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フリーソフトウェア財団ざいだん

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フリーソフトウェア財団ざいだん
略称りゃくしょう FSF
標語ひょうご

Free Software, Free Society

(自由じゆうなソフトウェア、自由じゆう社会しゃかい)
設立せつりつ 1985ねん10月4にち
種類しゅるい 米国べいこく内国ないこく歳入さいにゅうほうだい501じょうCこう3ごう認定にんていけた営利えいり団体だんたい
法的ほうてき地位ちい 財団ざいだん
目的もくてき 啓蒙けいもう組織そしき
本部ほんぶ アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく マサチューセッツしゅうボストン
貢献こうけん地域ちいき 世界せかい規模きぼ
会員かいいんすう
私人しじんならびに後援こうえん企業きぎょう
代表だいひょう ジェフリー・クノース
加盟かめい Software Freedom Law Center (SFLC)
職員しょくいんすう
13にん[1]
ボランティアすう
不明ふめい世界せかい各国かっこく存在そんざい
ウェブサイト The Free Software Foundation
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フリーソフトウェア財団ざいだん(フリーソフトウェアざいだん、英語えいご: Free Software Foundation, Inc., 略称りゃくしょうFSF)とは、1985ねん10月4にちリチャード・ストールマンにより創設そうせつされた営利えいり団体だんたいである。とう団体だんたいは、フリーソフトウェア運動うんどう、すなわち、コンピュータ・ソフトウェア作成さくせい頒布はんぷ改変かいへんする自由じゆうをユーザーにひろあまねすすめることをねらい、コピーレフト基本きほんとする社会しゃかい運動うんどう支援しえん目標もくひょうかかげている。

概要がいよう

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FSFはアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくマサチューセッツしゅう団体だんたいである[2]元々もともとは、マサチュまさちゅセッツ工科大学せっつこうかだいがく地下ちかしつばれたコンピュータルームない計算けいさん活用かつようして、すうおおくのソフトウェア製作せいさくしたストールマンの活動かつどう起源きげんとなっている。創立そうりつから1990年代ねんだい中頃なかごろまで、FSFの資金しきんは、GNUプロジェクトのために自由じゆうソフトウェア作成さくせいするソフトウェア開発かいはつしゃ雇用こようするためおおむ拠出きょしゅつされていた。1990年代ねんだい中頃なかごろからは、FSFの従業じゅうぎょういんとその奉仕ほうし活動かつどうしゃヴォランティア)は、フリーソフトウェア運動うんどう自由じゆうソフトウェアコミュニティたいする法的ほうてきかつ構造こうぞうてき問題もんだい対処たいしょするためおおむ活動かつどうしている。

FSFの目標もくひょう首尾しゅび一貫いっかんしており、コンピュータうえ利用りようできる唯一ゆいいつのソフトウェアが自由じゆうソフトウェアとなることを目指めざしている[3]

構成こうせいいん

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FSFの理事りじかい(board of directors)は以下いか人物じんぶつつとめる[4]

  • ジェフリー・クノース英語えいごばん: 代表だいひょうけん財務ざいむ担当たんとう、SFA, Inc.のシニア・ソフトウェア・エンジニア(1997ねん10月23にちより理事りじつとめ、2020ねん8がつ代表だいひょう選出せんしゅつ[5])。
  • ジェラルド・ジェイ・サスマン: MIT教授きょうじゅ計算けいさん科学かがく専攻せんこう)(創設そうせつ当初とうしょより理事りじつとめる)。
  • ヘンリー・プール: 技術ぎじゅつ諮問しもん会社かいしゃ(テクノロジー・コンサルティング・ファーム)のくさてき運動うんどうである、CivicActionsの創設そうせつしゃ[6]2002ねん12月12にちより理事りじつとめる)。
  • イアン・ケリング: FSF上級じょうきゅうシステム管理かんりしゃ。2021ねん3がつ28にち選出せんしゅつ[7]
  • オディール・ベナッシ: GNU Eduプロジェクトのリーダー。はつのヨーロッパ出身しゅっしんのFSF理事りじ[7]

以前いぜん理事りじつとめたものは以下いか人物じんぶつふくむ。

FSFの理事りじかいは、議決ぎけつけん委員いいんによって選出せんしゅつされる。委員いいん権利けんりのうち、すくなくとも投票とうひょうけんかんしては、つぎべる財団ざいだん定款ていかん規約きやく)に略記りゃっきされている[18][19]

In addition to the right to elect Directors as provided in the by-laws and such other powers and rights as may be vested in them by law, these Articles of Organization or the by-laws, the Voting Members shall have such other powers and rights as the Directors may designate.
Articles of Amendment、Free Software Foundation, Inc.

