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中部電力ちゅうぶでんりょくミライズ

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中部電力ちゅうぶでんりょくミライズ株式会社かぶしきがいしゃ
Chubu Electric Power Miraiz Co., Inc.
中部電力ちゅうぶでんりょくミライズの本店ほんてん所在しょざいする中部電力ちゅうぶでんりょく本店ほんてんビル
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
略称りゃくしょう ちゅうでんミライズ、ミライズ、MZ
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
461-8680
愛知あいちけん名古屋なごやひがし東新とうしんまち1番地ばんち
北緯ほくい3510ふん11.8びょう 東経とうけい13654ふん49.3びょう / 北緯ほくい35.169944 東経とうけい136.913694 / 35.169944; 136.913694座標ざひょう: 北緯ほくい3510ふん11.8びょう 東経とうけい13654ふん49.3びょう / 北緯ほくい35.169944 東経とうけい136.913694 / 35.169944; 136.913694
設立せつりつ 2019ねん平成へいせい31ねん4がつ1にち
業種ぎょうしゅ 電気でんき・ガスぎょう
法人ほうじん番号ばんごう 2180001135973 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう 小売こうり電気でんき事業じぎょう、ガス小売こうり事業じぎょう ほか
代表だいひょうしゃ 代表だいひょう取締役とりしまりやく 社長しゃちょう執行しっこう役員やくいん 神谷かみや 泰範やすのり(かみや ひろのり)
資本しほんきん 40おくえん
決算けっさん 3月31にち
主要しゅよう株主かぶぬし 中部電力ちゅうぶでんりょく 100%
外部がいぶリンク https://miraiz.chuden.co.jp/
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中部電力ちゅうぶでんりょくミライズ株式会社かぶしきがいしゃ(ちゅうぶでんりょくミライズ)は愛知あいちけん名古屋なごや本店ほんてんく、中部電力ちゅうぶでんりょくグループの電気でんき・ガス小売こうり事業じぎょう会社かいしゃ略称りゃくしょうに、ちゅうでんミライズ[1]ちゅうでんMZ[2]中部ちゅうぶでんミライズ[3]がある。

概要がいよう[編集へんしゅう]

当社とうしゃ発電はつでん事業じぎょうしゃやガス製造せいぞう事業じぎょうしゃから調達ちょうたつした電気でんき・ガスを一般いっぱん需要じゅよう販売はんばい供給きょうきゅうする会社かいしゃ小売こうり電気でんき事業じぎょうしゃガス小売こうり事業じぎょうしゃ)である。中部電力ちゅうぶでんりょく小売こうり部門ぶもん販売はんばいカンパニー)の事業じぎょうを、2020ねんれい2ねん)4がついだ[4][5]。「ミライズ」のは「未来みらい」からとったものである[6][7]

事業じぎょう内容ないよう[編集へんしゅう]

小売電気事業者の役割を表す図
小売こうり電気でんき事業じぎょうしゃである中部電力ちゅうぶでんりょくミライズは、発電はつでん事業じぎょうしゃから購入こうにゅうした電気でんき一般いっぱん送配そうはいでん事業じぎょうしゃたくし、各地かくち需要じゅようとどけてもらう。

当社とうしゃ電気でんき・ガスを一般いっぱん需要じゅよう販売はんばい供給きょうきゅうしている。社内しゃない発電はつでん部門ぶもん・ガス製造せいぞう部門ぶもんっていないため、需要じゅよう販売はんばい供給きょうきゅうする電気でんき・ガスは、社外しゃがいから調達ちょうたつしている。

電気でんき販売はんばい供給きょうきゅう[編集へんしゅう]

電気でんき販売はんばい供給きょうきゅうは、2024ねんれい6ねん)4がつ時点じてんでは、中部ちゅうぶエリア(中部電力ちゅうぶでんりょくパワーグリッド供給きょうきゅう区域くいき)が中心ちゅうしんである。そののエリアでは新規しんき契約けいやく受付うけつけを休止きゅうししている。

首都しゅとけん東京電力とうきょうでんりょくパワーグリッド供給きょうきゅう区域くいき)の事業じぎょうは、2020ねんれい2ねん)7がつ中部電力ちゅうぶでんりょく大阪おおさかガスとの合弁ごうべん会社かいしゃであるCDエナジーダイレクトにほぼ集約しゅうやくした[8]

ガスの販売はんばい供給きょうきゅう[編集へんしゅう]

都市としガス(LNGを気化きかし、熱量ねつりょう調整ちょうせいしたもの)の販売はんばい供給きょうきゅうは、2024ねんれい6ねん)4がつ時点じてんでは、東邦とうほうガスネットワーク株式会社かぶしきがいしゃ東邦とうほうガス子会社こがいしゃ)の供給きょうきゅう区域くいき岐阜ぎふけん愛知あいちけん三重みえけんかく一部いちぶ)のみでおこなっている。ガス保安ほあん業務ぎょうむ岩谷産業いわたにさんぎょう委託いたくしている[9]

だい規模きぼ工場こうじょうけの天然てんねんガス(LNGを気化きかしたガスで、熱量ねつりょう調整ちょうせいしていないもの)の供給きょうきゅうは、愛知あいちけん知多ちた三重みえけん四日市よっかいちにあるJERAのLNG基地きちからびるガス導管どうかん沿線えんせんおこなっている[10]中部電力ちゅうぶでんりょくミライズは四日市よっかいち市内しない自社じしゃのガス導管どうかん保有ほゆうしている[11]。また、東北電力とうほくでんりょく上越じょうえつ火力かりょく発電はつでんしょ新潟にいがたけん上越じょうえつ)で燃料ねんりょうとして使用しようする年間ねんかんやく30まんトン(LNG換算かんさん)の天然てんねんガスは、中部電力ちゅうぶでんりょくミライズから東北電力とうほくでんりょく販売はんばい供給きょうきゅうしている[12]

