クローン選択せんたく説せつ

クローン選択せんたく説せつ（-せんたくせつ、英えい:clonal selection theory）とは、1957年ねんにBurnetが提唱ていしょうした抗体こうたいの産さん生せい機構きこうについての説せつ。鋳型いがた説せつに変かわって登場とうじょうした。 感染かんせんの事前じぜんに、あらゆる抗原こうげんに対たいして特異とくい的てきに反応はんのうする抗体こうたいを産さん生せいするB細胞さいぼうクローンが獲得かくとく的てきに存在そんざいし、抗原こうげんが体内たいないに侵入しんにゅうすると特異とくい的てきに反応はんのうするB細胞さいぼうは急激きゅうげきに増殖ぞうしょくし、抗体こうたいを産さん生せいする形質けいしつ細胞さいぼうへ成熟せいじゅくする、という考かんがえ方かた。 現在げんざい、この考かんがえは基本きほん的てきに正ただしいと考かんがえられている。