とうきょうスカイツリー駅えき

とうきょうスカイツリー駅えき
正面しょうめん口こう（2012年ねん4月がつ）
とうきょうスカイツリー TOKYO SKYTREE （旧きゅう業平橋なりひらばし）
◄TS 01 浅草あさくさ (1.1 km) (1.3 km) 曳舟 TS 04►
右みぎは同どう一いち駅えき扱あつかいの押上おしあげ駅えき
所在地しょざいち	東京とうきょう都と墨田すみだ区く押上おしあげ一いち丁目ちょうめ 北緯ほくい35度ど42分ふん37.3秒びょう 東経とうけい139度ど48分ふん32.5秒びょう
駅えき番号ばんごう	TS02
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ	東武鉄道とうぶてつどう
所属しょぞく路線ろせん	■伊勢崎線いせさきせん （東武とうぶスカイツリーライン）
キロ程ほど	1.1 km（浅草あさくさ起点きてん）
電報でんぽう略号りゃくごう	ツリー
駅えき構造こうぞう	高架こうか駅えき
ホーム	2面めん2線せん
乗降じょうこう人員じんいん -統計とうけい年度ねんど-	13,840人にん/日にち -2022年ねん-
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ	1902年ねん（明治めいじ35年ねん）4月がつ1日にち

とうきょうスカイツリー駅えき（とうきょうスカイツリーえき）は、東京とうきょう都と墨田すみだ区く押上おしあげ一いち丁目ちょうめにある、東武鉄道とうぶてつどう伊勢崎線いせさきせんの駅えきである。「東武とうぶスカイツリーライン」の愛称あいしょう区間くかんに含ふくまれている。駅えき番号ばんごうはTS 02。

駅名えきめい通どおり東京とうきょうスカイツリー（東京とうきょうスカイツリータウン）の最寄駅もよりえきであり、駅えきと直結ちょっけつしている。押上おしあげ駅えきと隣接りんせつしており、運賃うんちん計算けいさん上じょうは当とう駅えきと同一どういつの駅えきとして扱あつかわれる。

歴史れきし

1895年ねん（明治めいじ28年ねん）4月がつ6日にちに東武鉄道とうぶてつどうは創立そうりつ願ねがいを提出ていしゅつし、東京とうきょう市し本所ほんじょ区くから栃木とちぎ県けん足利あしかが町まちまでの83.7 kmで鉄道てつどう敷設ふせつを申請しんせいした。しかし、東京とうきょう市内しないに当あたる千住せんじゅ駅えき（後ごの中ちゅう千住せんじゅ駅えき） - 本所ほんじょ駅えき（現げん・錦糸町きんしちょう駅えき）間あいだは市区しく改正かいせいとの兼かね合あいから審査しんさに時間じかんを要ようするとし、やむなく出願しゅつがんを北きた千住せんじゅ駅えき以北いほくまで縮小しゅくしょうした上うえで、1897年ねん（明治めいじ30年ねん）9月3日にちに本ほん免許めんきょを取得しゅとくした。その直後ちょくご、1899年ねん（明治めいじ32年ねん）1月がつには北きた千住せんじゅ駅えきから越中島えっちゅうじままでの免許めんきょを取得しゅとくした。この際さいに、曳舟駅えき - 小梅こうめ駅えき間あいだを支線しせん的てきな扱あつかいで免許めんきょを申請しんせいし、この小梅こうめ駅えきが後のちに吾妻橋あづまばし駅えきとなる。1902年ねん（明治めいじ35年ねん）4月がつ1日にちに、当とう駅えきは吾妻橋あづまばし駅えき（あづまばしえき）として開業かいぎょうし、伊勢崎線いせさきせん都心としん側がわにおける終着駅しゅうちゃくえきとなった。

ところが、開設かいせつから2年ねん後ごの1904年ねん（明治めいじ37年ねん）4月がつ5日にちに東武とうぶ亀戸線かめいどせんが開通かいつう、亀戸かめいど駅えきを介かいして総武そうぶ鉄道てつどう両国橋りょうごくばし駅えき（現げん・総武本線そうぶほんせん両国りょうごく駅えき）への乗入のりいれを開始かいしすることとなった。ここで、ターミナル駅えきとしての機能きのうが他社たしゃ駅えきである両国橋りょうごくばし駅えきへ移うつることとなり、当とう駅えきは廃止はいしされた。両国橋りょうごくばし駅えきへの乗入のりいれは、当時とうじの経営けいえい陣じんが総武そうぶ鉄道てつどうと関係かんけいが深ふかかったことで実現じつげんしたものであった。

しかし、1907年ねん（明治めいじ40年ねん）9月1日にちに総武そうぶ鉄道てつどうが国有こくゆう化かされると事態じたいは急変きゅうへんし、東武鉄道とうぶてつどうは自社じしゃのターミナル駅えきを保有ほゆうすることを迫せまられた。越中島えっちゅうじまへの延伸えんしんも、当該とうがい区間くかんが既すでに市街しがい化かされており、用地ようち買収ばいしゅうが困難こんなんになっていた。そこで、総武そうぶ鉄道てつどう国有こくゆう化かから6ヶ月かげつ後ごに当あたる1908年ねん（明治めいじ41年ねん）3月1日にちに、廃止はいししていた当とう駅えきを貨物かもつ取扱とりあつかいに限かぎり再開さいかいした。

1910年ねん（明治めいじ43年ねん）3月がつ1日にちに駅名えきめいを浅草あさくさ駅えき（あさくさえき）に改称かいしょう、3月27日にちに旅客りょかく取扱とりあつかいを再開さいかいすると同時どうじに、両国橋りょうごくばし駅えき乗入のりいれを廃止はいしした。同年どうねん7月がつ13日にちに東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんが全通ぜんつうし、浅草あさくさ - 伊勢崎いせさき間あいだで運行うんこう開始かいしした。当時とうじ、鉄道てつどうで当とう駅えきへ運はこび込こまれた貨物かもつは、ここで舟運しゅううんに積替つみかえられ、北きた十じゅう間あいだ川かわから隅田川すみだがわ、中川なかがわを通とおって、広ひろく全国ぜんこくに運はこび出だされていた。1911年ねん（明治めいじ44年ねん）3月12日にちには、東武鉄道とうぶてつどう本社ほんしゃが両国りょうこくから小梅こうめ瓦かわら町まち（現げん・押上おしあげ）へ移転いてんし、東武鉄道とうぶてつどう中心ちゅうしん拠点きょてんとしての役割やくわりも果はたして来きた。蒸気じょうき機関きかん車しゃによる運行うんこうで開業かいぎょうした東武鉄道とうぶてつどうのターミナル駅えき規模きぼは大おおきく、構内こうないに転うたて車台しゃだい、給きゅう炭ずみ水すい設備せつび、機関きかん庫こ、工場こうじょう（浅草あさくさ工場こうじょう）などが設置せっちされ、また北きた十じゅう間あいだ川がわと結むすぶドックが設置せっちされて舟運しゅううんの便びんが図はかられた。

