風ふうの盆ぼん恋歌こいうた

「風ふうの盆ぼん恋歌こいうた」
石川いしかわさゆりのシングル
A面めん	風ふうの盆ぼん恋歌こいうた
B面めん	女おんなの山河さんが
リリース	1989年ねん6月18日にち
ジャンル	演歌えんか
レーベル	日本にほんコロムビア
作詞さくし・作曲さっきょく	なかにし礼あや、三木みきたかし
ゴールドディスク
	第だい31回かい日本にっぽんレコード大賞たいしょう・最優秀さいゆうしゅう歌唱かしょう賞しょう; 第だい22回かい日本にっぽん作詩さくし大賞たいしょう・大賞たいしょう受賞じゅしょう; 第だい18回かいFNS歌謡かよう祭さい・最優秀さいゆうしゅう視し聴者ちょうしゃ賞しょう;
チャート最高さいこう順位じゅんい
	週間しゅうかん22位い（オリコン）; 1989年度ねんど年間ねんかん85位い（オリコン）;
石川いしかわさゆりシングル年表ねんぴょう
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『風ふうの盆ぼん恋歌こいうた』（かぜのぼんこいうた）は高橋たかはし治おさむの恋愛れんあい小説しょうせつ。また、それを原作げんさくにしたテレビドラマ・舞台ぶたい・漫画まんが作品さくひん・モチーフに書かかれたなかにし礼あや作詞さくし・石川いしかわさゆり歌唱かしょうのシングル曲きょく。

概要がいよう

雑誌ざっし「小説しょうせつ新潮しんちょう」1984年ねん6月がつ号ごう・7月がつ号ごうに「崖がけの家いえの二人ふたり」というタイトルで発表はっぴょうされた。翌年よくねん5月がつ『風ふうの盆ぼん恋歌こいうた』に改題かいだいして単行本たんこうぼんが出版しゅっぱんされた。富山とやま県けん富山とやま市し八尾やお町まちで毎年まいとし9月がつに開催かいさいされる「おわら風ふうの盆ぼん」の祭まつりをテーマにした小説しょうせつ作品さくひん。

あらすじ

テレビドラマ

1986年版ねんばん

1986年ねん 8月がつ29日にち、フジテレビ系列けいれつ『金曜きんよう女おんなのドラマスペシャル』枠わくで制作せいさく・放送ほうそうされた。現在げんざいは横浜よこはま市しにある放送ほうそうライブラリーにて無料むりょうで視聴しちょうできる。

キャスト

スタッフ

プロデューサー：佐々木ささき孟はじめ
原作げんさく：高橋たかはし治おさむ
脚本きゃくほん：山田やまだ信夫しのぶ
音楽おんがく：津島つしま利章としあき
技術ぎじゅつ：加賀屋かがや寛ひろし
撮影さつえい：山下やました悟さとる
照明しょうめい：藤原ふじわら武夫たけお
映像えいぞう：山本やまもと米べい勝かち
録音ろくおん：市村いちむら雅彦まさひこ
編集へんしゅう：今村いまむら信男のぶお

効果こうか：宮下みやした博行ひろゆき
美術びじゅつ：岸きし聡さとし光こう
デザイン：深井ふかい保夫やすお
美術びじゅつ：小林こばやし英えい士し
スチール：小しょう鮒ふな利也としや
記録きろく：河島かわしま東あずま史子ふみこ
演出えんしゅつ補ほ：塚田つかだ哲也てつや
進行しんこう：太田おおた裕ひろし輝てる
制作せいさく：小沢おざわ康彦やすひこ、小池こいけ孝男たかお
演出えんしゅつ：小田切おだぎり成明しげあき
製作せいさく：フジテレビジョン、関西かんさいテレビ放送ほうそう、アズバーズ、富山テレビ放送とやまてれびほうそう、松竹しょうちく

1988年版ねんばん

1988年ねん 9月4日にちの4:30 - 5:30に、NHK-BS2（ただし本ほん放送ほうそう開始かいし前まえのため試験しけん放送ほうそうであった）で中継ちゅうけいドラマ『越中えっちゅうおわら風ふうの盆ぼん〜高橋たかはし治おさむ原作げんさく「風ふうの盆ぼん恋歌こいうた」より』が放送ほうそうされた。構成こうせいは川崎かわさき洋ひろし。「風ふうの盆ぼん」最大さいだいの盛もり上あがりを迎むかえる9月がつ4日にち未明みめいから明あけ方がたまで生なま中継ちゅうけいし、その映像えいぞうに男女だんじょ二に人にんが演えんじる小説しょうせつの音声おんせいドラマを重かさねた。

