(Translated by https://www.hiragana.jp/)
都市ガス - Wikipedia コンテンツにスキップ

都市としガス

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
都市としガスに使つかわれるLNGのタンク

都市としガス(としガス、英語えいご: town gas, city gas)は、ガス燃料ねんりょう事業じぎょうしゃ天然てんねんガス採掘さいくつ拠点きょてんとうから広域こういき供給きょうきゅう販売はんばいされているガスをいう。

概要がいよう

[編集へんしゅう]

いわゆるライフラインひとつ。日本にっぽんでは、たんガスぶこともおおい。ビル工場こうじょう飲食いんしょくてん住宅じゅうたくなどにガスかんまれ、給湯きゅうとう調理ちょうり暖房だんぼう冷房れいぼう火力かりょく発電はつでんなどの燃料ねんりょう幅広はばひろ利用りようされる。

都市としガスとして供給きょうきゅうされている天然てんねんガスは単一たんいつ成分せいぶんではなく、生産せいさん消費しょうひ地域ちいきごとにその組成そせいことなっている。都市としガスを正常せいじょう燃焼ねんしょうさせるためには、ガス組成そせいとガス燃焼ねんしょう機器きき組成そせい適応てきおうしている必要ひつようがある[1]。 ただし、日本にっぽんにおいては2018ねん以降いこう都市としガスは12A・13Aの2種類しゅるいへの統合とうごう完了かんりょうしており、都市としガス会社かいしゃ地域ちいきごとに組成そせいことなっている場合ばあいがあるものの、燃焼ねんしょう機器ききとしてのガス機器ききは「都市としガスよう」1種類しゅるい正常せいじょう燃焼ねんしょうさせることができる。

現在げんざい主流しゅりゅうである天然てんねんガスにくわえて、温暖おんだんガスである二酸化炭素にさんかたんそ工場こうじょう発電はつでんしょなどから回収かいしゅうして水素すいそ結合けつごうさせ、都市としガス主成分しゅせいぶんであるメタン合成ごうせいするメタネーション技術ぎじゅつ開発かいはつされている[2]

世界せかい最初さいしょのガス事業じぎょう1812ねん英国えいこく首都しゅとロンドンの「ロンドン・アンド・ウェストミンスター・ガスライト・アンド・コークスしゃ」によるガス灯がすとうへの供給きょうきゅうはじまりとされている[3]日本にっぽんでは、1872ねん高島たかしま嘉右衛門かえもんはじめた横浜よこはま瓦斯がす会社かいしゃ横浜よこはま瓦斯がすきょく現在げんざい東京とうきょうガスネットワーク管内かんない)による神奈川かながわ県庁けんちょうへのガス灯がすとうへの供給きょうきゅうはじまりとされている。これを手伝てつだったフランスじん技師ぎしのアンリ・プレグラン(Henri Auguste Pélegrin, 1841-1882ねん)をやとって、2ねん東京とうきょうガスきょくげん東京とうきょうガス)が発足ほっそくした[3]

このように日本にっぽんにおいては元々もともとは、とく都市としガス灯がすとう照明しょうめいへの燃料ねんりょう供給きょうきゅうのために都市としガスもうのインフラ整備せいびおこなわれ、その、より安価あんか安全あんぜんかつ照度しょうどたかく、整備せいび手間てまはぶける電灯でんとう普及ふきゅうによって、(ごく一部いちぶのぞき)照明しょうめいようから、燃料ねんりょう用途ようととして都市としガスの用途ようと転換てんかんおこなわれた。

事業じぎょうしゃ

[編集へんしゅう]

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

[編集へんしゅう]

米国べいこくでは天然てんねんガスパイプラインがネットワークされており、そこから地域ちいきごとにガス配給はいきゅう会社かいしゃであるLocal Distributing Company(LDC)がガスの供給きょうきゅうおこなっている[1]

日本にっぽん

[編集へんしゅう]

日本にっぽんでは、ガス事業じぎょうほうにより以下いかよっつの事業じぎょうしゃ類型るいけい存在そんざいする。

2017ねん3がつ31にち時点じてんでガス事業じぎょうほうじょう一般いっぱんガス事業じぎょうしゃ事業じぎょうしゃは、改正かいせいほう附則ふそく規定きてい[4] により、ガス小売こうり事業じぎょう登録とうろくけ、一般いっぱんガス導管どうかん事業じぎょう許可きょかけ、ガス製造せいぞう事業じぎょう届出とどけでをしたものとみなされた。すなわち、従来じゅうらい一般いっぱんガス事業じぎょうしゃは「ガス小売こうり事業じぎょうしゃ」かつ「一般いっぱんガス導管どうかん事業じぎょうしゃ」かつ「ガス製造せいぞう事業じぎょうしゃ」となった。日本にっぽん都市としガス事業じぎょうしゃは、株式会社かぶしきがいしゃ形態けいたい多数たすうではあるが、仙台せんだいガスきょくられるように、地方ちほう公営こうえい企業きぎょう形態けいたいれいすくなからず存在そんざいする。また、生活協同組合せいかつきょうどうくみあい形態けいたいをとるものも1事業じぎょうしゃさかえガス消費しょうひ生活協同組合せいかつきょうどうくみあい)が存在そんざいする。

