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KBCグループホールディングス

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
KBCグループホールディングス株式会社かぶしきがいしゃ
KBC GROUP HOLDINGS CO., LTD.
KBCグループホールディングス本社ほんしゃ
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
略称りゃくしょう KBCGHD
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
810-8571[1]
福岡ふくおかけん福岡ふくおか中央ちゅうおう長浜ながはま1丁目ちょうめ1-1[1]
北緯ほくい3335ふん44.5びょう 東経とうけい13023ふん44.8びょう / 北緯ほくい33.595694 東経とうけい130.395778 / 33.595694; 130.395778座標ざひょう: 北緯ほくい3335ふん44.5びょう 東経とうけい13023ふん44.8びょう / 北緯ほくい33.595694 東経とうけい130.395778 / 33.595694; 130.395778
設立せつりつ 1953ねん昭和しょうわ28ねん8がつ21にち[1]
九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそう株式会社かぶしきがいしゃ
業種ぎょうしゅ 情報じょうほう通信つうしんぎょう
法人ほうじん番号ばんごう 6290001006862 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう 放送ほうそうほうもとづく認定にんてい放送ほうそう持株もちかぶ会社かいしゃ
代表だいひょうしゃ
資本しほんきん
  • 3おく8000まんえん
(2023ねん3がつ31にち現在げんざい[2]
発行済はっこうずみ株式かぶしき総数そうすう 38まんかぶ(2023ねん3がつ31にち現在げんざい[2]
売上うりあげだか
  • 連結れんけつ: 168おく2098まん2000えん
  • 単独たんどく: 160おく7935まん0000えん
(2023ねん3がつ[2]
営業えいぎょう利益りえき
  • 連結れんけつ: 6おく5008まん6000えん
  • 単独たんどく: 6おく1129まん6000えん
(2023ねん3がつ[2]
経常けいじょう利益りえき
  • 連結れんけつ: 9おく1699まん8000えん
  • 単独たんどく: 8おく9530まん6000えん
(2023ねん3がつ[2]
じゅん利益りえき
  • 連結れんけつ: 5おく8515まん1000えん
  • 単独たんどく: 6おく0186まん4000えん
(2023ねん3がつ[2]
純資産じゅんしさん
  • 連結れんけつ: 313おく3307まん8000えん
  • 単独たんどく: 307おく7532まん7000えん
(2023ねん3がつ31にち現在げんざい[2]
そう資産しさん
  • 連結れんけつ: 386おく7911まん8000えん
  • 単独たんどく: 376おく6176まん6000えん
(2023ねん3がつ31にち現在げんざい[2]
従業じゅうぎょう員数いんずう
  • 連結れんけつ: 408にん
  • 単独たんどく: 233にん
(2023ねん3がつ31にち現在げんざい[2]
決算けっさん 3月31にち
会計かいけい監査かんさじん 有限ゆうげん責任せきにんあずさ監査かんさ法人ほうじん[2]
主要しゅよう株主かぶぬし #資本しほん構成こうせい参照さんしょう
主要しゅよう子会社こがいしゃ #関連かんれん会社かいしゃ参照さんしょう
外部がいぶリンク https://kbc.co.jp/kbc-ghd/
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KBCグループホールディングス株式会社かぶしきがいしゃ(ケイビーシーグループホールディングス、えい: KBC GROUP HOLDINGS CO.,LTD.[3])は、日本にっぽん認定にんてい放送ほうそう持株もちかぶ会社かいしゃ2023ねんれい5ねん)4がつ1にちをもって、持株もちかぶ会社かいしゃともな九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそうから社名しゃめい変更へんこう

経緯けいい[編集へんしゅう]

前身ぜんしんにあたる九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそう1954ねん昭和しょうわ29ねん)に福岡ふくおかけん久留米くるめにおいてラジオ放送ほうそうKBCラジオ)を開始かいしし、1959ねん昭和しょうわ34ねん)にテレビ放送ほうそう開始かいしした[4]。ラジオ部門ぶもん文化放送ぶんかほうそう(QR)とニッポン放送にっぽんほうそう(LF)をキーきょくとする全国ぜんこくラジオネットワーク(NRN)に、テレビ部門ぶもんテレビ朝日てれびあさひ(EX)をキーきょくとするオールニッポン・ニュースネットワーク(ANN)にそれぞれ加盟かめいし、ANNの九州きゅうしゅう沖縄おきなわ地方ちほう基幹きかんきょくでもある。

こうしたなかで、九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそう策定さくていした2018ねん平成へいせい30ねん)-2022ねんれい4ねん)の中期ちゅうき経営けいえい計画けいかくにおいて、九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそうのありたい姿すがたを「地域ちいきとともにあるナンバーワンメディア」を、ミッションとして「地域ちいきひとびとに価値かちある情報じょうほうコンテンツをとどつづけること」をそれぞれかかげてきた[4]

