MAJORの登場 人物
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MAJORの
主人公
[茂野 吾郎 /本田 吾郎 (しげの ごろう / ほんだ ごろう)声 - くまいもとこ(保育園 、小学生 )、森久保 祥 太郎 (中学生 以降 ) /大谷 育江 (サンデーCM劇場 )- 『MAJOR』の
主人公 。右肩 を壊 し左腕 に転向 してからは、ジャイロボールを武器 とする速球 派 の投手 となる。 常 に野球 一筋 のまっすぐな熱血漢 。ワールドシリーズを制 して数 年 後 に投手 として再起 不能 に陥 ってからは野手 に転向 し、日本 球界 復帰 。- 『2nd』では
各国 に渡 ってプロ野球 選手 で現役 を続 けていてあまり自宅 にはいないが、様々 な壁 にぶつかっては試行錯誤 する大 吾 と仲間 達 を導 くこともある。 茂野 大 吾 (しげの だいご)声 -沢 城 みゆき(メッセージ)、藤原 夏海 (セカンド) /田村 睦 心 (サンデーCM劇場 )捕手 、外野 手 右 投 右 打 。背番号 13(ドルフィンズ)→7(中学校 )。- 『MAJOR 2nd』の
主人公 。吾郎 と薫 の長男 で、泉 の3歳 下 の弟 。少年 期 の吾郎 と外見 はよく似 ており、やや小柄 な体格 。 幼少 時 、現役 復帰 した吾郎 の影響 を受 け、「おとさん(吾郎 )みたいにプロ野球 選手 になる」という夢 を抱 いていた。小学 4年生 から本格 的 に野球 をすべく三船 リトルに入団 したものの父親 譲 りの身体 能力 に恵 まれず、周囲 からは期待 はずれとして落胆 され、常 に父 や2人 の祖父 と比較 され続 けたため父 に対 しての劣等 感 や後 ろめたさを抱 き、一度 野球 を辞 めてしまう。小学校 6年生 まで母 に振 り回 される形 でサッカーや勉強 に取 り組 むも、長続 きせずゲームばかりしており、傷 つくことを恐 れて物事 に対 して逃 げ腰 になっていた。運動 神経 自体 は悪 くなく守備 能力 は並 以上 だが、遠 投 や打撃 が不得意 。ただし、これは基礎 的 な知識 や練習 が不十分 だったためであり、再 び野球 を始 めてからは寿 也の指導 を受 け、徐々 に練習 の成果 を見 せ始 めている。投打 ともに豪快 な野球 が持 ち味 であった父 とは対照 的 に、三船 ドルフィンズ時代 は犠打 やプッシュバントで次 の打者 に繋 げることを中心 とした、小 技 主体 のスタイルに取 り組 んでいた。吾郎 と異 なり目上 ならびに初対面 の人物 には礼儀 をわきまえた振 る舞 いをするが、千代 を野球 部 に勧誘 した時 に「あなたの身長 に惚 れました!」と正直 過 ぎる言葉 を放 ち彼女 を余計 怒 らせるなど、女性 に対 して不適切 な対応 をとってしまう点 は同様 である[注釈 1]。また、上記 の勉強 については身 についているようであり、中学校 編 で睦子 、相良 太 鳳 、関 鳥 星 蘭 よりは成績 は上 なのが明確 になり、これも学生 時代 勉強 嫌 いだった吾郎 とは正 反対 である。小学生 編 当初 は自分 の抱 えている劣等 感 や繊細 で傷 つきやすい一 面 を姉 や母親 に理解 してもらえなかったことや、味方 からの無神経 なヤジもあって捻 くれた性格 となっており、睦子 や光 等 の好意 的 な感情 も素直 に受 け入 れられずにいた。しかし光 との出逢 いを機 に、心境 に変化 が現 れ始 め、紆余曲折 ありながらも再 び野球 と向 き合 うことを決 め、三船 リトルに再 入団 する。投手 を目指 す光 の提案 で捕手 を目指 すが、野球 から離 れていたこともあって当初 は消極 的 かつ上 から目線 な態度 を取 り光 を怒 らせてしまう。後 にいずみからの助言 を受 けて前向 きになり、光 を見返 したい一心 で吾郎 からの頼 みでコーチを引 き受 けた寿 也の指導 の下 でバッティングセンターで特訓 に励 んでいたが、後 に光 が何 も告 げずに群馬 へ引 っ越 してしまったことで気持 ちの整理 が付 かずにいた。しかし、寿 也を通 じて光 からの手紙 を受 け取 って光 の本心 を知 り、いつか共 に野球 をすべく特訓 を再開 。のちに光 もチームに復帰 し、1回戦 での奮闘 ぶりを見 たチームメイトからも仲間 として認 められた。またこれ以降 、光 や睦子 にも友好 的 に接 するようになる。県 予選 では準々 決勝 で惜敗 を喫 した際 に光 が選手 生命 や日常 生活 に関 わる怪我 を負 ったことで自責 の念 から再 び思 い詰 めていたが、シーズンを終 えて帰国 した吾郎 と寿 也の協力 や容態 が回復 に向 かっていた光 の励 ましもあって立 ち直 る。中学生 編 私立 風 林学 園 中等 部 に進学 し、2年生 になった際 は主将 を任 される[注釈 2]。仁科 をはじめとした実力 主義 を貫 こうとする後輩 たちの不遜 な態度 に必要 以上 に反論 せず、そのような消極 的 な姿勢 や、唯一 の上級生 の丹波 が生徒 会長 との兼任 で多忙 故 に他 に適任 者 がいなかったこともあり睦子 以外 の他 の女子 部員 からは「お飾 り主将 」と見 られていたが、模擬 試合 で仁科 の速球 を打 ち返 した際 に守備 を疎 かにする彼 らに「先輩 を舐 めるのは勝手 だが、野球 を舐 める奴 はぶっ殺 す‼︎」(アニメ版 2期 では「野球 を舐 める事 だけは許 さないぞっ⁉︎」に変更 )と怒鳴 りつけるなど心 技 共 に大 きく成長 しており、そのことがきっかけで他 の部員 たちからも認識 を改 められている。主将 に選 ばれた際 に、吾郎 に自身 へのコーチを依頼 し練習 を重 ねた結果 、苦手 だった打撃 面 でも粘 りのバッティングが出来 るほどの進歩 を見 せ、春 の大会 では、かつては格 上 だった卜部 とアンディのバッテリーから、サヨナラヒットを打 つ。決勝 では試合 には敗 れたものの道 塁 の本気 の速球 を打 ち返 すなど、かなりの成長 ぶりが窺 える。指導 者 不在 の中 で自身 が部員 達 の練習 メニューを考案 したり、練習 前 の下 準備 や後始末 等 の雑用 を自分 から進 んで行 っているが、部活 終了 後 にも自宅 で自主 練習 をするなどドルフィンズ時代 とは異 なりストイックな生活 を送 っている[注釈 3]。前述 した指導 者 不在 の環境 に加 えて、練習 試合 等 のチームの現状 を見極 める機会 に恵 まれなかったことも災 いし、アニータから「千里 や仁科 も登板 できるように投手 の頭数 は多 くて損 はないはず」と提案 されるも「1年生 を敗戦 投手 等 にさせたくない」という配慮 から提案 を却下 してしまった結果 、睦子 を疲労 困憊 になるまで投 げさせてしまう。仁科 をやむなくリリーフで登板 させたときは好投 させたものの、先発 を任 せた際 には力 配分 等 の指示 が不十分 だった事 も災 いして炎上 させてしまい、救援 で登板 した千里 が「握力 が限界 」と降板 を願 い出 るも「投 げられる投手 がいないから困 る」といった自身 の配慮 が裏目 に出 てしまう等 、見通 しの甘 さからのミスを招 いてしまう。春季 大会 決勝 で惜敗 した悔 しさから、夏 の大会 を見据 えたチーム全体 の早急 なレベルアップを目指 すが、休日 を返上 した練習 時間 等 の増加 や質 の向上 等 を急 ぐあまり、試合 中 に負傷 したアニータや肘 の古傷 を抱 えている弥生 、膝 を痛 めてる関 鳥 に対 しての配慮 を怠 ってしまうなど、一 度 は周囲 が見 えなくなってしまう[注釈 4]。この為 に練習 量 増加 賛成 派 と反対 派 筆頭 の太 鳳 との間 でチームが空中 分解 するかとも思 われたが、無理 がたたって大 吾 が扁 桃 炎 による高熱 を発症 し寝込 んだことにより、チームメイトらが大 吾 の負担 軽減 のために協力 し、集団 で見舞 いに行 ったことでチームの結束 はより深 まった。その数 ヶ月 後 に行 われた辻堂 中 との練習 試合 で光 と再会 するも、辻堂 側 の出場 選手 がベストメンバーに入 れ替 わった試合 で大敗 した上 に、捕手 に転向 していた光 に心身 ともに打 ちのめされ、実質 的 な絶縁 宣告 をされてしまう。- このことから
練習 を緩和 する方針 に切 り替 えるが、これからの練習 の在 り方 を睦子 に相談 された際 は「親友 に自分 の野球 生活 をこけにされた」、「仲間 達 を思 ってのことなのに否定 された」と思 い込 むなど再 び繊細 な性格 が災 いし、今度 は過 換気 症候群 で倒 れてしまう。 - しかし
勝利 やチームの実力 向上 を決 して諦 めてはおらず、本音 を聴 いてくれた吾郎 の伝手 で監督 に就任 した寿 也、ブランクを抱 えながらもコーチを引 き受 けてくれた叔父 ・大河 の手 を借 りて、辻堂 へのリベンジのため再起 する。 - アニメ
版 ではキャプテンに指名 された当初 は自分 の実力 から就任 に消極 的 であり、野球 部 を退 部 してシニアへの移籍 を考 えていたが、吾郎 や大河 の経験 を聞 いたことで徐々 に考 えを改 め、吾郎 にコーチを依頼 したことが語 られた。また吾郎 が指導 者 探 しに奔走 する場面 は第 2シーズン時点 で描 かれず、キャッチボールで大 吾 の本音 を引 き出 して再起 に一役 買 う場面 に変 わっている。
主要 人物
[佐藤 寿 也(さとう としや)声 -大浦 冬華 (幼稚園 、小学生 )、森田 成 一 (中学生 以降 )吾郎 の最初 の友達 で、終生 のライバルであり、親友 となる強肩 強打 の天才 捕手 。吾郎 とは対照 的 に冷静 沈着 な性格 で頭脳 明晰 。- 『2nd』では
現役 を引退 して日本 に帰国 し、吾郎 の頼 みで大 吾 の野球 のコーチを務 める。中学校 編 では大 吾 の中学 の野球 部 の監督 も務 め、現役 時代 に培 った経験 と優 れた観察 眼 で選手 達 を導 く。 - ジョー・ギブソン
声 -落合 弘治 - メジャーリーグで
活躍 後 、巨 仁 (アニメ版 では東京 ウォリアーズ)に移籍 した速球 投手 。当初 は日本 の野球 を見下 すなど傲慢 な態度 が目立 っていたが、吾郎 の父 ・茂治 に死球 を投 げて死 なせてしまい、その贖罪 として吾郎 の成長 を見守 り、野球 に対 する考 え方 も改 めて球界 を代表 する投手 となった。吾郎 にとっては代 わり目標 と出来 る唯一 の人物 。 - 『ワールドシリーズ
編 』時点 で現役 を引退 し、テキサス・レイダースの監督 となる。 - ジョー・ギブソンJr.
声 -浪 川 大輔 、木村 亜希子 (幼少 期 )- ギブソンの
息子 。テキサス・レイダースの4番 打者 として天才 的 な打撃 力 を誇 るスイッチヒッター。アメリカにおいて吾郎 とライバル関係 になる。 清水 薫 /茂野 薫 (しみず かおる / しげの かおる)声 -笹本 優子 吾郎 とは小学校 からの幼馴染 。三船 リトルでは吾郎 と同 じチームで共 に戦 った。彼 とは紆余曲折 あったものの交際 に至 り、後 に結婚 。- 『2nd』では
二 児 の母親 となる。
吾郎 の親族
[本田 家
[本田 茂治 (ほんだ しげはる)声 -子安 武人 、加藤 優子 (少年 期 )投手 →一塁 手 。左 投 左 打 。背番号 44。吾郎 の実父 。通称 おとさん。プロ野球 ・横浜 マリンスターズ(アニメ版 では横浜 ブルーオーシャンズ)の選手 。体育 系 大学 を出 ている。享年 31。序盤 は話 の中心 に座 ることが多 く、一軍 と二 軍 を往復 する日々 を送 っていたが、妻 ・千秋 の死後 まもなく猛 練習 を繰 り返 したせいでヘルニアを患 い、それ以降 はずっと二 軍 生活 を余儀 なくされる。さらに、遠征 先 で肘 を故障 してしまい引退 を考 えたが、吾郎 が1人 で球団 事務所 へ行 き解雇 を取 り消 すよう懇願 したことや、同僚 だった茂野 英毅 からの勧 めを受 けて野手 転向 を決意 する。そして、英毅 との3打席 勝負 の末 に球団 側 と再 契約 を結 び、野手 として頭角 を現 していく。- しかし、スタメン
出場 となった東京 シャイアンズ(アニメ版 では東京 ウォリアーズ)戦 にて、ギブソンとの初 勝負 でホームランを打 つも、次 の打席 が回 ってくる間 にフラストレーションを溜 め込 んだ彼 が放 った158km/hのボールが頭部 を直撃 し、さらに転倒 した際 に自分 のバットで後頭部 を強打 してしまう。試合 直後 までは平気 だったが、帰宅 後 に急激 な体調 悪化 に見舞 われ、頭蓋 内 血腫 のため他界 した。 - その
生 き様 や野球 に対 する姿勢 は、死 してなお吾郎 の模範 となっている。 本田 千秋 (ほんだ ちあき)声 -日 髙のり子 吾郎 の実母 。通称 おかさん。回想 シーンでしか登場 しないため、人物 像 はほとんど明 らかになっていない(吾郎 の発言 によれば「“野球 好 きな女性 ”」であった模様 )。吾郎 が3歳 の時 、病気 (病名 は不明 )のため他界 した。本田 義治 (ほんだ よしはる)声 -田原 アルノ茂治 の兄 であり、吾郎 の伯父 。弟 とはひと回 り近 く歳 が離 れており、彼 に野球 を教 えた人物 でもある。思 いやりのある優 しい性格 で、茂治 の葬儀 の後 、妻 や周囲 の反対 を押 し切 って桃子 に吾郎 を託 した。茂治 の死後 も桃子 に縁談 の話 を持 ちかけたりと気 にかけており、リトルリーグ編 では吾郎 の試合 観戦 に訪 れた際 には、英毅 が桃子 にアタックするきっかけを与 えその後 の結婚 を後押 しした。W杯 編 では吾郎 の応援 をするために現地 まで駆 けつけた。本田 良枝 (ほんだ よしえ)声 -弘中 くみ子 義治 の妻 であり、吾郎 の伯母 。義弟 の茂治 が死亡 した際 、自分 の子育 ても一 段 落 ついた時期 に吾郎 を引 き取 るということで難色 を示 していたため、桃子 が吾郎 を引 き取 る申 し出 を快諾 した。しかし、球団 から多額 の補償 金 が支給 されることを知 ると、手 の平 を返 して言 いがかりをつけ、打算 目的 で親権 の約束 を反故 にしようとするという狡猾 な面 を覗 かせた。その後 、リトルリーグ編 でもわずかながら登場 した。- アニメ
版 では上記 のお金 のことに関 しては触 れず、最初 から夫 と共 に暖 かく吾郎 を迎 えたり、桃子 の吾郎 を引 き取 る懇願 に現役 の母親 として「(ただでさえ子育 ては大変 なのに)他人 の子 を育 てることがどれだけ大変 か…」と一度 反対 するが、2人 の硬 い絆 を見 て認 める[注釈 5]など良識 ある性格 になっている。 義治 の長女 吾郎 の従姉 。初 登場 時 すでに成人 している。センター分 けのロングヘアが特徴 。アニメ版 では、英毅 と桃子 の結婚式 にも出席 していた。義治 の次女 吾郎 の従姉 。初 登場 時 は中学 ~高校生 であった。眼鏡 とボブカットが特徴 。弟 が欲 しかったらしく、桃子 が吾郎 を引 き取 ることになった際 、少々 悔 やんだ発言 をしていた。アニメ版 では、英毅 と桃子 の結婚式 にも出席 していた。
茂野 家
[茂野 英毅 (しげの ひでき)声 -咲 野 俊介 投手 。左 投 左 打 。背番号 17(永久 欠番 )。横浜 マリンスターズ(横浜 ブルーオーシャンズ)のエース。茂治 の親友 で、彼 とは終始 対等 な言葉 遣 いで会話 をしていた。投手 として引退 寸前 だった茂治 に打者 への転向 を勧 めるが、後 に彼 を死 に追 いやる結果 となってしまったことに自責 の念 を抱 いており、彼 の息子 ・吾郎 のリトルデビュー戦 を観戦 に行 ったり、彼 が判断 に迷 った際 に助言 を贈 るなど何 かと気遣 っていた。桃子 と付 き合 う前 に離婚 歴 が一度 あるが、野球 のことしか考 えなかったことが原因 だったと述 べている。吾郎 が小学 4年 の時 に桃子 と再婚 し、吾郎 の義父 になる。吾郎 が中学 3年生 (アニメ版 では高校 2年生 の秋 )の時 に、自身 の限界 を感 じて現役 を引退 し、野球 解説 者 を経 てW杯 では日本 代表 の投手 コーチ兼 ヘッドコーチを務 めた。アニメ最終 シリーズはメジャーリーグの解説 者 も務 めている。吾郎 が三船 ナインと別 れてまで茂治 がいた横浜 リトルに入団 しようとしていたことに桃子 から相談 を受 けて諭 したり、肩 を痛 めているのにもかかわらず安静 にせず練習 を続 ける吾郎 を叱 る、吾郎 が右肩 を壊 した際 に左 投 げ転向 を薦 める、聖 秀 と海堂 の試合 では仕事 を切 り上 げて観戦 に訪 れ桃子 を励 ます、親 を気遣 いメジャー行 きを諦 めようとする吾郎 を送 り出 す等 、様々 な場面 で茂治 に代 わり重要 な役割 を果 たしている。吾郎 に対 して技術 的 な指導 をすることはほとんどないが、中学 編 で吾郎 が寿 也に歯 が立 たず相談 した際 には、ボールがキレのない棒 球 であることを指摘 した。その後 、眉 村 率 いる海堂 に敗 れた際 、吾郎 が「親父 の言 うキレは何一 つ通用 しなかった」と愚痴 を言 った際 には「(サウスポーに転向 したばかりなのにすぐに結果 が出 ないからといって)野球 を舐 めているのか?」と厳 しく諭 し、吾郎 が海堂 に行 くきっかけを作 る。また、聖 秀 編 では吾郎 が「自分 が27個 のアウトを三振 で取 って本塁打 を打 てば勝 てる」と豪語 するなど野球 経験 のない素人 だけを集 め試合 のための見 せかけで野球 をやろうとしていたことを顧問 の山田 から聞 かされて、当初 は「プロアマ規定 があることや親子 共々 やりづらい」と保留 したが、山田 からの熱心 な要請 に応 え吾郎 を本来 の野球 に取 り組 むべき姿 にするために吾郎 に内緒 で臨時 コーチを引 き受 け[注釈 6]、吾郎 以外 の部員 たちのやる気 を試 すために厳 しい練習 を課 し、藤井 と田代 以外 が入部 を保留 。それに抗議 した吾郎 には「自分 以外 に何 も守 るものを持 たない孤独 な人間 に、本当 の栄光 は掴 めない。横浜 リトル相手 に戦 った時 のお前 は、決 して1人 じゃなかったはずだ」と助言 をし、チームメイトの気持 ちに対 する配慮 を欠 いていることを気 づかせた。野手 転向 のテストで対戦 した際 、読 みだけで打 とうとする茂治 の胸元 (アニメでは直接 の描写 はないが、茂治 が「危険 球 だぞ!」と注意 したことから頭部 )にボールを投 げ込 むなど野球 を甘 く考 えている人間 には非常 に厳 しい一 面 を見 せる。吾郎 を実 の息子 同然 に想 っているため、心 のどこかで吾郎 の実 の父 ・茂治 に対 して嫉妬 していると桃子 (アニメでは吾郎 )に語 っていた。- アニメ
版 では、喫茶店 で女性 にサインをねだられた際 、「今 それどころじゃねぇ!」と怒鳴 りつけ泣 かすのが、カップルの男性 が「あれ、茂野 じゃないか?」という声 が聞 こえた瞬間 、耳 が大 きくなるデフォルメが入 り、そのカップルの女性 の方 が「私 、野球 見 ないから」という言葉 に落胆 したり(そのため、原作 と違 い、サインは書 いていない)など、クールな茂治 とは正 反対 の直情 的 でさらにお調子 者 な性格 になっている。 - OVA「メッセージ」では
吾郎 が野手 として日本 プロ野球 で復帰 をすることに反対 していたが、過去 に茂治 に野手 転向 を提案 したことを引 き合 いに出 されてい返 せなかった。トライアウトに合格 し一軍 の公式 戦 に出 た際 にはヤジを飛 ばす観客 に抗議 した桃子 を「プロなら自分 のミスは自分 のプレーで取 り返 すしかない」と宥 めていた。 作者 曰 く、「野茂 を逆 にしただけという単純 なネーミングで、当初 は重要 な役割 を担 う予定 はなく、吾郎 の父 になる予定 もなかった」とのこと[1]。- 『2nd』でも
小学生 編 より登場 し、口 ひげをはやした良 き祖父 として桃子 と共 に大 吾 の試合 を観戦 している。「目立 ちたがりな吾郎 と違 い、大 吾 はデリケート」と彼 の性格 を看破 し、苦悩 する彼 を案 じている。 星野 桃子 (ほしの ももこ)→茂野 桃子 (しげの ももこ)声 -野田 順子 吾郎 の継母 。容姿 が吾郎 の実母 ・千秋 によく似 ており[注釈 7]、茂治 も一度 見 間違 えたほど。普段 は穏 やかだが、ここぞと言 う場面 では毅然 とした態度 を示 す厳格 さも持 ち合 わせている。元々 は、吾郎 が通 っていた幼稚園 の先生 (アニメ版 では保育園 の保育 士 )。吾郎 を幼稚園 の外 の私生活 でも面倒 を見 ており、吾郎 の方 も大好 きな野球 と同等 以上 に慕 っていた。茂治 のプロポーズを受 け婚約 するが、その矢先 に彼 が急死 してしまい、自 らの意志 で吾郎 を引 き取 り育 てる。同居 するようになってからは吾郎 にも母親 として認 められ、2人 で助 け合 いながら生活 していたが、茂治 の死 から4年 後 、彼 のことを忘 れられずにいながらも、何 かと面倒 を見 てくれる英毅 に惹 かれ結婚 し、次男 ・真 吾 と長女 ・ちはるを儲 ける。W杯 編 では真 吾 を連 れて渡米 し、準決勝 ・決勝 と夫 と息子 の活躍 を見届 けた。茂治 のプロポーズの決 め手 は「何 になってもいいが、思 いやりのある、友達 を大事 にする人間 に育 って欲 しい」という子育 て基準 が千秋 とまったく同 じであったため、茂治 の没後 も吾郎 にそれを教 えて育 てていくことになる。ただし、元 から野球 に対 し興味 があったわけではないので、夫 や吾郎 との温度 差 もしばしば垣間見 えた[注釈 8]。早 い段階 から吾郎 の養母 として接 していたため、実子 と変 わらない愛情 を持 っており、吾郎 もそれを理解 しているので彼女 には頭 が上 がらない様子 。- シリーズごとに
髪型 が変 わるのが特徴 で、『幼稚園 編 』~『リトルリーグ』では三 つ編 み、『中学 編 』~『高校 編 』では後 ろで一 つにまとめたスタイル、『マイナーリーグ編 』以降 は、パーマのかかったセミロングヘアにしていた。 - 『2nd』では50
代 半 ば~後半 となり、ややふくよかな体型 となって老眼鏡 をかけるようになった。小学生 編 では英毅 と共 に大 吾 の試合 を観戦 している。大 吾 のことを「大 ちゃん」と呼 んでいる。 茂野 真 吾 (しげの しんご)声 -笹本 優子 (第 2シリーズ)、岩村 琴美 (第 3シリーズ以降 )英毅 と桃子 の長男 であり、吾郎 の義弟 。吾郎 のことを実 の兄 のように慕 っており、彼 からも可愛 がられている。少年 野球 団 に入 り野球 をするようになるが、実父 の英毅 も兄 の吾郎 もプロ野球 選手 ということと自身 の実力 とのギャップが心 の重荷 になっている事 に嫌気 が差 し、辞 めたがっていた。アニメ版 では吾郎 がオフの日 に遊 びに付 き合 ってもらった際 の帰 り際 に自身 の葛藤 と「野球 だけじゃなくて、もっと色々 なことに挑戦 してみたい」と打 ち明 け、「俺 は野球 が楽 しいからやってるだけで、夢 はいっぱいあっていい。自分 が楽 しいと思 えることを精一杯 頑張 っていればそれでいい」と諭 され、野球 を続 けることを決意 する。- W
杯 決勝 のアメリカ戦 でギブソンJr. にサヨナラホームランを打 たれた吾郎 を批判 する日本 のファンに対 し、「兄 ちゃんは打 たれたくて打 たれたわけじゃない!」と吾郎 を庇 った。 高校 でも野球 を続 けているようで、両親 がワールドシリーズ観戦 のために渡米 する際 は、野球 部 の練習 があるため千 春 とともに日本 へ残 った。髪型 も坊 ちゃん刈 りから坊主 頭 になり一人称 は「僕 」から「俺 」に、吾郎 への呼 び方 も「兄貴 」に変 わっている。茂野 ちはる(しげの ちはる)声 -金田 朋子 英毅 と桃子 の長女 であり、吾郎 の義妹 。原作 では吾郎 が高校 1年生 の夏 に生 まれ、アニメでは2年生 の春 に生 まれている。名前 は平仮名 だったが、「キャラクター名鑑 完全 版 」においては、「千春 」と漢字 表記 されている。男 の子 が生 まれても千春 だったらしい。- ベッキーという
犬 を飼 い始 めており、ワールドシリーズ観戦 のために渡米 する桃子 からは、散歩 を忘 れないように言 われていた。 茂野 いずみ(しげの いずみ)声 - くまいもとこ(メッセージ[注釈 9])、高森 奈津美 (セカンド)投手 。右 投 右 打 。吾郎 と薫 の長女 で、大 吾 の3歳 上 の姉 。両親 に似 て明 るく勝気 な性格 。小学生 時 はツインテールで、中学生 時 はお下 げにしている。吾郎 がメジャー8年 目 でワールドシリーズを制覇 した直後 にアメリカにて誕生 する。小学生 のときに吾郎 のホーネッツ退団 に伴 い日本 に引 っ越 すが、野手 転向 のトレーニングの傍 ら、仕事 もせず家 で怠 けているフリをしている吾郎 の姿 に憤 りを感 じていた。しかし、母 に連 れられ見 に行 った父 の復帰 試合 で、野球 の楽 しさを身 をもって伝 えようとする父 の姿 に涙 を流 し、父 や野球 に対 する考 えを改 める。程 なくして自 らも両親 が在籍 していた三船 リトルに入団 し、引退 まで主力 として活躍 した。- 『2nd』では
風 林 学園 中等 部 に進学 したが、後 に硬式 の女子 野球 部 を擁 する横浜 星 倫 高校 へ外部 進学 している。小学生 編 では、挫折 から心 が折 れたことで無気力 な日々 を送 る弟 ・大 吾 に対 しては両親 や彼 のように選手 生命 に関 わるほどの挫折 の経験 がないこともあり、母親 同様 結果 的 には荒療治 になってしまっていることに気 づかないまま度々 厳 しい言葉 をかけていた。その後 も大 吾 に対 する態度 は両親 が大 吾 自身 を祝福 する中 一 人 だけ輪 に入 らない等 、基本 的 には辛辣 である。しかし、彼 が光 の影響 で再 び野球 と向 き合 おうとしてからは自身 の経験 を踏 まえて助言 をしている。原作 ではどこを守 っているのかははっきりとしていないが(ただし、大 吾 からキャッチャーをしてみたいと相談 された際 の作画 や、「完投 して疲 れてる」など、投手 を思 わせる場面 もある)、アニメ版 では風 林 中 のエースとして活躍 していた。また、中学生 編 ではOGとして三船 リトルの後輩 たちを指導 している描写 がある。 容姿 はかなり良 く、光 の活躍 やエースの座 が危 うくなったことなどで不貞腐 れ野球 を辞 めようと思 っていた卜部 が家 に現 れた時 にその容姿 が目 を引 き、「経験 の浅 い大 吾 や光 が活躍 しただけでチームが急激 に強 くなれる訳 がないのだから二人 のバックアップを経験 を踏 まえて行 うことも立派 な役割 」と野球 の助言 も与 えて再 びやる気 を出 した事 がある。当初 は平仮名 表記 だったが、『2nd』では「泉 」と漢字 表記 されていることが多 くなった。
薫 の親族
[清水 大河 (しみず たいが)声 -朴 璐美薫 の2歳 下 の弟 。横浜 リトル・シニアで5年間 レギュラーを張 った。長打 力 はないがシュアな打撃 と堅実 で華麗 な守備 が持 ち味 である。初 見 で吾郎 のストレートをバットに当 てたり、9回 2アウト2ストライクと追 い込 まれた段階 での代打 起用 で香取 のスライダーをヒットにするなど随所 に野球 センスを見 せる。吾郎 が聖 秀 に野球 部 を作 ったことを姉 に知 らされ、名門 の誘 いを蹴 って入学 。現実 的 で冷 めている面 があったため、吾郎 が海堂 二 軍 との練習 試合 で足 を怪我 したとき、他力本願 な自身 の本音 を打 ち明 けた上 で躊躇 なく野球 部 を辞 めようとしたが、姉 からの叱咤 で思 いとどまる。大会 前 には残留 を依頼 しようとした田代 と藤井 に「吾郎 の代 わりに投手 を務 める」と自分 から申 し出 て、練習 していくうちに1ヶ月 でカーブも投 げられるようになった。夏 の大会 初戦 である陽 花 戦 までは、やる気 に欠 ける態度 を取 り吾郎 を怒 らせてしまうこともあったが、彼 の不屈 の闘志 と他 の部員 のサポートに触発 されて、自身 もチームの一員 としての自覚 を持 って行動 するようになる。三船 との2回戦 において、き手 に怪我 を負 いながらも奮闘 し、久里 山 戦 では完全 試合 を阻止 するヒットや唐沢 の犠牲 フライを阻止 するホームへの好 返球 を見 せる。海堂 戦 では9回 の勝 ち越 し適時 二塁打 を含 む4安打 に加 え、本職 ではない右翼 手 で3度 のファインプレーを見 せ、海堂 ナインも試合 途中 から吾郎 だけではなく彼 のことも警戒 した。吾郎 らがチームを卒業 した後 、1年生 ながらキャプテンを任 される。「自分 では吾郎 が所属 していた時 以上 の結果 は残 せない」と悩 んでいた[注釈 10]ところ、吾郎 から「お前 はお前 のチームを作 ればいい」と諭 され、キャプテンとしてチームをまとめていくようになる。「打倒 海堂 」のつもりでチームを引 っ張 っていたが、毎年 1、2回戦 突破 がやっとで、最後 の夏 も海堂 戦 の一 歩 手前 で敗退 した[注釈 11]。いつもはクールに振舞 っていたが、この時 は人目 をはばからず大 泣 きする姿 を見 せた。姉 と吾郎 の関係 がなかなか進展 しないのを見兼 ね、要所 で2人 の背中 を押 す“キューピッド”としての役割 も務 める。卒業 後 は美容 師 に就職 し、ワールドシリーズ編 では自分 の店 を運営 している。吾郎 のことは学生 時代 から結婚 するまでは「茂野 先輩 」と呼 んで敬語 を使 っていたが、ワールドシリーズ編 からは「兄貴 」と呼 び、対等 な口調 で話 している[注釈 12]。- アニメ
版 では第 1シリーズで顔 を見 せ、野球 に興味 を示 す場面 がある。第 3シリーズでは海堂 の特待 生 枠 を打診 されながらも聖 秀 に来 たこと、異性 に関 しては年下 にしか興味 がないことなどが描 かれた。また、リトル時代 には「自分 もこんな選手 になりたい」と寿 也に憧 れ(原作 では大河 のリトル時代 は特 に描 かれていない)を抱 いていた。 吾郎 以外 のチームメイトは大河 のことを原作 では清水 と呼 んでいるが(吾郎 も稀 に清水 と呼 ぶことがある)、アニメ版 では大河 と呼 んでいる(クラスメイトの綾 音 のみ「清水 君 」と呼 んでいる)。原作 では最後 まで投手 を続 けているがアニメ版 では、新入生 が入 ってからは本来 のポジションである遊撃手 に専念 し、また、新入生 の渋谷 とは自分 の実力 を過信 する彼 の態度 を不快 に思 い何 かと衝突 していたが、渋谷 と以前 の自分 が似 ていることに気付 き、過去 の吾郎 と同 じように渋谷 を叱咤 し、2回戦 を勝 ち抜 いた。このことがきっかけで自身 もキャプテンとして成長 することができた。- OVA『メジャー・メッセージ』では、
吾郎 の現役 復帰 に向 けた打撃 練習 に付 き合 う。いずみと大 吾 に「叔父 ちゃん」と呼 ばれ、「お兄 さんな…」苦笑 いしながら訂正 させようとしたり、密 かに練習 に打 ち込 むのを隠 すため「玉 打 ち」に行 くと嘘 を吐 く吾郎 に快 くしないいずみが憤慨 して大河 の前 から去 る際 、大 吾 に「お互 い気 の強 い姉 を持 つと大変 だよな…」とぼやく場面 があった。 - 『2nd』では
結婚 し、ヘアーサロンの経営 を続 けて野球 には深 く関 わっていなかったが、数 年 前 に自転車 事故 で右肩 を負傷 しハサミが握 れなくなってしまう。それからというもの、店 のことは妻 と従業 員 に任 せ、自分 はパチンコに明 け暮 れる自堕落 な日々 を送 っていた。 - その
姿 に見 かねた吾郎 から風 林 中 野球 部 の臨時 コーチを打診 され、チームの現状 を聞 いて引 き受 ける。怪我 の後遺症 と長年 のブランクが原因 でノックもろくに打 てなくなっていたが、自身 のプライドと諦 めることへの葛藤 から秘 かに練習 し指導 可能 なレベルまで鍛 えた。一時期 江頭 の横槍 でコーチを外 されるも、寿 也が監督 になった際 に復帰 する。また、美容 師 の仕事 も左手 でハサミを扱 えるよう矯正 することで復帰 した。 - 『2nd』のアニメ
第 2シリーズでは原作 に先駆 けて登場 しており、風 林 中 野球 部 キャプテンに指名 されながら自分 の実力 差 から就任 に悩 んでいた大 吾 から連絡 をもらった際 に、自身 が聖 秀 野球 部 キャプテンとなった際 の経験 を語 っている。原作 とは容姿 が異 なり前作 に近 いものになっており、怪我 のエピソードも現時点 ではカットされ真面目 に美容 師 を続 けている。 薫 の父親 声 -小形 満 薫 と大河 の父親 。骨格 の太 い体格 で、眼鏡 をかけている。元 ラグビー部 出身 で、薫 のソフトボールの試合 にもよく観戦 しに来 ていた様子 。薫 がアメリカへ行 く為 に資金 集 めのアルバイトに熱中 するあまりソフトを辞 めると言 い出 した際 には注意 し、その結果 娘 が再 びソフトに専念 するきっかけを作 った。妊娠 中 の薫 や妻 と息子 と共 に、吾郎 のワールドシリーズの試合 をテレビで観戦 していたが、吾郎 が怪我 を押 して最終 戦 に登場 した際 には一定 の理解 を示 しつつ、「家族 に先立 たれて遺 された者 の悲 しみを1番 理解 しているのは彼 (吾郎 )のはずだ‼︎」と「父親 」としての自覚 や責任 が欠 けていることを批判 していた。薫 の母親 声 -本井 えみ薫 と大河 の母親 。自宅 でだらしない薫 を注意 している描写 が多 い。妊娠 中 の薫 や夫 と息子 と共 に、吾郎 のワールドシリーズの試合 をテレビで観戦 している。
三船 リトル(ドルフィンズ)
[『2nd』では、
本田 吾郎 投手 。右 投 右 打 。背番号 1。
清水 薫 右翼 手 。右 投 右 打 。背番号 9。
