臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ

臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ，也譯作さく臺灣たいわん鐵路てつろ公司こうし，是ぜ臺灣たいわん日にち治ち時期じき企圖きと在ざい臺灣たいわん經營けいえい鐵路てつろ運輸うんゆ業ぎょう的てき公司こうし，於1896年ねん10月27日にち得え到いた臺灣たいわん總督そうとく府ふ的てき成立せいりつ許可きょか，後來こうらい由よし於集資し問題もんだい而在1899年ねん10月25日にち解散かいさん。此後臺灣たいわん鐵路てつろ的てき興きょう建けん便びん正式せいしき改あらため為ため官營かんえい，整せい併初期き設立せつりつ的てき官かん方かた組織そしき後ご，由ゆかり鐵道てつどう部ぶ負ふ責せめ縱貫じゅうかん鐵路てつろ的てき鋪しき設しつらえ與あずか營運。

而在該會社かいしゃ設立せつりつ之の前まえ，還かえ有ゆう其他人たにん也曾計畫けいかく在ざい臺灣たいわん創立そうりつ民營みんえい鐵路てつろ公司こうし，例れい如1896年ねん4月がつ時じ渡邊わたなべ甚吉等とう人じん便びん曾提出過ですぎ「臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ」的てき申請しんせい案あん，但ただし遭臺灣たいわん總督そうとく府ふ給きゅう否決ひけつ。

沿革えんかく

成立せいりつ背景はいけい

清朝せいちょう的てき臺灣たいわん鐵路てつろ在ざい被ひ日にち軍ぐん佔領接收せっしゅう後ご，雖然1895年ねん5月がつ21日にち公布こうふ的てき〈臺灣たいわん總督そうとく府ふ假かり條例じょうれい〉已やめ經けい在ざい遞信ていしん部ぶ下した設しつらえ有ゆう「鐵道てつどう課か」，但ただし實際じっさい上じょう鐵路てつろ最初さいしょ是ぜ由よし軍ぐん方かた的てき「臺灣たいわん鐵道てつどう線區せんく司令しれい部ぶ」所しょ管理かんり。後來こうらい幾いく經けい更さら動どう，民政みんせい局きょく通信つうしん部ぶ臨時りんじ鐵道てつどう掛かけ在ざい1897年ねん4月がつ1日にち接せっ管かん臨時りんじ臺灣たいわん鐵道てつどう隊たい的てき業務ぎょうむ，掌てのひら管かん基もと隆たかし到いた新しん竹たけ的てき鐵路てつろ營運。

而在這段期間きかん，日本にっぽん政府せいふ已やめ經けい有ゆう打算ださん要よう從したがえ新しん竹たけ往南繼續けいぞく興きょう建けん縱貫じゅうかん線せん，而雖然しか當時とうじ的てき日本にっぽん已やめ有ゆう不ふ少しょう民營みんえい鐵道てつどう企業きぎょう，但ただし軍ぐん方かた基もと於國防こくぼう角度かくど主張しゅちょう鐵道てつどう國有こくゆう政策せいさく，不ふ過か由よし於財政ざいせい因いん素もと，故こ改行かいぎょう民營みんえい方案ほうあん，希望きぼう藉由民間みんかん資本しほん來らい完成かんせい鐵路てつろ興きょう建けん。此外由よし於當時とうじ日本にっぽん官かん方かた鐵道てつどう技術ぎじゅつ人員じんいん多た被ひ民間みんかん業者ぎょうしゃ以高薪たきぎ挖角，故こ也沒有ゆう足あし夠的人力じんりき可か派は到いた臺灣たいわん來らい。

