ショウワノート

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ショウワノート株式会社かぶしきがいしゃ
SHOWA NOTE Co., LTD.
主力商品のジャポニカ学習帳ロゴ
主力しゅりょく商品しょうひんのジャポニカ学習がくしゅうちょうロゴ
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
略称りゃくしょう ショウワノート
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
933-0826
富山とやまけん高岡たかおか佐野さの850[1]
設立せつりつ 1947ねん昭和しょうわ22ねん9月
業種ぎょうしゅ その製品せいひん
法人ほうじん番号ばんごう 8230001010216 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう 学習がくしゅうちょうノートなどの文房具ぶんぼうぐ製品せいひんキャラクターグッズ、にち用品ようひん雑貨ざっかなどの製造せいぞう販売はんばい
代表だいひょうしゃ 氷鉋ひょうほう 富雄とみお代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう
資本しほんきん 1おくえん
売上うりあげだか 73おく
従業じゅうぎょう員数いんずう 167めい
決算けっさん 6がつ
主要しゅよう子会社こがいしゃ ショウワグリム株式会社かぶしきがいしゃ
ショウワワコー株式会社かぶしきがいしゃ
外部がいぶリンク http://www.showa-note.co.jp/
特記とっき事項じこう
  1. ^ 営業えいぎょう本部ほんぶ東京とうきょう中央ちゅうおう新川しんかわ1-28-38 東京とうきょうダイヤビルディング1号館ごうかん4F 郵便ゆうびん番号ばんごう104-0033
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ショウワノート株式会社かぶしきがいしゃ英語えいご表記ひょうきSHOWA NOTE Co., Ltd.)とは、おも学童がくどうけの学習がくしゅうちょうテレビキャラクター中心ちゅうしんとしたキャラクターグッズを製造せいぞう販売はんばいする文具ぶんぐメーカーである。本社ほんしゃ所在地しょざいち富山とやまけん高岡たかおか佐野さの本部ほんぶ所在地しょざいち東京とうきょう中央ちゅうおう新川しんかわ

概要がいよう[編集へんしゅう]

学習がくしゅうちょうのトップブランドとしてられ、キャラクター商品しょうひんかるたぬりえなど)にもつよい。かつては一般いっぱんけの文具ぶんぐ製造せいぞうしていたが、現在げんざい学童がくどうけにとくしている。2023ねんれい5ねん現在げんざい取締役とりしまりやく社長しゃちょう氷鉋ひょうほう富雄とみお子会社こがいしゃにレターセットやがみなどを製造せいぞうする「ショウワグリム株式会社かぶしきがいしゃ」、ギフト用品ようひんなどを製造せいぞうする「ショウワワコー株式会社かぶしきがいしゃ」がある。

沿革えんかく[編集へんしゅう]

  • 1947ねん昭和しょうわ22ねん富山とやまけん高岡たかおかにて創業そうぎょう当時とうじ社名しゃめいは「昭和しょうわ紙工しこう株式会社かぶしきがいしゃ」。
  • 1956ねん昭和しょうわ31ねん社名しゃめいを「昭和しょうわノート株式会社かぶしきがいしゃ」に変更へんこう
  • 1957ねん昭和しょうわ32ねん東京とうきょう営業えいぎょうしょ現在げんざい本部ほんぶ)を開設かいせつ
  • 1968ねん昭和しょうわ43ねん大阪おおさか営業えいぎょうしょ開設かいせつ
  • 1970ねん昭和しょうわ45ねん) 「ジャポニカ学習がくしゅうちょう発売はつばい開始かいし
  • 1972ねん昭和しょうわ47ねんベルマーク運動うんどう参加さんか
  • 1978ねん昭和しょうわ53ねん現在げんざい社名しゃめい改称かいしょう
  • 1979ねん昭和しょうわ54ねん東京とうきょう営業えいぎょうしょを「東京とうきょう本部ほんぶ通称つうしょう本部ほんぶ)」にあらためる。
  • 1986ねん昭和しょうわ61ねん現在げんざいやしろあきらおよびロゴマークが完成かんせい
  • 1992ねん平成へいせい4ねん子会社こがいしゃ・ショウワグリム株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ
  • 1993ねん平成へいせい5ねん子会社こがいしゃ・ショウワワコー株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ
  • 2005ねん平成へいせい17ねん本部ほんぶ東京とうきょう中央ちゅうおう日本橋にほんばし本町ほんちょうから現在地げんざいち移転いてん

