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東京とうきょうメトロ日比谷線ひびやせん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
東京地下鉄 日比谷線ひびやせん
シンボルマーク
日比谷線で運用される13000系 （2019年5月、三ノ輪駅 - 南千住駅間）
日比谷線ひびやせんで運用うんようされる13000系けい
（2019年ねん5月がつ、三ノ輪みのわ駅えき - 南千住みなみせんじゅ駅えき間あいだ）
基本きほん情報じょうほう
国くに 日本の旗 日本にっぽん
所在地しょざいち 東京とうきょう都と
種類しゅるい 地下鉄ちかてつ
路線ろせん網もう 東京とうきょうメトロ
起点きてん 北きた千住せんじゅ駅えき
終点しゅうてん 中目黒なかめぐろ駅えき
駅えき数すう 22駅えき[1]
輸送ゆそう実績じっせき 2,391,622千せん人ひとキロ（2019年度ねんど）[2]
路線ろせん記号きごう H
路線ろせん番号ばんごう 2号線ごうせん
路線ろせん色しょく       シルバー
開業かいぎょう 1961年ねん3月28日にち
全通ぜんつう 1964年ねん8月がつ29日にち
所有しょゆう者しゃ 東京とうきょう地下鉄ちかてつ
運営うんえい者しゃ 東京とうきょう地下鉄ちかてつ
車両しゃりょう基地きち 千住せんじゅ検車けんしゃ区く・千住せんじゅ検車けんしゃ区く竹ちくノ塚づか分室ぶんしつ
南みなみ栗橋くりはし車両しゃりょう管区かんく春日部かすかべ支所ししょ（東武とうぶ車しゃ）
使用しよう車両しゃりょう 13000系けい 7両りょう編成へんせい
東武とうぶ70000系けい 7両りょう編成へんせい
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん距離きょり 20.3 km[1]
軌間きかん 1,067 mm（狭軌きょうき）[1]
線路せんろ数すう 複線ふくせん
複線ふくせん区間くかん 全ぜん区間くかん
電化でんか方式ほうしき 直流ちょくりゅう1500 V（架空かくう電車でんしゃ線せん方式ほうしき）[1]
最大さいだい勾配こうばい 39 ‰[3]
（南千住みなみせんじゅ - 三ノ輪みのわ間あいだ[3]）
最小さいしょう曲線きょくせん半径はんけい 126.896 m[3]
（日比谷ひびや→霞ケ関かすみがせき間あいだ・A線せん（内側うちがわ）[3]）
閉塞へいそく方式ほうしき 速度そくど制御せいぎょ式しき
保安ほあん装置そうち 新しんCS-ATC・ATO
最高さいこう速度そくど 80 km/h[1][4]
路線ろせん図ず
テンプレートを表示ひょうじ
停車場ていしゃじょう・施設しせつ・接続せつぞく路線ろせん
hCONTg
東急とうきゅう：東横線とうよこせん（横浜よこはま方面ほうめん）
hSTR+l hABZgr
0.0 H-01 中目黒なかめぐろ駅えき
htSTRa hCONTf
東急とうきゅう：東横線とうよこせん（渋谷しぶや方面ほうめん）
tBHF
1.0 H-02 恵比寿えびす駅えき
tBHF
2.5 H-03 広尾ひろお駅えき
tBHF
4.2 H-04 六本木ろっぽんぎ駅えき
tBHF
5.7 H-05 神かみ谷町たにまち駅えき
tBHF
6.2 H-06 虎ノ門とらのもんヒルズ駅えき
tSTR
(虎ノ門とらのもん駅えき )
tBHF
7.0 H-07 霞ケ関かすみがせき駅えき
tSTR tCONTl+f
東京とうきょうメトロ：有楽町線ゆうらくちょうせん（和光わこう市し方面ほうめん）
8.2 H-08 日比谷ひびや駅えき
(有楽町ゆうらくちょう駅えき )
8.6 H-09 銀座ぎんざ駅えき
(銀座ぎんざ一いち丁目ちょうめ駅えき )
tBHF tSTR
9.0 H-10 東ひがし銀座ぎんざ駅えき
9.6 H-11 築地つきじ駅えき
(新富町しんとみちょう駅えき )
tCONTgq tKRZt tSTRr
東京とうきょうメトロ：有楽町ゆうらくちょう線せん（新木場しんきば方面ほうめん）
tBHF
10.6 H-12 八丁堀はっちょうぼり駅えき
tBHF
11.1 H-13 茅場町かやばちょう駅えき
tKRZW
日本橋にほんばし川がわ
tBHF
12.0 H-14 人形町にんぎょうちょう駅えき
tSTR
(水天すいてん宮前みやまえ駅えき )
tBHF
12.6 H-15 小伝馬こでんま町まち駅えき
WASSERq
神田かんだ川がわ
tSTR+1 tSTRc4 hCONTg
JR東日本ひがしにっぽん：東北本線とうほくほんせん（東京とうきょう方面ほうめん）
13.5 H-16 秋葉原あきはばら駅えき 首都圏新都市鉄道
tSTR tSTR hSTR
(岩いわ本町ほんちょう駅えき )
14.5 H-17 仲御徒町なかおかちまち駅えき (御徒町おかちまち駅えき )
tSTR+l tKRZto tSTRr hSTR
(上野うえの広小路ひろこうじ駅えき ・上野うえの御徒町おかちまち駅えき )
tSTR
HUBq
15.0 H-18 上野うえの駅えき 東北新幹線
tLSTR tSTR2 tSTRc3 hLSTR
(京成けいせい上野うえの駅えき )
tSTRc1 tSTR+4 hABZgl hCONTfq
JR東日本ひがしにっぽん：東北とうほく本線ほんせん（大宮おおみや方面ほうめん）
tBHF hSTR2 hSTRc3
16.2 H-19 入谷いりたに駅えき
tLSTR tBHF hSTRc1 hSTR+4
17.4 H-20 三ノ輪みのわ駅えき
tSTRl tSTRq
tSTR+r hHST
三さん河島かわしま駅えき
18.2 H-21 南千住みなみせんじゅ駅えき 首都圏新都市鉄道
KDSTaq hABZgr htSTRe hSTR
千住せんじゅ検車けんしゃ区く
WASSERq hKRZW hKRZW hKRZW
隅田川すみだがわ
hSTRq hKRZhu hKRZhu hKRZhu
京成けいせい本線ほんせん
hCONTg hSTR hSTR hSTR
東武とうぶ：伊勢崎線いせさきせん（浅草あさくさ方面ほうめん）
20.3 H-22 北きた千住せんじゅ駅えき 首都圏新都市鉄道
hABZg+l hSTRr hSTR hSTR
hKRZW WASSERq hKRZW hKRZW
荒川あらかわ
hLSTR hSTR hCONTf
JR東日本ひがしにっぽん：常磐線じょうばんせん
（常磐ときわ快速かいそく線せん：取手とって方面ほうめん）
hABZgl hSTR+re hCONTf
首都圏新都市鉄道しゅとけんしんとしてつどう：つくばエクスプレス
（つくば方面ほうめん）
hSTR KDSTe
千住せんじゅ検車けんしゃ区く竹ちくノ塚づか分室ぶんしつ
hCONTf
東武とうぶ：伊勢崎いせざき線せん（東武動物公園とうぶどうぶつこうえん方面ほうめん）

日比谷線ひびやせん（ひびやせん）は、東京とうきょう都と足立あだち区くの北きた千住せんじゅ駅えきから目黒めぐろ区くの中目黒なかめぐろ駅えきまでを結むすぶ、東京とうきょう地下鉄ちかてつ（東京とうきょうメトロ）が運営うんえいする鉄道てつどう路線ろせんである。『鉄道てつどう要覧ようらん』における名称めいしょうは2号線ごうせん日比谷線ひびやせん。

路線ろせん名めいの由来ゆらいは経由けいゆ地ちである日比谷ひびやから。車体しゃたいおよび路線ろせん図ずや乗のり換かえ案内あんないで使用しようされるラインカラーは「シルバー」（#b5b5ac、銀ぎん）[5]、路線ろせん記号きごうはH。

概要がいよう

[編集へんしゅう]

帝都ていと高速度こうそくど交通こうつう営団えいだん（営団えいだん地下鉄ちかてつ）が1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）5月がつ18日にちに、都市とし計画けいかく第だい4号線ごうせんの新宿しんじゅく以西いせい（開業かいぎょう当初とうしょの荻窪おぎくぼ線せん、現在げんざいの丸ノ内線まるのうちせん）とともに都市とし計画けいかく第だい2号線ごうせん（日比谷線ひびやせん）の建設けんせつに着手ちゃくしゅすることを決定けっていした[6]。営団えいだん地下鉄ちかてつは北千住きたせんじゅ - 人形にんぎょう町まち間あいだ、人形にんぎょう町まち - 虎ノ門とらのもん駅えき間あいだ、虎ノ門とらのもん - 中目黒なかめぐろ間あいだ（当初とうしょ計画けいかくでは虎ノ門とらのもん駅えきで銀座ぎんざ線せんと連絡れんらくする予定よていであったが[6]、実際じっさいには設もうけられなかった。現在げんざいの虎ノ門とらのもんヒルズ駅えきとは無関係むかんけいである）の3区間くかんに分わけて建設けんせつを行おこない、当初とうしょの建設けんせつ費用ひようは348億おく9,300万まん円えんを見込みこんだ[6]。1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）5月1日にちに最初さいしょの建設けんせつ工事こうじに着手ちゃくしゅし[7]、1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）3月28日にちに南千住みなみせんじゅ - 仲御徒町なかおかちまち間あいだ3.7 kmが開業かいぎょうした[8]。

既存きそんの銀座ぎんざ線せんは建設けんせつ年度ねんどが古ふるく、輸送ゆそう力りょくは最大さいだいでも6両りょう編成へんせい2分ふん間隔かんかく運転うんてんが限度げんどであり、年々ねんねん増大ぞうだいする輸送ゆそう需要じゅように対応たいおうできなくなることが予想よそうされていた[9]。このため、特とくに東急東横とうきゅうとうよこ線せんからの乗客じょうきゃくを渋谷しぶや駅えきから中目黒なかめぐろ駅えき経由けいゆの日比谷ひびや線せんへと転移てんいさせることで、銀座ぎんざ線せんの混雑こんざつ緩和かんわを図はかることを目的もくてきとした[9]。また、日比谷線ひびやせんを南千住みなみせんじゅ方面ほうめんから建設けんせつしたのは、同どう駅えき付近ふきんに国鉄こくてつから用地ようちを譲ゆずり受うけ、車両しゃりょう基地きちを確保かくほするためであった[9]。

都内とないの北東ほくとうの北きた千住せんじゅ駅えきから西南せいなんの中目黒なかめぐろ駅えきまで、途中とちゅう銀座ぎんざ駅えきを中心ちゅうしんとして上野うえの駅えき・秋葉原あきはばら駅えき・日比谷ひびや駅えき・霞ケ関かすみがせき駅えき・六本木ろっぽんぎ駅えき・恵比寿えびす駅えきなどを経由けいゆして結むすぶ路線ろせんである。北千住きたせんじゅ駅えき - 南千住みなみせんじゅ駅えき間あいだは、隅田川すみだがわを渡わたるため地上ちじょう区間くかんになっている（隅田川すみだがわを横断おうだんする地下鉄ちかてつの中なかでは唯一ゆいいつ地上ちじょうで橋はしを渡わたる路線ろせんである）。ほとんどの区間くかんが既存きそんの道路どうろ下かに開削かいさく工法こうほうで建設けんせつされたため、交差点こうさてん付近ふきんの平面へいめん線形せんけいは半径はんけい200 m以下いかで90度ど曲まがるような急きゅうカーブが連続れんぞくする。基本きほん的てきには道路どうろの下したを通とおっているものの、カーブのため道路どうろから大おおきくはみ出だす箇所かしょも複数ふくすう存在そんざいする。1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）の東京とうきょうオリンピックに全線ぜんせん開通かいつうを間まに合あわせるため、突貫とっかん工事こうじで建設けんせつされた[8][注釈ちゅうしゃく 1]。

当初とうしょは北千住きたせんじゅ側がわから中目黒なかめぐろ方面ほうめんに向むかって、順次じゅんじ延伸えんしん開業かいぎょうする計画けいかくであった[10]。しかし、銀座ぎんざ駅えき付近ふきんには東京とうきょう都とが計画けいかくした三原橋みはらばし - 祝田橋いわたばし間あいだ（日比谷線ひびやせん東ひがし銀座ぎんざ - 霞ケ関かすみがせき間あいだと重かさなる）に地下ちか自動車じどうしゃ道どうの建設けんせつ構想こうそうがあり、営団えいだん地下鉄ちかてつとの間あいだで調整ちょうせいが難航なんこうした[10]。東京とうきょうオリンピック開催かいさいまでに日比谷線ひびやせん全線ぜんせんの開業かいぎょうを間まに合あわせるため、中目黒なかめぐろ方面ほうめんを先行せんこうして施工しこうし、銀座ぎんざ駅えき付近ふきんを最後さいごの施工しこう区間くかんとするよう変更へんこうした[10]。この調整ちょうせいには当時とうじの運輸省うんゆしょう、建設省けんせつしょうも仲裁ちゅうさいに入はいり、約やく4年ねんの歳月さいげつを経へて最終さいしゅう的てきに営団えいだん地下鉄ちかてつ案あんを基本きほんとすることで合意ごういした[10]。銀座ぎんざ駅えきは1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）9月がつに建設けんせつ工事こうじに着工ちゃっこうし、東京とうきょうオリンピック開催かいさいまでのわずか2年ねんで施工しこうする突貫とっかん工事こうじとなり、警視庁けいしちょうの協力きょうりょくで夜間やかんは三原みはら橋きょう - 日比谷ひびや間あいだの路上ろじょう交通こうつうを止とめるなどして完成かんせいが急いそがれた[10]。

入谷いりや - 秋葉原あきはばら付近ふきん（延長えんちょう約やく2.4 km）では日比谷線ひびやせんの上部じょうぶに首都高しゅとこう速そく1号ごう上野うえの線せんが通とおる計画けいかくができたことから、先さきに建設けんせつした日比谷線ひびやせんのトンネル構築こうちく上部じょうぶには首都高しゅとこう速そく道路どうろの橋脚きょうきゃくが建設けんせつできるよう、地中ちちゅう梁はりを施工しこうした[11]。

