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山手やまて樹一郎きいちろう

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山手やまて 樹一郎きいちろうやまて きいちろう
春秋しゅんじゅうあばれ獅子じし桃源とうげんしゃ、1955ねん 
誕生たんじょう 井口いぐち 長次ちょうじ
(1899-02-11) 1899ねん2がつ11にち
栃木とちぎけん那須なすぐん黒磯くろいそまち
死没しぼつ (1978-03-16) 1978ねん3月16にち(79さいぼつ
東京とうきょう板橋いたばし
墓地ぼち そうぶくてら[1]
東京とうきょう世田谷せたがや
職業しょくぎょう 小説しょうせつ
言語げんご 日本語にほんご
国籍こくせき 日本の旗 日本にっぽん
最終さいしゅう学歴がくれき 旧制きゅうせい明治めいじ中学校ちゅうがっこう
活動かつどう期間きかん 1932ねん - 1978ねん
ジャンル 時代じだい小説しょうせつ
代表だいひょうさく桃太郎ももたろうさむらい
おも受賞じゅしょうれき 野間のま文芸ぶんげい奨励しょうれいしょう(1944ねん
くんさんとう瑞宝章ずいほうしょう(1977ねん
デビューさく 『うぐひすさむらい 名作めいさく小説しょうせつ
子供こども 井口いぐち朝生あさお長男ちょうなん
親族しんぞく 井坂いさか洋子ようこまご
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山手やまて 樹一郎きいちろう(やまて きいちろう、1899ねん明治めいじ32ねん2がつ11にち - 1978ねん昭和しょうわ53ねん3月16にち)は、日本にっぽん小説しょうせつ栃木とちぎけん出身しゅっしんはじ編集へんしゅうしゃとして活動かつどうし、時代じだい小説しょうせつ作家さっか転身てんしん明朗めいろう爽快そうかい作風さくふう支持しじ[2]

経歴けいれき人物じんぶつ

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栃木とちぎけん那須なすぐん黒磯くろいそまちまれ。父親ちちおや鉄道てつどういんとして黒磯くろいそえき勤務きんむしていた当時とうじまれた。本名ほんみょう井口いぐち長次ちょうじ旧制きゅうせい明治めいじ中学校ちゅうがっこう卒業そつぎょう

小学しょうがく新報しんぽうしゃ少女しょうじょごう』の編集へんしゅうしゃて、博文ひろぶみかん入社にゅうしゃ。のち『少年しょうねん少女しょうじょたんうみ編集へんしゅうちょう。1932ねんごろより兼業けんぎょう作家さっかとなり、1939ねんより専業せんぎょう作家さっか前後ぜんごして長谷川はせがわしん門下もんか翌年よくねんより新聞しんぶん連載れんさいした「桃太郎ももたろうさむらい」で人気にんきる。1944ねん、「獄中ごくちゅう」「おりおく」「蟄居ちっきょ」のさんさく(のち『崋山かざん長英ちょうえい』として出版しゅっぱん)でだい4かい野間のま文芸ぶんげい奨励しょうれいしょう受賞じゅしょう

一貫いっかんして明朗めいろう壮快そうかい作風さくふうで、時代じだい小説しょうせつ作家さっかとして支持しじされる。だい2だい日本にっぽん作家さっかクラブ会長かいちょう。1977ねんくんさんとう瑞宝章ずいほうしょう受章じゅしょう

1978ねん3がつ16にち肺癌はいがんのため東京とうきょう板橋いたばし日本にっぽん大学だいがく医学部いがくぶ附属ふぞく板橋いたばし病院びょういん死去しきょ[3]。79さいぼつ墓所はかしょ東京とうきょう世田谷せたがやそうぶくてら[1]

長男ちょうなんおなじく小説しょうせつ井口いぐち朝生あさお次男じなん国文学こくぶんがくしゃ井口いぐち樹生みきおまご詩人しじん井坂いさか洋子ようこ

作家さっかとして

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雑誌ざっし編集へんしゅうしゃとの兼業けんぎょう作家さっかとして活動かつどうはじめたのは30だいはいってからであり、さらに専業せんぎょう作家さっかとなったのは40さいぎてからである。

編集へんしゅうしゃとしては山本やまもと周五郎しゅうごろうなどの担当たんとうをするかたわら、自身じしん編集へんしゅうたずさわる雑誌ざっし中心ちゅうしん作品さくひん発表はっぴょうした。そのさい編集へんしゅうしゃの「井口いぐち長次ちょうじ名義めいぎでは会社かいしゃ規定きてい原稿げんこうりょう支払しはらわれないことから、原稿げんこうりょうをもらうため筆名ひつめい山手やまて樹一郎きいちろう」を名乗なのった。このため、当初とうしょ編集へんしゅうしゃ井口いぐち長次ちょうじしかその素性すじょうらないなぞ覆面ふくめん作家さっかであり、『少年しょうねん少女しょうじょたんうみ編集へんしゅうちょう時代じだいに、ライバルであった『講談こうだん倶楽部くらぶ』の編集へんしゅうちょうから執筆しっぴつ依頼いらい相談そうだんてしまい、たいへんこまったがさすがにことわったという逸話いつわがある(専業せんぎょう作家さっかとなったのちには『講談こうだん倶楽部くらぶ』でも作品さくひん発表はっぴょうしている)。

