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オペル・アストラ - Wikipedia

アストラ (ASTRA)は、オペル生産せいさん販売はんばいしている自動車じどうしゃである。

概要がいよう

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元々もともとはイギリスのGM傘下さんかボクスホールブランドで使つかわれていたくるまめいであり、ドイツのオペルではボクスホール・アストラとおなプラットフォームからつくられた乗用車じょうようしゃカデット(Kadett)という名称めいしょう販売はんばいしていた。また、GMのオーストラリア子会社こがいしゃであるホールデンは、日産にっさん・パルサー(2代目だいめおよび3代目だいめ)のOEMモデルとしてホールデン・アストラ発売はつばいしていたことがあった。

1991ねんにGMのコーポレートアイディンティティ(CI)政策せいさくにより、ぜん世界せかいくるまめいが「アストラ」に統一とういつされた。「アストラ」とは、ラテン語らてんごで「ほし新星しんせい」を意味いみする。

2009ねんにはGMグループないオペル欧州おうしゅう中国ちゅうごく台湾たいわん)、ボクスホール(イギリス)、ホールデン(オセアニア)、サターン北米ほくべい)、シボレー南米なんべい)のブランドで販売はんばいされていたが、その2009ねん8がつにホールデンでの販売はんばい終了しゅうりょう。2010ねん1がつから中国ちゅうごくで、上海しゃんはいGMビュイック・エクセル(えいろう)XT(アストラJ)として販売はんばい開始かいし。2010ねん10がつ、サターンブランド廃止はいしによりサターン・アストラの販売はんばい終了しゅうりょう

初代しょだい (1991-1998ねん) 

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アストラ
アストラ F (T92)
 
5ドアハッチバック
 
カブリオレ
 
セダン
概要がいよう
製造せいぞうこく   ベルギー
  ドイツ
  ハンガリー
  インド
  イタリア
  ポーランド
  みなみアフリカ共和きょうわこく
  タイ
  イギリス
販売はんばい期間きかん 1991-1998ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 2/5めい
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
4ドアセダン
5ドアワゴン
2ドアコンバーチブル
パワートレイン
エンジン ガソリン:1.4/1.6/1.8/2.0 L I4
ディーゼル:1.7 L I4
変速へんそく 5/6MT
4AT
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,515 mm
全長ぜんちょう 4,050 mm(ハッチバック)
4,240 mm(セダン)
4,280 mm(ワゴン)
4,240 mm(コンバーチブル)
全幅ぜんぷく 1,695 mm
ぜんこう 1,410 mm
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1991ねんドイツリュッセルスハイム本社ほんしゃ工場こうじょうサルーンワゴン)、ボーフム(ワゴン)、ベルギーアントウェルペンハッチバック)で製造せいぞう開始かいしされた。1994ねんイタリアトリノベルトーネ工場こうじょうカブリオレ製造せいぞう開始かいしされた。みなみアフリカのデルタモーターズがライセンス製造せいぞう、これにより世界せかい80しょで270まんだい販売はんばいし、GMグループで最高さいこう販売はんばい台数だいすうになるとともに、カローラいで世界せかいだい2販売はんばい台数だいすうほこ車種しゃしゅとなり、1997ねんには西にしヨーロッパにおける販売はんばい台数だいすうだい1記録きろくした。

競合きょうごうであるフォルクスワーゲン・ゴルフには当時とうじワゴンモデルが存在そんざいしなかったため、1994ねんからの欧州おうしゅう日本にっぽんのワゴンブームにのり、ワゴンしゃでもドイツではだい1記録きろくした。この影響えいきょうにより、そのフォルクスワーゲンはゴルフにワゴンモデルを投入とうにゅうするにいたっている。

アストラGが登場とうじょうしてからも一部いちぶ地域ちいきではアストラ・クラシックとしてサルーンモデルを生産せいさんしていた。

日本にっぽん仕様しよう

編集へんしゅう

3ドアと5ドアハッチバック、4ドアサルーン、5ドアワゴン、2ドアカブリオレガソリンエンジンのモデルが輸入ゆにゅうされた。1993ねんから1996ねんモデルまでは、ぜんボディともにC20NEとばれる2.0 LのSOHCエンジンに4そくATをわせたものが基本きほんとなった。

