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近藤こんどう亜美あみ

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曖昧さ回避 この項目こうもくでは、日本にっぽんの柔道じゅうどう家か（近藤こんどう亜美あみ）について説明せつめいしています。「近藤こんどう亜美あみ」のその他たの用法ようほうについては「近藤こんどう亜美あみ (曖昧あいまいさ回避かいひ)」をご覧らんください。
近藤こんどう 亜美あみ
基本きほん情報じょうほう
ラテン文字もじ Ami Kondo
原語げんご表記ひょうき こんどう あみ
国くに 日本の旗 日本にっぽん
出生しゅっしょう地ち 愛知あいち県けん名古屋なごや市し
生年月日せいねんがっぴ (1995-05-09) 1995年ねん5月9日にち（29歳さい）
身長しんちょう 156cm
体重たいじゅう 48kg
選手せんしゅ情報じょうほう
階級かいきゅう 女子じょし48kg級きゅう
所属しょぞく 三井みつい住友すみとも海上かいじょう[1]
段位だんい 参まいり段だん
獲得かくとくメダル
日本の旗 日本にっぽん
柔道じゅうどう
オリンピック
銅どう 2016 リオデジャネイロ 48kg級きゅう
世界せかい選手権せんしゅけん
金きむ 2014 チェリャビンスク 48kg級きゅう
銅どう 2015 アスタナ 48kg級きゅう
銅どう 2017　ブダペスト 48kg級きゅう
ワールドマスターズ
金きむ 2016 グアダラハラ 48kg級きゅう
銀ぎん 2018　広州こうしゅう 48kg級きゅう
グランドスラム
金きむ 2013 東京とうきょう 48kg級きゅう
金きむ 2014 東京とうきょう 48kg級きゅう
金きむ 2015 東京とうきょう 48kg級きゅう
金きむ 2017　東京とうきょう 48kg級きゅう
金きむ 2017 エカテリンブルグ 48kg級きゅう
金きむ 2019 パリ 48kg級きゅう
銅どう 2016 東京とうきょう 48kg級きゅう
銅どう 2017　パリ 48kg級きゅう
銅どう 2018　大阪おおさか 48kg級きゅう
アジア競技きょうぎ大会たいかい
銀ぎん 2018　ジャカルタ 48kg級きゅう
世界せかいジュニア
金きむ 2014 フォートローダーデール 48kg級きゅう
世界せかいジュニア団体だんたい
金きむ 2014 フォートローダーデール 52kg級きゅう
世界せかいカデ
金きむ 2011 キエフ 48kg級きゅう
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近藤こんどう 亜美あみ（こんどう あみ、1995年ねん5月9日にち - ）は、愛知あいち県けん名古屋なごや市し出身しゅっしんの日本人にっぽんじんの女子じょし柔道じゅうどう家か。身長しんちょう156cm。組くみ手しゅは右みぎ組ぐみ。得意とくい技わざは払はらい腰こし[2]。2022年ねん6月がつには結婚けっこんして湯田ゆだ姓せいとなった[3]。

経歴けいれき[編集へんしゅう]

高校こうこうまで[編集へんしゅう]

「女おんなの子こらしいことをしてほしかった。大おおきくなったら新体操しんたいそうなんかいいなと思おもってました」と言いう母親ははおやの思おもいもあって、生うまれてすぐに器械体操きかいたいそうを習ならい始はじめた。しかし、5歳さいの時ときに柔道じゅうどうをやっていた兄あににメダルをねだったところ、「自分じぶんで獲えれ」と言いわれたことがきっかけで、地元じもとの六郷ろくごう道場どうじょうで柔道じゅうどうを始はじめることになった。始はじめて2ヶ月かげつほどで出場しゅつじょうした最初さいしょの大会たいかいでは準じゅん優勝ゆうしょうした。その後ごも色々いろいろな大会たいかいで上位じょういには進すすむものの、年上としうえの男子だんしと対戦たいせんすることなどもあってなかなか優勝ゆうしょうできなかった。ある大会たいかいで準じゅん優勝ゆうしょうに終おわった時ときは、トイレに閉とじこもって表彰ひょうしょう式しきに出でるのを渋しぶったこともあった。しかしながら、両親りょうしんは娘むすめの結果けっかにはあえてこだわらなかった。父親ちちおやは次つぎのように振ふり返かえった。「否定ひてい的てきなことは絶対ぜったいに言いわなかった。負まけてもいいところは絶対ぜったいにある。勝かったら一緒いっしょに喜よろこぶし、負まけても徹底的てっていてきにおだてました。一番いちばん悔くやしいのは本人ほんにんですから」。 また、幼少ようしょうの時ときから「ウソをつかない」「隠かくし事ごとをしない」という家族かぞくの決きまり事ごとを掲かかげて、親子おやこ間あいだでの対話たいわを大切たいせつにしてきた[4]。また、父親ちちおやが学生がくせい相撲すもうで鳴ならした元もと力士りきしだったこともあって、幼少ようしょうから体重たいじゅう100kgの父親ちちおやとじゃれあうのが日課にっかだったともいう[5][6]。

小学校しょうがっこう2年ねんの冬ふゆになると、オリンピック金きんメダリストの吉田よしだ秀彦ひでひこや谷本たにもと歩あゆみ実みなどを生うみ出だしたことで知しられる大石おおいし道場どうじょうへ移うつった。そこでは各種かくしゅの大会たいかいで優勝ゆうしょうするようになり、メキメキ頭角とうかくを現あらわし始はじめた。なお、小学校しょうがっこう3年ねんの時ときには町まちのちびっ子こ相撲すもう大会たいかいで優勝ゆうしょうしたこともあった。その当時とうじ、父親ちちおやは娘むすめに「自分じぶんのプライドのために頑張がんばれ」と言いい続つづけてきた。その一方いっぽうで、「努力どりょく家かはいるけど、天才てんさいは誰だれもいない。寝ねて起おきて強つよくなった選手せんしゅはひとりもいない。試合しあいは“通知つうち表ひょう”をもらう日ひといっしょだよと。稽古けいこを積つみ重かさねて、何なにをしてきたかを出だすだけ」と鍛錬たんれんし続つづけることの大切たいせつさも強調きょうちょうした。母親ははおやも指導しどう者しゃの言葉ことばをメモに取とるなどして側面そくめんから支援しえんするとともに、「ちゃんとしていれば神様かみさまが見みてるよ。ご褒美ほうびをくれるよ」と優やさしく声こえをかけるなどしていた[4][5]。 また、この当時とうじ2004年ねんアテネオリンピックで金きんメダルを獲得かくとくした谷本たにもと歩あゆみ実みが道場どうじょうに立たち寄よった際さいに金きんメダルを触さわらせてもらったことで、自分じぶんもいつの日ひかオリンピックの金きんメダルを取とりたいとの思おもいを強つよくした。さらにそれだけではなく、谷本たにもとに面めんと向むかって「オマエには負まけねぇ」と強気つよきのアピールを行おこなうことも忘わすれなかった[7]。その一方いっぽうで、頻繁ひんぱんに基礎きそ練習れんしゅうを怠おこたって師範しはんの大石おおいし康やすしに2週間しゅうかんも練習れんしゅうを禁止きんしされたこともあった。そんな時ときに道場どうじょう内ないで同おなじ年ねんのライバルとして内尾うちお真子しんじが台頭たいとうしてきたことにより、うかうかしていられなくなって練習れんしゅう態度たいども改あらたまっていったという[8]。

