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プジョー・208

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

プジョー・208Peugeot 208 )は、フランス自動車じどうしゃメーカープジョー製造せいぞう販売はんばいする乗用車じょうようしゃである。

初代しょだい A9がた(2012ねん-)

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プジョー・208(初代しょだい
A90/91がた[1]
フロント
リア
インテリア (208シエロ)
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 2012ねん3がつ2019ねん2がつ
2013ねん -(マレーシア)
デザイン ピエール・オーティエ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5めい
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう
パワートレイン
エンジン 直列ちょくれつ3気筒きとうガソリン:VTi 1.0-1.2L
直列ちょくれつ4気筒きとうガソリン:
VTi 1.4-1.6L/THP 1.6L
直列ちょくれつ4気筒きとうディーゼル(欧州おうしゅうのみ):
HDi 1.4L/e-HDi 1.4-1.6L
最高さいこう出力しゅつりょく 51-115kW (70-156PS)
最大さいだいトルク 118-240Nm (12.0-24.5kg·m)
変速へんそく 5/6そくMT
5/6そくETG
4/6そくAT(AL4/EAT6)[ちゅう 1]
まえ F マクファーソンストラット
R トーションビーム
のち F マクファーソンストラット
R トーションビーム
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,538 mm
全長ぜんちょう 3,962 mm
全幅ぜんぷく 1,739 mm
ぜんこう 1,460-1,470 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,070-1,200 kg
系譜けいふ
先代せんだい プジョー・207
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207後継こうけいしゃとして2012ねん3がつジュネーブモーターショー発表はっぴょう欧州おうしゅうでは同年どうねん9がつ20日はつかけい8グレードの発売はつばい開始かいしされた。

開発かいはつコードは“A9”。“RE-GENERATION”(再生さいせい)をキャッチフレーズに、Bセグメントにおけるあたらしいプジョーをしめ位置付いちづけとなっている。プラットフォームは207からつづPSAの「PF1」を継続けいぞくして採用さいようするためホイールベースおなじだが、4りんをさらにボディのすみ配置はいちオーバーハングをフロントで75㎜、リアで10㎜短縮たんしゅく全長ぜんちょうは4m以内いないおさまる。トレンドにならダウンサイジングしているが、室内しつないひざまえ+50mm、しつ+15Lと拡大かくだいされた。広範囲こうはんいわただか張力ちょうりょく鋼板こうはんちょう高張たかはりりょく鋼板こうはんしん開発かいはつのアルミせい構成こうせい部品ぶひん多用たようし100kg以上いじょうもの大幅おおはば軽量けいりょう達成たっせいしている[2]

208の登場とうじょうにより207の販売はんばい終了しゅうりょうするが、新興しんこうこくなど一部いちぶ地域ちいきではつづ販売はんばいされる[3]先々さきざきだいにあたる206も、207の登場とうじょうしばらくのあいだ欧州おうしゅう日本にっぽんでも併売へいばいされていた。

デザイン

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エクステリアはかたまりかん強調きょうちょうしたもので、俊敏しゅんびん感性かんせいうったえかけるもの・活発かっぱつ集中しゅうちゅうするエネルギーかんなどがキーワードとなっている[4]。フロントまわりはいているようにえる“フローティング・グリル”を採用さいようし、206からつづいていたふかながのヘッドランプも変更へんこうされた。ボンネットの先端せんたんきざまれたブランドロゴの左右さゆうとおる2ほんのラインは、フロントウィンドウの上部じょうぶからルーフへ、さらにテールゲートの開口かいこうにまでびるというったものとなっている。サイドにはつよ印象いんしょうあたえるシャープなラインがはしり、サイドシル周辺しゅうへんあわせて立体りったいかん際立きわだたせている。リアはハッチゲートがわにボリュームをたせており四隅よすみへのタイヤ配置はいち効果こうかてき安定あんていかんすとともに、リアのコンビネーションランプは3ほんのLEDチューブが内蔵ないぞうされ、特徴とくちょうてき表情ひょうじょうせている[2]Cdは0.29。

インテリアは“ヘッドアップインストルメントパネル”とばれるコンセプトで楕円だえんがた小径しょうけいステアリングホイールを採用さいようし、その上部じょうぶからメーターるい視認しにんするあたらしいスタイル。身長しんちょうやシートだかによってはメーター下部かぶさえぎられる場合ばあいもあるが、ドライバーの視線しせん移動いどう最小限さいしょうげんおさえることで疲労ひろう軽減けいげん効果こうかもあり、デザインせい安全あんぜんせい両立りょうりつさせた設計せっけいとなっている[5]

