释印顺

  关于同名どうめい的てき深ふか圳弘法ほう寺てら方丈ほうじょう、中国ちゅうごく佛教ぶっきょう协会副ふく会かい长印顺，请见「释印顺 (1974年ねん)」。

  「释印顺」重定しげさだ向むかい至いたる此。关于其他用法ようほう，请见「釋しゃく印しるし順じゅん (消しょう歧义)」。

釋しゃく印しるし順じゅん
出生しゅっしょう	1906年ねん4月がつ5日にち 清朝せいちょう浙江せっこう省しょう杭州こうしゅう府ふ海うみ寧やすし州しゅう
圓えん寂さび	2005年ねん6月がつ4日にち(2005歲さい—06—04)（99歲さい） 臺灣たいわん花はな蓮はちす縣けん花はな蓮はちす市し花はな蓮はちす慈濟醫院いいん
国籍こくせき	中華民國ちゅうかみんこく
著名ちょめい成就じょうじゅ	人間にんげん佛教ぶっきょう
宗派しゅうは	大乘だいじょう佛教ぶっきょう
師承ししょう	太虛たいきょ大師だいし
徒弟とてい與あずか學生がくせい	證あかし嚴げん法師ほうし、釋しゃく昭あきら慧とし
著作ちょさく	中國ちゅうごく禪宗ぜんしゅう史し、成佛じょうぶつ之の道みち、人間にんげん佛教ぶっきょう論集ろんしゅう

釋しゃく印しるし順じゅん（1906年ねん4月がつ5日にち—2005年ねん6月がつ4日にち），俗名ぞくみょう張ちょう鹿しか芹せり，法名ほうみょう印しるし順じゅん，號ごう盛もり正ただし，人稱にんしょう印しるし順じゅん導師どうし、印しるし順じゅん長老ちょうろう、印しるし順法じゅんぽう師し，浙江せっこう海うみ寧やすし（今こん屬ぞく嘉よしみ興きょう）人にん。剃そ度ど師し為ため普ひろし陀山福泉ふくせん庵あん清きよし念ねん和尚おしょう，天童てんどう寺てら受戒じゅかい時じ，戒和尚なお是これ圓まどか瑛あきら和尚おしょう，為ため太虛たいきょ大師だいし門徒もんと，慈濟證あかし嚴げん法師ほうし的てき入門にゅうもん師父しふ。

印しるし順法じゅんぽう師し是ぜ一いち名めい活躍かつやく的てき學問がくもん僧そう，著作ちょさく等身とうしん。在ざい閩南佛學ぶつがく院いん開始かいし修學しゅうがく三さん論ろん，進しん而研究けんきゅう唯識ゆいしき論ろん，後來こうらい讀到《阿おもね含經》與あずか各部かくぶ《廣こう律りつ》，有ゆう現實げんじつ人間にんげん的てき親切しんせつ感かん、真實しんじつ感かん，不ふ似に部分ぶぶん大乘だいじょう經けい的てき表現ひょうげん於信仰しんこう與あずか理想りそう之の中なか，而深信しん佛法ぶっぽう是ぜ「佛ふつ在ざい人間にんげん」。在ざい初期しょき大乘だいじょう佛教ぶっきょう中ちゅう，重視じゅうし的てき人物じんぶつ是ぜ龍りゅう樹いつき，對たい龍りゅう樹じゅ綜合そうごう開ひらけ闡了智慧ちえ、慈悲じひ兼修けんしゅう這點有高ありだか度ど評價ひょうか。一生いっしょう著作ちょさく頗豐，大だい致分為ため《妙みょう雲集うんしゅう》、《華はな雨う集しゅう》以及單獨たんどく專せん著ちょ三さん大類おおるい。曾以《中國ちゅうごく禪宗ぜんしゅう史し》一いち書しょ，獲え頒日本にっぽん大正大學たいしょうだいがく的てき正式せいしき博士はかせ學位がくい，為ため中華民國ちゅうかみんこく比丘びく界かい首位しゅい博士はかせ。

他た畢生ひっせい推行人間にんげん佛教ぶっきょう，承繼しょうけい於太虛たいきょ大師だいし的てき「人生じんせい佛教ぶっきょう」主張しゅちょう而來。人間にんげん佛教ぶっきょう重視じゅうし「此時，此地，此人」的てき關せき懷なつけ，主張しゅちょう「然しか佛法ぶっぽう以人為本ためもと，也不應おう天てん化か、神化しんか。不ふ是ぜ鬼おに教きょう，不ふ是ぜ（天てん）神かみ教きょう，非ひ鬼おに化か非ひ神化しんか的てき人間にんげん佛教ぶっきょう，才能さいのう闡明せんめい佛法ぶっぽう的てき真ま意義いぎ」。這種主張しゅちょう被ひ視し為ため「一種いっしゅ為ため了りょう佛教ぶっきょう適應てきおう近代きんだい社會しゃかい的てき發展はってん而探尋ひろ其理論ろん和わ實踐じっせん的てき運動うんどう」。

其理念りねん對たい佛ふつ光山こうやま的てき星雲せいうん法師ほうし（主張しゅちょう「 人間にんげん佛教ぶっきょう性格せいかく」）、法ほう鼓山つづみやま的てき聖ひじり嚴いわお法師ほうし（主張しゅちょう「 人間にんげん淨土じょうど」）、慈濟功德くどく會かい的てき證あかし嚴げん法師ほうし（主張しゅちょう「 人間にんげん菩薩ぼさつ招生」）都みやこ有ゆう不ふ少しょう影響えいきょう。

