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PC-FX - Wikipedia

PC-FX

かつて日本電気にっぽんでんきホームエレクトロニクスが製造せいぞう販売はんばいした家庭かていようゲーム

PC-FX(ピーシー エフエックス)は、1994ねん12月23にち日本電気にっぽんでんきホームエレクトロニクス(NECホームエレクトロニクス)から発売はつばいされた家庭かていようゲームである。当時とうじのメーカー希望きぼう小売こうり価格かかくは49,800えん

PC-FX
メーカー NECホームエレクトロニクス
種別しゅべつ 据置すえおきがたゲーム
世代せだい だい5世代せだい
発売はつばい 日本の旗 1994ねん12月23にち
CPU V810 21.475MHz
GPU HuC62
対応たいおうメディア CD-ROM
対応たいおうストレージ バッテリーバックアップ
PC-FX バックアップメモリパック
コントローラ入力にゅうりょく 有線ゆうせん
外部がいぶ接続せつぞく SCSI
売上うりあげ台数だいすう 日本の旗 11まん1,000だい
出荷しゅっか台数だいすうは40まんだい
互換ごかんハードウェア PC-FXボード、PC-FXGA
ぜん世代せだいハードウェア PCエンジンシリーズ
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ハドソン共同きょうどう開発かいはつしたPCエンジン次世代じせだいである。開発かいはつコードネームは「FX」。商品しょうひんめいの「PC-FX」について、「PC」=「PCエンジンの発展はってんであること」「PC-98シリーズとの親和しんわせいつ」という意味いみめられ、「FX」=「Future(未来みらい)とX(未知数みちすう)」という意味いみで「あたらしい時代じだいにな無限むげん可能かのうせいつマシン」をあらわしている[1]

開発かいはつ経緯けいい

編集へんしゅう

1992ねん-1993ねんころ、NECホームエレクトロニクスはPCエンジンSUPER CD-ROM2後継こうけいとして32ビット開発かいはつはじめていた。共同きょうどう開発かいはつしたハドソンは、1992ねん1がつアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくラスベガス開催かいさいされたCESJPEGチップを公表こうひょうしている[2]一方いっぽうアーケードゲーム業界ぎょうかいでは、セガ・エンタープライゼス(げんセガ)のMODEL2基板きばん、ナムコ(げんバンダイナムコエンターテインメント)のSYSTEM22基板きばんなどの3DCG対応たいおうアーケードゲーム基板きばん熾烈しれつ性能せいのう競争きょうそうひろげていた。任天堂にんてんどうやセガ・エンタープライゼス、ソニー・コンピュータエンタテインメント(げんソニー・インタラクティブエンタテインメント)も次世代じせだい開発かいはつすすめていた。

商品しょうひん発表はっぴょう

編集へんしゅう

1993ねん11月1にち日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ発行はっこうする『日本経済新聞にほんけいざいしんぶんおよび『日経にっけいニューメディア』でNECホームエレクトロニクスが32ビットCD-ROMゲームを1994ねんまつ商品しょうひんすると報道ほうどう。この時点じてんでは32ビットRISC CPUを採用さいよう映像えいぞう処理しょりようチップセットにハドソンせい採用さいよう、ゲーム媒体ばいたいはCD-ROMを採用さいよう実写じっしゃ映像えいぞうアニメーションんで再生さいせい可能かのうひとしほうじられた[3][4]同年どうねん11がつ30にち発売はつばいの『PC Engine FAN』1994ねん1がつごう、『月刊げっかんPCエンジン』1994ねん1がつごう、『マルしょうPCエンジン』1994ねん1がつごうで、開発かいはつコード「FX」と名付なづけられた次世代じせだい特集とくしゅう記事きじ掲載けいさいされ、「FXはCD-ROM専用せんよう」「PCエンジンとの互換ごかんせいなし」「メインCPUはNECせいV810採用さいようし、そのに(ハドソンの)テツジンの一部いちぶのチップを若干じゃっかん変更へんこうして採用さいよう」「びょうあいだ30コマのフルカラー/フルアニメーションが可能かのう」とほうじられた[5][6][7]。なお、1994ねん1がつ17にちづけ日経にっけいニューメディア』には「32ビットCD-ROMゲームのCPUを、ハドソンから提案ていあんのあったハドソン独自どくじCPUではなく、NECのV810に変更へんこう」するとほうじられており[8]開発かいはつ当初とうしょはハドソンから独自どくじCPU[ちゅう 1]採用さいよう提案ていあんされていたことがうかがえる。

どう時期じきにはソニー・コンピュータエンタテインメントの新規しんき参入さんにゅうハード(コードネームPS-X、PlayStation)やセガ・エンタープライゼスのメガドライブ次世代じせだい(コードネームSaturn、セガサターン)など、他社たしゃからも次世代じせだい開発かいはつ計画けいかく公表こうひょうされはじめる。