東武鉄道とうぶてつどうおよび東京急行電鉄とうきょうきゅうこうでんてつと相互そうご直通ちょくつう運転うんてんを行おこなうことから、軌条きじょうは1,067 mm（狭軌きょうき）を採用さいようし、集あつまり電でん方式ほうしきには架空かくう電車でんしゃ線せん方式ほうしきを採用さいようした[12]。地下ちか区間くかんの電車でんしゃ線せんには、営団えいだん地下鉄ちかてつが新あらたに開発かいはつした剛体ごうたい架線かせん設備せつびを採用さいようしており、断線だんせんのおそれがなく、トンネル断面だんめんを小ちいさくできて建設けんせつ費用ひようの低減ていげんに繋つながるメリットがある[12]。

現在げんざいは、北千住きたせんじゅ駅えきから東武とうぶ伊勢崎線いせさきせん（東武とうぶスカイツリーライン）および同線どうせん経由けいゆで日光にっこう線せんと相互そうご直通ちょくつう運転うんてんを行おこなっている。2013年ねん（平成へいせい25年ねん）3月がつ15日にちまでは、中目黒なかめぐろ駅えきから東急東横とうきゅうとうよこ線せんとも相互そうご直通ちょくつう運転うんてんを行おこなっていた（後述こうじゅつ）[報道ほうどう 1]。

2020年ねん（令れい和わ2年ねん）3月がつをもって東武とうぶの乗のり入いれ車両しゃりょうを含ふくめた20 m級きゅう車両しゃりょうへの置おき換かえが完了かんりょうし[13]、同どう年度ねんどから順次じゅんじホームドア設置せっち工事こうじを実施じっししている[14]。

1995年ねん（平成へいせい7年ねん）に起おきた同時どうじ多発たはつテロ事件じけんである地下鉄ちかてつサリン事件じけんでは、日比谷線ひびやせんは丸ノ内線まるのうちせん、千代田ちよだ線せんとともに被害ひがいを受うけた。

東京とうきょうの地下鉄ちかてつで起点きてんと終点しゅうてんである両りょう端はしの駅えきが地上ちじょう駅えきとなっているのは当とう路線ろせんと東西線とうざいせん、千代田ちよだ線せん、有楽町線ゆうらくちょうせんのみである。また、両りょう端はしの駅えきが他社たしゃの管轄かんかつになっているのも副ふく都心としん線せんと共ともに数少かずすくないケースである[注釈ちゅうしゃく 2]。

路線ろせんデータ

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地上ちじょう区間くかん

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北千住きたせんじゅ - 南千住みなみせんじゅ付近ふきんは高架こうかの地上ちじょう区間くかんであるが、当初とうしょは地下ちか式しきとする案あんもあった[19]。しかし、当時とうじの北きた千住せんじゅ駅えきには国鉄こくてつ・東武とうぶの貨物かもつ側線そくせんが多数たすうあり、軟弱なんじゃく地盤じばん地帯ちたいでこれらの線路せんろを仮かり受うけして掘削くっさくすることは、難なん工事こうじになることが予想よそうされた[19]。また隅田川すみだがわの横断おうだんには橋梁きょうりょう方式ほうしきか地下ちか方式ほうしきがあるが、地下ちか方式ほうしきには多額たがくの費用ひようを要ようするが、北千住きたせんじゅ - 南千住みなみせんじゅ間あいだでは国鉄こくてつから地上ちじょう線せん用地ようちを取得しゅとくすることができたため、経済けいざい的てきに有利ゆうりな橋梁きょうりょう方式ほうしきとなった[19]。

南千住みなみせんじゅ駅えき付近ふきんには日光にっこう街道かいどうと国鉄こくてつ隅田川すみだがわ貨物かもつ線せんの平面へいめん交差こうさ（踏切ふみきり）があり、将来しょうらい的てきに東京とうきょう都とは道路どうろを地下ちか化かして立体りったい交差こうさとする計画けいかくがあり、日比谷線ひびやせんを地下ちか方式ほうしきとする場合ばあいには地下ちか8 m以下いかとすることが求もとめられた[19]。この付近ふきんも軟弱なんじゃく地盤じばん地帯ちたいであり、さらに隅田川すみだがわ貨物かもつ駅えきの側線そくせん群ぐんの地下ちかを掘削くっさくすることは技術ぎじゅつ的てきに困難こんなんであると予想よそうされた[19]。これら理由りゆうから、北千住きたせんじゅ - 南千住みなみせんじゅ間あいだは地上ちじょう区間くかんとし、日光にっこう街道かいどうを超こえる付近ふきんまでは高架線こうかせんとする現在げんざいの構造こうぞうとなった[19]。

日比谷線ひびやせんの隅田川すみだがわ橋梁きょうりょうは、常磐線じょうばんせん隅田川すみだがわ橋梁きょうりょうのすぐ下流かりゅうにあり、営団えいだん地下鉄ちかてつとして初はじめての本格ほんかく的てきな橋梁きょうりょう工事こうじであった[19]。橋梁きょうりょうは支ささえ間あいだ65.5 mの2径みち間あいだ連続れんぞく複線ふくせん下か路ろワーレントラス橋きょうで、製作せいさくは横よこ河かわ橋梁きょうりょう製作所せいさくしょ（現げん・横河よこがわブリッジ）、延長えんちょう131 m・重量じゅうりょうは約やく390 tである[19]。

地下ちか区間くかん

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トンネル区間くかんは、大だい部分ぶぶんは開削かいさく工法こうほうによって建設けんせつしている[20]。ただし、軟弱なんじゃく地盤じばんである日比谷ひびや地区ちくや河川かせん下か横断おうだん箇所かしょは安全あんぜん性せいに配慮はいりょした、潜函せんかん工法こうほう（ニューマチック・ケーソン工法こうほう）採用さいようした[20]。茅場かやば橋きょう横断おうだん部ぶ、中なかノ橋きょう横断おうだん部ぶは、橋梁きょうりょうを避さけるためにトンネルを迂回うかいさせている[21]。

人形にんぎょう町まち - 茅場かやば町まち間あいだ
  • 中央ちゅうおう区く日本橋にほんばし人形にんぎょう町まち1丁目ちょうめ、民有みんゆう地ちの地下ちかを半径はんけい130 mの急きゅう曲線きょくせんで通過つうかする区間くかん[22]。当初とうしょ計画けいかくでは潜函せんかん5函はこを沈下ちんかさせる予定よていであったが、そのうち2函はこを開削かいさく工法こうほう（イコス工法こうほう：地下ちか連続れんぞく壁かべ工法こうほうの原型げんけい）での施工しこうに変更へんこう、実際じっさいには3函はこを沈設[22]。
  • 日本橋にほんばし川がわに架かかる茅場かやば橋きょう横断おうだん部ぶ、潜函せんかん4函はこを沈下ちんか（茅場かやば橋きょう潜函せんかん、延長えんちょう89 m）[21]
八丁堀はっちょうぼり - 築地つきじ間あいだ
  • 桜川さくらがわ（廃止はいし）に架かかる中なかノ橋はし横断おうだん部ぶ、潜函せんかん4函はこを沈下ちんか（中なかノ橋きょう潜函せんかん、延長えんちょう87 m）[21]
  • 築地つきじ川がわ（廃止はいし）の東ひがし分流ぶんりゅうに架かかる入船いりふね橋きょう横断おうだん部ぶ、潜函せんかん6函はこを沈下ちんか（入船いりふね橋きょう潜函せんかん、延長えんちょう126 m）[21]
日比谷ひびや駅えきとその前後ぜんご
  • 晴海はるみ通どおり（都道とどう304号ごう）日本にっぽん劇場げきじょう前まえ（現在げんざいは有楽町ゆうらくちょうセンタービル）から日比谷ひびや駅えき構築こうちくを含ふくむ日比谷ひびや交差点こうさてんまでの279.0 mの区間くかん[23]。地上ちじょう部ぶは交通こうつう量りょうの激はげしい道路どうろとなることから、道路どうろ覆くつがえ工こう下かに潜函せんかん（ケーソン）を構築こうちくし、沈設と構築こうちくを継つぎ足たしながら沈設する路みち下か式しきケーソン工法こうほうとした[23][24]。
  • 発注はっちゅう元もとの営団えいだん地下鉄ちかてつからは潜函せんかん工法こうほう（ケーソン工法こうほう）の採用さいようと1964年ねん東京とうきょうオリンピックの開催かいさいに間まに合あわせることが絶対ぜったい条件じょうけんとされた[23][25]。このため、工事こうじ請負うけおい元もとの間あいだ組ぐみ（現げん・安藤あんどうハザマ）はケーソンを約やく10 m間隔かんかくで構築こうちくし、沈設後ごにケーソン間あいだを開削かいさく工法こうほうにてトンネルを構築こうちくする「間あいだ抜ぬきケーソン工法こうほう」を使用しようした[26][24][注釈ちゅうしゃく 5]。この工法こうほうは実績じっせきがなく、発注はっちゅう元もとの営団えいだん地下鉄ちかてつは当初とうしょ難色なんしょくを示しめしたが、間あいだ組ぐみによって成功せいこうを収おさめ[26]、その後ごの地下鉄ちかてつ工事こうじでも採用さいようされる工法こうほうとなった[25]。各かく潜函せんかんは、地下ちか3階かい部ぶが日比谷線ひびやせん軌道きどうまたは日比谷ひびや駅えき（停留ていりゅう場じょう）、地下ちか2階かいはコンコース、地下ちか1階かいは日比谷ひびや地下ちか自動車じどうしゃ道どう（銀座ぎんざ→祝田橋いわたばしへの一方いっぽう通行つうこう）と共同きょうどう溝みぞとなっている[24]。
    • 国鉄こくてつ第だい一有楽架道橋下（東海道本線とうかいどうほんせん・京浜東北線けいひんとうほくせん・山手やまて線せん架か道どう橋きょう） - 潜函せんかん第だい一有楽架道橋下型 特とく潜せん1・2号ごう（幅はば10.59 m・長ながさ30 m・28 m）
    • 日比谷ひびや駅えき - 日比谷ひびや停留ていりゅう場じょう型がた 潜函せんかん8函はこ（幅はば18.9 m・長ながさ10.5 - 13.0 m）、各かく潜函せんかん間あいだは開削かいさく工法こうほう[24]
    • 日比谷ひびや交差点こうさてん地下ちか - 将来しょうらい計画けいかく線せん立体りったい交差こうさ型がた 特とく潜せん3・4号ごう（幅はば18.9 m・延長えんちょう10.24 m・10.10 m）地下ちか3階かい部ぶは日比谷線ひびやせん、地下ちか2階かい部ぶは計画けいかく線せんであった9号線ごうせん（千代田ちよだ線せん）・6号線ごうせん（都営とえい三田みた線せん）の交差こうさ部ぶを構築こうちく[24]
日比谷ひびや - 霞ケ関かすみがせき間あいだ
  • 晴海はるみ通どおり（都道とどう304号ごう）の日比谷公園ひびやこうえん入口いりくち付近ふきんから法曹ほうそう会館かいかん前まえまでの約やく430 mの区間くかん、最大さいだい長ながさ31.25 mの潜函せんかんを15函はこ沈下ちんか（路上ろじょう式しきまたは道路どうろ覆くつがえ工こう下かに構築こうちくする路みち下か式しきケーソン）[27]。ただし、祝田橋いわたばし交差点こうさてん横断おうだん部ぶ12.7 mは、下水げすい函はこ渠みぞがあるため開削かいさく工法こうほうで施工しこう[27]。日比谷ひびや交差点こうさてん寄よりの1 - 4号ごう潜函せんかんには日比谷ひびや地下ちか自動車じどうしゃ道どうと共同きょうどう溝みぞが併設へいせつ

建設けんせつ費用ひよう

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本ほん路線ろせんの建設けんせつ費用ひようは総額そうがく635億おく6,000万まん円えんである（1966年ねん6月がつ時点じてん）。内訳うちわけは土木どぼく関係かんけい費ひが412億おく3,157万まん円えん、電気でんき関係かんけい費ひが41億おく2,277万まん9,000円えん、車両しゃりょう関係かんけい費ひが99億おく725万まん7,000円えん、その他たが82億おく9,839万まん4,000円えんとなっている[28]。

ただし、1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）6月がつに営団えいだん地下鉄ちかてつは日比谷線ひびやせん全線ぜんせん8両りょう編成へんせい化かに伴ともなう輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょう計画けいかくを策定さくていしており、この費用ひようを建設けんせつ費用ひように含ふくめることとされた[28]。同どう時点じてんでの建設けんせつ費用ひようの総額そうがくは652億おく4,600万まん円えんに改訂かいていされた[28]。なお、実際じっさいには計画けいかく変更へんこうが生しょうじており、1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）5月がつ時点じてんで全線ぜんせん8両りょう編成へんせい化かを行おこない、以降いこうの車両しゃりょう数すうは8両りょう編成へんせい38本ほん（304両りょう）となっている（1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）まで）。

  • 第だい1期き計画けいかく
    • 1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）6月がつを目途もくとに車両しゃりょう6両りょうを増ふえ備し、車両しゃりょう数すうを6両りょう編成へんせい39本ほん（234両りょう）とする[28]。
    • 1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）5月がつを目途もくとに車両しゃりょう62両りょうを増ふえ備し、車両しゃりょう数すうを8両りょう編成へんせい・6両りょう編成へんせい（計けい296両りょう）とする[28]。
    • 具体ぐたい的てきには北千住きたせんじゅ - 茅場かやば町まち間あいだ10駅えきのホーム延伸えんしん工事こうじ（8両りょう編成へんせい対応たいおう化か）、車両しゃりょう基地きちの拡張かくちょう、変電へんでん所しょ設備せつびの増強ぞうきょうを行おこない、車両しゃりょう費ひ（68両りょう）を含ふくめて52億おく49万まん5,000円えん[28]。
  • 第だい2期き計画けいかく（最終さいしゅう計画けいかく）
    • 車両しゃりょう基地きち、変電へんでん所しょ設備せつびの増強ぞうきょうを行おこない、車両しゃりょう費ひを含ふくめて46億おく6,000万まん円えん[28]。日比谷線ひびやせんの車両しゃりょうは136両りょう増ぞう備して、8両りょう編成へんせい54本ほん（432両りょう）とする[28]。ただし、日比谷線ひびやせん輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょう計画けいかくの費用ひようは、第だい1期き計画けいかくのみ建設けんせつ費用ひように計上けいじょうすることとした[28]。