1895年ねん12月14日にち時じ，臺灣たいわん工業こうぎょう會かい成員せいいん真中まなか忠直ただなお、小野おの金六きんろく、森もり崗昌純じゅん、田中たなか平八へいはち、橫山よこやま孫まご一郎等人便有集資敷設臺灣西部鐵道，但ただし可能かのう中途ちゅうと作さく罷やめ。而後臺灣たいわん興業こうぎょう會かい在ざい對たい臺灣たいわん鐵路てつろ敷設ふせつ事ごと宜むべ進行しんこう調ちょう查後，渡邊わたなべ甚吉、大倉おおくら喜八郎きはちろう、橫山よこやま孫まご一郎等數十名臺灣興業會成員便在1896年ねん4月がつ向むかい臺灣たいわん總督そうとく府ふ提出ていしゅつ籌組「臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ」的てき申請しんせい，計畫けいかく用よう800萬まん圓えん資本しほん興きょう建けん香山かやま到いた打だ狗いぬ的てき鐵路てつろ，並なみ希望きぼう能のう得え到いた官かん方かた無償むしょう撥付はねつけ基もと隆たかし到いた香山こうざん的てき鐵路てつろ等とう協きょう助すけ。臺灣たいわん總督そうとく府ふ對たい此徵詢了臨時りんじ臺灣たいわん鐵道てつどう隊たい隊長たいちょう山根やまね武たけ亮あきら的てき意見いけん，而山根やまね武たけ亮あきら則そく認みとめ為ため根據こんきょ增田ますだ禮あや作さく工學こうがく博士はかせ等とう人的じんてき調ちょう查，工程こうてい費用ひよう應おう該有2415萬まん6476圓えん，渡邊わたなべ等ひとし人的じんてき評ひょう估與此相差さ太ふとし多た，且日本にっぽん的てき法律ほうりつ還かえ未み能のう適用てきよう於臺灣わん，日にち人じん在ざい臺だい成立せいりつ企業きぎょう能否のうひ准じゅん用よう相關そうかん法令ほうれい仍有問題もんだい。而後來こうらい臺灣たいわん總督そうとく府ふ否決ひけつ了りょう渡邊わたなべ等ひとし人的じんてき提案ていあん，但ただし後來こうらい同どう是ぜ臺灣たいわん興業こうぎょう會かい成員せいいん的てき安場やすば保たもつ和わ等とう人じん在ざい1896年ねん5月がつ5日にち提出ていしゅつ以1500萬まん的てき資本しほん成立せいりつ「臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ」的てき申請しんせい，並なみ獲え通過つうか。而在當時とうじ的てき日本にっぽん，資本しほん額がく約やく在ざい1000萬圓上下的鐵路公司有函館鐵道（1200萬まん）、信しん尾お鐵道てつどう（1000萬まん）等とう等とう。

而在臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ的てき申請しんせい書しょ上じょう提ひっさげ到いた該公司こうし計畫けいかく鋪しき設しつらえ從したがえ臺北たいぺい經けい新しん竹たけ、苗なえ栗ぐり、臺たい中ちゅう、嘉よしみ義よし、楊厝（在ざい今いま臺だい南市みなみいち歸かえり仁じん區く）、鳳おおとり山さん到いた打だ狗いぬ（今こん高雄たかお市し鼓山つづみやま區く南部なんぶ一帶いったい）的てき縱貫じゅうかん鐵路てつろ與あずか楊厝經けい臺だい南みなみ到いた安平あびら的てき支線しせん鐵路てつろ，但ただし基もと於在臺だい開ひらき辦事業じぎょう風ふう險けわし甚大じんだい，故こ請求せいきゅう臺灣たいわん總督そうとく府ふ給きゅう予よ保護ほご，例れい如無償むしょう撥付はねつけ移うつり交鐵道てつどう所しょ需之官有かんゆう地ち、清朝せいちょう與あずか日本にっぽん軍ぐん方かた先さき前ぜん鋪しき設しつらえ的てき鐵路てつろ、山林さんりん資源しげん（供應きょうおう枕まくら木與きよ其他用途ようと所しょ需之木材もくざい）與あずか砂すな石せき採集さいしゅう場じょう等とう設しつらえ施ほどこせ，以及免除めんじょ所有しょゆう工程こうてい材料ざいりょう的てき進しん口こう稅ぜい，並なみ於必要ひつよう時じ派は軍隊ぐんたい保護ほご。此外若わか當とう將來しょうらい要よう鋪しき設しつらえ基もと隆たかし到いた宜むべ蘭らん、臺北たいぺい到いた淡水たんすい與あずか鳳おおとり山さん到いた恆つね春はる的てき鐵路てつろ時じ，也請求せいきゅう給きゅう予よ跟上述じょうじゅつ同樣どうよう的てき保護ほご，不ふ過か若わか官かん方かた認みとめ為ため有ゆう興きょう建けん必要ひつよう但ただし該公司こうし未み能のう即時そくじ動どう工こう，則のり官かん方かた可か自じ行くだり興きょう辦或交由其他民間みんかん公司こうし興きょう建けん。

