本 ほん 項 こう では特記 とっき のない限 かぎ り、有楽町線 ゆうらくちょうせん 時代 じだい の仕様 しよう について述 の べる。
有楽町線 ゆうらくちょうせん 時代 じだい の外観 がいかん
外観 がいかん は「おだやかで、上品 じょうひん な中 なか にアーバン的 てき な雰囲気 ふんいき を持 も ち、長 なが くお客様 きゃくさま に親 した しまれること」をデザインコンセプトにした[3] 。車体 しゃたい はアルミニウム合金 ごうきん 製 せい で、車両 しゃりょう 側面 そくめん では屋根 やね を高 たか くし、いわゆる張 は り上 あ げ屋根 やね タイプとした。1次 じ 車 しゃ と2次 じ 車 しゃ では細 こま かな点 てん で違 ちが いはあるが、仕様 しよう はほぼ同一 どういつ である[注 ちゅう 1] 。
前面 ぜんめん は約 やく 14度 ど の後退 こうたい 角 かく を付 つ け、全体 ぜんたい 的 てき に丸 まる みを帯 お びた形状 けいじょう とし、フロントガラスは側面 そくめん にまで周 まわ りこませた曲面 きょくめん ガラスとした[注 ちゅう 2] 。前 ぜん 照 あきら 灯 とう と尾灯 びとう は丸 まる 型 がた であり、窓 まど 下 か に設置 せっち されている。当初 とうしょ は西武 せいぶ 池袋 いけぶくろ 線 せん 内 うち における優等 ゆうとう 列車 れっしゃ での使用 しよう を考慮 こうりょ して上部 じょうぶ に通過 つうか 標識 ひょうしき 灯 とう が設置 せっち されたが、同線 どうせん での使用 しよう 停止 ていし により未 み 使用 しよう となっている。
下部 かぶ には灰色 はいいろ の排 はい 障 さわ 器 うつわ (スカート)が設置 せっち されるようになった。連結 れんけつ 器 き は密着 みっちゃく 連結 れんけつ 器 き である。有楽町線 ゆうらくちょうせん 時代 じだい は、乗 の り入 い れ先 さき の非常時 ひじょうじ に電磁 でんじ 直通 ちょくつう ブレーキ車両 しゃりょう との併合 へいごう を考慮 こうりょ して、ブレーキ接続 せつぞく 用 よう の空気 くうき 配管 はいかん 、空気 くうき 栓 せん 受が装備 そうび された。
カラーリングはゴールド(黄色 おうしょく )を主体 しゅたい に、白 しろ と青 あお の細 ほそ 帯 たい 、さらに黒色 こくしょく の4色 しょく を配 はい した。
側面 そくめん 構造 こうぞう は20m両開 りょうびら き・4扉 とびら である。側面 そくめん は従来 じゅうらい 車両 しゃりょう よりも運転 うんてん 室 しつ スペースを広 ひろ く取 と り、なおかつ先頭 せんとう 車 しゃ の全長 ぜんちょう を長 なが くしないために車内 しゃない の座席 ざせき 定員 ていいん 配列 はいれつ を3 - 7 - 7 - 7 - 3から4 - 6 - 7 - 6 - 4に変更 へんこう した。このために側 がわ 窓 まど の大 おお きさがそれぞれ異 こと なる。さらに連結 れんけつ 面 めん 側 がわ の客 きゃく 用 よう ドア位置 いち が標準 ひょうじゅん 間隔 かんかく 車両 しゃりょう よりも車体 しゃたい 中央 ちゅうおう 寄 よ りになった。後年 こうねん に車両 しゃりょう 間 あいだ 転落 てんらく 防止 ぼうし 幌 ほろ を設置 せっち した。
冷房 れいぼう 装置 そうち は新造 しんぞう 時 じ から集中 しゅうちゅう 式 しき を各車 かくしゃ に1基 き 搭載 とうさい し、装置 そうち キセには車外 しゃがい 放送 ほうそう 用 よう スピーカー を内蔵 ないぞう している。有楽町線 ゆうらくちょうせん 時代 じだい は端 はし 部 ぶ にFRP 製 せい のカバーを付 つ けた、丸 まる みを帯 お びた形状 けいじょう である。装置 そうち は日立製作所 ひたちせいさくしょ 製 せい の外気 がいき 導入 どうにゅう 形 がた インバータ制御 せいぎょ 方式 ほうしき [注 ちゅう 3] (FTUR300-206形 かたち )で、能力 のうりょく は48.9kW(42,000kcal/h )である。
内装 ないそう デザインは、外観 がいかん ラインカラーと共通 きょうつう の事項 じこう とし、06系 けい では「おだやかで落 お ち着 つ いた雰囲気 ふんいき 」をめざしたが、本 ほん 系列 けいれつ では「上品 じょうひん で活気 かっき あふれる雰囲気 ふんいき 」 をめざした[3] 。カラースキームは、有楽町線 ゆうらくちょうせん 沿線 えんせん の池袋 いけぶくろ や有楽町 ゆうらくちょう (銀座 ぎんざ )、ウォーターフロント といったカジュアルな街 まち のイメージからピンク系 けい になっている。化粧 けしょう 板 ばん は「ピンクベージュ」をベースとし、セザンヌ をはじめとした印象派 いんしょうは の油絵 あぶらえ をモチーフにしたものとした。床 ゆか 材 ざい は外側 そとがわ を「ステラブルー」、中央 ちゅうおう 部 ぶ は「都会 とかい のリズム」を抽象 ちゅうしょう 的 てき に表 あらわ したもので、「グレードーン」と「スウィフトブルー」でコーディネートした。