小森 大介 (こもり だいすけ)声 -釘宮 理恵 (小学生 )、宮田 幸 季 (中学生 以降 )捕手 ・外野 手 (大学 )。右 投 [注釈 13]右 打 。背番号 2(リトル〜高校 )・23(大学 )。小柄 な体格 だが抜群 の野球 センスの持 ち主 。あだ名 は「こもリン」。普段 あだ名 で呼 ぶのは大林 のみだが、吾郎 も呼 んだことがある。捕手 としての能力 は高 く、小学生 時代 から吾郎 の速球 を難 なく(小 ・中 に至 っては初 見 で、アニメではプロ入 り後 の球 も)捕 る程 であり、吾郎 もかなり助 けられているため、小森 が怪我 をした時 はその存在 の大 きさに改 めて気付 かされた。肩 も強 く中学 時代 は相手 選手 が驚 いたことがあり、インサイドワークの面 では宇沙美 球 太 から高 評価 を受 けていた。その一方 で、「足 は速 くない」と海堂 のセレクション前 に自分 で発言 している。長打 力 もあり、その総合 的 な野球 の実力 は吾郎 も認 めるほど。またチーム内 の不協和音 をうまく収束 させるなど人格 も優 れており、試合 中 自分 に危害 を加 えた選手 や自分 をいじめていた相手 を恨 むようなこともなく、報復 しようとした吾郎 らを叱責 していた[注釈 14]。真面目 でしっかりした性格 だが弱気 な面 もあり、吾郎 や沢村 ・山根 に咎 められることもあった。父 は元 横浜 マリンスターズの捕手 (アニメでは横浜 ブルーオーシャンズ)でつぶらな瞳 は父親 譲 り。小学生 の頃 は短髪 。中学 ・高校 時代 は坊主 頭 になり、大学生 になるとまた小学生 時代 のような短髪 に戻 っている。薫 と同様 に、吾郎 のことを改姓 後 も「本田 君 」と呼 ぶ。野球 選手 としても吾郎 を尊敬 し自 らの手本 としている。小学生 の時 に沢村 達 にいじめられていたところを吾郎 に助 けられ、彼 に誘 われて三 船 リトルに入団 。戸塚 西 リトル戦 で左手 を負傷 (捻挫 )し、大会 閉幕 後 に完治 。横浜 リトル戦 では、吾郎 やチームメイトが必死 にプレーしているのを見 て、自分 の怪我 で迷惑 を掛 けていると負 い目 を感 じ、チームに勝利 を捧 げたい気持 ち一 心 で同点 適時 打 を放 った。三船 東 中学 では主将 を務 める。山根 らの妨害 でろくに野球 ができない状況 下 にあったが、転校 してきた吾郎 と彼 との諍 いを経 て復帰 した山根 の尽力 で再始動 。寿 也率 いる友 ノ浦中 との試合 では、寿 也の心理 作戦 にはまった吾郎 に活 を入 れて冷静 さを取 り戻 させるなど、技術 面 のみならず精神 面 でもチームの勝利 に大 きく貢献 した。海堂 高校 への進学 を決意 し、吾郎 ・寿 也と共 に海堂 セレクションを受 け4次 テスト(アニメでは3次 テスト)まで勝 ち残 ったが、寿 也との勝負 に敗 れ、不 合格 になった。市立 三 船 高校 に入学 し、大林 ・山根 と共 に無名 校 だった三船 をシード校 にまで躍進 させ、自 らも4番 として活躍 。聖 秀 に編入 した吾郎 との対決 では頭脳 プレーでリードするも、吾郎 に同点 3ランを打 たれ、自身 も吾郎 に三振 に打 ち取 られて惜敗 した。その後 一 球 だけ吾郎 の球 を捕 らせてもらい、自 らの高校 野球 にけじめをつけた。高校 卒業 後 は地元 の大学 (アニメでは日本 教育 大学 )に進学 して野球 を続 けている。W杯 編 では山根 達 から決勝 戦 を観戦 するための渡米 に誘 われるが、野球 部 の練習 を最 優先 に考 え断念 し[注釈 15]、安藤 監督 の家 で三船 リトル当時 のメンバーとTV観戦 していた。大学 卒業 後 はサラリーマンとなり、営業 中 にテレビでワールドシリーズを観戦 し応援 していた。この頃 から吾郎 を「吾郎 君 」と呼 ぶようになる。- アニメ
第 4シリーズでは、大学 野球 部 で球 拾 いばかりの毎日 だったが、ぎっくり腰 になった安藤 の代 わりに三船 リトルの監督 をすることになる。そこで、横浜 リトル戦 を前 に戦意 喪失 していた選手 たちの士気 を高 めるべく、自 らも猛 練習 を重 ね、代打 で出場 した。 - アニメ『メジャー・メッセージ』では
営業 マンとして生計 を立 てながら、安藤 に請 われ日曜日 だけ三船 リトルの監督 を務 めている。原作 と異 なり、今 まで通 り吾郎 ・薫 のことを「本田 君 」「清水 さん」と呼 び訂正 しようとしたが本人 たちからは「本田 と清水 でいい」と快諾 を得 ている。 - 『2nd』では
虹 ヶ丘 ビートルズの監督 として再 登場 し、黒縁 の眼鏡 をかけている。得意 のデータや頭脳 を駆使 した作戦 で三 船 を追 い詰 めるも僅差 で破 れる。アニメ版 ではドルフィンズの前 監督 [注釈 16]であり、チームはその時 の方 が強 かったとのこと[注釈 17]。 沢村 涼太 (さわむら りょうた)声 -笹島 かほる(小学生 )、野島 裕史 (中学生 以降 )中堅 手 、投手 。右 投 右 打 。背番号 8。後 ろ髪 の跳 ねた長髪 が特徴 。運動 神経 抜群 で足 が速 く、吾郎 に劣 らぬ体力 の持 ち主 。父 が地元 の少年 サッカークラブの監督 で、自身 も元々 はサッカーをしていたが、野球 にも順応 し、本牧 リトル戦 ではファウルライン際 へ流 し打 つバットコントロールも披露 した。川瀬 涼子 に鼻 の下 をのばしたり、彼女 に対 する吾郎 の眼差 しをからかったりと、お調子 者 の一 面 もあるが、友情 を大事 にする熱 い心 の持 ち主 。薫 ・小森 と同様 に、吾郎 の改姓 後 も、彼 を「本田 」と呼 んでいる。小学生 の時 に小森 をいじめていたが、吾郎 との出会 いで自 らの過 ちに気付 き、自 ら小森 に謝罪 して和解 した。サッカーのクラブにも入 っているがそれまでの罪 償 いも兼 ねて三 船 リトルに入団 する。控 えの投手 も務 めるが制球 はいまひとつ。戸塚 西 リトル戦 では縦 に落 ちるフォークに対 してバットを縦 にして構 え(自称 、必殺 縦 バット)、相手 チームのエラーを誘 い勝利 につながった。横浜 リトル戦 でも、延長 8回 表 の守備 で体力 の限界 に達 した吾郎 の覚悟 に奮起 して、内 外野 の狭間 に落 ちると思 われた難 しい打球 を好捕 し、チームの勝利 に大 きく貢献 した。吾郎 が福岡 に転校 した後 はエースを務 めた。三船 東 中学 ではサッカー部 の主将 を務 めた。その後 、静岡 の高校 にサッカーで推薦 されたが、後 に膝 を壊 しサッカーをやめている。本人 曰 く「フットサルもまともにできない」。アニメ版 では、その後 大学 のフットサルサークルに所属 していると語 った。- W
杯 編 では、安藤 監督 の家 で三船 リトル当時 のメンバーと決勝 をTV観戦 した。 - メジャーリーグ
編 では、上記 の小森 同様 、吾郎 のいるホーネッツの優勝 決定 戦 をトレーニングしながらラジオで聴 いていた。 前原 あつし(まえはら あつし)声 -青山 桐子 、羽 多野 渉 (W杯 )遊撃手 。右 投 右 打 。背番号 6。吾郎 より1学年 上 。出 っ歯 と小柄 な体格 が特徴 。かなりのお調子 者 でチームのムードメーカー。一方 、大 の練習 嫌 いで諦 めが早 い。- 2
番 打者 を務 める。本人 曰 く「チーム1のバントの達人 」とのことで、本牧 リトル戦 にて相手 の前進 守備 をかいくぐる、見事 なプッシュバントを決 めた。また、小森 が負傷 した際 は3番 を務 め、江角 のカーブをジャストミートし、相手 ナインを驚 かせるなど、活躍 している描写 が多 い。 - W
杯 編 において三船 リトル当時 のメンバーと決勝 をTV観戦 した。 作者 は、作中 のキャラクターで自分 に近 い人物 を聞 かれた際 に、前原 と答 えた。[要 出典 ]- アニメ
第 2シリーズでは、顔 と声 は同 じだが性格 は正 反対 の弟 が登場 した。第 5シリーズでは、「リトル時代 、茂野 吾郎 の面倒 をみてやった」と大学 内 で言 いふらし、女子 からモテまくっていると述 べている。 田辺 誠 (たなべ まこと)声 -伊藤 亜矢子 、保 村 真 (W杯 )一塁 手 。右 投 右 打 。背番号 3。吾郎 の1学年 上 。背 が高 く面長 で、癖毛 とたらこ唇 が特徴 。前原 に次 いで諦 めが早 く、彼 と同 じ小学校 に通 っている。打順 は6番 で凡退 している描写 が多 いものの、横浜 リトル戦 で本塁打 を打 ち、野球 の喜 びを味 わう。W杯 終盤 に、安藤 監督 の家 に集 まって決勝 をTV観戦 している。髪型 がリトル時代 とは違 う。- アニメ
第 5シリーズでは、大学 で軟式 野球 を続 けていると明 かしている。 長谷川 (はせがわ)声 -恒松 あゆみ二塁手 。右 投 右 打 。背番号 4。吾郎 の1学年 上 。糸目 が特徴 。足 が速 く1番 を打 つ。前原 とともに、宇沙美 球 太 から「非力 だが小 技 は警戒 すべき」と評 された。安藤 監督 のスパルタ練習 が厳 しくなって恐 れていたが、横浜 リトル戦 でその記憶 を思 い出 しながら、田辺 に続 き本塁打 を放 った。W杯 編 では、安藤 監督 の家 で三船 リトル当時 のメンバーと決勝 をTV観戦 した。- アニメ
第 5シリーズでは、「甥 っ子 とよくキャッチボールをしている」と明 かしている(このことから兄 、もしくは姉 がいる模様 )。 夏目 翔太 (なつめ しょうた)声 -木内 レイコ、浪 川 大輔 (W杯 )三塁手 。右 投 右 打 。背番号 5。吾郎 より1学年 上 。キレのいい眉毛 とタレ目 が特徴 。口 は悪 いが既存 メンバーの中 では真面目 な性格 。前原 、田辺 と同 じ小学校 に通 っている。他 の選手 に比 べ失策 する描写 が多 く、打撃 も不振 気味 だったが、夏 合宿 で頑張 り、5番 打者 へと成長 した。前原 曰 く「地味 な5番 」で、本人 も気 にしていた。関西 の大学 に進学 したため、W杯 編 に三船 リトルOBとして唯一 再 登場 していない(アニメでは登場 している)。鶴田 (つるた)声 -飯島 美春 、川田 紳 司 (W杯 )左翼 手 。右 投 右 打 。背番号 7。吾郎 の1学年 上 。眼鏡 とギザギザの口 が特徴 。勤勉 かつ真面目 な性格 で、進学 塾 に通 っている。長谷川 と同 じ小学校 に通 っている。試合 で活躍 する描写 は他 の選手 に比 べ少 ないものの、横浜 リトル戦 にてぎっくり腰 になりながらも球場 に来 てくれた監督 に応 えるため、6回 2死 で起死回生 の安打 を放 った。W杯 編 では、安藤 監督 の家 で三船 リトル当時 のメンバーと共 に決勝 をTV観戦 した。安藤 (あんどう)声 -石井 隆夫 、鈴木 清信 (セカンド)三船 リトルの監督 で、安藤 スポーツ用品 店 の主人 。- かつて、
息子 の隆文 を投手 に育 てるべく猛 特訓 させたが右 肘 を故障 させてしまい野手 転向 を余儀 なくされた。この無念 から吾郎 に夢 を託 そうとし、幼稚園 編 (アニメでは保育園 編 )において幼稚園 児 (アニメでは保育園 児 )である吾郎 に硬球 での練習 と変化球 を教 え、父 ・茂治 に内緒 で三 船 リトルに入団 させた。しかし、これを喜 んだ吾郎 が茂治 に話 したことで茂治 が激怒 。店 にまで来 られ指導 者 としての良識 に欠 けた指導 を抗議 された。茂治 の一喝 で息子 の隆文 を故障 させ吾郎 にも同様 のことをさせようとしていたと過 ちに気付 いた。そして茂治 から吾郎 の入団 を正式 に断 られた[2]。 隆文 に対 しては三船 リトル在籍 時 は親子 としてではなく監督 と選手 としての関係 を維持 するため野球 をしているときは敢 えて名前 で呼 ばず、名字 で呼 んでいた。一方 の隆文 にも「監督 」と呼 ばせていた。家 では野球 と家庭 の区別 で隆文 と名前 で呼 び、隆文 も「父 さん」と呼 んでいた。実際 、隆文 のリトルリーグ退団 後 は師弟 関係 が解消 され親子 関係 に戻 っていた[3]。自身 の店 での勤務 時 、沢村 にいじめられ万引 きを指示 された小森 が商品 を万引 きし、それに気 づかず小森 を説教 した。だが一連 の流 れを知 った吾郎 から小森 が自分 の意志 でやっていないことを伝 えられ、怒 りを鎮 められた。その小森 は吾郎 と薫 といじめを謝罪 し、和解 した沢村 と共 に後 に三船 リトルに入団 。小森 に対 してやらされた万引 きと気付 かずに説教 したことへの謝罪 もなかったが小森 も安藤 に対 して抵抗 を感 じる様子 もなくすんなり解 け込 んでいた。- リトルリーグ
編 では、野球 人口 の減少 で三船 リトルに入 る子 も少 なくなり、指導 もスパルタすぎると親 に注意 されてしまい、思 い切 って出来 なくなっていたが、吾郎 が入 ってから監督 としての熱意 を取 り戻 し、吾郎 に仲間 との協調 を教 えた。采配 ぶりも堂 に入 っており、宇沙美 球 太 による戦力 分析 でも「ベンチワークは要注意 」と評 される。横浜 リトル戦 ではぎっくり腰 をおして横浜 スタジアム(アニメではオーシャンスタジアム)に駆 けつけた。英毅 と桃子 の結婚式 にも参列 した際 には「私 ももう10年 若 かったら桃子 さんにアタックした」と言 いながら2人 の結婚 を祝福 した。 - アニメでは
第 2、第 4シリーズにも登場 。前者 では成長 した吾郎 と再会 しており、後者 ではまたしてもぎっくり腰 になり、小森 に監督 代理 を頼 む。 - W
杯 編 では、自宅 に三船 リトルOBが集 まって決勝 をTV観戦 した。 - OVA『メジャー・メッセージ』でも
三船 リトルの監督 を続 けているが、日曜日 のみ小森 が代理 を務 めていることが語 られている。 - 『2nd』では
高齢 なこともあり監督 を引退 し、店 の方 は息子 ・隆文 が継 いでいる。 安藤 隆文 (あんどう たかふみ)声 -斎賀 みつき、徳 石 勝大 (セカンド)安藤 の一人 息子 。吾郎 より6歳 年上 。- かつては
父 の指導 で投手 を志 していたが、その半 ばで肘 (アニメ版 では肩 )を故障 し、満足 な投球 ができなくなった。しかし、本人 はそのことを一切 恨 んでおらず、「投手 がダメなら、打者 になればいい」と前向 きに考 えている。また茂治 の打者 転向 に「勇気 づけられた」とも語 った。 - リトルリーグ
編 にもわずかだが登場 し、高校 の野球 部 に所属 している。その際 、着 ていたユニフォームの背番号 から、ポジションは二塁手 と判明 。 - 『2nd』でも
登場 し、父 の店 を引 き継 いでいる。
リトルリーグ編 でのライバル達
[久喜 リトル
[上河内 (かみがうち)声 - はなわ捕手 。右 投 右 打 。背番号 2。夏 合宿 で練習 試合 をした、久喜 リトルの強打者 。小学生 離 れした巨体 を持 つ。性格 は呑気 かつ大食漢 で、練習 嫌 い。紺野 とは一番 親 しく、「コンちゃん」と呼 んでいる。洞察 力 に長 けており、小森 の打撃 力 を素振 りだけで見抜 いたり、吾郎 に変化球 を覚 えた方 が良 い事 も指摘 した。夏 合宿 では練習 試合 で後 1死 で試合 終了 という状況 で代打 で登場 しサヨナラ2ランホームランを打 った。これを見 た吾郎 から対戦 を申 し込 まれ監督 は上河内 を打 ち取 ることを条件 に出 すと吾郎 の前 に三振 を喫 した。これにより三船 リトルとの練習 試合 をするが第 1打席 でまたも吾郎 から三振 するが、その後 の回 で吾郎 がバント処理 で一塁 送球 の際 に打者 走者 の頭 に当 てたことを機 に投球 が乱 れると上河内 はホームランを打 ち吾郎 をKOし、三船 リトルに勝利 した。原作 ではリトル編 以降 は登場 しない。アニメでは第 2シリーズにて、相撲 部屋 に入 っており、力士 の姿 でサボリがてらアイスを持 って、ゴロー(額 にはメジャーの「メ」の文字 がある)という相撲 部屋 の飼 い犬 (声 -鉄拳 )を散歩 するシーンがある。ただし、稽古 をサボっての散歩 であったため、先輩 2名 に捕 まってしまった。- ゴローに
至 っては終始 清水 のひざにすり寄 りなついていたが、怒 られて逃 げていった。 鉄拳 と同様 に、白 い顔 と真 っ黒 い目 が特徴 だが、修正 版 ではダルメシアンをベースにデザインが修正 されている。紺野 声 -永澤 菜 教 久喜 リトルのピッチャー。村上 声 -松本 大 久喜 リトルの監督 。
本牧 リトル
[岡村 三 兄弟 (おかむらさんきょうだい)声 -竹内 順子 (三 兄弟 すべて)三 つ子 の兄弟 で、ともに広 い守備 範囲 と高 い守備 技術 を持 ち、「(本牧 の)恐怖 のブラックトライアングル」と呼 ばれている(吾郎 から最初 の聞 き間違 いあるいはわざと「ブラックカスタネット」と呼 ばれている)。一郎 (いちろう)二塁手 。右 投 左 打 。背番号 4。一番 打者 。バットコントロールに優 れ、ストライク球 を確実 にファウルして相手 を疲弊 させた挙句 、四球 を選 ばせて出塁 する技術 を持 つ(「地獄 のバックファイアーピッチャー殺 し」と呼 ばれている)。二郎 (じろう)遊撃手 。右 投 左 打 。背番号 6。二 番 打者 。バントや盗塁 といった小 技 を得意 とする。三郎 (さぶろう)中堅 手 ・投手 。右 投 左 打 。背番号 8。三 番 打者 。長打 力 に優 れ、二郎 の盗塁 を警戒 した直球 に狙 いを定 め、強打 で点 を稼 ぐポイントゲッター。三 人 の中 でも特 に守備 範囲 が広 い。一 年 前 まで投手 をしていたが肩 を壊 していた模様 。三船 リトル戦 では6回 裏 2死 と勝利 目前 の局面 で「ブラックトライアングル」の盲点 (三塁 線 攻 め)を見破 られた末 、同点 にされる。満塁 の状態 で吾郎 に打順 が回 り、彼 への対応 は毎回 敬遠 だったが、敬遠 できる状況 ではなかったため、トライアングルを崩 し、三郎 がマウンドに上 がって勝負 するも彼 のサヨナラ満塁 本塁打 で敗退 した。
北浦 (きたうら)投手 。背番号 1。右 投 。本牧 リトルのエース投手 。小柄 な体格 で眼鏡 をかけている。岡村 三 兄弟 には従順 。小森 から見 ても「絶 好球 」しか投 げられないが、それゆえの体重 移動 の難 しさから柵 越 えのホームランを打 ちにくく、打球 のほとんどを岡村 三 兄弟 に捕 られる(データによると、73個 のアウトのうちの65個 )。それゆえ長距離 打者 は必 ず敬遠 する。
戸塚 西 リトル
[宇沙美 球 太 (うさみ きゅうた)声 -加藤 優子 投手 。左 投 左 打 。背番号 1。剛 速球 とフォークボールが武器 。小学 6年生 。打撃 もよく、1番 バッターで流 し打 ちもできる。プロを意識 して木製 バットを使用 。速球 に強 い吾郎 も空振 りさせられるほどのボールを投 げる[注釈 18]。野球 好 きの父 に強引 に野球 を始 めさせられスパルタ教育 を受 けていたが、自分 が所属 するチームが勝利 した際 に父 が内心 喜 んでいる事 に思 い込 み、「父 の為 に野球 をする事 が全 て」と思 い込 み、自分 でも気付 かない内 に父 に絶対 服従 の野球 ロボットのようになっていった[注釈 19]。三船 リトル戦 では最終 回 、完全 試合 まで後 二 人 まで追 い込 んだが、沢村 のとっさの思 いつき『縦 バント』で出塁 されそれを逃 す。さらに得意 球 ・フォークの多用 により握力 が弱 まったことと縦 バントによる揺 さぶりから、薫 と長谷川 を四球 、前原 を与 死球 で押 し出 し、小森 の走者 一掃 の長打 で5対 4まで追 い上 げられる。父 である監督 から吾郎 を敬遠 するよう指示 されるが、彼 に「親父 の言 いなりで野球 やって楽 しいのか」「誰 の為 に野球 やってんだ」と質問 され父 のやり方 に疑問 を抱 き、指示 を無視 する。ストレートで勝負 するも、父 に投手 交代 を迫 られたのを機 に今 までの鬱憤 と本音 を父 に吐露 。周囲 から擁護 され交代 もなく、チームメイトの声援 と自分 の意思 で吾郎 と「心 のこもった真剣 勝負 」するも、彼 に逆転 サヨナラ2ランホームランを打 たれた。しかし、吾郎 との勝負 で初 めて野球 の面白 さを実感 し、チームメイトとも打 ち解 けるようになり、父 の今 までの行 き過 ぎた指導 を責 める事 はなく野球 を勧 めてくれた父 に感謝 し和解 した。宇沙美 (うさみ)声 -内田 直哉 宇沙美 球 太 の父親 で戸塚 西 リトルの監督 。名前 不明 。大 の野球 好 きで勝 つ為 なら些細 な妥協 も許 さず特 に息子 ・球 太 に対 しては一段 と厳 しい。それは野球 のみならず普段 の生活 面 においても野球 以外 のスポーツで遊 ぶことを禁止 し[注釈 20]、ゲームや漫画 も野球 系 のものに限 らせ、友人 と関 わるのも「くだらん友情 ごっこ」と吐 き捨 て、百害 あって一利 なしとみなして禁止 した。試合 に勝利 した際 は素直 に球 太 に「嬉 しかったぞ。好 きなもの食 べていいぞ」と喜 びを伝 えることもある[注釈 21]が、決 まりを破 ったり自分 のチームが負 けそうになると公衆 の面前 でも平然 と容赦 なく球 太 を平手打 ちするほどに厳格 。そのこともあり球 太 を絶対 服従 の野球 ロボットにしてしまった。更 に球 太 以外 の選手 達 の野球 の能力 を全 く信用 していなかったために、球 太 を除 く選手 達 から不満 を抱 かれ人望 が無 いことにも気付 かなかった。自分 の方針 は正 しいと本気 で信 じていたために、その方針 が原因 で吾郎 を始 めとする周囲 を敵 に回 して責 められたことに驚愕 。審判 からも「スパルタはご自由 ですがあなたが行 っているのは恐怖 政治 でしょう」とまで言 われる事態 に。アニメでは審判 にリトルリーグの理念 に自 らの行 いが正 しいと思 うか聞 かれ沈黙 。大人 しくベンチに引 き下 がった。父 の束縛 から解放 された球 太 のストレートを見 て自 らの過 ちに気付 いた。試合 では敗北 したが、球 太 から今 までの行 き過 ぎた指導 を責 められることはなく野球 を勧 めてくれたことに感謝 され、他 の選手 とも和解 する。試合 後 は食事 会 と選手 たちへの労 いを兼 ねて自分 自身 を含 めた反省 ミーティングの実施 を宣言 した。
- その
他 のチームメイト 橋本 、三塁手 (声 -櫨 山 めぐみ)。松本 、二塁手 (声 -森 愛子 )。堺 、一塁 手 (声 -藁谷 麻美 )。向井 、中堅 手 (声 -小林 優子 )。戸塚 西 リトルのメンバー。宇沙美 の父 である監督 が息子 である球 太 の能力 しか信用 していなかった為 に、自分 達 がただチームにいるだけで全 く信用 されていなかった事 に不満 を抱 いていた。しかし、吾郎 が監督 である宇沙美 の父 が球 太 に対 する指導 が行 き過 ぎている事 を指摘 した事 をきっかけに、彼等 も吾郎 達 共々 監督 を睨 んで球 太 を擁護 した。
横浜 リトル
[佐藤 寿 也捕手 。右 投 右 打 。背番号 12(小学 4年 時 )→2(小学 5、6年 時 )。
真島 (まじま)声 -水沢 史 絵 三塁手 。右 投 左 打 。背番号 5。横浜 リトルの4番 打者 。中学 1年生 。クールでドライな性格 で、プライドが高 い。非常 に高 い実力 の持 ち主 で、吾郎 から本塁打 を放 った(スタンドインする程 )数少 ない人物 。三船 リトルや吾郎 を「坊 や」と呼 び見下 していたが、試合 の中 で吾郎 の実力 と野球 に対 する熱意 を認 めていき、監督 の指示 を無視 して勝負 に挑 むほど熱 くなっていった。延長 8回 裏 の守 りでハードラックに遭 い、これが自 チームの敗戦 に直結 した。羽生 (はぶ)声 -喜田 あゆ美 一塁 手 。左 投 左 打 。背番号 3。横浜 リトルの5番 打者 。丸 眼鏡 が特徴 。三船 リトル戦 では2回 裏 に、吾郎 が寿 也のリードに翻弄 されつつも打 ち返 した打球 を好捕 、併殺 にとる。3回 表 、吾郎 のチェンジアップには三振 し、この様子 が監督 を含 めた味方 ナインの度肝 を抜 く。真島 同様 にヘッドスライディングで既 にアウトにした場面 では「アウトなんだけど」と三 船 を見下 した態度 をとるが、試合 の中 で吾郎 の実力 と野球 に対 する熱意 を認 めていき、彼 も熱 くなっていった。伊達 (だて)声 -久 嶋 志帆 遊撃手 。右 投 右 打 。背番号 6。横浜 リトルの1番 打者 。真島 と同年代 。テクノカットが特徴 。三船 リトル戦 では試合 開始 早々 、叩 きつけ打 法 で出塁 。村井 (むらい)声 -相田 さやか二塁手 。右 投 右 打 。背番号 4。横浜 リトルの2番 打者 。たらこ唇 が特徴 。三船 リトル戦 では「堅 い」と思 いつつも初回 から送 りバント。延長 8回 表 でもその役割 を果 たすが、直後 に相手 ナインが奮起 したため水泡 に帰 す。関 (せき)中堅 手 。右 投 右 打 。背番号 8。横浜 リトルの7番 打者 。彼 とともに外野 を守 るレギュラーは、右翼 手 が松原 、左翼 手 が坂上 。江角 (えすみ)声 -松本 さち投手 。左 投 左 打 。背番号 1。横浜 リトルのエース。真島 や伊達 と同年代 。坊主 頭 とキツネ目 が特徴 。- 30イニング
無 失点 記録 を持 つ。変化 の大 きいカーブをウィニングショットにしている。三船 リトルはこのカーブを攻略 すべくカーブ打 ちの練習 をして対策 を練 っていた。そして三船 リトルとの試合 では打者 として両 チームを通 じて最初 の打点 を記録 するも、本業 の投球 では前述 したように対策 を練 っていた三船 リトルに自慢 のカーブを攻略 される。その後 、プライドの高 い性格 から後藤 のアドバイスをき入 れずに意固地 にカーブを投 げ続 けるもさらに失点 してしまい、初回 で4点 を失 う。監督 の樫本 からは全力 でやっていないと指摘 され、交代 させられた。ベンチに下 がった後 は2番手 で登板 した菊地 も三船 の追 い上 げを受 けて失点 しているにもかかわらず薄 ら笑 いを浮 かべたため、樫本 から「味方 が打 たれたのがそんなに嬉 しいか?」と注意 された。 後藤 (ごとう)捕手 。右 投 。背番号 2。三船 リトル戦 開始 時点 での、横浜 リトルの正 捕手 。団子鼻 が特徴 。江角 や菊地 に対 して懸命 にリードを試 みるが2回 途中 で寿 也に交代 させられる。江角 にはカーブを狙 われていることに気付 き投球 パターンを変 えるようアドバイスするも否定 されてしまった。樫本 には交代 を告 げられた際 に「佐藤 はまだ新人 ですよ」と交代 に異議 を唱 えたが、逆 に「お前 も江角 と菊地 をちゃんとリードしていればこんなに(9-0から9-7の2点 差 に)追 い上 げられていなかった」とリードの拙 さを指摘 された。事実 横浜 リトルは三 船 リトルに敗北 を喫 するも、寿 也がリードしてからは同点 に追 いつかれサヨナラ負 けを喫 するまでの失点 数 が後藤 の7に対 し、寿 也がマスクを被 ってからは3で菊地 を立 て直 している。菊地 (きくち)投手 。右 投 げ。背番号 10。三船 リトル戦 で二 番手 として、江角 に代 わって登板 した。彫 りの深 い顔 が特徴 。自身 で「10番 が横浜 リトルのエースナンバー」と発言 している。速球 が武器 でカーブも投 げられるが、吾郎 のストレートに見慣 れていた三船 リトルに軽 く打 たれてしまう。後藤 と交代 した年下 の寿 也のリードを当初 は受 けずにいたが、吾郎 との対戦 で寿 也のリードを無視 して投 げたあわやホームラン性 の特大 ファールを打 たれると、リードに従 うようになる。寿 也のリードを受 けてからは持 ち直 したこともあり好投 。6回 の守備 で安定 度 を欠 いたが、監督 は彼 の続投 による試合 決着 を図 る。その結果 、見通 しの甘 さが裏目 に出 て、延長 戦 に入 ると川瀬 に交代 させられる。映画 版 でもわずかに登場 し、北九州 リトルに打 ち込 まれる。川瀬 涼子 (かわせ りょうこ)声 -遠藤 久美子 投手 。右 投 右 打 。背番号 15。- アメリカからの
帰国 子女 。男勝 りで負 けず嫌 いな性格 で、吾郎 や寿 也より2学年 上 。ロングヘアーを三 つ編 みにしている。 父 の仕事 の都合 で渡米 した直後 、偶然 にもテレビに映 っていたギブソンに憧 れて野球 を始 め、その影響 で彼 を彷彿 させる投球 フォームを持 ち味 とし、ムービングファストボールを得意 とする。吾郎 の初恋 の相手 で[注釈 23]、普段 は辛口 な彼 や他 の三 船 の選手 、特 に沢村 をして「かわいい」と言 わしめるほどの容姿 。しかし、試合 前 に寿 也と三 人 で会 った際 、ギブソンの起 こした死球 での死亡 事故 について、その相手 が吾郎 の父 とは知 らずギブソンの方 に同情 しており[注釈 24]、「よけられない方 が悪 い」と悪気 なくい放 ったため、吾郎 の恋心 はすっかり冷 めてしまった[注釈 25]。- 「ウチ(
自 チーム)で一番 の投手 」と評価 されているが、三船 リトル戦 では、延長 入 りして吾郎 の体力 を削 った後 にしか登板 機会 を貰 えず、8回 裏 には吾郎 への敬遠 策 を強 いられ、性差 による不利 を意識 させられる。葛藤 の末 に吾郎 と真 っ向 勝負 をするもランニングホームラン(実際 にはエンタイトル二塁打 の当 たりでそのままプレーが続行 され、サードクロスプレイ時 に偶然 脱 げ飛 んだ吾郎 のヘルメットに送球 が当 たり、途中 で一 時 力尽 きながらもホームイン)を打 たれ、敗戦 投手 となった。 - その
後 、埼玉 県立 大磯 高校 で男子 になりすまし野球 部 に入部 している[注釈 26]。 原作 ではリトルリーグ編 後 は登場 しない。アニメでは第 2シリーズに登場 し、山下 高校 野球 部 に所属 している。規定 により公式 戦 には出場 できないため、練習 試合 のみで登板 しているという設定 である。第 3シリーズでは、大磯 国際 大学 の女性 エースとして再 登場 し、八木沼 隼人 を三振 に打 ち取 った。また、久里 山 高校 の香取 対策 として、綾 音 から頼 まれ、聖 秀 高校 のスライダー打 ちの練習 に協力 した(原作 では大河 がボロボロになりながら最後 まで投 げ続 けている)。第 5シリーズでは就職 活動 をしている最中 に、アメリカを相手 に奮闘 する吾郎 の姿 を見 て、プロ野球 の独立 リーグのトライアウトに挑戦 することを決意 した。作者 曰 く「ちょっと消化 不良 に終 わった」。樫本 修一 (かしもと しゅういち)声 -楠 大典 横浜 リトルの監督 。茂治 の幼馴染 で、同 じ横浜 リトルでプレーした。リトル時代 、エース争 いの試合 で茂治 に死球 を与 え骨折 させてしまい、責任 を感 じて練習 に出 なくなるが、茂治 に励 まされ立 ち直 った過去 がある。高校 時代 は甲子園 準 優勝 経験 があり、元 千葉 マリンズ(千葉 ロッテマリーンズがモデル)の選手 (プロでは怪我 などもあり、あまり活躍 できなかったようである)。横浜 リトルでは厳 しい監督 だが、よく教 え子 たちの悩 みや相談 も聞 くなど良 き監督 として慕 われている。試合 でも勝利 を第 一 に考 えるが、秋季 大会 での三船 リトル戦 では選手 層 で有利 ながら控 え戦力 の温存 を図 りハンデ戦 へ持 ち込 んだため、相手 ナインの奮起 を招 いたことで負 けた[注釈 27]。特徴 的 なサングラスをかけており、三船 ナインからは「サングラスのおっさん」と呼 ばれている。夏 合宿 における三船 リトルとの練習 試合 で、わざと三船 リトル側 の不利 になる判定 をしたり、茂治 を愚弄 しわざと吾郎 を怒 らせるなどの憎 まれ役 を務 めることで吾郎 の死球 恐怖症 を克服 させた。原作 では中学 編 で一 度 登場 し、寿 也の所属 する友 ノ浦中 の試合 を観戦 している所 で吾郎 と久 しぶりに再会 、寿 也の過去 を吾郎 に話 すシーンがあるが、それ以降 は登場 しない。アニメでは第 3シリーズにて、茂野 英毅 と共 に聖 秀 高校 にコーチとして訪 れた。清水 大河 は教 え子 だったようであり、樫本 によって大河 の特色 が語 られた。「またノックを打 てるのを楽 しみにしていた」と言 われた際 、普段 はクールな大河 も苦笑 するなどリトル時代 に絞 られた模様 。
三船 東 中学校
[及川 (おいかわ)声 -武内 健 中堅 手 ・右翼 手 。右 投 右 打 。背番号 8。色 黒 の肌 に金髪 が特徴 。野球 部 の部室 を溜 まり場 にしていた山根 の不良 仲間 だったが、吾郎 と出会 って復帰 した山根 の誘 いで本格 的 に野球 を始 める。野球 経験 は乏 しいが運動 神経 はよく足 も速 い為 、トップバッターに抜擢 される。守備 では佐藤 寿 也の大 飛球 を追 い、フェンスに登 ったこともある。牟田 に比 べて真面目 な性格 で、過去 の行 いを反省 する発言 もみられた。再 入部 以前 は同級生 を恫喝 するなど(アニメでは別 のシーンに差 し替 えられている)粗野 な描写 が目立 っていたが根 は臆病 で小心者 であり、吾郎 や山根 のように威圧 感 のある人物 には頭 が上 がらない。高校 卒業 後 は就職 し大工 をしている。W杯 観戦 のための渡米 を仕事 の都合 で断念 した。- アニメ
版 では、W杯 決勝 戦 をラジオ・テレビ観戦 している。また、会社 で草 野球 をしていることを明 かされている。 就職 先 の社長 と些細 なことでいいになり一時 退職 するが、その後 に行 った先 の定食 屋 のテレビで放送 されていたW杯 決勝 戦 を見 て、吾郎 の野球 に対 する誠実 さを思 い出 し、家 づくりに命 がけで取 り組 む決心 をする。社長 に無礼 を謝罪 に行 き、真相 を理解 した社長 の計 らいで解雇 は取 り消 された。牟田 (むた)声 -桐井 大介 投手 ・三塁手 ・中堅 手 。右 投 右 打 。背番号 10。- リーゼントと
鼻 ピアスが特徴 。野球 部 の部室 を溜 まり場 にしていた山根 の不良 仲間 だったが、吾郎 と出会 って野球 を再開 した山根 の説得 もあって野球 を始 める。及川 同様 に根 は臆病 で小心者 であり、吾郎 や山根 を恐 れていた。 - スタメン
入 りしておらず補欠 だったことで小森 に文句 を言 っていたが、山根 に「ピンチで颯爽 と現 れる秘密 兵器 でお前 にしかできない役目 だ」と持 ち上 げられそれを真 に受 け嬉 しく思 い、上手 く丸 め込 まれている一 面 もあり、かなりのお調子 者 。及川 と比 べていい加減 な性格 で、引退 後 練習 に顔 を出 しノックを打 つなど後輩 の宮本 たちに先輩 風 を吹 かせることもしばしば。 技術 的 には素人 で、当初 は本格 的 に野球 をすることを渋 って辞 めようとしたが、次第 に野球 の楽 しさを理解 し始 めて思 い留 まった。なお、原作 では練習 についていけず及川 と共 にすぐに辞 めようとする話 が描 かれたが、アニメではギャグ描写 で終 わっている。宝 仙 中 戦 では吾郎 が遅刻 をしたため、投手 として先発 した。友 ノ浦中 戦 では7回 裏 2死 から代打 出場 し、安打 を放 った(その後 打線 が繋 がりチームはサヨナラ勝 ちした)。- W
杯 編 では山根 ・大林 と共 にアメリカに駆 けつけた。髪型 が長髪 に変化 していたが、そのせいで吾郎 や薫 に気 づいてもらえなかった。 - アニメ
版 では、及川 同様 に会社 で草 野球 をやっているが、そこでも(乱闘 の)「秘密 兵器 」らしい。 宮本 (みやもと)声 -河野 裕 遊撃手 ・三塁手 。右 投 右 打 。背番号 5(吾郎 入部 前 )→6。吾郎 の2つ下 の後輩 。野球 部 のビラを見 て矢部 と共 に入部 した。3つ年上 の兄 も補欠 だが三船 東中 の野球 部 だった。四死球 を選 ぶ描写 が多 く、2番 打者 としてつなぎの役目 を果 たした。バントもできる。友 ノ浦中 戦 では2点 を追 う最終 回 二死 満塁 で打席 に立 つが、寿 也の速球 に手 が出 ず、2ストライクまで追 い込 まれる。しかし吾郎 に「同 じ三振 なら思 い切 り振 って三振 してこい」とアドバイスされ、スイングして空振 りするが振 り逃 げとなって出塁 し、二 者 が生還 して同点 に追 いついた。矢部 (やべ)声 -茂木 滋 二塁手 ・遊撃手 。右 投 右 打 。背番号 6(吾郎 入部 前 )→4。吾郎 の2つ下 の後輩 。野球 部 のビラを見 て宮本 と共 に入部 した。試合 では出塁 した描写 がチームで唯一 ない。友 ノ浦中 戦 の最終 回 では代打 (牟田 )を送 られた。広崎 (ひろさき)声 -三本 政樹 左翼 手 。右 投 右 打 。背番号 7。吾郎 の2つ下 の後輩 。山根 の野球 部 復帰 後 に入部 した。友 ノ浦中 戦 の最終 回 四球 を選 んで出塁 し、その後 好 走塁 で同点 のホームを踏 んだ。庄司 (しょうじ)声 -森 伸 右翼 手 ・二塁手 。右 投 右 打 。背番号 4(吾郎 入部 前 )→9吾郎 の2つ下 の後輩 。山根 の野球 部 復帰 後 に入部 した。宝 仙 中 終盤 では、「本当 のチームワーク」を意識 して体 を張 った守備 を見 せ、ピンチを防 ぐ。友 ノ浦中 戦 の最終 回 では、吾郎 のアドバイスを受 けセーフティーバントを決 め、後続 につないだ。高橋 (たかはし)右翼 手 ・三塁手 (アニメのみ)吾郎 達 の1学年 上 である野球 部員 。地区 大会 の成績 が振 るわずスタメンを山根 に奪 われてしまい、彼 に辞退 を依頼 するが断 られ、逆恨 みで大会 前 に右手 に大 怪我 を負 わせる。この一 件 が元 で山根 が野球 を憎 み不良 行為 に走 る原因 を作 った張本人 [注釈 28]。