小学校しょうがっこう5年ねんの8月がつには全国ぜんこく小学生しょうがくせい学年がくねん別べつ柔道じゅうどう大会たいかい40kg級きゅうで優勝ゆうしょうを飾かざるまでになった。この前後ぜんごは1年ねん半はんから2年ねん近ちかく勝かち続つづけていたという。しかし、小学校しょうがっこう6年ねんの時ときの県けん大会たいかいで2位いに終おわり連勝れんしょう記録きろくが止とまった。全国ぜんこく少年しょうねん柔道じゅうどう大会たいかいでは団体だんたい戦せんの初戦しょせんで一本いっぽん負まけを喫きっしたが、個人こじん戦せんでは僅わずか40kgながら男子だんし相手あいてに5位いとなった[9]。なお、8月がつの全国ぜんこく小学生しょうがくせい学年がくねん別べつ柔道じゅうどう大会たいかい45kg級きゅうでも5位いにとどまり2連覇れんぱはならなかった。これによりプライドを傷きずつけられて、「大だい泣なきして、柔道じゅうどうを辞やめると言いってましたね」。しかし、父親ちちおやに「負まけたまま辞やめるのはダメ。勝かち逃にげしろ」とアドバイスされたことによって再ふたたび闘志とうしが湧わき上あがり、より一層いっそう練習れんしゅうに取とり組くむようになった。小学校しょうがっこうを卒業そつぎょうした際さいには、大会たいかいで獲得かくとくした金きんメダルは優ゆうに100を超こえていた[4]。

2008年ねんには大成たいせい中学ちゅうがくへ進すすんで大石おおいし公平こうへいや大石おおいしいづみの指導しどうを受うけることになった。1年ねんの8月がつには全国ぜんこく中学校ちゅうがっこう柔道じゅうどう大会たいかいの44kg級きゅうに出場しゅつじょうするも3回戦かいせんで佐渡さど南中なんちゅう学がく1年ねんの堀川ほりかわ奈津美なつみに片かた十字じゅうじ絞しぼで敗やぶれた[2]。2009年ねん3月がつには近代きんだい柔道じゅうどう杯はい全国ぜんこく中学生ちゅうがくせい柔道じゅうどう大会たいかいの決勝けっしょうで相原あいはら中学ちゅうがくと対戦たいせんすると、小学生しょうがくせい時代じだいは大石おおいし道場どうじょうで同級生どうきゅうせいだった内尾うちお真子しんじに技わざありで敗やぶれてチームも2位いにとどまった[10]。2年ねんの8月がつには全国ぜんこく中学校ちゅうがっこう柔道じゅうどう大会たいかいの48kg級きゅうに出場しゅつじょうするが、準々じゅんじゅん決勝けっしょうで本庄ほんじょう北きた中学ちゅうがく3年ねんの阿部あべ菜さい那なに判定はんていで敗やぶれて5位いだった。3年ねんの8月がつには全国ぜんこく中学校ちゅうがっこう柔道じゅうどう大会たいかい48kg級きゅう決勝けっしょうで塚沢つかざわ中学ちゅうがく3年ねんの小山こやま亜あ利沙りさを2－1の判定はんていで破やぶって優勝ゆうしょうすると、団体だんたい戦せんでも3位いになった[11]。9月の全日本ぜんにほんジュニアでは初戦しょせんで帝京大学ていきょうだいがく1年ねんの大木おおき千佳ちかに腕うで挫くじけ十じゅう字じ固かたで敗やぶれた[2]。なお、中学ちゅうがく時代じだいの近藤こんどうは稽古けいこ中ちゅうにすぐ集中しゅうちゅう力りょくを切きらしてはぼうっとなり、監督かんとくによって道場どうじょうから締しめ出だされるなど「金魚きんぎょのふん」として有名ゆうめいでもあった[12]。

2011年ねんには大成たいせい高校こうこうへ進すすんだ。1年ねんの4月がつには新設しんせつされた全日本ぜんにほんカデにおいて、全ぜん試合しあいを寝技ねわざで一本いっぽん勝がちして優勝ゆうしょうを飾かざった[13]。5月のドイツカデ国際こくさい大会たいかいでも優勝ゆうしょうした[14]。8月の世界せかいカデでは準決勝じゅんけっしょうでフランスのアマンディーヌ・ブシャールを崩くずし上じょう四方しほう固かたで破やぶるなどオール一本いっぽん勝がちで優勝ゆうしょうを飾かざった[15]。2012年ねん3月がつの全国ぜんこく高校こうこう選手権せんしゅけんには48kg級きゅうが設置せっちされていないので1階かい級きゅう上じょうの52kg級きゅうに出場しゅつじょうするが、準々じゅんじゅん決勝けっしょうで阿蘇あそ高校こうこう2年ねんの飯塚いいづか貴恵きえに技わざありで敗やぶれて5位いにとどまった[2]。

2年ねんの時ときには6月がつの東海とうかい高校こうこう総合そうごう体育たいいく大会たいかいで、世界せかいチャンピオンの浅見せんけん八はち瑠奈るなを選抜せんばつ体重たいじゅう別べつ初戦しょせんで判定はんていながらも破やぶって注目ちゅうもくされていた藤枝ふじえだ順じゅん心こころ高校こうこう3年ねんの岡本おかもと理さとし帆ほを技わざありで破やぶって優勝ゆうしょうした。しかし、8月がつのインターハイ決勝けっしょうで岡本おかもとと対戦たいせんすると、内股うちまたで技わざありを取とられて敗やぶれた[16]。2013年ねん1月がつのベルギー国際こくさい柔道じゅうどう大会たいかいではジュニアの部ぶでオール一本いっぽん勝がちで優勝ゆうしょうすると、シニアの部ぶでは準決勝じゅんけっしょうでキューバのマリア・セリア・ラボルデを横よこ四方しほう固かた、決勝けっしょうでも同おなじくキューバのダヤリス・メストレ・アルバレスを大だい外そと刈かりで破やぶるなどこちらもオール一本いっぽん勝がちで優勝ゆうしょうを成なし遂とげた[17]。3月の全国ぜんこく高校こうこう選手権せんしゅけんでは前年ぜんねんに続つづいて52kg級きゅうに出場しゅつじょうすると、準決勝じゅんけっしょうで清水しみずヶ丘おか高校こうこう2年ねんの森もり由ゆかり芽め香がに内股うちまたで敗やぶれて3位いだった[2]。

3年ねんの時ときには全日本ぜんにほんジュニアの予選よせんで敗やぶれるも、8月がつのインターハイでは決勝けっしょうで修徳しゅうとく高校こうこう3年ねんの渡名喜となき風ふう南みなみを技わざありで破やぶって優勝ゆうしょうを飾かざった[18]。11月の講道館こうどうかん杯はいでは準決勝じゅんけっしょうで鹿屋体育大学かのやたいいくだいがく柔やわら友とも会かいの森崎もりさき由ゆかり理江りえに指導しどう2で敗やぶれるも3位いとなった。この大会たいかいには絶対ぜったい優勝ゆうしょうするという非常ひじょうに強つよい気持きもちで臨のぞんでいたのに、セコンドについていた監督かんとくの大石おおいし公平こうへいが世話せわしなく他ほかの教おしえ子ごの試合しあいにも付ついて回まわっていたことでケンカになってしまい、「もうセコンドに付つかないで」とい放いはなってしまったことから、中学ちゅうがく高校こうこう時代じだいの6年間ねんかんで最もっとも印象いんしょうに残のこる大会たいかいになったという[6][19]。続つづくグランドスラム・東京とうきょうでは、準決勝じゅんけっしょうでロンドンオリンピックで優勝ゆうしょうしたサラ・メネゼスに腹はら包つつみからの横よこ四方しほう固かたで一本いっぽん勝がちすると、決勝けっしょうでも世界せかいチャンピオンであるモンゴルのムンフバット・ウランツェツェグを小しょう内ない巻込まきこめで破やぶって優勝ゆうしょうを飾かざり、一躍いちやく脚光きゃっこうを浴あびることになった[4][5][20]。