1924年ねん（大正たいしょう13年ねん）10月がつ1日にちに西新井にしあらい駅えきまで電化でんかされ、電車でんしゃ運行うんこうが開始かいしされた。電化でんか区間くかんは次第しだいに延長えんちょうされ、やがて旅客りょかく列車れっしゃは全すべて電車でんしゃとなり、貨物かもつ列車れっしゃのみ蒸気じょうき機関きかん車しゃが残のこることとなった。

その後ごも東武鉄道とうぶてつどうは都心としん側がわのターミナル駅えきを求もとめ、当とう駅えきから上野うえの駅えきへの延伸えんしん計画けいかくを申請しんせいした。この申請しんせいは1924年ねん（大正たいしょう13年ねん）に浅草あさくさ雷門かみなりもん駅えき（現げん・浅草あさくさ駅えき）まで認可にんかされたが、上野うえの駅えきまでの免許めんきょは下おりなかった。この理由りゆうは浅草あさくさ雷門かみなりもん駅えき - 上野うえの駅えき間あいだは1919年ねん（大正たいしょう8年ねん）に東京とうきょう地下鉄ちかてつ道どうが免許めんきょの交付こうふを受うけていたためである。やむを得えず東武鉄道とうぶてつどうは浅草あさくさ雷門かみなりもん駅えきをターミナル駅えきとする方針ほうしんへ変更へんこうし、1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）12月15日にちに延伸えんしん工事こうじを開始かいししたものの、隅田川すみだがわ橋梁きょうりょうと浅草あさくさ雷門かみなりもん駅えきの設計せっけい変更へんこうにより工期こうきが長引ながびいた。

この頃ころ、京成けいせい電気でんき軌道きどう（現げん・京成電鉄けいせいでんてつ）も浅草あさくさへの延伸えんしんを計画けいかくしていたが、1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）9月26日にちに京成けいせい電車でんしゃ疑獄ぎごく事件じけんが起おきたことに伴ともない、京成けいせい電気でんき軌道きどうは浅草あさくさへの延伸えんしんを断念だんねんすることとなった。このような紆余曲折うよきょくせつの末すえ、1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）5月25日にちに東武鉄道とうぶてつどうは浅草あさくさ雷門かみなりもん駅えきへの延伸えんしんを果はたした。この延伸えんしんに伴ともない、駅名えきめいを業平橋なりひらばし駅えき（なりひらばしえき）に改称かいしょうした。延伸えんしん後ごは、旅客りょかく営業えいぎょうとしてのターミナル駅えきは浅草あさくさ雷門かみなりもん駅えきへ移うつることとなり、当とう駅えきは優等ゆうとう列車れっしゃは全すべて通過つうかする単たんなる中間なかま駅えきとなった。1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）6月25日にちには、駅えきに乗のり入いれていた東京とうきょう市電しでんも営業えいぎょう休止きゅうしとなった。当とう駅えきは貨物かもつ営業えいぎょうのターミナル駅えきとしては健在けんざいで、都内とない私鉄してつの貨物かもつ駅えきとしては最大さいだい取扱とりあつかい量りょうを記録きろくした。1933年ねん（昭和しょうわ8年ねん）から木製もくせいホッパーが設置せっちされて、砂利じゃり到着とうちゃく拠点きょてんとなった。当とう駅えきの貨物かもつ取扱とりあつかい量りょうの最大さいだいは、戦前せんぜんは1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）の年間ねんかん約やく90万まんトンで、戦後せんごは1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）に年間ねんかん約やく128万まんトンを記録きろくしている。

戦後せんごはトラック輸送ゆそうが進出しんしゅつして来きたため、舟ふね利用りようが減少げんしょうし、1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）にドック使用しようを断念だんねんし、1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）に埋うめ立だてられて廃止はいしとなった。跡地あとちには倉庫そうこが設置せっちされた。東武鉄道とうぶてつどうとしての貨物かもつ輸送ゆそう量りょうのピークは1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）で、それ以降いこうは減少げんしょうの一途いっとを辿たどるようになった。蒸気じょうき機関きかん車しゃによる貨物かもつ列車れっしゃの電化でんかが進すすめられ、1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）10月に当とう駅えきでの蒸気じょうき機関きかん車しゃ使用しようが消滅しょうめつする。高度こうど経済けいざい成長せいちょうによって高速こうそく道路どうろや国道こくどうが相次あいついで開通かいつうし、モータリゼーションが進行しんこうしたことにより、取扱とりあつかい量りょう減少げんしょうに歯止はどめが掛かからなかった。そして、1993年ねん（平成へいせい5年ねん）3月がつ25日にちをもって当とう駅えきを発着はっちゃくする貨物かもつ列車れっしゃは廃止はいしされた。

1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）5月がつ31日にちに北きた千住せんじゅ駅えきを介かいして営団えいだん地下鉄ちかてつ日比谷線ひびやせんとの直通ちょくつう運転うんてんを開始かいしすると、伊勢崎いせざき線せんの旅客りょかく輸送ゆそうは飛躍ひやく的てきに増加ぞうかした。しかし、浅草あさくさ駅えきは構造こうぞう上じょうの問題もんだいで10両りょう編成へんせいの通勤つうきん電車でんしゃが発着はっちゃく出来できないため、北千住きたせんじゅ駅えき以北いほくを複々線ふくふくせんにしたうえで運転うんてん本数ほんすうを増加ぞうかすることで輸送ゆそう力りょくを賄まかなった。それでも北きた千住せんじゅ駅えきの乗換のりかえ客きゃくによる混雑こんざつは一向いっこうに解消かいしょうされなかったため、貨物かもつ扱あつかい設備せつびが縮小しゅくしょうされてきたスペースを利用りようして、1990年ねん（平成へいせい2年ねん）9月25日にちに当とう駅えきに10両りょう編成へんせいが停車ていしゃ可能かのうな地上ちじょうホーム2面めん3線せんを新設しんせつし、伊勢崎いせざき線せんの10両りょう編成へんせい列車れっしゃは当とう駅えきを始発しはつ・終着駅しゅうちゃくえきとした。また、押上おしあげ駅えきへの地下ちか連絡れんらく通路つうろも新設しんせつされた。

