大豊たいほう泰昭やすあき

大豊たいほう 泰昭やすあき（陳ちん 大豊たいほう）
Chen Ta-Feng

基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	台湾たいわん
出身しゅっしん地ち	南みなみ投とう県けん埔里鎮
生年月日せいねんがっぴ	1963年ねん11月15日にち
没ぼつ年月日ねんがっぴ	(2015-01-18) 2015年ねん1月がつ18日にち（51歳さい没ぼつ）
身長しんちょう 体重たいじゅう	185 cm 110 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	左ひだり投とう左ひだり打だ
ポジション	一塁いちるい手しゅ、左翼さよく手しゅ
プロ入いり	1988年ねん ドラフト2位い
初はつ出場しゅつじょう	1989年ねん4月がつ9日にち
最終さいしゅう出場しゅつじょう	2002年ねん9月がつ25日にち
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
華はな興きょう高等こうとう学校がっこう 名古屋商科大学なごやしょうかだいがく 中日ちゅうにちドラゴンズ球団きゅうだん職員しょくいん 中日ちゅうにちドラゴンズ (1989 - 1997) 阪神はんしんタイガース (1998 - 2000) 中日ちゅうにちドラゴンズ (2001 - 2002)
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陳ちん 大豊たいほう
各種かくしゅ表記ひょうき
各種かくしゅ表記ひょうき（本名ほんみょう）
繁体字はんたいじ：	陳ちん 大豐たいほう
簡体字かんたいじ：	陈 大だい丰
拼音：	Chén Dàfēng
注ちゅう音符おんぷ号ごう：	ㄔㄣˊㄉㄚˋㄈㄥ
和名わみょう表記ひょうき：	ちん たいほう
発音はつおん転記てんき：	チェン・ダーフォン
英語えいご名めい：	Chen Ta-Feng

大豊たいほう 泰昭やすあき（たいほう やすあき、1963年ねん11月15日にち - 2015年ねん1月がつ18日にち）は、台湾たいわん（中華民国ちゅうかみんこく）南みなみ投とう県けん出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（内野ないや手しゅ、外野がいや手しゅ）。左ひだり投とう左ひだり打だ。本名ほんみょうは陳ちん 大豊たいほう（チェン・ダーフォン、Chen Ta-Feng）。

経歴けいれき

プロ入いり前まえ

華はな興きょう中学ちゅうがくでは台湾たいわん大会たいかいで優勝ゆうしょうし、華はな興きょう高だかでは世界せかい大会たいかいで優勝ゆうしょう。華はな興きょう高だかの一いち学年がくねん後輩こうはいには呂りょ明あかり賜たまものがいる。王おう貞治さだはるに憧あこがれて日本にっぽん行いきを希望きぼうするが、20歳さいにならないと出国しゅっこくできないため、卒業そつぎょう後ごに2年間ねんかん母校ぼこうでコーチを務つとめた。

知人ちじんの紹介しょうかいで知しり合あった愛知あいち県けん新城しんじょう市し在住ざいじゅうの新聞しんぶん販売はんばい店てん主あるじが身元みもと引受ひきうけ人じんとなり、来日らいにち。1984年ねんに名古屋商科大学なごやしょうかだいがくへ入学にゅうがく。愛知大学あいちだいがく野球やきゅうリーグ通算つうさん96試合しあい出場しゅつじょう、343打数だすう120安打あんだ、打率だりつ.350、24本塁打ほんるいだ、94打点だてん。敢闘かんとう賞しょう2回かい、ベストナイン4回かい受賞じゅしょう。通算つうさん24本塁打ほんるいだはリーグ記録きろくである。全日本ぜんにほん代表だいひょうにも2回かい選出せんしゅつされた。卒業そつぎょう後ごは、日本人にっぽんじん選手せんしゅ扱あつかいとして日本にっぽんプロ野球やきゅう (NPB) 入いりするため、中日ちゅうにちドラゴンズの球団きゅうだん職員しょくいんとして1年間ねんかん在籍ざいせきした。当時とうじの背番号せばんごうは95だが、支配しはい下か選手せんしゅ登録とうろくはされていなかった。

中日ちゅうにち時代じだい

1988年ねんのNPBドラフト会議かいぎで中日ちゅうにちから2位い指名しめいを受うけ、選手せんしゅ契約けいやくを結むすんだ。当時とうじ練習れんしゅう生せいはドラフトで1位い指名しめいという常識じょうしきがあり（1981年ねん西武せいぶ伊東いとう勤つとむ、1988年ねん阪神はんしん中込なかごめ伸しん）大豊たいほうも1位い指名しめい確実かくじつと思おもわれていたが、中日ちゅうにち球団きゅうだんは慣例かんれいを破やぶって今中いまなか慎二しんじ（大阪桐蔭おおさかとういん）を1位いで、大豊たいほうを2位いで指名しめいした。王おうの持もつ当時とうじのNPBシーズン最多さいた本塁打ほんるいだ記録きろく55本ほんを目標もくひょうとして背番号せばんごうを55とした。