都市としガスの料金りょうきん電気でんきなどと同様どうようくに許認可きょにんか料金りょうきんで、公共こうきょう料金りょうきんひとつとされている。2019ねん3がつ時点じてん国内こくないには192の都市としガス事業じぎょうしゃがあり、ほとんどが小規模しょうきぼ事業じぎょうしゃである。全国ぜんこくで2種類しゅるい都市としガスが使つかわれている。ぜん事業じぎょうしゃのうち、関東かんとう東京とうきょうガス東海とうかい地方ちほう東邦とうほうガス近畿きんき大阪おおさかガス九州きゅうしゅう北部ほくぶ西部さいぶガスの4しゃ会社かいしゃ規模きぼ供給きょうきゅう範囲はんいで“大手おおて”としてあつかわれており、一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽんガス協会きょうかい役員やくいんえらばれている。東日本ひがしにっぽんエリアは東京とうきょうガス、西日本にしにほんエリアは大阪おおさかガスが最大さいだい都市としガス供給きょうきゅう事業じぎょうしゃであり、都市としガス製造せいぞうから都市としガス消費しょうひ器機きき開発かいはつにおける技術ぎじゅつもこの2しゃ中心ちゅうしんとなり開発かいはつされるものがおおい。

供給きょうきゅうガス

[編集へんしゅう]

供給きょうきゅうガスは天然てんねんガスが主流しゅりゅうであり、石油せきゆガス使つかわれる。

供給きょうきゅうガスの発熱はつねつりょうはマーケットごとにことなる[1]日本にっぽんではてい発熱はつねつりょうアラスカLNG(液化えきか天然てんねんガス)プロジェクトとこう発熱はつねつりょうブルネイLNGプロジェクトがあったが、こう発熱はつねつりょうのほうがコストをおさえることができ、パイプラインの輸送ゆそう能力のうりょく有効ゆうこう活用かつようできることからこう発熱はつねつりょうのLNGが導入どうにゅうされた[1]韓国かんこく台湾たいわん日本にっぽんとほぼおなじLNG供給きょうきゅうげん選択せんたくしたため、日本にっぽん韓国かんこく台湾たいわんではこう発熱はつねつりょう対応たいおうのガス機器きき構成こうせいされるマーケットとなっている[1]一方いっぽうべいえいではガスの国内こくない生産せいさんもありてい発熱はつねつりょう国産こくさんガスを基準きじゅんとしたマーケットになっている[1]

なお、かつては石炭せきたんガス石油せきゆあらためしつガスが使つかわれていたが、石炭せきたんガスおよび石油せきゆあらためしつガスは一酸化いっさんか炭素たんそふくまれているため、(不完全ふかんぜん燃焼ねんしょうきなくても)ガスれによる中毒ちゅうどく発生はっせいしやすい。

都市としガスは本来ほんらい無臭むしゅうであるが、実際じっさいには悪臭あくしゅうぞくう「ガスくさい」におい)がする。これはガスにすぐくように、微量びりょうづけしゅうざい添加てんかしているためである。づけしゅうざいとしては、たまねぎ腐敗ふはいしたようなにおいがするtert-ブチル メルカプタン(TBM; tertiary-butylmercaptan) C4H10S や、石炭せきたんガスしゅうテトラヒドロチオフェン(THT; tetrahydro thiophene)、シクロヘキセン C6H10 [5]またはこれらの混合こんごうぶつもちいられる。

これらのガスはそのほとんどが大気たいきちゅう空気くうきより比重ひじゅうかるいものであるが、液化えきか石油せきゆガス(LPガス)を熱量ねつりょう調整ちょうせいした一部いちぶのガスは空気くうきよりおもい。

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

[編集へんしゅう]

米国べいこくでは天然てんねんガスが自国じこく生産せいさんされるがこう発熱はつねつりょう成分せいぶん石油せきゆ化学かがく工業こうぎょうまわされ、一般いっぱんにはじゅんメタンにちかてい発熱はつねつりょうのガスが流通りゅうつうしている[1]

しかし、2002ねん初頭しょとうから天然てんねんガス価格かかく石油せきゆ価格かかくたいして相対そうたいてき上昇じょうしょうし、従来じゅうらいのように国産こくさんガスを発熱はつねつりょう分離ぶんりして販売はんばいするより、液体えきたい成分せいぶん抽出ちゅうしゅつおこなわずこう発熱はつねつりょうガスのまま販売はんばいするほう利益りえきがるようになった[1]。そのためパイプライン事業じぎょうしゃ保有ほゆうする機器きき(パイプラインコンプレッサー)への影響えいきょう問題もんだいとなった[1]。また、国内こくない需要じゅよう増大ぞうだいともな天然てんねんガスの輸入ゆにゅう必要ひつようとなるが、従来じゅうらいてい発熱はつねつりょうのガスに対応たいおうした機器ききのままでは不完全ふかんぜん燃焼ねんしょうやノッキング、計量けいりょう設備せつび不良ふりょうなどの問題もんだいしょうじるおそれがるため、ガスの規格きかくをめぐって論争ろんそうとなった[1]