2003年ねん（平成へいせい15年ねん）3月19日にちに押上おしあげ駅えきを介かいして営団えいだん地下鉄ちかてつ半蔵門線はんぞうもんせんとの直通ちょくつう運転うんてんを開始かいししたことに伴ともない、当とう駅えきの地上ちじょうホームと押上おしあげ駅えきへの地下ちか連絡れんらく通路つうろが廃止はいしされた。

これにより、旧きゅう貨物かもつヤード跡地あとちには60,000 m²を越こえる用地ようちが創出そうしゅつされ、2004年ねん（平成へいせい16年ねん）からは、旧きゅう貨物かもつヤードを中心ちゅうしんに都市とし再さい開発かいはつ（押上おしあげ・業平橋なりひらばし駅えき周辺しゅうへん土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょう）が開始かいしされた。同年どうねん12月がつには墨田すみだ区く・地元じもと関係かんけい者しゃが東武鉄道とうぶてつどうに対たいして新しんタワー誘致ゆうちの協力きょうりょく要請ようせいをし、2005年ねん（平成へいせい17年ねん）2月がつに東武鉄道とうぶてつどうが新しんタワー事業じぎょうに取とり組くむことを放送ほうそう事業じぎょう者しゃ・墨田すみだ区くに表明ひょうめいした。同年どうねん3月がつには都市とし計画けいかくが決定けっていされ、放送ほうそう事業じぎょう者しゃが墨田すみだ区く押上おしあげ地区ちくを第だい1候補こうほに選定せんていした。そして、2006年ねん（平成へいせい18年ねん）3月がつに新しんタワー建設けんせつ地ちとして当とう地区ちくが最終さいしゅう決定けっていされ、東京とうきょうスカイツリーを核かくとした、東京とうきょうスカイツリータウン開発かいはつが行おこなわれるようになった。

東京とうきょうスカイツリータウンは2012年ねん（平成へいせい24年ねん）3月2日にちに竣工しゅんこう、開業かいぎょうを直前ちょくぜんに控ひかえた同年どうねん3月がつ17日にちのダイヤ改正かいせいでは、当とう駅えきに初はじめて特急とっきゅう列車れっしゃが停車ていしゃするようになった。併あわせて、駅名えきめいをとうきょうスカイツリー駅えき（とうきょうスカイツリーえき）に改称かいしょうした。なお、地元じもとの親したしみやすさを維持いじするため、改称かいしょう後ごは「旧きゅう業平橋なりひらばし」の名称めいしょうも併記へいきしている。同年どうねん4月がつ20日はつかには駅えき構内こうないリニューアル工事こうじが完了かんりょうし、同年どうねん5月がつ22日にちに東京とうきょうスカイツリータウンが開業かいぎょうしてからは、当とう駅えきはその最寄駅もよりえきの1つとなっている。