1997ねんモデルからは全車ぜんしゃエコテック(ECOTEC )とばれるDOHCエンジンを搭載とうさいした(シュポルトグレードのみ前年ぜんねんからの搭載とうさい)。エコテック搭載とうさいしゃはリヤエンブレムに"16V"とあるのが外装がいそうからの判別はんべつポイントになる。それまではスポーツモデルをのぞきグレードによるエンジンのちがいはなかったが、このとしよりGLけいは1.6L、CDX/ワゴンクラブ/カブリオは1.8L、SPORTけいは2.0Lとなった。1998ねんモデルは限定げんていしゃのワゴンクラブスペシャルのみで、これを最後さいごにアストラGにバトンタッチした。

なお外装がいそうおおきくわったのは1995ねんモデルからである。フロントグリル灯火ともしびるい、サイドモール、エンブレム全車ぜんしゃ変更へんこうされ、ワゴン以外いがい車種しゃしゅにリヤガーニッシュ追加ついか、ハッチバックはリヤスポイラーとリヤバンパー形状けいじょうがそれぞれ変更へんこうされた。

1994ねんモデルまでは、瞬間しゅんかん燃費ねんぴなどが表示ひょうじされるマルチインフォメーションディスプレイ(MID)が装備そうび(GL/ワゴンGLS/カブリオのぞく)されたが1995ねん以降いこう時計とけいオーディオ情報じょうほうのみ表示ひょうじのトリプルインフォメーションディスプレイ(TID)に全車ぜんしゃ変更へんこうされた。

運転うんてんせきエアバッグは1994ねんモデルから、助手じょしゅせきエアバッグは1995ねんモデルよりぜん車種しゃしゅ標準ひょうじゅん装備そうびされた。なおABS初年度しょねんど(1993ねん)より全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびである。カブリオとコンフォートエディション(1997ねん限定げんていしゃ)をのぞき、こうせきまど手動しゅどうだった。

  • ハッチバックGLには5MT(2.0 Lワイドレシオ、1,6 Lクロスレシオ)の設定せっていあり。1994ねんモデルの5ドアのみひだり/みぎハンドルがえらべたが、それ以外いがいみぎハンドル。
  • 3ドアGSi-16V(1993-1994)と5ドアSPORT(1995)には、C20XEとばれるF3ベースのコスワースせい(1994ねん以降いこうはコスキャストせい)2.0 L DOHCエンジンに5そくMT(クロースレシオ)が搭載とうさいされた。なおGSi-16VとSPORTではギヤ変更へんこうされている。これらはひだりハンドルのみの設定せっていだった。

スポーツモデル

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  • GSi-16V(1993-1994)- C20XEエンジン、専用せんようエアロパーツ専用せんようフロントグリル装着そうちゃくされた。
  • GT(1993-1995)- C20NEエンジンだが、スポーツシート、標準ひょうじゅんしゃよりかためられたあしまわりやスポーツエグゾーストパイプが装備そうびされた。
  • SPORT(1995-1997・Fのみ呼称こしょうはシュポルト)グレードは、とししきモデルイヤー)によってまったちが内容ないようになっている。
    • 1994ねん(XD200) 5ドアハッチバックGLの4そくATくるまをベースにした限定げんていしゃ
    • 1995ねん(XD200) C20XEエンジンに5そくMTをわせたモデル。5ドアハッチバックのみ。
    • 1996ねん以降いこう(XD202/XD202W) X20エンジンに4そくATをわせたモデル。5ドアハッチバックとワゴン。

2代目だいめ (1998-2004ねん)

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アストラ
アストラ G (T98)
 
5ドアハッチバック
 
クーペ
 
セダン
概要がいよう
製造せいぞうこく   ベルギー
  ブラジル
  エジプト
  ドイツ
  イタリア
  ポーランド
  みなみアフリカ共和きょうわこく}
  ウクライナ
  イギリス
  ロシア
販売はんばい期間きかん 1998-2004ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 2/5めい
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
4ドアセダン
5ドアワゴン
2ドアコンバーチブル
2ドアクーペ
パワートレイン
エンジン ガソリン:
1.2/1.4/1.6/1.8/2.0/2.2/2.4 I4
ディーゼル:
1.7/2.0/2.2L I4
変速へんそく 5MT
4/5AT
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,605mm
2,610mm (ワゴン)
全長ぜんちょう 4,110mm (ハッチバック)
4,250mm (セダン)
4,290mm (ワゴン)
4,265mm (コンバーチブル)
全幅ぜんぷく 1,710mm
ぜんこう 1,425mm
1,390mm (コンバーチブル)
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アストラ V8クーペ(DTM仕様しようしゃ

