団体 専用 列車
概要
- 「
旅客 車 専用 扱」一般 の旅客 列車 の一部 を貸 し切 るもの。比較的 少 人数 である場合 に使 われる。新幹線 などでは他 の旅客 との関係 上 、編成 の末端 から埋 められていくことが多 い。この一類 型 として、一般 の旅客 列車 に専用 の車両 を連結 するものがあり、こちらも旅客 車 専用 扱に含 まれる。有名 な例 としてセイシェル改造 前 の「いこい」増結 が該当 する。 - 「
団体 専用 臨時 列車 」専用 の臨時 列車 を設定 するもので、略 して「団 臨」とも呼 ばれる。ジョイフルトレインなどが使 われる場合 も多 い。 - 「
貸切 列車 」国鉄 →JRでは上述 の貸切 乗車 券 規定 を適用 する列車 を指 すが、定員 規定 などが厳 しい(=高額 となる)ため、事実 上 全 く運行 されていない。これに対 し路面 電車 では貸切 運賃 の規定 がある路線 が多 く、この貸切 運賃 を適用 する団体 列車 が該当 する。
かつて、
JRグループの
クルーズトレインなどの
日本 における主 な団体 列車
修学旅行 列車
甲子園 応援 列車
1990
初詣 臨時 列車
なお
宗教 団体 臨時 列車
天理教 団体 参拝 列車 日本 全国 からの天理教 信者 の、大祭 時 における輸送 を行 うもの。通称 「天理 臨」。輸送 客 量 が多 く、普段 優等 列車 の設定 されていない桜井 線 の天理 駅 へ向 かうため、専用 列車 が設定 されることが多 い。編成 として以前 は客車 や気動車 が多 いが、これは天理 駅 の留置 線 が2008年 まで非 電化 のためであった。その後 JR東日本 所有 の583系 か485系 で京都 駅 に置 き換 えられたが、さらに2015年 の北陸 新幹線 ・長野 –金沢 開業 後 は並行 する北陸本線 ・金沢 –直江津 が第 三 セクター鉄道 [注釈 2]に移管 されたことから、この区間 での団体 臨時 列車 の設定 が困難 になった事情 もあり大半 が廃止 され、東海道新幹線 から近鉄 に乗 り継 ぐ団体 (必 ずしも団体 専用 列車 ではない)移動 となった。この団体 の切符 手配 はJTBが取 り次 いでいる。- また、
近鉄 天理 線 にも同 じように臨時 列車 (特急 列車 および急行 列車 )・団体 専用 列車 が設定 される。また、信者 向 けの団体 専用 切符 が近畿 一 円 の各 教区 および天理教 本部 で販売 されている。これは近鉄 主要 駅 と天理 駅 間 の普通 運賃 の約 25%引 きで販売 されるとともに、当日 の一般 列車 の大半 が「団体 専用 列車 」扱 い状態 になる。[要 出典 ]
金光 教 団体 臨時 列車 創価学会 集約 臨時 列車 (廃止 )・法華 講 団体 臨時 列車 日本 全国 からの創価学会 員 が、当時 関係 のあった日蓮 正宗 総本山 である大石寺 へと参詣 するために、身延線 の富士宮 駅 まで運行 されていたもの。通称 「創価 臨」「創 臨」。熊本 の川尻 駅 には専用 の寝台 車 が用意 されたり、全国 から団体 専用 列車 の設定 も多 かった上 、最盛 期 は定期 列車 の間合 いに組 み込 まれた運用 も存在 し、集約 臨時 列車 を形成 する原点 ともなっていた。品川 駅 の臨時 ホーム直上 の団体 待合室 (現在 はエキュート品川 となっている)を半 ば占有 していた時期 もある。しかし1991年 に日蓮 正宗 が創価学会 を破門 したため全面 的 に廃止 された。- なお、
創価学会 の破門 後 も、日蓮 正宗 の信徒 組織 である法華 講 (日蓮 正宗 法華 講 連合 会 )による大石寺 参詣 のための専用 列車 が設定 されることもある。通称 「法華 臨」。しかし運行 本数 は創価学会 の破門 前 より大幅 に減少 して年 に数 回 程度 となった。なお「創 臨」が運行 されていた時期 にも、月 に1回 程度 の割合 で「法華 臨」が運行 されていた。またその後 、東京 および大阪 方面 からの高速 バスが直接 大石寺 に乗 り入 れするようになったことから「法華 臨」も減少 傾向 にある。
観光 団体 専用 列車
1961
- 「
九州 観光 団体 専用 列車 」 (東京 駅 -長崎 駅 ・大分 駅 間 運転 、門司 駅 で分割 ・併結) - 「
京都 観光 団体 専用 列車 」 (東京 駅 -京都 駅 間 運転 ) - 「
南紀 観光 団体 専用 列車 」 (下 り、東京 駅 -二見浦 駅 間 上 り、東 和歌山 駅 (現在 の和歌山 駅 ) -東京 駅 間 また、伊勢 市 駅 -白 浜口 駅 (現在 の白浜 駅 )間 ・白 浜口 駅 -東 和歌山 駅 間 の区間 運行 もあり) - 「
東北 ・北海道 観光 団体 専用 列車 」 (上野 駅 -青森 駅 間 運転 、常磐線 経由 ) - 「
信濃 ・日光 観光 団体 専用 列車 」 (大阪 駅 -日光 駅 間 運転 ) - 1511・1512
列車 (上野 駅 -日光 駅 間 運転 )愛称 もない、普通 列車 扱 いの短距離 列車 であった。
1964
- 「
