新しん・平家ひらか物語ものがたり義仲よしなかをめぐる三さん人にんの女おんな

新しん・平家ひらか物語ものがたり; 義仲よしなかをめぐる三さん人にんの女おんな
監督かんとく	衣ころも笠りゅう貞之助ていのすけ
脚本きゃくほん	成沢なりさわ昌あきら茂しげる; 辻つじ久一ひさいち; 衣ころも笠りゅう貞之助ていのすけ
原作げんさく	吉川よしかわ英治えいじ『新しん・平家ひらか物語ものがたり』
製作せいさく	永田ながた雅一まさいち
出演しゅつえん者しゃ	長谷川はせがわ一夫かずお; 京きょうマチ子まちこ; 山本やまもと富士子ふじこ; 高峰たかみね秀子ひでこ
音楽おんがく	斎藤さいとう一郎いちろう
撮影さつえい	杉山すぎやま公平こうへい
編集へんしゅう	菅沼すがぬま完二かんじ
製作せいさく会社かいしゃ	大映だいえい京都きょうと撮影さつえい所しょ
配給はいきゅう	大映だいえい
公開こうかい	1956年ねん1月がつ15日にち
上映じょうえい時間じかん	121分ふん
製作せいさく国こく	日本にっぽん
言語げんご	日本語にほんご
前作ぜんさく	新しん・平家ひらか物語ものがたり
次つぎ作さく	新しん・平家ひらか物語ものがたり静せいと義経よしつね
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新しん・平家ひらか物語ものがたり > 新しん・平家ひらか物語ものがたり義仲よしなかをめぐる三さん人にんの女おんな

『新しん・平家ひらか物語ものがたり義仲よしなかをめぐる三さん人にんの女おんな』（しん・へいけものかたりよしなかをめぐるさんにんのおんな）は、1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）1月がつ15日にち公開こうかいの日本にっぽん映画えいが。大映だいえい製作せいさく・配給はいきゅう。監督かんとくは衣ころも笠りゅう貞之助ていのすけ、主演しゅえんは長谷川はせがわ一夫かずお。カラー、スタンダード、121分ふん。

吉川よしかわ英治えいじの小説しょうせつ『新しん・平家ひらか物語ものがたり』を映画えいが化かした3部ぶ作さくの第だい2作さくで、前作ぜんさく『新しん・平家ひらか物語ものがたり』が平清盛たいらのきよもりの青年せいねん期きを描えがいたのに対たいし、本ほん作さくでは木曾きそ義仲よしなかを中心ちゅうしんに描えがいており、義仲よしなかの妻つま巴ともえ・女おんな兵へい山吹やまぶき・敵てき方かたの姫ひめ冬ふゆ姫ひめとのエピソードを交まじえている^[1]。