日本にっぽん

[編集へんしゅう]

1970年代ねんだいまでは、石炭せきたんガスやナフサブタンなどをあらためただしたガスが使つかわれていたが、中東ちゅうとう東南とうなんアジアなどから輸入ゆにゅうした液化えきか天然てんねんガス(LNG)を気化きかした天然てんねんガス、および国内こくない産出さんしゅつされる天然てんねんガスに石油せきゆガスを混合こんごうして熱量ねつりょう調整ちょうせいした「13A」(燃焼ねんしょうせいとうによるガスグループ区分くぶん)とばれる規格きかく主流しゅりゅうになっている。1973ねんに28%だった石炭せきたんガスのシェアは、1989ねんには5.3%と激減げきげんし、現在げんざいでは製鉄せいてつしょのある地域ちいき高炉こうろガス利用りようするかたち使つかわれている程度ていどである。

ガスの種類しゅるい

[編集へんしゅう]

日本にっぽんでは都市としガスはウォッベ指数しすうWobbe index[6]燃焼ねんしょう速度そくど指数しすうわせにより13A・12A・6A・5C・L1・L2・L3の7種類しゅるい区分くぶんがある[1]

13A・12Aの発熱はつねつりょうたかいグループと、それ以外いがい発熱はつねつりょうひくいグループに大別たいべつされる。また、うしろの3つは、以前いぜんあった発熱はつねつりょうひくいグループにぞくするガスの規格きかくを3つずつまとめたものであり、L1 > L2 > L3のじゅん出力しゅつりょくちいさくなる。また、6A、およ簡易かんい都市としガスとして供給きょうきゅうされる L13A はLPガスの主要しゅよう成分せいぶんであるブタンを火力かりょく調整ちょうせいのため空気くうきうすめたものであり、空気くうきよりおもくゴムるいおかはたらきがつよいためガス警報けいほう設置せっちやホースるい補修ほしゅう部品ぶひん手配てはいさいにはそれぞれの種類しゅるい対応たいおうした製品せいひん必要ひつようである。

「13A」などのガス規格きかく意味いみは、数字すうじ熱量ねつりょうを、A、B、Cの文字もじ燃焼ねんしょう速度そくどあらわす。

  • 1m3あたりの発熱はつねつりょう
    • 13:46.04655メガジュール(11メガカロリー)~43.14メガジュール(10.306メガカロリー)
    • 12:41.8605メガジュール(10メガカロリー)
  • 燃焼ねんしょう速度そくど現在げんざい主流しゅりゅうの12A・13AにはAしかないため、あまりにしなくてよい)
    • A:おそ
    • B:中間ちゅうかん
    • C:はや

ガス燃焼ねんしょう機器ききこう燃焼ねんしょう範囲はんいからはずれた種類しゅるいのガスを供給きょうきゅうすると燃焼ねんしょう不良ふりょうこされる[1]。たとえば燃焼ねんしょう速度そくどはやいガスが供給きょうきゅうされると、バーナー外部がいぶえず内部ないぶえることになり過熱かねつ事故じここす。ぎゃく燃焼ねんしょう速度そくどおそいガスが供給きょうきゅうされると、バーナーからはなれようとする(リフティング燃焼ねんしょうという)。都市としガスとは関係かんけいないが、ガス溶接ようせつ使つかわれるアセチレンや水素すいそ非常ひじょう燃焼ねんしょう速度そくどはやいガスであるのにたいし、プロパンガス燃焼ねんしょう速度そくどおそいため、それぞれ専用せんよう溶接ようせつ火口かこうとなる。

供給きょうきゅうされるガスについては、日本にっぽん全国ぜんこく複数ふくすう種類しゅるい使用しようされていたが、1969ねん液化えきか天然てんねんガスの輸入ゆにゅう開始かいしされたことを契機けいきにガスしゅ転換てんかん統一とういつはじまった。天然てんねんガスは石油せきゆけいのガスとくら製造せいぞう過程かてい環境かんきょう調和ちょうわてきであり、家庭かていにおいても熱量ねつりょうたかく、消費しょうひ機器きき選択肢せんたくし拡大かくだい安全あんぜんせい向上こうじょう期待きたいできた[7]。ガスしゅ転換てんかんさいしては、ガス会社かいしゃかく家庭かてい訪問ほうもんしてガス器具きぐ調整ちょうせいおこなわれたが、一部いちぶでは作業さぎょうミスにより一酸化いっさんか炭素たんそ中毒ちゅうどく発生はっせいする事故じこしょうじた[8]

