歴史れきし

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歷史れきし および 历史参照さんしょう

日本語にほんご

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発音はつおん

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X-SAMPA: [r`ek'i_0s\i]

名詞めいし

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れきふみ (れきし)

  1. 時間じかん経過けいかとも変化へんかしてゆく人間にんげん社会しゃかいの、いままで変化へんかしてきたその過程かていまたは、そのなかでの出来事できごと
  2. この世界せかい存在そんざいするある事物じぶつ物事ものごとについて、時間じかん経過けいかとも変化へんかしてゆくそれらいままでに変化へんかしてきたその過程かてい。または、そのなかでの出来事できごとある事物じぶつ物事ものごとの、いまいたまでの過程かてい変化へんかあと経歴けいれき来歴らいれき
  3. ある秩序ちつじょ観点かんてんしたに、語義ごぎ1や2をまとめた記録きろく文書ぶんしょ
  4. 歴史れきしがく(wp)」の略語りゃくご

語源ごげん由来ゆらい

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歴史れきし」(本来ほんらいは「歷史れきし」)というかたり初出しょしゅつは、『三国志さんごくし くれしょまき47「しゅつて」に、『くれしょ』をいてあらわれるくれぬしまごけん 博覧はくらんしょでん歴史れきし 藉采奇異きい」であり、ここでの「歴史れきし」は「人類じんるいけいてきた時間じかん」を意味いみしていた。

現在げんざいもちいられる意味いみでの「歴史れきし」の概念がいねんは、司馬しば(wp)の『史記しき(wp)』に起源きげんがあるものの、ながらくふみ」がその意味いみもちいられてきた。この「ふみ」とおな意味いみかたりとしての「歴史れきし当時とうじは「歷史れきし」)」の初出しょしゅつ明治めいじ初期しょき日本にっぽんであり、英語えいご "history" の訳語やくごとして、もっと概念的がいねんてきちかおもえわれる司馬しば由来ゆらいの「ふみ」をもとみやつこられた和製わせい漢語かんご(※ちん生保せいほせつ)である。この和製わせい漢語かんご歷史れきししん字体じたいでは歴史れきし)」は、近代きんだい中国ちゅうごくにもぎゃく輸入ゆにゅうかたちられ、現在げんざいでは簡体字かんたいじ历史」(繁体字はんたいじ歷史れきし)でひょうされる。朝鮮ちょうせんベトナムの「歷史れきし」も中国ちゅうごくおなじく和製わせい漢語かんご由来ゆらいする。

類義語るいぎご

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語義ごぎ1・2・3

成句せいく

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関連かんれん

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翻訳ほんやく

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固有名詞こゆうめいし

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れきふみ (れきし)

  1. 文献ぶんけん》 古代こだいギリシア(wp)しょかれた、同名どうめい歴史れきししょ(wp) ἱστορίαι(Ηροδότου ラテン文字もじ転記てんき:historiai)のかんやく文献ぶんけんめい
  2. 文献ぶんけん》 古代こだいギリシアの歴史れきしトゥキディデス(ツキディデス)(wp)の、題名だいめいいまつたわっていない著書ちょしょの、日本語にほんごにおける文献ぶんけんめいひとは『戦史せんし』と『ペロポネソス戦争せんそう』)。成立せいりつとししょう未完みかんながら最初さいしょ完全かんぜん歴史れきししょとされる。
  3. 文献ぶんけん》 古代こだいローマ(wp)かれた歴史れきししょ Histories のかん訳名やくめい文献ぶんけんめい