生平おいだいら

出家しゅっけ因緣いんねん

1925年ねん，印しるし順法じゅんぽう師し19歲さい時じ，由ゆかり於閱讀《中ちゅう論ろん》，領りょう略りゃく到いた佛法ぶっぽう之の高こう深ふかし而嚮往不已やめ。經過けいか四よん、五ご年ねん的てき閱讀思惟しい，發現はつげん了りょう佛法ぶっぽう與あずか現實げんじつ佛教ぶっきょう界さかい間あいだ的てき距離きょり，所しょ理解りかい到いた的てき佛法ぶっぽう與あずか現實げんじつ佛教ぶっきょう界さかい差さ距太大だい，引起了りょう內心之の嚴重げんじゅう關せき切きり，因いん此發願ねがい：「為ため了りょう佛ふつ法的ほうてき信仰しんこう，真理しんり的てき探求たんきゅう，我わが願意がんい出家しゅっけ，到いた外地がいち去さ修學しゅうがく。將來しょうらい修學しゅうがく好こう了りょう，宣揚せんよう純正じゅんせい的てき佛法ぶっぽう。」1930年ねん11月30日にち（24歲さい）農のう曆れき十じゅう月がつ十じゅう一いち，於普ひろし陀山福泉ふくせん庵あん禮れい清きよし念ねん老ろう和尚おしょう為ため師し，落髮らくはつ出家しゅっけ，法名ほうみょう印しるし順じゅん，號ごう盛正もりまさ。其僧名めい「盛もり」所しょ依よ法ほう脈みゃく偈げ，承うけたまわ屬ぞく臨濟宗りんざいしゅう鶴鳴かくめい庵あん支ささえ派は。

閱藏教學きょうがく

農のう曆れき十じゅう月がつ底そこ，印しるし順法じゅんぽう師し至いたり天童てんどう寺てら受具足ぐそく戒，戒和尚ひさし為ため圓まどか瑛あきら老ろう和尚おしょう。受戒じゅかい後ご，得とく其恩師し之の同意どうい與あずか資し助すけ，於1931年ねん（25歲さい）二に月がつ，至いたり廈門南みなみ普ひろし陀寺閩南佛學ぶつがく院いん求法ぐほう。1932年ねん（26歲さい），於佛頂山ぶっちょうざん慧とし濟ずみ寺てら之これ閱藏樓ろう「閱藏」三さん年ねん。此一閱藏之處為印順法師出家以來所懷念為最理想的地方。1934年ねん，為ため了りょう閱覽三論宗的章疏，到いた世界せかい佛學ぶつがく苑えん圖書館としょかん（原武はらたけ昌あきら佛ふつ學院がくいん）半年はんとし，並なみ在ざい該處任にん職しょく研究けんきゅう員いん。1936年ねん（30歲さい），世界せかい佛學ぶつがく苑えん圖書館としょかん開ひらき辦研究けんきゅう班はん，印しるし順法じゅんぽう師し受太虛たいきょ大師だいし之これ命めいじ，指導しどう研究けんきゅう班はん的てき「三さん論ろん」研究けんきゅう。

1938年ねん，印しるし順法じゅんぽう師し至いたり漢かん藏ぞう教理きょうり院いん，講こう授中觀かん學がく。在ざい那な裡うら，與あずか法ほう尊みこと法師ほうし成なり為ため好こう友とも，常つね彼此ひし作法さほう義ぎ的てき探さがせ討辨析，請求せいきゅう他た翻譯ほんやく龍りゅう樹じゅ的てき《七なな十じゅう空そら性せい論ろん》，並なみ為ため法ほう尊みこと法師ほうし所しょ翻譯ほんやく的てき《菩提ぼだい道どう次第しだい廣ひろ論ろん》、《密宗みっしゅう道どう次第しだい廣ひろ論ろん》協きょう助じょ潤じゅん文ぶん，修飾しゅうしょく文字もじ。

1941年ねん，時じ年ねん35歲さい，當時とうじ演えんじ培つちかえ法師ほうし受太虛たいきょ大師だいし之の命めいじ前ぜん往四川しせん合ごう江こう創そう辦法王おう學院がくいん，請印順法じゅんぽう師し為ため導師どうし，繼つぎ改あらため任にん院長いんちょう，「印しるし順じゅん導師どうし」之の名めい因いん此而來らい。

編纂へんさん《太虛たいきょ大師だいし全書ぜんしょ》

1947年ねん（41歲さい），太虛たいきょ大師だいし逝世，由ゆかり於太虛たいきょ大師だいし生前せいぜん講說こうせつ著作ちょさく等身とうしん，卻未能のう及時彙整，續ぞく明あきら法師ほうし在ざい《太虛たいきょ大師だいし全書ぜんしょ編纂へんさん說明せつめい》中ちゅう記載きさい：「大師だいし弟子でし，均齊きんせい集しゅう上海しゃんはい，席せき間あいだ一致公推印順法師負起領導編纂全書的責任」，是ぜ以印順法じゅんぽう師し擔任たんにん《太虛たいきょ大師だいし全書ぜんしょ》主おも編へん，全書ぜんしょ至いたり第だい二に年ねん四よん月がつ編集へんしゅう完成かんせい。

1948年ねん，印しるし順法じゅんぽう師し至いたり福建ふっけん廈門南みなみ普ひろし陀寺，創立そうりつ大覺だいかく講社こうしゃ。因いん國共こっきょう內戰，講社こうしゃ停とま辦。1949年ねん，印しるし順法じゅんぽう師し移うつり居きょ英えい屬ぞく香港ほんこん，在ざい香港ほんこん佛教ぶっきょう聯合れんごう會かい的てき幫助下か，繼續けいぞく進行しんこう《太虛たいきょ大師だいし全書ぜんしょ》的てき校こう對たい與あずか出版しゅっぱん工作こうさく。同時どうじ出版しゅっぱん了りょう《佛法ぶっぽう概論がいろん》。

輾轉てんてん來らい台だい

1952年ねん，中國ちゅうごく佛ふつ教會きょうかい推派法師ほうし，由ゆかり英えい屬ぞく香港ほんこん取と道みち台灣たいわん，至いたり日本にっぽん參加さんか世界せかい佛教徒ぶっきょうと聯れん誼よしみ會かい第だい二に屆とどけ大會たいかい。九月くがつ，大會たいかい結束けっそく法師ほうし回かい到いた台灣たいわん，住じゅう在ざい台北たいぺい善導寺ぜんどうじ，李り子こ寬ひろし居士こじ聘印順法じゅんぽう師し為ため善導寺ぜんどうじ住持じゅうじ。隨ずい後ご不同ふどう佛教ぶっきょう派は系けい的てき人じん有ゆう所しょ不滿ふまん，鼓動こどう慈航法師ほうし發表はっぴょう文章ぶんしょう指ゆび責せめ他た「想そう消滅しょうめつ大乘だいじょう佛教ぶっきょう，引入日本にっぽん佛教ぶっきょう，想そう做佛教ぶっきょう界かい領袖りょうしゅう」，雖然慈航經けい演えんじ培つちかえ法師ほうし的まと調ちょう解かい，並なみ沒ぼつ有ゆう發表はっぴょう文章ぶんしょう，但ただし是ぜ風ふう波並はなみ沒ぼつ有ゆう停とま息いき。

