EACH TIME

『EACH TIME』
大滝おおたき詠一えいいちのスタジオ・アルバム
リリース	CD:1991年ねん3月がつ21日にち; MD:1997年ねん10月がつ22日にち;
録音ろくおん	STUDIO“不夜城ふやじょう”Shinanomachi & Roppongi
ジャンル	ポップス
レーベル	NIAGARA ⁄ CBS/SONY RECORDS
プロデュース	大瀧おおたき詠一えいいち
大滝おおたき詠一えいいちアルバム年表ねんぴょう
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『EACH TIME』
大滝おおたき詠一えいいちのスタジオ・アルバム
リリース	CD,CT:1989年ねん6月がつ1日にち
録音ろくおん	STUDIO“不夜城ふやじょう”Shinanomachi & Roppongi
ジャンル	ポップス
レーベル	NIAGARA ⁄ CBS/SONY
プロデュース	大瀧おおたき詠一えいいち
大滝おおたき詠一えいいちアルバム年表ねんぴょう
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『EACH TIME』
大滝おおたき詠一えいいちのスタジオ・アルバム
リリース	LP,CT:1984年ねん3月がつ21日にち; LP,CT:1984年ねん4月がつ21日にち（マスターサウンド盤ばん）; CD:1984年ねん6月がつ1日にち;
録音ろくおん	STUDIO“不夜城ふやじょう”Shinanomachi & Roppongi
ジャンル	ポップス
レーベル	NIAGARA / CBS/SONY
プロデュース	大瀧おおたき詠一えいいち
チャート最高さいこう順位じゅんい
	週間しゅうかん1位い（オリコン、LPチャート）; 週間しゅうかん75位い（マスターサウンド盤ばん、オリコン、LPチャート）; 1984年度ねんど年間ねんかん8位い（オリコン）;
大滝おおたき詠一えいいちアルバム年表ねんぴょう
大滝おおたき詠一えいいち（ナイアガラ・レーベル）年表ねんぴょう
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大瀧おおたき詠一えいいち > 大瀧おおたき詠一えいいちの作品さくひん一覧いちらん > EACH TIME

『EACH TIME』（イーチ・タイム）は1984年ねん3月がつ21日にち (1984-03-21)にリリースされた大滝おおたき詠一えいいちのスタジオ・アルバム。

解説かいせつ

当初とうしょはLP盤ばんとカセットテープのみの発売はつばいだったが、1984年ねん6月1日にちにCD化か。CDの発売はつばい翌週よくしゅうに、邦人ほうじんアーティストとしては初はつのオリコンCDチャートで3週しゅう連続れんぞく1位いを記録きろく。大滝おおたき詠一えいいちとしては唯一ゆいいつの1位い獲得かくとく作品さくひんである。

本ほん作さくからはシングル盤ばんが一切いっさいカットされなかった（その代かわり全曲ぜんきょくを12インチ・シングルにしたBOXが発売はつばいされた^{[注釈ちゅうしゃく 1]} ）^{[book 2]}。これは「シングル・ヒットが無なければアルバムは売うれない」という当時とうじのまことしやかな業界ぎょうかいの定説ていせつに挑戦ちょうせんしてやろう、と思おもったからだという^{[book 2]}。結果けっか的てきに60万まん枚まいを売うり上あげ、前作ぜんさく『A LONG VACATION』に続つづいて大だいヒットを記録きろくした。

1989年ねん6月がつ1日にち (1989-06-01)には、収録しゅうろく曲きょくと曲きょく順じゅんを変更へんこうしたリマスター盤ばんを発売はつばい。1991年ねん (1991)には、元もとの曲きょく順じゅんでCD選書せんしょで再発さいはつされた。1997年ねん (1997)には、MD選書せんしょでMD化かもされている。また、発売はつばいから20年ねん経過けいかした2004年ねん3月がつ21日にち (2004-03-21)には、ボーナス・トラックを追加ついかした20周年しゅうねん記念きねん盤ばんCD、さらに10年ねん後ごには純じゅんカラオケを加くわえた2枚まい組ぐみCDの30周年しゅうねん記念きねん盤ばんがそれぞれ発売はつばいされた。

再発さいはつ盤ばん以降いこうは長ながらく全すべての盤ばんで「レイクサイドストーリー」のエンディングがカットされたヴァージョンとなっていた。これに関かんしては現在げんざいでも賛否さんぴがあるが、「大滝おおたき自身じしんがソロ活動かつどうに終止符しゅうしふを打うつ」「松本まつもととの決裂けつれつを意味いみするものであった」などの理由りゆうから刻きざまれていたフィナーレのために、現在げんざいはカットされていると言いわれる^{[book 3]}。このエンディング付つきバージョン（大だいエンディング・バージョン）の収録しゅうろくされたCDは、初発しょはつ時じの品番ひんばん35DH 78である。その後ご、2015年ねん3月がつ21日にち (2015-03-21)に発売はつばいされた『NIAGARA CD BOOK II』でエンディング付つきバージョンが収録しゅうろくされ、2021年ねん4月がつ24日にちには『夢ゆめで逢あえたらEP』の収録しゅうろく曲きょくとしてエンディング付つきバージョンのサブスクリプションサービスでの配信はいしんも開始かいしされた。また2024年ねん3月がつ21日にち (2024-03-21)に発売はつばいされた『EACH TIME 40th Anniversary Edition』には、40th Anniversary Versionとして、未み発表はっぴょうだった別べつミックスの、フェードアウトとフェードインがないエンディング付つきバージョンが収録しゅうろくされた。

一般いっぱんに前作ぜんさく『A LONG VACATION』の続篇ぞくへんと捉とらえられる作品さくひんではあるが、大滝おおたき自身じしんはこのアルバムを一ひとつのストーリーとして制作せいさくしていた為ため、世間せけんでの受うけ入いれ方かたにはやや難色なんしょくを示しめす（ただし、発売はつばい前まえには「『A LONG VACATION』の続編ぞくへんの様ようなアルバム」、また発売はつばいされて暫しばらく経たってからは「『A LONG〜』がA面めんで『EACH TIME』がB面めんの様よう」といずれも大瀧おおたき自身じしんがラジオで語かたっており、真意しんいは不明ふめい）。^{[要よう出典しゅってん]}