路線ろせん免許めんきょ

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日比谷線ひびやせんの路線ろせん免許めんきょは、東京とうきょう23区くの前身ぜんしんにあたる東京とうきょう市しが戦前せんぜんに計画けいかくした東京とうきょう市営しえい地下鉄ちかてつ6路線ろせんに遡さかのぼ（さかのぼ）り、大正たいしょう14年ねん内務省ないむしょう告示こくじ第だい56号ごうに基もとづいて1925年ねん（大正たいしょう14年ねん）5月16日にちに取得しゅとくしたものである[29]。このうち現在げんざいの日比谷線ひびやせんにあたるのは、当時とうじの第だい2号線ごうせん目黒めぐろ駅えき - 西久保にしくぼ - 祝田いわいた町まち - 本石もといし町まち - 浅草橋あさくさばし - 田原たはら町まち - 南千住みなみせんじゅ間あいだ16.1 kmの路線ろせん免許めんきょである[30]。東京とうきょう市しは市営しえい地下鉄ちかてつ建設けんせつの第だい1期き計画けいかくとして、第だい3号線ごうせん渋谷しぶや - 巣鴨すがも間あいだ[注釈ちゅうしゃく 6] と第だい5号線ごうせん池袋いけぶくろ - 洲崎すざき間あいだの建設けんせつに着工ちゃっこうしようとするが、東京とうきょう市しには多額たがくの公債こうさいがあり、財政ざいせい悪化あっかを懸念けねんした当時とうじの内務省ないむしょうと大蔵省おおくらしょうの反対はんたいがあり、許可きょかを得えることができなかった[29]。その後ご、特とくに建設けんせつ計画けいかくは立たてられず帝都ていと高速度こうそくど交通こうつう営団えいだん（営団えいだん地下鉄ちかてつ）が設立せつりつされ、東京とうきょう市しが所有しょゆうしていたすべての路線ろせん免許めんきょは1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）に営団えいだん地下鉄ちかてつへ有償ゆうしょう譲渡じょうとされた[29]。

終戦しゅうせん後ご、戦災せんさい復興ふっこう院いんによって「東京とうきょう都市とし計画けいかく高速こうそく鉄道てつどう網もう」の改訂かいていが行おこなわれ、1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）12月7日にちに戦災せんさい復興ふっこう院いん告示こくじ第だい252号ごうによって都市とし計画けいかく第だい2号線ごうせんは以下いかのように告示こくじ・改訂かいていした[30]。この変更へんこうに伴ともない、営団えいだん地下鉄ちかてつは免許めんきょ済ずみ路線ろせんを告示こくじ第だい252号ごうに合致がっちさせるため、1949年ねん（昭和しょうわ24年ねん）4月がつ28日にちに起業きぎょう目論見もくろみ変更へんこう認可にんかを申請しんせいし、同年どうねん5月23日にちに認可にんかを受うけた[31]。

その後ご、都市とし交通こうつう審議しんぎ会かい答申とうしん第だい1号ごうに基もとづいて、1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）6月17日にちに告示こくじされた建設省けんせつしょう告示こくじ第だい835号ごうにより、都市とし計画けいかく第だい2号線ごうせんは経由けいゆ地ちを皇居こうきょの西側にしがわを通とおる前述ぜんじゅつのルートから、皇居こうきょの東側ひがしがわを通とおる現在げんざいの日比谷線ひびやせん北千住きたせんじゅ - 中目黒なかめぐろのルートに改訂かいていされ、分岐ぶんき線せんは廃止はいしされた[31]。

これを受うけ、営団えいだん地下鉄ちかてつは1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）6月18日にちに第だい2号線ごうせん（日比谷線ひびやせん）の起業きぎょう目論見もくろみ変更へんこう認可にんか申請しんせいと地方ちほう鉄道てつどう敷設ふせつ免許めんきょの申請しんせいを行おこなった[31]。起業きぎょう目論見もくろみ変更へんこう認可にんか申請しんせいは、1949年ねん（昭和しょうわ24年ねん）5月がつに起業きぎょう目論見もくろみ変更へんこう認可にんかを受うけていた免許めんきょ経路けいろのうち、恵比寿えびす - 南千住みなみせんじゅ間あいだの経路けいろを1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）に改訂かいていした経路けいろに改あらためるものと、軌間きかんを1,435 mm（標準軌ひょうじゅんき）から直通ちょくつう運転うんてんに対応たいおうした1,067 mm（狭軌きょうき）に変更へんこうする申請しんせいである[31]。これは1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）8月がつ13日にちに認可にんかされた[31]。

前記ぜんきに含ふくまれない（取得しゅとくをしていない）恵比寿えびす - 中目黒なかめぐろ間あいだおよび南千住みなみせんじゅ - 北千住きたせんじゅ間あいだの路線ろせん免許めんきょは、運輸うんゆ大臣だいじんに免許めんきょ申請しんせいを行おこない、1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）3月がつ1日にちに路線ろせん免許めんきょを取得しゅとくした（すなわち、現在げんざいの日比谷線ひびやせん北千住きたせんじゅ - 中目黒なかめぐろ間あいだ全線ぜんせんの路線ろせん免許めんきょを取得しゅとく）[31]。

1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）3月1日にちの都市とし交通こうつう審議しんぎ会かい答申とうしん第だい15号ごうでは終点しゅうてんが松原団地まつばらだんちに改あらためられ、北千住きたせんじゅ以北いほくは東武とうぶ伊勢崎線いせさきせんを複々線ふくふくせん化かすることとされた[33]。その後ご、1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）の運輸うんゆ政策せいさく審議しんぎ会かい答申とうしん第だい7号ごうでは竹たけノ塚つか駅えき - 北越谷きたこしがや駅えき間あいだの東武とうぶ線せん複々線ふくふくせん化かが示しめされている[34]。

沿革えんかく

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輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょう

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日比谷線ひびやせんの建設けんせつが計画けいかくされた当初とうしょ、将来しょうらい的てきに東急東横とうきゅうとうよこ線せんからの直通ちょくつう列車れっしゃは18 m級きゅう車両しゃりょうで最大さいだい8両りょう編成へんせい、東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんからの直通ちょくつう列車れっしゃは同おなじく最大さいだい6両りょう編成へんせいで対応たいおうできると予想よそうされていた[69]。これは、東急東横とうきゅうとうよこ線せん沿線えんせんで宅地たくち開発かいはつが進すすんでいた一方いっぽう、東武とうぶ伊勢崎線いせさきせん沿線えんせんでは宅地たくち開発かいはつが進すすんでいなかったためである。

中目黒なかめぐろ駅えき - 八丁堀はっちょうぼり駅えき間あいだの各駅かくえきのホームは8両りょう編成へんせい対応たいおう（ホーム延長えんちょう152 mを基本きほん）で建設けんせつされ[69]、八丁堀はっちょうぼり駅えきには8両りょう編成へんせい列車れっしゃの折おり返かえしが可能かのうな引ひき上あげ線せんが北千住きたせんじゅ寄よりに設もうけられた[70]。それ以北いほくの茅場町かやばちょう駅えき - 北きた千住せんじゅ駅えき間あいだは6両りょう編成へんせい対応たいおう（ホーム延長えんちょう120 mを基本きほん）で建設けんせつされた[69][71]。ただし、これは建設けんせつ途中とちゅうの1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん）4月がつに東急東横とうきゅうとうよこ線せんからの輸送ゆそう需要じゅようが多おおいと予想よそうしたことから、6両りょう編成へんせい対応たいおうから8両りょう編成へんせい対応たいおうに設計せっけい変更へんこうしたものである[38]。

ところが、予想よそうとは逆ぎゃくに伊勢崎線いせさきせんが日比谷線ひびやせんと繋つながったことにより、伊勢崎いせざき線せんの利便りべん性せいが飛躍ひやく的てきに向上こうじょうし、沿線えんせんの宅地たくち開発かいはつが急速きゅうそくに進すすみ[注釈ちゅうしゃく 12]、東武とうぶ線せんから日比谷ひびや線せんへの旅客りょかくが急増きゅうぞうした[28][69]。それまでの伊勢崎線いせさきせんの終点しゅうてんは浅草あさくさ駅えきであり、通勤つうきん客きゃくは北千住きたせんじゅで国鉄こくてつ常磐線じょうばんせんに乗のり換かえるか、浅草あさくさ駅えきで銀座ぎんざ線せんに乗のり換かえて都心としんへ向むかっていたが、日比谷線ひびやせんと直通ちょくつう運転うんてんを開始かいししたことで、上野うえのや銀座ぎんざなどの都心としんへ直行ちょっこうできるようになったためである[72]。東武鉄道とうぶてつどう側がわでも、予想よそうを大おおきく超こえる増加ぞうかであった[72]。

  • 小菅こすが→北千住きたせんじゅ間あいだのラッシュ1時じ間あいだあたりの通過つうか量りょうは、1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）時点じてんの2万まん571人にんから1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）には2.5倍ばいとなる5万まん1,578人にんに増加ぞうか[72]。
  • 東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんから日比谷ひびや線せんへの直通ちょくつう客きゃく（終日しゅうじつ）は、1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）時点じてんの1万まん5,658人にんから1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）には5.5倍ばいとなる8万まん6,094人にんに増加ぞうか[72]。

このため、急速きゅうそくな車両しゃりょう増ぞう備を行おこなったことで千住せんじゅ検車けんしゃ区くの収容しゅうよう能力のうりょくを超こえてしまい、東武鉄道とうぶてつどうから西新井にしあらい電車でんしゃ区くを譲ゆずり受うけて営団えいだん地下鉄ちかてつの竹たけノ塚づか検車けんしゃ区くとすることで増ぞう備車両しゃりょうを収容しゅうようしたほか、八丁堀はっちょうぼり駅えき以北いほくのホーム延伸えんしん工事こうじと伊勢崎線いせさきせん直通ちょくつう列車れっしゃの8両りょう編成へんせい化かなどの輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょうが急いそがれた[69]。6両りょう編成へんせい対応たいおうで建設けんせつが進すすんだ茅場町かやばちょう駅えき - 北きた千住せんじゅ駅えき間あいだの一部いちぶの駅えきで中目黒なかめぐろ方面かたも行いきと北千住きたせんじゅ方面ほうめん行いきとでホームの位置いちがずれているのはこのためである。

一方いっぽう、東急東横とうきゅうとうよこ線せんからの直通ちょくつう列車れっしゃ利用りよう客きゃくは、同線どうせんの終着駅しゅうちゃくえきである渋谷しぶや駅えきまで利用りようする乗客じょうきゃくも多おおかったため、東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんからの直通ちょくつう利用りよう客きゃくほど増加ぞうかはしなかった[72]。

『営団えいだん地下鉄ちかてつ五ご十じゅう年ねん史し』では日比谷線ひびやせんの輸送ゆそう需要じゅようを少すくなく予想よそうしすぎたことや、東武鉄道とうぶてつどう方面ほうめんからの旅客りょかく増加ぞうかが著いちじるしいことから、当初とうしょ計画けいかくになかった全線ぜんせんの8両りょう編成へんせい化かを決断けつだんせざるを得えなかったとされている[69]。東武鉄道とうぶてつどう側がわでも、車両しゃりょうの増結ぞうけつや列車れっしゃ本数ほんすうの増発ぞうはつを行おこなってきたが、もはや複線ふくせん区間くかんでは限界げんかいに達たっしたことから、1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）6月がつに伊勢崎線いせさきせん北千住きたせんじゅ - 竹たけノ塚づか間あいだ（6.3 km）の複々線ふくふくせん化か工事こうじに着手ちゃくしゅし、1974年ねん（昭和しょうわ49年ねん）7月がつに完成かんせいさせている[73]（最終さいしゅう的てきに複々線ふくふくせん化かは北越谷きたこしがやまで行おこなわれている）。

運行うんこう形態けいたい

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列車れっしゃ内ないドア上じょうにある次つぎ駅えき案内あんないと路線ろせん案内あんない（03系けい電車でんしゃ、2013年ねん3月がつ15日にちまでのもの）

定期ていき列車れっしゃの大半たいはんが各駅かくえき停車ていしゃであるが、平日へいじつ・土ど休日きゅうじつともに朝方あさがたに上のぼり方面ほうめん2本ほん、夕方ゆうがた - 夜間やかんに下くだり方面ほうめん5本ほんの東武とうぶ70000系けい70090型がたを使用しようした有料ゆうりょう座席ざせき指定してい列車れっしゃ「THライナー」の運行うんこうがある。北きた千住せんじゅ駅えき - 中目黒なかめぐろ駅えき間あいだの所要しょよう時分じぶんは43分ふん（表おもて定てい速度そくどは28.3 km/h）。平日へいじつ朝夕ちょうせきラッシュ時間じかん帯たいは約やく2分ふん間隔かんかく、日にち中ちゅう時間じかん帯たいは5分ふん間隔かんかくの高こう頻度ひんどで運行うんこうされている。大半たいはんの列車れっしゃが全ぜん区間くかんを通とおして運行うんこうするが、一部いちぶ時間じかん帯たいには南千住みなみせんじゅ駅えきを始発しはつ・終着しゅうちゃくとする列車れっしゃや、東武とうぶ線せんからおよび北千住きたせんじゅ発はつの六本木ろっぽんぎ行いき、中目黒なかめぐろ発はつにおける終電しゅうでんおよびその直前ちょくぜんには広尾ひろお行いきの列車れっしゃが設定せっていされている。

直通ちょくつう運転うんてん

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南みなみ栗橋くりはし行いきの日比谷線ひびやせん車両しゃりょう（2013年ねん6月がつ）