参考さんこうやく

定款ていかんにより付与ふよされるその権限けんげん権利けんり同様どうように、定款ていかんさだめるところによる理事りじ選出せんしゅつけんくわえて、これら組織そしき条項じょうこうまたは定款ていかんにより、議決ぎけつけん委員いいん理事りじ指名しめいする権限けんげんそのほかの権利けんりゆうするものとする。
変更へんこう条項じょうこう、Free Software Foundation, Inc.

FSFの議決ぎけつけん委員いいんだれなのか、その構成こうせいしめ有効ゆうこう文書ぶんしょ現時点げんじてんでは不明ふめいである。[よう出典しゅってん]

FSFの執行しっこう役員やくいんExecutive director代表だいひょう取締役とりしまりやく)は、ウィリアム・ジョン・サリバンが2021ねん3がつまでつとめた[9][20]以前いぜんこの地位ちいいていたものは、ブラッドリー・M・クーン在任ざいにん: 2001ねん-2005ねん)、ピーター・T・ブラウン英語えいごばん在任ざいにん: 2005ねん-2010ねん)[20]であった。

設立せつりつから現在げんざいにかけて、FSFには大抵たいていやくじゅうすうめい従業じゅうぎょういんがいる[1]すべてではないが、FSFの本部ほんぶ機能きのうだい部分ぶぶんマサチューセッツしゅうボストン設置せっちされている[21]

エベン・モグレンダン・ラヴィチャー英語えいごばん以前いぜんプロボノ法務ほうむ顧問こもん(legal counsel)として個人こじんでFSFに従事じゅうじしていた。Software Freedom Law Center(SFLC)のげにより、FSFにたいする法的ほうてきサービスはSFLCによりおこなわれることになった。

2002ねん11月25にち、FSFは個人こじんけのFSF賛助さんじょ会員かいいんプログラム(FSF Associate Membership program)をげた[22]ブラッドリー・M・クーン2001ねんから2005ねんまでFSFの執行しっこう役員やくいん,Executive Directorつとめた)はそのプログラムのげをおこなっており、最初さいしょ賛助さんじょ会員かいいん登録とうろくもうんでいる[23]賛助さんじょ会員かいいん純粋じゅんすい名誉めいよるだけであり、FSFの資金しきん援助えんじょという役目やくめになっている[18][19]

活動かつどう

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自由じゆうソフトウェアの理想りそうすすめることを目的もくてき様々さまざま活動かつどうをしている。

フリーソフトウェア運動うんどう

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フリーソフトウェア財団ざいだん自由じゆうソフトウェアの理想りそう社会しゃかい共有きょうゆうするため、フリーソフトウェア運動うんどうというかたち社会しゃかい運動うんどうをしている。

フリーソフトウェア運動うんどう定義付ていぎづける「自由じゆうソフトウェアの定義ていぎ」をふくおおくの文書ぶんしょ維持いじ管理かんりしている。

Defective by Design(DbD)は、DRM(Digital Rights Management、デジタル著作ちょさくけん管理かんり)は「権利けんりうばい、制限せいげんするよう設計せっけいされている」という見解けんかいから、この用語ようごをDRM(Digital Restrictions Management、デジタル制約せいやく制限せいげん管理かんり)とさい定義ていぎ[24]、DRMおよびソフトウェア特許とっきょ対抗たいこうする先駆さきがけとなる運動うんどうである[25][26]

BadVistaは、Microsoft Windows Vistaへの移行いこう反対はんたいし、Defective by Design問題もんだい社会しゃかいひろめて自由じゆうソフトウェアへのえを促進そくしんする運動うんどうである[27]

ルック・アンド・フィールなどをはじめとするユーザインタフェース著作ちょさくけんなどをふくソフトウェア特許とっきょは「ソフトウェア利用りようしゃ自由じゆう」を阻害そがいするものであるとして、ソフトウェア特許とっきょ対抗たいこうするおおくの社会しゃかい運動うんどう支援しえんしている。