ジャケットのイラストは河田かわた久雄ひさおによるもの。

タイトルの由来ゆらいは、大滝おおたきがラジオDJ等とうで自分じぶんのことを「イーチ・オータキ」と名乗なのっていたことに由来ゆらいする。^{[要よう出典しゅってん]}

大滝おおたきは本ほん作さく発売はつばい後ごに、音楽おんがく活動かつどうを休止きゅうしすることを宣言せんげんした。そのため、収録しゅうろく曲きょくをライブで披露ひろうしたことは一いち度どもなく、そのままコンサート活動かつどうが再開さいかいされないまま大滝おおたきが2013年ねんに死去しきょしたことで、本人ほんにんが携たずさわったオリジナル・アルバムとしては最後さいごの作品さくひんになった。

発売はつばいまでの経緯けいい

元々もともと1年ねん前まえの1983年ねん (1983)、大滝おおたきの誕生たんじょう日びである7月がつ28日にちに発売はつばいするはずであったが、制作せいさく過程かていで不満ふまんが生しょうじ、レコーディングを全すべて破棄はきしたために発売はつばいが延期えんきされたという経緯けいいがある。大滝おおたき曰いわく「レコードの発売はつばい日びを誕生たんじょう日びに設定せっていすると発売はつばい延期えんきになるので誕生たんじょう日びは鬼門きもん」。^{[要よう出典しゅってん]}

お詫わびの意味いみを込こめて、その年としの「西武せいぶ球場きゅうじょうスーパーフェス '83（ALL NIGHT NIPPON SUPER FES. '83 ASAHI BEER LIVE JAM）」にレコーディングメンバー全員ぜんいんで出演しゅつえんした。本来ほんらい『EACH TIME』のお披露目ひろめライブだったとも言いわれる上記じょうきのライブへの出演しゅつえんが、大滝おおたき詠一えいいち名義めいぎとしては結果けっか的てきに最後さいごのものとなった（1985年ねんに行おこなわれたはっぴいえんどのライブには参加さんか）。このライブでは『A LONG VACATION』や『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』の楽曲がっきょくを中心ちゅうしんに演奏えんそうしつつ、当時とうじ薬師丸やくしまるひろ子こに提供ていきょうし大だいヒットを記録きろくした「探偵たんてい物語ものがたり」、「すこしだけやさしく」や森もり進一しんいちに提供ていきょうした「冬ふゆのリヴィエラ」の大滝おおたき版ばん「夏なつのリビエラ」を演奏えんそうした。^{[要よう出典しゅってん]}

この頃ころのライブでは自身じしんが提供ていきょうした曲きょくがヒットし始はじめたこともあり、セルフカヴァーを多おおく披露ひろうしていた。西武せいぶ球場きゅうじょうライブの1年ねん半はん前まえに行おこなわれたヘッドフォン・コンサートでは松田まつだ聖子せいこに提供ていきょうした「風ふう立たちぬ」をセルフ・カヴァーしている。発売はつばい前まえはこれらの動うごきから「風ふう立たちぬ」や「探偵たんてい物語ものがたり」がニュー・アルバムの収録しゅうろく曲きょくかとも言いわれていたが、結局けっきょくライブのみでの披露ひろうとなった。このうち「夏なつのリビエラ」は後のちに『SNOW TIME』で、「探偵たんてい物語ものがたり」「すこしだけやさしく」が死後しごにマスターテープが発見はっけんされ『DEBUT AGAIN』においてスタジオ・レコーディングされたヴァージョンが聴きける。^{[要よう出典しゅってん]}

また、発売はつばいの2か月げつ前まえにNHK-FMにて発売はつばい前ぜんインタビューと共ともに放送ほうそうされた『EACH TIME』アウトテイク音源おんげんは、未みCD化かとなっている。^{[要よう出典しゅってん]}

ミュージックビデオ

本ほん作さく収録しゅうろく曲きょくのうち、「ペパーミント・ブルー」のプロモーション映像えいぞうが制作せいさくされ、テレビで複ふく数すう回かいオンエアされた。

収録しゅうろく曲きょく

All Songs Written by 松本まつもと隆たかし & 大瀧おおたき詠一えいいち

SIDE 1

魔法まほうの瞳ひとみ
夏なつのペーパーバック
木この葉はのスケッチ
恋こいのナックルボール
銀色ぎんいろのジェット

SIDE 2

1969年ねんのドラッグレース
後のちに映画えいが「ちびまる子こちゃんわたしの好すきな歌うた」挿入歌そうにゅうか、更さらにテレビ宮崎てれびみやざき「UMKスーパーサタデーJAGA²天国てんごく」のテーマ曲きょくとして使つかわれていた。松本まつもと隆たかしの作詞さくし活動かつどう30周年しゅうねん記念きねんCD-BOX『風ふう街がい図鑑ずかん』に収録しゅうろく。
ガラス壜びんの中なかの船ふね
ペパーミント・ブルー
レイクサイドストーリー
エンディング付つきバージョン（大だいエンディング・バージョン）

1986年ねん Complete EACH TIME

『EACH TIME』発表はっぴょう時じに収録しゅうろく時間じかんやカッティング技術ぎじゅつの問題もんだい、構成こうせい上じょうの理由りゆうから収録しゅうろくできなかった「Bachelor Girl」と「フィヨルドの少女しょうじょ」が追加ついか収録しゅうろくされ、他たの収録しゅうろく曲きょくの順じゅんも一部いちぶ変更へんこうされた。

詳細しょうさいは「Complete EACH TIME」を参照さんしょう

1989年ねん盤ばん

解説かいせつ

「魔法まほうの瞳ひとみ」と「ガラス壜びんの中なかの船ふね」をカットし、代かわりに「Bachelor Girl」と「フィヨルドの少女しょうじょ」が収録しゅうろくされた。

収録しゅうろく曲きょく

1969年ねんのドラッグレース
Bachelor Girl
ペパーミント・ブルー
恋こいのナックルボール
銀色ぎんいろのジェット
夏なつのペーパーバック
木この葉はのスケッチ
フィヨルドの少女しょうじょ
レイクサイドストーリー

