六ろく星ほし占うらない術じゅつ

六ろく星ほし占うらない術じゅつ

星ほし人じん
土星どせい人じん - 金星きんぼし人じん - 火星かせい人じん 天王星てんのうせい人じん - 木星もくせい人じん - 水星すいせい人じん
その他た
殺ころせ界かい
関連かんれん項目こうもく
細木さいき数子かずこ - 番組ばんぐみ

六ろく星ほし占うらない術じゅつ（ろくせいせんじゅつ）は、宗教しゅうきょう家かで占うらない師しの細木さいき数子かずこが、中国ちゅうごく古来こらいの易学えきがく、算さん命いのち学がく、万象ばんしょう学がくなどをもとに提唱ていしょうしたと自称じしょうする占うらない。天てん中ちゅう殺ころせの項こうも参照さんしょう。

概略がいりゃく

六ろく星ほし占うらない術じゅつは人物じんぶつ生来せいらいの運命うんめいを土星どせい、金星かなぼし、火星かせい、天王星てんのうせい、木星もくせい、水星すいせいの6つの運命うんめい星ぼしで占うらない、それぞれの運命うんめい星ぼしを持もつ人物じんぶつを土星どせい人じん、金星きんぼし人じん、火星かせい人じん、天王星てんのうせい人じん、木星もくせい人じん、水星すいせい人じんと称しょうする。特別とくべつな条件じょうけんが符合ふごうすると霊れい合あい星ほし人じん（れいごうせいじん）となる。霊れい合あい星ほし人じんは単体たんたいで独立どくりつする運命うんめい星ぼしではなく「土星どせい人じんの霊れい合あい星ほし人じん」などほか6つの運命うんめい星ぼしと複ふく合ごうする。運気うんきは、土星どせい人じん⇔天王星てんのうせい人じん、金星きんせい人じん⇔木星もくせい人じん、火星かせい人じん⇔水星すいせい人じんとなる。人物じんぶつ各々おのおのの運命うんめい星ぼしは、生年月日せいねんがっぴから算出さんしゅつした運命うんめい数すう、星ほし数すうで決定けっていする。運命うんめい星ぼしにより当該とうがい人物じんぶつの占うらない命いのち盤ばんを描えがいて占うらなう。

六ろく星ほし占うらない術じゅつを扱あつかった『六ろく星ほし占うらない術じゅつによるあなたの運命うんめい』シリーズが2018年度ねんど版ばんまではKKベストセラーズ、以後いごは飛鳥新社あすかしんしゃ、からそれぞれ発行はっこうされ、細木さいき数子かずこの死後しごも養女ようじょの細木さいきかおりが引ひき継ついでいる。

運命うんめい星ぼし

運命うんめい星ぼしは、生なま日びの干支えとを1から60の数値すうちで表あらわした星ほし数すうを、6つの星ほしに割わり当あてる。星ほし数すうを簡易かんい的てきに算出さんしゅつするため各かく年月としつきの数値すうちをまとめた表ひょうを運命うんめい数すう表ひょう、数値すうちを運命うんめい数すう、それぞれ称しょうする。生せい日びの干支えとと運命うんめい星ぼしを下記かきする。

• 土星どせい人じん（1 - 10：戌いぬ亥い天てん中ちゅう殺ころせ）
  • 生うまれた日ひの干支えとが、甲きのえ戌いぬ・乙おつ亥い・丙へい子こ・丁ちょう丑うし・戊つちのえ寅とら・己おのれ卯う・庚かのえ辰たつ・辛からし巳み・壬みずのえ午うま・癸みずのと未ひつじの人ひと。金星きんぼしは金かね性せいではなく、金かね性せい・秋あき支ささえの申さる酉とりの欠落けつらくが関係かんけいする。日ひ支ささえに官かん殺ころせ（正せい官かん､偏へん官かん）が並ならぶ。
• 火星かせい人じん（21 - 30：午うま未み天てん中ちゅう殺ころせ）
  • 生うまれた日ひの干支えとが、甲きのえ申さる・乙おつ酉とり・丙へい戌いぬ・丁ちょう亥い・戊子ぼし・己おのれ丑うし・庚かのえ寅とら・辛からし卯う・壬みずのえ辰たつ・癸巳きしの人ひと。火星かせいは火ひ性せいではなく、火ひ性せい・夏なつ支ささえの午うま未ひつじの欠落けつらくが関係かんけいする。日ひ支ささえに官かん殺ころせ（正せい官かん､偏へん官かん）が並ならぶが日干ひぼしは日ひ支ささえに通つう根ねしない。
• 天王星てんのうせい人じん（31 - 40：辰たつ巳み天てん中ちゅう殺ころせ）
  • 生うまれた日ひの干支えとが、甲きのえ午うま・乙未おとみ・丙へい申さる・丁ちょう酉とり・戊つちのえ戌いぬ・己おのれ亥い・庚かのえ子こ・辛からし丑うし・壬みずのえ寅とら・癸みずのと卯うの人ひと。天王星てんのうせいは天王星てんのうせいではなく、算さん命いのち学がくで中央ちゅうおう・地ちに位置いちすることが関係かんけいする。中央ちゅうおう・天頂てんちょうに位置いちする戌亥いぬい天てん中ちゅう殺ころせ（土星どせい人じん）とは対極たいきょく。日ひ支ささえに財ざい星ぼし（正せい財ざい､偏へん財ざい）が並ならぶ。
• 木星もくせい人じん（41 - 50：寅とら卯う天てん中ちゅう殺ころせ）
  • 生うまれた日ひの干支えとが、甲きのえ辰たつ・乙おつ巳み・丙午ひのえうま・丁未ていみ・戊つちのえ申さる・己おのれ酉とり・庚かのえ戌いぬ・辛からし亥い・壬みずのえ子こ・癸みずのと丑うしの人ひと。木星もくせいは木き性せいではなく、木き性せい・春はる支ささえの寅とら卯うの欠落けつらくが関係かんけいする。日ひ支ささえに食傷しょくしょう（食しょく神しん､傷きず官かん）が並ならぶ。
• 水星すいせい人じん（51 - 60：子こ丑うし天てん中ちゅう殺ころせ）
  • 生うまれた日ひの干支えとが、甲きのえ寅とら・乙おつ卯う・丙へい辰たつ・丁ちょう巳み・戊つちのえ午うま・己おのれ未み・庚申こうしん・辛からし酉とり・壬みずのえ戌いぬ・癸みずのと亥いの人ひと。水星すいせいは水性すいせいではなく、水性すいせい・冬ふゆ支ささえの子こ丑うしの欠落けつらくが関係かんけいする。。日ひ支ささえに比ひ劫こう（比肩ひけん､劫こう財ざい）が並ならぶ。