経済けいざい産業さんぎょうしょうは1991ねん5がつにIGF21計画けいかく発表はっぴょう、2010ねんまでに熱量ねつりょうたかい13Aへの転換てんかんがより強力きょうりょく推進すいしんされ、最終さいしゅうてきには2018ねん8がつに、唯一ゆいいつ12A・13A以外いがい都市としガス(5AN)を送出おくりだしていた秋田あきたけん湖東ことうガスが廃業はいぎょうしたことで、7種類しゅるい区分くぶんのうち、13A・12Aの2種類しゅるいのみが供給きょうきゅうされることとなった[1]

ガスの組成そせいれい

[編集へんしゅう]

単一たんいつ成分せいぶんではなく、数種類すうしゅるい成分せいぶん混合こんごうガスである。

  • 13A の組成そせいれい代表だいひょう[9][10]
メタン 89.2 - 89.60%
エタン 5.62 - 6.1%
プロパン 3.43 - 3.7%
ブタン 1.0 - 1.35%
窒素ちっそ 0.0 - 0.2%[11]

供給きょうきゅうガスに一酸化いっさんか炭素たんそふく事業じぎょうしゃ

[編集へんしゅう]

一酸化いっさんか炭素たんそふくむガスは、その問題もんだい浮上ふじょうした2007ねん北見きたみ都市としガス事故じこ時点じてんで16事業じぎょうしゃのこっていたが、これを契機けいきとしてけいさんしょう日本にっぽんガス協会きょうかい家庭かていようガスの無毒むどく前倒まえだおししてすすめることになった。計画けいかくでは2010ねん12月に完全かんぜん転換てんかんとしていたが、ほとんどが2009ねんまでに12A・13Aに転換てんかんされ、2010ねん3がつ25にち最後さいご四国しこくガスが13Aに全面ぜんめん転換てんかんし、日本にっぽん国内こくないから一酸化いっさんか炭素たんそふく一般いっぱんねつ機器ききようガス根絶こんぜつされている。

ただし天然てんねんガスの主成分しゅせいぶんメタンは、LPガスの主成分しゅせいぶんであるプロパンブタンくらべても酸化さんか還元かんげん作用さようつよく、燃焼ねんしょう状態じょうたいでなくとも微量びりょうずつ酸素さんそ結合けつごうするため、大量たいりょう吸引きゅういんするとさんかけとなる可能かのうせいたかい。2009ねん発生はっせいした杉並すぎなみ工業こうぎょう高校こうこう都市としガス事故じこでは、13A転換てんかんみであったにもかかわらず、20にん中毒ちゅうどく症状しょうじょううった搬送はんそうされている[12]

なお、これら一酸化いっさんか炭素たんそふく都市としガスの原料げんりょうとして、一部いちぶ石油せきゆガスがあったことから、プロパンガスにはいまでも一酸化いっさんか炭素たんそあるいはそれ以外いがい毒性どくせい物質ぶっしつふくまれているという誤解ごかいがあるが、一般いっぱんねつ器用きようおよ自動車じどうしゃようのプロパンガスは元々もともと毒性どくせいである。

秋田あきたではかつて、どういち市内しないで2つの規格きかくがある状態じょうたいで、きゅう秋田あきたガスきょくは5Aを採用さいようしていたが、東部とうぶガスの4Aから13Aへの転換てんかん(ただし、御所野ごしょのニュータウンのみ、まちびらきの時点じてん先行せんこうして13Aを最初さいしょから導入どうにゅうしていた)にあわせた統一とういつ方針ほうしんあわせるためのコスト捻出ねんしゅつ公営こうえい企業きぎょうとして出来できなかったことから、東部とうぶガスへの譲渡じょうとめた経緯けいいがある。譲受じょうじゅされた東部とうぶガスによって、市内しないで2つ(13Aが先行せんこう導入どうにゅうされた御所野ごしょのニュータウンを加味かみすると3つ)のガス方式ほうしき併存へいそんし、どういち市内しない引越ひっこしとう支障ししょうきたすような状況じょうきょうから改善かいぜんされている(当然とうぜん、プロパンガスを考慮こうりょしない場合ばあい)。13Aへの転換てんかん統一とういつで、COをふくむガスからの、天然てんねんガス中心ちゅうしん供給きょうきゅうへの転換てんかん実現じつげんした。

前述ぜんじゅつとおり、1970年代ねんだいまで日本にっぽん国内こくない供給きょうきゅうされていた都市としガスの一部いちぶには、石炭せきたんガスやナフサを接触せっしょく分解ぶんかいすることで発生はっせいする一酸化いっさんか炭素たんそふくまれていた。その濃度のうど接触せっしょく分解ぶんかいのプロセスによりことなるが、およそ0.7~3vol%であった。このため自殺じさつ目的もくてき故意こいにガスをひらけせんすることで、ガス中毒ちゅうどくするケースがられた。こうした自殺じさつ方法ほうほう一酸化いっさんか炭素たんそまったふくまない天然てんねんガスへの転換てんかんにより過去かこのものとなったが、自殺じさつ手段しゅだんひとつとしてひろまったイメージはなかなか払拭ふっしょくできず、本人ほんにん中毒ちゅうどくするまえにガス爆発ばくはつしょうじさせて近隣きんりんおおきな被害ひがいあたえるケースがえた。1978ねんには東京とうきょううちだけでも9けんのガス自殺じさつ発端ほったんとするガス爆発ばくはつ発生はっせいしている[13]