作品さくひん一貫いっかんして大衆たいしゅう文芸ぶんげいもとめられるものとしてがわ爽快そうかいかん重要じゅうようしたつくりで、ほぼすべての物語ものがたり明朗めいろう爽快そうかい勧善懲悪かんぜんちょうあく人情話にんじょうばなし・ハッピーエンドという要素ようそでまとめられている。このためとき偉大いだいなるワンパターン作家さっかなどとわれることもある。だが、べつ見方みかたをすれば、リアリズムを基調きちょうとした時代じだい小説しょうせつ実在じつざい人物じんぶつをテーマにした歴史れきし小説しょうせつ一部いちぶられる、破滅はめつてきなにすくいの悲劇ひげき結末けつまつ辿たどくという展開てんかい山手やまて作品さくひんにはいため、日本にっぽん大衆たいしゅう文芸ぶんげい史上しじょうもっと安心あんしんして結末けつまつまでことのできる作家さっかでもあり、このてん人物じんぶつ描写びょうしゃ人情にんじょう描写びょうしゃ秀逸しゅういつさがなが人気にんきささえた。

おも作品さくひん

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春陽しゅんようどう春陽しゅんよう文庫ぶんこから、『山手やまて樹一郎きいちろう長編ちょうへん短編たんぺん小説しょうせつ全集ぜんしゅう』が刊行かんこうされていた。(以下いか山手やまて」とりゃく

  • 桃太郎ももたろうさむらい
  • ゆめかいせんりょうみやげ
  • 又四郎またしろう行状ぎょうじょう
  • ぼんくら天狗てんぐ
  • 浪人ろうにん市場いちば
  • 八幡やはたばと九郎くろう
  • 新編しんぺん八犬伝はっけんでん山手やまて樹一郎きいちろう長編ちょうへん時代じだい小説しょうせつ全集ぜんしゅう 12) 1977ねん 春陽しゅんよう文庫ぶんこ - だんひらき女装じょそういぬざか)にこいするうま侍女じじょ・おなつなど、山手やまてによる独自どくじキャラクターが追加ついかされている。
  • 遠山とおやまきむさん山手やまて樹一郎きいちろう長編ちょうへん時代じだい小説しょうせつ全集ぜんしゅう 14) 1977ねん 春陽しゅんよう文庫ぶんこ - 江戸えどまち殺人さつじん事件じけんき、現場げんば検証けんしょう犯行はんこう時刻じこく推定すいてい容疑ようぎしゃしなど、推理すいり小説しょうせつ連作れんさくのスタイルになっている[4]
  • 巷説こうせつ荒木あらき又右衛門またえもん山手やまて樹一郎きいちろう長編ちょうへん時代じだい小説しょうせつ全集ぜんしゅう 24) 1978ねん 春陽しゅんよう文庫ぶんこ