都市としガスもう天然てんねんガス導管どうかんのない地域ちいき工場こうじょうたいしては、中部電力ちゅうぶでんりょくミライズの100%子会社こがいしゃであるシーエナジーがタンクローリーでLNGを供給きょうきゅうしている。

首都しゅとけん東京とうきょうガスネットワーク株式会社かぶしきがいしゃ東京とうきょうガス子会社こがいしゃ)の供給きょうきゅう区域くいき一部いちぶのぞく)では、中部電力ちゅうぶでんりょくミライズと大阪おおさかガスとの合弁ごうべん会社かいしゃであるCDエナジーダイレクト都市としガスを販売はんばい供給きょうきゅうしている。

拠点きょてん[編集へんしゅう]

名古屋なごや本店ほんてんき、愛知あいちけんに2かしょ名古屋なごや岡崎おかざき)、長野ながの岐阜ぎふ静岡しずおか三重みえかくけんに1かしょ地域ちいき営業えいぎょう本部ほんぶ[13]本店ほんてん中部電力ちゅうぶでんりょく本店ほんてん中部電力ちゅうぶでんりょくパワーグリッド本社ほんしゃおな所在地しょざいちである。

中部電力ちゅうぶでんりょく上記じょうき5けん各地かくちいていた営業えいぎょうしょは2020ねんれい2ねん)4がつ中部電力ちゅうぶでんりょくパワーグリッドの営業えいぎょうしょ移行いこうし、その一部いちぶ営業えいぎょうしょ中部電力ちゅうぶでんりょくパワーグリッドの支社ししゃ統合とうごうされた。中部電力ちゅうぶでんりょくパワーグリッドの支社ししゃ営業えいぎょうしょでは中部電力ちゅうぶでんりょくミライズの契約けいやく料金りょうきん関係かんけい手続てつづきけていない(営業えいぎょうしょ窓口まどぐちにおける電気でんき料金りょうきん収納しゅうのうは、中部電力ちゅうぶでんりょく時代じだい廃止はいしされている[14])。

沿革えんかく[編集へんしゅう]

本節ほんぶしでは、中部電力ちゅうぶでんりょく発足ほっそく以来いらい販売はんばいかんする出来事できごとあつかう。

販売はんばい電力でんりょくりょうだい4からの出発しゅっぱつ[編集へんしゅう]

中部電力ちゅうぶでんりょくは、電気でんき事業じぎょうさい編成へんせいによって1951ねん昭和しょうわ26ねん)5がつ沖縄おきなわ以外いがい発足ほっそくした地域ちいきべつの9電力でんりょく会社かいしゃのうちの1しゃである。発足ほっそく初年度しょねんど販売はんばい電力でんりょくりょうは3,628ひゃくまんkWhであり、東京電力とうきょうでんりょく(7,261ひゃくまんkWh)、関西電力かんさいでんりょく(5,508ひゃくまんkWh)、九州電力きゅうしゅうでんりょく(4,094ひゃくまんkWh)にぎ、国内こくないだい4であった(各社かくしゃ販売はんばい電力でんりょくりょうは、電気でんき事業じぎょうさい編成へんせい直前ちょくぜんの4がつぶんふくむ1年間ねんかん数値すうち[15]

発足ほっそく直後ちょくごから大幅おおはば値上ねあ[編集へんしゅう]

だい世界せかい大戦たいせん日本にっぽん国内こくないでははげしいインフレーション発生はっせいした(戦後せんごインフレ)。1951ねん昭和しょうわ26ねん)の卸売おろしうり物価ぶっか指数しすうは、1934ねん昭和しょうわ9ねん)から1936ねん昭和しょうわ11ねん)までの平均へいきんくらべて、343ばい上昇じょうしょうしていた[16]。これにたいして、政府せいふ統制とうせいにあった電気でんき料金りょうきん値上ねあげが抑制よくせいされており、おな期間きかんに83ばいになったにすぎなかった[16]物価ぶっか水準すいじゅんして電気でんき料金りょうきんやすすぎたともいえ、9電力でんりょく会社かいしゃ発足ほっそくした瞬間しゅんかんから存亡そんぼう危機ききにあった。

そこで、9電力でんりょく会社かいしゃさきんだのは、電気でんき料金りょうきん大幅おおはば引上ひきあげであった。5月に発足ほっそくした9電力でんりょく会社かいしゃは、6がつ当時とうじ監督かんとく官庁かんちょうであった公益こうえき事業じぎょう委員いいんかい電気でんき料金りょうきん全国ぜんこく平均へいきんで64.0%げる認可にんか申請しんせいした[16]中部電力ちゅうぶでんりょくは、電灯でんとう電力でんりょく平均へいきんで65.3%の値上ねあげを申請しんせいした[16]

これにたいして、公益こうえき事業じぎょう委員いいんかい値上ねありつ圧縮あっしゅくし、実際じっさい認可にんかした値上ねありつ全国ぜんこく平均へいきんで30.1%、中部電力ちゅうぶでんりょく場合ばあい平均へいきん27.9%(電灯でんとう32.4%、電力でんりょく24.4%)にすぎなかった[16]。これにちをかけるように、このとし異常いじょう渇水かっすいにより水力すいりょく発電はつでんるわず、火力かりょく発電はつでん使用しようする石炭せきたん高騰こうとうした[16]。このため、発足ほっそく初年度しょねんど、9しゃちゅう7しゃ赤字あかじ決算けっさんであった[16]中部電力ちゅうぶでんりょく東京電力とうきょうでんりょくともかろうじて黒字くろじ確保かくほした[16]