三船 高校 進学 メンバー
[大林 雅彦 (おおばやし まさひこ)声 -長谷川 歩 三塁手 ・投手 (中学校 )、一塁 手 (高校 )。右 投 右 打 。背番号 1(吾郎 入部 前 )→5(吾郎 入部 後 )→3(高校 )。糸目 と高 い背丈 が特徴 。性格 は非常 に弱気 。小森 を「こもリン」と呼 ぶ。元々 剣道 をやっていたが、小森 の誘 いで野球 部 に入部 。山根 らの妨害 に挫 けていたが、転校 してきた吾郎 の一喝 で立 ち直 り小森 とともに部 の再建 に乗 り出 す。吾郎 が入部 するまではエースだったらしく、練習 試合 の三船 西中 戦 では先発 、地区 大会 1回戦 の宝 仙 中 戦 でも大量 失点 した牟田 に代 わって登板 した(両 試合 とも途中 で吾郎 に交代 )。三船 高校 進学 後 も野球 部 に所属 し、三船 東中 では6番 打者 で、安打 を放 つことがあまりなかったが、吾郎 のいる聖 秀 と戦 った時 には3番 に出世 、ヒットエンドランを決 め、終盤 吾郎 に本塁打 を打 たれて後悔 する小森 と山根 を叱咤 するなど心身 ともに成長 (吾郎 も大林 の上達 ぶりを認 めていた)した姿 を見 せた。大学 ではサークルで野球 を続 けている。- W
杯 編 では山根 ・牟田 と共 にアメリカに駆 けつけた。 原作 では当初 、「雅隆 」という名前 だった(中学 での部員 勧誘 シーン)。山根 義隆 (やまね よしたか)声 -荻原 秀樹 右翼 手 ・三塁手 (〜中学校 2年 )、一塁 手 (中学校 3年 )、投手 (高校 )。左 投 右 打 。背番号 3(中学校 )→1(高校 )。長髪 (高校 時代 は短髪 )と濃 い顔 が特徴 。不良 時代 もあったが、本来 は真面目 な努力 家 。打者 としては長打 力 があり、投手 としては高 い制球 力 による緩急 をつけた投球 で勝負 する。中学 2年 の時 、レギュラーを奪 われた先輩 の高橋 に逆恨 みされ、右 ひじに再起 不能 の重傷 を負 わされる(アニメでは練習 試合 中 の走塁 妨害 の事故 に変更 されているが、高橋 が故意 に怪我 を負 わせた点 は共通 しており、周囲 からの咎 めも無 くレギュラー入 りしている)。それ以来 野球 部員 を逆恨 みし、野球 部 壊滅 を目論 んで及川 や牟田 に脅迫 や野球 道具 の損壊 をさせるが、サウスポーに転向 した吾郎 と出会 い、殴 り合 いの末 に吾郎 から野球 を諦 めきれない心中 を見抜 かれ[注釈 29]、彼 が左 投 げに転向 するまでの努力 と野球 に対 する熱意 を知 って再 び野球 部 に復帰 する。三船 西中 との練習 試合 での左 投 げの吾郎 の速球 を見 たことの驚 きや、まともに左 で投 げられるのに2ヶ月 もかからなかったという吾郎 の言葉 もあって、自身 も左 投 げに転向 する。非常 に仲間 思 いであり、及川 や牟田 を熱心 に野球 部 へ誘 ったり、復帰 後 脅迫 した元 部員 の面々 に率先 して謝罪 に行 った。- その
後 は練習 に励 み、5番 打者 として大会 に出場 。地区 大会 1回戦 の宝 仙 中 戦 では吾郎 から自分 を含 めた全員 がチームワークの意味 を誤認 していることを指摘 されて気合 を入 れ直 し、逆転 サヨナラ満塁 本塁打 を打 つ。3回戦 の友 ノ浦中 戦 では一時 勝 ち越 しとなる本塁打 を放 った。左 投 げに転向 したばかりの頃 は遠 投 50メートルが限界 で、三船 高校 野球 部 入部 当初 は肩 を壊 しているので一塁 手 しかできないと先輩 たちに表向 きの説明 していたが、その後 投手 に転向 してエースを務 めるまでに成長 。県 大会 2回戦 で吾郎 のいる聖 秀 と対戦 した時 は、小森 とバッテリーを組 み、吾郎 に「アイツがいなければ今 の自分 はなかった」と果敢 に勝負 を挑 んだが同点 3ランを打 たれ、最後 は惜敗 した。アニメでは試合 終了 後 に吾郎 に「甲子園 へ行 け」と励 ましの声 を掛 けている。大学 ではサークルで野球 を続 けている。 - W
杯 編 では牟田 ・大林 と共 にアメリカに駆 けつけた。 - リトル
編 の本牧 リトルのスタメン選手 にも、同姓 のキャラが存在 する。
その他 の中学校
[友 ノ浦中 学校
[鈴木 綾 音 (すずき あやね)声 -茅原 実里 寿 也の通 う友 ノ浦中 学校 の1年生 。苗字 はアニメで設定 された。野球 に関心 はなかったが、学校 での抜 き打 ち検査 でたまごっちを没収 され、それを寿 也が密 かに取 りかえしてくれたことから(アニメでは階段 から落 ちそうになったところを寿 也に助 けて貰 ったのがきっかけで)、彼 に憧 れて友 ノ浦中 野球 部 のマネージャーになった。そして彼 の事 を恋愛 対象 と意識 するようになる。海堂 の夢 島 に行 く寿 也に、クッキーの差 し入 れをしたのを最後 に登場 しなくなった。- アニメ
第 2シリーズ1話 では吾郎 に三船 東中 学校 を尋 ねられるも、間違 えて三船 西中 学校 を案内 してしまった[注釈 30]。 原作 では中学 編 のみの登場 で、原作 者 は彼女 について「大人 しい性格 ゆえに機能 しなかったキャラクター」と述 べている[1]。- アニメではその
後 聖 秀 学院 高校 に進学 し、最終 シリーズまで登場 している。大河 のクラスメイトかつ聖 秀 野球 部 のマネージャーとなる(髪型 は三 つ編 みからストレートのロングヘアになった)。入部 当初 からマネージャーとしてスコアブックを付 けられるほどに成長 している。当初 は寿 也への想 いは相変 わらずだったが、彼 の聖 秀 への態度 に少 し落 ち込 み、野球 部 が頑張 っているのを見 て寿 也へライバル心 を持 つようになる。その後 、第 4シリーズ以降 も大河 率 いる聖 秀 野球 部 をマネージャーとして支 えている。 吾郎 のことは、寿 也のライバルということも拍車 にかけ「野蛮 な人 」と評価 していたが、第 3シリーズで聖 秀 野球 部 の同 じ野球 部員 になってからは、次第 にそのイメージは払拭 されていった。由美 (ゆみ)声 -久 嶋 志帆 綾 音 の友人 。キツネ目 が特徴 。強引 な性格 で、引 っ込 み思案 な綾 音 を後押 ししたりする。倉本 (くらもと)声 -並木 伸一 三塁手 ・捕手 (友 ノ浦中 時 、三船 東 戦 最終 回 のみ)。背番号 5。右 投 右 打 。友 ノ浦中 学 軟式 野球 部 の3番 打者 。寿 也の理解 者 。三船 東 戦 で寿 也に頼 りがちなチームメイトを叱咤 するなど、さりげなくチームメイトをまとめるムードメーカーでもある。三船 東 戦 の終盤 で寿 也が登板 した際 には捕手 も務 めた。高校 の進路 については、三船 東中 の県 大会 進出 時 の時点 では三船 高校 を予定 していたが、その後 の足取 りは不明 で、三船 高校 野球 部 のメンバーにも登場 しない。成瀬 (なるせ)声 -藤田 圭 宣 投手 。背番号 1。右 投 。友 ノ浦中 学 軟式 野球 部 のエース投手 。アンダースローの投球 フォームが特徴 。球 種 ・緩急 ・コースとも変幻 自在 で、それを寿 也がリードすることにより、1・2回戦 とも無 失点 で勝利 。三船 東 戦 でも試合 を優位 に進 めていたが、寿 也の緻密 なリードへの対応 とアンダースロー特有 の疲労 ゆえに疲弊 し、6回 裏 の及川 への押 し出 し死球 を最後 に降板 。
三船 西中 学校
[仁田 峠 (にたとうげ)声 -山口 隆行 西中 野球 部 の投手 。右 投 げ。2年生 からエースを務 めており、山根 が一目 置 く本格 派 。練習 試合 では及川 から三 球 三振 を奪 うも、途中 出場 した吾郎 からホームランを浴 び最後 は山根 にも打 たれて敗北 した。また、その練習 試合 で三塁 走者 としてホームを狙 い捕手 の小森 にタックルするも、小森 はボールをこぼさずアウトになった。この際 に若干 右肩 を痛 め小森 から「大丈夫 ですか」と気遣 う言葉 をかけられたが、監督 からは「せっかくのチャンスを無駄 にしやがって」と苦言 された。その後 マウンドに上 がると小森 の打席 で監督 から敬遠 指示 されるが、右肩 のことを心配 しなかった監督 とタックルされながらも自分 を気遣 った小森 との差 からラフプレーをすることに疑問 を抱 く。指示 を無視 した結果 、小森 に打 たれてしまい負 けたがチーム全体 としてラフプレーを止 めるきっかけとなった。地区 大会 決勝 では成長 した三船 東 ナインに完敗 した。
野球 部 顧問 声 -土田 大 西中 野球 部 の監督 を務 める。勝利 意識 が高 く、三船 東 との練習 試合 では新入生 に野球 部 への入部 希望 者 が多 いことを背景 に試合 でテストを実施 し、打順 ごとの役割 に沿 ったプレーを要求 するなど選手 には非常 に厳 しい面 を見 せた。さらに負傷 から部 に復帰 したばかりで送球 がままならなかった山根 を含 めた東中 ナインを練習 試合 で罵 ったほか、原作 では途中 出場 した吾郎 を警戒 して試合 を持越 し、選手 に公然 と妨害 を指示 するなど狡猾 な面 もあった[注釈 31]。吾郎 には仕返 し[注釈 32]されるとターゲットを小森 に変更 [注釈 33]。こちらも仕返 しはされなかったが小森 の執念 が上回 り負傷 させることはできなかった。仁田 峠 には小森 の打席 で敬遠 を指示 するもラフプレーをすることに疑問 を抱 いた仁田 峠 から指示 を無視 された。
青 武 館 中学校
[堂本 (どうもと)、長渕 (ながぶち)、天野 (あまの)声 -松林 大樹 (堂本 )、白熊 寛 嗣(長渕 )、羽 多野 渉 (天野 )青 武 館 中学 軟式 野球 部 と横浜 シニアに両 属 するクリーンアップトリオ。堂本 、遊撃手 、右 投 右 打 。長渕 、一塁 手 、右 投 左 打 。天野 、三塁手 、右 投 右 打 。打順 は堂本 が三 番 、長渕 が四 番 、天野 が五 番 で、それはシニアでも同 じ。堂本 はミートの達人 。長渕 は長距離 打者 。天野 はシニアで「掃除屋 」とあだ名 され、実質 チーム一 の打撃 力 。三船 東 戦 では遅 れて出場 するも、吾郎 のキレを生 かした速球 には抑 え込 まれた。- その
後 、三 人 とも推薦 で海堂 高校 へ入学 し、三軍 に帯同 して夢 島 へ渡 るが、適性 テストを待 たずに脱落 した模様 。
海堂 学園 高校
[セレクション
レギュラー
アニメ
『2nd』では
夢 島 組
[三宅 陽介 (みやけ ようすけ)声 -宮下 道 央 三塁手 ・右翼 手 。右 投 左 打 。背番号 15。浪速 リトル・シニア出身 。吾郎 や寿 也とともにセレクションで合格 し、海堂 学園 高校 に入学 。楽観 的 な性格 と関西 弁 が特徴 。口 は悪 いが憎 めない世渡 り上手 。やや肩 が弱 いが足 の速 さはトップレベル。夢 島 編 では、基礎 体力 トレーニング・アリ地獄 で選手 たちを弄 んだ乾 に激 しい怒 りを向 ける推薦 組 に対 し、素直 に乾 に従 う吾郎 に同調 し「わいもあいつと同 じ考 えや。セレクションを受 けた自分 からすればこんなものは屁 でもない。推薦 組 は、プライドばかり高 くて自分 に甘 い奴 らばかりじゃないのか」と諭 した。特待 生 との歓迎 試合 では3番 サードでスタメン出場 し、プッシュバントを決 めた。また特待 生 の初回 限定 サービスではあるが、最初 の打席 では本塁打 も放 っている。- アニメでは
一軍 対 二 軍 の壮行 試合 に途中 から右翼 手 として出場 したが、バッティングは眉 村 の申 し出 により交代 させられた。 - その
後 は一軍 に昇格 したもののレギュラーにはなれなかった。 聖 秀 戦 では9回 裏 に江頭 から除名 宣告 された寿 也の代打 に指名 されるも躊躇 したため江頭 から「もういい」とすぐに見限 られ米倉 が指名 されたが、草野 の異議 に応 える形 で伊沢 も代打 を送 らず寿 也を打席 に立 たせた。その後 、延長 12回 裏 に代打 として出場 し、吾郎 が海堂 を出 て行 った真 の意図 (吾郎 が根 っからの挑戦 者 であること)に気付 き、安打 を放 った。聖 秀 戦 で敵 チームとして再会 した時 も吾郎 に好意 的 だった。- その
後 、アニメではW杯 の決勝 戦 を泉 、国分 、児玉 、泰造 、静香 と共 にテレビで観戦 している描写 がある。 泉 祐一 (いずみ ゆういち)声 -太田 哲治 遊撃手 。右 投 右 打 。背番号 6。横須賀 (アニメでは西 横須賀 )リトル・シニア出身 。セレクションで合格 し海堂 学園 高校 に入学 。猫 のような目 が特徴 。クールでドライだが、前向 きな性格 。吾郎 には好意 的 であり、吾郎 が海堂 を辞 めることになった時 も「送別 会 に参加 しても構 わない」と発言 しており、快 く見送 った。小 技 が得意 な1、2番 タイプで守備 は上手 いが、スタミナとパワー不足 が課題 。特待 生 との歓迎 試合 では2番 打者 を務 めた。後 に一軍 に昇格 すると寿 也、草野 と共 に夢 島 組 では数少 ないレギュラーに定着 し、聖 秀 戦 では8番 ショートでスタメン出場 。最初 の打席 は吾郎 のバウンド投球 によってスクイズを失敗 するも、相手 チームの判断 ミスや吾郎 の怪我 の影響 もあり、2度 の内野 安打 で出塁 している。守備 でも田代 の難 しい打球 を難 なく処理 した。- その
後 、アニメではW杯 の決勝 戦 を三宅 達 とテレビで観戦 している描写 がある。 寺門 健一 (てらかど けんいち)声 -松林 大樹 投手 ・左翼 手 。右 投 右 打 。葛西 (アニメでは東葛西 )リトル・シニア出身 。セレクションで合格 し海堂 学園 高校 に入学 。長身 と老 けた顔 が特徴 。そのため吾郎 からは「おっさん」と呼 ばれることがある。ぶっきらぼうだが、気配 りのできる大人 びた性格 。重 い球 質 のストレートと縦 に割 れるカーブを得意 球 とするが、打球 反応 や足 が遅 いためバントシフトへの守備 の応用 は下手 。- セレクションの
最終 試験 の5人 野球 の初戦 では、二死 から避 けられない球 でないながらも、意地 の死球 で出塁 し、サヨナラ勝利 のきっかけを作 った。 特待 生 組 との歓迎 試合 では2番手 として登板 するも、いきなり薬師寺 に本塁打 を打 たれ、続 く大場 にもあわや本塁打 になりそうな打球 を打 たれる。それに痺 れを切 らして登板 を主張 する吾郎 を起用 するため、自 ら静香 に降板 を希望 した。その後 、原作 では自分 の才能 に疑問 を抱 き退 部 を考 え普通 科 への編入 を考 えた。寮 の部屋 に勝手 に入 ってきた吾郎 には「夢 島 で頑張 ったっていう自負 はある」と言 いスパイクを渡 したが[4]、吾郎 から「夢 島 で他人 からやらされた練習 を努力 とは言 わない」「好 きな野球 で飯 食 おうなんて特権 は与 えられた宿題 (練習 )をこなした程度 で手 に入 るわけない」と自分 の甘 さを指摘 されたことで部 に留 まった[5]。そして考 えを改 めた翌日 、吾郎 や寿 也よりも早 くに早朝 ランニングを行 った。- アニメでは
一軍 対 二 軍 の壮行 試合 に途中 から左翼 手 として出場 していたが、榎本 の打球 を捕 球 した際 フェンスに激突 して負傷 し、児玉 と交代 した。 - その
後 、原作 では聖 秀 戦 をスタンドで観戦 している姿 がある。 丸山 智 (まるやま さとし)声 -白熊 寛 嗣投手 ・一塁 手 。右 投 。推薦 で海堂 学園 高校 に入学 。坊主 頭 とニキビ顔 が特徴 。気弱 で優 しい性格 。基礎 体力 トレーニング・丘 人魚 で初 登場 。途中 でビンの破片 か何 かで手 のひらをケガしたせいで進 めず、メソメソしていたところで吾郎 [注釈 35]に助 けられ、「俺 はコーチのためにやってるわけじゃない。自分 のためにやっている」という言葉 で目覚 める[注釈 36]。夢 島 組 の投手 の中 で最 も成績 が良 く評価 され、合宿 での特訓 でコントロールの精度 が上 がっており、周防 から「手塩 にかけた一番 の自信 作 」と評 さる。しかし、スカウトの大貫 には「マニュアル野球 には都合 の良 い存在 で、クソ面白 くない投手 」とこき下 ろされ、また「中学 時代 の方 が、多少 コントロールが甘 くても詰 まらせられる魅力 的 なまっすぐを投 げていた」と指摘 されている。気 が弱 く[注釈 37]、海堂 マニュアル野球 には素直 に従 っている。特待 生 組 との歓迎 試合 では夢 島 組 の先発 を務 めるも、本気 を出 した特待 生 組 に滅多 打 ちに遭 い、途中 降板 した。- アニメでは
壮行 試合 に途中 から一塁 手 として出場 した。 - その
後 の登場 は原作 ・アニメ共 に一 度 もない。 国分 篤 (こくぶ あつし)声 -河 杉 貴志 二塁手 。右 投 右 打 。背番号 14。苫小牧 リトル・シニア出身 。推薦 で海堂 学園 高校 に入学 。夢 島 で吾郎 と同 じ班 で同 部屋 のメンバー。明 るく爽 やかな熱血 球児 。根性 はあるが、心配 性 でプレッシャーに弱 い面 もある。小兵 ながらガッツ溢 れる努力 家 。灰汁 の強 い他 の部員 と違 い、最初 から吾郎 には好意 的 だった。吾郎 が海堂 を辞 めることになった時 も児玉 などを説得 し、快 く見送 った。夢 島 での紅白 戦 では2連続 で失策 をしてしまい、周防 の評価 を気 にして意気 消沈 していたが、「監督 のためではなく、自分 のために野球 をやる、もっと野球 を楽 しめ」と鼓舞 する吾郎 に感化 される。- コンパクトなスイングが
持 ち味 で、特待 生 組 との歓迎 試合 では9回 二死 走者 無 しから代打 で出場 し、市原 から起死回生 の同点 本塁打 を放 った。 - アニメでは
一軍 との壮行 試合 で交代 したメンバーの中 、唯一 正規 ポジションとして出場 するが、榎本 のジャイロボールとナックルに翻弄 されてあえなく三振 。 - その
後 は一軍 に昇格 したものの、レギュラーにはなれなかった。聖 秀 戦 では伝令 役 を務 めていたが、スクイズに失敗 した渡嘉敷 が江頭 の逆鱗 に触 れたため、その渡嘉敷 に代 わって試合 に途中 出場 する。聖 秀 戦 で敵 チームとして再会 した際 も吾郎 には好意 的 だった。 - その
後 、アニメではW杯 の決勝 戦 を三宅 達 とテレビで観戦 している描写 がある。 児玉 憲太郎 (こだま けんたろう)声 -武藤 正史 三塁手 ・一塁 手 ・左翼 手 。右 投 左 打 [注釈 38]背番号 13。川越 リトル・シニア出身 。推薦 で海堂 学園 高校 に入学 。夢 島 で吾郎 と同 じ班 で同 部屋 のメンバーで、セレクションによる合格 で入部 したことを吾郎 から告 げられた際 には「セレクション組 が俺 ら推薦 組 に気安 く話 しかけるな」と見下 す発言 をし、吾郎 に攻撃 したために仕返 しされ、部屋 の窓 の外 に投 げ落 とされ負傷 させられた。これもあり、しばらくは吾郎 を恨 んでいていた。このように短気 で粗暴 な性格 だが、義理堅 く人情 脆 い一 面 もある。アニメ版 では、負 けず嫌 いな性格 に変更 されている。夢 島 での地獄 のような特訓 に反発 し、海堂 を辞 めようと考 えていたが、吾郎 の言葉 に触発 された他 、帰 りの船 を待 つ間 に暇 つぶしのためにキャッチボールをしたところ、以前 は体 に硬 さがあったのが柔 らかくなるなど変化 が見 られたことから考 え直 し、中退 を思 いとどまった(アニメではカット)[6]。これを境 に吾郎 への態度 も改 め、実力 や姿勢 を認 めるようになり入学 直後 のような態度 はなくなった。特待 生 組 との歓迎 試合 では6番 ファーストで出場 。吾郎 がプレイ中 、眉 村 のいる相手 ベンチに駆 け込 んだことに動揺 し、前 の打席 に続 いて併殺 打 を放 ったため「ゲッツーロボ」と言 われた。- アニメでは
一軍 対 二 軍 の壮行 試合 で大半 の特待 生 組 が試合 放棄 をした際 、国分 に試合 に出 ることを呼 びかけられたが、吾郎 の個人 的 な事情 に対 して不満 に思 い、最初 は出 るのを拒 んでいた。しかし、怪我 をした寺門 に代 わって左翼 手 として出場 した。原作 では吾郎 の送別 会 に出 ることを拒 んでいたが、国分 に説得 されて吾郎 の退学 の日 に快 く見送 っている。 - その
後 は一軍 に昇格 し、ベンチ入 り。聖 秀 戦 では延長 12回 裏 に代打 として出場 し、吾郎 から四球 を選 んで出塁 した。 - その
後 、アニメではW杯 の決勝 戦 を三宅 達 とテレビで観戦 している描写 がある。 草野 秀明 (くさの ひであき)声 -下山 吉光 中堅 手 。左 投 左 打 。背番号 8。中京 リトル・シニア出身 。推薦 で海堂 学園 高校 に入学 。真面目 でプライドは高 いが、思慮 深 い性格 。夢 島 組 の中 でも総合 的 に実力 が高 く、暗闇 でも外野 フライをキャッチできる。外野 手 のポジションに誇 りを持 ち、夢 島 で外野 手 に回 っていた吾郎 の外野 手 を見下 しているような態度 [注釈 39]に反感 を抱 くが、暗闇 ノックに短時間 で順応 した吾郎 の実力 と野球 センスを認 めた。二 軍 昇格 後 の特待 生 組 との歓迎 試合 では、1番 センターで出場 。吾郎 と眉 村 の直球 がジャイロボールであることを見抜 くなど鋭 く状況 を分析 したり、途中 出場 した吾郎 が特待 生 組 を連続 三振 したことで浮 かれる夢 島 組 をたしなめたりと引 き締 め役 を担 っていた。また、マニュアル野球 に反発 する吾郎 の指示 で、二死 三塁 からのセーフティスクイズを決 めるなど(次 打席 での同 じ二死 三塁 の状況 では、眉 村 相手 に失敗 した)、夢 島 組 の中 では最多 となる4度 の出塁 を見 せた。一軍 との壮行 試合 にも出場 し、ヒットを打 っている。- その
後 は一軍 に昇格 し、夢 島 組 では寿 也、泉 と共 に数少 ないレギュラーに定着 した。 - カットやバントに
長 けており、三振 は滅多 になく、チームメイトも最後 に三振 した時 は覚 えていないほど。 聖 秀 戦 では1番 センターで出場 。スタメンの中 で唯一 吾郎 から三振 を奪 われておらず、抜 け球 を狙 った安打 や四球 やエラーで出塁 している。試合 の終盤 、江頭 の非道 が明 らかになった際 も、勝利 の為 に割 り切 り[注釈 40]、当初 はバント作戦 に同意 する。しかし、9回 2死 満塁 で、江頭 から寿 也の代打 に出 ることを指示 されて応 じようとした米倉 を制止 し、「こういう場面 で4番 打者 である寿 也が打 って勝 てないようでは甲子園 に行 くべきではない」と江頭 に対 して主張 した。卒業 後 は京阪 タイガース(アニメではレパーズ)に入団 。原作 ではその後 が語 られていないが、アニメでは1年 目 から守備 が評価 され若手 選抜 に選 ばれており、日本 代表 のエース原田 からバントヒットを決 めている。
特待 生 組
[眉 村 健 (まゆむら けん)声 -保 村 真 投手 。右 投 右 打 。背番号 1(高校 )・18(横浜 マリンスターズ、アニメではブルーオーシャンズ)・23(W杯 日本 代表 )・13(テキサス・レイダース)。海堂 付属 中学 出身 。作中 でも吾郎 、ギブソンと並 ぶ剛球 右腕 。吾郎 と同 じくジャイロボーラーである剛 速球 に加 え、キレ抜群 の多彩 な変化球 も投 げられる。インコースへの高速 シュートがウイニングショット。聖 秀 編 で吾郎 の渾身 のボールをホームラン性 の打球 にするなど打撃 も優秀 [注釈 41]であり、自信 家 の吾郎 にも幾度 も「化 け物 」と言 わせるほどである。通称 「鉄 仮面 」、「いつもの無表情 」と周囲 から言 われるほどの冷静 さ、寡黙 さであるが、本人 曰 く敢 えてクールに振 る舞 い、自分 にプレッシャーをかけてマウンドで開 き直 りやすくしているとのこと。本当 はいつも緊張 しており、試合 前 にトイレの個室 でクラシックを聞 く理由 を「緊張 して腹 がゆるくなるのをごまかす為 」と語 った。好 きな曲 はドヴォルザークの『交響 曲 第 9番 《新 世界 より》』。嬉 しいと鼻 の穴 をヒクつかせる癖 がある。一匹狼 タイプだが、W杯 編 から性格 が聖 秀 編 までと比 べて穏 やかになった。小学生 の頃 はドッジボールのチームに所属 。海堂 スカウトの大貫 に才能 を見抜 かれ、海堂 学園 中等 部 (アニメでは付属 中学校 )に入学 。海堂 の環境 と自 らの才能 により、中学 時代 に高校 野球 部 一軍 の内定 を受 けた。地区 大会 で優勝 し天狗 になっていた吾郎 を世話 になった大貫 の依頼 により、完膚 なきまでに叩 きのめし、吾郎 が海堂 にくる契機 を作 った[注釈 42]。歓迎 試合 で吾郎 と再 び対決 、佐藤 寿 也のサヨナラ本塁打 によりこのときは敗北 (ただし佐藤 が海堂 の4番 を張 れるか見極 めるため変化球 を封印 していた。打者 としての吾郎 との対決 ではファウルで粘 ったものの三振 に討 ち取 られた)。2年 時 の一軍 vs二 軍 の壮行 試合 ではブルペンで投球 練習 をしていただけで、投手 としては出番 はなかったが、アニメ版 では吾郎 を本当 の好敵手 と呼 べるかどうかを確 かめるために三宅 の代打 で登場 し、榎本 のジャイロボールを見事 打 ち返 しツーベースヒットにした。3年 夏 の聖 秀 戦 では、9回 に逆転 されてなおピンチの中 でリリーフ登板 し、吾郎 をあっさり三振 に取 る。その後 、江頭 の指示 に背 き、バントをせずに吾郎 からヒットを打 つ(本人 曰 く、疲労 で球威 の衰 えた吾郎 の今 の球 なら、バントよりヒッティングの方 が出塁 できる確 率 が高 いと確信 したから)。態度 には出 さないものの吾郎 との対戦 を楽 しみに思 っており、試合 中 ピンチになった吾郎 の裏 をかくばかりの戦術 に失望 するも、その後 のチームメイトの叱咤 激励 で再 び真 っ向 勝負 するようになったことを喜 んだり、最後 の打席 では吾郎 に三振 を食 らい、プロで互 いによいライバルになりたかったと自分 なりに心 の中 で賛辞 を送 った。試合 は吾郎 の足 の怪我 の限界 でボークにより勝利 する。その後 、甲子園 大会 を春 夏 連覇 。甲子園 大会 で1回 のノーヒットノーランを達成 した[注釈 43]。- ドラフト1
位 指名 で横浜 マリンスターズ(アニメでは横浜 ブルーオーシャンズ)へ入団 、1年 目 にチーム勝 ち頭 の11勝 (8敗 )を挙 げた(防御 率 は3.21〈アニメでは2.78〉でリーグ5位 )。ルーキーで唯一 、最初 からW杯 日本 代表 に選出 されていた。ドミニカ戦 ではリリーフとして好投 し、プレッシャーに潰 されそうになった日本 代表 の危機 を救 った。この試合 の中 で、「メジャーに挑戦 している吾郎 が羨 ましい」と思 っている描写 があり、将来 は自身 もメジャーへ行 きたいと思 う[注釈 44]。決勝 のアメリカ戦 では先発 を務 めるが、かつて経験 したことのないプレッシャーに耐 えられず、打 ち込 まれてしまう。しかし寿 也の一喝 で冷静 さを取 り戻 し、ピンチを凌 ぐ。その後 、アレックスのピッチャー強襲 となる打球 を足 に受 けながらも、4回 2/3を4安打 2四球 2失点 という奮闘 ぶりを見 せて降板 した。 - 2
年 目 は最多 勝 ・最優秀 防御 率 ・沢村 賞 を獲得 。後 にFA権 を取得 、テキサス・レイダースへ移籍 し、先発 として活躍 。早乙女 静香 と結婚 し、2児 をもうけている。父親 は物心 付 く前 に他界 し、母親 も早乙女 静香 との結婚 後 に亡 くなっている。 - ワールドシリーズ
第 7戦 で先発 登板 。母親 の命日 であり、両親 への思 いも背負 いながら7回 までパーフェクトピッチングを続 けていたが、味方 の失策 と疲労 から投球 リズムを崩 し、寿 也に自身 のウイニングショットを満塁 ホームランにされて降板 した。 - 『2nd』ではさらに
道 塁 と渉 をもうけ、4人 姉 弟 の父 となっている。道 塁 と渉 が物心 ついた頃 には既 に現役 を引退 しており、先 に生 まれた長男 と長女 も野球 はしていない。 風 林 中 の野球 部 監督 になるよう吾郎 から頼 まれるが、「次女 ・道 塁 が同 じ世界 にいて、接点 が多 い自分 がよその監督 になるのはフェアじゃない」という理由 で断 った。現在 は地域 活動 に(吾郎 曰 く「あんな顔 して」)積極 的 に参加 しており、さらに大尾 中学 のPTA会長 を務 めている。吾郎 の提案 で風 林 中学 野球 部 との合同 チーム結成 の時 は「大尾 中学 には自分 の娘 (道 塁 )がいる。許可 を出 さなければ海堂 高校 時代 の悪事 を世間 に公 にする」と寿 也と共 に校長 になっていた江頭 を脅 し[注釈 45]、渋々 認 めさせた。薬師寺 (やくしじ)声 -桐井 大介 三塁手 。右 投 左 打 。背番号 5。特待 生 として海堂 学園 高校 に入学 。巻 き毛 の長髪 が特徴 。苦手 なコースはインコース高 め、外側 とローボールには強 い。最初 は他 の特待 生 組 とともにマニュアル野球 を否定 する吾郎 を疎 ましく思 っていたが、アニメでの一軍 壮行 試合 を終 えたら海堂 を去 るという吾郎 の態度 に見 かねた特待 生 メンバーの中 で唯一 、自身 の守備 位置 に付 き、特待 生 に理解 を示 すも吾郎 に影響 されるようになる[注釈 46]。夢 島 組 との歓迎 試合 で特待 生 組 が負 けた際 、米倉 らが負 けた悔 しさから夢 島 組 に突 っかかっていくのを止 め、潔 く負 けを認 めた上 で特待 生 組 と夢 島 組 の団結 を促 したり、若手 選抜 チームと日本 代表 チーム戦 の途中 に吾郎 の態度 に不信 感 を抱 いていた寿 也を上手 く諭 したりするなど、精神 的 に大人 でありリーダータイプの人物 。ただ、実力 はあるが、三振 やフライでアウトになる描写 が多 く、作中 で活躍 している場面 が少 ない。二 軍 を経 て一軍 レギュラーに定着 し、3番 打者 に。聖 秀 戦 では吾郎 から抜 け球 を狙 ってヒットを1本 打 った。江頭 によるバント作戦 に対 してチーム内 で意見 が分 かれる中 、9回 裏 一死 満塁 の場面 で打席 に立 ち、初球 スクイズのサインが出 る。しかし、江頭 の考 えは間違 っており、吾郎 の球 を正々堂々 打 って甲子園 に行 くという決意 になったことでサインを無視 し、痛烈 な一打 を放 つ。結果 的 に大河 のファインプレーによってアウトになり、江頭 からは激昂 されるが、この造反 がチームが一丸 になるきっかけとなった。甲子園 優勝 後 は寿 也や眉 村 と共 に高校 選抜 に選 ばれ、アメリカ選抜 と対戦 したことが寿 也の口 から語 られている。卒業 後 は東武 ライオンズ(アニメでは埼玉 ジャッカルズ)に入団 し、1番 打者 になって活躍 。若手 選抜 では3番 (アニメ版 では2番 )として出場 している。- アニメ
版 では入団 1年 目 のオープン戦 でも登場 し、寿 也のリードの裏 をかいて長打 を放 つ。 - 『2nd』では、
現役 引退 後 に新聞 記者 となっている。吾郎 から「寿 也が風 林 中 の監督 になった」と聞 き取材 を訪 れるも、当 の寿 也には拒否 されている。 渡嘉敷 (とかしき)声 -阪口 大助 二塁手 ・投手 。右 投 右 打 。背番号 4。特待 生 として海堂 学園 高校 に入学 。低 身長 と八重歯 が特徴 。饒舌 で口数 が多 い。本来 は野手 であるが、シニアでの経験 から夢 島 組 との歓迎 試合 では投手 として先発 した。投手 としての実力 は薬師寺 曰 く、他校 でなら間違 いなくエースになれるほどの実力 の持 ち主 。しかし夢 島 組 に打 ち込 まれて阿久津 と代 わり、セカンドの守備 についた。野手 では動体 視力 が抜群 で仕掛 け役 に適 し、バントも得意 な2番 バッター。- アニメでは
一軍 との壮行 試合 の終盤 、大場 に乗 じて茂野 に対 して嫌味 も混 ぜ、他 の特待 生 組 同様 、守備 に入 らず試合 放棄 した。しかし、最終 的 には吾郎 が海堂 のエースである榎本 に食 らいつくのに見 かねて応援 した。 聖 秀 戦 では7回 裏 無死 満塁 の好機 でスクイズに失敗 。それが江頭 の逆鱗 に触 れることとなり、控 えの国分 と交代 させられた。米倉 (よねくら)声 -川上 貴史 捕手 。右 投 左 打 。背番号 17。特待 生 として海堂 学園 高校 に入学 。大柄 な体格 に色 黒 のスキンヘッドという、逞 しい男 らしさの溢 れた風貌 が特徴 。夢 島 組 との歓迎 試合 では6番 キャッチャーを務 め、本塁打 も放 っている。試合 に負 けた後 は勝利 に浮 かれる夢 島 組 に「眉 村 が先発 し変化球 も解禁 してたらお前 らは1点 も取 れてない」と、2軍 の先輩 として現実 を突 きつける発言 をする。後 に順当 に1軍 に昇格 するが、正 捕手 の座 を寿 也に奪 われ、控 え捕手 になった。渡嘉敷 曰 く、顔 に似合 わずリードは慎重 。聖 秀 戦 ではベンチの御 意見 番 的 な役回 りではあったが、チームメイトと積極 的 にコミュニケーションを取 ったり、ブルペンで眉 村 の球 を受 け鼓舞 したり、江頭 に懲罰 交代 させられベンチで手持 ち無沙汰 にしている渡嘉敷 を気遣 って雨天 の中 出塁 した眉 村 にウインドブレーカーを届 けさせるなど、縁 の下 の力持 ち的 な立 ち位置 で海堂 の勝利 に貢献 した。9回 裏 に江頭 から寿 也の代打 に出 るように指示 され[注釈 47]、それに応 じかけるも江頭 の非道 な行 いを不服 に思 った草野 に制止 された(本人 は「バントが苦手 」とい訳 しつつ、寿 也に華 を持 たせる形 で「やっぱ俺 じゃねぇ…」と引 き下 がる)。大場 (おおば)声 -川野 剛 稔 一塁 手 。右 投 [注釈 48]右 打 。背番号 3。特待 生 として海堂 高校 に入学 。長身 に切 れ長 の目 が特徴 。冷静 な性格 。夢 島 組 との歓迎 試合 では4番 打者 を務 めた。- アニメ