発売はつばいまで

編集へんしゅう

1994ねん5がつ13にちの「NEC全国ぜんこくソフトメーカーかい会場かいじょうでFXの詳細しょうさい仕様しよう公開こうかいされた。また、FXをPC-9801シリーズのCD-ROMドライブとして使用しようする専用せんようアダプターも参考さんこう出品しゅっぴんとして展示てんじされた。このほかに本体ほんたいモックアップ展示てんじおよ同時どうじ発売はつばい予定よていのソフトとして『バトルヒート』(仮称かしょう)、『FXファイター』(仮称かしょう)、『チームイノセント』(仮称かしょう)も発表はっぴょうされている[9]

1994ねん6がつ4にち、5にち日程にってい千葉ちばけん幕張まくはりメッセ開催かいさいされた「'94東京とうきょうおもちゃショー」NECブースで、FXのモックアップが一般いっぱんけに公開こうかいされるととも対応たいおうソフトも同時どうじ出展しゅってんされ、会場かいじょう実際じっさいにプレイすることもできた[10]。その正式せいしき名称めいしょうを「PC-FX」に決定けっていし、対応たいおうソフトの参入さんにゅうメーカーとしてNECアベニュー、NECホームエレクトロニクス、データウエスト、ハドソン、ヒューネックスマイクロキャビンリバーヒルソフトレイ・フォースの8しゃ参入さんにゅうすることあわせて発表はっぴょうされ、『バトルヒート』と『チームイノセント』の2タイトルは正式せいしき発売はつばいすること公表こうひょうされた[1]同年どうねん7がつにPC-FXのアイキャッチとロゴが公開こうかいされ[11]同年どうねん8がつ上旬じょうじゅんには正式せいしき発売はつばいの2タイトルにくわえて11タイトルが追加ついか公表こうひょうされ、『バトルヒート』『TEAM INNOCENT -The Point of No Return-』『卒業そつぎょうII 〜Neo Generation〜』の3ほんがPC-FXと同時どうじ発売はつばいされることが公表こうひょうされた[12]同年どうねん10がつ29にち発売はつばいの『PC Engine FAN』1994ねん12がつごう量産りょうさん試作しさく写真しゃしんおよ最終さいしゅうスペックが公開こうかいされたが、この時点じてんでは発売はつばい未定みていだった[13]

1994ねん10がつ31にち、PC-FXを同年どうねん12がつ9にち発売はつばいすると正式せいしき発表はっぴょう希望きぼう小売こうり価格かかくは49,800えんほうじられた[14][15]同年どうねん11がつ30にち発売はつばいの『PC Engine FAN』1995ねん1がつごうにPC-FXの広告こうこく掲載けいさいされたが[16]本体ほんたい添付てんぷ印刷物いんさつぶつ記載きさいミスが見付みつかったことから発売はつばいを12月23にち延期えんきすると発表はっぴょう[17][18]。こうして当初とうしょ予定よていの1994ねん12月9にちから2週間しゅうかんおくれて同年どうねん12がつ23にちにPC-FXが発売はつばいされた。なお、年末年始ねんまつねんし商戦しょうせん出荷しゅっかされた台数だいすうは7まんだい報道ほうどうされている[19]

発売はつばい

編集へんしゅう

1995ねん3月17にち、NECホームエレクトロニクスはPC-FXのハード、ソフトをNECのPC-98シリーズで利用りようできるようにする周辺しゅうへん機器ききとしてPC-FX SCSIアダプタ(型番かたばん:FX-SCSI)と98CanBe専用せんようPC-FXボード型番かたばん:FX-98IF)を発売はつばい[20]同年どうねん4がつ都内とない家電かでん量販りょうはんてんでPC-FXの店頭てんとう価格かかくが29,800えん大幅おおはば下落げらくし、定価ていか販売はんばいのPlayStationとの勝敗しょうはい鮮明せんめいほうじられた[21]

1995ねん5月、NECホームエレクトロニクスはPC-FXけにアニメとゲームを融合ゆうごうした「アニメ戦略せんりゃく」を展開てんかいすると発表はっぴょう[22]。また、イメージキャラクターとして只野ただの和子かずこキャラクターデザインした「ロルフィー」を発表はっぴょうした[23]