事業じぎょうしょ[編集へんしゅう]

本社ほんしゃ工場こうじょう(SHOWA NOTE TAKAOKA FACKTORY)
富山とやまけん高岡たかおか佐野さの850
東京とうきょう本部ほんぶ
東京とうきょう中央ちゅうおう新川しんかわ1-28-38 東京とうきょうダイヤビルディング1号館ごうかん4かい
大阪おおさか支店してん
大阪おおさか大阪おおさか西にし靭本うつぼほんまち1-4-12 ほんまち富士ふじビル12かい
札幌さっぽろ営業えいぎょうしょ
北海道ほっかいどう札幌さっぽろ白石しらいし東札幌ひがしさっぽろ2じょう-5-8-26
福岡ふくおか営業えいぎょうしょ
福岡ふくおかけん福岡ふくおか博多はかた博多はかたえきひがし1-13-9 博多駅東はかたえきひがし113ビル7かい

ジャポニカ学習がくしゅうちょう[編集へんしゅう]

学習がくしゅうちょうのトップブランドとしてられる。ベルマーク運動うんどう参加さんか商品しょうひん日本にっぽんPTA全国ぜんこく協議きょうぎかい推薦すいせん商品しょうひん[1]

かつて1950年代ねんだいなかばから学習がくしゅうちょう生産せいさん開始かいしし、主力しゅりょく商品しょうひんとして、『昭和しょうわ基準きじゅん学習がくしゅうちょう』や『エリート学習がくしゅうちょう』(きゅう・エース学習がくしゅうちょう)を発売はつばいしていた。だが競合きょうごうしゃが20しゃほどあったなか最後さいごはつだったこともあり、差別さべつ模索もさく

1970ねん昭和しょうわ45ねん)に小学館しょうがくかん発行はっこうの『ジャポニカ百科ひゃっか事典じてん』(のち休刊きゅうかん)とタイアップしてちゅうページに学習がくしゅう百科ひゃっか掲載けいさいし、ジャポニカ学習がくしゅうちょう学年がくねん科目かもくべつやく20種類しゅるい)として発売はつばい発売はつばい当時とうじ学習がくしゅうちょうは1さつ30えん主流しゅりゅうだったが、ジャポニカ学習がくしゅうちょう学習がくしゅうちょうより20えんたかい50えん発売はつばいされ、表紙ひょうしのロゴも金箔きんぱくし。プレミアムきゅう学習がくしゅうちょう先駆さきがけとなった。

当初とうしょ小学館しょうがくかん画家がか表紙ひょうしえがいていたが、1973ねん昭和しょうわ48ねん)より専属せんぞくカメラマンである山口やまぐちすすむ撮影さつえいによる世界せかいめずらしい動植物どうしょくぶつ写真しゃしん表紙ひょうし採用さいようされている。[よう検証けんしょう]1978ねん昭和しょうわ53ねん)に「世界せかいとくうつしシリーズ」が開始かいし[2]。その、「昆虫こんちゅう写真しゃしん」にたいして、保護ほごしゃ教師きょうしから不快ふかいとのクレームがせられるようになり、昆虫こんちゅう表紙ひょうしになっているノートの生産せいさん数量すうりょう徐々じょじょらし、2012ねんから表紙ひょうし植物しょくぶつのみとなっている[3]。すでに1993ねんの「マレー諸島しょとうへん」で、ちょう以外いがいむし表紙ひょうしあつかわなくなっていたという情報じょうほうもある[4]。4・5ねんいち表紙ひょうし学習がくしゅう百科ひゃっか変更へんこうされ、おな品種ひんしゅ二度にど採用さいようしないという[5]。ちなみにカメラマンの山口やまぐちすすむは、はな女性じょせい名前なまえをつけて撮影さつえいしているという[6]裏表紙うらびょうしには、表紙ひょうし写真しゃしん解説かいせつや、学習がくしゅう図鑑ずかん掲載けいさいされている。なおショウワノートによれば、昆虫こんちゅう使つかわれなくなったのはクレームだけではなく見栄みばえのよい写真しゃしん枯渇こかつしたことも原因げんいんであるという[7]