プロ1年ねん目めの1989年ねんシーズンは、星野ほしの仙せん一いち監督かんとくの下したで開幕かいまく戦せんのスタメンとして起用きようされる。以降いこうも左翼さよく手しゅレギュラーで起用きようされ、不調ふちょうの5月がつに二に軍ぐん（ウエスタン・リーグ）降格こうかくを経験けいけんするも6月がつ半なかばからレギュラーに返かえり咲ざき、ルーキーとしては上々じょうじょうの打率だりつ.233、14本塁打ほんるいだ、36打点だてんを記録きろくした。

1990年ねんシーズンもほぼシーズンを通とおして左翼さよく手しゅレギュラーで起用きようされ、打率だりつ.274、20本塁打ほんるいだ、48打点だてんを記録きろくして長距離ちょうきょり打者だしゃとしての才能さいのうを開花かいかさせた。

1991年ねんシーズンには更さらに数字すうじを上あげ、打率だりつ.283、26本塁打ほんるいだ、72打点だてんを叩たたき出だし、初はじめて規定きてい打席だせきに到達とうたつした。9月23日にちのヤクルトスワローズ戦せんで岡林おかばやし洋一よういちから逆転ぎゃくてんサヨナラ3点てん本塁打ほんるいだを放はなった。

1992年ねんシーズンには、高木たかぎ守道もちが監督かんとくに就任しゅうにんし、秋季しゅうきキャンプで臨時りんじコーチとして訪おとずれた張本ちょうほん勲くんの勧すすめで一本いっぽん足あし打だ法ほうを始はじめる。

1993年ねんシーズンには25本塁打ほんるいだを放はなつと、1994年ねんシーズンには落合おちあい博満ひろみつが移籍いせきしたことにより一塁いちるい手しゅ専任せんにんとなり打撃だげきに集中しゅうちゅうできるようになった結果けっか38本塁打ほんるいだ、107打点だてんで本塁打ほんるいだ王おうと打点だてん王おうの二に冠かんを獲得かくとくした。チームは10.8決戦けっせんで読売よみうりジャイアンツ（巨人きょじん）に敗やぶれてセントラル・リーグ優勝ゆうしょうは逃のがしたが、同年どうねんのチームで最もっとも活躍かつやくした選手せんしゅに贈呈ぞうていされるドラゴンズクラウン賞しょうの最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょうを受賞じゅしょうした。また、同年どうねんは対たい広島東洋ひろしまとうようカープ戦せんで18本塁打ほんるいだを記録きろくし、年間ねんかんカード別べつ最多さいた本塁打ほんるいだの日本にっぽん記録きろくを樹立じゅりつ（後述こうじゅつ詳細しょうさい）。

1996年ねんシーズンは前年ぜんねんシーズンの不振ふしんと星野ほしのが再ふたたび監督かんとくに就任しゅうにんし、下位かい打線だせんに打順だじゅんを置おかれたがそれに奮起ふんきし、開幕かいまくから驚異きょうい的てきなペースで本塁打ほんるいだを量産りょうさん。最終さいしゅう的てきに巨人きょじんの松井まつい秀喜ひできと同おなじ38本塁打ほんるいだを放はなつも、チームメイトで同おなじく下位かい打線だせんでチームを引ひっ張ぱった山崎やまざき武司たけしに1本ほん及およばず、松井まついとともに本塁打ほんるいだ王おうを逃のがした。1993年ねんシーズンから1996年ねんシーズンまで4年ねん連続れんぞくで規定きてい打席だせきに到達とうたつしたが、これが生涯しょうがい最後さいごの規定きてい打席だせき到達とうたつだった。

1997年ねんシーズンは、本拠地ほんきょちがナゴヤ球場きゅうじょうからナゴヤドームに移転いてんしたことで、打率だりつ.240、12本塁打ほんるいだ、35打点だてん、規定きてい打席だせき未み到達とうたつと極度きょくどの不振ふしんに終おわる。チーム自体じたいも最下位さいかいに落おちたことで星野ほしのが広ひろいナゴヤドームに対応たいおうした守備しゅび、機動きどう力りょく重視じゅうしへの転換てんかんを目指めざしたことから、同年どうねんのシーズンオフには矢野やの輝弘てるひろとともに関川せきかわ浩一こういち・久慈くじ照あきら嘉よしみとの交換こうかんトレードで阪神はんしんタイガースへ移籍いせき。

阪神はんしん時代じだい

1998年ねんシーズンには吉田よしだ義男よしお監督かんとくの下したで開幕かいまくから5番ばん一塁いちるい手しゅで起用きようされたが、極度きょくどの不振ふしんが続つづき、5月がつ末まつから八木やぎ裕ひろしや平塚ひらつか克洋かつひろにレギュラーを奪うばわれ、代打だいだ起用きようが中心ちゅうしんになった。この前半ぜんはん戦せんは5本塁打ほんるいだで前年ぜんねんのシーズン同様どうように苦くるしんだ。後半こうはん戦せんから調子ちょうしを取とり戻もどし、8月がつ18日にち対たい広島ひろしま戦せんから4番ばん一塁いちるい手しゅに固定こていされて16本塁打ほんるいだを放はなつ活躍かつやくをした。最終さいしゅう的てきに本塁打ほんるいだ21本ほん、打点だてん61と長打ちょうだ力りょくは健在けんざいだったが、スランプの期間きかんが長ながく打率だりつ.231と苦くるしいシーズンになった。