1995ねん7がつ、NECホームエレクトロニクスはPC-FXの仕様しよう一般いっぱん公開こうかいし、年末ねんまつにPC-98シリーズなどでゲームや映像えいぞうソフトが簡単かんたん制作せいさくできるシステムを発売はつばいすると発表はっぴょう[24]同年どうねん12がつ8にち企業きぎょうけとくらべて安価あんか開発かいはつツール提供ていきょうする、PC-FX上位じょうい互換ごかんのPC-9800シリーズようゲームアクセラレータボードPC-FXGA販売はんばいした(DOS/Vようは1996ねん6がつ発売はつばい)。これは本体ほんたい付属ふぞくツールのみでも3DCG作成さくせいできるというもので、初回しょかい1まんほん限定げんてい別売べつばい開発かいはつツール(GMAKERスタータキット)をどうこりした「PC-FXGAキャンペーンセット」も販売はんばいされた。さらに追加ついか開発かいはつキット(GMAKERスタータキットプラス)も発売はつばいされ、より高度こうど開発かいはつ環境かんきょう提供ていきょうされた。当時とうじはゲーム専門せんもん学校がっこう活況かっきょうであり、同人どうじん市場いちばやゲーム業界ぎょうかい興味きょうみのあるひと視野しやいたアプローチもおこなわれ、ゲームソフト開発かいはつ会社かいしゃヒューマン運営うんえいするヒューマンクリエイティブスクール共同きょうどうでゲームソフト製作せいさくしゃ育成いくせいこころみられた[25]

なお、『PC Engine FAN』の発行はっこうもとである徳間書店とくましょてんインターメディアも、PCエンジンソフト開発かいはつ環境かんきょうみずか開発かいはつし、『でべろBOX』としょうするハードウェアを誌上しじょう販売はんばいするとともに(1996ねん2がつ発売はつばい)、PCエンジンユーザー開発かいはつシステム(開発かいはつツール)『でべろスターターキット・アセンブラへん』『でべろスターターキット・BASICへん』を出版しゅっぱんし、のちには『でべろスターターキット・アセンブラへん』と『でべろBOX』をセットにした『でべろスターターセット』を誌上しじょう販売はんばいしている。

ソニー・コンピュータエンタテインメントとセガ・エンタープライゼスによる次世代じせだい覇権はけんあらそいで、PlayStationやセガサターンが廉価れんかばん次々つぎつぎ投入とうにゅうするにともない、PC-FXも1997ねん1がつオープン価格かかく移行いこう同年どうねん6がつにはじつうれ価格かかくが14,800えんまで大幅おおはば値下ねさげして販売はんばいされていた[26]。また、ソフマップとタイアップして『女神めがみ天国てんごくII』をどうこりした「Sofmap特製とくせい PC-FX限定げんていVersion 女神めがみ天国てんごくIIき」も発売はつばいされている。

1998ねん6がつ、NECホームエレクトロニクスがドリームキャストへの参入さんにゅう発表はっぴょう同時どうじにPC-FXからの撤退てったい正式せいしき発表はっぴょうした[27]。なお、NECホームエレクトロニクスは、のちNECグループ事業じぎょう整理せいり対象たいしょうになり、2000ねん3がつ31にちもっ事業じぎょう停止ていし解散かいさんした。またNECアベニューなどNECグループのソフトウェア関連かんれん部門ぶもん分離ぶんり統合とうごうして設立せつりつしたNECインターチャネルも2004ねん株式会社かぶしきがいしゃインデックス譲渡ゆずりわたされ、NECグループはゲーム業界ぎょうかいから撤退てったいすることとなった。

PC-FXの最終さいしゅうてき販売はんばい台数だいすうは、やく11まん1せんだいだった[28]世界せかい累計るいけい販売はんばい台数だいすう1,000まんだいえたPCエンジンと比較ひかくすると、圧倒的あっとうてき惨敗ざんぱいわった。

ハードウェア

編集へんしゅう
筐体きょうたい
家庭かていようゲームとしてははじめてたてきデザインを採用さいようした。
光学こうがくドライブ
CD挿入そうにゅう部分ぶぶんPCエンジンDuoおなじトップローディング方式ほうしきである。
映像えいぞう
CD-ROMからした圧縮あっしゅく動画どうがデータを独自どくじ圧縮あっしゅくデータ伸長しんちょう専用せんようのプロセッサにおくることで、高速こうそく動画どうが再生さいせい実現じつげんする機能きのうち、グラフィック関係かんけい機能きのう充実じゅうじつしていた[29]

チップセットについて

編集へんしゅう

PC-FXのチップセットはPCエンジンと同様どうようのハドソンせいHuC62シリーズのうち以下いか搭載とうさいされている。また拡大かくだい縮小しゅくしょう回転かいてん・セロハン(はん透明とうめい機能きのうのある4まいバックグラウンド追加ついかされている。動画どうが再生さいせい機能きのうとしてMotion JPEGデコーダを搭載とうさいしており、動画どうがではなくいちまいとしてゲームの背景はいけい使用しようすることも可能かのう

  • HuC6230:音源おんげんチップ、HuC6280のPSGにADPCMを追加ついかしたもの
  • HuC6261:ビデオ管理かんり機能きのうつ。HuC6260の次世代じせだいチップにあたる。
  • HuC6270:VDC (Video Display Controller)、2搭載とうさいした。
  • HuC6271:Motion JPEGデコーダ
  • HuC6272:メモリコントローラ

