Contact (茅原かやはら実里みさとのアルバム)

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Contact
茅原かやはら実里みさとスタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん

2007ねん
日本の旗 日本にっぽん

  • Magic Garden
  • Sound City
  • SOUND INN
  • WARNER MUSIC RECORDING STUDIO
  • 一口ひとくちざかスタジオ
ジャンル J-POP
時間じかん
レーベル Lantis
プロデュース 斎藤さいとうしげる
チャート最高さいこう順位じゅんい
  • 週間しゅうかん11オリコン
  • 2007年度ねんど年間ねんかん443(オリコン)
茅原かやはら実里みさと アルバム 年表ねんぴょう
HEROINE
2004ねん
Contact
(2007ねん
Parade
2008ねん
ミュージックビデオ
詩人しじんたび (Official Video)」 - YouTube
『Contact』収録しゅうろくシングル
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Contact』(コンタクト)は、茅原かやはら実里みさとの1まいオリジナルアルバム2007ねん10月24にちLantisから発売はつばいされた。

概要がいよう[編集へんしゅう]

2007ねん1がつ24にちシングル純白じゅんぱくサンクチュアリィ」で歌手かしゅ活動かつどう再開さいかいさせた茅原かやはら実里みさとの、ランティス移籍いせきはつとなるアルバム。こんさく初出しょしゅつとなる新曲しんきょく10きょくに、既存きそんのシングルきょく2きょくくわえたぜん12きょくほかいまさくの13きょくとして、『Message 01』の特典とくてんCDに「Contact 13th」が収録しゅうろくされている。

茅原かやはら2004ねんに『HEROINE』をリリースしており、いまさくはそれ以来いらいとなる2さくのアルバムだが、公式こうしきには「2nd」ではなく、「Re-start 1st ALBUM」と位置いちづけられていて、ディスコグラフィのカウントが1さくもどっている。これは、通算つうさん2さくながら「Re-start 1st SINGLE」としてあつかわれている「純白じゅんぱくサンクチュアリィ」と共通きょうつうしている。

2007ねん11月5にちづけオリコン週間しゅうかんチャートではつ登場とうじょう11獲得かくとくし、当時とうじ茅原かやはらにとっては「らき☆すた キャラクターソング Vol.006 岩崎いわさきみなみ」になら自己じこ最高さいこう記録きろくした。なお、個人こじん名義めいぎ作品さくひんかぎれば、順位じゅんい売上うりあげども自己じこ最高さいこうだった。

初回しょかい限定げんていばんかぎり、「Silver Limited Edition」と銘打めいうたれた、銀色ぎんいろ特製とくせいスリーブケース4めんデジパック仕様しようで、2008ねん2がつ9にち3月23にちにかけておこなわれたコンサートツアー「Minori Chihara 1st Live Tour 2008 〜Contact〜」のライブチケット先行せんこうやく案内あんない封入ふうにゅうしている。

制作せいさく過程かてい[編集へんしゅう]

茅原かやはら2004ねん前作ぜんさく『HEROINE』で歌手かしゅデビューをたしたもののげはるわず、その歌手かしゅ活動かつどうはおろか本業ほんぎょうである声優せいゆうとしての活動かつどうもままならなかった。イベント路上ろじょうライブ秋葉原あきはばらでのチラシきをおこなうなど試行錯誤しこうさくご日々ひびごし、現状げんじょうへの苛立いらだち、おのれとの葛藤かっとう未来みらいへの不安ふあんみだれ、途中とちゅうくじけてもおかしくない状況じょうきょうであった[1]

