鄭てい洛らく

鄭てい洛らく
鄭てい洛らく
	大明だいめい柱はしら國こく少しょう保ほ兼けん太子たいし太ふとし保ほ兵部ひょうぶ尚なお书兼右みぎ都と御ご史し
籍せき貫ぬき	直ちょく隸保定府じょうふ安やす肅縣
字じ號ごう	字じ禹秀，號ごう範はん溪けい
諡號しごう	襄じょう敏さとし
出生しゅっしょう	嘉よしみ靖やすし九きゅう年ねん庚かのえ寅とら十じゅう一いち月がつ初はつ六ろく日にち;
逝世	萬まん曆れき二に十じゅう八はち年ねん;
配偶はいぐう	娶めと陳ちん氏し
親おや屬ぞく	（叔祖）鄭てい陽よう，陕西巡じゅん抚；父ちち鄭てい昱，嘉よしみ靖やすし辛からし卯う舉人；母はは劉りゅう氏し，贈おく一品いっぴん夫人ふじん; （子こ）鄭てい朴ほお、鄭てい材ざい、鄭てい檠; （女婿じょせい）蒋遵箴
出身しゅっしん
	嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう四年乙卯科舉人; 嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう五年丙辰科同進士出身;

鄭てい洛らく（1530年ねん—1600年ねん），字じ禹秀，號ごう範はん溪けい，諡おくりな襄じょう敏さとし，京師けいし保ほ定府じょうふ安やす肅縣（今いま河北かほく省しょう徐じょ水みず縣けん）人にん，明朝みょうちょう政治せいじ人物じんぶつ。

生平おいだいら

乙おつ卯う科か（1555年ねん）順じゅん天てん府ふ鄉ごう試ためし第だい八はち十じゅう六ろく名めい舉人。嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう五ご年ねん（1556年ねん）中ちゅう式しき丙へい辰たつ科か三甲さんこう第だい一いち百ひゃく二に十じゅう七なな名めい進士しんし^[1]^[2]，刑部おさかべ观政，授山東さんとう登のぼり州しゅう府ふ推官^[3]，四よん十じゅう年ねん六ろく月がつ选授廣こう東道とうどう試ためし監かん察御史し^[4]，十じゅう月がつ實じつ授^[5]。曾经弹劾嚴いむ嵩たかし黨とう羽わ鄢懋卿きょう、萬まん寀、萬まん虞おそれ龍りゅう^[6]。嘉よしみ靖やすし四よん十じゅう四よん年ねん，巡じゅん按四川しせん，本年ほんねん十じゅう一いち月がつ升ます任にん四川しせん右みぎ參議さんぎ^[7]，四よん十じゅう五ご年ねん调任湖みずうみ廣ひろ布ぬの政司せいじ右みぎ參議さんぎ^[8]。

隆りゅう庆元年がんねん十じゅう月がつ，任にん山西さんせい按察司し副使ふくし^[9]。隆りゅう庆四よん年ねん五ご月がつ，加か山西さんせい布ぬの政せい使し司し右みぎ參政さんせい、仍兼本官ほんかん、整せい饬怀来らい兵へい备如故ゆえ^[9]，后きさき任にん山西さんせい按察司し按察使し^[10]，五ご年ねん（1571年ねん）五月升河南右布政使^[10]。

萬まん曆れき二に年ねん（1574年ねん）九月復除浙江右布政使，数日すうじつ后きさき升ます都と察院右みぎ佥都御ご史し、巡めぐ抚山西にし、提督ていとく雁かり门等关。三さん年ねん三さん月がつ转为巡めぐ抚大同だいどう赞理军务都と御ご史し，四よん年ねん十じゅう一いち月がつ加か升ます右みぎ副ふく都と御ご史し，六ろく年ねん六ろく月がつ入いれ為ため南京なんきん兵部ひょうぶ右みぎ侍さむらい郎ろう，十二月じゅうにがつ升ます左ひだり侍さむらい郎ろう。萬まん曆れき七なな年ねん（1579年ねん）以左ひだり侍さむらい郎ろう總督そうとく宣せん、大だい、山西さんせい軍務ぐんむ。萬まん曆れき十じゅう一いち年ねん（1583年ねん）七なな月がつ，录北虏黄酋嗣封ふう礼れい成功せいこう，加か升ます兵部ひょうぶ尚なお书兼副ふく都と御ご史し、照あきら旧きゅう总督，十じゅう三さん年ねん（1585年ねん）闰九月以阅视叙劳加太子たいし少しょう傅でん，十じゅう五年八月以扯酋嗣封礼成加太子たいし太ふとし保ほ、兼けん左ひだり副ふく都と御ご史し，十じゅう七なな年ねん三月入为协理京营戎政兵部尚书，十月辞免兼左副都御史，十じゅう八はち年ねん二に月がつ总督仓场，七月兼都察院右都御史、经略陕西四镇及宣大山西等处边务，又また兼けん管かん陕西总督事ごと务，二に十じゅう年ねん二に月がつ以病乞休。二に十じゅう八はち年ねん卒そつ，次じ年ねん八はち月がつ贈おく太ふと保たもて，謚襄敏さと^[11]。