土星どせい人じん、金星きんせい人じんなどの呼称こしょうは空そら亡ほろびになる地ち支ささえ（十二支じゅうにし）本気ほんきの五ご行ぎょうによるが、天王星てんのうせい人じんのみ独自どくじに考案こうあんしたと自称じしょうする。

各かく運命うんめい星ぼしはプラス（＋）とマイナス（－）があり、生年せいねんが子こ・寅とら・辰たつ・午うま・申さる・戌いぬはプラス、丑うし・卯しげる・巳み・未み・酉とり・亥いはマイナスとする。運命うんめい星ぼしと合あわせて土星どせい人じん（＋）、金星きんぼし人じん（－）と表記ひょうきする。十二支じゅうにしの陰陽いんようによる。

空そら亡ほろびは生年せいねんに限かぎらず､生月いきつき､生せい時じも該当がいとうする。生年せいねんを重視じゅうしするが、大運だいうん､流ながれ年ねんが生年せいねんの干支えとと最初さいしょの相互そうご作用さようをもたらすので生年せいねんで「陰陽いんよう」「霊れい合あい星ほし人じん」と区分くぶんしている。流りゅう歳としが本人ほんにんに何なにを作用さようするか考かんがえる上うえで生年せいねんは第だい一いちの分類ぶんるいである。生月いきつき､生せい時じが空そら亡ほろびにあたる場合ばあいでもある程度ていど「霊れい合あい星ほし人じん」の特質とくしつを備そなえると考かんがえる。

霊れい合あい星ほし人じん

霊れい合あい星ほし人じんは生年せいねんが停止ていし（占うらない命いのち盤ばんの項こうを参照さんしょう）に当あたる人物じんぶつで、土星どせい人じん＝天王星てんのうせい人じん、金星きんせい人じん＝木星もくせい人じん、火星かせい人じん＝水星すいせい人じんの組くみ合あわせとなる。対極たいきょくの星ほし人じんが重かさなる。

• 土星どせい人じん（＋）：生年せいねんが戌年いぬどし
• 金星きんぼし人じん（＋）：生年せいねんが申さる年ねん
• 火星かせい人じん（＋）：生年せいねんが午うま年ねん
• 天王星てんのうせい人じん（＋）：生年せいねんが辰たつ年ねん
• 木星もくせい人じん（＋）：生年せいねんが寅とら年ねん
• 水星すいせい人じん（＋）：生年せいねんが子こ年ねん
• 土星どせい人じん（－）：生年せいねんが亥年いどし
• 金星きんぼし人じん（－）：生年せいねんが酉とり年ねん
• 火星かせい人じん（－）：生年せいねんが未み年とし
• 天王星てんのうせい人じん（－）：生年せいねんが巳み年ねん
• 木星もくせい人じん（－）：生年せいねんが卯う年ねん
• 水星すいせい人じん（－）：生年せいねんが丑うし年ねん