1999年ねんシーズンには野村のむら克也かつやが監督かんとくに就任しゅうにんし、8月がつ末まつまで一塁いちるいにマーク・ジョンソンが起用きようされたため大豊たいほうは代打だいだ中心ちゅうしんで起用きようされた。8月24日にちと25日にちに2打席だせき連続れんぞく代打だいだ本塁打ほんるいだを放はなつと、次つぎの試合しあいでも代打だいだで安打あんだを放はなち、8月がつ31日にちからはジョンソンの代かわりに一塁いちるい先発せんぱつとなって（8月がつ24日にちから）10月がつ1日にちまでで当時とうじの球団きゅうだん記録きろくとなる26試合しあい連続れんぞく安打あんだを記録きろくする。結局けっきょく、打率だりつ.341、18本塁打ほんるいだで、歴代れきだい2位いとなるシーズン6代打だいだ本塁打ほんるいだを放はなつなど、結果けっかを残のこした。古巣ふるす・中日ちゅうにち戦せんで5月がつ14日にちに落合おちあい英二えいじ、9月9日にちにサムソン・リーからサヨナラ本塁打ほんるいだを放はなっている。

2000年ねんシーズンには、同おなじ一塁いちるい手しゅの広澤ひろさわ克実かつみが入団にゅうだんしたためポジション争あらそいとなるが、広澤ひろさわが不調ふちょうだったこともあり大豊たいほうがシーズンを通とおして先発せんぱつ一塁いちるいで起用きようされることが多おおかった。 4月8日にちの広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょうでの試合しあいにおいて、紀藤きとう真琴まことから第だい1打席だせきで通算つうさん250本塁打ほんるいだ、続つづく第だい2打席だせきで通算つうさん1000安打あんだを達成たっせいした。このシーズンは最終さいしゅう的てきに23本塁打ほんるいだを記録きろくしたものの、打率だりつは.241と前年ぜんねん比較ひかくで大おおきな急落きゅうらくとなる。阪神はんしん在籍ざいせき3年間ねんかんは好こう不調ふちょうの波なみが大おおきく同おなじ一塁いちるい手しゅには八木やぎ裕ひろしや平塚ひらつか克洋かつひろや新しん外国がいこく人じんもいたので不調ふちょう時じは試合しあいから外はずされた関係かんけいで出場しゅつじょう試合しあい数すうも100試合しあいを一いち度ども超こえず規定きてい打席だせき到達とうたつも一いち度ども果はたせずに終おわった。7月がつ20日はつかの対たい巨人きょじん戦せんでは退場たいじょう処分しょぶんを受うける。この問題もんだいの打席だせきは、1ボール1ストライクから真鍋まなべ勝己かつみ球審きゅうしんに厳きびしい内角ないかく球だまをストライク判定はんていされ、少すこし口論こうろんとなった。大豊たいほうは打席だせきを外はずし、汗あせを拭ぬぐった。真鍋まなべ球審きゅうしんに打席だせきに戻もどるよう促うながされた大豊たいほうは中なか々打席だせきに戻もどろうとせず、真鍋まなべ球審きゅうしんは高橋たかはし尚しょう成なりに投球とうきゅうを指示しじ。それを受うけ、大豊たいほうは一旦いったん打席だせきに戻もどったが、再度さいど打席だせきを外はずし、投手とうしゅに片手かたてを上あげ、「ちょっと待まって欲ほしい」とアピールした。真鍋まなべ球審きゅうしんはこれを認みとめず、次つぎの球たまをストライク、バッターアウトと判定はんていした。呆気あっけにとられた大豊たいほうは真鍋まなべ球審きゅうしんの胸むねを手てで押おしてしまい、暴行ぼうこうを働はたらいたとして退場たいじょう処分しょぶんを受うけ、7月がつ28日にちから8月がつ3日にちまでの出場しゅつじょう停止ていし処分しょぶんと制裁せいさい金きん20万まん円えんの処分しょぶんが科かせられた。

この2年間ねんかんは、野村のむら監督かんとくと相性あいしょうが合あわず対立たいりつし、職場しょくば放棄ほうきをすることもあった。この点てんについて、大豊たいほう自身じしんは「対話たいわも少すくなかったし、誤解ごかいも生しょうじた。でも、それは人生じんせいであり得えること。今いまは阪神はんしんと中日ちゅうにち、両方りょうほうを体験たいけんできてよかった」と後年こうねん振ふり返かえっている。

