(Translated by https://www.hiragana.jp/)
メイラード反応 - Wikipedia コンテンツにスキップ

メイラード反応はんのう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
メラノイジンから転送てんそう
ルイ・カミーユ・マヤール(メイラード)

メイラード反応はんのう(メイラードはんのう、えい: Maillard reaction)とは、還元かんげんとうとアミノ化合かごうぶつアミノ酸あみのさんペプチドおよびタンパク質たんぱくしつ)を加熱かねつしたときなどにられる、褐色かっしょく物質ぶっしつ(メラノイジン)を反応はんのうのこと。褐変反応はんのう (browning reaction) ともばれる。アミノカルボニル反応はんのう一種いっしゅであり、褐色かっしょく物質ぶっしつ生成せいせいする代表だいひょうてき酵素こうそてき反応はんのうである。メイラード反応はんのうという呼称こしょうは、20世紀せいきフランス科学かがくしゃルイ=カミーユ・マヤールがこの反応はんのう詳細しょうさい研究けんきゅうおこなったことから名付なづけられた[注釈ちゅうしゃく 1]

食品しょくひん工業こうぎょうにおいて、食品しょくひん加工かこう貯蔵ちょぞうさいしょうじる、製品せいひん着色ちゃくしょく香気こうき成分せいぶん生成せいせいこう酸化さんかせい成分せいぶん生成せいせいなどにかかわる反応はんのうであり、非常ひじょう重要じゅうようとされる。メイラード反応はんのう加熱かねつによって短時間たんじかん進行しんこうするが、常温じょうおんでも進行しんこうする。ただし、その場合ばあいには長時間ちょうじかんようする。

反応はんのう過程かてい[編集へんしゅう]

メイラード反応はんのう非常ひじょうおおくの反応はんのうからなる過程かていであり、その全容ぜんよういま十分じゅうぶんには解明かいめいされていない。

アミノ酸あみのさん還元かんげんとう反応はんのうし、窒素ちっそはいとうからだ経由けいゆしてシッフ塩基えんき形成けいせいしたのちアマドリ転位てんいによってその反応はんのう生成せいせいぶつしょうじるまでの反応はんのう初期しょき段階だんかい、アマドリ転位てんい生成せいせいぶつ(2,3-エナミノールがたケトがたの2しゅ以降いこう中期ちゅうき段階だんかい[1]

メイラード反応はんのう進行しんこうには、反応はんのうけいpHおおきく関与かんよすることがられている。とく中性ちゅうせいから塩基えんきせい条件下じょうけんかでは中期ちゅうき段階だんかい以降いこうラジカル生成せいせい促進そくしんされて、褐色かっしょく色素しきそ生成せいせい促進そくしんされる。

また、反応はんのうちゅうあいだ生成せいせいぶつより分岐ぶんきし、ストレッカー分解ぶんかい反応はんのうかう経路けいろ存在そんざいする。ストレッカー分解ぶんかい反応はんのう生成せいせいぶつも、食品しょくひん加熱かねつ加工かこうさいしょうじる香気こうきおおきく関与かんよしている。

初期しょき段階だんかい[編集へんしゅう]

アミノ化合かごうぶつ還元かんげんとうちぢみごうし、シッフ塩基えんきばれる窒素ちっそはいとうからだ形成けいせいする[1]。シッフ塩基えんきじゅう結合けつごう(-N=C-)は転位てんいし(アマドリ転位てんい)、エノールがた生成せいせいぶつ(1,2-エナミノール)をしょうじる[1]。1,2-エナミノールは互変異性いせいしたケトンかた構造こうぞうとのあいだ平衡へいこう状態じょうたいとなっている(ケト-エノール互変異性いせい)。