CD選書せんしょシリーズ

解説かいせつ

「CD選書せんしょシリーズ」の一いち枚まいとして廉価れんか盤ばんでのリリース。1991年ねんリマスターを使用しよう、曲きょく順じゅんがオリジナルに戻もどされた。

収録しゅうろく曲きょく

魔法まほうの瞳ひとみ – (4:50)
夏なつのペーパーバック – (3:55)
木この葉はのスケッチ – (4:17)
恋こいのナックルボール – (3:13)
銀色ぎんいろのジェット – (4:11)
1969年ねんのドラッグレース – (4:50)
ガラス壜びんの中なかの船ふね – (5:23)
ペパーミント・ブルー – (4:59)
レイクサイドストーリー – (5:44)
エンディングがフェード・アウトするバージョンのままになっている。

クレジット

All Songs Written by 松本まつもと隆たかし & 大瀧おおたき詠一えいいち
Musicians
Drums: 上原うえはら“EXOTICS”裕ひろし、林はやし“DRAGON”立夫たつお、青山あおやま“WEDDING MARCH”純じゅん
E.Bass: 長岡ながおか“AKAGAI”道夫みちお
Guitars: 鈴木すずき“微熱びねつ少年しょうねん”茂しげる、村松むらまつ“GREEN WATER”邦男くにお、徳武とくたけ“NASHVILLE”弘文こうぶん、吉川よしかわ“長老ちょうろう”忠英ただひで、安田やすだ“ヤッスさん”裕美ひろみ、石川いしかわ“元老げんろう”鷹たか彦、笛吹うすい利明としあき、三畑みはた卓たく次じ、鳴海なるみ寛ひろし、加藤かとう達雄たつお
Keyboards: 国吉くによし“外泊がいはく禁止きんし” 良一りょういち、難波なんば“エマーソン”弘之ひろゆき、井上いのうえ“SAAB”鑑かん、中西なかにし“拳こぶし症しょう炎えん”康晴やすはる
Synth.Prog: 松まつ武たけし“第だい3京浜けいひん”秀樹ひでき
L.Perc: 鳴な島しま“ナルちゃん”英治えいじ、浜口はまぐち“エガワ”茂しげる外がい也、斉藤さいとう“月見つきみうどん”ノブ、川瀬かわせ“デモテープ”正人まさと、阿達あだち彰あきら義よし、菅原すがわら由紀ゆき
Wood Bass: 小泉こいずみ信美のぶよし雄ゆう
Harp: 山川やまかわ恵子けいこ、入江いりえ愛子あいこ、野畑のばた潤子じゅんこ、張ちょう谷たに恭子きょうこ
Accordion: 岡田おかだ徹とおる
Clarinet: Mr.北村きたむら英治えいじ
Oboe: 大野おおの守まもる
Vibraphone: 金山かなやま功いさお
Sax: Jake H. Concepsion
Chorus: 伊集いじゅ加代子かよこ、和田わだ夏代子かよこ、鈴木すずき宏子ひろこ
Cheer Boys: PERCUSSION GROUP 72
Strings: 加藤かとうジョー・グループ
Strings Arrange: 井上いのうえ鑑あきら
SPECIAL GUEST: MATTI LUHTALA (Guitar) from Finland
Studio All Nighters
Ωおめが大森おおもり、ブッシュマンナベ、歌舞伎町かぶきちょう松尾まつお、ぼくちゃん太田おおた、XEVIOUSアトム、OLYMPIC芳川よしかわ、DRE2台だい川部かわべ、ハーモナイザー宮田みやた、DELETE津つ久ひさ間あいだ、余よ下か吉よし太ふとし、SEDICいのう、MYアガリ3好このみ、スケジュール・シスターズ（土屋つちや幸子さちこ、浅香あさか友美子ゆみこ）、RACOON佐藤さとう、笠井かさい“CUTTING ENGINEER”鉄平てっぺい、松まつ殿どのオーナー、Flowrin G.H.、カフェ・バーVEGA、赤坂あかさかフォンテーヌ
Recorded & Remixed at STUDIO“不夜城ふやじょう”Shinanomachi & Roppongi
STUDIO COMMAND & HYPER NECAM DRIVED by クローク
PAPILAPOPAスタジオ退屈たいくつ男おとこ大野おおの“オニギリ1人にん占しめ”邦彦くにひこ
Engineer: 吉田よしだ“ユンケルMIX”保ほ
Each Times 定期ていき購売者しゃ一覧いちらん
白川しらかわ隆三りゅうぞう、浜野はまの啓介けいすけ、河合かわい“Aykroyd”マイケル (CBS/SONY)
松本まつもと隆たかし、清水しみず桂子けいこ (Termini)
伊部いべ誠まこと (CMC)
キャンキャン中山なかやま、フリー平原へいげん、小滝こだき詠えい司し (Mitaka Group)
中山なかやま泰やすし、養父やぶ正一しょういち、河田かわた久雄ひさお (Design)
朝妻あさづま一郎いちろう、Pop-cicle木崎きざき、Mr. Chibumaker (60's Fun Club)
前島まえじま“キヨーレオピン”洋児ようじ、塚田つかだ“出前でまえ一いち丁ちょう”千春ちはる、増田ますだ“チェーン1時じ間あいだ”真一しんいち、山縣やまがた“再さい就職しゅうしょく”裕子ゆうこ、梅田うめだ“安産あんざん”智恵子ちえこ、小出こいで“バイブル”豊子とよこ、野口のぐち“フォークの火ひを消けすな”健作けんさく、ジャマイカ・イタル、金田一きんだいち“ハマッコ”伴とも内ない (NIAGARA Staff)
駅売えきうり愛読あいどく者しゃ一覧いちらん
佐藤さとう“No.1バンド”輝雄てるお、“課長かちょう職しょく”竹内たけうち、“梅木うめきマリ”光ひかり原ばら、桜井さくらい“サクラ”聖子せいこ、五月ごがつ“辰たつ徳とく”夢子ゆめこ、土門どもん“ミレーヌ”壌、小田おだ“パソコン”創そう (Radio Staff)
伊藤いとうアキラ、大森おおもり昭男あきお、関口せきぐち直人なおと (Cider Trio)
杉山すぎやま“ゴルフ”垣かき太郎たろう、Sun山田やまだ、本部ほんぶ長ちょう西村にしむら (Video Staff)
アキレスケン中川なかがわ、ギックリゴシ立原たちはら、Gals田中たなか (Book Staff)
Produced by 大瀧おおたき詠えい一いち For Niagara Enterprises
Remasterd on Dec. 1990 & Jan. 1991
Engineer: Teppei Kasai