1953年ねん，國民黨こくみんとう內部刊かん物ぶつ，登載とうさい「據よりどころ報むくい，法師ほうし所しょ著ちょ《佛法ぶっぽう概論がいろん》，內容歪曲わいきょく佛教ぶっきょう意義いぎ，隱かくれ含共きょう匪宣傳せんでん毒素どくそ，希まれ各かく方ほう嚴いわお加か注意ちゅうい取締とりしまり。」1954年ねん，中國ちゅうごく佛ふつ教會きょうかい行文こうぶん給きゅう各地かくち佛教ぶっきょう團體だんたい，稱しょう《佛法ぶっぽう概論がいろん》為ため中國共產黨ちゅうごくきょうさんとう宣傳せんでん，要求ようきゅう協きょう助じょ取締とりしまり。此後，法師ほうし遭到警總與あずか台灣たいわん情じょう治ち單位たんい的てき注意ちゅうい，被ひ迫せり寫うつし出自しゅつじ白書はくしょ，自じ承うけたまわ錯誤さくご，最終さいしゅう有ゆう驚おどろき無む險けん，但ただし從したがえ此印順法じゅんぽう師し行事ぎょうじ更さら為ため低調ていちょう。

1953年ねん，在ざい台灣たいわん創設そうせつ新しん竹たけ福ぶく嚴げん精舍しょうじゃ，以及於1960年ねん，在ざい台北たいぺい創設そうせつ慧とし日にち講堂こうどう，成なり為ため開山かいさん住持じゅうじ。1964年ねん，在ざい嘉よしみ義よし市し郊「妙みょう雲くも蘭らん若わか」閉關。

獲得かくとく正式せいしき文學ぶんがく博士はかせ學位がくい

1969年ねん（63歲さい），《中央日報ちゅうおうにっぽう》有ゆう「《壇だん經けい》是ぜ否ひ為ため六ろく祖そ所說しょせつ」的てき討論とうろん，引起論辯ろんべん的てき熱ねつ潮しお。印しるし順法じゅんぽう師し本ほん無む參加さんか討論とうろん，但ただし覺さとし得とく這是個こ大だい問題もんだい，值得研究けんきゅう，認みとめ為ため：「問題もんだい的てき解決かいけつ，不能ふのう將はた問題もんだい孤立こりつ起おこり來らい，要よう將しょう有ゆう關せき神かみ會かい的てき作品さくひん與あずか《壇だん經けい》敦煌とんこう本ほん，從したがえ歷史れきし發展はってん中ちゅう去さ認識にんしき、考證こうしょう。」因いん此參閱早期き禪ぜん史し，於1971年ねん寫うつし成なり了りょう28萬まん字じ的てき《中國ちゅうごく禪宗ぜんしゅう史し：從したがえ印度いんど禪ぜん到いた中華ちゅうか禪ぜん》，並なみ附帶ふたい出版しゅっぱん《精せい校こう敦煌とんこう本ほん壇だん經けい》。

1971年ねん6月がつ，《中國ちゅうごく禪宗ぜんしゅう史し》出版しゅっぱん後ご，因いん聖ひじり嚴いわお法師ほうし的てき推介，受到日本にっぽん佛教ぶっきょう學者がくしゃ牛うし場じょう真ま玄げん的てき高度こうど重視じゅうし，並なみ將之まさゆき譯やく成なり日にち文ぶん。日にち譯やく完成かんせい後ご，牛うし場じょう真ま玄げん主動しゅどう推介此書至いたり大正大學たいしょうだいがく申請しんせい博士はかせ學位がくい。大正大學たいしょうだいがく在ざい審しん查論文ろんぶん後ご，於1973年ねん，授予印しるし順法じゅんぽう師し正式せいしき的てき文學ぶんがく博士はかせ學位がくい，主審しゅしん者しゃ是ぜ大正大學たいしょうだいがく教授きょうじゅ關口せきぐち真しん大だい。印しるし順法じゅんぽう師し並なみ未み前ぜん往日おうじつ本もと攻おさむ讀碩士し與あずか博士はかせ學位がくい（以專書しょ著作ちょさく方式ほうしき獲得かくとく），也因身體しんたい因いん素もと沒ぼつ有ゆう到いた日本にっぽん領りょう取と學位がくい。

1970年ねん，沈家禎ただし居士こじ為ため了りょう使し漢かん傳でん佛教ぶっきょう經典きょうてん能のう夠進入しんにゅう歐おう美び，推動漢かん傳でん大乘だいじょう佛教ぶっきょう經典きょうてん的てき英譯えいやく。印しるし順法じゅんぽう師し大力だいりき支持しじ，撥ばち出で福ぶく嚴げん精舍しょうじゃ的てき房ぼう舍しゃ，讓ゆずる沈家禎ただし居士こじ在ざい台灣たいわん成立せいりつ譯やく經けい院いん。

逝世

2005年ねん4月がつ印しるし順法じゅんぽう師し發はつ燒しょう，住じゅう進すすむ慈濟醫院いいん檢けん查，發現はつげん是ぜ心こころ包つつみ膜まく積水せきすい，血壓けつあつ急速きゅうそく下降かこう，醫師いし緊急きんきゅう進行しんこう心こころ包つつみ膜まく積水せきすい之の導みちびけ引手ひきて術じゅつ。手術しゅじゅつ本身ほんみ非常ひじょう成功せいこう，可か是ぜ對たい於一位近百歲的老人而言，手術しゅじゅつ對たい他た來らい說せつ是ぜ一いち項こう非常ひじょう大だい的てき負擔ふたん。自じ此之後ご，印しるし順法じゅんぽう師し身體しんたい日び漸やや虛弱きょじゃく，最後さいご由よし於心臟しんぞう衰おとろえ竭，於2005年ねん6月がつ4日にち10時じ6分ふん圓えん寂さび，享とおる耆壽99歲さい。6月6日にち晨，遺體いたい由ゆかり花はな蓮はちす市し北上ほくじょう繞にょう過か台北たいぺい回かい到いた印しるし順法じゅんぽう師し在ざい臺灣たいわん的てき第だい一座いちざ道場どうじょう——新しん竹市たけいち青草あおくさ湖こ的てき福ぶく嚴げん精舍しょうじゃ。6月11日にち，於慈濟新しん竹たけ香山こうざん區く聯絡れんらく處しょ舉行「印しるし順じゅん導師どうし追つい思おもえ讚たたえ頌法會かい」。