発売はつばい当初とうしょはA5ばんだったが、1980ねん昭和しょうわ55ねん)ごろにB5ばん発売はつばいし、1984ねん昭和しょうわ59ねん)に表紙ひょうし光沢こうたく加工かこうほどこしたB5ばんのみの発売はつばいとなった。このころみぎじょうのマークはキャラクターの「ショウちゃん」から企業きぎょうシンボルてきな「親子おやことり」へと変更へんこうされた。1993ねんには写真しゃしん一層いっそうえるようにというかんがえなどから、表紙ひょうし基本きほんしょくあかるい緑色みどりいろにした[4]

1980ねん小学校しょうがっこう高学年こうがくねん中学生ちゅうがくせいけのしんシリーズ「ジャポニカセクション」(4~15mmの各種かくしゅ方眼ほうがんけい、B5ばんとA4ばん)および「ジャポニカカスタム」(よこけいたてけいえい習罫、150マス、200マス。B5ばん)を発売はつばいした。いずれも表紙ひょうし写真しゃしんではなく、一般いっぱんてき大学だいがくノートにちかい。

2014ねん、ノートとしては日本にっぽんはじめて立体りったい商標しょうひょう登録とうろくされた[8]同年どうねん時点じてん学年がくねん科目かもくべつに50種類しゅるい以上いじょうのラインナップがあり、累計るいけい販売はんばいすうやく12おくさつ[9]。11月には、小学校しょうがっこう高学年こうがくねんけの表紙ひょうし子供こどもかおのイラストをれたしんシリーズ「ジャポニカフレンド」を発売はつばいした。

かみ学習がくしゅうちょう専用せんようとして開発かいはつしたもの(鉛筆えんぴつきやすいかみ[1])を使用しようしており[10]製本せいほんいとていじ。罫線けいせんやすらぎをあたえるいろ日本にっぽん色彩しきさい研究所けんきゅうじょ協力きょうりょくによる研究けんきゅう[1])を採用さいようしている。表紙ひょうし名前なまえらんはコートレス仕上しあげ。現在げんざい高岡たかおか本社ほんしゃ工場こうじょうつくつづけており、国産こくさん維持いじしたい方針ほうしんであるという[5]

2015ねん4がつ28にちから6がつ15にちにかけて発売はつばい45周年しゅうねん記念きねんしておこなわれた歴代れきだい表紙ひょうし人気にんき投票とうひょうで、1970年代ねんだい・1980年代ねんだい・1990年代ねんだい・2000年代ねんだいの1にそれぞれ昆虫こんちゅうのものがえらばれ、2・3でもおおくが昆虫こんちゅうであった。これをけ、同年どうねん8がつかく年代ねんだいの1となった昆虫こんちゅう表紙ひょうしのノート4さつと、最初さいしょのシリーズであるひまわりが表紙ひょうしのノート1さつをセットにした5さつぐみ復刻ふっこくし、限定げんてい発売はつばいおこなわれる[11]

2015ねん12月には37ねんぶりに自然しぜんけい表紙ひょうしではない「日本にっぽん伝統でんとう文化ぶんかシリーズ」が発売はつばいされ、だい1だん歌舞伎かぶきがテーマとなっている。

テレビCM

発売はつばい翌年よくねん1971ねん昭和しょうわ46ねん)に学習がくしゅうノートではまだめずらしかったテレビCM開始かいししたが、それは、知名度ちめいどひくさと商品しょうひんこう価格かかくから、在庫ざいこやまかかえたすえさくだったという。しかも視聴しちょうりつたかくないときあいだたいしかわくいておらず、ひるドラマ時間じかんたいながした。当時とうじ家族かぞく経営けいえい文具ぶんぐてん主流しゅりゅうで、この時間じかんにテレビを休憩きゅうけいをとっていたみせおおかったとられ、おもいのほかCM効果こうかがあり、取扱とりあつかいさき一気いっきえた[5]。CM開始かいしから3年間ねんかんげが27ばいになったという[12]