9電力でんりょく会社かいしゃは、1952ねん昭和しょうわ27ねん)、再度さいど値上ねあげを申請しんせいし、全国ぜんこく電気でんき料金りょうきんは5月、平均へいきんで28.0%げられた[16]中部電力ちゅうぶでんりょく平均へいきん19.6%(電灯でんとう21.5%、電力でんりょく17.8%)値上ねあげした[16]。1954ねん昭和しょうわ29ねん)10がつにも9電力でんりょく会社かいしゃ平均へいきん11.2%の値上ねあげを実施じっしした[16]。このとき、中部電力ちゅうぶでんりょく平均へいきん18.1%(電灯でんとう11.2%、電力でんりょく19.8%)値上ねあげした[16]。ようやく電力でんりょく各社かくしゃ経営けいえい安定あんていし、インフレにもかかわらず、中部電力ちゅうぶでんりょくは1965ねん昭和しょうわ40ねん)4がつまで料金りょうきんいた[16]

販売はんばい電力でんりょくりょうだい3への浮上ふじょう[編集へんしゅう]

GHQは1950ねん昭和しょうわ25ねん)10がつ繊維せんい産業さんぎょうたいする設備せつび制限せいげん撤廃てっぱいした[15]当時とうじ中部ちゅうぶ地方ちほう主力しゅりょく産業さんぎょうであった繊維せんい産業さんぎょうはこれをけて設備せつび投資とうし増産ぞうさん邁進まいしんした[15]中部ちゅうぶ地方ちほう電力でんりょく需要じゅよう急速きゅうそくたかまり、中部電力ちゅうぶでんりょく販売はんばい電力でんりょくりょうは1951年度ねんど昭和しょうわ26年度ねんど)の3,628ひゃくまんkWhから1955年度ねんど昭和しょうわ30年度ねんど)の5,747ひゃくまんkWhへとおおきく増加ぞうかした[15]。1951年度ねんど昭和しょうわ26年度ねんど)から1955年度ねんど昭和しょうわ30年度ねんど)までの販売はんばい電力でんりょくりょう平均へいきん増加ぞうかりつは1ねんにつき12.2%であり、9電力でんりょく会社かいしゃちゅう首位しゅいであった[15]

一方いっぽう九州きゅうしゅう地方ちほう主力しゅりょく産業さんぎょうであった石炭せきたん鉱業こうぎょうは、朝鮮ちょうせん特需とくじゅいたのち一転いってんしてきょうおちいった。1953ねん昭和しょうわ27ねん)と翌年よくねんには炭鉱たんこう休止きゅうし廃止はいし相次あいついだ。九州電力きゅうしゅうでんりょく販売はんばい電力でんりょくりょうは1951年度ねんど昭和しょうわ26年度ねんど)の4,094ひゃくまんkWhから1955年度ねんど昭和しょうわ30年度ねんど)の5,007ひゃくまんkWhまで、平均へいきんすると1ねんにつき5.2%増加ぞうかするにとどまり、増加ぞうかりつは9電力でんりょく会社かいしゃちゅう最下位さいかいであった[15]

以上いじょう結果けっか、1954年度ねんど昭和しょうわ29年度ねんど販売はんばい電力でんりょくりょうは、中部電力ちゅうぶでんりょく九州電力きゅうしゅうでんりょくはじめて上回うわまわり、中部電力ちゅうぶでんりょく業界ぎょうかいだい3浮上ふじょうした[15]

中部電力ちゅうぶでんりょく九州電力きゅうしゅうでんりょく年度ねんどべつ販売はんばい電力でんりょくりょう(1951年度ねんど~1955年度ねんど[15]

石油せきゆ危機ききによる値上ねあ[編集へんしゅう]

1973ねん昭和しょうわ48ねん)10がつ勃発ぼっぱつしただいよん中東ちゅうとう戦争せんそう契機けいき産油さんゆこく原油げんゆ禁輸きんゆ生産せいさん調整ちょうせい値上ねあげにった。原油げんゆ価格かかく暴騰ぼうとうし、1974ねん昭和しょうわ49ねんはるには1ねんまえの4ばいになった[17]だいいち石油せきゆ危機ききである。

原油げんゆ価格かかく高騰こうとう石油せきゆ火力かりょく発電はつでん依存いぞんしてきた中部電力ちゅうぶでんりょく経営けいえい直撃ちょくげきし、1973ねん昭和しょうわ48ねん下期しもき会社かいしゃ創立そうりつ以来いらいはつじゅん損失そんしつ記録きろくした[17]中部電力ちゅうぶでんりょくは1965ねん昭和しょうわ40ねん)4がつ以来いらいいていた電気でんき料金りょうきん改定かいていはしり、1974ねん昭和しょうわ49ねん)6がつ平均へいきん71.8%(電灯でんとう29.6%、電力でんりょく92.2%)、1976ねん昭和しょうわ51ねん)8がつ平均へいきん22.5%(電灯でんとう20.7%、電力でんりょく23.1%)、電気でんき料金りょうきんげた[17]

そのイラン革命かくめいにつながるイランの政情せいじょう悪化あっか契機けいきだい石油せきゆ危機きき発生はっせいし、原油げんゆ価格かかくは1バレルたり30ドルを突破とっぱした。1980ねん昭和しょうわ55ねん)3がつ時点じてんでは、中部電力ちゅうぶでんりょくは、平均へいきん販売はんばい単価たんかが14.27えん/kWhの電気でんき供給きょうきゅうするために燃料ねんりょうだけで16.24えん/kWhついやす有様ありさまであった[17]同社どうしゃの1980年度ねんど昭和しょうわ55年度ねんど)の経営けいえい計画けいかく大綱たいこうによれば、「創立そうりつ以来いらい最大さいだいともいうべき危機きき」であった[17]。1980ねん昭和しょうわ55ねん)4がつ平均へいきん49.7%(電灯でんとう41.8%、電力でんりょく51.6%)の値上ねあげを実施じっしした[17]