20th Anniversary Edition

『EACH TIME 20th Anniversary Edition』

大滝おおたき詠一えいいちのスタジオ・アルバム

リリース

2004年ねん3月がつ21日にち

録音ろくおん

STUDIO“不夜城ふやじょう”Shinanomachi & Roppongi

ジャンル

ポップス

レーベル

NIAGARA ⁄ Sony Records

プロデュース

大瀧おおたき詠一えいいち

チャート最高さいこう順位じゅんい

39位い（オリコン）

大滝おおたき詠一えいいちアルバム年表ねんぴょう

NIAGARA TRIANGLE Vol.2 20th Anniversary Edition
（2002年ねん (2002)）

EACH TIME 20th Anniversary Edition
（2004年ねん (2004)）

NIAGARA MOON 30th Anniversary Edition
（2005年ねん (2005)）

EANコード

JAN 4988009019017, ASIN B0001EJ7RW

大滝おおたき詠一えいいち（ナイアガラ・レーベル）年表ねんぴょう

NIAGARA TRIANGLE Vol.2 20th Anniversary Edition / ナイアガラ・トライアングル
（2002年ねん (2002)）

EACH TIME 20th Anniversary Edition / 大滝おおたき詠一えいいち
（2004年ねん (2004)）

NIAGARA MOON 30th Anniversary Edition / 大滝おおたき詠一えいいち, SONGS -30th Anniversary Edition- / SUGAR BABE
（2005年ねん (2005)）

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解説かいせつ

2004年ねん3月がつ21日にち (2004-03-21)に『EACH TIME』のオリジナル盤ばん発売はつばいから20周年しゅうねんを記念きねんして「ナイアガラ不滅ふめつプロジェクト」の20周年しゅうねん企画きかくのラストを飾かざるものとして発売はつばいされた。CDの包装ほうそうには「Final EACH TIME」と銘打めいうったシールが貼はられているほか、全曲ぜんきょくにリマスタリングが施ほどこされた。

またもや曲きょく順じゅんの変更へんこうが行おこなわれているほか、「魔法まほうの瞳ひとみ」が『EACH TIME SINGLE VOX』^{[注釈ちゅうしゃく 1]}に収録しゅうろくされたものと同おなじで『Complete EACH TIME』^{[注釈ちゅうしゃく 2]} にも収録しゅうろくされたロング・バージョン、「夏なつのペーパー・バック」はイントロの楽器がっき構成こうせいはそのままに間奏かんそうのサックス・ソロが『EACH TIME SINGLE VOX』^{[注釈ちゅうしゃく 1]}収録しゅうろくの別べつテイクに差さし代かわり、「Cider '83」、「恋こいのナックルボール (1st Recording Version)」、「マルチスコープ」の3曲きょくがボーナス・トラックとして追加ついか収録しゅうろくされている。また、この盤ばんが発売はつばいされるまで入手にゅうしゅ困難こんなんな状態じょうたいにあった「Bachelor Girl」と「フィヨルドの少女しょうじょ」も、収録しゅうろくに際さいしリマスタリングされている。しかし、オリジナル盤ばん収録しゅうろくの「レイクサイドストーリー」のエンディング付つきバージョンはまたも収録しゅうろくされず、かつフェード・アウトが1991年ねん盤ばんよりも早はやくなっている（エンディング付つきバージョンのエンディング部分ぶぶんだけカット）バージョンが収録しゅうろくされた。オリジナル盤ばん発売はつばい前まえにラジオで放送ほうそうされたバック・トラックのみの未み発表はっぴょう曲きょくも未み収録しゅうろくとなっている。

ボーナス・トラックのうち「Cider '83」は『NIAGARA CM SPECIAL』で、「マルチスコープ」は「ゆらりろ」というタイトルで『大瀧おおたき詠一えいいち Song Book II -大瀧おおたき詠一えいいち作品さくひん集しゅう Vol.2 (1971-1988)-』にそれぞれ収録しゅうろくされてCD化か済ずみ。「恋こいのナックルボール (1st Recording Version)」の今回こんかい初はつ収録しゅうろくの未み発表はっぴょう音源おんげんだったが、後のちに『NIAGARA CD BOOK II』の1枚まい『Niagara Rarities Special』に全すべて収録しゅうろくされた。

収録しゅうろく曲きょく

夏なつのペーパーバック – (3:56)
Bachelor Girl – (4:36)
木この葉はのスケッチ – (4:16)
恋こいのナックルボール – (3:12)
銀色ぎんいろのジェット – (4:07)
1969年ねんのドラッグレース – (4:54)
ガラス壜びんの中なかの船ふね – (5:21)
ペパーミント・ブルー – (4:58)
魔法まほうの瞳ひとみ – (5:18)
レイクサイドストーリー – (5:10)
フィヨルドの少女しょうじょ – (3:57)
Bonus Tracks
Cider '83 – (0:30)
恋こいのナックルボール (1st Recording Version) – (3:43)
マルチスコープ – (2:05)
NHK総合そうごうテレビ「マルチ・スコープ」テーマソング

All Songs Written by 松本まつもと隆たかし & 大瀧おおたき詠一えいいち
Except 12 & 14 by 伊藤いとうアキラ & 大瀧おおたき詠一えいいち