家族かぞく

曾祖そうそ鄭てい臻，大使たいし贈おく都と察院右みぎ副ふく都と御ご史し；祖父そふ鄭てい隆たかし，散ち官かん；父ちち鄭てい昱，貢みつぎ士し。母はは劉りゅう氏し^[12]。兄あに浙、汴、滨、湖みずうみ、渭（知ち州しゅう）、濟すみ、涇（闕里禮れい生せい）、弟おとうと潜せん、瀛。

延伸えんしん阅读

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《明あかり史し卷まき二に百ひゃく二に十じゅう二に》，出自しゅつじ《明あかり史し》

参考さんこう文献ぶんけん

^ 张朝瑞みず. 《皇すめらぎ明あかり贡举考こう》卷まき五ご. 《续修四よん库全书》史し部ぶ第だい828册さつ.
^ 鲁小俊しゅん，江こう俊しゅん伟著. 贡举志こころざし五ご种上じょう. 武たけ汉: 武たけ汉大学がく出版しゅっぱん社しゃ. 2009. ISBN 978-7-307-07043-1.
^ 明あかり分ぶん省しょう人物じんぶつ考かんがえ,1冊さつ5卷かん,505
^ 明あかり實錄じつろく：世よ宗むね實錄じつろく,502卷かん,8308
^ 明あかり實錄じつろく：世よ宗むね實錄じつろく,510卷かん,8402
^ 漢籍かんせき電子でんし文獻ぶんけん資料しりょう庫こ-明あかり史し．列傳れつでん,222卷かん,5850-5853:鄭てい洛らく，字じ禹秀，安やす肅人。嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう五ご年ねん進士しんし。除のぞき登のぼり州しゅう推官，徵しるし授御史し。劾罷嚴いむ嵩たかし黨とう鄢懋卿きょう、萬まん寀、萬まん虞おそれ龍りゅう。出で為ため四川しせん參議さんぎ，遷山西にし參政さんせい。佐さ總督そうとく王おう崇たかし古こ款俺答こたえ有功ゆうこう。
^ 明あかり實錄じつろく：世よ宗むね實錄じつろく,552卷かん,8897
^ 明あかり實錄じつろく：穆きよし宗そう實錄じつろく,13卷かん,369
^ ^9.0 ^9.1 明あかり實錄じつろく：穆きよし宗そう實錄じつろく,45卷かん,1129
^ ^10.0 ^10.1 明あかり實錄じつろく：穆きよし宗そう實錄じつろく,57,1401
^ 漢籍かんせき電子でんし文獻ぶんけん資料しりょう庫こ-明あかり史し．列傳れつでん,222卷かん：初はつ，閱邊給きゅう事ごと中ちゅう張ちょう棟とう言げん，洮河之の衄，殞將喪も師し，洛らく為ため其所輕けい，故こ東西とうざい移うつり帳ちょう自じ便びん。太ふと僕ぼく寺てら丞すすむ徐じょ琰復詆洛，乞處分しょぶん以除悞國之の罪つみ。棟むね再さい疏劾洛らく欺罔，給きゅう事ごと中ちゅう章あきら尚なお學まなべ亦また請令洛らく回かい宣せん、大だい。至いたり是ぜ撦力克かつ歸き，棟むね又また言げん：「火ひ、真ま亂らん首くび，順じゅん義ぎ亂らん階かい，洛らく宜よろし除じょ兇雪恥はじ，乃虛詞し誘さそえ敵てき，而重利り媚こび之の。今こん火ひ、真ま依よ海うみ為ため窟くつ，出沒しゅつぼつ如故，洛らく輒侈然しか敍じょ文武ぶんぶ勞ろう。乞敕所司しょし，毋徇洛らく請。」洛らく乃謝病びょう歸き。尚書しょうしょ星ぼし言げん洛らく無む重利しげとし啗敵事ごと，且有威い望もち，不ふ宜よろし久ひさし棄。逾三さん年ねん，官軍かんぐん與あずか番人ばんにん夾擊きょうげき把わ爾しか戶と於西寧やすし大破たいは之の。星ほし復ふく奏そう洛らく收おさむ番ばん之の功こう，再さい詔みことのり起用きよう。當時とうじ以洛有ゆう物議ぶつぎ，卒そつ不ふ推也。卒そつ，贈おく太ふと保たもて，諡おくりな襄じょう敏さとし。
^ 龚延明主めいしゅ编. 天てん一阁藏明代科举录选刊登とう科か录点てん校本こうほん. 宁波: 宁波出版しゅっぱん社しゃ. 2016. ISBN 978-7-5526-2320-8. 《天てん一閣藏明代科舉錄選刊.登とう科か錄ろく》之の《嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう五年丙辰科登科錄》

[1] 张朝瑞みず. 《皇すめらぎ明あかり贡举考こう》卷まき五ご. 《续修四よん库全书》史し部ぶ第だい828册さつ.