籌組過程かてい

臺灣たいわん總督そうとく府ふ於1896年ねん10月がつ27日にち同意どうい安場やすば保たもつ和わ等とう人じん提出ていしゅつ的てき臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ成立せいりつ申請しんせい，隔年かくねん針はり對たい其保護ほご措施發布はっぷ「臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ保護ほご敕令案あん」、「臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ鐵道てつどう鋪しき設しつらえ用よう材料ざいりょう輸入ゆにゅう稅ぜい免除めんじょ規則きそく」等とう法令ほうれい。臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ則そく在ざい1897年ねん2月がつ22日にち在ざい臺北たいぺい的てき南洋なんよう商會しょうかい內設置せっち臨時りんじ事務所じむしょ，後來こうらい臨時りんじ事務所じむしょ遷到大稻おおいね埕六館かん街がい一いち丁目ちょうめ一いち番地ばんち，而本社ほんしゃ事務所じむしょ則そく設しつらえ在ざい東京とうきょう麴町區く有樂町ゆうらくちょう一いち丁目ちょうめ五ご番地ばんち。同年どうねん（1897年ねん）2月がつ25日にち，臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ創立そうりつ委員いいん向こう總督そうとく府ふ申請しんせい資本しほん額がく7%的てき利息りそく補助ほじょ，後ご經けい帝國ていこく議會ぎかい審議しんぎ後ご核かく定てい金額きんがく為ため17萬まん6250圓えん。5月15日にち，臺灣たいわん總督そうとく府ふ給きゅう予よ安場やすば保たもつ和わ等とう人命じんめい令書れいしょ，要求ようきゅう在ざい六個月內正式成立臺灣鐵道會社，並なみ在ざい取得しゅとく總督そうとく許可きょか後ご的てき次月しづき一日起六個月內開始鐵道工程，且必須在五ご年ねん內完工かんこう。除じょ此之外がい，該份命令めいれい書しょ還かえ要求ようきゅう臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ需要じゅよう配合はいごう政府せいふ，臺灣たいわん總督そうとく府ふ有權ゆうけん修おさむ改あらため設備せつび與路よろ線せん設計せっけい，並なみ在ざい該公司こうし違背いはい此份命令めいれい書しょ時じ撤換董ただし監事かんじ會かい成員せいいん，且在該公司こうし經營けいえい五十年後有權收購，業者ぎょうしゃ不ふ得とく拒絕きょぜつ。