Ogg+Vorbis推進すいしんする運動うんどう提起ていきして、MP3AACなどのプロプライエタリファイルフォーマットってわるべき自由じゆうなデジタル音声おんせいファイルフォーマットであるとしている。

GNUプロジェクト

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GNUプロジェクトは、GNUオペレーティングシステム (The GNU Operating System) を開発かいはつしている。これと直接ちょくせつ関連かんれんするソフトウェアであるGNUツールチェーンGNU Hurdglibc現在げんざいまでの主要しゅよう成果せいかである。2013ねん5がつ現在げんざいとうプロジェクトのウェブ・サイトでは、「フリーソフトウェア財団ざいだん」でなく、カタカナでひらいた「フリーソフトウェアファウンデーション」の表記ひょうきえる[28]

GNUライセンスはフリーソフトウェア財団ざいだん (FSF) およびGNUプロジェクト提供ていきょうするライセンスである。GNU General Public License(GNU GPL、たんにGPL)はフリーソフトウェアプロジェクトに幅広はばひろ採用さいようされているライセンスである。現行げんこうバージョン(バージョン3)は2007ねん6がつにリリースされた。FSFはまた、GNU Lesser General Public License(GNU LGPL、たんにLGPL)、GNU Free Documentation License(GNU FDL、GFDL)、そしてGNU Affero General Public Licenseバージョン3 (GNU AGPLv3) も公開こうかいしている。

GNU Pressは、FSFの出版しゅっぱん部門ぶもんであり、「自由じゆう頒布はんぷ可能かのうなライセンスを採用さいようした計算けいさん科学かがく書籍しょせきごろな値段ねだん発刊はっかんすること」を責務せきむとしている[29]

GNU Savannahは、ウェブサイトじょうにソフトウェア開発かいはつプロジェクトをホストしている。

GNUライセンス違反いはん是正ぜせい

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1991ねんから2001ねんまで、GPLの違反いはんは、非公式ひこうしきに、通常つうじょうストールマン自身じしんにより、しばしばFSFの弁護士べんごしエベン・モグレンからの助言じょげんけて是正ぜせいされていた。[よう出典しゅってん]典型てんけいてきなことに、この期間きかんのGPL違反いはんはストールマンと違反いはんしゃとが電子でんしメールすうつう交換こうかんすることで解決かいけつされていた。[よう出典しゅってん]

2001ねん後半こうはん当時とうじのFSFの執行しっこう役員やくいん(Executive Director)であったブラッドリー・M・クーンは、モグレン、デイヴィッド・ターナー(David Turner)そしてピーター・T・ブラウン英語えいごばんらの助言じょげんけて、これらの成果せいかかし、FSF GPL コンプライアンス・ラボ(GPL Compliance Labs)[30]という組織そしきとして正式せいしき発足ほっそくさせた。

このあいだ、GPL遵守じゅんしゅ関連かんれんする、GPL違反いはん是正ぜせいならびにライセンスの啓蒙けいもう活動かつどうは、FSFの活動かつどうにおける主要しゅよう焦点しょうてんだった[31][32]

2003ねんから2005ねんにかけて、GPL自体じたい条文じょうぶん説明せつめいならびにその法的ほうてき側面そくめん解説かいせつする法律ほうりつセミナーを開催かいさいしていた[32]大抵たいていは、ブラッドリー・M・クーンダニエル・ラヴィチャー英語えいごばん教鞭きょうべんるっていたが、このセミナーは生涯しょうがい法曹ほうそう教育きょういく英語えいごばん(Continuing legal education, CLE)認定にんていけ、GPLの法的ほうてき教育きょういく活動かつどうとして正式せいしき認定にんていけた最初さいしょ成果せいかであった[33][34][35]

FSFはGNUコンパイラコレクションなど、GNUシステムにとって非常ひじょう重要じゅうようとなるさまざまなソフトウェアぐん著作ちょさくけん保持ほじしている。FSFは(あくまで保持ほじしているこれらソフトウェアのみの)著作ちょさくけんしゃとして、とりわけGNU General Public License (GPL)で許諾きょだくされているソフトウェアにたいし、そのライセンス違反いはん起因きいんする著作ちょさくけん侵害しんがい発生はっせいすれば、GPLの強制きょうせい(エンフォースメント)を行使こうしできる唯一ゆいいつ存在そんざいである。そののソフトウェア・システムの著作ちょさくけんしゃがGPLをかれらのライセンスとして採用さいようした場合ばあい、FSFはそのライセンスをけているソフトウェアの著作ちょさくけんてき利益りえき保護ほごすべしと力説りきせつし、通常つうじょうんで唯一ゆいいつ組織そしきだったのだが、2004ねんハラルト・ヴェルテ同様どうよう組織そしきgpl-violations.orgげている。