一時期いちじきポリゴン処理しょり能力のうりょくたせるという話題わだいがあったが、PC-FX自体じたいには搭載とうさいされなかった。これには2つのせつがある。

  • 元々もともとはハドソンしゃによって開発かいはつされていた次世代じせだいゲームのためのチップセットコードめい「TETSUJIN」)を搭載とうさいする予定よていであったが、そのうちの3Dよう表示ひょうじようチップ・HuC6273(クボタコンプスとの共同きょうどう開発かいはつグラフィックチップ)の開発かいはつがPC-FX製品せいひんわなかったということになっている[ちゅう 2][よう出典しゅってん]
  • PCエンジンにくわしいゲーム開発かいはつしゃ・ゲームライターの岩崎いわさきあきらしん上記じょうきせつ否定ひていしており[30]、「PC-FXは3Dを前提ぜんていとして開発かいはつしていたがチップがわなかった」のではなく、「PC-FXの開発かいはつじん当時とうじのアーケードにおける熾烈しれつな3D競争きょうそうらず、2D路線ろせん成功せいこうしていたPCエンジンの延長えんちょうとしてPC-FXをとらえていたため、3DO・サターンと『2D戦争せんそうをやる』なら、PC-FXは致命ちめいてき性能せいのうのマシンではないが、そもそも3Dについてほとんどかんがえておらず、PlayStationがてきてあわてて3Dようのチップの開発かいはつはじめた」と説明せつめいしている。

そこで、HuC6273のわりにぜん世代せだいのPCエンジンようグラフィックチップ(HuC6270)を2搭載とうさいし、これにMotion JPEGデコーダ(HuC6271)を追加ついかすることで強力きょうりょく動画どうが再生さいせい機能きのう付与ふよするという、はなはだアンバランスな構成こうせいとなった。その結果けっかほんのグラフィック機能きのうとく画面がめんモードとビデオメモリへのアクセス方法ほうほうには様々さまざま制約せいやく存在そんざいすることとなり、グラフィックメモリマッピングがきわめて変則へんそくてきであるため、3Dゲームのみならず、2Dシューティング/アクション/対戦たいせん格闘かくとうゲームとう移植いしょく困難こんなんになってしまった。[よう出典しゅってん]

HuC6273は、PC-9800シリーズようCバスおよDOS/VもちいISAバス)ゲームアクセラレータボード・PC-FXGAに搭載とうさいされ、『んーにゅー』(1996ねん7がつ発売はつばい・NECホームエレクトロニクス、市販しはんされた唯一ゆいいつのPC-FXGAようゲームソフト)ととも発売はつばいされた。なお当初とうしょ計画けいかく予告よこくされていたPCIバス対応たいおうばんのPC-FXGA/PCIは製品せいひんされずにわっている。

以下いかは『PC Engine FAN』1994ねん12がつごう掲載けいさいの「PC-FX最終さいしゅうスペックひょう」(17ぺーじおよび『PC-FX取扱とりあつかい説明せつめいしょ』「仕様しようていかく」(29ぺーじとうによる。

  • CPUV810μみゅーPD70732GD-25)21.475MHz
    • 日本電気にほんでんき開発かいはつした、オリジナル設計おりじなるせっけい32ビットRISC CPU。このCPUは32ビットRISC CPUでありながら16ビットちょう命令めいれい混在こんざい許容きょようすることでメモリ使用しよう効率こうりつ改善かいぜんはかるなど、用途ようとてきしたプロセッサである。
  • メインRAM:2MB
  • ビデオRAM :1.25MB
  • CDバッファ:256KB
  • バックアップRAM:32KB
  • システムROM:1MB
  • CD-ROMドライブ:2ばいそく
  • 対応たいおうCDフォーマット:PC-FXようCD-ROM、音楽おんがくCDCD-GCD-EGフォトCD
  • 最大さいだい表示ひょうじしょくすう:1677まんしょく
  • 画面がめん解像度かいぞうど標準ひょうじゅん256×240ドット(PCエンジンと同等どうとう)、最大さいだい320×240ドット
  • スプライトすう:1画面がめんちゅう最大さいだい128
  • BG画面がめんすう最大さいだい7めん最大さいだい9画面がめん合成ごうせい
  • エフェクト:BG1画面がめんたいして回転かいてん拡大かくだい縮小しゅくしょう・セロファン・フェード・プライオリティ
  • 動画どうが再生さいせい:Motion JPEG、フルカラー・フルスクリーン
  • 動画どうが圧縮あっしゅく:JPEG/ランレングス(30フレーム/びょう[13]
  • サウンド機能きのうADPCM 2ch、波形なみかたメモリ音源おんげん最大さいだい6おと
  • 出力しゅつりょく端子たんしビデオ端子たんしS映像えいぞう出力しゅつりょく端子たんしステレオ音声おんせい出力しゅつりょく端子たんし電源でんげん出力しゅつりょく端子たんしDC出力しゅつりょく 5V/40mA
  • 拡張かくちょうスロット
    • 本体ほんたい前面ぜんめん:バックアップメモリ増設ぞうせつスロット - FX-BMP(本体ほんたいメモリの4ばい容量ようりょうバックアップメモリパックよう
    • 本体ほんたいめん機能きのう拡張かくちょうスロット(PC-98シリーズとの接続せつぞくよう
    • 本体ほんたい底面ていめんメインメモリ増設ぞうせつスロット(対応たいおう製品せいひんなし)
  • パッド端子たんし:2ポート
  • 外形がいけい寸法すんぽうはば132mm×奥行おくゆき267mm×たかさ244mm(5.2in×10.5in×9.6in)
  • 使用しよう電源でんげんAC 100V±10% 50/60Hzへるつ
  • 消費しょうひ電力でんりょく:16W
  • 重量じゅうりょうやく2.9kg本体ほんたい)、やく200g(PC-FX専用せんようパッド)