プラザ合意ごうい値下ねさ[編集へんしゅう]

1985ねん昭和しょうわ60ねん)9がつプラザ合意ごうい以降いこう急速きゅうそくえんだかドルやすすすみ、あめりかドルてで燃料ねんりょう輸入ゆにゅうする電力でんりょく会社かいしゃにとってかぜとなった[18]当時とうじ原油げんゆやすかぜ加速かそくした[18]

1986ねん昭和しょうわ61ねん)3がつ通商産業省つうしょうさんぎょうしょう設置せっちされた電力でんりょく・ガス差益さえき問題もんだい懇談こんだんかいは、えんだか原油げんゆやすにより電力でんりょく会社かいしゃしょうずる差益さえきだい部分ぶぶんを、料金りょうきん値下ねさげにより利用りようしゃ還元かんげんすべしとの方向ほうこうしめした[18]。その電気でんき事業じぎょう審議しんぎかい料金りょうきん制度せいど部会ぶかい具体ぐたいてき検討けんとうおこなわれ、これをけて、9電力でんりょく会社かいしゃは6がつ暫定ざんてい値下ねさげを開始かいしした[18]中部電力ちゅうぶでんりょく場合ばあい標準ひょうじゅんてき電気でんき使用しようりょう家庭かてい電気でんきだい毎月まいつき938えんやすくなるという大盤振おおばんぶいであった[18]えんだか原油げんゆやすさらすすんだため、1987ねん昭和しょうわ62ねん)1がつからは値下ねさはば拡大かくだいした[18]。2値下ねさげにもかかわらず、中部電力ちゅうぶでんりょくの1986年度ねんど昭和しょうわ61年度ねんど)の決算けっさんでは、経常けいじょう利益りえき3,326おくえんじゅん利益りえき1,609おくえん記録きろくした[19]

その電力でんりょく各社かくしゃ恒久こうきゅうてき値下ねさげを実施じっしした[18]中部電力ちゅうぶでんりょく場合ばあい、1988ねん昭和しょうわ63ねん)1がつから、1980ねん昭和しょうわ55ねん)4がつ改定かいてい料金りょうきんくらべて平均へいきん22.0%値下ねさげしたしん料金りょうきん適用てきようした[18]

電力でんりょく小売こうり部分ぶぶん自由じゆう[編集へんしゅう]

日本にっぽんにおける電力でんりょく自由じゆうは、段階だんかいてきすすめられた。特別とくべつだかあつ電力でんりょく契約けいやく電力でんりょく2,000 kW以上いじょう)の市場いちばは、もっとはやく、2000ねん平成へいせい12ねん)3がつ21にち自由じゆうされた。それまでは、中部ちゅうぶエリアにおける電気でんき供給きょうきゅう中部電力ちゅうぶでんりょく独占どくせんであり、電気でんき料金りょうきん通商産業省つうしょうさんぎょうしょう当時とうじ)から認可にんかされたとおりであったが、以降いこう特別とくべつだかあつ電力でんりょく需要じゅようは、中部電力ちゅうぶでんりょくやそれ以外いがい電力でんりょく会社かいしゃ交渉こうしょうし、もっと有利ゆうり契約けいやく条件じょうけん提示ていじした会社かいしゃ選択せんたくすることができるようになった。

愛知あいち県内けんない多数たすう主力しゅりょく工場こうじょうかまえるトヨタ自動車とよたじどうしゃは、中部電力ちゅうぶでんりょくから毎年まいとしよんひゃくおくえんぶん電気でんき購入こうにゅうしており、中部電力ちゅうぶでんりょくにとって最大さいだい顧客こきゃくであった[20]電力でんりょく自由じゆうまえに、トヨタは関西電力かんさいでんりょく東京電力とうきょうでんりょく料金りょうきん照会しょうかいちゅうであることを公表こうひょうした[20]。トヨタ幹部かんぶは、中日新聞ちゅうにちしんぶん取材しゅざいたいし、「自由じゆう競争きょうそうなのだからやすいところからうのは当然とうぜん。どこからうかは(関電かんでんなどの)回答かいとうちゅうでん対応たいおう次第しだい」とこたえた[20]

中部電力ちゅうぶでんりょく社長しゃちょう当時とうじ)の太田おおた宏次こうじは、トヨタ社長しゃちょう当時とうじ)のちょう富士夫ふじお面会めんかいし、トップセールスをおこなった[21]顧客こきゃく奪取だっしゅこころみた関西電力かんさいでんりょく上回うわまわ条件じょうけん提示ていじし、トヨタとの契約けいやく成功せいこうした[21]。ただし、中部電力ちゅうぶでんりょく当初とうしょ希望きぼうした複数ふくすうねん契約けいやくかなわず、しかも、自由じゆうまえ契約けいやくくらべてかなりの値引ねびきを余儀よぎなくされた[21]

天然てんねんガス販売はんばい開始かいし[編集へんしゅう]

中部電力ちゅうぶでんりょくはつ天然てんねんガス火力かりょく発電はつでんしょは、1978ねん昭和しょうわ53ねん)3がつ運転うんてん開始かいしした知多ちた火力かりょく発電はつでんしょ5号機ごうきである[22]中部電力ちゅうぶでんりょくは、同機どうき運転うんてん開始かいし先立さきだつ1973ねん昭和しょうわ48ねん)12月、インドネシアプルタミナから液化えきか天然てんねんガス(LNG)を購入こうにゅうする契約けいやく締結ていけつした[22]以来いらい同社どうしゃ大量たいりょうのLNGをけてきた。