Free Software Directory

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Free Software Directoryは、フリーソフトウェアであることが検証けんしょうされたソフトウェアパッケージのリストである。かくパッケージのエントリにはプロジェクトホームページ、開発かいはつしゃ、プログラミング言語げんごなど47の情報じょうほうふくむ。フリーソフトウェアの検索けんさくエンジン提供ていきょうすること、そして、パッケージがフリーソフトウェアであるかの調査ちょうさおこなうためユーザーに相互そうご参照さんしょうあたえることを目標もくひょうとしている。FSFはこのプロジェクトのため、UNESCOより若干じゃっかん資金しきん援助えんじょけていた。将来しょうらいてきにはディレクトリがおおくの言語げんご翻訳ほんやくされることをのぞまれている。[だれによって?]

さい優先ゆうせんプロジェクト

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gNewSenseFSF公式こうしき支援しえんされているLinuxディストリビューションである。

自由じゆうソフトウェアコミュニティの注目ちゅうもくあつめるのにきわめて重要じゅうよう[36]主張しゅちょうする「さい優先ゆうせんプロジェクト」のリスト[36]をFSFは維持いじ管理かんりしている[36]。FSFはこれらのプロジェクトを「コンピュータユーザは頻繁ひんぱんフリーソフトウェア利用りよう誘惑ゆうわくられており、フリーなえが不十分ふじゅうぶんである理由りゆうにより、重要じゅうようである[36]とし、「たか優先ゆうせん」をつとされる各種かくしゅフリーソフトウェアプロジェクトを支援しえんしている。

以前いぜん作業さぎょう必要ひつようとされるとして注目ちゅうもくされていたプロジェクトには、OpenOffice.orgGNOMEデスクトップ環境かんきょうJava依存いぞん互換ごかんせい保証ほしょうするため、フリーなJava実装じっそう英語えいごばんGNU Interpreter for JavaGNU ClasspathそしてGNU Compiler for Javaふくまれていた(ほんこう詳細しょうさいは、英語えいごばんウィキペディア記事きじ"License of Java"を参照さんしょうせよ)。[よう出典しゅってん]

しかし、後日ごじつあるプロジェクトがさい優先ゆうせんリストにくわえられたものの、活発かっぱつ開発かいはつにつながっておらず、また、プロジェクトがのんびりとすすめられている状況じょうきょうて、ほん活動かつどう本当ほんとう効果こうか発揮はっきしているのか批判ひはんするものもいる[37]

表彰ひょうしょう

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FSFは毎年まいとしフリーソフトウェアかいおおきな貢献こうけんあたえた人物じんぶつ組織そしきにそれぞれつぎのしょう授与じゅよしている。

批評ひひょう論争ろんそう

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受賞じゅしょう

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1999ねんLinus Torvalds Award for Open Source Computing[38]というしょう授与じゅよした。

2005ねんアルス・エレクトロニカとう団体だんたい長年ながねんにわたるフリーソフトウェア運動うんどう顕彰けんしょうし、プリ・アルス・エレクトロニカ デジタル・コミュニティ部門ぶもん 栄誉えいよしょうPrix Ars Electronica Award of Distinction in the category of "Digital Communities")を授与じゅよした[39][40]

GPLライセンス違反いはん

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2002ねんから2004ねんにかけて、LinksysそしてOpenTV英語えいごばんによるものといった明確めいかくなGPL違反いはん事例じれい続出ぞくしゅつするようになった[41][42][43]

SCOの訴訟そしょう

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2003ねん3月、SCOはIBMを提訴ていそした英語えいごばん提訴ていそ事由じゆうは、IBMが、FSFのGNUソフトウェアをふくむ、様々さまざまフリーソフトウェア貢献こうけんおこなっていたが、それがSCOの権益けんえき侵害しんがいするものであるとの主張しゅちょうである。FSFは訴訟そしょう当事とうじしゃではなかったが、FSFは2003ねん11月5にち召喚しょうかん令状れいじょうった[44]2003ねんから2004ねんにかけて、FSFはとう訴訟そしょう対抗たいこうし、フリーソフトウェアの採用さいよう移行いこうたいするまけ影響えいきょうさえむためかなりの擁護ようご活動かつどうおこなった[45][46]

