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御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
（滝本たきもと駅えきから転送てんそう）
御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ
Mitake Tozan Railway Co.,Ltd
本社がある滝本駅
本社ほんしゃがある滝本たきもと駅えき
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
〒198-0174
東京とうきょう都と青梅おうめ市し御岳おんたけ2丁目ちょうめ483番地ばんち
設立せつりつ 1927年ねん11月20日にち
業種ぎょうしゅ 陸運りくうん業ぎょう
法人ほうじん番号ばんごう 9013101004059 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう 鉄道てつどう業ぎょう、索道さくどう業ぎょう、駐車ちゅうしゃ場じょう業ぎょう、食堂しょくどう・売店ばいてん業ぎょうなど
代表だいひょう者しゃ 取締役とりしまりやく社長しゃちょう 鑓田やりた 政信まさのぶ
資本しほん金きん 1億おく円えん
（2018年ねん3月がつ31日にち現在げんざい[1]）
売上うりあげ高だか 3億おく8387万まん8000円えん
（2018年ねん3月がつ期き[1]）
営業えいぎょう利益りえき 2349万まん8000円えん
（2018年ねん3月がつ期き[1]）
純じゅん利益りえき 2,588万まん3,000円えん
（2024年ねん3月がつ期き）[2]
純資産じゅんしさん 10億おく3,948万まん3,000円えん
（2024年ねん3月がつ期き）[2]
総そう資産しさん 11億おく1,739万まん9,000円えん
（2024年ねん3月がつ期き）[2]
従業じゅうぎょう員数いんずう 18人にん
（2018年ねん3月がつ31日にち現在げんざい[1]）
決算けっさん期き 3月31日にち
主要しゅよう株主かぶぬし 京王けいおう電鉄でんてつ 41.68%
武蔵むさし御嶽おんたけ神社じんじゃ 23.50%
（2019年ねん3月31日にち現在げんざい[3]）
外部がいぶリンク https://www.mitaketozan.co.jp/
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御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう「御嶽おんたけ」号ごう
御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう「武蔵むさし」号ごう

御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ（みたけとざんてつどう）は、東京とうきょう都と青梅おうめ市しの御岳山おんたけさんを登のぼるケーブルカーとリフトを営業えいぎょうする鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ。京王けいおうグループに属ぞくする。本社ほんしゃを東京とうきょう都と青梅おうめ市し御岳おんたけ2丁目ちょうめ483番地ばんちの滝本たきもと駅えき駅舎えきしゃ内ないに置おく。駅えき構内こうないの売店ばいてん・食堂しょくどうや「滝本たきもと駅えき駐車ちゅうしゃ場じょう」の経営けいえいも行おこなっている。

概要がいよう

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1934年ねん12月31日にちにケーブルカー（滝本たきもと駅えき - 御岳山みたけさん駅えき間あいだ）が開業かいぎょう[4]、1959年ねん7月がつ18日にちにリフト（御岳おんたけ平たいら駅えき - 大だい展望てんぼう台だい駅えき間あいだ）が開業かいぎょう[5]。ケーブルカー・リフトとも全ぜん駅えきが青梅おうめ市内しないに位置いちする。

1972年ねん5月29日にち、当時とうじの京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ（現げん・京王けいおう電鉄でんてつ）の傘下さんか入いりし、京王けいおうグループの一員いちいんとなった[5]。

御岳みたけ登山とざん鉄道てつどうが開発かいはつしたご当地とうちグルメとして「御嶽おんたけ汁じる」があり、野菜やさい、豚肉ぶたにくなどの具ぐに地酒じざけ「澤さわ乃井」の酒粕さけかすを加くわえた味噌汁みそしるである。駅えきの食堂しょくどうなどで提供ていきょうされるほか、御岳山みたけさんのご当地とうちグルメとして定着ていちゃくさせるべく、地域ちいきのイベントや京王けいおうグループのイベントなどに出張しゅっちょうして提供ていきょうされることがある。