生成せいせいぶつのエノールがた(1,2-エナミノール)は還元かんげんせいしめす、反応はんのうせいたか物質ぶっしつである。また、生成せいせいぶつのケトがたは2,3-エノールがた物質ぶっしつ(2,3-エンジオール)にも変化へんかするが、これも還元かんげんせいしめ反応はんのうせいたか物質ぶっしつである。

中期ちゅうき段階だんかい[編集へんしゅう]

アマドリ転位てんい生成せいせいぶつが1,2-エナミノールまたは2,3-エンジオールを経由けいゆして分解ぶんかいしていく過程かていで、この段階だんかいでの反応はんのうおおくは脱水だっすい反応はんのうである。2,3-エンジオールを経由けいゆする反応はんのうは、あぶやきにおいてはおもとなる経路けいろであるとわれている。

この段階だんかいではオソンや3-デオキシオソンなどの反応はんのうせいんだケトアルデヒドや、ピロールアルデヒド、フルフラールなどを生成せいせいする。また、メチルジケトン中間なかまたい経由けいゆして生成せいせいするピルブアルデヒドは非常ひじょうつよ反応はんのうせいつ。

最終さいしゅう段階だんかい[編集へんしゅう]

フルフラール、ピロール-2-アルデヒド、3-フラノン、オソン、3-デオキシオソン、メチルジケトン中間なかまたい(1-デオキシオソン)、アマドリ転位てんい生成せいせいぶつなどの反応はんのうちゅうあいだたい生成せいせいぶつと、各種かくしゅアミノ酸あみのさんやペプチド、タンパク質たんぱくしつなどが重合じゅうごうしてメラノイジンを生成せいせいする反応はんのう終期しゅうき段階だんかいであるが、その過程かていはまだあきらかにされていない。

反応はんのう生成せいせいぶつ[編集へんしゅう]

メラノイジン[編集へんしゅう]

メイラード反応はんのうによってしょうじる褐色かっしょく色素しきそのことをメラノイジンぶ。メラノイジンは酸素さんそ窒素ちっそふくむ、多様たよう高分子こうぶんし化合かごうぶつからなる混合こんごうぶつである[1]

メラノイジンは、それ自身じしんフリーラジカルであるが、同時どうじにラジカル捕捉ほそくざいとしての作用さようつため、食品しょくひん酸化さんか抑制よくせいするはたらきがある。この作用さようには、メラノイジンが金属きんぞくとキレートを生成せいせいしてふうめることが関与かんよしているともわれる。

メラノイジンは、in vitroではこう酸化さんか作用さよう活性かっせい酸素さんそ消去しょうきょ活性かっせいヘテロたまきアミノ化合かごうぶつ発癌はつがん物質ぶっしつ)にたいするだっ変異へんいばら活性かっせいなどをゆうするとされている[2][3]たとえば、メイラード反応はんのうによってしょうじたトリプトファン・グルコース反応はんのうえきこう酸化さんかのうビタミンEであるαあるふぁ-トコフェロールよりもつよく、合成ごうせいこう酸化さんかざいBHABHT匹敵ひってきするものであることがあきらかになった[4]

グルコースグリシンによるアミノカルボニル反応はんのう生成せいせいした褐変物質ぶっしつによる着色ちゃくしょくたかいほどDPPHラジカル消去しょうきょのうたかくなる。着色ちゃくしょくしめす440 nmにおける吸光度こうどとDPPHラジカル消去しょうきょのうあいだにはr=0.993の非常ひじょうたかせい相関そうかん関係かんけいみとめられる。また、たまネギ加熱かねつし、黄色おうしょく、あめいろ茶色ちゃいろと褐変が進行しんこうするにしたがってDPPHラジカル消去しょうきょのう上昇じょうしょうする、との報告ほうこくがある[5]

