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チュルボメカ アルトウステ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
チュルボメカ アルトウステ IIIB

アルトゥステArtouste )は、初期しょきフランスチュルボメカ製造せいぞうしたターボシャフトエンジンである。最初さいしょ運転うんてん1947ねんである。原型げんけいAPUとして開発かいはつはじまったが、航空機こうくうき推進すいしんようとしての用途ようとくわえられ、1950年代ねんだいにはヘリコプター動力どうりょくとして活路かつろ見出みいだされた。インドヒンドスタン航空機こうくうきイギリスブリストル・シドレー正式せいしきにはブラックバーン・エアクラフト)やアメリカコンチネンタル・モータースにライセンス供与きょうよされた。通常つうじょう出力しゅつりょくは300kW(400hp)だった。

マーカダウ[1]はアルトゥステⅡを発展はってんさせたターボプロップエンジン。2.3:1の減速げんそくギアボックスをかいして300 kW (402 hp)を発生はっせいした。

またアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくコンチネンタル・アビエーション・アンド・エンジニアリング(CAE)しゃではほんエンジンのライセンス生産せいさんおこない、XT51・XT72・XT65・XT67発表はっぴょうしたものの、いずれも量産りょうさんにはいたらず、同社どうしゃはターボシャフトエンジンの製造せいぞうから撤退てったいした[2]

バリエーション

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  • アルトゥステ I
  • アルトゥステ Ⅱ
  • アルトゥステ ⅡB
  • アルトゥステ ⅡC - 373 kW (500 hp)
  • アルトゥステ ⅡC6
  • アルトゥステ ⅢB - 410 kW (550 hp)
  • アルトゥステ ⅢD
  • コンチネンタル XT51・XT72・XT65・XT67
  • チュルボメカ・マーカダウ

搭載とうさい

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チュルボメカ アルトウステIIBを搭載とうさいするカーチス・ライト VZ-7
アルトゥステ
マーカダウ

仕様しよう (アルトゥステ IIIB)

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アルエット IIIのチュルボメカ アルトゥステ

出典しゅってん:[3] 一般いっぱんてき特性とくせい

  • 形式けいしき: ターボシャフト
  • 全長ぜんちょう: 71.4in
  • 直径ちょっけい: 26.25in
  • 乾燥かんそう重量じゅうりょう: 393lb

構成こうせい要素ようそ

性能せいのう


脚注きゃくちゅう

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参考さんこう文献ぶんけん

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  • Gunston, Bill (1986). World Encyclopedia of Aero Engines. Wellingborough: Patrick Stephens. pp. 163 
  • Leyes, Richard A.; Fleming, William A. (1999), The History of North American Small Gas Turbine Aircraft Engines, AIAA, ISBN 978-1563473326 

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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