胡えびす光こう

胡えびす光こう（15世紀せいき—16世紀せいき），字じ文光ぶんこう，南みなみ直ただし隸徽州府ふ績溪縣けん龍川りゅうがわ人じん^[1]，明朝みょうちょう政治せいじ人物じんぶつ。

生平おいだいら

胡えびす光こう是ぜ成なり化か十じゅう九きゅう年ねん（1483年ねん）的てき舉人，次じ年ねん（1484年ねん）聯れん捷とし進士しんし^[2]，獲え授廣州こうしゅう推官，當時とうじ有權ゆうけん貴とうと在ざい街道かいどう上じょう設立せつりつ舞台ぶたい讓ゆずる伶人れいじん演出えんしゅつ，他た說せつ：「在ざい荒あら年みのる不ふ得とく如此。」立たて刻こく拆毀舞台ぶたい，召來人民じんみん數すう算さん權けん貴き惡行あくぎょう令れい對たい方かた入獄にゅうごく，不ふ久ひさ他た也因此事被ひ貶為白しろ泥どろ驛えき丞すすむ，七なな年ねん沒ぼつ有ゆう回かい家か。之これ後ご他た調ちょう任にん灌縣知ち縣けん，曾用鐵てつ三さん萬まん三さん千多斤鑄造三條鐵錠柱，以石包つつみ住じゅう築ちく成なり石堤いしづつみ以整修おさむ都と江こう堰せき，同時どうじ灌溉田地でんち，縣けん內多老ろう虎とら出沒しゅつぼつ，他た在ざい城しろ隍廟禱告，三さん日にち後ご有ゆう七なな隻せき老ろう虎とら入城にゅうじょう，人民じんみん都と感かん到いた驚愕きょうがく，他た卻獨自どくじ出來でき，老ろう虎とら全ぜん撲なぐ向こう他た，他た就命令めいれい力士りきし刺殺しさつ老ろう虎とら，虎とら患因此平定へいてい，官かん至いたり曲きょく靖やすし同どう知ち。回かい鄉きょう後ご他た的てき弟おとうと弟おとうと興きょう建けん新居しんきょ，他た說せつ：「我わが待まち罪ざい下職したしょく而住進しん新居しんきょ，人にん們會怎麼說せつ？」於是推辭住じゅう在ざい故こ廬いおり，此事印しるし證しょう了りょう他た的てき廉潔れんけつ^[1]，死後しご入いれ祀まつ灌縣名めい宦祠^[3]。

引用いんよう

^ ^1.0 ^1.1 嘉よしみ慶けい《績溪縣けん志こころざし·卷まき十じゅう·人物じんぶつ志こころざし》：胡えびす光こう _{字じ文光ぶんこう，龍川りゅうがわ人じん，成なり化か進士しんし，授廣東かんとん廣州こうしゅう府ふ推官，有ゆう中ちゅう貴き出で鎮勢張ちょう，跨またが士し街がい為ため臺だい，設しつらえ俳謾之の戲おどけ，光ひかり曰：「歲とし方かた大だい祲，惡あく得とく為ため此。」立たて毀其臺だい，召民訟中貴とうと不法ふほう狀じょう，告つげ者しゃ至いたり千せん人にん，乃疏劾中貴とうと，置おけ之これ法ほう，而光亦また坐すわ是ぜ謫白泥どろ驛えき丞すすむ，七なな年ねん不ふ家いえ。改あらため知ち灌縣，築ちく江こう都みやこ堰せき【都と江こう堰せき】溉田數すう百ひゃく頃ごろ，邑多虎とら，光ひかり禱城隍三さん日にち，有ゆう七なな虎とら入城にゅうじょう，居きょ民みん驚愕きょうがく，光ひかり獨どく出で虎とら皆みな向こう伏ふく，光ひかり使し力士りきし刺とげ之の，其患悉平，陞曲靖やすし府ふ同どう知ち歸き。有ゆう弟おとうと搆新舍しゃ，光ひかり曰：「吾われ待まち罪ざい下職したしょく而新居しんきょ，人にん其謂何なに？」即そく推弟而自處しょ故こ廬いおり，其狷介かい多た類るい此。}
^ 嘉よしみ慶けい《績溪縣けん志こころざし·卷まき九きゅう·選せん舉志》：（成なり化か）十じゅう九きゅう年ねん癸みずのと卯う科か（舉人）……胡えびす光こう _{見み宦業傳でん}……二に十年甲辰李旻榜胡えびす光こう
^ 民みん國こく《灌縣志こころざし·卷まき十じゅう五ご·政せい績紀》：胡えびす光こう，安徽あんき績溪人じん，孝こう宗そう弘治こうじ九年由進士知灌縣，留とめ心こころ水利すいり、冶金やきん伐き石いし，因いん舊址きゅうし甇為防ぼう，貫ぬき以鐵柱ばしら三さん，各かく長一ちょういち丈たけ二に尺しゃく，使つかい當とう湍勢石せき隴中貫ぬき鐵てつ處しょ固かた以油灰はい，直じき長ちょう一いち十じゅう五ご丈たけ，高こう一いち丈たけ三さん尺しゃく，闊五ご尺しゃく，首しゅ闊一丈たけ二に尺しゃく，用よう鐵てつ三さん萬まん三さん千せん餘よ斤きん，一時著有成效焉 _{《都と江こう堰せき功こう小傳しょうでん》} 。光ひかり嚴いむ明あきら廉れん正ただし，修おさむ學校がっこう、毀淫祠ほこら，民みん風ふう丕變 _{舊きゅう志こころざし} ，祠ほこら邑名宦。