ガスホルダー(ガスタンク)

[編集へんしゅう]
ドイツのガスホルダー
現代げんだいふう球形きゅうけいのガスホルダー

都市としガスの供給きょうきゅうのために、貯蔵ちょぞうようタンク設置せっちされており、ガスタンクばれている(通称つうしょう正式せいしき名称めいしょうは「ガスホルダー」)。かつてはほとんどが円筒えんとうがた現代げんだいではほとんどが球形きゅうけいである。

タンクはあないてもガスが大気たいき放出ほうしゅつされる圧力あつりょくほうつよく、また燃焼ねんしょう必要ひつよう酸素さんそがタンクない存在そんざいしないため、着火ちゃっかした場合ばあいにはすのみで、あなからくことはあってもただちに爆発ばくはつすることはない仕組しくみになっている。

近年きんねんではガス事業じぎょうしゃによってはこのタンクに絵柄えがらなどをえがいているところがあり、一部いちぶには球状きゅうじょうのタンクの全面ぜんめんにわたって(同様どうよう球状きゅうじょう物体ぶったいである)スイカサッカーボールなどの絵柄えがらえがいているところもある。

ガスかん

[編集へんしゅう]

輸送ゆそうよう埋設まいせつガスかんは、被覆ひふく鋼管こうかん使つかわれる場合ばあいおおい。地震じしんでもびやきょくげにつよ鋼材こうざい使用しようされる。幹線かんせんよう埋設まいせつガスかんは、被覆ひふく鋼管こうかんステンレスかん鋳鉄ちゅうてつかんちゅう密度みつどガスようポリエチレン(PE)かんひとし使用しようされる、ふる埋設まいせつされたれきあおざい被覆ひふく鋼管こうかんへんじょう黒鉛こくえん鋳鉄ちゅうてつかん地震じしんよわく、えをすすめている都市としガス事業じぎょうおおい(PEかんならられてもびるだけだが、金属きんぞくかんでは破断はだんしてしまう)。

最近さいきん低圧ていあつよう埋設まいせつガスかんは、地震じしんなどでれた場合ばあいにひびやれがしょうじない(配管はいかん接続せつぞくとおる接合せつごうされているため、引抜ひきぬ応力おうりょくどきにおいてもはずれない)ちゅう密度みつどガスようポリエチレンかん主流しゅりゅうである。ちゅう密度みつどガスようポリエチレンかん黄色おうしょく以前いぜんみどり)に着色ちゃくしょくされており、見分みわけやすい。とおる接合せつごう方法ほうほうはエレクトリックフュージョンとヒートフュージョンがあり、機械きかい接合せつごう可能かのうである。

だい口径こうけい低圧ていあつ埋設まいせつかん球状きゅうじょう黒鉛こくえん鋳鉄ちゅうてつかん使用しようする場合ばあいおおい、へんじょう黒鉛こくえん鋳鉄ちゅうてつかんくら耐震たいしんせいたい腐食ふしょくせいたい衝撃しょうげきせいすぐれる。しかしこれは東京とうきょうガス仕様しよう大阪おおさかガス仕様しようかれており融通ゆうずうせいがないため、災害さいがいにおいては復旧ふっきゅう現場げんばにて混乱こんらんまね一因いちいんともなっている。

都市としガスようガスメーター

[編集へんしゅう]

規格きかく

[編集へんしゅう]
都市としガスメーター(マイコン内蔵ないぞうメーター)。デジタル表示ひょうじみぎじょうけられているのが検定けんてい証印しょういんなまり封印ふういん)。

家庭かていようおよ商業しょうぎょうよう都市としガスは、日本にっぽんその先進せんしんこくではまくしきダイヤフラムしきのガスメーターを都市としガスを使用しようしているかく家庭かていかく機関きかん料金りょうきん換算かんさんのためガス使用しようりょう容量ようりょう体積たいせき)を測定そくていしている。家庭かていようガスメーターの検定けんてい試験しけんくにそれぞれの国家こっか標準ひょうじゅんうつわ)をともなった計量けいりょう関係かんけい法令ほうれいもとづいて国家こっか機関きかんもしくは地方ちほう公共こうきょう機関きかんによりおこなわれる。日本にっぽん場合ばあいおも内部ないぶ液体えきたいみずあぶら)を使用しようする湿式しっしきガスメーターを基準きじゅん(マスターメーター)とする検定けんてい一般いっぱんてきである。精度せいど湿式しっしきガスメーターの製造せいぞう日本にっぽんふく世界せかいでもすうしゃ前者ぜんしゃ家庭かていようガスメーター)を乾式かんしきガスメーターと分類ぶんるいしている。