座席 ざせき は車 くるま 端 はし 部 ぶ から順 じゅん に4・6・7・6・4人 にん 掛 か けのバケットシート であり、1人 ひとり 分 ぶん の掛 か け幅 はば は450mm、支持 しじ は脚 あし 台 だい (蹴込 けこみ み)のあるタイプである。落成 らくせい 時 じ のモケットは「ラズベリーレッド」の濃 こ いピンク色 ぴんくいろ に細 こま かな砂 すな 目 め 模様 もよう の入 はい った表地 おもてじ であった。優先 ゆうせん 席 せき 部分 ぶぶん は東西線 とうざいせん 転籍 てんせき 後 ご も青地 あおじ にシルバーライン入 い りを使用 しよう している。
2次 じ 車 しゃ は以下 いか の時期 じき に05系 けい (特 とく に第 だい 19 - 24編成 へんせい )非 ひ 片 へん 持 も ち式 しき バケットシート車 しゃ タイプのもの(背 せ ずり部分 ぶぶん に区分 くぶん 柄 がら がある赤 あか 系 けい のモケット)への交換 こうかん が行 おこな われた。
第 だい 03編成 へんせい :2005年 ねん (平成 へいせい 17年 ねん )11月 がつ 上旬 じょうじゅん 以前 いぜん
第 だい 04編成 へんせい :2006年 ねん (平成 へいせい 18年 ねん )1月 がつ 中旬 ちゅうじゅん 以前 いぜん
第 だい 05編成 へんせい :2006年 ねん (平成 へいせい 18年 ねん )2月 がつ 中旬 ちゅうじゅん - 3月 がつ 下旬 げじゅん
第 だい 06編成 へんせい :2006年 ねん (平成 へいせい 18年 ねん )4月 がつ - 5月 がつ 中旬 ちゅうじゅん
車内 しゃない 天井 てんじょう は車両 しゃりょう 屋根 やね 曲線 きょくせん の改良 かいりょう や空調 くうちょう ダクトを扁平 へんぺい 化 か するなど工夫 くふう することで、天井 てんじょう 高 たか さ2,230mmとし、従来 じゅうらい 車両 しゃりょう よりも88mm高 たか くした。さらに袖 そで 仕切 じきり の握 にぎ り棒 ぼう は車外 しゃがい に向 む かって広 ひろ がるようにし、圧迫 あっぱく 感 かん を減 へ らすようにした。
袖 そで 仕切 じき り形状 けいじょう は6000系 けい 以来 いらい の面影 おもかげ を残 のこ す荷 に 棚 だな 部分 ぶぶん までつながっているタイプで、このタイプの袖 そで 仕切 じき りを採用 さいよう した車両 しゃりょう としては末期 まっき に位置 いち する。荷 に 棚 だな 前 まえ の手 て すりは端 はし 部 ぶ を袖 そで 仕切 じき りで支持 しじ しているため、端 はし 部 ぶ が曲 ま がっている。さらに袖 そで 仕切 じきり 上部 じょうぶ の保護 ほご 棒 ぼう (サイドバー)には座席 ざせき モケットと同 おな じ布地 ぬのじ が巻 ま かれている。荷 に 棚 だな はステンレス線 せん を格子 こうし 状 じょう に溶接 ようせつ したものである。
天井 てんじょう からのつり手 て 棒 ぼう 受 う けはアルミニウム製 せい の中空 なかぞら 品 ひん で、白色 はくしょく に焼付 やきつ け塗装 とそう をしたものである。つり革 かわ は白色 はくしょく の三角形 さんかっけい のものであり、2005年 ねん (平成 へいせい 17年 ねん )末 まつ には優先 ゆうせん 席 せき 部 ぶ において、オレンジ色 しょく 品 ひん へ交換 こうかん が実施 じっし された。車椅子 くるまいす スペース は2・9号車 ごうしゃ に設置 せっち され、隣 となり に2人 ふたり 掛 か けの座席 ざせき がある。
前述 ぜんじゅつ した座席 ざせき 配置 はいち の関係 かんけい から、側 がわ 窓 まど は全 すべ て1枚 まい の大型 おおがた ガラスで、6人 にん 掛 か けの箇所 かしょ が下降 かこう 式 しき である。(それ以外 いがい は固定 こてい 窓 まど )車内 しゃない の窓 まど 枠 わく はアルミニウム製 せい だが、通常 つうじょう のシルバーではなく、ゴールドのメッキ品 ひん を使用 しよう している。窓 まど が大 おお きいことからカーテン はフリーストップ形 がた のものである。