中央ちゅうおう配置はいちされる未来みらいてきな7インチのタッチパネルしきスクリーン (解像度かいぞうど800×480) は、ラジオ・各種かくしゅ計器けいき設定せってい・USB接続せつぞくのオーディオBluetooth ハンズフリーキットなど、グラフィックの操作そうさはタブレットがた端末たんまつのような使用しようかんとなっている。デザイナーのこだわりでセミフローティングスタイルを採用さいようし、ほとんどのコントロールスイッチるいはステアリングホイールやタッチスクリーンにはいされる[2]

メカニズム

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エンジンはこれまでの4気筒きとうくわえて、PSAがしん開発かいはつしたバランサーシャフトきの3気筒きとうエンジンが投入とうにゅうされた。こう効率こうりつにより、欧州おうしゅうモードでの走行そうこう1㎞たりのCO2排出はいしゅつりょうは1.2Lでもわずか104g、1.0Lで99g、1.4L HDiでは87gとなる。ラインナップはBMWとPSAが共同きょうどう開発かいはつバルブトロニック同様どうよう機構きこうVTi、GTiに搭載とうさいされるTHP (Turbo High Pressure: ちょく噴ターボ)、HDi (High pressure Direct Injection: コモンレールしきちょく噴ディーゼルターボ)、e-HDi [ちゅう 2]で、欧州おうしゅう排出はいしゅつガス規制きせい“Euro 5”に適合てきごうしている。

ラインナップは、3気筒きとうの1.0L VTi 50kW (68PS)、1.2L VTi 60kW (82PS)、4気筒きとうの1.4L VTi 70kW (95PS)、1.6L VTi 88kW (120PS)、1.6L THP 115kW (156PS) のガソリン5種類しゅるいと、4気筒きとうの1.4 e-HDi 51kW (70PS)、1.6 HDi 68kW (92PS)、1.6 HDi 85kW (115PS) のディーゼル3種類しゅるいぜんグレードでESCABSカーテンエアバッグふくむ6つのエアバッグを標準ひょうじゅん装備そうび。2012ねんユーロNCAPでは最高さいこう評価ひょうかの5つほし獲得かくとくしている[5]

トランスミッションは5/6そくMT、5そくセミAT、6そくセミAT[ちゅう 3]、4そくAT[6][ちゅう 4]、6そくATと多種たしゅ多様たようであり、搭載とうさいされるエンジンにより設定せっていことなる。

2代目だいめ P21がた(2019ねん-)

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プジョー・208(2代目だいめ
P21がた
フロント
リア
インテリア
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 2019ねん -
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5めい
ボディタイプ 5ドアハッチバック
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう
プラットフォーム PSA・CMPプラットフォーム
パワートレイン
エンジン ガソリン
1.2L直列ちょくれつ3気筒きとうターボ PureTech
クリーンディーゼル
1.5L直列ちょくれつ4気筒きとう BlueHDI(日本にっぽん導入どうにゅう
変速へんそく 8そくAT(EAT8)
6そくMT(日本にっぽん導入どうにゅう
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,540 mm
全長ぜんちょう 4,095 mm[7][8]
全幅ぜんぷく 1,745 mm
ぜんこう 1,445-1,460 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,160-1,170 kg
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2019ねん3がつ5にちジュネーヴ・モーターショー正式せいしき発表はっぴょう。PSAグループの電動でんどう戦略せんりゃくともな電気でんき自動車じどうしゃ『e‐208』も同時どうじ公開こうかいされた[9]。「208」は最高さいこう出力しゅつりょく100ps、最大さいだいトルク205Nmを発揮はっきする1.2L3気筒きとうターボエンジンと8そくATをわせ、燃費ねんぴ性能せいのうは19.5km/L(JC08モード)を達成たっせいする。「e-208」はモーターが最高さいこう出力しゅつりょく136hp、最大さいだいトルク26.5kgmを発生はっせいさせるモーターと蓄電ちくでん容量ようりょう50kWhのバッテリーを搭載とうさいし、1かい充電じゅうでん航続こうぞく距離きょり最大さいだい450km(NEDC計測けいそく)である。

