ボストーク-2

ボストーク-2

ボストーク-2ロケット
機能きのう	ローンチ・ヴィークル
製造せいぞう	OKB-1
開発かいはつ国こく	ソビエト連邦れんぽう
大おおきさ
段数だんすう	2
積載せきさい量りょう
低てい軌道きどうへの ペイロード	4730 kg
関連かんれんするロケット
シリーズ	R-7
派生はせい型がた	ボストーク-2M
打うち上あげ実績じっせき
状態じょうたい	引退いんたい
射場いば	バイコヌール宇宙うちゅう基地きち（ガガーリン発射はっしゃ台だい＆31番ばん射い点てん）、プレセツク宇宙うちゅう基地きち（41番ばん射い点てん）
総そう打うち上あげ回数かいすう	45
成功せいこう	40
失敗しっぱい	5
初はつ打うち上あげ	1962年ねん6月がつ1日にち
最終さいしゅう打うち上あげ	1967年ねん5月がつ12日にち
特筆とくひつすべきペイロード	ゼニット
補助ほじょロケット (0段だん)
補助ほじょロケットの数かず	4
エンジン	1 RD-107-8D74K
推力すいりょく	995.3 kN
燃焼ねんしょう時間じかん	118秒びょう
燃料ねんりょう	RP-1/LOX
1 段だん
エンジン	1 RD-108-8D75K
推力すいりょく	940 kN
燃焼ねんしょう時間じかん	301秒びょう
燃料ねんりょう	RP-1/LOX
2 段だん
エンジン	1 RD-0109
推力すいりょく	54.5 kN
燃焼ねんしょう時間じかん	365秒びょう
燃料ねんりょう	RP-1/液体えきたい酸素さんそ

ボストーク-2(Vostok-2)は、ソビエト連邦れんぽうが1962年ねんから1967年ねんまで使用しようしていた使つかい捨すてのローンチ・ヴィークルである。GRAUインデックスは、8A92である。45回かいの打上うちあげげが行おこなわれ、そのうち5回かいが失敗しっぱいした。既存きそんのボストーク-Kのエンジンを改良かいりょうしたもので、R-7ファミリーの1つである。

処女しょじょ飛行ひこうは、1962年ねん6月がつ1日にちにバイコヌール宇宙うちゅう基地きちガガーリン発射はっしゃ台だいから打うち上あげられた。打上うちあげ1.8秒びょう後ごにブースターエンジンの1つが故障こしょうし、発射はっしゃ台だいから300mの位置いちに落下らっかした。爆発ばくはつにより打上うちあげ複ふく合あい施設しせつが損傷そんしょうし、ボストーク3号ごうとボストーク4号ごうを含ふくむいくつかの打上うちあげげの延期えんきを余儀よぎなくされた。13か月げつ後ごの1963年ねん7月がつ10日とおかに、ほぼ同おなじ失敗しっぱいが再ふたたび起おこった。その他た3つの失敗しっぱいは、第だい2段だんの不調ふちょうによるもの、第だい2段だんの誘導ゆうどうの問題もんだいによるもの、第だい1段だんの問題もんだいによるものである。

ボストーク-2は、専もっぱら偵察ていさつ衛星えいせいゼニット2を打うち上あげるために用もちいられた。打上うちあげは、バイコヌール宇宙うちゅう基地きちのガガーリン発射はっしゃ台だいと31番ばん射い点てん、プレセツク宇宙うちゅう基地きちの41番ばん射い点てんから行おこなわれた。1967年ねんにボスホートに引ひき継つぐ形かたちで引退いんたいした。