客 きゃく 用 よう ドアは複 ふく 層 そう ガラス構造 こうぞう を採用 さいよう している。連結 れんけつ 面 めん の貫通 かんつう 扉 とびら は各車 かくしゃ 端 はし 部 ぶ に設置 せっち されており、片 かた 開 ひら き式 しき で窓 まど ガラスは下 しも 方向 ほうこう に拡大 かくだい されたものとなっており、客 きゃく 用 よう ドアも含 ふく め室内 しつない 側 がわ は化粧 けしょう 板 いた 貼 ば り付 づ けである。なお、妻 つま 面 めん 窓 まど は設置 せっち していない。
客 きゃく 用 よう ドア上部 じょうぶ の車内 しゃない 案内 あんない 表示 ひょうじ 器 き
正面 しょうめん と側面 そくめん にLED 式 しき の種別 しゅべつ ・行先 いきさき 表示 ひょうじ 器 き (1つの表示 ひょうじ 器 き に表示 ひょうじ )を設置 せっち する。書体 しょたい は明朝体 みんちょうたい とし、側面 そくめん のみ英字 えいじ 併記 へいき である。東西線 とうざいせん 転籍 てんせき 後 ご は05系 けい に準 じゅん じたROM を使用 しよう しており、表示 ひょうじ 内容 ないよう は同 どう 系列 けいれつ のLED表示 ひょうじ 車 しゃ とほぼ同 おな じである。
種別 しゅべつ 表示 ひょうじ 色 しょく は快速 かいそく ・東 ひがし 葉 は 快速 かいそく (東 ひがし 快 かい )の表示 ひょうじ は赤色 あかいろ 、通勤 つうきん 快速 かいそく (通 つう 快 かい )は緑色 みどりいろ で表示 ひょうじ される。有楽町 ゆうらくちょう 線 せん (西武 せいぶ 線 せん 内 ない )時代 じだい は準急 じゅんきゅう ・快速 かいそく の表示 ひょうじ は緑色 みどりいろ 、急行 きゅうこう (定期 ていき 列車 れっしゃ では運用 うんよう なし)は赤色 あかいろ で表示 ひょうじ される。なお、両 りょう 線 せん とも各 かく 停 とま 運用 うんよう では種別 しゅべつ の表記 ひょうき はせず、また側面 そくめん の種別 しゅべつ 表記 ひょうき のみは枠 わく 付 つ きで表示 ひょうじ される。
各 かく 客 きゃく 用 よう ドア上部 じょうぶ にLED文字 もじ 表示 ひょうじ による車内 しゃない 案内 あんない 表示 ひょうじ 器 き (1段 だん 表示 ひょうじ 式 しき )を設置 せっち し、ドアチャイム を設置 せっち する。東西線 とうざいせん 転籍 てんせき 後 ご は、05系 けい 第 だい 24編成 へんせい 以前 いぜん に合 あ わせて乗 の り入 い れ先 さき の中央 ちゅうおう 線 せん ・総武 そうぶ 線 せん ・東 ひがし 葉 は 高速 こうそく 線 せん 内 ない では(例 れい :三鷹 みたか ゆき)、固定 こてい 表示 ひょうじ になる。
有楽町線 ゆうらくちょうせん 時代 じだい の編成 へんせい は乗 の り入 い れ先 さき の東武 とうぶ ・西武 せいぶ 線 せん 内 ない でも表示 ひょうじ し、そこでも東京 とうきょう 地下鉄 ちかてつ からの各種 かくしゅ 案内 あんない が表示 ひょうじ された。LED表示 ひょうじ 器 き の最大 さいだい 表示 ひょうじ 文字数 もじすう が12文字 もじ ではなく11文字 もじ となっているため、西武 せいぶ 車両 しゃりょう ではスクロールしない部分 ぶぶん (例 れい :[この電車 でんしゃ は 新木場 しんきば ゆき]、[ つぎは 新 しん 桜 さくら 台 だい ]など)が常 つね にスクロールして表示 ひょうじ された。また、準急 じゅんきゅう や快速 かいそく などの運用 うんよう の場合 ばあい はスクロールせずに表示 ひょうじ された。
車外 しゃがい スピーカーによる乗降 じょうこう 促進 そくしん ブザー は、電子 でんし 音 おん によるブザーが鳴動 めいどう した後 のち に「ドア(登場 とうじょう 時 じ は「扉 とびら 」)が閉 し まります、ご注意 ちゅうい 下 くだ さい」の音声 おんせい が2回 かい 流 なが れる。
自動 じどう 放送 ほうそう 装置 そうち を搭載 とうさい する。東西線 とうざいせん 転籍 てんせき 後 ご の自動 じどう 放送 ほうそう 装置 そうち はJR・東 ひがし 葉 は 高速 こうそく 線 せん 内 ない には対応 たいおう しておらず、東西線 とうざいせん 内 ない のみで使用 しよう される。