周辺しゅうへん機器きき

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ゲームパッドのボタンはれつ横並よこならびの6ボタンであり、PCエンジンよう6ボタンコントローラ『アーケードパッド6』(PCエンジンDuo-RXどうこり)とどう形状けいじょうのデザインである[31]。しかしボタンを多用たようするようなゲームせい作品さくひんはほとんど発売はつばいされず、『ファーストKiss☆物語ものがたり』のミニゲーム・『ヒューネックスファイターズ'98』という2D対戦たいせん格闘かくとうゲーム対応たいおうしている。

のち有志ゆうしによりコントローラ端子たんし3Dプリンターようデータが公開こうかいされた[32]

関連かんれん商品しょうひん

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NECせいPC-9800シリーズとの連携れんけい意識いしきされていたため、PC-FXボード(型番かたばん:FX-98IF)、PC-FXGAなどPCうえでPC-FXのソフトあそべる拡張かくちょうカード発売はつばいされ、PC-FXをSCSI接続せつぞくそとCD-ROMドライブとして接続せつぞくするPC-FX SCSIアダプタ(型番かたばん:FX-SCSI)も発売はつばいされた。

ソフトウェア

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ソフトの総数そうすう雑誌ざっし付録ふろく体験たいけんばん・PC-FXGA専用せんようソフトをのぞくと62ほん。『バトルヒート』のようなアニメーションとゲームを融合ゆうごうさせたゲームソフトをつよみとした。

1995ねん3がつ20日はつか、NECホームエレクトロニクスと共同きょうどうプラットフォームホルダーであるハドソンが、『天外てんがい魔境まきょうIII NAMIDA』のPC-FXへの対応たいおう機種きしゅ変更へんこうと、1996ねんはるごろ発売はつばい予定よていであることを発表はっぴょうした[33]同年どうねん6がつ3にち、4にち開催かいさいされた「'95東京とうきょうおもちゃショー」ではPC-FXの動画どうが再生さいせい機能きのうかしたデモンストレーションが再生さいせいされるなど大々的だいだいてき展示てんじおこなわれたが[34]結局けっきょく発売はつばい未定みていのまま開発かいはつ中止ちゅうしとなった[ちゅう 3]。ハドソンからは1996ねん3がつ8にちに『銀河ぎんが嬢様じょうさま伝説でんせつユナFX かなしみのセイレーン』、1996ねん4がつ26にちに『スーパーパワーリーグFX』が発売はつばいされたが、以降いこうはPC-FX専用せんようソフトのリリースはおこなわれず、ハドソンによるPC-FX専用せんようソフトのリリースは少数しょうすうにとどまった。

1995ねん10がつ、NECアベニューなどNECグループのコンテンツ製作せいさく販売はんばい部門ぶもん統合とうごうしてNECインターチャネルが設立せつりつされた。PC-FXへのさらなる注力ちゅうりょく表明ひょうめいしたが、NECインターチャネルから発売はつばいされたPC-FX専用せんようソフトは『天地無用てんちむよう! 魎皇おにFXいちさくのみで、そのPC-FX専用せんようソフトをリリースすることはなかった。なお、1996ねん8がつにNECインターチャネルは美少女びしょうじょゲーム武器ぶき巨大きょだいギャルゲー市場いちばがあったセガサターンへ参入さんにゅうしている。これについて当時とうじTBSテレビJNN報道ほうどう特集とくしゅう」にて特集とくしゅうされている。

このように、PC-FXに参入さんにゅうして独自どくじにソフトウェアを販売はんばいするサードパーティー少数しょうすうかぎられた。ビジネスとして成功せいこうするか様子見ようすみをしているゲーム会社かいしゃもいることから、NECホームエレクトロニクスはのブランドと開発かいはつって開発かいはつするダブルブランド戦略せんりゃくっていた[35]。その結果けっか、PC-FXのほとんどのソフトをNECホームエレクトロニクスがリリースすることとなった。