著書ちょしょ刊行かんこうじゅんリスト

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  • 『うぐひすさむらい 名作めいさく小説しょうせつ博文ひろぶみかん 1940 のち光風こうふうしゃ文庫ぶんこ春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • 日本にっぽん子供こども 英雄えいゆう少年しょうねん時代じだい羽石はねいし弘志ひろし,玉井たまい徳太郎とくたろう,新井あらい五郎ごろう, 鈴木すずき朱雀すじゃく 博文ひろぶみかん 國民こくみん繪本えほん 1941
  • 『めをと春秋しゅんじゅう じゅういちへん博文ひろぶみかん文庫ぶんこ 1941
  • 幕末ばくまつ軍艦ぐんかんやく博文ひろぶみかん 小説しょうせつ選集せんしゅう 1942
  • つちのえたつ進軍しんぐん春陽しゅんようどう書店しょてん 1942
    • 改題かいだい山手やまて樹一郎きいちろう長篇ちょうへん傑作けっさくしゅう [だい1] 恋風こいかぜ街道かいどう文芸ぶんげい図書としょ出版しゅっぱんしゃ 1951 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ富士見書房ふじみしょぼう時代じだい小説しょうせつ文庫ぶんこ広済堂こうさいどう文庫ぶんこ
  • 高野たかの長英ちょうえい春江はるえどう 1943
  • てん新泉しんいずみしゃ 1943 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • あかつきはたふう小松崎こまつざきしげる 妙義みょうぎ出版しゅっぱんしゃ 1948
  • 『おいらん俥』貴書きしょてん 1948 のち桃園ももぞの文庫ぶんこ
  • 桃太郎ももたろうさむらい貴書きしょてん 1948 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ新潮しんちょう文庫ぶんこ富士見書房ふじみしょぼう時代じだい小説しょうせつ文庫ぶんこ嶋中しまなか文庫ぶんこ
  • 『おんな八景はっけいしん小説しょうせつしゃ 1949
  • 十六夜いざよい巷談こうだんどうひかりしゃ 1950
  • 江戸えど情話じょうわ東方とうほうしゃ 1950
  • こいかたぎさむらいばなし東方とうほうしゃ 1950
  • 又四郎またしろう行状ぎょうじょうどうひかりしゃ 1950 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ新潮しんちょう文庫ぶんこ富士見書房ふじみしょぼう時代じだい小説しょうせつ文庫ぶんこ嶋中しまなか文庫ぶんこ、コスミック時代じだい文庫ぶんこ
    • 山手やまて樹一郎きいちろう長篇ちょうへん作品さくひんしゅう だい6かん (おにひめしぐれ)』
    • 山手やまて樹一郎きいちろう長篇ちょうへん作品さくひんしゅう だい7かん (美女峠びじょうとうげ)』
  • 青空あおぞら浪人ろうにんどうひかりしゃ磯部いそべ書房しょぼう 1951 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ桃園ももぞの文庫ぶんこ
  • 花魁おいらんやくざ』東方とうほうしゃ 1951
  • おんなのよそほひ』東方とうほうしゃ 1951
  • きむさん捕物とりものちょうだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃ 1951
  • 新編しんぺん八犬伝はっけんでんだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃ 1951 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 天保てんぽうあらし』どうひかりしゃ 1951
  • まい鶴屋つるやづる東方とうほうしゃ 1951
  • 又四郎またしろうかさどうひかりしゃ 1951 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 江戸えど名物めいぶつからすどう
山手やまて樹一郎きいちろう長篇ちょうへん傑作けっさくしゅう [だい2] じゅうろくぶんからすどう』1951
山手やまて樹一郎きいちろう自撰じせんしゅう だい3かん (おこんからすどう)』桃源とうげんしゃ 1955 
山手やまて樹一郎きいちろう自撰じせんしゅう だい12かん (深編笠ふかあみがさからすどう)』桃源とうげんしゃ 1956
旅枕たびまくらからすどう桃源とうげんしゃ 1958
はる姿すがたからすどう桃源とうげんしゃ 1961 
江戸えど名物めいぶつからすどう春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう長篇ちょうへん傑作けっさくしゅう [だい3] とんびのぼんくらまつ』 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • ゆめかいせんりょうみやげ』しん小説しょうせつ文庫ぶんこ 1951 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ桃園ももぞの文庫ぶんこ広済堂こうさいどう文庫ぶんこ
ゆめかいめおとたび東方とうほうしゃ 1952 のち大陸たいりく文庫ぶんこ
  • 『おとめ街道かいどう玉井たまい徳太郎とくたろう 講談社こうだんしゃ 少年しょうねん少女しょうじょ評判ひょうばん読物よみもの選集せんしゅう 1952
  • 崋山かざん長英ちょうえいどうひかりしゃ磯部いそべ書房しょぼう 1952 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • たのしからずや万作まんさく東方とうほうしゃ 1952
  • 『はだか大名だいみょうだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃ 1952 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ富士見書房ふじみしょぼう時代じだい小説しょうせつ文庫ぶんこ、コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 花笠はながさなみ太郎たろうどうひかりしゃ磯部いそべ書房しょぼう 1952 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、双葉ふたば文庫ぶんこ
  • 『ぼんくら天狗てんぐ文芸ぶんげい図書としょ出版しゅっぱんしゃ 1952 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい1かん (うめ宿やど)』どうひかりしゃ磯部いそべ書房しょぼう 1952 のち桃園ももぞの文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい2かん (はるふたゝび)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい3かん (おせん)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい4かん (兵助へいすけ夫婦ふうふ)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい5かん (めをとゆき)』のち桃園ももぞの文庫ぶんこ光風こうふうしゃ文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい6かん (ひさ楽屋がくやむすめ)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい7かん (花嫁はなよめ)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい8かん (はるにじ)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい9かん (貞女ていじょ)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい10かん (こい討手うって)』どうひかりしゃ磯部いそべ書房しょぼう 1953
  • 山手やまて樹一郎きいちろう長篇ちょうへん作品さくひんしゅう だい1かん (めをと八景はっけい)』どうひかりしゃ磯部いそべ書房しょぼう 1952
  • 山手やまて樹一郎きいちろう長篇ちょうへん作品さくひんしゅう だい3かん (遠山とおやまきむさん)』どうひかりしゃ磯部いそべ書房しょぼう 1953 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、双葉ふたば文庫ぶんこ富士見書房ふじみしょぼう時代じだい小説しょうせつ文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう長篇ちょうへん作品さくひんしゅう だい5かん (こい天狗てんぐ)』 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ双葉ふたば文庫ぶんこ、「こい恩情おんじょうけん」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 浪人ろうにん横丁よこちょう文芸ぶんげい図書としょ出版しゅっぱんしゃ 1952 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ、「世直よなお京介きょうすけ」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 朝霧あさぎりとうげ東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1953 のち光風こうふうしゃ文庫ぶんこ
