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イオンクレジットサービス

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イオングループ > イオンフィナンシャルサービス > イオンクレジットサービス
イオンクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃ
AEON CREDIT SERVICE CO., LTD.
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう 上場じょうじょう
略称りゃくしょう ACS、イオンクレジット、イオンカード
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
101-8445
東京とうきょう千代田ちよだ神田かんだにしきまち3丁目ちょうめ22番地ばんち
テラススクエア
本店ほんてん所在地しょざいち 東京とうきょう千代田ちよだ神田かんだにしきまちいち丁目ちょうめ1番地ばんち
設立せつりつ 2012ねん平成へいせい24ねん11月29にち
業種ぎょうしゅ その金融きんゆうぎょう
法人ほうじん番号ばんごう 2040001079268 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう クレジットカード事業じぎょう決済けっさいサービス・プロセッシング事業じぎょうなど
代表だいひょうしゃ 藤田ふじた健二けんじ代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう
資本しほんきん 5おくえん
売上うりあげだか 1,495おく82ひゃくまんえん
(2022ねん2がつ
営業えいぎょう利益りえき 72おく50ひゃくまんえん
(2022ねん2がつ
じゅん利益りえき 46おく78ひゃくまんえん
(2022ねん2がつ
純資産じゅんしさん 757おく38ひゃくまんえん
(2022ねん2がつ28にち現在げんざい
そう資産しさん 5,141おく83ひゃくまんえん
(2022ねん2がつ28にち現在げんざい
決算けっさん 2がつ28にち
主要しゅよう株主かぶぬし イオンフィナンシャルサービス株式会社かぶしきがいしゃ 100%(2023ねん5がつ31にち現在げんざい
外部がいぶリンク イオンクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃ
特記とっき事項じこう:※ げん会社かいしゃきゅう会社かいしゃから事業じぎょう一部いちぶ継承けいしょうした2代目だいめ初代しょだいきゅう会社かいしゃ持株もちかぶ会社かいしゃ商号しょうごう変更へんこうしている。きゅう会社かいしゃ設立せつりつは1981ねん(昭和しょうわ56ねん)6がつ20日はつか
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イオンクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃAEON CREDIT SERVICE CO., LTD.)は、かつて存在そんざいした日本にっぽんクレジットカード会社かいしゃイオングループにおけるクレジットカード会社かいしゃで、イオンフィナンシャルサービス連結れんけつ子会社こがいしゃである。2023ねん6がつ1にち完全かんぜん親会社おやがいしゃのイオンフィナンシャルサービスに吸収きゅうしゅう合併がっぺいされ、解散かいさんした。

ほんこうでは、イオンカードをはじめとする、イオンクレジットサービスがプロセッシング業務ぎょうむおこない、イオン銀行ぎんこうのICキャッシュカード(イオンバンクカード)機能きのう付帯ふたいしたイオンカードセレクトについても記述きじゅつする。

概要がいよう[編集へんしゅう]

イオングループにおいてクレジットカード事業じぎょう決済けっさいサービス・プロセッシング事業じぎょうになう。現在げんざい法人ほうじんは2012ねん設立せつりつされた2代目だいめ法人ほうじんで、初代しょだい法人ほうじん現在げんざい親会社おやがいしゃであるイオンフィナンシャルサービスにあたる。イオンフィナンシャルサービスは1981ねん大手おおてスーパーのジャスコげんイオン)の子会社こがいしゃ日本にっぽんクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃ」として設立せつりつされ、1994ねんに「イオンクレジットサービス」に商号しょうごう変更へんこう、2013ねんにイオングループの金融きんゆう事業じぎょう再編さいへんにともないイオン銀行ぎんこう経営けいえい統合とうごうし、イオン銀行ぎんこうならびに現在げんざい法人ほうじん事業じぎょう譲渡じょうとおこなったものである[1]

初代しょだい法人ほうじんではクレジットカードの発行はっこうおこなっており、包括ほうかつ信用しんよう購入こうにゅうあっせん、個別こべつ信用しんよう購入こうにゅうあっせん、融資ゆうしおこな流通りゅうつうけいクレジットカード会社かいしゃであったが、事業じぎょう再編さいへんさいにクレジットカード発行はっこうそのものはイオン銀行ぎんこう移管いかんされ、げん法人ほうじんはクレジットカードにかんしてはプロセッシング業務ぎょうむおよびサービサー業務ぎょうむとくしたかたちとなっている。

沿革えんかく[編集へんしゅう]

きゅう会社かいしゃ沿革えんかく[編集へんしゅう]

  • 1981ねん6がつ - 日本にっぽんクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ
  • 1981ねん7がつ - ジャスコカード発行はっこう開始かいし
  • 1982ねん10がつ - キャッシングサービス開始かいし
  • 1988ねん12月 - ビザ・ジャパン協会きょうかいげんVJA)との提携ていけいにより「ジャスコVISAカード」を発行はっこう開始かいし
  • 1989ねん1がつ - マスターカード・インターナショナル当時とうじ)との提携ていけいにより「ジャスコマスターカード」発行はっこう開始かいし
  • 1989ねん2がつ - 株式会社かぶしきがいしゃジェーシービーとの提携ていけいにより、「ジャスコJCBカード」発行はっこう開始かいし
  • 1994ねん8がつ - 商号しょうごうイオンクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃ変更へんこう
  • 1994ねん12月 - 株式かぶしき店頭てんとう登録とうろく
  • 1996ねん12月 - 東京とうきょう証券しょうけん取引とりひきしょ市場いちばだい上場じょうじょう
  • 1998ねん8がつ - 東京とうきょう証券しょうけん取引とりひきしょ市場いちばだい一部いちぶ上場じょうじょう
  • 2000ねん10がつ - 「イオンカード」を発行はっこう開始かいし
  • 2003ねん12月 - 年会ねんかい無料むりょうの「イオンゴールドカード」を発行はっこう業界ぎょうかいはつ)。
  • 2004ねん7がつ - セカンドカードをふくめたぜんカードの年会ねんかい無料むりょう業界ぎょうかいはつ)。
  • 2006ねん11月 - NTTドコモ提携ていけいし、ケータイクレジット「イオンiD」のサービスを開始かいし
  • 2007ねん2がつ - 「イオンSuicaカード」発行はっこう開始かいし
  • 2007ねん4がつ - 「イオンカード(WAONいち体型たいけい)」発行はっこう開始かいし
  • 2007ねん10がつ - 銀行ぎんこう代理だいりぎょう許可きょか取得しゅとく
  • 2010ねん7がつ - 三菱商事みつびししょうじよりMC少額しょうがく短期たんき保険ほけん株式会社かぶしきがいしゃぜん株式かぶしきゆず子会社こがいしゃ(うち10%はイオン保険ほけんサービスがけ)。
  • 2010ねん9がつ - MC少額しょうがく短期たんき保険ほけん株式会社かぶしきがいしゃをイオン少額しょうがく短期たんき保険ほけん株式会社かぶしきがいしゃ商号しょうごう変更へんこう
  • 2012ねん1がつ27にち - 東芝とうしば住宅じゅうたくローンサービス株式会社かぶしきがいしゃ東芝とうしばファイナンス株式会社かぶしきがいしゃ子会社こがいしゃ)の株式かぶしき一部いちぶゆず連結れんけつ子会社こがいしゃする[2]
  • 2012ねん9がつ12にち - イオングループの金融きんゆう事業じぎょう再編さいへん発表はっぴょう[1]
  • 2013ねん1がつ1にち - イオン銀行ぎんこう完全かんぜん子会社こがいしゃ
  • 2013ねん4がつ1にち - クレジットカード会員かいいん事業じぎょうなどをイオン銀行ぎんこう譲渡じょうとし、債権さいけん回収かいしゅう部門ぶもんとう事業じぎょうを(しん)イオンクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃ譲渡じょうとしたうえで、金融きんゆう持株もちかぶ会社かいしゃ転換てんかんすると同時どうじ社名しゃめいをイオンフィナンシャルサービス株式会社かぶしきがいしゃ変更へんこう