阪神はんしん移籍いせき後ごは契約けいやく更改こうかいが毎年まいとし難航なんこうした。様々さまざまな理由りゆう（「打率だりつが低ひくい」と指摘してきされ、翌年よくねん打率だりつを上あげるものの、今度こんどは「打点だてんが低ひくい」と指摘してきされる等とう）を挙あげられ、ダウン提示ていじを受うけることとなる。この年としのシーズンオフの契約けいやく更改こうかいでも年俸ねんぽう大幅おおはばダウンを提示ていじされた。結果けっか「協約きょうやく違反いはんの30%ダウンに納得なっとくがいかない」と自みずから自由じゆう契約けいやくを申もうし入いれ、阪神はんしんを退団たいだん（実際じっさいは大豊たいほうの年俸ねんぽうが1億おく円えんを超こえており、当時とうじの野球やきゅう協約きょうやくでは年俸ねんぽう1億おく円えん以上いじょうの選手せんしゅは最大さいだい30％減俸げんぽう可能かのうとなっていた）。

中日ちゅうにち復帰ふっき

2001年ねんシーズンには、中日ちゅうにちに復帰ふっきしたが、背番号せばんごうは前回ぜんかい在籍ざいせき時じの55が広島ひろしまから移籍いせきしてきた紀藤きとう真琴まことに決きまっていたため、60となった。大豊たいほうの本来ほんらいのポジションである一塁いちるい手しゅには山やま﨑が定着ていちゃくしており、同年どうねんには台湾たいわん代表だいひょうとして第だい34回かいIBAFワールドカップに出場しゅつじょうしたこともあり、出場しゅつじょう38試合しあい、先発せんぱつ14試合しあいに留とどまった。大豊たいほうの打撃だげき成績せいせきは打率だりつ.171と上向うわむかず、チームは5位いに転落てんらくし、星野ほしのが監督かんとくを退任たいにん。

2002年ねんシーズンには、山田やまだ久志ひさしが監督かんとくに就任しゅうにんし、大豊たいほうは開幕かいまく一軍いちぐんスタートだったが、三塁手さんるいしゅだったレオ・ゴメスが一塁いちるい手しゅにコンバートされ、ゴメスの故障こしょう離脱りだつ後ごは渡辺わたなべ博幸ひろゆきが一塁いちるい手しゅに起用きようされ、大豊たいほうの出場しゅつじょうは27試合しあい、先発せんぱつ11試合しあいにとどまった。同年どうねんのシーズンオフに戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけ、現役げんえき続行ぞっこうを希望きぼうしたが獲得かくとく球団きゅうだんはなく、現役げんえきを引退いんたい。2003年ねん3月23日にち、ナゴヤドームでの横浜よこはまベイスターズとのオープン戦せんで引退いんたいセレモニーが行おこなわれた。NPB通算つうさん14年間ねんかんで優勝ゆうしょうは一いち度どもなかった。

中日ちゅうにちドラゴンズ時代じだいの応援おうえん歌かは『勇者ゆうしゃライディーン』のテーマであったが、のちに変更へんこう。

引退いんたい後ご

引退いんたい後ご、中日ちゅうにち球団きゅうだんのアジア地区ちく担当たんとうスカウト兼けん少年しょうねん野球やきゅう指導しどう担当たんとうを経へて、2004年ねん10月、名古屋なごや市し中ちゅう区くに中華ちゅうか料理りょうり店みせ「大豊たいほう飯店はんてん」を開業かいぎょう。店みせの経営けいえいの傍かたわら、中京ちゅうきょうローカル番組ばんぐみにゲスト出演しゅつえんするほか、東海とうかい地方ちほうを中心ちゅうしんに各地かくちへ野球やきゅう教室きょうしつや講演こうえん活動かつどうを行おこなっていた。

中日ちゅうにち球団きゅうだんのアジア地区ちく担当たんとうスカウトとして、台湾たいわんから陳ひね偉えら殷いん（チェン・ウェイン）を2004年ねんに中日ちゅうにち入団にゅうだんへ導みちびいた。その後ごは「中日ちゅうにち球団きゅうだん台湾たいわん地域ちいき情報じょうほう提供ていきょう員いん」という肩書かたがきで活動かつどうしていた。

プロ野球やきゅうマスターズリーグの名古屋なごや80D'sersに、2005年度ねんどと2006年度ねんどの2シーズン参加さんかした（ポジション登録とうろくは内野ないや手しゅ、背番号せばんごうは55）。参加さんか当時とうじ、中日ちゅうにちが1996年ねんまで使用しようしたヘルメット（筆記ひっき体たいの「D」が入はいったもの）を着用ちゃくようしていた。

2009年ねん3月、急性きゅうせい骨髄こつづい性せい白血病はっけつびょうを患わずらい、入院にゅういん。闘病とうびょう生活せいかつの末すえに同年どうねん8月がつに退院たいいんしたものの、2010年ねん3月がつに再発さいはつ。実妹じつまいからの骨髄こつづい移植いしょくを受うけ、同年どうねん9月がつ上旬じょうじゅんに退院たいいん。

2011年ねん3月26日にちに体力たいりょく的てきに経営けいえいが困難こんなんとなった「大豊たいほう飯店はんてん」を閉店へいてん。5月25日にち、岐阜ぎふ県けん海津かいづ市しのお千代ちよ保たもつ稲荷いなり参道さんどう内ないに「大豊たいほうちゃん」として移転いてんオープンしている（体調たいちょうを考慮こうりょしてオーナーは関係かんけい者しゃが務つとめ、自身じしんは雇やとわれ店長てんちょう扱あつかいであった）。