たとえば、味噌みそすぐれたこう酸化さんか能力のうりょくゆうし、味噌みそラジカル補足ほそく能力のうりょくはその大半たいはんをメラノイジンがになっており、味噌みそ色調しきちょういほどその能力のうりょくたかまっているとする研究けんきゅうがある[6]動物どうぶつ実験じっけんでは、味噌みそ摂取せっしゅ肺癌はいがん胃癌いがん乳癌にゅうがん肝臓かんぞうがん大腸だいちょうがん抑制よくせい効果こうかみとめられ、味噌みそ熟成じゅくせいたかいほど効果こうかたかかったとの報告ほうこくがある[7]

香気こうき成分せいぶん生成せいせい[編集へんしゅう]

メイラード反応はんのうともなって特有とくゆう香気こうき成分せいぶんしょうじる[1]。その香気こうき反応はんのうのもととなったアミノ酸あみのさんとう種類しゅるい反応はんのう条件じょうけんなどによって変化へんかし、くさカラメルにおいナッツよう臭気しゅうきパンよう臭気しゅうきチョコレートにおいときカビにおいスミレよう臭気しゅうきなど、様々さまざま香気こうきしょうじる。

各種かくしゅアミノ酸あみのさんとグルコースを褐変反応はんのうさせたときの香気こうき以下いかとおり。

アミノ酸あみのさん 100℃加熱かねつ臭気しゅうき 180℃加熱かねつ臭気しゅうき
バリン ライ麦らいむぎパンようくさ 刺激しげきのあるチョコレートくさ
ロイシン あまいチョコレートのくさ チーズいたくさ
イソロイシン カビにおい
フェニルアラニン スミレはなくさ ライラックはなくさ
メチオニン ジャガイモくさ ジャガイモのくさ
スレオニン チョコレートのくさ くさ
ヒスチジン - トウモロコシパンのくさ
アスパラギンさん 砂糖さとう菓子かしくさ カラメルしゅう
グルタミン チョコレートのくさ バターボールのくさ
アルギニン ポップコーンくさ げた砂糖さとうくさ
リシン - パンのくさ
プロリン タンパク質たんぱくしつげたくさ

メイラード反応はんのうとアクリルアミド[編集へんしゅう]

アスパラギンさんとうのメイラード反応はんのうによるアクリルアミドの生成せいせい

メイラード反応はんのう過程かていアスパラギンブドウ糖ぶどうとう反応はんのうすることによって、げきぶつあつかいのアクリルアミド生成せいせいされることがあきらかになっている。アクリルアミドは神経しんけい毒性どくせい発癌はつがんせいうたがいがある化合かごうぶつであるため、とくにポテトチップスなどの高温こうおん加熱かねつ食品しょくひんにおけるメイラード反応はんのうでアクリルアミドがしょうじることが食品しょくひん安全あんぜんじょう観点かんてんから問題もんだいされている。アクリルアミドがヒトにたいして神経しんけいどくとしてはたらくことはこれまで確認かくにんされているが、食品しょくひんちゅうふくまれているりょうではこの作用さようあらわれないこと、また発癌はつがんせいについてはラットに薬品やくひんとして直接ちょくせつアクリルアミドを投与とうよすること確認かくにんされているが、実際じっさいにヒトが食品しょくひんふくまれるかたち摂取せっしゅした場合ばあい発癌はつがんリスクがたかくなるかどうかはあきらかになっていないこと、などから、通常つうじょう摂取せっしゅりょうであれば特別とくべつ健康けんこうじょう問題もんだいむすびつく可能かのうせいひくいと、これまではかんがえられていた。