しん会社かいしゃ沿革えんかく[編集へんしゅう]

  • 2012ねん11月29にち - (きゅう)イオンクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃ子会社こがいしゃとして「しんイオンクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃ」を設立せつりつ[3]
  • 2013ねん4がつ1にち - (きゅう)イオンクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃから債権さいけん回収かいしゅう部門ぶもんなどの事業じぎょうゆず営業えいぎょう開始かいしし、社名しゃめいイオンクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃ変更へんこう
  • 2017ねん10がつ1にち - イオンクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃによる代理だいりてんのインストアブランチ拠点きょてん運営うんえいを、吸収きゅうしゅう分割ぶんかつにより、イオン銀行ぎんこう事業じぎょう譲渡じょうと。これにともない、インストアブランチのすべてが、イオン銀行ぎんこうによる直営ちょくえい変更へんこうされた。
  • 2022ねん10がつ4にち - 2023ねん上期かみき予定よてい)に完全かんぜん親会社おやがいしゃのイオンフィナンシャルサービス株式会社かぶしきがいしゃ吸収きゅうしゅう合併がっぺいすることを発表はっぴょう[4]
  • 2023ねん6がつ1にち - イオンフィナンシャルサービス株式会社かぶしきがいしゃ吸収きゅうしゅう合併がっぺいされ、解散かいさん[5]

クレジットカード[編集へんしゅう]

かつてはイオンクレジットサービス(きゅう)が発行はっこうしていたが、現在げんざいはイオン銀行ぎんこう発行はっこうしている。そのクレジットカードには、おおきくけて以下いかの3種類しゅるいがある。

  • イオンカード - イオングループハウスカード後述こうじゅつのイオンプロパーカード)にじゅんじるかたち発行はっこうされる「イオンカード」を中心ちゅうしんとするクレジットカードのシリーズ。
  • 提携ていけいカード - イオン他社たしゃ金融きんゆう機関きかん・サービスぎょうなど)との提携ていけいにより発行はっこうする提携ていけいクレジットカード。
  • 発行はっこう受託じゅたくカード - イオンクレジットサービスがVISAプリンシパルメンバー/MasterCard Worldwideメンバーとして、他社たしゃからの委託いたくけて発行はっこうするクレジットカード。

このうち、発行はっこう受託じゅたくカードについてはたんにクレジットカード発行はっこう会員かいいん管理かんり受託じゅたく業務ぎょうむのみをあつかう(イオンクレジットサービス→イオンフィナンシャルサービスのコーポレートマーク(アクセプタンスマーク。以下いか、イオンマーク)[ちゅう 1]はいらず、自社じしゃサイトなどで会員かいいん募集ぼしゅうおこなわない)ものも存在そんざいすることから自社じしゃサイトで募集ぼしゅうするカードをかる記述きじゅつするにとどめ、以下いかにおいては基本きほんてきにイオンカードシリーズおよび提携ていけいカードについて記述きじゅつすることとする。

年会ねんかいはイオンカード・提携ていけいカード・発行はっこう受託じゅたくカードにおいて、原則げんそく無料むりょうである。年会ねんかい発生はっせいする発行はっこう受託じゅたくカードの場合ばあいとしに1かいでもカードを利用りようすれば無料むりょうになる。また、カード盗難とうなん補償ほしょう例外れいがいなく無料むりょう付帯ふたいする。

イオンカード[編集へんしゅう]

イオンクレジットサービスのメインブランドである『イオンカード』には以下いかのラインナップがある。基本きほんてきにはイオンクレジットサービスがVisa提携ていけいした「イオンVISAカード」、MasterCard提携ていけいした「イオンMasterカード」、およびJCB提携ていけいした「イオンJCBカード」の3つの国際こくさいブランド付帯ふたいカードとなっている。

なお、会員かいいん募集ぼしゅう積極せっきょくてきにはおこなわれていないが、国際こくさいブランドとは提携ていけいせず国際こくさいブランドマークがなく、イオンマークのみがついているイオンカードのげん基本きほんカードである「イオン(グループ)のハウスカード」も存在そんざいする。同社どうしゃではこれを「イオンプロパーカード」としょうしている。このプロパーカードは、イオンマークの表示ひょうじされた店舗てんぽ業者ぎょうしゃおよび各種かくしゅ機関きかん(=クレジットカード利用りよう契約けいやくがイオンクレジットサービスとむすばれている店舗てんぽ通販つうはん業者ぎょうしゃ電話でんわ会社かいしゃ電力でんりょく会社かいしゃ・ガス会社かいしゃ水道局すいどうきょく放送ほうそうきょくとう公共こうきょう機関きかんなど)にかぎ利用りよう可能かのうである。ポイントサービスはWAON POINTが付与ふよされる(電子でんしマネーWAON機能きのうはなし)。また、キャッシュカード機能きのうはないがキャッシングサービス、分割払ぶんかつばらいサービスは利用りよう可能かのう[6]