1997ねん発表はっぴょう、1998ねん発売はつばい開始かいしアルミニウムせいのサブフレーム、シボレー・コルベット採用さいようした高水たかみずあつだか張力ちょうりょくボディによりボディ剛性ごうせいが2ばいげられた。そのアクティブヘッドレスト(おなじGMグループのサーブ・オートモービル開発かいはつ)、ブレーキペダル脱落だつらく装置そうち特許とっきょ取得しゅとく)など安全あんぜんめん強化きょうかはかられた。

2001ねん以降いこうのスポーツモデルに搭載とうさいされるサターンせいの2.2LDOHCエンジン(Z22SE, L61)は実用じつよう本位ほんい開発かいはつされ、GMグループでもっとも成功せいこうしたエンジンといわれ、スピードスタートラヴィックなどにも搭載とうさいされている。

  • 日本にっぽん仕様しよう
5ドアハッチバック、4ドアサルーン、5ドアワゴン、2ドアクーペ、2ドアカブリオレのガソリンエンジンモデルが輸入ゆにゅうされた。全車ぜんしゃニュートラルコントロールき4そくATのみだった。
大別たいべつして、1998-2000ねんモデルのXエンジン搭載とうさいしゃと2001-2003ねんモデルのZエンジン搭載とうさいしゃけることができる。
グレード(ハッチ、ワゴン)
  • LS
  • CD
  • SPORT(呼称こしょうはスポーツに変更へんこうされた)

サルーンはCDのみ、クーペとカブリオはベルトーネエディションというサブネームがくモノグレード。後期こうきのLS(Z16エンジン)とCD(Z18エンジン)のみレギュラーガソリン仕様しようである。発表はっぴょう資料しりょう写真しゃしんに1まいだけ5ドアのミニバンが発表はっぴょうされていたが、これはアストラベースのミニバン、ザフィーラであり、アストラG開発かいはつからミニバン(EUではMPVと呼称こしょう)も同時どうじ開発かいはつしていた。

クーペとカブリオはボディ部分ぶぶんをイタリアのベルトーネでてられた。

3代目だいめ (2004-2014ねん)

編集へんしゅう
アストラ
アストラ H (A04)
 
5ドアハッチバック
 
ワゴン
 
コンバーチブル
概要がいよう
製造せいぞうこく   ベルギー
  ブラジル
  エジプト
  ドイツ
  ポーランド
  イギリス
  ロシア
販売はんばい期間きかん 2004-2014ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 2/5めい
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
4ドアセダン
5ドアワゴン
2ドアコンバーチブル
2ドアクーペ
パワートレイン
エンジン ガソリン:
1.4/1.6/1.8/2.0/2.2L I4
ディーゼル:
1.3/1.7/1.9L I4
フレックス:2.0/2.4L I4
変速へんそく 5/6MT
4/6AT
5セミAT
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち トーションビームトレーリングアームしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,615mm(ハッチバック、コンバーチブル)
2,705mm(セダン、ワゴン)
全長ぜんちょう 4,250mm(ハッチバック)
4,585mm(セダン)
4,515mm(ワゴン)
4,475mm(コンバーチブル)
4,290mm(クーペ)
全幅ぜんぷく 1,755mm
1,760mm(コンバーチブル)
ぜんこう 1,465mm(ハッチバック)
1,460mm(セダン)
1,5000mm(ワゴン)
1,410mm(コンバーチブル)
1,415mm(クーペ)
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  • 2003ねん - フルモデルチェンジ発表はっぴょう
  • 2004ねん - 販売はんばい開始かいし世界せかいで40まんだいる。
  • 2005ねん - 世界せかいで51まんだい登録とうろくされた。ADAC読者どくしゃによる「カーオブザイヤー2005」を獲得かくとく
  • 2006ねん - 発売はつばい2ねんで100まんだい達成たっせいした。ただし、日本にっぽんでは、このとし5月8にちけで、オペルが撤退てったいしたことにより、同年どうねん同日どうじつをもって、輸入ゆにゅう販売はんばい終了しゅうりょうした。
  • 2008ねん - このとしからは北米ほくべいでもサターンブランドで販売はんばい開始かいしされた。
  • 2009ねん - 8がつをもって豪州ごうしゅうホールデンでの販売はんばい終了しゅうりょう後継こうけいにはクルーズてられた。