2014年ねん[編集へんしゅう]

2014年ねん2月がつのグランプリ・デュッセルドルフでは準決勝じゅんけっしょうでムンフバットに技わざありで敗やぶれるが、3位い決定けってい戦せんでは韓国かんこくの鄭てい普ひろし涇を払はらえ腰こしで破やぶった[21]。なお、高校こうこう時代じだいには同おなじ愛知あいち県内けんないにある至いたり学がく館かん大学だいがくのレスリング部ぶへ出向でむき、オリンピックで3連覇れんぱを果はたした吉田よしだ沙すな保里ほりや同おなじ48kg級きゅうの世界せかいチャンピオンである登坂とさか絵莉えりとも稽古けいこを積つんだことがあった[22]。4月からは三井みつい住友すみとも海上かいじょう所属しょぞくになると、体重たいじゅう別べつ決勝けっしょうでは会社かいしゃの9年ねん先輩せんぱいである山岸やまぎし絵美えみから払はらい腰こしで有効ゆうこうを取とって初はつ出場しゅつじょうで優勝ゆうしょうを飾かざり、世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょうに選出せんしゅつされた[23]。6月のグランプリ・ブダペストでは、準々じゅんじゅん決勝けっしょうで地元じもとハンガリーのチェルノビツキ・エーヴァに有効ゆうこう2つを取とられて3位いに終おわった[2]。その後ごの強化きょうか合宿がっしゅくでは73kg級きゅう世界せかいチャンピオンの大野おおの将すすむ平たいらから組くみ手しゅの指導しどうを受うけて、「結構けっこう変かわりました。てんこもりですよ」と感想かんそうを述のべた[24]。

8月がつの世界せかい選手権せんしゅけんでは2回戦かいせんでトルコのエブル・シャヒンを横よこ四方しほう固かたで破やぶると、山場やまばとなった3回戦かいせんではムンフバットに払はらえ腰こしの有効ゆうこうで競きそい勝かった。準々じゅんじゅん決勝けっしょうでは寝技ねわざが得意とくいである地元じもとロシアのアレシャ・クズネツォワを上うえ四方しほう固かた、準決勝じゅんけっしょうではラボルデを合ごう技わざでそれぞれ破やぶると、決勝けっしょうではアルゼンチンのパウラ・パレトに指導しどう2で優勢勝ゆうせいがちして19歳さいで優勝ゆうしょうを飾かざった。日本にっぽん女子じょしでは1999年ねんの世界せかい選手権せんしゅけん63kg級きゅうで優勝ゆうしょうした前田まえだ桂子けいこ以来いらい、4人にん目めの10代での世界せかいチャンピオンとなった[25][26][27]。なお、大会たいかい前まえは本番ほんばんの自分じぶんを想像そうぞうし、全ぜん試合しあい一本いっぽん勝がちで金きんメダルを首くびに掛かけてもらいその後ごに記者きしゃ会見かいけんする場面ばめんまで思おもい描えがいていた[28]。優勝ゆうしょう後ごのインタビューでは「勝かっちゃった、勝かっちゃったで決勝けっしょうまで行いっちゃった。最後さいごまで楽たのしんでやれた」と満面まんめんの笑えみを浮うかべた[29]。大会たいかいで優勝ゆうしょうした時ときは常つねに笑顔えがおを見みせ続つづけて歓喜かんきの涙なみだを流ながさないのは、「試合しあいは泣なくところじゃない。稽古けいこでたくさん泣ないて、試合しあいで笑わらえ。泣ないた数かずだけ強つよくなる」という父親ちちおやの教おしえを守まもっているからだという[4]。 また、48kg級きゅうの初代しょだい世界せかいチャンピオンであるイギリスのジェーン・ブリッジも近藤こんどうが優勝ゆうしょうした際さいに次つぎのように語かたっている。「彼女かのじょはプレッシャーを感かんじている様子ようすもまるでなく、卓越たくえつした立たち技わざと寝技ねわざの技術ぎじゅつを伴ともなって、19歳さいらしい若わかくて躍動やくどう感かんあふれる試合しあい振ぶりで優勝ゆうしょうを果はたした。優勝ゆうしょう直後ちょくごには大おおいなる喜よろこびを表現ひょうげんして、コーチと勢いきおいよく抱だきついていた。それらは日本にっぽんの選手せんしゅから久ひさしく見みることのなかった姿すがたである」[30]。さらには、大石おおいし道場どうじょうの先輩せんぱいでオリンピック2連覇れんぱを果はたした谷本たにもと歩あゆみ実みも近藤こんどうについて、「小ちいさい時ときから知しっている。勘かんが良よく、負まけん気きも強つよい。当時とうじから世界せかいに出でて行いく選手せんしゅだと思おもった」と回想かいそうした[31]。

9月には世界せかいチャンピオンながら全日本ぜんにほんジュニアに出場しゅつじょうすると、決勝けっしょうで修徳しゅうとく高校こうこう3年ねんの高橋たかはし瑠衣るいに指導しどう2で優勢勝ゆうせいがちして優勝ゆうしょうした[32]。10月の世界せかいジュニアでは決勝けっしょうでヨーロッパジュニアチャンピオンであるトルコのディララ・ロクマンヘキムを巴ともえ投なげで破やぶったのを始はじめ、5試合しあい全すべてを一本いっぽん勝がちして優勝ゆうしょうを果はたした。これにより、同どう一いち年ねんにジュニアとシニアの世界せかいタイトルを獲得かくとくした女子じょしで初はじめての選手せんしゅとなった(男子だんしでは2008年ねんにフランスのテディ・リネールが世界せかいジュニアと世界せかい選手権せんしゅけん (無差別むさべつ)を制せいしているが、オリンピック実施じっし階級かいきゅうでは近藤こんどうが最初さいしょとなる)[33][34]。団体だんたい戦せんでは決勝けっしょうのフランス戦せんのみの出場しゅつじょうとなったが、52kg級きゅうで優勝ゆうしょうしたアマンディーヌ・ブシャールを腕うで挫くじけ十じゅう字じ固かたで破やぶって、チームの優勝ゆうしょうに貢献こうけんすることになった。また、IJFより今こん大会たいかいの最優秀さいゆうしゅう女子じょし選手せんしゅに選出せんしゅつされた[35][36]。世界せかいジュニアからは世界せかいチャンピオンのみに許ゆるされた赤あかいゼッケンを背中せなかに付つけることになったが、「背中せなかを畳たたみにつけちゃいけないと意識いしきが変かわった」と女王じょおうとしての自覚じかくが芽生めばえ始はじめた[37]。