日本にっぽん

[編集へんしゅう]

日本にっぽんにおける計量けいりょうほううえ取扱とりあつかいは取引とりひきよう計量けいりょうであり、所有しょゆうしゃである都市としガス事業じぎょうしゃ証明しょうめいようのいわゆるメーターとして設置せっちされている場合ばあいはその設置せっちしゃ)にどうほうじょう検定けんてい受検じゅけん義務ぎむしょうじる。なお、検定けんてい都道府県とどうふけん権限けんげんぞくするが、メーターに修理しゅうり義務ぎむせられるため、実際じっさいにはメーターを新品しんぴんまた修理しゅうりひんと「交換こうかん」して、有効ゆうこう期限切きげんぎれ(いわゆる「けんまん」)メーターを製造せいぞう修理しゅうり事業じぎょうしゃむことにより処理しょりされる。検定けんてい期限きげん暦年れきねん年度ねんどではなく、年月としつき単位たんいであり、それを超過ちょうかして使用しようしている場合ばあいは、所有しょゆうしゃ計量けいりょう行政ぎょうせい機関きかん都道府県とどうふけん計量けいりょう特定とくてい)による取締とりしまり(立入検査たちいりけんさ勧告かんこくとう悪質あくしつみとめられる場合ばあい告発こくはつひとし)の対象たいしょうとなる。なお、検定けんてい有効ゆうこう期限きげんは10ねんまたは7ねんで(種類しゅるいによりことなる)、使用しようりょう表示ひょうじ上部じょうぶとうけられる検定けんてい証印しょういん確認かくにんできる(シールやペイントによる補助ほじょ表示ひょうじ本体ほんたいされている場合ばあいもある)。

マイコンメーター

[編集へんしゅう]

1990年代ねんだい以降いこうガス地震じしん発生はっせいした場合ばあいには自動的じどうてきにガスを遮断しゃだんする、マイコン内蔵ないぞうメーター(画像がぞう)が普及ふきゅうしている。安全あんぜん装置そうち作動さどうともなってガスがまった場合ばあいは、メーターのあかいランプが点滅てんめつする。

マイコンメーターは1980年代ねんだい東京とうきょうガスが「マイセーフ」ので、有料ゆうりょうオプションにより導入どうにゅうした。しかし、その地震じしんさい自動的じどうてきにガスのながれを遮断しゃだんする効果こうかたしかめられたことから、東京とうきょうガスは方針ほうしん転換てんかんし、「マイセーフ」を無料むりょうし、標準ひょうじゅんメーターとすることをめ、計量けいりょうほうもとづくガスメーター交換こうかんのタイミング(けんまんまえのメーター交換こうかん)でマイコンメーターに転換てんかん阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさい発生はっせいもあり、のガス事業じぎょうしゃもこれにならい、いまではほぼすべての都市としガス事業じぎょうしゃがマイコンメーターを標準ひょうじゅん採用さいようしている。これはプロパンガス業界ぎょうかい同様どうようである。

おもなマイコンメーターの復帰ふっき操作そうさ
画像がぞうのメーター(NBがたメーター)では左上ひだりうえくろいキャップをはずすとリセットボタンがあらわれる。ガス機器ききすべ停止ていしし、リセットボタンをしっかりおくまでして、ランプが点滅てんめつから点灯てんとうわったらゆっくりとはなす(素早すばやはなすとかんふるえ作動さどうふたた遮断しゃだんすることがあるため)。ランプはふたた点滅てんめつはじめ、マイコンがガスかんを(圧力あつりょくで)検査けんさして異常いじょうがなければ(そのあいだにガスがながれなければ)、ガスれはないと判断はんだんされすうふん安全あんぜん装置そうち解除かいじょされる。そのさい、ランプの点滅てんめつまってガスもふたたながれる。復帰ふっき操作そうさこころみてもガスがまる場合ばあいは、配管はいかん損傷そんしょうなどの可能かのうせいかんがえられるので、ガス会社かいしゃ連絡れんらくする。
しかし、ほとんどの利用りようしゃはこの説明せつめいけていないためガスメーターがガスを遮断しゃだんした場合ばあいのリセット方法ほうほうからず、つよ地震じしん発生はっせいするたびにガス会社かいしゃサポート窓口まどぐちへの電話でんわ殺到さっとうする。最新さいしんしきでは地震じしんさいにガスを使用しようしていたときのみ「地震じしん感知かんち安全あんぜん装置そうち」がはたらくものが(NIがた・UHがた普及ふきゅうしている。
マイコンメーターのおも安全あんぜん装置そうち
  • 漏洩ろうえい(30にち以上いじょう口火くちび機器きき連続れんぞく使用しようでも漏洩ろうえい警報けいほうはっする)
  • 長時間ちょうじかん使用しようわすれ・ガス流量りゅうりょうオーバー)
  • 地震じしん震度しんど5つよ以上いじょう
  • 圧力あつりょく不足ふそく圧力あつりょく低下ていか
テレビ・ラジオでの告知こくち
災害さいがい対策たいさく基本きほんほうもとづき、おおきな地震じしん発生はっせいした場合ばあいには、NHKどうほうによる義務ぎむいものの民放みんぽうにおいて、マイコンメーター復旧ふっきゅう手順てじゅん復旧ふっきゅう作業さぎょうにあたっての注意ちゅうい事項じこうなどを告知こくちするPRビデオが放送ほうそうされる。このPRビデオはかく事業じぎょうしゃ使つかえるように、あらかじひながた用意よういされているもののようである。なお、どうほうにより東京とうきょう大阪おおさか東邦とうほうの3しゃ内閣ないかく総理そうり大臣だいじん指定していけている。