その2006ねんテレビアニメりょうみやハルヒの憂鬱ゆううつ』でサブヒロイン長門ながと有希ゆきやくえんじ、「りょうみやハルヒの憂鬱ゆううつ キャラクターソング Vol.2 長門ながと有希ゆき」が茅原かやはらCD作品さくひんとしては最高さいこうとなるやく4まんまいげるなど、一躍いちやくブレイクをたした。茅原かやはらは、いまさく発売はつばいいたったのはこの長門ながとやくえんじたことがおおきく[2]、また、りょうみやハルヒどうアニメのメインヒロイン)や朝比奈あさひなみくるどうサブヒロイン)でなく、長門ながとだったからこそいま自分じぶんがいるとかたっている[3]。さらに、「りょうみやハルヒの憂鬱ゆううつ キャラクターソング Vol.2 長門ながと有希ゆき」を制作せいさくしたさいいまさく音楽おんがくプロデューサーである斎藤さいとうしげるから、「茅原かやはら実里みさとはこういう方向ほうこうせい音楽おんがく活動かつどうをしていったほうがいいのではないか」とアドバイスをけたことが、いまさくまでつづくきっかけになったという[3]

2007ねんはいると、「純白じゅんぱくサンクチュアリィ」で歌手かしゅ活動かつどうを3ねんぶりに再開さいかいさせ、6月6にちには歌手かしゅ活動かつどう再開さいかい2まいのシングルとなる「きみがくれたあの」を発売はつばいしたが、茅原かやはら自身じしん、そのにアルバム発売はつばいっているとおもっていなかったため[3]制作せいさく決定けっていしたさいにはおどろきでいっぱいだったとかたっている[4]。そして、8がつ11にち正午しょうごから全国ぜんこくアニメショップ115店舗てんぽ店頭てんとうモニターで「重大じゅうだい発表はっぴょう」としょうしたプロモーション映像えいぞう放映ほうえいされ、同年どうねん11月18にちにバースデーライブ『i melody 〜Minori Chihara Birthday Live 2007〜』の開催かいさい12月26にちPVしゅうMessage 01』の発売はつばい当時とうじ発売はつばい作品さくひんめい未定みてい)とともに、いまさく発売はつばい発表はっぴょうされた。

アルバム制作せいさくちゅう茅原かやはらは「1まいのアルバムをガッツリ集中しゅうちゅうして音楽おんがくつくれる環境かんきょうがすごくしあわせ」とかたっており[3]斎藤さいとうは「制作せいさく途中とちゅうなのに仕上しあがりのさにおもわずニヤニヤしてしまったり、つくっている過程かていで『すごい』とおもえる作品さくひんはなかなかい」とひょうしている[2]

作風さくふう[編集へんしゅう]

タイトルの「Contact」は「い」、「接触せっしょく」、「出会であい」を意味いみしており[5][6]いまさくには「茅原かやはら実里みさとあたらしい楽曲がっきょくとのい。ひととのい。あたらしい出会であい。彼女かのじょ音楽おんがく人生じんせい、そして彼女かのじょ応援おうえんするファンすべては『い』からはじまり、そしてこれからもつづいていく」というおもいがめられている[5]。また、これまで出会であった楽曲がっきょくや、スタッフじんへの感謝かんしゃ気持きもちもあらわしている[6]

いまさく制作せいさくちゅう斎藤さいとうは、「(『純白じゅんぱくサンクチュアリィ』、『きみがくれたあの』でせた)主体しゅたいでありながら、弦楽器げんがっきれるという従来じゅうらい路線ろせんを、さらに幅広はばひろくしていきたい」とかたっており[3]、「み・トランス+ストリングス」による、「無機質むきしつ有機ゆうきしつ融合ゆうごう」がコンセプトとなっている[5]。また、茅原かやはらは「今回こんかいのアルバムは、場所ばしょ時代じだい限定げんていしないつくりになっています。いつの時代じだい、どの年代ねんだいほうにも、自分じぶんえていていただけるような内容ないようになっているので、おおくのほういていただきたい」とかたっている[3]