1976ねんから1995ねんまで、石川いしかわすすむうたで「凡才ぼんさいくんもジャポニカだ」という歌詞かしからはじまるCMをやく20年間ねんかん放送ほうそうしていた。内容ないよう体育たいいく教師きょうし指示しじばこぶスポーツマンの少年しょうねん成功せいこうし、2人ふたりガリ勉がりべん少年しょうねん失敗しっぱいつづいて彼等かれらはなみずをやるなか少年しょうねんたちなか1人ひとりがいたずらで体育たいいく教師きょうしみずをかけ、ジャポニカ学習がくしゅうちょううつなか体育たいいく教師きょうしの「ジャポニカ学習がくしゅうちょう使つかってるか?」というびかけにたいして「はい!」と少年しょうねんたち返事へんじをし、最後さいごはしりながら下校げこうする2人ふたり少年しょうねんうつし、「ジャポニカ学習がくしゅうちょう」というみじかいジングルがながれるというものだった。

このほかにも1983ねんにはトランザムうた担当たんとうしたCMが放送ほうそうされたほか1987ねんには「酋長しゅうちょう」(こえ内海うつみ賢二けんじ)とまなべ「習帳」をかけたCMを制作せいさく放送ほうそうしていたが、「酋長しゅうちょう」のかたり差別さべつであることから放送ほうそうされなくなった。その1996ねんころには、岡本おかもと夏生なつき母親ははおややく出演しゅつえんしたCMが放送ほうそうされた。

2000年代ねんだいには アニメ・キャラクターのジャポニカ王子おうじこえ竹内たけうち順子じゅんこ)と仲間なかまたちこえ大竹おおたけひろし)が登場とうじょうし、ジャポニカ王子おうじ視聴しちょうしゃが「じゃんけん(ジャポニカじゃんけん)」で勝負しょうぶするという内容ないよう使つかわれていた。山寺やまでら宏一こういちほんCMシリーズの途中とちゅうから出演しゅつえん

2013ねん1がつ現在げんざいCMは2タイプり、片方かたがたダンス☆マンによるヒップホップダンスのCM、もう片方かたがた従来じゅうらいどお山寺やまでら出演しゅつえんし、授業じゅぎょう参観さんかんなか長年ながねんあいされているジャポニカ学習がくしゅうちょう特徴とくちょうつたえるCMになっている(ジャポニカ王子おうじらも登場とうじょうするが、じゃんけんはおこなわない)。

初期しょきから「ジャポニカ学習がくしゅうちょう」というみじかいジングル(サウンドロゴ)はわっていない[13]

キャラクター商品しょうひん[編集へんしゅう]

ショウワノートのほしのぼるによると、同社どうしゃはじめて商品しょうひんしたテレビキャラクターは、『チロリンむらとくるみの』(1958ねん商品しょうひん)である。ただし、当時とうじのキャラクター商品しょうひんつねであるが、著作ちょさくけんしゃ許諾きょだく商品しょうひんであり、著作ちょさくけんしゃ版権はんけん契約けいやくむすぶのは『まぼろし探偵たんてい』(1959ねん以降いこうである。ぜん取締役とりしまりやく社長しゃちょう片岸かたぎししげるによると、最初さいしょに「たった」のは、『きんひめなな変化へんか』とのこと[よう出典しゅってん]

エルファッション、アップルシスターズ、ハッピーブライダルなど自社じしゃオリジナル・キャラクターがある。

1960年代ねんだい - 1970年代ねんだい後半こうはん[編集へんしゅう]