2002ねん4がつスウェーデン食品しょくひんちょうは、ポテトチップスフライドポテトビスケットなど、炭水化物たんすいかぶつおおふくむものを高温こうおん加熱かねつした食品しょくひんにアクリルアミドがこう濃度のうどふくまれているという報告ほうこくした。アクリルアミドは神経しんけい毒性どくせい発癌はつがんせいうたがいがあるため、これらの食品しょくひん安全あんぜんせいたいする懸念けねんまれることになった。その、この報告ほうこく各国かっこく食品しょくひん関連かんれん機関きかん追試ついしによって確認かくにんされ、それをうけてWHOが2002ねん6がつ専門せんもん会議かいぎもうけるなどの対応たいおうおこなった。日本にっぽんでは食品しょくひん総合そうごう研究所けんきゅうじょ中心ちゅうしんに、この問題もんだい検討けんとうされている。これらの食品しょくひんちゅうアクリルアミド濃度のうどは、飲料いんりょう水中すいちゅう規準きじゅんえていたために安全あんぜんじょう問題もんだいがあるとうたがわれた。

2005ねんには、FAOとWHOからなる合同ごうどう委員いいんかいが「食品しょくひんちゅうのアクリルアミドは健康けんこうがいあたえるおそれがあり、含有がんゆうりょうらすべき」と勧告かんこく

2007ねん、オランダのマーストリヒト大学だいがくのジャネケ・ホゲルボルスト (Janneke G. Hogervorst) らが「アクリルアミドの摂取せっしゅとく喫煙きつえんしゃ女性じょせいにおいて子宮しきゅうないまくがんと卵巣らんそうがんの危険きけんせいたかめる」という疫学えきがく調査ちょうさ結果けっかをCancer Epidemiology Biomarkers & Preventionの11月ごう発表はっぴょう[8]

2008ねん5月、オランダのマーストリヒト大学だいがく研究けんきゅうチームが「アクリルアミドのりすぎは腎臓じんぞうがんのリスクをたかめる」という研究けんきゅうをAmerican Journal of Clinical Nutrition5がつごう発表はっぴょうした[9]

安全あんぜんせいかんする詳細しょうさい検討けんとう現在げんざい継続けいぞくちゅうであり、また食品しょくひんちゅう濃度のうど規制きせいけたみもはじまっている。

メイラード反応はんのうれい[編集へんしゅう]

生の挽き肉
加熱した挽き肉
にく加熱かねつすることによって褐変するのはメイラード反応はんのう典型てんけいである

メイラード反応はんのう関与かんよするものにはつぎのような現象げんしょうげられる。

さんゆたかとう着色ちゃくしょくカラメル反応はんのうであり、メイラード反応はんのうてはいるがことなる反応はんのうである。また、げはメイラード反応はんのうというよりは炭化たんかである。

から腐葉土ふようど出来でき過程かていでも褐色かっしょく色素しきそ黒色こくしょく色素しきそしょうじる。これは腐植ふしょくさんばれる物質ぶっしつだが、メラノイジンとおなじものである。植物しょくぶつ酵素こうそてき褐色かっしょく色素しきそ形成けいせいと、酵素こうそてきなメイラード反応はんのう両方りょうほう関与かんよしているとわれている。

糖尿とうにょうびょう患者かんじゃられる褐色かっしょくまだら形成けいせいにも、生体せいたいないきるメイラード反応はんのう関与かんよ示唆しさされている。褐色かっしょくまだら原因げんいんとなる色素しきそにはAGEs (advanced glycation end-products) とばれるものがふくまれているが、これらはメラノイジンの前駆ぜんく物質ぶっしつだとかんがえられている。なお、糖尿とうにょうびょう患者かんじゃ症状しょうじょうとしてられる白内障はくないしょう血管けっかん組織そしき劣化れっかは、まさにメイラード反応はんのうにおけるブドウ糖ぶどうとうのアルデヒドもとクリスタリンやエラスチン、コラーゲンのようなこう寿命じゅみょうタンパク質たんぱくしつのアミノもと重合じゅうごう反応はんのうによってきるタンパク質たんぱくしつ変性へんせい起因きいんする。