  • 朝焼あさや富士ふじ北辰ほくしんどう 1953 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • 『いろは剣法けんぽうどうひかりしゃ磯部いそべ書房しょぼう 1953 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • 紅梅こうばい行灯あんどん春陽しゅんよう文庫ぶんこ 1953
  • 『ぼんくら与力よりき文芸ぶんげい図書としょ 1953 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • まち若殿わかとの文芸ぶんげい図書としょ出版しゅっぱんしゃ 1953
  • 万作まんさくまかかえる』東方とうほうしゃ 1953
  • 生命せいめいかずどう出版しゅっぱんしゃ 1954
  • かずらん囃子ばやし毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ 1954 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • かべすがた』桃源とうげんしゃ 1954
  • 紅梅こうばいとうげ桃源とうげんしゃ 1954
  • 地獄じごくごよみ 江戸えど双六すごろく桃源とうげんしゃ 1954 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • もと浪人ろうにん日和びよりどうひかりしゃ 1954 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ富士見書房ふじみしょぼう時代じだい小説しょうせつ文庫ぶんこ、「もと浪人ろうにんわかさま」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 青春せいしゅん道場どうじょう桃源とうげんしゃ 1954 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • 鉄火てっか奉行ぶぎょう毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ 1954 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ富士見書房ふじみしょぼう時代じだい小説しょうせつ文庫ぶんこ、「江戸えど奉行ぶぎょう始末しまつけん」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • にしきはたふう矢島やじま健三けんぞう ポプラ社ぽぷらしゃ 1954 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • ざらしひめだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃ 1954 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ桃園ももぞの文庫ぶんこ、「ひめさま純情じゅんじょうけん」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 『ぼんくらせんりょうかずどう出版しゅっぱんしゃ 1954 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ、「恋風こいかぜせんりょうけん」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 『むすめ獅子じし伊藤いとう幾久造きくぞう 偕成社かいせいしゃ 1954
  • むらさき忠兵衛ちゅうべえ豊文とよふみしゃ 1954
  • 竜虎りゅうこ少年しょうねんたい木俣きまた清史きよし 偕成社かいせいしゃ 1954
  • 若殿わかとの天狗てんぐ矢島やじま健三けんぞう ポプラ社ぽぷらしゃ 1954
  • 江戸えどにじだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃロマン・ブックス 1955 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • 元禄げんろくいろはすずり東方とうほうしゃ 東方とうほう新書しんしょ 1955 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ双葉ふたば文庫ぶんこ
  • こいかさどうひかりしゃ 1955 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ、「こい浪人ろうにん」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 巷説こうせつ荒木あらき又右衛門またえもんだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃロマン・ブックス 1955 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 春秋しゅんじゅうあばれ獅子じし桃源とうげんしゃ 1955 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ双葉ふたば文庫ぶんこ、「ひめさま恋慕れんぼけん」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • とんび松太郎まつたろう同人どうじんしゃ 1955
  • 二階堂にかいどう万作まんさく東方とうほうしゃ 1955 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • 変化へんか大名だいみょうだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃロマン・ブックス 1955 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ、コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう短篇たんぺん小説しょうせつ全集ぜんしゅうぜん6かん かずどう出版しゅっぱんしゃ 1955
  • じゅうりょうゆめだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃロマン・ブックス 1956
  • 青空あおぞら剣法けんぽう講談社こうだんしゃロマンブックス、1956 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ、コスミック時代じだい文庫ぶんこ
曽我そがたいら九郎くろう ぞく青空あおぞら剣法けんぽうだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃロマン・ブックス 1957
  • 江戸えど群盗ぐんとう新潮社しんちょうしゃ 1956 のち文庫ぶんこ春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 江戸えどざくら』桃源とうげんしゃ 1956 「江戸えどざくら金四郎きんしろう双葉ふたば文庫ぶんこ、コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 青雲せいうんおに朝日新聞社あさひしんぶんしゃ 1956 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ桃園ももぞの文庫ぶんこ
  • 青春せいしゅんとうげだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃロマン・ブックス 1956 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ桃園ももぞの文庫ぶんこ
  • 青年せいねん安兵衛やすべえ平凡へいぼん出版しゅっぱん 平凡へいぼん映画えいが小説しょうせつシリーズ 1956 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 山手やまて樹一郎きいちろう新編しんぺん作品さくひんしゅう だい1 (ゆきかご)』かずどう出版しゅっぱんしゃ 1956 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう新編しんぺん作品さくひんしゅう だい2 (夕立ゆうだちおんな)』のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 山手やまて樹一郎きいちろう新編しんぺん作品さくひんしゅう だい3 (よる花道かどう)』のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 山手やまて樹一郎きいちろう新編しんぺん作品さくひんしゅう だい4 (お女房にょうぼうさま)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう新編しんぺん作品さくひんしゅう だい5 (ふじ茶屋ちゃや)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう新編しんぺん作品さくひんしゅう だい6 (きつね美女びじょ)』
  • やり一筋ひとすじかずどう出版しゅっぱんしゃ 1956 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 『やんはち弁天べんてんだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃロマン・ブックス 1956
  • 仇討あだうち悲願ひがん同人どうじんしゃ 1957
  • 紅顔こうがんじょう同人どうじんしゃ 1957 