2012年ねん、大豊たいほう飯店はんてん時代じだいの顧客こきゃく女性じょせいと再婚さいこん。

2014年ねんから急激きゅうげきに体力たいりょくが低下ていかし、歩行ほこう困難こんなんとなったため、10月から店みせをスタッフに任まかせ、治療ちりょう専念せんねんの療養りょうよう生活せいかつに入はいった。

2015年ねん1月がつ18日にち午後ごご10時じ41分ふん、急性きゅうせい骨髄こつづい性せい白血病はっけつびょうのため名古屋なごや市しの病院びょういんで死去しきょ。51歳さい没ぼつ。

2019年ねん11月15日にち、生前せいぜんの本人ほんにんの遺志いしに基もとづき、千葉ちば県けん銚子ちょうし沖おきに散骨さんこつされた。

人物じんぶつ

右足みぎあし

9歳さいのときに裸足はだしでターザンのまねをして着地ちゃくちした際さいに、たまたま地面じめんに転ころがっていた釘くぎが右足みぎあしの裏うらに刺ささってしまう。当時とうじの大豊たいほうの実家じっか周辺しゅうへんでは医療いりょうレベルが低ひくかったため満足まんぞくな治療ちりょうが受うけられず、その後ご度々たびたび傷跡きずあとが膿うむようになった。名めい商しょう大だい1年ねんのときに完全かんぜんな治療ちりょうを受うけることができたが、本人ほんにん曰いわく「9歳さいの時ときからずっと、その部分ぶぶんをかばっていたため、そこだけ筋肉きんにくがつかなかった」とのことで、右足みぎあし裏うらはその後ごも大豊たいほうの弱点じゃくてんとなり、足あしの踏ふみ込こみが十分じゅうぶんにできないなどの問題もんだいを抱かかえ続つづけることとなった。

アメリカ人じん審判しんぱん帰国きこくの発端ほったん

1997年ねん6月がつ5日にち、対たい横浜よこはま戦せん（長良川ながらがわ球場きゅうじょう）の打席だせきで、アメリカ人じん審判しんぱんのマイク・ディミュロが下くだしたストライク判定はんていに、大豊たいほうは「ホワイ、ストライク?」と言いいながらストライクゾーンから外はずれているのではないか、というジェスチャーを行おこなった。この言動げんどうをディミュロは「審判しんぱんに対たいする暴言ぼうげん」とし、退場たいじょうを命めいじる。なお上記じょうきの大豊たいほうの行動こうどうには布石ふせきがあり、この打席だせきでディミュロは再三さいさんにわたり打者だしゃ不利ふりともとれる判定はんていを下くだしていた。これを不服ふふくとした監督かんとくの星野ほしの仙せん一いちおよびコーチらがベンチから飛とび出だし、ディミュロを集団しゅうだんで取とり囲かこみながら猛もう抗議こうぎを行おこなう大だい騒動そうどうに発展はってん。その後ご、ディミュロは集団しゅうだん的てきな威圧いあつ的てき行為こういにより「身みの危険きけんを感かんじた」と辞職じしょく、帰国きこくしている。

この事件じけんにより、審判しんぱんの権威けんいについての議論ぎろんが湧わき起おこった。さらには、この騒動そうどうから間あいだもない同年どうねん7月がつ3日にちの試合しあい終了しゅうりょう後ご、観客かんきゃくの「台湾たいわんへ帰かえれ!」のヤジに激昂げっこうしてフェンスの金網かなあみにバットを投なげつけ、3日間にちかんの謹慎きんしん処分しょぶんを受うける。当時とうじのセントラル・リーグ会長かいちょうであった川島かわしま廣こう守もりは「ファンの方ほうも挑発ちょうはつ的てき、侮辱ぶじょく的てきなヤジは控ひかえてもらいたい」と声明せいめいの中なかで触ふれている。

私生活しせいかつ

弟おとうとは元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅの大だい順じゅん将はた弘ひろし。1990年ねんに元もと女優じょゆうと結婚けっこんし、妻つまとの間あいだに2女じょをもうけた。娘むすめは宝塚歌劇団たからづかかげきだん星ほし組ぐみ男役おとこやくのひろ香が祐ゆう。

1999年ねん9月がつ21日にちに発生はっせいした台湾たいわん大だい地震じしんの復興ふっこう支援しえん活動かつどうとして、募金ぼきんやチャリティーゲームに出場しゅつじょうするなどの活動かつどうを行おこなった。

引退いんたい後ごに開業かいぎょうした大豊たいほう飯店はんてんでは大豊たいほう自みずから積極せっきょく的てきに接客せっきゃくし、野球やきゅう談義だんぎに花はなを咲さかせていた。長者町ちょうじゃまち繊維せんい街がいにある店みせのビル正面しょうめんには、中日ちゅうにち時代じだいの一本いっぽん足あし打だ法ほうの全身ぜんしん像ぞうが掲かかげられていた。2011年ねん5月がつに移転いてん開業かいぎょうした「大豊たいほうちゃん」でも自みずから店頭てんとうに立たち、屋外おくがいで名物めいぶつの棒ぼう餃子ぎょうざを焼やく姿すがたが見みられた。一本いっぽん足あし打だ法ほうの全身ぜんしん像ぞうも縮小しゅくしょうされたものの、引ひき続つづき店舗てんぽ正面しょうめんに掲かかげられていた。

