臺北たいぺい鐵道てつどう

日にち語ご寫うつし法ほう
假名かめい	たいほくてつどうかぶしきがいしゃ
平文へいぶん式しき罗马字じ	Taihoku Tetsudō Kabushiki-gaisha
日にち語ご舊きゅう字體じたい	臺北たいぺい鐵道てつどう株式會社かぶしきがいしゃ

台北たいぺい鐵道てつどう株式會社かぶしきがいしゃ，前身ぜんしん為ため台北たいぺい鐵道てつどう會社かいしゃ，為ため台灣たいわん日にち治ち時期じき內地籍せき移民いみん於台灣たいわん北部ほくぶ地區ちく投資とうし創建そうけん的てき私營しえい鐵路てつろ株式會社かぶしきがいしゃ，主要しゅよう經營けいえい新店しんてん線せん（俗稱ぞくしょう萬まん新しん鐵路てつろ）以及若干じゃっかん台車だいしゃ軌道きどう路線ろせん。

台北たいぺい鐵道てつどう會社かいしゃ創立そうりつ於1896年ねん8月がつ12日にち，是ぜ由ゆかり東京とうきょう商人しょうにん澁谷しぶや嘉助かすけ發起ほっき，資本しほん額がく合ごう約やく日にち幣ぬさ90萬まん圓えん。惟おもんみ因いん募つの款困難なん，該會社かいしゃ興きょう建けん新店しんてん線せん的てき計けい劃告終おわり。1919年ねん，因いん受其他た私營しえい鐵路てつろ興きょう建けん完成かんせい激勵げきれい，新店しんてん線せん興きょう建けん計けい劃捲土重來けんどじゅうらい， 由ゆかり台灣たいわん總督そうとく府ふ評議ひょうぎ員いん古賀こが三さん千せん人にん籌組企劃きかく；同樣どうよう以新店しんてん線せん營運興きょう建けん為ため目的もくてき的てき私營しえい鐵道てつどう會社かいしゃ成立せいりつ，惟おもんみ名稱めいしょう另取為ため台北たいぺい鐵道てつどう株式會社かぶしきがいしゃ，總社そうじゃ設しつらえ於台北たいぺい市し新富しんとみ町まち五ご丁目ちょうめ50番地ばんち。

1945年ねん，台灣たいわん日にち治ち時期じき結束けっそく，台北たいぺい鐵道てつどう株式會社かぶしきがいしゃ改あらため制せい為ため台北たいぺい鐵路てつろ公司こうし。1949年ねん，台北たいぺい鐵路てつろ公司こうし及其經營けいえい之の新店しんてん線せん均ひとし遭台灣たいわん鐵路てつろ管理かんり局きょく收おさむ購。

成立せいりつ歷程れきてい

1895年ねん，台灣たいわん日にち治ち時期じき開ひらき啟けい，為ため了りょう聯絡れんらく南北なんぼく交通こうつう，台灣たいわん總督そうとく府ふ特とく地ち輔佐ほさ日本にっぽん民間みんかん成立せいりつ兩りょう私鐵してつ會社かいしゃ。這兩會社かいしゃ，一家いっか為ため以修築しゅうちく台灣たいわん縱貫じゅうかん鐵路てつろ為ため主ぬし，由ゆかり岡おか部長ぶちょう職しょく與あずか安場やすば保たもつ所ところ籌設的てき台灣たいわん鐵道てつどう株式會社かぶしきがいしゃ，另一家いっか則そく為ため台北たいぺい鐵道てつどう會社かいしゃ。其中，台灣たいわん鐵道てつどう株式會社かぶしきがいしゃ因いん故こ於1898年ねん裁さい撤解散かいさん，改あらため制せい為ため台灣たいわん總督そうとく府ふ鐵道てつどう部ぶ。

台北たいぺい鐵道てつどう會社かいしゃ主要しゅよう目的もくてき為ため測量そくりょう修築しゅうちく淡水たんすい線せん與あずか新店しんてん線せん，同樣どうよう因いん募つの資し不ふ臻理想おもえ，台北たいぺい萬まん華はな至いたり台北たいぺい新店しんてん的てき新店しんてん線せん鐵路てつろ與あずか淡水たんすい線せん都と未み如期開ひらき工こう。其中，台北たいぺい鐵道てつどう會社かいしゃ測量そくりょう完かん峻たかし，以原縱貫じゅうかん淡水たんすい線せん為ため基礎きそ的てき新しん淡水たんすい線せん則のり順じゅん利り由ゆかり台灣たいわん總督そうとく府ふ接せっ手しゅ興きょう建けん改あらため為ため官營かんえい，並なみ於1900年ねん8月がつ開ひらけ工こう，1901年ねん8月がつ順じゅん利り完工かんこう。