  • 紅顔こうがん夜叉やしゃ光文社こうぶんしゃ 1957 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)「ひめさま変化へんか」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 巷説こうせつ水戸黄門みとこうもんだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃロマン・ブックス 1957 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 大名だいみょう囃子ばやし東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1957 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、双葉ふたば文庫ぶんこ、「わかさま人情にんじょうけん」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 天保てんぽうおに同人どうじんしゃ 1957
  • 女人にょにんとりで新潮社しんちょうしゃ 1957 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、双葉ふたば文庫ぶんこ、「かく与力よりきさんろう」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 『のっそりと参上さんじょう桃源とうげんしゃ 1957 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう新編しんぺん作品さくひんしゅう だい10 (柳橋やなぎはしせん)』かずどう出版しゅっぱんしゃ 1957
  • 山手やまて樹一郎きいちろう新編しんぺん作品さくひんしゅう だい12 (はるまちがつ)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう新編しんぺん作品さくひんしゅう だい9 (まい鶴屋つるやづる)』
  • 若殿わかとのばんざい』桃源とうげんしゃ 1957 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ富士見書房ふじみしょぼう時代じだい小説しょうせつ文庫ぶんこ双葉ふたば文庫ぶんこ、「わかさまこいさくら始末しまつ」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • ちょうたか新潮社しんちょうしゃ 1958 のち文庫ぶんこ春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 『うどんや剣法けんぽうかずどう出版しゅっぱんしゃ 1958 のち光風こうふうしゃ文庫ぶんこ
  • 江戸えどあばれんぼう桃源とうげんしゃ 1958 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、桃園ももぞの文庫ぶんこ、「おたすけ町医者まちいしゃ恋情れんじょうけん」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 金四郎きんしろうさくら桃源とうげんしゃ 1958
  • 青春せいしゅんふう講談社こうだんしゃ 1958 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • つき路地ろじかずどう出版しゅっぱんしゃ 1958
  • 花嫁はなよめかずどう出版しゅっぱんしゃ 1958
  • はな青空あおぞらかずどう出版しゅっぱんしゃ 1958 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ、コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 花嫁はなよめ太平たいへいかずどう出版しゅっぱんしゃ 1958
  • 浪人ろうにん八景はっけい桃源とうげんしゃ 1958 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ桃園ももぞの文庫ぶんこ
  • 江戸えど花火はなび光風こうふうしゃ 1959 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • 少年しょうねんにじ玉井たまい徳太郎とくたろう 東都とうと書房しょぼう 1959
  • こね桃源とうげんしゃ 1959
  • 天保てんぽうべに小判こばん光文社こうぶんしゃ 1959 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • よるしおかずどう出版しゅっぱんしゃ 1959
  • 浪人ろうにん市場いちばぜん7かん 講談社こうだんしゃ 1959-63 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 浪人ろうにん若殿わかとのかずどう出版しゅっぱんしゃ 1959 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ、コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 『わんぱく公子こうしぜん2かん 光文社こうぶんしゃ 1959-61 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ富士見書房ふじみしょぼう時代じだい小説しょうせつ文庫ぶんこ桃園ももぞの文庫ぶんこ、「世直よなお若様わかさま」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 江戸えど朝風あさかぜ講談社こうだんしゃ 1960 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ広済堂こうさいどう文庫ぶんこ
  • 『おくにりゅう皆伝かいでん光風こうふうしゃ 1960
  • 喧嘩けんか大名だいみょう光風こうふうしゃ 1960 のち文庫ぶんこ
  • 一筋ひとすじ光風こうふうしゃ、1960 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • 財布さいふいのち光風こうふうしゃ 1960
  • 尺八しゃくはち乞食こじき光風こうふうしゃ 1960
  • 天狗てんぐくずれ』光風こうふうしゃ 1960
  • 天保てんぽう浮世うきよすずり文芸春秋ぶんげいしゅんじゅうしんしゃ 1960「天保てんぽううきすずり春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 八幡やはたばと九郎くろうぜん3かん 桃源とうげんしゃ 1960-61 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • べにだすき無頼ぶらい大和やまと出版しゅっぱん 1960
  • 山手やまて樹一郎きいちろう全集ぜんしゅうぜん40かん 講談社こうだんしゃ 1960-62
  • よる馬車ばしゃ光風こうふうしゃ 1960
  • 極楽ごくらくいち丁目ちょうめ東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1961
  • づるひめやくざじょう光風こうふうしゃ 1961 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • はなのお江戸えどで』東方とうほうしゃ 1961 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ
  • 江戸えどひゃくななじゅう新潮社しんちょうしゃ 1962 のち文庫ぶんこ春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)「がわり若様わかさま」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 江戸えど顔役かおやく角川書店かどかわしょてん 1962 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、桃園ももぞの文庫ぶんこ、「こいしぐれ浪人ろうにんけん」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 隠密おんみつ三国志さんごくし講談社こうだんしゃ 1962 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、桃園ももぞの文庫ぶんこ広済堂こうさいどう文庫ぶんこ
  • さむらいぜん4かん 光風こうふうしゃ 1962-63 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ桃園ももぞの文庫ぶんこ
  • 『たのまれげんはち東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1962 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)「おたすけ浪人ろうにんげんはち」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • てん火柱ひばしら桃源とうげんしゃ 1962 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、桃園ももぞの文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい10 (隠密おんみつ返上へんじょう)』光風こうふうしゃ 1962 のち文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい1 (うで一本いっぽんはる)』のち光風こうふうしゃ文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい4 (明日あしたふう)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい5 (薫風くんぷうたび)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい6 (りた蚊帳かや)』
