国債こくさい先物さきもの取引とりひき

国債こくさい先物さきもの取引とりひき（こくさいさきものとりひき、英えい: treasury futures, government bond futures）は、償還しょうかん期限きげんが1年ねん超ちょうの中期ちゅうき以上いじょうの国債こくさいの先物さきもの取引とりひき。金融きんゆう先物さきもの取引とりひきの一種いっしゅである。債券さいけん先物さきもの取引とりひき（bond futures）の一種いっしゅであるが、債券さいけんのうち国債こくさいしか上場じょうじょうしていない。米国べいこくでは金利きんり先物さきもの取引とりひきの一種いっしゅに分類ぶんるいしているが、日本にっぽんでは金利きんり先物さきもの取引とりひきと言いった場合ばあいは短期たんき金利きんり先物さきもの取引とりひきを指さすことが多おおく、言葉ことばの定義ていぎの問題もんだいは金利きんり先物さきもの取引とりひきを参照さんしょう。

本ほん項こうでは以下いかの2種類しゅるいをまとめて扱あつかう。

国債こくさい先物さきもの（treasury futures）

仮想かそう的てきな国債こくさい標準ひょうじゅん物ぶつを設もうけ、価格かかくを指標しひょうとして、国債こくさい標準ひょうじゅん物ぶつに対たいして先物さきもの取引とりひきを行おこなう。

国債こくさい利回りまわり先物さきもの（treasury yield futures）

国債こくさいの利回りまわりを指標しひょうとした先物さきもの取引とりひき。

国債こくさいの価格かかくは常時じょうじ変動へんどうしているが、金融きんゆう機関きかんが国くにから現物げんぶつ国債こくさいを買かい（仕入しいれ）、顧客こきゃくに売うるまでの間あいだ、価格かかく変動へんどうで損そんが発生はっせいすると困こまるので、国くにから現物げんぶつ国債こくさいを買かうと同時どうじに、国債こくさい先物さきもので売うりポジションを立たてて、顧客こきゃくに現物げんぶつ国債こくさいを売うると同時どうじに先物さきものポジションを閉とじることで、仕入しいれから売うりまでの間あいだの価格かかく変動へんどうの損得そんとくを避さけるという使つかい方かたができる。

取引とりひきのルールは取引とりひき所しょが決きめているが、日本にっぽん国債こくさいの大阪おおさか取引とりひき所しょと米国べいこく債さいのシカゴ商品しょうひん取引とりひき所しょは、ほぼ同おなじルールとなっているのでこれらに基もとづいて本ほん項こうは記載きさいする。国債こくさい標準ひょうじゅん物ぶつという仕組しくみが複雑ふくざつになっているので、先さきにより簡単かんたんである株価かぶか指数しすう先物さきもの取引とりひきを学まなんでから国債こくさい先物さきもの取引とりひきを学まなんだ方ほうが分わかりやすい。日本にっぽん取引とりひき所しょグループが出だしている『国債こくさい先物さきもの入門にゅうもん』がわかりやすく解説かいせつしている。

国債こくさい先物さきもの

取引とりひき最終さいしゅう日びが限月げんげつとして設もうけられていて、取引とりひき最終さいしゅう日び後ごの清算せいさん日びに清算せいさんを行おこなうという仕組しくみは他たの先物さきもの取引とりひきと同おなじである。日本にっぽん国債こくさい、米国べいこく債さい、共ともに3・6・9・12月がつが限月げんげつである。株価かぶか指数しすう先物さきもの取引とりひきと同おなじく、多おおくの参加さんか者しゃは最終さいしゅう取引とりひき日びまでポジションを保持ほじせずに、次つぎの限月げんげつにロールオーバーするのは同おなじである。カレンダースプレッド取引とりひきによりロールオーバーすることが可能かのうである。出来高できだかは期き近こんの先物さきものに集中しゅうちゅうする。証拠しょうこ金きん取引とりひきなのでレバレッジをかけられることや、売うりポジションから始はじめられることなども他たの先物さきもの取引とりひきと同おなじである。

コンバージョン・ファクター

国債こくさい先物さきもの取引とりひきの固有こゆうの仕組しくみとして、現物げんぶつ国債こくさいそのものを取引とりひき対象たいしょうとするのではなく、複数ふくすうの種類しゅるいの現物げんぶつ国債こくさいを受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらとしてグループにまとめ、それに対たいして、仮想かそう的てきな国債こくさい標準ひょうじゅん物ぶつを設定せっていし、国債こくさい標準ひょうじゅん物ぶつに対たいして先物さきもの価格かかくがつくという設計せっけいになっている。そして、清算せいさんする際さいは、多おおくは現物げんぶつ渡わたしとなっていて、下記かきの方式ほうしきで受うけ渡わたしす。