終着駅しゅうちゃくえきである北きた千住せんじゅ駅えきにおいて、東武とうぶ伊勢崎線いせさきせん（東武とうぶスカイツリーライン）を経由けいゆして日光にっこう線せん南みなみ栗橋くりはし駅えきまで相互そうご直通ちょくつう運転うんてんを実施じっししている。また「THライナー」のみ伊勢崎線いせさきせん東武動物公園とうぶどうぶつこうえん駅えき - 久喜くき駅えき間あいだと直通ちょくつう運転うんてんを行おこなう。

日にち中ちゅう時間じかん帯たいの運転うんてん間隔かんかくは、10分ぶんの間あいだに線せん内ない列車れっしゃと東武とうぶ伊勢崎線いせさきせん直通ちょくつう列車れっしゃが交互こうごに運行うんこうされている。東武とうぶ伊勢崎線いせさきせん直通ちょくつう列車れっしゃは1時じ間あいだあたり東武動物公園とうぶどうぶつこうえん駅えき発着はっちゃく列車れっしゃが4本ほん、北春日部きたかすかべ駅えき発着はっちゃく列車れっしゃが2本ほん運行うんこうされている[報道ほうどう 32]。

2003年ねん3月がつ19日にちに設定せっていされた朝あさの南みなみ栗橋くりはし発はつの上のぼり1本ほんを除のぞき、長ながらく東武動物公園とうぶどうぶつこうえん駅えきまでの直通ちょくつう運転うんてんであったが、2013年ねん3月16日にちから南みなみ栗橋くりはし駅えきまで相互そうご直通ちょくつう運転うんてん区間くかんが延長えんちょうされた[報道ほうどう 18][報道ほうどう 19]。日にち中ちゅうは上下じょうげ線せんとも草加そうか駅えきとせんげん台うてな駅えきで急行きゅうこう（半蔵門線はんぞうもんせん経由けいゆ東急とうきゅう田園都市線でんえんとしせん直通ちょくつう）に接続せつぞくし、南みなみ栗橋くりはし発着はっちゃく列車れっしゃは東武動物公園とうぶどうぶつこうえん駅えきで久喜くき駅えき発着はっちゃくの急行きゅうこうに接続せつぞくする。

日にち中ちゅうの北きた千住せんじゅ駅えき - 東武動物公園とうぶどうぶつこうえん駅えき間あいだの普通ふつう列車れっしゃは全ぜん列車れっしゃが日比谷線ひびやせん直通ちょくつうである。朝夕ちょうせきには竹たけノ塚つか駅えき、草加そうか駅えき、北越谷きたこしがや駅えき、南みなみ栗橋くりはし駅えきを始発しはつ・終着駅しゅうちゃくえきとする列車れっしゃも運転うんてんされている。乗のり入いれ区間くかんの営業えいぎょうキロは44.3 km（うち日光にっこう線せん10.4 km）。2013年ねん3月がつ16日にちのダイヤ改正かいせいまでは、日にち中ちゅう時間じかん帯たいの東武とうぶ伊勢崎線いせさきせん直通ちょくつう列車れっしゃは北越谷きたこしがや駅えき発着はっちゃくと東武動物公園とうぶどうぶつこうえん駅えき発着はっちゃくが交互こうご運転うんてんで走はしっていた。2003年ねん3月がつ19日にちの半蔵門線はんぞうもんせんと東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんとの相互そうご直通ちょくつう運転うんてん開始かいし前まえは、現在げんざいよりも2本ほん多おおく東武とうぶ伊勢崎線いせさきせん直通ちょくつう列車れっしゃが設定せっていされていたが、準急じゅんきゅうと接続せつぞくする駅えきは統一とういつされていなかった。

東京とうきょうメトロの車両しゃりょう（13000系けい）の車両しゃりょう基地きちは、南千住みなみせんじゅ駅えきに隣接りんせつする千住せんじゅ検車けんしゃ区くと東武とうぶ伊勢崎線いせさきせん内ないの竹たけノ塚つか駅えきに隣接りんせつする千住せんじゅ検車けんしゃ区く竹ちくノ塚づか分室ぶんしつにある（ただし、全般ぜんぱん検査けんさ・重要じゅうよう部ぶ検査けんさといった定期ていき検査けんさは、半蔵門線はんぞうもんせん所属しょぞく車両しゃりょうと同おなじく鷺沼さぎぬま工場こうじょうで行おこなう）。竹たけノ塚づかの車両しゃりょう基地きちは、かつての東武鉄道とうぶてつどう西新井にしあらい車庫しゃこを営団えいだんが譲ゆずり受うけたものである。2020年ねん6月がつ6日にち改正かいせいダイヤでは、東京とうきょうメトロ車しゃ2本ほんが東武とうぶの南みなみ栗橋くりはし車両しゃりょう管区かんく春日部かすかべ支所ししょで、東武とうぶ車しゃ2本ほんが千住せんじゅ検車けんしゃ区くでそれぞれ夜間やかん留置りゅうちとなる「外泊がいはく運用うんよう」が組くまれている。

運用うんよう番号ばんごうの末尾まつびは、東武とうぶ車しゃがT、自社じしゃ車しゃがSである。運用うんよう番号ばんごうは東武とうぶ車しゃが 01T - 47Tの奇数きすう、自社じしゃ車しゃが 02S - 74S の偶数ぐうすうと 61S・63S・65Sである。

なお、2013年ねん3月がつ15日にちまでは、もう一方いっぽうの終着駅しゅうちゃくえきである中目黒なかめぐろ駅えきから東急東横とうきゅうとうよこ線せん菊名きくな駅えきまでの相互そうご直通ちょくつう運転うんてんを行おこなっていたが、東急東横とうきゅうとうよこ線せんと副ふく都心としん線せんとの相互そうご直通ちょくつう運転うんてんを開始かいしした翌よく16日にちからは、 東急東横とうきゅうとうよこ線せんとの直通ちょくつう列車れっしゃは設定せっていされていない[報道ほうどう 1][報道ほうどう 17][報道ほうどう 18]「当面とうめんの間あいだ休止きゅうし」の状態じょうたいである。ドア数すうや車両しゃりょうの長ながさが副ふく都心としん線せん及および東横線とうよこせんの標準ひょうじゅん的てきな車両しゃりょうとは異ことなる、東横ひがしよこ線せんへのホームドア設置せっちの整備せいびの際さいにドアピッチが問題もんだいとなったこと、東横線とうよこせんの輸送ゆそう規模きぼの容量ようりょうを超過ちょうかするなど、東横線とうよこせんに副ふく都心としん線せんと日比谷線ひびやせんの乗のり入いれを共存きょうぞんさせることは問題もんだい点てんが多おおい。なお、現在げんざいの新型しんがた車両しゃりょうはドア数すうや車両しゃりょうの長ながさが副ふく都心としん線せん及および東横線とうよこせんの標準ひょうじゅん的てきな車両しゃりょうと同おなじであり、東横線とうよこせんに副ふく都心としん線せんと日比谷線ひびやせんの乗のり入いれを共存きょうぞんしやすくなったが、2016年ねんの車両しゃりょう公開こうかい時じの取材しゅざいに対たいして、東京とうきょうメトロの関係かんけい者しゃは「特とくに（直通ちょくつう運転うんてんの）予定よていがあるわけではない」と述のべている。

かつての東急東横とうきゅうとうよこ線せん内ない乗のり入いれ区間くかんの営業えいぎょうキロは16.6 km。早朝そうちょうおよび夕方ゆうがたは10分ふんから15分ふん間隔かんかくで武蔵むさし小杉こすぎ駅えきまたは菊名きくな駅えき発着はっちゃく、日にち中ちゅうは30分ふん間隔かんかくで菊名きくな駅えき発着はっちゃくであり、途中とちゅう駅えきの元もと住吉すみよし駅えきで特急とっきゅうの通過つうか待まちを行おこなっていた。直通ちょくつう列車れっしゃは、東横ひがしよこ特急とっきゅう運転うんてん開始かいし前まえは日中にっちゅう15分ふん間隔かんかくであったが、2001年ねん3月28日にちの東横ひがしよこ特急とっきゅう運転うんてん開始かいしと同時どうじに[報道ほうどう 33]、日にち中ちゅうは30分ふん間隔かんかくとなるなど、本数ほんすうが削減さくげんされ、同時どうじに東急とうきゅう1000系けい電車でんしゃによる日比谷線ひびやせん内ない折おり返かえし列車れっしゃ（中目黒なかめぐろ行いき）が設定せっていされるようになった。この本数ほんすう削減さくげんの代かわりに、中目黒なかめぐろ駅えきで東急東横とうきゅうとうよこ線せんとの接続せつぞくが考慮こうりょされた。2003年ねん3月19日にち以降いこうは中目黒なかめぐろ駅えきに全ぜん列車れっしゃが停車ていしゃするようになり、さらに接続せつぞくの改善かいぜんが図はかられた[報道ほうどう 34]。

3社しゃ相互そうご直通ちょくつうはなかったが、東京とうきょうメトロの車両しゃりょうが「菊名きくな駅えき→北きた千住せんじゅ駅えき→中目黒なかめぐろ駅えき→東武動物公園とうぶどうぶつこうえん駅えき」のように、一いち日にちの間あいだに東急東横とうきゅうとうよこ線せん・東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんの両方りょうほうに乗のり入いれる運用うんようは存在そんざいした。

東急東横とうきゅうとうよこ線せんとの相互そうご直通ちょくつう運転うんてんが終了しゅうりょうした後のちも、日比谷線ひびやせん所属しょぞく車両しゃりょうの定期ていき検査けんさは東急とうきゅう田園都市線でんえんとしせん鷺沼さぎぬま駅えきに隣接りんせつする東京とうきょうメトロ鷺沼さぎぬま工場こうじょうにおいて行おこなわれるため、東急とうきゅう線せん（東横線とうよこせん・目黒めぐろ線せん・大井おおい町まち線せん・田園都市線でんえんとしせん）を経由けいゆする回送かいそうルートが組くまれている。

東急とうきゅう車しゃの運用うんよう番号ばんごうの末尾まつびはKであり、運用うんよう番号ばんごうは81K - 85Kで設定せっていされていた。

臨時りんじ列車れっしゃ

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ゴールデンウィークやクリスマスなどのシーズンには、菊名きくな駅えきを超こえて横浜よこはま高速こうそく鉄道てつどうみなとみらい線せんの元町もとまち・中華ちゅうか街がい駅えきまで直通ちょくつうする臨時りんじ列車れっしゃ「みなとみらい号ごう[注釈ちゅうしゃく 13]」を運転うんてんした。この臨時りんじ列車れっしゃは、日比谷線ひびやせん内ないでも急行きゅうこう列車れっしゃとして運転うんてんし、途中とちゅうの停車駅ていしゃえきは上野うえの駅えき・仲御徒町なかおかちまち駅えき・秋葉原あきはばら駅えき・人形町にんぎょうちょう駅えき・茅場町かやばちょう駅えき・八丁堀はっちょうぼり駅えき・東ひがし銀座ぎんざ駅えき・銀座ぎんざ駅えき・日比谷ひびや駅えき・霞ケ関かすみがせき駅えき・六本木ろっぽんぎ駅えき・恵比寿えびす駅えきであったが、2007年ねん4月がつ21日にちのみなとみらい号ごうからは日比谷線ひびやせん内ない各駅かくえき停車ていしゃに変更へんこうされている。車両しゃりょうは東急とうきゅう1000系けいが使用しようされた。

日比谷線ひびやせんにおける臨時りんじ急行きゅうこう列車れっしゃは、2003年ねん12月に「東京とうきょうミレナリオ号ごう」として急行きゅうこう運転うんてん（停車駅ていしゃえきはみなとみらい号ごうと同おなじ）を行おこなったことがあったが、その際さいの車両しゃりょうには日比谷線ひびやせん03系けい車両しゃりょうが使用しようされていた。

車両しゃりょう

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日比谷線ひびやせんの車両しゃりょうは、建設けんせつ当時とうじ既すでに20 m車くるまを標準ひょうじゅんとしていた東武とうぶから20 m車くるま規格きかくが提案ていあんされたが、当時とうじの営団えいだんがルート上じょうに急きゅう曲線きょくせんが設定せっていできることから用地ようち買収ばいしゅうがより容易よういとなる18 m車しゃの採用さいように傾かたむいたため、協議きょうぎの末すえに18 mが採用さいようされ、「2号線ごうせん車両しゃりょう規格きかく」は18 m車くるまを基準きじゅんに制定せいていされた[74]。東急とうきゅうは当時とうじ18 m車しゃが標準ひょうじゅんであった[注釈ちゅうしゃく 14]が、東横線とうよこせんでは既すでに20 m車しゃの走行そうこう実績じっせきがあった[注釈ちゅうしゃく 15]。

しかし、その後ご3社しゃとも20 m車しゃが標準ひょうじゅんとなる中なか、東武とうぶ、東急とうきゅうとも18 m車しゃの日比谷線ひびやせん乗のり入いれ専用せんよう車両しゃりょうを製造せいぞうして乗のり入いれる状況じょうきょうが続つづいた[注釈ちゅうしゃく 16]。また、建設けんせつ当時とうじの東急東横とうきゅうとうよこ線せんが最大さいだい6両りょう編成へんせいであったことから当初とうしょは6両りょう編成へんせいを前提ぜんていに建設けんせつされたが、建設けんせつ途中とちゅうから8両りょうに変更へんこうされている。車両しゃりょうの扉とびら数すうは片側かたがわ3扉とびらが標準ひょうじゅんであったが、最さい混雑こんざつ区間くかんでは混雑こんざつ率りつが200%を超こえる状況じょうきょうが続つづいていたため、車両しゃりょう更新こうしんと併あわせて運行うんこう本数ほんすうを増加ぞうかさせることで輸送ゆそう力りょくの確保かくほしたが、乗降じょうこう時間じかんが長引ながびき、駅えきに停車ていしゃする時間じかんが所定しょてい時間じかんを大幅おおはばに超こえる結果けっかとなってしまい、1時じ間あいだあたりの列車れっしゃ本数ほんすうが確保かくほできない事態じたいが生しょうじていた[75]。そのため、1990年ねんから製造せいぞうされた東京とうきょうメトロおよび東武とうぶの一部いちぶ車両しゃりょうは、編成へんせいの両りょう端はし2両りょうずつを5扉とびらとしてラッシュ混雑こんざつ時じの乗降じょうこう時間じかんの短縮たんしゅくを図はかった[75]。