2022ねん11月1にちからイオンカード(WAONいち体型たいけい)とイオンカードセレクト(いずれもG.G.マークきや家族かぞくカードをふくむ)を対象たいしょうにカードデザインを刷新さっしん氏名しめい・カード番号ばんごう有効ゆうこう期限きげん裏面りめん記載きさいとなり、券面けんめんたてがたとなり、イオンマークを「AEON CARD」ロゴ(イオンカードセレクトはそのしたちいさく「SELECT」と記載きさい)にあらためて中央ちゅうおう配置はいちするとともに、左上ひだりうえに「WAON POINT」のロゴ、したがわひだり銀色ぎんいろとなった「AEON Financial」のアクセプタンスマーク、みぎ国際こくさいブランドマークがそれぞれ配置はいちされ、デザインがシンプルされた[7]

  • イオンカード - 基本きほんカード。磁気じきストライプとICチップつきのカードと磁気じきストライプのみのものがあり、従来じゅうらいどおもう指定していした口座こうざから使用しよう代金だいきんとされる。現在げんざいでは『WAONいち体型たいけい』への移行いこうすすめられていることからラインナップから削除さくじょされており、新規しんき入会にゅうかいはできない。
  • イオンカード(WAONいち体型たいけい以下いか、『WAONいち体型たいけい』) - 基本きほんカードに電子でんしマネーWAON』の機能きのう付随ふずいしたカード。現在げんざい左下ひだりしたワオンえがかれており(当初とうしょ裏面りめんえがかれていた)、同時どうじ接触せっしょくがたICチップも搭載とうさいされている(ほかのWAON付随ふずいカードも同様どうよう)。また2016ねん現在げんざい磁気じきストライプのみの基本きほんカードは更新こうしんのタイミングでこのカードに自動じどう切替きりかえされる。
  • イオンカードセレクト以下いか、『セレクト』) - 現在げんざい主力しゅりょくカード。基本きほんカードにイオン銀行ぎんこうのICキャッシュカード(イオンバンクカード)機能きのう付随ふずいしたカード。元々もともとのイオンバンクカードにWAONが付随ふずいしていることから、厳密げんみつには『WAONいち体型たいけいがわのWAONではなくイオンバンクカードがわのWAON付随ふずいしており、イオンカードがわはICチップ搭載とうさいながらWAONが付随ふずいしない基本きほんカードとおなじ。このため、クレジットの使用しよう代金だいきん付随ふずいのイオン銀行ぎんこう口座こうざからとされ、どう口座こうざからWAONへのオートチャージ機能きのう使用しようすることができる。反面はんめん、クレジットとWAONの関連かんれんけはされていないため、このWAONへのクレジットチャージはできず、したがってそれを発動はつどうさせるオートチャージ機能きのう使用しようできない。WAONは事前じぜんチャージが必要ひつようなため、どう口座こうざからのオートチャージでWAONが使つかえるというかたちである[8]
  • イオンカード(G.Gマークき) - 55さい以上いじょう会員かいいんたいして発行はっこう可能かのうなカードでG.G[ちゅう 2]マークがついている。イオングループで展開てんかいする「G.G感謝かんしゃデー」の割引わりびき対象たいしょうとなる[ちゅう 3]一方いっぽう、G.Gマークのついたイオンカードは現金げんきん商品しょうひんけんでの支払しはらい、またはWAONポイントでの支払しはらい、またはWAONポイントと現金げんきん商品しょうひんけん併用へいようでの支払しはらにその値引ねび処理しょりがされる[ちゅう 4]。『WAONいち体型たいけい』と『セレクト』が選択せんたく可能かのうで、更新こうしんのタイミングで55さい以上いじょう会員かいいんはこのカード(更新こうしんまえ基本きほんカードなら『WAONいち体型たいけい』)に自動じどう切替きりかえされる。
  • イオンカード(ミニオンズ - ミニオンズがデザインされたカード。国際こくさいブランドは当初とうしょはMasterCardのみであったが現在げんざいはVISAも追加ついかされている、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン利用りようすると基本きほんの10ばいのWAON POINT(税込ぜいこみ200えんごとにWAON POINT10ポイント)が付与ふよされる。イオンシネマのチケットを1,000えん購入こうにゅう可能かのう[9][ちゅう 5]基本きほんカードと『セレクト』が選択せんたく可能かのう
  • TGCカード - 東京とうきょうガールズコレクション企画きかく運営うんえいおこなうW TOKYOとのコラボレーションカード。国際こくさいブランドはJCBのみ。東京とうきょうガールズコレクションの限定げんてい特典とくてん(イベントにより内容ないようことなり、特典とくてんそのものがない場合ばあいがある)がけられるほか、イオンカード(ミニオンズ)同様どうようにイオンシネマのチケットを1,000えん購入こうにゅう可能かのう最高さいこう3,000まんえん海外かいがい旅行りょこう保険ほけん付帯ふたいされる。発行はっこう当初とうしょはイオンカード(TGC)であったが、2022ねん11月19にちより名称めいしょうとカードデザインを変更へんこう。イオンカード(WAONいち体型たいけい)やイオンカードセレクト同様どうようたてがたデザインとなり、必要ひつよう最低限さいていげん(カード挿入そうにゅう方向ほうこうとタッチ決済けっさい対応たいおうマーク)以外いがいのマークや文字もじ要素ようそ[ちゅう 6]一切いっさい排除はいじょされ、大理石だいりせきのシンプルデザインとなった[10]
  • イオンスマートペイカード - リボルビングばら専用せんようのカード。国際こくさいブランドはVISAのみで、WAONは付随ふずいしない。
  • イオンETCカード - ETC一体いったいがたカード。国際こくさいブランドはJCBのみで、WAONは付随ふずいしない。2020ねん1がつ発行はっこう終了しゅうりょうし、既存きそん会員かいいんさい審査しんさ可決かけつされ次第しだい『WAONいち体型たいけい』に切替きりかえされる見込みこみ。
  • イオンJMBカード - JALマイレージバンク(JMB)との一体いったいがたカード。WAONポイントのわりにJMBマイルが加算かさんされる『JMB WAON』の機能きのう付随ふずいしている。ワオンはカードの裏側うらがわえがかれている。
  • イオンSuicaカード - 基本きほんカードに交通こうつうけいICカードSuica』の機能きのう付随ふずいしたカード。VIEW Suicaカードの「Type IIカード」に分類ぶんるいされる。
  • イオンカード Kitaca - 基本きほんカードに交通こうつうけいICカード『Kitaca』の機能きのう付随ふずいしたカード。国際こくさいブランドはVISAのみの設定せってい
  • イオンSUGOCAカード - 基本きほんカードに交通こうつうけいICカード『SUGOCA』の機能きのう付随ふずいしたカード。国際こくさいブランドはVISAのみの設定せってい
  • イオンsaQwaカード - 『WAONいち体型たいけい』にイオングループの通信つうしん販売はんばい「saQwa」での常時じょうじ割引わりびきサービスを付与ふよしたもの。国際こくさいブランドはVISAのみの設定せってい
  • イオン従業じゅうぎょういんカード(従業じゅうぎょういんイオンカード) - 従業じゅうぎょういんもうめる社員しゃいんしょういち体型たいけいのカード(社員しゃいんしょうとして出退勤しゅつたいきん登録とうろく可能かのう)。クレジット決済けっさい従業じゅうぎょういん割引わりびき適用てきようされる。『WAONいち体型たいけい』と『セレクト』が選択せんたく可能かのう。エンボスレスカードで国際こくさいブランドはVISAのみの設定せってい。また、クレジット審査しんさとおらなかったりクレジット機能きのう希望きぼうしない従業じゅうぎょういんには、クレジット機能きのうのないイオンカードデザインのWAONカードが発行はっこうされる。この場合ばあい機能きのう通常つうじょうのWAONカードと同等どうとうであるため、オートチャージはできない。
  • 即時そくじ発行はっこうカード - 『WAONいち体型たいけい』または『セレクト』をオンラインでもうんだ場合ばあい簡易かんいてき審査しんさにより、もう指定していした「りサービス実施じっし対象たいしょう店舗てんぽ」でほんカード交付こうふまえ簡易かんいてき発行はっこうされるかりのイオンカード。イオンプロパーカードと同様どうようにイオンクレジットサービス単独たんどくのイオンのハウスカード[1]である。カードのデザインはイオンプロパーカードとおなじだが、受取うけとり期限きげんもう1週間しゅうかん以内いないでありこれをぎるとれなくなる。また、有効ゆうこう期限きげんほんカード到着とうちゃくまでの期間きかんみじかく、利用りよう金額きんがくは10まんえん程度ていど少額しょうがくである。また、キャッシングサービスも利用りようできない。しかし、ときめきポイントはたまり(2021ねん9がつ11にちからときめきポイントは廃止はいしされ、わりにおものポイントのWAONポイントがたまるサービスに変更へんこう。)、また20日はつか30にち客様きゃくさま感謝かんしゃデーの5%オフサービスはけられる。なお、このカードには現在げんざいICチップがいていない。将来しょうらいてきには、日産にっさんカード(ハウスカード)[2]や、コスモ・ザ・カード・ハウス[3]ひとし他社たしゃのハウスクレジットカードのようにICチップが搭載とうさいされるかもれないが、現在げんざいのところ[いつ?]未定みてい