年表ねんぴょう

• 1902年ねん（明治めいじ35年ねん）4月がつ1日にち：吾妻橋あづまばし駅えき（あづまばしえき）として開設かいせつ。
• 1904年ねん（明治めいじ37年ねん）4月がつ5日にち：東武とうぶ亀戸線かめいどせん開通かいつうに伴ともない、亀戸かめいど駅えき経由けいゆで総武そうぶ鉄道てつどう両国橋りょうごくばし駅えき（現げん・総武本線そうぶほんせん両国りょうごく駅えき）までの乗入のりいれ開始かいし。吾妻橋あづまばし駅えき一いち時じ廃止はいし。
• 1908年ねん（明治めいじ41年ねん）3月1日にち：貨物かもつ運輸うんゆのみ再開さいかい。
• 1910年ねん（明治めいじ43年ねん）
  • 3月1日にち：浅草あさくさ駅えき（あさくさえき）に改称かいしょう。
  • 3月27日にち：旅客りょかく取扱とりあつかい再開さいかい、両国橋りょうごくばし駅えき乗入のりいれ廃止はいし。
  • 5月：駅えき構内こうないに北きた十じゅう間あいだ川がわと結むすぶドックを開設かいせつ。
  • 7月がつ28日にち：東京とうきょう鉄道てつどう（東鉄ひがしてつ）業平なりひら線せんが業平橋なりひらばし - 浅草あさくさ駅前えきまえで延伸えんしん開業かいぎょう。路面ろめん電車でんしゃを介かいして東京とうきょう市し中心ちゅうしん部ぶと連絡れんらく。
• 1911年ねん（明治めいじ44年ねん）8月がつ1日にち：東京とうきょう市しが東京とうきょう鉄道てつどうを買収ばいしゅう、東京とうきょう市し電気でんき局きょく（東京とうきょう市電しでん、現在げんざいの東京とうきょう都電とでんの前身ぜんしん）が成立せいりつ。
• 1924年ねん（大正たいしょう13年ねん）
  • 4月がつ25日にち：浅草あさくさ駅えき構内こうない待合まちあい所しょまで東京とうきょう市電しでんが乗のり入いれる。
  • 10月1日にち：当とう駅えき - 西新井にしあらい駅えき間あいだ電車でんしゃ運行うんこう開始かいし。
• 1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）
  • 5月25日にち：浅草あさくさ雷門かみなりもん駅えき（現げん・浅草あさくさ駅えき）開設かいせつに伴ともない、業平橋なりひらばし駅えき（なりひらばしえき）に改称かいしょう。
  • 6月25日にち：東京とうきょう市電しでん業平なりひら線せん当とう駅えき - 浅草あさくさ駅前えきまえ駅えき廃止はいし。東武とうぶ線せんの東京とうきょう側がわターミナル機能きのうが業平橋なりひらばし駅えきから浅草あさくさ雷門かみなりもん駅えきへ移行いこう。
• 1949年ねん（昭和しょうわ24年ねん）11月15日にち - 東京とうきょうコンクリート工業こうぎょう（現げん・東京とうきょうエスオーシー）業平橋なりひらばし工場こうじょうが当とう駅えき構内こうないで操業そうぎょう開始かいし。日本にっぽん初はつの生なまコン工場こうじょうとなる。
• 1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）： 構内こうないのドックを埋立うめたて。
• 1990年ねん（平成へいせい2年ねん）9月25日にち：一部いちぶ電でん留とめ線せんに10両りょう編成へんせい停車ていしゃ可能かのうなホーム（通称つうしょう・地上ちじょうホーム）を新設しんせつし、伊勢崎線いせさきせん10両りょう編成へんせい列車れっしゃは当とう駅えきを始発しはつ・終着駅しゅうちゃくえきとする。併あわせて、押上おしあげ駅えきまでの地下ちか連絡れんらく通路つうろを新設しんせつ。
• 1993年ねん（平成へいせい5年ねん）3月25日にち：貨物かもつ列車れっしゃ運行うんこう廃止はいし。
• 2003年ねん（平成へいせい15年ねん）3月19日にち：伊勢崎いせざき線せん・帝都ていと高速度こうそくど交通こうつう営団えいだん（現げん・東京とうきょう地下鉄ちかてつ）半蔵門線はんぞうもんせん押上おしあげ駅えき開設かいせつに伴ともない、地上ちじょうホームと押上おしあげ駅えきまでの連絡れんらく通路つうろを廃止はいし。当とう駅えき始発しはつ・終着しゅうちゃくの10両りょう編成へんせい列車れっしゃが半蔵門線はんぞうもんせん・東急とうきゅう田園都市線でんえんとしせん直通ちょくつうに移行いこう。
• 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）10月がつ：東京とうきょうエスオーシー業平橋なりひらばし工場こうじょう閉鎖へいさ。
• 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）
  • 8月がつ11日にち：リニューアル工事こうじ開始かいし。同時どうじに従前じゅうぜんの改札かいさつ口こうを一時いちじ閉鎖へいさし、曳舟寄よりに改札かいさつ口こうを新設しんせつ。
  • 9月29日にち：定員ていいん30名めいの大型おおがたエレベーターを新設しんせつ。
• 2012年ねん（平成へいせい24年ねん）
  • 3月17日にち
    • 東京とうきょうスカイツリー開業かいぎょうを前まえにとうきょうスカイツリー駅えき（とうきょうスカイツリーえき）に改称かいしょう。
    • ダイヤ改正かいせいに伴ともない、上のぼり全ぜん列車れっしゃと下くだり「きぬ」の一部いちぶ特急とっきゅうが停車ていしゃ開始かいし。快速かいそく・区間くかん快速かいそくは通過つうか。
  • 4月がつ20日はつか：リニューアル工事こうじ完了かんりょう。従前じゅうぜんの改札かいさつ口こうが再さい開設かいせつ。浅草あさくさ寄より改札かいさつ口こうを正面しょうめん口こうに、曳舟寄より改札かいさつ口こうを東口ひがしぐちとして使用しよう開始かいし。
  • 4月がつ26日にち：発車はっしゃメロディ使用しよう開始かいし。
  • 5月22日にち：東京とうきょうスカイツリータウン開業かいぎょう。
  • 10月27日にち：当とう駅えきを10時じ以降いこうに発車はっしゃする特急とっきゅう列車れっしゃに対たいして、当とう駅えき → 浅草あさくさ駅えき間あいだ乗車じょうしゃに限かぎり特急とっきゅう料金りょうきん不要ふようで乗車じょうしゃ出来できる措置そちが取とられる。但ただし、「けごん」・「きぬ」の個室こしつと「スカイツリートレイン」は対象たいしょう外がい。この措置そちは2013年ねん5月がつ22日にちまでの期間きかん限定げんていで実施じっしする予定よていであったが、その後ご、2014年ねん（平成へいせい26年ねん）3月がつ31日にちまでに延長えんちょうされた。
• 2013年ねん（平成へいせい25年ねん）3月16日にち：ダイヤ改正かいせいに伴ともない、快速かいそく・区間くかん快速かいそくの全ぜん列車れっしゃと浅草あさくさ駅えきを10時じ以降いこうに発車はっしゃする下くだり特急とっきゅう列車れっしゃ（夜行やこうを除のぞく）が停車ていしゃ開始かいし。
• 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）
  • 3月16日にち：駅名えきめいサインに「ソラカラちゃん」、「スコブルブル」、「テッペンペン」のLEDサインを追加ついか。
  • 4月がつ1日にち：当とう駅えきを発車はっしゃする特急とっきゅう列車れっしゃに対たいして、当とう駅えき → 浅草あさくさ駅えき間あいだの乗車じょうしゃに限かぎり特急とっきゅう料金りょうきん不要ふようで乗車じょうしゃできる措置そちを、全ぜん時間じかん帯たいの列車れっしゃに拡大かくだい。但ただし「けごん」・「きぬ」の個室こしつと「スカイツリートレイン」は引続ひきつづき対象たいしょう外がい。
• 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）5月22日にち：発車はっしゃメロディを、1番線ばんせんが「ソラカラちゃんダンス！」、2番線ばんせんがソラカラちゃんの「テーマソング」に変更へんこう。
• 2017年ねん（平成へいせい29年ねん）4月がつ21日にち：ダイヤ改正かいせいに伴ともない、全ぜん特急とっきゅう列車れっしゃ停車ていしゃ開始かいし。全ぜん列車れっしゃ停車駅ていしゃえきとなる（夜行やこうは引続ひきつづき通過つうか）。
• 2019年ねん（平成へいせい31年ねん）3月23日にち：高架こうか化か工事こうじに伴ともない浅草あさくさ寄よりにホームを延伸えんしん、乗車じょうしゃ位置いち変更へんこう。
• 2022年ねん（令れい和わ4年ねん）11月27日にち：上のぼり線せん高架こうか化かに伴ともない、上のぼり新しんホーム・西口にしぐち改札かいさつ使用しよう開始かいし。従来じゅうらいのホームは下くだり専用せんようとなり、正面しょうめん口こう改札かいさつを閉鎖へいさし東口ひがしぐち改札かいさつのみの運用うんようとなる。
• 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）3月18日にち：当とう駅えき → 浅草あさくさ駅えき間あいだの乗車じょうしゃに限かぎり特急とっきゅう料金りょうきん不要ふようで乗車じょうしゃできる措置そちが廃止はいし。　