あらすじ

キャスト

木曾きそ次郎じろう義仲よしなか：長谷川はせがわ一夫かずお
巴ともえ：京きょうマチ子まちこ
山吹やまぶき：山本やまもと富士子ふじこ
冬ふゆ姫ひめ：高峰たかみね秀子ひでこ
太夫たゆう坊ぼう覚さとし明あきら：大河内おおこうち傳次郎でんじろう
樋口ひぐち次郎じろう兼光かねみつ：黒川くろかわ弥太郎やたろう
松まつ殿どの基もと房ぼう：柳やなぎ永二郎えいじろう（松竹しょうちく）
新宮しんぐう十じゅう郎ろう行ぎょう家か：進藤しんどう英太郎えいたろう（東映とうえい）
斎藤さいとう別当べっとう実みのる盛もり：志村しむら喬たかし（東宝とうほう）
西浦にしうら七郎しちろう：夏目なつめ俊二しゅんじ
今井いまい四郎しろう兼平かねひら：細川ほそかわ俊夫としお（新しん東宝とうほう）
根ねノ井い小弥太こやた：山路やまじ義人よしひと（松竹しょうちく）
石田いしだ為ため久ひさし：羅ら門かど光三郎こうざぶろう
和田わだ小太郎こたろう義盛よしもり：見明みみょう凡太朗ろう
寝ね覚さとしの蔵人くろうど：高堂こうどう國典こくてん（東宝とうほう）
忍にん：三田みた登喜子ときこ
巴ともえの付人つきびと：高橋たかはし豊子とよこ（松竹しょうちく）
平頼盛たいらのよりもり：香川かがわ良介りょうすけ
弥兵衛やへえ宗そう清きよし：荒木あらき忍しのぶ
保ほ料りょう次郎じろう：富田とみた仲次郎なかじろう
猫ねこ間あいだ中納言ちゅうなごん：十朱とあけ久雄ひさお
老ろう公卿くぎょう：小川おがわ虎之助とらのすけ
楯だての親忠ちかただ：春本しゅんぽん富士夫ふじお
義仲よしなかの幕僚ばくりょう晴はれ定じょう：清水しみず元はじめ
平維盛たいらのこれもり：南條なんじょう新太郎しんたろう
皇后こうごう宮みや亮あきら経けい正ただし：南部なんぶ彰三しょうぞう
越中えっちゅう次郎じろう盛もり嗣：水原みずはら浩一こういち
木曾きその兵へい：光岡みつおか龍三郎りゅうさぶろう
淡路あわじ守まもる晴はれ房ぼう：寺島てらしま貢みつぐ
山伏やまぶし：尾上おがみ栄さかえ五郎ごろう、天野あまの一郎いちろう
判官ほうがん知ち康やすし：原はら聖きよし四郎しろう
堀ほりの喜き三さん太ふとし：伊達だて三郎さぶろう
清水しみず冠者かんじゃ義高よしたか：滝口たきぐちマサオ
公卿くぎょうの姫ひめ：中村なかむら玉緒たまお
楢なら：橘たちばな公子きみこ
：杉山すぎやま昌あきら三さん九きゅう
：大美おおみ輝子てるこ
：小松こまつみどり
：葉山はやま富之とみゆき輔

スタッフ

監督かんとく：衣ころも笠りゅう貞之助ていのすけ
原作げんさく：吉川よしかわ英治えいじ『新しん・平家ひらか物語ものがたり』
脚本きゃくほん：成沢なりさわ昌あきら茂しげる、辻つじ久一ひさいち、衣ころも笠りゅう貞之助ていのすけ
製作せいさく：永田ながた雅一まさいち
企画きかく：川口かわぐち松太郎まつたろう、松山まつやま英夫ひでお
撮影さつえい：杉山すぎやま公平こうへい
音楽おんがく：斎藤さいとう一郎いちろう
美術びじゅつ：柴田しばた篤二とくじ
照明しょうめい：岡本おかもと健一けんいち
録音ろくおん：海原うなばら幸夫ゆきお
編集へんしゅう：菅沼すがぬま完二かんじ
監督かんとく補助ほじょ：三隅みすみ研けん次じ
撮影さつえい助手じょしゅ：森もり田富たとみ士郎しろう
按舞あんぶ：伊藤いとう道郎みちお

受賞じゅしょう歴れき

第だい11回かい毎日まいにち映画えいがコンクール録音ろくおん賞しょう

脚注きゃくちゅう

^ スターと監督かんとく長谷川はせがわ一夫かずおと衣ころも笠りゅう貞之助ていのすけ「新しん・平家ひらか物語ものがたり義仲よしなかをめぐる三さん人にんの女おんな」、東京とうきょう国立こくりつ近代きんだい美術館びじゅつかんフィルムセンター、2015年ねん3月がつ25日にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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[1] スターと監督かんとく長谷川はせがわ一夫かずおと衣ころも笠りゅう貞之助ていのすけ「新しん・平家ひらか物語ものがたり義仲よしなかをめぐる三さん人にんの女おんな」、東京とうきょう国立こくりつ近代きんだい美術館びじゅつかんフィルムセンター、2015年ねん3月がつ25日にち閲覧えつらん

[1]