印しるし順法じゅんぽう師し圓えん寂さび當とう天下てんか午うま記者きしゃ會かい時じ，某ぼう位い比丘尼びくに向こう媒體ばいたい聲ごえ稱しょう：「印しるし順法じゅんぽう師し彌わたる留とめ之の際さい曾醒來らい，留とめ下か一いち句く話ばなし：『不ふ是ぜ這樣，不ふ是ぜ那な樣さま，一切いっさい法ほう皆みな空そら。』」。其入門弟子もんていし多た人ひと商議しょうぎ後ご，由ゆかり昭あきら慧とし法師ほうし代表だいひょう向こう媒體ばいたい澄きよし清きよし，「導師どうし為ため人じん平たいら實みのる，說法せっぽう不ふ打だ啞謎，邏輯清楚せいそ，且符合ふごう經驗けいけん法則ほうそく，更さら不ふ會かい故こ弄ろう玄げん虛むなし，該話語ご並なみ非ひ出自しゅつじ導師どうし之の口くち。」

陳ちん水みず扁ひらた總統そうとう曾於そお2001年ねん臺たい中ちゅう華はな雨う精舍しょうじゃ拜はい會かい印しるし順法じゅんぽう師し，2005年ねん6月がつ9日にち頒發「總統そうとう褒揚令れい」：

“ 佛ふつ國こく瑰寶、法門ほうもん巨きょ將はた印しるし順じゅん導師どうし，德行とっこう醇あつし謹，堅忍けんにん剛毅ごうき。早さ歲とし潛心せんしん向こう佛ふつ，淹通佛法ぶっぽう；旋創辦佛學院がくいん，陶すえ鑄い菁莪，弘道こうどう安あん邦くに。曾多次じ遠どお赴海外かいがい講こう學がく，闡揚佛教ぶっきょう教義きょうぎ，屏へい斥怪力りょく亂らん神しん，引緒傳でん薪たきぎ，八紘はっこう向むこう化か。平居ひらい撰述せんじゅつ不ふ輟，大だい筆ふで如椽，著ちょ有ゆう「妙みょう雲集うんしゅう」等とう四よん十じゅう餘よ種しゅ論ろん作さく，立たて意い深邃しんすい，移うつり風化ふうか德とく；尤ゆう以「中國ちゅうごく禪宗ぜんしゅう史し」一いち書しょ，榮さかえ獲え日本にっぽん大正大學たいしょうだいがく頒贈文學ぶんがく博士はかせ學位がくい，天賦てんぷ高だか華はな，蜚英騰あが茂しげる。畢身盡瘁じんすい佛門ぶつもん，提つつみ倡「人間にんげん佛教ぶっきょう」，宣せん力行りっこう菩薩道ぼさつどう，淨化じょうか社會しゃかい人心じんしん，爰有「玄げん奘以來いらい第だい一人ひとり」令れい譽ほまれ，德澤とくさわ溥乎眾生，仁愛じんあい播於宇內。晚ばん歲さい獲え頒二に等とう卿きょう雲くも勳章くんしょう，碩德せきとく景けい行ぎょう，匡ただし時じ淑よし世よ。綜其生平おいだいら，道みち崇たかし靈れい修おさむ，法ほう傳でん經藏きょうぞう；瑰意琦行，矩のり範はん長ちょう存そん。上壽じょうじゅ歸き真しん，殊こと深ふか軫悼，應おう予よ明あかり令れい褒揚，以示政府せいふ崇たかし念ねん耆賢之の至いたり意い。 ”

為ため了りょう紀き念ねん印しるし順法じゅんぽう師し，新しん竹たけ市し政府せいふ將しょう曲きょく溪けい里さと的てき南みなみ松橋まつはし，改稱かいしょう為ため印しるし順じゅん橋きょう。

思想しそう主張しゅちょう

印しるし順法じゅんぽう師し主張しゅちょう以佛法ほう研究けんきゅう佛法ぶっぽう的てき本懷ほんかい：

印度いんど佛教ぶっきょう思想しそう史し的てき研究けんきゅう，我わが是ぜ「為ため佛法ぶっぽう而研究けんきゅう」，不ふ是ぜ為ため研究けんきゅう而研究けんきゅう的てき。我が的てき研究けんきゅう態度たいど與あずか方法ほうほう，民みん國こく四よん十じゅう二に年ねん底そこ，表示ひょうじ在ざい『以佛法ほう研究けんきゅう佛法ぶっぽう』一文いちぶん中ちゅう。我わが是ぜ以佛法ほう最さい普遍ふへん的てき法則ほうそく，作為さくい研究けんきゅう佛法ぶっぽう（存在そんざい於人間あいだ的てき史實しじつ、文字もじ、制度せいど）的てき方法ほうほう，主要しゅよう是ぜ「諸行無常しょぎょうむじょう，諸法しょほう無我むが，涅槃ねはん寂靜じゃくじょう」，為ため研究けんきゅう佛法ぶっぽう者しゃ的てき究極きゅうきょく理想りそう。

《釋しゃく印しるし順じゅん,契ちぎり理り契機けいき之の人間にんげん佛教ぶっきょう,p5 》

由よし研究けんきゅう印度いんど佛教ぶっきょう到いた人間にんげん佛教ぶっきょう：

所以ゆえん我わが這一生せい....主要しゅよう是ぜ在ざい作さく印度いんど佛教ぶっきょう史し的てき探さがせ討；而佛教ぶっきょう思想しそう史し的てき探究たんきゅう，不ふ是ぜ一般いっぱん的てき學問がくもん，而是「探さがせ其宗本ほん，明あきら其流變へん，抉こじ擇よ而洗鍊之」，使つかい佛法ぶっぽう能成よしなり為ため適應てきおう時代じだい，有益ゆうえき人類じんるい身心しんしん的てき，「人類じんるい為本ためもと」的てき佛法ぶっぽう。