有楽町線 ゆうらくちょうせん 時代 じだい は西武 せいぶ 線 せん や東上 とうじょう 線 せん にも対応 たいおう していた。また、他 た の自動 じどう 放送 ほうそう 搭載 とうさい 車 しゃ と同様 どうよう に平日 へいじつ 朝夕 あさゆう ラッシュ時 じ の一部 いちぶ 時間 じかん 帯 たい は有楽町線 ゆうらくちょうせん 内 ない では英語 えいご 放送 ほうそう や乗 の り換 か え案内 あんない 放送 ほうそう が流 なが れなくなる。ただし、日本語 にほんご での次 つぎ 駅 えき 案内 あんない や「これから先 さき は、カーブが多 おお く電車 でんしゃ が揺 ゆ れますのでご注意 ちゅうい 下 くだ さい」と注意 ちゅうい を促 うなが す放送 ほうそう は流 なが れる。これは東西 とうざい 線 せん への転籍 てんせき 後 ご も同 おな じである。
乗務 じょうむ 員 いん 室 しつ は乗務 じょうむ 員 いん の操作性 そうさせいわる 、居住 きょじゅう 性 せい の向上 こうじょう と前方 ぜんぽう 視野 しや の拡大 かくだい 、客室 きゃくしつ からの眺望 ちょうぼう を配慮 はいりょ した機器 きき 形状 けいじょう 、色彩 しきさい とした。車内 しゃない 色 しょく はアイボリー色 しょく 、運転 うんてん 台 だい 計器 けいき 盤 ばん は灰色 はいいろ のデスクタイプであり、奥行 おくゆ き1,900mmと広 ひろ めに確保 かくほ した。マスコンハンドルとブレーキ設定 せってい 器 き が別個 べっこ とされた縦 たて 軸 じく 回転 かいてん 式 しき ツーハンドルで、デッドマン装置 そうち は装備 そうび されていない。本 ほん 系列 けいれつ のブレーキ設定 せってい 器 き は固定 こてい 式 しき としている。
計器 けいき 盤 ばん の配置 はいち は有楽町線 ゆうらくちょうせん 時代 じだい ・東西線 とうざいせん 用 よう ともほぼ同 おな じである。針 はり 計器 けいき は左 ひだり から電流 でんりゅう 計 けい ・速度 そくど 計 けい (120km/hまで)・圧力 あつりょく 計 けい ・ブレーキ指示 しじ 計 けい が並 なら ぶ。車両 しゃりょう 情報 じょうほう 管理 かんり 装置 そうち (TIS・後述 こうじゅつ )のモニター画面 がめん はブレーキハンドルの右側 みぎがわ 、計器 けいき 盤 ばん とは斜 なな めに配置 はいち され、乗 の り入 い れ先 さき の機器 きき などが多 おお い乗務 じょうむ 員 いん 室 しつ 機器 きき を出来 でき るだけ集約 しゅうやく してユニット化 か し、凹凸 おうとつ を減 へ らした。警笛 けいてき は空気 くうき 笛 ふえ と電気 でんき 笛 ふえ を使用 しよう している。
乗務 じょうむ 員 いん 室 しつ と客室 きゃくしつ の仕切 しき りには日比谷線 ひびやせん 用 よう の03系 けい と同様 どうよう に大 だい 窓 まど 1つと乗務 じょうむ 員 いん 室 しつ 扉 とびら があり、乗務 じょうむ 員 いん 室 しつ 扉 とびら は客室 きゃくしつ から見 み て右 みぎ 端 はし ではなくやや中央 ちゅうおう 寄 よ りに配置 はいち されている。大 だい 窓 まど にはスモークの入 はい ったガラスを使用 しよう している。当初 とうしょ 遮光 しゃこう 幕 まく は大 だい 窓 まど のみ設置 せっち してあったが、後 のち に乗務 じょうむ 員 いん 室 しつ 扉 とびら 窓 まど にも遮光 しゃこう 幕 まく が設置 せっち された点 てん では03系 けい と異 こと なる。
主 しゅ 回路 かいろ 制御 せいぎょ 装置 そうち にはIGBT 素子 そし (素子 そし 耐 たい 圧 あつ 1,500V - 600A)によるVVVFインバータ制御 せいぎょ (3レベル方式 ほうしき ) を採用 さいよう した。1次 じ 車 しゃ は三菱電機 みつびしでんき 製 せい [7] [8] 、2次 じ 車 しゃ は日立製作所 ひたちせいさくしょ 製 せい を搭載 とうさい する。1基 き の制御 せいぎょ 器 き で1個 いっこ の主 しゅ 電動 でんどう 機 き を制御 せいぎょ する個別 こべつ 制御 せいぎょ (1C1M) 方式 ほうしき で、出力 しゅつりょく 205kWの電動 でんどう 機 き は編成 へんせい 中 ちゅう に16個 こ 装備 そうび する。
空気 くうき 圧縮 あっしゅく 機 き (CP)はレシプロ式 しき のC-2500LB形 がた を編成 へんせい で3基 き 搭載 とうさい する。パンタグラフ は菱形 ひしがた のPT-4322Sを4基 き 搭載 とうさい した。