表ひょう話はなし編へん歴れき衣ころも笠りゅう貞之助ていのすけ監督かんとく作品さくひん
1920年代ねんだい	妹いもうとの死し（1920年ねん）噫小西にし巡査じゅんさ（1922年ねん）二に羽わの小鳥ことり（1923年ねん）金色きんいろ夜叉やしゃ宮みやの巻まき（1923年ねん）金色きんいろ夜叉やしゃ寛一かんいちの巻まき（1923年ねん）彼女かのじょの運命うんめい（1924年ねん）寂さびしき村むら（1924年ねん）恋こいと武士ぶし（1925年ねん）月形つきがた半平はんぺん太ふとし（1925年ねん）弥陀ヶ原みだがはらの殺陣さつじん（1925年ねん）日輪にちりん（1925年ねん）天てん一いち坊ぼうと伊賀いが之の亮あきら（1926年ねん）狂きょうつた一いち頁ぺーじ（1926年ねん）照てる日ひくもる日ひ（1926年ねん）麒麟児きりんじ（1926年ねん）お嬢じょう吉三きちぞう（1927年ねん）鬼おにあざみ（1927年ねん）弁天べんてん小僧こぞう（1928年ねん）京洛きょうらく秘ひ帖じょう（1928年ねん）海国かいこく記き（1928年ねん）十字路じゅうじろ（1928年ねん）
1930年代ねんだい	黎明れいめい以前いぜん（1931年ねん）唐人とうじんお吉きち（1931年ねん）鼠小僧次郎吉ねずみこぞうじろきち（1932年ねん）生いき残のこった新選しんせん組ぐみ（1932年ねん）忠臣蔵ちゅうしんぐら（1932年ねん）天てん一いち坊ぼうと伊賀いが亮あきら（1933年ねん）二ふたつ燈籠どうろう（1933年ねん）鯉こい名めいの銀ぎん平ひらた（1933年ねん）沓掛くつかけ時次郎ときじろう（1933年ねん）冬木ふゆき心中しんちゅうの（1934年ねん）一本刀いっぽんがたな土俵入どひょういり（1934年ねん）殴なぐられた河内かわち山さん（1934年ねん）雪ゆき之の丞すすむ変化へんか（1935年ねん）大坂おおさか夏なつの陣じん（1937年ねん）人肌ひとはだ観音かんのん第だい一いち篇へん（1937年ねん）黒田くろだ誠忠せいちゅう録ろく（1938年ねん）
1940年代ねんだい	蛇へび姫ひめ様さま（1940年ねん）川中島かわなかじま合戦かっせん（1941年ねん）進すすめ独立どくりつ旗き（1943年ねん）間あいだ諜海の薔薇ばら（1945年ねん）或あるる夜よるの殿様とのさま（1946年ねん）四よっつの恋こいの物語ものがたり第だい4話わ（1947年ねん）女優じょゆう（1947年ねん）小判鮫こばんざめ第だい一部いちぶ怒濤どとう篇へん（1948年ねん）小判鮫こばんざめ第だい二に部ぶ愛憎あいぞう篇へん（1949年ねん）甲賀こうが屋敷やしき（1949年ねん）
1950年代ねんだい	殺人さつじん者しゃの顔かお（1950年ねん）紅べに蝙蝠かわほり（1950年ねん）月つきの渡わたり鳥どり（1950年ねん）名月めいげつ走馬燈そうまとう（1951年ねん）修羅しゅら城じょう秘ひ聞双龍そうりゅうの巻まき（1951年ねん）續ぞく修羅しゅら城じょう秘ひ聞飛ひ雲くもの巻まき（1951年ねん）大佛だいぶつ開眼かいがん（1952年ねん）地獄じごく門もん（1953年ねん）雪ゆきの夜よるの決闘けっとう（1954年ねん）花はなの長脇差ながわきざし（1954年ねん）鉄火てっか奉行ぶぎょう（1954年ねん）川かわのある下町したまちの話はなし（1955年ねん）薔薇ばらはいくたびか（1955年ねん）婦ふ系図けいず湯島ゆじまの白梅はくばい（1955年ねん）新しん・平家ひらか物語ものがたり義仲よしなかをめぐる三さん人にんの女おんな（1956年ねん）火花ひばな（1956年ねん）月形つきがた半平はんぺん太ふとし花はなの巻まき・嵐あらしの巻まき（1956年ねん）源氏物語げんじものがたり浮舟うきふね（1957年ねん）鳴門なると秘ひ帖じょう（1957年ねん）春はる高樓こうろうの花はなの宴うたげ（1958年ねん）大阪おおさかの女おんな（1958年ねん）白鷺しらさぎ（1958年ねん）情炎じょうえん（1959年ねん）かげろう絵図えず（1959年ねん）
1960年代ねんだい	歌うた行燈あんどん（1960年ねん）みだれ髪かみ（1961年ねん）お琴きんと佐助さすけ（1961年ねん）嘘うそ第だい3話わ（1963年ねん）妖僧（1963年ねん）小ちいさい逃亡とうぼう者しゃ（1966年ねん）