版 では一軍 との壮行 試合 に出場 するも、「一軍 に勝 って海堂 を退学 する」という吾郎 の個人 的 な事情 に対 し、わざわざ敵 になりたがる人 の守備 にはつけないと思 うようになる。そのため吾郎 の話 を聞 いた直後 の打席 でわざと榎本 から三振 を取 られ、静香 に自分 を交代 させるよう告 げ、特待 生 組 の多 くは大場 の意見 に同意 してベンチに下 がった。しかし、榎本 相手 にファウルで粘 る吾郎 の最終 打席 は、特待 生 組 の中 では最初 に声援 を送 った。 後 に一軍 レギュラーに定着 し、5番 打者 を務 めた。聖 秀 戦 では活躍 する描写 がなかった。関 (せき)声 -谷口 祐 貴 遊撃手 。右 投 右 打 。背番号 不明 。特待 生 として海堂 高校 に入学 。眼鏡 をかけている。特待 生 組 のチームメイトたちからはバント職人 と呼 ばれている。夢 島 組 との歓迎 試合 には2番 ショートで先発 出場 し、吾郎 から送 りバントを決 めたり四球 で出塁 している[注釈 49]。原作 ではその後 一軍 に昇格 し、聖 秀 戦 では三塁 コーチを務 めた。アニメでは描写 がない。石松 (いしまつ)声 -藤田 圭 宣 左翼 手 。左 投 左 打 。背番号 7。特待 生 として海堂 高校 に入学 。魚 顔 と「ウキョ~」などの奇妙 な口調 が特徴 。夢 島 組 との歓迎 試合 では5番 打者 を務 めた。後 に一軍 レギュラーに定着 。聖 秀 戦 では6番 レフトで出場 。12回 裏 に真 ん中 にきた抜 け球 を打 ってヒットを放 つ。結果 、吾郎 のボークでサヨナラのホームを踏 んで喜 んだが、チームメイトは勝利 より吾郎 に瞠目 していた。そのほか、四球 やバント作戦 による吾郎 のエラーでも出塁 している。西城 (さいじょう)声 -藤田 圭 宣 二塁手 、捕手 。右 投 左 打 。特待 生 として海堂 高校 に入学 。白目 が特徴 。夢 島 組 との歓迎 試合 で8番 セカンドで出場 。二塁 走者 として本塁 に向 かう際 、寿 也が捕 球 の構 えをしていないことから滑 り込 まずにホームインしようとしたが、これは寿 也の策 であり、あえなくタッチアウトされてしまった。交代 後 に眉 村 の球 を受 けているなど捕手 としての描写 もある。矢尾板 (やおいた)声 -後藤 哲 右翼 手 。両 投 左 打 (右 投 げと左 投 げのどちらの描写 もある)。背番号 9。特待 生 として海堂 高校 に入学 。三白眼 が特徴 。夢 島 組 との歓迎 試合 では1番 打者 を務 める。盗塁 成功 率 100%の俊足 が売 りだが、夢 島 組 との歓迎 試合 では寿 也に刺 されて驚愕 する。後 に一軍 レギュラーに定着 。聖 秀 戦 では7番 ライトで出場 するが、江頭 の指示 によるバントを失敗 するなど、活躍 する描写 はない。原田 (はらだ)声 -後藤 哲 中堅 手 。右 投 右 打 。夢 島 組 との歓迎 試合 に7番 センターとして出場 。活躍 する描写 はない。阿久津 (あくつ)声 -谷山 紀章 投手 。左 投 左 打 。背番号 10(高校 )・16(若手 選抜 )。特待 生 として海堂 高校 に入学 。常 に笑 っているように見 える、むき出 しの歯 が特徴 [注釈 50]。特待 生 組 の中 でも他人 を見下 した言動 が多 く、吾郎 の事 もたびたび馬鹿 にしていたが、吾郎 の海堂 退学 後 のチームメイトとの会話 では阿久津 曰 く「うちにいればそれなりのポストで甲子園 に行 けた」と実力 は認 めている。- ナックルボールが
最大 の武器 で、他 にもスライダーやカーブを持 っているようだが、作中 ではほぼナックルしか投 げている描写 がない。ストレートはよく打 たれるらしい。50球 ほどでスタミナに限界 がきて、得意 のナックルは投 げられなくなる。そのため先発 で起用 されることはなく中継 ぎのみで起用 されている。 - 1
年生 の頃 から一軍 に昇格 している。歓迎 試合 では2番手 で登板 。ナックルをカットで対抗 する寿 也に手 こずり、米倉 から敬遠 のサインが出 るが、それを無視 して勝負 に挑 む。しかし、マニュアルよりプライドを優先 した結果 、本塁打 を打 たれてしまう。これを受 けて静香 に「荷物 まとめて出 て行 きな(アニメ版 は「おうち帰 んな」)」と罵倒 され退 部 になりかけたが、吾郎 の一言 に助 けられ、1ヶ月 メンバーから外 されるだけで済 む。 聖 秀 戦 では5回 途中 から市原 のリリーフとして登板 するが、いきなり藤井 に同点 適時 二塁打 を打 たれる。その後 は好投 していたが、球 数 が多 くなった9回 表 に大河 に勝 ち越 しの適時 二塁打 を打 たれ、次 の内山 にもストライクが入 らず死球 で出塁 させてしまい降板 した。また、打者 としては死球 やエラーで出塁 している。卒業 後 は広島 (アニメ版 では広島 アローズ)に入団 。リリーフで活躍 しており、若手 選抜 にも選 ばれた。- アニメ
版 では、日本 代表 チームとの試合 に2番手 で登板 。得意 のナックルで攻 めるもまるで通用 せず、香取 以上 に滅多 打 ちに遭 い、0回 1/3を7安打 1四球 5失点 (自責 点 7)という惨 たんたる結果 に終 わった。 - 『2nd』では、
海堂 学園 中学 の監督 として再 登場 。 市原 (いちはら)声 -森 伸 投手 。右 投 右 打 。背番号 12。特待 生 として海堂 高校 に入学 。1年生 の頃 から一軍 に昇格 していた。牛 のような顔 と大柄 な体格 が特徴 。のんびりとしたマイペースな性格 。多彩 な変化球 とクセ球 が持 ち味 。打 てそうで打 てない速球 と変化球 の緩急 で勝負 する技巧 派 、寿 也曰 く「一番 攻略 しにくいタイプ」で、米倉 に「図太 いマウンド捌 きはうろたえることを知 らない」と評 されている。夢 島 組 との歓迎 試合 では、3番手 として登板 。9回 二死 まで好投 を見 せるも、土壇場 で国分 に同点 本塁打 を打 たれ、続 く吾郎 にも三塁打 を打 たれたところで眉 村 と交代 する。聖 秀 戦 では先発 投手 として出場 。第 1打席 で吾郎 が知 らない変化球 ・フォークで三振 を取 り、パワーアップしたことを見 せつける。しかし、雨 が降 ったことで神経質 な一 面 が現 れて乱調 を起 こし、4回 2/3を7安打 3失点 (自責 点 4)という内容 で降板 した。アニメ版 では、眉 村 からは吾郎 に雨 を利用 されたことと、水 を含 んだ人工芝 に対 する適応 力 の無 さを指摘 された。
吾郎 より一 学年 上 の選手
[千石 真人 (せんごく まさと)声 -竹本 英 史 一塁 手 、指名 打者 (アニメ版 )。左 投 左 打 。背番号 3(高校 )・10(若手 選抜 )。吾郎 が海堂 高校 に在学 していた際 、海堂 史上 最強 スラッガーと称 される一軍 の4番 。大柄 な体躯 と老 け顔 が特徴 。- ビッグマウスで
女好 きで、一人称 は「千 石 真人 様 」。一見 コミカルな面 が目立 つが、その実力 は紛 れもなく本物 で、吾郎 の球 を初 見 で簡単 に打 ち返 すほど。マニュアル野球 には従 っているが、二 軍 との壮行 試合 で吾郎 と再 び対決 した際 には彼 の実力 とスタイルに一定 以上 の評価 を与 えている発言 をしている。チャンスで打席 が回 り吾郎 にトドメを刺 そうとするが、球威 に力負 けしセンターフライに打 ち取 られる。完全 に捉 えたと思 える当 たりだったため、犠牲 フライによる1点 に抑 えられた悔 しさからベンチでヘルメットを取 ることも忘 れていた(寿 也曰 く、ヘルメットを取 らず睨 みつけるのは、三振 より余程 悔 しかったとのこと)。アニメ版 では最終 回 で打席 が回 ってきたが三振 し、最後 の打者 となった。 - アニメ
第 5シリーズでは、召集 された若手 メンバーの1人 として再 登場 。その際 、高校 卒業 後 に宮城 グリズリーズに入団 し、プロ2年 目 で28本塁打 という実績 を挙 げていることが明 かされた。しかし、肝心 の試合 では寿 也に4番 の座 を奪 われ、自身 は5番 だったことに大変 ショックを受 けていた(寿 也に言 われるまで自身 が5番 であることに気付 いていなかった)。また、吾郎 に対 し「臆 した投手 は、打者 にとって格好 の獲物 」というセリフを残 した。 榎本 直樹 (えのもと なおき)声 -櫻井 孝宏 投手 。右 投 右 打 。背番号 1。吾郎 が海堂 高校 に在学 していた際 の一軍 のエース。長髪 と血走 った目 が特徴 。切 れ味 抜群 のジャイロボールを始 め、ナックルやスローカーブ、フォークなどの多彩 な変化球 を有 する(変化球 はアニメ版 で判明 )。打撃 力 も高 く、球威 の落 ちた吾郎 の球 はいとも簡単 に弾 き返 し、ホームラン性 の当 たりにした(結果 は寺門 のファインプレーによる外野 フライ)。原作 では、地区 予選 の決勝 と甲子園 のみに登板 している。アニメ版 では、第 2シリーズの壮行 試合 にリリーフ登板 し、代打 で登場 した眉 村 に長打 を浴 び[注釈 51]、普段 の理性 的 な姿 から鬼 のような形相 に豹変 する(この状態 の榎本 の球 は、千 石 ですら打 てないという)。また、この際 に薬師寺 から「吾郎 と同 じクラッチピッチャー」と評 された。続 く吾郎 との対戦 では、球威 や球速 の上 がったジャイロボールで追 い込 むも粘 られ、最後 はバックスクリーン直撃 の逆転 2ランHRを打 たれた。その直後 、渾身 の一 球 で勝負 出来 た満足 感 で通常 時 の姿 に戻 っていた。桜庭 (さくらば)声 -川野 剛 稔 投手 。左 投 左 打 。背番号 11(高校 )。吾郎 が海堂 高校 に在学 していた際 の一軍 の投手 。海堂 屈指 の左 キラーと呼 ばれる。顎 髭 を蓄 えた強面 な風貌 が特徴 。- サイドスローからのクロスファイヤー
投 法 が武器 。二 軍 打線 を7回 途中 まで無 失点 に抑 えていたが寿 也に逆転 2ランホームラン(アニメ版 では同点 ソロホームラン)を被弾 し、降板 した。
吾郎 より一 学年 下 の選手
[榎本 (えのもと)声 -櫻井 孝宏 投手 。右 投 右 打 。背番号 1。前述 の榎本 直樹 の実弟 であり、二 軍 のエース。大河 曰 く「リトル・シニアでは非常 に有名 な兄弟 」とのこと。兄 とよく似 た風貌 と投球 スタイルの持 ち主 。フォークボールを決 め球 とする。聖 秀 戦 では先発 するも4失点 を喫 し、さらに吾郎 の球 に呆気 なく打 ち取 られるなど、実力 は兄 よりも劣 っている模様 でそれらを馬場 に指摘 された際 、逆 に罵倒 するといった粗暴 な面 も垣間見 えた。- アニメ
版 ではドライで寡黙 な人物 として描 かれた。 馬場 声 -川上 貴史 捕手 。右 投 右 打 。背番号 2。二 軍 の正 捕手 。無精髭 と恰幅 のいい体型 が特徴 。横浜 シニア出身 で大河 の先輩 。青柳 (あおやなぎ)声 -奈良 徹 外野 手 。左 投 左 打 。背番号 8。二 軍 の4番 。阿久津 のような口元 とアフロヘアと大柄 な体格 が特徴 。二 軍 の中 でも特 に、聖 秀 ナインのことを見下 していた。蒲田 (かまた)聖 秀 との練習 試合 で、江頭 の指示 により代打 起用 され、吾郎 に怪我 を負 わせた張本人 。試合 前 に江頭 に吾郎 に怪我 をさせるよう持 ちかけられる。最初 はそんなことはできないと断 ったが江頭 に「他 の一軍 当落 線 上 の選手 に頼 むだけ」、「夢 島 から頑張 ってきたのに最後 はスタンド応援 組 」などと脅 され、意地 でも二 軍 に残 りたいという思 いから吾郎 の足 を踏 み負傷 させる。のちにこの行為 を後悔 し野球 部 を自主 退 部 。その後 江頭 に脅 された事 を海堂 高校 の理事 長 に告発 し、理事 長 は早乙女 兄妹 に江頭 の内偵 を指示 。後 の江頭 の失脚 につながった。
首脳 陣
[早乙女 義治 (さおとめ よしはる)海堂 野球 部 総 監督 。早乙女 3兄妹 の父親 。作中 の姿 は煙草 を吸 っている後 ろ姿 の描写 のみ。- かつて
自身 の長男 ・武士 が試合 で無理 をして死 んだのをきっかけに、海堂 の監督 に就任 。マニュアル野球 を指導 しているが、実質 的 な権限 はチーフマネージャーを務 める江頭 に掌握 されているだけに過 ぎなかった。 早乙女 武士 (さおとめ たけし)声 -川島 得 愛 、斎賀 みつき(少年 時代 )義治 の長男 。かつての海堂 高校 のエース。妹 の静香 とは、ひと回 り近 くも年 が離 れている。弱小 時代 の海堂 高校 野球 部 を牽引 し、地区 大会 の全 ての試合 を代 わりの投手 がいないという状況 故 に自 らの身体 の事 を顧 みず無茶 を押 して投 げ切 って初 の甲子園 出場 を実現 したが、直後 にそれまでの無理 が祟 って急死 してしまう。原作 とアニメでは死 に至 るまでの流 れが若干 異 なっている[注釈 52]。早乙女 泰造 (さおとめ たいぞう)声 -三宅 健太 義治 の次男 。海堂 二 軍 トレーナー。初 登場 時 の年齢 は推定 30歳 前後 。屈強 な体格 のおかま。野球 経験 の有無 は不明 だが、休養 明 けで身体 の軽 くなった吾郎 のストレートを、いとも簡単 に受 けていた。妹 や父 が執拗 に固執 するマニュアル野球 に疑問 を抱 いており、吾郎 の存在 が早乙女 一家 と海堂 を兄 の死 の呪縛 から解 き放 てるかも知 れないと感 じ、それまでがむしゃらに練習 していた吾郎 に(半 ば軟禁 状態 にして)休養 の大切 さを教 えるなど熱心 に指導 した。- マニュアル
野球 に反抗 的 な吾郎 を首脳 陣 (特 に二 軍 監督 )が目 の敵 にする中 、最初 から味方 だった唯一 の人物 で、作中 を通 じ頼 りがいのある面倒 見 のよい人物 として描 かれた。 - アニメではW
杯 決勝 を静 香 と共 にTV観戦 した。 早乙女 静香 (さおとめ しずか) →眉 村 静香 (まゆむら しずか)声 -大原 さやか義治 の長女 。海堂 二 軍 監督 。初 登場 時 の年齢 は推定 20代 半 ば。冷静 で真面目 な人物 。当初 は砕 けた口調 が目立 ったが、試合 が進行 するにつれて落 ち着 きのある口調 に変化 していった。長兄 ・武士 の死亡 後 、兄 と同 じ過 ちを繰 り返 さないため、父親 が作 ったマニュアル野球 を指導 していた[注釈 53]。だが、吾郎 と出会 い次第 に考 え方 を変 え、次兄 の泰造 とともに海堂 では数少 ない吾郎 の理解 者 になった。吾郎 の転校 後 も折 に触 れて支 え[注釈 54]、蒲田 の内部 告発 によって理事 長 の指示 で極秘 捜査 を行 い、聖 秀 戦 で伊沢 と結託 し、ついに江頭 を失脚 に追 い込 んだ。- アニメではW
杯 決勝 を泰造 と共 にTV観戦 した。 後 に教 え子 の眉 村 と結婚 し、2児 をもうけた。その間 の2人 の交友 関係 の経緯 は不透明 。『2nd』ではさらに2児 をもうけ、4児 の母 となる。夫 からは「静香 御前 」と呼称 される事 もある。江頭 哲 文 (えがしら てつふみ)声 -中村 大樹 海堂 の野球 部長 で、一軍 のチーフマネージャー(アニメでは野球 部長 の設定 はなく、チーフマネージャーのみ)。常 に冷静 沈着 かつ感情 を表 に出 さないため、面 と向 かって侮辱 されても動 じることはないが、執念深 く野心 家 の一 面 もある。元 経営 コンサルタントで理事 長 から部内 改革 を任 され、様々 な実績 を上 げ野球 部 の実権 を握 る[注釈 55]。退 部 の危機 にあった吾郎 が海堂 の本校 に総 監督 へ直談判 しに来 た際 に初 登場 した。吾郎 から「マネージャーじゃ話 にならない」と見下 された時 には感情 を一切 出 さず吾郎 を殴 り飛 ばし、当初 は吾郎 であることに気付 いておらず単 なる無礼 者 と思 っていた。吾郎 から退 部 寸前 であることを伝 えられても聞 く耳 を持 たなかったが、静香 からの電話 で殴 った相手 が吾郎 であることに気付 き態度 を一転 させ、「実力 によっては退 部 勧告 を白紙 にする」と吾郎 に告 げ、一軍 の千 石 と対戦 形式 でのテストを行 い、長打 を打 たれたものの吾郎 の素質 を見抜 き退 部 を取 り消 した[注釈 56]。しかし実際 には選手 を学校 の広告塔 として利用 することで海堂 野球 部 のイメージアップと自身 の存在 価値 のアピールを考 えており、吾郎 の生 い立 ちとそのスター性 に目 をつけており、海堂 野球 部 をイメージアップさせるために吾郎 を厚遇 し利用 しようとした。一軍 との壮行 試合 に先発 させた吾郎 を当初 は打者 1人 で交代 させようとしたが、吾郎 と二 軍 監督 の静 香 から反発 されたためそのまま受 け入 れた[7]。交代 の指示 に背 いた吾郎 は登板 を続 け1点 は取 られたが終盤 には球速 が再度 アップした。この際 江頭 は一軍 が吾郎 に抑 え込 まれていることに若干 イライラしていたが、球速 アップを目 の当 たりにしたことで考 えを変 え、さらなる海堂 ブランドの向上 を目論 んだ。吾郎 が9回 1失点 で完投 勝利 すると褒 めたたえて一軍 行 きを確約 したが、吾郎 からは「一軍 を倒 したら海堂 を辞 める」と江頭 以外 には既 に公言 していたためその場 で中退 を告 げられてしまった。吾郎 を利用 し、海堂 ブランドと自身 の影響 力 向上 を目論 んでいたが、吾郎 の中退 によって頓挫 したため逆恨 みし、吾郎 が編入 を希望 した高校 に圧力 をかけたり[8]、吾郎 が編入 後 に聖 秀 から練習 試合 を申 し込 まれた際 は一 度 は断 ろうとするも吾郎 に対 する復讐 のチャンスと受 け取 り、海堂 二 軍 と対戦 させることにし、本来 の二 軍 監督 である静香 を排除 し自 ら陣頭 指揮 を取 った。そして試合 中盤 、蒲田 に吾郎 の足 をスパイクで踏 むよう指示 し、早乙女 総 監督 が何 も咎 めないことをいい事 に数々 の手 を使 い吾郎 を妨害 する。だが吾郎 は故障 にもめげずに復活 し、ついに県 大会 準々 決勝 で聖 秀 と相対 することになった。聖 秀 との試合 前 のミーティングではまともに作戦 を指示 していたが、この際 も吾郎 が海堂 在籍 時 に壮行 試合 で吾郎 に手 こずった1学年 上 の先輩 の千石 らを例題 に「これまでのバカ共 はみんな同 じテツを踏 んでいる」と「バカ」呼 ばわりする等 指導 者 としての資質 に欠 ける発言 をしていた。そして試合 序盤 は冷静 に見守 っていたが、試合 均衡 が破 れないことに少 しずつ苛立 ち始 める[9]。試合 終盤 で吾郎 の怪我 が完 治 していないこと気 づくとバントで攻 め立 てる作戦 に変更 。寿 也から吾郎 の足 の怪我 を知 っていたかどうかを聞 かれると「海堂 を出 て行 った人間 に対 して当然 の報 いとして俺 が踏 ませたんだよ」と自身 の指示 で故意 に吾郎 を傷 つけたことまでも話 した。周 りの選手 も驚 くも変 わらず最終 回 の攻撃 前 に再度 バント作戦 を命 じると、吾郎 を故意 に怪我 をさせた非道 な行為 に対 し寿 也が異議 を唱 えられた。これに激怒 して寿 也に除名 処分 を通達 する。泉 など指示 通 りバントした部員 もいたが、眉 村 は背 いてヒットを打 ち、薬師寺 も痛烈 なライトフライを打 って指示 に背 いた[10]。そして2死 満塁 で寿 也の打席 だったが除名 を理由 に代打 を送 ろうとしたが草野 から反対 され伊沢 からも責任 を取 ることを理由 にそのまま寿 也が打席 に立 った。結果 同点 に追 いついたが造反 されたことと皮肉 にもその造反 で敗戦 を免 れたことに怒 りを通 り越 して呆 れ返 り試合 途中 にもかかわらず「例 え(海堂 が)勝 っても準決勝 進出 は(どんな方法 を使 ってでも)俺 の手 で阻止 する」と捨 て台詞 を吐 いてベンチ裏 へ引 き下 がった。だが、待 ち構 えていた早乙女 兄妹 から伊沢 の携帯 電話 を通話 状態 にして内偵 していたことを告 げられて吾郎 を故意 に負傷 させた件 はおろか自身 に反論 した寿 也を自分 の独断 で野球 部 除名 処分 にしようとした越権 行為 が理事 長 の知 るところとなり失脚 した。アニメでは証拠 を突 きつけられてもなお罪 を否定 していたが、後 に理事 会 の追及 で全 てを認 めた。- 『2nd』では
初老 に差 し掛 かった姿 で登場 する。大 吾 が中等 部 2年 に進級 するのと同 時期 に私立 風 林学 園 の校長 に就任 。スポーツに力 を入 れてきた風 林 学園 を進学校 化 に転換 する方針 を打 ち立 て、自身 の就任 前 に問題 を起 こしていた野球 部 に対 しては「新 監督 招聘 を顧問 や部員 への通達 なくキャンセル」、「部員 の身内 が指導 に関 わることを禁 じる」など冷遇 する。自身 のキャリアに泥 を塗 った吾郎 や海堂 関係 者 への憎悪 は未 だ根強 く、監督 就任 を直談判 しに来 た吾郎 を現役 かつライセンス不 所持 という理由 で拒否 する。ライセンス所持 者 である寿 也の監督 就任 交渉 には応 じたものの、「野球 部 のグラウンドを潰 し講堂 を建設 する」計画 を水面 下 で進 めており、あえて野球 部 に希望 を持 たせたうえで練習 の場 を奪 い、最低限 の練習 用 の広場 のみを野球 部 に提供 するといった形 で実質 的 に部員 を揃 えさせない事 で廃部 に追 い込 む腹積 もりだった。吾郎 が提案 した上 で寿 也が交渉 に持 ちかけた大尾 中 野球 部 との合併 案 も「人数 不足 でないから必要 ない」と却下 するが、助 っ人 として現 れた眉 村 に「吾郎 を負傷 させた自白 の録音 データ」の存在 を示唆 されたことで動揺 し、保身 のため合併 案 を嫌々 承認 することになった。 伊沢 (いざわ)声 -白熊 寛 嗣海堂 一軍 の現場 監督 。冷静 で口数 の少 ない性格 [注釈 57]。聖 秀 戦 では江頭 に従順 な態度 を取 っていた。9回 表 に勝 ち越 された場面 では江頭 は眉 村 投入 を躊躇 したが、伊沢 は「敗色 濃厚 の流 れを変 えられる」と眉 村 を出 すように進言 し、チームの流 れを変 えるきっかけを作 る。その裏 の攻撃 前 に寿 也が江頭 のバント指示 に背 き除名 を通告 され、寿 也に打席 が回 ると除名 を理由 に江頭 から代打 を送 られかけるが、草野 がバント攻 めで吾郎 が弱 っていることからもうその必要 はなく9回 の1アウト満塁 のチャンスをクリーンナップで活 かせなかったら甲子園 に行 くべきではないことを告 げられ、クリーンナップ及 び4番 として寿 也を打 たせるよう進言 すると伊沢 も江頭 の腕 を掴 み「部長 ・全 責任 は私 に」と告 げ、寿 也に「行 ってこい佐藤 。お前 の一 振 りで決 めてこい」と言 いそのまま打席 に立 たせ投手 強襲 の内野 安打 で同点 に追 いついた[11]。9回 裏 の攻撃 終了 後 、江頭 は自分 の指示 に背 いたことに怒 りを通 り越 して呆 れて海堂 が勝 っても因縁 付 けて準決勝 進出 を阻止 するよう目論 んでベンチ裏 へ下 がり試合 を放棄 した。この発言 に寿 也ら部員 は動揺 するも「奴 にそんな(阻止 するほどの)権限 はない」と戸惑 う部員 に安心 感 を与 えた。その直後 に早乙女 兄妹 に伊沢 の通話 状態 の携帯 電話 で江頭 の横暴 が暴 かれ失脚 した。延長 戦 では足 を負傷 し、満身 創痍 状態 の吾郎 を気遣 い「早 く楽 にさせてやれ。それがここまでウチを苦 しめたライバルへのせめてもの手向 けだ」と少 しでも早 く試合 を決 めさせようとするなど人間 的 にも優 れた人物 。その後 、春 に次 いで夏 の甲子園 で寿 也らを優勝 に導 いた。周防 (すおう)声 -後藤 哲夫 海堂 夢 島 三軍 監督 。出 っ歯 が特徴 。- リトルでの
実績 により弱小 だった海堂 野球 部 の監督 に招聘 され、徹底 したスパルタ指導 により県 予選 優勝 までに押 し上 げた。その際 無理 をした早乙女 武士 を死 なせてしまい、責任 をとり監督 を辞任 。その後 は夢 島 でマニュアル野球 を指導 している。現役 時代 は捕手 を務 めており、テストで吾郎 の球 を受 けたこともある。ポジションの適性 テストでは吾郎 は投手 のテストで乾 から三振 を奪 ったがマニュアルに反 するとして不 合格 を通知 し外野 手 として合格 させた。ポジションテスト後 は手塩 にかけて育 てた丸山 を「自分 の一番 の自信 作 」と評 するもスカウトの大貫 から「クソおもしろくない投手 」「中学 時代 の方 が魅力 的 な真 っ直 ぐを投 げていた」とこき下 ろされたことを発端 に吾郎 のプレーを巡 って口論 に発展 した。また、口 は悪 く「チームの和 を壊 し、目 ざわりで邪魔 なだけ」と評 し、マニュアル野球 にかこつけての排除 を志向 しており、後 に考 えを改 めたもののマニュアル野球 を推奨 する海堂 の方針 に基 づいて吾郎 を「最低 ランクのD」と上 に報告 した。 - そのため
厚木 グラウンドの静 香 からそのことを聞 いた吾郎 は心 の中 で、嘲笑 いながら悠々 にVサインしている周防 を想像 し、「あのクソジジイ…!」と不平 をこぼした。 乾 (いぬい)声 -高瀬 右 光 海堂 夢 島 三軍 コーチ。白目 が特徴 。かつての周防 の教 え子 の一人 で、吾郎 達 が入学 する20年 前 に海堂 の4番 だった。部員 への態度 は非情 であるが、「厳 しい指導 でないと海堂 では生 き残 れないから」という理由 であり、自身 が認 めた者 には誠意 を見 せる。海堂 のマニュアル野球 では「甲子園 で優勝 したりプロ野球 で活躍 したりする選手 の育成 はできても、真 に人々 を感動 させるような選手 は育 てられない」とその限界 をいち早 く察 していた。投手 適性 テストでは唯一 吾郎 から三振 に取 られた[注釈 58]。吾郎 の才能 と根性 を認 めており、吾郎 に「怪物 」になりたいのなら「野球 マシン」を生産 するような海堂 のマニュアルは合 っていないと助言 。他校 に編入 するよう勧 めたり、適性 検査 の結果 を周防 に無断 で総 監督 (実際 には全権 を掌握 していた江頭 )に報告 してテストをやり直 させたりした。周防 は吾郎 を投手 として評価 していた大貫 が総 監督 に再 テストを要求 したと思 い大貫 を責 めるも、大貫 は夢 島 に来 るまで吾郎 が外野 手 をしていることを知 らないことから周防 以外 に適正 テストの結果 を知 っているのは乾 しかいないと見抜 かれて試合 を中断 されて呼 び出 され大貫 が持参 した総 監督 からの再 テストを要求 する手紙 を見 せられて叱責 された。だが「このまま茂野 を野放 しにしたらいずれしっぺ返 しを食 らう」と周防 に投手 適性 の再 テストを要望 した。そして周防 は再 テストを受 け入 れ吾郎 は投手 として合格 し夢 島 を卒業 した。- 『2nd』では
眉 村 姉 弟 が所属 している東 斗 ボーイズの監督 として再 登場 (原作 ではその説明 はなく、アニメでは字幕 や彼 自身 が吾郎 を回想 しているシーンがある)。 大貫 明夫 (おおぬき あきお)<大貫 昭夫 (おおぬき あきお)>声 -廣田 行 生 海堂 の敏腕 スカウト。丸 顔 とヒゲが特徴 で、吾郎 からは「ヒゲゴリラ」と呼 ばれる。面倒 見 が良 く、自分 がスカウトした選手 に小遣 いを渡 した(アニメではカット)り、試合 の応援 に行 ったりすることもある。名倉 という女性 の助手 がいる。眉 村 や吾郎 の才能 を見抜 きスカウトした。当初 は寿 也にも声 をかけたが吾郎 からは「寿 也と一緒 の学校 には行 かない」と言 われたことで天秤 にかけるように寿 也に特待 生 枠 をキャンセルを告 げている。吾郎 にも特待 生 枠 で勧誘 したが頑 なに拒否 され吾郎 の自宅 を訪問 した際 には「お高 くなってるあんたらを叩 きのめしてやる」と激怒 され追 い返 されてしまう。海堂 に勧誘 した理由 は、次期 エース候補 としてのほかに、「野球 好 きのオヤジの1人 として」成長 を見守 りたいという気持 ちもあった。その後 県 大会 一 回戦 で海堂 中 が三船 東中 と対戦 することがわかり、既 に海堂 高校 の一軍 内定 を決 めていた眉 村 に県 大会 出場 を要請 した[注釈 59]。その眉 村 の投打 で圧倒 しての大勝 で吾郎 に門前払 いされたことへのリベンジ成功 と同時 に「ろくな指導 者 もいないお前 らの野球 がうちに太刀打 ちできるわけないだろ」とい放 ちその試合 を途中 から観戦 に来 た寿 也共々未熟 さを痛感 させた。そして「海堂 に来 たくもない奴 らに何 度 も頭 を下 げるほど人材 不足 じゃない」とい放 ち正式 に吾郎 と寿 也の特待 生 枠 のキャンセルを告 げた。一方 で「どうしても入学 したければセレクション受 けに来 い。合格 したら入 れる」と告 げ、吾郎 と寿 也共々セレクション経由 で入部 させるという目的 を達成 した。当 初夢 島 に来 た理由 は周防 と乾 には内緒 にしていた。投手 である丸山 が中学 時代 とは別人 のような投手 になったことを指摘 すると周防 も夢 島 の中 で最 も成績 が良 かったうえで「一番 の自信 作 」と評価 したが、大貫 は「マニュアル野球 には都合 の良 い存在 でクソ面白 くない投手 」とこき下 ろし、「中学 時代 の方 が多少 コントロールが甘 くても魅力 的 なまっすぐを投 げていた」旨 の発言 をしたことで周防 の怒 りを買 い、吾郎 が外野 手 として右翼 に守 るのを周防 に指摘 し、投手 として評価 して合格 させたことを伝 えると「スカウト失格 だな」「海堂 にスカウトするなら考 えて選手 を選 べ!茂野 を二 軍 に上 げたら上 から笑 われるんだよ」とスカウトとしての資質 を問 われた。吾郎 が夢 島 で奮闘 する姿 を見 て乾 同様 、海堂 のマニュアル野球 には理解 を示 しているものの吾郎 には合 っていないと確信 する。周防 に総 監督 から預 かっていた手紙 を渡 し、再 テスト実施 のきっかけを作 った[注釈 60]。最終 的 には周防 や乾 同様 、折 に触 れ吾郎 のことを気 にかけていた。- アニメでは
夢 島 中旬 で吾郎 に固執 しすぎた事 への責任 感 からスカウトを辞職 している。また編成 担当 部長 である北川 に「高校 時代 に吾郎 の実父 ・茂治 と対決 している」と語 っていた。 北川 (きたがわ)声 -東 地 宏樹 海堂 高校 野球 部 編成 担当 部長 兼 、入学 試験 の試験 官 長 。- キツネ
目 で丸 眼鏡 をかけている。傲岸 不遜 な性格 で嫌味 な口調 が特徴 。意向 を示 さない者 へは荒 らげた口調 へと変 わる。 吾郎 たちのセレクションや面接 を担当 。面接 では吾郎 の学科 試験 の点数 には嘲 る態度 を取 ったが、野球 部員 に合格 できたことを称 えた。田尾 (たお)声 -古屋 貴史 海堂 二 軍 スタッフで静香 のもとで二 軍 選手 の面倒 を見 る。実技 指導 したりすることはなかったが寮 の案内 をしたり、夢 島 卒業 組 と特待 生 組 との歓迎 試合 、月 1回 の紅白 戦 、海堂 同士 の一軍 と二 軍 の壮行 試合 、海堂 二 軍 と聖 秀 との練習 試合 では主審 を務 めた。吾郎 が総 監督 に自分 の投球 スタイルを認 めるよう直談判 しに海堂 高校 本校 に行 った時 には、総 監督 との対面 を阻止 したい静香 の指示 で車 を運転 し本校 へ向 かった[注釈 61]。
聖 秀 学院 高校
[部員
[清水 大河 (しみず たいが)遊撃手 →投手 →左翼 手 (2年 山本 が久里 山 高校 戦 9回 にて手 を骨折 以降 )。右 投 [注釈 63]左 打 。背番号 6 →背番号 1 →背番号 10 →背番号 9(アニメでは背番号 6 →背番号 1。アニメ第 4シリーズでは6)。詳細 は「薫 の家族 」を参照 田代 (たしろ)声 -森 訓 久 捕手 。右 投 右 打 。背番号 2。過去 に本牧 リトル・シニアで捕手 を務 め、4番 を打 っていた実力 者 。会社 を経営 する父親 の反対 で野球 を止 めさせられ(アニメでは、海堂 のセレクションを受 けるつもりだった)聖 秀 に入学 。その反動 で野球 を毛嫌 いしていたが、練習 試合 で吾郎 と藤井 に刺激 され、再 び野球 を始 めた後 は熱血漢 の素顔 を取 り戻 す。- 2
年 のブランクがあり、自身 の鈍 りを嘆 いていたが、シニアでレギュラーを張 っていただけあり、サードライナーや吾郎 の球 を初 見 で捕 るなど、過去 の実力 の片鱗 を見 せる。県 大会 では陽 花 学園 戦 で逆転 満塁 ホームラン、久里 山 戦 でも逆転 ホームランを打 つ。海堂 戦 では故障 している吾郎 に代 わり4番 を務 め、2点 タイムリーヒットを打 つ(打球 が三塁手 の薬師寺 のグラブを弾 き、それが二塁 走者 の大河 に当 たってファウルゾーンまでいって二 者 が生還 するというものだった。原作 では泉 の送球 が、打 って置 かれた田代 のバットに当 たったこともあって二 者 が生還 している)。守備 では吾郎 の怪我 を気遣 って寿 也に敬遠 策 を取 ろうとするが、打席 に立 った寿 也から「自分 ならそんなリードはしない」と非難 される。これは寿 也のハッタリで心理 作戦 だったが、逃 げ腰 のリードをやめ、結果 的 にバッテリーの強化 につながる。吾郎 の球 を捕 ることに喜 びを感 じ、甲子園 には行 けなかったが「悔 いはない」と自身 の野球 人生 に満足 している。 一浪 したあと大学 に進学 。W杯 編 では藤井 と共 にアメリカへ駆 けつけた。- アニメ
第 4シリーズでは浪人 中 に聖 秀 野球 部 の元 へ訪 れ、1年生 エース渋谷 の「一人 で勝 ってみせる」という傲慢 な態度 と、それを咎 めもしない同級生 たちに怒 り、「野球 をなめるな!」と怒鳴 りつけた。 - メジャー
編 では吾郎 のいるホーネッツの優勝 決定 戦 を中村 ・藤井 と共 にTV観戦 した。 - 『2nd』ではボランティア(
普段 は会社 員 )として三船 ドルフィンズの監督 兼 コーチを務 める[12]。大 吾 が小学 6年 の時点 で、就任 して3年 目 。野球 に挫折 した大 吾 をひき止 められなかったことに指導 者 として自責 の念 を抱 いており、辞 めた理由 も理解 しているが、大 吾 を「七光 り」や「(大 吾 自身 のミスもあったとはいえ)足 引 っ張 るだけなら下 がってろ」と罵声 を浴 びせるエースのト部 を始 めとしたチームメイトの問題 行動 に対 しては、卜部 が自分 たちより上 の強 さのチームから移籍 してきたという経緯 も影響 してか厳 しい態度 を取 れていない。一方 で試合 でミスを連発 し焦 る大 吾 に「ミスを恐 れて後 ろ向 きなプレーをするなら交代 させる」と睦子 を介 して諌 め、エラーをしたショックから交代 を申 し出 た際 は「自分 のミスは自分 のプレーで取 り返 せばいい!」と叱咤 激励 したり[注釈 64]、捕手 の代役 を渋 る卜 部 を怒鳴 りつけるなど、前述 の件 以外 では厳 しい姿勢 を見 せている。 大 吾 が中学生 になってからも、ドルフィンズの指導 者 を続 けている。藤井 (ふじい)声 -草尾 毅 投手 (子 ども会 )→捕手 (練習 試合 )→二塁手 [注釈 65]。右 投 右 打 。背番号 4。赤毛 が特徴 の男子 生徒 。何 をやっても中途半端 で、怠惰 な高校 生活 を送 っていた。清水 薫 に惚 れており、彼女 のことを「薫 ちゃん」と呼 ぶ[注釈 66]。吾郎 が初 めて野球 部 に誘 った相手 であり、過去 に野球 経験 があったことから薫 に良 いところを見 せるため、吾郎 と勝負 するが完敗 。そのことで触発 され入部 を決意 する。作中 ではムードメーカーの描写 が多 いが見 た目 に反 して責任 感 が強 く、厳 しい練習 についていけずに入部 を渋 っていた後輩 を説得 したり、吾郎 が負傷 した際 はビラを配 って代 わりの部員 を集 めようとするなど[注釈 67]、田代 と並 ぶ吾郎 のよき理解 者 となっていった。また、アニメ版 では「副 キャプテン」を自称 していた。- ナインの
中 でもエラー数 が非常 に多 く、久里 山 戦 を除 く全 試合 でエラーをしたため、吾郎 から「スーパーザルセカンド」と評 される程 。打撃 面 ではクリーンナップを任 されるも、その多 くが凡打 に終 わっている。しかし、海堂 二 軍 との練習 試合 で本塁打 (アニメ版 ではキャッチャーフライ)にしたり、三 船戦 で山根 から起死回生 の内野 安打 を放 ち、運 が良 かったとはいえ海堂 戦 で阿久津 から同点 となるツーベースヒットを打 ったりと、意外 性 の持 ち主 でもある。 一浪 したあと大学 に進学 。W杯 編 では田代 と共 にアメリカへ駆 けつけた。- メジャー