沿革えんかく

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  • 1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）
    • 3月23日にち - 御岳山みたけさん電気でんき鋼索こうさく鉄道てつどうに対たいし鉄道てつどう免許めんきょ状じょう下付かふ[6]
    • 11月18日にち - 御岳山みたけさん登山とざん鉄道てつどうに社名しゃめい変更へんこう（届出とどけで）[7]
    • 11月20日にち - 御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう設立せつりつ[8][9]。
  • 1934年ねん（昭和しょうわ9年ねん）12月31日にち - ケーブルカー滝本たきもと駅えき - 御岳山みたけさん駅えき間あいだが開業かいぎょう[4]。
  • 1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん） - 太平洋戦争たいへいようせんそうの戦況せんきょう悪化あっかに伴ともない、不要ふよう不急ふきゅう線せんとしてケーブルカー滝本たきもと駅えき - 御岳山みたけさん駅えき間あいだが休止きゅうし。
  • 1947年ねん（昭和しょうわ22年ねん）10月31日にち - 大だい多摩たま観光かんこう開発かいはつに社名しゃめい変更へんこう[5]。
  • 1951年ねん（昭和しょうわ26年ねん）6月29日にち - ケーブルカー 滝本たきもと駅えき - 御岳山みたけさん駅えき間あいだが運行うんこう再開さいかい[5]。
  • 1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）7月がつ18日にち - リフト（特殊とくしゅ索道さくどう） 御岳おんたけ平たいら駅えき - 大だい展望てんぼう台だい駅えき間あいだが開業かいぎょう[5]。
  • 1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）7月がつ1日にち - 御岳みたけ登山とざん鉄道てつどうに社名しゃめい変更へんこう[5]。
  • 1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん） - 初代しょだい車両しゃりょう引退いんたい、2代目だいめ車両しゃりょう（コ-1形かたち、コ-2形かたち）運転うんてん開始かいし。
  • 1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）5月29日にち - 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ（現げん・京王けいおう電鉄でんてつ）の経営けいえい傘下さんかに入はいる[5]。
  • 1991年ねん（平成へいせい3年ねん）
    • 6月1日にち - 7月がつ5日にち - 運休うんきゅう[10]。
    • 7月がつ6日にち - レール交換こうかんに伴ともない軌間きかんを1067mmから1049mmへ変更へんこう[5][11]。
  • 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）3月18日にち - 改札かいさつ口こうにてPASMO電子でんしマネーを導入どうにゅう（片道かたみち・大人おとなのみ）。
  • 2008年ねん（平成へいせい20年ねん）
    • 3月11日にち - 2代目だいめ車両しゃりょう引退いんたい。同月どうげつ12日にちから21日にちまで運休うんきゅう[12]。
    • 3月22日にち - 3代目だいめ車両しゃりょう運転うんてん開始かいし。
  • 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）11月24日にち - 改札かいさつ口こうにてPASMO電子でんしマネーによる小児しょうに運賃うんちんの支払しはらいが可能かのうとなる。

ケーブルカー

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滝本たきもと駅えき（1956年ねん7月がつ）
御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう
基本きほん情報じょうほう
国くに 日本の旗 日本にっぽん
所在地しょざいち 東京とうきょう都と青梅おうめ市し
種類しゅるい ケーブルカー
起点きてん 滝本たきもと駅えき
終点しゅうてん 御岳山みたけさん駅えき
駅えき数すう 2駅えき
開業かいぎょう 1934年ねん
運営うんえい者しゃ 御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう→大だい多摩たま観光かんこう開発かいはつ→御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん距離きょり 1.107 km
営業えいぎょうキロ 1.0 km
軌間きかん 1,049 mm
最大さいだい勾配こうばい 25度ど
高低こうてい差さ 423.6 m
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停車場ていしゃじょう・施設しせつ・接続せつぞく路線ろせん
PENDEa
0.0 滝本たきもと駅えき
PSTR
STRo
ケーブルカー
SPLa
SPLe
STRo
PSTR
PENDEe
1.2 御岳山みたけさん駅えき
uWSLa
uPSTR
0.0 御岳おんたけ平たいら駅えき
uSTR
リフト
uPSTR
0.098 大だい展望てんぼう台だい駅えき
uWSLe

滝本たきもと駅えき - 御岳山みたけさん駅えき間あいだの1,107 m、標高ひょうこう差さ423.6 m、最大さいだい勾配こうばい斜はす度ど25度どの急きゅう勾配こうばいを6分ふん程度ていどで結むすんでいる。