北きた千住せんじゅ駅えき - 上野うえの駅えき間あいだは東西線とうざいせん用よう5000系けい車両しゃりょうの試運転しうんてんなどでの入線にゅうせん実績じっせきがあり[注釈ちゅうしゃく 17][76][77]、当初とうしょから20 m車しゃの入線にゅうせんが可能かのうとなっている区間くかんもあった。東京とうきょうメトロは2010年ねんにすべての路線ろせんへのホームドア設置せっちを表明ひょうめいしており、かねてから東武とうぶは日比谷線ひびやせん直通ちょくつう車両しゃりょうの20 m化かを要望ようぼうしていたこともあって、2011年ねんからホームドア設置せっちと車両しゃりょうの20 m車くるま導入どうにゅうの検討けんとうを開始かいしした[75]。東京とうきょうメトロは鉄道てつどう総研そうけんへの調査ちょうさ委託いたくによる、建築けんちく限界げんかい測定そくてい、橋梁きょうりょう・高架こうか部ぶの強度きょうど測定そくてい、走行そうこう安全あんぜん性せい評価ひょうかを行おこなった結果けっか、小規模しょうきぼな改修かいしゅうで20 m車両しゃりょうを導入どうにゅうすることが可能かのうであることが分わかり[注釈ちゅうしゃく 18]、六本木ろっぽんぎ駅えきなどの曲線きょくせん半径はんけいの小ちいさいホームの削そぎ正ただし、曲線きょくせん半径はんけいの拡大かくだいによる路線ろせん形状けいじょうの変更へんこう、入にゅう換かわ信号しんごう機き・標識ひょうしき・線せん内ないの誘導ゆうどう無線むせん・架線かせんの電でん架か柱ばしら基礎きそなどの建築けんちく限界げんかい支障ししょう箇所かしょの移設いせつと撤去てっきょ、車両しゃりょうの軸じく重じゅうの増加ぞうかによる橋梁きょうりょう部ぶと高架こうか部ぶの補強ほきょう、国土こくど交通省こうつうしょうへの運転うんてん関係かんけい・車両しゃりょう関係かんけい・設備せつび関係かんけいなどの届出とどけで済ずみ基準きじゅんの変更へんこうなどを行おこなった[75]。これらの施行しこう後ごに新型しんがた車両しゃりょうはホームや折おり返かえし線せんの有効ゆうこう長ちょうを考慮こうりょして、18 m車両しゃりょう8両りょう編成へんせい（全長ぜんちょう144 m）から20 m車両しゃりょう7両りょう編成へんせい（全長ぜんちょう140 m）とし[75]、東京とうきょうメトロ・東武とうぶの両社りょうしゃで仕様しようの統一とういつを図はかり、また「2号線ごうせん車両しゃりょう規格きかく」をこれを機きに大幅おおはばに改定かいていし、20 m車くるま7両りょう編成へんせい4扉とびらの新型しんがた車両しゃりょう（東京とうきょうメトロ13000系けい、東武とうぶ70000系けい）を導入どうにゅうして車両しゃりょうの置おき換かえを進すすめることとした[報道ほうどう 22]。これは日比谷線ひびやせん内ない・東武とうぶ線せん内ないのホームドア導入どうにゅうに際さいし、車両しゃりょう長ちょうを20 m車しゃに統一とういつさせる必要ひつようがあったためである[14]。製造せいぞうは13000系けい・70000系けいともに近畿車輛きんきしゃりょうである[報道ほうどう 35][報道ほうどう 36]。

2017年ねん3月がつ25日にちより13000系けいが営業えいぎょう運転うんてんを開始かいし[報道ほうどう 21]。2017年ねん7月がつ7日にちからは東武とうぶ70000系けいが運行うんこうを開始かいしした[報道ほうどう 24][注釈ちゅうしゃく 19]、2020年ねん3月がつ20日はつかからは70090型がたが加くわわっている[78]。

かつては、東急とうきゅう1000系けいのみがワンハンドル車くるまで、同車どうしゃの乗のり入いれ終了しゅうりょうに伴ともない当とう線せんでのワンハンドル車しゃの運行うんこうがなくなったが、13000系けい・70000系けいの導入どうにゅうで、4年ねんぶりにワンハンドル車しゃでの運行うんこうが復活ふっかつした。

車両しゃりょうの号車ごうしゃ番号ばんごう表記ひょうきは、東京とうきょうメトロの車両しゃりょうは中目黒なかめぐろ方かた先頭せんとう車しゃを1号車ごうしゃ、東急とうきゅうの車両しゃりょうは北千住きたせんじゅ方かた先頭せんとう車しゃを1号車ごうしゃとしており、東武とうぶの車両しゃりょうは号車ごうしゃ番号ばんごう表記ひょうきがなかったが、2011年ねん時点じてんでは東京とうきょうメトロの車両しゃりょうも北千住きたせんじゅ方かた先頭せんとう車しゃを1号車ごうしゃとしている[79]。

自社じしゃ車両しゃりょう

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  • 13000系（2021年4月）
    13000系けい（2021年ねん4月がつ）

過去かこの自社じしゃ車両しゃりょう

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  • 3000系けい（1961年ねん3月がつ28日にち - 1994年ねん7月がつ23日にち）[45]
    • 3000系けいの計画けいかく当初とうしょ、ラインカラーの帯おび取とり付つけの検討けんとうがなされたが「1・2・3等とうなど旧来きゅうらいの客車きゃくしゃの等級とうきゅうを感かんじさせるので好このましくない」という東あずま義胤よしたね運転うんてん部ぶ・車両しゃりょう部分ぶぶん掌理しょうり事ごと（当時とうじ）の指示しじにより取とり止やめとなった[80]。
  • 03系けい（1988年ねん7月がつ1日にち - 2020年ねん2月がつ28日にち[68]）
    • 第だい09 - 28編成へんせいは編成へんせいの両りょう端はし2両りょうずつが5扉とびら車しゃ
  • 3000系（1988年）
    3000系けい（1988年ねん）
  • 03系（2018年12月）
    03系けい（2018年ねん12月がつ）
  • 03系5扉車（2008年10月）
    03系けい5扉とびら車しゃ（2008年ねん10月がつ）

乗のり入いれ車両しゃりょう

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東武鉄道とうぶてつどう
  • 70000系70000型（2021年4月）
    70000系けい70000型がた（2021年ねん4月がつ）
  • 70000系70090型（2021年4月）
    70000系けい70090型がた（2021年ねん4月がつ）

過去かこの乗のり入いれ車両しゃりょう

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東武鉄道とうぶてつどう
  • 2000系（1988年）
    2000系けい（1988年ねん）
  • 20000型（2007年11月）
    20000型がた（2007年ねん11月）
  • 20050型（2020年3月）
    20050型がた（2020年ねん3月がつ）
  • 20070型（2008年5月）
    20070型がた（2008年ねん5月がつ）
東急とうきゅう電鉄でんてつ
  • 7000系（1980年3月）
    7000系けい（1980年ねん3月がつ）
  • 1000系（2007年2月）
    1000系けい（2007年ねん2月がつ）

保安ほあん装置そうち

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開業かいぎょう当初とうしょ日比谷線ひびやせんで使用しようしていた自動じどう列車れっしゃ制御せいぎょ装置そうち (ATC) は地上ちじょう信号しんごう式しき (WS) で、原則げんそくとして運転うんてん士しが手動しゅどうで制動せいどう（ブレーキ）を掛かける方式ほうしきであった。色いろ灯とう式しき信号しんごうにより、進行しんこう信号しんごう (G) 70 km/h、減速げんそく信号しんごう (YG) 50 km/h、注意ちゅうい信号しんごう (Y) 40 km/h、警戒けいかい信号しんごう (YY) 25 km/hの速度そくど制限せいげんが掛かかる[82]。

日比谷線ひびやせんの最終さいしゅう運転うんてん計画けいかくでは、6両りょう編成へんせいの2分ふん間隔かんかく運転うんてん（1時じ間あいだあたり30本ほん）を想定そうていしていたが、前述ぜんじゅつしたとおり1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん）4月がつに八丁堀はっちょうぼり - 中目黒なかめぐろ間あいだが8両りょう編成へんせいの2分ふん間隔かんかく運転うんてんに変更へんこうとなった[83]。八丁堀はっちょうぼり（東急東横とうきゅうとうよこ線せん・中目黒なかめぐろ方面ほうめんからの折おり返かえしが可能かのう） - 霞ケ関かすみがせき駅えき（東武とうぶ伊勢崎いせざき線せん・北千住きたせんじゅ方面ほうめんからの折おり返かえしが可能かのう）間あいだでは、1分ふん30秒びょう間隔かんかく運転うんてん（1時じ間あいだあたり40本ほん）に対応たいおうできる信号しんごう設備せつびを備そなえていた[82]。

その後ご、2003年ねん（平成へいせい15年ねん）10月12日にちに車内しゃない信号しんごう方式ほうしきの新しんCS-ATCに切きり換かえられた[65]。

ATO試験しけん

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日比谷線ひびやせんでは、過去かこに長期間ちょうきかんにわたって自動じどう列車れっしゃ運転うんてん装置そうち (ATO) の試験しけん運転うんてんが実施じっしされていた。

→詳細しょうさいは「営団えいだん3000系けい電車でんしゃ § ATO試験しけん」を参照さんしょう

女性じょせい専用せんよう車しゃ

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女性じょせい専用せんよう車しゃ
← 中目黒なかめぐろ

北千住きたせんじゅ・南みなみ栗橋くりはし →
7 6 5 4 3 2 1

日比谷線ひびやせんにおける女性じょせい専用せんよう車しゃは、2006年ねん3月27日にちに乗のり入いれ先さきである東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんの日比谷線ひびやせん直通ちょくつう普通ふつう列車れっしゃとともに導入どうにゅうされた[報道ほうどう 9]。

平日へいじつ朝あさ7時じ30分ふんから9時じまでの間あいだに北きた千住せんじゅ駅えきを発車はっしゃする中目黒なかめぐろ方面ほうめん行いきの全ぜん列車れっしゃにおいて実施じっしされており、途中とちゅう駅えき始発しはつ・終着しゅうちゃく列車れっしゃも対象たいしょうである。線せん内ないで9時じを過すぎた時点じてんで女性じょせい専用せんよう車しゃの扱あつかいは解除かいじょとなる。進行しんこう方向ほうこう最さい後尾こうび車両しゃりょうである1号車ごうしゃに設定せっていされ、実施じっし区間くかんは東武とうぶ南みなみ栗橋くりはし駅えき→東武動物公園とうぶどうぶつこうえん駅えき→北きた千住せんじゅ駅えき→中目黒なかめぐろ駅えきである[84]。また、かつて設定せっていされていた東急東横とうきゅうとうよこ線せん直通ちょくつう列車れっしゃは、中目黒なかめぐろ駅えき到着とうちゃく後ごに女性じょせい専用せんよう車しゃの実施じっしを終了しゅうりょうし、東横線とうよこせん内ないでは実施じっしされなかった。

利用りよう状じょう況きょう

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2023年ねん（令れい和わ5年ねん）度どの最さい混雑こんざつ区間くかん（A線せん、三ノ輪みのわ → 入谷いりや間あいだ）の混雑こんざつ率りつは162%であり、東京とうきょうメトロの全ぜん路線ろせんの中なかで最もっとも高たかい数字すうじとなっている[報道ほうどう 37]。

北千住きたせんじゅまでの延伸えんしん開業かいぎょう以降いこう、A線せんは東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんからの直通ちょくつう人員じんいんが急増きゅうぞうし、朝あさラッシュ時じの混雑こんざつ率りつは200%を越こえていた。このため朝あさラッシュ時じの増発ぞうはつが頻繁ひんぱんになされ、1968年ねんの時点じてんで毎時まいじ26本ほんが運転うんてんされるようになった。1966年ねん9月1日にちに全ぜん列車れっしゃが6両りょう編成へんせいに、1971年ねん5月31日にちに全ぜん列車れっしゃが8両りょう編成へんせいになり、長ちょう編成へんせい化かが急きゅうピッチで行おこなわれたことで一旦いったんは混雑こんざつ率りつが180%台だいに緩和かんわするが、輸送ゆそう人員じんいんの増加ぞうかにより1975年度ねんどからは220%台だいで高こう止とまりとなった。1971年ねん3月がつ20日はつかに千代田ちよだ線せんが霞ケ関かすみがせきまで延伸えんしん開業かいぎょうして北千住きたせんじゅ - 霞ケ関かすみがせき間あいだのバイパス路線ろせんとなったが、こちらも1973年度ねんど以降いこうは混雑こんざつ率りつが200%を超こえるようになった。

乗のり入いれ先さきの東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんでも、北千住きたせんじゅ駅えきのホームが日比谷ひびや線せんへの乗換のりかえ客きゃくで埋うめ尽つくされる事態じたいが頻発ひんぱつしたこともあり、乗換のりかえ客きゃくを減へらす苦肉くにくの策さくとして1988年ねん11月21日にちに浅草あさくさう回かい乗車じょうしゃ制度せいどが、1990年ねん9月25日にちに業平橋なりひらばし駅えき（現げん・とうきょうスカイツリー駅えき）折おり返かえし用よう10両りょう対応たいおうの地平ちへいホーム設置せっちと押上おしあげ駅えきへの連絡れんらく通路つうろ設置せっちに伴ともない押上おしあげう回かい乗車じょうしゃ制度せいどが導入どうにゅうされた。う回かい制度せいどの導入どうにゅう後ごは日比谷線ひびやせんの輸送ゆそう人員じんいんが減少げんしょうし、混雑こんざつ率りつは1991年度ねんどに200%台だいに、1995年度ねんどに180%台だいに低下ていかした。北千住きたせんじゅ駅えきの重層じゅうそう化か工事こうじが1997年ねん3月25日にちに完成かんせいしたことを受うけ、これらの制度せいどは同年どうねん3月31日にちに廃止はいしされた。

2003年ねん3月19日にちに東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんと半蔵門線はんぞうもんせんが相互そうご直通ちょくつう運転うんてんを開始かいしし、2005年ねん8月がつ24日にちにつくばエクスプレスが開業かいぎょうするなど、北千住きたせんじゅ駅えきから都心としん方向ほうこうへ直通ちょくつうする路線ろせんが増ふえたことで乗客じょうきゃくが分散ぶんさんされ、2008年度ねんどに混雑こんざつ率りつは150%台うてなまで低下ていかした。