イオンカードの起源きげんはイオンのジャスコ時代じだいまでさかのぼる。1981ねん7がつに「ジャスコカード」を発行はっこうする[4]。VISAブランドは1988ねん当時とうじのビザ・ジャパン協会きょうかい現在げんざいVJA)と提携ていけい(のちに解消かいしょう)し「ジャスコ・VISAカード」として、MasterCardブランドはよく1989ねんべいMasterCard Internationalおよびユニオンクレジット株式会社かぶしきがいしゃユーシーカード株式会社かぶしきがいしゃ(きゅう会社かいしゃ))と提携ていけい(のちに解消かいしょう)し「ジャスコ・UCマスターカード」として、JCBブランドはおなじく1989ねん平成へいせい元年がんねん)に株式会社かぶしきがいしゃジェーシービー(JCB)と提携ていけいし「ジャスコ・JCBカード」としてそれぞれ発行はっこう開始かいしされた。そのほか、国際こくさいブランドと提携ていけいしない「ジャスコプロパーカード(現在げんざいのイオンプロパーカード)」をふくめた4種類しゅるい一般いっぱんカードとして発行はっこうされた。ジャスコプロパーカードは利用りようきゃく希望きぼう通常つうじょう発行はっこうされていたが、国際こくさいブランドづけカードを希望きぼうしたが、年収ねんしゅう信用しんようじょうきょうなどが審査しんさ基準きじゅんたなかった場合ばあいにジャスコの判断はんだんにより変更へんこう発行はっこうされる場合ばあいもあった。その、これらジャスコカードは2000ねんにイオンカードシリーズに移行いこうした。

イオンゴールドカード[編集へんしゅう]

イオンカードシリーズのゴールドカード一定いってい基準きじゅんたすイオンカード(シリーズの提携ていけいカードのぞく)と『セレクト』、法人ほうじんけのカードであるイオンコーポレートカード会員かいいんのアップグレードに限定げんていされ、新規しんき申込もうしこみ不可ふかとなる[11](ゴールドカードにもかかわらず年会ねんかい通常つうじょうのイオンカード同様どうよう無料むりょうなのはこのため)。直近ちょっきん1年間ねんかんにイオンカードで50まんえん以上いじょう決済けっさいした場合ばあい招待しょうたい(インビテーション)が[12]

旅行りょこう傷害しょうがい保険ほけん付帯ふたいするほか、一部いちぶのイオン(総合そうごうスーパー)に設置せっちされている「イオンラウンジ」および東京とうきょう国際こくさい空港くうこうなどの主要しゅよう空港くうこう国内線こくないせんターミナルにある空港くうこう有料ゆうりょうラウンジを特典とくてんとして無料むりょう利用りようすることができる。

また、イオングループでの勤続きんぞく1ねん以上いじょうで、従業じゅうぎょういんイオンカードが自動的じどうてき従業じゅうぎょういんイオンゴールドカードにえられる。こちらはイオンラウンジが利用りようできないなど、一部いちぶ特典とくてんことなる。また、退職たいしょくすると直近ちょっきん1年間ねんかんのカード利用りようがく通常つうじょうのゴールドカード発行はっこう条件じょうけんたしていなくてもゴールド会員かいいんあつかいが維持いじされ、あらためて通常つうじょうのイオンゴールドカードが送付そうふされてくる。

なお、ゴールドカードについても、WAONいち体型たいけいとセレクトを対象たいしょうに、2022ねん11月1にち以降いこう申込もうしこみ発行はっこうぶんからたてがたしんデザインへわった[7]

コーポレートカード[編集へんしゅう]