駅名えきめいの変遷へんせんとその由来ゆらい

当とう駅えきは現在げんざいの駅名えきめいになるまでに3回かいに渡わたって駅名えきめいを改称かいしょうをしている。開業かいぎょう当初とうしょの「吾妻橋あづまばし駅えき」は、隅田川すみだがわに架かかる吾妻橋あづまばし（あづまばし）に由来ゆらいする。その「吾妻橋あづまばし」の名称めいしょうは、近接きんせつする都営とえい浅草あさくさ線せんの本所ほんじょ吾妻橋あづまばし駅えきに残のこっている。

2代目だいめ駅名えきめいの「浅草あさくさ駅えき」は、東武鉄道とうぶてつどうでの浅草あさくさへの玄関げんかん口こうであることから付つけられたが、当とう駅えきの所在地しょざいちは本所ほんじょ区く（当時とうじ）であった。

3代目だいめ駅名えきめいの「業平橋なりひらばし駅えき」は、駅えき南西なんせいの大横おおよこ川がわ（現在げんざいの大だい横川よこがわ親水しんすい公園こうえん）に架かかる業平橋なりひらばしに由来ゆらいする。

現在げんざいの駅名えきめいとしたのは、東京とうきょうスカイツリーとその周辺しゅうへん施設しせつの最寄もより駅えきであることの認知にんち度ど向上こうじょうと、地域ちいき活性かっせい化かのためとしている。「東京とうきょう」の部分ぶぶんを平仮名ひらがなの「とうきょう」にしているのは、東京とうきょう駅えきや東京とうきょうテレポート駅えきとの区別くべつを明確めいかくにするためと、外国がいこく人じんにも分わかりやすく、親したしみを持もってもらうためとしている。

• 
  浅草あさくさ駅えき時代じだいの構内こうない（1927年ねん）
• 
  駅えき出入口でいりぐち（2008年ねん1月がつ）
• 
  業平橋なりひらばし駅えき時代じだいのプラットホーム、右みぎ奥おくは旧きゅう貨物かもつヤード跡地あとち（2008年ねん1月がつ）
• 
  業平橋なりひらばし駅えきと留置とめおき線せん（2008年ねん1月がつ）
• 
  地上ちじょうホームの駅名えきめい標しるべ（2001年ねん頃ごろ）

連続れんぞく立体りったい化かに伴ともなう駅えき移設いせつ

当とう駅えき - 曳舟駅えき間あいだ（留置とめおき線せんのすぐ東側ひがしがわ）にある伊勢崎線いせさきせん 第だい2号ごう踏切ふみきりは、自動車じどうしゃボトルネック踏切ふみきりと歩行ほこう者しゃボトルネック踏切ふみきりに指定していされている。このため、渋滞じゅうたい緩和かんわを目的もくてきとして、墨田すみだ区くが事業じぎょう主体しゅたいとなって区間くかん内ないの線路せんろを高架こうか化かすることを2012年ねん1月がつに決定けっていした。その後ご国こくの認可にんかや墨田すみだ区くと東京とうきょう都ととの間あいだの事業じぎょう費ひの負担ふたん割合わりあいの協議きょうぎなどを経へて、2017年ねん7月がつ7日にち付づけで高架こうか化か事業じぎょうを締結ていけつし、着工ちゃっこうに入はいる。2019年ねん12月21日にちに、上下じょうげ線せんを仮かり線せんに切きり替かえる工事こうじが行おこなわれた。2022年ねん11月27日にちに上のぼり線せんの高架こうか化かが完了かんりょうした。今後こんご、2023年ねん1月がつ下旬げじゅんに2度目どめの下くだり線せんの仮かり線切せんぎり替がえ工事こうじを進すすめ、2024年度ねんどに下くだり線せんを高架こうかに切きり替かえる予定よていである。墨田すみだ区くが公表こうひょうした2019年度ねんど施策しさく評価ひょうかシートでは、2021年度ねんどに上のぼり線せん、2022年度ねんどに下くだり線せんをそれぞれ高架こうか化かし、2024年度ねんどに事業じぎょうを完了かんりょうする予定よていだった。

完成かんせいすると、当とう駅えきが現在地げんざいちよりも東側ひがしがわに約やく150メートル移転いてんし、上のぼりホームが単式たんしき・下くだりホームが複式ふくしき2面めん3線せんとなり、駅えきに隣接りんせつする留置とめおき線せん2線せんと共ともに同時どうじに高架こうか化かされる（留置とめおき線せんの縮小しゅくしょう部分ぶぶんは、墨田すみだ区くにより押上おしあげ駅えき北口きたぐち交通こうつう広場ひろばを整備せいび）。事業じぎょう費ひは約やく315億おく円えんで、東武とうぶが約やく80億おく円えんを、墨田すみだ区くが約やく235億おく円えんをそれぞれ負担ふたんする。

駅えき構造こうぞう

2022年ねん（令れい和わ4年ねん）11月がつ現在げんざい、単式たんしきホーム2面めん2線せんを有ゆうする高架こうか駅えきとなっている。下くだりホームは浅草あさくさ寄より、上のぼりホームは曳舟寄よりに位置いちし、コンコースは上下じょうげ線せんで完全かんぜんに分離ぶんりされており、改札かいさつ内ないでの上下じょうげホームの行いき来きはできない。両りょうホームともバリアフリー設備せつびとして、コンコースとの間あいだのエレベーター・エスカレーターを備そなえるほか、コンコース（改札かいさつ内ない）にトイレを設置せっちしている。

曳舟駅えき方面ほうめんには留置とめおき線せんが存在そんざいし、特急とっきゅう形がた車両しゃりょうなどの整備せいびや通勤つうきん形がた車両しゃりょう留置とめおきが行おこなわれている。主おもに隣となりの浅草あさくさ駅えき発着はっちゃく列車れっしゃが回送かいそうされるもので、定期ていきダイヤでは当とう駅えき始終しじゅう着ぎ列車れっしゃは設定せっていされていないが、臨時りんじ列車れっしゃでの設定せってい実績じっせきはある。

のりば

• 上記じょうきの路線ろせん名めい表記ひょうきは旅客りょかく案内あんない上じょうの名称めいしょう（「東武とうぶスカイツリーライン」は愛称あいしょう）および案内あんないに準拠じゅんきょしている。
• 当とう駅えきに停車ていしゃする特急とっきゅう列車れっしゃは編成へんせい中ちゅうの全すべてのドアが開ひらく。下くだり特急とっきゅう列車れっしゃは2017年ねん4月がつ20日はつかまで乗降じょうこう口こう限定げんていの措置そちが採とられており、「けごん」・「きぬ」と「りょうもう」の乗車じょうしゃ口こうは2号車ごうしゃと5号車ごうしゃ、350型がたの「しもつけ」・「きりふり」と臨時りんじ「ゆのさと」は2号車ごうしゃ（1号車ごうしゃ寄より）と3号車ごうしゃとなっており、乗車じょうしゃ時じに駅えき係員かかりいんかステーションコンシェルジュが特急とっきゅう券けんを拝見はいけんしていたが、翌日よくじつから全すべてのドアからの乗降じょうこうが可能かのうになった。

