物もの哀あい

物もの哀あい（日にち语：物もの哀のあわれ／もののあわれ ^{Mono no aware}、もののあはれ），是ぜ理解りかい日本にっぽん平安へいあん王朝おうちょう文学ぶんがく的てき审美理念りねん。

内容ないよう

感知かんち外在がいざい事物じぶつ，對物たいぶつ移うつり情じょう產さん生せい的てき幽かそけ情じょう、哀傷あいしょう等とう情緒じょうちょ，以及對たい人世じんせい無常むじょう的てき感慨かんがい。

「哀あい」的てき語源ごげん

哀あい（日にち语：あわれ ^aware），在原ありわら始はじめ歌謠かよう中なか，漢字かんじ表記ひょうき讀音為ため阿波あわ禮れい。 在ざい《石上いしがみ私淑ししゅく言ごと》中ちゅう，本ほん居きょ宣長のりなが認みとめ為ため「哀あい」（阿波あわ禮れい）是ぜ一いち種しゅ感嘆かんたん詞し，相當そうとう於「啊」（あ）與あずか「哇唻」（はれ）的てき組合くみあい。 也就是ぜ，本體ほんたい接觸せっしょく外在がいざい事ごと或ある物もの而生的てき一切いっさい心理しんり活動かつどう，包含ほうがん感動かんどう、喜悅きえつ、哀傷あいしょう與あずか憂愁ゆうしゅう。 而該概念がいねん，由ゆかり漢字かんじ的てき「哀あい」輔助標記ひょうき。哀あい，最初さいしょ指ゆび各種かくしゅ場合ばあい中ちゅう的てき感動かんどう，最後さいご限定げんてい在ざい美學びがく意義いぎ上じょう的てき「情趣じょうしゅ」。

物もの哀あい的てき发现

日本にっぽん國學こくがく

由ゆかり日本にっぽん江こう户时代だい后きさき期き国学こくがく家いえ本ほん居きょ宣長のりなが在ざい著作ちょさく《紫むらさき文あや要よう领》和かず《源みなもと氏し物ぶつ语玉小しょう櫛くし》中ちゅう提出ていしゅつ，將はた《源氏物語げんじものがたり》定てい為ため「物もの哀あい」的てき典範てんぱん。

江こう户时代だい，儒教じゅきょう受到幕府ばくふ的てき保ほ护、奖励，「劝善惩恶」的てき理念りねん产生了りょう巨きょ大影おおかげ响。过去的てき平安へいあん时代的てき文学ぶんがく，皆みな必須ひっす以儒家か的てき概念がいねん與あずか政治せいじ理念りねん为前提ぜんてい进行讨论。然しか而，在ざい此時期じき，国学こくがく家重いえしげ新しん發現はつげん「物もの哀あい」，否定ひてい了りょう以儒學がく解釋かいしゃく文學ぶんがく作品さくひん，找回文學ぶんがく作品さくひん作為さくい藝術げいじゅつ的てき自律じりつ性せい。《源氏物語げんじものがたり》與あずか其他文學ぶんがく作品さくひん一いち樣よう，受到了りょう作品さくひん時代じだい的てき思想しそう、風土ふうど、政治せいじ的てき影響えいきょう，但ただし本ほん居きょ宣長のりなが不ふ再さい從したがえ作品さくひん之の外的がいてき價か值觀、目的もくてき意識いしき來らい閱讀，而是以物語ものがたり本身ほんみ的てき內在價か值看待まち《源氏物語げんじものがたり》。根據こんきょ契沖けいちゅう以來いらい的てき「文藝ぶんげい自律じりつ性せい」的てき想そう法ほう，本ほん居きょ宣せん長針ちょうしん對たい《源氏物語げんじものがたり》提出ていしゅつ「物もの哀あい」。

知ち物ぶつ哀あい

世上せじょう萬事ばんじ萬物ばんぶつ，形かたち形がた色色いろいろ，不ふ論ろん是ぜ目め之これ所しょ及，抑そもそも或ある耳みみ之これ所しょ聞，抑そもそも或ある身み之これ所しょ觸さわ，都と收納しゅうのう於心，加か以體味あじ，加か以理解りかい，這就是ぜ感知かんち『事こと之の心しん』、 感知かんち『物もの之の心しん』。

——本ほん居きょ宣長のりなが；王おう向こう遠とお譯やく，《日本にっぽん物ぶつ哀あい》

本ほん居きょ宣長のりなが更進こうしん一いち步ほ指出さしで，能のう夠感知かんち「物もの哀あい」的てき心しん，即そく「知ち物ぶつ之の心しん」，正せい是ぜ人じん與あずか禽獸きんじゅう不同ふどう之の處しょ。知ち物ぶつ哀あい（もののあはれをしる），便びん是ぜ因いん理解りかい人心じんしん，觸さわ景けい而生情じょう，將はた此種感動かんどう呈てい現出げんしゅつ來らい，使つかい人じん能のう感かん同どう身み受。

和かず辻つじ哲郎てつろう，將はた本ほん居きょ宣長のりなが的てき「物もの哀あい」詮かい釋しゃく成しげる，「對たい永遠えいえん根源こんげん的てき思慕しぼ」（永遠えいえんの根源こんげん的てきな思慕しぼ）或ある「對たい絕對ぜったい者しゃ的てき依よ屬ぞく感情かんじょう」（絶対ぜったい者しゃへの依よ属ぞくの感情かんじょう）。

相關そうかん條目じょうもく

• 本ほん居きょ宣長のりなが
• 源氏物語げんじものがたり
• 國學こくがく(日本にっぽん)
• 日本にっぽん美學びがく
• 侘わび寂さび
• 能樂のうがく中なか的てき「幽玄ゆうげん」概念がいねん