1920年代ねんだい初期しょき，受到基もと隆たかし富商ふしょう顏かお欽賢獨どく資し建造けんぞう台たい陽ひ礦業株式會社かぶしきがいしゃ石せき底そこ線せん成功せいこう所しょ激勵げきれい，台北たいぺい鐵道てつどう株式會社かぶしきがいしゃ捲土重來けんどじゅうらい，重じゅう新興しんこう築ちく縱貫じゅうかん線せん新店しんてん支線しせん。該全長ちょう10.4公里くり；通どおり車しゃ改名かいめい為ため新店しんてん線せん的てき鐵道てつどう支線しせん於1921年ねん3月がつ試ためし車しゃ，4月がつ正式せいしき營運。1931年ねん，新店しんてん線せん延長えんちょう至文しぶん山やま郡ぐん役所やくしょ，增ぞう為ため10.7公里くり。

後來こうらい曾經有ゆう台北たいぺい裏うら線せん的てき構想こうそう，計畫けいかく由よし景けい尾お分ぶん歧、經由けいゆ深ふか坑あな，穿ほじ越こし台北たいぺい盆地ぼんち的てき山地さんち，連接れんせつ平たいら溪けい線せん的てき菁桐坑あな（也就是ぜ日び後ご的てき菁桐），但ただし在ざい資金しきん等とう問題もんだい之の下成しもなり為ため空談くうだん。

路線ろせん

分ぶん為ため鐵道てつどう線せん（即そく新店しんてん線せん）以及軌道きどう線せん（人力じんりき台車だいしゃ）

新店しんてん線せん

台北たいぺい鐵道てつどう（株）かぶしきがいしゃ新店しんてん線せん

車くるま站名稱めいしょう	營業えいぎょう里程りてい		車くるま站名稱めいしょう	營業えいぎょう里程りてい
萬まん華はな	－		製せい罈會社かいしゃ前まえ	6.5
堀江ほりえ	0.5		景けい尾お	6.8
馬場うまば町まち	1.1		二に十じゅう張はり	7.6
螢ぼたる橋きょう	1.9		公おおやけ學校がっこう前まえ	8.0
古こ亭ちん町まち	2.6		大坪おおつぼ林りん	8.5
仙せん公こう廟びょう	3.4		七なな張ちょう犁	9.0
水源すいげん地ち	3.9		新店しんてん	10.4
公館こうかん	4.5		郡ぐん役所やくしょ前まえ	10.7
十じゅう五ご分ふん	5.8

台車だいしゃ軌道線きどうせん

1921年ねん時じ臺北たいぺい鐵道てつどう經營けいえい2條じょう軌道きどう線せん。臺車だいしゃ除じょ了りょう載の客きゃく外がい，主要しゅよう運送うんそう米まい、煤すすけ、茶ちゃ等とう，共有きょうゆう臺車だいしゃ86輛。客きゃく貨物かもつ於景尾お、十じゅう五ご分ふん轉乘てんじょう新店しんてん線せん：

• 深ふか坑あな線せん（景けい尾お＝石いし碇いかり）全長ぜんちょう10.6哩まいる
• 十じゅう五ご分ふん線せん（景けい尾お＝十じゅう五ご分ふん）全長ぜんちょう1.0哩まいる

頂いただき峰ほう

台北たいぺい鐵道てつどう株式會社かぶしきがいしゃ於1930年代ねんだい達たち到いた頂いただき峰ほう，新店しんてん線せん營運除じょ了りょう台北たいぺい盆地ぼんち南みなみ緣えん的てき煤すす礦運送うんそう開ひらけ採と與あずか農林のうりん產品さんぴん、茶ちゃ葉は輸出ゆしゅつ之の外そと，也兼營けんえい一般定期客貨運輸。與あずか台灣たいわん主要しゅよう鐵道てつどう幹線かんせん縱貫じゅうかん線せん相しょう同どう，台北たいぺい鐵道てつどう所しょ擁よう新店しんてん線せん之の軌距為ため1067釐米，軌重多おお約やく30－37kg/ｍ，行ぎょう車しゃ速度そくど則そく每ごと小しょう時じ平均へいきん可か達たち30公里くり。軌枕枕木まくらぎ大だい多た採用さいよう台灣たいわん本土ほんど所產しょさん檜木ひのき、油あぶら浸ひた木き、雜木ざつぼく。