• 
  東口ひがしぐち（2012年ねん4月がつ）
• 
  正面しょうめん口こう改札かいさつ口こう（2012年ねん4月がつ）
• 
  東口ひがしぐち改札かいさつ口こう（2012年ねん2月がつ）
• 
  上のぼりホーム（2023年ねん4月がつ）

旧きゅう貨物かもつヤード

当とう駅えきには1955年ねんまで東武鉄道とうぶてつどう浅草あさくさ工場こうじょうが隣接りんせつし、1960年代ねんだいまでは蒸気じょうき機関きかん車しゃの車両しゃりょう基地きち（浅草あさくさ機関きかん区く）が存在そんざいしていた。

1995年ねん頃ごろまでは駅えき南東なんとうの地上ちじょう部ぶに貨物かもつ駅えきを併設へいせつし、住友大阪すみともおおさかセメント栃木とちぎ工場こうじょう（佐野線さのせん葛生かずろう駅えきから延のびる貨物かもつ線せんを利用りよう）から同社どうしゃ業平橋なりひらばしサービスステーションまでセメント貨物かもつ列車れっしゃが運行うんこうされていた。

1990年ねん2月がつ25日にちから2003年ねん3月がつ18日にちまでは、貨物かもつ駅えきの一部いちぶに有効ゆうこう長ちょう10両りょう編成へんせい対応たいおうの2面めん3線せんの頭あたま端はし式しきホーム（3 - 5番線ばんせん、通称つうしょう「地上ちじょうホーム」）が設もうけられていた。これは、北きた千住せんじゅ駅えきの混雑こんざつ分散ぶんさんを図はかる目的もくてきで、従来じゅうらいに曳舟駅えき終着しゅうちゃくもしくは一部いちぶ分割ぶんかつを行おこなっていた朝あさラッシュ時じの上のぼり列車れっしゃについて当とう駅えきまで延伸えんしんするために設置せっちされたものであった。地上ちじょうホームには浅草あさくさ寄よりに現行げんこうのホームとの間あいだの連絡れんらく通路つうろが、曳舟寄よりに改札かいさつ口こうと地下ちか通路つうろ（エスカレーター併設へいせつ）があった。曳舟側がわは京成けいせい押上線おしあげせん・都営地下鉄とえいちかてつ浅草線あさくさせん押上おしあげ駅えきA2出入口でいりぐち方面ほうめんへの連絡れんらく通路つうろがあった。いずれも、地下鉄ちかてつ半蔵門線はんぞうもんせん・東急とうきゅう田園都市線でんえんとしせんとの直通ちょくつう運転うんてん開始かいしにより廃止はいしされ、連絡れんらく通路つうろも閉鎖へいさされた。なお、地上ちじょうホームのすぐ南側みなみがわに保線ほせん基地きちがあり、そちらは地上ちじょうホームの撤去てっきょ後ごも使用しようされたが、その後ご東京とうきょうスカイツリーの建設けんせつに伴ともない撤去てっきょされた。

跡地あとちは東京とうきょうスカイツリータウンとなっており、線路せんろ跡あとなどは残存ざんそんしていない。

利用りよう状じょう況きょう

2022年度ねんどの1日にち平均へいきん乗降じょうこう人員じんいんは13,840人にんである。同どう一いち駅えき扱あつかいの押上おしあげ駅えきを含ふくんだ場合ばあいの2021年度ねんどの1日にち平均へいきん乗降じょうこう人員じんいんは94,274人にんである。

当とう駅えきと押上おしあげ駅えきを同どう一いち駅えきと見みなした場合ばあい、伊勢崎いせざき線せんの駅えきでは北きた千住せんじゅ駅えき・新しん越谷こしがや駅えきに次つぐ第だい3位い。2006年度ねんどからは起点きてんの浅草あさくさ駅えきよりも乗降じょうこう人員じんいんが多おおくなり、東京とうきょうスカイツリータウンが開業かいぎょうした2012年度ねんどに1日にちの平均へいきん乗降じょうこう人員じんいんが前年度ぜんねんどより2万まん人にん以上いじょう増加ぞうかし、開業かいぎょうから初はじめて10万まん人にんを越こえた。

ただし、当とう駅えき単独たんどくの1日にち平均へいきん乗降じょうこう人員じんいんで見みると、2001年度ねんどは12,392人にんであるのに対たいし2006年度ねんどは6,774人にんであり、半蔵門線はんぞうもんせんとの直通ちょくつう運転うんてん開始かいしに伴ともない半分はんぶん程度ていどまで減少げんしょうした。しかし、東京とうきょうスカイツリーの建設けんせつが開始かいしされた2010年度ねんどは9,069人にんに増加ぞうかし、開業かいぎょう年度ねんどである2012年度ねんどは25,494人にんを記録きろくした。

当とう駅えきの1日にち平均へいきん定期ていき外がい乗車じょうしゃ人員じんいんは、東京とうきょうスカイツリーが着工ちゃっこうした2008年度ねんどは1,429人にんであったが、建設けんせつ中ちゅうの東京とうきょうスカイツリーが話題わだいになった2010年度ねんどは2,953人にんと倍増ばいぞうした。東京とうきょうスカイツリータウンが開業かいぎょうした2012年度ねんどは12,022人にんと急増きゅうぞうし、着工ちゃっこう前まえと比較ひかくすると8倍ばい強きょうの乗車じょうしゃ人数にんずうを記録きろくしている。