宿命しゅくめい星ぼし

10年ねんごとに変かわる宿命しゅくめい

• 静せい雲くも星ぼし 空想くうそうとロマンに長たける、反発はんぱつ、孤独こどく、感受性かんじゅせい
• 光ひかり美星びせい 人じんに何なにかを伝つたえたくなる、おおらかさ
• 妙みょう雅みやび星ぼし 自分じぶんの立場たちばを守まもろうとする、協調きょうちょう、和合わごう、政治せいじ力りょく、説得せっとく力りょく
• 白しろ照星しょうせい 自我じが、頑固がんこ、独立どくりつ心しん。マイペース、強つよい意思いし、努力どりょく。
• 香こう創そう星ほし 先人せんじんの知恵ちえを受うけ継つぎ子孫しそんに残のこそうとする、知性ちせい、伝統でんとう、古典こてん、慈愛じあい
• 火ひ竹ちく星ほし 知識欲ちしきよくと好奇心こうきしん、忍耐にんたい、放浪ほうろう、改革かいかく、想像そうぞうと破壊はかい、知恵ちえ
• 大だい木星もくせい 集団しゅうだんや組織そしきで攻撃こうげき的てき、責任せきにん感かん、名誉めいよ・名声めいせい
• 風ふう行ぎょう星ほし 動乱どうらん期きに力ちからを発揮はっき、短期たんき、直情ちょくじょう、闘たたかい、行動こうどう力りょく
• 大善だいぜん星ほし 大器晩成たいきばんせい、家庭かてい、堅実けんじつ、蓄財ちくざい、温厚おんこう
• 緑みどり水星すいせい 財ざい運うん、愛情あいじょう運うん、善良ぜんりょう、奉仕ほうし、義理ぎり人情にんじょう、回転かいてん財ざい

占うらない命いのち盤ばん

占うらない命いのち盤ばんは次つぎの12の運気うんきが示しめす。

• 種子しゅし（しゅし）- 物事ものごとを開始かいしする年とし。用よう神しん五ご行ぎょうが生なま旺墓絶ぜっ（天てん干ひ十じゅう二に運うん）で、胎か長生ちょうせいを得えるかいずれかである。⇔再会さいかい
• 緑みどり生せい（りょくせい）- すべての影響えいきょうが2倍ばいになり、物事ものごとが成長せいちょうする時期じき。駄目だめになることもある。⇔財たから成しげる
• 立花たちばな（りっか）- 基本きほん的てきな方向ほうこうが決きまるかなり重要じゅうような時期じき。⇔安定あんてい
• 健けん弱じゃく（けんじゃく）- 小しょう殺ころせ界かい 健康けんこう面めんで運勢うんせいが悪わるくなる時期じき。⇔陰影いんえい（大だい殺ころせ界かい）
• 達成たっせい（たっせい）物事ものごとの目的もくてきが達成たっせいされる時期じき。空そら亡ほろびの地ち支ささえの冲に該当がいとうする。当然とうぜん用よう神しんが生なま旺する。⇔停止ていし（大だい殺ころせ界かい）
• 乱らん気き（らんき）：中ちゅう殺ころせ界かい - 精神せいしん的てきな面めんにダメージを受うけやすい年とし。⇔減退げんたい（大だい殺ころせ界かい）
• 再会さいかい（さいかい）- 第だい2の出発しゅっぱつ点てんとなる時期じき。失敗しっぱいの挽回ばんかいも適てきする。⇔種子しゅし
• 財たから成しげる（ざいせい）- 富とみが入はいる時期じき。財ざい星ぼしが生なま旺するか、財ざい多た身み弱じゃくの場合ばあいは比肩ひけん劫こう財ざいで身み財ざい両りょう停とまを得える、または食しょく神しん傷きず官かんが財ざい星ぼしに能のうく連絡れんらくする、いずれかである。⇔緑みどり生せい
• 安定あんてい（あんてい）- 現状げんじょう維持いじの時期じきで新規しんき開始かいしは翌年よくねんに大だい殺ころせ界かいで苦くるしむ。用よう神しん五ご行ぎょうが帝みかど旺を迎むかえている場合ばあいが多おおい。⇔立花たちばな
• 陰影いんえい（いんえい）：大だい殺ころせ界かいの始はじまり - 冬ふゆの初期しょき。大だい殺ころせ界かいの始はじまりで新規しんき事業じぎょう開始かいしなどは禁忌きんき。用よう神しんが衰おとろえ地ちにある場合ばあいが多おおい。⇔健けん弱じゃく（小しょう殺ころせ界かい）
• 停止ていし（ていし）：大だい殺ころせ界かいの中央ちゅうおう - 冬ふゆの中頃なかごろ。前年ぜんねん同様どうよう新規しんき開始かいしは禁忌きんき。本人ほんにんの生なま日びを中心ちゅうしんに空そら亡ほろびの二に地ち支ささえのいずれかに該当がいとうする。用よう神しん五ご行ぎょうが衝撃しょうげきを受うけるか、剋されるか、いずれかである。用よう神しんは本人ほんにんの生いき方かたを象徴しょうちょうし、それが害がいを受うけることは生いき方かたの否定ひてい｢停止ていし｣といえる。⇔達成たっせい
• 減退げんたい（げんたい）：大だい殺ころせ界かいの終おわり - 冬ふゆの後期こうき。大だい殺ころせ界かいで新規しんき開始かいしは危険きけん。⇔乱らん気き（中ちゅう殺ころせ界かい）

※四柱推命しちゅうすいめいの十じゅう二に運うんを参考さんこうにしたと推測すいそくされる。