2000ねん平成へいせい12ねん)3がつ改正かいせい電気でんき事業じぎょうほう施行しこうにより、一般いっぱん電気でんき事業じぎょうしゃ兼業けんぎょう規制きせい撤廃てっぱいされ[23]電力でんりょく会社かいしゃがLNGやガスを販売はんばいできるようになった。これをけて、中部電力ちゅうぶでんりょくは、LNG・天然てんねんガスの販売はんばいした[23]当時とうじ中部電力ちゅうぶでんりょく四日市よっかいちLNGセンター(三重みえけん四日市よっかいち)から四日市よっかいち火力かりょく発電はつでんしょ同市どうし)まで天然てんねんガスをおくるガス導管どうかん保有ほゆうしていた(2019ねん平成へいせい31ねん)4がつJERA移管いかん)。2001ねん平成へいせい13ねん)1がつ、この導管どうかん利用りようして協和きょうわげんKHネオケム四日市よっかいち工場こうじょう霞ヶ浦かすみがうら製造せいぞうしょ翌年よくねん4がつからガスを販売はんばいすることに合意ごういした[23][24]電力でんりょく会社かいしゃ導管どうかんによりガスを供給きょうきゅうするのは、ガス事業じぎょうほう大口おおぐち供給きょうきゅう制度せいど創設そうせつされて以降いこうでは日本にっぽんはつであった[23][24]だい世界せかい大戦たいせんまえ電気でんき事業じぎょうとガス事業じぎょう兼営けんえいしている会社かいしゃ存在そんざいした)。2001ねん平成へいせい13ねん)4がつには、中部電力ちゅうぶでんりょく知多半島ちたはんとうゆうするガス導管どうかん利用りようして10がつから三井物産みついぶっさんにガスを販売はんばいすることに合意ごういした[23][25]販売はんばい開始かいし時期じきは2番目ばんめ案件あんけんほうはやかった[23]

首都しゅとけん進出しんしゅつ[編集へんしゅう]

中部ちゅうぶエリアにはトヨタグループ各社かくしゃ多数たすう工場こうじょういている。このため、中部電力ちゅうぶでんりょく大口おおぐち電力でんりょく収入しゅうにゅうやく3わりをトヨタグループがめるといわれている[26]電力でんりょく自由じゆう開始かいし関西電力かんさいでんりょくがトヨタグループたいしてひそかに営業えいぎょう攻勢こうせいをかけたと報道ほうどうされたことがあり、中部電力ちゅうぶでんりょくはこれにおおきな衝撃しょうげきけた[27]

2009ねん平成へいせい21ねんごろ中部電力ちゅうぶでんりょく社長しゃちょう当時とうじ)の三田みた敏雄としおは、同社どうしゃ東京電力とうきょうでんりょく関西電力かんさいでんりょくからはさちにされることを危惧きぐし、そうなるまえ電源でんげん開発かいはつ(Jパワー)と提携ていけいして首都しゅとけん進出しんしゅつすることを水面すいめん模索もさくした[28]。Jパワーはであったというが、このあんは、2011ねん平成へいせい23ねん)に東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい福島ふくしまだいいち原子力げんしりょく発電はつでんしょ事故じこ電力でんりょく危機きき)が発生はっせいしたことなどが原因げんいんえた[28]

東京電力とうきょうでんりょくは、福島ふくしま事故じこ原子力げんしりょく発電はつでん停止ていしし、火力かりょく発電はつでん代替だいたいするようになった。燃料ねんりょうがかさんだため、2012ねん平成へいせい24ねん)1がつこうあつ特別とくべつだかあつ電気でんき料金りょうきん平均へいきんやく17%値上ねあげすることを予告よこくした[29]中部電力ちゅうぶでんりょくには、この発表はっぴょうった首都しゅとけん需要じゅようから相談そうだんせられるようになった[30]。このときは、中部電力ちゅうぶでんりょく電力でんりょく需給じゅきゅうきびしいという理由りゆう打診だしんっていた[30]

2013ねん平成へいせい25ねん)5がつごろ中部電力ちゅうぶでんりょくは、同社どうしゃ資金しきん負担ふたんして東京電力とうきょうでんりょく常陸ひたち那珂なか火力かりょく発電はつでんしょ構内こうない建設けんせつする火力かりょく発電はつでん設備せつびから電気でんきり、首都しゅとけん独自どくじ販売はんばいしたいと、東京電力とうきょうでんりょくもうれた[31]同年どうねん10がつ中部電力ちゅうぶでんりょくは、50 Hzへるつエリアで電気でんき販売はんばいするために必要ひつようなノウハウやインフラをれるため、三菱商事みつびししょうじからダイヤモンドパワー買収ばいしゅうした[32]翌年よくねん6がつ中部電力ちゅうぶでんりょくの100%子会社こがいしゃであるシーエナジー首都しゅとけん電気でんき小売こうり開始かいしすることを発表はっぴょうした[33]

2014ねん平成へいせい26ねん)10がつ東京電力とうきょうでんりょく社長しゃちょう廣瀬ひろせ直己なおき中部電力ちゅうぶでんりょく社長しゃちょう水野みずの明久あきひさとが共同きょうどう記者きしゃ会見かいけんひらき、燃料ねんりょう火力かりょく発電はつでん事業じぎょうかんする包括ほうかつてきアライアンスの協議きょうぎはいることを発表はっぴょうした[34]。このアライアンスは実現じつげんし、2015ねん平成へいせい27ねん)4がつ両社りょうしゃ共同きょうどうしてJERA設立せつりつした。

当時とうじ水野みずの中部電力ちゅうぶでんりょく首脳しゅのうじんは「東電とうでん首都しゅとけん安定あんてい供給きょうきゅう役割やくわりたせないなら、中部ちゅうぶでんがその役割やくわりになうしかない」と覚悟かくごめていたという[35]。もっとも、中部電力ちゅうぶでんりょくは、関西電力かんさいでんりょくまれるシナリオを想定そうていしており、「ジリ貧じりひん将来しょうらいかんがえれば、首都しゅとけん海外かいがい火力かりょくかせぐしかない」[26]首都しゅとけん進出しんしゅつは「東電とうでん弱体じゃくたいしているいましかできない」というのが本音ほんねであったともいう[36]