近年きんねんの1日にち平均へいきん乗降じょうこう人員じんいんの推移すいいは以下いかの通とおり。

年度ねんど別べつ1日にち平均へいきん乗降じょうこう人員じんいん

年度ねんど	当とう駅えき 乗降じょうこう人員じんいん	押上おしあげ駅えき 乗降じょうこう人員じんいん	半蔵門線はんぞうもんせん 直通ちょくつう人員じんいん	合計ごうけい	出典しゅってん
1998年ねん（平成へいせい10年ねん）	13,672			13,672
1999年ねん（平成へいせい11年ねん）	13,110			13,110
2000年ねん（平成へいせい12年ねん）	12,907			12,907
2001年ねん（平成へいせい13年ねん）	12,392			12,392
2002年ねん（平成へいせい14年ねん）				42,475
2003年ねん（平成へいせい15年ねん）	7,703	11,115	26,645	45,463
2004年ねん（平成へいせい16年ねん）	7,189	13,283	32,535	53,007
2005年ねん（平成へいせい17年ねん）	6,935	14,250	33,929	55,114
2006年ねん（平成へいせい18年ねん）	6,774	16,808	40,398	63,980
2007年ねん（平成へいせい19年ねん）	6,902	19,072	45,169	71,143
2008年ねん（平成へいせい20年ねん）	6,896	17,134	54,480	78,510
2009年ねん（平成へいせい21年ねん）	6,988	17,373	56,317	80,678
2010年ねん（平成へいせい22年ねん）	9,069	17,894	58,159	85,122
2011年ねん（平成へいせい23年ねん）	8,719	16,453	56,470	81,642
2012年ねん（平成へいせい24年ねん）	25,494	20,538	59,167	105,199
2013年ねん（平成へいせい25年ねん）	21,439	85,133		106,572
2014年ねん（平成へいせい26年ねん）	19,136	88,527		107,663
2015年ねん（平成へいせい27年ねん）	18,658	92,819		111,477
2016年ねん（平成へいせい28年ねん）	18,203	98,110		116,313
2017年ねん（平成へいせい29年ねん）	17,683	103,102		120,785
2018年ねん（平成へいせい30年ねん）	17,197	107,146		124,343
2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）	16,047	110,723		126,770
2020年ねん（令れい和わ02年ねん）	9,183	78,021		87,204
2021年ねん（令れい和わ03年ねん）	10,415	83,859		94,274
2022年ねん（令れい和わ04年ねん）	13,840	93,151		106,991

各かく年度ねんどの1日にち平均へいきん乗車じょうしゃ人員じんいんは以下いかの通とおり。

• 2002年度ねんど以降いこうは押上おしあげ駅えきの乗車じょうしゃ人員じんいんも加算かさんされている。

年度ねんど	東武鉄道とうぶてつどう	出典しゅってん
1990年ねん（平成へいせい02年ねん）	5,625
1991年ねん（平成へいせい03年ねん）	6,014
1992年ねん（平成へいせい04年ねん）	6,290
1993年ねん（平成へいせい05年ねん）	6,523
1994年ねん（平成へいせい06年ねん）	6,627
1995年ねん（平成へいせい07年ねん）	6,896
1996年ねん（平成へいせい08年ねん）	6,737
1997年ねん（平成へいせい09年ねん）	6,896
1998年ねん（平成へいせい10年ねん）	6,562
1999年ねん（平成へいせい11年ねん）	6,295
2000年ねん（平成へいせい12年ねん）	6,173
2001年ねん（平成へいせい13年ねん）	6,011
2002年ねん（平成へいせい14年ねん）	6,156
2003年ねん（平成へいせい15年ねん）	21,213
2004年ねん（平成へいせい16年ねん）	25,005
2005年ねん（平成へいせい17年ねん）	26,088
2006年ねん（平成へいせい18年ねん）	30,638
2007年ねん（平成へいせい19年ねん）	34,467
2008年ねん（平成へいせい20年ねん）	38,433
2009年ねん（平成へいせい21年ねん）	39,641
2010年ねん（平成へいせい22年ねん）	42,416
2011年ねん（平成へいせい23年ねん）	40,842

貨物かもつ輸送ゆそう廃止はいしまでの貨物かもつ取扱とりあつかい量りょうの推移すいいは下表かひょうの通とおりである。

年度ねんど	発送はっそうトン数とんすう	到着とうちゃくトン数とんすう	出典しゅってん
1990年ねん（平成へいせい02年ねん）	11,236	233,338
1991年ねん（平成へいせい03年ねん）	8,888	171,816
1992年ねん（平成へいせい04年ねん）	5,728	64,316
1993年ねん（平成へいせい05年ねん）		400

駅えき周辺しゅうへん

「押上おしあげ」、「業平なりひら」、「押上おしあげ駅えき#駅えき周辺しゅうへん」、および「本所ほんじょ吾妻橋あづまばし駅えき#駅えき周辺しゅうへん」も参照さんしょう

• 東京とうきょうスカイツリータウン
  • 東京とうきょうスカイツリー
  • 東京とうきょうソラマチ
  • 千葉工業大学ちばこうぎょうだいがく東京とうきょうスカイツリータウン校舎こうしゃ
• 東京とうきょうミズマチ
• 東武鉄道とうぶてつどう本社ほんしゃ - グループ子会社こがいしゃの多おおくも所在しょざい。元々もともとは駅前えきまえに位置いちしていたが、東京とうきょうスカイツリーの建設けんせつに伴ともない、少すこし東ひがし寄よりに移転いてんした。
• 押上おしあげ駅えき - 徒歩とほ圏内けんないであり、当とう駅えきと同どう一いち駅えき扱あつかいとなっている。
• 大だい横川よこがわ親水しんすい公園こうえん
• 本所ほんじょ吾妻橋あづまばし駅えき（都営地下鉄とえいちかてつ浅草線あさくさせん）
• 隅田すみた公園こうえん
  • 牛うし嶋しま神社じんじゃ
• 東京とうきょう都立とりつ本所ほんじょ高等こうとう学校がっこう

バス路線ろせん

最寄もよりバス停留所ていりゅうじょは、駅前えきまえの道路どうろにあるとうきょうスカイツリー駅前えきまえ・とうきょうスカイツリー駅えき、駅えきから東武とうぶ橋きょうを渡わたった浅草あさくさ通どおりにあるとうきょうスカイツリー駅えき入口いりくち（業平橋なりひらばし）である。以下いかの路線ろせんが乗のり入いれており、東京とうきょう都と交通こうつう局きょく（都営とえいバス）により運行うんこうされている。

このほか、駅北えききた側がわの曳舟川かわ通どおり上じょうに東北とうほく急行きゅうこうバス「ニュースター号ごう」の東京とうきょうスカイツリー北きた停留所ていりゅうじょ（一部いちぶ便びんのみ停車ていしゃ、降車こうしゃ専用せんよう）が存在そんざいする。また、東武とうぶ橋きょう脇わきには日ひの丸まる自動車じどうしゃ興業こうぎょうのスカイホップバスの乗のり場ば・案内あんない所しょがある。