編 では中村 と交際 中 。吾郎 のいるホーネッツの優勝 決定 戦 を中村 ・田代 と共 にTV観戦 した。 - 『2nd』ではボランティア(
普段 は会社 員 )として田代 と共 に三船 ドルフィンズのコーチを務 めている。中村 と結婚 (アニメ版 より)して2児 の父 となっており、大 吾 達 と同年代 の長女 の千代 と次女 の千里 をもうけている。娘 達 に野球 を教 えたが、次女 ・千里 の才能 に見惚 れし、長女 ・千代 の方 は全 く見 なくなったことから、彼女 が野球 を辞 める遠因 を作 ってしまっており、またその性格 から5年 経 ってなお、そのことに全 く気 づいていない。 内山 (うちやま)声 -保志 総一朗 三塁手 。右 投 右 打 。背番号 5。肥満 体 だが動 きは俊敏 で、中学 時代 はバスケットボール部 に所属 するなど運動 神経 がよい。手先 も器用 。母子 家庭 (アニメでは共働 き)のため弟 と妹 の面倒 を見 なければならず当初 は入部 を渋 っていた。しかし、事情 を知 った吾郎 から自分 も同 じ三 兄弟 であることを聞 かされ、「本当 は自分 もスポーツをやりたい」と本音 を打 ち明 け入部 を決意 。家事 の合間 を塗 って練習 を始 め、2番 でつなぎのプレーを見 せる(久里 山 戦 では5番 を打 つ)。海堂 戦 でもバントを決 めたほか、死球 で出塁 している。- アニメでは、
持 ち前 の器用 さでバント等 の小 技 が上手 いことで2番 打者 、ボールを怖 がらない姿勢 から三塁手 になった[注釈 68]。卒業 後 は大学 に進学 。W杯 編 では決勝 戦 をテレビで観戦 した。 宮崎 (みやざき)声 -羽 多野 渉 一塁 手 。右 投 右 打 。背番号 3。長身 痩躯 の体型 をしており、長髪 と眼鏡 が特徴 。極度 の運動 音痴 。子供 の頃 は下手 なりにスポーツを楽 しんでいたが、周 りにいた体育 会 系 の人間 たちのせいでスポーツ嫌 いになり、運動 に対 して強 いコンプレックスを持 っていた。初 めは吾郎 も今 までと同 じような体育 会 系 だと思 っていたが、彼 と偶然 寄 り道 をした帰 りに「友達 にすらなっていないのにいきなり野球 をやろうと誘 っても嫌 になるのは当 たり前 だ」と助 っ人 を無理強 いしたことを謝罪 されたことで吾郎 の人間 性 に興味 を持 ち入部 を決意 。吾郎 も「下手 だったとしても真剣 にやっている奴 は笑 わない」と約束 する。- その
後 は日々 の練習 をこなし、力 をつける自分 に自信 を持 つようになり、陽 花 学園 戦 では、アンダースローのリリーフから起死回生 の2点 タイムリーを放 つ。自然 に出 たガッツポーズに自分 自身 も驚 いた。また、三 船戦 ではファウルで粘 り四球 で出塁 したが、ホームでのクロスプレーでアウトとなりメガネを壊 してしまい、吾郎 と交代 してベンチへ退 いた。海堂 戦 では市原 から内野 安打 を放 ち、貴重 な1点 を返 すきっかけを作 った。 - アニメ
版 では、守備 力 はいまいちだが長 いリーチを活 かすために一塁 手 になった。卒業 後 、大学 に進学 。W杯 編 では決勝 戦 をテレビで観戦 した。 野口 (のぐち)声 -太田 哲治 右翼 手 →左翼 手 (山本 に負傷 により)。右 投 右 打 。背番号 9 →背番号 7(アニメでは背番号 9)。吾郎 の1学年 下 の野球 部員 。マッシュルームカットが特徴 。当初 から同級生 の2人 とともに、野球 部 入部 には前向 きだったが、厳 しい練習 に限界 を感 じ入部 を渋 っていた。しかし、バッティングセンターで吾郎 にそのことを打 ち明 けた際 に「まずは基本 から教 える」という吾郎 の人柄 や熱意 に惹 かれ本格 的 に入部 。それ以降 は吾郎 のことを慕 うようになった。三 船戦 では得点 のチャンスでなんとか次 につなげようとし、わざとボールにあたり死球 で出塁 。海堂 戦 では9回 二死 、阿久津 から平凡 なキャッチャーゴロを放 つが、寿 也の送球 が逸 れたことで失策 気味 の内野 安打 で出塁 。その後 、勝 ち越 しになるホームインを決 めるなど、同級生 の中 で最 も活躍 した。- アニメ
版 では、昔 から野球 好 きでよく遊 んでいたことが語 られている。第 4シーズンにて、野球 経験 者 の新 入部 員 が多数 入部 したことで補欠 を覚悟 していたが、大河 に経験 を買 われて高橋 、山本 とともにレギュラーから外 されなかった。 高橋 (たかはし)声 -柿原 徹也 中堅 手 。右 投 右 打 。背番号 8。吾郎 の1学年 下 の野球 部員 。野球 部 一 の長身 で、同級生 の中 で最 も足 が速 い。三 船戦 では、大林 のライナー性 の打球 を、長身 を生 かしてセンターライナーに終 わらせた。海堂 戦 では唯一 、出塁 している描写 がない[注釈 69]。山本 (やまもと)声 -松林 大樹 左翼 手 。右 投 右 打 。背番号 7 →背番号 10(アニメでは背番号 7)。吾郎 の1学年 下 の野球 部員 。出 っ歯 と天然 パーマが特徴 。責任 感 が強 く、久里 山 戦 では9回 2死 から何 とか出塁 しようとバントを試 みるが、自分 の手 にボールを当 ててしまい骨折 。しかし、これがチームの勝利 につながった。服部 (はっとり)声 -逢坂 力 遊撃手 →二塁手 。右 投 左 打 。背番号 6(アニメ第 4シリーズでは4)。吾郎 の2学年 下 の野球 部員 。色 黒 の肌 が特徴 。中学 時代 に陸上 部 に所属 していたため運動 神経 がよく、三 船戦 で内野 安打 を決 めるほど足 が速 い。久里 山 戦 では4番 だった。海堂 戦 では6番 ショートで出場 。雨 で乱調 した市原 から、死球 で出塁 している(アニメでは吾郎 の指示 でバントの構 えをして揺 さぶり、死球 で出塁 )。- アニメ
版 では、新入生 入学 後 は大河 が遊撃手 に復帰 したことに伴 い二塁手 にコンバート、打順 も2番 でつなぎのプレーを見 せた(原作 でも同様 に二塁手 へコンバート)。W杯 の決勝 戦 は大河 たちと共 にテレビ観戦 した。 渋谷 (しぶや)声 -豊永 利行 投手 。右 投 右 打 。背番号 1。- アニメ
版 オリジナルキャラクター。第 4、6シリーズに登場 。 吾郎 卒業 後 、彼 に代 わる聖 秀 のエース。海堂 戦 における吾郎 の活躍 に憧 れ、名門 の推薦 を蹴 って入学 してきた。- 1
年生 ながら最速 145キロの速球 を投 じ、打撃 でも4番 でも務 めるほどの実力 者 。その一方 で、自身 の実力 を鼻 にかける傲慢 な面 があり、キャプテンである大河 とは何 かと衝突 していた。 当初 は吾郎 のことを「一人 で勝 ち進 んだ」と誤解 し、1回戦 で完封 したことから調子 に乗 り、始 めは「自分 一人 で勝 つ」と息巻 いていた。だが、同級生 部員 を唆 して独断 練習 をした際 にOBである田代 にその姿勢 を怒鳴 りつけられ、2回戦 の帝 仁 戦 でスタミナ切 れを起 こし、諦 めかけた時 に大河 からの激励 を受 け改心 する(その後 も、減 らず口 は相変 わらず)[注釈 70]。- その
後 は練習 にも真面目 に参加 するようになり、スタミナ不足 も解消 。坂 見台 高校 を相手 に、終盤 まで好投 する活躍 を見 せた。
首脳 陣
[山田 一郎 (やまだ いちろう)声 -堀内 賢雄 聖 秀 野球 部 の監督 。日本 に帰化 したアメリカ・ミネソタ州 出身 の英語 教師 。旧名 はスティーブ・ティモシー。登場 当初 はアメリカ人 らしいフランクな口調 だったが、帝 仁 高校 との練習 試合 で吾郎 のプレーを見 ていくうちに「彼 と一緒 に海堂 を倒 したくなった」と言 い、以降 は冷静 で落 ち着 きのある口調 に変化 していった。野球 の指導 経験 はないが、1人 で海堂 と戦 うことに固執 している吾郎 の身 を案 じ、英毅 に対 して極秘 で「彼 は一人 で勝 つといっているが、それでは海堂 はおろかそこにたどり着 く前 の試合 で負 けるだろう」と相談 したり、平地 のグラウンドに練習 場所 がない事 を口実 に屋上 まで土 を運 んでグラウンド作 りなど数々 の試練 を与 え、部員 達 との連帯 感 、チームワークの大切 さを教 えた[注釈 71]。本人 の身体 能力 は不明 だが泥 だらけのユニホームで部員 達 にノックをしているシーンもある(アニメ版 ではカット)。吾郎 が足 を故障 し、痛 み止 めを打 ってまで試合 に出 ることに対 しては、最後 まで反対 していた[注釈 72]。しかし、海堂 戦 で足 のけがを隠 しながら試合 に出 続 けていることを看破 した審判 団 に詰 め寄 られた時 は、「出来 る所 までやらせてやってください」と未来 より今 の方 が大事 という、吾郎 と部員 達 の気持 ちを汲 んでいた。海堂 学園 高校 二 軍 トレーナー・早乙女 泰造 に続 き、終始 善良 な首脳 の1人 である。吾郎 のことを「ノゴロー君 」と呼 んでいる[注釈 73]。生徒 からは「山 ちゃん」(薫 )や「ペリー」(内山 )と呼 ばれている。- アニメ
版 では、W杯 の決勝 戦 をテレビ観戦 した。 中村 美保 (なかむら みほ) →藤井 美保 (ふじい みほ)声 -植田 佳奈 聖 秀 野球 部 のマネージャー。セミロングの跳 ねた茶髪 と八重歯 が特徴 。また、かなりの巨乳 の持 ち主 。編入 してきた吾郎 に一目惚 れし、野球 部 の押 し掛 けマネージャーになった。藤井 とは因縁 があり、小学 6年生 の時 、階段 で走 って来 た藤井 と出会 い頭 にぶつかり、階段 から転落 し大腿 骨 を骨折 。陸上 を引退 せざるを得 なかった。このことを根 に持 っていたため、彼 に対 して辛辣 な態度 が多 かったが、野球 を通 じて変 わっていく藤井 を見 ていくうちに、段々 と惹 かれていった。- アニメでは
両親 が登場 。渡米 編 では大学 進学 後 、一 度 は諦 めていた陸上 を再 び始 めたようである。 - メジャー
編 では藤井 と交際 中 。吾郎 のいるホーネッツの優勝 決定 戦 を藤井 ・田代 と共 にTV観戦 した。 - アニメ
版 では藤井 と結婚 し、二女 (千代 と千里 )をもうけている。
聖 秀 学院 高校 編 でのライバル達
[久里 山 高校
[香取 (かとり)声 -川田 紳 司 投手 。右 投 右 打 。背番号 1(高校 )・21(若手 選抜 )。長髪 をポニーテールに結 っており、オネエ口調 で喋 るオカマ。屈託 のない性格 だが、辛辣 な物言 いをする毒舌 家 。吾郎 を「ちゃん」付 けで呼 ぶ。- サイドスローの
技巧 派 であり、大 きく曲 がる高速 スライダーが決 め球 。その他 、抜群 の制球 力 からキレのある速球 をはじめ、カーブやシュート、チェンジアップなどを操 る(ただし、吾郎 曰 く「高速 スライダー以外 はB級 変化球 」)。打撃 センスも高 く、高校 通算 4割 の打率 を誇 る巧 打者 。長打 力 もあり、高校 時代 は3番 打者 を務 めており、唐沢 と共 に「平成 のKKコンビ」と呼 ばれていた。 海堂 セレクション最終 選考 のミニゲームで寿 也に本塁打 を打 たれて敗 れる。この時 は吾郎 に負 けたのではなく佐藤 寿 也に自分 達 は敗 れたと思 っていた。以後 は唐沢 と共 に久里 山 高校 に進 み、県 予選 4回戦 で聖 秀 と対戦 した時 は吾郎 を見下 す素振 りも見 せたが、第 一 打席 で吾郎 が自 らの持 ち球 の一 つであるチェンジアップを体勢 とタイミングを崩 されながらもホームラン性 の強 い当 たりを見 せた事 で唐沢 と共 に気 を引 き締 める。吾郎 への雪辱 に燃 え、9回 2死 までパーフェクトに抑 えるが、大河 から安打 を浴 びて完全 試合 が消滅 、さらに吾郎 ・田代 に連続 本塁打 [注釈 74]を浴 びて逆転 負 け。海堂 ・聖 秀 戦 は唐沢 と共 にスタンドから観戦 していた。高校 卒業 後 、神宮 (アニメ版 ではフェニックス)に入団 し、1年 目 から先発 として9勝 を挙 げる。若手 選抜 にも選出 され、日本 代表 との初戦 に登板 するが、0回 1/3を5安打 2四球 5失点 という惨憺 たる結果 で降板 (アニメ版 では草野 のファインプレーに助 けられ、1回 を5安打 2四球 4失点 で投 げ切 った)。唐沢 (からさわ)声 -下山 吉光 捕手 (高校 )→一塁 手 (プロ)。右 投 左 打 。背番号 2(高校 )・3(若手 選抜 )。海堂 セレクション最終 選考 のミニゲームで佐藤 寿 也に本塁打 を打 たれて敗 れた。その後 は香取 とともに久里 山 高校 に進 み「平成 のKKコンビ」と呼 ばれるほどの有名 バッテリーとなる。神奈川 屈指 のスラッガーに成長 し、聖 秀 戦 では甘 く入 った吾郎 の球 [注釈 75]を完璧 に捉 え、ネットまで届 く本塁打 を放 つ。捕手 としてリードの才能 もあり吾郎 を高速 スライダー狙 いと見破 った。しかし勝利 目前 の9回 表 に逆転 され、9回 裏 一死 三塁 となった場面 で犠牲 フライによる同点 延長 を狙 うも大河 の怪我 を押 した好 返球 や田代 の好守 に阻 まれ敗戦 。海堂 ・聖 秀 戦 は香取 と共 にスタンドから観戦 していた。卒業 後 はプロ入 りし、中京 では6番 打者 に。一塁 手 として若手 選抜 にも選出 されるが、吾郎 は香取 と唐沢 がプロ入 りしていることを知 らなかった。アニメでは日本 代表 のエースの原田 から粘 って四球 を選 んだ。多岐川 (たきがわ)声 -吉野 裕行 遊撃手 。右 投 右 打 。背番号 6。海堂 セレクションではサバイバルランニングで脱落 者 を続出 させるが、吾郎 に出 し抜 かれる。PK戦 まで勝 ち残 るも、吾郎 の頭脳 プレーに翻弄 され敗 れた。あまりにあっけない野球 の実力 と関係 ない負 け方 に試験 官 である北川 に乞 うものの「馬鹿 は海堂 にいらん」と一蹴 され、俯 いて去 っていった。その後 5人 試合 で敗 れた香取 ・唐沢 と共 に久里 山 高校 に進 み、県 予選 4回戦 で聖 秀 と対戦 し敗 れた。ただのセカンドゴロでもセーフになれるほどの俊足 の持 ち主 だが、持久 力 に欠 ける。自 らのことを「平塚 のタッキー」「多岐川 様 」と呼 ぶ。
横浜 帝 仁 高校
[海堂 と並 ぶ神奈川 県内 の名門 校 。聖 秀 野球 部 とは作中 で2度 対戦 経験 があり、吾郎 が野球 部 を「同好 会 」として認 められた直後 の練習 試合 で、2戦 目 はアニメ版 第 4シリーズオリジナルではあるが、大河 が2年生 の時 に夏 の県 大会 2回戦 で対戦 した。いずれも僅差 で敗 れているが、聖 秀 ナインがそれぞれ成長 するきっかけを与 えている。
メジャーリーグ・マイナーリーグ
[アナハイム・サーモンズ/3Aクーガーズ
[- アリーグ(アニメ
版 ではノーザンリーグ)西 地区 の球団 。吾郎 にとって初 のプロ球団 。八木沼 曰 く「かつては名門 だったが、近年 ではBクラス入 りを余儀 なくされている」とのことだが、アニメ版 第 6シーズンでは名門 に返 り咲 き、ワールドシリーズに進出 した。 八木沼 隼人 (やぎぬま はやと)声 -鈴村 健一 遊撃手 。右 投 右 打 。背番号 6。- EL
学園 高校 出身 (甲子園 出場 経験 あり)。関東 大学 3年 、21歳 。吾郎 からは「ぎぬまっち」と呼 ばれている。 俊足 巧 打 の1番 打者 タイプ。就職 を希望 する両親 からの反対 を押 し切 り、「解雇 されたらプロとして引退 する」という条件 で単身 渡米 しメジャー挑戦 を試 みた。その道中 、空港 で置 き引 きにあった吾郎 を助 け、共 にサーモンズのトライアウトを受 けて合格 する。しかし、その後 はシングルAにまで昇格 したが、故障 もあって結果 が残 せず解雇 され、両親 との約束 通 り日本 へ帰国 。吾郎 のプレーオフを観戦 後 に「野球 、辞 めるんじゃねえぞ!?」と笑顔 で激励 された。- アニメ
版 では聖 秀 編 ・W杯 編 にもわずかながら登場 。前者 では若干 大学 野球 の試合 も描 かれているが、川瀬 涼子 のスライダーを打 てず三振 を喫 する。その後 トライアウトでは「球 種 の多 い投手 は苦手 」だと語 っている。後者 では営業 マンとなっており、取引 先 の相手 に野球 を続 ける決意 を語 っている。 - フォックス
声 -三宅 健太 捕手 。右 投 右 打 。背番号 22。- メジャーとマイナーの
間 を往復 しているブルペン捕手 。彫 りの深 い顔立 ちが特徴 (吾郎 曰 く「フランケンシュタインに似 ている」)。 幼少 時代 に父 の仕事 の都合 で5年 ほど在日 していたため、片言 ながら日本語 を話 せる。そのため、吾郎 の一時 的 な通訳 を務 め、さらにマイナーリーグの厳 しさを伝 えた人物 でもある。- アニメ
第 6シリーズで再 登場 を果 たす。その際 、サーモンズの主力 選手 として活躍 し、キーンが一目 置 くほどの実力 をつけた模様 。 - ヒルベルト・サンチェス
声 -小山 剛志 投手 。右 投 右 打 。背番号 33(アナハイム・サーモンズ)、19(W杯 ベネズエラ代表 )。- サーモンズの
看板 エースを務 めるベテラン投手 。ベネズエラ出身 。 過去 に2度 サイ・ヤング賞 を獲得 した実力 者 。若 い頃 は吾郎 と同 じく速球 派 だったが、力 の衰 えた今 は抜群 の制球 力 を駆使 する技巧 派 へと転身 した。- チームメイトからは「
暴 れ馬 」と呼 ばれるほどの激 しい気性 の持 ち主 。キャンプ地 のブルペンではいつも使 っているマウンドに吾郎 がいたため自分 専用 の場所 だから譲 るよう声 をかけるも応 じなかったため激怒 し、吾郎 と乱闘 騒動 を起 こして鉄 枠 を使 ったコントロール勝負 で吾郎 に格 の違 い[注釈 76]を見 せつけ自信 喪失 させる。しかし、吾郎 はいざこざを引 きずるのと同時 に自分 がサンチェスより非力 なのを認 めながらも好 印象 を抱 いていなかったが、吾郎 がサーモンズを解雇 された際 にはフォックスと一緒 に空港 まで送 り、いざこざ後 に変化球 の練習 をした吾郎 に「それではいつまで経 ってもメジャーリーガーになれない!」と一喝 すると同時 に自身 の過去 を伝 え、「お前 のストレートに本物 のコントロールが着 けば、ボルトンもギブソンJr.も三振 する」自 らのピッチングの方向 性 を確立 するきっかけとなるアドバイスをした。 - W
杯 編 では吾郎 を見 かけると笑顔 で談笑 する様子 も見 られた。そして本 大会 ではモンタナと共 にベネズエラの先発 陣 の軸 として活躍 。日本 戦 でも先発 し好投 。韓国 戦 では連投 規定 によって登板 できないクローザー、バレンズエラに変 わって9回 を締 めた。 - アニメ
第 6シリーズで再 登場 を果 たす。フォックス、ボルトンらに吾郎 を挑発 する作戦 を提案 した。 - ボルトン
声 -宗 矢樹 頼 左翼 手 。右 投 右 打 。背番号 24(アナハイム・サーモンズ)、7(W杯 アメリカ代表 )。- サーモンズの
主砲 を務 めるベテラン野手 で、「ビッグキャノン」の異名 を持 つ。 - トライアウトで
天狗 になっていた吾郎 から自身 のバットを折 られながらも[注釈 77]本塁打 を叩 き込 み、メジャーの洗礼 を浴 びせた。その後 は出番 がなかったが、W杯 編 ではアメリカ代表 の5番 を張 っている。その際 に吾郎 と再戦 し、フォークで三振 を奪 われた。 - アニメ
第 6シリーズで再 登場 を果 たす。その際 、サンチェス・フォックスらと共 に吾郎 を挑発 し、試合 の終盤 に彼 のフォークを打 ち返 した。 小野寺 (おのでら)投手 、右 投 げ、背番号 23。- サーモンズでクローザーを
務 める日本人 ピッチャー。もともとロサンゼルス・ペガサスに所属 していたがサーモンズに移籍 してきた。乱闘 騒 ぎを起 こした吾郎 は彼 の移籍 をきっかけに同 じ日本人 でも即 戦力 ではないため集客 力 が見込 めないこともあってサーモンズの解雇 に拍車 をかけることとなった。 - アニメ
第 6シリーズでも少 しだけ登場 。常 に9回 頭 から登板 し、ホーネッツ打線 を3人 で斬 る活躍 を見 せた。 坂口 (さかぐち)声 -石野 竜三 中堅 手 、右 投 左 打 、背番号 4。- アニメ
版 オリジナルキャラクター。主 に1番 を打 ち、4割 近 い出塁 率 を誇 る。カットやバントが上手 いうえに、盗塁 含 め、足 をうるさく絡 めるため厄介 。過去 にネルソンと同 じチームにいたらしく、彼 からポジションを奪 った。
インディアナ・ホーネッツ/3Aメンフィス・バッツ
[アリーグ(アニメ
選手
※パーカー
茂野 吾郎 - #
主人公 を参照 。 - ジェフ・キーン
- #テキサス・レイダース/3Aオクラホマ・ファルコンズを
参照 。 - リチャード・ワッツ
声 -家中 宏 投手 。右 投 右 打 。背番号 14。年齢 の記載 はないが、30代 後半 と思 われる。- ホーネッツの
不動 のクローザーであり、チーム一 のベテランである。無精髭 を生 やした白人 選手 。一見 クールな皮肉 屋 だが、チームの優勝 にかける思 いは強 い。 昔 の同僚 に、吾郎 のような強 心臓 で恵 まれた才能 の持 ち主 が、たった一 つのミスを犯 してイップスになり克服 できずに引退 した選手 がいたため、吾郎 にイップスの疑 いがあることをいち早 く気付 いた(アニメではその描写 が追加 されている)。- かつてチームメイトだったマードックの
暗 い過去 を知 っている。故 に彼 のホーネッツ加入 後 にチームの勢 いが下 がったために彼 を疫病神 扱 いしたロイたちチームメイトを咎 めていた。 - シーズン
終盤 [注釈 78]から腰痛 による不調 が続 き、ホーネッツのクローザーを外 れ、以後 は中継 ぎ(またはワンポイント)に回 る。FAによる移籍 が控 えていた事 もあり、クローザーの役目 を吾郎 に託 した。地区 優勝 決定 戦 で無理 をおして登板 、腰痛 の悪化 でFA移籍 の件 が全 てキャンセルとなってしまい、ホーネッツに残留 。後 に現役 を引退 し、ホーネッツの監督 となっている。 - サンダース
声 -石井 康嗣 捕手 。右 投 右 打 。背番号 8。34歳 (マイナー編 時 )。長年 、バッツで正 捕手 を務 めてきたベテラン。虎 ヒゲが特徴 。あだ名 は「軍曹 」。- メジャー
昇格 経験 がなく引退 も考 えていたが、吾郎 の加入 前 からチームの向上心 やまとまりのなさに危機 感 を抱 いていた唯一 の人物 であり、吾郎 の熱意 に可能 性 を見出 す。「目 の前 の一 球 一投 一 打 に真剣 になれない選手 がメジャーに上 がれるのか?」と語 りかけたり消極 的 なプレーには容赦 をしないなど吾郎 の協力 もあってチーム全体 の意識 改革 に乗 り出 していく。 保守 的 でアバウトなリードだがガッツを前面 に出 した守備 とパンチ力 のある打撃 で吾郎 の恋女房 とも言 える存在 になり、3A優勝 に大 きく貢献 する。しかし翌年 の自主 トレ時 に古傷 を開 いてしまい、引退 を余儀 なくされた。その後 はホーネッツの球団 職員 兼 ブルペン捕手 をしている。チームで最初 に吾郎 の理解 者 となった人物 で、引退 後 も行動 を共 にしたりベンチで解説 を務 めることも多 い。家族 には妻 のジェシカ(声 -岡本 麻弥 )と息子 のマシュー(声 -斎藤 千和 )がいる。- マイク・マードック
声 -山野井 仁 一塁 手 。右 投 右 打 。背番号 33。- シーズン
後半 戦 にDL入 りしたグリーンの補強 として、パンサーズからトレードで移籍 してきた黒人 の長距離 砲 。 球界 を代表 する問題児 で、成績 はいいもののチャンスに弱 く、雑 な打撃 に加 え、気性 の荒 さから入団 初日 から乱闘 で退場 処分 を受 けるほどの問題 行動 でチームが低迷 、疫病神 扱 いされてジャーニーマンとなっていた。- 10
年 前 はマイナーリーグで、短気 で荒削 りながらも明 るくチームに溶 け込 んでいたが、ある時 抜 き打 ちの麻薬 検査 で親 しかった同僚 達 から無実 の罪 を着 せられた事 が原因 で誰 も信用 しなくなり荒 れた性格 になる。吾郎 とも当初 は反目 し合 っていたが、彼 の影響 でチームメイトへの信頼 が蘇 り、晴 れてホーネッツの一員 となった。 - ワッツとは
若手 時代 セントルイスのマイナー球団 でチームメイトだった。終盤 にリリーフ失敗 が続 いていたワッツの本当 の原因 を代理人 から聞 いて知 っていた。 後 にホーネッツのチームキャプテンとなる。家族 には妻 のコニー(声 -櫻井 浩美 )と娘 のサンディ(声 -日高 里菜 )がいる。人間 不信 であった頃 も家族 には優 しい人物 であった。- ロイ
声 -羽 多野 渉 遊撃手 。右 投 左 打 →右 投 両 打 。背番号 4(バッツ)、2(ホーネッツ)、1(『メジャー・ワールドシリーズ編 夢 の瞬間 へ』)。- バッツ・ホーネッツの1
番 打者 。俊足 巧 打 で華麗 な守備 が持 ち味 。同年代 の吾郎 やケロッグと仲 がよいが、少 し口 が悪 い。口笛 を吹 いたり「ジェニーちゃんとデート」とい放 つなど軽 い若者 である。バッティングが得意 だが、吾郎 とサンダースの姿勢 に触発 されてからは、勝利 のためにバントも行 うようになる。キーン達 と共 に後 に9月のロースター枠 拡大 でホーネッツに昇格 し、そのままレギュラーに定着 した。メジャーでギブソンに対 した時 に「出来 れば全盛期 の球 が打 ちたかった」と偉大 な投手 として尊敬 していた。左 打 ちであったが、8年 後 のレイダースとのワールドシリーズにおいては右 打 ち。アニメ『メジャー・ワールドシリーズ編 夢 の瞬間 へ』では左 打 ちのまま。 - ダンストン
声 -金光 宣明 右翼 手 (バッツ)・左翼 手 (ホーネッツ)。右 投 右 打 。背番号 13(バッツ)、28(ホーネッツ)、7(『メジャー・ワールドシリーズ編 夢 の瞬間 へ』)。- バッツの4
番 打者 。9月のロースター枠 拡大 でホーネッツに昇格 した。真面目 な性格 で、口数 が少 なく落 ち着 いている人物 。何 度 もバッツとホーネッツを行 ったり来 たりしているが、吾郎 がメジャー昇格 を果 たした時 には、メジャーに定着 し、レギュラーも勝 ち取 った。レギュラー定着 後 は基本 的 に6番 を打 つことが多 いが、キーンが一時 的 に離脱 すると、代 わりに3番 を任 される等 、クリーンナップを担当 することも多 い。吾郎 の先発 した試合 で先制 2ランホームランを打 った。後 にホーネッツの4番 となる。 - アニメではホーネッツ
時 にグリーン(一塁 手 )とベテラン選手 と外野 で交錯 し、負傷 させてしまう。その後 、グリーンからリーグ優勝 の夢 を託 された。 - バトラー
声 -中國 卓郎 三塁手 。右 投 右 打 。背番号 1(バッツ)、22(ホーネッツ)。- バッツの3
番 打者 。ダンストンのホーネッツ昇格 後 は、4番 打者 として活躍 。プライドが高 く気性 の荒 い性格 で、当初 は吾郎 のことをあまり快 く思 っていなかったが、次第 に野球 に対 する姿勢 に感化 され、バッツ優勝 を目指 す。後 にロースター枠 拡大 でホーネッツに昇格 し、数 年 後 にはレギュラーに定着 した。 - ケロッグ
声 -加藤 寛 規 二塁手 。右 投 右 打 。背番号 2(バッツ)、3(アニメ最終 シリーズ最終 話 )。- バッツの2
番 打者 。小 技 が得意 。ロイのホーネッツ昇格 後 は、1番 打者 として活躍 。黒人 選手 。同年代 の吾郎 やロイと仲 がいい。3A優勝 時点 では吾郎 同様 未成年 。のちにロースター枠 拡大 でホーネッツに昇格 。 - アニメでは
実家 はトイショップとされ、メジャー昇格 後 に父 が入院 してしまい家業 を継 ぐ為 に引退 しようとしたが、吾郎 に発奮 させられ思 い留 まった。その後 は無事 にメジャーに再 び昇格 、レギュラーを勝 ち取 り、最終 回 のエンディング及 び8年 後 のワールドシリーズではホーネッツのセカンドの守備 についている。 - ケサダ
声 -金光 宣明 投手 、左 投 左 打 。背番号 11- バッツの
左 投 げ先発 投手 。バッツとホーネッツを行 ったり来 たりしている。原作 ではモブだが、アニメでは主要 人物 のひとり。バイパースのポンズとの相性 が悪 く、失投 をスタンドインされたことがあったが、本人 は同 じ過 ちを犯 さないよう燃 えていた。しかしキーンに全 打席 敬遠 を強要 され、納得 のいかない完封 勝利 に加 え、キーンにピッチャーのプライドを完全 否定 されたことに怒 り、彼 を責 めたてた。後 にプレーオフ前 にロースター枠 拡大 でホーネッツへ昇格 したが、アニメ第 6シリーズでは春 のロースター枠 に残 れずバッツに出戻 り、再 びロースター枠 拡大 でホーネッツへ再 昇格 。しかしコヨーテスとの最終 戦 で登板 機会 がなく、8年 後 も、ケロッグやバトラーが定着 できたのとは対照 的 に彼 だけ定着 できなかった。 - パーカー
声 -森田 成 一 右翼 手 、指名 打者 。右 投 両 打 (アニメ版 は右 投 右 打 )。背番号 11- ホーネッツの4
番 。恰幅 のいい黒人 選手 。アニメ版 では、ワッツやダンストンと同様 の年配 者 として描 かれた。 落 ち着 きのある性格 だが、ギブソンの復帰 登板 試合 では、全盛期 の見 る影 もない彼 の姿 に「アンタの時代 はもう終 わったんだよ」と、落胆 の声 を漏 らした。- ロサリオ
投手 。右 投 げ。背番号 29。- ホーネッツのエースだが、
打 ち込 まれている描写 が多 い。カーブ系 の変化球 が得意 。ヒスパニック系 選手 と思 われる。 - ヘイガン
声 -川上 貴史 投手 。左 投 げ。背番号 63- ホーネッツの
中継 ぎエースであるヒスパニック系 選手 。吾郎 と仲 が良 い。 - ネルソン
声 -川上 貴史 中堅 手 。右 投 右 打 。背番号 3打順 では2番 を任 される黒人 選手 。バントや粘 り打 ちが上手 く、闘志 を前面 に出 すことが多 い。守備 範囲 が非常 に広 く、しばしば好 守備 で吾郎 を助 ける場面 が登場 する。アニメでは過去 に坂口 と同 じチームにいながら、ポジションを奪 われたことでホーネッツに移籍 してきたという設定 が追加 された。- ジェームズ
声 -相馬 幸人 三塁手 。右 投 左 打 。背番号 8下位 打線 (主 に7番 か9番 )を任 される白人 選手 。守備 の際 に時々 エラーをやらかす。後述 のロビンソンと仲 が良 く、一緒 につるんでいる場面 が多 い。またロビンソンがいない場合 、ネルソンとつるむこともある。- ロビンソン
声 -中國 卓郎 二塁手 。右 投 左 打 。背番号 17下位 打線 を任 される黒人 選手 。守備 は上手 いが打撃 が不得意 で、打率 は1割 台 。ただアニメではサーモンズ戦 で勝 ち越 し点 返上 のエラーをやらかし、ジェームズと口喧嘩 をした。そのジェームズとは基本 仲 は良 く、一緒 につるんでいる場面 が多 い。- グリーン
声 -宇垣 秀成 一塁 手 。左 投 左 打 、背番号 4- ホーネッツクリーンナップを
担 う。原作 では名前 のみ登場 だった。アニメでは温厚 なベテラン選手 として描 かれ、活躍 してる描写 はそこそこ多 い。ダンストンと交錯 し右 膝 を負傷 した際 、見舞 いに来 た彼 に、「俺 の分 まで頑張 って、ホーネッツを優勝 させて欲 しい」と、夢 を託 した。
首脳 陣 - ラリー・ランス
声 -小形 満 - ホーネッツのオーナー。
縁 なし眼鏡 をかけた、小太 りの白人 中年 男性 。球団 経営 を「ビジネス」、チームの勝利 や優勝 を「観客 動員 数 や収益 を上 げるための手段 」と考 えており、チームの采配 に介入 することも多 く、監督 のステーシーと衝突 を繰 り返 すこともある。 原作 では吾郎 初 登板 時 のみの登場 だったが、アニメ版 ではシーズン最終 戦 まで登場 し続 け、準 レギュラー的 な扱 いとなっている。- ステーシー
声 -鈴木 琢磨 - ホーネッツの
監督 。細目 が特徴 。選手 の気持 ちをくみ取 る温情 采配 のため、オーナーとは衝突 が多 い。アニメでは最初 こそオーナーの言 いなりになっていたが、イップスを完全 に克服 した吾郎 に感化 され、常 に厳 しくも前向 きな姿勢 を見 せるようになった。と同時 に前述 の通 り、オーナーと衝突 することも増 えた。 - トニー
声 -保 村 真 - ホーネッツの
投手 コーチ。投手 コーチだが、基本 的 には吾郎 とワッツの投球 練習 を見 ていることが多 い。 - カーター
声 -浦山 迅- バッツの
監督 。サングラスを掛 けた恰幅 の良 い黒人 男性 。性格 は陽気 だが能 天気 な面 もあり、時折 ギャグを飛 ばす。アニメ第 4シリーズで2回 だけ白 い歯 を輝 かせているシーンがある。 吾郎 の加入 当初 はほとんどの選手 たちと同 じくバッツをあくまでも選手 をメジャーに送 り込 むための養成 所 として考 え、チームの勝利 にはこだわっていなかったが、吾郎 やサンダースの奮闘 に感化 され、本気 で優勝 を目指 すようになる。- 3A
優勝 時 には監督 にもかかわらず胴上 げをしてもらえず嘆 いていた。 - ホリスター
声 -金光 宣明 - バッツの
投手 コーチ。吾郎 を良 く見 ており、ファルコンズとのプレーオフ初戦 で死球 で左 手首 を負傷 した吾郎 が、コントロールを無視 した(せざる得 なかった)直球 を100マイル(160km/h)以上 で投 じた際 、「制球 力 というリミッターが外 れれば、100マイルを出 せるピッチングができても不思議 ではない」と、カーターやアリスに説明 しながら評価 した。 陣内 アリス(じんない アリス)声 -榎本 温子 - バッツのオーナー
代行 。日系 アメリカ人 。日系 企業 に勤 める日本人 の父 (新司 。声 -飛田 展 男 )とアメリカ人 の母 (マリー。声 -田中 敦子 )を持 つ。アメリカ人 の祖父 (トム。声 -石塚 運 昇 )がバッツのオーナーだったが、彼 が体調 を崩 したため、後 を継 ぐ。年 若 い女性 ながら、資金 力 に乏 しいバッツを熱意 で切 り盛 り。サーモンズを解雇 された吾郎 をクローザーとして採用 する。ホームゲーム(プレーオフのファルコンズ戦 )では自 らコウモリのコスプレをして盛 り上 げる。日本語 も話 せるためバッツ入 り直後 からの吾郎 の良 き理解 者 。吾郎 がマイナーに降格 した時 は再起 に一役 買 った。オーナーだけあって野球 もよく知 っており、吾郎 をクローザーに任命 したのも彼女 である。サンダースの引退 宣言 後 には吾郎 に頼 まれ妻子 を呼 ぶなど選手 への理解 もある。 - ケビン・ゴードン
声 -三宅 健太 - アリスのボディーガード。スキンヘッドの
大柄 な黒人 。常 にサングラスを掛 け黒 いスーツを着 ている。善良 な人柄 だが、寡黙 でこわもてのため威圧 感 があり、アリスの警護 のために吾郎 に拳銃 を突 き付 けることもあった。バッツ加入 を決心 した吾郎 とアリスを引 き合 わせた。
テキサス・レイダース/3Aオクラホマ・ファルコンズ
[- ナリーグ(アニメ
版 ではサザンリーグ)中 地区 の球団 。 毎年 、攻守 に均衡 のとれたチーム力 で破竹 の勢 いを見 せている。- ジョー・ギブソンJr.