個人こじん事業じぎょうぬし法人ほうじんけに「イオンコーポレートカード」を発行はっこうしている。この法人ほうじんカードは個人こじんけクレジットカード同様どうようにETC専用せんようカードの発行はっこう依頼いらいすることができ、社用しゃようしゃ使つかったETC通行つうこうりょう社用しゃよう経費けいひとして処理しょりすることができる。流通りゅうつうけいのクレジットカード会社かいしゃ法人ほうじんカードをあつかうことで特異とくいてきなものとして、イオングループ傘下さんかのイオンやマックスバリュなどではきゃくさま感謝かんしゃデー対象たいしょうカードとなっている。

海外かいがい現地げんち法人ほうじんによる事業じぎょうとしては、AEON Thana Sinsap(Thailand)Public Company Limited が法人ほうじんカードを発行はっこうしている。名称めいしょうは「AEON Corporate Card」、提携ていけいブランドはVISA・MasterCardを用意よういしている。

セカンドカード[編集へんしゅう]

一部いちぶのイオンカード会員かいいんけに、以下いかのセカンドカードの発行はっこうおこなっている。

  • WAONカードプラス - クレジットチャージ機能きのうのついたWAON単体たんたいのカード。オートチャージ機能きのう設定せってい可能かのう
  • ETC専用せんようカード - 「イオンETCカード」とことなり、ETC専用せんようのカード。

おもな提携ていけいカード[編集へんしゅう]

各社かくしゃ提携ていけいし、イオンクレジットサービスが発行はっこうする(イオンクレジットサービス公式こうしきサイトない発行はっこう案内あんないしている)提携ていけいカードには以下いかのものがある。いずれもイオンマークがある。

とく付記ふきのないものはカードめい提携ていけい企業きぎょうめいふくまれている。また、「イオン○○カード」「○○イオンカード」を名乗なのるものはデザインや機能きのうがイオンカードベースとなっており、公式こうしきサイトではこれらもイオンカードシリーズにふくめている[13]。なお、これらの提携ていけいカードは国際こくさいブランドの提携ていけい対象たいしょう限定げんていされているケースがある。

提携ていけいカードにおいても一部いちぶで「イオンカード」にじゅんじてたてがたへの変更へんこう印字いんじ情報じょうほう裏面りめん記載きさいおこなうデザインリニューアルが順次じゅんじおこなわれており、2023ねん12月1にちにコスモ・ザ・カード・オーパス(「エコ」をふくむ)でデザイン変更へんこう[14]おこなったのを皮切かわきりに、同年どうねん12がつ15にちにイオン E-NEXCO passカードとイオンNEXCOちゅう日本にっぽんカード[15]、2024ねん1がつ22にちにシマムラミュージックカード[16]同年どうねん2がつ15にち三菱商事みつびししょうじエネルギー・イオンカード[17]しんデザインへ順次じゅんじわり、とくにシマムラミュージックカードと三菱商事みつびししょうじエネルギー・イオンカードは券面けんめん白地しろじとなり、それにともなって三菱商事みつびししょうじエネルギー・イオンカードは「AEON CARD」ロゴがあおとなった。イオン首都高しゅとこうカードとコジマ×ビックカメラカードも2024ねん4がつ時点じてんしんデザインへ変更へんこうみである。

(W)はWAON搭載とうさいカード。

ショッピング・サービス(イオングループ)
ショッピング・サービス(イオングループ以外いがい
キャッシュカードいち体型たいけい
ETC併用へいようがた
これらはすべてETCカード(セカンドカード)が標準ひょうじゅんセットで発行はっこうされる。おやカードはすべて『WAONいち体型たいけい』。
その
  • 日本点字図書館にほんてんじとしょかんカード - カード利用りよう代金だいきん一部いちぶ日本点字図書館にほんてんじとしょかん寄付きふされるカード(日本点字図書館にほんてんじとしょかん使つかえるわけではない)。

その提携ていけいカード[編集へんしゅう]

上記じょうきふくまれず、イオンクレジットサービスのクレジットカードべつ提携ていけい会社かいしゃ一覧いちらん アーカイブ 2012ねん10がつ29にち - ウェイバックマシン記載きさいのあるクレジットカードには以下いかのものがある(おもなもののみ抽出ちゅうしゅつ)。これらのなかには新規しんき発行はっこう停止ていしされているか、あつかいを終了しゅうりょうしているものもある。

おもな発行はっこう受託じゅたくカード[編集へんしゅう]

前述ぜんじゅつとおり、自社じしゃサイトで会員かいいん募集ぼしゅうおこなっているもののみ記載きさい

  • JQ SUGOCA - 九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう(JR九州きゅうしゅう)の「JQ CARD」の一種いっしゅで、SUGOCAとの一体いったいがたカード。規約きやくじょう年会ねんかいとしに1かいもショッピング利用りようをしなかった場合ばあい税別ぜいべつ1,250えん)が設定せっていされているが、イオンクレジットサービスで年会ねんかい発生はっせいするカードはこのカードだけである。イオンマークもないが、発行はっこうもととして「AEON」の刻印こくいんはされている。

サービス[編集へんしゅう]

きゃくさま感謝かんしゃデー[編集へんしゅう]

イオンマックスバリュビブレそのイオングループ店舗てんぽでおきゃくさま感謝かんしゃデー(毎月まいつき20にちおよび30にち[ちゅう 7])に提示ていじすると一部いちぶ商品しょうひんのぞき5%割引わりびきになる。対象たいしょう決済けっさい方法ほうほうはイオンカード・WAON・イオン商品しょうひんけん・イオンギフトカード・現金げんきんのみで、それ以外いがい支払しはら方法ほうほうでは割引わりびき適用てきようされない。ただし、現行げんこうのPOS端末たんまつではイオンカード・WAON支払しはらいのさいには自動じどう割引わりびきがされるが、それ以外いがい場合ばあい割引わりびき適用てきようのためレジでカードのりが必要ひつようであり、セルフレジやお支払しはらいセルフレジでも画面がめん案内あんないにしたがってカードをませることで同様どうよう処理しょりおこなっている。イオンカード申込もうしこみ、カード配達はいたつまでの期間きかん申込もうしこみずみしょう提供ていきょうされ、これを提示ていじするとPOSがわのボタンにて5%割引わりびき適用てきようしてもらえる。また、カードの有効ゆうこう期間きかんないでありながら磁気じき不良ふりょうなどによりれない場合ばあい店員てんいん確認かくにんのうえでボタン処理しょりおこなう。