2019ねん10がつ6にち、フランスにて発売はつばい[10]

2020ねん3がつ2にち欧州おうしゅうカー・オブ・ザ・イヤー2020を受賞じゅしょうした[11]。プジョーしゃ受賞じゅしょうは2017ねん3008以降いこう、3ねんぶり6度目どめとなった。

2023ねん、2022ねんヨーロッパでもっとれたくるまとなったと発表はっぴょうされた[12]

日本にっぽんでの販売はんばい

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初代しょだい

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  • 2012ねん11月1にちより販売はんばい開始かいし[13]先行せんこうして3ドアのスポーツグレード「GT」(1.6L直列ちょくれつ4気筒きとうターボエンジン+6そくMT)、5ドアのベースグレード「Premium」とパノラミックガラス搭載とうさい上級じょうきゅう仕様しよう「Cielo」(ともに1.6L直列ちょくれつ4気筒きとう自然しぜん吸気きゅうきエンジン+4そくAT)の3グレードが導入どうにゅうされ、同年どうねん12がつより3ドアのエントリーグレード「Allure」(1.2L直列ちょくれつ3気筒きとう自然しぜん吸気きゅうきエンジン+5そくMT)が追加ついかされた。
  • 2013ねん2がつ13にち、「Cielo」をベースに、17インチアロイホイール、テップレザー(人工じんこう皮革ひかく)とアルカンタラのコンビネーションシートなどを装備そうびした特別とくべつ仕様しようしゃ「Urban Vintage(アーバン ヴィンテージ)」を120だい限定げんてい発売はつばいした[14]
  • 2013ねん5がつ31にち、「GTi」と「XY」が追加ついかされた[15]。「GTi」は、最高さいこう出力しゅつりょく200ps(147kW)/6000rpm、最大さいだいトルク28.0kgm(275Nm)/1700rpmを発生はっせいする、1.6Lちょく噴ターボエンジンを搭載とうさいしたスポーツグレードである。「XY」は、156psのターボエンジンを搭載とうさいした「GT」をベースに、うち外装がいそう専用せんようにコーディネートしたラグジュアリースポーツグレードである。フロントグリルや17インチアロイホイール、エキゾーストパイプをかくすリアバンパーの処理しょりなど、随所ずいしょにXY専用せんようのデザインがれられている。トランスミッションはいずれも6そくMTで、3ドアのみである。また、パノラミックガラスルーフを標準ひょうじゅん装備そうび。シート表皮ひょうひにはブラック・テップレザーとアルカンターラ、ファブリックがわされている。
  • 2013ねん7がつ1にち価格かかく改定かいていおこなった。「Premium」と「Cielo」でそれぞれ2まんえん値上ねあげした[16]
  • 2014ねん1がつ6にち一部いちぶ改良かいりょうにより3ドアの「Allure」、5ドアの「Premium」と「Cielo」のユニットが1.2L直列ちょくれつ3気筒きとう自然しぜん吸気きゅうきエンジン「Pure Tech(ピュアテック)」+5そくセミAT「ETG5(エフィシェント・トロニック・ギアボックス)」へ変更へんこうされた(「Allure」は5そくMT仕様しよう設定せってい)。このエンジンはストップ&スタートシステム機構きこう搭載とうさいなどにより、JC08モードで19.4km/Lのてい燃費ねんぴ軽快けいかい走行そうこう性能せいのう実現じつげんしている[17]
  • 2014ねん4がつ15にちしんデザインの15インチアロイホイール、カラーコーディネートされたファブリックとアルカンタラのコンビネーションシート、グリップあなあき加工かこうほどこされたナッパレザーステアリングホイールを採用さいようした特別とくべつ仕様しようしゃ「envy(エンヴィ、『羨望せんぼう』の意味いみ)」を200だい限定げんてい発売はつばいした[18]
  • 2014ねん6がつ2にち価格かかく改定かいていおこない、「Allure」「Premium」「Cielo」は1まんえん、「GTi」は2まんえん値上ねあげした[19]
  • 2014ねん6がつ7にち、プジョーのぜんふつオープンテニス協賛きょうさん30周年しゅうねん記念きねんした特別とくべつ仕様しようしゃ「ROLAND GARROS(ロラン ギャロス)」を100だい限定げんてい発売はつばいした[20]
  • 2015ねん5がつ1にち、「205 GTi」の発売はつばい30周年しゅうねん記念きねんモデルとして「GTi 30th アニバーサリー」を限定げんてい50だい発売はつばいした[21]
  • 2015ねん5がつ26にち、ウレタンステアリングホイールやマニュアルエアコン、15インチアロイホイールなどを採用さいようして価格かかくを199まんえんおさえたエントリーモデル「Style」を208だい限定げんてい発売はつばいした[22]