クレジット

Musicians
Drums: 上原うえはら“EXOTICS”裕ひろし、林はやし“DRAGON”立夫たつお、青山あおやま“WEDDING MARCH”純じゅん
E.Bass: 長岡ながおか“AKAGAI”道夫みちお
Guitars: 鈴木すずき“微熱びねつ少年しょうねん”茂しげる、村松むらまつ“GREEN WATER”邦男くにお、徳武とくたけ“NASHVILLE”弘文こうぶん、吉川よしかわ“長老ちょうろう”忠英ただひで、安田やすだ“ヤッさん”裕美ひろみ、石川いしかわ“元老げんろう”鷹たか彦、笛吹うすい利明としあき、三畑みはた卓たく次じ、鳴海なるみ寛ひろし、加藤かとう達雄たつお
Keyboards: 国吉くによし“外泊がいはく禁止きんし” 良一りょういち、難波なんば“エマーソン”弘之ひろゆき、井上いのうえ“SAAB”鑑かん、中西なかにし“拳こぶし症しょう炎えん”康晴やすはる
Synth.Prog: 松まつ武たけし“第だい3京浜けいひん”秀樹ひでき
L.Perc: 鳴な島しま“ナルちゃん”英治えいじ、浜口はまぐち“エガワ”茂しげる外がい也、斉藤さいとう“月見つきみうどん”ノブ、川瀬かわせ“デモテープ”正人まさと、阿達あだち彰あきら義よし、菅原すがわら由紀ゆき
Wood Bass: 小泉こいずみ信美のぶよし雄ゆう
Harp: 山川やまかわ恵子けいこ、入江いりえ愛子あいこ、野畑のばた潤子じゅんこ、張ちょう谷たに恭子きょうこ
Accordion: 岡田おかだ徹とおる
Clarinet: Mr.北村きたむら英治えいじ
Oboe: 大野おおの守まもる
Vibraphone: 金山かなやま功いさお
Sax: Jake H. Concepsion
Chorus: 伊集いじゅ加代子かよこ、和田わだ夏代子かよこ、鈴木すずき宏子ひろこ
Cheer Boys: PERCUSSION GROUP 72
Strings: 加藤かとうジョー・グループ
Strings Arrange: 井上いのうえ鑑あきら
SPECIAL GUEST: MATTI LUHTALA (Guitar) from Finland
Studio All Nighters
Ωおめが大森おおもり、ブッシュマンナベ、歌舞伎町かぶきちょう松尾まつお、ぼくちゃん太田おおた、XEVIOUSアトム、OLYMPIC芳川よしかわ、DRE2台だい川部かわべ、ハーモナイザー宮田みやた、DELETE津つ久ひさ間あいだ、余よ下か吉よし太ふとし、SEDICいのう、MYアガリ3好このみ、スケジュール・シスターズ（土屋つちや幸子さちこ、浅香あさか友美子ゆみこ）、RACOON佐藤さとう、笠井かさい“CUTTING ENGINEER”鉄平てっぺい、松まつ殿どのオーナー、Flowrin G.H.、カフェ・バーVEGA、赤坂あかさかフォンテーヌ
Recorded & Remixed at STUDIO“不夜城ふやじょう”Shinanomachi & Roppongi
STUDIO COMMAND & HYPER NECAM DRIVED by クローク
PAPILAPOPAスタジオ退屈たいくつ男おとこ大野おおの“オニギリ1人にん占しめ”邦彦くにひこ
Engineer: 吉田よしだ“ユンケルMIX”保ほ
Each Times 定期ていき購売者しゃ一覧いちらん
白川しらかわ隆三りゅうぞう、浜野はまの啓介けいすけ、河合かわい“Aykroyd”マイケル (CBS/SONY)
松本まつもと隆たかし、清水しみず桂子けいこ (Termini)、伊部いべ誠まこと (CMC)
キャンキャン中山なかやま、フリー平原へいげん、小滝こだき詠えい司し (Mitaka Group)
中山なかやま泰やすし、養父やぶ正一しょういち、河田かわた久雄ひさお (Design)
朝妻あさづま一郎いちろう、Pop-cicle木崎きざき、Mr. Chibumaker (60's Fun Club)
前島まえじま“キヨーレオピン”洋児ようじ、塚田つかだ“出前でまえ一いち丁ちょう”千春ちはる、増田ますだ“チェーン1時じ間あいだ”真一しんいち、山縣やまがた“再さい就職しゅうしょく”裕子ゆうこ、梅田うめだ“安産あんざん”智恵子ちえこ、小出こいで“バイブル”豊子とよこ、野口のぐち“フォークの火ひを消けすな”健作けんさく、ジャマイカ・イタル、金田一きんだいち“ハマッコ”伴とも内ない (NIAGARA Staff)
駅売えきうり愛読あいどく者しゃ一覧いちらん
佐藤さとう“No.1バンド”輝雄てるお、“課長かちょう職しょく”竹内たけうち、“梅木うめきマリ”光ひかり原ばら、桜井さくらい“サクラ”聖子せいこ、五月ごがつ“辰たつ徳とく”夢子ゆめこ、土門どもん“ミレーヌ”壌、小田おだ“パソコン”創そう (Radio Staff)
伊藤いとうアキラ、大森おおもり昭男あきお、関口せきぐち直人なおと (Cider Trio)
杉山すぎやま“ゴルフ”垣かき太郎たろう、Sun山田やまだ、本部ほんぶ長ちょう西村にしむら (Video Staff)
アキレスケン中川なかがわ、ギックリゴシ立原たちはら、Gals田中たなか (Book Staff)
新規しんき購買こうばい者しゃ
城田しろた雅昭まさあき (SONY MUSIC)
Produced by 大瀧おおたき詠えい一いち For Niagara Enterprises
Remasterd on Dec. 2003 & Jan, 2004
Engineer: Tetsuya Naitoh