この時期じきは、『ウルトラシリーズ』『マジンガーZ[ちゅう 1]ロボット刑事けいじ』のほか円谷つぶらや恐竜きょうりゅうシリーズ(『恐竜きょうりゅう探険たんけんたいボーンフリー』『恐竜きょうりゅう大戦たいせんそうアイゼンボーグ)『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト』『だい鉄人てつじん17』『ほしチョビン』『ろぼっビートン』『ははをたずねてさん千里せんり』『空手からてバカいちだい』『デビルマン』『ミクロイドS』『キューティーハニー』『アニメーション紀行きこう マルコ・ポーロの冒険ぼうけん』や「ごうロボシリーズ」(『UFO戦士せんしダイアポロン』『ごう戦隊せんたいメカンダーロボ』)などの関連かんれんグッズを販売はんばいしていた。

1970年代ねんだい後半こうはん - 現在げんざい[編集へんしゅう]

1970年代ねんだいから現在げんざいいたるまで、すうおおくのアニメ・特撮とくさつ番組ばんぐみ関連かんれんグッズを製造せいぞう販売はんばいしている。上記じょうきしょ作品さくひんのぞき、制作せいさく会社かいしゃべつもしくはジャンルべつ分類ぶんるい。ここでは、おも作品さくひんのみを紹介しょうかいする。

日本にっぽんサンライズ→サンライズバンダイナムコピクチャーズけい作品さくひん

藤子とうこ不二雄ふじお原作げんさく作品さくひん

本社ほんしゃのある高岡たかおか藤子とうこ・F・不二雄ふじお出身しゅっしんであり、隣接りんせつする高岡たかおかおとぎのもり公園こうえんからえる本社ほんしゃ東側ひがしがわ上部じょうぶには「ドラえもん学習がくしゅうちょう名義めいぎでドラえもんがえがかれている。デザインは社屋しゃおくえのさいいち変更へんこうされている。

東映とうえい本社ほんしゃ東映動画とうえいどうが東映とうえいアニメーションけい作品さくひん

東京とうきょうムービー→東京とうきょうムービーしんしゃ(TMS:げんトムス・エンタテインメントけい作品さくひん

タツノコプロけい作品さくひん

日本にっぽんアニメーションけい作品さくひん

小学館しょうがくかん小学館しょうがくかんプロダクション→小学館しょうがくかん集英社しゅうえいしゃプロダクション(ShoPro)けい作品さくひん

ディーライツADKエモーションズけい作品さくひん

上記じょうき以外いがい制作せいさく会社かいしゃのアニメ作品さくひん

特撮とくさつ番組ばんぐみ

’80年代ねんだい自社じしゃオリジナル作品さくひん

これらののちにつく「=~」は、以前いぜん作品さくひんおな作品さくひん

  • 『アンヌ』
  • 『エルファッション』(Eru Fashion)=エル
  • 『エレンのミラクルハウス』(Elen's Miracle House)=エレン
  • 『おひめさま』
  • 『シンデレラマリー』(Cinderella Mary)
  • 『ティンクルドリーミー ジョアンナ』(Tinkle Dreamy Joanna)=ジョアンナ
  • 『ドリーミングスターユミー』(Dreaming Star Yummy)=ユミー
  • 『ハニーラブ』(Honey Love)
  • 『ブライダルマリー』(Bridal Mary)
  • 『プリマドンナ スカーレット』(Prema Donna Scarlet)=スカーレット
  • 『ボンジュール』(Bonjour)
  • 『マドレーヌ』(Madolene)
  • 『ルビエ』

多数たすう

上記じょうきほか、『トランスフォーマーシリーズ』や『ゾイドシリーズ』(玩具おもちゃ展開てんかい主体しゅたい作品さくひん)、『Xボンバー』(人形にんぎょうげき)などのグッズ製造せいぞう手掛てがけていた。また、ラジオ大阪おおさかアニラジアニメトピア』のスポンサーであったショウワノートは、どう番組ばんぐみのグッズも販売はんばいしていた。アニメショップ商品しょうひんのブランドが『animetopia』なのはその名残なごりである。