また、12月のグランドスラム・東京とうきょうからは元もと世界せかいチャンピオンであるコマツの浅見せんけん八はち瑠奈るなと2016年ねんリオデジャネイロオリンピックの本格ほんかく的てきな代表だいひょう争あらそいを演えんじることになるが、「相手あいてには技術ぎじゅつ、スピード感かんがある。自分じぶんは若わかさと勢いきおい、元気げんきでカバーする。ここで勝かって、48キロ級きゅうの1番手ばんては私わたしだというのを示しめしたいと思おもいます」とコメントした[38]。そのグランドスラム・東京とうきょうでは準決勝じゅんけっしょうまですべて一本いっぽん勝がちすると、決勝けっしょうの浅見せんけん戦せんでは開始かいし早々そうそうの巴ともえ投なげで有効ゆうこうを取とると、そのポイントを守まもりきって今こん大会たいかい2連覇れんぱを達成たっせいした[39][40]。

2015年ねん[編集へんしゅう]

2015年ねん2月がつには昨年さくねんに続つづいてグランプリ・デュッセルドルフに出場しゅつじょうするが、初戦しょせんでロンドンオリンピック3位いであるベルギーのシャルリーヌ・ファンスニックから開始かいし早々そうそうの横よこ四方しほう固かたで敗やぶれた[41]。4月の体重たいじゅう別べつでは、決勝けっしょうで浅見せんけんに体からだ落で有効ゆうこうを取とられて2位いに終おわり大だい泣なきした[42][43]。しかし、実績じっせきを考慮こうりょされて浅見せんけんとともに世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょうには選出せんしゅつされた[44]。5月にはワールドマスターズに出場しゅつじょうするものの、初戦しょせんでロクマンヘキムに背負投せおいなげの有効ゆうこうで敗やぶれた[45]。7月に地元じもとで開催かいさいされた世界せかい選手権せんしゅけん壮行そうこう会かいでは、「浅見あさみさんとはできれば決勝けっしょうで当あたりたい。もちろん勝かちにいく」と語かたった。その後ごの強化きょうか合宿がっしゅくの際さいの記者きしゃ会見かいけんでは、国際こくさい大会たいかいで2戦せん続つづけて初戦しょせん敗退はいたいが続つづいていることに関かんして、「引ひき下さがるつもりはない。」とした上うえで、「2連覇れんぱして自分じぶんが一番いちばんだというのを示しめしたい」と強気つよきの姿勢しせいを示しめした[46][47][48]。

8月がつの世界せかい選手権せんしゅけんでは初戦しょせんでロシアのイリーナ・ドルゴワにGSに入はいってから指導しどう1で辛勝しんしょうすると、2回戦かいせんではメキシコのエンダ・カリージョ相手あいてにも指導しどう1で勝かつが、準々じゅんじゅん決勝けっしょうで鄭てい普ひろし涇に背負投せおいなげの有効ゆうこうで敗やぶれた。その後ごの敗者はいしゃ復活ふっかつ戦せんではチェルノビツキに横よこ四方しほう固かた、3位い決定けってい戦せんでもブラジルのナタリア・ブリジダに横よこ四方しほう固かたで勝かって3位いになった。試合しあい後ごには次つぎのように語かたった。「悔くやしい結果けっか。研究けんきゅうされていた。このままじゃ駄目だめだと思おもう。去年きょねん勝かてたのは自分じぶんのデータがなかったのもある。来年らいねんの五輪ごりんに向むけてやり直なおしたい」[49][50][51][52]。世界せかい選手権せんしゅけん後ご、自みずからの中学ちゅうがくや高校こうこう時代じだいのビデオを改あらためて見直みなおすと、自分じぶんにはできないと思おもっていた足技あしわざを結構けっこう使つかっている新あらたな一いち面めんを発見はっけんして、「初心しょしんに戻もどれた気きがする」と語かたった[53]。また、世界せかい選手権せんしゅけん後ごにはそれまで取とり組くんでこなかったウエイトトレーニングにも積極せっきょく的てきに精せいを出だし始はじめた。さらには、詳細しょうさいな計量けいりょうが可能かのうな質量しつりょう計けいを購入こうにゅうして、体重たいじゅう管理かんりもより徹底てっていするようになった[54]。

12月のグランドスラム・東京とうきょうでは決勝けっしょうで浅見せんけんと対戦たいせんすると、終了しゅうりょう30秒びょうほど前まえに指導しどう2でリードされるも、その直後ちょくごに大だい外そと刈かりと袈裟けさ固かたの合ごう技わざで逆転ぎゃくてんの一本いっぽん勝がちを収おさめて今こん大会たいかい3連覇れんぱを飾かざった。この際さいの優勝ゆうしょうインタビューでは次つぎのように語かたった。「今年ことしは負まけ続つづけて、ちょっと「オリンピックの代表だいひょう争あらそいも無理むりなのかな」と思おもったときもありました。ですが、今回こんかい一本いっぽんで勝かったことで、スタートラインにもう一いち回かい立たつことができた気きがします。」「これからも「自分じぶんがオリンピックに出場しゅつじょうする」という強つよい気持きもちを持もち続つづけたいですね。その軸じくをぶれさせずにいればきっとオリンピックに出場しゅつじょうできると思おもいますので」[55][56][57]。

2016年ねん[編集へんしゅう]

ウィキニュースに関連かんれん記事きじがあります。

2016年ねん1月がつには新年しんねん最初さいしょの強化きょうか合宿がっしゅくにおいてオリンピック代表だいひょう選考せんこうへの意気込いきごみを尋たずねられると、「外国がいこく選手せんしゅを相手あいてにする(2月がつの)パリで勝かつことが大おおきい」と述のべた。[58]。迎むかえた2月がつのグランドスラム・パリでは初戦しょせんでカザフスタンのオトゴンツェツェグ・ガルバドラフにボウアンドアローチョーク（IJFと全柔連ぜんじゅうれんの発表はっぴょうは送おく襟えり絞しぼ）で敗やぶれ[59]、表彰台ひょうしょうだいに登のぼることすらできなかった[60]。4月の体重たいじゅう別べつでは代表だいひょうを争あらそってきた浅見せんけんが初戦しょせんで森崎もりさき由ゆかり理江りえに有効ゆうこうで敗やぶれるなか、決勝けっしょうで綜合そうごう警備けいび保障ほしょうの遠藤えんどう宏美ひろみをGSに入はいってから巴ともえ投なげの有効ゆうこうで破やぶって2年ねんぶり2度目どめの優勝ゆうしょうを飾かざり、2016年ねんリオデジャネイロオリンピック代表だいひょうに選出せんしゅつされた[61]。最後さいごまで代表だいひょうを争あらそった浅見せんけんに関かんしては、「ジュニアの頃ころ、練習れんしゅうをお願ねがいしていた。浅見あさみさんが自分じぶんを高たかめてくれた。競きそったおかげでレベルが上あがった」と語かたった。また、親交しんこうのあるリオデジャネイロオリンピックの女子じょしレスリング48kg級きゅうで優勝ゆうしょうした登坂とさか絵莉えりに精神せいしん面めんでの弱よわさに関かんして相談そうだんを持もちかけると、期待きたいやプレッシャーから逃にげるのではなく、真正面ましょうめんから全部ぜんぶ受うけ止とめて戦たたかうべきだとのアドバイスを受うけた。なお、代表だいひょう決定けってい後ごの会見かいけんではオリンピックで印象いんしょうに残のこっている場面ばめんを聞きかれると、道場どうじょうの先輩せんぱいでもある谷本たにもと歩あゆみ実みが北京ぺきんオリンピックの決勝けっしょうでフランスのリュシ・ドコスを内股うちまたで投なげた試合しあいだと答こたえた[62][63][64]。