とうきょうスカイツリー駅前えきまえ

1番ばんのりば

• 業ごう10：新橋しんばし行こう・木場きば駅前えきまえ行くだり
• 業ごう10出入でいり：深川ふかがわ車庫しゃこ前まえ行くだり

2番ばんのりば

• 錦にしき40：南千住みなみせんじゅ駅えき東口ひがしぐち行くだり
• 上うえ26：上野公園うえのこうえん行くだり
• 業ごう10：降車こうしゃ専用せんよう

3番ばんのりば

• 錦にしき40：錦糸きんし町まち駅前えきまえ行くだり
• 上うえ26：亀戸かめいど駅前えきまえ行くだり

とうきょうスカイツリー駅えき入口いりくち（業平橋なりひらばし）

5番ばんのりば

• 上うえ23：平井ひらい駅前えきまえ行こう・東墨田ひがしすみだ二に丁目ちょうめ行ぎょう
• 都と08(T08)：錦糸きんし町まち駅前えきまえ行ゆき
• 門もん33：亀戸かめいど駅前えきまえ行ぎょう

6番ばんのりば

• 上うえ23：上野うえの松坂屋まつざかや前まえ行くだり
• 都と08(T08)：日暮里にっぽり駅前えきまえ行こう・東武とうぶ浅草あさくさ駅前えきまえ行くだり
• 門もん33：豊海とよみ水産すいさん埠頭ふとう行くだり

とうきょうスカイツリー駅前えきまえ

• スカイホップバス（レッドコース）（日ひの丸まる自動車じどうしゃ興業こうぎょう）
• スカイダック<水陸すいりく両用りょうようバス>（東京とうきょうスカイツリーコース）（日ひの丸まる自動車じどうしゃ興業こうぎょう）

また、別べつに東京とうきょうスカイツリータウン内ないほかにあるバス停ばすていからの路線ろせんも利用りようできる。

付記ふき

• 案内あんないにおける当とう駅えきの英語えいご表記ひょうきは「TOKYO SKYTREE」と全すべて大文字おおもじで表記ひょうきする（同様どうようの駅えきに東武とうぶワールドスクウェア駅えきがある）。
• 当とう駅えきは東武鉄道とうぶてつどうにおいては運賃うんちん計算けいさん上じょうは押上おしあげ駅えきと同どう一いち駅えき扱あつかいになっている。東武とうぶ本線ほんせん各駅かくえきから押上おしあげまで有効ゆうこうな乗車じょうしゃ券けん・定期ていき券けんおよび押上おしあげ駅えき経由けいゆの東京とうきょう地下鉄ちかてつ（東京とうきょうメトロ）・都営地下鉄とえいちかてつ・京成電鉄けいせいでんてつとの連絡れんらく定期ていき券けんを所持しょじしていれば、当とう駅えきでも乗降じょうこう可能かのうである。ただし、当とう駅えきから押上おしあげ駅えきに行いくには、改札かいさつを出でて東京とうきょうスカイツリータウンか地上ちじょうを歩あるく必要ひつようがある。
• 当とう駅えきは押上おしあげ駅えきと同どう一いち駅えき扱あつかいのため、運賃うんちん表ひょうには押上おしあげまでの運賃うんちんが記載きさいされていない。
• 1990年代ねんだいには、ラッシュ時じに運行うんこうされる10両りょう編成へんせいの準急じゅんきゅう列車れっしゃの折おり返かえしや連結れんけつ・切きり離はなし作業さぎょうをしやすくするために、当とう駅えきホームを10両りょう編成へんせい分ぶんの有効ゆうこう長ちょうを持もつ2面めん4線せんに改築かいちくする計画けいかくが立たてられていたが、輸送ゆそう量りょうの減少げんしょうによる計画けいかく変更へんこうにより工事こうじが取とりやめられた。
• 当とう駅えきでは硬かた券けん入場にゅうじょう券けんを発売はつばいしていたが、2014年ねん（平成へいせい26年ねん）3月31日にちをもって販売はんばいを終了しゅうりょうした。
• PASMO・Suicaで履歴りれき表示ひょうじ・印字いんじする場合ばあい、駅名えきめいには"SKYTREE"と表示ひょうじ・印字いんじされる。

隣となりの駅えき

東武鉄道とうぶてつどう

東武とうぶスカイツリーライン

• ■特急とっきゅう「スペーシアX」・■特急とっきゅう「けごん」「きぬ」・■特急とっきゅう「りょうもう」・■特急とっきゅう「リバティけごん」「リバティきぬ」「リバティ会津あいづ」「リバティりょうもう」・■特急とっきゅう「スカイツリーライナー」停車駅ていしゃえき

■区間くかん急行きゅうこう・■区間くかん準急じゅんきゅう・■普通ふつう

浅草あさくさ駅えき (TS 01) - とうきょうスカイツリー駅えき (TS 02) - 曳舟駅えき (TS 04)

• かつては当とう駅えき - 浅草あさくさ駅えき間あいだに隅田すみた公園こうえん駅えきが、当とう駅えき - 曳舟駅えき間あいだに請地うけち駅えきが存在そんざいしていた。

脚注きゃくちゅう

利用りよう状じょう況きょう

1日にち平均へいきん乗降じょうこう人員じんいん

東京とうきょう都と統計とうけい年鑑ねんかん

参考さんこう文献ぶんけん

• 「東武鉄道とうぶてつどう 1 (浅草あさくさ駅えき・春日部かすかべ駅えき・柏かしわ駅えきほか/南みなみ栗橋くりはし車両しゃりょう管区かんくほか)」『週刊しゅうかん 私鉄してつ全ぜん駅えき・全ぜん車両しゃりょう基地きち』 7巻かん、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん〈週刊しゅうかん朝日あさひ百科ひゃっか〉、2014年ねん2月がつ2日にち、9・20・34-35頁ぺーじ。 
• 花上はなうえ嘉よしみ成なり「業平橋なりひらばしものがたり」『鉄道てつどうピクトリアル』第だい799号ごう、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2008年ねん1月がつ、125 - 134頁ぺーじ。 

関連かんれん項目こうもく

• 日本にっぽんの鉄道てつどう駅えき一覧いちらん

外部がいぶリンク

• とうきょうスカイツリー駅えき（駅えき情報じょうほう） - 東武鉄道とうぶてつどう