだ真弓まゆみ (声優せいゆう))という少女しょうじょたいみずかかれ紹介しょうかいする、ワカナが「大会たいかい優勝ゆうしょうしたらシュウに告白こくはくする」と宣言せんげんしたさいも「ワカナがそうめたならそれでいいかも」と動揺どうようせず苦笑くしょうする(それぞれAG162)など。
  39. ^ AG122かれ改心かいしんしたりをしていたさいなどもハイタッチをしたりってはしゃいだりと、かなり和気藹々わきあいあいとしている。
  40. ^ アチャモに「ひのこ」をめいじるつもりが「きのこ」と間違まちがえてしまい、マサトにまれる(AGだい3)など、様々さまざま場面ばめん描写びょうしゃされている。たびはじめてしばらくったころにもフシギダネヒトカゲゼニガメ進化しんかがた進化しんかまえ間違まちがえ、マサトにまれている。ただマサトもカメールをカメックスと間違まちがえている。
  41. ^ ジムリーダーのむすめであるにもかかわらずポケモンの知識ちしきかったことについては、本人ほんにんにトレーナーになるかったためだが、センリがジムバトルをおこなさいにチャレンジャーを気遣きづかい、ハルカとマサトにはジムバトルの見学けんがくをさせていなかったことも関係かんけいしているとおもわれる(AG69より)。ちなみにハルカとちがい、当初とうしょからポケモンにたいする興味きょうみつよかったマサトは自習じしゅうしていたため、知識ちしき比較的ひかくてき豊富ほうふであった。
  42. ^ サトシや父親ちちおやのセンリなどからなか無理矢理むりやりすすめられていたが、本人ほんにんでなかった。
  43. ^ AG77、78[ルイボス大会たいかい]より。上記じょうきとお様々さまざま要因よういんかさなったことでフシギダネの気持きもちをかんがえることわすれ、フシギダネが緊張きんちょうしている状態じょうたいたたかわせ、さらに戦闘せんとう不能ふのうげられても「まだたたかえる」と主張しゅちょうしたため、審査しんさいん1人ひとりであるジョーイには「もっとポケモンの気持きもちをかんがえなさい」としかられ、スキゾーには「あなたならわかるはず」とさとされている。のミナモ大会たいかいへんには、この出来事できごとについてふたた反省はんせいしているような場面ばめんがある。
  44. ^ この時点じてん所有しょゆうリボンは3つであり、相変あいかわらずシュウとハーリーが強敵きょうてきとしてちふさがっている様子ようす
  45. ^ BW1、DA最終さいしゅうばなしではサトシの部屋へやにこのヒメグマのものいてある場面ばめん存在そんざいする。その、タッグバトル大会たいかいもらった2つの「やすらぎのすず」(ひとつはシンジからゆずけたもの)とフタバまつりのバトル大会たいかいもらったトロフィー、イッシュ地方ちほうまでのサトシとポケモンたち写真しゃしんなどがかれている。
  46. ^ DP登場とうじょうにはサトシのあたまうえった。
  47. ^ 当初とうしょ前足まえあし使用しようしていたが、AG60にてアヤネ(こえ - 篠原しのはら恵美えみ)というゲストキャラクターに助言じょげんされ、尻尾しっぽ使用しようするようになる。
  48. ^ DP78より。
  49. ^ 1個いっこべただけでゴンベが満腹まんぷくになるほどの効果こうかがある。
  50. ^ サトシたちのポケモンはだれもが気絶きぜつしてしまうほどひどあじであった。
  51. ^ OVA『ピカチュウのおばけカーニバル』のナレーションによる通訳つうやくでは「はらった」というしゃべかただったから。
  52. ^ OVA『ピカチュウのおばけカーニバル』より。一人称いちにんしょうは「わたし」で、ナレーションに「おんな」と明言めいげんされている。
  53. ^ おっと過去かこ事故死じこししていたが、ハルカが過去かこにタイムスリップし、歴史れきしえたことで現代げんだいでも健在けんざいとなっていた。つますでにハルカとっていたが、歴史れきしわっていたため、ハルカとの記憶きおくうしなっていた。

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