リリース履歴りれき

#	発売はつばい日び	規格きかく	品番ひんばん	備考びこう
ナイアガラ ⁄ CBSソニー
1	1984年ねん3月がつ21日にち (1984-03-21)	LP	28AH 1555 (NGLP-539,540-OT)	帯おびの代かわりにステッカーが貼はられる。
2	1984年ねん3月がつ21日にち (1984-03-21)	CT	28KH 1460 (NGCA-115,116-OT)	パッケージ裏面りめんの曲名きょくめいにて「レイクサイドストーリー」が“レイクサイドストーリー”となっている。
3	1984年ねん4月がつ1日にち (1984-04-01)	12"Single×5	50AH 1706~10 (OT-12A,B, OT-13~20)	『EACH TIME SINGLE VOX』『EACH TIME』収録しゅうろく曲きょくをAB面めんにすべて収録しゅうろくした、1万まん枚まい限定げんていの12インチ・シングル5枚まい組ぐみ。ディスクはすべてクリア―WAX、みず色いろレーベル仕様しよう。いくつかの曲きょくは別べつミックスとなっている。
4	1984年ねん4月がつ21日にち (1984-04-21)	LP	30AH 1617	マスターサウンド・シリーズでリリースされたアナログ盤ばん。
5	1984年ねん4月がつ21日にち (1984-04-21)	CT	33KH 1470	マスターサウンド・シリーズでリリースされたメタル・カセット。
6	1984年ねん6月がつ1日にち (1984-06-01)	CD	35DH 78 (NGCD-11-OT)	ナイアガラアーティスト番号ばんごうなし。ナイアガラ・レーベルにてデジタル・マスターを使用しようした最初さいしょのCD。
7	1986年ねん6月がつ1日にち (1986-06-01)	LP	28AH 2001 (NGLP-539,540-OT)	『Complete EACH TIME』『EACH TIME』に2曲きょく追加ついかし、曲きょく順じゅんが新あたらしくなったコンプリート版ばん。バクダン・ステッカーが貼はられたほか、初回しょかいプレスのみヴィニール・パッケージ仕様しよう。ジャケット表面ひょうめん上部じょうぶの“Complete”の文字もじは大滝おおたき本人ほんにんが書かいたものを金かね押おししたもの。
8		CT	28KH 2001 (NGCA-1233,124-OT)	『Complete EACH TIME』のカセット版ばん。外そと袋ぶくろにバクダン・ステッカーが貼はられている。
9		CD	32DH 555 (NGCD-5-OT)	『Complete EACH TIME』 CDは『EACH TIME SINGLE VOX』のマスター+2曲きょく追加ついかという内容ないようになっている。LP、カセット同様どうよう、バクダン・ステッカーが貼はられる。
10	1989年ねん6月がつ1日にち (1989-06-01)	CD	27DH 5303 (NGCD-5-OT)	1989年ねんリマスター、曲きょく順じゅんが新あたらしくなり、2曲きょくさしかわった新しん構成こうせいとなる。
11	1989年ねん6月がつ1日にち (1989-06-01)	CT	25KH 5303	1989年ねんリマスター音源おんげんのカセット版ばん。
12	1991年ねん3月がつ21日にち (1991-03-21)	CD	CSCL 1664 (NGCD-5-OT)	CD選書せんしょシリーズの一いち枚まい。オリジナルの曲きょく順じゅんに戻もどる。ただし、「レイクサイドストーリー」はエンディングがフェード・アウトするヴァージョンのまま。
ナイアガラ ⁄ ソニー
13	1997年ねん10月がつ22日にち (1997-10-22)	MD	SRYL 7323 (NGMD-4-OT)	MD選書せんしょシリーズの一いち枚まい。全ぜん9曲きょく。「レイクサイドストーリー」はエンディングがフェード・アウトするヴァージョン。
14	2004年ねん3月がつ21日にち (2004-03-21)	CD	SRCL 5002 (NGCD-3-OT)	『EACH TIME 20th Anniversary Edition』 2003年ねん+2004年ねんリマスター。曲きょく順じゅん変更へんこう、「バチェラー・ガール」「フィヨルドの少女しょうじょ」を加くわえた11曲きょくにボーナス・トラック3曲きょく追加ついか。大滝おおたき直筆ちょくひつによる“Final”の文字もじが加くわえられたバクダン・ステッカーが外そと袋ぶくろに貼はられている。
15	2014年ねん3月がつ19日にち (2014-03-19)	音楽おんがく配信はいしん	–	通常つうじょう音質おんしつ（全ぜん11曲きょく：AAC 128/320kbps）^[1]^[2]^[3]^[4]^[5]
15	2014年ねん4月がつ1日にち (2014-04-01)	音楽おんがく配信はいしん	–
ナイアガラ ⁄ ソニー・ミュージックレーベルズ
16	2014年ねん3月がつ21日にち (2014-03-21)	2CD	SRCL 8005~6	『EACH TIME -30th Anniversary Edition-』 Disc1に『EACH TIME』30thリマスター、Disc2にDisc1全曲ぜんきょくの純じゅんカラオケを収録しゅうろく。3面めんデジパック仕様しよう。初回しょかい盤ばんは大滝おおたき直筆ちょくひつによる“Final”と“Complete”の文字もじが入はいったバクダン・ステッカーがデザインされた三方みかた背せボックス。
17	2015年ねん3月がつ21日にち (2015-03-21)	CD	SRCL 8705	『NIAGARA CD BOOK II』(12CD:SRCL 8700~11)の中なかの一いち枚まい。35DH 78以来いらいとなる、オリジナル・アナログ盤ばんの曲きょく順じゅんでのリイシュー。「レイクサイドストーリー」も大だいエンディング・バージョンで収録しゅうろく。オリジナルのLP・CDではデジタル・マスターが使用しようされていたが、ここではアナログ・マスターを基もとにしたリマスタリング音源おんげんを使用しよう。
18	2015年ねん3月がつ21日にち (2015-03-21)	CD	SRCL 8709	『Complete EACH TIME SINGLE VOX』『NIAGARA CD BOOK II』(12CD:SRCL 8700~11)の中なかの一いち枚まい。『EACH TIME SINGLE VOX』の内容ないように、初はつ商品しょうひん化かとなる4曲きょくを追加ついかしたコンプリート版ばんCD。

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

^ ^a ^b ^c 『EACH TIME SINGLE VOX』 1984年ねん4月がつ1日にち (1984-04-01)発売はつばい NIAGARA ⁄ CBS/SONY 5×12inch:50AH 1706~10
^ 『Complete EACH TIME』 1986年ねん6月がつ1日にち (1986-06-01)発売はつばい NIAGARA ⁄ CBS/SONY LP:28AH 2011(NGLP-539,540-OT), CT:28KH 2001(NGCA-123,124-OT), CD:32HD 555(NGCD-5-OT)

出典しゅってん

書籍しょせき

^ ^a ^b 『オリコン・チャートブック LP編へん昭和しょうわ45年ねん - 平成へいせい1年ねん』オリジナル・コンフィデンス、1990年ねん、98頁ぺーじ。ISBN 4871310256。
^ ^a ^b 大瀧おおたき詠一えいいち大瀧おおたき詠一えいいち「ナイアガラ・マニアの方々かたがたのための（曲目きょくもく解説かいせつ）」『EIICHI OHTAKI Song Book I 大瀧おおたき詠えい一いち作品さくひん集しゅう (1980-1985)』、CBS/SONY、1991年ねん。CSCL 1667。
^ 文藝ぶんげい別冊べっさつ（2005年ねん、河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ刊かん）の「総そう特集とくしゅう大滝おおたき詠一えいいち」に大滝おおたきと内田うちだ樹いつきの対談たいだん「ナイアガラ・ライフ30年ねん!」が掲載けいさいされている。対談たいだんは同年どうねん8月がつ16日にちに山やまの上うえホテルで行おこなわれた。その対談たいだんで大滝おおたきはエンディングの編集へんしゅうについて言及げんきゅうしている。曰いわく「『レイクサイド・ストーリー』というのはフェイド・アウトする曲きょくなんだけれども、エンディングが二ふたつ作つくってあって、オリジナル・イシューでは大だいエンディングのものを作つくりたいと最後さいごのところで心変こころがわりをしまして、今日きょう工場こうじょうに行いかないと発売はつばい日びに間まに合あわないというので階下かいかに車くるまが待まっているという状況じょうきょうで『じゃあ行いってきます』という段階だんかいになって、『待まて』とテープをつなぎ換かえた」。大滝おおたきは本ほん作さくの制作せいさく中ちゅうに「曲きょくが出でなくなる」状態じょうたいに陥おちいったが、彼かれはその際さいに「（やることを全ぜんてやり）満みちたことを知しった」と述のべている。大滝おおたきはエンディング編集へんしゅう時じの心境しんきょうを振ふり返かえり、「（『EACH TIME』は）結果けっか的てきに最後さいごのアルバムになりましたから、多分たぶん自分じぶんで（音楽おんがく活動かつどうに関かんして）終おわろうとしたんだと思おもう」と述懐じゅっかいしている。