当初とうしょ対象たいしょうカードはイオンカードシリーズに限定げんていされていた(ただし、WAON一体いったいがたのコスモ・ザ・カード・オーパスはWAONで決済けっさいすると対象たいしょう)が、現在げんざいではイオンマーク[ちゅう 1]があるすべてのカード対象たいしょうとなったため、イオンカードシリーズと提携ていけいカードで割引わりびきけられるようになった。

ときめきポイント[編集へんしゅう]

2021ねん9がつ10日とおか利用りようぶんまでは、一部いちぶ例外れいがいのカードをのぞき、カード利用りよう200えん税込ぜいこみ)につき「ときめきポイント」1ポイント(1えん相当そうとう)が付与ふよされていた[18]実際じっさい利用りよう方法ほうほうは、

  1. 専用せんようwebサイトでの入力にゅうりょくにより、一定いってい単位たんい以上いじょうであれば「電子でんしマネーWAONポイント」(ダウンロードまえ)の状態じょうたい変換へんかんできる。
  2. これを店頭てんとう端末たんまつ[ちゅう 8]にてダウンロードし「電子でんしマネーWAONポイント」(ダウンロード)の状態じょうたいにしたのち、
  3. どう端末たんまつにてWAON交換こうかん(ポイントチャージ)し、そのWAON加盟かめいてんレジ端末たんまつFeliCaリーダー/ライター(R/W)に券面けんめんをかざして決済けっさい買物かいもの利用りようできる。

また、ときめきポイントから「WAON POINT」(上記じょうき電子でんしマネーWAONポイントとはべつ[19]。レシートじょう、「センターあずかり」とも表記ひょうきする[20])への交換こうかんもwebサイトじょうにて可能かのうであり、こちらは上記じょうきのような段階だんかいむことなく、そのままWAON POINTを消費しょうひしてイオン[21]をはじめとする加盟かめいてん店頭てんとうでの値引ねび[22]けられた。ただし、WAON POINTは値引ねび形式けいしき支払しはら方法ほうほうであるため、現行げんこうのイオン株主かぶぬし優待ゆうたい対象たいしょうにはならない[23]。そのWAON POINTからポイントチャージした場合ばあい上記じょうき手順てじゅんとほぼおな[ちゅう 9]

なお、支払しはら一部いちぶ商品しょうひんけんなどで支払しはらい、残金ざんきんをクレジット支払しはらいした場合ばあいはクレジット支払しはらいが主体しゅたいとしてあつかわれるため、商品しょうひんけん支払しはらがくぶんたいするWAON POINTはまったく発生はっせいせず、残金ざんきんのクレジット支払しはらがくぶんおうじた「ときめきポイント」のみが付与ふよされた。

2021ねん9がつ11にち利用りようぶん同年どうねん10がつ25にち付与ふよぶん)から付与ふよされるポイントをWAON POINTに一本いっぽんさせることを同年どうねん7がつ7にち発表はっぴょうした[24][25]。その、2023ねん8がつ31にちをもって、ときめきポイントの各種かくしゅ商品しょうひんへの交換こうかん終了しゅうりょうした。[26]

接触せっしょく決済けっさい[編集へんしゅう]

接触せっしょくがた決済けっさいは、おおくのカードでWAON対応たいおうしている。WAONいち体型たいけいカードはクレジットカード自体じたいにWAON機能きのう付与ふよされており、それ以外いがいのカードでも「WAONカードプラス」(前述ぜんじゅつ)を発行はっこうすることで、クレジットチャージに対応たいおうしており、それを利用りようしたオートチャージ発動はつどうさせることもできる(提携ていけいカードなどで「WAONカードプラス」に対応たいおうしていないカードもある)。ただし『セレクト』だけはクレジットチャージができない(理由りゆう前述ぜんじゅつ)。

EMVコンタクトレス決済けっさい(タッチ決済けっさい)に対応たいおうしたカードではコンタクトレスマーク(リップルマーク)の記載きさいがあり、かく国際こくさいブランドのタッチ決済けっさいサービス[27]もちいて接触せっしょく決済けっさい可能かのうである[28]

IC乗車じょうしゃけんいち体型たいけいカードは当該とうがいIC乗車じょうしゃけん電子でんしマネー機能きのうSuicaKitacaSUGOCA)に対応たいおうしている。

また、イオンカードシリーズ(『セレクト』以外いがい銀行ぎんこうキャッシュカードいち体型たいけいのぞく)は「イオンiD」の名称めいしょうNTTドコモ後払あとばらしき電子でんしマネーiD対応たいおうしている。発行はっこうしているiDのタイプはモバイルがたAndroid場合ばあい、ドコモ・ソフトバンクワイモバイル・SIMフリー端末たんまつ)のみで専用せんようカードがたではなく、一体いったいがたイオンカードも発行はっこうしていない。もうみは、新規しんき場合ばあいおやカードと同時どうじもうむか(ふる申込もうしこみしょではできない場合ばあいもあるので注意ちゅうい)、既存きそん会員かいいん場合ばあいはパソコンや携帯けいたい電話でんわからもうむ(一部いちぶのカードでは申込もうしこみ不可ふか)。後者こうしゃ場合ばあい、メールで審査しんさ結果けっかと「アクセスコード」の通知つうちるため、ドメイン拒否きょひ設定せっていをしている場合ばあいには解除かいじょする必要ひつようがある。アクセスコードはのち送付そうふもされてくるため、もうみのさいにドメイン拒否きょひ設定せってい解除かいじょわすれたりメールアドレスを間違まちがえたりしてメールを受信じゅしんできなかった場合ばあい送付そうふされたアクセスコードで利用りようすることとなる。

また、Apple Pay対応たいおうiPhoneシリーズやApple Watchなどの端末たんまつでは携帯けいたい電話でんわ会社かいしゃわず既存きそんのイオンカードを登録とうろくすることでiD・タッチ決済けっさい・オンライン決済けっさい利用りようすることが可能かのうであるが[29]国際こくさいブランドがVisaの場合ばあいはタッチ決済けっさい・オンライン決済けっさい利用りようすることができない[30]。その関係かんけいで、Walletアプリじょう仮想かそうカードの券面けんめん表示ひょうじも、おやカードがVisaブランドの場合ばあいはVisaのロゴが表示ひょうじされず、iDのみ対応たいおうするカードとして登録とうろくされることとなる。また、サービス対応たいおう当初とうしょ一般いっぱん・ゴールドのべつわず、Walletアプリない表示ひょうじされる仮想かそうカードはむらさき一般いっぱんカード仕様しようとなっていたが、2020ねん3がつ5にち以降いこう連携れんけいしたカードからは、連携れんけい数日すうじつ会員かいいんランクにじゅんじた仕様しよう表示ひょうじされるように変更へんこうされた。