• 売うりポジション側がわ - 売うり側がわが受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらの中なかから、自由じゆうに買かい側がわに渡わたす現物げんぶつ国債こくさいを選択せんたくできる。
• 買かいポジション側がわ - 受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらの現物げんぶつ国債こくさいに対たいして、取引とりひき所しょは1つ1つコンバージョン・ファクターを設定せっていしていて、先物さきもの価格かかく×コンバージョン・ファクターの金額きんがくを売うり側がわに支払しはらう。

普通ふつうの商売しょうばいは買かう側がわが商品しょうひんを選えらぶが、売うり側がわが受うけ渡わたす銘柄めいがらを選択せんたくするというのが特殊とくしゅな仕組しくみとなっている。コンバージョン・ファクター（換算かんさん係数けいすう、CF）は仮想かそう的てきな国債こくさい標準ひょうじゅん物ぶつを現物げんぶつ国債こくさいの価格かかくに直なおすための係数けいすうである。

コンバージョン・ファクター ＝ 受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらの現在げんざい価値かち ÷ 標準ひょうじゅん物ぶつの現在げんざい価値かち

現在げんざい価値かちは割引わりびきキャッシュ・フロー法ほうにて計算けいさんできる。現物げんぶつ日本にっぽん国債こくさい、現物げんぶつ米国べいこく債さい、共ともに年とし2回かいクーポン（利子りし）が支払しはらわれるため、国債こくさい標準ひょうじゅん物ぶつの利回りまわりが6%で、国債こくさいの額面がくめんが100円えんや$100の場合ばあい、コンバージョン・ファクターは以下いかの式しきとなる。コンバージョン・ファクターの計算けいさん結果けっかは取引とりひき所しょが公開こうかいしている。

${\frac {{\frac {a}{0.06}}\left(\left(1+{\frac {0.06}{2}}\right)^{b}-1\right)+100}{(1+{\frac {0.06}{2}})^{\frac {c}{6}}\times 100}}-{\frac {a(6-d)}{12\times 100}}$

• a - 受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらの年とし利子りし
• b - 受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらの受渡うけわたし決済けっさい以降いこう（当該とうがい受渡うけわたし決済けっさい期日きじつを除のぞく）に到来とうらいする利り払はらい回数かいすう
• c - 受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらの受渡うけわたし決済けっさい期日きじつにおける残存ざんそん期間きかん（月数げっすう）
• d - 受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらの受渡うけわたし決済けっさい期日きじつから次回じかい利り払はらい日びまでの期間きかん（月数げっすう）

最さい割安わりやす銘柄めいがら

国債こくさい標準ひょうじゅん物ぶつの多おおくは利回りまわり6%に設定せっていされていて、現在げんざいの日本にっぽん国債こくさい・米国べいこく債さいの金利きんりよりも高たかい数値すうちに設定せっていされている。この状況じょうきょうでは受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらのうち、残存ざんそん年数ねんすうが短みじかい方ほうがコンバージョン・ファクターの数値すうちは大おおきくなる。そして、売うり側がわは 先物さきもの価格かかく×コンバージョン・ファクター ー 現物げんぶつ価格かかく を最大さいだい化かした方ほうが得とくであるため、受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらの現物げんぶつ価格かかくが全すべて同一どういつであるとすれば、コンバージョン・ファクターが最大さいだいな受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらを買かう側がわに渡わたすのが得とくとなる。結果けっかとして、残存ざんそん年数ねんすうが短みじかいのを選択せんたくするのが得とくになる。日本にっぽん国債こくさいの長期ちょうき国債こくさい先物さきもの取引とりひきは、受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらが残存ざんそん7年ねん以上いじょう11年ねん未満みまんの10年ねん利付りつき国債こくさいとなっているため、残存ざんそん7年ねんの10年ねん利付りつき国債こくさいが選えらばれ、7年ねん国債こくさいを反映はんえいした先物さきもの価格かかくとなっている。受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらのうち、売うり側がわが最もっとも得とくとなる銘柄めいがらを最さい割安わりやす銘柄めいがら（cheapest-to-deliver, CTD）と呼よぶ。最さい割安わりやす銘柄めいがら÷コンバージョン・ファクターから先物さきもの価格かかくが決きまる。国債こくさい先物さきものをレバレッジ1倍ばいで買かいポジションを持もつことは、最さい割安わりやす銘柄めいがらの現物げんぶつを買かうことと等価とうかになるように設計せっけいされている。