《釋しゃく印しるし順じゅん,契ちぎり理り契機けいき之の人間にんげん佛教ぶっきょう,p5 》

其人間あいだ佛教ぶっきょう思想しそう的てき經けい教きょう依據いきょ：

我わが在ざい佛法ぶっぽう的てき探求たんきゅう中ちゅう，直覺ちょっかく得とく佛法ぶっぽう常つね說せつ的てき大悲だいひ濟世さいせい，六ろく度ど的てき首くび重じゅう布施ふせ，物質ぶっしつ的てき、精神せいしん的てき利り濟ずみ精神せいしん，與あずか中國ちゅうごく佛教ぶっきょう界かい是ぜ不ふ相あい吻合ふんごう的てき。在國ざいこく難なん教きょう難なん嚴重げんじゅう時刻じこく，讀到了りょう『增ぞう壹いち阿おもね含經』所說しょせつ：「諸しょ佛ふつ皆みな出で人間にんげん，終おわり不在ふざい天上てんじょう成佛じょうぶつ也」。回かい想到そうとう普ふ陀山閱藏時じ，讀到『阿おもね含經』與あずか各部かくぶ廣ひろ『律りつ』，有ゆう現實げんじつ人間にんげん的てき親切しんせつ感かん、真實しんじつ感かん，而不是ぜ部分ぶぶん大乘だいじょう經けい那な樣さま，表現ひょうげん於信仰しんこう與あずか理想りそう之の中なか，而深信しん佛法ぶっぽう是ぜ「佛ふつ在ざい人間にんげん」，「以人類るい為本ためもと」的てき佛法ぶっぽう。

《釋しゃく印しるし順じゅん,契ちぎり理り契機けいき之の人間にんげん佛教ぶっきょう,p4 》

印しるし順法じゅんぽう師し認みとめ為ため性せい空そら一いち系けい（中期ちゅうき佛教ぶっきょう）對たい佛ふつ理り的てき詮かい解かい是ぜ「真實しんじつ法ほう義よし」，真ま常つね唯心ゆいしん系けい（後期こうき佛教ぶっきょう）則のり是ぜ為ため攝と化か印度いんど教きょう神かみ我が思想しそう的てき外道げどう所產しょさん生せい的てき「方便ほうべん說せつ」。

他所よそ想そう弘ひろ揚あげ的てき宗むね趣おもむき，為ため『立たて本ほん於根本ほん佛教ぶっきょう之の淳あつし樸しらき，宏ひろし傳でん中期ちゅうき佛教ぶっきょう之これ行ぎょう解かい（梵化之の機き應おう慎まき），攝取せっしゅ後期こうき佛教ぶっきょう之の確かく當とう者しゃ，庶足以復興ふっこう佛教ぶっきょう而暢佛ぼとけ之の本懷ほんかい也歟』，認みとめ為ため佛法ぶっぽう「不ふ應おう為ため舊きゅう有ゆう的てき方便ほうべん所しょ拘かかわ蔽，應おう使し佛法ぶっぽう從したがえ新しん的てき適應てきおう中開なかびらき展てん」：

我わが在ざい修學しゅうがく佛法ぶっぽう的てき過程かてい中ちゅう，本ほん著ちょ一いち項こう信念しんねん，不斷ふだん的てき探究たんきゅう，從したがえ全體ぜんたい佛法ぶっぽう中ちゅう，抉こじ擇よ出で我わが所要しょよう弘ひろ揚あげ的てき法門ほうもん；涉わたる及的範圍はんい廣こう了りょう些，我わが所要しょよう弘ひろ揚あげ的てき宗むね趣おもむき，反はん而使讀者どくしゃ迷惘了りょう！其實我が的てき思想しそう，在民ざいみん國こく三さん十じゅう一いち年ねん所しょ寫うつし的てき『印度いんど之の佛教ぶっきょう』「自序じじょ」，就說得せっとく很明白しろ：「立たて本ほん於根本ほん佛教ぶっきょう之の淳あつし樸しらき，宏ひろし傳でん中期ちゅうき佛教ぶっきょう之これ行ぎょう解かい（梵化之の機き應おう慎まき），攝取せっしゅ後期こうき佛教ぶっきょう之の確かく當とう者しゃ，庶足以復興ふっこう佛教ぶっきょう而暢佛ぼとけ之の本懷ほんかい也歟」！

我わが不ふ是ぜ復古ふっこ的てき，也決不ふ是ぜ創そう新しん的てき，是ぜ主張しゅちょう不ふ違反いはん佛法ぶっぽう的てき本質ほんしつ，從したがえ適應てきおう現實げんじつ中ちゅう，振興しんこう純正じゅんせい的てき佛法ぶっぽう。所以ゆえん三さん十じゅう八はち年ねん完成かんせい的てき『佛法ぶっぽう概論がいろん』「自序じじょ」就這樣さま說せつ：「深深ふかぶか的てき覺さとし得え，初期しょき佛法ぶっぽう的てき時代じだい適應てきおう性せい，是ぜ不能ふのう充分じゅうぶん表ひょう達たち釋尊しゃくそん真諦しんたい的てき。

大乘だいじょう佛法ぶっぽう的てき應おう運うん而興，……確かく有ゆう他た獨どく到いた的てき長ちょう處しょ。……宏ひろし通どおり佛法ぶっぽう，不ふ應おう為ため舊きゅう有ゆう的てき方便ほうべん所しょ拘かかわ蔽，應おう使し佛法ぶっぽう從したがえ新しん的てき適應てきおう中開なかびらき展てん。……著ちょ重じゅう於舊有ゆう的てき抉こじ發はつ，希望きぼう能のう刺とげ透とおる兩邊りょうへん（不偏ふへん於大おだい小しょう，而能通どおり於大おだい小しょう），讓ゆずる佛法ぶっぽう在ざい這人生せい正道せいどう中ちゅう，逐漸能のう取得しゅとく新しん的てき方便ほうべん適應てきおう而發揚はつよう起おこり來らい」！──這是我わが所ところ深ふか信しん的てき，也就是ぜ我わが所要しょよう弘ひろ揚あげ的てき佛法ぶっぽう