- ジョー・ギブソンJr.を
参照 - ジョー・ギブソン
- ジョー・ギブソンを
参照 - ジャクソン
右翼 手 。右 投 右 打 。背番号 39。- レイダースの4
番 打者 。Jr.がプレーオフ中 に初 めてメジャーに昇格 した際 、彼 をバカにするレイダースナインの中 では真 っ先 に彼 と打 ち解 けた。原作 では数 話 しか登場 しなかったが、アニメでは第 6シリーズにも引 き続 き登場 し、よくJr.と一緒 にいることが多 い。シーズン中 は4番 を務 めたが、バイソンズとのプレーオフでリーグ優勝 を賭 けた試合 では、Jr.と入 れ替 わる形 で3番 打者 になった。 - ジェフ・キーン
声 -森川 智之 捕手 。右 投 左 打 。背番号 7(バッツ)、1(ホーネッツ)、8(レイダース)。- ホーネッツからドラフト1
位 で入団 した大卒 ルーキー。登場 時 は23歳 。 - 1
年 で2Aから3Aバッツに昇格 し、サンダースから正 捕手 の座 を奪 う。 冷静 沈着 なリードと強肩 強打 でチームの柱 になり、9月のロースター枠 拡大 でホーネッツに昇格 を果 たす。吾郎 とは頻繁 に衝突 するものの、吾郎 がサンダースの引退 を翻意 させようと張 り巡 らせた策 に手 を貸 したり、渡米 した清水 薫 の車 のエンストを直 したりするなど、根 は優 しい。また、滅多 に口 にはしないが、吾郎 の実力 を心 から認 めている。- アニメ
版 では、オリジナルエピソードにて彼 がデータ主義 の野球 にこだわる理由 が描 かれた。 - メジャーリーグ
編 では、開幕 戦 でノーヒットノーラン寸前 に崩 れた吾郎 にイップスの疑 いがあると見抜 いた。ホーネッツでも攻守 の柱 の1人 として活躍 するが、吾郎 とマードックとの乱闘 に巻 き込 まれ、足 を捻挫 し一 時 戦線 離脱 。シーズン終盤 には、吾郎 が普段 見 せない投球 の仕草 や調整 の仕方 から血行 障害 を隠 していることを見抜 いた。 - 8
年 後 、FA権 を取得 しレイダースに移籍 。移籍 1年 目 は打点 王 。Wシリーズで吾郎 と初 対決 するも、バットを折 られながら三振 する。 眉 村 健 - #
特待 生 組 を参照 。 - アレックス・ゴンザレス
- #アメリカを
参照 。 - リマ
投手 、左 投 げ。背番号 15- 8
年 後 のレイダースの先発 投手 。先発 投手 だが、ワールドシリーズ最終 戦 では急遽 リリーフ登板 をした。 - コーエン
投手 、右 投 げ。背番号 40- 8
年 後 のレイダースのクローザーでナリーグ(アニメではサザンリーグ)のセーブ王 。基本 9回 頭 から登板 するため、回 の途中 かつランナーありはほとんど経験 していない。そのためワールドシリーズ最終 戦 では、急遽 回 の途中 かつ満塁 の場面 で登板 したが、本来 のピッチングが出来 ず、一時 逆転 を許 した。
W杯 日本 代表
[野手
[鈴木 コジロー(すずき コジロー)<佐伯 京 四郎 (さえき きょうしろう)>声 -内田 夕 夜 右翼 手 、右 投 左 打 、背番号 9(日本 代表 )、51(シアトルシーガルズ)。- シアトル・シーガルズに
在籍 する俊足 巧 打 好守 強肩 と野球 に必要 なスキルの全 てを兼 ね備 えた超 一流 現役 メジャーリーガー。代表 キャンプ時 、自身 の打撃 投手 を務 める根本 を侮辱 した吾郎 に勝負 を仕掛 ける[注釈 79]。その際 に吾郎 の投球 の単調 さと過信 [注釈 80]を厳 しくも的確 な言葉 で指摘 するが、その粗削 りながらも高 い潜在 能力 を見抜 き代表 入 りを推薦 する。W杯 編 では1番 打者 として攻守 の要 となり、様々 な場面 で攻守 にわたりファインプレーを連発 する日本 の至宝 。 - メジャーに
上 がってからの吾郎 のプレイを見 て、「キャンプのときとは雲泥 の差 」だと評価 する。 - モデルは
第 1回 ・第 2回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『イチロー(鈴木 一朗 )』。 松尾 (まつお)<板尾 (いたお)>声 - 乃村健次 左翼 手 (日本 代表 )、指名 打者 (ニューヨークタイタンズ)、右 投 左 打 、背番号 7(日本 代表 )、55(ニューヨークタイタンズ)。- ニューヨーク・タイタンズに
所属 し、長打 力 をメジャーでも存分 に発揮 している日本 代表 の4番 打者 。顔 の表情 や言動 は堅 いが、フランクな性格 。若手 選抜 との試合 では吾郎 のボールを芯 で捕 らえながらもバットを折 られ、外野 フライに打 ち取 られたことにより吾郎 に一目 置 き、コジローと共 に吾郎 の代表 入 りを推薦 する。W杯 本戦 でもその高 い長打 力 を発揮 し主砲 として活躍 。2次 リーグのドミニカ戦 で先制 ホームランを放 つ。アニメでは第 4シリーズで先行 登場 。ホーネッツのナックルボーラーのナックルを初球 で捉 え、二塁打 を決 めた。 - モデルはプロ
野球 選手 の『松井 秀喜 』。実際 の松井 は、第 1回 WBCの日本 代表 選手 を辞退 している。 堂島 (どうじま)<堂本 (どうもと)>声 -金光 宣明 捕手 、右 投 右 打 、背番号 2。日本 代表 の正 捕手 として登録 されたが、ベネズエラ戦 でのクロスプレー時 に足 を負傷 し早々 に戦線 離脱 。しかしキューバ戦 に代打 で復帰 し、同点 の犠牲 フライを放 つ。決勝 のアメリカ戦 では指名 打者 で出場 。- モデルは
第 2回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『城島 健司 』。 三田 村 (みたむら)<西村 (にしむら)>声 -保 村 真 中堅 手 、右 投 右 打 、背番号 8(原作 では12の描写 がある)。日本 代表 の5番 打者 。W杯 前半 ではコジロー、松尾 らの作 ったチャンスで回 ってくることが多 かったが、6番 の寿 也と勝負 するのが安全 と判断 した相手 チームにことごとく敬遠 された(その寿 也が打 ち、敬遠 策 は毎回 裏目 に出 る)。それもあって2次 リーグではあまり活躍 できなかったが、準決勝 以降 はキューバ戦 で2安打 2得点 (全 得点 )、決勝 のアメリカ戦 では初回 に2ランホームランを放 つなど活躍 した。- モデルは
第 1回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『多村 仁志 』。 樋口 (ひぐち)<谷口 (たにぐち)>声 -堂坂 晃 三 二塁手 、右 投 右 打 、背番号 4。日本 代表 の2番 打者 でセカンドを守 る。バント等 の小 技 が上手 く、つなぎ役 を担 う。- モデルはプロ
野球 選手 の『井口 資 仁 』。実際 の井口 は、第 1回 WBCの日本 代表 選手 を辞退 している。 岩岡 (いわおか)日本 代表 のサード。日本 代表 VS若手 選抜 ではショートを守 っていた。- モデルは
第 1回 ・第 2回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『岩村 明憲 』。 山崎 (やまざき)声 -勝 杏里 三塁手 、右 投 左 打 、背番号 5。岩岡 の代 わりに登場 するアニメオリジナルキャラクター。日本 代表 のサード。日本 代表 VS若手 選抜 ではショートを守 っていた。アメリカ戦 では四球 で出塁 するが、それ以外 では三振 や凡退 と、代表 メンバーの中 では唯一 良 いところがなかった。木端 (きばた)<川端 (かわばた)>声 -金光 宣明 遊撃手 、右 投 右 打 、背番号 6。日本 代表 のショート。ドミニカ戦 では逆転 の口火 を切 るバントヒットを決 める。- モデルは
第 3回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『井端 弘和 』。 光 中 (みつなか)<山中 (やまなか)>声 -松本 保典 一塁 手 、右 投 左 打 、背番号 3。日本 代表 の3番 打者 。練習 試合 では指名 打者 として出塁 するが、吾郎 からのデッドボールを受 けて「大丈夫 ですか?」と心配 し声 をかけた寿 也に「自分 から(インコースに)要求 しといて(大丈夫 ですか?って何 なんだよ!)」と苛立 ちをぶつけた。2次 リーグの初戦 のベネズエラ戦 で初回 に先制 タイムリーを打 った。- モデルは
第 1回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『松中 信彦 』。 - 吹留(ふきどめ)<
福原 (ふくはら)> 声 -中國 卓郎 三塁手 、指名 打者 、右 投 左 打 、背番号 13。日本 代表 。W杯 前 は5番 を打 っていたが、ドミニカ戦 ではラストバッター。初期 に出 てきてからほとんど登場 機会 がなかったが、ドミニカ戦 で出 た時 はW杯 前 とは顔 つきが全 く違 っていた。- アニメでは
指名 打者 以外 では、代打 で下 がった選手 の代 わりにその選手 の守備 位置 に就 いている描写 がある。 - モデルは
第 1回 ・第 2回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『福留 孝介 』。 笠原 (かさはら)<笠 倉 (かさくら)>声 -水島 大 宙 一塁 手 、右 投 左 打 、背番号 10。日本 代表 のファースト。強打 を誇 るが日本 代表 VS若手 選抜 では8番 を打 っていた。- モデルは
第 1回 ・第 2回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『小笠原 道 大 』。 谷本 (たにもと)日本 代表 の第 3の捕手 。堂島 や佐藤 より肩 が弱 く、打撃 ももう一 つ。アニメでは登場 しない。- モデルは
第 1回 ・第 2回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『谷 繁 元信 』。 青 星 (あおほし)日本 代表 の外野 手 。ベネズエラ戦 で9番 センター、スタメンだったが、堂島 の怪我 で投手 が9番 に入 り、打席 に立 たないうちに交代 。原作 では名前 のみの登場 であり、アニメでは登場 しない。- モデルはプロ
野球 選手 の『赤星 憲 広 』。
投手
[野呂 (のろ)<勝呂 (すぐろ)>声 -松本 保典 投手 (先発 )、右 投 げ、背番号 16。日本人 MLB選手 の先駆 者 的 存在 。柔和 で紳士 的 な物腰 が特徴 。トルネード投 法 によるフォークボールが得意 。- W
杯 の強化 合宿 に召集 された折 、練習 現場 で偶然 出 くわした吾郎 にフォークを習得 するための一時 的 なコーチ役 を買 って出 た(アニメでは吾郎 の方 から彼 を訪 れ指導 を依頼 している)。その際 、フォークは肩 や肘 に負担 をかける諸刃 の剣 であることを説明 すると共 に、「(自分 の手 から)ボールを取 ってごらん」とフォークボールに必要 なボールを指 で挟 み込 む握力 を見 せ、簡単 なものではないと教 えようとしたが、直後 に吾郎 の自分 を超 える握力 に驚 きコーチを承諾 している。結果 的 に「ジャイロフォーク」を伝授 した張本人 となり、さらに故障 で戦線 離脱 した際 も代役 として吾郎 を推薦 するなど、彼 の飛躍 に大 きく貢献 した。また決勝 のアメリカ戦 では解説 を務 めている。 - モデルはプロ
野球 選手 の『野茂 英雄 』。 松若 (まつわか)<原田 (はらだ)>声 -中國 卓郎 投手 (先発 )、右 投 げ、背番号 18。日本 代表 チームのエース。東部 ライオンズ(アニメ版 では埼玉 ジャッカルズ)所属 。剛 速球 とスライダーが武器 。眉 村 曰 く「立 ち上 がりは良 くない投手 」とのこと。- W
杯 では、2次 リーグ初戦 のベネズエラ戦 で登板 するが、0回 2/3を5失点 で無念 の降板 。2次 リーグ突破 をかけた大 一番 のドミニカ戦 でも、5回 まで無 失点 の好投 したが6回 につかまり、2失点 (自責 点 3)で降板 。以後 は登板 機会 はなかった。 - アニメ
版 では、第 4シリーズに先行 登場 。 - 『2nd』では、バッティングセンターのボール
投球 口 にある、投手 ビジョンで日本 代表 ユニフォームで登場 している。 - モデルは
第 1回 ・第 2回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『松坂 大輔 』。 岩井 (いわい)日本人 MLB選手 である技巧 派 左腕 。- アジア
予選 の韓国 戦 に先発 し3失点 するものの、準決勝 のキューバ戦 に先発 し、7回 途中 まで1失点 に抑 えた。 - モデルはプロ
野球 選手 の『石井 一久 』。 - アニメでも
同姓 の人物 が登場 するが、こちらは#東京 シャイアンズ<東京 ウォリアーズ>を参照 。 杉浦 (すぎうら)声 -羽 多野 渉 投手 (先発 )、左 投 げ、背番号 20。岩井 の代 わりに登場 するアニメオリジナルキャラクター。日本 代表 選手 で左 投 げのピッチャー。準決勝 のキューバ戦 に先発 し、初回 こそキューバの足 に翻弄 され1点 取 られるが、その後 は立 ち直 り、結果 7回 終了 までわずか1失点 という好投 をみせた。- モデルは
第 1回 ・第 2回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『杉内 俊哉 』。 上平 (うえひら)<上平 (かみひら)>声 -白石 充 投手 (先発 )、右 投 げ、背番号 17(日本 代表 )、20(東京 ウォリアーズ)。日本 代表 。阿久津 ほどでは無 いが、表情 を変 えず、出 っ歯 が特徴 。東京 シャイアンズ(アニメでは東京 ウォリアーズ)に所属 するエース。アニメでは第 4シリーズで先行 登場 し、肩 の張 りと戦 いながらオーシャンズ相手 に完封 勝利 を決 め、リーグ優勝 に貢献 した。W杯 編 では韓国 戦 で7回 までを無 失点 に抑 えた。決勝 のアメリカ戦 で先発 予定 だったが、宿泊 ホテルでの寝 違 いで首 を痛 めたため、眉 村 にマウンドを譲 った。- モデルは
第 1回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『上原 浩 治 』。 黒 場 (くろば)声 -水島 大 宙 投手 (中継 ぎ)、右 投 げ、背番号 14。日本 代表 。W杯 では地味 だが、リリーフで活躍 している。ベネズエラ戦 では粘 りのピッチングで3イニングを無 失点 に抑 えた。アメリカ戦 にも小和田 のあとを継 いで登板 した。- アニメでは
代表 メンバー人物 の名前 変更 が唯一 なかった。 - モデルは
第 1回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『黒田 博樹 』。 渡部 (わたべ)<篠部 (しのべ)>声 -羽 多野 渉 投手 (中継 ぎ)、右 投 げ、背番号 19。日本 代表 の下手 投 げ投手 。ベネズエラ戦 で登板 したが、相手 打線 の勢 いを止 められなかった。アメリカ戦 にも4番手 としてマウンドに上 がる。1点 リードながら1番 打者 に三塁打 を打 たれる。無死 三塁 の場面 となり日本 代表 は1点 を覚悟 した上 での2点 目 を阻止 する守 りの姿勢 になるが、無 失点 で切 り抜 けた。- モデルは
第 1回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『渡辺 俊介 』。 小和田 (こわだ)<小 和野 (こわの)>声 -川田 紳 司 投手 (中継 ぎ)、左 投 げ、背番号 15。日本 代表 の左 投 げ投手 。ドミニカ戦 で松若 のあとを継 いで登板 したが、本塁打 を打 たれピンチをつくってしまいあえなく降板 。アメリカ戦 では眉 村 のあとを継 いで登板 したが、再 びピンチをつくって降板 した。- モデルは
第 1回 WBCの日本 代表 野球 選手 の『和田 毅 』。 天童 辰夫 (てんどう たつお)声 -小杉 十郎太 投手 (抑 え→中継 ぎ)、右 投 げ、背番号 21。大阪 ブルズで長年 クローザーを勤 めてきた右 投 げ投手 で、5年 連続 セーブ王 になったこともある球界 のセーブ王 。38歳 。高校 を卒業 してから20年間 日本 球界 に貢献 している。日本 代表 の大木 監督 とは同 じ球団 であり、師弟 関係 にある。球団 の反対 や低迷 するブルズの数少 ないスター選手 ということからメジャーリーグ挑戦 をあきらめた経緯 をもつ。- W
杯 では右 肘 痛 を隠 して参加 しており、アジア予選 では韓国 戦 でのリリーフが失敗 していた上 、大木 がその肘 の故障 に気 づいていたため本選 では吾郎 をクローザーに指名 し、自身 は中継 ぎに回 された。大木 監督 の思惑 も知 らず、当初 は吾郎 の次 の登板 前 にウォームアップをしたものの出番 は無 く、その上 ルーキーにクローザーの座 を奪 われたことで吾郎 に因縁 をつけ敵視 していた。韓国 戦 でリリーフ登板 するも途中 降板 、肘 の故障 を悪化 させてしまう。年齢 のこともあり、試合 後 は引退 も考 えたが、吾郎 に手術 を受 けるべきだと言 われ、幾 つになっても夢 を持 ってもいいと説得 される。この過程 で吾郎 を認 めるようになる。
監督 ・コーチ
[大木 明 (おおき あきら)<佐々木 (ささき)>声 -広瀬 正 志 - W
杯 日本 代表 監督 。大阪 ブルズを長年 率 いた日本 を代表 する知将 で、選手 との信頼 関係 に裏打 ちされた冷静 な采配 が特徴 。試合 などではいつもサングラス(アニメでは眼鏡 )を着用 している。柔 らかい関西 弁 を話 す。 吾郎 のことを実力 ・性格 共 に気 に入 っており、終始 「ゴロー」と呼 んでいる。- モデルはプロ
野球 選手 ・プロ野球 監督 の『仰木 彬 』。 茂野 英毅 - W
杯 日本 代表 ピッチングコーチ。 詳細 は「茂野 家 」を参照 。徳山 (とくやま)声 -金光 宣明 - W
杯 若手 選抜 監督 。 根本 (ねもと)声 - チョー- コジロー
専属 の打撃 投手 で、一時 的 な吾郎 の上司 。 吾郎 のことをあまり快 く思 っておらず、何 かにつけて吾郎 を叱 り飛 ばしていたが、吾郎 が松尾 のバッティングピッチャーをする際 に「投手 は打 たれてこそ解 ることを念頭 に置 いてバッティングピッチャーをやってみろ」と助言 をしたり、吾郎 と松尾 との対戦 時 、コジローと自分 のアドバイスを小細工 にしか思 っていないボールの威力 と度胸 を持 っていると認 めた。
各国 代表
[ベネズエラ
[- シルヴァ
声 -勝 杏里 遊撃手 。右 投 左 打 。背番号 6(W杯 ベネズエラ代表 )、5(ミネソタ・コヨーテス)。- ベネズエラ
代表 の3番 打者 で、ミネソタ・コヨーテスに所属 する走 攻守 三拍子 そろったMLB選手 (実際 成績 は3割 2分 、38本塁打 、32盗塁 と、日本 ならトリプルスリーの成績 であった)。 当初 は傲慢 な性格 で、日本 を格下 のチームとして見下 した態度 をとっていたが、2次 予選 1回戦 の日本 戦 で吾郎 の前 に2打席 連続 三振 を喫 す。その後 、吾郎 の実力 を認 めリベンジを誓 うも、ベネズエラは準決勝 でアメリカに敗退 。ドミニカ戦 で決勝 点 となるツーランホームラン、さらにアメリカ戦 でもツーランを放 つなど、W杯 では長打 力 が目立 っていた。- メジャーリーグ
編 では、太股 内 転 筋 管 を故障 してマイナーで調整 しており、故障 明 けの昇格 前 の調整 試合 で吾郎 と再戦 した際 、イップスのどん底 にあって球威 と強烈 な威圧 感 の失 せた彼 に失望 。後日 イップスを完全 に克服 した吾郎 と再戦 。復活 したライバルの投球 に喜 び震 え、W杯 の借 りを返 すべく挑 むも三振 にとられ心底 悔 しがった。その後 も吾郎 と幾度 も対戦 するものの、ことごとく打 ち取 られている。しかし、ホーネッツとの最終 戦 で2本塁打 を放 つなど、吾郎 以外 の投手 には打 ち込 んでいる描写 が多 い。 女性 はベネズエラ人 よりも日本人 の方 が好 みらしく、清水 をナンパしていた。- バレンズエラ
声 -羽 多野 渉 投手 。右 投 げ。背番号 17(W杯 ベネズエラ代表 )、51(アリゾナ・ブラックキャッツ。アニメ版 はアリゾナ・イーグルス)。- ブラックキャッツ(アニメ
版 はイーグルス)に所属 するベネズエラ代表 のクローザー。100mph(160km/h)の剛 速球 とカットボールが武器 。W杯 の前年 にメジャーで40セーブを挙 げたベネズエラ代表 の守護神 。2次 予選 1回戦 の日本 戦 では寿 也に逆転 満塁 本塁打 を食 らい、準決勝 のアメリカ戦 ではバーンズにグランドスラムを被弾 した。 - メジャー
編 でも登場 し、大 スランプ中 にあったギブソンjr.を打 ち取 っていた。 - ペデーニョ
中堅 手 。右 投 右 打 。背番号 8。- ベネズエラ
代表 の1番 打者 。日本 戦 では1回 裏 に松若 から内野 安打 で出塁 し、シルヴァのスリーベースで本塁 に突 っ込 む際 わざと堂島 の足 にスライディングし、彼 を負傷 退場 させた。モデルはロジャー・セデーニョ[要 出典 ]。アニメでは第 4シリーズにも登場 。故障 のためにマイナーで調整 中 に、代打 として登板 。キーンのデータ野球 を覆 し、吾郎 の本質 (クラッチピッチャー)を理解 させる役 を間接 的 に担 った。 - カブレイユ
左翼 手 。左 投 左 打 。背番号 7。- ベネズエラ
代表 の4番 打者 。日本 戦 では1回 裏 に松若 から敬遠 気味 の四球 で出塁 。4番 打者 だが活躍 してる描写 は少 ない。 - ゴメス
一塁 手 。右 投 右 打 。背番号 3。- ベネズエラ
代表 の5番 打者 。日本 戦 では1回 裏 に松若 (アニメでは原田 )から逆転 3ラン本塁打 を放 った。 - ヒラルゴ
右翼 手 。右 投 右 打 。背番号 9。- ベネズエラ
代表 の9番 打者 。日本 戦 では1回 裏 に2番手 の渡部 から安打 を放 った。また準決勝 でもスタークから安打 を放 った。 - モンタナ
投手 。左 投 げ。背番号 11。- ベネズエラ
代表 のエース。メジャーでも屈指 の実力 を誇 るサウスポーで、ドミニカ・アメリカ戦 の2試合 に先発 し、強力 打線 を相手 に失点 0の快 投 乱麻 を演 じた。 - ヒルベルト・サンチェス
- #アナハイム・サーモンズ/3Aクーガーズを
参照 。
韓国
[アジア
安 清 源 (アン セイゲン)<アン チョンゴン>声 -坪井 智浩 背番号 :18(W杯 )、40(ブラウンズ)。韓国 代表 のエース。昨年度 、MLBで16勝 という実績 を挙 げ、「コリアン・ロケット」という異名 を持 つ速球 派 投手 。- W
杯 では、本戦 からチームに合流 し、アジア予選 のリベンジのため、ドミニカ戦 を避 けて日本 戦 で先発 登板 。かなりの自信 家 で日本 代表 チームを楽観 視 しており、実際 に日本 打線 を終盤 まで抑 え込 む活躍 を見 せ、吾郎 をして「MLBで活躍 するだけのことはある」と言 わしめた。しかし、終盤 に寿 也から本塁打 (アニメ版 ではタイムリー)を浴 びて降板 し、そのまま敗戦 投手 となる。 - アニメ
版 では、第 6シリーズで再 登場 を果 たす。ノーザンリーグのブラウンズにという球団 に、所属 しているという設定 が追加 された。その際 も不調 に陥 っていたホーネッツ打線 に対 し、快 速球 を低 めにコントロールよく集 める投球 で終始 完封 していたが、終盤 で本来 の力 を取 り戻 した彼 らの前 に敗 れ去 った。 - イ・スンナム
声 -金光 宣明 右 投 右 打 (アニメでは右 投 左 打 )、背番号 26(アニメでは背番号 15)。韓国 代表 の代 者 。東京 シャイアンズ(アニメでは東京 ウォリアーズ)に所属 し、日本 での知名度 も高 い右 の大砲 。日本 戦 では代打 で出場 した。まっすぐに強 く、吾郎 のストレートを狙 っていたが、寿 也の裏 をかくリードで三振 する。- オ・キドン
声 -勝 杏里 指名 打者 、右 投 左 打 、背番号 13。韓国 の4番 打者 。天童 から安打 を打 ち、5番 打者 のピッチャー強襲 の内野 安打 で2塁 へ進 むと、スンナムの打席 で上述 のサインを使 うが、吾郎 、寿 也に裏 をかかれた。
ドミニカ
[メジャーリーガーを
- ゲレーラ
声 -伊藤 栄次 右翼 手 。右 投 右 打 (アニメ版 では右 投 左 打 )。- MLB
屈指 の強打者 で、ドミニカ代表 の4番 を務 める。 - W
杯 2次 リーグの日本 戦 で、バックスクリーン直撃 のツーランを放 つ。しかし、再度 逆転 された最終 回 で、3番 打者 がキャッチャーフライに倒 れゲームセットとなる。 - アニメ
版 では、マイナー編 で先行 登場 。エレファンズという球団 に所属 し、昨年度 の本塁打 王 という経歴 が明 かされた。エキシビションマッチの第 二 打席 で吾郎 から本塁打 を放 ち、強烈 な洗礼 を浴 びせた。なお、この際 の顔 は原作 と若干 異 なる。 - ピドロマルケス
- ドミニカ
代表 のエースで、MLB最強 と謳 われる右腕 。 日本 戦 に先発 し4回 まで好投 するが、5回 に松尾 に先制 ソロを打 たれる。
キューバ
[アマチュア
- ブラーボ
声 -川田 紳 司 - キューバの
国内 リーグで最近 頭角 を現 し始 めたルーキーの左 投 げ投手 。スライダー気味 のカーブ[注釈 81]、大 きな変化 のカーブ、縦 に割 れるカーブの三 種類 のカーブを持 つ。怪我 から復帰 初戦 の日本 戦 では好投 するも、終盤 に三田 村 、佐藤 寿 也、堂島 ら右 打者 に攻略 された。 - メーデン
- キューバ
代表 の1番 打者 。初回 は持 ち前 の俊足 で先制 をするきっかけを作 った。2度目 の出塁 でリードが大 きいところを寿 也から刺 される。
アメリカ
[しかし、
- バーンズ
右翼 手 、右 投 左 打 、背番号 9- アメリカ
代表 の4番 打者 。キューバ戦 で決勝 のツーランホームラン、準決勝 のベネズエラ戦 でも勝 ち越 しのグランドスラムを放 つ。決勝 の日本 戦 では、吾郎 に空振 り三振 を喫 する。 - アレックス・ゴンザレス
声 -森川 智之 三塁手 、右 投 右 打 。背番号 5(アメリカ代表 )、13(ニューヨーク・タイタンズ)、51(テキサス・レイダース)- アメリカ
代表 の中軸 選手 で、MLB屈指 の強打者 。 - コスタリカからの
移民 でアメリカは第 二 の祖国 という感覚 しかなく、国 や民族 の誇 りをかけて戦 うという精神 は薄 い。 - W
杯 に対 しても、歴史 も権威 もない調整 だけの大会 ととらえ、攻守 に怠慢 なプレーが目立 っていた(これはアメリカ代表 全員 に共通 する)。また、ギブソンとギブソンJr.を見下 した態度 を取 り、やる気 のないプレーを続 けていたが、日本 戦 の最中 、ギブソンが心臓 の病 を隠 したまま、母国 の威信 のために命 を懸 けて戦 っていたことを知 り改心 する。 - その
後 、4度 の本塁打 王 に輝 くなど、MLBで活躍 し続 けていたが、怪我 や衰 えにより様々 なチームを回 った後 、ギブソン率 いるレイダースに移籍 。代打 の切 り札 として活躍 する。 - メジャー
編 でもたびたび登場 し、イップスに陥 っていた吾郎 から長打 を放 った。しかし、吾郎 が完全 復活 を果 たした際 は、見事 三振 に討 ち取 られた。 - アニメ
版 では、2次 リーグのカナダ戦 で特大 のソロホームランを放 ち、格 の違 いを見 せつけた。OVA『ワールドシリーズ編 夢 の瞬間 へ』では、尺 の関係 で未 登場 扱 いとなった。 - ボルテック
声 -田中 完 捕手 、右 投 両 打 (ベネズエラ戦 では左 打 ちだったが、日本 戦 では右 打 ち)、背番号 2。- アメリカ
代表 の正 捕手 。準決勝 で味方 投手 のワイルドピッチを止 められず、ギブソンから活 を入 れられる。その後 は急遽 登板 したギブソンの肩 を温 めさせたり、バレンズエラからタイムリーを打 ったりするなど活躍 。決勝 でも眉 村 からタイムリーを放 ち、9番 打者 だが主砲 級 の打撃 を見 せている。 - シーザー
声 -坪井 智浩 遊撃手 。右 投 右 打 。背番号 6(アメリカ代表 )、2(ニューヨークタイタンズ)。- アメリカ
代表 の2番 打者 。ベネズエラ戦 でギブソンに活 を入 れられた後 、ボーラの当 たりのよいショートライナーをファインプレーでキャッチし三塁 ランナーを補殺 した。アレックスや松尾 とチームメイトで、松尾 と会話 をするシーンもある。 - デービス
声 -草尾 毅 中堅 手 、左 投 左 打 。背番号 8。- アメリカ
代表 の1番 打者 。髭 が毛深 い。 - アメリカ
代表 監督 声 - 乃村健次 - W
杯 アメリカ代表 チームの監督 。各 チームから預 かった選手 のプライドを配慮 し、采配 も遠慮 がちになっていた。ギブソンの心臓 の病 を知 ってマウンドに立 たせまいとするが、彼 の鬼気 迫 る熱意 に負 け、ベネズエラ戦 ・日本 戦 の舞台 に送 り出 す。選手 たちからは「ボス」と呼 ばれている。 - ジョー・ギブソンJr.
- ジョー・ギブソンJr.
参照 - ジョー・ギブソン
- ジョー・ギブソン
参照 - ボルトン
詳細 は#アナハイム・サーモンズ/3Aクーガーズを参照 。
東京 シャイアンズ<東京 ウォリアーズ>
[首脳 陣
[荒木 (あらき)- アニメ
版 オリジナルキャラクター。バッティングコーチ。
選手
[佐藤 寿 也(さとう としや)- #
主要 人物 を参照 。 - ジョー・ギブソン
- #
主要 人物 を参照 。 上平 (うえひら)<上平 (かみひら)>- #W
杯 日本 代表 を参照 。 矢部 (やべ)<矢田部 (やたべ)>原作 ではワンシーンのみの登場 。アニメでは、第 4、6シリーズにて登場 。- ウォリアーズの
正 捕手 。チーム1のベテラン。団子鼻 が特徴 。大物 ルーキーの寿 也にプロ野球 チームの洗礼 を浴 びせた人物 であり、彼 には期待 を込 めて口 に出 すことは少 ないものの、チーム後世 の下 、公私 共 に厳 しく接 している。 打率 は2割 台 そこそこだがチャンスに強 く、リード面 でもささやき戦術 を得意 とする策士 。青田 (あおた)- アニメ
版 オリジナルキャラクター。第 4、6シリーズにて登場 。 - ウォリアーズ1
番 打者 。長 めの茶髪 が特徴 。気 さくで親 しみやすい性格 だが、野球 に対 する姿勢 は真剣 そのもの。 - チーム1の
俊足 で出塁 率 が高 く、盗塁 の名手 。紅白 戦 では俊足 を活 かし、寿 也を大 いに揺 さぶった。 - ロッドマン
- アニメ
版 オリジナルキャラクター。第 4、6シリーズにて登場 。 - ウォリアーズの
主砲 。筋骨 隆々 の大柄 な体格 をした黒人 選手 。陽気 な性格 で、片言 の日本語 口調 。 並外 れたパワーを持 つリーグの本塁打 王 だが、眉 村 の敵 ではなく、曰 く「二 線 級 の投手 から掻 き集 めただけの存在 」とのこと。岩井 (いわい)- アニメ
版 オリジナルキャラクター。第 4、6シリーズにて登場 。 - ウォリアーズの
技巧 派 左腕 。短 めの茶髪 が特徴 。面倒 見 のいい優 しい性格 。 球 種 が多彩 で制球 力 も抜群 だが、立 ち上 がりに難 がある。オープン戦 で寿 也とバッテリーを組 み、寿 也に「やらずに後悔 より、やって後悔 」という言葉 を伝 え、プロとしての大切 なことを教 えた。- ジャスティン・ゴルボーン
- MLBから
電撃 来日 した本格 派 左腕 。OVA『メッセージ』にて登場 。 最速 100マイルを誇 る速球 を武器 に、オーシャンズ打線 を序盤 から完璧 に抑 えていたが、終盤 で野手 に転向 したばかりの吾郎 に、バックスクリーン直撃 の特大 ホームランを打 たれる。
佐藤 家
[寿 也と美穂 の母 声 -篠原 恵美 寿 也と美穂 の母親 。寿 也を引 き取 った祖父母 の娘 。寿 也が幼 い頃 には私立 小 に入 れる為 に勉強 を強要 し野球 に反対 していたが、リトルリーグ編 の頃 は応援 していた。後 に事業 に失敗 した夫 に暴力 を振 るわれ、PTSDとなり、夫 が寿 也だけを置 いて夜逃 げする事 に反対 できなかった。夫 が借金 を残 して失踪 した際 に、美穂 から寿 也のもとに戻 る事 を進 められても拒否 しており、寿 也も母親 と会 うことを拒否 していたが、寿 也への愛情 はもっており、後 に両親 (寿 也の祖父母 )へ自身 の心情 を手紙 で伝 え、それを祖父 から聞 いた寿 也から美穂 を介 してワールドシリーズ最終 戦 のチケットを送 られ、寿 也の勇姿 を見届 け和解 した。寿 也と美穂 の父 寿 也と美穂 の父親 。寿 也が修学旅行 中 に家 を空 けている間 に、寿 也以外 の家族 だけを連 れて夜逃 げをしては、自身 の妻 や娘 に借金 を押 し付 けて再 び失踪 するといった、度 を越 した自己 中心 的 な行動 が目立 っていて、作中 にもほぼ未 登場 なので、2ndの時 系列 に置 いても、どこで何 をしているのかもわからない現状 である。佐藤 善 三 (さとう ぜんぞう)声 -伊藤 和晃 寿 也の母方 の祖父 。寿 也を引 き取 って以降 は寿 也を育 てるために弁当 屋 を切 り盛 りしていた。大学 時代 は応援 団長 をしていた経験 があり。三船 東 との試合 前 と高校 の卒業 式 後 には寿 也の前 で応援 の真似 をしてみせた。しかし、大声 を出 したせいか、むせてしまい千 鶴 から「年 を考 えてください」とたしなめられた。千鶴 同様 に寿 也を我 が子 のように思 い、授業 料 がかかる私立 ではなく三船 高校 に進学 しようとする寿 也に対 しては、「子供 が親 に自分 の進 みたい道 くらい、我 が儘 言 わなくてどうするんだ!?お金 のことは心配 しなくていいから海堂 に行 きなさい」と涙 ながらに後押 しした。佐藤 千鶴 (さとう ちづる)声 -前田 敏子 寿 也の母方 の祖母 。物腰 が柔 らかく非常 に優 しい人物 。善 三 と共 に弁当 屋 を切 り盛 りしながら両親 に捨 てられた寿 也を我 が子 のように育 てた。佐藤 美穂 (さとう みほ)声 -能登 麻美子 寿 也の3歳 下 の妹 。生年月日 は1990年 6月25日 [13]。存在 自体 は「中学生 編 」で明 かされ、後 の「W杯 編 」で登場 する。小学生 時代 、兄 と生 き別 れて以降 ずっと音信 不通 であった。当初 、清水 の前 では小野寺 和香 (おのでら わか)という偽名 を使 っていた。原作 では偶然 彼女 の本名 を知 ってしまった清水 が、会話 中 うっかり彼女 の本名 を口 にした際 に寿 也は自分 の兄 だと名乗 る。一方 、アニメでは自分 から素性 を明 かしている[注釈 82]。清水 から相談 に乗 ってもらっていた時 、偶然 寿 也と再会 を果 たすが、それにより寿 也がトラウマを引 き起 こしてそのショックで倒 れてしまい、責任 を感 じて日本 へ帰 ろうとするが、寿 也本人 や吾郎 、清水 に引 き留 められた。ドミニカ、キューバ、アメリカ戦 でも清水 と共 に観戦 し、日本 代表 、寿 也の応援 をし続 けている。その後 、大学 進学 を機 に上京 することが兄 ・寿 也から吾郎 に語 られる。
ギブソンの関係 者
[日下部 (くさかべ)声 -遠近 孝一 - ギブソンの
来日 時代 、行動 を共 にしていた専属 通訳 。 当初 、ギブソンの問題 発言 ・行動 をフォローしつつ諫言するなど真摯 な性格 。衝突 することもあったが真剣 に意見 し、茂治 の死後 は彼 からの信頼 も篤 い。その後 は吾郎 の元 を訪 れ、彼 の旨 (自分 が参加 するオールスターへの招待 、自分 への挑戦 願望 等 )を伝 える形 で登場 する。- ローラ・ギブソン
声 -兵藤 まこ- ギブソンの
別 れた妻 。日本 での生活 が合 わず、アメリカへの帰国 を懇願 するが、在日 することを決 めた夫 と仲違 いし、そのまま離婚 。そして、帰国 後 まもなく事故死 する。 - メリッサ・ギブソン
- ギブソンの
娘 。まだ物心 つく前 に両親 が離婚 し、母親 に引 き取 られる。その後 、母 と共 に事故死 する。 - ビリー・オリバー
声 -小山 力也 - イップスになった
吾郎 を診察 した心理 療法 士 。片田舎 に妻 (声 -井上 喜久子 )と犬 のマグワイアと住 んでいる。治療 の過程 で、吾郎 の不調 の原因 はW杯 で打 たれた事 ではなく、ギブソンという「偉大 な目標 」が失 われた事 で野球 へのモチベーションが無 くなったからだと分析 した。かつてリトルリーグ編 の頃 にサンフランシスコ・ガンズ(アニメではサンフランシスコ・ガーディアンズ)の専属 心理 トレーナーであり、不調 で苦 しむギブソンをケアしたことがある。この経緯 があってギブソンがホーネッツの幹部 に吾郎 をオリバーに預 けるよう進言 した。ギブソンより体格 は小 さいものの、吾郎 を1発 で殴 り倒 して気絶 させるなど、腕 っ節 は強 い。
横浜 マリンスターズ / オーシャンズ関係 者
[桂木 (かつらぎ)声 -川上 貴史 横浜 マリンスターズ(アニメでは横浜 ブルーオーシャンズ)のスカウト。現役 時代 は茂治 や英毅 と同僚 であった。吾郎 の素質 を高 く評価 し獲得 を目指 すが、編成 部 の上司 は否定 的 だった[注釈 83]。同 じスカウトの米田 チーフに助言 を受 け、吾郎 獲得 に向 け奔走 する。米田 (よねだ)声 -赤城 進 横浜 マリンスターズ(アニメでは横浜 ブルーオーシャンズ)のチーフスカウト。編成 部 の上司 の反対 で吾郎 獲得 をあきらめかけた桂木 に助言 を与 えた。桂木 と同様 に吾郎 の素質 を高 く評価 している。
その他
[美貴 (みき)声 - 倖月美和 桃子 の保育 士 時代 の同僚 。桃子 の恋愛 を茶化 しつつ応援 している。特定 の子供 だけを贔屓 できない保育 士 の立場 から、自然 と恋愛 より仕事 を選 ぼうとしていた桃子 に、思 い直 すきっかけを与 える。- アニメでは
桃子 の結婚式 にも出席 しており、結婚 祝 いのメッセージを贈 った。 真紀子 (まきこ)声 -岩村 琴美 薫 の高校 時代 の友人 。たらこ唇 と巨乳 が特徴 。薫 の吾郎 に対 する想 いを聞 き「行 き遅 れるタイプ」と称 している。- アニメでは
聖 秀 編 以降 も登場 し、薫 と大学 も一緒 で、ソフトボール部 にも所属 。吾郎 と進展 のない薫 を強引 に合 コンに誘 う。 里 田 麻美 (さとだ あさみ)声 -本多 陽子 薫 の大学 時代 の友人 。薫 のことを「しみっちゃん」と呼 ぶ。薫 に誘 われソフトボール部 に所属 。薫 から吾郎 のことでよく相談 を受 け、アドバイスをする。- アニメではキャラクターデザインや
性格 が異 なり、原作 の麻美 の役割 りはアニメでは全 て上記 の真紀子 に差 し替 えられている、第 4シリーズから登場 。 田丸 美咲 (たまる みさき)声 -城 雅子 薫 の大学 の女子 ソフトボール部 のキャプテン。薫 より1学年 上 。ふくよかな体型 が特徴 。薫 に会 いに彼女 の大学 に訪 れた吾郎 と対面 している。- インカレの
為 に一層 練習 に気合 いが入 っており、吾郎 に会 いにアメリカ行 きの為 の資金 をアルバイトで貯 めていた薫 に、仮病 で練習 を休 んだことや寝坊 して遅刻 したことに注意 した(アニメでは薫 と同 い年 となっており、下記 の先 川 が彼女 の役割 りを引 き継 いでいる)。 先 川 (せんかわ)声 -遠藤 綾 薫 の大学 の女子 ソフトボール部員 。- アニメではソフト