一般いっぱんに御岳山みたけさんケーブルカーと呼称こしょうされる場合ばあいが多おおい。なお、同おなじ京王けいおうグループの高尾登山電鉄たかおとざんでんてつ（高尾たかお鋼索線こうさくせん）と異ことなり、『鉄道てつどう要覧ようらん』に線せん名めいの記載きさいはない。

運行うんこう形態けいたい

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営業えいぎょう時間じかん7:30 - 18:30（夏期かきは延長えんちょうあり）に、約やく20分ふんおき（冬期とうきは昼間ひるま時間じかん帯たい約やく30分ふんおき）に運行うんこうされている。多客たきゃく期きには増便ぞうびんされることもある。また、大晦日おおみそかには終夜しゅうや運行うんこうし、武蔵むさし御嶽おんたけ神社じんじゃへの初詣はつもうで客きゃく輸送ゆそうを行おこなっている。

運賃うんちん

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2024年ねん4月がつ1日にち改定かいてい[13]。

大人おとな
片道かたみち：600円えん、往復おうふく：1200円えん
小児しょうに
片道かたみち：300円えん、往復おうふく：600円えん

片道かたみち乗車じょうしゃ券けんは当日とうじつ限かぎり、往復おうふく乗車じょうしゃ券けんは2日間にちかん有効ゆうこう。その他たに定期ていき券けん（1か月げつのみ）、障害しょうがい者しゃ割引わりびき、団体だんたい割引わりびきなどが設定せっていされている[14]。なお、往復おうふく割引わりびきについては2024年ねん4月がつ1日にちの改定かいていで廃止はいしされた[13]。

各駅かくえきの改札かいさつ口こうにはPASMO電子でんしマネーによるICカードリーダーが設置せっちされており（大人おとな・小児しょうに用ようそれぞれ設置せっち）、乗車じょうしゃ時じに交通こうつう系けいICカード全国ぜんこく相互そうご利用りようサービス対応たいおうカード9種類しゅるいを利用りようできる（物販ぶっぱん扱あつかいのためPiTaPaは利用りよう不可ふか）。ただし片道かたみち乗車じょうしゃのみの取とり扱あつかいで乗車じょうしゃ券けんは発行はっこうされないため、各種かくしゅ割引わりびきなどの際さいには有人ゆうじん窓口まどぐちでの乗車じょうしゃ券けん引ひき換かえが必要ひつようとなる。

車両しゃりょう

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車内しゃないには他たのケーブルカー車両しゃりょうと同様どうように運転うんてん席せきはなく、御岳山みたけさん駅えきにて運転うんてん士しが運転うんてんの操作そうさをしている。車内しゃないには車掌しゃしょう席せきが設もうけられており、非常時ひじょうじのために車掌しゃしょうが常時じょうじ乗車じょうしゃしている。なお、車掌しゃしょう席せきには非常時ひじょうじにのみ利用りようができる「非常ひじょうブレーキ」が設置せっちされている。

初代しょだい車両しゃりょう（1934年ねん - 1968年ねん）

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1934年ねんの開業かいぎょう時じに登場とうじょうした車両しゃりょう（汽車きしゃ会社かいしゃ製せい 定員ていいん80人にん）[15]。1968年ねん2代目だいめ車両しゃりょう登場とうじょうに伴ともない引退いんたい。

2代目だいめ車両しゃりょう （1968年ねん - 2008年ねん）

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初代しょだい車両しゃりょう老朽ろうきゅう化かに伴ともない1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）に日立製作所ひたちせいさくしょ笠かさ戸ど工場こうじょうで製造せいぞう[16]。コ-1形がた「日出にっしゅつ」とコ-2形がた「青空あおぞら」が在籍ざいせきした。座席ざせき配置はいちはクロスシート。モケットはコ-1形かたちが茶色ちゃいろで、コ-2形かたちが青色あおいろ。