然しか而在資金しきん募集ぼしゅう上じょう，該公司こうし卻發生はっせい了りょう困難こんなん。原本げんぽん該公司こうし預あずか定てい發行はっこう30萬まん股また，剛つよし開始かいし募集ぼしゅう時じ應募おうぼ者しゃ達たち到いた70萬まん股また，但ただし1897年ねん1月がつ要よう繳交保證ほしょう金時きんとき僅有7萬まん多た股また，再さい次つぎ募集ぼしゅう僅達到いた15萬まん5485股また，為ため了りょう順じゅん利り舉辦創立そうりつ總會そうかい，臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ請求せいきゅう減資げんし為ため20萬まん股また。得え到いた臺灣たいわん總督そうとく許可きょか後ご，臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ創立そうりつ委員いいん長ちょう安場やすば保たもつ和わ於1897年ねん7月がつ30日にち在ざい東京とうきょう宴えん客きゃく，但ただし擔任たんにん臺灣たいわん總督そうとく府ふ副官ふっかん的てき海軍かいぐん大尉たいい山本やまもと正勝まさかつ在ざい宴うたげ中ちゅう卻痛斥臺灣たいわん鐵路てつろ現況げんきょう有ゆう如病患，認みとめ為ため應おう該解散かいさん臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ，改あらため由よし官かん方かた興きょう辦鐵路ろ。而為了りょう籌措資金しきん，1897年ねん10月がつ16日にち在ざい帝國ていこく飯店はんてん舉辦招待しょうたい會かい，邀請政商せいしょう要人ようじん，但ただし成なり效こう不ふ佳けい。後來こうらい臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ開始かいし尋ひろ求もとめ外資がいし，在ざい兩次りょうじ交涉こうしょう未み果はて後ご，於1898年ねん3月がつ24日にち與あずか英えい商しょう拜はい爾なんじ皮がわ考こう克かつ公司こうし協商きょうしょう，希望きぼう借款しゃっかん150萬まん英えい鎊，雙方そうほう在ざい該年6月がつ時じ已やめ經けい草そう擬なずらえ了りょう契約けいやく書しょ，但ただし是ぜ由よし於無法ほう得え到いた日本にっぽん政府せいふ的てき擔保たんぽ，因いん此最後ご臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ第だい三次的外資引進計畫仍以失敗告終。

解散かいさん

1898年ねん10月がつ8日にち，臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ國こく內外募つの資し皆みな失敗しっぱい，臺灣たいわん總督そうとく府ふ方面ほうめん也開始かいし著ちょ手しゅ改あらため由よし官かん方かた興きょう辦鐵路ろ。民政みんせい長官ちょうかん後藤ごとう新平しんぺい向むかい日本にっぽん帝國ていこく議會ぎかい提出ていしゅつ的てき「臺灣たいわん事業じぎょう公債こうさい法ほう」於1899年ねん3月がつ22日にち通過つうか後ご，創立そうりつ委員いいん總そう代表だいひょう澁澤しぶさわ榮一えいいち於3月がつ25日にち向むかい臺灣たいわん總督そうとく府ふ提出ていしゅつ申請しんせい，要求ようきゅう收おさむ購臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ已やめ訂てい購的車輛しゃりょう設備せつび，並なみ補償ほしょう該公司こうし已やめ支出ししゅつ的てき行政ぎょうせい費ひ、人事じんじ費ひ與あずか線路せんろ測量そくりょう費ひ。而在與あずか官かん方かた協商きょうしょう並なみ完成かんせい相關そうかん物品ぶっぴん處分しょぶん後ご，臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ在ざい1899年ねん10月がつ25日にち於臺灣たいわん協會きょうかい內召開ひらき創立そうりつ發起人ほっきにん總會そうかい，解散かいさん臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ，次じ日び由よし創立そうりつ委員いいん總そう代表だいひょう澁澤しぶさわ榮さかえ一等人向臺灣總督申報臺灣鐵道會社的解散，之これ後ご縱貫じゅうかん鐵路てつろ的てき興きょう建けん則そく由ゆかり臺灣たいわん總督そうとく府ふ鐵道てつどう部ぶ接せっ手しゅ。

延伸えんしん閱讀

• 臺灣たいわん總督そうとく府ふ鐵道てつどう部ぶ. 《臺灣たいわん鐵道てつどう史し》〈附錄ふろく 第だい二に章しょう 私設しせつ鐵道てつどう會社かいしゃ·第だい一いち節せつ 臺灣たいわん鐵道てつどう會社かいしゃ〉. 近藤商店こんどうしょうてん活版かっぱん部ぶ. 1906-09-30: 407－482頁ぺーじ [2013-12-01]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2013-12-03） （日にち语）.