《釋しゃく印しるし順じゅん,契ちぎり理り契機けいき之の人間にんげん佛教ぶっきょう,p2 》

印しるし順法じゅんぽう師し將はた「密教みっきょう」盛行せいこう視し為ため佛法ぶっぽう在ざい印度いんど衰亡すいぼう之の因いん，其理由りゆう如下：

佛ふつ元もと八はち世紀せいき以來いらい，佛教ぶっきょう外がい以印度いんど教きょう之の復興ふっこう，於具有ぐゆう反はん吠陀べーだ傳統でんとう之の佛教ぶっきょう，予よ以甚大だい之の逼迫ひっぱく。內以「唯心ゆいしん」、「真ま常つね」、「圓融えんゆう」、「他力たりき」、「神秘しんぴ」、「欲よく樂らく」、「頓ひたぶる證しょう」思想しそう之の泛濫，日ひ與あずか梵神同化どうか。

幸こう得とく波なみ羅ら王朝おうちょう之これ覆育ふいく，乃得一いち長期ちょうき之の偏へん安やす。然しか此末期き之の佛教ぶっきょう，論理ろんり務つとむ瑣屑玄げん談だん，供きょう少數しょうすう者しゃ之の玩索；實行じっこう則そく迷信めいしん淫いん穢けがれ，鄙劣ひれつ不堪ふかん！可か謂いい無益むえき於身心しん，無益むえき於國族ぞく。律りつ以佛教ぶっきょう本義ほんぎ，幾いく乎無不為ふため反はん佛教ぶっきょう者しゃ！聞當時とうじ王おう舍しゃ城じょう外之そとゆき屍かばね林りん中なか，密みつ者しゃ於中修おさむ起おこり屍かばね法ほう（可か以害人じん）者しゃ，即そく為ため數すう不ふ少しょう。

佛教ぶっきょう已やめ奄奄えんえん一息ひといき，而又有ゆう強暴きょうぼう之の敵てき人じん來らい。佛ふつ元もと十じゅう四よん世紀せいき初はつ，阿おもね富とみ汗あせ王おう摩ま訶末，率りつ軍ぐん侵略しんりゃく印度いんど，佔高附ふ而都之の，回教かいきょう漸やや滲入印度いんど內地。相傳そうでん侵入しんにゅう者しゃ，凡十じゅう七なな次じ，每まい侵入しんにゅう，必舉異教いきょう之の寺院じいん而悉火ひ之の。佛教ぶっきょう所しょ受之損害そんがい，可か想見そうけん也。於是恆つね河かわ、閻浮河かわ兩りょう岸きし，西にし至いたる摩ま臘婆，各地かくち之の佛徒ぶっと，改あらため信しん回教かいきょう者しゃ日び眾。

其佛教ぶっきょう僅存之これ化か區く，惟おもんみ摩ま竭陀迤東耳みみ。迨波羅ら王朝おうちょう覆くつがえ亡ほろび，回教かいきょう之の侵入しんにゅう益えき深ふか，漸やや達いたる東ひがし印しるし，金きむ剛つよし上うえ師し星ほし散ち。不ふ久ひさ，王室おうしつ改宗かいしゅう，歐おう丹に富多とみた梨なし寺てら及超ちょう岩いわ寺てら，先後せんご被ひ毀；即そく僅存之の那な爛ただれ陀寺，亦また僅餘七なな十じゅう餘人よにん。佛教ぶっきょう滅めつ跡あと於印度いんど大陸たいりく，時じ為ため佛ふつ元もと十じゅう六ろく世紀せいき。佛教ぶっきょう興きょう於東おひがし方かた，漸やや達いたる於全印しるし，次じ又また日ひ漸やや萎縮いしゅく而終衰亡すいぼう於東おひがし方かた。

吾われ人為じんい印度いんど佛教ぶっきょう惜，然しか於後期こうき之の佛教ぶっきょう，未み嘗不感かん其有可か亡ほろび之の道也みちや！

《釋しゃく印しるし順じゅん,印度いんど之の佛教ぶっきょう,第だい四よん節せつ 印度いんど佛教ぶっきょう之の衰亡すいぼう,p326》

影響えいきょう

印しるし順法じゅんぽう師し在ざい阿おもね含學的がくてき闡揚，對たい中ちゅう觀かん學的がくてき詮かい釋しゃく，以及大乘だいじょう三さん系けい的てき教きょう判ばん上うえ，對たい台灣たいわん的てき佛學ぶつがく界かい有ゆう著ちょ顯著けんちょ影響えいきょう。佛教ぶっきょう史し學者がくしゃ藍あい吉富よしとみ譽ほまれ為ため「玄げん奘以來いらい第だい一人ひとり」。

他た早期そうき的てき淨土じょうど論述ろんじゅつ《念佛ねんぶつ淺あさ說せつ》、《淨土じょうど新しん論ろん》，不ふ被ひ奉たてまつ「明あかり清きよ以來いらい淨土宗じょうどしゅう」為ため圭けい臬的蓮はちす宗むね信しん眾所接受せつじゅ，而對其淨土ど思想しそう產さん生せい反對はんたい聲ごえ浪なみ。據よりどころ江こう燦騰所說しょせつ：反はん印しるし順じゅん激げき進しん者しゃ，如台中ちゅう李り炳南居士こじ領りょう導しるべ的てき台だい中蓮ちゅうれん社しゃ的てき部ぶ份信眾，曾出現しゅつげん燒しょう書しょ破やぶ魔ま說せつ事件じけん。

至いたり於其所しょ提出ていしゅつ的てき人間にんげん佛教ぶっきょう（以及太虛たいきょ大師だいし的てき「人生じんせい佛教ぶっきょう」）主張しゅちょう，則のり直接ちょくせつ或ある間接かんせつ地引じびき領りょう了りょう近代きんだい臺灣たいわん佛教ぶっきょう的てき發展はってん，例れい如佛ふつ光山こうやま的てき星雲せいうん法師ほうし提出ていしゅつ「人間にんげん佛教ぶっきょう性格せいかく」、慈濟的てき證あかし嚴げん法師ほうし推展「人間にんげん菩薩ぼさつ招生』、法ほう鼓山つづみやま的てき聖ひじり嚴いわお法師ほうし提ひさげ倡「人間にんげん淨土じょうど」等とう等とう。雖然各かく團體だんたい在ざい對たい「人間にんげん佛教ぶっきょう」的てき理解りかい上じょう，有ゆう思想しそう理論りろん和わ實踐じっせん路線ろせん上じょう的てき差異さい，但ただし入にゅう世よ的てき社會しゃかい關せき懷ふところ工作こうさく，注ちゅう重じゅう「此時、此地、此人」是ぜ其共通きょうつう的てき傾向けいこう。