関西 第 1・信越 ・日光 ・京都 観光 団体 列車 」・「京都 ・関西 第 1・信越 ・日光 観光 団体 列車 」 (東京 駅 -京都 駅 間 運転 )上下 で列車 名 が異 なるという珍 しいものとなった。
- 「
山陰 観光 団体 専用 列車 」 (下 り大阪 駅 -大社 駅 (現在 廃止 )間 、上 り出雲 市 駅 -大阪 駅 間 運転 ) - 「
南国 」 (高松 駅 -高知 駅 間 運転 、定期 1往復 ・不定期 1往復 )一般 向 け車両 も連結 しており、準 急行 券 の購入 で乗車 が可能 であった。
- 「
東北 観光 団体 専用 列車 」 (下 り上野 駅 -一ノ関 駅 (東北本線 経由 )間 、上 り福島 駅 -上野 駅 間 運転 )
新設
- 「
九州 第 2観光 号 」 (下 り大阪 駅 -博多 駅 ・大分 駅 ・早岐 駅 間 、上 り早岐 駅 ・博多 駅 -大阪 駅 間 運転 )- それまでの「
九州 観光 団体 列車 」同様 、空 きがある場合 は一般 客 も利用 できた。また変 わったことに、博多 駅 -肥前 山口 駅 間 では先行 する「九州 第 1観光 号 」に併結されて走 った。
- それまでの「
名称 ・運転 区間 ・併結列車 変更
- 「
九州 観光 団体 列車 」→「九州 第 1観光 号 」運転 区間 も下 りは東京 駅 -長崎 駅 間 、上 りは長崎 駅 ・大分 駅 -東京 駅 間 となった。しかしながら、前述 したように「九州 第 2観光 号 」を併結して走 る区間 も存在 するなど、複雑 な運転 系統 となった。
- 「
関西 第 2観光 団体 専用 列車 」→「関西 第 1観光 号 」往復 とも独立 運行 に、このとき改 められた。
- 「
南紀 観光 団体 専用 列車 」・「関西 第 1・信越 ・日光 ・京都 観光 団体 列車 」・「京都 ・関西 第 1・信越 ・日光 観光 団体 列車 」→「南紀 ・信越 ・日光 ・京都 関西 第 2観光 号 」運転 区間 は変 わらなかったが、「南紀 観光 」と「関西 第 2」は併結運転 となり、再 び「南紀 観光 」が奈良 線 経由 となった。
- 「
南国 1号 」(定期 )→「足摺 」・「土佐 」 - 「
南国 2号 」(不定期 )→「土佐 」下 りが窪川 始発 になったのを機 に、一般 列車 同様 の愛称 に変更 。定期 列車 に関 しては一般 列車 と同様 の扱 いとなる。
- 「
東北 ・北海道 観光 団体 専用 列車 」→「北海道 第 1観光 」前述 したように下 りは東北 観光 には向 かない時刻 設定 であったため、名称 を実態 に合 わせたものである。
しかしながら、
- 「
九州 第 1観光 号 」→「五島 」(東京 駅 -長崎 駅 間 運転 )・「くにさき」(東京 駅 -大分 駅 間 運転 )一般 列車 に準 ずるような名前 に改 められ、往復 とも東京 駅 -長崎 駅 ・大分 駅 間 運転 (門司 駅 まで併結)となった。
- 「
九州 第 2観光 号 」→「平戸 2号 」(大阪 駅 -早岐 駅 間 運転 )・「夕 月 2号 」(大阪 駅 -大分 駅 間 運転 )一般 列車 に準 ずるような名前 に改 められ、往復 とも大阪 駅 -早岐 駅 ・大分 駅 間 運転 (門司 駅 まで併結)となった。
- 「
南紀 観光 団体 専用 列車 」→「南紀 観光 号 」(改称 ) - 「
南紀 ・信越 ・日光 ・京都 第 2観光 号 」→「南紀 ・信越 ・日光 観光 号 」(上 りのみ改称 ) - 「
土佐 」(臨時 )→「土佐 」(定期 )定期 列車 への格上 げとともに、一般 列車 同様 の扱 いとなる。
- 「
北海道 第 1観光 」→「第 1おいらせ」(上野 駅 -青森 駅 間 運転 )- 「
団体 客 を乗 せることのある一般 列車 」扱 いに変更 された。
- 「
- 「
東北 観光 団体 列車 」→(下 り)「第 4まつしま」(上野 駅 -一ノ関 駅 間 運転 )・(上 り)「第 2あづま」(福島 駅 -上野 駅 間 運転 )一般 列車 扱 いに変更 された。
- 「
信越 ・日光 観光 団体 列車 」→(長野 駅 -日光 駅 間 )廃止 ・「彩雲 」(臨時 列車 ・大阪 駅 -長野 駅 間 運転 )運転 区間 を大幅 に縮小 し、臨時 の一般 列車 扱 いとなった。
- 3521M・3522M
列車 (元 、1511・1512列車 )→「霧降高原 」(上野 駅 -日光 駅 間 )一般 の臨時 列車 扱 いに変更 された。
そして、1968
- 「
五島 」→「ながさき」(改称 ) 「くにさき」→廃止 - 「
平戸 2号 」→「西海 2号 」(大阪 駅 -佐世保 駅 間 運転 ) (改称 ・運転 区間 変更 ) 「夕 月 2号 」→「べっぷ2号 」(改称 ) - 「
南紀 観光 号 」→廃止 - 「
信越 ・日光 ・京都 関西 第 2観光 号 」・「南紀 ・信越 ・日光 観光 号 」→廃止 - 「
関西 第 1観光 号 」→廃止 - 「
山陰 観光 団体 列車 」→「だいせん4号 」(下 り)・「だいせん3号 」(上 り) (臨時 列車 または、一般 列車 を時 に応 じて観光 団体 列車 扱 いとする運用 へ変更 )