申さる佐さ

申さる佐さ
大明だいめい巡じゅん撫なで大同だいどう都と察院僉都御ご史し
籍せき貫ぬき	直ちょく隸廣平たいら府ふ永年えいねん縣けん
字じ號ごう	字じ懋良
出生しゅっしょう	癸みずのと未み年とし九きゅう月がつ二に十じゅう四よん日にち
逝世	卒そつ年ねん不ふ詳しょう
配偶はいぐう	娶めと劉りゅう氏し，贈おく孺人；繼ままし娶めと蘇そ氏し，封ふう孺人
親おや屬ぞく	（子こ）申さる珩
出身しゅっしん
嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう四年乙卯科舉人 嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう五年丙辰科同進士出身

申さる佐さ（1523年ねん—？），字じ懋良，號ごう崧巖，直ちょく隸廣平たいら府ふ永年えいねん縣人けんじん，民みん籍せき，明朝みょうちょう政治せいじ人物じんぶつ。給きゅう事ごと中ちゅう申さる價か從弟じゅうてい。

生平おいだいら

嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう四よん年ねん（1555年ねん）乙おつ卯う科か順じゅん天てん府ふ鄉ごう試ためし第だい一いち百ひゃく四よん名めい舉人。嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう五ご年ねん（1556年ねん）中ちゅう式しき丙へい辰たつ科か三甲さんこう第だい一いち百ひゃく一いち十じゅう名めい進士しんし。兵部ひょうぶ觀かん政せい，授湖廣ひろ岳たけ州しゅう府ふ推官，四十年六月選授浙江道試御史，十じゅう月がつ實じつ授，四十二年二月條陳薊鎮邊防七事，四十三年二月升山西按察司僉事。隆りゅう慶けい二年復除河南僉事，累るい官かん陝西せんせい右みぎ參議さんぎ，四年十二月升山西按察司副使、整せい飭沿邊べ兵備へいび，五年十月以邊功陞本布政使司右參政、仍兼副使ふくし。俺おれ答とう汗あせ請求せいきゅう通どおり市し，申さる佐さ單騎たんき出で塞ふさが確定かくてい聯盟れんめい，萬まん曆れき元年がんねん（1573年ねん）七月擢都察院右僉都御史、巡めぐ撫なで大同だいどう地方ちほう贊さん理り軍務ぐんむ，因いん得とく罪ざい張ちょう居きょ正ただし，於萬曆れき三さん年ねん二に月がつ被ひ罷免ひめん。萬曆十五年五月以邊功賜祭一壇。

家族かぞく

曾祖そうそ申さる廣ひろ，縣けん主ぬし簿ぼ贈おく兵部ひょうぶ員いん外郎ういろう；祖父そふ申さる紀き，壽ことぶき官かん；父ちち申さる成なり，贈おく推官。嫡母ちゃくぼ魏たかし氏し，贈おく孺人；生母せいぼ李り氏し，封ふう太ふとし孺人。

有子ゆうこ申さる台だい吉きち。