這影響也きょうや漸やや遍あまね至いたる中國ちゅうごく大陸たいりく佛教ぶっきょう界かい，在ざい2009年ねん8月がつ《印しるし順法じゅんぽう師し佛學ぶつがく著作ちょさく全集ぜんしゅう》正式せいしき在ざい中國ちゅうごく大陸たいりく出版しゅっぱん。

不ふ過か，不ふ同意どうい或ある質疑しつぎ印しるし順法じゅんぽう師し思想しそう觀點かんてん的てき佛教ぶっきょう界かい或ある學界がっかい人士じんし，也所在ざい多た有ゆう。這些反對はんたい者しゃ多た認みとめ為ため印しるし順法じゅんぽう師し「貶抑如來にょらい藏ぞう、貶抑淨土じょうど與あずか禪宗ぜんしゅう、闢斥密教みっきょう」，其論證ろんしょう過程かてい有ゆう問題もんだい，結論けつろん也不盡ふじん可か信しん。這些批判ひはん，也招來しょうらい為ため其學說せつ思想しそう加か以辯護べんご或ある反はん思おもえ的てき回かい應おう。

2016年ねん10月がつ29—30日にち，以「佛教ぶっきょう本位ほんい」為ため名號みょうごう的てき「佛ふつ教義きょうぎ學會がっかい」在ざい江蘇ちぁんすー省しょう惠山えさん寺てら發起ほっき「無む錫すず論壇ろんだん」(第だい二屆佛教義學研討會)。會かい中ちゅう堅持けんじ「中國ちゅうごく化か大乘だいじょう法統ほうとう」為ため根本こんぽん的てき佛教ぶっきょう交流こうりゅう原則げんそく，並なみ將はた印しるし順法じゅんぽう師し的てき學說がくせつ歸き類るい為ため「溫和おんわ版ばん的てき大乘だいじょう非ひ佛說ぶっせつ」，批評ひひょう其「背離はいり中國ちゅうごく化か大乘だいじょう傳統でんとう」。不ふ過か，與あずか會かい之の一的學者林建德不同意該義學會的觀點，他た表示ひょうじ：「印しるし老實ろうじつ際ぎわ上じょう所說しょせつ，以及批評ひひょう者しゃ所しょ理解りかい的てき，有ゆう相當そうとう的てき落差らくさ」，主張しゅちょう印しるし順法じゅんぽう師し的てき觀點かんてん是ぜ「理性りせい版ばん的てき大乘だいじょう是ぜ佛說ぶっせつ」。

重要じゅうよう作品さくひん

印しるし順法じゅんぽう師し著作ちょさく眾多，當とう中ちゅう《成佛じょうぶつ之の道みち》是ぜ印しるし順法じゅんぽう師し為ため初はつ學者がくしゃ所しょ撰せん寫うつし的てき體系たいけい性せい佛學ぶつがく著作ちょさく。該書與あずか《妙みょう雲集うんしゅう》下した編へん諸もろ書しょ，同どう為ため佛學ぶつがく指ゆび引著作ちょさく。另外按其自じ述じゅつ，《成佛じょうぶつ之の道みち》和かず《初期しょき大乘だいじょう佛教ぶっきょう之の起源きげん與あずか開ひらき展てん》是ぜ特別とくべつ談論だんろん有ゆう關せき於佛教ぶっきょう修行しゅぎょう的てき作品さくひん。

印しるし順法じゅんぽう師し的てき重要じゅうよう作品さくひん，如下表ひょう所しょ列れつ：

〔總そう集しゅう〕

• 《妙みょう雲集うんしゅう》，1973年ねん出版しゅっぱん
• 《華はな雨う集しゅう》，1993年ねん出版しゅっぱん
• 《永光ながみつ集しゅう》，2005年ねん出版しゅっぱん

〔佛學ぶつがく專せん著ちょ〕

• 《唯識ゆいしき學がく探さがせ源げん》，1940年ねん/講こう，1944年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《佛ふつ在ざい人間にんげん》，1941年ねん/講こう，1956年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《大乘だいじょう是ぜ佛說ぶっせつ論ろん》，1943年ねん/講こう，1950年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《性せい空そら學がく探さがせ源げん》，1944年ねん/講こう，1950年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《中ちゅう觀かん今いま論ろん》，1947年ねん/講こう，1950年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《佛法ぶっぽう概論がいろん》，1949年ねん出版しゅっぱん，1954年ねん再版さいはん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《淨土じょうど新しん論ろん》，1951年ねん/講こう、出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《念佛ねんぶつ淺あさ說せつ》，1953年ねん/講こう、出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《學がく佛ほとけ三さん要よう》，1953年ねん/講こう，1956年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《以佛法ほう研究けんきゅう佛法ぶっぽう》，1956年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《成佛じょうぶつ之の道みち》，1960年ねん出版しゅっぱん，增ぞう注ちゅう本ほん為ため1994年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《說せつ一切有部為主的論書與論師之研究》，1968年ねん出版しゅっぱん
• 《原始げんし佛教ぶっきょう聖典せいてん之の集成しゅうせい》，1971年ねん出版しゅっぱん
• 《初期しょき大乘だいじょう佛教ぶっきょう之の起源きげん與あずか開ひらき展てん》，1981年ねん出版しゅっぱん
• 《如來にょらい藏ぞう之の研究けんきゅう》，1981年ねん出版しゅっぱん
• 《空そら之の探究たんきゅう》，1985年ねん出版しゅっぱん
• 《契ちぎり理り契機けいき之の人間にんげん佛教ぶっきょう》，1989年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《華はな雨う集しゅう》）