その他た

^ “"大滝おおたき詠一えいいち「EACH TIME」” (日本語にほんご). www.apple.com. Apple. (2014年ねん3月がつ19日にち). 2018年ねん3月がつ7日にち閲覧えつらん。
^ “大滝おおたき詠一えいいち「EACH TIME」”. music.jp. 株式会社かぶしきがいしゃエムティーアイ (2014年ねん3月がつ19日にち). 2018年ねん3月がつ7日にち閲覧えつらん。
^ “EACH TIME” (日本語にほんご). Amazon.co.jp.. Amazon.com, Inc. (2014年ねん3月がつ19日にち). 2018年ねん3月がつ7日にち閲覧えつらん。
^ “EACH TIME／大滝おおたき詠一えいいち”. mora. 株式会社かぶしきがいしゃレーベルゲート (2014年ねん3月がつ19日にち). 2018年ねん3月がつ7日にち閲覧えつらん。
^ “『EACH TIME』大滝おおたき詠一えいいち”. レコチョク. 株式会社かぶしきがいしゃレコチョク (2014年ねん4月がつ1日にち). 2018年ねん3月がつ7日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

SonyMusic

EACH TIME – ディスコグラフィ
EACH TIME 20th Anniversary Edition – ディスコグラフィ

その他た

Eiichi-Ohtaki-Each-Time - Discogs

この項目こうもくは、アルバムに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（P:音楽おんがく/PJアルバム）。

[each_time_single_box-2] 『EACH TIME SINGLE VOX』 1984年ねん4月がつ1日にち (1984-04-01)発売はつばい NIAGARA ⁄ CBS/SONY 5×12inch:50AH 1706~10

[5] 『Complete EACH TIME』 1986年ねん6月がつ1日にち (1986-06-01)発売はつばい NIAGARA ⁄ CBS/SONY LP:28AH 2011(NGLP-539,540-OT), CT:28KH 2001(NGCA-123,124-OT), CD:32HD 555(NGCD-5-OT)

[ori_98-1] 『オリコン・チャートブック LP編へん昭和しょうわ45年ねん - 平成へいせい1年ねん』オリジナル・コンフィデンス、1990年ねん、98頁ぺーじ。ISBN 4871310256。

[1980-1985-3] 大瀧おおたき詠一えいいち大瀧おおたき詠一えいいち「ナイアガラ・マニアの方々かたがたのための（曲目きょくもく解説かいせつ）」『EIICHI OHTAKI Song Book I 大瀧おおたき詠えい一いち作品さくひん集しゅう (1980-1985)』、CBS/SONY、1991年ねん。CSCL 1667。

[4] 文藝ぶんげい別冊べっさつ（2005年ねん、河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ刊かん）の「総そう特集とくしゅう大滝おおたき詠一えいいち」に大滝おおたきと内田うちだ樹いつきの対談たいだん「ナイアガラ・ライフ30年ねん!」が掲載けいさいされている。対談たいだんは同年どうねん8月がつ16日にちに山やまの上うえホテルで行おこなわれた。その対談たいだんで大滝おおたきはエンディングの編集へんしゅうについて言及げんきゅうしている。曰いわく「『レイクサイド・ストーリー』というのはフェイド・アウトする曲きょくなんだけれども、エンディングが二ふたつ作つくってあって、オリジナル・イシューでは大だいエンディングのものを作つくりたいと最後さいごのところで心変こころがわりをしまして、今日きょう工場こうじょうに行いかないと発売はつばい日びに間まに合あわないというので階下かいかに車くるまが待まっているという状況じょうきょうで『じゃあ行いってきます』という段階だんかいになって、『待まて』とテープをつなぎ換かえた」。大滝おおたきは本ほん作さくの制作せいさく中ちゅうに「曲きょくが出でなくなる」状態じょうたいに陥おちいったが、彼かれはその際さいに「（やることを全ぜんてやり）満みちたことを知しった」と述のべている。大滝おおたきはエンディング編集へんしゅう時じの心境しんきょうを振ふり返かえり、「（『EACH TIME』は）結果けっか的てきに最後さいごのアルバムになりましたから、多分たぶん自分じぶんで（音楽おんがく活動かつどうに関かんして）終おわろうとしたんだと思おもう」と述懐じゅっかいしている。

[6] “"大滝おおたき詠一えいいち「EACH TIME」” (日本語にほんご). www.apple.com. Apple. (2014年ねん3月がつ19日にち). 2018年ねん3月がつ7日にち閲覧えつらん。

[7] “大滝おおたき詠一えいいち「EACH TIME」”. music.jp. 株式会社かぶしきがいしゃエムティーアイ (2014年ねん3月がつ19日にち). 2018年ねん3月がつ7日にち閲覧えつらん。

[8] “EACH TIME” (日本語にほんご). Amazon.co.jp.. Amazon.com, Inc. (2014年ねん3月がつ19日にち). 2018年ねん3月がつ7日にち閲覧えつらん。

[9] “EACH TIME／大滝おおたき詠一えいいち”. mora. 株式会社かぶしきがいしゃレーベルゲート (2014年ねん3月がつ19日にち). 2018年ねん3月がつ7日にち閲覧えつらん。

[10] “『EACH TIME』大滝おおたき詠一えいいち”. レコチョク. 株式会社かぶしきがいしゃレコチョク (2014年ねん4月がつ1日にち). 2018年ねん3月がつ7日にち閲覧えつらん。