2010年代ねんだいを通とおして150%台だいで横よこばいとなっていた混雑こんざつ率りつは2020年ねんの新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの流行りゅうこうに伴ともない一時いちじ的てきに低下ていかしたが、新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの五ご類るい移行いこうに加くわえ、虎ノ門とらのもんヒルズや麻布台あざぶだいヒルズ等ひとしの沿線えんせんにおける再さい開発かいはつ事業じぎょうの進展しんてん[85]に伴ともない、2023年度ねんどの最さい混雑こんざつ区間くかんにおける乗客じょうきゃく数すう・混雑こんざつ率りつはいずれも新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう流行りゅうこう前まえの2019年度ねんどを上回うわまわり、160%を超こえている。

2007年度ねんどの一いち日にち平均へいきん通過つうか人員じんいんは、入谷いりや - 上野うえの間あいだが381,878人にんで最もっとも多おおい。北千住きたせんじゅ方面ほうめんは緩ゆるやかに減少げんしょうするが、北千住きたせんじゅ - 南千住みなみせんじゅ間あいだの一いち日にち平均へいきん通過つうか人員じんいんは335,314人にんであり、北千住きたせんじゅ - 秋葉原あきはばら間あいだの各駅かくえきは一いち日にち平均へいきん通過つうか人員じんいんが33万まん人にんを上回うわまわっている。中目黒なかめぐろ方面ほうめんも緩ゆるやかに減少げんしょうし、八丁堀はっちょうぼり - 築地つきじ間あいだの一いち日にち平均へいきん通過つうか人員じんいんは302,551人にんであるが、この区間くかんを境さかいにして一旦いったんは通過つうか人員じんいんが増加ぞうかに転てんじ、東ひがし銀座ぎんざ - 銀座ぎんざ間あいだの一いち日にち平均へいきん通過つうか人員じんいんは327,090人にんである。その後ごは再度さいど緩ゆるやかに減少げんしょうして銀座ぎんざ - 霞ケ関かすみがせき間あいだで一いち日にち平均へいきん通過つうか人員じんいんが30万まん人にんを下回したまわるが、霞ケ関かすみがせき - 神谷かみや町まち間あいだで303,895人にんに増加ぞうかする。その後ごは各駅かくえきで通過つうか人員じんいんが大おおきく減少げんしょうし、恵比寿えびす - 中目黒なかめぐろ間あいだが190,475人にんで最もっとも少すくない[86]。

全線ぜんせん開業かいぎょう年度ねんど以降いこうの輸送ゆそう実績じっせきを下表かひょうに記しるす。表ひょう中ちゅう、最さい高値たかねを赤色あかいろで、最さい高値たかねを記録きろくした年度ねんど以降いこうの最低さいてい値ちを青色あおいろで、最さい高値たかねを記録きろくした年度ねんど以前いぜんの最低さいてい値ちを緑色みどりいろで表記ひょうきしている。

年度ねんど 最さい混雑こんざつ区間くかん輸送ゆそう実績じっせき[87][88] 特記とっき事項じこう
運転うんてん本数ほんすう：本ほん 輸送ゆそう力りょく：人ひと 輸送ゆそう量りょう：人ひと 混雑こんざつ率りつ：%
1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん） 20 14,784 27,890 196 最さい混雑こんざつ区間くかんは入谷いりや → 上野うえの間あいだ
1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん） 20 14,784 33,119 224
1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん） 24 18,048 37,173 206 9月1日にち、全ぜん列車れっしゃが18m車くるま6両りょう編成へんせいとなる
1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん） 24 18,048 44,980 249
1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん） 26 19,552 44,897 230
1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん） 26 19,552 46,424 237 12月20日にち、千代田ちよだ線せん北千住きたせんじゅ - 大手町おおてまち間あいだ開業かいぎょう
1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん） 26 19,552 47,523 243 1971年ねん3月がつ20日はつか、千代田ちよだ線せん大手町おおてまち - 霞ケ関かすみがせき間あいだ開業かいぎょう
1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん） 26 26,208 48,977 187 5月31日にち、全ぜん列車れっしゃが18m車くるま8両りょう編成へんせいとなる
1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん） 26 26,208 52,273 199
1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん） 26 26,208 54,310 207
1974年ねん（昭和しょうわ49年ねん） 26 26,208 56,280 215
1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん） 26 26,208 58,816 224
1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん） 26 26,208 58,706 224
1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん） 26 26,208 58,574 223
1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん） 26 26,208 56,860 217
1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん） 26 26,208 58,494 223
1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん） 27 27,216 60,760 223 最さい混雑こんざつ区間くかんを三ノ輪みのわ → 入谷いりや間あいだに変更へんこう
1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん） 27 27,216 59,195 218
1982年ねん（昭和しょうわ57年ねん） 27 27,216 60,967 224
1983年ねん（昭和しょうわ58年ねん） 27 27,216 61,112 225
1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん） 27 27,216 61,350 225
1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん） 27 27,216 62,850 231
1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん） 27 27,216 62,479 230
1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん） 27 27,216 62,178 228
1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん） 28 28,224 58,976 209 11月21日にち、東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんに浅草あさくさ迂回うかい乗車じょうしゃ制度せいどを導入どうにゅう
1989年ねん（平成へいせい元年がんねん） 28 28,224 60,678 215
1990年ねん（平成へいせい02年ねん） 28 28,224 59,417 211 9月25日にち、東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんに押上おしあげ迂回うかい乗車じょうしゃ制度せいどを導入どうにゅう
1991年ねん（平成へいせい03年ねん） 28 28,224 55,931 198
1992年ねん（平成へいせい04年ねん） 28 28,224 57,205 203
1993年ねん（平成へいせい05年ねん） 28 28,224 56,247 199
1994年ねん（平成へいせい06年ねん） 28 28,224 54,506 193
1995年ねん（平成へいせい07年ねん） 28 28,224 52,469 186
1996年ねん（平成へいせい08年ねん） 28 28,224 51,296 182 1997年ねん3月がつ31日にち、東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんの迂回うかい乗車じょうしゃ制度せいど廃止はいし
1997年ねん（平成へいせい09年ねん） 28 28,224 50,680 180
1998年ねん（平成へいせい10年ねん） 28 28,224 49,939 177
1999年ねん（平成へいせい11年ねん） 28 28,224 49,152 174
2000年ねん（平成へいせい12年ねん） 28 28,224 48,731 173
2001年ねん（平成へいせい13年ねん） 28 28,224 174
2002年ねん（平成へいせい14年ねん） 28 28,224 48,485 172 2003年ねん3月がつ19日にち、半蔵門線はんぞうもんせん押上おしあげ延伸えんしん開業かいぎょう
2003年ねん（平成へいせい15年ねん） 28 28,224 47,216 167
2004年ねん（平成へいせい16年ねん） 28 28,224 165
2005年ねん（平成へいせい17年ねん） 28 28,224 163 8月がつ24日にち、つくばエクスプレス開業かいぎょう
2006年ねん（平成へいせい18年ねん） 28 28,224 45,784 162
2007年ねん（平成へいせい19年ねん） 28 28,224 46,270 164
2008年ねん（平成へいせい20年ねん） 28 28,224 44,865 159
2009年ねん（平成へいせい21年ねん） 28 28,224 43,925 156
2010年ねん（平成へいせい22年ねん） 28 28,224 43,328 154
2011年ねん（平成へいせい23年ねん） 28 28,224 43,100 153
2012年ねん（平成へいせい24年ねん） 28 28,224 43,887 155
2013年ねん（平成へいせい25年ねん） 28 28,224 43,185 153
2014年ねん（平成へいせい26年ねん） 28 28,224 44,879 159 2015年ねん3月がつ14日にち、上野うえの東京とうきょうライン開業かいぎょう
2015年ねん（平成へいせい27年ねん） 28 28,224 43,110 153
2016年ねん（平成へいせい28年ねん） 28 28,224 43,648 155 2017年ねん3月がつ25日にち、20m車くるま7両りょう編成へんせい運転うんてん開始かいし
2017年ねん（平成へいせい29年ねん） 27 27,216 42,595 157
2018年ねん（平成へいせい30年ねん） 27 27,216 42,754 157
2019年ねん（令れい和わ元年がんねん） 27 27,216 43,068 158 2020年ねん3月がつ27日にち、18m車くるま8両りょう編成へんせい運転うんてん終了しゅうりょう
2020年ねん（令れい和わ02年ねん） 27 27,945 30,679 110 6月6日にち、虎ノ門とらのもんヒルズ駅えき開業かいぎょう
2021年ねん（令れい和わ03年ねん） 27 27,945 35,542 127
2022年ねん（令れい和わ04年ねん） 27 27,945 37,726 135
2023年ねん（令れい和わ05年ねん） 27 27,945 45,271 162