5月にはワールドマスターズに出場しゅつじょうすると、決勝けっしょうでメネゼスを腹はら包つつみからの縦たて四方しほう固かたで一本いっぽん勝がちして初はつ優勝ゆうしょうを飾かざった。ここ1年ねん半はんほどの海外かいがいにおける国際こくさい大会たいかいでは初戦しょせんで3度ども敗やぶれていたことから今回こんかいも初戦しょせんは慎重しんちょうになったものの、指導しどう1で突破とっぱして以降いこうは本来ほんらいの柔道じゅうどうを示しめすことができた。「(一部いちぶマスコミから)海外かいがいで弱よわいと言いわれていたのが悔くやしくて、今こん大会たいかいはどんな形かたちでも勝かちたかった」と、優勝ゆうしょう後ごのインタビューでコメントした[65][66][67][68]。 6月の強化きょうか合宿がっしゅくでは「特別とくべつな階級かいきゅうである48キロ級きゅうにこだわって金きんメダルを取とることに意味いみがある」とオリンピックに向むけての決意けついを語かたった。なおこの際さいに、所属しょぞく先さきのコーチである貝山かいやま仁美ひとみと練習れんしゅう態度たいどを巡めぐって口論こうろんになり、報道陣ほうどうじんの前まえで30分ふんも説教せっきょうをされる一幕ひとまくもあった。別べつの実業じつぎょう団だん監督かんとくが「ウチも(近藤こんどうを)獲えろうと思おもって調査ちょうさしたが、チームへの影響えいきょうを考慮こうりょした」というほどの問題児もんだいじだったこともあり、入社にゅうしゃ当初とうしょから貝山かいやまとは頻繁ひんぱんに険悪けんあくムードのケンカに発展はってんする有様ありさまだった。その一方いっぽうで、貝山かいやまは粘ねばり強づよく社会しゃかい人じんとしてのマナーを近藤こんどうに仕込しこんでいるという[69][70]。7月には三井みつい住友すみとも海上かいじょうの壮行そうこう会かいにおいて、「何事なにごとも心しんに誓ちかって当あたれば、成なし遂とげられる。私わたしは優勝ゆうしょうすることを誓ちかった」と述のべて、国旗こっきに「精神せいしん一いち到いた」と書かきした[71]。

8月がつのリオデジャネイロオリンピックでは初戦しょせんでカリージョを終了しゅうりょう間際まぎわに横よこ四方しほう固かたで破やぶると、準々じゅんじゅん決勝けっしょうではガルバドラフに裏うら投なげで技わざありを先取せんしゅされるも、終了しゅうりょう間際まぎわに腹はら包つつみからの横よこ四方しほう固かたで逆転ぎゃくてん勝がちした。準決勝じゅんけっしょうではパレトに開始かいしすぐ袖そで釣つり込こみ腰こしで技わざありを取とられると、寝技ねわざで盛さかんに攻せめ立たてるもポイントを取とり返かえせず敗やぶれて金きんメダルの夢ゆめは砕くだかれた。敗やぶれたショックのあまり打うちひしがれて気持きもちの切きり替かえもできなかったが、パレトのコーチから英語えいごで「立たて近藤こんどう！」「メダルがあるのとないのとではまったく違ちがうから取とりにいかないといけない」と声こえをかけられたことで何なにとか気持きもちを持もち直なおすと、3位い決定けってい戦せんではムンフバットを相手あいてに終了しゅうりょう間際まぎわに隅すみ落で有効ゆうこうを取とって優勢勝ゆうせいがちして銅どうメダルを獲得かくとくした。試合しあい後ごのインタビューでは、「すいませんでした。本当ほんとうに申もうし訳わけない気持きもちでいっぱいです」「銅どうで情なさけない。実力じつりょくの差さを見みせつけられた」と語かたった。なお、応援おうえんに駆かけつけた中学ちゅうがく高校こうこう時代じだいの恩師おんしである大石おおいし公平こうへいとは、金きんメダルでなかったことからまたもケンカになってしまったという[6][72][73][74][75]。12月のグランドスラム・東京とうきょうでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうで渡名喜となきにGSに入はいってから小しょう外そと刈かりの技わざありで敗やぶれて今こん大会たいかい4連覇れんぱならずも、その後ごの3位い決定けってい戦せんでガルバドラフを指導しどう1で破やぶって3位いになった[76]。

2017年ねん[編集へんしゅう]

2017年ねん2月がつのグランドスラム・パリでは準決勝じゅんけっしょうで鄭てい普ひろし涇に開始かいし早々そうそうの肩車かたぐるまで敗やぶれて3位いに終おわった[77]。4月の体重たいじゅう別べつでは決勝けっしょうで渡名喜となきと対戦たいせんすると、GSを含ふくめて8分ふん近ちかい戦たたかいの末すえに大だい外そと刈かりで一本いっぽん勝がちして今こん大会たいかい3度目どめの優勝ゆうしょうを飾かざり、世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょうに選出せんしゅつされた[78][79]。5月のグランドスラム・エカテリンブルグでは決勝けっしょうで地元じもとロシアのサビーナ・ギリアゾワを後こう袈裟けさ固かたで破やぶって優勝ゆうしょうした[80]。8月の世界せかい選手権せんしゅけんでは準決勝じゅんけっしょうでムンフバットにGSにおいて反則はんそく負まけを喫きっしたが、3位い決定けってい戦せんでミリカ・ニコリッチを上うえ四方しほう固かたで破やぶって銅どうメダルを獲得かくとくした。試合しあい後ごのインタビューでは、「金きんメダルを狙ねらっていたのに、また銅どうメダル。何なん度ど3位い決定けってい戦せんをやればいいのか…」「五輪ごりんも悔くやしかったが、今回こんかいは五輪ごりんよりも悔くやしい」とコメントした[81][82][83]。12月のグランドスラム・東京とうきょうでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうで渡名喜となきに袈裟けさ固かたで一本いっぽん勝がちするなどして決勝けっしょうへ進すすむと、寝技ねわざ師しのムンフバットをGSに入はいってから上うえ四方しほう固かた[84] または横よこ四方しほう固かた[85] で破やぶって2年ねんぶり4度目どめの優勝ゆうしょうを飾かざった[86][87]。

2018年ねん[編集へんしゅう]