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい7 (さんりょう)』のち光風こうふうしゃ文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい8 (ひろった女房にょうぼう)』のち光風こうふうしゃ文庫ぶんこ
  • 山手やまて樹一郎きいちろう作品さくひんしゅう だい9 (戸塚とつかよるあめ)』
  • 竹光たけみつ女房にょうぼうと』光風こうふうしゃ 1963
  • はなたか日記にっき講談社こうだんしゃ 1963 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 『おたす河岸かわぎし桃源とうげんしゃ 1964 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、双葉ふたば文庫ぶんこ
  • 千石せんごくづる講談社こうだんしゃ 1964 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、広済堂こうさいどう文庫ぶんこ 
  • 山手やまて樹一郎きいちろう自撰じせん作品さくひんしゅう だい9 浪人ろうにんまつり』光風こうふうしゃ 1964 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、桃園ももぞの文庫ぶんこ光風こうふうしゃ文庫ぶんこ
  • 『おすねときょうかい毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ 1965 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)「ひめさま初恋はつこい剣法けんぽう」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • もと浪人ろうにん案内あんないぜん3かん 双葉社ふたばしゃ 1965-66 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ桃園ももぞの文庫ぶんこ
  • ながくも青樹あおきしゃ 1965
  • 浪人ろうにんじゅうけい東方とうほうしゃ 1965
  • さんひゃくろくじゅうにち毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ 1966
  • 江戸えどゆめあり』新潮社しんちょうしゃ 1966 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、双葉ふたば文庫ぶんこ、「貧乏びんぼう旗本はたもと恋情れんじょう剣法けんぽう」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 『さむらい春秋しゅんじゅう東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1966
  • 『さむらい読本とくほん実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ ホリデー新書しんしょ 1966 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)「まんかい勝手かってけん」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 青雲せいうんえる』桃源とうげんしゃ 1966 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、富士見書房ふじみしょぼう時代じだい小説しょうせつ文庫ぶんこ
  • みなもとはち愛慾あいよくかわ東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1967
  • みなもとはち邪淫じゃいんせい東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1967
  • 『さむらい根性こんじょう東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1967 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 幸福こうふくさむらい双葉社ふたばしゃ 1967 のち双葉ふたばポケット文庫ぶんこ、「わかさま浪人ろうにん人情にんじょうけん」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • もと浪人ろうにん日記にっき東方とうほうしゃ 1967
  • 浪人ろうにん人生じんせい東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1967
  • 青空あおぞらく』東方とうほうしゃ 1968
  • 裏町うらまち人生じんせい東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1968
  • 江戸えど人生じんせい東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1968
  • 下郎げろうゆめ東方とうほうしゃ 1968 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 殿とのさま浪人ろうにん双葉社ふたばしゃ 1968 のち文庫ぶんこ、コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 武家ぶけ人生じんせい東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1968
  • 名君めいくん修業しゅうぎょう東方とうほうしゃ 1968
  • 明治めいじ人生じんせい東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1968
  • にじさむらい講談社こうだんしゃ 1969 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)「浪人ろうにんわかさま颯爽さっそうけん」コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • つきれるおんな広済堂こうさいどう出版しゅっぱん カラー小説しょうせつ新書しんしょ 1970
  • 仇討あだうちごよみ 山手やまてじゅ一郎前期自選短編小説集』青樹あおきしゃ 1971
  • 生命せいめい 山手やまてじゅ一郎中期自選短編小説集』青樹あおきしゃ 1971
  • 辻斬つじぎ未遂みすい 山手やまてじゅ一郎後期自選短編小説集』青樹あおきしゃ 1971
  • こい名月めいげつ 山手やまて樹一郎きいちろう自選じせんたん編集へんしゅう青樹あおきしゃ 1973 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ 
  • 紅梅こうばい白梅はくばいひろずみ出版しゅっぱんしゃ こだまブック 1971
  • きりなか広済堂こうさいどう出版しゅっぱん Kosaido blue books 1973
  • 『さむらい山脈さんみゃく講談社こうだんしゃ 1973 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)、コスミック時代じだい文庫ぶんこ
  • 幕末ばくまつ人生じんせい東京とうきょう文芸ぶんげいしゃ 1973
  • 『うなされるおんな広済堂こうさいどう出版しゅっぱん Kosaido blue books 1974
  • 江戸えどげるおんな広済堂こうさいどう出版しゅっぱん Kosaido blue books 1974
  • ふくかみだというおんな桃園書房とうえんしょぼう 1978 のち文庫ぶんこ 
  • まがりかどのおんな桃園書房とうえんしょぼう 1978 のち文庫ぶんこ
  • あば姫君ひめぎみ青樹あおきしゃ 1979 のち春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて
  • 一夜いちやければ』「新樹あらき同人どうじんへん 桃園書房とうえんしょぼう 1979 のち文庫ぶんこ 
  • うみこい青樹あおきしゃ 1979
  • おとこ星座せいざ桃園書房とうえんしょぼう 1979 のち文庫ぶんこ
  • 『げんこつあお春記はるき青樹あおきしゃ 1979
  • 枯のたび青樹あおきしゃ 1979
  • 品川しながわ砲台ほうだい桃園書房とうえんしょぼう 1980 のち文庫ぶんこ
  • あきしぐれ 12へん春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて山手やまて樹一郎きいちろう短編たんぺん時代じだい小説しょうせつ全集ぜんしゅう 1980
  • こいさけ 13へん春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて)1980
  • 紺屋こんやつき』「新樹あらき同人どうじんへん 桃園書房とうえんしょぼう 1980 のち文庫ぶんこ 
  • 三郎兵衛さぶろべえこい桃園書房とうえんしょぼう 1980 のち文庫ぶんこ 
  • 春風しゅんぷう街道かいどう 10へん春陽しゅんよう文庫ぶんこ山手やまて) 1980
  • 将棋しょうぎ主従しゅうじゅう 10へん春陽しゅんよう文庫ぶんこ、1980
  • じゅうねん熱情ねつじょう桃園書房とうえんしょぼう 1980 のち文庫ぶんこ
  • はなあめ』「新樹あらき同人どうじんへん 桃園書房とうえんしょぼう 1980 のち文庫ぶんこ
  • 江戸えど隠密おんみつちょう桃園ももぞの文庫ぶんこ 1986
  • 『あのことこのこと 山手やまて樹一郎きいちろう随筆ずいひつしゅう井口いぐち朝生あさおへん 光風こうふうしゃ出版しゅっぱん 1990
  • 江戸えどぶん桃園ももぞの文庫ぶんこ 1992
  • 後家ごけはる桃園ももぞの文庫ぶんこ、1996
  • 春雷しゅんらい桃園ももぞの文庫ぶんこ、1999