2014年ねん9月がつ19日にちの「爆ばく報ほう! THE フライデー」（TBS系けい）の中なかで、同年どうねん10月がつ末まつを以って「大豊たいほうちゃん」を妻つまとスタッフに任まかせ、自身じしんは白血病はっけつびょうの後遺症こういしょうの治療ちりょうに専念せんねんすることを発表はっぴょうしていた。

この発表はっぴょうから僅わずか4ヶ月かげつ後ご、大豊たいほうは死去しきょ。ちなみに、大豊たいほうは現役げんえき時代じだいから亡なくなるまで、日記にっきを毎日まいにち欠かかさず書かき続つづけていたという。

「大豊たいほうちゃん」は大豊たいほう亡なき後あとも店舗てんぽ運営うんえいを続つづけたが、2015年ねん6月がつ5日にちを以って閉店へいてんした。Webサイト上じょうでは「一旦いったん閉店へいてんの上うえ再開さいかいする」となっているが、現地げんちでは既すでに全身ぜんしん像ぞうを含ふくめた設備せつびが撤去てっきょされ、既すでに別べつの店舗てんぽが利用りようしている。再開さいかい時期じきや再さい開場かいじょう所しょについては未定みていである。その後ご、インターネット通販つうはんも2017年ねん12月27日にちを以って終了しゅうりょうし、現在げんざいは「大豊たいほうちゃん」のイベント出店しゅってんのみこれまで通とおり継続けいぞくしている他ほか、白血病はっけつびょう治療ちりょうに向むけての骨髄こつづいバンクへの登録とうろく呼よびかけなどの社会しゃかい貢献こうけん活動かつどうを行おこなっている。

その他た

現役げんえき時代じだいは大変たいへんな大食漢たいしょくかんで、同僚どうりょうのプロ野球やきゅう選手せんしゅも驚おどろくほどだった。

中日ちゅうにち時代じだいのチームメイト愛甲あいこう猛たけしは、大豊たいほうは自分じぶんに合あわないコーチの指導しどうはき入きいれない我がの強つよい性格せいかくであったと評ひょうしている。

プレースタイル

一本いっぽん足あし打だ法ほう

王おう貞治さだはるへのリスペクトから、一本いっぽん足あし打だ法ほうにこだわりを見みせていたが、それ故ゆえにバッティングを壊こわすことも多おおく、阪神はんしん在籍ざいせき時じの1999年ねんに監督かんとくの野村のむら克也かつやのアドバイスにより、一本いっぽん足あし打だ法ほうからすり足あし打だ法ほうに変更へんこうした。ただし、本人ほんにんが後のちに語かたったところによると、打だ法ほうの変更へんこうは「一本いっぽん足あし打だ法ほうでは試合しあいで使つかってもらえないため、試合しあいに出でるためのやむを得えない選択せんたくだった」とのことで、本当ほんとうは一本いっぽん足あし打だ法ほうを貫つらぬきたかったという。しかしながら打だ法ほうの変更へんこうは功こうを奏そうし、1999年ねんは打率だりつ.341の好成績こうせいせきを記録きろくしている。翌よく2000年ねんは一本いっぽん足あし打だ法ほうに再さい転向てんこうした。一本いっぽん足あしのメリット・デメリットについて、大豊たいほう自身じしんは後年こうねん「一本いっぽん足あしのおかげで二に冠かん王おうを穫かったのはいい思おもい出でだけど、逆ぎゃくに一本いっぽん足あしのせいで選手せんしゅ寿命じゅみょうも縮ちぢまりました。一本いっぽん足あし打だ法ほうは足あしへの負担ふたんだけじゃなくて、目めも疲つかれるんです。足あしを上あげるタイミングを図はかるために常つねにピッチャーを凝視ぎょうししなければならない。二に本ほん足あしのときの数すう倍ばいも目めが疲つかれるんです」と振ふり返かえっている。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	試ためし 合ごう	打だ 席せき	打だ 数かず	得とく 点てん	安やす 打だ	二に 塁るい 打だ	三さん 塁るい 打だ	本ほん 塁るい 打だ	塁るい 打だ	打だ 点てん	盗ぬすめ 塁るい	盗ぬすめ 塁るい 死し	犠 打だ	犠 飛ひ	四よん 球たま	敬けい 遠とお	死し 球たま	三さん 振ふ	併 殺ころせ 打だ	打だ 率りつ	出で 塁るい 率りつ	長なが 打だ 率りつ	O P S
1989	中日ちゅうにち	101	353	309	37	72	18	0	14	132	36	2	3	4	1	36	0	3	86	9	.233	.318	.427	.745
1990		105	291	259	34	71	13	0	20	144	48	2	0	6	2	23	3	1	63	5	.274	.333	.556	.889
1991		121	461	396	50	112	23	1	26	215	72	2	3	3	2	53	7	7	84	13	.283	.376	.543	.918
1992		81	280	251	24	67	18	1	11	120	39	0	2	0	0	27	3	2	52	7	.267	.343	.478	.821
1993		117	437	367	53	95	14	0	25	184	59	0	1	0	1	66	6	3	117	4	.259	.375	.501	.877
1994		130	560	477	83	148	24	2	38	290	107	1	2	0	9	71	10	3	97	6	.310	.396	.608	1.004
1995		106	444	389	49	95	14	1	24	183	65	1	0	0	1	51	3	3	81	7	.244	.336	.470	.806
1996		129	537	462	69	136	19	1	38	271	89	3	1	4	2	68	8	1	106	10	.294	.385	.587	.971
1997		95	341	296	33	71	12	0	12	119	35	0	1	2	2	38	2	3	78	5	.240	.330	.402	.732
1998	阪神はんしん	99	346	307	41	71	17	0	21	151	61	0	0	1	2	34	1	2	94	5	.231	.310	.492	.802
1999		78	181	164	20	56	13	0	18	123	39	0	2	0	0	16	2	1	56	5	.341	.403	.750	1.153
2000		97	337	303	38	73	9	2	23	155	54	4	1	0	3	26	3	5	93	2	.241	.309	.512	.820
2001	中日ちゅうにち	38	77	70	6	12	4	0	3	25	7	0	0	0	1	6	1	0	34	1	.171	.234	.357	.591
2002		27	54	47	7	10	2	0	4	24	11	0	0	0	0	7	0	0	16	1	.213	.315	.511	.825
通算つうさん：14年ねん		1324	4699	4097	544	1089	200	8	277	2136	722	15	16	20	26	522	49	34	1057	80	.266	.352	.521	.873