しかし、メディアを環境かんきょうおおきな変化へんか継続けいぞくしており、九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそうでは、2018ねん平成へいせい30ねん)から5年間ねんかんにわたって役員やくいんかい中心ちゅうしんに「将来しょうらいにわたって地域ちいきから必要ひつようとされるメディア」として、企業きぎょうとしてどうあるべきかを検討けんとうした結果けっか従来じゅうらい放送ほうそうきょくとしてのあゆみをまえながら、しん時代じだいにグループいちたいで、しかも「柔軟じゅうなん対応たいおうできる経営けいえいシステムが必要ひつよう」という結論けつろんとなった[4][5]

これによって、これまでかかげてきた「地域ちいきナンバーワンメディア」から「放送ほうそう+αあるふぁちから地域ちいき魅力みりょく価値かち最大さいだい」させる「地域ちいきをプロデュースするメディアグループ」への進化しんかはか[4]

2023ねんれい5ねん)3がつ9にちをもって、総務そうむしょう電波でんぱ監理かんり審議しんぎかい諮問しもんして、「諮問しもんのとおり認定にんていすることが適当てきとうである」という答申とうしんけ、正式せいしきに2023ねんれい5ねん)4がつ1にちをもって認定にんてい放送ほうそう持株もちかぶ会社かいしゃ認定にんていおこなうとともに、これまでの九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそうっていた「免許めんきょじん地位ちい」をあたらしく設立せつりつされる九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそう承継しょうけいされることになった[6]。それにより全国ぜんこくで11番目ばんめ福岡ふくおか県内けんない民間みんかん放送ほうそうきょく放送ほうそう持株もちかぶ会社かいしゃRKB毎日まいにちホールディングスつづいて2番目ばんめとなり、テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつではテレビ朝日てれびあさひホールディングス朝日放送あさひほうそうグループホールディングスつづいて3番目ばんめになった。なおテレビ・ラジオを分社ぶんしゃした朝日放送あさひほうそうグループホールディングスとはことなり、おな福岡ふくおか県内けんないのRKB毎日まいにちホールディングスと同様どうようにテレビ放送ほうそう事業じぎょうとラジオの放送ほうそう事業じぎょうをは分離ぶんりせずラジオ・テレビ兼営けんえいきょく継続けいぞくする。

2023ねんれい5ねん)4がつ1にちをもって、これまでの九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそうが『KBCグループホールディングス』に社名しゃめい変更へんこうし、あたらしい体制たいせいでの『KBCグループ』が誕生たんじょうした[5]同年どうねん4がつ3にちあたらしく発足ほっそくしたKBCグループの発足ほっそくしきで、挨拶あいさつったKBCグループホールディングス社長しゃちょう森山もりやまろうすべてのグループ社員しゃいんたいし「「『放送ほうそうファースト』」の発想はっそうからしましょう。これまでは最初さいしょ放送ほうそうがあり、グループ全体ぜんたいもそこを起点きてんかんがえてきました。しかし、メディア環境かんきょう激変げきへんするなか、従来じゅうらいのやりかたまもるだけでは時代じだいれません。放送ほうそうがグループのはしらであることはこれからもたしかです。が、あらたな挑戦ちょうせんにあたっては、かならずしも放送ほうそうにとらわれない発想はっそうからのスタートが必要ひつようです。各社かくしゃ事業じぎょうたねき、グループ全体ぜんたいのチカラでひろげていく。そうしたみが、我々われわれがめざす「地域ちいきプロデュース集団しゅうだん実現じつげんのスピードにつながります」と、「挑戦ちょうせんすることの重要じゅうようせい」をいた[5]

同時どうじに、KBCグループのブランドコンセプトを『つくろう、ユニークな未来みらい』とさだめた[5]。これは、これまでの九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそうおこなってきた、博多はかた祇園山ぎおんやまかさの「やま」のテレビ中継ちゅうけい男子だんしプロゴルフツアーの「KBCオーガスタ」の主催しゅさい全国ぜんこくネット中継ちゅうけい、「NAKASU JAZZ」というイベントの共催きょうさいたずさわっており、2022ねんれい4ねん)は、まれわった「福岡ふくおか国際こくさいマラソン」の放送ほうそう主管しゅかんつとめたりするなど、「地域ちいきとともにまちほこり」をつむいできた[5]。これをもと今後こんご福岡ふくおかけん佐賀さがけんが「魅力みりょくあふれる地域ちいき」でつづけるために、様々さまざまひとんで、「自治体じちたい地元じもと企業きぎょう団体だんたい住民じゅうみんとう」と連携れんけいして、多数たすう事業じぎょう展開てんかいしていくことによって、「地域ちいきプロデュース企業きぎょう集団しゅうだん」に昇華しょうかしていくことにともなって、今回こんかいのKBCグループのブランドコンセプトをKBCグループの各社かくしゃ若手わかてメンバーを中心ちゅうしんにして策定さくていしたものである[5]