[2] 鲁小俊しゅん，江こう俊しゅん伟著. 贡举志こころざし五ご种上じょう. 武たけ汉: 武たけ汉大学がく出版しゅっぱん社しゃ. 2009. ISBN 978-7-307-07043-1.

[3] 明あかり分ぶん省しょう人物じんぶつ考かんがえ,1冊さつ5卷かん,505

[4] 明あかり實錄じつろく：世よ宗むね實錄じつろく,502卷かん,8308

[5] 明あかり實錄じつろく：世よ宗むね實錄じつろく,510卷かん,8402

[6] 漢籍かんせき電子でんし文獻ぶんけん資料しりょう庫こ-明あかり史し．列傳れつでん,222卷かん,5850-5853:鄭てい洛らく，字じ禹秀，安やす肅人。嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう五ご年ねん進士しんし。除のぞき登のぼり州しゅう推官，徵しるし授御史し。劾罷嚴いむ嵩たかし黨とう鄢懋卿きょう、萬まん寀、萬まん虞おそれ龍りゅう。出で為ため四川しせん參議さんぎ，遷山西にし參政さんせい。佐さ總督そうとく王おう崇たかし古こ款俺答こたえ有功ゆうこう。

[7] 明あかり實錄じつろく：世よ宗むね實錄じつろく,552卷かん,8897

[8] 明あかり實錄じつろく：穆きよし宗そう實錄じつろく,13卷かん,369

[明實錄：穆宗實錄,45卷,1129-9] 9.0 ^9.1 明あかり實錄じつろく：穆きよし宗そう實錄じつろく,45卷かん,1129

[明實錄：穆宗實錄,57,1401-10] 10.0 ^10.1 明あかり實錄じつろく：穆きよし宗そう實錄じつろく,57,1401

[11] 漢籍かんせき電子でんし文獻ぶんけん資料しりょう庫こ-明あかり史し．列傳れつでん,222卷かん：初はつ，閱邊給きゅう事ごと中ちゅう張ちょう棟とう言げん，洮河之の衄，殞將喪も師し，洛らく為ため其所輕けい，故こ東西とうざい移うつり帳ちょう自じ便びん。太ふと僕ぼく寺てら丞すすむ徐じょ琰復詆洛，乞處分しょぶん以除悞國之の罪つみ。棟むね再さい疏劾洛らく欺罔，給きゅう事ごと中ちゅう章あきら尚なお學まなべ亦また請令洛らく回かい宣せん、大だい。至いたり是ぜ撦力克かつ歸き，棟むね又また言げん：「火ひ、真ま亂らん首くび，順じゅん義ぎ亂らん階かい，洛らく宜よろし除じょ兇雪恥はじ，乃虛詞し誘さそえ敵てき，而重利り媚こび之の。今こん火ひ、真ま依よ海うみ為ため窟くつ，出沒しゅつぼつ如故，洛らく輒侈然しか敍じょ文武ぶんぶ勞ろう。乞敕所司しょし，毋徇洛らく請。」洛らく乃謝病びょう歸き。尚書しょうしょ星ぼし言げん洛らく無む重利しげとし啗敵事ごと，且有威い望もち，不ふ宜よろし久ひさし棄。逾三さん年ねん，官軍かんぐん與あずか番人ばんにん夾擊きょうげき把わ爾しか戶と於西寧やすし大破たいは之の。星ほし復ふく奏そう洛らく收おさむ番ばん之の功こう，再さい詔みことのり起用きよう。當時とうじ以洛有ゆう物議ぶつぎ，卒そつ不ふ推也。卒そつ，贈おく太ふと保たもて，諡おくりな襄じょう敏さとし。

[12] 龚延明主めいしゅ编. 天てん一阁藏明代科举录选刊登とう科か录点てん校本こうほん. 宁波: 宁波出版しゅっぱん社しゃ. 2016. ISBN 978-7-5526-2320-8. 《天てん一閣藏明代科舉錄選刊.登とう科か錄ろく》之の《嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう五年丙辰科登科錄》

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