沿革えんかく

1977年ねん8月がつ22日にちに30-Year Treasury Bond Futuresが、1982年ねん5月がつ3日にちに10-Year Treasury Note Futuresがシカゴ商品しょうひん取引とりひき所しょに上場じょうじょうした。1985年ねん10月がつ19日にちに長期ちょうき国債こくさい先物さきものが大阪おおさか取引とりひき所しょに上場じょうじょうした。受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがらやコンバージョン・ファクターの仕組しくみは1977年ねんの時点じてんで存在そんざいし、当時とうじの国債こくさい標準ひょうじゅん物ぶつの利回りまわりは8%だった。

国債こくさい利回りまわり先物さきもの

国債こくさい利回りまわり先物さきものは、単純たんじゅんに国債こくさいの利回りまわりを指標しひょうとしたもの。清算せいさん対象たいしょうの国債こくさいが明示めいじされているため、最さい割安わりやす銘柄めいがらのような複雑ふくざつな話はなしはない。

利回りまわりと国債こくさい価格かかくは逆ぎゃく方向ほうこうに動うごく。ただし、利回りまわりが2倍ばいになったら、国債こくさい価格かかくが半額はんがくになるわけではないので、現物げんぶつ国債こくさいとの対応たいおう関係かんけいは複雑ふくざつである。国債こくさい先物さきものの買かいポジションと国債こくさい利回りまわり先物さきものの売うりポジションは等価とうかではない。

シカゴ商品しょうひん取引とりひき所しょでは、利回りまわり(%) の$1000倍ばいを取引とりひき単位たんいとしている。利回りまわり3%なら$3000が取引とりひき単位たんいとなり、相対そうたい的てきにかなり小ちいさな金額きんがくとなっている。限月げんげつは毎月まいつきで、毎月まいつきロールオーバーする必要ひつようがある。

利回りまわりの予約よやくとしての利用りよう

短期たんき金利きんり先物さきもの取引とりひきと同様どうように、将来しょうらいの国債こくさい購入こうにゅう時じの利回りまわりの予約よやくとして利用りよう可能かのうである。ただし、単利たんりと複利ふくりの違ちがいは無視むしして、以下いかは単利たんりで扱あつかう。厳密げんみつには単利たんりと複利ふくりの差さが生しょうじる。

現在げんざい、2年ねん国債こくさいの国債こくさい利回りまわり先物さきものの利回りまわりが4%として、清算せいさん日びに2年ねん国債こくさいを買かうとして、清算せいさん日びの利回りまわりが3%に下さがったとしても、以下いかのように取引とりひきすると、4%で予約よやくしたことになる。下記かきの取引とりひきにより合計ごうけい$8,000の利益りえき・利子りしとなる。これは、利回りまわり4%で2年ねん国債こくさい$100,000を購入こうにゅうした場合ばあいと同おなじである。

利回りまわりの予約よやく

日時にちじ	利回りまわり	行動こうどう	利益りえき・利子りし
現在げんざい	4%	2年ねん国債こくさいの国債こくさい利回りまわり先物さきものの売うりポジションを$8,000建たてる。	N/A
清算せいさん日び	3%	先物さきもののポジションを閉とじ、2年ねん国債こくさいを$100,000購入こうにゅうする。	$2,000
清算せいさん日びの2年ねん後ご			$6,000

沿革えんかく

2020年ねん12月に Small Exchange が始はじめて米国べいこく10年ねん債さいの国債こくさい利回りまわり先物さきものを上場じょうじょうさせ、2021年ねん2月がつに2年ねん債さいと30年ねん債さいを追加ついかし、その後ご、シカゴ商品しょうひん取引とりひき所しょが2021年ねん8月がつに上場じょうじょうさせた。