この『つくろう、ユニークな未来みらい』には、KBCグループのDNAである「つくる」に「地域ちいきのみなさまと一緒いっしょに」という視点してんくわえ、「ともに地域ちいき未来みらいつくっていきたい」という意味いみめた[5]。また、わたしたちKBCグループが「地域ちいきをプロデュースする」ことで、KBCグループの地元じもとである「福岡ふくおかのユニークさ(独自どくじせい)」をさらに伸長しんちょうさせるという宣言せんげんでもある[5]。「地域ちいきのあしたを、ゆたかに、元気げんきに。」というおもいをむねにして、これまでの放送ほうそうわくにとどまらず、さまざまな分野ぶんやおおくの挑戦ちょうせん継続けいぞくして、地域ちいきっている魅力みりょく価値かちを「ユニークなもの」に最大さいだいさせていく[5]。これにともなって、九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそうふくむグループ各社かくしゃのロゴも2023ねんれい5ねん)4がつ4にちをもって、一新いっしんした[5]

資本しほん構成こうせい[編集へんしゅう]

2023ねん3がつ31にち[編集へんしゅう]

出典しゅってん: [7]

資本しほんきん 1かぶ 発行済はっこうずみ株式かぶしき総数そうすう 株主かぶぬしすう
3おく8000まんえん 1000えん 380,000かぶ 415
株主かぶぬし 株式かぶしきすう 比率ひりつ
朝日新聞社あさひしんぶんしゃ 72,973かぶ 19.20%
九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそう従業じゅうぎょういん持株もちかぶかい 25,110かぶ 06.61%
昭和しょうわ自動車じどうしゃ 19,050かぶ 05.01%
テレビ朝日てれびあさひホールディングス 15,200かぶ 04.00%
東映とうえい 15,000かぶ 03.95%
三井住友銀行みついすみともぎんこう 13,150かぶ 03.46%
西日本にしにほんシティ銀行ぎんこう 11,890かぶ 03.13%
朝日放送あさひほうそうグループホールディングス 10,000かぶ 02.63%
福岡銀行ふくおかぎんこう 07,900かぶ 02.08%
電通でんつうグループ 07,810かぶ 02.06%

過去かこ資本しほん構成こうせい[編集へんしゅう]

企業きぎょう団体だんたい名称めいしょう個人こじん肩書かたがき当時とうじのもの。出典しゅってん[8][9][10][11][12]

沿革えんかく[編集へんしゅう]

関連かんれん会社かいしゃ[編集へんしゅう]

連結れんけつ子会社こがいしゃ
連結れんけつ子会社こがいしゃ
  • 株式会社かぶしきがいしゃGlocal K

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ a b 九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそう 代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう
  2. ^ 昭和しょうわグループ 創始そうししゃ
  3. ^ 九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそう 代表だいひょう取締役とりしまりやく相談役そうだんやく
  4. ^ 九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそう 取締役とりしまりやく

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c KBCグループホールディングス - KBCグループホールディングス
  2. ^ a b c d e f g h i j だい70(2022ねん4がつ1にち - 2023ねん3がつ31にち有価ゆうか証券しょうけん報告ほうこくしょ” (PDF). KBCグループホールディングス株式会社かぶしきがいしゃ (2023ねん6がつ28にち). 2024ねん1がつ15にち閲覧えつらん
  3. ^ KBCグループホールディングス株式会社かぶしきがいしゃ 定款ていかん だい1しょうだい1じょう
  4. ^ a b c d 認定にんてい放送ほうそう持株もちかぶ会社かいしゃへの移行いこうかんするおらせ”. 九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそう株式会社かぶしきがいしゃ (2022ねん3がつ25にち). 2023ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  5. ^ a b c d e f g h i j 「つくろう、ユニークな未来みらい。」~KBCグループ4がつ1にちからあたらしい体制たいせい移行いこう森山もりやましん社長しゃちょう放送ほうそうファーストの発想はっそうからし、挑戦ちょうせんしよう」” (2023ねん4がつ3にち). 2023ねん4がつ4にち閲覧えつらん
  6. ^ 認定にんてい放送ほうそう持株もちかぶ会社かいしゃ認定にんていとう”. 総務そうむしょう (2023ねん3がつ9にち). 2023ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  7. ^ KBCグループホールディングス株式会社かぶしきがいしゃだい70(2022ねん4がつ1にち - 2023ねん3がつ31にち有価ゆうか証券しょうけん報告ほうこくしょ だい株主かぶぬし状況じょうきょう』(レポート)2023ねん6がつ28にち 
  8. ^ ゆうほうリーダー”. Lafla. 2016ねん6がつ8にち閲覧えつらん[リンク]
  9. ^ 日本民間放送連盟にほんみんかんほうそうれんめい日本にっぽん放送ほうそう年鑑ねんかん'78』洋文ひろふみしゃ、1978ねん12月、306ぺーじ 
  10. ^ 日本民間放送連盟にほんみんかんほうそうれんめい日本にっぽん民間みんかん放送ほうそう年鑑ねんかん'92』コーケン出版しゅっぱん、1992ねん11月、417ぺーじ 
  11. ^ 日本民間放送連盟にほんみんかんほうそうれんめい日本にっぽん民間みんかん放送ほうそう年鑑ねんかん2003』コーケン出版しゅっぱん、2003ねん11月、446ぺーじ 
  12. ^ 日本民間放送連盟にほんみんかんほうそうれんめい日本にっぽん民間みんかん放送ほうそう年鑑ねんかん2015』コーケン出版しゅっぱん、2015ねん11がつ20日はつか、425ぺーじ 

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]