  • 2015ねん10がつ28にち、マイナーチェンジを実施じっし[23]。2015ねん2がつ18にち欧州おうしゅう発表はっぴょうし、ジュネーブモーターショー公開こうかいされた改良かいりょうモデル[24]導入どうにゅうした。幅広はばひろのクロームとグリルないアクセントが3D効果こうかをもたらすしんグリルや、フォグランプを分離ぶんりさせたしんデザインバンパー、あたらしいカラーリングのツートーンヘッドランプと3DタイプのLEDリアコンビネーションランプを採用さいよう。パワートレーンは後述こうじゅつの「Style 5MT」と「GTi」けいのぞいて、最高さいこう出力しゅつりょく110psを発生はっせいする1.2L直列ちょくれつ3気筒きとうターボエンジン「Pure Tech」とアイシンAW(げん:アイシンせい6そくAT「EAT6」をわせる。さらにストップ&スタート機構きこう搭載とうさいしている。安全あんぜんめんでは、レーザーセンサーで危険きけん自動じどう回避かいひまたは軽減けいげんするアクティブシティブレーキを「Style 5MT」をのぞいて標準ひょうじゅん装備そうびした。さらに、縦列じゅうれつ駐車ちゅうしゃ脱出だっしゅつのステアリング操作そうさをサポートするパークアシストや、後退こうたい障害しょうがいぶつへの接近せっきん警告けいこくするバックソナーも装備そうびする。グレード体制たいせい大幅おおはば見直みなおされ、エントリーグレードの「Style 5MT」(1.2L直列ちょくれつ3気筒きとう自然しぜん吸気きゅうきエンジン+5そくMT)と「Style 6AT」(1.2L直列ちょくれつ3気筒きとうターボエンジン+6そくAT)、メイングレードの「Allure」とパノラミックガラスルーフ搭載とうさいの「Allure Cielo Package」(ともに1.2L直列ちょくれつ3気筒きとうターボエンジン+6そくAT)の4グレード体制たいせいとなる。「GTi」は最高さいこう出力しゅつりょく208psを発揮はっきする「GTi」とプジョー・スポールがチューニングをほどこしたホットハッチ「GTi by PEUGEOT SPORT」(ともに1.6L直列ちょくれつ4気筒きとうターボエンジン+6そくMT)の2グレード体制たいせいとなる。また、200だい限定げんてい特別とくべつ仕様しようしゃ「GT Line」も設定せっていされた。
  • 2016ねん6がつ1にち、「Style」をベースに専用せんようエンブレムおよびフロントドアステップガード、クロームドアミラー、スーパーティンテッドガラス、しんデザインのホイールキャップ、エントリーモデルとしての装備そうび充実じゅうじつさせた「Style Plus(スタイルプラス)」を230だい限定げんてい発売はつばいした[25]
  • 2016ねん9がつ26にち、「こおり」をイメージした特別とくべつ仕様しようしゃ「GT Line - ICE EDITION(GTライン アイスエディション)」を240だい限定げんてい発売はつばいした[26]あかいロゴが象徴しょうちょうてき専用せんようフロントグリル、GTラインバッジ、専用せんよう17インチアロイホイール、テップレザー&ファブリックのコンビネーションシートをそなえる。
  • 2017ねん4がつ17にち、「Allure」をベースに、パノラミックガラス(シエロルーフ)、LEDルーム&マップランプ、16インチしんデザインアロイホイール、オプションのメタリックボディカラーを採用さいようした「Allure Cielo Plus(アリュール シエロプラス)」を250だい限定げんてい発売はつばいした[27]。またしょう変更へんこう同時どうじ実施じっしし、「Style」にバックソナー、レザーステアリング、リア&リアサイド・スーパーティンテッドガラスを標準ひょうじゅん装備そうび。また、ぜんグレードでタッチスクリーンを日本語にほんご表示ひょうじ対応たいおうとした。
  • 2017ねん7がつ3にち、「Style 6AT」がベースの特別とくべつ仕様しようしゃ「First Selection(ファースト セレクション)」を240だい限定げんてい発売はつばいした[28]
  • 2018ねん4がつ9にち、「Allure」をベースに、ブラックレザーシート(フロントシートヒーターづけ)、フロアマット、16インチツートーンアロイホイールをそなえた特別とくべつ仕様しようしゃ「LEATHER EDITION(レザーエディション)」を120だい限定げんてい発売はつばいした[29]
  • 2018ねん7がつ24にち、16インチしんデザインアロイホイールと専用せんようエンブレム(左右さゆうフロントドア前部ぜんぶ)、208はつのバックアイカメラ、フロントソナー&パークアシスト(縦列じゅうれつ駐車ちゅうしゃのみ)、Apple CarPlayに対応たいおうするスマートフォン接続せつぞく機能きのう「ミラースクリーン」を搭載とうさいし、安全あんぜん運転うんてん支援しえんテクノロジーを強化きょうかした特別とくべつ仕様しようしゃ「TECH PACK EDITION(テックパックエディション)」を400だい限定げんてい発売はつばいした[30]
  • 2018ねん11月21にち、エントリーグレード「Style」をベースに、上位じょういグレードの「Allure」と同様どうようのフロントグリル、ブルーステッチりシート、かわまきスポーツステアリング、バックアイカメラ(アクティブシティブレーキ/バックソナー標準ひょうじゅん装備そうび)、16インチ専用せんようホイールカバー、SIGNATUREエンブレム、Apple CarPlay対応たいおうなど、装備そうび充実じゅうじつさせた特別とくべつ仕様しようしゃ「Signature(シグネチャー、『サイン、署名しょめい』の意味いみ)」を発売はつばいした[31]
  • 2019ねん4がつ8にち、スポーティグレード「GT Line」を復活ふっかつさせ、フロントグリル、ドアミラー、サイドウィンドウモール、17インチアロイホイールなどをブラックでコーディネイトした特別とくべつ仕様しようしゃ「GT Line Black Pack(GTライン ブラックパック)」を発売はつばいした[32]。バックカメラ&バックソナー、フロントソナー、パークアシストも装備そうびされる。Apple CarPlayとAndroid Autoに対応たいおうする。
  • 2019ねん5がつ23にち、「Allure」をベースにフロントソナーやパークアシストをそなえる特別とくべつ仕様しようしゃ「Allure Fun Edition(アリュール ファンエディション)」を発売はつばいした[33]
マイナーチェンジ特別とくべつ仕様しようしゃAllureシエロプラス