国内こくない海外かいがい旅行りょこう傷害しょうがい保険ほけん[編集へんしゅう]

2010ねん8がつ現在げんざい国内こくない海外かいがい旅行りょこう傷害しょうがい保険ほけん付帯ふたいするカードはつぎのとおりである。

  • イオンSuicaカード
  • KNTカード
  • イオンゴールドカード

国内こくない旅行りょこう傷害しょうがい保険ほけん付帯ふたいされるのは、「国内こくない旅行りょこう旅行りょこう代金だいきん上記じょうきのカードで決済けっさいした場合ばあい」のみとなっている。海外かいがい旅行りょこう傷害しょうがい保険ほけん上記じょうきのカードに自動じどう付帯ふたいされることになっている。保険ほけんきん請求せいきゅう方法ほうほう公式こうしきサイトで確認かくにんするかわせが必要ひつよう

加盟かめいする信用しんよう情報じょうほう機関きかん[編集へんしゅう]

クレジットカードおよびローンカード信用しんよう審査しんさおこなうために株式会社かぶしきがいしゃシー・アイ・シー略称りゃくしょう「CIC」)、株式会社かぶしきがいしゃ日本にっぽん信用しんよう情報じょうほう機構きこう略称りゃくしょう「JICC」)全国ぜんこく銀行ぎんこう個人こじん信用しんようセンター(略称りゃくしょうKSC)に加盟かめいしている。これらの信用しんよう情報じょうほう機関きかん利用りようかんしてはつぎひょうとおり。

カードの種類しゅるい カードの名称めいしょう 信用しんよう情報じょうほう機関きかん
CIC JICC
 クレジットカード   イオンカード とう
 ローンカード  イオンバリューカード<VIP> 

当社とうしゃと「イオンクレジット」をめぐる騒動そうどう[編集へんしゅう]