アストラG同様どうよう各国かっこく販売はんばいされ、ボディタイプは投入とうにゅうじゅんにハッチバック、ワゴン、クーペ(GTC)、カブリオ(TwinTop)、セダン。1.7Lのディーゼルエンジンはいすゞから供給きょうきゅうされている。

ハッチバック、ワゴン (日本にっぽん仕様しよう)

編集へんしゅう
  • Z18エンジン・ハッチバック(GH-AH04Z18) 登録とうろく台数だいすう1,032だい
    • CD:みぎハンドル(2005ねん、2006ねん
    • SPORT(呼称こしょうはスポーツ):みぎハンドル(2005ねん、2006ねん
  • Z18エンジン・ワゴン(GH-AH04Z18W) 登録とうろく台数だいすう853だい
    • CD:みぎハンドル(2005ねん、2006ねん
    • SPORT(呼称こしょうはスポーツ):みぎハンドル(2005ねん、2006ねん
  • Z20エンジン・ハッチバック(GH-AH04Z20) 登録とうろく台数だいすう53だい
    • TURBO SPORT:みぎハンドル(2005ねん、2006ねん
  • Z20エンジン・ワゴン(GH-AH04Z20W) 登録とうろく台数だいすう46だい
    • TURBO SPORT:みぎハンドル(2005ねんのみ)

パッケージモデル (日本にっぽん仕様しよう)

編集へんしゅう
  • 純正じゅんせいアクセサリー装着そうちゃくしゃがパッケージモデルとして販売はんばいされた。
    • OPCエアロパッケージ:SPORT・TURBO SPORTにエアロパーツを装着そうちゃく(2005ねん、2006ねん
    • スタイルパッケージ:CDに16インチアルミ、カバー(ドアミラー、ドアハンドル)、ボディ同色どうしょくモールを装着そうちゃく(2006ねん
    • ナビパッケージ:SPORTにHDDナビ、ステップシールドを装着そうちゃく(2006ねん

4代目だいめ (2009-2015ねん)

編集へんしゅう
アストラ
アストラ J (P10)
 
5ドアハッチバック
 
スポーツツアラー(ワゴン)
 
アストラGTC
概要がいよう
製造せいぞうこく   ポーランド
  中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく
  イギリス
  ロシア
販売はんばい期間きかん 2009-2015ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 3-5めい
ボディタイプ 5ドアハッチバック
4ドアセダン
5ドアワゴン
3ドアクーペ
パワートレイン
エンジン ガソリン:
1.4/1.6/1.8/2.0L I4
ディーゼル:
1.25/1.6/1.7/2.0L I4
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,685mm
2,695mm (クーペ)
全長ぜんちょう 4,420mm (ハッチバック)
4,660mm (セダン)
4,700mm (ワゴン)
4,465mm (クーペ)
全幅ぜんぷく 1,815mm
1,8405mm (クーペ)
ぜんこう 1,510mm (ハッチバック)
1,500mm (セダン)
1,535mm (ワゴン)
1,480mm (クーペ)
その
姉妹しまいしゃ オペル・カスケーダ
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2009ねんフランクフルトモーターショーにて発表はっぴょうされた。シボレー・クルーズおなじGMデルタIIプラットフォームを採用さいようする。5ドアハッチバックが先行せんこうしてモデルチェンジし、3ドアハッチバックやカブリオなどは2011ねんちゅう登場とうじょうする予定よてい本来ほんらいのモデルめいは「I」であり、オペルオフィシャルティーザービデオでも「I」が使つかわれていたが数字すうじの1とまぎらわしく、アストラ1stと混同こんどうされるのを危惧きぐし、「J」となった。