2018年ねん2月がつにはグランドスラム・パリに出場しゅつじょう予定よていだったが、右みぎ膝ひざ内側うちがわ側がわ副ふく靱帯じんたいの損傷そんしょうにより出場しゅつじょうを見合みあわせることになった[88]。4月の体重たいじゅう別べつでは準決勝じゅんけっしょうで遠藤えんどうに反則はんそく負まけを喫きっして3位いだった。この際さいに、「(負傷ふしょうした右みぎ膝ひざは)完かん治なおしているのでい訳いわけにするつもりはない。完敗かんぱい」とコメントした[89][90]。なお、世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょうには選えらばれなかったが、アジア大会たいかい代表だいひょうに選えらばれた[91]。5月のグランプリ・フフホトでは準決勝じゅんけっしょうまで全すべて一本いっぽん勝がちすると、決勝けっしょうでは韓国かんこくのカン・ユジョンを巴ともえ投なげの技わざありで破やぶって優勝ゆうしょうした[92][93]。8月のアジア大会たいかいでは準決勝じゅんけっしょうでガルバドラフを破やぶるなどオール一本いっぽん勝がちで決勝けっしょうまで進すすむも、鄭ていとの対戦たいせんではGSに入はいってから十字じゅうじ固かたに入はいるも極きわめられず、その直後ちょくごに背負投せおいなげで技わざありを取とられて敗やぶれた[94][95]。11月の講道館こうどうかん杯はいでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうで57kg級きゅう世界せかいチャンピオンの芳田よしだ司つかさの妹いもうとである比叡山ひえいざん高校こうこう3年ねんの芳田よしだ真しんに大内おおうち刈かりの技わざありで敗やぶれると、3位い決定けってい戦せんでも自衛隊じえいたい体育たいいく学校がっこうの山崎やまざき珠美たまみに合あい技わざで敗やぶれて5位いに終おわった[96]。11月のグランドスラム・大阪おおさかでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうで遠藤えんどうにGSに入はいってから反則はんそく負まけしたが、その後ごの3位い決定けってい戦せんでカン・ユジョンに反則はんそく勝がちして3位いになった[97]。12月のワールドマスターズでは準決勝じゅんけっしょうでムンフバットを腕うで挫くじけ十じゅう字じ固かたで破やぶるも、決勝けっしょうではコソボのディストリア・クラスニキに開始かいし早々そうそうの大だい外そと刈かりで敗やぶれて2位いだった[98][99]。

2019年ねん[編集へんしゅう]

2019年ねん2月がつのグランドスラム・パリでは決勝けっしょうでクラスニキを小内こうち刈かりで破やぶるなど、オール一本いっぽん勝がちして優勝ゆうしょうした。この際さいに、「そろそろ金きんメダルを取とりたいという一心いっしんだった。（優勝ゆうしょうできない期間きかんは）すごくつらかった。どん底ぞこを見みたので、はい上あがっていきたい」とコメントした[100]。4月の体重たいじゅう別べつでは初戦しょせんで環太平洋かんたいへいよう大学だいがく4年ねんの小倉おぐら葵まもるに大内おおうち刈かりの技わざありで敗やぶれた[101]。5月のグランドスラム・バクーは初戦しょせんでブラジルのガブリエラ・チバナに開始かいし早々そうそうの片手かたて絞しめで敗やぶれた[102][103]。11月の講道館こうどうかん杯はいでは初戦しょせんでアセットホームサービスの稲毛いなげゆかに横よこ四方しほう固かたで敗やぶれた[104]。にもかかわらず、過去かこの実績じっせきでグランドスラム・大阪おおさか代表だいひょうに選えらばれた[105]。グランドスラム・大阪おおさかでは準決勝じゅんけっしょうで渡名喜となきと11分ふん近ちかい戦たたかいの末すえに反則はんそく負まけすると、3位い決定けってい戦せんでは世界せかいジュニアチャンピオンである南みなみ筑高校こうこう3年ねんの古賀こが若菜わかなに内股うちまたで技わざありを取とられた後のちに負傷ふしょうして棄権きけん負まけとなり5位いだった[106]。

2020年ねん[編集へんしゅう]

2月がつ27日にちに行おこなわれた東京とうきょうオリンピック代表だいひょう選手せんしゅ発表はっぴょうにおいて、ライバルである渡名喜となきが選出せんしゅつされたために2大会たいかい連続れんぞく五輪ごりん出場しゅつじょうはならなかった[107][108]。10月には現役げんえき引退いんたいを表明ひょうめいした。この際さい次つぎのようにコメントした。「私わたし、近藤こんどう亜美あみは競技きょうぎ生活せいかつを引退いんたいする事ことを決断けつだん致いたしました。今いままでのたくさんの応援おうえん、サポートに心しんから感謝かんしゃしています。ありがとうございました。振ふり返かえるとキリがないほど濃こい20年間ねんかん、いい人生じんせいでした」「20年間ねんかんという途方とほうもない時間じかんを費ついやして夢ゆめを追おい続つづけた結果けっか、少すこしだけ夢ゆめがかないました。全すべてはかないきらなかったのが本音ほんねです。たくさんの試練しれんがあって、たくさんの喜よろこびとつらさが交錯こうさくした20年間ねんかんでした」[109]。なお、この春はるからは自社じしゃのセカンドキャリア制度せいどを利用りようして保育ほいく士し資格しかくを取得しゅとくするための専門せんもん学校がっこうに通かよう一方いっぽうで、今後こんごも女子じょし柔道じゅうどう部ぶに携たずさわっていくことになるという[110]。

世界せかいランキング[編集へんしゅう]

  • 世界せかいランキングの年度ねんど別べつ変遷へんせん
2013年ねん 2014年ねん 2015年ねん 2016年ねん 2017年ねん 2018年ねん 2019年ねん 2020年ねん
順位じゅんい 25 3 3 6 4 5 22 26

(出典しゅってん[2]、JudoInside.com)。

人物じんぶつ[編集へんしゅう]

  • 大柄おおがらな選手せんしゅが好すきな巨漢きょかんフェチで、相撲すもうの横綱よこづなである白はく鵬ほうが理想りそうのタイプだという[111]。
  • 試合しあい前日ぜんじつの計量けいりょうが終おわったらバカ食ぐいを始はじめる。また、試合しあい当日とうじつにも沢山たくさん食たべる。2014年ねんのグランドスラム・東京とうきょうで2連覇れんぱを達成たっせいした時ときには、試合しあいの合間あいまに弁当べんとうを3つも平たいらげた。なお、氷菓ひょうかのガリガリ君くんのソーダ味あじとブドウ味あじが一番いちばんの好物こうぶつ[112]。
  • 「振ふり袖そでがこの顔かおには似合にあわないし、肌はだが黒くろいから」との理由りゆうで、成人せいじん式しきには出席しゅっせきしなかった。代かわりに両親りょうしんから他人たにんの振ふり袖そで姿すがたの顔かおの部分ぶぶんを娘むすめに貼はり替かえたアイコラ写真しゃしんがスマートフォンに送おくられてきて、苦笑くしょうすることとなった[113]。
  • 「服ふくがピチピチになるのが女子じょしとして嫌いやだった」としてウェイトトレーニングを避さけてきたが、3位いにとどまった2015年ねんの世界せかい選手権せんしゅけんでパワーの差さを感かんじてからは本格ほんかく的てきに取とり組くみ始はじめた。その結果けっか、「SサイズだったのがMも怪あやしくなってきてLを着きることもあります…」と、体型たいけいに変化へんかが見みられるようになった[114]。
  • フリーアナウンサーの加藤かとう綾子あやこと顔かおが似にていると話題わだいになった。この点てんについて近藤こんどうは、「たまに言いわれるんですけど、『崩くずれてる』と言いわれます」、加藤かとうは「10年ねん前まえの私わたしに似にてます！」とそれぞれコメントした[115]。
  • リオデジャネイロオリンピックで3位いとなった際さいに、「銅どうメダルでごめんなさい」とコメントしたことで、一部いちぶから「他たの銅どうメダリストに失礼しつれい」と批判ひはんされた。それに対たいして、柔道じゅうどうでは金きんメダルが当然とうぜんであるという概念がいねんがあったためにそのように発はっしたとしたうえで、「間あいだ違ちがっていたとは思おもわない。そこを『銅どうでもいい』と思おもったら柔道じゅうどう家かじゃない」と語かたった[116]。
  • 2022年ねん6月がつ10日とおかに結婚けっこんし、苗字みょうじが「湯田ゆだ」になったことを自身じしんのTwitterにて発表はっぴょうした[117][3]。