関連かんれん書籍しょせき

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  • 上野うえの一雄かずお『きき山手やまて樹一郎きいちろう大陸たいりく書房しょぼう 1985
  • 新樹あらき 山手やまて樹一郎きいちろう生誕せいたん102ねん記念きねんごう小池こいけ書院しょいん 2002

映画えいが

[編集へんしゅう]
  • 1934ねん - 武道ぶどう大鑑たいかん千恵ちえプロ/監督かんとく伊丹いたみ万作まんさく出演しゅつえん片岡かたおか千恵ちえぞう山田やまだ五十鈴いすず) 
  • 1938ねん - べにだすき一刀いっとうりゅう松竹しょうちく
  • 1938ねん - あば剣法けんぽう新興しんこう東京とうきょう
  • 1939ねん - うぐいすさむらい日活にっかつ監督かんとく丸根まるねさん太郎たろう出演しゅつえん片岡かたおか千恵ちえくら) 
  • 1940ねん - 仇討あだうちごよみ(東宝とうほう映画えいが長谷川はせがわ一夫かずお
  • 1940ねん - 波乗なみの武道ぶどう松竹しょうちく
  • 1940ねん - 千両せんりょう小町こまちだい
  • 1951ねん - 又四郎またしろう行状ぎょうじょう おにひめしぐれ(たからプロ=しん東宝とうほう監督かんとく中川なかがわ信夫しのぶ出演しゅつえんあらしひろし寿郎としお
  • 1951ねん - ゆめかいせんりょうみやげ 春風しゅんぷうかたなりゅう東横ひがしよこ片岡かたおか千恵ちえぞう大友おおともやなぎ太朗たろう
  • 1951ねん - 神変しんぺん美女びじょとうげしん東宝とうほうたからプロ黒川くろかわ弥太郎やたろう大友おおともやなぎ太朗たろう
  • 1951ねん - じゅうろくぶんからすどう せんにん悲願ひがんたからプロ/黒川くろかわ弥太郎やたろう大友おおともやなぎ太朗たろう) 
  • 1951ねん - 江戸えどこい双六すごろく東映とうえい監督かんとく萩原はぎはらりょう松田まつだ定次さだじ出演しゅつえん市川いちかわみぎふと衛門えもん
  • 1952ねん - 青空あおぞら浪人ろうにんしん東宝とうほうたからプロ/黒川くろかわ弥太郎やたろう
  • 1952ねん - 修羅しゅらじょう聞 双竜そうりゅうまきしん演技えんぎ大映だいえい監督かんとくころもりゅう貞之助ていのすけ出演しゅつえん:長谷川はせがわ一夫かずお大河内おおこうち傳次郎でんじろう
  • 1952ねん - はだか大名だいみょう 前後ぜんご東映とうえい監督かんとく渡辺わたなべ邦男くにお出演しゅつえん片岡かたおか千恵ちえくら
  • 1953ねん - 朝焼あさや富士ふじ 前後ぜんご東映とうえい監督かんとく松田まつだ定次さだじ出演しゅつえん市川いちかわみぎふと衛門えもん月丘つきおか夢路ゆめじ
  • 1953ねん - 神変しんぺんあばれかさ 前後ぜんご東映とうえい監督かんとく渡辺わたなべ邦男くにお出演しゅつえん市川いちかわみぎふと衛門えもん
  • 1954ねん - 風来坊ふうらいぼう松竹しょうちく
  • 1954ねん - 巷説こうせつ荒木あらき又右衛門またえもん あかつきさんじゅうはちにんり(東映とうえい監督かんとく渡辺わたなべ邦男くにお出演しゅつえん市川いちかわみぎふと衛門えもん高峰たかみね三枝子みえこ
  • 1954ねん - 浪人ろうにん日和びより松竹しょうちく監督かんとく大曽根おおそね辰夫たつお出演しゅつえん高田たかだひろしきち近衛このえじゅうよんろう
  • 1954ねん - ざらしひめ 追撃ついげきさんじゅう東映とうえい大友おおともやなぎ太朗たろう高千穂たかちほひづる
  • 1954ねん - 恋風こいかぜ街道かいどう宝塚たからづか映画えいが
  • 1954ねん - 鉄火てっか奉行ぶぎょう大映だいえい監督かんとく衣笠きぬがさ出演しゅつえん長谷川はせがわ大河内おおこうち
  • 1954ねん - かずらん囃子ばやし日米にちべいプロ/監督かんとく若杉わかすぎ光夫みつお出演しゅつえん大谷おおや友右衛門ともえもん南風みなみかぜ洋子ようこ
  • 1954ねん - 変化へんか大名だいみょう東映とうえい監督かんとく佐々木ささきやすし出演しゅつえん市川いちかわみぎふと衛門えもん
  • 1955ねん - こい天狗てんぐ東映とうえい監督かんとく渡辺わたなべ邦男くにお出演しゅつえん市川いちかわみぎふと衛門えもん
  • 1955ねん - 春秋しゅんじゅうあばれ獅子じし東映とうえい大友おおともやなぎ太朗たろう高千穂たかちほひづる)
  • 1955ねん - ふりそでしょう天狗てんぐ東映とうえい美空みそらひばり
  • 1956ねん - 又四郎またしろう喧嘩けんかたび大映だいえい市川いちかわ雷蔵らいぞう
  • 1956ねん - 晴姿はれすがたいちばんまとい東映とうえい中村なかむら錦之助きんのすけ月形つきがた龍之介りゅうのすけ
  • 1956ねん - かい剣士けんしわらいのめん東映とうえい監督かんとく佐々木ささきやすし出演しゅつえん市川いちかわみぎふと衛門えもん
  • 1956ねん - 青空あおぞら剣法けんぽうより 弁天べんてん夜叉やしゃ松竹しょうちく高田たかだひろしよし高峰たかみね三枝子みえこ
  • 1956ねん - 満月まんげつあばれかさ東映とうえいひがしせんだいかい
  • 1956ねん - 青年せいねん安兵衛やすべえ べにだすきもと浪人ろうにん東映とうえい中村なかむら錦之助きんのすけ
  • 1957ねん - こい浪人ろうにん原作げんさくこいかさ』】(東映とうえい監督かんとく加藤かとうやすし出演しゅつえん大友おおともやなぎ太朗たろう
  • 1957ねん - 青雲せいうんおに東映とうえい中村なかむら錦之助きんのすけ月形つきがた龍之介りゅうのすけ
  • 1957ねん - 大名だいみょう囃子ばやし 前後ぜんこう東映とうえい監督かんとく佐々木ささきやすし出演しゅつえん市川いちかわみぎふと衛門えもん
  • 1957ねん - ちょうたか東映とうえい大友おおともやなぎ太朗たろう大河内おおこうち
  • 1957ねん - 桃太郎ももたろうさむらい大映だいえい監督かんとく三隅みすみけん出演しゅつえん市川いちかわ雷蔵らいぞう
  • 1958ねん - ざくら大名だいみょう東映とうえい監督かんとく加藤かとうやすし出演しゅつえん大川おおかわきょうぞう大河内おおこうち
  • 1958ねん - 千両せんりょう獅子じし原作げんさく江戸えど群盗ぐんとう』】(東映とうえい監督かんとく内田吐夢うちだとむ出演しゅつえん市川いちかわみぎふと衛門えもん大河内おおこうち
  • 1958ねん - 浪人ろうにん八景はっけい東映とうえい監督かんとく加藤かとうやすし出演しゅつえん市川いちかわみぎふと衛門えもん里見さとみ浩太郎こうたろう
  • 1960ねん - 浪人ろうにん市場いちば あさやけ天狗てんぐ東映とうえい市川いちかわみぎふと衛門えもんひがしせんだいかい近衛このえじゅうよんろう
  • 1960ねん - 桃太郎ももたろうさむらい 江戸えど修羅しゅらおうだい東映とうえい里見さとみ浩太郎こうたろう
  • 1960ねん - 桃太郎ももたろうさむらい 南海なんかいおにだい東映とうえい
  • 1960ねん - まぼろし大名だいみょうだい東映とうえい高田たかだひろしきち
  • 1960ねん - 浪人ろうにんひゃくまんせき東映とうえい市川いちかわみぎふと衛門えもんひがしせんだいかい近衛このえじゅうよんろう
  • 1960ねん - わんぱく公子こうし大映だいえい
  • 1960ねん - 江戸えど朝風あさかぜ東映とうえい片岡かたおか千恵ちえくら
  • 1961ねん - 又四郎またしろう行状ぎょうじょう 神変しんぺん美女びじょ蝙蝠かわほり東映とうえい高田たかだ宏治こうじ若山わかやま富三郎とみさぶろう
  • 1962ねん - 八幡やはたばと九郎くろう東映とうえい高田たかだひろしよし里見さとみ浩太郎こうたろう黒川くろかわ弥太郎やたろう
  • 1962ねん - 江戸えどひゃくななじゅう大映だいえい監督かんとくもり一生かずお出演しゅつえん市川いちかわ雷蔵らいぞう中村なかむら鴈治郎がんじろう
  • 1963ねん - 桃太郎ももたろうさむらい大映だいえい本郷ほんごういさお次郎じろう高田たかだ美和みわ[5]