スタイリングは、前年ぜんねん登場とうじょうしたインシグニアつよ共通きょうつうせいったものになっている。

同年どうねん11がつ中国ちゅうごく市場いちばにてバッジエンジニアリングくるまビュイック・エクセルXTとして、そして北米ほくべい市場いちばではビュイック・ベラーノとして発表はっぴょうされた。また、おくれてオセアニア市場いちばにおいてもホールデン・アストラとして販売はんばいしている。

2010ねん10がつにワゴンが登場とうじょう従来じゅうらいのワゴン、キャラバン、エステートという呼称こしょう使つかわず、スポーツツアラーという呼称こしょう変更へんこうしている。ハッチのスタイリングを継承けいしょうしながらも、リアゲートから操作そうさできるリアシートアレンジ、チルトアップするトノカバーなど、こまかい使つか勝手がって工夫くふうはかられており、オペルのインサイドファースト設計せっけいがれている。

2010ねん10がつパリモーターショーにてASTRA GTC Paris Conceptを発表はっぴょう コンセプトはエレガンス&スポーツ。290馬力ばりきのターボエンジンを搭載とうさいしつつ、カリグラフィックデザインをほどこしたかわシート、ドアヒンジからリアにびる「ヒップアップライン」など追求ついきゅうしている。それでいて5にん乗車じょうしゃ空間くうかん確保かくほしている。アストラF時代じだい人気にんきのGSiグレードを彷彿ほうふつさせる。2011ねんには3ドアがアストラGTCとして投入とうにゅうされ、2013ねんにはツイントップの後継こうけいがアストラシリーズから独立どくりつしてカスケーダ投入とうにゅうされた。

なお、日本にっぽん国内こくないでは、2006ねん5がつ8にちけでオペルが撤退てったいしており、このモデルも正規せいき輸入ゆにゅうはされていない。

5代目だいめ (2015-2021ねん)

編集へんしゅう
アストラ
アストラ K (P16)
 
5ドアハッチバック
 
 
スポーツツアラー(ワゴン)
概要がいよう
製造せいぞうこく   ポーランド
  イギリス
  中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく
販売はんばい期間きかん 2015-とし
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5めい
ボディタイプ 5ドアハッチバック
5ドアワゴン
パワートレイン
エンジン ガソリン:
1.0L I3
1.4L I4
ディーゼル:1.6L I4
変速へんそく 5/6MT
5セミAT
6AT
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,660mm
全長ぜんちょう 4,370mm (ハッチバック)
4,700mm (ワゴン)
全幅ぜんぷく 1,810mm
ぜんこう 1,485mm (ハッチバック)
1,500mm (ワゴン)
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2015ねん9月のフランクフルトモーターショーで公開こうかい[1]しん開発かいはつ軽量けいりょうモジュラープラットフォーム「D2XX」を採用さいようし、先代せんだい全長ぜんちょうを49mm、ぜんこうを26mm、ホイールベースを23mmそれぞれ短縮たんしゅくすると同時どうじに、120kgから200kgの軽量けいりょう実現じつげん。パワーユニットも大幅おおはば見直みなおされ、1.0Lの3気筒きとうちょく噴ターボエンジン、1.4Lと1.6Lの4気筒きとうちょく噴ターボエンジン、1.6L・4気筒きとうターボディーゼルエンジンと一層いっそうのダウンサイジングがはかられる。

オセアニア市場いちばにおいては、クルーズ後継こうけい車種しゃしゅとしての役割やくわりねる。

2016ねん2がつ、「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー2016」をオペルしゃとしてはじめて受賞じゅしょうした[2]

なお、このモデルも日本にっぽんにおいては、2006ねん5がつ8にちけでオペルが撤退てったいしたために、日本にっぽんへの正規せいき輸入ゆにゅうおこなわれていない。

6代目だいめ (2021ねん-)

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5ドアハッチバック

2021ねん7がつ13にち発表はっぴょう、9月1にちにドイツ・リュッセルスハイムにて世界せかいはつ公開こうかいされた[3][4]

プラットフォームはステランティスグループのEMP2採用さいようし、先代せんだい全長ぜんちょうを4mm、ホイールベースを13mm拡大かくだいした。パワートレーンはガソリン・ディーゼルにくわえ、プラグインハイブリッドモデルが設定せっていされた。

脚注きゃくちゅう

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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