2代目だいめ

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  • 2019ねん10がつ18にち都内とないにて「208」「e-208」を日本にっぽんはつ公開こうかい[34]
  • 2020ねん7がつ2にち、「208」および「e-208」を発売はつばい開始かいし[8]。1.2L直列ちょくれつ3気筒きとうターボを搭載とうさいする「208」のグレード構成こうせいは「Style」(受注じゅちゅう生産せいさん)、「Allure」、「GT Line」の3種類しゅるい電気でんき自動車じどうしゃ「e-208」では「Allure」、「GT Line」の2種類しゅるいである。
  • 2020ねん12月7にち日本にっぽんカー・オブ・ザ・イヤー輸入ゆにゅうしゃ部門ぶもん 「2020-2021 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞じゅしょうした[35]世界せかいてきにセールスも好調こうちょう推移すいいしており、日本にっぽんでもデビュー以降いこう208が1818だい、e-208が105だい合計ごうけい1923だい同年どうねん12がつ6にち現在げんざい)と好調こうちょうなセールスを記録きろくしていることも公表こうひょうされた。
  • 2021ねん2がつ24にち仕様しよう変更へんこう実施じっしした[36]上級じょうきゅうグレード「GT Line」は「GT」に呼称こしょう変更へんこうされた。追加ついか装備そうびとしてフロントシートヒーター、ダークグレーの17インチアロイホイール(ガソリン仕様しようのみ)を採用さいようした。受注じゅちゅう生産せいさんモデル「Style」はヘッドライトがLEDとなりグレーの16インチアロイホイールを採用さいようした。また、ガソリンしゃぜんグレードでWLTCモード燃費ねんぴが5%アップ(17.9km/ℓ、きゅう数値すうちは17.0km/ℓ)し、はいガス基準きじゅんよっぼしレベル(50%低減ていげん認定にんていしゃ)を取得しゅとく。エコカー減税げんぜい対象たいしょうとなった。
  • 2021ねん5がつ1にち2008とともに価格かかく改定かいていおこなった[37]
  • 2022ねん3がつ9にち仕様しよう変更へんこう実施じっしし、ガソリンモデル全車ぜんしゃ指先ゆびさきだけで変速へんそく出来できるトグルタイプオートマチックセレクターを採用さいようした[38]
  • 2022ねん4がつ11にち、e-208をe-2008ととも仕様しよう変更へんこう[39][40]。ギヤ変更へんこうやヒートポンプの効率こうりつ改善かいぜんにより、一回いっかいたりの充電じゅうでん走行そうこう距離きょりが380kmから395kmへ15km延長えんちょう。これにより、「クリーンエネルギー自動車じどうしゃ・インフラ導入どうにゅう促進そくしん補助ほじょきん」の、EVにおける補助ほじょ上限じょうげんがく65まんえん交付こうふされる。れい4年度ねんど当初とうしょ予算よさん「クリーンエネルギー自動車じどうしゃ導入どうにゅう促進そくしん補助ほじょきん」も同様どうよう対象たいしょうとなる見込みこみ。また、ガソリンしゃすで採用さいようされているトグルタイプのオートマチックセレクターを採用さいようした。