マイコンメーターの種類しゅるい

[編集へんしゅう]
  • しん計量けいりょうほうがた Nがたマイコンメーター NBシリーズ(普及ふきゅうがた
    NB1ごう NB1.6ごう NB2ごう NB2.5ごう NB3ごう NB4ごう NB6ごう
  • NIがた通信つうしん機能きのうきマイコンメーター NIシリーズ(普及ふきゅうがた
    NI1ごう NI2ごう NI3ごう NI4ごう NI6ごう
  • UHがた通信つうしん機能きのうきマイコンメーター UHシリーズ
    UH4ごう UH6ごう
  • きゅう計量けいりょうほうがた Nがたマイコンメーター NBシリーズ(普及ふきゅうがた
    NB1ごう NB2ごう NB3ごう NB5ごう NB7ごう
  • 汎用はんようがたマイコンメーター NSシリーズ

昨今さっこん以前いぜんよりなやみのたねだった住宅じゅうたく建物たてもの事情じじょうによるメーター設置せっち施工しこうせいかんがえ、色々いろいろ都市としガスメーター(通信つうしん機能きのうきメーターNIシリーズ・UHシリーズとう)が誕生たんじょうしている。

無線むせん検針けんしんメーター

[編集へんしゅう]

雑居ざっきょビルなどでは室内しつないにガスメーターがあるため、夜間やかん営業えいぎょうする飲食いんしょくてんなどのために無線むせんメーター(NIがたに、はこ無線むせんけたメーター)にて検針けんしんをしやすくしている(はこ無線むせん)。検針けんしんいん受信じゅしんあるき、信号しんごう授受じゅじゅができる位置いちから検針けんしんおこなう。

ガスせん

[編集へんしゅう]

ガスメーターから台所だいどころとうんだガスかんに、ガスコンロひとしガス機器ききつなげるくちである。ホースをかたちやワンタッチではず可能かのうかたち、ねじしきかたちとうがある(対応たいおうするワンタッチジョイントが装備そうびされているホースは「ガスコード」とばれて販売はんばいされている)。内部ないぶ専用せんようグリスられているため、ガスせんかたくなったとき市販しはん潤滑油じゅんかつゆとう使用しようすると専用せんようのグリスがけてしまうので、さいよせのガス事業じぎょうしゃ連絡れんらくれることのぞましい。近年きんねん家庭かていのキッチンにはゴムホースのけや破損はそんによるガスの流出りゅうしゅつふせぐため、ヒューズガスせんというものがひろ普及ふきゅうしている。

ガスせん種類しゅるい

[編集へんしゅう]
  • ヒューズガスせん
  • とうかんガスせん
  • ねじガスせん中間なかまコックともう)
  • フレキ管きかんガスせん
  • メーターガスせん(メーターコックともう)

災害さいがい対策たいさく

[編集へんしゅう]

日本にっぽんでは最大手さいおおてとなる東京とうきょうガスの供給きょうきゅうエリアは3,100km2供給きょうきゅう戸数こすうやく1000まん、ガス導管どうかんそう延長えんちょうは59,575km、大阪おおさかガスでもそれぞれ3,220km2やく700まん、60,395kmにもおよぶ。そのため、災害さいがい発生はっせいすると社会しゃかいへの影響えいきょうおおきい。配管はいかん物理ぶつりてき損傷そんしょう以外いがいにも、雨水あまみず泥水どろみずのガスかんへの浸入しんにゅうのほか、これによるガスれの危険きけんせいがあり、さらに送電そうでんせんことなりほとんどが地中ちちゅうまれていることから、地震じしんつよ反面はんめん被害ひがいけたときの復旧ふっきゅうには時間じかんようする。とく阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさい場合ばあいやく86まん世帯せたいへの供給きょうきゅう停止ていしするなど多大ただい影響えいきょうおよび、その教訓きょうくんから地震じしん防災ぼうさいシステムの整備せいび課題かだいとされている。2007ねん新潟にいがた中越なかこしおき地震じしんでは、全面ぜんめん復旧ふっきゅうまで42にちようし、このため病院びょういん福祉ふくし施設しせつではLPガス都市としガスに変換へんかん熱量ねつりょう調整ちょうせい)する装置そうち設置せっちして対応たいおうすることになり、全国ぜんこくのガス事業じぎょうしゃからの装置そうち調達ちょうたつきゅうピッチですすめられた。また、新潟にいがたけんLPガス協会きょうかいでは避難ひなん施設しせつにガスボンベのほかよう装置そうちるい、シャワーようのガスを無償むしょう提供ていきょうすることを決定けっていした[よう出典しゅってん][14]