2017ねん平成へいせい29ねん)4がつには、首都しゅとけんでの販売はんばい拡大かくだいのため、中部電力ちゅうぶでんりょく販売はんばいカンパニーに東京とうきょう営業えいぎょう設置せっちした[37]。2018ねん平成へいせい30ねん)には、大阪おおさかガス共同きょうどうCDエナジーダイレクト設立せつりつし、同社どうしゃ首都しゅとけん電気でんき都市としガスの販売はんばい開始かいしした[38]首都しゅとけんにおける電気でんき販売はんばいは2020ねんれい2ねん)7がつまでに、一部いちぶのぞき、CDエナジーダイレクトに集約しゅうやくした[8]

電力でんりょく小売こうり全面ぜんめん自由じゆうとカテエネコの登場とうじょう[編集へんしゅう]

電力でんりょく小売こうり自由じゆうは、2000ねん平成へいせい12ねん)3がつ特別とくべつだかあつ電力でんりょく契約けいやく電力でんりょく2,000 kW以上いじょう)ではじまり、その段階だんかいてき自由じゆう範囲はんい拡大かくだいされた。最後さいごのこった低圧ていあつおもに、家庭かてい小規模しょうきぼ店舗てんぽ事務所じむしょ使用しよう)の自由じゆうは、2016ねん平成へいせい28ねん)4がつまった。従来じゅうらい電力でんりょく会社かいしゃにとっては、自由じゆう低圧ていあつでの競争きょうそうそなえることが必要ひつようになった。

2015ねん平成へいせい27ねん)2がつ24にち中部電力ちゅうぶでんりょくは、家庭かていけウェブ会員かいいんせいサービスを翌月よくげつにリニューアルし、カテエネとして提供ていきょうすることを発表はっぴょうした[39]。この発表はっぴょうさい、カテエネのキャラクターとしてカテエネコ登場とうじょうした[39]

また、2007ねん平成へいせい19ねん)4がつから提供ていきょうしているビジネス会員かいいんせいサービス・ビジエネについては、2015ねん平成へいせい27ねん)9がつ29にちビジエネズミというキャラクターが発表はっぴょうされた[40]

販売はんばい電力でんりょくりょうだい2への一時いちじてき浮上ふじょう[編集へんしゅう]

中部電力ちゅうぶでんりょくは1954年度ねんど昭和しょうわ29年度ねんど)から2015年度ねんど平成へいせい27年度ねんど)までの62年間ねんかん販売はんばい電力でんりょくりょう国内こくないだい3てい位置いちであった(1東京電力とうきょうでんりょく、2関西電力かんさいでんりょく)。電力でんりょく小売こうり自由じゆうはじまった2000ねん平成へいせい12ねん時点じてんでは、中日新聞ちゅうにちしんぶん中部電力ちゅうぶでんりょくを「“まんねんさん”にあまんじざるをない」とひょうしていた[41]。しかしながら、2011ねん平成へいせい23ねん)の福島ふくしまだいいち原子力げんしりょく発電はつでんしょ事故じこにより電力でんりょく業界ぎょうかい事業じぎょう環境かんきょう激変げきへんし、このために中部電力ちゅうぶでんりょく販売はんばい電力でんりょくりょうだい2浮上ふじょうすることになった。

事故じこ反省はんせいまえ、2012ねん平成へいせい24ねん)、原子げんしとう規制きせいほうなどの原子力げんしりょく規制きせい関係かんけい法令ほうれい見直みなおされ、新設しんせつされた原子力げんしりょく規制きせい委員いいんかいしん規制きせい基準きじゅん制定せいていした。改正かいせい原子げんしとう規制きせいほうでは、ふる基準きじゅんのもとで設置せっち許可きょかけた原子げんしも、きびしいしん規制きせい基準きじゅん適合てきごうしなければ、運転うんてん継続けいぞくできないことになった。

あたらしい原子力げんしりょく規制きせいは、電力でんりょく業界ぎょうかい全体ぜんたいおおきな影響えいきょうあたえたが、とりわけ影響えいきょうおおきかったのが関西電力かんさいでんりょくであった。関西電力かんさいでんりょくは、福島ふくしま原発げんぱつ事故じこまえ、11原子げんし電気でんき出力しゅつりょく合計ごうけい976.8まんkW)を保有ほゆうし、供給きょうきゅうする電気でんきやく半分はんぶん原子力げんしりょく発電はつでんまかなっていた[42]。これらすべてが、しん規制きせい基準きじゅん対策たいさく工事こうじ実施じっしして原子力げんしりょく規制きせい委員いいんかい審査しんさ合格ごうかくするまで運転うんてんできないことになった。

関西電力かんさいでんりょくは2012ねん平成へいせい24ねん)2がつまでにすべての原子げんし停止ていし[43]原子力げんしりょく発電はつでんまかなっていたぶん旧式きゅうしき効率こうりつわる火力かりょく発電はつでんしょ稼働かどう他社たしゃからける電力でんりょく融通ゆうずうにより穴埋あなうめすることを余儀よぎなくされた。2013年度ねんど平成へいせい25年度ねんどちゅう規制きせい分野ぶんや低圧ていあつ)9.75%、自由じゆう分野ぶんや高圧こうあつ特別とくべつだかあつ)17.26%の値上ねあげを実施じっししたものの[44]火力かりょく発電はつでん燃料ねんりょうがかさみ、2011年度ねんど平成へいせい23年度ねんど)から2014年度ねんど平成へいせい26年度ねんど)まで4連続れんぞく赤字あかじ計上けいじょうした[42]。やむをず、2015年度ねんど平成へいせい27年度ねんどちゅうに2度目どめ値上ねあげにった[45]今度こんどは、規制きせい分野ぶんや低圧ていあつ)8.36%、自由じゆう分野ぶんや高圧こうあつ特別とくべつだかあつ)11.50%の値上ねありつであった[45]。2値上ねあげにより、2015ねん平成へいせい27ねんちゅうには、関西電力かんさいでんりょく電気でんき料金りょうきんは、大手おおて電力でんりょく会社かいしゃのうちでもっと高額こうがくになった[42]

