WASP-148

WASP-148 WASP-148
星座せいざ	ヘルクレス座ざ
見みかけの等級とうきゅう (mv)	12.0
分類ぶんるい	恒星こうせい
位置いち
赤あか経けい (RA, αあるふぁ)	16h 56m 31.0s
赤あか緯ぬき (Dec, δでるた)	+44° 18′ 09″
距離きょり	248.1±1.6 pc
軌道きどう要素ようそと性質せいしつ
惑星わくせいの数かず	2
物理ぶつり的てき性質せいしつ
半径はんけい	1.03±0.2 R☉
質量しつりょう	1.0±0.08 M☉
表面ひょうめん温度おんど	5460±130 K
金属きんぞく量りょう[Fe/H]	0.11±0.08
他たのカタログでの名称めいしょう
TYC 3083-295-1 2MASS J16563135+4418095
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WASP-148とは、ヘルクレス座ざの方向ほうこうに地球ちきゅうから約やく248.1パーセク離はなれた位置いちに存在そんざいするスペクトル分類ぶんるいがG型がたの太陽たいように似にた恒星こうせいである。TYC 3083-295-1や2MASS J16563135+4418095といった別名べつめいをもつ。2つの惑星わくせいが存在そんざいしていることで知しられている。半径はんけいは太陽たいようよりわずかに大おおきい。

大おおきさの比較ひかく

太陽たいよう	WASP-148

惑星わくせい系けい 

2020年ねん、WASP-148の周囲しゅういを公転こうてんする2つの太陽系たいようけい外がい惑星わくせいが発見はっけんされた。WASP-148bは木星もくせいの約やく0.3倍ばいの質量しつりょうで半径はんけいは約やく0.72倍ばいであり、公転こうてん周期しゅうきが8.8日にちのホット・ジュピターである。スーパーWASPによるトランジット法ほうを用もちいた観測かんそくで発見はっけんされ、SOPHIEのスペクトログラフによって存在そんざいが確認かくにんされた。その後ご、ドップラー分光ぶんこう法ほうの観測かんそくで2番目ばんめの惑星わくせいWASP-148cが発見はっけんされた。下限かげん質量しつりょうは木星もくせいの0.4倍ばいで、公転こうてん周期しゅうきは34.5日にちである。bとcは軌道きどう離はなれ心しん率りつがそれぞれ0.22、0.359と比較的ひかくてき大おおきな値ねを示しめしており、軌道きどう共鳴きょうめいは4:1である。cが主しゅ星ほしの周囲しゅういを一周いっしゅうするにはbの約やく4倍ばいの時間じかんがかかる。

2022年ねん4月がつ、ドップラー分光ぶんこう法ほうによる観測かんそくで3番目ばんめの惑星わくせいであるdが存在そんざいする可能かのう性せいが示しめされた。この時点じてんでは候補こうほ状態じょうたいであるが、存在そんざいすれば公転こうてん周期しゅうきは約やく151日にちである。

WASP-148の惑星わくせい

名称めいしょう （恒星こうせいに近ちかい順じゅん）	質量しつりょう	軌道きどう長ちょう半径はんけい （天文てんもん単位たんい）	公転こうてん周期しゅうき (日ひ)	軌道きどう離はなれ心しん率りつ	軌道きどう傾斜けいしゃ角かく	半径はんけい
b	0.284+0.021 −0.018 MJ	0.0828±0.0015	8.80358±0.00018	0.183+0.028 −0.031	88.87±0.21°	0.765±0.016 RJ
c	0.411+0.054 −0.044 MJ	0.2059±0.0037	34.5441±0.0026	0.196+0.023 −0.019	108+11 −14°	—
d (候補こうほ)	0.262+0.10 −0.076 MJ	0.551+0.010 −0.012	151.2+2.1 −1.7	0.19+0.19 −0.13	82+39 −33°	—

関連かんれん項目こうもく

• 太陽系たいようけい外がい惑星わくせい
• 太陽系たいようけい外がい惑星わくせいの一覧いちらん
• 2020年ねんに発見はっけんされた太陽系たいようけい外がい惑星わくせいの一覧いちらん