また、斎藤さいとう銀色ぎんいろいまさくのキーカラーとしており[2]初回しょかい限定げんてい仕様しよういろ銀色ぎんいろにしたのも「銀色ぎんいろ青空あおぞらしたると水色みずいろえて、ほのおちかくでると赤色あかいろにもえる。さまざまないろっている銀色ぎんいろ楽曲がっきょくイメージにぴったりだった」ためである[2]

なお、いまさく収録しゅうろくされた12きょくだけでは未完成みかんせいであり、『Message 01』の特典とくてんCDに収録しゅうろくされた、いまさくの13きょくにあたる「Contact 13th」とわせて、はじめて完成かんせいする[7]

批評ひひょう[編集へんしゅう]

CDジャーナルは、「クールなスピードかんあふれるデジポップナンバーがつづくが、『なつわすれたら』、『truth gift』のようらかないちめんせる楽曲がっきょく一際ひときわ印象いんしょうのこ作品さくひん。」と批評ひひょうした[8]

収録しゅうろくきょく[編集へんしゅう]

  1. Contact [3:28]
    作詞さくしはた亜貴あき作曲さっきょく編曲へんきょく菊田きくた大介だいすけ
    いまさく表題ひょうだいきょくで、イントロダクションてき役割やくわり楽曲がっきょく[9]アウトロつぎきょく詩人しじんたび」とつながっており、間髪かんぱつれずにつぎきょくはじまる。
  2. 詩人しじんたび [4:14]
    作詞さくしはた亜貴あき作曲さっきょく編曲へんきょく菊田きくた大介だいすけ
    いまさくのメインとなっている楽曲がっきょく[3]茅原かやはらいわく「たびをしながらひとやモノや風景ふうけいや、様々さまざまなものに出会であって感動かんどうして、そこからまれた言葉ことばうたをあとにのこしながら、またつぎ場所ばしょかってすすんでいくといううた」で、“たび=人生じんせい”がテーマになっている[4]
    茅原かやはらレコーディングさい、「楽曲がっきょくテンポはやいから、おくれないようをつけてうたった」とかたっており、一番いちばんサビ最後さいご歌詞かしでは憶測おくそくだったものが、楽曲がっきょく最後さいごだいサビの歌詞かし確信かくしんわる部分ぶぶんっているという[10]
    いまさく初出しょしゅつ楽曲がっきょくなかでは唯一ゆいいつPVが制作せいさくされており、前述ぜんじゅつの「重大じゅうだい発表はっぴょう」のプロモーション映像えいぞうでもいまさく発売はつばい発表はっぴょうともにこのPVが放映ほうえいされた。なお、PV音源おんげんではCD音源おんげんではかったイントロが挿入そうにゅうされている。なお『茅原かやはら実里みさとのradio minorhythm』2代目だいめオープニングテーマでもある。
  3. ふたりのリフレクション [4:50]
    作詞さくしこだまさおり作曲さっきょく編曲へんきょく菊田きくた大介だいすけ
    茅原かやはらは「この楽曲がっきょくてくる『ふたり』の関係かんけいせい恋人こいびと家族かぞく友達ともだち仕事しごと同僚どうりょうなど、だれにでもその存在そんざいえられる。また、普段ふだんなかなかせず、つたえられないおもいを勇気ゆうきして相手あいてつたえることで、おたがいの気持きもちがぶつかりってまれたひかり、それが『リフレクション』」であるとかたっており、「もっと素直すなおに、自由じゆうになれば、いまより理想りそうてき関係かんけいになっていける、というメッセージがめられている、そばにいる大切たいせつひとへのきょく」がテーマになっている[10]
    茅原かやはらはこの楽曲がっきょくはじめていたさい、「いままでにないあかるさをはなっていて、ライブでは自分じぶんもファンも笑顔えがおうたえそうな、キラキラした雰囲気ふんいききょく」という印象いんしょうけたという[10]。また、レコーディングがすべわったあとにアレンジなおすことになり、それにともなふたたびレコーディングしなおすことになったが、これは茅原かやはら自身じしんはじめての経験けいけんであり、「作品さくひんをよりよくしようという制作せいさくじんおもい、パワー、行動こうどうりょくがこういうかたちになったので、しっかりうたおうとおもった」とかたっている[10]
    茅原かやはらは「つよおもいってむねけられたり、うごいたりする感覚かんかくがあるので、それをちゃんと言葉ことばにしているな」とおもったことから、2ばんのBメロの歌詞かしっているという[10]
  4. 純白じゅんぱくサンクチュアリィ [4:53]
    作詞さくしはた亜貴あき作曲さっきょく編曲へんきょく菊田きくた大介だいすけ
  5. Dears 〜ゆるやかな奇跡きせき [6:37]
    作詞さくし:こだまさおり、作曲さっきょくTatsh編曲へんきょく大久保おおくぼかおる
    茅原かやはらいわく「親愛しんあいなるひとへのあいあふれたきょく[11]茅原かやはらはこの楽曲がっきょく家族かぞくけてうたったとかたっており、「家族かぞくはどんなときでも味方みかたになって、ちからあたえてくれる。自分じぶんきていられるのは家族かぞくがいるおかげだとおもう。ゆめばかりいかけて、親不孝おやふこうむすめだったとおもっているので、それでもささえてくれた両親りょうしんおもってうたった。だから、あたたかい気持きもちがつたわればいいなとおもう」とかたっている[11]