部 のキャプテンとなっており、原作 での上記 の田丸 美咲 の役割 りをしている。 - エミリー・ファーガソン
声 -豊口 めぐみ左腕 の血行 障害 を発症 した吾郎 を診療 した女医 。吾郎 の依頼 を受 けたオリバーが紹介 。毎度 ながら吾郎 の無茶 に付 き合 わされた医師 の一人 である。ホーネッツファンである。- シュナイダー
- ホーネッツのGM
補佐 。血行 障害 術後 の吾郎 を自宅 まで送迎 した。オーナー、GMがこれまでの吾郎 の勝手 なマイナー残留 、イップス、血行 障害 などを全 く球団 に報告 しなかったことなどを問題 視 し、吾郎 に対 する徹底 管理 を上 からい渡 された。自身 は多忙 のためソフィアに監視 を命 じた。アニメでは登場 せず、監視 役 は球団 からソフィアに直接 依頼 された。 - ソフィア・リード
声 -井上 麻里奈 吾郎 の監督 及 びサポート役 としてホーネッツが派遣 したスポーツトレーナー。栄養士 の資格 を持 ち食事 管理 も行 った。帰国 後 も吾郎 を尾行 し監視 していたが、図 らずも吾郎 と薫 が『結婚 』について真剣 に考 えるきっかけを与 えた[14]。- アニメでは
吾郎 へのCM出演 の交渉 をするという形 で、原作 よりも早 い段階 で登場 。最初 は初対面 の印象 や吾郎 の資料 を見 て自己 中心 的 と評 していたが、吾郎 のプレーを見 て野球 選手 としての素質 を認 め、CMに出演 してもらうためという理由 で球団 に許可 を取 り、自 ら吾郎 の専属 コーチ役 を買 って出 た。
『MAJOR 2nd』の登場 人物
[主要 人物
[茂野 大 吾 は#主人公 を参照 。
佐藤 光 (さとう ひかる) /坂口 光 (さかぐち ひかる)/水谷 光 (みずたに ひかる)声 -西山 宏 太朗 (セカンド)、青山 玲菜 (セカンド幼少 期 ) /内田 雄 馬 (サンデーCM劇場 )投手 、外野 手 、捕手 (中学校 )。背番号 15。寿 也の息子 。ニューヨーク生 まれの帰国 子女 。父 に似 て容姿 端麗 だが、近眼 で眼鏡 をかけており、時々 英語 を交 えて会話 をする。- アメリカ
在住 時 に両親 が離婚 、母親 に引 き取 られたが、離 れて暮 らす父 への想 いから母方 の姓 である「坂口 」ではなく「佐藤 」姓 を名乗 り続 けている。中学生 編 で再 登場 した際 は、母親 の再婚 には反対 はしていないものの、理由 は明 らかにはされてはないが母方 の姓 である坂口 姓 を自 ら名乗 っている。 常 に前向 きで物腰 の落 ち着 いた性格 だが、その言動 は自信 に満 ちており、当初 の大 吾 からは「激 しくうざい」と思 われていた。近所 の野球 チームを紹介 してもらおうと大 吾 を訪 ねたことがきっかけで三 船 リトルに仮 入団 する。- 「
小 さいうちは好 きなことを何 でもやりなさい」という父 の教 えで、幼少 時 からバスケットボールやサッカーなど季 節 に応 じて様々 なスポーツの教育 を受 けているが、野球 は父 とのキャッチボール程度 しか経験 がなく、小 6時 点 ではバットの握 り方 や出塁 などの基本 的 なルールをほとんど知 らなかった。ただし潜在 能力 は高 く、少 し教 わっただけで打撃 や守備 のコツを掴 んだほか、父親 譲 りの強 い肩 を持 っている。その才能 は大 吾 にさらなる劣等 感 を帯 びさせるが、光 自身 は野球 から目 を背 けようとする彼 に「才能 のなさをい訳 にして逃 げてるだけ」などと厳 しい言葉 を投 げかけ、大 吾 が打席 に入 る際 にヤジを飛 ばす三船 ドルフィンズのメンバーに対 して「周 りがそんなことだから大 吾 君 は好 きだった野球 から離 れてしまったんだ」と苦言 を呈 する等 、何 かと大 吾 を気 に掛 けており、大 吾 が野球 をやめる決意 をした際 は自分 も三船 リトルへの入団 を取 りやめるなど、彼 が「野球 が好 き」という本心 に気 づいて立 ち上 がるのを待 ち続 けた。 共 にドルフィンズに再 入団 後 、投手 を目指 し大 吾 とバッテリーを組 むべく練習 を重 ねていたが、家庭 の事情 で母 の実家 がある群馬 県 に転校 してしまう。大 吾 に対 して何 も言 えずに姿 を消 してしまった無念 から野球 をやめようとしたものの、「まだ三船 リトルに籍 が残 っている」ことを利用 した寿 也の機転 で、試合 のある週末 に電車 で神奈川 に戻 りチームに合流 する生活 を送 るようになる。大会 では中盤 から大 吾 とのバッテリーで勝利 を重 ねていくが、東 斗 戦 で大 吾 とのクロスプレイを起 こし首 を痛 める大 怪我 を負 ってしまう。一時 は全身 不随 となるが、時間 経過 やリハビリによって快方 に向 かっており、責任 を感 じていた大 吾 に「必 ず野球 に復帰 する」旨 を伝 え励 ました。中学生 編 では1年生 の秋 頃 から神奈川 に戻 ってきていたことが明 かされ、県内 の名門 ・私立 辻堂 中学 野球 部 に所属 しているが、明確 な理由 は明 かされていない。本人 曰 くドルフィンズ時代 の怪我 の影響 で投手 から捕手 に転向 している[注釈 84]大 吾 とは病院 での再会 以降 は手紙 や電話 等 のやり取 りを始 めとした連絡 を取 っておらず、光 が神奈川 へ戻 っていたことも練習 試合 で再会 するまでは知 らなかった。大 吾 が風 林 中 野球 部 の不祥事 でキャプテンに指名 された経緯 は知 っていたが、リハビリに加 え強豪 校 でのレギュラー争 いに苦労 していた自分 と異 なり、同 じ捕手 のポジション争 いを、人数 不足 や指導 者 不在 など環境 面 の差 もあったとはいえ、大 吾 に対 しては、「自分 のレベルに釣 り合 う捕手 として成長 していなかった」と失望 に近 い感情 を抱 き、冷 たい態度 で接 する。精神 的 に打 たれ弱 い大 吾 の弱点 を熟知 しているため、彼 に「女子 会 」「ままごと野球 」「送球 は相変 わらず遅 い」と揺 さぶりを掛 けて試合 に集中 出来 なくなるほどに追 い詰 めるが、車椅子 から強豪 校 のレギュラーを勝 ち取 るまでに至 る努力 は本物 であり、その点 に関 しては吾郎 からも評価 されている。- メジャーで
本塁打 王 にも輝 いた父 を尊敬 する一方 、父 の友人 である吾郎 のことは「都落 ちのマイナー野手 」と評 する(本人 に悪気 はない)。離婚 した両親 には双方 への遠慮 から素直 に自分 の想 いを伝 えられないことが多 いが、母 の計 らいで訪問 した父 とのキャッチボールを通 じて「大 吾 君 達 と野球 がしたかった。引 っ越 しさえなければ…」と涙 ながらに本音 を明 かしていた。 佐倉 睦子 (さくら むつこ)声 -花澤 香菜 外野 手 、投手 (中学校 )。右 投 右 打 。背番号 16(ドルフィンズ)→1(中学校 )。大 吾 とは小学校 の時 からのクラスメイト。幼少 期 、天才 的 な才能 が無 くてもリトルで必死 に努力 している大 吾 に惹 かれ、密 かな好意 を寄 せているが、全 く気付 いてもらえず、大 吾 の素 っ気 ない態度 に腹 を立 て、以降 は自分 も大 吾 に素 っ気 なくなる。それでも大 吾 のことを気 にかけており、光 の大 怪我 から自責 の念 で野球 を辞 めた大 吾 を励 まし、「また、一緒 に野球 をやろう」と懇願 する描写 がある。一方 、内面 は毒舌 で腹黒 く、大 吾 との関係 を「あくまで友達 」だと周囲 にはい張 り続 けるが、彼 と親 しくしている道 塁 に異様 なまでの嫉妬 心 を抱 いている面 が見 られる。自身 も所属 することとなる三船 ドルフィンズにかつて所属 していた兄 とずっとキャッチボールをしていた程度 だったが、攻守 におけるセンスがあり、光 の剛 速球 を取 れたり、トスバッティングもこなし、実践 でも安打 を放 つなど高 い打撃 センスを持 っている。しかし、メジャーリーガーを言 い間違 えるほど野球 の知識 は皆無 である。大 吾 が本格 的 にドルフィンズに復帰 したことを機 に、彼 と共 に野球 をやるために両親 に懇願 し、中学 受験 に支障 をきたさないことを条件 に入団 を認 められる[注釈 85]。あくまで野球 ができればいい程度 の考 えだったが、卜部 に才能 を見出 されスタメンに推薦 される。他 の同 学年 の生徒 たちへの引 け目 を感 じていたが、彼 らの野球 に賭 ける思 いを知 りチームの一員 としての自覚 を持 って練習 に取 り組 むようになる。中学 編 では大 吾 と共 に風 林 学園 中等 部 野球 部 に所属 。形式 的 なものとはいえ副 部長 を務 め、大 吾 の勧 めもあって投手 に転向 してエースを務 める。球速 が遅 いことから投手 としての自信 が持 てずにいるがコントロールは抜群 であり、このことは大 吾 や敵 の監督 からも高 く評価 されている。打力 においては、三振 や凡打 が増 えるなど、打率 は低 くなっている。大 吾 より背 が高 くなっており、名前 で呼 び合 うようになった[注釈 86]。実力 主義 のアニータや仁科 の態度 に初 めは腹 を立 てるも、大 吾 の助言 で彼等 の主張 に一定 の理解 を示 し、先輩 として向 き合 うようになる。辻堂 中学 との練習 試合 では先発 を任 され、3回 までは好投 だった。しかし、千代 とアニータのエラー、打球 が自分 に当 たる、そして一軍 選手 からの2者 連続 ホームランなどで、1つのアウトも取 れずに仁科 と交代 する。- そのため
自分 がチームの中 で1番 心 が折 れたと思 い込 み、「このままじゃ駄目 だ」と焦 ったことや仁科 からの依頼 もあって大 吾 といいになり、後 に「対 して気 にはしていない」と根 には持 たれていなかったとはいえ、結果 的 に大 吾 を心 因 性 過 呼吸 に追 い込 んでしまう。 自分 がピッチャーとしてふさわしいのかどうかの悩 みは寿 也が監督 になっても変 わっておらず、個人 面談 で守備 を変 えてくれとまで言 っている。パンダエース(吾郎 )からホームランを打 たれた時 は「もう野球 やめる!」と泣 き崩 れてしまったが[注釈 87]、寿 也から「自分 以上 を見 せようとして、自分 以下 になるほど愚 かなことはない」と励 まされ、彼 のヒットをアウトにし、自信 を取 り戻 した。寝相 はものすごく悪 い。
小学生 編
[三船 ドルフィンズ
[MAJORと
卜部 隼人 (うらべ はやと)[注釈 88]声 -市川 太一 投手 、捕手 (ドルフィンズ)、一塁 手 、外野 手 (ドルフィンズ)、三塁手 (中学 )。右 投 右 打 。背番号 1(ドルフィンズ・中学 )。元々 は東 斗 ボーイズに所属 していた三船 ドルフィンズの現 エース。出 っ歯 でドルフィンズでは1・2を争 う高 身長 。打者 としてクリーンナップを打 ち、投手 としての実力 も自 らを天才 一 世 と称 する程 だが、味方 の失策 や自身 が打 ち込 まれると勝負 を投 げ出 そうとする等 精神 的 に打 たれ弱 い面 がある。かつて自分 からエースの座 を奪 った渉 をライバル視 している。元々 は喘息 持 ちで体 が弱 かったが、甲子園 の経験 もある父親 の薦 めで野球 を始 めた。幼少 から厳 しい特訓 を受 けてきたことで実力 も体力 も上 がり、自信 をつけたところで東 斗 ボーイズに入団 したものの、程 なくして眉 村 姉 弟 が入団 し、初心者 だったにもかかわらず自身 の努力 を嘲笑 うかのような上達 振 りを見 せつけられた。この出来事 が心 に傷 を残 す事 となった為 、眉 村 姉 弟 と同様 にプロ選手 を親 に持 っている大 吾 や光 に「親 の七光 り」と辛 く当 たっていたが彼 らの奮闘 を認 め、虹 ヶ丘 戦 で右翼 手 として先発 するよう田代 に提案 したにもかかわらず不注意 から失策 した睦子 に叱咤 するなど、真剣 さを欠 いたプレーには厳 しい対応 を取 っている。大会 での投球 制限 回避 のためアンディとポジションを入 れ替 え捕手 の訓練 をしているが、経験 不足 からミスも多 い。中学 編 ではアンディと共 に清和 中学 の野球 部 に所属 。2年生 ながらエースナンバーを付 け、1回戦 では三塁手 を務 めた。風 林 中 戦 では、得意 のカーブで大 吾 達 を翻弄 するが、打者 としては2打席 目 に盗塁 をするなという指示 の焦 りをアニータに看破 され、牽制 アウトになったり、彼女 の手首 のケガによるエラーがなければ送 りバント失敗 だったりと全 く活躍 していない。最終 回 、2アウト1ストライクまで追 いつめたところで、昨日 先発 した山崎 (右 投 )が投球 練習 を始 めたことにより制球 が乱 れ、ピッチャーフライで試合 終了 の所 を自 らのエラーで1点 差 まで追 い上 げられてしまう。大 吾 との対決 では、アンディからの叱咤 激励 で渾身 のカーブを投 げるが、打 たれてしまった。それが相当 ショックだったようで、大 吾 が握手 するために出 した手 も全 く見 えていないほどであった。鈴木 アンディ(すずき アンディ)声 -大畑 伸太郎 捕手 、投手 (ドルフィンズ)。右 投 左 打 。背番号 2(ドルフィンズ・中学 )。卜部 と同様 に元々 は東 斗 ボーイズに所属 していた三船 ドルフィンズの正 捕手 。ネグロイド系 のハーフで巨漢 。卜部 とバッテリーを組 んでいる。卜部 ほどではないものの、バッテリーの座 を狙 っていた光 や大 吾 のことをあまり快 く思 っておらず、また卜部 の過去 を知 っているため2人 の入団 に対 しても消極 的 だった。一方 で味方 の失策 や守備 の乱 れから不満 をこぼす卜 部 に対 して苦言 を呈 し、彼 の悪癖 についても理解 している他 、光 が先発 する際 には相性 の問題 から大 吾 にスタメンマスクを譲 るなど、チーム全体 のことを考 え行動 している。東 斗 ボーイズ時代 では卜部 の「卜 (うら)」の字 をそのまま片仮名 の「ト(と)」と読 み「とべっち」と呼 んでいた。チームでは主 に4番 打者 を務 めるなど強打者 だが、太 めの体格 のため足 は遅 い。中学 編 では卜部 と共 に清和 中学 の野球 部 に所属 し、引 き続 き卜部 とバッテリーを組 んでいる。卜部 と同様 、2年生 ながら正 捕手 で4番 になっている。風 林 中 戦 では、1回 に犠牲 フライで先制 している[注釈 89]。しかしその後 は6回 にノーアウト一 ・三塁 で敬遠 され、7回 には2アウト満塁 のチャンスで途中 登板 の仁科 に空振 り三振 と攻略 された。最終 回 で2アウト満塁 ・一打 サヨナラの場面 でワイルドピッチを不安 がる卜 部 に叱咤 激励 するものの打 たれ、宮田 のバックホームを取 るが僅差 でセーフとなり、サヨナラ負 けとなる。永井 翔太 (ながい しょうた)声 -山 藤 桃子 外野 手 。背番号 7。- ドルフィンズの
古参 メンバーで、鋭 い目 つきと出 っ歯 が特徴 。目立 ちたがり屋 でお調子者 な性格 。実 力不足 な大 吾 や新人 の睦子 に対 して冷 ややかな目 を向 けていたが、彼 らの奮戦 を見 て考 えを改 めチームメイトとして認 めるようになる。アニメではコンタクトレンズを使 っていたらしく、東 斗 戦 で光 のメガネが壊 れた際 に自分 の予備 を貸 した。 - アニメにて、
応援 に来 た両親 から「翔太 」と名前 で呼 ばれている回 がある。 松原 (まつばら)声 -大谷 理美 一塁 手 、投手 (中継 ぎ)- ドルフィンズの
古参 メンバーで卜部 と同 じくらいの身長 で糸目 。気弱 な性格 で緊張 すると制球 が乱 れてしまう。大 吾 には野球 を再開 した当初 から好意 的 に接 している。 有吉 (ありよし)声 -広瀬 さや三塁手 。背番号 5。木村 (きむら)声 -弘 松 芹 香 遊撃手 。背番号 6。岸本 (きしもと)声 -青山 玲菜 中堅 手 ・遊撃手 。背番号 8。勝俣 (かつまた)声 -関根 明良 二塁手 。背番号 4。田代 (たしろ)- #
聖 秀 学院 高校 を参照 。 藤井 (ふじい)- #
聖 秀 学院 高校 を参照 。
虹 ヶ丘 ビートルズ
[玉城 (たまき)声 -河西 健吾 投手 。右 投 右 打 。背番号 1。虹 ヶ丘 ビートルズのエース。小学生 とは思 えないほどの長身 で老 け顔 。- 1
回戦 では超 山 なりのスローボールと内野 手 の鉄壁 の守備 を主体 としたイーファスシフトでノーヒットノーランを達成 。また、スナップスローによる半 速球 で打者 のタイミングを乱 すことも出来 る。 打者 としては、4番 打者 で卜部 の速球 を余裕 で打 ち返 せる程 だが、センターの光 のファインプレーに阻 まれたり、ライトを守 っている佐倉 に「センター、センター」と偽 の指示 で騙 して追加 点 を得 るなど、まともな活躍 はなかった。実 は選手 生命 に関 わる腰椎 終 板 障害 を患 っているため、本来 のピッチングを禁止 されていた。満塁 のピンチで光 の打順 の時 にビートルズ監督 の小森 から「この回 だけ解禁 」と言 われ、最速 115キロの本来 のピッチングで光 を追 い詰 めたが、速球 を打 ち込 む練習 をしてきた光 に満塁 ホームランを打 たれてしまい敗戦 投手 となった。- ビートルズで
一番 足 の速 いチームメイトの桶川 のギリギリの盗塁 の時 は、大 吾 の助走 をつけたスローイングを一度 見 ただけで「桶川 以外 なら確実 にアウトだ。悪 くないスローイング」と評価 している。整列 時 に脇目 も振 らず号泣 しているが、アニメでは大 吾 達 に怪我 のことを話 し、治 ったら再戦 することを約束 する。 小森 大介 (こもり だいすけ)- #
三船 リトル(ドルフィンズ)を参照 。
東 斗 ボーイズ
[眉 村 道 塁 (まゆむら みちる)声 -堀江 由衣 投手 、一塁 手 (ボーイズ)、三塁手 (中学校 )、内野 手 (風 林 大尾 )。左 投 左 打 。背番号 1(ボーイズ、大尾 )、5(風 林 大尾 )。眉 村 健 と静香 の次女 。渉 の双子 の姉 。- ショートボブヘアが
特徴 の美少女 。制球 を重視 したサイドスローを中心 にアンダースロー、オーバースローと投球 フォームを使 い分 ける高 い実力 を持 ち、東 斗 ボーイズではエース。幼少 の頃 、昔 の映像 で父 を倒 した姿 を観 たのがきっかけから吾郎 に憧 れており、部屋 には吾郎 のポスターを飾 っている。 卜部 とアンディが移籍 する前 から東 斗 ボーイズにいたが、かつては外野 手 志望 だったらしく、入団 当初 は野球 未 経験 の初心者 だった。強気 且 つハッキリした性格 で、弟 の渉 にはぶっきらぼうな態度 をとるが、味方 を勇気 づけたりと仲間 思 いな一 面 を持 ち、それ故 に早合点 な言動 をする事 も。また、吾郎 のこととなるとミーハーな一 面 を見 せたりもする。一方 、プレッシャーに弱 い面 があり、父親 同様 に緊張 すると試合 前 にトイレに篭 る癖 があり、パニックになったりお腹 が痛 くなることが多 い。中学生 編 では大尾 中 に進学 しつつ横浜 シニアで野球 を続 けていたが、2年生 への進級 直後 に男女 の体格 差 を理由 に戦力 外 通告 を受 けたため自主 退団 する。一時期 は落 ち込 んでいたが、魚住 らチームメイトに励 まされ、彼 らとともに中学 の軟式 野球 部 に入部 。チームを増強 し県 大会 まで進 むが、上級生 の引退 後 の練習 試合 中 に左肩 を故障 してしまう。自分 についてきた魚住 らはシニアに戻 り、後輩 の郷田 以外 の殆 どが退 部 してしまい満足 に野球 が出来 なくなっていた。風 林 との合同 チームが成立 してからは大 吾 と早苗 に励 まされて右 投 げへの転向 を決意 し、当面 は合同 チームで内野 手 を目指 すこととなる。大 吾 に対 しては、肩 が弱 いことを理由 に投手 を諦 めた彼 に対 し「父親 への憧 れが足 りない」「自分 の方 がずっと茂野 吾郎 を尊敬 している」と評 していたが、小・中学校 時代 に対戦 したことで彼 の実力 を認 めるようになり、風 林 大尾 で合同 チームで仲間 になってからは、彼 のことを尊敬 したり信頼 している。睦子 とは、リトル時代 は交流 が無 かったが、合同 チームになってからは、次第 に友情 が芽生 え、お互 いあだ名 で呼 び合 う仲 になっている。だが、大 吾 に好意 を持 っている睦子 からは、大 吾 と2人 だけでいると仲 を疑 われたり、嫉妬 されたりしている。眉 村 渉 (まゆむら わたる)声 -福島 潤 投手 、捕手 (ボーイズ)、左 投 左 打 。背番号 2。眉 村 健 と静香 の次男 で、道 塁 の双子 の弟 。容姿 は双子 の道 塁 とは似 ておらず、父 の健 に瓜 二 つ。- リトルチームの
東 斗 ボーイズでは正 捕手 で、道 塁 とバッテリーを組 み、姉 弟 でチームを牽引 している。また、肘 を痛 めて中学 までは父 から投球 禁止 命令 を出 され、道 塁 に投手 の座 を譲 っている。 東 斗 ボーイズ入団 当初 は野球 未経験 だったが、持 ち前 の能力 と吸収 力 で徐々 に実力 を上 げ、投手 を薦 められてからは数ヶ月 で卜部 を追 い越 すほどの実力 を身 に付 けた。そのことで卜部 からライバル視 されているものの、自身 は捕手 に回 った事情 等 もあるとはいえ渉 自身 は卜部 をあまり意識 しておらず、相手 にしていない。父親 に似 てクール且 つ冷静 な性格 で、上 からの目線 で物 を言 うことが多 い。道 塁 に対 しても無茶 な高 負荷 のトレーニングを咎 めるなどしている一方 、彼女 のミーハーな態度 や味方 の失態 に振 り回 される一 面 もある。中学校 では横浜 シニアで野球 を続 けており、染 めたのか髪 の色 が変 わっている。軟式 野球 の右 投 げで野球 を続 けることになった道 塁 を後押 ししたり、アドバイスを送 っている(アニメ第 2シーズンでは、原作 の連載 に先駆 け道 塁 の回想 シーンで登場 しているが、髪型 はリトル時代 のままだった)。小松 (こまつ)声 -市来 光弘 投手 、一塁 手 、右 投 右 打 。背番号 11。太 めの体型 と出 っ歯 が特徴 。東 斗 ボーイズの控 え投手 だが、球 の速 さは道 塁 と大差 なくドルフィンズのクリーンナップ(卜部 ・アンディ・光 )と睦子 以外 は当 てることが出来 ない程 である。性格 は非常 にマイペースで、道 塁 のことを「ミッチー」、渉 のことを「ワッキー」と呼 んだり、渉 とのミーティングを全 く覚 えていなかったりしていた。また、渉 に責 められそうだと感 じるとマウンドから離 れたり、調子 が乱 れるなどメンタルがかなり弱 いところもある。女子 に弱 く、そのせいでミスを連発 したりバッターの睦子 相手 には油断 して甘 い球 を投 げてしまうことがあったが、道 塁 にエールを送 られて調子 が出 て光 をダブルプレーに打 ち取 るなど良 いところもある。弓削 (ゆげ)声 -古賀 葵 乾 (いぬい)- #
海堂 学園 高校 を参照 。
その他
[坂口 (さかぐち)声 -新田 早 規 光 の母 で、寿 也の元 妻 。作中 では横顔 や後 ろ姿 のみで顔 は不明 。寿 也とは既 に離婚 しているが連絡 は取 り合 っており、群馬 に引 っ越 した直後 に光 が落 ち込 んでいるのを察 して寿 也に相談 している。中学生 編 では水谷 という男性 と再婚 し、光 と共 に同居 している。
中学生 編
[私立 風 林学 園 中等 部
[野球 部
[茂野 大 吾 (しげの だいご)- 2
年生 →3年生 。捕手 、外野 手 。風 林 中 野球 部 のキャプテン。背番号 7→2(風 林 大尾 )。 佐倉 睦子 (さくら むつこ)- 2
年生 →3年生 。投手 。右 投 右 打 。背番号 1。 沢 弥生 (さわ やよい)声 -河瀬 茉希- 2
年生 →3年生 。二塁手 、投手 。右 投 右 打 。背番号 4。 横浜 リトルの元 レギュラー。クールで大人 びた性格 で、如何 なる時 でもあまり表情 を崩 さない。本塁打 や安打 を含 め打撃 で活躍 している描写 が多 く、変化球 を織 り交 ぜる投球 スタイルにシフトした卜部 からも、初 見 で安打 を放 っている。当初 は太 鳳 ほどではないものの、中学 野球 に対 して冷 めている面 があったが、大 吾 をはじめとしたチームメイト達 の奮闘 する姿 を見 てリトル時代 に負 った肘 の古傷 を隠 して、「大 吾 が困 った顔 をしているから」と自 ら志願 してマウンドに上 がる等 仲間 思 いの一 面 を見 せるようになる。辻堂 中 との練習 試合 から数日 後 、居残 り練習 について大 吾 と佐倉 がい合 っている声 を一緒 だった太 鳳 と共 にたまたま聞 き、彼 の本音 と自分 達 への想 いを知 ったことで「魔法 の切 れたシンデレラに怖 いものなんか何 もない」とやる気 を取 り戻 す。道 塁 、郷田 、魚住 の合流 後 に行 われた海堂 学園 中学 との練習 試合 で、スタメンを外 され落胆 する大 吾 と睦子 に「(監督 に)何 か考 えあってのことなのよ!」と叱咤 激励 している。2歳 年下 の弟 である春 人 に対 しては体験 入部 以降 自主 練習 をしない、練習 試合 で結果 を急 ぐあまり寿 也の指示 を無視 するなどいった野球 に取 り組 む姿勢 を含 めて厳 しい態度 を取 るが、結果 的 に彼 の発奮 に繋 がることも多 い。相楽 太 鳳 (さがら たお)声 -佐倉 綾 音 - 2
年生 →3年生 。遊撃手 。右 投 両 打 。背番号 6。 横浜 リトルの元 レギュラー。気 が強 く饒舌 な性格 で、挑発 的 な言動 も多 い。仁科 達 との模擬 試合 では好守 を見 せたがそれ以降 は、セーフティーバントや盗塁 アシスト等 の状況 判断 能力 に長 けた一 面 を見 せながらも、打撃 面 においては三振 やフライで凡退 している描写 が目立 ち、作中 では活躍 している場面 が少 ない。横浜 リトルOGだけあって実力 は折 り紙付 きなものの、当 の本人 は「そこそこ」程度 に野球 をやるつもりで風 林 に入学 したため、加 えて千葉 の正式 入部 までは自分 のポジションを脅 かすスキルや身体 能力 持 ちの部員 等 がいないことから、向上心 に欠 けている面 や怠慢 かつ無気力 な態度 が目立 っている。必要 以上 の練習 を嫌 ったり、「男子 には野球 で立 てつかないように」と現実 的 で冷 めている所 がある。彼女 も弥生 と共 に大 吾 の想 いを聞 き、「倒 れるくらいなら、遠慮 せずに思 いっきりやってくれ」と協力 を決意 する。また、千葉 の態度 の悪 さをよく思 ってはいないが実力 は認 めているため、彼 が監督 である寿 也から退 部 勧告 を受 けた際 には自身 の本音 を交 えて説得 したが、千葉 からは好意 を寄 せられたと勘違 いされたうえに、弥生 などからもいじられるようになり面食 らっている。関 鳥 星 蘭 (かんどり せいら)声 ー高垣 彩 陽 - 2
年生 →3年生 。三塁手 。右 投 左 打 。背番号 5(2年 まで)。 他 の女子 部員 たちと違 い、野球 は中学生 から始 めた。太 めの体格 で、眼鏡 をかけている。守備 は雑 だが強肩 の持 ち主 。打撃 力 は低 いがなぜか左 打者 なのに本人 にもわからない左 キラーで、大 吾 曰 く「左 投手 仕様 の打撃 マシーンは得意 」とのこと。実戦 でも左 投手 から本塁打 を放 っている。見 た目 通 りの大食漢 で、暇 さえあれば何 か口 にしている。睦子 からの愛称 は「関 ちゃん」で、仁科 からは名字 と体型 を揶揄 する形 で「セキトリ」と呼 ばれている。風 林 と大尾 が合同 チームになってからは、レギュラーの座 を道 塁 に奪 われる形 になり、一時 は仮病 を使 って練習 をサボるほど落 ち込 んでしまったが、寿 也の言葉 で吹 っ切 る。- アニメ
版 では風 林 中 野球 部 に入部 した過程 が描 かれており、上級生 の強制 退 部 で部員 が減 った際 に、睦子 から誘 われる形 で即 レギュラーやダイエット目的 で入部 している。 丹波 広 夢 (たんば ひろむ)声 -杉田 智和 - 3
年生 。一塁 手 。右 投 右 打 。背番号 3。 野球 の傍 ら生徒 会長 も務 める。老 け顔 で、部員 たちからは一部 で「オッサン」呼 ばわりされている。真面目 な人物 で、同 学年 の部員 達 が不祥事 を起 こして部 を去 る中 、それに関与 していなかったため唯一 残留 した。- 2
年生 時 は三塁手 を務 めていたが、その年 の最後 の大会 で送球 ミスを犯 し、サヨナラ負 けに終 わったと過去 から送球 恐怖症 に陥 り、勝負 所 になると当時 のトラウマが蘇 って悪 送球 になってしまうようになった。打撃 も苦手 であり、エラーやデッドボールで出塁 することはあるものの、試合 では安打 を放 つ場面 がほとんど無 い。 春 の大会 直後 の夏 の大会 では強豪 チームと1回戦 で当 たってしまい惜敗 。高等 部 への内部 進学 が既 に決 まっていたことから、引退 後 も練習 試合 を含 めて大 吾 達 に協力 していたが、練習 中 に左腕 を骨折 してしまい離脱 を余儀 なくされたが、大 吾 からは感謝 の意 を伝 えられた。仁科 明 (にしな あきら)声 -山下 大輝 - 1
年生 →2年生 。投手 、外野 手 。右 投 右 打 。背番号 9(1年 時 )。 名門 チームの南陽 ライオンズからスポーツ推薦 で入学 してきた。色 黒 な肌 が特徴 。野球 部 入部 当初 は、実力 至上 主義 のライオンズでエースだったことから傲岸 不遜 の生意気 かつ攻撃 的 な性格 で、上級生 であっても実力 が下 の者 には敬語 は使 わず見下 した態度 を取 っていた。当初 は女子 ばかりの野球 部 を完全 に侮 っていたが、模擬 試合 で惨敗 した上 に監督 の失踪 に加 えて監督 推薦 で一般 入試 で入学 したチームメイトたちからも「俺 たちはシニアで続 ける」と断言 されたことで、南陽 出身 者 のうち唯一 野球 部 に入部 することになった。正式 入部 してからは渋々 ではあるが練習 にも本気 で取 り組 み、上級生 に対 しても最低 限 ながら敬語 を使 うなど、常識 を弁 えるようになる。入部 当初 は「球 は速 いがスタミナがない」と苦言 を呈 されており、コントロールにもムラがあるが、1か月 の練習 で力 配分 や制球 に難 を残 してはいるものの「軟式 にも生 きの良 いのがいる」と大尾 中 の魚住 からも評価 されている。丹波 の離脱 後 、シニアを辞 めた千葉 を紹介 する。敗戦 の悔 しさや体調 不良 による大 吾 の一時 的 な離脱 などを機 に、チームの一員 として精神 面 でもかなり成長 が見 られ、再 入部 後 も変 わらない彼 の態度 に呆 れて諭 すなど入部 当初 に見 られた傲慢 さは少 なくなった。千代 を何 度 も野球 部 にスカウトする大 吾 に「身長 を誉 めて喜 ぶ女子 はいない」と彼 を指摘 する言葉 に一目惚 れされ、彼女 がマネージャーから入部 するきっかけを作 った。また、彼女 に惚 れられたことに気 づいている。藤井 千里 (ふじい ちさと)声 -上坂 すみれ- 1
年生 →2年生 。中堅 手 、投手 。左 投 左 打 。背番号 8。 横浜 リトルの元 レギュラー。藤井 の次女 。太 鳳 の薦 めで男子 との差 が大 きくなるシニアではなく風 林 に入学 した。- おっとりとした
性格 だが、時々 突 き刺 さることを言 う。同級生 のアニータとは対照 的 に、大 吾 を「優 しくてしっかりしてる」と評 するなど、好 印象 を持 っている。 若 き日 の父 と違 って野球 は基礎 から学 んでいるため、攻守 ともに腕前 は高 い。一方 、投手 経験 はあるものの本人 曰 く「スタミナが不十分 」で、イニング跨 ぎは苦手 としている。姉 の千代 が(本人 にその自覚 がないため)自分 と父 が原因 で野球 を辞 めたことに気 づいていない。しかし、辻堂 中学 との練習 試合 では後 ろ向 きなプレーをする千代 に普段 からは想像 もつかない剣幕 で活 を入 れ、野球 を頑張 っていた姉 を誇 りに思 っていたことを打 ち明 けてやる気 を取 り戻 すきっかけを与 えた。辻堂 戦後 は、髪型 が変 わった。椛島 アニータ(かばしま アニータ)声 -村川 梨 衣 - 1
年生 →2年生 。捕手 、外野 手 (清和 中 戦 で手首 を負傷 して以降 )、一塁 手 (風 林 大尾 )。右 投 右 打 。背番号 2→3(風 林 大尾 )。 横浜 リトルの元 レギュラー。関西 出身 の父 とブラジル人 の母 を持 つハーフで、父 の影響 から関西 弁 で話 す。千里 と同 じく太 鳳 の薦 めで風 林 に入学 した。- リトル
時代 から極度 に上昇 志向 が強 く負 けず嫌 いな性格 。上級生 には敬語 を使 うが、実力 が下 の者 を軽視 している傾向 があり、思 ったことをハッキリ口 にしてしばしば相手 を怒 らせる。入部 当初 、自分 よりも小柄 な大 吾 が主将 と正 捕手 を務 めていたことにも不満 を抱 いていたが、大会 前 に彼 に諭 され、バッテリーを組 む睦子 の投球 を活 かしたリードをするために最善 を尽 くすようになる。また、清和 中 戦 では卜部 が盗塁 を狙 っているのを見破 り、左 打 ちのアンディを影 にして、しゃがんだままけん制 球 を投 げたり、最終 回 に怪我 により片 手打 ちが出来 ないためインコースばかり投 げられたが、ど真 ん中 で打 つためにバッターボックスの定 位置 から後 ろに下 がりフェンス直撃 のツーベースを打 つなど頭 の回転 が早 い。 - リトル
時代 は小学 5年生 まではスタメンを務 めていたが、6年生 になってから急 成長 した同級生 の男子 チームメイトにポジションを奪 われ、以降 は引退 まで代打 兼 控 え捕手 に回 された。そのショックで野球 を辞 めようとしたことがあったが、千里 に説得 されて思 いとどまり、現在 に至 っている。 打撃 では4番 を張 るなど腕前 は高 いものの、相手 を意識 し過 ぎるあまりに投手 への気配 りやリードの仕方 が不十分 だったりと、精神 面 では問題 が多 く、横浜 リトルの監督 からも「性格 的 に捕手 には向 いていない」と指摘 されている。負傷 した清和 中 戦後 は、野手 として落 ち着 いている。千葉 拓 巳 (ちば たくみ)声 -水野 麻里絵 (1期 )、米内 佑希 (2期 )- 1
年生 →2年生 。遊撃手 、外野 手 。背番号 7(風 林 大尾 )。 - マッシュルームヘアが
特徴 で、太 鳳 らからは「キノコ」と呼 ばれている。 仁科 と同 じく推薦 で入学 してきた南陽 ライオンズの元 メンバー。ただし、勉強 ができず試験 ・入学 金 免除 の推薦 で入学 した仁科 と違 い、一般 受験 を経 て風 林 に入学 しており、監督 の失踪 を知 った後 は保護 者 との相談 の上 、シニアで野球 を続 けることを選 び野球 部 入部 を辞退 した。守備 も上手 く仁科 との五 打席 勝負 で彼 の本気 の球 をヒットにするなど実力 は確 かだが、当初 は仁科 や菅原 などから腹 を立 てられたり不快 な表情 をされるほど、彼 ら以上 に自分 を過信 したり他 の人物 を見下 すような態度 をとることがあった。川崎 シニアで試合 に出 られずくすぶっていたが、丹波 の離脱 による欠員 が生 じたことから、仁科 の誘 いに応 じて入部 する。練習 こそ真面目 に取 り組 むものの、筋力 トレーニングやストレッチなどに難癖 をつけたり他 の女子 部員 を見下 した態度 を取 っていた。太 鳳 との遊撃手 争 いを兼 ねた練習 試合 を前 に盲腸 (アニメ版 では虫垂炎 )を発症 し入院 してしまう。盲腸 の手術 明 けを口実 に手 を抜 いていることや相変 わらずチームメイトを見下 す姿勢 を寿 也に見抜 かれ「みんなと力 を合 わせる気 がないならやめてもらって構 わない」と退 部 勧告 を受 けるも、それまで対立 していた太 鳳 の真意 を聞 き告白 されたと勘違 いし、恋愛 対象 として意識 するようになった。しかし翌日 の朝練 以降 は遅刻 をせず、練習 にも以前 より真面目 に取 り組 むようになる。2年生 になると夏 の大会 からは外野 手 (主 に左翼 手 )としてスタメンに昇格 した。藤井 千代 (ふじい ちよ)声 -渡部 紗 弓 - 2
年生 →3年生 。マネージャー→投手 。 藤井 の長女 で、千里 の1歳 上 の姉 。眼鏡 をかけている。身長 は180cmであり、数値 が公表 されている他 の中学 編 時代 のキャラ(しかも相手 チームは道 塁 以外 男子 )を圧倒 している。丹波 の離脱 によりメンバー不足 となった野球 部 の助 っ人 として千里 に紹介 され、一 度 は断 るも、仁科 に一目惚 れしたことを機 にマネージャーとして入部 する。妹 の千里 からは「千代 姉 」と呼 ばれており、他 の同級生 の野球 部員 からもこの呼 び方 で呼 ばれている。- もともと
小学 4年生 のころまでは野球 をやっていたが、後 から野球 を始 めた千里 にあっさりと実力 を越 されたことで妹 に強 いコンプレックスを抱 き、野球 含 むスポーツから距離 を置 いていた。 辻堂 中学 との練習 試合 当日 、入院 した千葉 の代理 として急遽 選手 として参加 する。初 打席 で2ストライクに追 い込 まれた時 は、ボールが届 かない所 まで下 がるなどやる気 のない態度 を取 ったことで、普段 温厚 な千里 から活 を入 れられた上 で自身 に対 する気持 ちを打 ち明 けられて発奮 し、タイムリーを打 った。さらに、睦子 が作 ったピンチからマウンド立 った仁科 の被 打 をファインプレーするなど、ブランクを感 じさせない活躍 を見 せた。監督 となった寿 也に素質 を買 われ、投手 に推薦 される。実質 初心者 であるためフォームも出来 ておらず球速 もないが、腕 の振 りがしなやかであり、回転 数 が一流 投手 並 みに多 いとのこと。しかし上記 の過去 や辻堂 との練習 試合 の結果 から断 ろうとするが、大 吾 や仁科 達 の励 ましやフォローにより部員 として野球 を本格 的 に再開 した。- アニメ
版 ではセリフはないが、原作 よりも早 く登場 している。 沢 春 人 (さわ はると)- 1
年生 。沢 弥生 の弟 。二塁手 ・遊撃手 ・右翼 手 元々 野球 には興味 無 かったが、記者 会見 で風 林 中 の監督 に寿 也が就任 したことや女子 たちが多 いことを知 り、それら目当 てで、風 林 大尾 合同 野球 チームに入部 しようとする。- しかし、
