旭あさひ通どおり (神戸こうべ市し)

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旭あさひ通とおる（あさひどおり）は兵庫ひょうご県けん神戸こうべ市し中央ちゅうおう区くの町名ちょうめい。現行げんこう行政ぎょうせい地名ちめいは旭あさひ通どおり一いち丁目ちょうめから旭あさひ通どおり五ご丁目ちょうめ。郵便ゆうびん番号ばんごうは651-0095。

地理ちり

旧きゅう・葺合ふきあい区く西部せいぶ、北西ほくせいをJR東海道本線とうかいどうほんせん、東ひがしを生田川いけだがわで区切くぎられた三角形さんかっけいの範囲はんいにあたる。商業しょうぎょう地域ちいき。商店しょうてん・住宅じゅうたくが立たち並ならび、問屋とんや街がいがある。東ひがしは生田いくた川がわを挟はさみ（北きたから順じゅんに旭あさひ橋きょう。八ツ橋やつはし、雲井くもい橋きょうで接続せつぞく）北部ほくぶは八雲通やくもどおりで南部なんぶは日暮ひぐらし通とおる、南みなみは雲井くもい通とおる、北西ほくせいはJR線せんを挟はさみ琴ノ緒ことのお町まち。東ひがしから順じゅんに一いち～五ご丁目ちょうめに分わかれる。

歴史れきし

『神戸こうべの町名ちょうめい 改訂かいてい版ばん』によれば鎌倉かまくら時代ときよの太政大臣だじょうだいじん・西園寺さいおんじ実みのる氏しが詠よんだ「呉竹くれたけの夜よるの間あいだの雨あめに洗あらいひほして朝日あさひに晒さらす布引ぬの滝びきのたき」からとったといわれるとあり、明治めいじ32年ねん（1899年ねん）に命名めいめいされた。明治めいじ38年ねんの『西にし摂と大観たいかん』では周辺しゅうへんの日暮ひぐらし通とおるに対応たいおうさせたとあり（しかし日暮ひぐれ通どおりの方ほうが太陽たいようの昇のぼる東ひがしの方ほうにある）、雲井くもい、旭あさひと対応たいおうさせたともいう。『神戸こうべの町名ちょうめい 改訂かいてい版ばん』ではいずれにせよ佳けい名めいとして旭あさひの字じが使つかわれたのだろうと推測すいそくしている。

人口じんこう統計とうけい

• 平成へいせい17年ねん国勢調査こくせいちょうさ（2005年ねん10月がつ1日にち現在げんざい）での世帯せたい数すう792、人口じんこう1,266、うち男性だんせい589人にん、女性じょせい677人にん。
• 昭和しょうわ63年ねん（1988年ねん）の世帯せたい数すう545・人口じんこう1,301

施設しせつ

一いち丁目ちょうめ

• サンピアビル（市営しえい旭あさひ一いち南みなみ住宅じゅうたく・市立しりつ小野おの柄え老人ろうじんいこいの家いえ）

三さん丁目ちょうめ

• 旭あさひ変電へんでん所しょ

出身しゅっしん・ゆかりのある人物じんぶつ

• 河南かなん忠一ただかず（政治せいじ家か） - 神戸こうべ市し会かい議員ぎいん（自由民主党じゆうみんしゅとう）

事務所じむしょが旭あさひ通どおり2丁目ちょうめにある。

参考さんこう文献ぶんけん

• 神戸こうべ史し学会がっかい 編へん『神戸こうべの町名ちょうめい 改訂かいてい版ばん』神戸こうべ新聞しんぶん総合そうごう出版しゅっぱんセンター、2007年ねん。ISBN 978-4-343-00437-6。 
• 「角川かどかわ日本にっぽん地名ちめい大だい辞典じてん」編纂へんさん委員いいん会かい 竹内たけうち理り三さん 編へん『角川かどかわ日本にっぽん地名ちめい大だい辞典じてん 28 兵庫ひょうご県けん』角川書店かどかわしょてん、1988年ねん。ISBN 978-4040012803。