余談よだんだが、どう業者ぎょうしゃセイカげんサンスタさんすた文具ぶんぐセイカレーベル)がバンダイグループの傘下さんかはい2000ねん前後ぜんごから、バンダイ以外いがい玩具おもちゃ会社かいしゃがスポンサーになっているアニメ・特撮とくさつ作品さくひんへの提供ていきょう増加ぞうかした。なおこの時期じきは、三菱鉛筆みつびしえんぴつなど上記じょうき2しゃ以外いがい文具ぶんぐメーカーもアニメ文具ぶんぐおお発売はつばいしていた。

また、『ベイブレード』シリーズにおいて、『ばくてんシュート ベイブレード』シリーズでの2002以降いこう[ちゅう 20]にキャラクターグッズ展開てんかい販売はんばいし、2003ねん12がつまで放送ほうそうされた。2004ねん1がつ放送ほうそう開始かいしの『B-伝説でんせつ!バトルビーダマン』シリーズ以降いこう関連かんれん商品しょうひん発売はつばいしており、2006ねん12月放送ほうそう終了しゅうりょうの『ばくだまHit!クラッシュビーダマン』まで同社どうしゃ関連かんれん商品しょうひん販売はんばい担当たんとうしていた。

そのテレビ東京てれびとうきょう系列けいれつ日曜にちようあさ830ふんわくのアニメにおける男児だんじ作品さくひんメタルファイト ベイブレード』シリーズのキャラクターグッズの販売はんばいおこなっていた。この番組ばんぐみは、2012ねん12がつまで放送ほうそうされており『ベイブレード』シリーズは事実じじつじょう終了しゅうりょうしている[ちゅう 21]

2011ねんから2013ねんまで放送ほうそうされた『クロスファイト ビーダマン』は同社どうしゃから発売はつばいしていた。どうシリーズの終了しゅうりょうともない、ながらくはしん商品しょうひん発売はつばいされていなかったが、2020ねんの『トミカきずな合体がったい アースグランナー』からは同社どうしゃより販売はんばい復帰ふっきし、現在げんざいいたるまで一部いちぶ商品しょうひん販売はんばい同社どうしゃ担当たんとうしていることがおおかった。

なお、『メタルファイト ベイブレード ZEROG』ののち番組ばんぐみであった『ビーストサーガ』は同社どうしゃより発売はつばいされた。『ZEROG』の放送ほうそう終了しゅうりょうから、キャラクター商品しょうひん販売はんばいおこなうようになった。

それからしばらくは商品しょうひん販売はんばいつづけていなかったが、2016ねん4がつの『ベイブレードバースト』からは復帰ふっきされて以降いこう、2019ねん3がつ終了しゅうりょうの『ベイブレードバースト ちょうゼツ』までキャラクターグッズの販売はんばい担当たんとうしていた[ちゅう 22]。なお、『ベイブレード』シリーズは「ばくてんシュート ベイブレード2002」以降いこうつづけてきた同社どうしゃ販売はんばいを以って終了しゅうりょうしている。

ただ近年きんねんでは、メ~テレ日曜にちようあさ7わくのアニメのようにもとはセイカがスポンサーだった番組ばんぐみわくわりでスポンサーとなるケースがおおく、セイカ提供ていきょうわく激減げきげん。そのわりに、ショウワノート提供ていきょうわく学童がくどうけアニメにいてのぜんCMわくやく半数はんすうめるという現象げんしょうきている。また、のメーカーでもアニメ・特撮とくさつキャラクター商品しょうひん分野ぶんやから撤退てったいしたり、あるいはそれらがらみの事業じぎょう縮小しゅくしょうしていることなども影響えいきょうしている。そのことからても、現在げんざいのところアニメ・特撮とくさつ関連かんれん文具ぶんぐメーカーとしては最大手さいおおてとなっている。

玩具おもちゃメーカーとのかかわり[編集へんしゅう]

最近さいきん上記じょうきの『NARUTO -ナルト-』や『ポケモンシリーズ』とうのように、タカラトミー(前身ぜんしんタカラトミーふくむ)がスポンサーになっているアニメ作品さくひん数多かずおおかかわっているためか、同社どうしゃがらみのキャラクターグッズ関連かんれんのシェアはぜん売上うりあげだかの4-5わりめている。ただ、それゆえに「タカラトミーがメインスポンサーになっている作品さくひん文具ぶんぐは、ショウワノートからでしか発売はつばいしないのではないか?」としばしば誤解ごかいされることもある。