1991年ねん（平成へいせい3年ねん）のレール交換こうかんに伴ともなう軌間きかん改あらため軌の際さいには車両しゃりょうも改造かいぞうされている。

塗装とそうは登場とうじょう当初とうしょから2003年ねん（平成へいせい15年ねん）までが白色はくしょくベースで、コ-1形がた「日出にっしゅつ」が下した半分はんぶん赤あか、コ-2形がた「青空あおぞら」が下した半分はんぶん青あおであったが同年どうねん4月がつに塗装とそう変更へんこう、「日出にっしゅつ」が橙色だいだいいろ、「青空あおぞら」が青色あおいろの塗装とそうとなった。また時期じきよってにはイラストなどが入いれられていた。また、年末年始ねんまつねんしに限かぎり「日出にっしゅつ」が「希望きぼう」、「青空あおぞら」が「開運かいうん」という愛称あいしょうに変更へんこうされる。

2代目だいめ車両しゃりょうは老朽ろうきゅう化かのため2008年ねん（平成へいせい20年ねん）3月がつ11日にちで営業えいぎょう運転うんてんを終了しゅうりょうした。同年どうねん2月がつ1日にちからはありがとうヘッドマークの取とり付つけが行おこなわれ、最終さいしゅう日びの11日にちにはさよならセレモニーも行おこなわれた。

  • コ-1形かたち・コ-2形かたち
    • 車体しゃたい全長ぜんちょう - 12,800 mm
    • 車体しゃたい全高ぜんこう - 3,680 mm
    • 車体しゃたい全幅ぜんぷく - 2,896 mm
    • 運転うんてん整備せいび重量じゅうりょう - 9.9 t
    • 車輪しゃりん径みち - 550 mm
    • 車体しゃたい角度かくど - 22度ど
    • 車両しゃりょう定員ていいん - 135名めい
      • うち座席ざせき - 34席せき
    • 運転うんてん最高さいこう速度そくど - 秒速びょうそく3.2 m（時速じそく11.52 km）

3代目だいめ車両しゃりょう（2008年ねん - 現行げんこう）

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2008年ねん3月がつ12日にちから3月がつ21日にちまでの10日間にちかん、営業えいぎょう運転うんてんを休止きゅうしし車両しゃりょうを更新こうしん。3月22日にちより3代目だいめ「日出にっしゅつ」号ごう、「青空あおぞら」号ごうが営業えいぎょう運転うんてんを開始かいしした。

開業かいぎょう80周年しゅうねんを記念きねんして、2014年ねん10月がつ16日にちから車両しゃりょうデザインを一新いっしんし、愛称あいしょうも「武蔵むさし (MUSASHI) 」号ごう、「御嶽みたけ (MITAKE) 」号ごうへ変更へんこうした[17]。

  • 「日出」号（2010年）
    「日出にっしゅつ」号ごう（2010年ねん）
  • 「青空」号（2010年）
    「青空あおぞら」号ごう（2010年ねん）

駅えき一覧いちらん

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滝本たきもと駅えき（たきもとえき、北緯ほくい35度ど47分ふん45.9秒びょう 東経とうけい139度ど9分ふん40.5秒びょう） - 御岳山みたけさん駅えき （みたけさんえき、北緯ほくい35度ど47分ふん22.5秒びょう 東経とうけい139度ど9分ふん12.4秒びょう）

滝本たきもと駅えき

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乗車じょうしゃ券けん販売はんばい窓口まどぐちが2箇所かしょあり、いずれも駅員えきいんによる販売はんばい。このほかに自動じどう券売けんばい機きが設置せっちされている。かつては自動じどう券売けんばい機きでの交通こうつう系けいICカードによる乗車じょうしゃ券けん購入こうにゅうが可能かのうだったが、ISDN回線かいせん（INSネット）のサービス終了しゅうりょうに伴ともない2024年ねん1月がつ30日にちをもって中止ちゅうしされた[18]。改札かいさつ口こうは入口いりくち・出口でぐち1つずつあり、駅員えきいんが改札かいさつ業務ぎょうむを行おこなっている。

駅舎えきしゃ内ないには御岳おんたけ登山とざん鉄道てつどう本社ほんしゃ、売店ばいてん（土産物みやげもの店みせ）と駅えきそばが併設へいせつされている。トイレは水洗すいせん式しきである。

西東京にしとうきょうバスの「ケーブル下か」停留所ていりゅうじょ（後述こうじゅつ）から公道こうどうを5分ふん程度ていど登のぼった場所ばしょにある。駅えき裏うらには有料ゆうりょう駐車ちゅうしゃ場じょうがあり、一般いっぱん車しゃはここまで進入しんにゅうすることができる。