柔道じゅうどうスタイル[編集へんしゅう]

寝技ねわざ(とりわけ抑そもそも込こみ技わざの腹はら包つつみ)を得意とくいとしており、中学ちゅうがくまでは寝技ねわざに持もち込こんでから抑おさえ込こみで勝かつことが多おおかった。立たち技わざでは払はらい腰こしや内股うちまたを得意とくいにしている。最もっとも得意とくいとする払はらい腰こしは中学ちゅうがく1年ねんから使つかってはいたものの、掛かけ潰つぶれることが多おおかった。しかし、高校こうこう3年ねんのインターハイで決きまってからうまく機能きのうするようになった。一般いっぱん的てきな払はらい腰こしの入いり方がたと違ちがい、独特どくとくのフォームとタイミングに依拠いきょする。本人ほんにんの説明せつめいによれば、釣つり手ては上うえに引ひき上あげるのではなく、脇わきを閉しめて手首てくびと肘ひじの力ちからを使つかってから引びき手しゅと一緒いっしょに前まえに引ひく。力ちからの強つよい相手あいてに返かえされないように、軸じく足あしとなる左足ひだりあしは相手あいての両足りょうあしの外側そとがわに位置付いちづける。そして、相手あいてが一いち歩ほ前まえに出でてこれないように右足みぎあしで相手あいての右みぎ膝ひざを抑おさえる。さらに、右みぎ足首あしくびをきちんと伸のばしてしっかり相手あいての膝ひざをロックしてから投なげる[118][119]。

また、社会しゃかい人じんになってからは大内おおうち刈かり、巴ともえ投なげ、肩車かたぐるまなども実戦じっせんで使つかえるようになってきた。特とくに巴ともえ投なげに関かんして言いえば、通常つうじょう、右みぎ組ぐみの選手せんしゅは左足ひだりあしから踏ふみ込こむが、あえて右足みぎあしで入はいるのが自みずからの特徴とくちょうだという。こうすることで相手あいての意表いひょうを衝つき、防御ぼうぎょを困難こんなんにさせることも可能かのうとなる。この際さいに両りょう袖そでを持もつと相手あいてをコントロールしやすくなる。そこから両りょう袖そでを引ひいて相手あいてを前まえに引ひき出だす。さらには、相手あいての足元あしもと深ふかくに入はいり込こむことによって、一発いっぱつで相手あいてを浮うかすことができる[118][119]。

一方いっぽうで、2014年ねんの世界せかい選手権せんしゅけん決勝けっしょうに示しめされるように、対戦たいせん相手あいてを投なげにくいと思おもった場合ばあいは指導しどう狙ねらいでも勝かつことに徹てっする臨機応変りんきおうへんさを心こころがけている[120]。

有力ゆうりょく選手せんしゅとの対戦たいせん成績せいせき[編集へんしゅう]

国籍こくせき 選手せんしゅ名めい 内容ないよう
日本の旗 浅見せんけん八はち瑠奈るな 2勝しょう1敗はい(うち1戦せん1本ほん勝がち)
日本の旗 渡名喜となき風ふう南みなみ 3勝しょう2敗はい(うち2戦せん1本ほん勝がち)
モンゴルの旗 ムンフバット・ウランツェツェグ 5勝しょう2敗はい(うち3戦せん1本ほん勝がち)
ブラジルの旗 サラ・メネゼス 2勝しょう(うち2戦せん1本ほん勝がち)
アルゼンチンの旗 パウラ・パレト 1勝しょう1敗はい
フランスの旗 アマンディーヌ・ブシャール 3勝しょう(うち2戦せん1本ほん勝がち)
ハンガリーの旗 チェルノビツキ・エーヴァ 1勝しょう1敗はい(うち1戦せん1本ほん勝がち)
大韓民国の旗 鄭てい普ひろし涇 2勝しょう3敗はい(うち2戦せん1本ほん勝がち)
ベルギーの旗 シャルリーヌ・ファンスニック 1敗はい
カザフスタンの旗 オトゴンツェツェグ・ガルバドラフ 3勝しょう1敗はい(うち1戦せん1本ほん勝がち)
コソボの旗 ディストリア・クラスニキ 2勝しょう1敗はい

(参考さんこう資料しりょう：ベースボールマガジン社しゃ発行はっこうの近代きんだい柔道じゅうどうバックナンバー、JudoInside.com等とう)。

主おもな戦績せんせき[編集へんしゅう]

年月としつき 大会たいかい 成績せいせき
2006年ねん8月がつ 全国ぜんこく小学生しょうがくせい学年がくねん別べつ柔道じゅうどう大会たいかい 1/優勝ゆうしょう(40kg級きゅう)
2007年ねん5月 全国ぜんこく少年しょうねん柔道じゅうどう大会たいかい 個人こじん戦せん　5位い(無差別むさべつ)
2007年ねん8月がつ 全国ぜんこく小学生しょうがくせい学年がくねん別べつ柔道じゅうどう大会たいかい 5位い(45kg級きゅう)
2009年ねん3月がつ 近代きんだい柔道じゅうどう杯はい全国ぜんこく中学生ちゅうがくせい柔道じゅうどう大会たいかい 2位い
2009年ねん8月がつ 全国ぜんこく中学校ちゅうがっこう柔道じゅうどう大会たいかい 5位い
2010年ねん8月がつ 全国ぜんこく中学校ちゅうがっこう柔道じゅうどう大会たいかい 個人こじん戦せん 1/優勝ゆうしょう
2010年ねん8月がつ 全国ぜんこく中学校ちゅうがっこう柔道じゅうどう大会たいかい 団体だんたい戦せん 3位い
2011年ねん4月がつ 全日本ぜんにほんカデ 1/優勝ゆうしょう
2011年ねん5月 ドイツカデ国際こくさい大会たいかい 1/優勝ゆうしょう
2011年ねん8月がつ 世界せかいカデ 1/優勝ゆうしょう
2012年ねん3月がつ 全国ぜんこく高校こうこう選手権せんしゅけん 5位い(52kg級きゅう)
2012年ねん8月がつ インターハイ 2位い
2013年ねん1月がつ ベルギー国際こくさい柔道じゅうどう大会たいかい ジュニアの部ぶ 1/優勝ゆうしょう
2013年ねん1月がつ ベルギー国際こくさい柔道じゅうどう大会たいかい シニアの部ぶ 1/優勝ゆうしょう
2013年ねん3月がつ 全国ぜんこく高校こうこう選手権せんしゅけん 3位い(52kg級きゅう)
2013年ねん8月がつ インターハイ 1/優勝ゆうしょう
2013年ねん11月 講道館こうどうかん杯はい 3位い
2013年ねん11月 グランドスラム・東京とうきょう 1/優勝ゆうしょう
2013年ねん12月 エクサンプロヴァンスジュニア国際こくさい 1/優勝ゆうしょう
2014年ねん2月がつ グランプリ・デュッセルドルフ 3位い
2014年ねん4月がつ 選抜せんばつ体重たいじゅう別べつ 1/優勝ゆうしょう
2014年ねん6月がつ グランプリ・ブダペスト 3位い
2014年ねん8月がつ 世界せかい選手権せんしゅけん 1/優勝ゆうしょう
2014年ねん9月 全日本ぜんにほんジュニア 1/優勝ゆうしょう
2014年ねん10月 世界せかいジュニア 個人こじん戦せん 1/優勝ゆうしょう
2014年ねん10月 世界せかいジュニア 団体だんたい戦せん 1/優勝ゆうしょう
2014年ねん12月 グランドスラム・東京とうきょう 1/優勝ゆうしょう
2015年ねん04月がつ 選抜せんばつ体重たいじゅう別べつ 2位い
2015年ねん8月がつ 世界せかい選手権せんしゅけん 1/3位い
2015年ねん12月 グランドスラム・東京とうきょう 1/優勝ゆうしょう
2016年ねん4月がつ 選抜せんばつ体重たいじゅう別べつ 1/優勝ゆうしょう
2016年ねん5月 ワールドマスターズ 優勝ゆうしょう
2016年ねん8月がつ リオデジャネイロオリンピック 3位い
2016年ねん12月 グランドスラム・東京とうきょう 1/3位い
2017年ねん2月がつ グランドスラム・パリ 1/3位い
2017年ねん4月がつ 選抜せんばつ体重たいじゅう別べつ 1/優勝ゆうしょう
2017年ねん5月 2017 エカテリンブルグ 1/優勝ゆうしょう
2017年ねん8月がつ 世界せかい選手権せんしゅけん 1/3位い
2017年ねん12月 グランドスラム・東京とうきょう 1/優勝ゆうしょう
2018年ねん4月がつ 選抜せんばつ体重たいじゅう別べつ 1/3位い
2018年ねん5月 グランプリ・フフホト 1/優勝ゆうしょう
2018年ねん8月がつ アジア大会たいかい 1/2位い
2018年ねん11月 講道館こうどうかん杯はい 5位い
2018年ねん11月 グランドスラム・大阪おおさか 3位い
2018年ねん12月 ワールドマスターズ 2位い
2019年ねん2月がつ グランドスラム・パリ 1/優勝ゆうしょう
2019年ねん11月 グランドスラム・大阪おおさか 5位い