補助 ほじょ 電源 でんげん 装置 そうち は有楽町 ゆうらくちょう 線 せん 時 じ は三菱電機 みつびしでんき 製 せい の170kW出力 しゅつりょく DC-DCコンバータ (TN-AA170A形 かたち ・直流 ちょくりゅう 600V出力 しゅつりょく )を搭載 とうさい していた[8] 。東西線 とうざいせん 転籍 てんせき 後 ご は富士電機 ふじでんき 製 せい の240kVA出力 しゅつりょく 静止 せいし 形 がた インバータ (SIV)(CDA061形 かたち ・三 さん 相 そう 交流 こうりゅう 440V出力 しゅつりょく )に更新 こうしん されている[9] 。これらは編成 へんせい で2台 だい 搭載 とうさい する。
ブレーキ装置 そうち は回生 かいせい ブレーキ併用 へいよう の全 ぜん 電気 でんき 指令 しれい 式 しき 空気 くうき ブレーキ とし、保安 ほあん ブレーキ 、降雪 こうせつ 時 じ に使用 しよう する対 たい 雪 ゆき ブレーキ を設置 せっち する。ブレーキ制御 せいぎょ には1両 りょう の電動 でんどう 車 しゃ が2.5両分 りょうぶん の回生 かいせい ブレーキを負担 ふたん する「1M1.5T新 しん 遅 おく れ込 こ め制御 せいぎょ 方式 ほうしき 」を採用 さいよう した。この新 しん 遅 おく れ込 こ め制御 せいぎょ 方式 ほうしき は、従来 じゅうらい よりも回生 かいせい ブレーキ性能 せいのう 向上 こうじょう と制 せい 輪 わ 子 こ 減少 げんしょう を図 はか れる新 あたら しい方式 ほうしき である。
編成 へんせい 中 ちゅう の電動 でんどう 車 しゃ (M) と付随 ふずい 車 しゃ (T) の構成 こうせい (MT比 ひ )は4M6Tながら起動 きどう 加速度 かそくど は7000系 けい と同一 どういつ の3.3km/h/sを確保 かくほ しており、歯車 はぐるま 比 ひ は大 おお きい。有楽町 ゆうらくちょう 時代 じだい の減速 げんそく 性能 せいのう は常用 じょうよう 3.5km/h/s、非常 ひじょう 4.5km/h/sであったが、東西線 とうざいせん 車両 しゃりょう では常用 じょうよう 減速 げんそく 度 ど は同様 どうよう だが、非常 ひじょう 減速 げんそく 度 ど は5.0km/h/sであることから、東西線 とうざいせん 転籍 てんせき 時 じ に非常 ひじょう 減速 げんそく 度 ど を5.0km/h/sに変更 へんこう した。
1次 じ 車 しゃ の三菱電機 みつびしでんき 製 せい VVVFインバータ装置 そうち (MAP-214-15V40形 かたち )
2次 じ 車 しゃ の日立製作所 ひたちせいさくしょ 製 せい VVVFインバータ装置 そうち (VFI-HR4420A形 かたち )
動力 どうりょく 台車 だいしゃ SS-135形 かたち (06系 けい の同 どう 一品 いっぴん )
付随 ふずい 台車 だいしゃ SS-035形 かたち (06系 けい の同 どう 一品 いっぴん )
有楽町線 ゆうらくちょうせん 時代 じだい の補助 ほじょ 電源 でんげん 装置 そうち 三菱電機 みつびしでんき 製 せい DC-DCコンバータ (06系 けい の同 どう 一品 いっぴん )
東西線 とうざいせん 転属 てんぞく 後 ご の補助 ほじょ 電源 でんげん 装置 そうち 富士電機 ふじでんき 製 せい 静止 せいし 形 がた インバータ
C-2500LB形 がた 空気 くうき 圧縮 あっしゅく 機 き
台車 だいしゃ はモノリンク式 しき 軸 じく 箱 ばこ 支持 しじ 方式 ほうしき のボルスタレス台車 だいしゃ であり、電動 でんどう 車 しゃ がSS135形 かたち 、付随 ふずい 車 しゃ と制御 せいぎょ 車 しゃ (CT) がSS035形 かたち と称 しょう するものを使用 しよう している。基礎 きそ ブレーキは片 かた 押 お し式 しき のユニットブレーキ である。この台車 だいしゃ は営団 えいだん 地下鉄 ちかてつ における次世代 じせだい の標準 ひょうじゅん 台車 だいしゃ を目指 めざ したもので、「曲線 きょくせん 通過 つうか 性能 せいのう 向上 こうじょう 」・「メンテナンス省力 しょうりょく 化 か 」・「軽量 けいりょう 化 か ・高 こう 粘着 ねんちゃく 化 か 」を設計 せっけい の基本 きほん とした。その後 ご も、民営 みんえい 化 か 後 ご の東京 とうきょう 地下鉄 ちかてつ でもモノリンク方式 ほうしき の台車 だいしゃ は使用 しよう を継続 けいぞく している[2] 。
車両 しゃりょう 制御 せいぎょ 情報 じょうほう 管理 かんり 装置 そうち
本 ほん 系列 けいれつ においても日比谷線 ひびやせん 用 よう の03系 けい 以来 いらい の車両 しゃりょう 制御 せいぎょ 情報 じょうほう 管理 かんり 装置 そうち (通称 つうしょう :TIS ・T rain Control I nformation Management S ystem)を搭載 とうさい している。これにより乗務 じょうむ 員 いん の支援 しえん や検 けん 修 おさむ 時 じ の効率 こうりつ 的 てき な運用 うんよう を可能 かのう としている。さらにマスコン指令 しれい や常用 じょうよう ブレーキの指令 しれい などの制御 せいぎょ 伝送 でんそう 機能 きのう を有 ゆう している。