    レコーディングのさいは、ゆったりとしたきょくのため、フレーズのうたわりの処理しょり苦労くろうしたらしく、「ビブラートをかければつよ気持きもちで、かけなければやわらかい気持きもちでつたわるとおもったので、かけるかかけないかでなやんだ」という[11]。また、「素直すなおに、等身とうしんだい自分じぶんうたえたきょく」だとかたっている[11]。なお、演奏えんそう時間じかんは6ふん36びょうおよび、いまさくなかでは最長さいちょうである。
  6. Cynthia [4:44]
    作詞さくし:こだまさおり 作曲さっきょく:Tatsh 編曲へんきょく大久保おおくぼかおる
    タイトルの「Cynthia」とはつき女神めがみアルテミス別称べっしょう茅原かやはらいわく「女性じょせいこいをして、少女しょうじょから大人おとなへとわっていく姿すがた気持きもちをえがいている[11]こいをして戸惑とまどっている女性じょせいが、勇気ゆうきし、いちして、こいはじめようとする。こいはじめることはこわいけど、おたがいがかれっているなら、それは抵抗ていこうできない。ならばつき女神めがみみちびかれて、二人ふたりこいはじめよう、というロマンチックなうた」であり、「テンポがはやく、ノリがい、スタイリッシュなきょくストリングスながれるようで、いていて気持きもちがい」とかたっている[11]茅原かやはらはじめて歌詞かしんだときは、「めばむほど大人おとな歌詞かしだな、とおもった」らしく、「楽曲がっきょくいていて、映画えいがているような雰囲気ふんいきかんじたので、気持きもちをしっかりせてうたうっていうかんじともまたちがうんじゃないかな、と色々いろいろかんがえた」という[11]
    楽曲がっきょく英語えいごコーラスからはじまるが、茅原かやはらは「わたし英語えいご苦手にがてなので、うたうことにプレッシャーがあった。レコーディングまえ洋楽ようがくくようにして、雰囲気ふんいきせるよう色々いろいろ練習れんしゅうした」とかたっており、「サビのテンポが本当ほんとうはやくって、ブレスをするあいだつけられず苦労くろうした。うたなん私的してき非常ひじょうたかきょく」だという[11]
  7. sleeping terror [5:13]
    作詞さくしはた亜貴あき作曲さっきょく編曲へんきょく菊田きくた大介だいすけ
    作詞さくししたはたけいわく、「きていると、かかえきれないほどのいたみやくるしみがある。それらをすべかかえ、きずってまえすすむことは出来できない。ときにはわすれて、まえいてあるいてったほうがらくなこともあるという、マイナスのようでプラスな楽曲がっきょく[10]茅原かやはらはじめてこの楽曲がっきょくいたさい、「とてもダークで重々おもおもしくて、海底かいていにいるようなイメージをけた」とかたっており、歌詞かしには「現状げんじょうから現実げんじつ逃避とうひしている、すくわれないかなしいうた」という印象いんしょうっていたが、レコーディングのさいはたけから歌詞かし意味いみき、「はたさんらしい歌詞かしだな」と納得なっとくしたという[10]。また、斎藤さいとう楽曲がっきょく最後さいごチェロれるかれないかでまよっていて、最終さいしゅうてきれることとなったが、茅原かやはらは「チェロをれることできょく奥行おくゆき、ふかさがさらにした」とかたっている[10]
    茅原かやはらいわく「Aメロのはいるところからキーたかくて、リズムもとりにくい」ため、レコーディングはなんリテイクすることになり、レコーディングがわると茅原かやはらもスタッフもぐったりしていたという[10]。また、1ばんのAメロの歌詞かしが「あさがやって瞬間しゅんかんすご上手じょうずに、幻想げんそうてきあらわしていて、朝日あさひのぼってそらオレンジあかめていく様子ようす想像そうぞうできる」と、っているとかたっている[10]
  8. too late? not late... [4:28]
    作詞さくしはた亜貴あき作曲さっきょくしゅんりゅう編曲へんきょく菊田きくた大介だいすけ
    こいをして、戸惑とまどいながらも大切たいせつひとのもとへとんでいくとっても前向まえむきなきょく」であると茅原かやはらかたっており、はじめてこの楽曲がっきょくいたときは「おもいのつよさをかんじさせるようなメロディだなとおもって、サビのメロディにけられた。楽曲がっきょく構成こうせい自体じたいもシンプルで、いていて心地ここちよかった」という[11]。ちなみに、いた場所ばしょ徳島とくしまけんでのイベントえた帰路きろ飛行機ひこうき車内しゃないだったため、「わすれもしない」とかたっている[11]。レコーディングでは、「終盤しゅうばんかうにつれて気持きもちのつよさがしていくように、気持きもちをめてかっこよくうたった」という[11]。レコーディングの最後さいごには、あたまサビの「too late?」という部分ぶぶんを、メインボーカルよりも1オクターブたかいものをろくってかさねることになり、茅原かやはら実際じっさい現場げんばでやってみたらすごくくて、ここもきどころのひとつ」とかたっている[11]