1998ねん4がつ27にち、PC-FX最後さいごのソフトである『ファーストKiss☆物語ものがたり』(NECホームエレクトロニクス)が発売はつばいされた。

アニメ戦略せんりゃく

編集へんしゅう

NECホームエレクトロニクスが1995ねん5がつから展開てんかいしたのが「アニメ戦略せんりゃく」である。これは、PC-FX最大さいだい特徴とくちょうでありウリでもある高速こうそく動画どうが再生さいせい機能きのうをフルに使用しようしたアニメソフトを中心ちゅうしんにゲームを制作せいさくしていくもので、同時どうじ発売はつばい予定よていのゲームタイトルは、アクティブプレイワールド、バラエティ・フォーラム、アイドルコミュニケーション、アニメエクスプレスの4つの世界せかいかん分類ぶんるいされるとした[23]。これにあわせて同年どうねん8がつ12にちにリリースされたPC-FX専用せんようCD-ROMソフト『アニメフリークFX』Vol.1(創刊そうかんごう)の広告こうこくでは「アニメファンのためのアニメ情報じょうほうメディア」[36]「アニメファンのためのゲームマシンでるOVA登場とうじょう!!」とうたっていた[37]。また、PC-FXアニメファンクラブが設立せつりつされ、積極せっきょくてきにアニメファンや声優せいゆうファンのみをおこなっていた。

1995ねん8がつ発売はつばいの『アニメフリークFX』Vol.1の発売はつばい皮切かわきりに、同年どうねん8がつ開催かいさいされたコミックマーケット48への出展しゅってん[ちゅう 4]、『アニメフリークFX』シリーズや『チップちゃんキィーック!』の販売はんばいおこなっている。

PC-FXの購入こうにゅうしゃのほとんどは「PCエンジンからのファンのかたたち。」20さい前後ぜんこう男子だんしであった。こういった状況じょうきょうから「当初とうしょ、アニメ戦略せんりゃく展開てんかいしましたが、みなさんの反応はんのうて、現在げんざいはさらにすすんでギャルアニメ路線ろせんになりました。」として事業じぎょう方向ほうこうせい鮮明せんめいにしていった[38]

レーティング

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1995ねん4がつ、NECホームエレクトロニクスにより倫理りんり審査しんさ基準きじゅんレーティング)がさだめられた。同年どうねん4がつ以降いこうマスターアップするFC-FXおよびPCエンジンのソフトが対象たいしょうとされ、あたらしく発売はつばいするソフトのほか、再販さいはんするソフトにも適用てきようされた[39]

  • 一般いっぱんけ』 - 年齢ねんれいわずに推奨すいしょうできるゲーム。性的せいてき刺激しげきのないもの。残酷ざんこくなシーンや暴力ぼうりょくなどの刺激しげきあたえないもの。年少ねんしょうしゃたいして犯罪はんざいはん社会しゃかいてき行為こういあふらないもの。未成年みせいねんしゃ喫煙きつえん飲酒いんしゅのシーンを肯定こうていするものも禁止きんし
  • 『18さい以上いじょう推奨すいしょう』 - 18さい未満みまんのユーザーに推奨すいしょうできない内容ないようのもの。いちじるしく性的せいてき感情かんじょう刺激しげきしないもの。乳首ちくびまではOKだが、性行為せいこうい表現ひょうげん間接かんせつてきでも禁止きんし暴力ぼうりょくシーンは多少たしょう可能かのうだが残酷ざんこく描写びょうしゃ禁止きんし
  • 『18さい未満みまん禁止きんし』 - 年少ねんしょうしゃがプレイするのはこのましくないとおもわれるもの。ただし、性行為せいこういいちじるしく残虐ざんぎゃく暴力ぼうりょく直接的ちょくせつてき表現ひょうげん禁止きんし

広告こうこく

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アニメ戦略せんりゃく展開てんかいするさい、PC-FXのマスコットキャラクター(イメージキャラクター)としてロルフィーを誕生たんじょうさせた。NECホームエレクトロニクスのゲーム事業じぎょうけのコーポレートキャラとして機能きのうした。『アニメフリークFX』のチラシや表紙ひょうしなどをかざっており、ゲームソフト『となりのプリンセス ロルフィー』も発売はつばいされている。

関連かんれん雑誌ざっし

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1996ねん11月には徳間書店とくましょてんインターメディアからゲーム開発かいはつ焦点しょうてんしぼったムック『DEVELO MAGAZINE』が刊行かんこうされ、PC-FXGAやでべろBOXと連動れんどうするという形式けいしきになったが、2ごう休刊きゅうかんしている。