〔經論きょうろん講述こうじゅつ〕

• 《攝と大乘だいじょう論ろん講こう記き》，1941年ねん/講こう，1946年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《解かい深ふか密みつ經けい筆記ひっき》（至いたり〈無む自性じしょう相しょう品ひん〉），1941年ねん/講こう，未み出版しゅっぱん（參まいり見み《解かい深ふか密みつ經けい語ご體からだ釋しゃく》）
• 《金きむ剛つよし般若はんにゃ波羅蜜はらみつ經けい講こう記き》，1942年ねん/講こう，1952年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《中ちゅう觀かん論ろん頌講記き》，1942-43年ねん/講こう，1952年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 〈阿おもね含講こう要よう〉，1944年ねん（後來こうらい增ぞう編へん為ため《佛法ぶっぽう概論がいろん》）
• 《般若はんにゃ波羅蜜はらみつ多た心しん經けい講こう記き》，1947年ねん/講こう，1950年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《大乘だいじょう起おこり信しん論ろん講こう記き》，1950年ねん/講こう，1951年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《勝かち鬘かずら經けい講こう記き》，1951年ねん/講こう，1952年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《藥師やくし經けい講こう記き》，1954年ねん/講こう，1955年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《楞伽阿おもね跋ばつ多た羅ら寶たから經けい親しん聞記》，1957年ねん/講こう，1995年ねん出版しゅっぱん
• 《法華經ほけきょう筆記ひっき》，1961年ねん/講こう，未み出版しゅっぱん（另增編へん為ため《法華經ほけきょう講義こうぎ》，2020年ねん出版しゅっぱん）
• 《維摩經けい筆記ひっき》，1962-63年ねん/講こう，未み出版しゅっぱん（另增編へん為ため《維摩經けい講義こうぎ》，2021年ねん出版しゅっぱん）
• 《寶積ほうしゃく經けい講こう記き》，1962年ねん/講こう，1964年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《往生おうじょう淨土じょうど論ろん講こう記き》，1963年ねん/講こう，1976年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《華はな雨う集しゅう》）　
• 《辨べん法ほう法ほう性せい論ろん講こう記き》，1964年ねん/講こう，1982年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《華はな雨う集しゅう》）
• 《大樹たいじゅ緊那羅ら王おう所しょ問とい經けい偈げ頌講記き》，1965年ねん/講こう，1975年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《華はな雨う集しゅう》）
• 《雜ざつ阿おもね含經論ろん會かい編へん》，1983年ねん出版しゅっぱん
• 《大乘だいじょう廣こう五蘊ごうん論ろん講こう記き》，1985年ねん/講こう，2011年ねん出版しゅっぱん
• 《大智たいち度ど論ろん筆記ひっき》，2004年ねん出版しゅっぱん

〔佛教ぶっきょう歷史れきし〕

• 〈三さん論ろん宗むね史し略りゃく〉，1937年ねん發表はっぴょう
• 《印度いんど之の佛教ぶっきょう》，1943年ねん出版しゅっぱん，1985年ねん再版さいはん（另可參照さんしょう《印しるし順じゅん導師どうし印度いんど之の佛教ぶっきょう勘かん訂てい與あずか資料しりょう彙編》，2009年ねん出版しゅっぱん）
• 《中國ちゅうごく佛教ぶっきょう史し略りゃく》與あずか妙みょう欽合編へん，1947年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）（另可參照さんしょう《中國ちゅうごく佛教ぶっきょう史し略りゃく原典げんてん資料しりょう彙編》，1997年ねん出版しゅっぱん）
• 《太虛たいきょ大師だいし年譜ねんぷ》，1950年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《佛滅ぶつめつ紀年きねん抉こじ擇よ談だん》，1951年ねん出版しゅっぱん（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）
• 《中國ちゅうごく禪宗ぜんしゅう史し——從したがえ印度いんど禪ぜん到いた中華ちゅうか禪ぜん》，1971年ねん出版しゅっぱん
• 《印度いんど佛教ぶっきょう思想しそう史し》，1988年ねん出版しゅっぱん
• 《佛教ぶっきょう史し地ち考こう論ろん》（收錄しゅうろく於《妙みょう雲集うんしゅう》）

〔其他〕

• 《中國ちゅうごく古代こだい民族みんぞく神話しんわ與あずか文化ぶんか之の研究けんきゅう》，1975年ねん出版しゅっぱん

荣誉

中ちゅう华民国こく勋章奖章

• 二に等とう卿きょう云うん勋章（2004年ねん3月がつ5日にち于台たい中ちゅう太平たいへい华雨精舍しょうじゃ颁授）

剃そ度たび弟子でし

• 男おとこ眾弟子でし：釋しゃく厚あつし學がく（證あかし道どう）、釋しゃく厚あつし基もと（證あかし智さとし）、釋しゃく厚あつし宗そう（證明しょうめい）、釋しゃく厚あつし行ぎょう（證あかし融とおる）、釋しゃく厚あつし賢けん（證あかし德とく）、釋しゃく厚あつし觀かん（證あかし中ちゅう）
• 女おんな眾弟子でし：釋しゃく慧とし瑜（證あかし和わ）、釋しゃく慧とし理り（證あかし成なり）、釋しゃく慧とし瑩（證信しょうしん）、釋しゃく慧とし瑞みず（證あかし淨きよし）、釋しゃく慧とし玨（證あかし定じょう）、釋しゃく慧とし琳（證あかし融とおる）、釋しゃく慧とし璋あきら（證あかし嚴げん）、釋しゃく慧とし潤じゅん（證あかし莊そう）、釋しゃく慧とし琛（證あかし慈）、釋しゃく慧とし琪（證あかし妙みょう）、釋しゃく慧とし璉（證あかし道どう）、釋しゃく慧とし璿（證あかし覺さとし）、釋しゃく慧とし璨（證あかし淳あつし）

徒と孫まご

釋しゃく證しょう嚴げん的てき弟子でし：釋しゃく德いさお慈、釋しゃく德いさお昭あきら、釋しゃく德いさお融とおる、釋しゃく德いさお恩おん、釋しゃく德いさお仰おおせ等とう等とう。

學生がくせい與あずか學がく孫まご

學生がくせい

• 釋しゃく慧とし音おん，印しるし順じゅん導師どうし的てき學生がくせい。
• 釋しゃく昭あきら慧とし、釋しゃく傳道でんどう

學がく孫まご

外部がいぶ連結れんけつ

• 財團ざいだん法人ほうじん印しるし順じゅん文教ぶんきょう基金ききん會かい （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
• 美國びくに印しるし順じゅん導師どうし基金ききん會かい （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
• 印しるし順じゅん導師どうし著作ちょさく目錄もくろく （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
• 印しるし順法じゅんぽう師し佛學ぶつがく著作ちょさく集しゅう （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
• 侯ほう坤ひつじさる宏ひろし. 印しるし順法じゅんぽう師し年譜ねんぷ. 國史こくし館かん. 2008年ねん. ISBN 978-986-01-3420-9.