災害さいがい対策たいさくへの効果こうかたしかめられたいちれいとして、2005ねんきた福岡ふくおかけん西方にしほうおき地震じしんでは都市としガスによる災害さいがい発生はっせいしなかった。

都市としガスに関連かんれんした事故じこ

[編集へんしゅう]

都市としガス事業じぎょうしゃ日本にっぽんのインフラ事業じぎょう同様どうよう、「個別こべつインシデント対応たいおうのためのだい規模きぼ供給きょうきゅう停止ていしはじ」ととらえる風潮ふうちょうがあり、小規模しょうきぼ異常いじょう察知さっちしてもただちに供給きょうきゅう停止ていしせず漫然まんぜんとした供給きょうきゅうつづけ、結果けっか被害ひがい拡大かくだいする事故じこがしばしばこった。

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m みや信一しんいち (2005ねん9がつ20日はつか). “ねつのうく、LNG市場いちばせい”. 石油せきゆ天然てんねんガスレビュー 2005ねん9がつごう. 石油せきゆ天然てんねんガス・金属きんぞく鉱物こうぶつ資源しげん機構きこう. pp. 13-31. 2022ねん6がつ6にち閲覧えつらん
  2. ^ メタネーションとは 水素すいそから都市としガス生成せいせい”. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん. 日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ (2021ねん8がつ20日はつか). 2022ねん6がつ6にち閲覧えつらん
  3. ^ a b だい4かい講座こうざ 企業きぎょう歴史れきし産業さんぎょう遺産いさん⑤ ~東京とうきょうガス~ 「東京とうきょうガスの歴史れきしとガスのあるくらし」”. 川崎かわさき. 2022ねん6がつ6にち閲覧えつらん
  4. ^ 電気でんき事業じぎょうほうひとし一部いちぶ改正かいせいするひとし法律ほうりつ平成へいせい27ねん法律ほうりつだい47ごう附則ふそくだい12じょうだい1こうだい13じょうだい1こう
  5. ^ プレスリリース /都市としガスのづけしゅうざい成分せいぶん変更へんこうについて”. www.tokyo-gas.co.jp. 東京とうきょうガス. 2022ねん6がつ6にち閲覧えつらん
  6. ^ ほり 和秀かずひで (2006ねん3がつ). “ウォッベ指数しすう [うぉっべしすう]”. 石油せきゆ・ガス資源しげん情報じょうほう. 石油せきゆ天然てんねんガス・金属きんぞく鉱物こうぶつ資源しげん機構きこう. 2019ねん10がつ22にち閲覧えつらん
  7. ^ 資料しりょう5 ガス事業じぎょう現状げんじょう”. だい1かい 総合そうごう資源しげんエネルギー調査ちょうさかい 基本きほん政策せいさく分科ぶんかかい ガスシステム改革かいかくしょう委員いいんかい. 通商産業省つうしょうさんぎょうしょう (2013ねん11月12にち). 2021ねん2がつ1にち閲覧えつらん
  8. ^ “「転換てんかん」に手抜てぬかり 国分寺こくぶんじ夫婦ふうふガス中毒ちゅうどく事件じけん 調整ちょうせい作業さぎょういん書類しょるい送検そうけん”. 朝日新聞あさひしんぶん: p. 夕刊ゆうかん 3はん 7めん. (1976ねん1がつ6にち) 
  9. ^ 当社とうしゃ都市としガスの成分せいぶん排出はいしゅつがかり数等すうとうについて”. www.salaenergy.co.jp. サーラエナジー. 2022ねん6がつ6にち閲覧えつらん
  10. ^ 都市としガスの種類しゅるい熱量ねつりょう圧力あつりょく成分せいぶん”. 東京とうきょうガスネットワーク. 東京とうきょうガス. 2022ねん6がつ6にち閲覧えつらん
  11. ^ 都市としガスの組成そせいについて|西部さいぶガス”. www.saibugas.co.jp. 西部さいぶガス. 2022ねん6がつ6にち閲覧えつらん
  12. ^ 都立とりつ高校こうこうでガス生徒せいと20にん搬送はんそう”. web.archive.org. TOKYO MX (2017ねん8がつ16にち). 2022ねん6がつ6にち閲覧えつらん
  13. ^ 未明みめい路地ろじばくふう はた迷惑めいわく ガス自殺じさつ未遂みすい”. 朝日新聞あさひしんぶん: p. 夕刊ゆうかん 3はん 7めん. (1979ねん7がつ23にち) 
  14. ^ 読売新聞よみうりしんぶん」2007ねん7がつ29にち朝刊ちょうかん

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]