反響はんきょう

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『PC Engine FAN』1994ねん8がつごう特集とくしゅう記事きじで、ハドソンの中本なかもと伸一しんいちは「ポリゴンはこん注目ちゅうもくされているから。だからそういうめんでは、PC-FXに動画どうが機能きのうというちがったくちがあるっていうのがひとつ面白おもしろいやりかたなんじゃないかな。」「いまはみんなポリゴンでちゃうんだよね。」「ボリゴンだけでゲームになるかといったら、やっぱりならないんだね。32Bitといったって、やっばりスプライトや背景はいけい画面がめんなどの、いままでのゲームの部分ぶぶんたかめていかないと。」と発言はつげんしている[40]当時とうじのリアルタイムポリゴン映像えいぞうのほとんどが、実質じっしつすうパターンのカメラ視点してん視点してんえ)しか使用しようしていないことげ、同数どうすう動画どうが用意よういすれば結果けっかてきおなことだとだんじている。

こうして1994ねん年末ねんまつ商戦しょうせんにはセガサターンPlayStation発売はつばいされ、PC-FXはこれらの2機種きしゅとともに次世代じせだい戦争せんそう一角いっかくになうとされていた。しかし、他社たしゃ対抗たいこうできるキラーソフトをハードウェア用意よういできず、どう世代せだいっていた3DCG機能きのうたずに動画どうがをメインとしたハードウェア設計せっけい[30]により、競合きょうごう機種きしゅいきおいにはなされ、『ファミコン通信つうしん』1995ねん10がつ27にちごうおこなわれた「ファミ通ふぁみつう国勢調査こくせいちょうさ'95」の「っているゲームマシン」において、PC-FXの所有しょゆうりつは3.2%と、PlayStation:40.2%、サターン:34.5%にたいしておおきくをつけられた(回答かいとう710めい男性だんせい73.8%、女性じょせい9.9%、不明ふめい16.3%)[41][ちゅう 5]

一方いっぽうでデザインは評価ひょうかされ、1994年度ねんどグッドデザインしょう受賞じゅしょうした[42]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 独自どくじCPUとは「HuC62320」をすとおもわれる。
  2. ^ HuC6273は表示ひょうじ個数こすうやサイズなどに制限せいげんのないスプライト機能きのう演算えんざん性能せいのう10まんポリゴン/びょう3Dグラフィック機能きのう付加ふか実現じつげんする予定よていだった。
  3. ^ 2005ねんPlayStation 2ようソフトとして発売はつばいされた。
  4. ^ コミックマーケットの企業きぎょうブースはC48がはじめてである。
  5. ^ どう調査ちょうさでは「しいとおもうゲームマシン」としてNINTENDO64:52.9%、サターン:43.9%、PlayStation:41.5%、PC-FX:17.5%、3DO:15.5%という調査ちょうさ結果けっか掲載けいさいされている。