モータースポーツ

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208はモータースポーツ部門ぶもんプジョー・スポール』の近年きんねん主力しゅりょくしゃである。おも戦歴せんれき以下いかとおり。

208 T16パイクスピーク

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2014グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでプジョー・208 T16パイクスピークを運転うんてんするセバスチャン・ローブ

2013ねんパイクスピーク・ヒルクライムけ、『208 T16 Pikes Peak』を開発かいはつ。かつてパイクスピークを制覇せいはしたグループB車両しゃりょう205 T16おなじ「T16」のあたえられている。

市販しはんしゃ由来ゆらいしない鋼鉄こうてつせいパイプフレームとカーボンせいボディで専用せんよう設計せっけいされ、耐久たいきゅうレースようプロトタイプマシンのプジョー・908から流用りゅうようしたものをふく巨大きょだいそらりょくパーツをそなえる。タイヤはミシュランプジョー・607からの流用りゅうよう耐久たいきゅうレースのクラージュ・C60にも搭載とうさいされたA32がたエンジン(3.2リッターV6ツインターボ)をリアミッドシップにマウントし、くるまじゅう875kg、馬力ばりきも875PSでパワーウェイトレシオ驚異きょういの1:1である[41]

WRCを9連覇れんぱしたセバスチャン・ローブがドライブし、前年ぜんねん市販しはんしゃ改造かいぞうヒュンダイ・ジェネシスクーペ記録きろくしていたぜん舗装ほそうのコースレコード9ふん46びょう164を1ふんはんえる8ふん13びょう878をたたして総合そうごう優勝ゆうしょうたし[42] 、T16の栄光えいこう継承けいしょうした。このタイムはじゅんないねつ機関きかんしゃした記録きろくとしては10ねんった2023ねん現在げんざい最速さいそくである。

このくるまは、2014ねん6がつグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでもヒルクライムレースで優勝ゆうしょうした。

ラリークロス

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208 WRX

2014ねんにはプジョーは北欧ほくおうゆうであるハンセン・モータースポーツを支援しえんしてWorld RX(世界せかいラリークロス選手権せんしゅけん)に、RXスーパーカーの『208 WRX』で参戦さんせん。エンジンはオレカせい2.0リッター直列ちょくれつ4気筒きとうターボを搭載とうさいする。2015ねんにチームタイトルを獲得かくとくしている[43]

2018ねんにはセバスチャン・ローブ・レーシング(SLR)が、オレカオンローク・オートモーティブ共同きょうどう開発かいはつした208 RXスーパーカーでどう選手権せんしゅけん参戦さんせんしている[44]

208 VTi (ラリーカー)
208 Rally4

207 S2000後継こうけいとして、グループRally旧名きゅうめいグループR)のカスタマーラリーカー投入とうにゅうしている。当初とうしょ姉妹しまいブランドのシトロエンがR1、R3を、プジョーはR2、R5を開発かいはつするかたちとなっていた。R5は307 WRC以来いらいよんりん駆動くどうターボラリーカーであったため、WRCへの復帰ふっき希望きぼうてき観測かんそくささやものもいたが、実現じつげんはしなかった。