電力でんりょく小売こうり全面ぜんめん自由じゆうは2016ねん平成へいせい28ねん)4がつせまっていた。関西電力かんさいでんりょく全面ぜんめん自由じゆうまえ高浜たかはま発電はつでんしょ3号機ごうき、4号機ごうきさい稼働かどうにどうにかけた。これにより収支しゅうし改善かいぜん見込みこめるため、同社どうしゃは、5月から料金りょうきん値下ねさげすることを2がつ発表はっぴょうした[46]。その矢先やさき大津おおつ地方裁判所ちほうさいばんしょ高浜たかはま発電はつでんしょ3号機ごうき、4号機ごうき運転うんてんきんずる仮処分かりしょぶん決定けっていした[47]値下ねさげの計画けいかくは、発表はっぴょうからわずか2週間しゅうかん撤回てっかいせざるをなかった[48]結局けっきょく全面ぜんめん自由じゆう初年度しょねんどの2016年度ねんど平成へいせい28年度ねんど)は、原子力げんしりょく発電はつでんしょ一切いっさい運転うんてんできず、値下ねさげもできなかった。値上ねあまえの2012年度ねんど平成へいせい24年度ねんど)に1,418おくkWhあった関西電力かんさいでんりょく販売はんばい電力でんりょくりょうは、2016年度ねんど平成へいせい28年度ねんど)には1,215おくkWhになった。4年間ねんかんやく14%の減少げんしょうであった。

中部電力ちゅうぶでんりょく販売はんばい電力でんりょくりょうは2007年度ねんど平成へいせい19年度ねんど)をピークに減少げんしょう傾向けいこうにあったが、関西電力かんさいでんりょくよりかたゆるやかであった。2012年度ねんど平成へいせい24年度ねんど)に1,266おくkWhあった販売はんばい電力でんりょくりょうは、2016年度ねんど平成へいせい28年度ねんど)には1,218おくkWhになったが、4年間ねんかんやく3.8%ったにすぎなかった。

結果けっかてきに、中部電力ちゅうぶでんりょくの2016年度ねんど平成へいせい28年度ねんど)1年間ねんかん販売はんばい電力でんりょくりょうは、僅差きんさ関西電力かんさいでんりょく上回うわまわり、業界ぎょうかいだい2浮上ふじょうした[49]。もっとも、2017ねん平成へいせい29ねん時点じてんでは、中部電力ちゅうぶでんりょく関係かんけいしゃは「“次男じなんぼう”でいられるのは、関電かんでんが(発電はつでんコストのやすい)原発げんぱつ本格ほんかくてきうごかすまでのあいだだ」という認識にんしきであった[50]結果けっかてきには、2016年度ねんど平成へいせい28年度ねんど)から2021年度ねんどれい3年度ねんど)までの6年間ねんかん中部電力ちゅうぶでんりょく(2020年度ねんど以降いこう中部電力ちゅうぶでんりょくミライズ)は関西電力かんさいでんりょく上回うわまわ販売はんばい電力でんりょくりょう記録きろくした。

中部電力ちゅうぶでんりょく関西電力かんさいでんりょく年度ねんどべつ販売はんばい電力でんりょくりょう(2010年度ねんど~2019年度ねんど

都市としガス販売はんばい開始かいし[編集へんしゅう]

2017ねん平成へいせい29ねん)4がつ電力でんりょく小売こうり全面ぜんめん自由じゆうに1ねんおくれて、都市としガス小売こうり全面ぜんめん自由じゆうされた。中部電力ちゅうぶでんりょく経済けいざい産業さんぎょうしょうガス小売こうり事業じぎょうしゃ登録とうろく申請しんせいし、東邦とうほうガス導管どうかん(2022ねんれい4ねん)4がつ以降いこう東邦とうほうガスネットワーク株式会社かぶしきがいしゃ導管どうかん)を利用りようして都市としガス販売はんばい開始かいしした。都市としガスの販売はんばい必要ひつようなガス保安ほあん業務ぎょうむ岩谷産業いわたにさんぎょう委託いたくした[9]

関西かんさい進出しんしゅつ[編集へんしゅう]

2017ねん平成へいせい29ねん)4がつ下旬げじゅん電力でんりょく各社かくしゃは3がつ決算けっさん発表はっぴょうし、これにより、2016年度ねんど平成へいせい28年度ねんど)の販売はんばい電力でんりょくりょう中部電力ちゅうぶでんりょく関西電力かんさいでんりょく上回うわまわったことがあきらかになった。日本経済新聞にほんけいざいしんぶん産経さんけいニュースはこのニュースを関西電力かんさいでんりょくの「3転落てんらく」という見出みだしでほうじた[51][52]関西電力かんさいでんりょく社内しゃないでは、営業えいぎょう部門ぶもんたいしてかえしの号令ごうれいくだされたという[53]関西電力かんさいでんりょくは2017ねん平成へいせい29ねんあき中部ちゅうぶエリアに本格ほんかく進出しんしゅつし、中部ちゅうぶ地方ちほう公共こうきょう施設しせつ使用しようする電気でんき入札にゅうさつ次々つぎつぎ安値やすね落札らくさつするようになった[54]