炭水化物たんすいかぶつ摂取せっしゅすると小腸しょうちょうグルコース分解ぶんかいされ、大量たいりょうのグルコースが体内たいない吸収きゅうしゅうされる。体内たいないでのグルコースは、エネルギーげんとして重要じゅうようである反面はんめんこう濃度のうどのグルコースはそのアルデヒドもと反応はんのうせいたかさのため生体せいたいないタンパク質たんぱくしつ反応はんのうして生体せいたい有害ゆうがい作用さようをもたらすため、インスリンの分泌ぶんぴつにより、体内たいない血糖けっとう濃度のうどつね一定いってい範囲はんいたもたれている。この唯一ゆいいつのインスリンによる血糖けっとう調整ちょうせい機構きこう破綻はたんするとこう血糖けっとうによる生体せいたい組織そしきとのメイラード反応はんのうにより、糖尿とうにょうびょうせい神経しんけい障害しょうがい糖尿とうにょうびょうせい網膜もうまくしょう糖尿とうにょうびょうせいじんしょう微小びしょう血管けっかん障害しょうがい、つまり糖尿とうにょうびょう合併症がっぺいしょう発症はっしょうする。

こうカロリー輸液調製ちょうせいにおいて、ブドウ糖ぶどうとうアミノ酸あみのさんえきどういち容器ようきない混合こんごうすると、メイラード反応はんのうによって褐色かっしょく物質ぶっしつ形成けいせいされ、溶液ようえき褐色かっしょく変化へんかすることがある。

生体せいたいないこるメイラード反応はんのう老化ろうか現象げんしょう[編集へんしゅう]

こう老化ろうか医学いがく(アンチエイジング)の発達はったつによって、体内たいないこるメイラード反応はんのうが、老化ろうか進行しんこうさせるからだ糖化とうかであることがあきらかになってきた。

老化ろうか現象げんしょうふかかかわりをコラーゲン糖化とうか反応はんのうは、はだりと弾力だんりょくせいうしなわせ、ほねしつほね強度きょうど)を劣化れっかさせる。また、糖化とうかされた老廃ろうはいぶつ蓄積ちくせき白内障はくないしょう動脈どうみゃく硬化こうか進行しんこう高血圧こうけつあつしょう)となってあらわれるなど、老化ろうか顕著けんちょ特徴とくちょう直結ちょっけつしている。アルツハイマーびょうのうないアミノ酸あみのさん糖化とうかされる現象げんしょうというせつ存在そんざいする。またからだ糖化とうか糖尿とうにょうびょう合併症がっぺいしょうメタボリックシンドロームにはふか関係かんけいがある。