2007ねん12月25にち日本にほんテレビ放送ほうそうされた「報道ほうどう特捜とくそうプロジェクト "責任せきにんしゃい!"いか爆発ばくはつスペシャル」にて、とう番組ばんぐみげた融資ゆうし保証ほしょうきん詐欺さぎうたがわれる集団しゅうだんが「イオンクレジット」と名乗なのっていたため、「放送ほうそうのイオンクレジットと当社とうしゃ関係かんけいがない」と発表はっぴょうするもわせが殺到さっとうし、日本にほんテレビが陳謝ちんしゃする事態じたいとなった。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ a b アクセプタンスマークは2013ねん3がつ発行はっこうぶんまではAEONロゴのしたに「CREDIT SERVICE」(=「AEON CREDIT SERVICE」)と表記ひょうきされていたが、イオンフィナンシャルサービス発足ほっそくした同年どうねん4がつ以降いこう発行はっこうぶんはAEONロゴのしたが「Financial」(=「AEON Financial」)に表記ひょうき変更へんこうされている。
  2. ^ グランドジェネレーション(Grand Generation)のりゃく小山こやまかおるどう提唱ていしょうする“シニア”にわる世代せだいかんがかた
    55さい以上いじょうのおきゃくさま限定げんていのおトクなWAON - WAON公式こうしきサイト
  3. ^ なお、クレジット支払しはらい場合ばあいはG.Gマークの有無うむ関係かんけいなく、55さい以上いじょう会員かいいんつすべてのイオンカードは、銀行ぎんこうとし割引わりびき処理しょりされる。しかし、20日はつか・30にちの「お客様きゃくさま感謝かんしゃデー」の割引わりびきについてはレジ支払しはらのその割引わりびき処理しょりされる。
  4. ^ G.Gマークのついたイオンカードで「G.G感謝かんしゃデー」の割引わりびきをレジ支払しはらのそのけたい場合ばあいは、最低さいていでも1WAONポイントの使用しよう必要ひつよう条件じょうけんとなる。
  5. ^ +400えんでドリンク・ポップコーン(いずれもSサイズ)引換ひきかえけんづけにアップグレードされるほか、座席ざせき指定してい追加ついか料金りょうきん支払しはらうことで特殊とくしゅスクリーン(3D/4D/IMAXなど)やアップグレードなどの特別とくべつせき利用りよう可能かのう年間ねんかん購入こうにゅう可能かのう枚数まいすう上限じょうげん設定せっていされている。また、「割引わりびき対象たいしょうがい表示ひょうじがある特別とくべつ興行こうぎょうとう利用りよう不可ふかとなる。
  6. ^ イオンカード(WAONいち体型たいけい)やイオンカードセレクト同様どうよう氏名しめい・カード番号ばんごう有効ゆうこう期限きげん裏面りめん記載きさいされる
  7. ^ 30にち存在そんざいしない2がつは28にち(うるうどしは29にち)に実施じっし近年きんねんでは8がつ19にち、12月29にちにも実施じっしされている。
  8. ^ 店頭てんとうはしまつがイオン銀行ぎんこうATMであった場合ばあいには、1.の完了かんりょうただちに3.のポイントチャージが可能かのう
  9. ^ WAONじょうではWAON POINTも「ダウンロードまえ電子でんしマネーWAONポイント」としてあつかわれており、そうすることでWAON POINT→電子でんしマネーWAONポイントの片方向かたほうこう互換ごかんせいたせているため。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b イオンクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃ株式会社かぶしきがいしゃイオン銀行ぎんこうによる株式かぶしき交換こうかん契約けいやく締結ていけつおよ持株もちかぶ会社かいしゃ体制たいせいへの移行いこう目的もくてきとする経営けいえい統合とうごう契約けいやく締結ていけつのおらせ』(PDF)(プレスリリース)イオンクレジットサービス・イオン銀行ぎんこう、2012ねん9がつ12にちhttps://www.aeonfinancial.co.jp/-/media/AeonGroup/Aeonfinancial/Files/news/2012/news120912_2.pdf2023ねん6がつ1にち閲覧えつらん 
  2. ^ 東芝とうしば住宅じゅうたくローンサービス株式会社かぶしきがいしゃ子会社こがいしゃおよびこれにともな同社どうしゃ商号しょうごう変更へんこうについて』(PDF)(プレスリリース)イオンクレジットサービス株式会社かぶしきがいしゃ、2012ねん1がつ27にちhttps://www.aeonfinancial.co.jp/-/media/AeonGroup/Aeonfinancial/Files/news/2012/news120127.pdf2023ねん6がつ1にち閲覧えつらん 
  3. ^ 持株もちかぶ会社かいしゃ体制たいせいへの移行いこうのための吸収きゅうしゅう分割ぶんかつ契約けいやく締結ていけつかんするおらせ』(PDF)(プレスリリース)イオンクレジットサービス、2013ねん1がつ25にちhttps://www.aeonfinancial.co.jp/-/media/AeonGroup/Aeonfinancial/Files/news/2013/news130125_2.pdf2023ねん6がつ1にち閲覧えつらん 
  4. ^ 連結れんけつ子会社こがいしゃ吸収きゅうしゅう合併がっぺい簡易かんい合併がっぺい略式りゃくしき合併がっぺい)にかんするおらせ』(PDF)(プレスリリース)イオンフィナンシャルサービス株式会社かぶしきがいしゃ、2022ねん10がつ4にちhttps://www.aeonfinancial.co.jp/-/media/AeonGroup/Aeonfinancial/Files/news/2022/news221004_m.pdf?la=ja-JP2022ねん12月11にち閲覧えつらん 
  5. ^ 開示かいじ事項じこう経過けいか連結れんけつ子会社こがいしゃ吸収きゅうしゅう合併がっぺい簡易かんい合併がっぺい略式りゃくしき合併がっぺい)にかんするおらせ』(PDF)(プレスリリース)イオンフィナンシャルサービス株式会社かぶしきがいしゃ、2023ねん2がつ21にちhttps://www.aeonfinancial.co.jp/-/media/AeonGroup/Aeonfinancial/Files/news/2023/news230221.pdf2023ねん5がつ31にち閲覧えつらん 
  6. ^ イオンカード 会員かいいん規約きやく - イオンカードもうみサイトない
  7. ^ a b イオンカードのカードデザインをリニューアル』(PDF)(プレスリリース)イオンフィナンシャルサービス、イオン銀行ぎんこう(2しゃ連名れんめい)、2022ねん10がつ31にちhttps://www.aeoncredit.co.jp/-/media/AeonGroup/Aeoncredit/Files/newsrelease/2022/news221031.pdf?la=ja-JP2022ねん11月25にち閲覧えつらん 
  8. ^ イオンカードセレクト 特別とくべつインタビュー敢行かんこう - クレジットカード研究けんきゅうLab(2020ねん6がつ4にち
  9. ^ イオンシネマの割引わりびき|1000えんれるイオンカードはどれ?”. 1rankup.jp. 2020ねん9がつ22にち閲覧えつらん
  10. ^ イオンカード(TGCデザイン)は”TGC CARD”としてリニューアル!池田いけだ美優みゆさんがしんイメージモデルに就任しゅうにん』(PDF)(プレスリリース)イオンフィナンシャルサービス、イオン銀行ぎんこう、W TOKYO(3しゃ連名れんめい)、2022ねん11月19にちhttps://www.aeoncredit.co.jp/-/media/AeonGroup/Aeoncredit/Files/newsrelease/2022/news221119.pdf?la=ja-JP2022ねん11月25にち閲覧えつらん 
  11. ^ イオンゴールドカード
  12. ^ イオンカードゴールドのご案内あんない”. らしのマネーサイト. イオンクレジットサービス. 2019ねん10がつ19にち閲覧えつらん
  13. ^ カードラインナップ・イオンカード アーカイブ 2012ねん10がつ29にち - ウェイバックマシン - イオンクレジットサービス公式こうしきサイトない
  14. ^ コスモ・ザ・カード・オーパス、コスモ・ザ・カード・オーパス「エコ」 カードデザインと特典とくてんをリニューアル!”. イオンフィナンシャルサービス株式会社かぶしきがいしゃ (2023ねん12月1にち). 2024ねん4がつ13にち閲覧えつらん
  15. ^ イオン E-NEXCO pass カード、イオンNEXCOちゅう日本にっぽんカード カードデザインと特典とくてんをリニューアル!”. イオンフィナンシャルサービス株式会社かぶしきがいしゃ (2023ねん12月15にち). 2024ねん4がつ13にち閲覧えつらん
  16. ^ シマムラミュージックカード カードデザイン・特典とくてんをリニューアル!”. イオンフィナンシャルサービス株式会社かぶしきがいしゃ (2024ねん1がつ22にち). 2024ねん4がつ13にち閲覧えつらん
  17. ^ 三菱商事みつびししょうじエネルギー・イオンカード カードデザインをリニューアル!”. イオンフィナンシャルサービス株式会社かぶしきがいしゃ (2024ねん2がつ15にち). 2024ねん4がつ13にち閲覧えつらん
  18. ^ https://www.aeon.co.jp/smartphone/point/guide/
  19. ^ https://www.aeon.co.jp/smartphone/mypage/creditcard/waon_point.html
  20. ^ https://faq.aeon.co.jp/category/index?site_domain=default
  21. ^ https://www.smartwaon.com/pc/#/member-store
  22. ^ https://www.smartwaon.com/pc/#/guide/use
  23. ^ https://www.aeon.info/ir/stock/benefit/
  24. ^ イオンカードにおけるポイント制度せいど変更へんこうについて”. イオンフィナンシャルサービス株式会社かぶしきがいしゃ株式会社かぶしきがいしゃイオン銀行ぎんこう (2021ねん7がつ7にち). 2021ねん7がつ7にち閲覧えつらん
  25. ^ イオン、「WAON POINT」にポイント一本いっぽん。イオンカード「ときめきポイント」切替きりかえ”. Impress Watch (2021ねん7がつ7にち). 2021ねん7がつ7にち閲覧えつらん
  26. ^ https://www.aeon.co.jp/information/2023/0517_02/
  27. ^ Visaのタッチ決済けっさいMastercardコンタクトレスJCBコンタクトレス
  28. ^ イオンカードのタッチ決済けっさい”. 2023ねん5がつ27にち閲覧えつらん
  29. ^ Apple Payをイオンカードで”. 2023ねん5がつ27にち閲覧えつらん
  30. ^ 2023ねん5がつ現在げんざいVisaのApple Payページ対応たいおう発行はっこう会社かいしゃらんにイオンクレジットサービス・イオンカードの記載きさいはない。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

  1. ^ イオンカード(さくらざか46)」”. イオンクレジットサービス. 2022ねん5がつ28にち閲覧えつらん