    茅原かやはらは「まさに『こい』というかんじでき」と2ばんのサビの最後さいご部分ぶぶん歌詞かしっており、また間奏かんそうギターソロを「めちゃくちゃかっこいい。ライブでいてもらえたらすごくうれしい」と絶賛ぜっさんしている[11]。なお、ギターを演奏えんそうしているのは鈴木すずきマサキである。また、作曲さっきょく担当たんとうしたしゅんりゅうはこの楽曲がっきょくデビューさくとなる[12]
  9. なつわすれたら [4:46]
    作詞さくしはた亜貴あき作曲さっきょくにじおん編曲へんきょく大久保おおくぼかおる
    茅原かやはらいわく「なつわりに過去かこ大切たいせつなつかしいひとおもすという、せつなくもさわやかなきょく」で、「このきょくが『Contact』にはいることで、表情ひょうじょうゆたかになったとおもう」とかたっており、茅原かやはら自身じしん「とてもおり」という楽曲がっきょく[11]。レコーディングのさい斎藤さいとうから「避暑ひしょ気分きぶんで、頑張がんばらないでうたって」というディレクションがあり、楽曲がっきょくちゅうはいシャッターおとのタイミングでポーズをとってあそんだり、両手りょうて左右さゆうっておどりながらうたうなど、たのしんでうたえたとかたっている[11]
    いまさく唯一ゆいいつにじおん参加さんかしている楽曲がっきょくにじおん茅原かやはら大好だいすきな楽曲がっきょくだという「fixed mind」の編曲へんきょく担当たんとうしており、茅原かやはらは「一緒いっしょ仕事しごとができてうれしかった」という[11]
  10. mezzo forte [4:52]
    作詞さくし:こだまさおり、作曲さっきょくしゅんりゅう編曲へんきょく菊田きくた大介だいすけ
    茅原かやはらいわく「二人ふたりがおたがいの気持きもちを確認かくにんってすこしずつ距離きょりちぢまり、しんうごはじめて、理想りそう二人ふたりかっていくという、しあわせなうた[10]。レコーディングのさい茅原かやはらは「まされた感覚かんかくで、全体ぜんたいてきしずかにうたうのかなとおもって勝手かってにイメージをふくらませていた」が、斎藤さいとうに「全体ぜんたいてき綺麗きれいというよりは、情熱じょうねつてきうたってほしい」とわれたため、Aメロはしずかにはいり、Bメロ、サビと徐々じょじょ情熱じょうねつてきうたっていき、とくにサビはあつおもいをぶつけるようにしてうたったという[10]
    茅原かやはらは「ひとひと永遠えいえんにめぐりつづけるというメッセージを本当ほんとう上手じょうず表現ひょうげんしている」と2ばんのBメロの歌詞かしっており、「ストリングスもしんさってくるし、メロディもせつなくて、すごくハマっているきょく」とかたっている[10]
  11. きみがくれたあの [5:34]
    作詞さくしはた亜貴あき作曲さっきょく編曲へんきょく菊田きくた大介だいすけ
  12. truth gift [5:54]
    作詞さくしはた亜貴あき作曲さっきょく:Tatsh、編曲へんきょく中西なかにし亮輔りょうすけ
    ゆったりとしたミディアムバラードで、茅原かやはらが「デビューしてから色々いろいろ仕事しごとをさせてもらってきて、いろんなひとたちに出会であって、そこからまれたおもいやったおもいをむねに、まえすすんでいるので、ささえてくれているみなに『ありがとう』というおもいをめてうたった」という、茅原かやはらいわく「わたしからみなへのメッセージをめた、感謝かんしゃうた[11]作詞さくししたはたけ茅原かやはらに「ずっとまえから応援おうえんしてくれているひと最近さいきん茅原かやはら実里みさとったひといままでささえてくれたひとなど、すべてのひとにいっぺんにおれいえるようなものにしたかった」とかたっており、茅原かやはらは「はたさんはわたし楽曲がっきょくにたくさんたずさわってくれているひとなので、わたしのことをよく理解りかいしているからこそ、わたし素直すなお気持きもちでうたえる歌詞かしくことができるんだろうなとおもった」らしく、「その言葉ことばいたときにあらためてはたさんに感謝かんしゃしました」とかたっている[11]
    いまさく唯一ゆいいつ中西なかにし亮輔りょうすけ参加さんかしている楽曲がっきょくであり、茅原かやはらは「中西なかにしさんのアレンジがとても素晴すばらしい。きょくはじまってすぐにやわらかいストリングスがつつんでくれるようなかんじで、うただけでなく、演奏えんそうひとひとつがごたえがある」と絶賛ぜっさんしている[11]
    レコーディングでは「『純白じゅんぱくサンクチュアリィ』をろくったときにちか気持きもちで、ひとひとつの言葉ことばをかみめながら、自分じぶんにあるそのままの気持きもちを素直すなおうたった」という[11]