この番組ばんぐみは1993年ねんのギャラクシー賞しょう制定せいてい30周年しゅうねんのおり、ギャラクシー賞しょう30周年しゅうねん記念きねん賞しょうを受賞じゅしょうした。また、2005年ねん9月がつ4日にちにはNHK総合そうごうテレビ『NHKアーカイブス』にて再さい放送ほうそうされた。

声こえの出演しゅつえん

舞台ぶたい

1988年ねん、帝国ていこく劇場げきじょうにおいて上演じょうえんされた。翌年よくねん、再演さいえん。

上演じょうえん期間きかん

1988年ねん11月2日にち - 11月28日にち（東京とうきょう帝国ていこく劇場げきじょう）
1989年ねん8月がつ1日にち - 8月がつ27日にち（名古屋なごや御園座みそのざ）

スタッフ

原作げんさく：高橋たかはし治おさむ
脚本きゃくほん：堀越ほりこし信しん
演出えんしゅつ：堀井ほりい康明やすあき

キャスト

楽曲がっきょく

1989年ねんに発売はつばいされた石川いしかわさゆりのシングルである。発売はつばい元もとは日本にほんコロムビア。

概要がいよう (楽曲がっきょく)

高橋たかはし治おさむの小説しょうせつ『風ふうの盆ぼん恋歌こいうた』をモチーフに、なかにし礼あやはこの曲きょくの歌詞かしを書かき上あげた。「おわら風ふうの盆ぼん」を扱あつかった富山とやま市しのご当地とうちソング。
この曲きょくで、1989年ねん末まつの「第だい31回かい日本にっぽんレコード大賞たいしょう」最優秀さいゆうしゅう歌唱かしょう賞しょう（1985年ねんの「波止場はとばしぐれ」以来いらい4年ねんぶり2回かい目め）などの音楽おんがく賞しょうを獲得かくとくした。
「第だい40回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん・第だい2部ぶ」では、石川いしかわ自身じしん初はつの紅白こうはく大だいトリを務つとめた（自身じしんの紅べに組ぐみトリは1986年ねんの「天城あまぎ越えつえ」以来いらい3年ねんぶり2回かい目め）。
それから9年ねん後ごの1998年ねん「第だい49回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん」でも、同どう曲きょくを再ふたたび歌唱かしょう披露ひろうしている。

収録しゅうろく曲きょく

風ふうの盆ぼん恋歌こいうた
作詞さくし：なかにし礼あや/作曲さっきょく：三木みきたかし/編曲へんきょく：若草わかくさ恵めぐみ
女おんなの山河さんが
作詞さくし：なかにし礼あや/作曲さっきょく：三木みきたかし/編曲へんきょく：川口かわぐち真しん
- 日本にほんテレビ系けいテレビドラマ「花はなちりめん」主題歌しゅだいか。

漫画まんが

風ふうの盆ぼん恋歌こいうた（ジュディーコミックス、2001年ねん1月がつ発売はつばい）
- 2000年ねん6月がつ号ごう - 10月がつ号ごうにかけて雑誌ざっし「Judyオリジナル」に連載れんさいされた。キャラクターの年齢ねんれいは原作げんさくより下さげられている。
- 原作げんさく：高橋たかはし治おさむ、作画さくが：石塚いしづか夢見ゆめみ。

