東鉄 線
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16 | |||
1910 | |||
47.5 km | |||
1,435 mm | |||
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120 km/h | |||
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东铁线 | |
拼音: | dōng tiĕ xiàn |
トンティェーシェン | |
dung1 tit3 sin3 | |
トンティッスィン | |
とうてつせん | |
East Rail Line |
概要
[当 路線 は、香港 で最 も早 く開通 した路線 で、『紅 磡(Hung Hom)』と『羅 湖 (Lo Wu)』との間 を結 んでいる。1898年 に当時 香港 を植民 地 として統治 していたイギリスと、清国 政府 との間 で鉄道 敷設 権 が取得 され、九 龍 -広州 間 の178.7 kmが建設 される。英 中 の協議 により、羅 湖 にある深 圳河の国境 を境 に、香港 側 (九 広 鉄路 (英 段 ), KCR British Section)の35.5 kmはイギリス政府 が、中国 側 (九 広 鉄路 (華 段 ))の143.2 kmは清国 政府 がそれぞれ建設 を担当 した。中華民国 が建国 される前年 の1911年 に九 龍 -広州 間 が全通 した。- なお
当時 のターミナル駅 は現在 とは異 なり、九 龍 駅 は尖 沙 咀のフェリー乗 り場 横 で、現在 でも鉄道 駅 のあった名残 として駅舎 の時計 塔 が残 っている。一方 、広州 のターミナル駅 は市街 東部 の大 沙 頭 に置 かれ、広州 から北京 方面 へ向 かう粤漢鉄路 (広州 -武 昌 間 )のターミナル駅 だった市街 西部 の黄 沙 駅 とは離 れ、接続 していなかった。 香港 のガイドブック等 で「かつてはシベリア鉄道 を経由 して、香港 発 ロンドン行 きの列車 も走 っていた」という記載 を見 かけるが、誤 りである。広州 市内 に乗 り入 れていた鉄道 各線 が接続 され、各 ターミナル駅 を統合 して現在 の広州 駅 が建設 されたのは、1949年 の中華人民共和国 の建国 とそれに伴 う鉄道 国有 化 後 である。開通 当初 は起点 から終点 まで直通 運転 されていた九 広 鉄路 だが、1949年 の中華人民共和国 の建国 により国境 の深 圳河の両 サイドには羅 湖 駅 (Lo Wu) と深 圳駅が設置 され、この間 には出入 境 手続 き(イミグレーション)の施設 羅 湖 口 岸 が設 けられた。その為 、路線 はこの両 駅 が香港 側 と中国 側 の終点 となり、九 広 鉄路 は事実 上 分断 されてしまった(ただし貨物 列車 は間 もなく直通 運転 を再開 した)。現在 九 広 鉄路 は、羅 湖 と深 圳を境 に香港 側 のかつて英 段 と呼 ばれていた部分 を香港 鉄路 有限 公司 が、中国 側 の「華 段 」と呼 ばれていた部分 は、中国 国鉄 として国有 化 された後 、1990年代 に民営 化 され、現在 は広 深 鉄路 股 份有限 公司 (Guangshen Railway Company Limited)が運営 している。中華人民共和国 側 では広 深 線 、あるいは広 深 鉄路 、と呼 ばれる。香港 側 では、1975年 に始発駅 の九 龍 駅 が九 龍 半島 東側 の紅 磡(Hung Hom)地区 へ移転 した後 、1998年 にMTR機 場 快 線 (エアポートエクスプレス)が開通 して機 場 快 線 「九 龍 駅 」が開業 したのに合 わせて紅 磡駅と改称 された。1979年 には紅 磡 -広州 間 で旅客 列車 の直通 運転 が再開 された。1983年 、香港 側 が電化 され、それまでディーゼル機関 車 が客車 を牽引 していた路線 には通勤 電車 が走 る様 になり、沿線 は超 高層 アパートが立 ち並 ぶベッドタウンとして開発 された。- 2004