御岳山みたけさん駅えき

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御岳山みたけさん駅えき

平成へいせい元年がんねん（1989年ねん）度ど版ばんの『民みん鉄てつ要覧ようらん』までは「岳たけ」に旧きゅう字体じたいを用もちいた御嶽山おんたけさんと表記ひょうきされていた[19]。

自動じどう券売けんばい機きが設置せっちされているほか、窓口まどぐちが存在そんざいする。

駅舎えきしゃ内ないにはケーブルカーの運転うんてん室しつと運転うんてん装置そうちがある。駅えき構内こうないには売店ばいてんと喫茶店きっさてんが併設へいせつされている。駅前えきまえには「奥多摩おくたま・みたけ山さん ケーブルカー乗車じょうしゃ記念きねん」と書かかれた写真しゃしん撮影さつえい用ようの看板かんばんが立たっている。自動じどう券売けんばい機きの隣となりには過去かこに発売はつばいされた記念きねん乗車じょうしゃ券けんが展示てんじされている。

リフトの御岳おんたけ平たいら駅えきに近接きんせつしており、乗のり換かえができる。

利用りよう状じょう況きょう

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各駅かくえきの近年きんねんの1日にち平均へいきん乗車じょうしゃ人員じんいんは次つぎの通とおり。

年度ねんど 滝本たきもと駅えき 御岳山みたけさん駅えき 出典しゅってん
1990年ねん 1,164 1,016 [20]
1991年ねん 1,046 910 [21]
1992年ねん 1,175 1,014 [22]
1993年ねん 1,112 964 [23]
1994年ねん 1,066 918 [24]
1995年ねん 1,038 885 [25]
1996年ねん 1,047 814 [26]
1997年ねん 1,260 447 [27]
1998年ねん 7,077 2,520 [28]
1999年ねん 1,443 1,311 [29]
2000年ねん 803 601 [30]
2001年ねん 778 671 [31]
2002年ねん 737 636 [32]
2003年ねん 699 604 [33]
2004年ねん 658 567 [34]
2005年ねん 723 562 [35]
2006年ねん 679 537 [36]
2007年ねん 675 536 [37]
2008年ねん 663 532 [38]
2009年ねん 699 562 [39]
2010年ねん 693 554 [40]
2011年ねん 841 663 [41]

リフト

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リフト（2010年ねん11月）

御岳おんたけ平たいら駅えき - 大だい展望てんぼう台だい駅えき間あいだの98 m、2分ふん程度ていどで結むすんでいる。リフトの椅子いすは、赤あか・青あお・黄きの3色しょくに塗ぬり分わけられ、雨避あまよけ・日ひよけの小ちいさな屋根やねも設置せっちされている。

リフトは、乗客じょうきゃくがいない場合ばあいには営業えいぎょう時間じかん中ちゅうでも運行うんこうが停止ていしされるが、乗客じょうきゃくが来くるとすぐに動うごき出だすようになっている。運行うんこうは土日どにち祝しゅくのみ（繁忙はんぼう期きは毎日まいにち運行うんこう）。運賃うんちんは、大人おとな・小児しょうにとも片道かたみち100円えん、往復おうふく190円えんである[14]。

駅えき一覧いちらん

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御岳おんたけ平たいら駅えき（みたけだいらえき、北緯ほくい35度ど47分ふん23.2秒びょう 東経とうけい139度ど9分ふん11.7秒びょう） - 大だい展望てんぼう台だい駅えき（だいてんぼうだいえき、北緯ほくい35度ど47分ふん22.3秒びょう 東経とうけい139度ど9分ふん8.3秒びょう）

御岳おんたけ平たいら駅えき

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御岳おんたけ平たいら駅えき
  • 所在地しょざいち：東京とうきょう都と青梅おうめ市し御岳山みたけさん

駅舎えきしゃと土産物みやげもの店てん・食堂しょくどうの建物たてものが併設へいせつされている。

大だい展望てんぼう台だい駅えき

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大だい展望てんぼう台だい駅えき
  • 所在地しょざいち：東京とうきょう都と青梅おうめ市し御岳山みたけさん
  • 標高ひょうこう881 m