台北たいぺい鐵道てつどう運轉うんてん所用しょよう機き車しゃ及配材ざい大部たいぶ為ため日本にっぽん內地製造せいぞう，小部こべ份為位い於北門もん之の客車きゃくしゃ場じょう配はい製せい研けん發はつ，該路線せん共ども配置はいち包含ほうがん6、7號ごう蒸ふけ汽機車しゃ與あずかST10、ST11蒸ふけ汽動力どうりょく客車きゃくしゃ。在ざい客車きゃくしゃ方面ほうめん，則のり有ゆう二に等とう24人にん座ざ、20人にん座ざ、三さん等とう50人にん及48人にん座ざ、42人にん座ざ等とう共ども將はた近きん十じゅう輛客車しゃ。

在ざい車くるま票ひょう發行はっこう方面ほうめん，台北たいぺい鐵道てつどう株式會社かぶしきがいしゃ所用しょよう票ひょう證しょう，除じょ了りょう文字もじ底そこ紋もん是ぜ使用しよう代表だいひょう日本にっぽん私鐵してつ的てきRC或あるRJC外がい，格式かくしき、顏色かおいろ均ひとし與あずか鐵道てつどう部ぶ相しょう同どう。除じょ此，除じょ了りょう基本きほん的てき片道かたみち乘車じょうしゃ劵（單たん程ほど票ひょう）和かず往復おうふく乘車じょうしゃ劵（來らい回かい票ひょう）之これ外がい，亦また有ゆう發行はっこう回數かいすう乘車じょうしゃ劵（回數かいすう票ひょう）、學生がくせい定期ていき乘車じょうしゃ劵和補助ほじょ切符きっぷ（輔助車しゃ票ひょう，包括ほうかつ招呼站專用せんよう券けん等とう）。

裁たっ撤

1945年ねん，台灣たいわん日にち治ち時期じき結束けっそく，原はら有ゆう股また東ひがし及工作こうさく人員じんいん全數ぜんすう遣や返かえし日本にっぽん；同年どうねん年末ねんまつ，台北たいぺい鐵道てつどう株式會社かぶしきがいしゃ改あらため制せい為ため台北たいぺい鐵路てつろ公司こうし，為ため民營みんえい鐵路てつろ，並なみ恢復かいふく支線しせん經營けいえい權けん。1949年ねん，台北たいぺい鐵路てつろ公司こうし及所經營けいえい的てき新店しんてん線せん均ひとし由ゆかり台灣たいわん鐵路てつろ管理かんり局きょく收おさむ購。

備註

• 台北たいぺい鐵道てつどう會社かいしゃ與あずか台北たいぺい鐵道てつどう株式會社かぶしきがいしゃ雖名稱めいしょう極ごく為ため類似るいじ，但ただし成立せいりつ時間じかん與あずか發起人ほっきにん均ひとし不同ふどう。
• 《文ぶん山やま郡ぐん管かん內要覽ようらん》之の萬まん新しん鐵路てつろ亦また稱たたえ「萬まん華はな－新店しんてん線せん」。

參考さんこう文獻ぶんけん

• 文ぶん山やま郡ぐん管かん內要覽ようらん. 《新店しんてん店てん志こころざし》. [2006-09-14]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2007-09-28）. 
• 淡水たんすい大事だいじ誌し. 淡水たんすい文ぶん史し工作こうさく室しつ. [2006-09-14]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-09-24）. 
• 台灣たいわん鐵路てつろ管理かんり局きょく. 《台灣たいわん統計とうけい鐵路てつろ年報ねんぽう》. 2006. 
• 台灣たいわん鐵路てつろ管理かんり局きょく. 《民みん國こく95年度ねんど車しゃ站站勢ぜい調ちょう查報告ほうこく》. 2006. 
• 〈臺灣たいわん鐵道てつどう株式會社かぶしきがいしゃ〉. 《台灣たいわん歷史れきし辭典じてん》. 遠流おんる出版しゅっぱん公司こうし. 

相關そうかん條目じょうもく

• 新店しんてん線せん
• 淡水たんすい線せん
• 台灣たいわん鐵路てつろ管理かんり局きょく
• 臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