本 ほん 系列 けいれつ においては車両 しゃりょう 間 あいだ の伝送 でんそう 線 せん に光 ひかり ケーブル を採用 さいよう したことや運転 うんてん 台 だい 表示 ひょうじ 器 き にカラー液晶 えきしょう 画面 がめん を採用 さいよう するなど操作性 そうさせいわる の向上 こうじょう を図 はか ったものとした。なお、東西線 とうざいせん 転籍 てんせき 後 ご はプログラムを変更 へんこう し、「行先 いきさき 設定 せってい 」・「案内 あんない 設定 せってい (車内 しゃない 案内 あんない 表示 ひょうじ 機器 きき と自動 じどう 放送 ほうそう の設定 せってい )」と「空調 くうちょう モード」の設定 せってい をTISモニター画面 がめん から行 くだり なえるようにした[10] 。
また、06系 けい と同様 どうよう に本 ほん 系列 けいれつ で使用 しよう される装置 そうち は、三菱 みつびし 製 せい の機器 きき で称 しょう される「TIS」の名称 めいしょう が使用 しよう されているが、実際 じっさい には日立製作所 ひたちせいさくしょ 製 せい 「ATI ・A utonomous T rain I ntegration」が搭載 とうさい されている[11] 。
落成 らくせい 当初 とうしょ は、有楽町線 ゆうらくちょうせん 用 よう のCS-ATC装置 そうち と東武 とうぶ 東上 とうじょう 線 せん 用 よう の東武 とうぶ 形 がた ATS装置 そうち を搭載 とうさい していた。列車 れっしゃ 無線 むせん 装置 そうち には誘導 ゆうどう 無線 むせん 装置 そうち (IR)と東武 とうぶ 用 よう の空間 くうかん 波 は 無線 むせん 装置 そうち (SR)を搭載 とうさい していた。
1998年 ねん (平成 へいせい 10年 ねん )3月 がつ には西武 せいぶ 池袋 いけぶくろ 線 せん への本格 ほんかく 的 てき な乗 の り入 い れに伴 ともな い、西武 せいぶ 形 がた ATS装置 そうち の搭載 とうさい 、西武 せいぶ 用 よう 空間 くうかん 波 は 無線 むせん (SR)の搭載 とうさい をした。運転 うんてん 台 だい では西武 せいぶ 用 よう 列車 れっしゃ 無線 むせん 送受 そうじゅ 話 はなし 器 き の新設 しんせつ 、西武 せいぶ ATS開放 かいほう スイッチ、西武 せいぶ 用 よう 列車 れっしゃ 番号 ばんごう 設定 せってい 器 き などが新設 しんせつ された。屋根 やね 上 じょう には東武 とうぶ 用 よう のI型 がた 列車 れっしゃ 無線 むせん アンテナ に加 くわ え、L字 じ 型 がた の西武 せいぶ 用 よう 無線 むせん アンテナを設置 せっち した。(1997年度 ねんど - 1998年度 ねんど に施工 しこう )。
2000年 ねん (平成 へいせい 12年 ねん )に入 はい り、東武鉄道 とうぶてつどう の列車 れっしゃ 無線 むせん システム更新 こうしん に伴 ともな い東武 とうぶ 用 よう 空間 くうかん 波 は 無線 むせん 装置 そうち を更新 こうしん 、運転 うんてん 台 だい の列車 れっしゃ 無線 むせん 操作 そうさ 器 き は3社 しゃ 別 べつ 型 がた から、1台 だい に集約 しゅうやく したタイプの機器 きき に交換 こうかん 、同時 どうじ に屋根 やね 上 じょう の東武 とうぶ 用 よう 無線 むせん アンテナをI型 がた 形状 けいじょう からL型 がた 形状 けいじょう に交換 こうかん した。
2002年 ねん (平成 へいせい 14年 ねん )には有楽町 ゆうらくちょう 線 せん の保安 ほあん 装置 そうち を新 しん CS-ATC装置 そうち に更新 こうしん する工事 こうじ が行 おこな われ、ATC車 しゃ 上 じょう 装置 そうち の更新 こうしん 、速度 そくど 計 けい の双 そう 針 はり 式 しき (黒 くろ 針 はり は速度 そくど 現 げん 示 しめせ 用 よう 、赤 あか 針 はり はATC過 か 走 はし 防護 ぼうご 信号 しんごう (ORP ・O ver R un P rotector[注 ちゅう 4] )の制限 せいげん 速度 そくど 表示 ひょうじ 用 よう )への交換 こうかん などが施工 しこう された。(1999年度 ねんど より順次 じゅんじ 施工 しこう )
