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　衆参しゅうさん両院りょういんが3日にち公開こうかいした国会こっかい議員ぎいんの2022年ねん分ぶんの所得しょとく等とう報告ほうこく書しょを元もとに、「ポスト岸田きしだ」とも目めされる次期じきリーダー候補こうほ6人にんの所得しょとくを比くらべた。露出ろしゅつ度どや肩書かたがきで金額きんがくが左右さゆうされる実態じったいが浮うかび上あがった。

　所得しょとく等とう報告ほうこく書しょには、国会こっかい議員ぎいんや閣僚かくりょうに国くにが払はらう給与きゅうよ所得しょとくなど16項目こうもくが列挙れっきょされている。このうちテレビ出演しゅつえん料りょうや講演こうえん料りょう、著作ちょさく物ぶつの印税いんぜいなどを含ふくむ雑ざつ所得しょとくは、政治せいじ家かの露出ろしゅつ度どを推おし量はかるバロメーターになる。

　6人にんの中なかでは、石破いしば茂しげる元もと幹事かんじ長ちょうの雑ざつ所得しょとくの増減ぞうげんが目立めだつ。12年ねんの自民党じみんとう総裁そうさい選せんに出馬しゅつばし、安倍晋三あべしんぞう元もと首相しゅしょうに敗やぶれたが、テレビ出演しゅつえんや講演こうえんが相次あいつぎ、12～15年ねんは雑ざつ所得しょとくが800万まん～1300万まん円えん台だいで推移すいいした。

　地方ちほう創そう生せい相しょうを外はずれて無む役やくになった16年ねんは548万まん円えんに減へったが、その後ごも総裁そうさい選せんへの再さい出馬しゅつばに意欲いよくを示しめして露出ろしゅつが続つづき、17年ねんは937万まん円えんに回復かいふくした。しかし、18年ねんの総裁そうさい選せんで敗やぶれた後のちは減少げんしょう傾向けいこうに転てんじた。20年ねんに4度目どめの総裁そうさい選せんで負まけると、翌よく21年ねんの雑ざつ所得しょとくは80万まん円えんに急減きゅうげんした。22年ねんは若干じゃっかん増ふえたものの、214万まん円えんにとどまった。

河野こうの氏し、著書ちょしょ出版しゅっぱんで雑ざつ所得しょとく1千せん万まん円えん超こえ

　21年ねんの総裁そうさい選せんに立候補りっこうほして…