クレジット[編集へんしゅう]

  • Performed by 茅原かやはら実里みさと
  • Producer:斎藤さいとうしげるLantis
  • Mixing Engineer:淺野あさの浩伸ひろのぶ
  • Engineer:白井しらい康裕やすひろせきともたかし森田もりた信之のぶゆき奥田おくだ基樹もとき
  • Studio:Magic Garden/Sound City/SOUND INN/WARNER MUSIC RECORDING STUDIO/一口ひとくちざかスタジオ
  • Design Producer:小島こじま冬樹ふゆき(Lantis)
  • Art Direction & Design:田中たなかつとむろう(Sony Music Communications)
  • Photography:Marcelo Reiji Ando
  • Styling:中村なかむらみのるじゅ
  • Hair & Make-up:CHICA
  • Artist Management:瀬野せの大介だいすけavex Planning & Development
  • Executive Promoter:松村まつむら起代子きよこ(Lantis)
  • Promoter:鈴木すずきめぐみ/岩下いわした由希ゆきめぐみ(Lantis)
  • Seles Promotion:杉谷すぎたに恵美えみ(Lantis)
  • Thanks:Elements Garden/POPHOLIC/HOT WAVE
  • Supervisor:本多ほんだ健二けんじ(avex Planning & Development)
  • Executive Supervisor:伊藤いとう善之よしゆき
  • Executive Producer:井上いのうえ俊次しゅんじ(Lantis)/青木あおき義人よしひと(avex Planning & Development)
  • Very Special Thanks:ALL FANS