年 10月24日 には、紅 磡駅よりかつて九 龍 駅 のあった尖 沙 咀まで路線 が地下 線 として延伸 され、終点 は尖 沙 咀の東 に位置 する尖 東駅 (East Tsim Sha Tsui)となっていた。その後 、2003年 に九 龍 西側 の南 昌 駅 (Nam Cheung)まで開通 していた西鉄 線 (旧 九 広 西鉄 )の延伸 工事 が行 われ、2009年 8月 16日 に尖 東駅 へ接続 され開通 。これにより、東鉄 と西鉄 が一本 の路線 で結 ばれる事 となった。また東鉄 の起点 は紅 磡駅へと戻 った。 - 2022
年 5月15日 には、沙 田 至 中 環 線 計画 の一部 で、紅 磡からビクトリア・ハーバーを渡 る、湾 仔 北 埋立 地 の香港 コンベンション・アンド・エキシビション・センター(会 展 )付近 にある会 展 駅 経由 、香港 島 の金 鐘 まで延伸 開業 。 - また、
紅 磡駅 -広州 東駅 、広東 省 の仏山 経由 肇 慶 駅 まで直通 の広 九 直通 列車 が運行 されている他 、北京 や上海 へ向 けても隔日 運転 で列車 が運行 されている。全 ての中国 本土 行 き列車 の始発駅 は紅 磡駅であり、出入 境 手続 き(イミグレーション)はこの駅 で行 われる。また、境界 沿 いに位置 する羅 湖 駅 は、香港 と深 圳を行 き来 する出入 境 者 専用 の駅 となっており、羅 湖村 住民 を除 いてこの駅 での乗降 によって駅舎 外 に出入 りする事 は出来 ない。 - フリーパス
系統 の利用 においては羅 湖 駅 ・落馬 洲 駅 ・馬場 駅 の3駅 は利用 の対象 外 となっており、利用 の際 は当該 駅 と乗車 駅 もしくは下車 駅 までの全額 の運賃 が別途 必要 となる。
路線 データ
[路線 距離 (営業 キロ):44.8 km駅 数 :14(起 終点 ・支線 の馬場 駅 、落馬 洲 駅 含 む)軌間 :1,435 mm(標準軌 )複線 区間 :全線 電化 区間 :全線 (交流 25,000 V 50 Hz)車両 基地 :何 東 楼 車両 基地 閉塞 方式 :車内 信号 閉塞 式 (ATP+ATO)走行 方向 :左側 通行
運行 形態
[いわゆる「
支線
[馬場 支線
[落馬 洲 支線
[車両
[- MTR R-train
電車 :2014年 - 2021年 製造 ・韓国 製
過去 の使用 車両
[イギリスのメトロキャメル
MLR
R-Train
歴史
[- 1910
年 10月1日 :開業 。 - 1955
年 :初 めてのディーゼル機関 車 が納入 される[2]。 - 1975
年 :九 龍 (現 紅 磡)駅 が尖 沙 咀から移転 、開業 。 - 1978
年 3月 :電化 工事 及 び複線 化 工事 が開始 。 - 1979
年 :中国 本土 との直通 列車 が再開 される。 - 1982
年 2月 :九 龍 -沙 田 間 が電化 開業 。 - 1983
年 3月 :沙 田 -大 埔墟間 が電化 開業 。 - 1983
年 7月 :九 龍 -羅 湖 間 の全線 の複線 電化 が完了 。 - 1985
年 10月 1日 :馬場 支線 が開業 。 - 1996
年 :九 龍 駅 が紅 磡駅に改称 される。 - 1997
年 5月 :北京 及 び上海 への直通 列車 の運行 が開始 される。 - 2004
年 10月 24日 :紅 磡 -尖 東 間 が延伸 開業 。 - 2007
年 8月 15日 :落馬 洲 支線 が開業 。 - 2007
年 12月2日 :当 路線 の運営 権 が九 広 鉄路 公司 から香港 鉄路 有限 公司 へ委譲 され、これに伴 い路線 名 が東鉄 線 へ変更 される。 - 2009
年 8月 16日 :西鉄 線 延伸 区間 が開業 。紅 磡 -尖 東 間 が西鉄 線 へ編入 される。 - 2020
年 -現在 :新型 コロナウィルス感染 症 蔓延 で羅 湖 と落馬 州 駅 は清明 節 と重陽 節 期間 以外 閉鎖 。 - 2021
年 2月 6日 :R-Train電車 が運行 開始 [1]。 - 2022
年 5月 6日 :MLR形 は午後 1時 にさよなら運転 を実施 し、40年 に渡 るサービスに幕 を降 ろした。 - 2022
年 5月 15日 :沙 田 至 中 環 線 として計画 されていた紅 磡 -金 鐘 間 が開業 。ビクトリア・ハーバーを越 える4本 目 の鉄道 路線 となる[3]。
駅 一覧