体験 入部 以降 自主 練習 などをしなかったことで弥生 に「生半可 な気持 ちなら辞 めたほうがいい」と咎 められたことで不貞腐 れ、入部 を保留 して様々 な部活 体験 を転々 としていたが、負 けず嫌 いな面 もあり姉 を見返 したい一心 で野球 部 に入部 する。 夏 の県 大会 に向 けた練習 試合 でも寿 也に出場 を直訴 したにもかかわらず、結果 を出 すことに固執 してしまった結果 、チームプレイが疎 かになり攻守 共 に空回 りしてしまう。魚住 、太 鳳 に叱 られた挙句 に寿 也からのバント指示 を無視 してヒッティングをしたため、業 を煮 やした弥生 から怒鳴 られた上 に退 部 宣告 を受 けるが、大 吾 と寿 也から人数 が足 りなくなることから続行 を命 じられ、好 守備 を見 せるなどのチームプレイに徹 した。同級生 で友達 の桑田 (くわた)と清原 (きよはら)も当初 は風 林 大尾 合同 野球 部 に入 ろうとしていたが、結局 卓球 部 に入部 した様子 。佐藤 寿 也(さとう としや)風 林 学園 中等 部 野球 部 監督 で、坂口 光 の父 。清水 大河 (しみず たいが)風 林 学園 中等 部 野球 部 コーチで、茂野 大 吾 の叔父 。山口 (やまぐち)声 -村中 知 野球 部 顧問 の女性 教師 。前任 者 から顧問 を引 き継 いだばかりであることに加 え、野球 への熱意 や関心 は薄 く、指導 はおろか練習 試合 の申 し込 みや大会 エントリー等 も学校 側 に任 せきりである。春 の地区 予選 大会 の最中 も生徒 たちには申 し訳 ないと思 いながらも「貴重 な休日 が潰 れてしまう」と内心 ぼやいており、出来 る限 り早 い段階 で敗退 して欲 しいとさえ思 っていたが、学園 長 になった江頭 の方針 や監督 が不在 の理由 を知 ってからは自分 に疑問 を抱 くなど、根 は悪 くない人物 である。寿 也が監督 になったことにより、今 までやらされてきた仕事 を「事務 的 な事 はお願 いするかもしれないが、それ以外 は全 て自分 に任 せてくれればいい」と言 われ大 喜 びし、彼 のその優 しさと持 ち前 の甘 いマスクから「王子 様 」と呼 んだ。しかし、平日 の照明 を使 った居残 り練習 だけは、終 わるまで付 き合 わなければいけないので「いつ終 わるの?」と嘆 いていたが、寿 也が監督 として就任 してからは、次第 に顧問 として成長 し、海堂 学園 中学 との練習 試合 でもスコアラーを担当 している。
その他
[菅原 和気 (すがわら かずき)声 -森 千晃 (1期 )、植木 慎 英 (2期 )北大路 颯太(きたおおじ そうた)声 -土師 亜 文 (1期 )、多田 啓 太 (2期 )nd)梅宮 祐介 (うめみや ゆうすけ)声 -植竹 香菜 (1期 )、宮城 一貴 (2期 )- 1
年生 →2年生 。それぞれ、坊主 頭 (菅原 )、ロングヘアで眼鏡 (北大路 )、大柄 で大仏 ヘア(梅宮 )が特徴 。 仁科 と同 じく推薦 で入学 してきた南陽 ライオンズの元 メンバー達 。千葉 と同様 、一般 受験 を経 て風 林 に入学 しており、監督 の失踪 を知 った後 は保護 者 との相談 の上 、シニアで野球 を続 けることを選 び野球 部 を退 部 した。- アニメ1
期 第 19話 の小学生 編 では原作 に先駆 け、仁科 以外 が南陽 在籍 時代 の小学 5年生 として登場 している。
五木 中学校
[小橋 (こばし)声 -岡野 友 佑 遊撃手 。右 打 。背番号 6。坊主 頭 と童顔 が特徴 。大 吾 、アニータと同様 に風 林 中学 野球 部 の偵察 に来 ていた。- しかし、
彼 も大半 が女子 ということで見下 しており、監督 への報告 も「風 林 中 の女子 ピッチャー(睦子 )は制球 が良 さそうなので楽勝 です」とまでいっており、初 打席 でゲッツーに打 ち取 られた時 は打 ち損 じだと思 い、監督 から指摘 された。 横内 (よこうち)声 -橋本 晃 太朗 - エースで4
番 。右 投 右 打 。背番号 1。 千里 の可愛 らしい姿 に見 とれて遅 球 を投 げて出塁 されるがこれが仇 となり、彼女 の盗塁 と太 鳳 の内野 安打 で1点 を先制 され、さらに弥生 の2ランホームランで初回 に3点 取 られてしまう。- しかし、
監督 からの激励 でスライダーを解禁 し、アニータ、睦子 、関 鳥 を3者 連続 三振 にする。 - だが、その
裏 の攻撃 で睦子 が大 吾 からのアドバイスのおかげで上々 な立 ち上 がりで、4回 には丹波 が送球 イップスを克服 したことから、流 れは完全 に風 林 になり、彼女 より先 に自分 が攻略 されてしまい、ラストバッターでセンターフライを打 ち上 げ、6回 コールド負 けで敗戦 投手 になった。 原 (はら)声 -桑田 直樹 捕手 。右 投 右 打 。背番号 2。五木 中学 野球 部 のキャプテン。大 吾 と先攻 後 攻 を決 めるじゃんけんをし勝 ったため、後 攻 にする。片平 (かたひら)声 -蒔村 拓哉 一塁 手 。右 投 左 打 。背番号 3。大柄 で糸目 が特徴 。太 鳳 の打球 をなんとか取 ったが、内野 安打 となり横内 が呆気 に取 られてる間 に千里 が三塁 を周 ったため、バックホームを指示 したが間 に合 わず先制 される。武井 (たけい)声 -馬場 惇 平 加賀谷 (かがや)声 -折原 秋良 五木 中 野球 部 監督 声 -樫 井 笙 人 眼鏡 をかけた中年 男性 。偵察 報告 を聞 いて部員 がほとんど女子 と知 っていたが、侮 って手 を抜 くだろうと思 ったことから選手 達 には試合 当日 まで黙 っていた。風 林 の偵察 に気 づいており練習 では横 内 に持 ち球 のスライダーを投 げさせず試合 では彼 を先発 にする。油断 したプレーを取 るナインに呆 れたり大 吾 、睦子 の素質 を評価 するなど、指導 者 としては優秀 な人物 。
三船 市立 清和 中学校
[卜部 隼人 (うらべ はやと)- 2
年生 →3年生 。投手 、三塁手 。右 投 右 打 。背番号 1。 鈴木 アンディ(すずき アンディ)- 2
年生 →3年生 。捕手 。右 投 左 打 。背番号 2。 詳細 は「ドルフィンズ」を参照 。森口 (もりぐち)声 -近衛 秀 馬 二塁手 。右 投 左 打 。背番号 4。眼鏡 を掛 けている。6回 にライトオーバーのスリーベースを打 ったが、関 鳥 のエラーにより3点 目 を追加 した(記録 は1ヒット1エラー)。最終 回 2アウト満塁 で、大 吾 の辺 りを横 っ飛 びしたが取 れなかった。宮田 (みやた)声 -猪股 速 十 中堅 手 。右 投 右 打 。背番号 8。最終 回 2アウト満塁 で、森口 が取 れなかった一 ・二 塁間 の大 吾 の打球 をバックホームをするが、仁科 の方 が僅差 で早 く、サヨナラ負 けとなった。寺原 (てらはら)声 -多田 啓 太 右翼 手 。右 投 左 打 。背番号 9。限界 をむかえ始 めた睦子 に死球 を当 てられ謝罪 されるが、軽 く手 を上 げるだけで済 ませている。高畑 (たかはた)声 -若林 佑 一塁 手 。右 投 右 打 。背番号 3。清和 中 野球 部 監督 声 -金光 宣明 若 いイケメンの監督 。- チームを
強 くするため、1年 で「機動 力 野球 」を鍛 えあげた。また、年功序列 を気 にしておらず、2年生 を躊躇 うことなくレギュラーにしている。 大 吾 や卜部 、アンディが中 3に進級 し、夏 の地区 予選 の頃 には、清和 中 の監督 を離 れている。
柳川 中学校
[長谷川 (はせがわ)声 -蒔村 拓哉 遊撃手 。右 投 右 打 。背番号 6。中森 (なかもり)声 -桑田 直樹 左翼 手 。左 打 。背番号 7。出 っ歯 が特徴 。ショートゴロを打 つが太 鳳 のエラーにより、出塁 する。木村 (きむら)声 -岡野 友 佑 三塁手 。右 投 右 打 。背番号 5。- セカンドゴロを
打 つが弥生 のエラーにより、出塁 する。 堺 (さかい)声 -植木 慎 英 二塁手 。右 投 右 打 。背番号 4。糸目 が特徴 。センターフライを打 つが、弥生 、太 鳳 、千里 の「お見合 い」により1点 先制 する。福沢 (ふくざわ)声 -新田 杏樹 投手 。右 投 。背番号 1。柳川 中 監督 声 -平野 俊隆 常 に目 を閉 じ笑 っているような顔 の初老 の男性 。口調 も非常 に穏 やか。
私立 英 邦 学院 中学校
[地頭 (じとう)声 -岡野 友 佑 投手 。右 投 。背番号 1。強豪 ・英 邦 中学 のエースだったが、大尾 中学 の上位 打線 、横浜 リトル凄腕 三 人 衆 と眉 村 2世 に終始 翻弄 され、6回 5失点 で予想 外 の敗戦 投手 となった。英 邦 学院 監督 声 -利根 健 太朗 風 林 中 が準決勝 で勝利 したことでキャプテンの大 吾 を褒 め称 え、今 から自分 たちの準決勝 にもかかわらず、勝 ったらいい試合 をしようと言 った。太 鳳 から「もっと怖 い人 かと思 った」と好 印象 を持 たれるが、弥生 からは「ああいうのが練習 になったら豹変 する」と言 われた。- しかし、
自分 達 の対戦 相手 でありながら毎年 弱小 チームとはいえ、大尾 中 に横浜 リトル出身 者 が入部 したことを事前 に調 べなかったことが仇 となり、教 え子 達 を敗北 に導 いてしまった。 春 大会 で風 林 大尾 合同 チームが自 チームを破 り地区 優勝 し、合同 チーム存続 についての会議 の際 には、「合同 チームはあくまで救済 処置 」で地区 優勝 レベルのチームは規定 に反 すると寿 也に忠告 し、風 林 と大尾 の合同 チームの存続 を非難 した。
市立 大尾 中学校
[しかし、その
眉 村 道 塁 (まゆむら みちる)- 2
年生 →3年生 。投手 、遊撃手 、三塁手 (風 林 大尾 )。左 投 左 打 。背番号 1→5(風 林 大尾 )。 詳細 は「東 斗 ボーイズ」を参照 。郷田 早苗 (ごうだ さなえ)- 1
年生 →2年生 。 明 るく天真爛漫 な性格 で、道 塁 や風 林 メンバーからは「郷 ちゃん」と呼 ばれている。蟹 座 のAB型 。夏 の大会 で観 た道 塁 のプレイスタイルに憧 れ、1年生 の2学期 に野球 部 に入部 を決意 した。野球 の基本 的 ルールも全 く知 らないほどの初心者 。だが、監督 の寿 也曰 く「スポーツビジョン」と呼 ばれる目 の機能 がチームで一番 優 れており、成長 しない理由 がないとのこと。合流 当初 はキャッチボールもままならなかったが、寿 也の個人 指導 により実力 を伸 ばしている。魚住 昴 太郎 (うおずみ こうたろう)声 -金光 宣明 - 2
年生 →3年生 。捕手 、外野 手 (風 林 大尾 )。右 投 左 打 。背番号 2→9(風 林 大尾 )。 道 塁 の横浜 シニア時代 の仲間 。老 け顔 で、太 い鼻 と癖毛 が特徴 。フルネームは風 林 大尾 野球 部 入部 の際 に判明 している。- シニアを
退団 した道 塁 を追 って、出光 と世古 と共 に大尾 中 野球 部 に入部 した。道 塁 に恋愛 感情 も持 っており、彼女 が左腕 を故障 した際 に道 塁 に告白 をしているが、失敗 している。沢 弥生 とは、横浜 リトル時代 にバッテリーを組 んでいた。 捕手 としては、投手 に気持 ちよく投 げて貰 う為 に、わざと音 を大 きく立 ててボールを採 るように心 がけるなど、外見 とは裏腹 に繊細 な心遣 いの持 ち主 。バッティングセンスもあり、優秀 な打率 を誇 っている。一方 、風 林 大尾 合同 チームでは寿 也に股関節 の固 さ見抜 かれ、ポジションのコンバートも勧 められている。風 林 と同様 、大尾 中 も指導 者 がいない為 、大 吾 のように選手 たちへの声 かけや監督 を実質 兼任 してチームを引 っ張 っている。風 林 中 との試合 では道 塁 が同点 に追 い付 かれた時 の落 ち込 み様 に叱咤 激励 し、最終 回 にサヨナラツーランホームランを打 った。道 塁 の故障 後 は、横浜 シニアに戻 っていたが、彼女 を見捨 てる形 になったことに自責 の念 を抱 いていた。一度 辞 めたシニアでの風当 たりは強 く、指導 者 と喧嘩 をして退団 した。そのことを出光 らに聞 いた道 塁 から、大 吾 に合同 チームの加入 を提案 して許可 をもらい風 林 ・大尾 合同 野球 部 に加入 した。- アニメ
版 ではシニアでの道 塁 たちとの入団 時 の様子 が繊細 に描 かれている。 出光 (いでみつ)声 -小林 大 紀 - 2
年生 →3年生 。投手 、二塁手 。左 投 左 打 。背番号 4。 道 塁 のシニア時代 の仲間 の1人 。3人 の中 では1番 小柄 でお調子 者 。道 塁 の故障 後 は、横浜 シニアに戻 った。世古 (せこ)声 -土田 玲 央 - 2
年生 →3年生 。投手 、遊撃手 。右 投 右 打 。背番号 6。 道 塁 のシニア時代 の仲間 の1人 。3人 の中 では1番 クールで、眼鏡 と糸目 が特徴 。風 林 戦 では先発 し、パーフェクトピッチングのまま出光 に替 わった。道 塁 の故障 後 は、横浜 シニアに戻 った。尾崎 (おざき)大尾 中学 野球 部 顧問 。独身 。野球 の知識 はないが、野球 部員 が2人 になった時 は道 塁 の様子 を見 に行 ったり、彼女 から合同 チームのことを聞 いた時 は連盟 に問 い合 わせをする、休日 出勤 に出 たりと生徒 思 いな人物 。
市立 ふじみ原中 学校
[古谷 颯太(ふるや そうた)- 3
年 。投手 。左 投 右 打 。背番号 1。 - リトル
硬式 時代 に「天才 少年 」ともてはやされていた。130キロのストレートとナックルカーブが武器 。投手 としてだけでなく、卜部 の球 をホームランにするなど打者 としても実力 がある。 中学 では当初 シニアで野球 を続 けていたが、2年 前 に怪我 の為 トミー・ジョン手術 をし、1年 半 のリハビリを得 て復活 した。リハビリも兼 ねて、ふじみ原中 で2年 の秋 から入部 し、中学 軟式 野球 での頂点 を目指 す。滝 (たき)- 3
年 。マネージャー→捕手 。左 打 。背番号 2。 女 の子 。古谷 の幼馴染 であり、彼 のことを「颯ちゃん」と呼 んでいる。古谷 の球 をチームで唯一 取 れるがそれ以外 は下手 で、打撃 も九 番 打者 でありまともに当 たらない。古谷 とは家 が近所 で仲 が良 かったが、彼 がリトル入団 と共 に疎遠 になっていたが、彼 のリトルでの活躍 や怪我 のリハビリを続 けていたことをずっと見 ていた。ふじみ原 で古谷 の球 を取 れる選手 がいないことから、志願 してマネージャーから選手 にコンバートし、特訓 の末 に、3年 の夏 の地区 大会 までに古谷 の球 を獲 れるようになった。
私立 辻堂 中学校
[A軍
[坂口 光 (さかぐち ひかる)- 2
年生 →3年生 。捕手 。右 投 右 打 。三 番 打者 。背番号 2。 辻堂 中学 A軍 。佐藤 光 を参照 。国友 真里 男 (くにとも まりお)声 -増田 俊樹 - 1
年生 →2年生 。投手 。左 投 左 打 。 辻堂 中学 A軍 。辻堂 中 野球 部 の監督 ・国友 の次男 であり、色 黒 で長身 。- 1
年生 ながら最速 130キロのストレートに、魔球 「マリオボール」を操 る。自信 家 で実力 が下 の者 を見下 す言動 が多 いが、逆 に自分 が認 めた相手 には最低限 の礼節 を持 って接 する。反面 精神 面 は未熟 であり、自身 が打 ち込 まれると勝負 を投 げ出 そうとするなど打 たれ弱 い面 がある。 国友 塁 待 (くにとも るいじ)声 -天 崎 滉 平 - 2
年生 →3年生 。右 投 左 打 。一番 打者 。背番号 6。 辻堂 中学 A軍 。国友 の長男 で、真里 男 の兄 。真里 男 とは正 反対 に小柄 。足 が速 いが、本人 曰 く「パワータイプの一番 を目指 している」とのことらしく振 り回 して詰 まる場面 もあるが、俊足 でセーフにした。平城 (ひらしろ)声 -木暮 晃 石 一塁 手 。辻堂 中学 A軍 。細目 。尾畑 (おばた)声 -猪股 速 十 - 2
年生 →3年生 。二塁手 。七 番 打者 。辻堂 中学 A軍 。背番号 4。タレ目 。 玲 音 (れおん)アシュリー声 -多田 啓 太 - 2
年生 →3年生 。右 投 右 打 。四 番 打者 。背番号 5。 辻堂 中学 A軍 。投手 兼 三塁手 。金髪 碧眼 が特徴 。佐倉 から特大 のホームランを放 った。投手 としての能力 は不明 。勝野 (かつの)声 -宮城 一貴 - 2
年生 →3年生 。辻堂 中学 A軍 。中堅 手 。二 番 打者 。背番号 8。 坊主 。加地 (かち)声 -折原 秋良 - 2
年生 →3年生 。辻堂 中学 A軍 。左翼 手 。五番 打者 。背番号 9。 黒目 。肩 が強 く、関 鳥 をレフトゴロにした。江藤 (えとう)- 2
年生 →3年生 。辻堂 中学 A軍 。右翼 手 。六 番 打者 。背番号 7。 佐倉 から特大 のホームランを放 った。宇垣 (うがき)- 2
年生 →3年生 。辻堂 中学 A軍 。投手 。左 投 。背番号 1。 眼鏡 。辻堂 のエースでA軍 では試合 には唯一 出 なかった。単行本 のイラストを見 るに、左 のアンダースローと思 われる。国友 (くにとも)声 -小村 哲生 辻堂 中学 の監督 。弱体 化 した風 林 中 野球 部 の監督 として招 へいされるはずだった南陽 ライオンズの元 監督 。色 黒 の肌 に口髭 、スキンヘッド、サングラスとマフィアのような風貌 をしているが、監督 としての指導 力 は高 い。- ライオンズでは
実力 主義 を主導 し、仁科 達 が実力 が下 の者 を見下 す性格 になる原因 を作 っているが、本人 は公正 な性格 で、女子 ばかりの風 林 中 野球 部 との練習 試合 で風 林 側 に過剰 に有利 なハンデを設 けた辻堂 中 野球 部 のコーチを窘 めたり、たとえ自分 の息子 でもチーム内 で贔屓 するようなことはしない。 江頭 の意向 で風 林 中 野球 部 の監督 就任 が立 ち消 えとなったため県内 の名門 ・私立 辻堂 中 野球 部 の監督 になる。また、同校 の塁 侍 、真理 男 兄弟 の父親 でもある。風 林 中 と辻堂 中 との練習 試合 では当初 は風 林 中 の相手 をBチーム(控 えと1年生 中心 )に任 せ、Aチーム(レギュラー)の別 の試合 の引率 をしていたが、試合 中盤 に合流 し、風 林 中 野球 部 の実力 を認 め、出場 メンバーをAチームに変更 した上 で自 ら指揮 を取 った。
B軍
[井之上 (いのうえ)声 -鵜澤 正太郎 捕手 。右 投 左 打 。辻堂 中学 B軍 。B軍 では数少 ない2年生 で、真里 男 いわく「A軍 、B軍 行 ったり来 たり」らしく、彼 からは大柄 な態度 で見下 されている。試合 ではマリオボールを逸 らしたが、強肩 でアウトにした。岡 (おか)声 -折原 秋良 投手 。右 投 右 打 。辻堂 中学 B軍 。出 っ歯 が特徴 。B軍 で数少 ない2年生 。徳川 (とくがわ)二塁手 。辻堂 中学 B軍 。米山 (よねやま)声 -白熊 寛 嗣辻堂 中学 B軍 コーチ。風 林 中 との練習 試合 では初回 で大 吾 が4番 のためネクストバッターズサークルに立 っている時 にチェンジ(三 者 凡退 )になったので、防具 を着 けるのに時間 がかかるのは当然 にもかかわらず、メガホンで「遅 い!」と注意 したり、自 ら10点 ハンデを与 えておきながら、点 が入 らなければ教 え子 達 に「何 やってんだ!」といって焦 ったりと穏和 で貫禄 がある国友 と違 い、傲慢 で滑稽 な人物 。
その他
[清水 絵梨 (しみず えり)大河 の妻 で、薫 の義妹 。薫 のことは「お義 姐 さん」と呼 んでいる。夫 と同 じく美容 師 で、大河 がハサミが握 れなくなってからは従業 員 と共 に店 を切 り盛 りしている。店 の手伝 いすらしない彼 には呆 れ返 っていたが、夫 が寿 也にコーチを頼 まれた時 は、「土日 は忙 しいから平日 だけ」と許可 した。水谷 (みずたに)寿 也の元 妻 の再婚 相手 。光 と同居 している。
脚注
[注釈
[- ^ その
点 を仁科 にたしなめられた際 には反省 したうえで素直 に謝罪 を述 べている。 - ^
当初 、横浜 リトル出身 で経験 豊富 な弥生 と太 鳳 に主将 と副 主将 を打診 したものの、2人 に辞退 されたことでやむなく自身 が引 き受 けることになった。 - ^
当初 は風 林 野球 部 中等 部 は土日 でも練習 をしていたとのことだったがストーリーが進 むにつれて大 吾 のみが個人 で行 っていたことと判明 するなどといった矛盾 点 が生 じてしまっている(アニメ版 ではカットされた)。 - ^
提案 に賛成 したのは、弥生 、丹波 、名門 チームに在籍 経験 のあるアニータと仁科 のみで、故障 者 が出 ることで試合 どころではなくなると不安 視 した太 鳳 の意見 を汲 んだ睦子 の進言 にも「自分 だけでも練習 はするから嫌 なら無理 に参加 しろとは言 わない」と突 き放 すような発言 をした。 - ^
元々 茂治 は桃子 との再婚 を生前 に決 めており、吾郎 も彼女 が「新 しいおかさん」になることを受 け入 れていた。 - ^ プロアマ
規定 によりプロ経験 者 による部 活動 の指導 は禁止 されているが、この時点 の聖 秀 野球 部 は同好 会 扱 いで高野連 未 加入 だったため、甲子園 の地区 予選 直前 に部 活動 として承認 を受 けるまでの間 のみ指導 することが可能 だった。アニメ版 ではこの後 、海堂 二 軍 との練習 試合 前 まで横浜 リトル監督 の樫本 にバトンタッチされている。 - ^
吾郎 は髪 を解 いた後 ろ姿 が似 ているとの印象 を持 った。 - ^ その
最 たる例 として、夫 が「吾郎 にはプロ選手 になってほしい」と強 く願 っていたのに対 し、彼女 の場合 は「吾郎 が楽 しく野球 をできればそれでいい」と楽観 的 に考 えていた。また、野球 と触 れ合 うようになってからもルールや実情 に疎 く、ことあるごとに戸惑 いの色 を見 せていた。 - ^ くまいは
放送 時 に幼少 期 の吾郎 を演 じていたこともあり、『メジャー・メッセージ』では回想 シーンでの吾郎 も演 じている。 - ^ アニメでは
吾郎 に「自分 は先輩 のような速球 を投 げられるわけでもなく、長打 力 もないのに自分 が後輩 たちに中途半端 に夢 を見 せて良 いのか」と胸中 を吐露 している。 - ^ この
時 の対戦 相手 は作者 である満田 の前 作品 『健太 やります』の舞台 である坂 見台 高校 であった。 - ^ ただし、ワールドシリーズ
最終 戦前 に吾郎 が薫 達 の滞在 先 に立 ち寄 った際 は学生 時代 と同様 に「先輩 」付 で敬語 を使 っていた。 - ^
横浜 リトル戦 では左手 を怪我 もあり左 投 げ。 - ^
原作 における三船 西中 との練習 試合 など。 - ^
吾郎 の性格 上 、練習 を休 んでまで応援 に訪 れることを良 しとしないだろうと三船 リトル時代 の仲間 達 に語 っていた - ^ そのため、
田代 と藤井 は前々 から知 っており、原作 の敵 チームの監督 が小森 だと気付 く場面 は改変 された。(しかし、藤井 が高校 時代 に自分 のせいで負 けかけた三船 高校 戦 のことは原作 同様 忘 れていた) - ^ アニメ
内 で田代 と藤井 が話 している。 - ^
吾郎 はこれらを「うち(ドルフィンズ)と同 じワンマンチーム」といい、ベスト4まで行 けたのもこのため。 - ^ しかし、その
父親 がいない学校 では、ある程度 普通 の少年 だったらしく、家 に「ゲームの攻略 の仕方 を教 えてほしい」と友達 から2度 電話 が掛 かってきた。 - ^ それをやった(
回想 シーンに出 たのはサッカー)と分 かれば体罰 を与 え「今度 やったら家 には入 れんからな!」とまでいっている。 - ^ しかし、その
誉 め言葉 の前 に球 太 が満面 の笑 みで駆 け寄 って来 ても「歯 など見 せるな!あれぐらい勝 って当然 だ!!」と怒鳴 り付 け一蹴 するなど、やはり指導 者 としてあるまじき言動 を取 っている。 - ^ それは、
先輩 の睦子 達 を完全 にバカにしていた「南陽 ライオンズ」出身 の仁科 達 が、弥生 と太 鳳 が横浜 リトルの元 レギュラーと聞 いた途端 、驚愕 するほど。 - ^
一般 的 に、吾郎 の一方 的 な片想 いだと思 われがちだが、彼女 もまた吾郎 に好意 を寄 せていた節 があり、アニメでは第 2、3、5シリーズで再 登場 した際 に、そのことを示唆 する発言 をしている。 - ^
実際 、ギブソンも死球 事故 をきっかけに、家庭 の不幸 に見舞 われた。詳 しくはジョー・ギブソンおよびジョー・ギブソンJr.を参照 。 - ^ とはいえ、ことの
真相 を知 ってすぐに泣 いて謝 っており、吾郎 もまた彼女 に悪意 がなかったことは理解 し、根 に持 つようなこともなかった。吾郎 はまた、茂治 の死 を故意 に侮辱 した相手 には必 ずその場 で激怒 しているが、ここではそのような反応 も示 していない。 - ^
番外 編 『MINOR』より(キャラクター名鑑 所収 )→MAJOR#関連 書籍 - ^
特 に、左 手首 の捻挫 によりバントしか出来 ない小森 がバットを振 ったことはさすがに予想 外 だったらしく、まだ負 けたわけでもないのに帽子 を取 って教 え子 達 に謝罪 までしている。 - ^
原作 では取 り巻 きの友人 数 名 と共 に帰路 で倉庫 のドアで腕 を挟 ませたが、アニメでは紅白 戦 の走塁 妨害 で腕 を攻撃 したことに変更 された。 - ^ アニメでは
自身 の過去 を知 った薫 に心 の弱 さを叱 られ、その直後 に小森 に「もう一度 一緒 に野球 をやろう!」と説得 された。 - ^
原作 では山根 の役割 - ^
吾郎 を出塁 させ、牽制 球 で一塁 手 が捕 球 の際 に膝 を吾郎 の背中 にぶつける、ある打者 は空振 りの際 に捕手 の小森 にバットをぶつけ、バントでは小森 にバットを投 げる、小森 にタックル。 - ^
盗塁 すると見 せかけて一塁 へ戻 り一塁 手 に頭 で突 っ込 む、走塁 では三塁手 に足 で突 っ込 みエラーを誘 いホームイン。 - ^
監督 曰 く小森 を負傷 退場 させれば小森 以外 は素人 同然 で吾郎 の速球 は取 れないから。 - ^ これに
関 しては、高額 な学費 や少子化 の影響 もあり、小森 や寿 也は学費 が高 い事 を気 にしていた。 - ^ この
時 、吾郎 は乾 に「砂 の詰 まったリュックを背負 って、30分 遅 れのスタート」というハンデを背負 わされていた。 - ^ しかし、
途中 でダウンしたようで、最後 は吾郎 が背中 におぶる形 で連 れてきた。この様子 に乾 は「化 け物 だ」と恐 れ慄いていた。 - ^
海堂 に行 くきっかけも、父親 に無理矢理 行 かされたらしく、「こんな辛 い思 いをしてまで、甲子園 に行 きたくない」と思 っていた。 - ^
海堂 の入学 者 FILEでは左 投 両 打 と間違 って紹介 されている。 - ^
原作 では「外野 手 は皆 、バッティングでメシを食 っているんだろ?」などと軽視 する発言 していた - ^
吾郎 自身 も、自分 達 と戦 う以上 は敗北 することを承知 の上 で試合 に臨 んでいて、わざと負 けて同情 されることで喜 ぶような性格 ではないと、吾郎 の覚悟 と性質 を理解 している。 - ^
中高 時代 は優 れた打撃 センスを披露 したものの、プロ入 り後 はその描写 が見 られない。 - ^
眉 村 はこの時 三振 に打 ち取 った吾郎 やこの試合 内容 に関 する記憶 はほとんど残 っていなかった。 - ^
後 のワールドシリーズ編 では寿 也曰 く海堂 高校 は先発 ローテーションを導入 している故 にノーヒットノーランのままマウンドを降 りた試合 もあったためその制度 が無 ければ後 1・2回 、状態 次第 では完全 試合 を達成 していた可能 性 もあり得 たとのこと。 - ^ アニメでもメジャーに
行 きたいという願望 を持 っていたが、吾郎 が羨 ましいという描写 はなく、日本 でタイトルを全 て取 ってからメジャーに挑戦 したいという理由 に変更 されている。 - ^
特 に妻 の静香 は、二 軍 監督 時代 から江頭 の最大 の弱味 とも言 える彼 の悪事 を暴露 している音源 を持 っているとはったりをかましたことがある。 - ^
夢 島 組 との歓迎 試合 でも、吾郎 が右手 で投 げたかなりの遅 球 を彼 の挑発 で打者 としてのプライドがあったが故 に大 ファウル(マニュアル通 りならば、セーフティスクイズ)にしている。 - ^
寿 也は江頭 の吾郎 への非道 な行 いを不服 に思 い造反 したため除名 を宣告 され、打席 が回 るも除名 を理由 に代打 を出 されかける。江頭 は当初 は代打 に三 宅 を指名 したが状況 と寿 也の実力 を考 え「え?でも」と躊躇 した三宅 を見限 り、米倉 が代打 指名 された。 - ^
原作 ではき腕 が定 まっていなかったが、アニメでは右 投 げに統一 された。 - ^ これは
吾郎 が薬師寺 の二塁 走者 は俺 が必 ず還 すという言葉 を受 けわざとバントさせた - ^
泉 曰 く「反省 の見 えにくい顔 つき」。 - ^ その
際 、「球 種 の多彩 で豊富 ということは、ジャイロボールに絶対 の自信 がないということの裏返 し」と評 された。 - ^
原作 では準決勝 後 の夜 に連投 による疲労 が原因 で高熱 を出 したため緊急 入院 し、決勝 戦 の登板 もドクターストップがかけられたが、解熱剤 投与 で強引 に登板 し、翌日 に急性 肺炎 で死亡 という流 れだったが、アニメでは準決勝 終了 後 から少 し体調 がおかしくなり、決勝 戦 当日 は無理 をして登板 したが、試合 終了 後 にマウンドでそのまま倒 れ、救急 車 に運 ばれ死亡 という流 れになっている。 - ^
次兄 の泰造 からは「自分 たちのところではなく、よその高校 で不幸 になって貰 えばいいだけ」とエゴイズム的 な考 えではないかと苦言 を呈 されている。 - ^
江頭 の圧力 から逃 れるため、吾郎 に野球 部 の無 い高校 へ転校 して野球 部 を作 り上 げる道 を助言 。アニメ版 では「海堂 と戦 う事 及 び海堂 を倒 す事 を目標 として掲 げている吾郎 にとっては非常 に大 きなハンデになる選択肢 になる」といった表現 に変 えられた。 - ^
早乙女 静香 や泰造 曰 く「理事 長 の推薦 による抜擢 のため父親 である総 監督 も江頭 が行 う人事 に対 してはあまり強 い態度 をとることができない」との事 。 - ^ アニメ
版 では、千石 との対決 と静香 からの退 部 勧告 は私 が取 り消 すと吾郎 に告 げる以外 は全 て編集 され、彼 を殴 るシーンもカットされている。 - ^
壮行 試合 でベンチにファウルボールが目 の前 を通過 しても、まったく動 じなかった。 - ^
吾郎 の希望 で他 の部員 とは違 いカウントを取 る勝負 形式 でのテストとなったが、周防 からマニュアルに合 ってないという理由 で不 合格 となった。 - ^
大貫 曰 く「海堂 を舐 めている奴 がいるので協力 してほしい」と吾郎 を海堂 に誘導 させるための手口 であると同時 に井 の中 の蛙 に今 の吾郎 は過 ぎないということを思 い知 らせるため。 - ^
大貫 が夢 島 に来 るまでは吾郎 が外野 手 としてプレーしていることを知 らず、手紙 の内容 についても周防 に渡 した後 、周防 が再 テスト実施 の指示 に対 して大貫 に抗議 するまで大貫 はその書 かれている内容 も知 らなかった。 - ^
本校 に向 かう途中 に渋滞 に巻 き込 まれて静 香 から迂回 ルートを探 すよう言 われたがすぐに対処 できず、静香 は江頭 に吾郎 と父 である総 監督 との対面 をさせないよう電話 をかけた。だが海堂 野球 部 の方針 で一軍 選手 でなければ総 監督 との対面 できないことになっており、江頭 に電話 がかかる前 に吾郎 は本校 に到着 して江頭 に直談判 していた。そして静香 たちが本校 に着 いた時 には吾郎 は帰 寮 中 だった。 - ^ アニメ
版 では、渋谷 曰 く「海堂 戦 における吾郎 の活躍 を知 り、シニアで実績 を挙 げてきた奴 が何人 も強豪 校 の推薦 を蹴 り、聖 秀 野球 部 に入部 してきた」と述 べており、総合 的 な力 は吾郎 在学 時 よりもかなり上 がっている。 - ^
原作 の海堂 戦 では右 薬指 の怪我 もあって左 投 げであったが、アニメでは普段 通 り右 投 げであった。 - ^
直後 、小学生 が切 り替 えられるミスではないことを知 りながらも、「交代 させれば大 吾 の野球 人生 最後 の日 になってしまうかもしれない」ことを心配 した故 の決断 であったことを抗議 した藤井 に明 かしていた。 - ^ アニメ
版 では二塁手 になった理由 として、吾郎 が「内野 にうるさいのがいた方 がいいだろう」と発言 。 - ^ この
呼 び名 は『2nd』以降 の田代 と吾郎 と薫 が結婚 して以降 の桃子 も使 っている。 - ^ そのビラには
中村 (アニメ版 では綾 音 )の写真 が貼 ってあり、彼女 とのデート付 きという条件 が書 き加 えてあった。 - ^
吾郎 に「中学 時代 にバスケをやっていた」と話 す前 の樫本 からのノックでは、宮崎 は硬球 が飛 んでくる恐怖 から竦 み上 がり腹部 直撃 に対 し、彼 はそれには見向 きもせずに一目散 に逃 げ藤井 の後 ろに隠 れ意見 を主張 するなど、その違 いが見受 けられた。 - ^
同 じく安打 を放 てなかった内山 、服部 、野口 の3名 は、それぞれ四死球 やエラーで出塁 している。 - ^
田代 に活 を入 れられた渋谷 以外 の新入生 は基礎 練習 の重大 さを痛感 し、すぐさま野口 らに謝罪 して練習 に加 わった。 - ^
海堂 学園 高校 野球 部 二 軍 との練習 試合 でも、味方 の守備 練習 も兼 ねて味方 を信頼 することを覚 えるべきだと吾郎 に忠告 し、一人 相撲 の全力 投球 をするなら試合 を棄権 すると戒 めている。 - ^ アニメ
版 の三 船戦 でも宮崎 と代 わって一塁 手 で出 ようとした際 も当初 「私 はまだあなたを出 すとは言 っていない」と反対 し、吾郎 と少々 揉 めた。結果 的 には「少 しでも様子 がおかしいと思 ったらすぐに試合 を棄権 させる」と告 げ、出場 を許可 させた。 - ^ 「
茂野 吾郎 」を「しげ・のごろー」と読 んだため - ^
田代 の本塁打 は外野 手 がフェンスの外側 に落 ちながらも打球 を捕 球 していたため実際 のルール上 ではアウトである。 - ^
寿 也曰 く見逃 せばボール球 になる事 の多 い吾郎 自身 も認識 している弱点 でもあるシュート回転 気味 の抜 け球 だが唐沢 クラスの強打者 ならスタンドに運 ぶことは苦 ではない球 。 - ^
吾郎 が鉄 枠 に球威 と球速 を落 として何 とか当 てるのが精 一 杯 なのに対 してサンチェスは球威 ・球速 そのままに鉄 枠 に当 てていた。 - ^
厳密 には亀裂 が入 り球団 スタッフに処分 させているようボルトンが依頼 しスタッフが軽 く地面 を叩 いた時 にバットが折 れた。 - ^
原作 ではどのタイミングかは描 かれていないが、アニメではブラウンズ戦後 に腰 に違和感 を覚 えてドクターに見 せている - ^
本人 曰 く勝負 ではなく根本 の仕事 を馬鹿 にした吾郎 の実力 が、根本 以下 であることを証明 するだけとのこと - ^
投球 スタイルが直球 の球威 とスピード、制球 力 に依存 している為 厳 しいコースはつけても打者 を怖 がらせるという意図 も含 めた危険 球 すれすれのボールを投 げられない等 。 - ^ この
球 種 は性質 上 、スライダーとカーブの中間 にあたるスラーブに相当 する。 - ^ ただし、
原作 同様 、その時点 で清水 は彼女 の本名 を知 っており、第 2シリーズで樫本 監督 から寿 也の家庭 事情 を聞 いていた吾郎 が「寿 也に妹 がいた」との発言 で、彼女 が寿 也の妹 だと感 づいていた。 - ^
世間 では「茂治 が死亡 したのは試合 後 の精密 検査 を怠 った球団 の過失 」という認識 が広 まっており、吾郎 を獲得 すれば話題 性 を重視 したという悪 印象 を与 えかねないため。 - ^
捕手 として大 吾 に格 の違 いを見 せつけて試合 にも完勝 した後 、本人 曰 く「父親 の寿 也と同 じ捕手 としてメジャーリーガーへの道 を歩 むと決 めた」と宣言 する - ^
原作 では父 との入浴 時 に、アニメでは夕食 時 に両親 を説得 して許 しを得 た。 - ^ アニメでは、
当時 の丹波 以外 の2年生 による集団 万引 き事件 が起 きた時期 は「茂野 くん」と呼 んでおり、第 7話 で呼 び名 が変 わった経緯 が描 かれている。 - ^ これは
吾郎 の勝手 な行動 でありホームベースまで戻 ってきた時 は寿 也に、険 しい形相 と普段 からは想像 もつかない言葉 遣 いで注意 された。 - ^
雑誌 掲載 時 の虹 ヶ丘 ビートルズ戦 では「航 介 (こうすけ)」という名前 だった。 - ^ だがこれは、アニータがホームで
的確 な位置 に立 っていればアウトだったとライトから好 変 球 を投 げた仁科 が彼女 に指摘 している。
出典
[- ^ a b キャラクター
名鑑 の作者 インタビューより →MAJOR#関連 書籍 - ^
安藤 は茂治 の帰 り際 に吾郎 がリトルリーグのチームに入団 できる10歳 になったら「ぜひ、預 からせて(入団 させて)ほし」とお願 いし、茂治 から「それは吾郎 が決 めることですから」と吾郎 の判断 に任 せる旨 を伝 えたうえで自 らの指導 の過 ちを認 めた安藤 を遠回 しに認 めた。 - ^
茂治 が怒鳴 り込 んできた際 、隆文 を怪我 させたエピソード話 を陰 で聞 いていた隆文 から怪我 したことに対 しても恨 んでいないことを告 げられたが、その際 に「父 さん」と呼 んでおり、ぎっくり腰 で倒 れた際 、店舗 兼 自宅 に帰宅 したときもそうだった。 - ^
吾郎 は練習 で3足 もスパイクを履 き潰 したことで田尾 から次 履 き潰 したら自腹 で買 うように言 われており、タダ同然 でスパイクを貰 ったことに安堵 の表情 をしていた。一方 で寺門 はスパイクを3足 履 き潰 した吾郎 の練習 量 に驚 いていた。 - ^
吾郎 は寺 門 への慰留 には消極 的 だったが寿 也に説得 しに行 くように頼 まれていた。形 だけの説得 だったが結果 として部 に残留 し、吾郎 もスパイクを寺門 に返却 した。 - ^ キャッチボールをした
相手 の部員 は児玉 が力 を入 れて投 げたと勘違 いし、もう少 し緩 く投 げるよう注文 を付 けていた。また、児玉 のような体 の変化 は起 きておらず、そのまま海堂 を中退 したと思 われる。 - ^
交代 の指示 に背 いた静香 には「総 監督 の娘 さんでも処分 する権利 は自分 にある」と脅 すが、吾郎 から「俺 が一軍 を抑 えれば(静香 の)クビはないだろ?」と提案 されたため受 け入 れた。それでも「(一軍 を)抑 えるなんて有 り得 ませんけどね」と吾郎 の実力 では他校 を抑 えることはできても海堂 の一軍 は抑 えられないと思 っていた。事実 交代 させようとしたのは「一軍 に滅多 打 ちにされて自信 を喪失 する必要 はない」と考 えていたためである。 - ^
吾郎 の編入 希望 先 の高校 から内申 書 の提出 を求 められた際 に江頭 本人 が対応 に応 じ、そこで編入 希望 先 の高校 に「吾郎 を入学 させるなら引 き抜 き疑惑 とみなして提訴 する」と脅 した。 - ^
中盤 の攻守 交代 時 に「不愉快 だ。たかが県 大会 にエンターテイメントはいらん。ケリを付 けろ!」と発言 。 - ^
薬師寺 には監督 の伊沢 を通 じてスクイズのサインを出 した。3塁 ランナーは大 きく飛 び出 していたため犠牲 フライにもならなかったため、「自分 が何 やったかわかってるのか!」と大声 で怒鳴 り倒 した。 - ^
江頭 からは寿 也や薬師寺 らの造反 した部員 を含 め寿 也に代打 を出 さなかった伊沢 にもそれ相応 の処分 が待 ってると脅 されるも「処分 が待 ってるのはどっちでしょうかな」と冷静 にい返 した。江頭 は若干 驚 いた様子 を見 せたがそれ以上 はい返 さなかった。 - ^
実家 の経営 する会社 を継 いだかどうかは不明 - ^
単行本 59巻 178頁 より。 - ^
球団 や吾郎 の今後 を思 ってのこととはいえ、初対面 の薫 に対 して「メジャーリーガー(アスリート)の妻 になること」への覚悟 をいきなり問 いかけたことで、大学生 である彼女 への配慮 が欠 けていたことを吾郎 から厳 しく指摘 され、翌日 彼女 の自宅 へ謝罪 に赴 いている