出典しゅってん

編集へんしゅう
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  2. ^ 「WINTER CES REPORT」『PC Engine FAN』1992ねん3がつごう徳間書店とくましょてんインターメディア、1992ねん1がつ30にち、102ぺーじ 
  3. ^ 「NECホームエレ、実写じっしゃ映像えいぞうゲームも―家庭かていよう機種きしゅ来年らいねんまつに。」『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1993ねん11月1にち朝刊ちょうかん
  4. ^ 「NEC HE、32ビットCD-ROMゲームを94ねんまつ発売はつばいへ」『日経にっけいニューメディア』日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1993ねん11月1にち
  5. ^ 特報とくほう しんハードの現状げんじょう緊急きんきゅうリポート ウワサの次世代じせだいぜんぼうにせまる」『月刊げっかんPCエンジン』1994ねん1がつごう徳間書店とくましょてんインターメディア、1993ねん11月30にち、25-29ぺーじ 
  6. ^ 「PC-ENGINE PLUS 次世代じせだいゲームマシン「FX」発表はっぴょう」『月刊げっかんPCエンジン』1994ねん1がつごう小学館しょうがくかん、1993ねん11月30にち、65-67ぺーじ 
  7. ^ 「ついにNEC HEが32ビットニューマシンを発表はっぴょう!!」『マルしょうPCエンジン』1994ねん1がつごう角川書店かどかわしょてん、1993ねん11月30にち、12-13ぺーじ 
  8. ^ 「NEC HE、32ビットCD-ROMゲームのCPUをRISCのV.810に変更へんこう」『日経にっけいニューメディア』日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1994ねん1がつ17にち
  9. ^ 緊急きんきゅう速報そくほう FX(仮称かしょう最新さいしん情報じょうほう」『PC Engine FAN』1994ねん7がつごう徳間書店とくましょてんインターメディア、1994ねん5がつ30にち、16-21ぺーじ 
  10. ^ 「'94東京とうきょうおもちゃショー おたのしみガイド」『PC Engine FAN』1994ねん7がつごう徳間書店とくましょてんインターメディア、1994ねん5がつ30にち、22ぺーじ 
  11. ^ 「PC-FX はみ情報じょうほう」『PC Engine FAN』1994ねん9がつごう徳間書店とくましょてんインターメディア、1994ねん7がつ30にち、60ぺーじ 
  12. ^ 緊急きんきゅう速報そくほう 「FX」追加ついかタイトル浮上ふじょう」『PC Engine FAN』1994ねん10がつごう徳間書店とくましょてんインターメディア、1994ねん8がつ30にち、12-15ぺーじ 
  13. ^ a b 「ハード本体ほんたい徹底てってい分析ぶんせき PC-FX最終さいしゅうスペック公開こうかい」『PC Engine FAN』1994ねん12がつごう徳間書店とくましょてんインターメディア、1994ねん10がつ29にち、16-17ぺーじ 
  14. ^ 「NEC-HEも32ビットゲーム来月らいげつ発売はつばい価格かかくややたかめ―各社かくしゃ製品せいひんそろう。」『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1994ねん11月1にち朝刊ちょうかん
  15. ^ 「NEC-HE、来月らいげつ発売はつばい、32ビットゲーム、4まん9800えん。」『日経にっけい産業さんぎょう新聞しんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1994ねん11月1にち
  16. ^ 「1677まんしょくびょうあいだ30フレームのフルアニメーション・ゲームマシン。PC-FX」『PC Engine FAN』1995ねん1がつごう徳間書店とくましょてんインターメディア、1994ねん11月30にち、2-3ぺーじ 
  17. ^ 「NEC-HE、32ビットゲーム発売はつばい延期えんき添付てんぷ文書ぶんしょにミス。」『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1994ねん12月7にち朝刊ちょうかん
  18. ^ 「NEC-HE、32ビットゲーム発売はつばい延期えんき印刷物いんさつぶつにミス、23にちに。」『日経にっけい産業さんぎょう新聞しんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1994ねん12月7にち
  19. ^ 年末年始ねんまつねんし商戦しょうせん、ゲーム業界ぎょうかい乱戦らんせん模様もよう―ソニー・セガ好調こうちょう苦戦くせんする任天堂にんてんどう。」『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1995ねん1がつ10日とおか朝刊ちょうかん
  20. ^ 「NEC-HEが2機種きしゅ、32ビットゲーム対応たいおう「98」周辺しゅうへん機器きき。」『日経にっけい産業さんぎょう新聞しんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1995ねん1がつ27にち
  21. ^ 「32ビットゲーム値段ねだん勝敗しょうはい鮮明せんめいに―NECホームは下落げらく、ソニーはいま定価ていか。」『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1995ねん4がつ18にち朝刊ちょうかん
  22. ^ 「NEC-HE、32ビットようにアニメ―しなぞろえ強化きょうか。」『日経にっけい産業さんぎょう新聞しんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1995ねん5がつ17にち
  23. ^ a b 「FXアニメ戦略せんりゃく特集とくしゅう」『PC Engine FAN』1995ねん7がつごう徳間書店とくましょてんインターメディア、1995ねん5がつ30にち、114-120ぺーじ 
  24. ^ 「NEC-HE、家庭かていでもソフト制作せいさく―32ビットゲーム仕様しよう公開こうかい。」『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1995ねん7がつ9にち朝刊ちょうかん
  25. ^ 「NECホームエレ、ゲームソフト製作せいさくしゃ育成いくせい開発かいはつツール、一般いっぱん販売はんばい。」『日経にっけい産業さんぎょう新聞しんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1995ねん10がつ19にち
  26. ^ 「テレビゲーム下落げらく店頭てんとうでの販売はんばい競争きょうそう激化げきか。」『日経にっけい産業さんぎょう新聞しんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、1997ねん6がつ30にち
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  35. ^ 緊急きんきゅうスクープ① PC-FX参入さんにゅうメーカー判明はんめい!!」『PC Engine FAN』1994ねん8がつごう徳間書店とくましょてんインターメディア、1994ねん6がつ30にち、16ぺーじ 
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  40. ^ 緊急きんきゅうスクープ① PC-FX参入さんにゅうメーカー判明はんめい!!」『PC Engine FAN』1994ねん8がつごう徳間書店とくましょてんインターメディア、1994ねん6がつ30にち、18ぺーじ 
  41. ^ ファミ通ふぁみつう国勢調査こくせいちょうさ'95」『ファミコン通信つうしん 1995ねん10がつ27にちごう』No.358、株式会社かぶしきがいしゃアスキー、1995ねん10がつ27にち、101,110ぺーじ 
  42. ^ テレビゲーム NEC PC-FX”. GOOD DESIGN AWARD. 日本にっぽんデザイン振興しんこうかい. 2022ねん1がつ5にち閲覧えつらん

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