駅えき一覧いちらん

[編集へんしゅう]
  • 駅えき番号ばんごうはB線せん方向ほうこう（中目黒なかめぐろから北千住きたせんじゅの方向ほうこう）に増加ぞうか。
  • 全ぜん駅えき東京とうきょう都と内うちに所在しょざい。
  • 各駅かくえき停車ていしゃは全ぜん駅えきに停車ていしゃする（表ひょう中ちゅう省略しょうりゃく）。
  • 下くだり（久喜くき行いき）のTHライナーは全ぜん列車れっしゃが霞ケ関かすみがせき駅えき - 久喜くき駅えき間あいだでの運転うんてんとなっている。また、上のぼり（恵比寿えびす行いき）のTHライナーは霞ケ関かすみがせき駅えき - 恵比寿えびす駅えき間あいだがフリー乗降じょうこう区間くかんとなっており、乗車じょうしゃ券けんのみで利用りようすることが出来できる。
凡例はんれい
●: 停車ていしゃ、△: 上のぼり列車れっしゃのみ停車ていしゃ、◇: 運転うんてん停車ていしゃ、｜: 通過つうか
駅えき番号ばんごう 駅名えきめい 駅えき間あいだキロ 累計るいけいキロ ＴＨライナー 接続せつぞく路線ろせん・備考びこう 地上ちじょう／地下ちか 所在地しょざいち
H-01 中目黒なかめぐろ駅えき[* 1] - 0.0 東急とうきゅう電鉄でんてつ：TY 東横線とうよこせん (TY03) 地上ちじょう 目黒めぐろ区く
H-02 恵比寿えびす駅えき 1.0 1.0 △ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：JY 山手やまて線せん (JY 21)・JA 埼京線さいきょうせん (JA 09)・JS 湘南しょうなん新宿しんじゅくライン (JS 18) 地下ちか区間くかん 渋谷しぶや区く
H-03 広尾ひろお駅えき 1.5 2.5 △   港みなと区く
H-04 六本木ろっぽんぎ駅えき 1.7 4.2 △ 都営地下鉄とえいちかてつ：大江戸線 大江戸おおえど線せん (E-23)
H-05 神かみ谷町たにまち駅えき 1.5 5.7 △  
H-06 虎ノ門とらのもんヒルズ駅えき 0.5 6.2 △ 東京とうきょう地下鉄ちかてつ：銀座線 銀座ぎんざ線せん (虎ノ門とらのもん駅えき：G-07)[* 2]
H-07 霞ケ関かすみがせき駅えき 0.8 7.0 ● 東京とうきょう地下鉄ちかてつ：丸ノ内線 丸ノ内線まるのうちせん (M-15) ・千代田線 千代田ちよだ線せん (C-08) 千代田ちよだ区く
H-08 日比谷ひびや駅えき 1.2 8.2 ｜ 東京とうきょう地下鉄ちかてつ：千代田線 千代田ちよだ線せん (C-09)・有楽町線 有楽町線ゆうらくちょうせん (有楽町ゆうらくちょう駅えき：Y-18)
都営地下鉄とえいちかてつ：三田線 三田みた線せん (I-08)
H-09 銀座ぎんざ駅えき
（松屋まつや・三越みつこし前まえ）[要よう出典しゅってん] 		0.4 8.6 ● 東京とうきょう地下鉄ちかてつ：銀座線 銀座ぎんざ線せん (G-09) ・丸ノ内線 丸ノ内線まるのうちせん (M-16)・Y 有楽町ゆうらくちょう線せん (銀座ぎんざ一いち丁目ちょうめ駅えき：Y-19)[* 2] 中央ちゅうおう区く
H-10 東ひがし銀座ぎんざ駅えき 0.4 9.0 ｜ 都営地下鉄とえいちかてつ：浅草線 浅草線あさくさせん (A-11)
H-11 築地つきじ駅えき
（本願寺ほんがんじ前まえ）[要よう出典しゅってん] 		0.6 9.6 ｜ 東京とうきょう地下鉄ちかてつ：有楽町線 有楽町ゆうらくちょう線せん（新富町しんとみちょう駅えき:Y-20）[* 3]
H-12 八丁堀はっちょうぼり駅えき 1.0 10.6 ｜ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：JE 京葉線けいようせん (JE 02)
H-13 茅場町かやばちょう駅えき 0.5 11.1 ● 東京とうきょう地下鉄ちかてつ：東西線 東西線とうざいせん (T-11)
H-14 人形町にんぎょうちょう駅えき 0.9 12.0 ｜ 都営地下鉄とえいちかてつ：浅草線 浅草線あさくさせん (A-14)
東京とうきょう地下鉄ちかてつ：半蔵門線 半蔵門線はんぞうもんせん (水天すいてん宮前みやまえ駅えき：Z-10)[* 3]
H-15 小伝馬こでんま町まち駅えき 0.6 12.6 ｜  
H-16 秋葉原あきはばら駅えき 0.9 13.5 ● 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：JK 京浜東北けいひんとうほく線せん (JK 28)・JY 山手やまて線せん (JY 03)・JB 総武そうぶ線せん（各駅かくえき停車ていしゃ）(JB 19)
首都圏新都市鉄道しゅとけんしんとしてつどう：TX つくばエクスプレス (TX01)
都営地下鉄とえいちかてつ：新宿線 新宿しんじゅく線せん (岩いわ本町ほんちょう駅えき：S-08)[報道ほうどう 20] 		千代田ちよだ区く
H-17 仲御徒町なかおかちまち駅えき 1.0 14.5 ｜ 東京とうきょう地下鉄ちかてつ：銀座線 銀座ぎんざ線せん (上野うえの広小路ひろこうじ駅えき：G-15)[* 4]
都営地下鉄とえいちかてつ：大江戸線 大江戸おおえど線せん (上野うえの御徒町おかちまち駅えき：E-09) 		台東たいとう区く
H-18 上野うえの駅えき 0.5 15.0 ● 東京とうきょう地下鉄ちかてつ：銀座線 銀座ぎんざ線せん (G-16)
東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：■ 東北新幹線とうほくしんかんせん・山形やまがた新幹線しんかんせん・秋田あきた新幹線しんかんせん・北海道ほっかいどう新幹線しんかんせん・上越新幹線じょうえつしんかんせん・北陸ほくりく新幹線しんかんせん
・JU 宇都宮線うつのみやせん・高崎線たかさきせん〈上野うえの東京とうきょうライン〉(JU 02)・JK 京浜東北けいひんとうほく線せん (JK 30)・JY 山手やまて線せん (JY 05)・JJ 常磐ときわ線せん（快速かいそく） (JJ 01)
京成電鉄けいせいでんてつ：KS 本線ほんせん (京成けいせい上野うえの駅えき：KS01)
H-19 入谷いりたに駅えき 1.2 16.2 ｜  
H-20 三ノ輪みのわ駅えき 1.2 17.4 ｜  
H-21 南千住みなみせんじゅ駅えき 0.8 18.2 ｜ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：JJ 常磐ときわ線せん（快速かいそく） (JJ 04)
首都圏新都市鉄道しゅとけんしんとしてつどう：TX つくばエクスプレス (TX04)
[* 5]  		地上ちじょう区間くかん 荒川あらかわ区く
H-22 北きた千住せんじゅ駅えき[* 6] 2.1 20.3 ◇ 東武鉄道とうぶてつどう：TS 伊勢崎線いせさきせん（東武とうぶスカイツリーライン）(TS-09)（直通ちょくつう運転うんてん：下記かき参照さんしょう）
東京とうきょう地下鉄ちかてつ：千代田線 千代田ちよだ線せん (C-18)
東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：JJ 常磐ときわ線せん（快速かいそく） (JJ 05)
首都圏新都市鉄道しゅとけんしんとしてつどう：TX つくばエクスプレス (TX05) 		足立あだち区く
直通ちょくつう運転うんてん区間くかん TN 東武とうぶ日光にっこう線せん 南みなみ栗橋くりはし駅えきまで
（THライナーのみ TI 東武とうぶ伊勢崎線いせさきせん 久喜くき駅えきまで）
  1. ^ 中目黒なかめぐろ駅えきは他社たしゃ接続せつぞくの共同きょうどう使用しよう駅えきで、東急とうきゅう電鉄でんてつの管轄かんかつ駅えきである[89]。
  2. ^ a b 2020年ねん6月がつ6日にちから乗換のりかえ駅えき指定してい[報道ほうどう 29]。
  3. ^ a b 2018年ねん3月がつ17日にちから乗換のりかえ駅えき指定してい[報道ほうどう 26]。
  4. ^ 2000年ねん12月12日にちから乗換のりかえ駅えき指定してい[報道ほうどう 6]。
  5. ^ 3社しゃとも乗のり換かえ案内あんないは行おこなっているが、連絡れんらく業務ぎょうむを行おこなっていない（詳細しょうさいは南千住みなみせんじゅ駅えきの項こうを参照さんしょう）。
  6. ^ 北きた千住せんじゅ駅えきは他社たしゃ接続せつぞくの共同きょうどう使用しよう駅えきで、東武鉄道とうぶてつどうの管轄かんかつ駅えきである。
  • 北きた千住せんじゅ駅えきから日比谷ひびや駅えきや霞ケ関かすみがせき駅えきへ向むかう場合ばあい、茅場町かやばちょう駅えき・築地つきじ駅えき経由けいゆで遠回とおまわりとなる日比谷線ひびやせんよりも千代田ちよだ線せんの方ほうが所要しょよう時間じかんが短みじかい。このため、東武とうぶ伊勢崎いせざき線せんの乗客じょうきゃくが北きた千住せんじゅ駅えきで日比谷線ひびやせんに乗車じょうしゃせずに千代田ちよだ線せんに乗のり換かえるケースも多おおく、朝あさラッシュ時じの北きた千住せんじゅ駅えき千代田ちよだ線せんホームは大変たいへんな混雑こんざつとなっている（詳細しょうさいは北きた千住せんじゅ駅えきの項こうを参照さんしょう）。
  • 東京とうきょうメトロおよび乗のり入いれ各社かくしゃではPASMO・Suicaなどの交通こうつう系けいICカードを利用りようすることが出来できるが、改札かいさつ口こうを出でないルートで乗のり継ついだ場合ばあいでも最短さいたん最さい安やす運賃うんちんで算出さんしゅつされる。
  • 現在げんざい、国土こくど交通省こうつうしょうは新しん鉄道てつどう技術ぎじゅつ省令しょうれいの解釈かいしゃく基準きじゅんで電車でんしゃ線せんの勾配こうばいを最大さいだいで35‰と規定きていしているが、三ノ輪みのわ駅えき - 南千住みなみせんじゅ駅えき間あいだには地下ちかで暗渠あんきょをくぐり地上ちじょうで常磐ときわ貨物かもつ線せんを高架こうかで跨またぐ必要ひつようがあるため39‰の勾配こうばいが存在そんざいする。
  • 神かみ谷町たにまち駅えき - 六本木ろっぽんぎ駅えき間あいだで東京とうきょうメトロ南北線なんぼくせんと交差こうさするが、交差こうさする地点ちてんに駅えきはなく乗換のりかえはできない。

発車はっしゃメロディ

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東京とうきょうメトロが2015年ねん6月がつから9月がつまでホームページ上うえにおいて発車はっしゃメロディ（発車はっしゃサイン音おん）に使用しようする楽曲がっきょくのリクエストを募集ぼしゅうした結果けっか、秋葉原あきはばら駅えきのメロディとしてAKB48の「恋こいするフォーチュンクッキー」、銀座ぎんざ駅えきのメロディとして石原いしはら裕次郎ゆうじろうと牧村まきむら旬子じゅんこの「銀座ぎんざの恋こいの物語ものがたり」がそれぞれ採用さいようされ[報道ほうどう 38]、秋葉原あきはばら駅えきでは2016年ねん3月がつ31日にちから、銀座ぎんざ駅えきでは同年どうねん4月がつ8日にちから使用しようを開始かいしした[報道ほうどう 39]。

そのほかの駅えきについては、2020年ねん2月がつ7日にちから中目黒なかめぐろ駅えきと北千住きたせんじゅ駅えきを除のぞく全ぜん駅えきで使用しようを開始かいしした（中目黒なかめぐろ駅えきと北千住きたせんじゅ駅えきでは引ひき続つづきブザーを使用しよう）。同時どうじに、前述ぜんじゅつの秋葉原あきはばら駅えきと銀座ぎんざ駅えきのメロディを新規しんきに制作せいさくしたバージョンに変更へんこうしている。

メロディは全すべてスイッチの制作せいさくで、塩塚しおつか博はく、福嶋ふくしま尚しょう哉、大和やまと優子ゆうこ、松澤まつざわ健けんの4名めいが作曲さっきょくおよび編曲へんきょくを手掛てがけた[90][91][92]。

駅名えきめい 曲名きょくめい 導入どうにゅう年月日ねんがっぴ
A線せん（中目黒なかめぐろ方面ほうめん） B線せん（北千住きたせんじゅ・東武とうぶ線せん方面ほうめん）
中目黒なかめぐろ 2：（降車こうしゃ専用せんようホームのためなし） 3：（ブザー）
恵比寿えびす 1：アルテミス【福嶋ふくしま】 2：Sparkling Road【大和やまと】 2020年ねん2月がつ7日にち
広尾ひろお 1：昼下ひるさがりのテラス【塩塚しおつか】 2：希望きぼうの地ちへ【松澤まつざわ】
六本木ろっぽんぎ 1：セレンディピティ【福嶋ふくしま】 2：patio【福嶋ふくしま】
神谷かみや町まち 1：昇のぼって降おりて【福嶋ふくしま】 2：Lovely Morning【大和やまと】
虎ノ門とらのもんヒルズ 1：輝かがやく都市とし【福嶋ふくしま】 2：夏なつ雲くも【福嶋ふくしま】 2020年ねん6月がつ6日にち
霞ケ関かすみがせき 3：明日あしたへの序章じょしょう【塩塚しおつか】 4：今日きょうも一いち日にち【福嶋ふくしま】 2020年ねん2月がつ7日にち
日比谷ひびや 1：銀杏いちょうの下したで【福嶋ふくしま】 2：公園こうえん日和びより【福嶋ふくしま】
銀座ぎんざ 5：銀座ぎんざの恋こいの物語ものがたり verC【福嶋ふくしま】 6：銀座ぎんざの恋こいの物語ものがたり verD【福嶋ふくしま】 2016年ねん4月がつ8日にち[注釈ちゅうしゃく 20]
東ひがし銀座ぎんざ 3：桃山ももやま【福嶋ふくしま】 4：ノスタルジア【大和やまと】 2020年ねん2月がつ7日にち
築地つきじ 1：オールマイティー【塩塚しおつか】 2：潮騒しおさい【福嶋ふくしま】
八丁堀はっちょうぼり 1：黄金虫こがねむしのワルツ【塩塚しおつか】 2：煌きらめき【大和やまと】
茅場かやば町まち 1：スピネル【塩塚しおつか】 2：キャノピー【福嶋ふくしま】
人形にんぎょう町まち 1：そぞろ歩あるき【福嶋ふくしま】 2：御伽草子おとぎぞうし【大和やまと】
小伝馬こでんま町まち 1：いつもの店みせで【塩塚しおつか】 2：向むこう岸ぎし【大和やまと】
秋葉原あきはばら 1：恋こいするフォーチュンクッキー verC【塩塚しおつか】 2：恋こいするフォーチュンクッキー verD【塩塚しおつか】 2016年ねん3月がつ31日にち[注釈ちゅうしゃく 21]
仲御徒町なかおかちまち 1：アッシュグレイ【福嶋ふくしま】 2：ゆれる袂たもと【大和やまと】 2020年ねん2月がつ7日にち
上野うえの 1：Toy garden【大和やまと】 2：さあ、行いくよ！【福嶋ふくしま】
入谷いりや 1：銀ぎん箭や【福嶋ふくしま】 2：花はなびら【大和やまと】
三ノ輪みのわ 1：タイムマシン【大和やまと】 2：星ほしまつり【福嶋ふくしま】
南千住みなみせんじゅ 1：桜さくらの川かわ堤つつみ【福嶋ふくしま】 2：プリズム【福嶋ふくしま】
北千住きたせんじゅ 6：（ブザー）
7：（ブザー） 		5：（東武鉄道とうぶてつどう汎用はんよう発車はっしゃメロディ）
（車載しゃさいメロディ） メトロの休日きゅうじつ【福嶋ふくしま】 七なな色しょくの翼つばさ【福嶋ふくしま】 不明ふめい
  • 上表じょうひょうの数字すうじは各駅かくえきの番線ばんせん、【】内ないは作曲さっきょく者しゃ（銀座ぎんざ駅えきと秋葉原あきはばら駅えきは編曲へんきょく者しゃ）を表あらわす。

今後こんごの予定よてい

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改装かいそう工事こうじ

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広尾ひろお駅えきと上野うえの駅えきでバリアフリー対応たいおう工事こうじ、茅場町かやばちょう駅えきで混雑こんざつ緩和かんわ工事こうじを行おこなう。

無線むせん式しき列車れっしゃ制御せいぎょシステムCBTC導入どうにゅう

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無線むせん式しき列車れっしゃ制御せいぎょシステムであるCBTCの当とう線せんへの導入どうにゅうを2026年度ねんどに実施じっしする予定よていである[93]。

脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 日比谷線ひびやせんとほぼ同どう時期じきに建設けんせつされ、押上おしあげ駅えき - 新橋しんばし駅えき間あいだで開業かいぎょうしていた都営地下鉄とえいちかてつ浅草線あさくさせんは同年どうねん、新橋しんばし駅えき - 大門おおかど駅えき間あいだを開通かいつうさせたのみで全線ぜんせん開通かいつうがオリンピックに間まに合あわず、開催かいさい期間きかん中ちゅうは工事こうじが休止きゅうしされた。
  2. ^ 副ふく都心としん線せんの終点しゅうてんのひとつである和光わこう市し駅えきは有楽町線ゆうらくちょうせんとの共同きょうどう路線ろせんとして使用しようしており、駅えきの管轄かんかつは東武鉄道とうぶてつどうが行おこなっている。また、中目黒なかめぐろ駅えきでは2013年ねん3月がつ16日にちから日比谷線ひびやせんと東急東横とうきゅうとうよこ線せんとの相互そうご直通ちょくつう運転うんてんを廃止はいししたが、対面たいめん乗のり換かえできるホームの特性とくせいと駅舎えきしゃや構内こうないに変化へんかがないことから引ひき続つづき東急とうきゅう電鉄でんてつの管轄かんかつとなっている。
  3. ^ 付図ふず「別べつ図ず 日比谷線ひびやせん線路せんろ平面へいめん図ずおよび縦断じゅうだん面めん図ず（北千住きたせんじゅ・仲御徒町なかおかちまち間あいだ）」では「北千住きたせんじゅ駅えきは北千住きたせんじゅ起点きてん −0 K090 M」・「南千住みなみせんじゅ駅えきは南千住みなみせんじゅ起点きてん0 K420 M」と書かかれている[17]。すなわち、北千住きたせんじゅ - 南千住みなみせんじゅ駅えき間あいだの距離きょりは2.098 km (2.1 km) である（重層じゅうそう化か工事こうじ前まえ）。「南千住みなみせんじゅ→三ノ輪みのわのトンネル坑口こうこうは955 M」、南千住みなみせんじゅ駅えき中心ちゅうしんからトンネル坑口こうこうまでの地上ちじょう区間くかんは535 m、坑口こうこうから三ノ輪みのわ駅えき駅えき中心ちゅうしんまでの地下ちか区間くかんは253 mである。
  4. ^ 付図ふず「図ず113 中ちゅう目黒めぐろ駅えき付近ふきん一般いっぱん図ず（その1）」では「トンネル坑口こうこう18 K290 M00」・「中目黒なかめぐろ駅えき中心ちゅうしんは南千住みなみせんじゅ起点きてん18K600 M00」と書かかれており、地上ちじょう区間くかんは310 mである[18]。
  5. ^ 一般いっぱん的てきな工こう区く全すべてを潜函せんかん工法こうほう（ケーソン工法こうほう）で構築こうちくする方法ほうほうでは、1964年ねん東京とうきょうオリンピックの開催かいさいまでに間まに合あわない。
  6. ^ 現在げんざい（戦後せんご）の都市とし計画けいかく第だい3号線ごうせん（銀座ぎんざ線せん）とは異ことなる。
  7. ^ 別べつ図ず74に詳くわしい経由けいゆ地ちが記載きさいされている[32]。
  8. ^ 当初とうしょは乗のり入いれ東武鉄道とうぶてつどう20000系けいのみ。
  9. ^ 乗のり入いれ車両しゃりょうを含ふくむ。
  10. ^ ただし、日比谷線ひびやせんの車両しゃりょうの分解ぶんかい・検査けんさ業務ぎょうむは、2004年ねんから鷺沼さぎぬま車両しゃりょう基地きちが担当たんとうしている。そのため、中目黒なかめぐろ駅えきから東急東横とうきゅうとうよこ線せん・目黒めぐろ線せん・大井おおい町まち線せんを経由けいゆし、田園都市線でんえんとしせん鷺沼さぎぬま駅えきまで列車れっしゃを回送かいそうする運用うんようは存続そんぞくしている。
  11. ^ 虎ノ門とらのもんヒルズ駅えきの駅えきナンバリングをH-06（開業かいぎょう前まえは霞ケ関かすみがせき駅えきの駅えきナンバリングにあたる）とし、霞ケ関かすみがせき駅えき - 北きた千住せんじゅ駅えき間あいだの日比谷線ひびやせん用よう駅えきナンバリングを変更へんこう（各駅かくえきで数字すうじを1つずつ加算かさん）[報道ほうどう 27]。
  12. ^ 沿線えんせんの広大こうだいな農地のうちを転用てんようできたため、大だい規模きぼ開発かいはつが可能かのうであった。具体ぐたい的てきには竹たけノ塚づか団地だんち、北三谷きたさんや団地だんち、武たけ里さと団地だんち、栗原くりはら団地だんちなど。
  13. ^ 第だい1回かいの運転うんてん時じは「横浜よこはまみらい号ごう」と称しょうした
  14. ^ ただし、東横線とうよこせんと日比谷線ひびやせんの直通ちょくつうに際さいし製造せいぞうされた7000系けいは、車体しゃたい幅はば2,800 mm規格きかくで製造せいぞうされたことから、東急とうきゅう全線ぜんせんでの標準ひょうじゅん車両しゃりょうとして運用うんようできる仕様しようではなく、大井おおい町まち線せん・池上線いけがみせん等ひとしに入線にゅうせんできなかった。このため東横線とうよこせん以外いがいの各線かくせん向むけに、車体しゃたい幅はばを2,744 mm（地方ちほう鉄道てつどう定規じょうぎ）とした7200系けいが別べつに製造せいぞうされたが、後年こうねん7000系けいもこれらの路線ろせんに入線にゅうせんが可能かのうとなっており、田園都市線でんえんとしせん溝みぞの口くち以南いなんの開業かいぎょう記念きねん列車れっしゃに7000系けいが使用しようされていたことが写真しゃしんなどに残のこっている。
  15. ^ 碑文谷ひもんや工場こうじょうで再生さいせいされたいわゆる「戦災せんさい復興ふっこう電車でんしゃ」や伊豆急行いずきゅうこう100系けい電車でんしゃなど20 m車しゃが試運転しうんてんながら走行そうこうした実績じっせきがあった。
  16. ^ 1000系けいは製造せいぞう当初とうしょは日比谷線ひびやせん乗のり入いれ専用せんようとしての位置付いちづけであったが、後年こうねんは目蒲線めかません（当時とうじ）との共通きょうつう編成へんせいの登場とうじょうや池上いけがみ線せんへの新しん製せい配置はいちがあり、最終さいしゅう的てきには専用せんよう形式けいしきではなくなった。また、東横線とうよこせんに配置はいちされていた編成へんせいの一部いちぶは日比谷ひびや線せんへの乗のり入いれ終了しゅうりょう後ごに池上線いけがみせん・東急とうきゅう多摩川線たまがわせん用ように改造かいぞう転用てんようされている。
  17. ^ 東西線とうざいせんが中野なかのまで開通かいつうして国鉄こくてつと接続せつぞくされた1966年ねんから東西線とうざいせんの深川ふかがわ工場こうじょうが稼動かどうを開始かいしした1968年ねんまで国鉄こくてつで中野なかの駅えき - 北きた千住せんじゅ駅えき間あいだを回送かいそうして千住せんじゅ工場こうじょうで検査けんさが行おこなわれたため。
  18. ^ 日比谷線ひびやせんの設計せっけい基準きじゅんは、最小さいしょう曲線きょくせん半径はんけいは本線ほんせん160 m、ホーム500 mとしている[75]。しかし、民地みんち部ぶ用地ようちの取得しゅとくの困難こんなんにより、特例とくれいとして人形町にんぎょうちょう駅えき - 茅場町かやばちょう駅えき間あいだ、築地つきじ駅えき - 東ひがし銀座ぎんざ駅えき間あいだ、日比谷ひびや駅えき - 霞ケ関かすみがせき駅えき間あいだ、神谷町かみやちょう駅えき - 六本木ろっぽんぎ駅えき間あいだの4か所しょで半径はんけい約やく127 m、ホームでは上野うえの駅えきで約やく490 m、六本木ろっぽんぎ駅えきと恵比寿えびす駅えきで半径はんけい約やく300 mの曲線きょくせん半径はんけいを採用さいようしている[75]。日比谷線ひびやせんは半径はんけい800 m以下いかの曲線きょくせん半径はんけいでは「W（拡大かくだいすべき寸法すんぽう・mm）=20000／R（曲線きょくせん半径はんけい・m）」としている[75]。20 m規格きかくで建設けんせつされた東西線とうざいせん以降いこうの路線ろせんの曲線きょくせん半径はんけいでは「W（拡大かくだいすべき寸法すんぽう・mm）=24000／R（曲線きょくせん半径はんけい・m）」としており、曲線きょくせん部ぶの一部いちぶにおいて建築けんちく限界げんかいに支障ししょうする[75]。
  19. ^ 当初とうしょは同年どうねん6月がつより営業えいぎょう運転うんてんを開始かいしする予定よていと発表はっぴょうされたが、7月がつ7日にちに延期えんきとなった[新聞しんぶん 7]。
  20. ^ 当初とうしょは塩塚しおつかが編曲へんきょくした約やく3秒びょうの短みじかいバージョン（verA・verB）を使用しようしていたが、2020年ねん2月がつ7日にちに福嶋ふくしまが編曲へんきょくした約やく7秒びょうの長ながいバージョンに変更へんこうされた。
  21. ^ 当初とうしょは福嶋ふくしまが編曲へんきょくした約やく3秒びょうの短みじかいバージョン（verA・verB）を使用しようしていたが、2020年ねん2月がつ7日にちに塩塚しおつかが編曲へんきょくした約やく7秒びょうの長ながいバージョンに変更へんこうされた。

出典しゅってん

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  13. ^ 『東京とうきょうメトロのトンネル内ない携帯けいたい電話でんわ利用りよう可能かのうエリアが大幅おおはばに拡大かくだいしさらに便利べんりになります! 丸ノ内線まるのうちせん 茗荷谷みょうがたに駅えき〜淡路町あわじちょう駅えき間あいだ 日比谷線ひびやせん 日比谷ひびや駅えき〜中目黒なかめぐろ駅えき間あいだ 千代田ちよだ線せん 綾瀬あやせ駅えき〜湯島ゆじま駅えき間あいだ 南北なんぼく線せん 後楽園こうらくえん駅えき〜本駒込ほんこまごめ駅えき間あいだ 東京とうきょうメトロホームページで利用りよう可能かのう区間くかんのご案内あんないを始はじめます』（PDF）（プレスリリース）東京とうきょう地下鉄ちかてつ、2012年ねん8月がつ27日にち。オリジナルの2021年ねん1月がつ30日にち時点じてんにおけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20210130170245/https://www.tokyometro.jp/news/2012/pdf/20121029Metronews_keitaiarea.pdf。2021年ねん1月がつ31日にち閲覧えつらん。 
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  15. ^ 『東京とうきょうメトロのトンネル内ない携帯けいたい電話でんわ利用りよう可能かのうエリアがさらに拡大かくだい! 銀座ぎんざ線せん 青山あおやま一いち丁目ちょうめ駅えき〜渋谷しぶや駅えき間あいだ 日比谷線ひびやせん 小伝馬こでんま町まち駅えき〜築地つきじ駅えき間あいだ』（PDF）（プレスリリース）東京とうきょう地下鉄ちかてつ、2012年ねん11月29日にち。オリジナルの2021年ねん1月がつ30日にち時点じてんにおけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20210130170448/https://www.tokyometro.jp/news/2012/pdf/metroNews20121129_1290b.pdf。2021年ねん1月がつ31日にち閲覧えつらん。 
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  37. ^ “最さい混雑こんざつ区間くかんにおける混雑こんざつ率りつ（令れい和わ5年度ねんど）” (PDF). 国土こくど交通こうつう省しょう. p. 3 (2024年ねん8月がつ2日にち). 2024年ねん8月がつ2日にち閲覧えつらん。
  38. ^ 『日比谷線ひびやせん 秋葉原あきはばら駅えき・銀座ぎんざ駅えき 千代田ちよだ線せん 乃木坂のぎざか駅えき お客様きゃくさまリクエストによる 発車はっしゃメロディ導入どうにゅう曲きょく決定けってい! ～リクエスト楽曲がっきょく第だい1位いは、乃木坂のぎざか駅えきの乃木坂のぎざか46「君きみの名なは希望きぼう」～』（PDF）（プレスリリース）東京とうきょう地下鉄ちかてつ、2016年ねん1月がつ20日はつか。オリジナルの2019年ねん12月27日にち時点じてんにおけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20191227021439/https://www.tokyometro.jp/news/2016/article_pdf/metroNews20160120_02.pdf。2020年ねん5月がつ1日にち閲覧えつらん。 
  39. ^ 『千代田ちよだ線せん 乃木坂のぎざか駅えき 日比谷ひびや線せん 秋葉原あきはばら駅えき・銀座ぎんざ駅えき お客様きゃくさまリクエストによる発車はっしゃメロディ導入どうにゅう日び決定けってい! 3月26日にち（土ど）始発しはつより乃木坂のぎざか駅えきから順次じゅんじ導入どうにゅう』（PDF）（プレスリリース）東京とうきょう地下鉄ちかてつ、2016年ねん3月がつ22日にち。オリジナルの2019年ねん12月27日にち時点じてんにおけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20191227021450/https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20160322_22.pdf。2020年ねん5月がつ1日にち閲覧えつらん。 

新聞しんぶん記事きじ

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  1. ^ “「燃もえない地下鉄ちかてつ」この通とおり 日比谷ひびや線せんの火事かじ ラッシュなら大だい惨事さんじ “不燃ふねん”を過信かしん、処置しょち遅おくれる”. 読売新聞よみうりしんぶん (読売新聞社よみうりしんぶんしゃ): p. 15. (1968年ねん1月がつ28日にち) 
  2. ^ “地下ちかの足あし連日れんじつ“迷惑めいわく” 車両しゃりょう火ひ噴ふき猛もう煙けむり 日比谷線ひびやせん広尾ひろおー六本木ろっぽんぎ 乗客じょうきゃくは避難ひなん、大だい混雑こんざつ”. 読売新聞よみうりしんぶん (読売新聞社よみうりしんぶんしゃ): p. 11（夕刊ゆうかん）. (1972年ねん11月21日にち) 
  3. ^ “乗のり降おりスムーズに 営団えいだん日比谷線ひびやせん 5扉とびら車しゃ来月らいげつ17日にちデビュー”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶん社しゃ): p. 4. (1990年ねん8月がつ31日にち) 
  4. ^ “出入でいり庫この電車でんしゃが衝突しょうとつし脱線だっせん 地下鉄ちかてつ日比谷線ひびやせん”. 読売新聞よみうりしんぶん (読売新聞社よみうりしんぶんしゃ): p. 18（夕刊ゆうかん）. (1992年ねん6月がつ16日にち) 
  5. ^ “営団えいだん3000系けい 22日にちに引退いんたい さよなら「マッコウクジラ」”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶん社しゃ): p. 3. (1994年ねん7月がつ14日にち) 
  6. ^ “東武鉄道とうぶてつどうがダイヤ改正かいせい 久喜くきから日比谷線ひびやせんに直通ちょくつう、座席ざせき指定してい「THライナー」運行うんこう 都心としんとの往来おうらいを快適かいてきに”. 埼玉さいたま新聞しんぶん. (2020年ねん6月がつ7日にち). オリジナルの2021年ねん1月がつ30日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210130120808/https://saitama-np.co.jp/news/2020/06/07/05_.html 2021年ねん1月がつ30日にち閲覧えつらん。 
  7. ^ “東武鉄道とうぶてつどう、新型しんがた70000系けい公開こうかい 沿線えんせん風景ふうけいをデザイン、6月がつから運転うんてん”. 埼玉さいたま新聞しんぶん. (2017年ねん4月がつ13日にち). オリジナルの2017年ねん4月がつ13日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170413071145/http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/04/13/08_.html 2017年ねん4月がつ27日にち閲覧えつらん。 
  8. ^ “新型しんがた車しゃへの置換おきかえ完了かんりょう 東武とうぶの日比谷線ひびやせん乗のり入いれ車両しゃりょう”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶん社しゃ): p. 2. (1993年ねん8月がつ5日にち) 

参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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