とはいえ、現在げんざいでもバンダイなどタカラトミー以外いがいがスポンサーのテレビアニメ・特撮とくさつ番組ばんぐみにも関与かんよしており、関連かんれん商品しょうひん製造せいぞう販売はんばいおこなっている。なお、タカラトミーがメインスポンサーであるアニメ・特撮とくさつ番組ばんぐみ文具ぶんぐるいも、セイカなどのほかのメーカーから発売はつばいされているケースもある。

自社じしゃオリジナル・キャラクターグッズ[編集へんしゅう]

ライバル企業きぎょうであるサンスタさんすた文具ぶんぐ(セイカレーベル)はこの分野ぶんやから撤退てったいしてひさしいが(正確せいかくには完全かんぜん撤退てったいしておらず、現在げんざいもバンダイなどと共同きょうどうするかたちで、かず作品さくひん(『フコウモリ』など)を展開てんかいしている)、ショウワノートは1960年代ねんだいから現在げんざいいたるまで、わたなべまさこ里中さとなか満智子まちこやあいかわけい(paper rock)ら人気にんき少女しょうじょ漫画まんが人気にんきイラストレーターをデザイナーにむかえた女児じょじけの「自社じしゃオリジナル・キャラクター文具ぶんぐ」の製造せいぞう販売はんばいおこなつづけている(セイカも1970年代ねんだいまでは同様どうよう少女しょうじょ漫画まんがむかえたキャラクター商品しょうひん手掛てがけていたが、同年代どうねんだい以降いこうはアニメーターのデザインによるオリジナルグッズ製造せいぞうかたむき、漫画まんがりのオリジナル文具ぶんぐはほとんど製造せいぞうしなくなった模様もよう)。

セイカは只野ただの和子かずこ伊藤いとう郁子いくこなど人気にんきアニメーターを起用きようしていたが、ショウワは進上しんじょうしんじゅなど少女しょうじょ漫画まんがやイラストレーターを一貫いっかんしてデザイナーにむかえているのが対照たいしょうてきである。

過去かこ販売はんばいした、おもなオリジナル・キャラクター商品しょうひん[編集へんしゅう]

  • 『アップルシスターズ』(Apple Sisters)
  • 『おひめさま プリンセスワールド』(Princess World)
  • 『カラフルメイト』(Colorful Mate)
  • 『バレエファンタジー シルキーローズ』(Ballet Fantasy Silky Rose)
  • 『ハッピーブライダル すてきなはなよめさん』(Happy Bridal)
  • 『ミラクルツインカーニバル』(Miracle Twin Carnival)