[駅名 欄 の背景 色 が■で駅名 が斜体 字 で表示 されている駅 は未 開業 の駅 であることを表 す。駅名 欄 の背景 色 が■で表示 されている駅 は中国 大陸 ・広東 省 深 圳市との国境 利用 の専用 駅 であることを表 す。
(羅 湖 駅 ・落馬 洲 駅 は深 圳との出入国 利用 、国境 禁止 区 通行 証 がある人 、係員 以外 では乗車 ・下車 不可 [4]。香港 紅 磡駅は香港 ・中国 大陸 での出入国 の手続 きが必要 。)駅名 欄 の背景 色 が■で表示 されている駅 は競馬 開催 時 のみの臨時 専用 駅 であることを表 す。駅名 欄 の背景 色 が■で表示 されている駅 は臨時 専用 停車 列車 が経由 しない駅 であることを表 す。
キロ (km) |
キロ (km) |
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罗湖站 | Lo Wu | 1949 |
3.5 | 37.5 | ■CR ( ■ ( |
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↑■ | |||||||||||
Sheung Shui | 1930 |
1.5 | 34.0 | ■ |
|||||||
Fanling | 1910 |
6.2 | 32.5 | ||||||||
Tai Wo | 1989 |
1.3 | 26.3 | ||||||||
Tai Po Market | 1983 |
6.4 | 25.0 | ||||||||
( |
( |
Pak Shek Kok (Science Park) |
- | - | |||||||
University | 1956 |
2.6 | 1.7 | 18.6 | |||||||
马场站 | Racecourse | 1985 |
- | 2.7 | - | 16.9 | |||||
Fo Tan | 1985 |
1.8 | - | 16.0 | - | ||||||
Sha Tin | 1910 |
1.4 | 14.2 | ||||||||
Tai Wai | 1986 |
4.4 | 12.8 | ■ | |||||||
Kowloon Tong | 1982 |
1.8 | 8.4 | ■ |
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旺角 |
旺角 |
旺角东站 | Mong Kok East | 1910 |
2.4 | 6.6 | |||||
红磡站 | Hung Hom | 1975 |
3.1 | 4.2 | ■ ■ | ||||||
Exhibition Centre | 2022 |
1.1 | 1.1 | ||||||||
Admiralty | - | 0.0 | ■荃湾 ■ ■ |
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↑ | |||||||||||
Hong Kong Hung Hom | 1975 |
- | - | ※ |
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落马 |
Lok Ma Chau | 2007 |
7.3 | 41.3 | ■ ( ■ ■ ( |
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Kwu Tung | 4.0 | 38.0 | ■ ( |
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Sheung Shui | 1930 |
1.5 | 34.0 | ■ | |||||||
↓■ |
脚注
[- ^ a b “
東鐵 綫全新 9卡列車 - East Rail Line new 9-car trains”. MTR Co. Ltd. 2020年 9月 8日 閲覧 。 - ^ “KCRC”. www.kcrc.com. 2018
年 11月4日 閲覧 。 - ^ “
東鐵 過 海 直 達 金 鐘 ”.東方 日報 . (2022年 5月 4日 ) 2022年 5月 4日 閲覧 。 - ^ ただし
羅 湖 駅 は毎年 清明 と重陽 の間 に墓参 りの乗客 も利用 できる。“罗湖站局部 开放便 民 沙 岭扫墓 _大公 网”. www.takungpao.com. 2022年 5月 18日 閲覧 。