参加さんかミュージシャン[編集へんしゅう]

  • Contact
  • 詩人しじんたび
  • ふたりのリフレクション
    • Guitar:飯室いいむろひろし
    • Chorus:石塚いしづかまみ
  • 純白じゅんぱくサンクチュアリィ
  • Dears 〜ゆるやかな奇跡きせき
  • Cynthia
    • Guitar:高山たかやま一也かずや
    • Strings:つるいちてっストリングス
  • sleeping terror
  • too late? not late...
    • Guitar:鈴木すずきマサキ
    • Chorus:河合かわい夕子ゆうこ
  • なつわすれたら
    • Guitar:伊丹いたみ雅博まさひろ
  • mezzo forte
    • Guitar:飯室いいむろひろし
    • Violin:だい先生せんせいしつ永田ながた真希まき
    • Chorus:Kazco
  • きみがくれたあの
  • truth gift
    • Guitar:飯室いいむろひろし
    • Strings:CHICAストリングス

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ avex planning & development茅原かやはら実里みさと 重大じゅうだい発表はっぴょう内容ないよう
  2. ^ a b c d とれたて!ぼびーちゃんねる 「ファン待望たいぼうだい発表はっぴょう!茅原かやはら実里みさとさん重大じゅうだい発表はっぴょう記者きしゃ会見かいけんレポート!!
  3. ^ a b c d e f g ファミ通ふぁみつう.com茅原かやはら実里みさと重大じゅうだい発表はっぴょう記者きしゃ会見かいけんで、ライブツアー開催かいさい発表はっぴょうされた!
  4. ^ a b ちょう!アニメロ茅原かやはら実里みさとさん 重大じゅうだい発表はっぴょう記者きしゃ会見かいけんレポート!
  5. ^ a b c Lantis web site『Contact』 特設とくせつサイト
  6. ^ a b ORICON STYLE“ハルヒ”声優せいゆう茅原かやはら実里みさとがアルバム&ツアー開催かいさい発表はっぴょう!
  7. ^ Lantis web site 「『Message 01』 特設とくせつサイト
  8. ^ 茅原かやはら実里みさと / Contact”. CDジャーナル (2007ねん10がつ24にち). 2011ねん8がつ27にち閲覧えつらん
  9. ^ Lantis web site 「『Contact』 クロスレビュー 澄川すみかわ龍一りゅういち
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m ランティスウェブラジオ茅原かやはら実里みさとのradio minorhythmだい22かい(2007ねん10がつ3にち放送ほうそうぶん
  11. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t ランティスウェブラジオ 「茅原かやはら実里みさとのradio minorhythm」 だい23かい(2007ねん10がつ10日とおか放送ほうそうぶん
  12. ^ Lantis web site 「『Contact』 クロスレビュー 前田まえだひさ

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]