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 一部いちぶ商品しょうひんはセイカノートから販売はんばい
  2. ^ ただし、ぜん番組ばんぐみ無敵むてき超人ちょうじんザンボット3』やこう番組ばんぐみ機動きどう戦士せんしガンダム以降いこうサンライズ制作せいさく土曜どよう午後ごご530ふんわくのロボットアニメ文具ぶんぐかんしては、セイカノート販売はんばい
  3. ^ 一部いちぶ商品しょうひんのみ。だい4シリーズまではセイカノートから発売はつばい
  4. ^ なお、だい1さくしょ事情じじょうにより販売はんばいしていないが、このだい2さくはじめてキャラクター商品しょうひん販売はんばい担当たんとうしている。
  5. ^ 初期しょきのアニメばんはセイカノート。ただし一部いちぶ商品しょうひんつづきセイカから発売はつばいされた。
  6. ^ だい1さくはセイカノートから発売はつばいされていた。
  7. ^ だい1三菱鉛筆みつびしえんぴつから発売はつばいされていた。
  8. ^ 2002以降いこうだい1さく三菱鉛筆みつびしえんぴつから発売はつばいされていた。
  9. ^ だい4さくの『ZEROG』まで。
  10. ^ だい3さくの『ちょうゼツ』まで。だい4さくの『ガチ』以降いこう発売はつばいされず。
  11. ^ ベイブレードシリーズでの商品しょうひん展開てんかいは2018ねんだい3さくちょうゼツ』以来いらいである。
  12. ^ なお、『Bビーダマンばく外伝がいでん』シリーズ(Vをふくむ)はセイカノートから発売はつばい
  13. ^ 続編ぞくへんの「ほのおたましい」もふくむ。
  14. ^ 続編ぞくへんの「eS」をふくむ。
  15. ^ アニメのだい2さくのキャプテンつばさJもふくめて(だい3さくはセイカ(げんサンスタさんすた文具ぶんぐ)から発売はつばい
  16. ^ 2016年版ねんばんアニメ(GO!GO!ゴマちゃん)はサンスタさんすた文具ぶんぐから発売はつばい
  17. ^ ゆうおどけおうデュエルモンスターズ』は三菱鉛筆みつびしえんぴつから発売はつばいされていた。
  18. ^ 前作ぜんさくの『がんばれ!! ロボコン』でも一部いちぶ商品しょうひん発売はつばいしていた。
  19. ^ 仮面かめんライダークウガ以降いこう
  20. ^ だい2から販売はんばいだい1のキャラクターグッズの販売はんばい三菱鉛筆みつびしえんぴつ担当たんとうしていた。
  21. ^ メタルファイト ベイブレード ZEROG』までキャラクターグッズを販売はんばい
  22. ^ なお、『ベイブレードバースト ガチ』以降いこうはキャラクター商品しょうひん販売はんばいされていないため、この『ベイブレードバースト ちょうゼツ』が事実じじつじょう最後さいご販売はんばいとなった。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c ジャポニカ学習がくしゅうちょうのこだわり - ショウワノート
  2. ^ 沿革えんかく - ショウワノート
  3. ^ ジャポニカ学習がくしゅうちょうから昆虫こんちゅうえた 教師きょうしら「不快ふかい」→苦渋くじゅう決断けつだん - withnews(ウィズニュース)
  4. ^ a b 【ノートセットたる!】なつかしジャポニカ学習がくしゅうちょうおとこ浪漫ろうまん伝説でんせつ Vol.97) - ドリームメール 2013ねん4がつ15にち発行はっこう
  5. ^ a b c Yahoo!ニュース - 子供こどもたちにあいされ12おくさつ「ジャポニカ学習がくしゅうちょうやぶれかぶれのひるメロCMが大当おおあたり (産経新聞さんけいしんぶん
  6. ^ フジテレビけいトリビアのいずみ』2006ねん7がつ26にち放送ほうそう
  7. ^ ジャポニカ学習がくしゅうちょうに「昆虫こんちゅう」がもどってきた!…50周年しゅうねん記念きねんシリーズ発売はつばいへ 開発かいはつ担当たんとうしゃ復活ふっかつ裏側うらがわいた(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース
  8. ^ 当社とうしゃ学習がくしゅうちょう形状けいじょう立体りったい商標しょうひょう登録とうろく - ショウワノート
  9. ^ 読売新聞よみうりしんぶん 2014ねん11月19にち 朝刊ちょうかん15めん「ロングセラーの理由りゆう
  10. ^ 渡部わたなべ千春ちはる『これ、だれがデザインしたの?』美術びじゅつ出版しゅっぱんしゃISBN 4-568-50269-1 
  11. ^ ジャポニカ学習がくしゅうちょうからえた「昆虫こんちゅう」、人気にんき投票とうひょう復刻ふっこく “本格ほんかく復帰ふっき”の可能かのうせいいてみた ITmedia ニュース 2015ねん7がつ7にち
  12. ^ 学校がっこうのロングセラー「ジャポニカ学習がくしゅうちょう - TBSがっちりマンデー!!』 2010.9.12 ONAIR ロングセラーのヒミツだい解剖かいぼう!「学校がっこうへん
  13. ^ ブランド理解りかい深化しんか課題かだい。「ジャポニカ学習がくしゅうちょう」のデジタル活用かつよう - 月刊げっかん宣伝せんでん会議かいぎ』 2014ねん3がつごう

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]