シスコの訴訟そしょう

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2008ねん12月、FSFは、シスコがGPLで保護ほごされた(FSFが著作ちょさくけんつ)コンポーネントを利用りよう同社どうしゃLinksys製品せいひんとも出荷しゅっかしたことにたいし、(ライセンス違反いはんによる著作ちょさくけん侵害しんがいで)提訴ていそした。シスコは2003ねんにライセンスの問題もんだいについて通知つうちされていたが、シスコはGPLの条項じょうこうによる義務ぎむかえ無視むしした[47]2009ねん5月、シスコは、FSFへの金銭きんせんてき支払しはらい、シスコがライセンス遵守じゅんしゅ実践じっせんしているかの継続けいぞくてき調査ちょうさ指揮しきするフリーソフトウェア監査かんさやく(Free Software Director)の任命にんめいという和解わかいあん合意ごういし、FSFは訴状そじょうげた[48]

批判ひはん

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2004ねん10月にLinux kernel mailing list英語えいごばん投稿とうこうしたメールからもかるとおり、リーナス・トーバルズ以前いぜんからストールマンとGPLの違反いはん是正ぜせい活動かつどう批判ひはんしている[49]。またかれ2011ねん5月、Linuxfrフランス語ふらんすごばん英語えいごばんのインタビューにおいて、FSFが制定せいていしたGPLv3はんDRMてき姿勢しせい批判ひはんしており、(リーナス自身じしんもDRMがきらいであることは自認じにんしているが)いくらDRMを嫌悪けんおしているとはいえ、ライセンスをDRM攻撃こうげき武器ぶきにするべきではない、コンテンツの自由じゆう利用りようやハードウェアに関連かんれんするDRMの問題もんだいてんとソフトウェアのみに関係かんけいするライセンスの問題もんだいてんをないぜにすべきではない、とべている[50][51]

2009ねん7がつ22にちLinux Magazineのクリストファー・スマート(Christopher Smart)が、マイクロソフトLinuxカーネルにコードを提供ていきょうしたことに関連かんれんして、リーナスにインタビューしたところ、かれ自由じゆうソフトウェアと関連付かんれんづけられるのを毛嫌けぎらいしており、それは「過激かげきな」思想しそう運動うんどうだと批判ひはんした、とつたえられた[52]

2010ねん5月2にちZDNetのエド・ボット(Ed Bott)[注釈ちゅうしゃく 1]は、FSFはPlayOgg運動うんどう最初さいしょ時点じてんでいくつか事実じじつ誤認ごにんしており、かれらはあやまった情報じょうほう故意こいようとしていたうえでプロプライエタリフォーマットの作成さくせいもと非難ひなんした、というFSFを批判ひはんする記事きじどうサイトで公開こうかいした[53]。FSFは運動うんどう一環いっかんとして、MP3にかんする特許とっきょけん侵害しんがい訴訟そしょうであるアルカテル・ルーセントたいマイクロソフト事件じけん英語えいごばん結果けっか裁判所さいばんしょ被告ひこくのマイクロソフトに原告げんこくアルカテル・ルーセントへの15おくドルの支払しはらいをめいじたけん[54]について言及げんきゅうしたが、エドはこれが「うそ」であると主張しゅちょうした。なぜなら、マイクロソフトの特許とっきょけん侵害しんがい裁判さいばん認定にんていされ、侵害しんがいたいする損害そんがい賠償ばいしょうめいじられたのは事実じじつだが、のちにこの裁判さいばんくつがえされたことをFSFはべていなかったからである。またエドは、FSFがRealPlayerWindows Media PlayerそしてiTunesといったメディアプレーヤーをターゲットに「フォーマット批判ひはん」を根拠こんきょなく主張しゅちょうしたこと(FSFはこれらプレーヤーが専用せんようのプロプライエタリなフォーマット、たとえばWMPならばWMA、をユーザに強制きょうせいしようとしているというあやまった主張しゅちょうをした)について、FUDであると非難ひなんした。くわえて、RealPlayer[55][56][57]、iTunes[58][59]そしてWMP[60][61]のプライバシー侵害しんがいかんする問題もんだいひろ報告ほうこくされているにもかかわらず、かれはこのようなソフトウェアがユーザをのぞしているというFSFの主張しゅちょうについては「純然じゅんぜんたるFUD」であるとべ、「根拠こんきょ相当そうとうひどいいいがかり」であるとべた。