東西 とうざい 線 せん へ転属 てんぞく した当初 とうしょ の07系 けい
東西線 とうざいせん 転属 てんぞく 後 ご の運転 うんてん 台 だい
2008年 ねん (平成 へいせい 20年 ねん )6月14日 にち に有楽町線 ゆうらくちょうせん 新 しん 線 せん を延伸 えんしん して開業 かいぎょう した副 ふく 都心 としん 線 せん では、自動 じどう 列車 れっしゃ 運転 うんてん 装置 そうち (ATO)を使用 しよう したワンマン運転 うんてん を行 おこな うとともに、小竹向原 こたけむかいはら - 渋谷 しぶや 間 あいだ の各駅 かくえき にホームドア を採用 さいよう し、引 ひ き続 つづ き有楽町 ゆうらくちょう 線 せん と一体 いったい 的 てき に運行 うんこう されることになった。副 ふく 都心 としん 線 せん 開業 かいぎょう 前 まえ から本 ほん 系列 けいれつ とともに運用 うんよう されている7000系 けい は同線 どうせん 各駅 かくえき のホームドアに対応 たいおう するが、本 ほん 系列 けいれつ は7000系 けい や10000系 けい とはドア位置 いち が異 こと なり、小竹向原 こたけむかいはら 駅 えき のホームドアに対応 たいおう 出来 でき ないことから副 ふく 都心 としん 線 せん 渋谷 しぶや 方面 ほうめん への運用 うんよう が不可能 ふかのう となった[12] 。
そのため、2006年 ねん (平成 へいせい 18年 ねん )9月1日 にち から有楽町 ゆうらくちょう 線 せん に10000系 けい を投入 とうにゅう して2次 じ 車 しゃ の4本 ほん を順次 じゅんじ 東西 とうざい 線 せん へ転籍 てんせき させ、残存 ざんそん していた5000系 けい を置 お き換 か えた[注 ちゅう 5] 。これらの転籍 てんせき 改造 かいぞう 工事 こうじ は座席 ざせき モケット以外 いがい は深川 ふかがわ 工場 こうじょう の車体 しゃたい 更新 こうしん 修繕 しゅうぜん 場 じょう で実施 じっし された[13] 。
転用 てんよう に際 さい して車体 しゃたい 色 しょく は05N系 けい と同様 どうよう のカラーとし、スカイブルー(水色 みずいろ )を主体 しゅたい に、細 ほそ い白 しろ と紺色 こんいろ の3色 しょく のラインを配 はい している。先頭 せんとう 車 しゃ 連結 れんけつ 器 き のブレーキ接続 せつぞく 用 よう の空気 くうき 配管 はいかん 、空気 くうき 栓 せん 受が不要 ふよう となるために撤去 てっきょ するとともに、排 はい 障 さわ 器 うつわ の切 き り欠 か き部 ぶ をやや大 おお きくしている。前面 ぜんめん にはフロントガラスの車掌 しゃしょう 台 だい 側 がわ に編成 へんせい 番号 ばんごう (71 - 76)が貼 は り付 つ けされている。冷房 れいぼう 装置 そうち は三菱電機 みつびしでんき 製 せい の稼働 かどう 率 りつ 制御 せいぎょ 方式 ほうしき (ON/OFF制御 せいぎょ 方式 ほうしき )クーラー(CU768-1形 かたち )に更新 こうしん された。また、運転 うんてん 台 だい は05N系 けい に準 じゅん じた左手 ひだりて 操作 そうさ のデッドマン装置 そうち 付 つ きワンハンドルマスコン に改造 かいぞう された。
保安 ほあん 装置 そうち も有楽町線 ゆうらくちょうせん 用 よう のATC装置 そうち (新 しん CS-ATC)と東西線 とうざいせん 用 よう のATC装置 そうち (デジタル方式 ほうしき 新 しん CS-ATCとWS-ATC。なお、WS-ATCは東 ひがし 葉 は 高速 こうそく 線 せん と共通 きょうつう )では仕様 しよう が異 こと なるため、装置 そうち 本体 ほんたい を交換 こうかん した。合 あ わせてJR線 せん 用 よう のATS-P装置 そうち を搭載 とうさい し、不要 ふよう となる東武 とうぶ 形 がた ATSと西武 せいぶ 形 がた ATS装置 そうち は撤去 てっきょ した。列車 れっしゃ 無線 むせん 装置 そうち については、誘導 ゆうどう 無線 むせん 装置 そうち 本体 ほんたい を交換 こうかん し、有楽町 ゆうらくちょう 線 せん と東西線 とうざいせん では誘導 ゆうどう 無線 むせん アンテナの設置 せっち 車両 しゃりょう 位置 いち が異 こと なるため、07-300形 かたち と07-800形 がた の連結 れんけつ 位置 いち を入 い れ替 か えた。合 あ わせてJR線 せん 用 よう の空間 くうかん 波 は 無線 むせん 装置 そうち 、防護 ぼうご 無線 むせん 装置 そうち 、信号 しんごう 炎 えん 管 かん などを搭載 とうさい し、東武 とうぶ ・西武 せいぶ 用 よう 空間 くうかん 波 は 無線 むせん 装置 そうち は撤去 てっきょ した。