參考さんこう文獻ぶんけん

嘉よしみ慶けい《績溪縣けん志こころざし》·卷まき九きゅう·選せん舉志
嘉よしみ慶けい《績溪縣けん志こころざし》·卷まき十じゅう·人物じんぶつ志こころざし
民みん國こく《灌縣志こころざし》·卷まき十じゅう五ご·政せい績紀

官かん衔
前任ぜんにん：彭大倫りん	明朝みんちょう廣州こうしゅう府ふ推官 1484年ねん－弘治こうじ年間ねんかん	繼つぎ任にん：朱しゅ伯はく驥
未知みち上うえ一位持有相同頭銜者：蒙こうむ代がわ	明朝みょうちょう灌縣知ち縣けん 1496年ねん－弘治こうじ年間ねんかん	未知みち下した一位持有相同頭銜者：張ちょう紀おさむ
前任ぜんにん：黃き徑みち	明朝みんちょう曲きょく靖やすし府ふ同どう知ち弘治こうじ年間ねんかん	繼つぎ任にん：張ちょう倫りん

[djs-1] 1.0 ^1.1 嘉よしみ慶けい《績溪縣けん志こころざし·卷まき十じゅう·人物じんぶつ志こころざし》：胡えびす光こう _{字じ文光ぶんこう，龍川りゅうがわ人じん，成なり化か進士しんし，授廣東かんとん廣州こうしゅう府ふ推官，有ゆう中ちゅう貴き出で鎮勢張ちょう，跨またが士し街がい為ため臺だい，設しつらえ俳謾之の戲おどけ，光ひかり曰：「歲とし方かた大だい祲，惡あく得とく為ため此。」立たて毀其臺だい，召民訟中貴とうと不法ふほう狀じょう，告つげ者しゃ至いたり千せん人にん，乃疏劾中貴とうと，置おけ之これ法ほう，而光亦また坐すわ是ぜ謫白泥どろ驛えき丞すすむ，七なな年ねん不ふ家いえ。改あらため知ち灌縣，築ちく江こう都みやこ堰せき【都と江こう堰せき】溉田數すう百ひゃく頃ごろ，邑多虎とら，光ひかり禱城隍三さん日にち，有ゆう七なな虎とら入城にゅうじょう，居きょ民みん驚愕きょうがく，光ひかり獨どく出で虎とら皆みな向こう伏ふく，光ひかり使し力士りきし刺とげ之の，其患悉平，陞曲靖やすし府ふ同どう知ち歸き。有ゆう弟おとうと搆新舍しゃ，光ひかり曰：「吾われ待まち罪ざい下職したしょく而新居しんきょ，人にん其謂何なに？」即そく推弟而自處しょ故こ廬いおり，其狷介かい多た類るい此。}

[2] 嘉よしみ慶けい《績溪縣けん志こころざし·卷まき九きゅう·選せん舉志》：（成なり化か）十じゅう九きゅう年ねん癸みずのと卯う科か（舉人）……胡えびす光こう _{見み宦業傳でん}……二に十年甲辰李旻榜胡えびす光こう

[3] 民みん國こく《灌縣志こころざし·卷まき十じゅう五ご·政せい績紀》：胡えびす光こう，安徽あんき績溪人じん，孝こう宗そう弘治こうじ九年由進士知灌縣，留とめ心こころ水利すいり、冶金やきん伐き石いし，因いん舊址きゅうし甇為防ぼう，貫ぬき以鐵柱ばしら三さん，各かく長一ちょういち丈たけ二に尺しゃく，使つかい當とう湍勢石せき隴中貫ぬき鐵てつ處しょ固かた以油灰はい，直じき長ちょう一いち十じゅう五ご丈たけ，高こう一いち丈たけ三さん尺しゃく，闊五ご尺しゃく，首しゅ闊一丈たけ二に尺しゃく，用よう鐵てつ三さん萬まん三さん千せん餘よ斤きん，一時著有成效焉 _{《都と江こう堰せき功こう小傳しょうでん》} 。光ひかり嚴いむ明あきら廉れん正ただし，修おさむ學校がっこう、毀淫祠ほこら，民みん風ふう丕變 _{舊きゅう志こころざし} ，祠ほこら邑名宦。

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