こう糖化とうかケアは、摂取せっしゅカロリーの適正てきせい調整ちょうせいとともに、急激きゅうげき血糖けっとうげないGI(グリセミックインデックス)に留意りゅういした食生活しょくせいかつによって可能かのうとなる。たとえば、野菜やさいからさきべる工夫くふうをするだけでも、血糖けっとう急激きゅうげき上昇じょうしょうおさえることにつながり、からだ糖化とうか抑制よくせい期待きたい出来できる。ドクダミちゃシソちゃ、などの健康けんこうちゃは、コラーゲンの糖化とうかたいしてつよ抑制よくせいりょくしめす。また、こう糖化とうか作用さようゆうする食品しょくひんとして、ローマンカモミールセイヨウサンザシサクラ、などが発見はっけんされている[11][12][13]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 日本語にほんご表記ひょうきの「メイラード」は、フランス語ふらんすごの Maillard[マヤール(フランス語ふらんすご発音はつおん: [majaʁ])あるいはメヤール(フランス語ふらんすご発音はつおん: [mɛjaʁ])]を英語えいごみした「マイヤード」「メイヤード」を日本語にほんごした表記ひょうきである。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d e 村田むらたひろしつね「シリーズ:ものづくりと学問がくもん ―スイーツと化学かがくいたスイーツとメイラード反応はんのう」『化学かがく教育きょういくだい67かんだい2ごう日本にっぽん学会がっかい、2019ねん、90-91ぺーじdoi:10.20665/kakyoshi.67.2_90 
  2. ^ 本間ほんま清一せいいちメラノイジンにかんする食品しょくひん化学かがくてき研究けんきゅう : 平成へいせい15年度ねんど日本にっぽん栄養えいよう食糧しょくりょう学会がっかい学会がっかいしょう」『日本にっぽん栄養えいよう食糧しょくりょう学会がっかいだい58かんだい2ごう日本にっぽん栄養えいよう食糧しょくりょう学会がっかい、2005ねん、85-98ぺーじdoi:10.4327/jsnfs.58.85 
  3. ^ 加藤かとうひろしどおり, 石川いしかわ久隆ひさたか, 樫尾かしおいち, 土田つちた広信ひろのぶ, 藤巻ふじまきただしせいメラノイジンの酸化さんか分解ぶんかいおよび還元かんげん生成せいせいぶつこう酸化さんかせいについて」『日本にっぽん農芸のうげい学会がっかいだい49かんだい3ごう日本にっぽん農芸のうげい学会がっかい、1975ねん、179-183ぺーじdoi:10.1271/nogeikagaku1924.49.179 
  4. ^ 冨田とみた裕一郎ゆういちろうアミノ・カルボニル反応はんのう生成せいせいぶつこう酸化さんかせいかんする研究けんきゅう : (だい5ほう)トリプトファン・グルコースけい反応はんのう生成せいせいぶつこう酸化さんかざいとしての利用りよう試験しけん」『鹿児島大学かごしまだいがく農学部のうがくぶ学術がくじゅつ報告ほうこくだい22ごう鹿児島大学かごしまだいがく、1972ねん3がつ、115-121ぺーじISSN 04530845NAID 110004993957 
  5. ^ 下橋しもはし淳子じゅんこ褐変物質ぶっしつのDPPHラジカル消去しょうきょのう」『駒沢女子短期大学こまざわじょしたんきだいがく研究けんきゅう紀要きようだい37ごう駒沢女子短期大学こまざわじょしたんきだいがく、2004ねん、17-22ぺーじdoi:10.18998/00000638ISSN 02884844NAID 110004678454 
  6. ^ 竹内たけうち徳男のりお, 稲荷いなり妙子たえこ, 森本もりもと仁美ひとみ味噌みそのDPPHラジカル捕捉ほそくのうかんする研究けんきゅう」『味噌みそ科学かがく技術ぎじゅつだい52かんだい6ごう全国ぜんこく味噌みそ技術ぎじゅつかい、2004ねん6がつ、211-219ぺーじISSN 03691047NAID 40006272320NDLJP:8558735 
  7. ^ 渡邊わたなべあつしこう, 「味噌みそ効能こうのう」『日本にっぽん醸造じょうぞう協会きょうかい』 105かん 11ごう 2010ねん11月 pp. 714–723, 日本にっぽん醸造じょうぞう協会きょうかい, doi:10.6013/jbrewsocjapan.105.714, ISSN 09147314, NAID 10027494629
  8. ^ マーストリヒト大学だいがくプレスリリース
  9. ^ Hogervorst, Janneke G; Schouten, Leo J; Konings, Erik J; Goldbohm, R Alexandra; van den Brandt, Piet A (05 2008). “Dietary acrylamide intake and the risk of renal cell, bladder, and prostate cancer”. The American Journal of Clinical Nutrition 87 (5): 1428-1438. doi:10.1093/ajcn/87.5.1428. ISSN 0002-9165. https://doi.org/10.1093/ajcn/87.5.1428. (Paid subscription requiredよう購読こうどく契約けいやく)
  10. ^ Veal Demi-Glace: Maillard Reaction Veal Demi-Glace: Maillard Reaction
  11. ^ こう糖化とうかってっていますか
  12. ^ 日本にっぽんメイラード学会がっかい
  13. ^ 日本にっぽんこうよわい学会がっかい

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]