本 ほん 系列 けいれつ を有楽町 ゆうらくちょう 線 せん から東西 とうざい 線 せん へ転用 てんよう するにあたって、両 りょう 線 せん は線路 せんろ が繋 つな がっていないため、日本 にっぽん 貨物 かもつ 鉄道 てつどう (JR貨物 かもつ )の甲種 こうしゅ 車両 しゃりょう 輸送 ゆそう により、同線 どうせん へ輸送 ゆそう された。最初 さいしょ に綾瀬 あやせ 検車 けんしゃ 区 く に回送 かいそう 、綾瀬 あやせ 駅 えき からJR常磐線 じょうばんせん - 武蔵野線 むさしのせん - 中央 ちゅうおう 線 せん を経由 けいゆ して中野 なかの 駅 えき へ輸送 ゆそう され、深川 ふかがわ 検車 けんしゃ 区 く へと回送 かいそう された[13] 。
一方 いっぽう 、1次 じ 車 しゃ 2本 ほん は引 ひ き続 つづ き有楽町 ゆうらくちょう 線 せん での運用 うんよう が行 おこな われたが、2007年 ねん (平成 へいせい 19年 ねん )9月 がつ 、小竹向原 こたけむかいはら 駅 えき の全 ぜん ホームにホームドアを設置 せっち することから、同年 どうねん 10月 がつ より運用 うんよう から外 はず され、転用 てんよう 先 さき が決 き まらず和光 わこう 検車 けんしゃ 区 く にて休 きゅう 車 しゃ 扱 あつか いとされていた。その後 ご 、2009年 ねん (平成 へいせい 21年 ねん )3月 がつ に東西 とうざい 線 せん において快速 かいそく 列車 れっしゃ を通勤 つうきん 快速 かいそく へ格下 かくさ げする輸送 ゆそう 改善 かいぜん を目的 もくてき としたダイヤ改正 かいせい を行 おこな うことが決定 けってい され、その際 さい の運用 うんよう 補填 ほてん 用 よう として1次 じ 車 しゃ 2本 ほん も同線 どうせん に転用 てんよう された[14] 。後 のち に東西線 とうざいせん でもホームドア設置 せっち が開始 かいし されたが、こちらは15000系 けい 、05系 けい ワイドドア車 しゃ に対応 たいおう した大 だい 開口 かいこう 可動 かどう 式 しき ホーム柵 しがらみ を供用 きょうよう することで解決 かいけつ している[15] 。
なお、千代田 ちよだ 線 せん においてJR列車 れっしゃ 無線 むせん のデジタル化 か と改正 かいせい 技術 ぎじゅつ 基準 きじゅん の対応 たいおう 工事 こうじ 施工 しこう のため、同線 どうせん で一時 いちじ 的 てき に予備 よび 車 しゃ を確保 かくほ するために第 だい 01編成 へんせい を2008年 ねん (平成 へいせい 20年 ねん )9月 がつ - 12月の間 あいだ 千代田 ちよだ 線 せん に転籍 てんせき させ、その後 ご 東西 とうざい 線 せん へと転籍 てんせき させた[16] 。これにより第 だい 01編成 へんせい は、東京 とうきょう メトロでは珍 めずら しい3路線 ろせん での営業 えいぎょう 運転 うんてん 実績 じっせき を持 も つこととなった[15] 。
2008年 ねん 6月 がつ 14日 にち に公式 こうしき ホームページの有楽町線 ゆうらくちょうせん 車両 しゃりょう 図鑑 ずかん から07系 けい の記載 きさい が削除 さくじょ され、一時 いちじ 的 てき に本 ほん 系列 けいれつ は営業 えいぎょう 列車 れっしゃ で唯一 ゆいいつ 掲載 けいさい されていなかったが、2009年 ねん 7月 がつ から東西線 とうざいせん の車両 しゃりょう 図鑑 ずかん に掲載 けいさい されている。
深川 ふかがわ でB修 おさむ 工事 こうじ を実施 じっし した第 だい 71編成 へんせい
2018年 ねん に第 だい 73編成 へんせい にB修 おさむ 工事 こうじ が施工 しこう され、8月 がつ 15日 にち より運用 うんよう を開始 かいし した。工事 こうじ 内容 ないよう は、行先 いきさき 表示 ひょうじ をフルカラー式 しき に交換 こうかん 、前 ぜん 照 あきら 灯 とう の変更 へんこう 、フリースペースの増設 ぞうせつ 、座席 ざせき 袖 そで 仕切 じき りの変更 へんこう 、LCD式 しき 車内 しゃない 案内 あんない 表示 ひょうじ 器 き の設置 せっち などである[17] 。制御 せいぎょ 装置 そうち はIGBT素子 そし のままだが、型式 けいしき MAP-214-15V308、三菱電機 みつびしでんき 製 せい の2レベル方式 ほうしき に交換 こうかん された。