駅舎えきしゃ2階かいには食堂しょくどうがある。トイレは水洗すいせん式しきである。

交通こうつうアクセス

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鉄道てつどう・バス
JR青梅線おうめせん御嶽みたけ駅えきから、西東京にしとうきょうバス御ご10系統けいとうを利用りようし、終点しゅうてん「ケーブル下か」停留所ていりゅうじょ下車げしゃ。土ど休日きゅうじつはこのほかに青梅おうめ駅えき発着はっちゃくの御ご11系統けいとうも1往復おうふく運行うんこうされる。「ケーブル下か」停留所ていりゅうじょから滝本たきもと駅えきまでは徒歩とほで5分ふん程度ていどである。
自家用車じかようしゃ
滝本たきもと駅前えきまえに、御岳みたけ登山とざん鉄道てつどうが運営うんえいする「滝本たきもと駅えき駐車ちゅうしゃ場じょう」（有料ゆうりょう）がある。また、駅えきから離はなれた多摩川たまがわの河川敷かせんしきに「公営こうえい無料むりょう駐車ちゅうしゃ場じょう」もある。

御岳山みたけさんへのアクセス

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御岳山みたけさん駅えき・御岳おんたけ平たいら駅えき・大だい展望てんぼう台だい駅えきから、御岳みたけビジターセンターや武蔵むさし御岳おんたけ神社じんじゃまでは、舗装ほそう路ろであるが徒歩とほのみで少すこし距離きょりがある。途中とちゅうで細ほそい山道さんどう（都道とどう）を上のぼり下くだりする軽自動車けいじどうしゃなどを見みかけるが、山頂さんちょう集落しゅうらくの居住きょじゅう者しゃ用よう車両しゃりょう等とう、特別とくべつに指定していを受うけた車両しゃりょうしか通行つうこうできず、一般いっぱん車両しゃりょうは進入しんにゅう・通行つうこうできない。

脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]
  1. ^ a b c d 鉄道てつどう統計とうけい年報ねんぽう平成へいせい29年度ねんど版ばん - 国土こくど交通省こうつうしょう
  2. ^ a b c 御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ 第だい115期き決算けっさん公告こうこく
  3. ^ 国土こくど交通省こうつうしょう鉄道てつどう局きょく監修かんしゅう『鉄道てつどう要覧ようらん』令れい和わ元もと年度ねんど版ばん、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい・鉄道てつどう図書としょ刊行かんこう会かい
  4. ^ a b 「地方ちほう鉄道てつどう運輸うんゆ開始かいし」『官報かんぽう』1935年ねん1月がつ15日にち（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
  5. ^ a b c d e f g h 御岳みたけ登山とざん鉄道てつどうエキスパート 歴史れきし年表ねんぴょう - 御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう、2014年ねん11月24日にち閲覧えつらん
  6. ^ 『鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう. 昭和しょうわ元年がんねん』（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
  7. ^ 『鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう. 昭和しょうわ2年ねん』昭和しょうわ3年度ねんどから御岳おんたけ登山とざん鉄道てつどう『鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう. 昭和しょうわ3年ねん』（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
  8. ^ 会社かいしゃ概要がいよう - 御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう、2014年ねん11月24日にち閲覧えつらん
  9. ^ 1939年ねん時じの筆頭ひっとう株主かぶぬし青梅おうめ電気でんき鉄道てつどう『日本にっぽん全国ぜんこく銀行ぎんこう会社かいしゃ録ろく. 第だい47回かい(昭和しょうわ14年ねん)』（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
  10. ^ 柴田しばた朗あきら(2015年ねん3月がつ28日にち). “御岳山みたけさんケーブルカー:運休うんきゅう 来年らいねん1月がつ中旬ちゅうじゅんから3月がつ末まつまで 通学つうがく・通院つういん手段しゅだんなくなる 青梅おうめ市しと自治じち会かい、鉄道てつどうと対応たいおう協議きょうぎ”. 毎日新聞まいにちしんぶん (毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ)
  11. ^ 御岳みたけ登山とざん鉄道てつどうエキスパート レールと車輪しゃりんの秘密ひみつ - 御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう、2014年ねん11月24日にち閲覧えつらん
  12. ^ 40年間ねんかんありがとう! 旧きゅう車体しゃたいさよならイベント開催かいさい - 御岳みたけ登山とざん鉄道てつどう - マイナビニュース、2008年ねん2月がつ14日にち
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