• 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう

タイトル

• 本塁打ほんるいだ王おう：1回かい （1994年ねん）
• 打点だてん王おう：1回かい （1994年ねん）

表彰ひょうしょう

• ベストナイン：1回かい （一塁いちるい手しゅ：1994年ねん）
• 月間げっかんMVP：3回かい （1994年ねん6月がつ、1994年ねん9月がつ、1996年ねん5月がつ）
• IBMプレイヤー・オブ・ザ・イヤー賞しょう：1回かい （1994年ねん）
• 優秀ゆうしゅうJCB・MEP賞しょう：1回かい （1994年ねん）
• 愛知あいちトヨタドラゴンズトヨタ・クラウン賞しょう　(1994年ねん)

記録きろく

初はつ記録きろく

• 初はつ出場しゅつじょう・初はつ先発せんぱつ出場しゅつじょう：1989年ねん4月がつ9日にち、対たい横浜よこはま大洋たいようホエールズ1回戦かいせん（ナゴヤ球場きゅうじょう）、5番ばん・左翼さよく手しゅとして先発せんぱつ出場しゅつじょう
• 初はつ打席だせき・初はつ三振さんしん：同上どうじょう、1回かい裏うらに斉藤さいとう明夫あきおから
• 初はつ安打あんだ：同上どうじょう、7回かい裏うらに斉藤さいとう明夫あきおからシングル
• 初はつ本塁打ほんるいだ・初はつ打点だてん：1989年ねん4月がつ22日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ1回戦かいせん（広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう）、5回かい表ひょうに北別府きたべふ学がくから

節目ふしめの記録きろく

• 100本塁打ほんるいだ：1994年ねん4月がつ29日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ4回戦かいせん（長良川ながらがわ球場きゅうじょう）、4回かい裏うらに川口かわぐち和久かずひさから右みぎ越えつソロ ※史上しじょう177人にん目め
• 150本塁打ほんるいだ：1995年ねん8月がつ22日にち、対たい阪神はんしんタイガース17回戦かいせん（阪急はんきゅう西宮にしのみや球場きゅうじょう）、6回かい表ひょうに藪やぶ恵めぐみ壹いちから左ひだり越えつソロ ※史上しじょう101人にん目め
• 200本塁打ほんるいだ：1997年ねん5月がつ11日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ8回戦かいせん（ナゴヤドーム）、8回かい裏うらに佐々岡ささおか真司しんじから中越なかごえ逆転ぎゃくてん決勝けっしょう3ラン ※史上しじょう67人にん目め
• 1000試合しあい出場しゅつじょう：1998年ねん4月がつ22日にち、対たい横浜よこはまベイスターズ5回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、5番ばん・一塁いちるい手しゅとして先発せんぱつ出場しゅつじょう ※史上しじょう342人にん目め
• 250本塁打ほんるいだ：2000年ねん4月がつ8日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ2回戦かいせん（広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう）、2回かい表ひょうに紀藤きとう真琴まことから右みぎ越えつ先制せんせいソロ ※史上しじょう39人にん目め
• 1000安打あんだ：同上どうじょう、4回かい表ひょうに紀藤きとう真琴まことから右前みぎまえ安打あんだ　※史上しじょう199人にん目め
• 1000三振さんしん：2000年ねん9月がつ17日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ27回戦かいせん（広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう）、6回かい表ひょうに佐々岡ささおか真司しんじから ※史上しじょう27人にん目め