(出典しゅってん[2]、JudoInside.com)。

IJFワールド柔道じゅうどうツアーにおける獲得かくとく賞金しょうきん一覧いちらん[編集へんしゅう]

大会たいかい 開催かいさい日び 順位じゅんい 獲得かくとく賞金しょうきん
グランドスラム・東京とうきょう2013 2013年ねん11月29日にち 優勝ゆうしょう 5,000ドル
グランプリ・デュッセルドルフ 2014年ねん2月がつ22日にち 3位い 1,000ドル
グランプリ・ブダペスト 2013年ねん6月がつ21日にち 3位い 1,000ドル
世界せかい選手権せんしゅけん 2014年ねん8月がつ25日にち 優勝ゆうしょう 4,800ドル
世界せかいジュニア 2014年ねん10月がつ22日にち 優勝ゆうしょう 1,600ドル
グランドスラム・東京とうきょう2014 2014年ねん12月5日にち 優勝ゆうしょう 4,000ドル
世界せかい選手権せんしゅけん 2015年ねん8月がつ24日にち 3位い 2,400ドル
グランドスラム・東京とうきょう2015 2015年ねん12月4日にち 優勝ゆうしょう 4,000ドル
ワールドマスターズ2016 2016年ねん5月がつ27日にち 優勝ゆうしょう 4,800ドル
グランドスラム・東京とうきょう2016 2016年ねん12月2日にち 3位い 1,600ドル
グランドスラム・パリ 2017年ねん2月がつ12日にち 3位い 1,600ドル
グランドスラム・エカテリンブルグ 2017年ねん5月がつ20日はつか 優勝ゆうしょう 4,000ドル
世界せかい選手権せんしゅけん 2017年ねん8月がつ28日にち 3位い 6,400ドル
グランドスラム・東京とうきょう2017 2017年ねん12月2日にち 優勝ゆうしょう 4,000ドル
グランプリ・フフホト 2018年ねん5月がつ25日にち 優勝ゆうしょう 2,400ドル
グランドスラム・大阪おおさか2018 2018年ねん11月23日にち 3位い 1,600ドル
ワールドマスターズ2018 2018年ねん12月15日にち 2位い 4,800ドル
グランドスラム・パリ2019 2019年ねん2月がつ9日にち 優勝ゆうしょう 4,000ドル
18大会たいかい ー ー 59,000ドル
  • 日本にっぽん選手せんしゅの場合ばあいは、獲得かくとく賞金しょうきんの半分はんぶんは全柔連ぜんじゅうれんの取とり分ぶんとなっていたが、2013年ねん3月がつからは競技きょうぎ者しゃ規定きていが改訂かいていされて、賞金しょうきんは全額ぜんがく選手せんしゅが受うけ取とれることになった[121]。2014年ねん7月がつからはIJF主催しゅさいの各かく大会たいかいでコーチにも賞金しょうきんが支給しきゅうされるようになったために、選手せんしゅの賞金しょうきんが従来じゅうらいの2割わり減げんとなった[122]。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ 選手せんしゅ・監督かんとく紹介しょうかい 近藤こんどう 亜美あみ
  2. ^ a b c d e f g h 「柔道じゅうどう全日本ぜんにほん強化きょうか選手せんしゅ名鑑めいかん 2020」近代きんだい柔道じゅうどう ベースボールマガジン社しゃ、2020年ねん4月がつ号ごう
  3. ^ a b "2016年ねんリオ五輪ごりん銅どうメダルの近藤こんどう亜美あみさんが結婚けっこん「私わたしには勿体もったいないほど素敵すてきな男性だんせい」／柔道じゅうどう". サンケイスポーツ. 産経さんけいデジタル. 11 June 2022. 2022年ねん6月がつ11日にち閲覧えつらん。
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  112. ^ 近藤こんどう亜美あみ選手せんしゅの横顔よこがおに迫せまる！【Q&A】 テレビ東京てれびとうきょう
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  114. ^ 柔道じゅうどう近藤こんどう亜美あみ、金かねへ筋力きんりょくUP！S→Lに デイリースポーツ 2016年ねん6月がつ18日にち
  115. ^ カトパン、銅どうメダル近藤こんどうと“初はつ共演きょうえん”「10年ねん前まえの私わたしに似にてます」 サンケイスポーツ 2016年ねん8月がつ8日にち
  116. ^ 48キロ級きゅうの近藤こんどう亜美あみが「大人おとな」の自覚じかく？　「これが経験けいけんなんだなと感かんじるところはある」／柔道じゅうどう　サンケイスポーツ　2017年ねん8月がつ3日にち
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外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

1980年代ねんだい
～90年代ねんだい
2000年代ねんだい
～10年代ねんだい
日本の旗全日本ぜんにほん選抜せんばつ柔道じゅうどう体重たいじゅう別べつ選手権せんしゅけん優勝ゆうしょう者しゃ－女子じょし超ちょう軽量けいりょう級きゅう
  • 1978～79年ねんは50 kg級きゅうが最さい軽量けいりょうだが軽けい軽量けいりょう級きゅうとする。1980～97年ねんは48 kg級きゅう、98年ねん以降いこうは48 kg以下いか級きゅう
1980年代ねんだい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
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