中部電力ちゅうぶでんりょくは2018ねん平成へいせい30ねん)4がつ関西かんさいエリアに営業えいぎょう要員よういん配置はいちし、関西かんさいエリアでの電気でんき拡販かくはん目指めざすことを公表こうひょうした[55]。これにより、中部電力ちゅうぶでんりょく日本にっぽんさん大都市だいとしけんすべてで営業えいぎょう活動かつどう展開てんかいすることになった。ただし、2020ねんれい2ねん)7がつ首都しゅとけん事業じぎょうCDエナジーダイレクト集約しゅうやくした[8]。また、2024ねんれい6ねん)4がつ時点じてんでは関西かんさいエリアでの新規しんき契約けいやくけていない。

中部電力ちゅうぶでんりょくミライズの発足ほっそく[編集へんしゅう]

2020ねんれい2ねん)4がつ中部電力ちゅうぶでんりょく電気でんき・ガスの販売はんばい事業じぎょう小売こうり電気でんき事業じぎょう・ガス小売こうり事業じぎょう)を中部電力ちゅうぶでんりょくミライズ株式会社かぶしきがいしゃ移管いかんした[4][5]同時どうじに、送配そうはいでん事業じぎょう中部電力ちゅうぶでんりょくパワーグリッド株式会社かぶしきがいしゃ移管いかんし、中部電力ちゅうぶでんりょく本体ほんたいはこれらの子会社こがいしゃ支配しはい管理かんりするとともに、みずか水力すいりょく発電はつでん事業じぎょう原子力げんしりょく発電はつでん事業じぎょうなどをいとな事業じぎょう持株もちかぶ会社かいしゃ移行いこうした[4][5]中部電力ちゅうぶでんりょくミライズは2019ねん平成へいせい31ねん)4がつに「中部電力ちゅうぶでんりょく小売こうり電気でんき事業じぎょう分割ぶんかつ準備じゅんび株式会社かぶしきがいしゃ」という商号しょうごう設立せつりつされた会社かいしゃであり[4][56]、2020ねんれい2ねん)4がつ現在げんざい商号しょうごう変更へんこうした。「ミライズ」の将来しょうらい絵姿えすがた意味いみする「未来みらい」に由来ゆらいする[6][7]

中部電力ちゅうぶでんりょく分社ぶんしゃ
事業じぎょう 2019ねん3がつまで 2019ねん4がつから 2020ねん4がつから
グループ経営けいえい管理かんり 中部電力ちゅうぶでんりょく 中部電力ちゅうぶでんりょく 中部電力ちゅうぶでんりょく
発電はつでん さいエネ水力すいりょくしんエネ
火力かりょく JERA JERA
原子力げんしりょく 中部電力ちゅうぶでんりょく 中部電力ちゅうぶでんりょく
送配そうはいでん 中部電力ちゅうぶでんりょくパワーグリッド
小売こうり電気でんきガス 中部電力ちゅうぶでんりょくミライズ

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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  47. ^ 関西電力かんさいでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ (2016ねん3がつ9にち). “(コメント)高浜たかはま発電はつでんしょ3、4号機ごうきさい稼動かどう禁止きんし仮処分かりしょぶん決定けっていについて”. 関西電力かんさいでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ. 2019ねん10がつ6にち閲覧えつらん
  48. ^ 関西電力かんさいでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ (2016ねん3がつ11にち). “記者きしゃ会見かいけんにおける電気でんき料金りょうきん値下ねさげにかか発言はつげんについて”. 関西電力かんさいでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ. 2019ねん10がつ6にち閲覧えつらん
  49. ^ ちゅうでん販売はんばいりょうはつ関電かんでんちょうえ”. 中日新聞ちゅうにちしんぶん: p. 1. (2017ねん4がつ29にち) 
  50. ^ ちゅうでんだいガス「ひがし」に活路かつろ: 関西かんさい原発げんぱつ稼働かどう競争きょうそう激化げきか”. 中日新聞ちゅうにちしんぶん: p. 3. (2017ねん9がつ8にち) 
  51. ^ 関電かんでん販売はんばい電力でんりょくりょう3転落てんらく: 顧客こきゃく流出りゅうしゅつ岩根いわね社長しゃちょうつよ危機ききかん」”. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん. (2017ねん4がつ29にち). https://www.nikkei.com/article/DGXLASHD28H7P_Y7A420C1LKA000/ 2022ねん7がつ28にち閲覧えつらん 
  52. ^ 関電かんでん電力でんりょく販売はんばいりょうで3転落てんらく: 中部ちゅうぶでんかれ: 2ねん連続れんぞく黒字くろじも: 社長しゃちょうさい稼働かどう慎重しんちょうすすめる」”. 産経さんけいニュース. (2017ねん4がつ28にち). https://www.sankei.com/article/20170428-NGWU6FBQQNP33EWFQGCL3Q2IRQ/ 2022ねん7がつ28にち閲覧えつらん 
  53. ^ 電力でんりょくさんしゃ「カルテル事件じけん」の内幕うちまく: 公取委こうとりいの「情報じょうほうげん」とその思惑おもわく”. 選択せんたく 47 (5): 64-66. (2021). 
  54. ^ 自由じゆう3ねん: 販売はんばい競争きょうそうバチバチ”. 中日新聞ちゅうにちしんぶん: p. 9. (2018ねん3がつ23にち) 
  55. ^ 中部電力ちゅうぶでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ (2018ねん4がつ27にち). “2018ねん4がつ 定例ていれい記者きしゃ会見かいけん 勝野かつの社長しゃちょう挨拶あいさつ”. 中部電力ちゅうぶでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ. 2019ねん9がつ22にち閲覧えつらん
  56. ^ 中部電力ちゅうぶでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ (2019ねん4がつ1にち). “会社かいしゃ分割ぶんかつけた分割ぶんかつ準備じゅんび会社かいしゃ設立せつりつについて”. 中部電力ちゅうぶでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ. 2019ねん9がつ22にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]