2010ねん6月16にち、Linux Magazineのジャーナリスト、ジョー・ブロックマイアー(Joe Brockmeier)は、Defective by DesignなどFSFが運動うんどうかれらの行為こういについて、「ネガティヴ」であり「幼稚ようち」であるとし、ユーザーに提供ていきょうするプロプライエタリソフトウェアを「説得せっとくりょくってえる」ものは十分じゅうぶんにはない、と批判ひはんした[62]

関連かんれん団体だんたい

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協力きょうりょく関係かんけいにある団体だんたい世界中せかいじゅうゆうする。

日本にっぽんでは、GNU関連かんれん書籍しょせき出版しゅっぱんしていたビレッジセンター招請しょうせいにより、ストールマンは訪日ほうにちしている。ここより、GNUソフトウェアの普及ふきゅう、フリーソフトウェア運動うんどう推進すいしんなどがはかられ、フリーソフトウェアイニシアティブインターネットブラウザであるMozillaなどの日本語にほんごなどをおこなう、もじらぐみ結成けっせいされている。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ かれMicrosoft Windows, Office関連かんれんの25の書籍しょせき執筆しっぴつしている。Bio(経歴けいれきより。

出典しゅってん

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  12. ^ FSFが1998ねん1999ねんそれぞれマサチューセッツしゅう提出ていしゅつした年次ねんじ報告ほうこくしょによると、 デ・イカザは1998ねん11月1にち時点じてんでは理事りじつらねてはいないが、1999ねん11月1にち時点じてんでそのがある。 よってかれがこのあいだ就任しゅうにんしたのはあきらかである。 これら文書ぶんしょにはさらなる指摘してきがあり、1999ねん年次ねんじ報告ほうこくかいは8がつ開催かいさいされたとめる。 通常つうじょうしん理事りじ年次ねんじ報告ほうこくかい選出せんしゅつされる。
  13. ^ FSFが2002ねんにマサチューセッツしゅう提出ていしゅつした年次ねんじ報告ほうこくしょ( 2002 Annual Report for Free Software Foundation, Inc.” (PDF). The Commonwealth of Massachusetts (2002ねん12月17にち). 2007ねん8がつ11にち閲覧えつらん)によると、デ・イカザは理事りじ退任たいにんしている。 理事りじかい構成こうせいいん変更へんこう通常つうじょう年次ねんじ報告ほうこくかい(このとし2002ねん2がつ25にちひらいたとなっている)でおこなわれる。
  14. ^ FSFが1999ねん2000ねんそれぞれマサチューセッツしゅう提出ていしゅつした年次ねんじ報告ほうこくしょによると、 モグレンは1999ねん11月1にち時点じてんでは理事りじつらねてはいないが、2000ねん11月1にち時点じてんでそのがある。 よってかれがこのあいだ就任しゅうにんしたのはあきらかである。 これら文書ぶんしょにはさらなる指摘してきがあり、2000ねん年次ねんじ報告ほうこくかい7がつ28にち開催かいさいされたとめる。 通常つうじょうしん理事りじ年次ねんじ報告ほうこくかい選出せんしゅつされる。
  15. ^ モグレンはかれのブログで辞職じしょくする意向いこう公表こうひょうした( Moglen, Eben (2007ねん4がつ23にち). “And Now ... Life After GPLv3”. 2007ねん8がつ11にち閲覧えつらん)。辞任じにんは、もっともらしいところでは2007ねんひらかれた年次ねんじ理事りじかい承認しょうにんされたとおもわれる。しかしその会合かいごう正確せいかく日付ひづけ不明ふめいである。
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  23. ^ クーンは、かれのウェブページじょうかれ最初さいしょ会員かいいんであることがかる、FSFの作成さくせいされた会員かいいんウェブページのリンクを提示ていじしている。 Homepage of Bradley M. Kuhn”. Bradley M. Kuhn (2008ねん1がつ5にち). 2008ねん1がつ5にち閲覧えつらん。 “[...] and I was the first to join the first Associate Membership program I hope you'll join and support the Foundation, too.[...]”
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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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