[book 1]

[注釈ちゅうしゃく 1]

[book 2]

[book 3]

[注釈ちゅうしゃく 2]

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

表ひょう話はなし編へん歴れきアサヒ飲料いんりょう「三ツ矢みつやサイダー」のコマーシャルソング
70年代ねんだい	73「Cider'73」（大滝おおたき詠一えいいち） 74「Cider'74」（大滝おおたき詠一えいいち） 75「Cider'75」（大滝おおたき詠一えいいち） 76「三ツ矢みつやサイダー'76」（山下やました達郎たつお） 77「Cider'77」（大滝おおたき詠一えいいち） 78「勝手かってにシンドバッド」（サザンオールスターズ） 79「青あおい空そらの心しん (No me? More no!)」（サザンオールスターズ）
80年代ねんだい	80「いなせなロコモーション」（サザンオールスターズ） 83「Cider'83」（大滝おおたき詠一えいいち） 84「三ツ矢みつやサイダー'84」（大貫おおぬき妙子たえこ） 85「三ツ矢みつやサイダー'85」（大貫おおぬき妙子たえこ） 86「クロール」（大沢おおさわ誉志幸よしゆき） 87「女おんなぎつねon the Run」（BARBEE BOYS） 88「恋こいに落おちた日にち Anyday You Love Me」（河内かわうち淳一じゅんいち） 88「She Wants To Dance With Me」（リック・アストリー） 88「Take Me To Your Heart」(リック・アストリー) 88「Some Kinda Love」（リック・アストリー） 89「SPARKLIN' GIRL」（井上いのうえ大輔だいすけ）
90年代ねんだい	92「Woman」（中西なかにし圭三けいぞう） 92「CIDER」（GIMIX） 93「まゆみ」(KAN） 94「まだ見みぬ君きみへの愛あいの詩し」（THE ALFEE） 95「水着みずぎとBeachとBoys」（LINDBERG) 96「SUMMER GOODでいいじゃない (Part II)」（ISIS） 97「ゲンキダシテ」（大黒おおくろ摩季まき） 97「大だいスキ!」（広末ひろすえ涼子りょうこ） 98「HOT LIMIT」（T.M.Revolution）
00年代ねんだい	00「BLOW YOUR LIFE」（エレキハチマキ） 01「桜さくら並木道なみきみち」（Whiteberry） 02「スミレ」(ゆず） 03「サイダーで、クロール」（LAUNDRYS） 04「シュワわせダンス」 05「STAND BY ME」（GOING UNDER GROUND） 06「VISTA」（GOING UNDER GROUND） 06「テルーの唄うた」(手て嶌しま葵まもる) 07「しおり」（Aqua Timez） 08「Diary」（コブクロ） 08「崖がけの上うえのポニョ」（藤岡ふじおか藤巻ふじまきと大橋おおはしのぞみ）
10年代ねんだい	10「To be free」(嵐あらし) 15「Yeah! Yeah! Yeah!」(androp) 17「弥わたる蜜みつ塌菜のしらべ」(サザンオールスターズ) 18「勝手かってにシンドバッド」(サザンオールスターズ) 18「みんなのうた」(サザンオールスターズ) 18「LOVE AFFAIR 〜秘密ひみつのデート」(サザンオールスターズ) 18「I AM YOUR SINGER」(サザンオールスターズ) 18「あまちゃんのテーマ」(大友おおとも良英よしひで) 18「壮年そうねんJUMP」(サザンオールスターズ)
カテゴリ

表ひょう話はなし編へん歴れきオリコン週間しゅうかんLPチャート第だい1位い（1984年ねん 4月がつ2日にち-4月がつ16日にち付づけ・3週しゅう連続れんぞく）
1月がつ	9日にち（合算がっさん週しゅう: 2週しゅう分ぶん）・16日にち・23日にち・30日にち BEST AKINA メモワール（中森なかもり明菜あきな）
2月がつ	6日にち・13日にち・20日はつか Timely!!（杏里あんり） 27日にち古今ここん集しゅう（薬師丸やくしまるひろ子こ）
3月がつ	5日にち古今ここん集しゅう（薬師丸やくしまるひろ子こ） 12日にち・19日にちスリラー（マイケル・ジャクソン） 26日にち Touch Me, Seiko（松田まつだ聖子せいこ）
4月がつ	2日にち・9日にち・16日にち EACH TIME（大滝おおたき詠一えいいち） 23日にち・30日にちスリラー（マイケル・ジャクソン）
5月	7日にち VARIETY（竹内たけうちまりや） 14日にち・21日にち・28日にち ANNIVERSARY（中森なかもり明菜あきな）
6月がつ	4日にち・11日にち VISITORS（佐野さの元春もとはる） 18日にち・25日にち Tinker Bell（松田まつだ聖子せいこ）
7月がつ	2日にち・9日にち The Best Year of My Life（オフコース） 16日にち・23日にち人気にんき者しゃで行いこう（サザンオールスターズ） 30日にち絶対ぜったいチェッカーズ!!（チェッカーズ）
8月がつ	6日にち・13日にち絶対ぜったいチェッカーズ!!（チェッカーズ） 20日はつか・27日にち人気にんき者しゃで行いこう（サザンオールスターズ）
9月	3日にち人気にんき者しゃで行いこう（サザンオールスターズ） 10日とおかフットルース（サウンドトラック） 17日にち人気にんき者しゃで行いこう（サザンオールスターズ） 24日にち OCEAN SIDE（菊池きくち桃子ももこ）
10月	1日にち・8日にち Triad（髙橋真梨子まりこ） 15日にち LA VIE EN ROSE（吉川よしかわ晃司こうじ） 22日にち・29日にち POSSIBILITY（中森なかもり明菜あきな）
11月	5日にちはじめまして（中島なかじまみゆき） 12日にち・19日にち・26日にち Seiko・Town（松田まつだ聖子せいこ）
12月	3日にちメイク・イット・ビッグ（ワム!） 10日とおか NO SIDE（松任谷まつとうや由実ゆみ） 17日にちもっと!チェッカーズ（チェッカーズ） 24日にち Windy Shadow（松田まつだ聖子せいこ） 31日にち 9.5カラット（井上いのうえ陽水ようすい）
LP：1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 アルバム：1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 デジタルアルバム：2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024