安価あんか前輪ぜんりん駆動くどうのR2/Rally4はとくにカスタマーがおおく、2018ねんのWRC-3、2015ねん全日本ぜんにほんラリー選手権せんしゅけんJN5クラスでそれぞれ王者おうじゃとなっている。

2代目だいめへモデルチェンジも、R2の改称かいしょうであるRally4については新規しんき開発かいはつされ、おおくのチームに使用しようされている。また新井あらい大輝だいき国内こくないで208 Rally4をドライブし、よんりん駆動くどうターボぜいおおきくってはい活躍かつやくせている。

ユハ・サロはグループRally規定きていではない208で、2015ねんと2016ねんにフィンランドラリー選手権せんしゅけん優勝ゆうしょうした。

レーシング

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2018ねん、プジョー208 GTi 30th Editionモデルは、FFターボしゃで、はつのクラシックスポーツカークラブターボティントップシリーズの総合そうごうしょう受賞じゅしょうした[45]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ AL4は日本にっぽんでも初期しょきモデルに設定せっていされていたが、現在げんざい南米なんべいなど一部いちぶ地域ちいきのみに用意よういされる。EAT6はアイシンAW(げん:アイシンせいのトランスミッションで、2015ねんのマイナーチェンジモデルから導入どうにゅうされた。
  2. ^ HDiのマイクロハイブリッドシステム (回生かいせいブレーキ+アイドリングストップシステム) 搭載とうさいがた。20km/h以下いかでエンジンが停止ていし運動うんどうエネルギーは回生かいせいされてバッテリーとウルトラキャパシタ蓄積ちくせきする。再始動さいしどうには2.2kWへ強化きょうかされた、スタータモーターと発電はつでん機能きのうあわつ“スタータ・ジェネレータ”へだい電流でんりゅう供給きょうきゅうされ、わずか0.4びょうでエンジンが始動しどうする。とくにバッテリーにきびしい条件じょうけんとなる厳冬げんとうには有効ゆうこうなシステムである。システムはコンチネンタルしゃ開発かいはつしたもので、ウルトラキャパシタはマクスウェルしゃせい採用さいようされる。スペックはたかし放電ほうでんサイクル寿命じゅみょうが100まんかい使用しよう温度おんど範囲はんいは−40℃~65℃。HDiにくらべて通常つうじょう市街地しがいちで5%、混雑こんざつした市街地しがいちで15%の燃料ねんりょう消費しょうひ削減さくげん効果こうかうたわれる。
  3. ^ 欧州おうしゅうけe-HDiしゃのみに設定せってい
  4. ^ AL4とばれるこのATは1997ねんより使用しようされているが、207307大幅おおはば改良かいりょうされた。初期しょきではATフルードが95℃で6,000あいだ使用しよう可能かのうとされていたが、ATに負担ふたんかるストップ&ゴーのおお日本にっぽん使用しようじょうきょう本国ほんごく報告ほうこくされ、307ではATフルードの容量ようりょう増加ぞうか、308以降いこうは3ねん交換こうかん推奨すいしょうとなっている。オイルの通路つうろにスラッジやてつ蓄積ちくせきしたり、流動りゅうどうせいわる状態じょうたいソレノイドバルブ不具合ふぐあいよごれなどが影響えいきょうすると、油圧ゆあつ管理かんり適正てきせいおこなえなくなりエラーモードへとわる。初期しょきはエンジンがえているひやあいだ発生はっせいだんにはおさまるが、症状しょうじょう悪化あっかするとエンジンの暖気だんき改善かいぜんしなくなる。あぶらゆたか上昇じょうしょうともな電磁でんじべんにスラッジがまるリスクがたかくなるため、対応たいおうATフルードを使用しようはや (理想りそうてきには1まんkm、長期ちょうきでも3まんkm) の交換こうかん推奨すいしょうされる。トラブルが発生はっせいするとソレノイドバルブの交換こうかんやオーバーホール、最悪さいあく場合ばあいはトランスミッションのASSY交換こうかんとなる。ショップによっては深刻しんこくなトラブルなどを予防よぼうする目的もくてきで、オイルの通路つうろをクリーニングするリフレッシュメニューや、セミ・オーバーホールなどを実施じっししている。

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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