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ひいき

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

贔屓ひいき(ひいき)とは、自分じぶんったものたいして肩入かたいれし、優遇ゆうぐうすることである。贔屓ひいきをしてくれるひとのことを贔屓ひいきすじ(ひいきすじ)などとんだ。 語源ごげん中国ちゅうごく伝説でんせつじょう生物せいぶつである贔屓ひいき

概要がいよう

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江戸えど時代じだいから明治めいじにかけて町人ちょうにん文化ぶんか花開はなひらいた時期じきには、富裕ふゆう町人ちょうにんなどが、った相撲取すもうと歌舞伎かぶき役者やくしゃなどのパトロン後援こうえんしゃ)になり、物心ぶっしんども支援しえんする慣行かんこうられた。いわゆるタニマチ文化ぶんかであり、かたちえながら現代げんだいのこっている。相撲すもうのタニマチの場合ばあいは、力士りきし年寄としより個人こじんかぎらず相撲すもう部屋へやたいするひいき・後援こうえんしゃ存在そんざいする。スケールはおおきくちがうが、いわゆるファンばれる人々ひとびとたような心性しんせいっている場合ばあいがある。

口語こうごとして

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商売しょうばい世界せかいにおいて、上述じょうじゅつとお取引とりひきさき自分じぶんの(あるいは自社じしゃの)優遇ゆうぐうねが表現ひょうげんとして「ごひいきに」がある。 これは江戸えど時代じだい商人しょうにんから現代げんだいのビジネスマンにいたるまで、歴史れきしじょう幅広はばひろ使つかわれている。

依怙贔屓えこひいき

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肩入かたいれしている理由りゆう不透明ふとうめいで、公平こうへいでないと判断はんだんされる場合ばあいは、依怙贔屓えこひいき偏愛へんあい[1](えこひいき)などとばれる。日常にちじょう用語ようごとしてはこの意味いみ使つかわれることもおおい。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 日本にっぽん難訓なんくん難語なんごだい辞典じてん遊子ゆうしかん、2007ねん1がつ 

関連かんれん項目こうもく

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