脚注きゃくちゅう

^ 第だい２２回かい　日本にっぽん作詩さくし大賞たいしょう

表ひょう話はなし編へん歴れき日本にっぽんレコード大賞たいしょう最優秀さいゆうしゅう歌唱かしょう賞しょう
第だい11回かい - 第だい20回かい（1969年ねん - 1978年ねん）	11 森もり進一しんいち「港町みなとちょうブルース」 13 森もり進一しんいち「おふくろさん」 14 和田わだアキ子あきこ「あの鐘かねを鳴ならすのはあなた」 15 由紀ゆきさおり「恋文こいぶみ」 16 五木いつきひろし「みれん」 17 五木いつきひろし「千曲川ちくまがわ」 18 八代やしろ亜紀あき「もう一度いちど逢あいたい」 19 八代やしろ亜紀あき「愛あいの終着駅しゅうちゃくえき」 20 沢田さわだ研二けんじ「LOVE (抱だきしめたい)」
第だい21回かい - 第だい30回かい（1979年ねん - 1988年ねん）	21 小林こばやし幸子さちこ「おもいで酒しゅ」 22 都みやこはるみ「大阪おおさかしぐれ」 23 岩崎いわさき宏美ひろみ「すみれ色いろの涙なみだ」 24 大橋おおはし純子じゅんこ「シルエット・ロマンス」 25 森もり昌子まさこ「越冬えっとうつばめ」 26 細川ほそかわたかし「浪花節なにわぶしだよ人生じんせいは」 27 石川いしかわさゆり「波止場はとばしぐれ」 28 北島きたじま三郎さぶろう「北きたの漁場ぎょじょう」 29 大月おおつきみやこ「女おんなの駅えき」 30 島倉しまくら千代子ちよこ「人生じんせいいろいろ」
第だい31回かい - 第だい40回かい（1989年ねん - 1998年ねん）	31 石川いしかわさゆり「風ふうの盆ぼん恋歌こいうた」 32 松原まつばらのぶえ「蛍ぼたる」・竹内たけうちまりや「告白こくはく」・サザンオールスターズ「真夏まなつの果実かじつ」 33 坂本さかもと冬美ふゆみ「火ひの国くにの女おんな」・ ASKA「はじまりはいつも雨あめ」 34 山川やまかわ豊ゆたか「夜桜よざくら」・松田まつだ聖子せいこ「きっと、また逢あえる…」 35 前川まえかわ清きよし「別わかれ曲きょくでも唄うたって」 36 川中かわなか美幸みゆき「逢あえるじゃないかまたあした」 37 山本やまもと譲二じょうじ「夢ゆめ街道かいどう」 38 天童てんどうよしみ「珍ちん島とう物語ものがたり」 39 中村なかむら美律子みつこ「人生じんせい桜さくら」 40 鳥羽とば一郎いちろう「龍神りゅうじん」
第だい41回かい - 第だい50回かい（1999年ねん - 2008年ねん）	41 郷ごうひろみ「GOLDFINGER '99」 42 香西こうざいかおり「浮寝うきね草そう」 43 田川たがわ寿美としみ「海鳴うみなり」 44 森山もりやま良子りょうこ「さとうきび畑はたけ」 45 氷川ひかわきよし「白雲しらくもの城しろ」 46 夏川なつかわりみ「愛あいよ愛あいよ」 47 水森みずもりかおり「五能線ごのうせん」 48 倖田こうだ來らい未ひつじ「夢ゆめのうた」 49 EXILE「時どきの描片〜トキノカケラ〜」 50 中村なかむら美律子みつこ「女おんなの旅路たびじ」
第だい51回かい - 第だい60回かい（2009年ねん - 2018年ねん）	51 五木いつきひろし「凍いて鶴づる」 52 近藤こんどう真彦まさひこ「ざんばら」 53 坂本さかもと冬美ふゆみ「おかえりがおまもり」 54 天童てんどうよしみ「おんなの山河さんが」 55 大月おおつきみやこ「いのちの海峡かいきょう」 56 EXILE ATSUSHI 「Precious Love」 57 松田まつだ聖子せいこ 58 鈴木すずき雅之まさゆき「Melancholia」他た 59 天童てんどうよしみ 60 MISIA
第だい61回かい - （2019年ねん - ）	61 市川いちかわ由紀乃ゆきの 62 福田ふくだこうへい 63 MISIA 64 三浦みうら大知たいち 65 JUJU
注釈ちゅうしゃく第だい1回かいから第だい10回かいまでは制定せいていなし。第だい12回かいは発表はっぴょうなし。第だい32回かいから第だい34回かいまでは演歌えんか・歌謡かよう曲きょく、ポップス・ロックの2部門ぶもんに分わけて発表はっぴょう（ただし第だい32回かいに限かぎり演歌えんか・歌謡かよう曲きょく、ポップス、ロックの3部門ぶもんに分わけて発表はっぴょうした）。