舞台ぶたい

[編集へんしゅう]

2022ねん3 - 6がつに、宝塚歌劇団たからづかかげきだんゆきぐみで『ゆめかいせんりょうみやげ』を上演じょうえん主演しゅえんいろどりふうさき朝月あさつきのぞみ脚本きゃくほん演出えんしゅつ石田いしだ昌也まさや[6][7]

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ a b 墓所はかしょ一覧いちらん 文学ぶんがくしゃ掃苔ろく
  2. ^ 前田まえだ朋子ともこ (2022ねん2がつ4にち). “いまこそ山手やまて樹一郎きいちろう おに退治たいじ痛快つうかい 桃太郎ももたろうさむらい みのおや魅力みりょく さいたま文学ぶんがくかん企画きかくてん”. TOKYO Web. 東京とうきょう新聞しんぶん. 2022ねん2がつ3にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2023ねん1がつ10日とおか閲覧えつらん
  3. ^ 岩井いわいひろし作家さっか臨終りんじゅう墓碑ぼひ事典じてん』(東京とうきょうどう出版しゅっぱん、1997ねん)341ぺーじ
  4. ^ あそにんとして潜入せんにゅう、もしくは悪行あくぎょう目撃もくげきした奉行ぶぎょうが、クライマックスで証拠しょうこの「さくら吹雪ふぶき」をせるじん達朗たつろうの「遠山とおやまきむさん」作品さくひんとはおおきくことなっている。
  5. ^ 日本にっぽん映画えいがデータベース
  6. ^ https://natalie.mu/stage/news/442526
  7. ^ https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/yumesukesenryoumiyage/index.html