その他たの記き

• オールスターゲーム出場しゅつじょう：3回かい （1991年ねん、1994年ねん、1996年ねん）
• 26試合しあい連続れんぞく安打あんだ（1999年ねん8月がつ24日にち - 10月1日にち）
• 5試合しあい連続れんぞく本塁打ほんるいだ（1996年ねん4月がつ11日にち - 4月がつ16日にち）
• 同どう一いちカードシーズン最多さいた本塁打ほんるいだ（1994年ねん広島ひろしま戦せん）

1994年ねん広島ひろしま戦せん本塁打ほんるいだ
#	日付ひづけ	回戦かいせん	投手とうしゅ	球場きゅうじょう
1	4月がつ16日にち	2	高橋たかはし英樹ひでき	広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう
2	4月がつ17日にち	3	川口かわぐち和久かずひさ	広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう
3	4月がつ29日にち	4	川口かわぐち和久かずひさ	長良川ながらがわ球場きゅうじょう
4	4月がつ30日にち	5	北別府きたべふ学がく	ナゴヤ球場きゅうじょう
5	5月1日にち	6	紀藤きとう真琴まこと	ナゴヤ球場きゅうじょう
6	6月19日にち	12	近藤こんどう芳久よしひさ	広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう
7	6月28日にち	13	紀藤きとう真琴まこと	ナゴヤ球場きゅうじょう
8	7月がつ29日にち	15	前田まえだ耕司こうじ	広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう
9	7月がつ31日にち	17	秋あき村むら謙けん宏ひろし	広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう
10	7月がつ31日にち	17	前田まえだ耕司こうじ	広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう
11	7月がつ31日にち	17	井上いのうえ祐二ゆうじ	広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう
12	8月がつ23日にち	18	近藤こんどう芳久よしひさ	ナゴヤ球場きゅうじょう
13	8月がつ23日にち	18	佐々岡ささおか真司しんじ	ナゴヤ球場きゅうじょう
14	8月がつ24日にち	19	紀藤きとう真琴まこと	ナゴヤ球場きゅうじょう
15	8月がつ25日にち	20	大野おおの豊ゆたか	ナゴヤ球場きゅうじょう
16	9月13日にち	21	高山たかやま郁夫いくお	広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう
17	9月14日にち	22	近藤こんどう芳久よしひさ	広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう
18	9月25日にち	26	佐藤さとう貞治さだはる	ナゴヤ球場きゅうじょう

背番号せばんごう

• 55 （1989年ねん - 2000年ねん）
• 60 （2001年ねん - 2002年ねん）

登場とうじょう曲きょく

• 映画えいが『ロッキー』テーマ曲きょく （2000年ねん）

他た

関連かんれん情報じょうほう

出演しゅつえん

CM

• 出雲いずも殿どの（1991年ねん）
• NTT-TE東海とうかい（1997年ねん）
• アオキーズ・ピザ (2008年ねん)

著書ちょしょ

• 『大豊たいほう：王おう貞治さだはるに憧あこがれて日本にっぽんにやってきた裸足はだしの台湾たいわん野球やきゅう少年しょうねん』（ソフトバンクパブリッシング、2004年ねん発行はっこう、240頁ぺーじ）ISBN 4797329122

関連かんれん書籍しょせき

• 『中日ちゅうにちドラゴンズ名めい選手せんしゅの時代じだい：テレビマンが描えがいたドラゴンズ痛快つうかい伝説でんせつ』（浅野あさの芳光よしみつ著しる、名古屋なごや丸善まるぜん出版しゅっぱんサービスセンター、2007年ねん11月、ISBN 9784895973854）
• 『プロ野球やきゅう、伝説でんせつの表ひょうと裏うら：語かたり継つがれる勝負しょうぶの裏うらに隠かくされた真実しんじつの物語ものがたり』（長谷川はせがわ晶一しょういち著しる、主婦しゅふの友社ともしゃ、2015年ねん1月がつ、ISBN 9784072990162）

連載れんさい

• 「大豊たいほう泰昭やすあき・八はち転ころび七なな起おき」（2008年ねん頃ごろ、東京とうきょうスポーツ）

関連かんれん項目こうもく

• 台湾たいわんの人物じんぶつ一覧いちらん
• 中日ちゅうにちドラゴンズの選手せんしゅ一覧いちらん
• 阪神はんしんタイガースの選手せんしゅ一覧いちらん
• 兄弟きょうだいスポーツ選手せんしゅ一覧いちらん
• おれたちゃドラゴンズ - 中日ちゅうにちを題材だいざいとした漫画まんが作品さくひん。登場とうじょう選手せんしゅ第だい1号ごうが大豊たいほうだった。
• アジア・オセアニア・アフリカ出身しゅっしんの日本にっぽんプロ野球やきゅう外国がいこく人じん選手せんしゅ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき 大豊たいほう泰昭やすあき - NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう
• 選手せんしゅの各国かっこく通算つうさん成績せいせき Baseball-Reference (Japan)
• 大豊たいほう.com（大豊たいほう泰昭やすあき公式こうしきメモリアルサイト）