銘柄めいがら

国債こくさい先物さきもの

国債こくさい先物さきもの

銘柄めいがら	国債こくさい標準ひょうじゅん物ぶつ	想定そうてい元本がんぽん （取引とりひき単位たんい）	受渡うけわたし適格てきかく銘柄めいがら
中期ちゅうき国債こくさい先物さきもの （取引とりひき不能ふのう）	日本にっぽん国債こくさい5年ねん、利回りまわり3%	1億おく円えん	残存ざんそん4年ねん以上いじょう5年ねん3か月げつ未満みまんの5年ねん利付りつき日本にっぽん国債こくさい
長期ちょうき国債こくさい先物さきもの	日本にっぽん国債こくさい10年ねん、利回りまわり6%	1億おく円えん	残存ざんそん7年ねん以上いじょう11年ねん未満みまんの10年ねん利付りつき日本にっぽん国債こくさい
長期ちょうき国債こくさい先物さきもの （現金げんきん決済けっさい型がたミニ）	日本にっぽん国債こくさい10年ねん、利回りまわり6%	1000万まん円えん	残存ざんそん7年ねん以上いじょう11年ねん未満みまんの10年ねん利付りつき日本にっぽん国債こくさい
超ちょう長期ちょうき国債こくさい先物さきもの（ミニ） （取引とりひき不能ふのう）	日本にっぽん国債こくさい20年ねん、利回りまわり3%	1000万まん円えん	残存ざんそん19年ねん3か月げつ以上いじょう21年ねん未満みまんの20年ねん利付りつき日本にっぽん国債こくさい
2-Year Note	利回りまわり6%の米国べいこく債さい	$200,000	残存ざんそん1 3⁄4 ～ 2年ねんの米国べいこく債さい
3-Year Note	利回りまわり6%の米国べいこく債さい	$200,000	残存ざんそん2 3⁄4 ～ 3年ねんの米国べいこく債さい
5-Year Note	利回りまわり6%の米国べいこく債さい	$100,000	残存ざんそん4 1⁄6 ～ 5 1⁄4年ねんの米国べいこく債さい
10-Year Note	利回りまわり6%の米国べいこく債さい	$100,000	残存ざんそん6 1⁄2 ～ 10年ねんの米国べいこく債さい
Ultra 10	利回りまわり6%の米国べいこく債さい	$100,000	残存ざんそん9 5⁄12 ～ 10年ねんの米国べいこく債さい
T-Bond	利回りまわり6%の米国べいこく債さい	$100,000	残存ざんそん15 ～ 25年ねんの米国べいこく債さい
Ultra T-Bond	利回りまわり6%の米国べいこく債さい	$100,000	残存ざんそん25 ～ 35年ねんの米国べいこく債さい

長期ちょうき国債こくさい先物さきもの（現金げんきん決済けっさい型がたミニ）だけが現金げんきん決済けっさいによる差金さしがね決済けっさいで、それ以外いがいは現物げんぶつ決済けっさい。

日本にっぽん国債こくさいの中期ちゅうき国債こくさい先物さきものと超ちょう長期ちょうき国債こくさい先物さきもの（ミニ）は出来高できだかが0が続つづいていて、事実じじつ上じょう取引とりひき不可能ふかのう。超ちょう長期ちょうき国債こくさい先物さきものは2014年ねん～2015年ねん頃ごろに改革かいかくを行おこなったが、どんどん減少げんしょうし、2019年ねんに市場いちばが消失しょうしつした。米国べいこく債さいの3-Year Noteも出来高できだかは小ちいさめだが、これら以外いがいは活発かっぱつに取引とりひきされている。

日本にっぽん国債こくさい先物さきものはシンガポール証券しょうけん取引とりひき所しょでも SGX 10-Year Mini Japanese Government Bond Futures などが扱あつかわれている。

立会たちあい時間じかん

• 大阪おおさか取引とりひき所しょ - 8:45～11:00、12:30～15:00、15:30～翌よく5:55（日本にっぽん標準時ひょうじゅんじ）
• シカゴ商品しょうひん取引とりひき所しょ - 18:00～翌よく17:00（東部とうぶ標準時ひょうじゅんじ）

国債こくさい利回りまわり先物さきもの

国債こくさい利回りまわり先物さきもの

銘柄めいがら	原はら資産しさん	想定そうてい元本がんぽん （取引とりひき単位たんい）	呼値よびねの単位たんい	取引とりひき所しょ
Micro 2-Year Yield Futures	米国べいこく債さい2年ねん	利回りまわり(%)の$1000倍ばい	0.001(%)	CBOT
Micro 5-Year Yield Futures	米国べいこく債さい5年ねん
Micro 10-Year Yield Futures	米国べいこく債さい10年ねん
Micro 30-Year Yield Futures	米国べいこく債さい30年ねん

全すべて現金げんきん決済けっさいによる差金さしがね決済けっさい。上記じょうきでは利回りまわり(%)と表記ひょうきしているが、厳密げんみつには単位たんいはポイントで、先物さきものの呼値よびねが清算せいさん日びに%表記ひょうきの国債こくさいの利回りまわりに収束しゅうそくするように設計せっけいされている。

個人こじんで取引とりひきする場合ばあい

日本にっぽん国債こくさいの長期ちょうき国債こくさい先物さきものは取引とりひき単位たんいが1億おく円えんで主おもに金融きんゆう機関きかん向むけとなっているが、長期ちょうき国債こくさい先物さきもの（現金げんきん決済けっさい型がたミニ）の方ほうは個人こじんでも取引とりひき可能かのうであり、インタラクティブ・ブローカーズ証券しょうけんと光世証券こうせいしょうけんで扱あつかわれている。

シカゴ商品しょうひん取引とりひき所しょの国債こくさい利回りまわり先物さきものは取引とりひき単位たんいが数すう千せんドルとかなり小ちいさくなっている。